JPH039618A - スケルチ信号制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、スキャンスピードあるいは無線機の応答スピ
ードを速めるようにした、スケルチ信号副書方法に関す
るものである。

（従来の技術） 無線機においてＰＬＬのロック後、スケルチ信号が確定
するまでの時間は、スケルチボリュームの位置によって
変化する。このような無線機においてスキャン機能を実
現させるときには、このスケルチ信号が確定するまでの
最大時間後にスケルチ信号を確認し、スキャンストップ
をさせていた。

第３図は、従来行われていたスケルチ信号制御方法を説
明するためのブロック図である。これを説明すると、ｌ
はレベル設定手段であり、図示しないスケルチボリュー
ムによりノイズ検出レベルの設定をするものである。２
は復調器ノイズレベル検出手段であり、ＦＭ検波復調器
３の発するノイズレベルを検出し、そのノイズレベルが
あらかじめ定めた一定値を超えたときにスキャンストッ
プ信号を発し、同時にＦＭ検波復調器３から低周波増幅
回路４に向かう信号をスイッチ５によってオフにするも
のである。６は低周波増幅回路４に接続されたスピーカ
である。

（発明が解決しようとする課題） このような方式であると、スケルチボリュームがタイト
スケルチの位置にあるときにもスレッショルドの位置に
あるときにも、スケルチ待ち時間はこれらには関わりな
く、最大時間待つことになり、この結果、スキャンスピ
ードは遅い方に一定になっていた０本発明はこの点に鑑
みて成されたものであり、スキャンスピードあるいは無
線機の応答スピードを速めることができる、スケルチ信
号制御方法を提供することを目的とする。

（課題を解決するための手段） 本発明は、上記課題を解決するための手段として、スケ
ルチボリュームの位置を検出する位置検出手段を設け、
該位置検出手段の検出値から、前記スケルチボリューム
がタイトスケルチの位置にあるときにはスケルチ信号待
ち時間が長くなるように時間設定をし、スレッショルド
の位置にあるときにはスケルチ信号待ち時間が短くなる
ように時間設定して、スキャンスピードあるいは無線機
の応答スピードを速めるような方法を得たものである。

（作用） このような方法を実施すれば、従来のようにスケルチ信
号を最大時間待つということがなくなるので、スキャン
スピードあるいは無線機の応答スピードが著しく速いも
のとなる。

（実施例） 次に、本発明に係るスケルチ信号制御方法を、第１図に
ついて、第２図と同一機能部分には同一の符号を付して
第１図を用いて説明する１本発明にあっては、スケルチ
ボリュームの位置を検出する位置検出手段７が設けられ
ている。そしてこの位置検出手段７の出力側には、スケ
ルチボリュームの位置対応タイマ８と、比較手段９の入
力側が接続されている０位置対応タイマ８の出力側は比
較手段９の制御端子に接続されており、比較手段９に、
比較開始信号を与えるようになっている。

比較手段９の入力側には、前述したスケルチボリューム
の位置検出手段７の出力側のほか、復調器ノイズレベル
検出手段２の出力側が接続され、これらの出力信号値が
比較されるようになっている。

このような構成の回路において、スケルチボリュームの
位置を′検出する位置検出手段の検出値から、前記スケ
ルチボリュームがタイトスケルチの位置にあるときには
スケルチ信号待ち時間が長くなるように時間設定をし、
スレッショルドの位置にあるときにはスケルチ信号待ち
時間が短くなるように時間設定して、スキャンスピード
あるいは無線機の応答スピードを速めるような方法を得
ることができる。具体的には、スケルチボリュームの位
置対応タイマ８から比較手段９に与えられる比較開始信
号により、スキャンストップ信号を得ることにより、ス
ケルチボリュームの位置に対応した時間でスキャンスト
ップ信号を得ることができることになる。第２図は、本
発明方法の流れをステップ１０〜２１で示したものであ
る。

以上説明した本発明の方法において、スケルチボリュー
ムの位置を検出する手段としては、スケルチボリューム
をＡ／Ｄコンバータとマイコンによって取り込むこと、
およびアップ、ダウンスイッチ等によりマイコンにスケ
ルチボリュームの位置を直接設定すること５の２通りが
考えられる。これらの手段により検出されたスケルチボ
リュームの位置により、決められた時間後、復調器出力
のノイズレベルと比較して、スキャンストップ信号ある
いは音声信号をオン、オフさせることになる。

（発明の効果ン５ 本発明は以上説明したように構成されたスケルチ信号制
御方法であるから、従来のようにスケルチ信号を最大時
間待つということがなくなるので、スキャンスピードあ
るいは無線機の応答スピードが著しく速いものとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方法を実現する回路を示すブロック図、
第２図は本発明方法の流れを示すフローチャート図、第
３図は従来のものの回路を示すブロック図である。 ２・−復調器ノイズレベル検出手段 ３−Ｆ　Ｍ検波復調器 ４・−低周波増幅回路 ５・−スイッチ ７・−スケルチボリュームの位置検出手段８・−スケル
チボリュームの位置対応タイマ９・−比較手段

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）スケルチボリュームの位置を検出する位置検出手
   段を設け、該位置検出手段の検出値から、前記スケルチ
   ボリュームがタイトスケルチの位置にあるときにはスケ
   ルチ信号待ち時間が長くなるように時間設定をし、スレ
   ッショルドの位置にあるときにはスケルチ信号待ち時間
   が短くなるように時間設定して、スキャンスピードある
   いは無線機の応答スピードを速めることを特徴とするス
   ケルチ信号制御方法。