JP3247451B2 - 衛星通信受信装置 - Google Patents

衛星通信受信装置

Info

Publication number
JP3247451B2
JP3247451B2 JP27310392A JP27310392A JP3247451B2 JP 3247451 B2 JP3247451 B2 JP 3247451B2 JP 27310392 A JP27310392 A JP 27310392A JP 27310392 A JP27310392 A JP 27310392A JP 3247451 B2 JP3247451 B2 JP 3247451B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
level
signal
search
detection
satellite communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP27310392A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06125279A (ja
Inventor
茂 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP27310392A priority Critical patent/JP3247451B2/ja
Publication of JPH06125279A publication Critical patent/JPH06125279A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3247451B2 publication Critical patent/JP3247451B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、衛星通信における打
ち合わせ回線に代表される狭帯域信号の受信周波数をサ
ーチする機能を有する衛星通信受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の衛星通信に用いられる受信装置
は、図2に示すように、受信RF−FM信号をダウンコ
ンバータ(D/C)1によってIF−FM信号に周波数
変換する。このとき、受信周波数のずれをシステムの周
波数精度から無視できないので、コントローラ2はシン
セサイザデータを変化させて周波数サーチを行い、FM
検波器3の最良動作周波数を見つける。
【0003】上記コントローラ2はIF−FM信号のレ
ベルをレベル検波器(LEVEL−DET)4及びA/
D変換器(A/D)5を通じてデータとして取り込み、
IF−FM信号のレベル最大値を周波数最良値として制
御を行う。また、受信信号のない場合は、上記IF−F
M信号のレベルがある規定値より下がるとき受信信号無
と判定してサーチを行う。
【0004】一方、受信信号がない場合の雑音を消すた
め音声ミュート回路(MUTE)6を設け、FM検波ベ
ースバンド信号に含まれる音声帯域外のノイズ成分をバ
ンドパスフィルタ(BPF)7で取り出し、レベル検波
器(LEVEL−DET)8でレベル検出した信号で音
声ミュート回路6を動作させている。この動作はスケル
チと称される。
【0005】しかしながら、上記のような従来の衛星通
信受信装置では、受信信号の有無検出をある規定値との
比較に頼っているため、ノイズのみのレベルは規定値以
下となり、信号有りの場合は規定値を越えることが必要
となる。この構成では、C/N(またはC/I)が低い
場合や広帯域に渡るときのf特が大きいと誤動作する。
また、サーチとスケルチ動作が別々に行われているた
め、サーチが停止していても音声が出ないことがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の衛星通信受信装置では、受信信号の有無検出をある
規定値との比較に頼っているため、ノイズのみのレベル
は規定値以下となり、信号有りの場合は規定値を越える
ことが必要となり、C/NまたはC/Iが低い場合や広
帯域に渡るときのf特が大きいと誤動作する。また、サ
ーチとスケルチ動作が別々に行われているため、サーチ
が停止していても音声が出ないことがある。
【0007】この発明は上記の課題を解決するためにな
されたもので、誤動作をなくし、正常動作のダイナミッ
クレンジを広げることのできる衛星通信受信装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明に係る衛星通信受信装置は、通信衛星からの
受信入力信号を中間周波数信号に変換する周波数変換手
段と、この周波数変換手段に周波数サーチを施すサーチ
処理手段と、前記周波数変換手段で得られた中間周波数
信号のレベルを検出する第1のレベル検出手段と、前記
周波数変換手段で得られた中間周波数信号からベースバ
ンド信号を検波する検波手段と、この手段の検波出力か
ら前記ベースバンド信号成分以外のノイズ成分を抽出す
るノイズ抽出手段と、この手段で抽出されたノイズ成分
のレベルを検出する第2のレベル検出手段と、前記検波
手段の検波出力を第2のレベル検出手段のレベル検出出
力に応じてミュート処理するミュート処理手段と、前記
第1のレベル検出手段の検出出力に応じて前記サーチ処
理手段を駆動し、前記第2のレベル検出手段の検出出力
に応じて前記受信入力信号の有無を検出して、その有無
に応じて前記サーチ処理手段の駆動をオン・オフ制御す
るサーチ制御手段とを具備するものである。
【0009】
【作用】上記構成による衛星通信受信装置では、通信衛
星からの受信入力信号を周波数サーチし、このサーチ受
信信号をレベル検波し、サーチされた受信入力信号から
ベースバンド信号を検波し、この検波出力からベースバ
ンド信号成分以外のノイズ成分を抽出し、この抽出ノイ
ズ成分をレベル検波し、ノイズ検波出力に応じて検波さ
れたベースバンド信号をミュート処理する。ここで、受
信入力信号のレベル検波出力に応じてサーチ処理を駆動
し、ノイズ成分のレベル検波出力に応じて受信入力信号
の有無を検出し、その有無に応じてサーチ処理駆動をオ
ン・オフ制御する。
【0010】
【実施例】以下、図1を参照してこの発明の一実施例を
詳細に説明する。但し、図1において、図2と同一部分
には同一符号を付して示し、ここでは異なる部分を中心
に説明する。
【0011】図1はこの発明に係る衛星通信受信装置の
構成を示すもので、前記スケルチ機能のレベル検波器8
から出力されるスケルチミュート信号をコントローラ2
に送る。コントローラ2はスケルチミュート信号により
受信信号の有無を検出する。
【0012】すなわち、上記構成によれば、コントロー
ラ2は周波数の最良点を見つけるためだけにIF−FM
信号のレベルデータを使用し、受信信号の有無判定は追
加されたスケルチミュート信号入力によって行う。従来
使用されていたIF−FM信号レベルの規定値は使用し
ていない。
【0013】IF信号レベルはレベル検波器4及びA/
D変換器5によって得られたレベルデータによって最大
値が見つかる範囲内であればどこでも良い。したがっ
て、正常動作のダイナミックレンジは従来に比べて広く
なる。また、スケルチ機能によって音声のミュートがか
かり、音声が出ていない場合は常にサーチ中であり、音
声が出ている場合はサーチは停止していることとなる。
【0014】したがって、上記構成による衛星通信受信
装置は、受信信号レベルに対して正常動作するダイナミ
ックレンジを広くすることができ、サーチ動作と音声ミ
ュートが連動して誤動作を減らすことができる。また、
調整が容易となり、スケルチ動作レベルの設定も容易と
なる。さらには低C/NまたはC/I時の動作が安定す
るといった利点を有する。尚、この発明は上記実施例に
限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない
範囲で種々変形しても同様に実施可能である。
【0015】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、誤動作
をなくし、正常動作のダイナミックレンジを広げること
のできる衛星通信受信装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る衛星通信受信装置の一実施例を
示すブロック回路構成図。
【図2】従来の衛星通信受信装置の構成を示すブロック
回路図。
【符号の説明】
1…ダウンコンバータ、2…コントローラ、3…FM検
波器、4…レベル検波器、5…A/D変換器、6…音声
ミュート回路、7…バンドパスフィルタ、8…レベル検
波器。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信衛星からの受信入力信号を中間周波
    数信号に変換する周波数変換手段と、この周波数変換手
    段に周波数サーチを施すサーチ処理手段と、前記周波数
    変換手段で得られた中間周波数信号のレベルを検出する
    第1のレベル検出手段と、前記周波数変換手段で得られ
    た中間周波数信号からベースバンド信号を検波する検波
    手段と、この手段の検波出力から前記ベースバンド信号
    成分以外のノイズ成分を抽出するノイズ抽出手段と、こ
    の手段で抽出されたノイズ成分のレベルを検出する第2
    のレベル検出手段と、前記検波手段の検波出力を第2の
    レベル検出手段のレベル検出出力に応じてミュート処理
    するミュート処理手段と、前記第1のレベル検出手段の
    検出出力に応じて前記サーチ処理手段を駆動し、前記第
    2のレベル検出手段の検出出力に応じて前記受信入力信
    号の有無を検出して、その有無に応じて前記サーチ処理
    手段の駆動をオン・オフ制御するサーチ制御手段とを具
    備する衛星通信受信装置。
JP27310392A 1992-10-12 1992-10-12 衛星通信受信装置 Expired - Fee Related JP3247451B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27310392A JP3247451B2 (ja) 1992-10-12 1992-10-12 衛星通信受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27310392A JP3247451B2 (ja) 1992-10-12 1992-10-12 衛星通信受信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06125279A JPH06125279A (ja) 1994-05-06
JP3247451B2 true JP3247451B2 (ja) 2002-01-15

Family

ID=17523185

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27310392A Expired - Fee Related JP3247451B2 (ja) 1992-10-12 1992-10-12 衛星通信受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3247451B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06125279A (ja) 1994-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5432854A (en) Stereo FM receiver, noise control circuit therefor
KR920022884A (ko) 텔레비젼 음향 rf 신호, 방송 fm rf 신호 및 국립기상 서비스 fm rf 신호의 오디오 레벨 등화장치
US5722060A (en) Radio receiver
KR960000525B1 (ko) 다중 통로 반사 방해에 의한 영향에 신속 대응 가능한 수신기 장치
JPS63278407A (ja) ミクサダイナミックコントロール
JP3247451B2 (ja) 衛星通信受信装置
US10396742B2 (en) Receiver and noise squelch control method
WO2011039791A1 (ja) 受信装置
JP3328926B2 (ja) テレビジョン受信装置
JP3508848B2 (ja) スケルチ回路
JPH0613921A (ja) Amチューナ
JPS6322739B2 (ja)
JPS60103946U (ja) Am受信機
JPH0832895A (ja) 受信機
JPH07235895A (ja) 多周波対応型トランスポンダ装置
JPH05328238A (ja) テレビジョン受信回路
JPH0779171A (ja) 受信機
JP3124119B2 (ja) 受信機
JPS5989029A (ja) 自動選局機能付受信機
JPH0214820B2 (ja)
JP2004064382A (ja) 受信装置
JPH0738453A (ja) 無線受信機
JP3929764B2 (ja) ラジオ受信機
JP2594769B2 (ja) 受信装置
JPS6236988A (ja) 映像音声中間周波集積回路

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071102

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081102

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081102

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091102

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees