JP2001007716A - ノイズスケルチ回路 - Google Patents

ノイズスケルチ回路

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JP2001007716A
JP2001007716A JP11179057A JP17905799A JP2001007716A JP 2001007716 A JP2001007716 A JP 2001007716A JP 11179057 A JP11179057 A JP 11179057A JP 17905799 A JP17905799 A JP 17905799A JP 2001007716 A JP2001007716 A JP 2001007716A
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JP
Japan
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squelch
output
circuit
noise
waveform
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JP11179057A
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English (en)
Inventor
Nobutaka Wakai
信孝 若井
Takashi Yoshida
貴史 吉田
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】隣接チャンネルに存在するキャリアを誤認して
スケルチを開いたりすることはなく、かつスケルチ開放
感度を深く設定することができるノイズスケルチ回路を
提供する。 【解決手段】FM復調回路1から出力される復調出力信
号を波形整形器6にて波形整形し、FM復調出力信号を
入力してバンドパスフィルタ3によってノイズ成分を検
出し、バンドパスフィルタ3の出力を平滑回路4にて平
滑化し、制御回路8によって波形整形出力を予め定めた
所定時間計数した計数値が予め定めた計数値未満であ
り、次いで平滑回路4から出力される平滑出力のレベル
が予め定めた設定レベル未満であることを検出したとき
スケルチスイッチをオン状態に制御するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はFM無線受信機機に
おけるノイズスケルチ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】FM無線受信機における従来のノイズス
ケルチ回路には図3に示す第1のノイズスケルチ回路、
または図4に示す第2のスケルチ回路を設け、それぞれ
単独でノイズスケルチ処理を行っていた。
【0003】第1のノイズスケルチ回路は図3に示すよ
うに、FM復調回路(FMIC)1から出力される復調
出力信号をディエンファシス回路2に供給してディエン
ファシスし、オーデイオ増幅器へ送出し、オーデイオ増
幅出力をスケルチスイッチを介して出力するように構成
するとと共に、FM復調回路1から出力される復調出力
をバンドパスフィルタ3に供給し、復調出力信号からノ
イズ成分をバンドパスフィルタ3によって検出し、検出
したノイズ成分を抵抗およびコンデンサを含む平滑回路
4に供給して整流平滑化し、整流平滑出力を制御回路5
に供給し、整流平滑出力レベルに基づいて出力される制
御回路5からのスケルチスイッチ制御信号によってスケ
ルチスイッチを選択的にオン・オフするように構成して
いる。
【0004】第2のノイズスケルチ回路は図4に示すよ
うに、FM復調回路(FMIC)1から出力される復調
出力信号をディエンファシス回路2に供給してディエン
ファシスし、オーデイオ増幅器へ送出し、オーデイオ増
幅出力をスケルチスイッチに供給して、オーデイオ増幅
出力をスケルチスイッチを介して出力するように構成す
るとと共に、FM復調回路1から出力される復調出力信
号を比較器からなる波形整形器6に供給し、復調出力信
号中のノイズ成分を矩形波に波形整形し、波形整形され
たノイズ成分を制御回路7に供給し、波形整形されたノ
イズ成分を制御回路7において所定期間にわたって計数
し、計数値が所定値を超えたとき出力される制御回路5
からのスケルチスイッチ制御信号に基づいてスケルチス
イッチをオン状態からオフ状態、すなわちスケルチを閉
じるように構成され、逆に、キャリアが存在するとノイ
ズが抑圧されて、前記計数値は減少してスケルチが開か
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記した従
来の第1のノイズスケルチ回路によるときは、検出する
ノイズ成分の周波数がバンドパスフィルタによって固定
されている。このため、バンドパスフィルタによる検出
周波数が低いときは、高い音声周波数の信号を受信する
と、その音声信号がノイズとして検出されて直流電圧と
なってスケルチが閉じてしまって実用上使用できないと
いう問題点がある。
【0006】したがって、バンドパスフィルタによる検
出周波数を高くして使用することになる。バンドパスフ
ィルタによる検出周波数を高くすると、バンドパスフィ
ルタにより広い帯域幅を検出することになる。この結
果、隣接チャンネルにキャリアが存在する場合、隣接チ
ャンネルの信号がバンドパスフィルタの通過帯域内に入
るため、検出したい帯域の信号がない状態であっても隣
接チャンネルの信号によりスケルチスイッチがオン状
態、すなわちスケルチが開かれてしまうという問題点が
あった。
【0007】また、ノイズ成分には種々の周波数成分が
含まれており、上記した従来の第2のノイズスケルチス
回路によるときは、波形整形器において総ての周波数成
分を波形整形することができるわけではなく、高周波の
ノイズ成分に対しては波形整形することができない。こ
のために、高周波のノイズ成分に対する制御回路での計
数値は少なくなる。しかるに、ノイズ成分を含んでいる
ときにはスケルチを開きたくないが、上記したように高
周波成分のノイズが存在するにもかかわらず、制御回路
では計数値が少ないためにノイズ成分が少ないと判別し
てスケルチを開いてしまって、ノイズ成分が少ないとき
にはスケルチを開かないように設定することができな
い、すなわちスケルチ開放感度を深く設定することがで
きないという問題点があった。ここで、スケルチ感度
は、スケルチを開くに必要な最小の入力信号レベルであ
り、スケルチ開放感度を深く設定するとは、スケルチを
開くに必要な入力信号レベルを高く設定することをい
う。
【0008】本発明は、隣接チャンネルに存在するキャ
リアを誤認してスケルチを開いたりすることはなく、か
つスケルチ開放感度を深く設定することができるノイズ
スケルチ回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるノイズス
ケルチ回路は、FM無線受信機におけるノイズスケルチ
回路において、FM復調回路から出力される復調出力信
号を波形整形する波形整形手段と、前記FM復調出力信
号を入力してノイズ成分を検出するバンドパスフィルタ
と、該バンドパスフィルタの出力を平滑する平滑手段
と、前記波形整形手段からの波形整形出力を予め定めた
所定時間計数した計数値が予め定めた計数値未満であ
り、次いで前記平滑手段から出力される平滑出力のレベ
ルが予め定めた設定レベル未満であることを検出したと
きスケルチスイッチをオン状態に制御する制御手段とを
備えたことを特徴とする。
【0010】本発明にかかるノイズスケルチ回路によれ
ば、FM復調回路から出力される復調出力信号を波形整
形した波形整形出力を予め定めた所定時間計数した計数
値が予め定めた計数値未満であり、次いでFM復調出力
信号を入力してノイズ成分を検出したバンドパスフィル
タにより検出したノイズ成分を平滑化した平滑出力のレ
ベルが予め定めた設定レベル未満であるとき制御手段の
制御のもとにスケルチスイッチがオン状態に制御され
る。
【0011】したがって、本発明にかかるノイズスケル
チ回路によれば、波形整形出力を所定期間計数した計数
値が所定値未満と判別されたときにおいても、整流平滑
出力レベルが所定レベル以上と判別されたときはスケル
チスイッチはオフ状態に維持され、波形成形出力による
スケルチ開放感度が深く設定できなくても、平滑出力レ
ベルが所定レベル未満にならなければ、スケルチスイッ
チがオン状態にされることはなくなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるノイズスケ
ルチ回路を実施の一形態によって説明する。
【0013】図1は本発明の実施の一形態にかかるノイ
ズスケルチ回路の構成を示すブロック図である。
【0014】本発明の実施の一形態にかかるノイズスケ
ルチ回路は、FM復調回路1から出力される復調出力信
号をディエンファシス回路2に供給してディエンファシ
スし、オーデイオ増幅器へ送出し、オーデイオ増幅出力
をスケルチスイッチを介して出力するように構成してあ
る。
【0015】上記したノイズスケルチ回路は、さらに、
FM復調出力信号をバンドパスフィルタ3に供給し、復
調出力信号中からノイズ成分をバンドパスフィルタ3に
よって検出し、バンドパスフィルタ3によって検出した
ノイズ成分を抵抗およびコンデンサを含む平滑回路4に
供給して整流平滑化し、整流平滑出力を制御回路8に供
給して制御回路8において整流平滑出力のレベルが所定
レベルを超えたか否かを検出する。ここで、バンドパス
フィルタ3によるノイズの検出において、希望するスケ
ルチ開放感度に設定してある。
【0016】また、上記したノイズスケルチ回路は、F
M復調出力信号を比較器からなる波形整形器6に供給
し、復調出力信号中のノイズ成分を矩形波に波形整形
し、波形整形されたノイズ成分を制御回路8に供給し、
波形整形されたノイズ成分を制御回路8において所定期
間にわたって計数し、計数値が所定値を超えたか否かを
検出する。ここで、波形整形出力に基づくノイズの検出
において、バンドパスフィルタ3によるノイズ検出のス
ケルチ開放感度より浅いスケルチ開放感度の設定してあ
る。
【0017】制御回路8は、波形整形器6の出力パルス
を計数し、整流平滑出力レベルをチェックして、波形整
形器6の出力パルスの計数値が所定値未満であって、か
つ整流平滑出力レベルが所定レベル未満のとき、スケル
チスイッチをオフ状態からオン状態に制御するスケルチ
スイッチ制御信号を送出する。
【0018】次に本発明の実施の一形態にかかるノイズ
スケルチ回路の作用を図2のフローチャートによって説
明する。
【0019】プログラムが開始されるとスケルチは閉じ
た状態、すなわちスケルチスイッチをオフ状態にされ
(ステップS1)、波形成形器6からの出力の計数が先
に行われる(ステップS2)。ステップS2において、
波形成形器6からの出力を所定期間にわたって計数した
計数値が所定値以上のとき、すなわち波形整形出力に基
づいてノイズが検出されたとき、スケルチは閉じた状
態、すなわちスケルチスイッチがオフ状態に維持され
る。ステップS2において計数値が所定値未満のとき、
すなわち波形整形出力に基づいてノイズが検出されない
とき、続いて平滑回路4からの整流平滑出力レベルの検
出が行われる(ステップS3)。
【0020】ステップS3において、整流平滑出力レベ
ルが所定値以上のときにはスケルチを閉じた状態、すな
わちスケルチスイッチがオフ状態に維持される。ステッ
プS3において、整流平滑出力レベルが所定値未満のと
きにスケルチを開く、すなわちスケルチスイッチがオフ
状態からオン状態に制御される(ステップS4)。ステ
ップS4に続いてステップ2から繰り返される。
【0021】上記のように、本発明の実施の一形態にか
かるノイズスケルチ回路によれば、波形整形器6の出力
パルスを所定期間計数した計数値が所定値未満と判別さ
れたときにおいても、整流平滑出力レベルが所定レベル
以上と判別されたときはスケルチは閉じた状態に維持さ
れる。したがって、波形成形器6の出力によるスケルチ
開放感度が深く設定できなくて、波形整形器6の出力パ
ルスを所定期間計数した計数値が所定値未満と判別され
ても、整流平滑出力レベルが所定レベル未満にならなけ
れば、スケルチは開かれることはない。
【0022】この場合に、波形整形器6の出力パルス計
数値によるスケルチ開放感度は浅く設定されているた
め、バンドパスフィルタ3による検出周波数を高くする
必要はなくなる。このように、波形整形器6の出力パル
ス計数値に基づくノイズ検出とバンドパスフィルタ3の
出力に基づくノイズ検出とは互いに補完することになっ
て、従来の問題点が解消される。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明のノイズスケ
ルチ回路によれば、波形整形出力の計数値に基づくノイ
ズ検出とバンドパスフィルタ出力に基づくノイズ検出と
は互いに補完することになって、ノイズスケルチが良好
に行われるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態にかかるノイズスケルチ
回路の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態にかかるノイズスケルチ
回路の作用の説明に供するフローチャートである。
【図3】従来のノイズスケルチ回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】従来の他のノイズスケルチ回路の構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 FM復調回路 2 ディエンファシス回路 3 バンドパスフィルタ 4 平滑回路 6 波形整形器 8 制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】FM無線受信機におけるノイズスケルチ回
    路において、FM復調回路から出力される復調出力信号
    を波形整形する波形整形手段と、前記FM復調出力信号
    を入力してノイズ成分を検出するバンドパスフィルタ
    と、該バンドパスフィルタの出力を平滑する平滑手段
    と、前記波形整形手段からの波形整形出力を予め定めた
    所定時間計数した計数値が予め定めた計数値未満であ
    り、次いで前記平滑手段から出力される平滑出力のレベ
    ルが予め定めた設定レベル未満であることを検出したと
    きスケルチスイッチをオン状態に制御する制御手段とを
    備えたことを特徴とするノイズスケルチ回路。
JP11179057A 1999-06-24 1999-06-24 ノイズスケルチ回路 Pending JP2001007716A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040210