JP2001009594A - 空缶回収装置 - Google Patents

空缶回収装置

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JP2001009594A
JP2001009594A JP11181916A JP18191699A JP2001009594A JP 2001009594 A JP2001009594 A JP 2001009594A JP 11181916 A JP11181916 A JP 11181916A JP 18191699 A JP18191699 A JP 18191699A JP 2001009594 A JP2001009594 A JP 2001009594A
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Yoshitaka Ukai
由隆 鵜飼
Yutaka Aihara
豊 相原
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Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/32Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars
    • B30B9/321Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars for consolidating empty containers, e.g. cans
    • B30B9/322Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars for consolidating empty containers, e.g. cans between jaws pivoting with respect to each other
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B1/00Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen
    • B30B1/02Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by lever mechanism
    • B30B1/06Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by lever mechanism operated by cams, eccentrics, or cranks

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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の空缶回収装置の課題は、電源が遮断さ
れた場合に投入口開閉部材を投入口閉鎖位置にロックで
き、特にデポジット方式に適することである。 【解決手段】装置本体の投入口に開閉可能に設けられた
投入口開閉体と、投入された空缶を圧縮する圧縮機構
と、投入口開閉体と一体で変位するカムと、このカムの
変位動作に追従して変位しカム面の係合部に係合した状
態で投入口開閉体を閉鎖位置にロックする第1のロック
部材と、第1のロック部材がカムの係合部と係合した位
置で第1のロック部材をロックするロック位置と第1の
ロック部材の変位を許容する解除位置との間を変位する
第2のロック部材と、第2のロック部材に対して常時前
記ロック位置へ変位させる弾性力を加える弾性部材と、
通電している時に第2のロック部材を解除位置に変位さ
せる電磁石と、空缶を投入する動作に対応して硬貨を払
い戻す機構とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデポジット方式を採
用した空缶回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、環境汚染が大きな大きな問題とな
っており、その中で飲用後の飲料水などの空缶を回収し
再利用することが重要となってきている。従来からこの
空缶の回収を促進するためにデポジット方式を採用した
空缶回収装置が設置されて用いられてきている。この方
式の空缶回収装置は、装置本体の内部に空缶を投入して
回収する際に、飲料水の販売価格に加えられていた缶代
を払い戻す(具体的には硬貨で払い戻す)もので、この
缶代払い戻しによって空缶の回収を促進することを目的
としている。
【0003】一般に空缶回収装置では、装置本体に形成
した空缶を投入する投入口を形成し、この装置本体に投
入口開閉体を開閉可能に設けて、この投入口開閉体を投
入口開放位置で投入口から投入される空缶を受けるとと
もに、この投入口開放位置から投入口閉鎖位置へ移動し
て受けた空缶を前記装置本体の内部へ送り込むようにし
ている。これは装置本体の内部に設けた圧縮機構が投入
された空缶を順次無理なく圧縮することを目的として、
投入口開閉体の開閉動作により空缶を一定の時間間隔を
おいて投入口から投入させるためである。
【0004】さらに、空缶回収装置では、圧縮機構が故
障して圧縮動作を行なえなくなった場合などに、空缶の
投入動作を行なえないようにするために投入口開閉体を
閉鎖位置に停止しロックさせるロック機構が設けてあ
る。従来、この空缶回収装置に設ける投入口開閉体用の
ロック機構は電動機を駆動源としてロック動作を行なう
ようになっている。すなわち、空缶回収装置を使用する
時に主電源を投入して電動機に通電して電動機を駆動し
てロック動作を行なうようにしている。
【0005】デポジット方式を採用した空缶回収装置も
また装置本体の投入口に投入口開閉体を設けており、ま
た前述したロック機構を採用している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の空缶
回収装置には次に述べる問題がある。すなわち、デポジ
ット方式を採用した空缶回収装置は、空缶の投入に応じ
て硬貨払い戻し機構が硬貨を払い戻す動作を行なうもの
であるから、硬貨払い戻し機構に貯蔵している硬貨が無
くなったて硬貨払い戻し動作ができなくなり、また硬貨
払い戻し機構に硬貨の移動を検出するために設けたセン
サが故障してして硬貨払い戻し動作ができなくなった場
合には、主電源を遮断して空缶回収装置全体を停止する
ようにしている。そうすると、投入口開閉体用のロック
機構における駆動源である電動機の電源も遮断されてし
まい電動機が駆動できなくなる。このため、ロック機構
では電動機の駆動により投入口開閉体を投入口閉鎖位置
で停止ロックすることができず、投入口開閉体が自由に
開閉方向に移動して装置本体の投入口を開放することが
可能となる。従って、デポジット方式を採用した空缶回
収装置では、硬貨払い戻しができない場合に投入口開閉
部材を投入口閉鎖位置にロックできないという問題があ
る。
【0007】また、なんらかの理由により空缶回収装置
の主電源が故障した場合も同様な理由により投入口開閉
体用のロック機構における電動機に通電が行なわれず、
投入口開閉体を閉鎖位置でロックできないという事態が
発生している。
【0008】本発明は前記事情に基づいてなされたもの
で、投入口開閉部材を投入口閉鎖位置にロックでき、特
にデポジット方式を採用したものに最適な空缶回収装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の空缶回
収装置は、空缶を投入する投入口を有する装置本体と、
この装置本体の投入口に開閉可能に設けられ投入口開放
位置で空缶を受けるとともにこの投入口開放位置から投
入口閉鎖位置へ移動して受けた空缶を前記装置本体の内
部へ送り込む投入口開閉体と、この投入口開閉体により
送り込まれた空缶を圧縮する圧縮機構と、圧縮された空
缶を回収する回収箱と、前記投入口開閉体の開閉動作に
連動して前記投入口開放位置と投入口閉鎖位置との間を
変位可能に設けられ且つ一部に係合部が形成されたカム
面を有するカムと、このカムのカム面に接触し前記カム
の変位動作に伴い前記カム面に追従して変位可能に設け
られ且つ前記カム面の前記係合部に係合した状態で前記
カムを介して前記投入口開閉体を投入口閉鎖位置にロッ
クする第1のロック部材と、この第1のロック部材に対
して前記カムのカム面に接触する向きに力を加える第1
の弾性部材と、前記第1のロック部材が前記カムの係合
部と係合した位置で前記第1のロック部材をロックする
ロック位置とこのロック位置から外れて前記第1のロッ
ク部材の変位を許容する解除位置との間を変位可能に設
けられた第2のロック部材と、この第2のロック部材に
対して常時前記ロック位置へ変位させる力を加える第2
の弾性部材と、前記第2のロック部材と連結され通電さ
れている時に前記第2のロック部材を第2の弾性部材の
力に抗して前記解除位置に変位させる電磁石とを具備す
ることを特徴とする。
【0010】この発明の構成によれば、装置の主電源が
遮断された場合でも、第2の弾性部材の動作により、投
入口開閉部材を投入口閉鎖位置にロックできる。
【0011】請求項2の発明は、請求項1に記載の空缶
回収装置において、前記投入口開閉体が投入口閉鎖位置
で空缶を投入する動作に対応して、硬貨を払い戻す動作
を行なう硬貨払い戻し機構を備えていることを特徴とす
る。
【0012】この発明の構成によれば、特にデポジット
方式を採用した空缶回収装置であって硬貨払い戻しがで
きない場合に最適である。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について図
1ないし図6を参照して説明する。図1はこの実施の形
態における空缶回収装置の外観を示す斜視図、図2は空
缶回収装置において空缶を処理する部分を側面側から見
た図、図3は同空缶をを処理する部分を上面側から見た
図、図4は空缶回収装置に設けた投入口開閉体用ロック
機構を示す側面図、図5は投入口開閉体開放時における
投入口開閉体用ロック機構の状態を示す側面図、図6は
投入口開閉体閉鎖時における投入口開閉体用ロック機構
の状態を示す側面図である。この実施の形態の空缶回収
装置はデポジット方式を採用したものである。
【0014】図1および図2において1は箱形をなす装
置本体で、この装置本体1の上部は処理部2、下部は回
収部3とされている。また、装置本体1の前面部におけ
る回収部3に面した部分は開放されて開閉扉51が設け
られている。この開閉扉51は常時は閉鎖されて錠が掛
けられている。図3に示すように処理部2には幅方向に
間隔を存して一対の側壁52が設けられており、この一
対の側壁52で挟まれた箇所に後述する投入口開閉体
5、シャッタ7、重量選別体13、圧縮機構16および
駆動機構20が夫々設けられる。
【0015】図1および図2に示すように装置本体1に
おける処理部2に面する正面部の上部には横長の投入口
4が幅方向に沿って形成され、装置本体1の内部にはこ
の投入口4に組み合わされた投入口開閉体5が設けてあ
る。この投入口開閉体5は側面下部に設けられた水平な
軸6により側壁52に回動可能に支持されており、直立
して外側へ向けて前傾して投入口4を開放するとともに
投入される開放位置と、投入口4を閉鎖するとともに受
けた空缶を装置本体1の内部へ送り込む閉鎖位置との間
を回動できるようになっている。投入口開閉体5は通常
は閉鎖位置にあるように重心が設定され、本体外側へ向
けて引き倒すように力を加えて外側にある開放位置へ向
けて回動すると投入口4を開放する。投入口開閉体5の
内部は軽量な空缶である空缶Vと重量な空缶である空瓶
Wを受けるようになっている。投入口開閉体5の長さ方
向両側縁部には空缶Vが横移動して落下することを防止
する側板が設けてある。
【0016】すなわち、投入口開閉体5を本体外側の開
放位置へ回動して投入口4を開放し、投入口開閉体5の
内部に空缶Vまたは空瓶Wを載せる。次いで、投入口開
閉体5を閉鎖位置へ回動すると、投入口開閉体5に載せ
られた空缶Vまたは空瓶Wは装置本体1の内側へ搬送さ
れて投入口開閉体5から落下する。
【0017】図中7は投入口開閉体5と同じ大きさをな
す横長のシャッタで、このシャッタ7は側壁52に設け
た水平な軸8に支持されて垂下する遮蔽位置と振り上げ
る開放位置との間を回動するようになっている。9はシ
ャッタ7と投入口開閉体5とを結ぶ弾性体、例えばコイ
ルばねである。投入口開閉体5の側面にはレバー10の
一端がピン11で枢着され、このレバー10に形成した
長孔10aにはシャッタ7の側面に設けたピン12が移
動自在に係合されている。
【0018】すなわち、レバー10は、投入口開閉体5
が閉鎖位置から開放位置へ回動する時にシャッタ7を開
放位置から遮蔽位置へ回動、投入口開閉体5が開放位置
から閉鎖位置へ回動する時にシャッタ7を遮蔽位置から
開放位置へ回動させる。これにより投入口開閉体5が開
放位置にある時にシャッタ7が遮蔽位置にあって装置本
体1の投入口4を閉じて手などを装置本体1の内部へ入
れられないようにしている。
【0019】図2に示すように装置本体1の処理室2の
内部には、投入口開閉体5から投入された空缶Vまたは
空瓶Wを受けて重量判別により選別するシーソ形の重量
選別体13が設けられている。横長の重量選別体13は
投入口開閉体5の下側に配置され、投入口開閉体5に寄
った部分が側壁52に設けた軸6と平行な水平な軸14
に支持され、図1において投入口開閉体5から投入され
た空缶Vまたは空瓶Wを受ける実線で示す定常位置13
Aと空缶Vまたは空瓶Wを落下させる破線で示す下向き
位置13Bとの間を回動するようになっている。
【0020】重量選別体13における投入口開閉体5に
寄った端部には重り15が装着されており、且つ重量選
別体13は装置本体1に設けた図示しないストッパによ
り図示時計方向への回動を阻止されている。このため、
重量選別体13は常時は重り15とストッパの作用によ
り投入口開閉体5側から後述する圧縮機構16へ向けて
下向きに傾斜斜する定常位置13Aに停止されており、
この状態で投入口開閉体5から投入された空缶Vおよび
空瓶Wを下降させるようになっている。
【0021】そして、この重量選別体13は受け止める
空缶の重量が所定の値である時を動作の基準点としてお
り、投入口開閉体5から投入された前記所定値未満の重
量である空缶Vを受けると、定常位置に停止したままで
空缶Vを圧縮機構16へ導く。また、重量選別体13
は、投入口開閉体5から投入された所定値以上の重量で
ある空瓶Wを受けると、その重量により重り15の重量
に抗して定常位置13Aから下向き位置13Bまで下向
きに回動する。空瓶Wは重量選別体13から離脱して落
下して処理部2から回収部3に設けた回収箱31の空瓶
収容部32に入る。このように空瓶Wは重量判別されて
空缶Vとは選別されて回収されることになる。なお、空
瓶Wが落下した後に重量選別体13は重り15に作用に
より定常位置13Aまで回動する。
【0022】16は圧縮機構で、この圧縮機構16は装
置本体1の処理部2において重量選別体13の空缶落下
側端部に対して斜め下側に設けられている。圧縮機構1
6は、上下方向に沿って配置されて側壁52に固定され
た横長の固定体17と、この固定体17に対して重量選
別体13とは反対側であって重量選別体13と対向する
位置に配置され且つその下端を支点として揺動できるよ
うに側壁52に設けた枢軸19に支持された横長の可動
押圧体18とから構成されている。
【0023】固定体17は、一方で重量選別体13から
落下した空瓶Wが回収箱31の空瓶回収部32へ導く仕
切りの役目をなしており、他方で重量選別体13から落
下した空缶Vを回収箱31の空缶回収部33へ導く仕切
りの役目と、可動押圧体18とともに空缶Vを圧縮する
役目を有している。そして、固定体17は例えば金属な
どの硬質材料により形成された板状をなすもので、可動
押圧体18に対向して空缶Vと接触する面が圧縮面部1
7aとされている。この圧縮面部17aには水平方向に
延びる断面三角形をなす多数の突条部が上下方向に並べ
て形成されている。固定体17の長さ方向両側縁部には
空缶Vが横移動して落下することを防止する側板が可動
押圧体18に向けて設けてある。
【0024】可動押圧体18は金属などの硬質材料によ
り形成された板形をなすものである。この可動押圧体1
8における固定体17の圧縮面部17aと対向する面に
は圧縮面体(圧縮面部)180が取付けられている。こ
の圧縮面体180は、金属などの硬質材料により形成さ
れた基板181と、この基板181に重ねて接着された
ウレタンゴムなどの弾性を有する合成樹脂、その他の弾
性を有する材料で形成された平坦なシート状をなす圧縮
面板182を有している。基板181は交換が容易なよ
うに例えばねじ止めにより可動押圧体18に取付けられ
ている。すなわち、可動押圧体18は固定体17の圧縮
面部17aと対向して前述した弾性を有する材料からな
る圧縮面部を有している。
【0025】そして、可動押圧体18は固定体17から
最も離間した離間位置18Aと鎖線で示す固定体17に
最も接近して空缶Vを固定体17に押圧する位置18B
との間を枢軸19を中心として揺動する。すなわち、可
動押圧体18が離間位置18Aにある時に可動押圧体1
8と固定体17との間で両者の下端を中心として上端に
向かうに従い開いてV字形状の空間部Xを形成する。可
動押圧体18は一対の側板の内部に入って揺動する。
【0026】20は駆動機構で、この駆動機構20は、
圧縮機構16に隣接して装置本体1の内部に設けられて
いる。駆動機構20は、電動機21と、可動押圧体18
の枢軸19と平行に側壁52に設けた回転軸22と、こ
の回転軸22に取り付けられたカム23と、可動押圧体
18の上端部に取付けられカム23の外周面に接するカ
ムフォロア24とを有している。
【0027】回転軸22は側壁52に設けられている。
カム23は図3に示すように軸方向に間隔を存した箇所
に一対で取り付けられている。カムフォロア24は可動
押圧体18の駆動機構側面上端部に一対のカム23に対
向して一対で配置され、可動押圧体18に回転自在支持
されている。
【0028】電動機21の回転は、電動機21の出力軸
に取り付けられたプーリ25、回転軸22に取り付けら
れたプーリ26およびこれらプーリ25とプーリ26と
に巻き掛けられたベルト27を介して回転軸22へ伝達
される。可動押圧体18にはカムフォロア24がカム2
3の外周面に常に接するように付勢体の一例である引っ
張りコイルばね28により圧力が加えられている。
【0029】カム23の形状は、カム23が初期位置に
ある時に、可動押圧体18が固定体17に対して離間位
置18Aに傾き、且つ空缶Vが固定体17と可動押圧体
18との間を通過する途中で可動押圧体18を接近位置
18Bへ揺動させて空缶Vを押圧して圧縮するように設
定されている。装置本体1には、投入口開閉体5が開放
位置から閉鎖位置に回動することにより動作されて電動
機21を駆動する駆動スイッチ(図示せず)を設けてい
る。
【0030】すなわち、可動押圧体18は離間位置18
Aにあって空缶Vの到来を待機している。投入口開閉体
5を開放位置へ回動させて空缶Vを載せた後に開放位置
から閉鎖位置へ戻すと、空缶Vが重量選別体13へ投入
されるとともに駆動スイッチが動作して電動機21を起
動する。投入口開閉体5から投入されたものが空缶Vで
ある場合には、空缶Vが重量選別体13から落下し、待
機している固定体17と可動押圧体18との間を下降す
る。電動機21が回転駆動すると、その回転が回転軸2
2へ伝達して回転軸22とともにカム23が矢印方向に
回転する。カム23が回転するとカムフォロア24が可
動押圧体18の先端を固定体17に近付ける方向へ移動
する。カム23が所定角度回動して固定体17に接近し
た接近位置18Bに到達した時に、可動押圧体18が固
定体17に対してほぼ起立した状態になり、可動押圧体
18と固定体17との間に進入した空缶Vを押圧し可動
押圧体18と固定体17とで圧縮する。その後、カム2
3の回転につれてカムフォロア24が可動押圧体18の
先端を固定体17から離す方向へ移動し、カム23の1
回転によって可動押圧体18は離間位置18Aへ到達し
て初期状態に戻る。電動機21はカム23が1回転した
時点で停止する。
【0031】さらに説明を加える。装置本体1の投入口
から空缶Vが投入されることを待機している時には、可
動押圧体18が固定体17の圧縮面部17aから離間し
た位置18Aにあって可動押圧体18と固定体17とが
両者の下端を中心として上端に向かうに従い開いてV字
形状の空間部Xを形成している。装置本体1の投入口か
ら空缶Vが投入されると、空缶Vは可動押圧体18と固
定体17とで形成されるV字形状の空間部Xにその上端
から入り固定体17の圧縮面部17aに沿って下降す
る。そして、駆動機構20により可動押圧体18が固定
体17に接近する位置18Bへ向けて枢軸19を中心と
して揺動されてV字形状の空間部Xを閉じるようにな
る。これにより空缶Vは可動押圧体18の圧縮面体18
0の圧縮面板182に押されて固定体17の圧縮面部1
7aに押付けられ可動押圧体18と固定体17とに挟ま
れて圧縮される。
【0032】ここで、可動押圧体18は圧縮面体180
の硬質材料からなる基板181を介して圧縮面板182
で空缶Vを押圧する。そうすると、圧縮面板182は空
缶Vに押されて弾性により没入して圧縮面板182の一
部が空缶Vの周面に沿って押圧接触する。没入して空缶
Vの周面に沿って押圧接触する圧縮面板182の部分
は、空缶Vを押えて空缶Vが可動押圧体18の揺動支点
(枢軸19)から遠ざかる方向、すなわち上側へ浮き上
がるように移動することを阻止する抵抗となる。そし
て、可動押圧体18が固定体17に対して接近する方向
に揺動すると空缶Vに可動押圧体18の揺動支点(枢軸
19)から遠ざかる方向へ向けた力が加わるが、圧縮面
板182が抵抗となって空缶Vが前記方向へ移動するこ
とを阻止される。また、固定体17の圧縮面部17aに
は多数の突条部が水平方向、すなわち空缶Vの移動を阻
害する方向に並べて形成されているために、これら固定
体17の多数の突条部によっても空缶Vは可動押圧体1
8の揺動支点(枢軸19)から遠ざかる方向へ移動する
ことを阻止される。従って、空缶Vが可動押圧体18の
揺動支点(枢軸19)から遠ざかる方向に向く力を受け
ても、上向きに移動して浮き上がることを防止できる。
さらに、空缶Vを可動押圧体18の揺動支点(枢軸1
9)に近い位置で押圧するために、揺動支点(枢軸1
9)から離れた位置で押圧する場合に比較して小さい力
で押圧でき、空缶圧縮時における駆動機構20の電動機
21の負担を軽減できる。
【0033】その後、駆動機構20により可動押圧体1
8が再び傾斜した離間位置18Aに向けて揺動されて可
動押圧体18と固定体17との間が開き、圧縮された空
缶Vが傾斜した可動押圧体18の圧縮面体180の表面
を滑走して下降し、さらに可動押圧体18と固定体17
との間から落下して装置本体1の回収部3に設けた回収
箱31の空缶収容部33に入る。
【0034】このように駆動機構20では、空缶が投入
された時に電動機21によりカム23を1回転して圧縮
機構16の可動押圧体18を1往復揺動動作させて空缶
Vを圧縮する。
【0035】また、装置本体1の回収部3に設けた回収
箱31の内部は上面部が開放されて空瓶収容部32と空
缶収容部33に仕切られている。29は固定体17の下
端に設けられた横長の瓶案内体で、これはL字形に屈曲
して形成されている。この瓶案内体29は、重量選別体
13により選別されて固定体17に沿って落下したきた
空瓶Wを回収箱31の内部の空瓶収容部32へ導くとと
もに空瓶Wの落下による衝撃を緩和するものである。3
0は瓶案内体29の下側に設けた仕切り体である。
【0036】34は押え体で、この押え体34は投入口
開閉体5から投入されて重量選別体13で受け止められ
た空缶Vや空瓶Wを押えて一時的に静止させ、駆動機構
20が可動押圧体18を駆動させる時に連動して駆動さ
れて空缶Vや空瓶Wの押えを解除するものである。この
ため、押え体34は側壁52に回転自在に支持され、駆
動機構20により電動機21が一回転する毎に一動作さ
れる。
【0037】デポジット方式を採用するために本体1に
おける処理部には硬貨払い戻し機構61が設けてある。
この硬貨払い戻し機構61は、払い戻し用の所定貨幣単
位の硬貨を溜めておく部分と、硬貨を溜めておく部分か
ら払い戻し金額に応じた個数の硬貨を取出して装置本体
の正面部の上部において投入口4と並んで設けた硬貨払
い戻し口62へ向けて排出する硬貨払い戻し動作を行な
う硬貨排出手段とを備えている。払い戻し金額は飲料缶
の販売価格に予め加算されている缶代である。すなわ
ち、装置本体1に設けたセンサが空缶が投入されたこと
を検出すると、硬貨排出手段が硬貨溜め部から硬貨を取
出して硬貨払い戻し口62から払い出す。
【0038】次に本発明の特徴である投入口開閉体用の
ロック機構について図4ないし図6を参照して説明す
る。図1ではロック機構をAとして示しており、このロ
ック機構Aは装置本体1の外部において空缶を処理する
部分に対して一方側の側壁の外側に設けられる。ロック
機構Aの構成を示している。図中101はカム、102
は第1のロック部材、103は第1の弾性部材の一例で
ある引張りコイルばね、104は第2のロック部材、1
05は第2の弾性部材である引張りコイルばね、106
はプランジャ107を備えた電磁石、108は連杆であ
る。
【0039】カム101は、投入口開閉体5を支持する
軸6において装置本体1の側壁から外側へ突出する端部
に固定されたもので、投入口開閉体5が開閉方向へ回動
する時に軸6を介して投入口開閉体5と一体で同じ方向
に回動動作するようになっている。すなわち、カム10
1は投入口開閉体5と一体で投入口開放位置と投入口閉
鎖位置との間を変位可能に設けられる。カム101の外
周縁は軸6を中心として画かれる真円形をなすカム面1
01aとして形成され、このカム面101aの一部には
カム101の中心に向けて食い込むように例えば楔形の
凹部をなす係合部101bが形成されている。
【0040】第1のロック部材102はレバー形をなす
のもので、カム101より装置本体内側に横にした状態
で配置され、中間部が軸6と平行に位置して装置本体1
に回転自在に支持された軸111に取付けられている。
この第1のロック部材102におけるカム101に面し
た端部にはカム101のカム面101a接触する係合突
部102aが形成されている。すなわち、第1のロック
部材102は軸111を中心として一端部(突部102
a)がカム101のカム面101aに対して接近、離間
する方向に沿って移動するように回動するものである。
引張りコイルばね103は第1のロック部材102の他
端部と装置本体1とにわたって設けられ、第1のロック
部材102に対して一端部がカム101に接触する向き
にばね力を加えるものである。これにより第1のロック
部材102は、係合突部102aがカム101のカム面
101aに接触しカム101の回動変位動作に伴いカム
面101aに追従して変位するように設けられ且つカム
面101aの係合部101bに係合した状態でカム10
1を介して投入口開閉体5を投入口閉鎖位置にロックす
るようになっている。なお、第1のロック部材102に
おける他端部には係合腕部102bが例えば上向きに突
出して形成されている。
【0041】第2のロック部材104はレバー形をなす
のもので、第1のロック部材102の他端部に形成され
た係合腕部102bの上側に立てた状態で配置され、中
間部が軸6と平行に位置して装置本体1に回転自在に支
持された軸112に取付けられている。第2のロック部
材104は下端部である係合端部104aが、第1のロ
ック部材102の係合腕部102bと係合、離脱する係
合端部104aとなっている、すなわち、第2のロック
部材104は、第1のロック部材102がカム101の
係合部101bと係合した位置で、係合端部104aが
第1のロック部材102の係合腕部102bと係合して
第1のロック部材102をロックするロック位置と、こ
の係合端部104aがロック位置から外れて第1のロッ
ク部材10回動変位を許容する解除位置との間を回動変
位するように設けられている。
【0042】引張りコイルばね105は、第2のロック
部材104の上端部と装置本体1とにわたって設けら
れ、係合端部104aが常時ロック位置へ変位させるよ
うに第2のロック部材104荷対して弾性力を加えるよ
うになっている。
【0043】電磁石106はケースの内部に図示しない
がコイルおよび固定鉄心を備え、且つ可動鉄心であるプ
ランジャ107を備えたもので、コイル直流電流を流し
て固定鉄心を励磁してプランジャ107を吸引移動させ
るものである。プランジャ107はピン113、連杆1
07およびピン114によって第2のロック部材105
の上端部に連結されている。これにより電磁石106を
通電励磁した時に、下端部である係合端部104aが第
1のロック部材102の係合腕部102bから外れて第
1のロック部材102の回動を許容する許容位置へ移動
するように第2のロック部材105を回動変位させる。
【0044】なお、連杆108の移動を安定にするため
に連杆108にその移動方向に沿って長孔1115を形
成し、この長孔115に装置本体1に設けたガイドピン
116を挿入して連杆108の移動を案内するようにな
っている。
【0045】このような構成にもとづいたロック機構A
の動作について説明する。第1のロック部材102は引
張りコイルばね103により軸111を中心として図示
反時計方向に回動して係合突部102aがカム101の
カム面101aに接触する。投入口開閉体5が図4で示
す投入口閉鎖位置にある場合には、カム101は係合部
101bが第1のロック部材102の係合突部102a
と係合する位置にあり、係合突部102aが係合部10
1aと係合している。これによりカム101は第1のロ
ック部材102によりロックされて回転することができ
ず、軸6および投入口開閉体5はカム101により投入
口閉鎖位置にロックされて停止している。
【0046】空缶回収装置において空缶Vを回収する動
作を行なう場合には、装置全体の主電源(図示せず)を
投入して圧縮機構を駆動できるようにする。この場合に
は、ロック機構Aの電磁石106のコイルには直流電流
が通電される。そうすると、図4および図5に示すよう
にプランジャ107が吸引されて後退移動する。このた
め、連杆108はプランジャ107に引かれて装置本体
1の内部側へ向けて直線的に後退移動し、第2のロック
部材104は引張りコイルばね105のばね力に抗して
軸112を中心として図示反時計方向に回動される。こ
れにより第2のロック部材104の係合端部104aが
第1のロック部材102の係合腕部102bと対向する
位置から外れたロック解除位置に移動する。
【0047】この状態で投入口開閉体5を投入口閉鎖位
置から図5に示すように開放位置ヘ軸6を中心として回
動時計方向に沿って回動すると、軸6が投入口開閉体5
と一体に回動し、カム101が軸6と一体で投入口開閉
体5と同じ時計方向へ同じ角度をもって回動する。これ
によりカム101の係合部101bは第1のロック部材
102の係合突部102aから外れて離れた位置へ移動
し、係合突部101aは係合部101bから外れてカム
101のカム面101aに接触して下側へ向けて変位さ
せられる。第1のロック部材102は軸111を中心と
して引張りコイルばね103のばね力に抗して時計方向
へ回動する。ここで、第1のロック部材102の係合腕
部102bは上側へ向けて移動する。ところが、前述し
たように第2のロック部材104は反時計方向へ回動し
て係合端部104aがロック位置から外れた解除位置に
ある。このため、第1のロック部材102が回動して係
合腕部102aが上側へ移動しても第2のロック部材1
04の係合端部104aに衝突することがなくさらに上
側へ移動する。従って、第1のロック部材102は係合
突部102aがカム101の係合部101bから外れて
カム面101aに接触する位置まで回動することが可能
となる。すななち、第1のロック部材102によるカム
101のロックが解除され、投入口開閉体5の閉鎖位置
でのロックが解除される。
【0048】さらに、電磁石106におけるコイルへの
直流電流の供給を遮断すると、プランジャ108に対す
る吸引力が作用しなくなる。このため、第2のロック部
材104は図6に示すように引張りコイルばね105の
ばね力により軸112を中心とし図示時計方向に回動
し、係合端部104aがロック解除位置からロック位置
へ移動する。すなわち、第2のロック部材104の係合
端部104aが第1のロック部材102の係合腕部10
2bと対向する位置に位置する。そして、投入口開閉体
5を投入口閉鎖位置から開放位置へ回動しにかかると、
カム101も一体に回動しにかかる。そこで、カム10
1の係合部101bがここに係合している第1のロック
部材102の係合突部102bを押し下げようとする。
すなわち、第1のロック部材102を時計方向へ回動さ
せようとする。しかし、そうすると第1のロック部材1
02の係合腕部102bが第2のロック部材104の係
合端部104aに衝突し、第1のロック部材102が軸
111を中心として回動することを阻止される。このた
め、第1のロック部材102は係合突部102aがカム
101の係合部101bに係合した状態、すなわちカム
101を停止させた状態にロックされる。従って、投入
口開閉体5は投入口閉塞位置にロックされることにな
る。
【0049】空缶回収装置において、硬貨払い戻し機構
に貯蔵している硬貨が無くなった場合には硬貨払い戻し
戻し動作ができなくなり、また硬貨払い戻し機構に硬貨
の移動を検出するセンサが故障して硬貨払い戻し動作が
できなくなり、主電源を遮断して空缶回収装置全体を停
止すると、ロック機構Aの電磁石106への通電も遮断
される。この場合でも前述したようにカム101、第1
のロック部材102、引張りコイルばね103第2のロ
ック部材104および引張りコイルばね105の組合せ
により、投入口開閉体5を閉鎖位置にロックして投入口
4を閉じておくことができるので、不要な空缶の投入を
防止することができる。従って、デポジット方式を採用
した空缶回収装置では、硬貨払い戻しができない場合に
投入口開閉部材を投入口閉鎖位置にロックできないとい
う問題を解決できる。
【0050】なお、本発明は前述した実施の形態に限定
されず種々変形して実施することができる。例えば、カ
ム101、第1のロック部材102、引張りコイルばね
103第2のロック部材104および引張りコイルばね
105は前述した実施の形態に限定されることがなく、
カムは円形転カムに限定されず、各ロック部材はその位
置との組み合せに限定されず、各弾性部材波引張りコイ
ルばねに限定されず圧縮コイルばねなどを用いることが
できる。
【0051】
【発明の効果】請求項1の発明の空缶回収装置によれ
ば、投入口開閉体をロックするロック機構として、投入
口開閉体と連動して投入口開放位置と投入口閉鎖位置と
の間を変位可能であって一部に係合部が形成されたカム
と、このカムの変位動作に追従して変位可能に設けられ
且つカム面の係合部に係合した状態で投入口開閉体を投
入口閉鎖位置にロックする第1のロック部材と、この第
1のロック部材に対してカムのカム面に接触する向きに
弾性力を加える第1の弾性部材と、第1のロック部材が
カムの係合部と係合した位置で第1のロック部材をロッ
クするロック位置と第1のロック部材の変位を許容する
解除位置との間を変位する第2のロック部材と、この第
2のロック部材に対して常時前記ロック位置へ変位させ
る弾性力を加える第2の弾性部材と、第2のロック部材
と連結され通電されている時に解除位置に変位させる電
磁石とを具備するので、空缶回収装置の主電源を遮断し
た場合でも、第2の弾性部材の動作により、投入口開閉
部材を投入口閉鎖位置にロックできる。
【0052】請求項2の発明によれば、請求項1の効果
に加えて、投入口開閉体が投入口閉鎖位置で空缶を投入
する動作に対応して、硬貨を払い戻す動作を行なう硬貨
払い戻し機構を備えているので、特にデポジット方式を
採用した空缶回収装置に適用することが最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施の形態にかかわる空缶回収装
置の外観を示す斜視図
【図2】同実施の形態にかかわる空缶回収装置の全体を
示す断面図。
【図3】同実施の形態にかかわる空缶回収装置の処理部
を示す平面図。
【図4】同実施の形態にかかわる空缶回収装置に設ける
ロック機構を示す側面図。
【図5】同実施の形態の空缶回収装置に設けるロック機
構の動作を示す側面図。
【図6】同実施の形態の空缶回収装置に設けるロック機
構の動作を示す側面図。
【符号の説明】
1…装置本体、 2…処理部、 3…回収部、 4…投入口、 5…投入口開閉体、 13…重量選別体、 16…圧縮機構、 20…駆動機構、 31…回収箱、 61…硬貨払い戻し機構、 62…払い戻し口、 101…カム、 101a…カム面、 101b…係合部、 102…第1のロック部材、 103…引張りコイルばね(第1の弾性部材)、 104…第2のロック部材、 105…引張りコイルばね(第2の弾性部材)、 106…電磁石。 A…ロック機構、 V…缶。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空缶を投入する投入口を有する装置本体
    と、この装置本体の投入口に開閉可能に設けられ投入口
    開放位置で空缶を受けるとともにこの投入口開放位置か
    ら投入口閉鎖位置へ移動して受けた空缶を前記装置本体
    の内部へ送り込む投入口開閉体と、この投入口開閉体に
    より送り込まれた空缶を圧縮する圧縮機構と、圧縮され
    た空缶を回収する回収箱と、前記投入口開閉体の開閉動
    作と連動して前記投入口開放位置と投入口閉鎖位置との
    間を変位可能に設けられ且つ一部に係合部が形成された
    カム面を有するカムと、このカムのカム面に接触し前記
    カムの変位動作に伴い前記カム面に追従して変位可能に
    設けられ且つ前記カム面の前記係合部に係合した状態で
    前記カムを介して前記投入口開閉体を投入口閉鎖位置に
    ロックする第1のロック部材と、この第1のロック部材
    に対して前記カムのカム面に接触する向きに力を加える
    第1の弾性部材と、前記第1のロック部材が前記カムの
    係合部と係合した位置で前記第1のロック部材をロック
    するロック位置とこのロック位置から外れて前記第1の
    ロック部材の変位を許容する解除位置との間を変位可能
    に設けられた第2のロック部材と、この第2のロック部
    材に対して常時前記ロック位置へ変位させる力を加える
    第2の弾性部材と、前記第2のロック部材と連結され通
    電されている時に前記第2のロック部材を第2の弾性部
    材の力に抗して前記解除位置に変位させる電磁石とを具
    備することを特徴とする空缶回収装置。
  2. 【請求項2】 前記投入口開閉体が投入口閉鎖位置で空
    缶を投入する動作に対応して、硬貨を払い戻す動作を行
    なう硬貨払い戻し機構を備えていることを特徴とする請
    求項1に記載の空缶回収装置。
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