JPH065212U - Ａｍ・ｆｍ用受信機のａｇｃ回路 - Google Patents
Ａｍ・ｆｍ用受信機のａｇｃ回路Info
- Publication number
- JPH065212U JPH065212U JP4707092U JP4707092U JPH065212U JP H065212 U JPH065212 U JP H065212U JP 4707092 U JP4707092 U JP 4707092U JP 4707092 U JP4707092 U JP 4707092U JP H065212 U JPH065212 U JP H065212U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- lpf
- amplifier
- modulated wave
- control circuit
- Prior art date
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- Pending
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- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ＡＭ，ＦＭ用受信機のＡＧＣ動作の立上り時間
を速くしてＦＭ受信波の受信開始部分のデータの欠落を
防止する。 【構成】利得制御対象増幅器の出力の一部を検波器２で
検出し、ＬＰＦ３で直流成分を取り出し、ＡＭ信号受信
時は切換器５をオフにしたまま制御回路４で増幅器の利
得を制御し、ＦＭ信号受信時には切換器５をオンにして
制御回路４の入力を短絡することによＡＧＣ動作の立上
りを速くする。
を速くしてＦＭ受信波の受信開始部分のデータの欠落を
防止する。 【構成】利得制御対象増幅器の出力の一部を検波器２で
検出し、ＬＰＦ３で直流成分を取り出し、ＡＭ信号受信
時は切換器５をオフにしたまま制御回路４で増幅器の利
得を制御し、ＦＭ信号受信時には切換器５をオンにして
制御回路４の入力を短絡することによＡＧＣ動作の立上
りを速くする。
Description
【０００１】
本考案は、ＡＭ変調波，ＦＭ変調波の受信を共用する受信機のＡＧＣ回路（自 動利得制御回路）に関するものである。
【０００２】
図２はＡＭ変調波を受信する受信機のＡＧＣ回路を含む部分回路図である。図 において、１は受信信号を増幅する低雑音増幅器であり、２は増幅器の出力を検 波する検波回路、３は検波信号から直流成分（ＤＣ信号）をとり出すＬＰＦであ る。４は制御回路であり、受信信号の入力レベルによって変化するＤＣ信号を基 準値と比較し、その差が零になるように増幅器１の利得や減衰量を制御する。そ の結果増幅器の出力が一定に保たれる。ここでＬＰＦ３は、ＡＭ変調する変調信 号には追従せず、受信入力レベルのゆるやかな変動に追従するようなカットオフ 周波数に設定されており、ＡＧＣ動作の立上り時間はこのＬＰＦ３の時定数によ り決定され、ＡＭ変調の場合はこの時定数により遅延時間が発生する。
【０００３】
しかし、この方式の受信機でＦＭ変調波を受信し、立上りの速いＡＧＣ特性が 要求された場合、前述の遅延時間のため立上り時間が遅れるという欠点がある。 変調信号が音声信号の場合は問題はないが、特に、データ伝送などの場合には、 立上り部分に同期信号などの重要な情報があり伝送情報が誤ることがある。 本考案の目的は、ＡＭ変調波，ＦＭ変調波共用の受信機において、従来技術の 問題点となるＦＭ変調波受信時に、ＡＧＣ動作の立上り時間（アタックタイム） の速いＡＧＣ回路を提供することにある。
【０００４】
本考案のＡＭ，ＦＭ用受信機のＡＧＣ回路は、ＡＭ変調波，ＦＭ変調波を受信 して増幅する増幅器の出力を検波した後ＬＰＦで取り出した直流信号を制御回路 に入力して前記増幅器の出力がほぼ一定になるように前記増幅器の利得を制御す るＡＧＣ回路において、 前記制御回路と前記ＬＰＦとの間に該ＬＰＦの時定数を切換えるための切換器 を設け、前記ＡＭ変調波を受信するとき該切換器をオフにして前記直流信号を制 御回路に入力し、前記ＦＭ変調波を受信するとき該切換器をオンにして前記ＬＰ Ｆの時定数を切換えてＡＧＣ動作の立ち上がり時間を短くするように構成したこ とを特徴とするものである。
【０００５】
図１は本考案の実施例を示す回路図であり、ＡＭ変調，ＦＭ変調の両方を受信 できる受信機の部分回路を示す。図において、１は受信信号を増幅する増幅器、 ２は増幅器の出力を検波する検波回路、３は検波信号から直流成分（ＤＣ信号） をとり出すＬＰＦ、４はＤＣ信号により増幅器の利得や減衰量を制御する制御回 路、５はＡＭ，ＦＭ変調によってＡＧＣ動作の時定数を切換えるための切換器で ある。 この回路により、ＡＭ変調波信号の場合には、切換器５をオフにしてＬＰＦ３ によりＡＭ変調波のレベル変動分を検出し、増幅器にフィードバックすることに よりＡＧＣ動作が行われる。 一方、ＦＭ変調波を受信する場合は、受信信号の振幅特性はＦＭ変調波の復調 には関係ないため、切換器５をオンにして制御回路４の入力電圧を固定にするこ とにより、ＬＰＦ３の時定数に関係なく立上りの速いＡＧＣ動作が行われる。こ の方式により、ＡＭ，ＦＭ変調波両方の受信信号に対応できる受信機を実現する ことができる。
【０００６】
この考案を実施することにより、ＡＭ変調波，ＦＭ変調波の受信を共用し、Ｆ Ｍ変調波の受信時に速いアタックタイムが要求される場合に、立上り部分のデー タ伝送情報を誤りなく受信復調することができる。
【図１】本考案の受信機の部分回路図である。
【図２】従来の受信機の部分回路図である。
１ 増幅器 ２ 検波回路 ３ ＬＰＦ ４ 制御回路 ５ 切換器
Claims (1)
- 【請求項１】 ＡＭ変調波，ＦＭ変調波を受信して増幅
する増幅器の出力を検波した後ＬＰＦで取り出した直流
信号を制御回路に入力して前記増幅器の出力がほぼ一定
になるように前記増幅器の利得を制御するＡＧＣ回路に
おいて、 前記制御回路と前記ＬＰＦとの間に該ＬＰＦの時定数を
切換えるための切換器を設け、前記ＡＭ変調波を受信す
るとき該切換器をオフにして前記直流信号を制御回路に
入力し、前記ＦＭ変調波を受信するとき該切換器をオン
にして前記ＬＰＦの時定数を切換えてＡＧＣ動作の立ち
上がり時間を短くするように構成したことを特徴とする
ＡＭ・ＦＭ用受信機のＡＧＣ回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4707092U JPH065212U (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | Ａｍ・ｆｍ用受信機のａｇｃ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4707092U JPH065212U (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | Ａｍ・ｆｍ用受信機のａｇｃ回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH065212U true JPH065212U (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=12764908
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4707092U Pending JPH065212U (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | Ａｍ・ｆｍ用受信機のａｇｃ回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH065212U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010507330A (ja) * | 2006-10-20 | 2010-03-04 | ドルビー・ラボラトリーズ・ライセンシング・コーポレーション | リセットを用いるオーディオダイナミクス処理 |
-
1992
- 1992-06-15 JP JP4707092U patent/JPH065212U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010507330A (ja) * | 2006-10-20 | 2010-03-04 | ドルビー・ラボラトリーズ・ライセンシング・コーポレーション | リセットを用いるオーディオダイナミクス処理 |
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