JP2001008475A5 - - Google Patents
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Description
【特許請求の範囲】
【請求項1】 弾性体に電気−機械エネルギー変換素子が設けられ、該電気−機械エネルギー変換素子に交番信号を印加することにより該弾性体の駆動部に駆動振動を形成する振動体と、前記弾性体の駆動部と接触する接触体を有し、前記振動体と前記接触体とを相対移動させる振動波駆動装置において、
前記弾性体は、前記駆動部として、該弾性体に生じる振動の中立面を境として両側に突出するように曲げ形成された第1の突出部と第2の突出部を備え、
該第1及び第2の突出部はそれぞれ、前記接触体としての、第1の接触体及び第2の接触体に接触することを特徴とする振動波駆動装置。
【請求項2】 前記第1及び第2の突出部は、円板状に形成された前記弾性体の周方向に沿って複数設けられているとともに、該第1及び第2の突出部が交互に位置するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の振動波駆動装置。
【請求項3】 前記振動体は、前記弾性体の両面に前記電気−機械エネルギー変換素子を有することを特徴とする請求項1または2に記載の振動波駆動装置。
【請求項4】 前記振動体は、前記弾性体の片面に前記電気−機械エネルギー変換素子を有することを特徴とする請求項1または2に記載の振動波駆動装置。
【請求項5】 前記第1の突出部と第2の突出部は、先端ほど薄くしたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の振動波駆動装置。
【請求項1】 弾性体に電気−機械エネルギー変換素子が設けられ、該電気−機械エネルギー変換素子に交番信号を印加することにより該弾性体の駆動部に駆動振動を形成する振動体と、前記弾性体の駆動部と接触する接触体を有し、前記振動体と前記接触体とを相対移動させる振動波駆動装置において、
前記弾性体は、前記駆動部として、該弾性体に生じる振動の中立面を境として両側に突出するように曲げ形成された第1の突出部と第2の突出部を備え、
該第1及び第2の突出部はそれぞれ、前記接触体としての、第1の接触体及び第2の接触体に接触することを特徴とする振動波駆動装置。
【請求項2】 前記第1及び第2の突出部は、円板状に形成された前記弾性体の周方向に沿って複数設けられているとともに、該第1及び第2の突出部が交互に位置するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の振動波駆動装置。
【請求項3】 前記振動体は、前記弾性体の両面に前記電気−機械エネルギー変換素子を有することを特徴とする請求項1または2に記載の振動波駆動装置。
【請求項4】 前記振動体は、前記弾性体の片面に前記電気−機械エネルギー変換素子を有することを特徴とする請求項1または2に記載の振動波駆動装置。
【請求項5】 前記第1の突出部と第2の突出部は、先端ほど薄くしたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の振動波駆動装置。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本出願に係る発明の目的を実現する振動波駆動装置は、弾性体に電気−機械エネルギー変換素子が設けられ、該電気−機械エネルギー変換素子に交番信号を印加することにより該弾性体の駆動部に駆動振動を形成する振動体と、前記弾性体の駆動部と接触する接触体を有し、前記振動体と前記接触体とを相対移動させる振動波駆動装置において、前記弾性体は、前記駆動部として、該弾性体に生じる振動の中立面を境として両側に突出するように曲げ形成された第1の突出部と第2の突出部を備え、該第1及び第2の突出部はそれぞれ、前記接触体としての第1の接触体及び第2の接触体に接触するものである。
【課題を解決するための手段】
本出願に係る発明の目的を実現する振動波駆動装置は、弾性体に電気−機械エネルギー変換素子が設けられ、該電気−機械エネルギー変換素子に交番信号を印加することにより該弾性体の駆動部に駆動振動を形成する振動体と、前記弾性体の駆動部と接触する接触体を有し、前記振動体と前記接触体とを相対移動させる振動波駆動装置において、前記弾性体は、前記駆動部として、該弾性体に生じる振動の中立面を境として両側に突出するように曲げ形成された第1の突出部と第2の突出部を備え、該第1及び第2の突出部はそれぞれ、前記接触体としての第1の接触体及び第2の接触体に接触するものである。
この突出部1aと1bとは全周に設けられており、それぞれの先端部1cと1dは軸方向と直交する平面と略平行な面となるように折り曲げられている。なお、この先端部1cと1dとは、ある程度の角度を有して傾斜するようにしてもよく、この場合は不図示のロータとの加圧接触の際に、突出部1a,1bの撓みにより該ロータとの接触面に対して平行となり均一な加圧接触が得られ、例えばロータあるいは該先端部1cと1dの表面に設けられた摩擦摺動材の異常摩耗等を防止することができる。
本実施の形態は図2に示す第2の実施の形態と弾性体1に形成される突出部の形状のみが異なるもので、上記した図2に示す第2の実施の形態における弾性体1は、弾性体1の最外周からやや内側の部分1gを切断しているが、本実施の形態では、このような部分での切断は行わず、放射方向の内周側及び外周側の端部は共に弾性体1を構成する板部材に繋いだ状態とし、その間の部分を軸方向に突出させて突出部1cと1dを形成するようにしている。
ところで、以上説明した実施の形態においては、弾性体の両面に同寸法の圧電素子を配置して上下対称の振動体としたが、圧電素子を片面のみへ貼り付けても弾性体に振動を励振できる。
【0070】
【発明の効果】
本発明によれば、振動体を構成する弾性体を薄板で形成しても、弾性体に生じる振動の中立面を境として両側に突出するように曲げ形成された第1及び第2の突出部を備えているので、弾性体自体の剛性が高くなり、接触体との接触による変形を防止でき、また弾性体と接触体とを均一に接触させることが可能となり、モータ効率の向上、鳴きの発生を防止することが可能となった。
【発明の効果】
本発明によれば、振動体を構成する弾性体を薄板で形成しても、弾性体に生じる振動の中立面を境として両側に突出するように曲げ形成された第1及び第2の突出部を備えているので、弾性体自体の剛性が高くなり、接触体との接触による変形を防止でき、また弾性体と接触体とを均一に接触させることが可能となり、モータ効率の向上、鳴きの発生を防止することが可能となった。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17079999A JP4350208B2 (ja) | 1999-06-17 | 1999-06-17 | 振動波駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17079999A JP4350208B2 (ja) | 1999-06-17 | 1999-06-17 | 振動波駆動装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
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JP2001008475A JP2001008475A (ja) | 2001-01-12 |
JP2001008475A5 true JP2001008475A5 (ja) | 2006-08-03 |
JP4350208B2 JP4350208B2 (ja) | 2009-10-21 |
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ID=15911577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17079999A Expired - Fee Related JP4350208B2 (ja) | 1999-06-17 | 1999-06-17 | 振動波駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4350208B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP6602041B2 (ja) * | 2015-04-24 | 2019-11-06 | キヤノン株式会社 | 振動体、振動型駆動装置、画像形成装置、ロボット、及び雲台装置 |
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1999
- 1999-06-17 JP JP17079999A patent/JP4350208B2/ja not_active Expired - Fee Related
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