JP2001153624A - 3次元画像入力装置 - Google Patents

3次元画像入力装置

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JP2001153624A
JP2001153624A JP33284399A JP33284399A JP2001153624A JP 2001153624 A JP2001153624 A JP 2001153624A JP 33284399 A JP33284399 A JP 33284399A JP 33284399 A JP33284399 A JP 33284399A JP 2001153624 A JP2001153624 A JP 2001153624A
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JP
Japan
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signal charge
distance
signal
light
charge
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JP33284399A
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Shuzo Seo
修三 瀬尾
Nobuhiro Tani
信博 谷
Shinichi Kakiuchi
伸一 垣内
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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    • H04N13/204Image signal generators using stereoscopic image cameras
    • H04N13/254Image signal generators using stereoscopic image cameras in combination with electromagnetic radiation sources for illuminating objects

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被計測物体の3次元形状を高精度に検出す
る。 【解決手段】 表面上の各点までの距離が既知である基
準物体に対して測距を行ない、3次元形状に関する距離
情報を得る(ステップ201)。基準物体の距離情報に
基づいて、被計測物体を用いたときに検出される距離情
報の誤差である補正データを検出する(ステップ20
2)。表面上の各点までの距離が未知である被計測物体
に対して測距を行ない、3次元形状に関する距離情報を
得る(ステップ203)。被計測物体の距離情報に対
し、補正データを用いて補正する(ステップ204)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光伝播時間測定法
を用いて被計測物体の3次元形状等を検出する3次元画
像入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来3次元画像入力装置による3次元計
測は、光、電波あるいは音を被計測物体に照射する能動
方式と、光等を照射しない受動方式とに分類される。能
動方式には、光伝播時間測定法、変調した光波を用いる
位相差測定法、三角測量法、モアレ法、干渉法等が知ら
れており、受動方式には、ステレオ視法、レンズ焦点法
等が知られている。
【0003】能動方式は受動方式に比べ、レーザ光等を
照射するための機構が必要なために装置の規模が大きく
なるが、距離分解能、計測時間、計測空間範囲等の点に
おいて優れており、産業応用分野において広く用いられ
てきている。「MeasurementScience and Technology」
(S. Christie 他、vol.6, p1301-1308, 1995 年)に記
載された3次元画像入力装置では、パルス変調されたレ
ーザ光が被計測物体に照射され、その反射光がイメージ
インテンシファイアが取付けられた2次元CCDセンサ
によって受光され、電気信号に変換される。イメージイ
ンテンシファイアはレーザ光のパルス発光に同期したゲ
ートパルスによってシャッタ制御される。この構成によ
れば、遠い被計測物体からの反射光による受光量は近い
被計測物体からの反射光による受光量に比べて小さいの
で、被計測物体の距離に応じた出力がCCDの各フォト
ダイオード毎に得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】2次元CCDセンサを
用い、ゲートパルスによってシャッタ制御する装置で
は、不要電荷が高速で掃出されることによって光電変換
素子において信号電荷の蓄積が開始し、信号電荷が垂直
転送CCDへ転送されることによって蓄積は終了する。
このような掃出し動作と転送動作を繰り返すように構成
することによって、垂直転送CCDにおいて、光電変換
素子に蓄積した信号電荷を積分することが可能である。
しかし一般に、各フォトダイオードにおける掃出し動作
と転送動作のタイミングは完全には一定でなく、フォト
ダイオード毎に異なる。このようなバラツキは、被計測
物体の3次元形状の検出の誤差となる。
【0005】本発明は、被計測物体の3次元形状を高精
度に検出することができる3次元画像入力装置を得るこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の3次元画像入力
装置は、表面上の各点までの距離が既知である基準物
体、または表面上の各点までの距離が未知である被計測
物体に、パルス状の測距光を照射する光源と、基準物体
または被計測物体からの反射光を受け、受光量に応じた
電荷が蓄積する複数の光電変換素子と、光電変換素子に
隣接して設けられた信号電荷保持部と、光電変換素子に
蓄積した不要電荷を光電変換素子から掃出すことによ
り、光電変換素子における信号電荷の蓄積動作を開始さ
せる蓄積電荷掃出手段と、光電変換素子に蓄積した信号
電荷を信号電荷保持部に転送する信号電荷転送手段と、
蓄積電荷掃出手段と信号電荷転送手段とを交互に駆動
し、信号電荷保持部において信号電荷を積分することに
より、基準物体または被計測物体の表面上の各点までの
距離情報を検出する信号電荷積分手段と、基準物体を用
いたときに信号電荷検出手段において積分される信号電
荷に基づいて、被計測物体を用いたときに検出される距
離情報の誤差を検出する誤差検出手段とを備えたことを
特徴としている。
【0007】3次元画像入力装置は、誤差を格納するメ
モリを備えていてもよい。誤差は複数の光電変換素子の
それぞれについて検出されることが好ましい。請求項1
に記載の3次元画像入力装置。また3次元画像入力装置
は、信号電荷積分手段によって検出された被計測物体の
表面上の各点までの距離情報に対して、誤差の分だけ補
正する距離情報補正手段を備えていてもよい。
【0008】好ましくは、信号電荷積分手段が、光源を
消灯させた状態で、距離情報を検出する動作と同じタイ
ミングで蓄積電荷掃出手段と信号電荷転送手段を駆動す
ることにより、距離補正情報を検出し、光電変換素子が
反射光の全てを受光するように蓄積電荷掃出手段と信号
電荷転送手段を駆動することにより、反射率情報を検出
し、光源を消灯させた状態で、反射率情報を検出する動
作と同じタイミングで蓄積電荷掃出手段と信号電荷転送
手段を駆動することにより、反射率補正情報を検出す
る。
【0009】距離情報をS10、距離補正情報をS11、反
射率情報をS20、反射率補正情報をS21としたとき、正
規化された距離情報SD は以下の式によって得られる。 SD =(S10−S11)/(S20−S21
【0010】光電変換素子は例えば電荷蓄積型である。
光電変換素子が基板に沿って形成されている構成では、
蓄積電荷掃出手段は不要電荷を基板側に掃出す。
【0011】信号電荷保持部は好ましくは、信号荷を3
次元画像入力装置の外部に出力するための垂直転送部で
ある。光電変換素子と信号電荷保持部は例えば、縦型オ
ーバフロードレイン構造のインターライン型CCDとし
て構成される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態である
3次元画像入力装置を備えたカメラの斜視図である。
【0013】カメラ本体10の前面において、撮影レン
ズ11の左上にはファインダ窓12が設けられ、右上に
はストロボ13が設けられている。カメラ本体10の上
面において、撮影レンズ11の真上には、測距光である
レーザ光を照射する発光装置(光源)14が配設されて
いる。発光装置14の左側にはレリーズスイッチ15と
液晶表示パネル16が設けられ、また右側にはモード切
替ダイヤル17とV/Dモード切替スイッチ18が設け
られている。カメラ本体10の側面には、ICメモリカ
ード等の記録媒体を挿入するためのカード挿入口19が
形成され、またビデオ出力端子20とインターフェース
コネクタ21が設けられている。
【0014】図2は図1に示すカメラの回路構成を示す
ブロック図である。撮影レンズ11の中には絞り25が
設けられている。絞り25の開度はアイリス駆動回路2
6によって調整される。撮影レンズ11の焦点調節動作
およびズーミング動作はレンズ駆動回路27によって制
御される。
【0015】撮影レンズ11の光軸上には撮像素子(C
CD)28が配設されている。CCD28には、撮影レ
ンズ11によって被写体像が形成され、被写体像に対応
した電荷が発生する。CCD28における電荷の蓄積動
作、電荷の読出動作等の動作はCCD駆動回路30によ
って制御される。CCD28から読み出された電荷信号
すなわち画像信号はアンプ31において増幅され、A/
D変換器32においてアナログ信号からデジタル信号に
変換される。デジタルの画像信号は撮像信号処理回路3
3においてガンマ補正等の処理を施され、画像メモリ3
4に一時的に格納される。アイリス駆動回路26、レン
ズ駆動回路27、CCD駆動回路30、撮像信号処理回
路33はシステムコントロール回路35によって制御さ
れる。
【0016】画像信号は画像メモリ34から読み出さ
れ、LCD駆動回路36に供給される。LCD駆動回路
36は画像信号に応じて動作し、これにより画像表示L
CDパネル37には、画像信号に対応した画像が表示さ
れる。
【0017】また画像メモリ34から読み出された画像
信号はTV信号エンコーダ38に送られ、ビデオ出力端
子20を介して、カメラ本体10の外部に設けられたモ
ニタ装置39に伝送可能である。システムコントロール
回路35はインターフェース回路40に接続され、イン
ターフェース回路40はインターフェースコネクタ21
に接続されている。したがって画像メモリ34から読み
出された画像信号は、インターフェースコネクタ21に
接続されたコンピュータ41に伝送可能である。またシ
ステムコントロール回路35は、記録媒体制御回路42
を介して画像記録装置43に接続されている。したがっ
て画像メモリ34から読み出された画像信号は、画像記
録装置43に装着されたICメモリカード等の記録媒体
Mに記録可能である。
【0018】システムコントロール回路35には、発光
素子制御回路44が接続されている。発光装置14には
発光素子14aと照明レンズ14bが設けられ、発光素
子14aの発光動作は発光素子制御回路44によって制
御される。発光素子14aは測距光であるレーザ光を照
射するものであり、このレーザ光は照明レンズ14bを
介して被計測物体の全体に照射される。被計測物体にお
いて反射した光は撮影レンズ11に入射する。この光を
CCD28によって検出することにより、後述するよう
に被計測物体の3次元画像が計測される。なお、この計
測において、CCD28における転送動作のタイミング
等の制御はシステムコントロール回路35とCCD駆動
回路30によって行なわれる。
【0019】システムコントロール回路35には、レリ
ーズスイッチ15、モード切替ダイヤル17、V/Dモ
ード切替スイッチ18から成るスイッチ群45と、液晶
表示パネル(表示素子)16とが接続されている。また
システムコントロール回路35には、図15を参照して
説明する距離情報検出処理において補正データを格納す
るためのメモリ35aが設けられている。
【0020】図3および図4を参照して、本実施形態に
おける距離測定の原理を説明する。なお図4において横
軸は時間tである。
【0021】距離測定装置Bから出力された測距光は被
計測物体Sにおいて反射し、図示しないCCDによって
受光される。測距光は所定のパルス幅Hを有するパルス
状の光であり、したがって被計測物体Sからの反射光
も、同じパルス幅Hを有するパルス状の光である。また
反射光のパルスの立ち下がりは、測距光のパルスの立ち
下がりよりも時間δ・t(δは遅延係数)だけ遅れる。
測距光と反射光は距離測定装置Bと被計測物体Sの間の
2倍の距離rを進んだことになるから、その距離rは r=δ・t・C/2 ・・・(1) により得られる。ただしCは光速である。
【0022】例えば測距光のパルスの立ち下がりから反
射光を検知可能な状態に定め、反射光のパルスが立ち上
がった後に検知不可能な状態に切換えて、反射光のパル
スの立ち下がりまでの成分を検出するようにすると、す
なわち反射光検知期間Tを設けると、この反射光検知期
間Tにおける受光量Aは距離rの関数である。すなわち
受光量Aは、距離rが大きくなるほど(時間δ・tが大
きくなるほど)小さくなる。
【0023】本実施形態では上述した原理を利用して、
CCD28に設けられ、2次元的に配列された複数のフ
ォトダイオード(光電変換素子)においてそれぞれ受光
量Aを検出することにより、カメラ本体10から被計測
物体Sの表面の各点までの距離をそれぞれ検出し、被計
測物体Sの表面形状に関する3次元画像のデータを一括
して入力している。
【0024】図5は、CCD28に設けられるフォトダ
イオード51と垂直転送部52の配置を示す図である。
図6は、CCD28を基板53に垂直な平面で切断して
示す断面図である。このCCD28は従来公知のインタ
ーライン型CCDであり、不要電荷の掃出しにVOD
(縦型オーバーフロードレイン)方式を用いたものであ
る。
【0025】フォトダイオード51と垂直転送部(信号
電荷保持部)52はn型基板53の面に沿って形成され
ている。フォトダイオード51は2次元的に格子状に配
列され、垂直転送部52は所定の方向(図5において上
下方向)に1列に並ぶフォトダイオード51に隣接して
設けられている。垂直転送部52は、1つのフォトダイ
オード51に対して4つの垂直転送電極52a、52
b、52c、52dを有している。したがって垂直転送
部52では、4つのポテンシャルの井戸が形成可能であ
り、従来公知のように、これらの井戸の深さを制御する
ことによって、信号電荷をCCD28から出力すること
ができる。なお、垂直転送電極の数は目的に応じて自由
に変更できる。
【0026】基板53の表面に形成されたp型井戸の中
にフォトダイオード51が形成され、p型井戸とn型基
板53の間に印加される逆バイアス電圧によってp型井
戸が完全空乏化される。この状態において、入射光(被
計測物体からの反射光)の光量に応じた電荷がフォトダ
イオード51において蓄積される。基板電圧Vsub を所
定値以上に大きくすると、フォトダイオード51に蓄積
した電荷は、基板53側に掃出される。これに対し、転
送ゲート部54に電荷転送信号(電圧信号)が印加され
たとき、フォトダイオード51に蓄積した電荷は垂直転
送部52に転送される。すなわち電荷掃出し信号によっ
て電荷を基板53側に掃出した後、フォトダイオード5
1に蓄積した信号電荷が、電荷転送信号によって垂直転
送部52側に転送される。このような動作を繰り返すこ
とにより、垂直転送部52において信号電荷が積分さ
れ、電子シャッタ動作が実現される。
【0027】図7は、被計測物体の表面の各点までの距
離に関するデータを検出する距離情報検出動作のタイミ
ングチャートである。図1、図2、図5〜図7を参照し
て距離情報検出動作を説明する。
【0028】垂直同期信号S1の出力に同期して発光装
置14が起動され、一定のパルス幅を有するパルス状の
測距光S3が周期的に出力される。測距光S3は被計測
物体において反射し、CCD28に入射する。すなわち
CCD28によって被計測物体からの反射光S4が受光
される。測距光S3の発光が終了するタイミングに合わ
せて、電荷掃出し信号(パルス信号)S2が出力され
る。電荷掃出し信号S2の出力は、測距光S3の発光が
終了するのと同時に終了するように制御される。これに
よりフォトダイオード51に蓄積していた不要電荷が基
板53の方向に掃出される。測距光S3の出力から一定
時間が経過したとき、電荷転送信号(パルス信号)S5
が出力され、これによりフォトダイオード51に蓄積さ
れた電荷が垂直転送部52に転送される。なお、電荷転
送信号S5の出力は、反射光S4の出力の終了よりも後
に行なわれる。
【0029】このように電荷掃出し信号S2の出力の終
了から電荷転送信号S5の出力までの期間TU1の間、フ
ォトダイオード51には、被計測物体までの距離に対応
した信号電荷が蓄積される。すなわち測距光S3が出力
される期間TS の終了と同時に電荷蓄積期間TU1が開始
し、電荷蓄積期間TU1の間に、反射光S4の一部のみが
CCD28によって検知され、検知された光によって生
じる信号電荷S6は被計測物体までの距離に対応してい
る。換言すれば、被計測物体からの反射光S4のうち、
電荷蓄積期間TU1内にフォトダイオード51に到達した
光に対応した信号電荷S6がフォトダイオード51に蓄
積される。この信号電荷S6は、電荷転送信号S5によ
って垂直転送部52に転送される。
【0030】電荷転送信号S5の出力から一定時間が経
過した後、再び電荷掃出し信号S2が出力され、垂直転
送部52への信号電荷の転送後にフォトダイオード51
に蓄積された不要電荷が基板53の方向へ掃出される。
すなわち、フォトダイオード51において新たに信号電
荷の蓄積が開始する。そして、上述したのと同様に、電
荷蓄積期間TU1が経過したとき、信号電荷は垂直転送部
52へ転送される。
【0031】このような信号電荷S6の垂直転送部52
への転送動作は、次の垂直同期信号S1が出力されるま
で、繰り返し実行される。これにより垂直転送部52に
おいて、信号電荷S6が積分され、1フィールドの期間
(2つの垂直同期信号S1によって挟まれる期間)に積
分された信号電荷S6は、その期間被計測物体が静止し
ていると見做せれば、被計測物体までの距離情報に対応
している。
【0032】以上説明した信号電荷S6の検出動作は1
つのフォトダイオード51に関するものであり、全ての
フォトダイオード51においてこのような検出動作が行
なわれる。1フィールドの期間の検出動作の結果、各フ
ォトダイオード51に隣接した垂直転送部52の各部位
には、そのフォトダイオード51によって検出された距
離情報が保持される。この距離情報は垂直転送部52に
おける垂直転送動作におよび図示しない水平転送部にお
ける水平転送動作によってCCD28から出力され、被
計測物体の3次元画像データとして、3次元画像入力装
置の外部に取り出される。
【0033】上述のようにしてCCD28により検出さ
れた反射光は、被計測物体の表面の反射率の影響を受け
ている。したがって、この反射光を介して得られた距離
情報は反射率に起因する誤差を含んでいる。また、CC
D28により検出された反射光には、被計測物体からの
反射光以外に外光等の成分も含まれており、これに起因
する誤差も存在する。したがって距離情報検出動作で
は、被計測物体の反射率、外光等の影響を補正すること
が好ましい。次に、これらの補正を行なう距離情報検出
動作について説明する。
【0034】図8〜図10は、距離補正情報、反射率情
報および反射率補正情報の検出動作を示し、図11と図
12は距離情報検出動作のフローチャートである。図
1、図2、図7〜図12を参照して、被計測物体の反射
率、外光等の影響を補正する距離情報検出動作を説明す
る。すなわち図7に関し、説明は重複する。
【0035】ステップ101においてレリーズスイッチ
15が全押しされていることが確認されるとステップ1
02が実行され、ビデオ(V)モードと距離測定(D)
モードのいずれが選択されているかが判定される。これ
らのモード間における切替はV/Dモード切替スイッチ
18を操作することによって行なわれる。
【0036】Dモードが選択されているとき、ステップ
103において垂直同期信号S1が出力されるとともに
測距光制御が開始される。すなわち発光装置14が駆動
され、パルス状の測距光S3が断続的に出力される。次
いでステップ104が実行され、CCD28による検知
制御が開始される。すなわち図7を参照して説明した距
離情報検出動作が開始され、電荷掃出し信号S2と電荷
転送信号S5が交互に出力されて、距離情報の信号電荷
S6が垂直転送部52において積分される。
【0037】ステップ105では、距離情報検出動作の
開始から1フィールド期間が終了したか否か、すなわち
新たに垂直同期信号S1が出力されたか否かが判定され
る。1フィールド期間が終了するとステップ106へ進
み、距離情報の信号電荷S6がCCD28から出力され
る。この信号電荷S6はステップ107において画像メ
モリ34に一時的に記憶される。ステップ108では測
距光制御がオフ状態に切換えられ、発光装置14の発光
動作が停止する。
【0038】ステップ109〜112では、距離補正情
報の検出動作が行なわれる。まずステップ109では、
図8に示すように、垂直同期信号S11が出力されると
ともにCCD28による検知制御が開始される。すなわ
ち発光装置14の発光動作が行なわれることなく、光源
が消灯された状態で、電荷掃出し信号S12と電荷転送
信号S15が交互に出力される。電荷蓄積時間TU1は図
7に示す距離情報検出動作と同じであるが、被計測物体
に測距光が照射されないため(符号S13)、反射光は
存在せず(符号S14)、したがって、距離情報の信号
電荷は発生しないが、CCD28には外光等の外乱成分
が入射するため、この外乱成分に対応した信号電荷S1
6が発生する。この信号電荷S16は、外乱成分が距離
情報に及ぼす影響を補正するための、電荷蓄積時間TU1
に対する距離補正情報に対応している。
【0039】ステップ110では、距離補正情報の検出
動作の開始から1フィールド期間が終了したか否か、す
なわち新たに垂直同期信号S11が出力されたか否かが
判定される。1フィールド期間が終了するとステップ1
11において、距離補正情報の信号電荷S16がCCD
28から出力される。距離補正情報の信号電荷S16は
ステップ112において画像メモリ34に一時的に記憶
される。
【0040】ステップ113〜117では、反射率情報
の検出動作が行なわれる。ステップ113では、図9に
示すように、垂直同期信号S21が出力されるとともに
測距光制御が開始され、パルス状の測距光S23が断続
的に出力される。ステップ114では、CCD28によ
る検知制御が開始され、電荷掃出し信号S22と電荷転
送信号S25が交互に出力される。この反射率情報の検
出動作は、電荷掃出し信号S22が出力されてから電荷
転送信号S25が出力されるまでの電荷蓄積期間TU2
に、反射光S24の全てが受光されるように制御され
る。すなわち、CCD28の各フォトダイオード51に
蓄積される信号電荷S26のパルス幅TSは測距光S2
3のパルス幅TS と同じである。
【0041】したがって信号電荷S26は、被計測物体
までの距離とは関係せず、被計測物体の表面の反射率に
依存する反射率情報に対応している。
【0042】ステップ115では、反射率情報検出動作
の開始から1フィールド期間が終了したか否か、すなわ
ち新たに垂直同期信号S21が出力されたか否かが判定
される。1フィールド期間が終了するとステップ116
へ進み、反射率情報の信号電荷S26がCCD28から
出力される。この信号電荷S26はステップ117にお
いて画像メモリ34に一時的に記憶される。ステップ1
18では測距光制御がオフ状態に切換えられ、発光装置
14の発光動作が停止する。
【0043】ステップ119〜122では、反射率補正
情報の検出動作が行なわれる。ステップ119では、図
10に示すように、垂直同期信号S31が出力されると
ともにCCD28による検知制御が開始される。すなわ
ち発光装置14の発光動作が行なわれることなく、光源
が消灯された状態で、電荷掃出し信号S32と電荷転送
信号S35が交互に出力される。電荷蓄積時間TU2は図
9に示す反射率情報検出動作と同じであるが、被計測物
体に測距光が照射されないため(符号S33)、反射光
は存在せず(符号S34)、したがって、反射率情報の
信号電荷は発生しないが、CCD28には外光等の外乱
成分に対応した信号電荷S36が発生する。この信号電
荷S36は、外乱成分が電荷蓄積時間TU2に対する反射
率情報に及ぼす影響を補正するための反射率補正情報に
対応している。
【0044】ステップ120では、反射率補正情報の検
出動作の開始から1フィールド期間が終了したか否か、
すなわち新たに垂直同期信号S31が出力されたか否か
が判定される。1フィールド期間が終了するとステップ
121において、反射率補正情報の信号電荷S36がC
CD28から出力され、ステップ122において画像メ
モリ34に一時的に記憶される。
【0045】ステップ123では、ステップ103〜1
22において得られた距離情報、距離補正情報、反射率
情報および反射率補正情報を用いて距離測定(D)デー
タの演算処理が行なわれ、ステップ124においてDデ
ータが出力されてこの検出動作は終了する。一方、ステ
ップ102においてVモードが選択されていると判定さ
れたとき、ステップ125において測距光制御がオフ状
態に切換えられるとともに、ステップ126においてC
CD28による通常の撮影動作(CCDビデオ制御)が
オン状態に定められ、この検出動作は終了する。
【0046】ステップ123において実行される演算処
理の内容を図7〜図10を参照して説明する。反射率R
の被計測物体が照明され、この被計測物体が輝度Iの2
次光源と見做されてCCDに結像された場合を想定す
る。このとき、電荷蓄積時間tの間にフォトダイオード
に発生した電荷が積分されて得られる出力Snは、 Sn=k・R・I・t ・・・(2) で表される。ここでkは比例定数で、撮影レンズのFナ
ンバーや倍率等によって変化する。
【0047】被計測物体がレーザ等の光源からの光で照
明される場合、輝度Iはその光源による輝度IS と背景
光による輝度IB との合成されたものとなり、 I=IS +IB ・・・(3) と表せる。
【0048】図7に示されるようにパルス状の電荷蓄積
時間をTU1、測距光S3のパルス幅をTS 、距離情報の
信号電荷S6のパルス幅をTD とし、1フィールド期間
中のその電荷蓄積時間がN回繰り返されるとすると、得
られる出力S10は、 S10=Σ(k・R(IS ・TD +IB ・TU1)) =k・N・R(IS ・TD +IB ・TU1) ・・・(4) となる。なお、パルス幅TD は TD =TU1−δ・t =TU1−2r/C ・・・(5) と表せる。
【0049】図9に示されるようにパルス状の電荷蓄積
時間TU2が、測距光S23の期間(パルス幅)TS より
も十分大きく、反射光の単位受光時間を全部含むように
制御された場合に得られる出力S20は、 S20=Σ(k・R(IS ・TS +IB ・TU2)) =k・N・R(IS ・TS +IB ・TU2) ・・・(6) となる。
【0050】図8に示されるように発光を止めて、図7
と同じ時間幅でのパルス状の電荷蓄積を行なった場合に
得られる出力S11は、 S11=Σ(k・R・IB ・TU1) =k・N・R・IB ・TU1 ・・・(7) となる。同様に、図10に示されるような電荷蓄積を行
なった場合に得られる出力S21は、 S21=Σ(k・R・IB ・TU2) =k・N・R・IB ・TU2 ・・・(8) となる。
【0051】(4)、(6)、(7)、(8)式から、 SD =(S10−S11)/(S20−S21) =TD /TS ・・・(9) が得られる。
【0052】上述したように測距光S3と反射光S4に
はそれぞれ外光等の外乱成分(背景光による輝度IB
が含まれている。(9)式のTD /TS は、測距光S3
を照射したときの被計測物体からの反射光S4の光量
を、測距光S3の光量によって正規化したものであり、
これは、測距光S3の光量(図7の信号電荷S6に相
当)から外乱成分(図8の信号電荷S16に相当)を除
去した値と、反射光S4の光量(図9の信号電荷S26
に相当)から外乱成分(図10の信号電荷S36に相
当)を除去した値との比に等しい。
【0053】(9)式の各出力値S10、S11、S20、S
21はステップ107、112、117、122におい
て、距離情報、距離補正情報、反射率情報、反射率補正
情報として格納されている。したがって、これらの情報
に基いて、TD /TS が得られる。パルス幅TS は既知
であるから、(5)式とTD /TS から距離rが得られ
る。
【0054】このように(5)式と(9)式に基いてカ
メラ本体から被計測物体の表面の各点までの距離情報が
補正され、この距離情報の検出精度が向上する。
【0055】図13はCCD28の受光面を示し、図1
4は受光面の各点における電荷蓄積期間のずれを示して
いる。
【0056】例えば、受光面の中心部A、右端中央部
B、下端中央部Cのように異なる点では、電荷掃出し信
号S2、S12、S22、S32および電荷転送信号S
5、S15、S25、S35の出力タイミングが一致し
ないことがある。すなわち図14に示すように、A点、
B点およびC点における電荷蓄積期間が相互にずれるこ
とがある。
【0057】このようなずれは、不要電荷の掃出し動作
すなわち電荷掃出し信号の出力において、基板53(図
6参照)の各点における基板電圧の大きさや印加方向に
誤差が存在していること等、種々の原因による。
【0058】反射光はCCD28の受光面の各点におい
て同時に受光され、各点における受光タイミングに実質
的なずれは生じない。したがって、電荷蓄積期間がCC
D28の受光面の各点においてずれていると、図14か
ら理解されるように、各点における反射光の受光量A
1、B1、C1に差が生じる。すなわち、平面である被
計測物体がカメラ(すなわち3次元画像入力装置)に対
して平行に対向している場合であっても、受光量A1、
B1、C1に差が生じ、平面であることを検出できな
い。
【0059】そこで、このような電荷蓄積期間のばらつ
きに依る誤差を検出して被計測物体の距離情報を補正す
るため、本実施形態では、被計測物体の距離情報を検出
する前に、カメラから表面上の各点までの距離が既知で
ある基準物体に対して測距を行ない、誤差すなわち補正
データを検出している。
【0060】図15は、補正データを検出し、被計測物
体の距離情報を補正データを用いて補正する、距離情報
検出処理の手順を示すフローチャートである。
【0061】ステップ201では、基準物体に対して測
距が行なわれる。本実施形態において基準物体の表面は
平面であり、かつその表面はカメラの撮影光学系の光軸
に垂直である。すなわち基準物体とカメラの位置関係
は、図3に示される被計測物体Sと距離測定装置Bの位
置関係と同じである。測距は、図11および図12に示
される距離情報検出動作に従って行なわれ、距離補正情
報、反射率情報および反射率補正情報に基づいて、正規
化された距離情報が求められる。
【0062】ステップ202では、ステップ201にお
いて求められた距離情報に基づいて、補正データが求め
られる。図13に示されるA点、B点およびC点のフォ
トダイオードにおいて蓄積された電荷から得られた距離
情報をそれぞれγAO、γBO、γCOとし、CCD28(図
2)から基準物体の表面までの距離をaとすると、A
点、B点およびC点のフォトダイオードにおける誤差
(すなわち補正データ)は、それぞれ ΔγAO=γAO−a (10) ΔγBO=γBO−a (11) ΔγCO=γCO−a (12) と表される。
【0063】これらの補正データは全てのフォトダイオ
ードについて検出され、メモリ35aに格納される。
【0064】ステップ203では、表面上の各点までの
距離が未知である被計測物体に対して測距が行なわれ
る。この測距はステップ201における測距と同様に、
図11および図12に示される距離情報検出動作に従っ
て行なわれ、距離補正情報、反射率情報および反射率補
正情報に基づいて、正規化された距離情報が求められ
る。
【0065】ステップ204では、ステップ203にお
いて求められた距離情報が、ステップ202においてメ
モリ35aに格納された補正データを用いて補正され
る。例えば、A点、B点およびC点のフォトダイオード
において蓄積された電荷から得られた距離情報をそれぞ
れγA 、γB 、γC とすると、補正後の距離情報は、そ
れぞれ ΓA =γA −ΔγAO (13) ΓB =γB −ΔγBO (14) ΓC =γC −ΔγCO (15) となる。
【0066】以上のように本実施形態によれば、CCD
の各フォトダイオードにおける掃出し動作と転送動作の
タイミングが異なっていても、補正データを用いて補正
されるので、被計測物体の3次元形状の検出における誤
差を大幅に減少させることができる。
【0067】なお基準物体の形状は任意に選定でき、例
えば球形あるいは斜面であってもよい。
【0068】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、被計測物
体の3次元形状を高精度に検出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である3次元画像入力装置
を備えたカメラの斜視図である。
【図2】図1に示すカメラの回路構成を示すブロック図
である。
【図3】測距光による距離測定の原理を説明するための
図である。
【図4】測距光、反射光、ゲートパルス、およびCCD
が受光する光量分布を示す図である。
【図5】CCDに設けられるフォトダイオードと垂直転
送部の配置を示す図である。
【図6】CCDを基板に垂直な平面で切断して示す断面
図である。
【図7】距離情報の検出動作のタイミングチャートであ
る。
【図8】距離補正情報の検出動作のタイミングチャート
である。
【図9】反射率情報の検出動作のタイミングチャートで
ある。
【図10】反射率補正情報の検出動作のタイミングチャ
ートである。
【図11】距離情報検出動作において、距離情報と距離
補正情報と反射率情報を検出する動作を示すフローチャ
ートである。
【図12】距離情報検出動作において、反射率補正情報
を検出し、距離補正情報と反射率情報と反射率補正情報
に基づいて距離情報を補正する処理を示すフローチャー
トである。
【図13】CCDの受光面を示す図である。
【図14】受光面の各点における電荷蓄積期間のずれを
示す図である。
【図15】補正データを検出し、被計測物体の距離情報
を補正データを用いて補正する、距離情報検出処理の手
順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
14 光源 51 光電変換素子 52 垂直転送部(信号電荷保持部) S 被計測物体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 垣内 伸一 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 Fターム(参考) 2F065 AA04 AA06 BB05 EE00 FF12 FF32 FF33 GG04 JJ01 JJ05 JJ18 JJ26 LL04 QQ14 QQ24 RR03 SS02 SS13 UU02 UU05 5C061 AA29 AB03 AB06 AB08 AB12 AB17 AB21 AB24

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面上の各点までの距離が既知である基
    準物体、または表面上の各点までの距離が未知である被
    計測物体に、パルス状の測距光を照射する光源と、 前記基準物体または被計測物体からの反射光を受け、受
    光量に応じた電荷が蓄積する複数の光電変換素子と、 前記光電変換素子に隣接して設けられた信号電荷保持部
    と、 前記光電変換素子に蓄積した不要電荷を前記光電変換素
    子から掃出すことにより、前記光電変換素子における信
    号電荷の蓄積動作を開始させる蓄積電荷掃出手段と、 前記光電変換素子に蓄積した信号電荷を前記信号電荷保
    持部に転送する信号電荷転送手段と、 前記蓄積電荷掃出手段と前記信号電荷転送手段とを交互
    に駆動し、前記信号電荷保持部において前記信号電荷を
    積分することにより、前記基準物体または被計測物体の
    表面上の各点までの距離情報を検出する信号電荷積分手
    段と、 前記基準物体を用いたときに前記信号電荷検出手段にお
    いて積分される信号電荷に基づいて、前記被計測物体を
    用いたときに検出される距離情報の誤差を検出する誤差
    検出手段とを備えたことを特徴とする3次元画像入力装
    置。
  2. 【請求項2】 前記誤差を格納するメモリを備えたこと
    を特徴とする請求項1に記載の3次元画像入力装置。
  3. 【請求項3】 前記誤差が、前記複数の光電変換素子の
    それぞれについて検出されることを特徴とする請求項1
    に記載の3次元画像入力装置。
  4. 【請求項4】 前記信号電荷積分手段によって検出され
    た前記被計測物体の表面上の各点までの距離情報に対し
    て、前記誤差の分だけ補正する距離情報補正手段を備え
    たことを特徴とする請求項1に記載の3次元画像入力装
    置。
  5. 【請求項5】 前記信号電荷積分手段が、前記光源を消
    灯させた状態で、前記距離情報を検出する動作と同じタ
    イミングで前記蓄積電荷掃出手段と前記信号電荷転送手
    段を駆動することにより、距離補正情報を検出し、前記
    光電変換素子が前記反射光の全てを受光するように前記
    蓄積電荷掃出手段と前記信号電荷転送手段を駆動するこ
    とにより、反射率情報を検出し、前記光源を消灯させた
    状態で、前記反射率情報を検出する動作と同じタイミン
    グで前記蓄積電荷掃出手段と前記信号電荷転送手段を駆
    動することにより、反射率補正情報を検出することを特
    徴とする請求項1に記載の3次元画像入力装置。
  6. 【請求項6】 前記距離情報をS10、前記距離補正情報
    をS11、前記反射率情報をS20、前記反射率補正情報を
    21としたとき、正規化された距離情報SDが以下の式
    によって得られることを特徴とする請求項5に記載の3
    次元画像入力装置。 SD =(S10−S11)/(S20−S21
  7. 【請求項7】 前記光電変換素子が電荷蓄積型であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の3次元画像入力装置。
  8. 【請求項8】 前記光電変換素子が基板に沿って形成さ
    れ、前記蓄積電荷掃出手段が不要電荷を前記基板側に掃
    出すことを特徴とする請求項1に記載の3次元画像入力
    装置。
  9. 【請求項9】 前記信号電荷保持部が前記信号電荷を3
    次元画像入力装置の外部に出力するための垂直転送部で
    あることを特徴とする請求項1に記載の3次元画像入力
    装置。
  10. 【請求項10】 前記光電変換素子と信号電荷保持部
    が、縦型オーバフロードレイン構造のインターライン型
    CCDとして構成されることを特徴とする請求項1に記
    載の3次元画像入力装置。
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