JP2001008233A - 3次元画像入力装置 - Google Patents

3次元画像入力装置

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JP2001008233A
JP2001008233A JP11176968A JP17696899A JP2001008233A JP 2001008233 A JP2001008233 A JP 2001008233A JP 11176968 A JP11176968 A JP 11176968A JP 17696899 A JP17696899 A JP 17696899A JP 2001008233 A JP2001008233 A JP 2001008233A
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Nobuhiro Tani
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動する被計測物体の3次元画像情報を安価
かつ簡便に得る。 【解決手段】 CCDの5水平ラインおきのフォトダイ
オードを用いて距離に関する信号電荷を検出する。検出
された信号電荷を垂直転送部へ転送する。垂直転送部へ
転送された信号電荷を垂直転送CCDパルス(4相駆動
パルス)S52、S53、S54、S55により水平転
送部方向へ転送する。水平転送CCDパルスS50が出
力されている間に6周期分の垂直転送CCDパルスを出
力する。これにより水平転送部へ転送された1ライン分
の信号電荷を水平転送CCDパルスS51によりCCD
の外部へと出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光伝播時間測定法
を用いて被計測物体の3次元形状等を検出する3次元画
像入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来3次元画像入力装置による3次元計
測は、光、電波あるいは音を被計測物体に照射する能動
方式と、光等を照射しない受動方式とに分類される。能
動方式には、光伝播時間測定法、変調した光波を用いる
位相差測定法、三角測量法、モアレ法、干渉法等が知ら
れており、受動方式には、ステレオ視法、レンズの焦点
法等が知られている。
【0003】能動方式は受動方式に比べ、レーザ光等を
照射するための機構が必要なために装置の規模が大きく
なるが、距離分解能、計測時間、計測空間範囲等の点に
おいて優れており、産業応用分野において広く用いられ
てきている。「MeasurementScience and Technology」
(S. Christie 他、vol.6, p1301-1308, 1995 年)に記
載された3次元画像入力装置では、パルス変調されたレ
ーザ光が被計測物体に照射され、その反射光がイメージ
インテンシファイアが取付けられた2次元CCDセンサ
によって受光され、電気信号に変換される。イメージイ
ンテンシファイアはレーザ光のパルス発光に同期したゲ
ートパルスによってシャッタ制御される。この構成によ
れば、遠い被計測物体からの反射光による受光量は近い
被計測物体からの反射光による受光量に比べて小さいの
で、被計測物体の距離に応じた出力がCCDの各画素毎
に得られる。
【0004】一方、国際公開97/01111号公報に開示され
た装置では、パルス変調されたレーザ光等の光が被計測
物体に照射され、その反射光がメカニカル又は液晶素子
等から成る電気光学的シャッタと組み合わされた2次元
CCDセンサによって受光され、電気信号に変換され
る。そのシャッタは、測距光のパルスとは異なるタイミ
ングで制御され、距離情報がCCDの各画素毎に得られ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の能動
方式の装置では、CCDセンサにおける電荷蓄積動作を
制御するためにKDP素子等の光シャッタが設けられて
いる。ところが光シャッタの規模が大きいだけでなく、
光シャッタを駆動するために高電圧を供給する電気回路
が必要であるので、従来装置は大型化せざるを得ないと
いう問題があった。一方、米国特許第 5,081,530号明細
書には、CCDセンサの電荷蓄積動作を制御するために
電子シャッタを用いる構成が開示されているが、従来の
1回の電子シャッタにより得られるCCDセンサの出力
は、被計測物体の距離情報を検出するために十分な大き
さを有していない。
【0006】本発明は、光シャッタを必要とせず小型で
安価であり、しかも被計測物体が高速に移動している場
合においても距離情報を検出できる3次元画像入力装置
を得ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の3次元画像入力
装置は被計測物体に測距光を照射する光源と、被計測物
体からの反射光を受け、受光量に応じた電荷を蓄積可能
な2次元格子状に配列された光電変換素子と、格子状に
配列された光電変換素子の各垂直ラインに沿って配置さ
れ、光電変換素子に蓄積された信号電荷を垂直方向に転
送するための垂直転送部と、各垂直転送部の一方の端部
に隣接し、光電変換素子の水平ラインに平行に配置され
た信号電荷を水平方向に転送するための水平転送部と、
全水平ラインのうち所定本数おきに位置する有効水平ラ
イン上の光電変換素子に蓄積された信号電荷のみを垂直
転送部へ転送可能な電荷転送手段と電荷転送手段を繰り
返し駆動することにより、有効水平ライン上の光電変換
素子に蓄積された信号電荷を垂直転送部において積分す
る信号電荷積分手段と、有効水平ラインの信号電荷が水
平転送部に転送されたときのみ水平転送部を駆動するよ
うに水平転送部および垂直転送部を制御する転送動作制
御手段とを備えることを特徴とする。
【0008】水平ラインは好ましくは複数の系統に分か
れ、有効水平ラインが系統の1つまたは組み合せによっ
て構成される。また好ましくは水平ラインは第1、第2
及び第3の系統に分かれ、これらが第1、第2、第2、
第3、第2、第2の系統の順で繰り返し並んでいる。
【0009】好ましくは、光電変換素子に蓄積した不要
電荷を光電変換素子から掃出すことにより光電変換素子
における信号電荷の蓄積動作を開始させる蓄積電荷掃出
手段を備え、信号電荷積分手段が蓄積電荷掃出手段と電
荷転送手段とを交互に駆動することにより行われる。ま
た光電変換素子は好ましくは、基板に沿って形成され、
蓄積電荷掃出手段が不要電荷を基板側に掃出す。
【0010】好ましくは蓄積電荷掃出手段における不要
電荷を掃出すための電荷掃出信号の出力が終了すること
によって、被計測物体の距離情報に対応した信号電荷の
光電変換素子における蓄積が開始する。また好ましくは
光源によって、パルス状の測距光が出力され、電荷掃出
信号が出力されてから電荷転送信号が出力されるまでの
第1の電荷蓄積期間中、測距光のパルスが出力されるこ
とによって、被計測物体の距離情報に対応した信号電荷
が有効水平ライン上の垂直転送部において積分される。
【0011】本発明の3次元画像入力装置は、被計測物
体に測距光を照射する光源と、受光量に応じた電荷を蓄
積可能な2次元格子状に配列された複数の光電変換素子
と、光電変換素子に蓄積された信号電荷を光電変換素子
の外部へ出力するための電荷転送動作を制御する電荷転
送制御手段と、被計測物体からの反射光により光電変換
素子に蓄積した電荷量から、光電変換素子に対応する被
計測物体までの距離を算出する距離算出手段と、全ての
光電変換素子に蓄積された信号電荷を出力するように電
荷転送制御手段を駆動し、全ての光電変換素子に対応す
る距離を算出する第1の距離測定手段と、一部の光電変
換素子に蓄積された信号電荷を出力するように電荷転送
制御手段を駆動し、一部の光電変換素子に対応する距離
を算出する第2の距離測定手段と備えることを特徴とす
る。
【0012】好ましくは、第1及び第2の距離測定手段
の一方を選択し駆動するための距離測定選択手段を備
え、被計測物体が静止しているときには第1の距離測定
手段を、被計測物体が移動しているときには第2の距離
測定手段を選択し駆動する。
【0013】また好ましくは第2の距離測定手段が、一
部の光電変換素子に蓄積された信号電荷を出力するよう
に電荷転送制御手段を駆動し、一部の光電変換素子に対
応する距離を算出するための第1の高速モードと、第1
の高速モードよりも少ない数の光電変換素子から信号電
荷を出力するように電荷転送制御手段を駆動し、光電変
換素子に対応する距離を算出するための第2の高速モー
ドを有し、被計測物体が相対的に低速で移動するときに
は第1の高速モードで距離を算出し、被計測物体が相対
的に高速で移動するときには第2の高速モードで距離を
算出する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施形態で
ある3次元画像入力装置を備えたカメラの斜視図であ
る。
【0015】カメラ本体10の前面において、撮影レン
ズ11の左上にはファインダ窓12が設けられ、右上に
はストロボ13が設けられている。カメラ本体10の上
面において、撮影レンズ11の真上には、測距光である
レーザ光を照射する発光装置(光源)14が配設されて
いる。発光装置14の左側にはレリーズスイッチ15と
液晶表示パネル16が設けられ、また右側にはモード切
替ダイヤル17とV/Dモード切替スイッチ18が設け
られている。カメラ本体10の側面には、ICメモリカ
ード等の記録媒体を挿入するためのカード挿入口19が
形成され、また、ビデオ出力端子20とインターフェー
スコネクタ21が設けられている。
【0016】図2は図1に示すカメラの回路構成を示す
ブロック図である。撮影レンズ11の中には絞り25が
設けられている。絞り25の開度はアイリス駆動回路2
6によって調整される。撮影レンズ11の焦点調節動作
およびズーミング動作はレンズ駆動回路27によって制
御される。
【0017】撮影レンズ11の光軸上には撮像素子(C
CD)28が配設されている。CCD28には、撮影レ
ンズ11によって被写体像が形成され、被写体像に対応
した電荷が発生する。CCD28における電荷の蓄積動
作、電荷の読出動作等の動作はCCD駆動回路30によ
って制御される。CCD28から読み出された電荷信号
すなわち画像信号はアンプ31において増幅され、A/
D変換器32においてアナログ信号からデジタル信号に
変換される。デジタルの画像信号は撮像信号処理回路3
3においてガンマ補正等の処理を施され、画像メモリ3
4に一時的に格納される。アイリス駆動回路26、レン
ズ駆動回路27、CCD駆動回路30、撮像信号処理回
路33はシステムコントロール回路35によって制御さ
れる。
【0018】画像信号は画像メモリ34から読み出さ
れ、LCD駆動回路36に供給される。LCD駆動回路
36は画像信号に応じて動作し、これにより画像表示L
CDパネル37には、画像信号に対応した画像が表示さ
れる。
【0019】また画像メモリ34から読み出された画像
信号はTV信号エンコーダ38に送られ、ビデオ出力端
子20を介して、カメラ本体10の外部に設けられたモ
ニタ装置39に伝送可能である。システムコントロール
回路35はインターフェース回路40に接続され、イン
ターフェース回路40はインターフェースコネクタ21
に接続されている。したがって画像メモリ34から読み
出された画像信号は、インターフェースコネクタ21に
接続されたコンピュータ41に伝送可能である。またシ
ステムコントロール回路35は、記録媒体制御回路42
を介して画像記録装置43に接続されている。したがっ
て画像メモリ34から読み出された画像信号は、画像記
録装置43に装着されたICメモリカード等の記録媒体
Mに記録可能である。
【0020】システムコントロール回路35には、発光
素子制御回路44が接続されている。発光装置14には
発光素子14aと照明レンズ14bが設けられ、発光素
子14aの発光動作は発光素子制御回路44によって制
御される。発光素子14aは測距光であるレーザ光を照
射するものであり、このレーザ光は照明レンズ14bを
介して被計測物体の全体に照射される。被計測物体にお
いて反射した光は撮影レンズ11に入射する。この光を
CCD28によって検出することにより、後述するよう
に被計測物体の3次元画像が計測される。なおこの計測
において、CCD28における転送動作のタイミング等
の制御はシステムコントロール回路35とCCD駆動回
路30によって行なわれる。
【0021】システムコントロール回路35には、レリ
ーズスイッチ15、モード切替ダイヤル17、V/Dモ
ード切替スイッチ18から成るスイッチ群45と、液晶
表示パネル(表示素子)16とが接続されている。
【0022】図3および図4を参照して、本実施形態に
おける距離測定の原理を説明する。なお図4において横
軸は時間tである。
【0023】距離測定装置Bから出力された測距光は被
計測物体Sにおいて反射し、図示しないCCDによって
受光される。測距光は所定のパルス幅Hを有するパルス
状の光であり、したがって被計測物体Sからの反射光
も、同じパルス幅Hを有するパルス状の光である。また
反射光のパルスの立ち上がりは、測距光のパルスの立ち
上がりよりも時間δ・t(δは遅延係数)だけ遅れる。
測距光と反射光は距離計測装置Bと被計測物体Sの間の
2倍の距離rを進んだことになるから、その距離rは r=δ・t・C/2 ・・・(1) により得られる。ただしCは光速である。
【0024】例えば測距光のパルスの立ち上がりから反
射光を検知可能な状態に定め、反射光のパルスが立ち下
がる前に検知不可能な状態に切換えるようにすると、す
なわち反射光検知期間Tを設けると、この反射光検知期
間Tにおける受光量Aは距離rの関数である。すなわち
受光量Aは、距離rが大きくなるほど(時間δ・tが大
きくなるほど)小さくなる。
【0025】本実施形態では上述した原理を利用して、
CCD28に設けられ、2次元的に配列された複数のフ
ォトダイオード(光電変換素子)においてそれぞれ受光
量Aを検出することにより、カメラ本体10から被計測
物体Sの表面の各点までの距離をそれぞれ検出し、被計
測物体Sの表面形状に関する3次元画像のデータを一括
して入力している。
【0026】CCD28は電気的に例えば3つの系統に
別れるフォトダイオード51a1 、51a2 、51a3
により構成されており、図5はこのときのフォトダイオ
ード51a1 、51a2 、51a3 と垂直転送部52の
配置を示す図である。図6はCCD28を基板53に垂
直な平面で切断して示す断面図である。このCCD28
は従来公知のインターライン型CCDであり、不要電荷
の掃出しにVOD(縦型オーバーフロードレイン)方式
を用いたものである。
【0027】フォトダイオード51a1 、51a2 、5
1a3 と垂直転送部52はn型基板53の面に沿って形
成されている。フォトダイオード51a1 、51a2
51a3 は2次元的な格子状に配置されており、図5は
この格子状に配置されたフォトダイオードの垂直方向の
1つの列を図示したものである。フォトダイオードは上
から51a1 、51a2 、51a2 、51a3 、51a
2 、51a2 の順で配列され、以下この順序で繰り返し
配列されている。
【0028】垂直転送部52はフォトダイオード51a
1 、51a2 、51a3 に隣接して設けられている。垂
直転送部52は、1つのフォトダイオードに対して4つ
の垂直転送電極を有する。すなわちフォトダイオード5
1a1 に隣接した垂直転送部52は垂直転送電極52a
1 、52b、52c、52dを有する。同様にフォトダ
イオード51a2 に隣接した垂直転送部52は垂直転送
電極52a2 、52b、52c、52dを有し、フォト
ダイオード51a3 に隣接した垂直転送部52は垂直転
送電極52a3 、52b、52c、52dを有する。同
一の記号で図示された垂直転送電極同士は、回路内にお
いて互いに電気的に連結しており、同一記号の電極毎に
独立に信号電圧を印加することができる。また、垂直転
送部52は各々のフォトダイオード毎に4つの垂直転送
電極を持つので、フォトダイオード毎に4つのポテンシ
ャルの井戸が形成可能であり、従来公知のように、これ
らの井戸の深さを制御することによって、信号電荷をC
CD28から出力することができる。なお、垂直転送電
極の数は目的に応じて自由に変更できる。
【0029】基板53の表面に形成されたp型井戸の中
にフォトダイオード51a1 、51a2 、51a3 が形
成され、p型井戸とn型基板53の間に印加される逆バ
イアス電圧によってp型井戸が完全に空乏化される。こ
の状態において、入射光(被計測物体からの反射光)の
光量に応じた電荷がフォトダイオード51a1 、51a
2 、51a3 において蓄積される。基板電圧Vsub を所
定値以上に大きくすると、フォトダイオード51a1
51a2 、51a3 に蓄積した電荷は、基板53側に掃
出される。これに対し、転送ゲート部54に電荷転送信
号(電圧信号)が印加されたとき、フォトダイオード5
1a1 、51a2 、51a3 に蓄積した電荷は垂直転送
部52に転送される。すなわち電荷掃出し信号によって
電荷を基板53側に掃出した後、フォトダイオード51
1 、51a2 、51a3 に蓄積した信号電荷が、電荷
転送信号によって垂直転送部52側に転送される。この
ような動作を繰り返すことにより、垂直転送部52にお
いて信号電荷が積分され、いわゆる電子シャッタ動作が
実現される。
【0030】本実施形態におけるCCDは、電気的に3
系統のフォトダイオード51a1 、51a2 、51a3
に分かれているが、これは移動する物体の距離に関する
データを検出するためである。被計測物体が移動してい
る場合、距離検出に掛かる時間を短くする必要がある
が、後に詳述するように例えばCCDにおけるフォトダ
イオードの水平ラインを1/n(例えばn=1,2,
3)ラインに間引いて距離検出動作を行なうことによ
り、距離検出時間を短縮することができる。本実施形態
において距離検出動作を行なう距離測定(D)モードに
は、3系統のフォトダイオード51a1 、51a2 、5
1a3 を全て用いて(フォトダイオード51a 1 、51
2 、51a3 を有効水平ラインとする)、静止してい
ると見なせる物体の距離検出動作を行なう通常モード
(Dnモード)と、2系統のフォトダイオード51
1 、51a3 のみを用いて(フォトダイオード51a
1 、51a3 を有効水平ラインとする)移動物体の距離
測定を行なう第1の高速モード(Dh1モード)と、1
系統のフォトダイオード51a1 を単独で用い(フォト
ダイオード51a1 のみを有効水平ラインとする)、よ
り高速な移動物体の距離測定を行なう第2の高速モード
(Dh2モード)の3つのモードが設けられている。D
nモード、Dh1モード、Dh2モードは、フォトダイ
オードのライン数をそれぞれ1/1、1/3、1/6に
間引いた状態に対応する。なおDnモードは第1の距離
測定手段に対応し、Dh1モード、Dh2モードは第2
の距離測定手段に対応している。
【0031】図7は、各画素に対応する被計測物体の表
面の各点までの距離に関するデータを検出する距離情報
検出動作のタイミングチャートである。図1、図2、図
5〜図7を参照して距離情報検出動作をフォトダイオー
ド51a1 を単独で用いた場合を例に取り説明する。な
お他の系統のフォトダイオードを単独で用いた場合や、
複数の系統のフォトダイオードを組み合わせて用いた場
合においても同様である。
【0032】垂直同期信号(図示せず)の出力に同期し
て電荷掃出し信号(パルス信号)S1が出力され、これ
によりフォトダイオード51a1 に蓄積していた不要電
荷が基板53の方向に掃出され、フォトダイオード51
1 における蓄積電荷量はゼロになる(符号S2)。電
荷掃出し信号S1の出力の開始の後、一定のパルス幅を
有するパルス状の測距光S3が出力される。測距光S3
が出力される期間(パルス幅)は調整可能であり、図示
例では、電荷掃出し信号S1の出力と同時に測距光S3
がオフするように調整されている。
【0033】測距光S3は被計測物体において反射し、
CCD28に入射する。すなわちCCD28によって被
計測物体からの反射光S4が受光されるが、電荷掃出し
信号S1が出力されている間は、フォトダイオード51
1 において電荷は蓄積されない(符号S2)。電荷掃
出し信号S1の出力が停止されると、フォトダイオード
51a1 では、反射光S4の受光によって電荷蓄積が開
始され、反射光S4と外光に起因する信号電荷S5が発
生する。反射光S4が消滅すると(符号S6)フォトダ
イオード51a1 では、反射光に基く電荷蓄積は終了す
るが(符号S7)、外光のみに起因する電荷蓄積が継続
する(符号S8)。
【0034】その後、電荷転送信号S9が出力される
と、フォトダイオード51a1 に蓄積された電荷が垂直
転送部52に転送される。この電荷転送は、電荷転送信
号の出力の終了(符号S10)によって完了する。すな
わち、外光が存在するためにフォトダイオード51a1
では電荷蓄積が継続するが、電荷転送信号の出力が終了
するまでフォトダイオード51a1 に蓄積されていた信
号電荷S11が垂直転送部52へ転送される。電荷転送
信号の出力終了後に蓄積している電荷S14は、そのま
まフォトダイオード51a1 に残留する。
【0035】このように電荷掃出し信号S1の出力の終
了から電荷転送信号S9の出力が終了するまでの期間T
U1の間、フォトダイオード51a1 には、被計測物体ま
での距離に対応した信号電荷が蓄積される。そして、反
射光S4の受光終了(符号S6)までフォトダイオード
51a1 に蓄積している電荷が、外光と被計測物体の距
離情報とに対応した信号電荷S12として垂直転送部5
2へ転送され、その他の信号電荷S13は外光のみに起
因するものである。
【0036】電荷転送信号S9の出力から一定時間が経
過した後、再び電荷掃出し信号S1が出力され、垂直転
送部52への信号電荷の転送後にフォトダイオード51
1に蓄積された不要電荷が基板53の方向へ掃出され
る。すなわち、フォトダイオード51a1 において新た
に信号電荷の蓄積が開始する。そして、上述したのと同
様に、電荷蓄積期間TU1が経過したとき、信号電荷は垂
直転送部52へ転送される。
【0037】このような信号電荷S11の垂直転送部5
2への転送動作は、次の垂直同期信号が出力されるま
で、繰り返し実行される。これにより垂直転送部52に
おいて、信号電荷S11が積分され、2つの垂直同期信
号によって挟まれる期間(検出期間)に積分された信号
電荷S11は、その期間被計測物体が静止していると見
做せれば、被計測物体までの距離情報に対応している。
【0038】以上説明した信号電荷S11の検出動作は
1つのフォトダイオード51a1 に関するものであり、
垂直転送電極52a1 を有する全てのフォトダイオード
51a1 においてこのような検出動作が行なわれる。1
検出期間における検出動作の結果、垂直転送電極52a
1 を有するフォトダイオード51a1 に隣接した垂直転
送部には、そのフォトダイオード51a1 によって検出
された距離情報が保持される。この距離情報は垂直転送
部52における垂直転送動作および図示しない水平転送
部における水平転送動作によってCCD28から出力さ
れ、被計測物体の3次元画像データとして、3次元画像
入力装置の外部に取り出される。
【0039】しかしCCD28により検出された反射光
は、被計測物体の表面の反射率の影響を受けている。し
たがって、この反射光を介して得られた距離情報は反射
率に起因する誤差を含んでいる。また、CCD28によ
り検出された反射光には、被計測物体からの反射光以外
に外光等の成分も含まれており、これに起因する誤差も
存在する。
【0040】次にこれらの誤差を補正する方法について
説明する。図8〜図10は距離補正情報、反射率情報お
よび反射率補正情報の検出動作におけるタイミングチャ
ートである。図11〜図13は距離情報検出動作のフロ
ーチャートである。図1、図2、図7〜図13を参照し
て、距離情報検出動作について説明する。
【0041】ステップ101においてレリーズスイッチ
15が全押しされていることが確認されるとステップ1
02が実行され、ビデオ(V)モードと距離測定(D)
モードのいずれが選択されているかが判定される。これ
らのモード間における切替はV/Dモード切替スイッチ
18を操作することによって行なわれる。V/Dモード
切替スイッチ18は、VモードとDnモード、Dh1モ
ード、Dh2モードの4つのモードに分かれており、D
n、Dh1、Dh2モードの何れかのモードにV/Dモ
ード切替スイッチが設定されているときDモードが選択
されていると判定される。
【0042】ステップ102においてDモードが選択さ
れていると判定されると、ステップ103〜ステップ1
07において、選択されたDモードがDnモード、Dh
1モード、Dh2モードの何れのモードであるのかが判
定され、それぞれのモードに応じてCCDの検知制御に
おける間引きモード(1/1、1/3、1/6間引きモ
ード)が設定される。 すなわち、ステップ103におい
て選択されたモードがDnモードであるか否かが判定さ
れ、Dnモードが選択されているときにはステップ10
4においてCCDの検知制御がフォトダイオードを間引
かずに行なうよう設定され、全てのフォトダイオード5
1a1 、51a2 、51a3 が距離検出に用いられる
(1/1間引きモード)。Dnモードではないと判定さ
れたときには、ステップ105において選択されたモー
ドがDh1モードであるか否かが判定される。Dh1モ
ードが選択されているときにはステップ106において
CCDの検知制御がフォトダイオードを1/3に間引い
て行なうように設定される(1/3間引きモード)。す
なわちフォトダイオード51a1 、51a3 が距離検出
に用いられる。またDh1モードでないと判定されたと
きには、ステップ107においてCCDの検知制御がフ
ォトダイオードを1/6に間引いて行なうように設定さ
れ(1/6間引きモード)、フォトダイオード51a1
のみが距離検出に用いられる。以下CCDの検知制御
は、設定された間引きモードに対応して行なわれる。
【0043】ステップ108においては、垂直同期信号
が出力されるとともに測距光制御が開始される。すなわ
ち発光装置14が駆動され、パルス状の測距光S3が断
続的に出力される。次いでステップ109が実行され、
CCD28による検知制御が開始される。すなわち図7
を参照して説明した距離情報検出動作が開始され、電荷
掃出し信号S1と電荷転送信号S9が交互に出力され
て、距離情報の信号電荷S11が垂直転送部52におい
て積分される。
【0044】ステップ110では、距離情報検出動作の
開始から1検出期間が終了したか否か、すなわち新たに
垂直同期信号が出力されたか否かが判定される。1検出
期間が終了するとステップ111へ進み、距離情報の信
号電荷S11がCCD28から出力される。この信号電
荷S11はステップ112において画像メモリ34に一
時的に記憶される。ステップ113では測距光制御がオ
フ状態に切換えられ、発光装置14の発光動作が停止す
る。
【0045】ステップ114〜117では、距離補正情
報の検出動作が行なわれる。まずステップ114では、
垂直同期信号が出力されるとともにCCD28による検
知制御が開始される。すなわち発光装置14の発光動作
が行なわれることなく、光源が消灯された状態で、電荷
掃出し信号S21と電荷転送信号S22が交互に出力さ
れる。電荷蓄積時間TU1は図7に示す距離情報検出動作
と同じであるが、被計測物体に測距光が照射されないた
め(符号S23)、反射光は存在せず(符号S24)。
したがって、距離情報の信号電荷は発生しないが、CC
D28には外光等の外乱成分が入射するため、この外乱
成分に対応した信号電荷S25が発生し、電荷転送信号
S22の出力によって、それまでフォトダイオードに蓄
積していた信号電荷S26が垂直転送部へ転送される。
この信号電荷S26は、外乱成分が距離情報に及ぼす影
響を補正するための、電荷蓄積時間TU1に対する距離補
正情報に対応している。
【0046】ステップ115では、距離補正情報の検出
動作の開始から1検出期間が終了したか否か、すなわち
新たに垂直同期信号が出力されたか否かが判定される。
1検出期間が終了するとステップ116において、距離
補正情報の信号電荷S26がCCD28から出力され
る。距離補正情報の信号電荷S26はステップ117に
おいて画像メモリ34に一時的に記憶される。
【0047】ステップ118〜122では、反射率情報
の検出動作が行なわれる。ステップ118では、垂直同
期信号が出力されるとともに測距光制御が開始され、パ
ルス状の測距光S33が断続的に出力される。ステップ
119では、CCD28による検知制御が開始され、電
荷掃出し信号S31と電荷転送信号S35が交互に出力
される。電荷掃出し信号S31が出力されることによっ
て、フォトダイオードにおける蓄積電荷量はゼロになる
(符号S32)。電荷掃出し信号S31の出力が終了す
ると、測距光S33が出力され、CCDには反射光S3
4が入射する。反射光S34が消滅した後、電荷転送信
号S35が出力される。すなわち反射率情報の検出動作
は、電荷掃出し信号S31の出力が終了してから電荷転
送信号S35の出力が終了するまでの電荷蓄積期間TU2
内に、反射光S34の全てが受光されるように制御され
る。
【0048】このようにフォトダイオードでは、 反射光
S34を受光している間は反射光S34と外光に起因す
る信号電荷S36が蓄積され、また、反射光S34を受
光していない間は外光のみに起因する信号電荷S37、
S38が蓄積される。そして電荷転送信号S35の出力
により、それまでのフォトダイオードに蓄積されていた
信号電荷S39が垂直転送部へ転送される。この信号電
荷S39は反射率情報に対応し、外光に基く成分S’3
9を含んでいる。
【0049】ステップ120では、反射率情報検出動作
の開始から1検出期間が終了したか否か、すなわち新た
に垂直同期信号が出力されたか否かが判定される。1検
出期間が終了するとステップ121へ進み、反射率情報
の信号電荷S39がCCD28から出力される。この信
号電荷S39はステップ122において画像メモリ34
に一時的に記憶される。ステップ123では測距光制御
がオフ状態に切換えられ、発光装置14の発光動作が停
止する。
【0050】ステップ124〜127では、反射率補正
情報の検出動作が行なわれる。ステップ124では、垂
直同期信号が出力されるとともにCCD28による検知
制御が開始される。すなわち発光装置14の発光動作が
行なわれることなく、光源が消灯された状態で、電荷掃
出し信号S41と電荷転送信号S42が交互に出力され
る。電荷蓄積時間TU2は図9に示す反射率情報検出動作
と同じであるが、被計測物体に測距光が照射されないた
め(符号S43)、反射光は存在せず(符号S44)。
したがって、反射率情報の信号電荷は発生しないが、C
CD28には外光等の外乱成分に対応した信号電荷S4
6が発生する。この信号電荷S46は、外乱成分が電荷
蓄積時間TU2に対する反射率情報に及ぼす影響を補正す
るための反射率補正情報に対応している。
【0051】ステップ125では、反射率補正情報の検
出動作の開始から1検出期間が終了したか否か、すなわ
ち新たに垂直同期信号が出力されたか否かが判定され
る。1検出期間が終了するとステップ126において、
反射率補正情報の信号電荷S46がCCD28から出力
され、ステップ127において画像メモリ34に一時的
に記憶される。
【0052】ステップ128では、ステップ108〜1
27において得られた距離情報、距離補正情報、反射率
情報および反射率補正情報を用いて距離データの演算処
理が行なわれ、ステップ129において距離データが出
力されてこの検出動作は終了する。一方、ステップ10
2においてVモードが選択されていると判定されたと
き、ステップ130において測距光制御がオフ状態に切
換えられるとともに、ステップ131においてCCD2
8による通常の撮影動作(CCDビデオ制御)がオン状
態に定められ、この検出動作は終了する。
【0053】ステップ128において実行される演算処
理の内容を図7〜図10を参照して説明する。反射率R
の被計測物体が照明され、この被計測物体が輝度Iの2
次光源と見做されてCCDに結像された場合を想定す
る。このとき、電荷蓄積時間tの間にフォトダイオード
に発生した電荷が積分されて得られる出力Snは、 Sn=k・R・I・t ・・・(2) で表される。ここでkは比例定数で、撮影レンズのFナ
ンバーや倍率等によって変化する。
【0054】被計測物体がレーザ等の光源からの光で照
明される場合、輝度Iはその光源による輝度IS と背景
光による輝度IB との合成されたものとなり、 I=IS +IB ・・・(3) と表せる。
【0055】図7に示されるように電荷蓄積時間を
U1、測距光S3のパルス幅をTS 、距離情報の信号電
荷S12のパルス幅をTD とし、1検出期間中のその電
荷蓄積時間がN回繰り返されるとすると、得られる出力
SM10は、 SM10=Σ(k・R(IS ・TD +IB ・TU1)) =k・N・R(IS ・TD +IB ・TU1) ・・・(4) となる。なお、パルス幅TD は TD =δ・t =2r/C ・・・(5) と表せる。
【0056】図9に示されるようにパルス状の電荷蓄積
時間TU2が、測距光S33の期間(パルス幅)TS より
も十分大きく、反射光の単位受光時間を全部含むように
制御された場合に得られる出力SM20は、 SM20=Σ(k・R(IS ・TS +IB ・TU2)) =k・N・R(IS ・TS +IB ・TU2) ・・・(6) となる。
【0057】図8に示されるように発光を止めて、図7
と同じ時間幅でのパルス状の電荷蓄積を行なった場合に
得られる出力SM11は、 SM11=Σ(k・R・IB ・TU1) =k・N・R・IB ・TU1 ・・・(7) となる。同様に、図10に示されるような電荷蓄積を行
なった場合に得られる出力SM21は、 SM21=Σ(k・R・IB ・TU2) =k・N・R・IB ・TU2 ・・・(8) となる。
【0058】(4)、(6)、(7)、(8)式から、 SD =(SM10−SM11)/(SM20−SM21) =TD /TS ・・・(9) が得られる。
【0059】上述したように測距光S3と反射光S4に
はそれぞれ外光等の外乱成分(背景光による輝度IB
が含まれている。(9)式のTD /TS は、測距光S3
を照射したときの被計測物体からの反射光S4の光量
を、測距光S3の光量によって正規化したものであり、
これは、測距光S3の光量(図7の信号電荷S11に相
当)から外乱成分(図8の信号電荷S26に相当)を除
去した値と、反射光S4の光量(図9の信号電荷S39
に相当)から外乱成分(図10の信号電荷S’39に相
当)を除去した値との比に等しい。
【0060】(9)式の各出力値SM10、SM11、SM
20、SM21はステップ112、117、122、127
において、距離情報、距離補正情報、反射率情報、反射
率補正情報として格納されている。したがって、これら
の情報に基いて、TD /TSが得られる。パルス幅Ts
は既知であるから、(5)式とTD /TS から距離rが
得られる。
【0061】次にCCDの水平ラインを1/n(n=
1,3,6)に間引いて距離検出を行なう際の信号電荷
の垂直転送、水平転送について図14〜図16を参照し
て説明する。
【0062】図14はCCD28におけるフォトダイオ
ード51a1 、51a2 、51a3、垂直転送部52、
水平転送部55の配置を表したものである。ただしフォ
トダイオード51a1 、51a2 、51a3 および垂直
転送部52は垂直方向の一列のみ図示されており、その
構成は図5、図6を参照して説明した通りである。水平
転送部55は交互に配置される水平転送電極55aと5
5bを有する。前述したようにフォトダイオードに蓄積
された信号電荷は垂直転送部へ1検出期間繰り返し転送
されそこで積分される。フォトダイオードから垂直転送
部への電荷転送では、垂直転送電極52a1 、52
2 、52a3 のうち各間引きモードに対応した垂直転
送電極のみに信号電圧が印加されたが、垂直転送におい
ては垂直転送電極52a1 、52a2 、52a3 全てに
同期した信号電圧が印加される。したがって、これら3
系統の垂直転送電極52a1 、52a2 、52a3 を電
気的に1つの垂直転送電極として記号52aで表すと、
垂直転送電極は4つの系統の垂直転送電極52a,52
b,52c,52dで表される。垂直転送部において積
分された信号電荷は垂直転送電極52a、52b、52
c、52dに印加される4相の駆動パルスにより次々と
下向きに垂直転送され、最も下にある信号電荷が水平転
送電極55aの下の水平転送部55へ転送されると、水
平転送電極55a、55bに駆動パルス信号が出力さ
れ、信号電荷は図面左方向へ次々と水平転送されCCD
の外部へ出力される。
【0063】図15(a)、(b)、(c)は、それぞ
れ1/1、1/3、1/6間引きモードにおいて垂直転
送電極52a、52b、52c、52dに印加される垂
直転送CCDパルス(4相駆動パルス)及び水平転送電
極55aに印加される水平転送CCDパルスのタイミン
グチャートである。水平転送CCDパルスS50、S5
1が出力されるタイミングは、全ての間引きモードにお
いて共通であり、1ライン分の信号電荷を水平転送する
のに掛かる時間は全てのモードにおいて変わらない。垂
直転送部52から水平転送部55への信号電荷の転送
は、水平転送電極55aに水平転送CCDパルスS50
が印加されていてる状態(期間TH )において行われ
る。
【0064】1/1間引きモード(Dnモード)では、
全てのフォトダイオードを距離検出に用いるので、距離
検出動作で得られる信号電荷は、垂直転送電極52a
(下から4×n(n=1,2,…)番目の垂直転送電
極)に対応する全ての垂直転送部において保持されてい
る。垂直転送CCDパルスS52、S53、S54、S
55が順次出力されることによりこれらの信号電荷は垂
直転送部の下方へ転送され、垂直転送CCDパルスS5
4が立下ることにより4相駆動パルスの1周期が終了す
る。このとき垂直転送部の各部で保持されていた信号電
荷は、1ライン下のフォトダイオードに隣接した垂直転
送電極52a、52bの下に転送され、一番下の垂直転
送電極52a、52bの下に保持されていた信号電荷
は、水平転送部へ転送される。次に水平転送CCDパル
スS51が出力され水平転送部へ転送された1ライン分
の信号電荷は全てCCDの外部へと出力される。以下、
同様にS50が出力されている間に1周期分の垂直転送
CCDパルスS52、S53、S54、S55が出力さ
れ、その後S51が出力されることにより各ラインの信
号電荷は順次CCDの外部へと出力される。この動作は
全ラインの信号電荷の出力が完了するまで繰り返し行な
われる。
【0065】1/3間引きモード(Dh1モード)で信
号電荷を保持するのは垂直転送電極52a1 、52a3
の下の垂直転送部のみである。したがって、信号電荷を
保持するのは下から12×n(n=1,2,…)番目の
垂直転送電極に対応する垂直転送部のみであり、1つの
信号電荷を水平転送部へ転送するには図15(b)に示
されるように3周期の垂直転送CCDパルスが必要であ
る。また、1/6間引きモード(Dh2)で信号電荷を
保持するのは垂直転送電極52a1 の下の垂直転送部、
すなわち下から24×n(n=1,2,…)番目の垂直
転送電極に対応する垂直転送部のみであるため1つの信
号電荷を水平転送部へ転送するには図15(c)に示さ
れるように6周期の垂直転送CCDパルスが必要であ
る。これら3周期及び6周期の垂直転送CCDパルスに
より水平転送部へ転送された信号電荷は1/1間引きモ
ードのときと同様に水平転送CCDパルスS51により
CCDの外部へと出力される。
【0066】図15(b)、(c)に示すように、1/
3間引きモードにおける3周期及び1/6間引きモード
における6周期の垂直転送CCDパルスは、水平転送C
CDパルスS50が出力されている期間TH においてな
されるので、検出された1ライン分の信号電荷を全てC
CDの外部へ出力するのに掛かる時間(S50の立上り
から次のS50の立上りまでの期間)は、各モードで変
わらない。しかし1/3間引きモード及び1/6間引き
モードでは、距離検出に用いるライン数をそれぞれ1/
3、1/6に間引いているので水平転送で出力されるラ
イン数はそれぞれ1/3、1/6となり、全ての信号電
荷を出力するのに要する時間はそれぞれ1/3、1/6
に短縮される。例えばCCDが1280×1024画素
(SXGA)のとき、1/1間引きモードで検出された
1画像分の距離データを全てCCDの外部へ出力するに
は、1024周期(S50の立上りから次のS50の立
上りまでの期間を1周期として)の水平転送CCDパル
スを要する。しかし1/3間引きモードでは342周
期、1/6間引きモードでは171周期の水平転送CC
Dパルスで1画像分の距離データをCCDの外部へ出力
することができる。
【0067】図16は、各モードの距離検出動作(距離
情報検出動作、距離補正情報検出動作、反射率情報検出
動作、反射率補正情報検出動作)におけるタイミングチ
ャートを示したものである。画像出力S61、S62、
S63、S64は、距離情報検出動作、距離補正情報検
出動作、反射率情報検出動作、反射率補正情報検出動作
においてCCDから出力される信号をそれぞれ表してい
る。1/1間引きモード(Dnモード)における検出期
間T0 はフレーム期間に対応し、1/30Sである。し
たがって距離検出動作全体では2/15S(133.3
mS)の時間(T3 )が必要である。距離検出動作にお
ける各々の検出動作(距離情報検出動作、距離補正情報
検出動作、反射率情報検出動作、反射率補正情報検出動
作)には、フォトダイオードで検出された信号電荷を垂
直転送部へ繰り返し転送し積分する期間T1 と、垂直転
送部において積分された信号電荷を水平転送部を介して
CCDの外部へ全て出力するのに掛かる期間T2 とがあ
る。図7に例示したように電荷掃出信号S1が2μS、
電荷転送信号S9が1μS、電荷掃出信号S1の立下り
から電荷転送信号S9の立ち上がりまでの時間が500
nS、電荷転送信号S9の立下りから次の電荷掃出信号
S9が立ち上がるまでの時間が100nSとすると、信
号電荷をフォトダイオードから垂直転送部へ1回転送す
るのに3. 6μSかかる。例えば1検出期間における信
号電荷の転送を1000回行う(1000回積分を行
う)とすると、これに掛かる期間T1 は3. 6mSとな
る。なおこのとき検出された信号電荷を全てCCDの外
部へ出力するのに掛かる期間T2は1フィールド期間で
ある1/60S(約16.7mS)に対応する。
【0068】一方、1/3間引きモード、1/6間引き
モードにおける信号電荷の転送においてはフィールド期
間と無関係に信号電荷の転送を行なう。各モードにおけ
る信号電荷の積分回数(1000回)は同じであるとす
ると、各モードにおいて信号電荷の積分に掛かる期間T
1 は同一である。これに対して1/3間引きモード(D
h1モード)及び1/6間引きモード(Dh2モード)
において、全ての信号電荷を出力(垂直・水平転送)す
るのにかかる期間T2 ’、T2 ”は、信号電荷を保持す
るライン数が1/3、1/6に減っていることから、1
/1間引きモードで要する期間T2 のそれぞれ1/3、
1/6となる。すなわち期間T2 ’は約5.6mS、期
間T2 ”は約2.8mSとなる。また垂直転送部での信
号電荷の積分が終了してから垂直転送を開始するまでの
期間および垂直・水平転送が終了してから次の検出動作
の信号電荷の積分が開始するまでの期間を例えば1μS
とすると、1/3、1/6間引きモードそれぞれの1検
出期間T0 ’、T0 ”は9.2mS、6.4mSとなり
距離検出動作に全体で要する時間T3 ’、T3 ”は、3
6.8mS、25.6mSとなる。したがって距離検出
動作に掛かる時間を間引きを行なわない場合に比べ大幅
に短くすることができ、被計測物体が高速に移動してい
る場合においても距離情報を検出することができる。
【0069】以上のように本実施形態によれば、光シャ
ッタを必要としないので、3次元画像入力装置を小型化
することができ、かつ安価に製造することができる。ま
た、被計測物体までの距離を1回測定するために多数の
電荷掃出し信号(パルス信号)を出力して信号電荷S1
1を積分するように構成されているので、十分に大きい
出力を得ることができる。またフォトダイオードを間引
く方法を複数用意することにより複数の距離測定モード
を設けたため、被計測物体の移動速度に合わせた距離検
出動作を行なうことができる。
【0070】さらに本実施形態によれば、被計測物体に
対して測距光を走査することなく、被計測物体の表面形
状に関する3次元画像のデータ、すなわち距離情報を一
括して計測することができる。したがって被計測物体の
3次元画像を得るまでの時間を大幅に短縮することが可
能となる。
【0071】なお本実施形態では被計測物体の距離情報
に対して、外光等の影響が除去されていたが、外光等の
影響が無視できるときは、(9)式において外光等の影
響に関する信号電荷の積分値(すなわちSM11、S
21)を省略すればよい。これにより、被計測物体の表
面の反射率のみに関する補正が行なわれる。
【0072】また本実施形態では、フォトダイオードの
水平ラインを3系統に分けたが、2系統あるいは4系統
以上に別けてもよい。また本実施形態における間引きモ
ードは、距離検出に用いられる水平ラインが(n−1)
ライン(n=1,2,3)おきになるように設定さてい
るが、距離検出に例えば、フォトダイオード51a2
みを用いたり、フォトダイオード51a1 、51a2
用いてもよく、距離検出に用いられる水平ラインが所定
のライン数毎に規則的に配置されている必要はない。
【0073】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、光シャッ
タを必要とせず小型で安価であり、しかも被計測物体が
移動している場合においても距離情報を検出できる3次
元画像入力装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である3次元画像入力装置
を備えたカメラの斜視図である。
【図2】図1に示すカメラの回路構成を示すブロック図
である。
【図3】測距光による距離測定の原理を説明するための
図である。
【図4】測距光、反射光、ゲートパルス、およびCCD
が受光する光量分布を示す図である。
【図5】CCDに設けられるフォトダイオードと垂直転
送部の配置を示す図である。
【図6】CCDを基板に垂直な平面で切断して示す断面
図である。
【図7】被計測物体までの距離に関するデータを検出す
る距離情報検出動作のタイミングチャートである。
【図8】距離補正情報の検出動作のタイミングチャート
である。
【図9】反射率情報の検出動作のタイミングチャートで
ある。
【図10】反射率補正情報の検出動作のタイミングチャ
ートである。
【図11】距離情報検出動作のフローチャートである。
【図12】距離情報検出動作のフローチャートである。
【図13】距離情報検出動作のフローチャートである。
【図14】フォトダイオード、垂直転送部、水平転送部
の配置を示す図である。
【図15】1/1間引きモード、1/3間引きモード、
1/6間引きモードにおける垂直転送CCDパルスと水
平転送CCDパルスのタイミングチャートである。
【図16】1/1間引きモード、1/3間引きモード、
1/6間引きモードにおける距離検出動作全体のタイミ
ングチャートである。
【符号の説明】
14 発光装置 51a1 フォトダイオード 51a2 フォトダイオード 52 垂直転送部 55 水平転送部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C022 AA00 AB15 AB68 AC01 AC42 AC69 5C024 AA01 FA01 GA11 HA23 HA27 JA31 5C061 AA29 AB01 AB02 AB03 AB06 AB08 AB11 AB12 AB17 AB21 AB24 5C072 AA01 BA02 CA02 DA02 EA03 EA05 EA08 FA08 FB08 FB27 RA12 XA10

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被計測物体に測距光を照射する光源と、 前記被計測物体からの反射光を受け、受光量に応じた電
    荷を蓄積可能な2次元格子状に配列された光電変換素子
    と、 格子状に配列された前記光電変換素子の各垂直ラインに
    沿って配置され、前記光電変換素子に蓄積された信号電
    荷を垂直方向に転送するための垂直転送部と、 前記各垂直転送部の一方の端部に隣接し、前記光電変換
    素子の水平ラインに平行に配置された前記信号電荷を水
    平方向に転送するための水平転送部と、 全水平ラインのうち所定本数おきに位置する有効水平ラ
    イン上の光電変換素子に蓄積された前記信号電荷のみを
    前記垂直転送部へ転送可能な電荷転送手段と、 前記電荷転送手段を繰り返し駆動することにより、前記
    有効水平ライン上の光電変換素子に蓄積された前記信号
    電荷を前記垂直転送部において積分する信号電荷積分手
    段と、 前記有効水平ラインの信号電荷が前記水平転送部に転送
    されたときのみ前記水平転送部を駆動するように前記水
    平転送部および前記垂直転送部を制御する転送動作制御
    手段とを備えたことを特徴とする3次元画像入力装置。
  2. 【請求項2】 前記水平ラインが複数の系統に分かれ、
    前記有効水平ラインが前記系統の1つまたは組み合せに
    よって構成されることを特徴とする請求項1に記載の3
    次元画像入力装置。
  3. 【請求項3】 前記水平ラインが第1、第2及び第3の
    系統に分かれ、これらが第1、第2、第2、第3、第
    2、第2の系統の順で繰り返し並んでいることを特徴と
    する請求項2に記載の3次元画像入力装置。
  4. 【請求項4】 前記光電変換素子に蓄積した不要電荷を
    前記光電変換素子から掃出すことにより前記光電変換素
    子における前記信号電荷の蓄積動作を開始させる蓄積電
    荷掃出手段を備え、前記信号電荷積分手段が前記蓄積電
    荷掃出手段と前記電荷転送手段とを交互に駆動すること
    により行われることを特徴とする請求項1に記載の3次
    元画像入力装置。
  5. 【請求項5】 前記光電変換素子が基板に沿って形成さ
    れ、前記蓄積電荷掃出手段が不要電荷を前記基板側に掃
    出すことを特徴とする請求項1に記載の3次元画像入力
    装置。
  6. 【請求項6】 前記蓄積電荷掃出手段における前記不要
    電荷を掃出すための電荷掃出信号の出力が終了すること
    によって、前記被計測物体の距離情報に対応した信号電
    荷の前記光電変換素子における蓄積が開始することを特
    徴とする請求項5に記載の3次元画像入力装置。
  7. 【請求項7】 前記光源によって、パルス状の測距光が
    出力され、前記電荷掃出信号が出力されてから前記電荷
    転送信号が出力されるまでの第1の電荷蓄積期間中、前
    記測距光のパルスが出力されることによって、前記被計
    測物体の距離情報に対応した信号電荷が前記有効水平ラ
    イン上の前記垂直転送部において積分されることを特徴
    とする請求項6に記載の3次元画像入力装置。
  8. 【請求項8】 被計測物体に測距光を照射する光源と、 受光量に応じた電荷を蓄積可能な2次元格子状に配列さ
    れた複数の光電変換素子と、 前記光電変換素子に蓄積された信号電荷を前記光電変換
    素子の外部へ出力するための電荷転送動作を制御する電
    荷転送制御手段と、 前記被計測物体からの反射光により前記光電変換素子に
    蓄積した電荷量から、前記光電変換素子に対応する前記
    被計測物体までの距離を算出する距離算出手段と、 全ての光電変換素子に蓄積された信号電荷を出力するよ
    うに前記電荷転送制御手段を駆動し、前記全ての光電変
    換素子に対応する距離を算出する第1の距離測定手段
    と、 一部の光電変換素子に蓄積された信号電荷を出力するよ
    うに前記電荷転送制御手段を駆動し、前記一部の光電変
    換素子に対応する距離を算出する第2の距離測定手段と
    を備えることを特徴とする3次元画像入力装置。
  9. 【請求項9】 前記第1及び前記第2の距離測定手段の
    一方を選択し駆動するための距離測定選択手段を備える
    ことを特徴とする請求項8に記載の3次元画像入力装
    置。
  10. 【請求項10】 前記距離測定選択手段は、前記被計測
    物体が静止しているときには前記第1の距離測定手段
    を、前記被計測物体が移動しているときには前記第2の
    距離測定手段を選択し駆動することを特徴とする請求項
    9に記載の3次元画像入力装置。
  11. 【請求項11】 前記第2の距離測定手段が、 前記一部の光電変換素子に蓄積された信号電荷を出力す
    るように前記電荷転送制御手段を駆動し、前記一部の光
    電変換素子に対応する距離を算出するための第1の高速
    モードと、 前記第1の高速モードよりも少ない数の光電変換素子か
    ら信号電荷を出力するように前記電荷転送制御手段を駆
    動し、前記少ない数の光電変換素子に対応する距離を算
    出するための第2の高速モードを有し、 前記被計測物体が、相対的に低速で移動するときには前
    記第1の高速モードで距離を算出し、相対的に高速で移
    動するときには前記第2の高速モードで距離を算出する
    ことを特徴とする請求項10に記載の3次元画像入力装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101020999B1 (ko) 2009-01-05 2011-03-09 엘지이노텍 주식회사 촬영 장치 및 이의 영상 제어방법

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