JP3449336B2 - 車両用ブレーキ制御装置 - Google Patents

車両用ブレーキ制御装置

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JP3449336B2
JP3449336B2 JP2000135389A JP2000135389A JP3449336B2 JP 3449336 B2 JP3449336 B2 JP 3449336B2 JP 2000135389 A JP2000135389 A JP 2000135389A JP 2000135389 A JP2000135389 A JP 2000135389A JP 3449336 B2 JP3449336 B2 JP 3449336B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の車輪に対して適
切な制動力を加えることができるブレーキ制御装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】スイッチ操作または車両の停止状態の検
出により、例えばモータを駆動させて駐車ブレーキを作
動させる自動駐車ブレーキ装置がある。この自動駐車ブ
レーキ装置は、車両が走行しているときにブレーキペダ
ルによって操作される例えば液圧ブレーキのバックアッ
プとして作動させられる場合がある。車両が走行してい
る時に自動駐車ブレーキが作動させられると、制動力が
作用して車輪がロックすることがあり、この問題点を解
決する技術として、自動駐車ブレーキの制動力が作用す
る車輪のロック状態を検出した場合に、そのロック状態
を解除するように自動駐車ブレーキの制動力を弱めるよ
うに制御するものが考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うな自動駐車ブレーキ装置を備えた車両では、アンチロ
ック制御を行うアンチロックブレーキシステムを備えた
車両がある。この車両において、例えば車両走行中に自
動駐車ブレーキを作動させた場合、乗員がそれと同時に
ブレーキペダルを踏み込んで液圧ブレーキを作動させる
場合がある。この場合、車輪のロック状態を検出する
と、そのロック状態を解除するように自動駐車ブレーキ
の制動力が制御されるのと同時にアンチロック制御が行
われる場合があり、必要以上に制動力を弱めてしまう場
合がある。
【0004】本発明はこの問題点に鑑みてなされたもの
であり、本発明の課題は、車両走行中に液圧ブレーキ等
の第1の制動力発生手段と自動駐車ブレーキ等の第2の
制動力発生手段とが同時に作動する場合において、車輪
がロックした場合のブレーキ制御により、必要以上の制
動力の低減を防止することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び効果】この課題を解決
するために、請求項1の発明は、ブレーキペダルの操作
に伴って車輪への制動力を発生させる第1の制動力発生
手段と、駆動手段により、前輪若しくは後輪である左右
一組の車輪のうち少なくとも一方への制動力を発生させ
る第2の制動力発生手段と、車輪の回転速度を検出する
車輪回転速度検出手段と、その車輪回転速度検出手段に
より検出した車輪の回転速度に基づいて、車輪がロック
しないように前記第1の制動力発生手段による制動力を
低減する制動力低減制御を行う第1の制動力低減手段
と、前記車輪回転速度検出手段により検出した車輪の回
転速度に基づいて、車輪がロックしないように前記第2
の制動力発生手段による制動力を低減する制動力低減制
御を行う第2の制動力低減手段と、車両走行中に、前記
第1の制動力発生手段と前記第2の制動力発生手段との
うち一方の制動力発生手段のみが作動する場合には、前
記第1の制動力低減手段と前記第2の制動力低減手段と
のうち前記一方の制動力発生手段に対応するものによる
制動力低減制御を変更しない一方、前記第1の制動力発
生手段と前記第2の制動力発生手段とが同時に作動する
場合には、前記第1の制動力低減手段と前記第2の制動
力低減手段とのうち少なくとも一方における各制動力低
減手段による各制動力低減制御を、その各制動力低減制
御による各制動力低減量が変更前の各制動力低減制御に
よる各制動力低減量に対して減少する向きに変更する制
御変更手段とを含むことを特徴とする。
【0006】請求項1の発明の装置では、車両走行中
に、ブレーキペダルの操作による第1の制動力発生手段
と、駆動手段による第2の制動力発生手段とのうち一方
の制動力発生手段のみが作動する場合には、第1の制動
力低減手段と第2の制動力低減手段とのうち上記一方の
制動力発生手段に対応するものによる制動力低減制御が
変更されない。一方、車両走行中に、第1の制動力発生
手段と第2の制動力発生手段とが同時に作動する場合に
は、第1の制動力低減手段と第2の制動力低減手段との
うち少なくとも一方における各制動力低減手段による各
制動力低減制御が、その各制動力低減制御による各制動
力低減量が変更前の各制動力低減制御による各制動力低
減量に対して減少する向きに変更される。したがって、
請求項1の発明によれば、車両走行中に、第1の制動力
発生手段と第2の制動力発生手段とが同時に作動する場
合に、制動力を必要以上に低減することを防止できる。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載の制御
変更手段を、車両走行中であり、かつ、第1の制動力発
生手段と第2の制動力発生手段とが同時に作動し、か
つ、左右一組の車輪のうち少なくとも一方の回転が停止
していると判断された場合に、前記変更を行うものとし
たことを特徴とする。
【0008】請求項2の発明の装置では、制御変更手段
は、左右一組の車輪のうち少なくとも一方の回転が停止
していると判断された場合に制御を変更するため、制御
変更手段の作動頻度が低減される。したがって、請求項
2の発明によれば、制御変更手段の耐久性を向上させる
ことができる。
【0009】請求項3の発明は、請求項1または2に記
載の制御変更手段を、車両走行中であり、かつ、第1の
制動力発生手段と第2の制動力発生手段とが同時に作動
する場合に、第1の制動力低減手段と第2の制動力低減
手段とのいずれか一方による制動力低減制御を完全にま
たは部分的に制限することにより、前記変更を行うもの
としたことを特徴とする。
【0010】請求項3の発明の装置では、一方の制動力
低減手段による制御は行われるが、他方の制動力低減手
段による制御は制限される。したがって、請求項3の発
明によれば、簡単な制御によって、適切な制動力で車両
を制動することができる。ここでの制限とは、禁止を含
むものである。
【0011】ここで請求項1の制御変更手段は、例え
ば、2つの制動力低減手段の制動力低減度合いを同程度
に弱めたり、例えば、一方の制動力低減手段の制動力低
減度合いの弱め方を、他方の制動力低減手段の制動力低
減度合いの弱め方よりも大きくするものを含む。また、
車輪のうち1輪の回転が停止することが予測される場合
に、制御変更するものを含む。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について詳
細に説明する。
【0013】まず、第1の実施例について説明する。第
1の実施例で用いられるブレーキシステムの構成を図1
に概略的に示す。本実施例におけるブレーキシステムは
液圧ブレーキのアンチロックブレーキ装置と電動駐車ブ
レーキ装置により構成される。
【0014】液圧ブレーキのアンチロックブレーキ装置
は、アンチロックブレーキ電子制御装置(以下、ABS
ECUと称する)83、アンチロックブレーキ制御アク
チュエータ(以下、ABSACTと称する)77等によ
り構成される。また、電動駐車ブレーキ装置は、電動駐
車ブレーキ電子制御装置(以下、EPBECUと称す
る)150、電動駐車ブレーキアクチュエータ(以下、
EPBACTと称する)130等により構成される。
【0015】図2に液圧ブレーキのアンチロックブレー
キ装置の詳細を示す。図2において、10はブレーキペ
ダルであり、12は液圧源としてのマスタシリンダであ
り、14〜20はホイールシリンダである。ブレーキペ
ダル10が踏み込まれると、マスタシリンダ12の2つ
の液圧室には、その踏力に応じた液圧が発生させられ、
それぞれ、左前輪22、右後輪24、右前輪26、左後
輪28のホイールシリンダ14〜20に供給される。マ
スタシリンダ12の一方の液圧室とホイールシリンダ1
4、16とを接続する液通路32、34の途中には、2
位置電磁弁36、38(以下、保持弁と称する)が設け
られ、他方の液圧室とホイールシリンダ18、20とを
接続する液通路40、42の途中には、同様に保持弁4
4、46が設けられている。
【0016】また、ホイールシリンダ14、16とリザ
ーバ48とを接続する液通路50、52の途中には、2
位置電磁弁54、56(以下、減圧弁と称する)が設け
られ、ホイールシリンダ18、20とリザーバ48とを
接続する液通路58、60の途中には、減圧弁62、6
4が設けられている。また、リザーバ48とマスタシリ
ンダ12とを接続する液通路66、68の途中には、モ
ータ70を備えたポンプ72,逆止弁74、76が設け
られている。アンチロック制御時において、リザーバ4
8内の作動液が加圧されてマスタシリンダ12に戻され
る。
【0017】また、保持弁36、38、44、46をバ
イパスするバイパス通路78が設けられ、このバイパス
通路78の途中にはそれぞれ逆止弁80が設けられてい
る。ブレーキ解除時には、ホイールシリンダ14〜20
内のブレーキ液がバイパス通路78,逆止弁80を経
て、速やかにマスタシリンダ12に戻される。
【0018】左右後輪28、24用の保持弁46、減圧
弁64と、保持弁38、減圧弁56とを制動力制御アク
チュエータ81と総称し、左右前輪22、26用の保持
弁36、減圧弁54と、保持弁44、減圧弁62とを制
動力制御アクチュエータ82と総称する。制動力制御ア
クチュエータ81、82は同様のものであるため、左右
後輪28、24用の制動力制御アクチュエータ81の作
用を代表的に説明する。制動力制御アクチュエータ81
は常には図示の増圧状態にあり、ホイールシリンダ2
0、16をマスタシリンダ12の液圧室に連通させてい
る。保持弁46、38および減圧弁64、56が図示し
ないソレノイドの励磁によって共に切り換えられると、
制動力制御アクチュエータ81は減圧状態となり、ホイ
ールシリンダ20、16をマスタシリンダ12から遮断
し、リザーバ48に連通させる。保持弁46、38が切
り換えられ、減圧弁64、56が図中の原位置に保たれ
れば、制動力制御アクチュエータ81は保持状態とな
り、ホイールシリンダ20、16をマスタシリンダ12
からもリザーバ48からも遮断する。
【0019】制動力制御アクチュエータ81、82はA
BSECU83の指令に基づいて制御される。ABSE
CU83は車体速度等演算コンピュータ84、アンチロ
ック制御および後輪液圧上昇勾配抑制制御のための液圧
制御コンピュータ86等を備えたものである。
【0020】車体速度等演算コンピュータ84の入力部
には、各車輪22〜28の回転速度を検出する車輪速セ
ンサ90〜96等が接続され、出力部には液圧制御コン
ピュータ86が接続されている。また、ROMには、車
輪速度センサ90〜96の出力信号から各車輪の車輪速
度、車輪加速度、前輪最小車輪速度、後輪最小車輪速
度、推定車体速度、車両減速度、各車輪のスリップ率等
を演算するプログラムが格納されている。
【0021】液圧制御コンピュータ86の入力部には、
車体速度等演算コンピュータ84の他にブレーキペダル
10が踏み込まれている場合にON信号を出力するブレ
ーキスイッチ98、およびマスタシリンダの液圧を検出
するマスタシリンダ圧センサ100が接続されている。
液圧制御コンピュータ86の出力部には、制動力制御ア
クチュエータ81、82のソレノイドやモータ70が図
示しない駆動回路を介して接続されている。また、図示
しないROMには、メインプログラム,アンチロック制
御プログラム等が格納されている。
【0022】次に、この装置を用いて行われる液圧ブレ
ーキのアンチロック制御について、その作動を説明す
る。液圧ブレーキのアンチロック制御は、各車輪22〜
28に対してそれぞれ独立に行われる。液圧ブレーキの
アンチロック制御は、推定車体速度が設定値B(例えば
B=7〜12km/h)以上である状態において、ブレ
ーキスイッチ98の出力信号がONであり、かつ、各車
輪22〜28のスリップ率が過大になった場合に開始さ
れる。以後はスリップ率および車輪加速度の両方に基づ
いて制動力制御アクチュエータ81が制御され、ホイー
ルシリンダの液圧がスリップ率が適正範囲内になるよう
制御される。モータ70は、液圧ブレーキのアンチロッ
ク制御が行われている間駆動され、リサーバ48に収容
された作動液が加圧されてマスタシリンダ12に戻され
る。
【0023】次に電動駐車ブレーキ装置の詳細を図3に
示す。電動駐車ブレーキ装置は、車両の左右後輪28,
24に制動力を作用させる駐車ブレーキユニット12
2,124と、この駐車ブレーキユニット122,12
4に接続されたケーブル126と、このケーブル126
を巻き上げて駐車ブレーキユニット122,124を作
動させるEPBACT130と、装置全体をコントロー
ルするEPBECU150とを備える。
【0024】ケーブル126は、長さ調整部材127に
ボルト128によってその長さが調節可能に固定されて
いる。即ち、ボルト128を回転させ、長さ調整部材1
27とEPBACT130の距離を調節することによ
り、ケーブル126の長さが調節できるようになってい
る。
【0025】EPBECU150は、CPU152を中
心として構成されたマイクロプロセッサとして構成され
ており、処理プログラムを記憶したROM154と、一
時的にデータを記憶するRAM156と、入出力ポート
(図示せず)とを備える。このEPBECU150には
左右後輪28,24に取り付けられた車輪速度センサ9
6,92からの車輪速度信号、 運転席前面のパネルに
配置され駐車ブレーキの作動および解除を指示する操作
スイッチ166からのON・OFF信号、シフトレバー
170のポジションを検出するシフトポジションセンサ
171からのシフトポジション信号やアクセルペダル1
72の踏み込み量を検出するアクセル開度センサ173
からのアクセル開度信号、前述したブレーキペダル10
の踏み込みを検出するブレーキスイッチ98からのブレ
ーキ信号などが入力ポートを介して入力されている。ま
た、EPBECU150からは、EPBACT130へ
の駆動信号などが出力ポートを介して出力されている。
さらに、EPBECU150とABSECU83は通信
線で接続され、様々な情報を通信している。
【0026】次に、この電動駐車ブレーキ装置の作動を
説明する。このように構成された電動駐車ブレーキ装置
では、車両の状態に応じて駐車ブレーキの作動および解
除を自動的に行う自動駐車ブレーキ制御が行われてい
る。駐車ブレーキの自動的な作動は、例えば、シフトレ
バー170がPポジションかNポジションの停止ポジシ
ョンであり、車体速度が0km/hであり、かつブレー
キペダル74が踏み込まれてブレーキスイッチ98から
ON信号が出力されているときに作動条件が成立したと
してEPBECU150からEPBACT130に駆動
信号が出力されてEPBACT130を駆動することに
より行われる。
【0027】また、こうした自動駐車ブレーキ制御に加
えて、電動駐車ブレーキの操作スイッチ166が操作さ
れたときには、操作スイッチ166の操作に基づいて駐
車ブレーキの作動および解除の制御が行われる。車両走
行中に、操作スイッチ166がONされた場合には、例
えば液圧ブレーキのサーボ失陥時における制動力のバッ
クアップとして、制動力を左右後輪28,24に作用さ
せることができる。この場合、急激に制動力が左右後輪
28,24に発生して車輪がロックしないように、電動
駐車ブレーキのアンチロック制御が行われる。このアン
チロック制御は、例えば以下のように行う。左右後輪2
8,24の車輪速度センサ96,92からの信号に基づ
き、EPBECU150により左右後輪28,24のい
ずれかがロック状態になっているかを判定する。ロック
状態でなければ、特に制御を行わないが、ロック状態で
あれば、ケーブル126を巻き上げる力を低減するよう
にEPBECU150からEPBACT130へ信号を
送信する。この信号によりEPBACT130はケーブ
ル126を巻き上げる力を低減し、左右後輪28,24
に作用する制動力が低減されるため、ロック状態は解除
される。
【0028】次に、本実施例のシステムの電気的構成に
ついて、図4に基づき詳細に説明する。前記したABS
ECU83とEPBECU150はそれぞれ通信線によ
り接続され、種々の情報を通信する。
【0029】ABSECU83の入力側には、車輪速度
センサ90〜96、ブレーキスイッチ98等が接続され
ている。一方、ABSECU83の出力側には、ABS
ACT77等が接続されている。
【0030】EPBECU150の入力側には、車輪速
度センサ92,96、ブレーキスイッチ98、操作スイ
ッチ166、シフトポジションセンサ171、アクセル
開度センサ173、等が接続されている。また、EPB
ECU150の出力側には、EPBACT130等が接
続されている。
【0031】次に、本実施例の制御の流れについて、フ
ローチャート図5を用いて説明する。
【0032】本フローチャートは例えば、イグニッショ
ンスイッチのONと同時にスタートする。
【0033】まず、ステップ200で、関連装置が正常
か否かが判定される。例えば関連装置の異常とは、アン
チロックブレーキ装置や電動駐車ブレーキ装置の異常で
ある。アンチロックブレーキ装置や電動駐車ブレーキ装
置の異常は、ABSECU83やEPBECU150に
入力される様々な信号により判定することができる。関
連装置が正常の場合、ステップ202が実行される。関
連装置に異常がある場合は、ステップ200の判定が繰
り返される。
【0034】ステップ202では、車両が走行中である
か否かの判定が行われる。車両が走行中であるか否か
は、各車輪に設けられた車輪速度センサ90〜96の信
号により判定できる。車両が走行中である場合、次のス
テップ204が実行される。車両が走行中でない場合、
再びステップ200の判定に戻る。
【0035】ステップ204では、ブレーキペダル10
が踏まれているか否かの判定が行われる。ブレーキペダ
ル10が踏み込まれているか否かは、ブレーキスイッチ
98からの信号により判定できる。また例えば、マスタ
シリンダ12の圧力を検出するマスタシリンダ圧センサ
100からの信号により判定しても良い。ブレーキペダ
ル10が踏まれている場合、次のステップ206が実行
される。ブレーキペダル10が踏まれていない場合、後
述するステップ224に移行する。
【0036】ステップ206では、左右後輪28,24
がロックしているか否かの判定が行われる。左右後輪2
8,24がロックしているか否かは、左右後輪28,2
4の車輪速度センサ96,92の信号により判定でき
る。左右後輪28,24がロックしている場合、次のス
テップ208が実行される。左右後輪28,24がロッ
クしていない場合、ステップ204の判定に戻る。
【0037】ステップ208では、電動駐車ブレーキの
操作スイッチ166がONであるか否かの判定が行われ
る。これは、操作スイッチ166の信号によって判定さ
れる。操作スイッチ166がONの場合、ステップ21
0が実行される。操作スイッチ166がONでない場
合、後述するステップ212に移行される。操作スイッ
チ166がONの場合は、電動駐車ブレーキが作動して
いる。
【0038】ステップ210では、左右後輪28,24
の液圧ブレーキのアンチロック制御を禁止する制御が行
われる。このステップ210で、液圧ブレーキのアンチ
ロック制御は禁止される。このため、後述するステップ
218の電動駐車ブレーキのアンチロック制御と液圧ブ
レーキのアンチロック制御が同時に行われることはな
い。左右後輪28,24の液圧ブレーキのアンチロック
制御の禁止により、液圧ブレーキによる制動力はブレー
キ踏力に応じた力となる。従って、過剰に制動力を低減
することはなく、また上記2種類のブレーキのアンチロ
ック制御が干渉することもない。ステップ210の実行
が終了すると、後述するステップ218が実行される。
【0039】ステップ212では、左右後輪28,24
の液圧ブレーキのアンチロック制御を行う制御が行われ
る。電動駐車ブレーキは作動していないが、左右後輪2
8,24はロックしていると判定されているので、液圧
ブレーキのアンチロック制御が行われる。従って、左右
後輪28,24のロックを防止することができる。ステ
ップ212の実行が終了すると、ステップ214が実行
される。
【0040】ステップ214では、左右後輪28,24
の液圧ブレーキのアンチロック制御が終了しているか否
かの判定が行われる。左右後輪28,24のアンチロッ
ク制御が終了していない場合、ステップ212の制御に
戻る。左右後輪28,24のアンチロック制御が終了し
ている場合、ステップ204の判定に戻る。
【0041】ステップ218では、電動駐車ブレーキに
よるアンチロック制御が行われる。液圧ブレーキのアン
チロック制御は行なわれないが、電動駐車ブレーキによ
るアンチロック制御が行われるため、左右後輪28,2
4のロックを防止することができる。ステップ218の
実行が終了すると、ステップ220が実行される。
【0042】ステップ220では、左右後輪28,24
の電動駐車ブレーキのアンチロック制御が終了している
か否かの判定が行われる。左右後輪28,24のアンチ
ロック制御が終了していない場合、ステップ218の制
御に戻る。左右後輪28,24のアンチロック制御が終
了している場合、ステップ204の判定に戻る。
【0043】ステップ224では、ステップ208と同
様に、電動駐車ブレーキの操作スイッチ166がONで
あるか否かの判定が行われる。操作スイッチ166がO
Nの場合、ブレーキペダルは作動されていないが、電動
駐車ブレーキが作動されている。そして、次にステップ
226が実行される。操作スイッチ166がONでない
場合、再びステップ200の判定に戻る。
【0044】ステップ226では、左右後輪28,24
がロックしているか否かの判定が前述したステップ20
6と同様に行われる。左右後輪28,24がロックして
いる場合、アンチロック制御が必要であるため、次のス
テップ228が実行される。左右後輪28,24がロッ
クしていない場合、次のステップ224の判定に戻る。
【0045】ステップ228では、ステップ218と同
様に電動駐車ブレーキによるアンチロック制御が行われ
る。この制御により、左右後輪28,24のロックを防
止することができる。ステップ228の実行が終了する
と、ステップ230が実行される。
【0046】ステップ230では、左右後輪28,24
の電動駐車ブレーキのアンチロック制御が終了している
か否かの判定が行われる。左右後輪28,24のアンチ
ロック制御が終了していない場合、ステップ228の制
御に戻る。左右後輪28,24のアンチロック制御が終
了している場合、ステップ224の判定に戻る。
【0047】以上の説明より、車両走行中にブレーキペ
ダル10が踏まれ、さらにサーボ失陥等で所望のブレー
キ力が得られない場合に、電動駐車ブレーキの操作スイ
ッチ166がONされて電動駐車ブレーキが作動される
場合がある。この場合、左右後輪28,24がロックす
る場合があるが、電動駐車ブレーキのアンチロック制御
を許可し、液圧ブレーキのアンチロック制御は禁止す
る。従って、この2種類のブレーキのアンチロック制御
が同時に行われることはなく、過剰に制動力が低減され
たり、お互いの制御が干渉することがないため、制動力
が不足する場合や車両の挙動が悪化する場合はない。ま
た、電動駐車ブレーキの操作スイッチ166がONされ
ない場合に、液圧ブレーキの液圧により左右後輪28,
27がロックした場合は、液圧ブレーキのアンチロック
制御が行われ、後輪のロックを防止することができる。
さらに、ブレーキペダル10が操作されずに、電動駐車
ブレーキの操作スイッチ166がONされた場合におい
て、左右後輪28,24がロックした場合は、電動駐車
ブレーキのアンチロック制御が行われ、後輪のロックを
防止することができる。
【0048】本実施例においては、ABSECU83と
ABSACT77が特許請求の範囲における第1の制動
力低減手段の一例であり、EPBECU150とEPB
ACT130が特許請求の範囲における第2の制動力低
減手段の一例である。また、フローチャート図5中のス
テップ210および212が特許請求の範囲における制
御変更手段の一例である。さらに、本実施例において
は、液圧ブレーキが特許請求の範囲における第1の制動
力発生手段の一例であり、電動駐車ブレーキが特許請求
の範囲における第2の制動力発生手段の一例であり、E
PBACT130が特許請求の範囲における駆動手段の
一例である。
【0049】次に、第2の実施例について説明する。第
2の実施例で用いられるブレーキシステムは、第1の実
施例で用いたシステムと同じである。すなわち、図1〜
4に示すシステムを用いる。
【0050】次に、本実施例の制御の流れについて、フ
ローチャート図6を用いて説明する。
【0051】本フローチャートは例えば、イグニッショ
ンスイッチのONと同時にスタートする。
【0052】まず、ステップ300で、関連装置が正常
か否かが判定される。関連装置が正常の場合、ステップ
302が実行される。関連装置に異常がある場合は、ス
テップ300の判定が繰り返される。
【0053】ステップ302では、車両が走行中である
か否かの判定が行われる。車両が走行中である場合、次
のステップ304が実行される。車両が走行中でない場
合、再びステップ300の判定に戻る。
【0054】ステップ304では、電動駐車ブレーキの
操作スイッチ166がONであるか否かの判定が行われ
る。操作スイッチ166がONの場合、次のステップ3
06が実行される。操作スイッチ166がONでない場
合、後述するステップ324の判定が行われる。なお、
操作スイッチ166がONの場合は、電動駐車ブレーキ
が作動している。
【0055】ステップ306では、左右後輪28,24
がロックしているか否かの判定が行われる。左右後輪2
8,24がロックしている場合、次のステップ308が
実行される。左右後輪28,24がロックしていない場
合、ステップ304の判定に戻る。
【0056】ステップ308では、ブレーキペダル10
が踏まれているか否かの判定が行われる。ブレーキペダ
ル10が踏まれている場合、次のステップ310が実行
される。ブレーキペダル10が踏まれていない場合、後
述するステップ312が実行される。
【0057】ステップ310では、左右後輪28,24
の電動駐車ブレーキのアンチロック制御を禁止する制御
が行われる。このステップ310で、電動駐車ブレーキ
のアンチロック制御は禁止されるため、電動駐車ブレー
キと液圧ブレーキのアンチロック制御が同時に行われる
ことはない。左右後輪28,24の電動駐車ブレーキの
アンチロック制御の禁止により、電動駐車ブレーキによ
る制動力は保持され、過剰に制動力が低減されることは
なく、また上記2種類のブレーキのアンチロック制御が
干渉することもない。ステップ310の実行が終了する
と、後述するステップ318が実行される。
【0058】ステップ312では、左右後輪28,24
の電動駐車ブレーキのアンチロック制御を行う制御が行
われる。液圧ブレーキは作動されていないが、左右後輪
28,24はロックしていると判定されているので、電
動駐車ブレーキのアンチロック制御が行われる。従っ
て、左右後輪28,24のロックを防止することができ
る。ステップ312の実行が終了すると、ステップ31
4が実行される。
【0059】ステップ314では、左右後輪28,24
の電動駐車ブレーキのアンチロック制御が終了している
か否かの判定が行われる。左右後輪28,24のアンチ
ロック制御が終了していない場合、ステップ312の制
御に戻る。左右後輪28,24のアンチロック制御が終
了している場合、ステップ304の判定に戻る。
【0060】ステップ318では、液圧ブレーキによる
アンチロック制御が行われる。電動駐車ブレーキのアン
チロック制御は行なわれないが、液圧ブレーキのアンチ
ロック制御が行われるため、左右後輪28,24のロッ
クを防止することができる。ステップ318の実行が終
了すると、ステップ320が実行される。
【0061】ステップ320では、左右後輪28,24
の液圧ブレーキのアンチロック制御が終了しているか否
かの判定が行われる。左右後輪28,24のアンチロッ
ク制御が終了していない場合、ステップ318の制御に
戻る。左右後輪28,24のアンチロック制御が終了し
ている場合、ステップ304の判定に戻る。
【0062】ステップ324では、ステップ308と同
様に、ブレーキペダル10が踏まれているか否かの判定
が行われる。ブレーキペダル10が踏まれている場合、
電動駐車ブレーキは作動されていないが、液圧ブレーキ
が作動されている。そして、次にステップ326が実行
される。ブレーキペダル10が踏まれていない場合、再
びステップ300の判定に戻る。
【0063】ステップ326では、左右後輪28,24
がロックしているか否かの判定が前述したステップ30
6と同様に行われる。左右後輪28,24がロックして
いる場合アンチロック制御が必要であるため、次のステ
ップ328が実行される。左右後輪28,24がロック
していない場合、ステップ324の判定に戻る。
【0064】ステップ328では、ステップ318と同
様に液圧ブレーキのアンチロック制御が行われる。この
制御により、左右後輪28,24のロックを防止するこ
とができる。ステップ328の実行が終了すると、ステ
ップ330が実行される。
【0065】ステップ330では、左右後輪28,24
の液圧ブレーキのアンチロック制御が終了しているか否
かの判定が行われる。左右後輪28,24のアンチロッ
ク制御が終了していない場合、ステップ328の制御に
戻る。左右後輪28,24のアンチロック制御が終了し
ている場合、ステップ324の判定に戻る。
【0066】以上の説明より、第1の実施例と同様に車
両走行中にブレーキペダル10が踏まれ、さらにサーボ
失陥等で所望のブレーキ力が得られない場合に、電動駐
車ブレーキの操作スイッチ166がONされて電動駐車
ブレーキが作動される場合がある。この場合、左右後輪
28,24がロックする場合があるが、液圧ブレーキの
アンチロック制御を許可し、電動駐車ブレーキのアンチ
ロック制御は禁止する。従って、この2種類のブレーキ
のアンチロック制御が同時に行われることはなく、過剰
に制動力が低減されたり、お互いの制御が干渉すること
はない。また、液圧ブレーキは作動されず、電動駐車ブ
レーキの操作スイッチ166がONされて左右後輪2
8,27がロックした場合は、電動駐車ブレーキのアン
チロック制御が行われ、後輪のロックを防止することが
できる。
【0067】本実施例においては、ABSECU83と
ABSACT77が特許請求の範囲における第1の制動
力低減手段の一例であり、EPBECU150とEPB
ACT130が特許請求の範囲における第2の制動力低
減手段の一例である。また、フローチャート図6中のス
テップ310および312が特許請求の範囲における制
御変更手段の一例である。
【0068】第1の実施例及び第2の実施例は電動駐車
ブレーキまたは液圧ブレーキのどちらか一方のアンチロ
ック制御を禁止したが、電動駐車ブレーキまたは液圧ブ
レーキのどちらか一方のアンチロック制御による制動力
の低減を制限してもよい。また、上記2つの実施例では
左右後輪がロックした場合に、電動駐車ブレーキまたは
液圧ブレーキのどちらか一方のアンチロック制御を禁止
したが、左右後輪がロックしない場合であっても、ロッ
クすることが予測される場合に電動駐車ブレーキまたは
液圧ブレーキのどちらか一方のアンチロック制御を禁止
してもよい。
【0069】以上、本発明の実施形態を詳細に説明した
が、これは例示に過ぎず、本発明は前記
【発明が解決しようとする課題】および
【課題を解決するための手段及び効果】の項に記載され
た態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変
更、改良を施した形態で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例で用いるブレーキシステムの構
成を概略的に示す図である。
【図2】本発明の実施例で用いるアンチロックブレーキ
装置の構成を概略的に示す図である。
【図3】本発明の実施例で用いる電動駐車ブレーキ装置
の構成を概略的に示す図である。
【図4】本発明の実施例で用いるブレーキシステムの電
気的構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の第1の実施例の制御を行うためのフロ
ーチャート図である。
【図6】本発明の第2の実施例の制御を行うためのフロ
ーチャート図である。
【符号の説明】
10 ブレーキペダル 14、16,18,20 ホイルシリンダ 22、24、26,28 車輪 77 アンチロックブレーキ制御
アクチュエータ 83 アンチロックブレーキ電子
制御装置 90、92,94,96 車輪速度センサ 122、124 駐車ブレーキユニット 126 ケーブル 130 電動駐車ブレーキアクチュエータ 150 電動駐車ブレーキ電子制御
装置 166 電動駐車ブレーキ操作スイ
ッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60T 8/58 B60T 7/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキペダルの操作に伴って車輪への
    制動力を発生させる第1の制動力発生手段と、 駆動手段により前輪若しくは後輪である左右一組の
    輪のうち少なくとも一方への制動力を発生させる第2の
    制動力発生手段と、 車輪の回転速度を検出する車輪回転速度検出手段と、その 車輪回転速度検出手段により検出した車輪の回転速
    度に基づいて、車輪がロックしないように前記第1の制
    動力発生手段による制動力を低減する制動力低減制御
    行う第1の制動力低減手段と、 前記車輪回転速度検出手段により検出した車輪の回転速
    度に基づいて、車輪がロックしないように前記第2の制
    動力発生手段による制動力を低減する制動力低減制御
    行う第2の制動力低減手段と、 車両走行中に、前記第1の制動力発生手段と前記第2の
    制動力発生手段とのうち一方の制動力発生手段のみが作
    動する場合には、前記第1の制動力低減手段と前記第2
    の制動力低減手段とのうち前記一方の制動力発生手段に
    対応するものによる制動力低減制御を変更しない一方、
    前記第1の制動力発生手段と前記第2の制動力発生手段
    とが同時に作動する場合には、前記第1の制動力低減手
    段と前記第2の制動力低減手段とのうち少なくとも一方
    における各制動力低減手段による各制動力低減制御を、
    その各制動力低減制御による各制動力低減量が変更前の
    各制動力低減制御による各制動力低減量に対して減少す
    る向きに変更する制御変更手段と を含むことを特徴とす
    車両用ブレーキ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御変更手段が、車両走行中であ
    り、かつ、前記第1の制動力発生手段と前記第2の制動
    力発生手段とが同時に作動し、かつ、前記左右一組の車
    輪のうち少なくとも一方の回転が停止していると判断さ
    れた場合に、前記変更を行うものであることを特徴とす
    る請求項1に記載の車両用ブレーキ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御変更手段が、車両走行中であ
    り、かつ、前記第1の制動力発生手段と前記第2の制動
    力発生手段とが同時に作動する場合に、前記第1 の制動
    力低減手段と前記第2の制動力低減手段とのいずれか一
    方による制動力低減制御を完全にまたは部分的に制限す
    ることにより、前記変更を行うものであることを特徴と
    する請求項1または2に記載の車両用ブレーキ制御装
    置。
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