JP2001010457A - 車両用ブレーキ制御装置 - Google Patents

車両用ブレーキ制御装置

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JP2001010457A
JP2001010457A JP11179805A JP17980599A JP2001010457A JP 2001010457 A JP2001010457 A JP 2001010457A JP 11179805 A JP11179805 A JP 11179805A JP 17980599 A JP17980599 A JP 17980599A JP 2001010457 A JP2001010457 A JP 2001010457A
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Sadahiro Yokoyama
貞洋 横山
Koji Tanida
公二 谷田
Koichi Sato
浩一 佐藤
Fujio Iida
富二夫 飯田
Seiji Hayashi
誠次 林
Miyuki Nagano
幸 永野
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】緊急時の自動ブレーキを可能とした車両用ブレ
ーキ制御装置において、自動ブレーキをかけるまでの反
応時間の短縮を図る。 【解決手段】運転者により操作されるアクセル操作部材
の操作量を検出するアクセル操作量センサS1 で検出さ
れるアクセル操作部材の操作量の減少方向への変化量
が、ブレーキ操作部材の非操作状態で設定値以上のとき
に、コントローラCが、自動ブレーキをかけるべくアク
チュエータ2を作動せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用ブレーキ制
御装置に関し、特に、緊急時の自動ブレーキを可能とし
た車両用ブレーキ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】緊急時の自動ブレーキを可能としたブレ
ーキ制御装置が、たとえば特開平8−295224号公
報および特開平10−194098号公報等により既に
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものでは、
運転者がブレーキペダルを踏んだときの踏込み速度や踏
込み強さに基づいて緊急時を判断してアクチュエータを
作動せしめるようにしている。しかるに、アクセルペダ
ルからブレーキペダルへの踏み替えに時間がかかってし
まう高齢者では、緊急時にブレーキペダルを踏むまでの
反応時間に遅れが生じてしまい、アクチュエータの作動
開始が遅れてしまう。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、緊急時に自動ブレーキをかけるまでの反応時
間短縮を図った車両用ブレーキ制御装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、運転者が操作するブレーキ
操作部材と、該ブレーキ操作部材の操作に応じてブレー
キ作動する複数の車輪ブレーキと、前記ブレーキ操作部
材の非操作状態で前記車輪ブレーキの少なくとも一部を
自動的にブレーキ作動せしめることが可能なアクチュエ
ータとを備える車両用ブレーキ制御装置において、運転
者により操作されるアクセル操作部材の操作量を検出す
るアクセル操作量センサと、前記ブレーキ操作部材の非
操作状態で前記アクセル操作量センサで検出されるアク
セル操作部材の操作量の減少方向への変化量が設定値以
上のときに前記アクチュエータを作動せしめるようにし
て該アクチュエータの作動を制御するコントローラとを
含むことを特徴とする。
【0006】このような請求項1記載の発明の構成によ
れば、緊急時に運転者がアクセル操作部材をその操作量
の減少方向に戻してブレーキ操作を行なう際に、アクセ
ル操作部材の操作量の減少方向への変化量が設定値以上
となったときに自動ブレーキをかけるべくアクチュエー
タの作動が開始するので、ブレーキ操作部材の操作速度
や操作力に基づいて自動ブレーキをかけるようにした従
来のものと比べると、自動ブレーキがかかるまでの反応
時間が短縮されることになり、ブレーキ操作を行なうま
での動作に時間がかかる高齢者等が運転者であっても、
緊急時に有効な自動ブレーキをかけることができる。
【0007】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明の構成に加えて、前記ブレーキ操作部材の非操作
状態での前記アクチュエータの作動に応じて自動的にブ
レーキ作動する車輪ブレーキが、前輪および後輪のうち
後輪に装着される車輪ブレーキであることを特徴とし、
かかる構成によれば、運転者がブレーキ操作部材を操作
することによって車輪ブレーキがブレーキ作動するまで
に後輪用の車輪ブレーキがブレーキ作動を開始すること
になり、後輪の車輪ブレーキをブレーキ作動させつつ操
舵輪である前輪の車輪ブレーキをブレーキ作動させずに
前輪で充分な横力を確保することができるので、車体を
安定した制動姿勢に保持しつつ自動ブレーキをかけるこ
とができ、特にステアリング操作による車体の回避行動
を伴なう場合に有効である。
【0008】請求項3記載の発明は、上記請求項1また
は2記載の発明の構成に加えて、前記コントローラが、
前記ブレーキ操作部材の非操作状態で車輪ブレーキを自
動的に作動せしめる際にアクチュエータを設定量だけ作
動せしめることを特徴とし、かかる構成によれば、自動
ブレーキ時のアクチュエータの制御が簡単となる。
【0009】請求項4記載の発明は、上記請求項3記載
の発明の構成に加えて、前記設定量が、少なくとも車輪
ブレーキの遊びを除去し得る程度に定められることを特
徴とし、かかる構成によれば、運転者がアクセル操作部
材を戻してからブレーキ操作部材を操作したときには、
自動的にブレーキ作動する車輪ブレーキで遊びが除去さ
れており、ブレーキ操作部材の操作に応じて各車輪ブレ
ーキで速やかにブレーキ力を得ることができ、運転者が
誰であっても速やかに大きなブレーキ力を得ることがで
きる。
【0010】さらに請求項5記載の発明は、上記請求項
1〜4のいずれかに記載の発明の構成に加えて、運転者
の足による操作を可能とした前記ブレーキ操作部材およ
び前記アクセル操作部材が、操作方向を平行として並列
配置され、前記ブレーキ操作部材の操作量を増幅してマ
スタシリンダに伝達するブースタである前記アクチュエ
ータの作動に応じて前記車輪ブレーキが自動的にブレー
キ作動したときの前記ブレーキ操作部材の位置が、非操
作状態にある前記アクセル操作部材の位置と前記操作方
向に沿ってほぼ同一に設定されることを特徴とする。
【0011】この請求項5記載の発明の構成によれば、
緊急時にアクセル操作部材を速やかに戻して自動ブレー
キがかかったときに、アクセル操作部材およびブレーキ
操作部材の位置がそれらの操作部材の操作方向に沿って
ほぼ同一の位置に並ぶことになり、アクセル操作部材か
らブレーキ操作部材への運転者の足の踏み替えがスムー
ズとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0013】図1〜図4は本発明の一実施例を示すもの
であり、図1はブレーキ制御装置が搭載された車両の全
体構成図、図2はブレーキ装置の構成を示す図、図3は
コントローラの構成を示すブロック図、図4はブレーキ
ペダルおよびアクセルペダルの操作位置を説明するため
の図である。
【0014】この車両Vは、たとえば前輪駆動車両であ
り、エンジンEの駆動力はトランスミッションTを介し
て駆動輪かつ操舵輪たる左、右の前輪WFL,WFRに伝達
され、左、右の前輪WFL,WFRには車輪ブレーキBFL
FRが装着される。また従動輪たる左、右の後輪WRL
RRには車輪ブレーキBRL,BRRが装着される。
【0015】運転者の足により操作されるブレーキ操作
部材としてのブレーキペダル1は、アクチュエータとし
ての電子制御負圧ブースタ2を介してマスタシリンダ3
に接続されており、電子制御負圧ブースタ2は、ブレー
キペダル1の踏力を増幅してマスタシリンダ3に伝達す
ることが可能であるとともに、ブレーキペダル1の非操
作時に該ブレーキペダル1の操作によらずに作動してマ
スタシリンダ3を駆動することができる。而してブレー
キペダル1の非操作状態で電子制御負圧ブースタ2が作
動したときに、ブレーキペダル1は電子制御負圧ブース
タ2の作動に応じて踏込み方向に自動的に移動すること
になる。
【0016】マスタシリンダ3はタンデム型のものであ
り、このマスタシリンダ3から出力される液圧はブレー
キ液圧調節手段4で調節され、各車輪ブレーキBFL,B
FR,BRL,BRRにはブレーキ液圧調節手段4で調節され
たブレーキ液圧が作用することになる。
【0017】図2において、ブレーキ液圧調節手段4
は、各車輪ブレーキBFL,BFR,BRL,BRRに個別に対
応した液圧制御弁5FL,5FR,5RL,5RRを備えるもの
であり、マスタシリンダ3が備える一対の出力ポート
8,9の一方の出力ポート8は、液圧制御弁5FLを介し
て左前輪WFLの車輪ブレーキBFLに接続されるととも
に、液圧制御弁5RRを介して右後輪WRRの車輪ブレーキ
RRに接続され、他方の出力ポート9は、液圧制御弁5
FRを介して右前輪WFRの車輪ブレーキBFRに接続される
とともに液圧制御弁5RLを介して左後輪WRLの車輪ブレ
ーキBRLに接続される。
【0018】而して各液圧制御弁5FL,5FR,5RL,5
RRは、マスタシリンダ3の出力液圧を車輪ブレーキ
FL,BFR,BRL,BRRに作用せしめる状態、車輪ブレ
ーキBFL,BFR,BRL,BRRのブレーキ液圧を解放する
状態、ならびに車輪ブレーキBFL,BFR,BRL,BRR
ブレーキ液圧を保持する状態を切換可能であり、各液圧
制御弁5FL,5FR,5RL,5RRにより各車輪ブレーキB
FL,BFR,BRL,BRRのブレーキ液圧が個別に制御され
ることになる。
【0019】ブレーキ液圧調節手段4における各液圧制
御弁5FL,5FR,5RL,5RRの切換作動ならびに電子制
御負圧ブースタ2の作動は、コントローラCにより制御
される。このコントローラCは、前走車等の物体と自車
との相対距離および相対速度等に基づいて衝突回避のた
めの自動ブレーキ制御や、ブレーキ操作時に各車輪
FL,WFR,WFL,WFRの少なくとも1つがロック状態
に陥りそうになったときのアンチロックブレーキ制御を
実行することが可能であるが、そのような衝突回避のた
めの自動ブレーキ制御およびアンチロックブレーキ制御
に関連する説明を省略して、緊急時の自動ブレーキ制御
に関連する部分だけについて以下に説明する。
【0020】図3において、緊急時の自動ブレーキ制御
を実行するために、コントローラCは、緊急時判断手段
10と、自動ブレーキ制御手段11とを備えるものであ
り、アクセル操作量センサS1 の検出値と、ブレーキペ
ダル1の踏込み操作を検出するブレーキスイッチS2
検出値とが緊急時判断手段10に入力される。而して前
記アクセル操作量センサS1 は、運転者の足により操作
されるアクセル操作部材としてのアクセルペダル6の操
作量を検出するものである。
【0021】緊急時判断手段10は、ブレーキペダル1
の非操作状態であることをブレーキスイッチS2 が検出
している状態で、前記アクセル操作量センサS1 で検出
されるアクセルペダル6の操作量の減少方向への変化量
が設定値以上のときに緊急時と判断する。
【0022】自動ブレーキ制御手段11は、緊急時判断
手段10が緊急時であると判断するのに応じて、電子制
御負圧ブースタ2を作動せしめるとともに、電子制御負
圧ブースタ2の作動によりマスタシリンダ3から出力さ
れる液圧が左、右後輪WRL,WRRの車輪ブレーキBRL
RRだけに作用するようにブレーキ液圧調節手段4の各
液圧制御弁5FL,5FR,5RL,5RRの切換作動を制御す
る。
【0023】しかも自動ブレーキ制御手段11は、緊急
時判断手段10が緊急時であると判断したときに電子制
御負圧ブースタ2を設定量だけ作動せしめるものであ
り、その設定量は、左、右後輪WRL,WRRの車輪ブレー
キBRL,BRRにおける遊びを除去する程度の液圧、もし
くは左、右後輪WRL,WRRの車輪ブレーキBRL,BRR
比較的低く設定された設定量だけ作動する程度の液圧が
マスタシリンダ3から出力される程度に定められる。
【0024】ところで、緊急時判断手段10が緊急時で
あると判断したときの電子制御負圧ブースタ2の作動に
より、ブレーキペダル1は電子制御負圧ブースタ2の作
動に応じて、図4で示すように、非操作位置(鎖線で示
す位置)から踏込み方向に距離ΔLだけ自動的に移動す
ることになるが、このブレーキペダル1と、アクセルペ
ダル6とは、操作方向12を平行として並列配置され
る。しかも緊急時に電子制御負圧ブースタ2の作動に応
じて左、右後輪WRL,WRRの車輪ブレーキBRL,BRR
自動的にブレーキ作動したときのブレーキペダル1の位
置(図4の実線で示す位置)は、非操作状態にあるアク
セルペダル6の位置(実線で示す位置)と前記操作方向
12に沿ってほぼ同一位置となるように設定される。
【0025】次にこの実施例の作用について説明する
と、緊急時に運転者がアクセルペダル6をその操作量の
減少方向に戻してからブレーキペダル1によるブレーキ
操作を行なう際に、アクセルペダル6の操作量の減少方
向への変化量が設定値以上となったときに自動ブレーキ
をかけるべく電子制御負圧ブースタ2の作動が開始する
ので、ブレーキペダル1の操作速度や操作力に基づいて
自動ブレーキをかけるようにした従来のものと比べる
と、自動ブレーキがかかるまでの反応時間が短縮される
ことになる。したがってブレーキ操作を行なうまでの動
作に時間がかかる高齢者等が運転者であっても、緊急時
に有効な自動ブレーキをかけることができる。
【0026】しかもブレーキペダル1の非操作状態での
電子制御負圧ブースタ2の作動に応じて自動的にブレー
キ作動するのは、左、右後輪WRL,WRRの車輪ブレーキ
RL,BRRであるので、運転者がブレーキペダル1を操
作することによって各車輪ブレーキBFL,BFR,BRL
RRがブレーキ作動するまでに左、右後輪WRL,WRR
車輪ブレーキBRL,BRRがブレーキ作動を開始すること
になり、左、右後輪W RL,WRRの車輪ブレーキBRL,B
RRをブレーキ作動させつつ操舵輪である左、右前輪
FL,WFRの車輪ブレーキBFL,BFRをブレーキ作動さ
せずに左、右前輪W FL,WFRで充分な横力を確保するこ
とができるので、車体を安定した制動姿勢に保持しつつ
自動ブレーキをかけることができ、特にステアリング操
作による車体の回避行動を伴なう場合に有効である。
【0027】またブレーキペダル1の非操作状態で車輪
ブレーキBRL,BRRを自動的に作動せしめる際に電子制
御負圧ブースタ2は設定量だけ作動するので、自動ブレ
ーキ時のコントローラCによる電子制御負圧ブースタ2
の制御が簡単である。しかも前記設定量は、少なくとも
左、右後輪WRL,WRRの車輪ブレーキBRL,BRRの遊び
を除去し得る程度に定められているので、運転者がアク
セルペダル6を戻してからブレーキペダル1を操作した
ときには、前記車輪ブレーキBRL,BRRで遊びが除去さ
れており、ブレーキペダル1の操作に応じて各車輪ブレ
ーキBFL,BFR,BRL,BRRで速やかにブレーキ力を得
ることができ、運転者が誰であっても速やかに大きなブ
レーキ力を得ることができる。
【0028】さらに運転者が足で操作するブレーキペダ
ル1およびアクセルペダル6が、操作方向12を平行と
して並列配置されており、電子制御負圧ブースタ2の作
動に応じて車輪ブレーキBRL,BRRが自動的にブレーキ
作動したときのブレーキペダル1の位置が、非操作状態
にあるアクセルペダル6の位置と操作方向12に沿って
ほぼ同一であるので、緊急時にアクセルペダル6を速や
かに戻して自動ブレーキがかかったときに、アクセルペ
ダル6およびブレーキペダル1の位置がそれらの操作方
向12に沿ってほぼ同一の位置に並ぶことになり、アク
セルペダル6からブレーキペダル1への運転者の足の踏
み替えがスムーズとなる。
【0029】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0030】たとえば、上記実施例では、アクチュエー
タが各車輪ブレーキBFL,BFR,B RL,BRRに共通な電
子制御負圧ブースタ2であったが、各車輪ブレーキ
FL,B FR,BRL,BRRに個別に対応したアクチュエー
タが設けられるものであってもよい。また本発明は、四
輪車両だけでなく自動二輪車にも適用可能である。
【0031】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、自動ブレーキがかかるまでの反応時間を短縮し、ブ
レーキ操作を行なうまでの動作に時間がかかる高齢者等
が運転者であっても、緊急時に有効な自動ブレーキをか
けることができる。
【0032】請求項2記載の発明によれば、運転者がブ
レーキ操作部材を操作することによって車輪ブレーキが
ブレーキ作動するまでに後輪用の車輪ブレーキがブレー
キ作動を開始するようにして、車体を安定した制動姿勢
に保持しつつ自動ブレーキをかけることができ、特にス
テアリング操作による車体の回避行動を伴なう場合に有
効である。
【0033】請求項3記載の発明によれば、自動ブレー
キ時のアクチュエータの制御が簡単となる。
【0034】請求項4記載の発明によれば、ブレーキ操
作部材の操作に応じて各車輪ブレーキで速やかにブレー
キ力を得ることができ、運転者が誰であっても速やかに
大きなブレーキ力を得ることができる。
【0035】さらに請求項5記載の発明によれば、緊急
時にアクセル操作部材を速やかに戻して自動ブレーキが
かかったときに、アクセル操作部材およびブレーキ操作
部材の位置がそれらの操作部材の操作方向に沿ってほぼ
同一の位置に並ぶようにして、アクセル操作部材からブ
レーキ操作部材への運転者の足の踏み替えをスムーズと
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブレーキ制御装置が搭載された車両の全体構成
図である。
【図2】ブレーキ装置の構成を示す図である。
【図3】コントローラの構成を示すブロック図である。
【図4】ブレーキペダルおよびアクセルペダルの操作位
置を説明するための図である。
【符号の説明】
1・・・ブレーキ操作部材としてのブレーキペダル 2・・・アクチュエータとしての電子制御負圧ブースタ 6・・・アクセル操作部材としてのアクセルペダル 12・・・操作方向 BFL,BFR,BRL,BRR・・・車輪ブレーキ C・・・コントローラ S1 ・・・アクセル操作量センサ WFL,WFR・・・前輪 WRL,WRR・・・後輪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 浩一 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 飯田 富二夫 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 林 誠次 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 永野 幸 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3D046 BB21 CC02 DD02 EE01 FF05 HH02 HH05 JJ01 KK12 KK13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転者が操作するブレーキ操作部材
    (1)と、該ブレーキ操作部材(1)の操作に応じてブ
    レーキ作動する複数の車輪ブレーキ(BFL,BFR
    RL,BRR)と、前記ブレーキ操作部材(1)の非操作
    状態で前記車輪ブレーキ(BFL,BFR,BRL,BRR)の
    少なくとも一部を自動的にブレーキ作動せしめることが
    可能なアクチュエータ(2)とを備える車両用ブレーキ
    制御装置において、運転者により操作されるアクセル操
    作部材(6)の操作量を検出するアクセル操作量センサ
    (S1 )と、前記ブレーキ操作部材(1)の非操作状態
    で前記アクセル操作量センサ(S1 )で検出されるアク
    セル操作部材(6)の操作量の減少方向への変化量が設
    定値以上のときに前記アクチュエータ(2)を作動せし
    めるようにして該アクチュエータ(2)の作動を制御す
    るコントローラ(C)とを含むことを特徴とする車両用
    ブレーキ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記ブレーキ操作部材(1)の非操作状
    態での前記アクチュエータ(2)の作動に応じて自動的
    にブレーキ作動する車輪ブレーキ(BRL,B RR)が、前
    輪(WFL,WFR)および後輪(WRL,WRR)のうち後輪
    (WRL,WRR)に装着される車輪ブレーキであることを
    特徴とする請求項1記載の車両用ブレーキ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記コントローラ(C)が、前記ブレー
    キ操作部材(1)の非操作状態で車輪ブレーキ(BRL
    RR)を自動的に作動せしめる際にアクチュエータ
    (2)を設定量だけ作動せしめることを特徴とする請求
    項1または2記載の車両用ブレーキ制御装置。
  4. 【請求項4】 前記設定量が、少なくとも車輪ブレーキ
    (BRL,BRR)の遊びを除去し得る程度に定められるこ
    とを特徴とする請求項3記載の車両用ブレーキ制御装
    置。
  5. 【請求項5】 運転者の足による操作を可能とした前記
    ブレーキ操作部材(1)および前記アクセル操作部材
    (6)が、操作方向(12)を平行として並列配置さ
    れ、前記ブレーキ操作部材(1)の操作量を増幅してマ
    スタシリンダ(3)に伝達するブースタである前記アク
    チュエータ(2)の作動に応じて前記車輪ブレーキ(B
    RL,BRR)が自動的にブレーキ作動したときの前記ブレ
    ーキ操作部材(1)の位置が、非操作状態にある前記ア
    クセル操作部材(6)の位置と前記操作方向(12)に
    沿ってほぼ同一に設定されることを特徴とする請求項1
    〜4のいずれかに記載の車両用ブレーキ制御装置。
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WO2019155794A1 (en) * 2018-02-07 2019-08-15 Nippo Corporation Emergency stop apparatus and method for construction machine

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