JP2001006532A - 基材上にダイヤモンドを被着する方法 - Google Patents

基材上にダイヤモンドを被着する方法

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JP2001006532A
JP2001006532A JP2000174689A JP2000174689A JP2001006532A JP 2001006532 A JP2001006532 A JP 2001006532A JP 2000174689 A JP2000174689 A JP 2000174689A JP 2000174689 A JP2000174689 A JP 2000174689A JP 2001006532 A JP2001006532 A JP 2001006532A
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ナン ワン ワン
Neil A Fox
アンソニー フォックス ニール
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価で、簡単に製造でき、効率の良い電子放
出装置を提供する。 【解決手段】 この電子放出装置1、40、60、70
は基材10、41、62、71と、この基材上に配置さ
れたn型材料13、44、61、75の領域と、p型材
料16、45、63、64、74の領域とを有し、更
に、これ等の領域の間には電子を遊離するため真空に直
接露出するインタフェース接合部19、49を有する。
p型材料の領域はn型材料13の領域の上にある薄い層
16であり、又はこれ等2個の領域は基材41の隣接す
る部分の上にある層44、45であってもよく、これ等
の層の隣接する端縁はインタフェース接合部49を形成
している。また、p型粒子64により、又はp型粒子7
4と、n型粒子75との両方により形成された多数のイ
ンタフェース接合部を有することができる。これ等粒子
はインキジェット印刷技術によって基材上に被着するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基材上にダイヤモ
ンドを被着する方法、特に、n型材料の領域と、p型材
料の領域と、これ等2個の領域の間のインタフェース接
合部とを具える電子放出装置を製造するためのダイヤモ
ンド被着方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子放出装置は発光装置、ディスプレ
イ、高周波真空電子装置のような種々の用途、又はガス
イオン化のため電子供給源を必要とする用途に使用され
ている。通常の電子放出装置は上下に位置するp型材料
と、n型材料とから成る層を有する平坦な構造から成
る。これ等層の前後に電圧を加えると、これ等異なる材
料の間の接合部に電子を発生する。これ等電子は上記の
層の内の上層をくぐり抜けてその上面に達するが、この
上面は真空に露出しており、ここで電子が遊離する。こ
のような電子放出装置の例は米国特許第5202571 号、英
国特許第2322001 号、及び英国特許第2322000 号に記載
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これ等の電子放出装置
は広範囲に使用されているが、一層安価に、一層簡単に
製造でき、しかも一層効率良く電子を放出し得る電子放
出装置が待望されている。本発明の目的は従来の電子放
出装置に比較し、一層安価に、一層簡単に製造でき、一
層効率良く電子を放出することができると共に、電子放
出装置を組み込む器機に容易に配置し得る電子放出装
置、及びその製造方法を得るにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の一態様はn型材料の領域と、p型材料の領
域と、これ等2個の領域の間のインタフェース接合部と
を具える電子放出装置において、インタフェース接合部
から真空内に直接電子を遊離させるため、このインタフ
ェース接合部が真空に露出していることを特徴とする。
【0005】また、本発明の他の態様である電子放出装
置の製造方法は適切な溶液内へのp型粒子、又はn型粒
子の懸濁液を設ける工程と、基材上に前記粒子を被着さ
せるためインキジェット印刷法を使用して複数個の電子
放出接合部を形成する工程とから成ることを特徴とす
る。
【0006】
【発明の実施の形態】n型材料の領域と、p型材料の領
域とが他方の材料上の一方の材料の層によって形成され
ており、インタフェース接合部がこれ等の材料の層の一
方の層の端縁に露出している。p型材料の層がn型材料
の層上に形成されており、p型材料の層の上面が真空に
露出しており、露出されたインタフェース接合部におけ
る電子の遊離の他に、p型材料の層を通して電子を透過
するようこの層が十分薄いのが好適である。また代案と
して、共通の基材上のn型材料とp型材料とのそれぞれ
の層によってn型材料とp型材料とのそれぞれの領域を
設け、これ等2個の領域の隣接する端縁に沿ってインタ
フェース接合部を形成する。また、この電子放出装置は
他方の型の材料の領域に隣接する一方の型の材料の複数
個の粒子によって形成された複数個の露出インタフェー
ス接合部を有する。負電子親和性を呈するようp型材料
を活性化することができ、p型材料をダイヤモンドで形
成することができる。
【0007】この電子放出装置を製造するに当たり、n
型粒子とp型粒子との間に接合部を形成するようn型粒
子とp型粒子との両方を基材上に被着する。p型粒子が
ダイヤモンドであるのが好適である。添付図面を参照し
て、本発明電子放出装置、及びディスプレイを例として
説明する。
【0008】
【実施例】図1において、この電子放出装置1はn型珪
素層13を上表面12に支持する(溶融石英、即ち7059
のような)電気絶縁ガラス板基材10を有する。珪素層
13の上面上の左側端縁にある銀電極14によってこの
珪素層13への電気的接触が行われる。この珪素層の一
部を酸化することによって形成されたシリカの絶縁パッ
ド15をこの珪素層13の上面上の電極14に隣接して
設ける。p型ダイヤモンド層16を絶縁パッド15の上
と、珪素層13の上面上とに延在し、p型ダイヤモンド
層16を珪素層の右端の僅か手前で終わらせ、ダイヤモ
ンド層に隣接して露出する珪素層の上面の領域17を残
す。ダイヤモンド層の下面が珪素層の上面に接触する区
域はこれ等2個の材料間のインタフェース接合部18と
なっている。このインタフェース接合部18をダイヤモ
ンド層16の右側端縁に沿って露出し、露出接合部19
を生ぜしめる。ダイヤモンド層16への電気的接触はこ
のダイヤモンド層16が絶縁パッド15上に延在してい
る位置において、金のコーティング21によって覆われ
ているチタン接点パッド20によって行われる。
【0009】この電子放出装置1をカバーガラス30の
下方に設置する。インジウム酸化物、又は錫酸化物のよ
うな導電材料から成る薄い透明なコーティング31をカ
バーガラス30はその下側に有する。陽極スクリーンを
形成している蛍光体層32を導電コーティング31の頂
部に被着する。この電子放出装置1をハウジング2内に
収容し、このハウジングのカバーガラス30はハウジン
グの少なくとも1個の壁の一部となっており、ハウジン
グが真空になるように、このハウジングを排気する。接
点、即ち電極14を負電圧の電源3に接続し、接点2
0、21を正電圧の電源4に接続し、カバーガラス30
上の導電コーティング31を正電圧の電源4の電圧より
一層高い正電圧の電源5に接続する。
【0010】珪素層13とダイヤモンド層16とによっ
てヘテロ接合エミッタを形成し、5ボルトより低い順方
向電圧バイアスを加えた時、電子放出を生ずるようにす
る。この電子放出の一次経路は珪素層13から大きな区
域のインタフェース接合部18に入り、薄いp型ダイヤ
モンド層16を経て、真空に露出しているp型ダイヤモ
ンド層16の上面まで達する。電子放出の二次経路は真
空に露出しているインタフェース接合部19から直接、
始まっている。露出接合部19からの電子放出の二次経
路は材料の層を経てのみ電子を放出する装置に比較し、
電子の流れを顕著に増大する。電子放出の一次経路、及
び二次経路の両方に関し、インタフェース接合部におけ
る珪素とダイヤモンドとの間の(7%より多い)大きな
格子不整合に起因するトラップエイドの再結合は主電流
機構、もっと正確に言えば少数キャリア拡散である。
【0011】層16を経て、露出接合部19から放出す
る電子は陽極電圧の結果として陽極スクリーン30に移
動する。スクリーン30に衝突する電子は蛍光体層32
に蛍光を発生させ、可視光線を放出させ、この可視光線
はカバーガラスを経て外方に出る。
【0012】フェルミ準位以上のトラップ状態の高いコ
ンセントレーションを有する強くドープされたn型材料
の場合、pnn型オージェ再結合が発生し、この再結合
はp型ダイヤモンドの伝導帯内に熱い電子を押し進める
ことができる。NEA(負電子親和)表面が存在し、低
陽極電圧(10 V /μm 以下) の作用の許で、これ等の
電子はバンドベンディングの作用、及びフィールドペネ
トーションの作用の両方を受け、これ等電子は低下した
真空バリヤをトンネルし、蛍光体(陽極)スクリーンに
向け放出される。
【0013】p型ダイヤモンド層16は1ミクロンの厚
さより薄いのが好適で、1017/cm3以上のホールキャリア
コンセントレーションを有するのが好適であると共に、
結晶粒界、及び含有される黒鉛のような材料の低コンセ
ントレーションを呈するのが好適である。p型ダイヤモ
ンド層16の露出する上面は以下に詳述する水素プラズ
マ処理により、又は低仕事関数金属の被着により、負電
子親和性を発揮するように活性化される。例えば、ニッ
ケル、又はチタンのような金属は水素の無い(111)
p型ダイヤモンド表面上に負電子親和性を誘導すること
が知られており、銅、セシウム、又はコバルトも(10
0)p型ダイヤモンド表面上に負電子親和性を誘導する
と信じられている。
【0014】この電子放出装置は標準成長リソグラフマ
スキング技術によって製作することができ、スパッタリ
ングによってガラス基材に適当なn型接点金属をパター
ン付けし、メタライジングされた表面上にSiH4の熱分解
によりポリシリコン層の選択的な被着を行い、O2、及び
SiH4を使用する熱酸化、又は高圧化学蒸着法(CVD)
によりメタライジングされた表面、及びポリシリコン区
域に酸化珪素層の選択的なパターン付けをする工程を行
う必要がある。次に、高温フィラメント化学蒸着法、マ
イクロ波化学蒸着法、直流プラズマ化学蒸着法、又は無
線周波数プラズマ化学蒸着法のような既知の一般のガス
合成法を使用する被着により整合マスクを介して、この
p型の薄いフィルム状のダイヤモンド層16にパターン
付けをする。炭素の原料としてはメタン、エタン、アセ
チレンのような炭化水素ガス、アルコールのような有機
液体、又は炭化水素ガスにすることができ、これ等の材
料に水素を適当に加える。p型層16を得るための不純
物としては周期表の第3族から選んだ原素が可能であ
る。例えば、ボロンのドープは原料ガスにボロン含有化
合物を添加することによって達成することができる。代
案として、固有ダイヤモンド層のイオン移植によってボ
ロンのドープを行うこともできる。
【0015】p型ダイヤモンド層16の電気的性質を向
上させるため、一連の生長表面後処理を採用してもよ
い。ヘリウム雰囲気、又は窒素雰囲気中で、(基材ガラ
スに応じて)500℃から750℃の範囲の温度で、熱
焼なましを行うか、又は代わりに、高真空の雰囲気内で
エキシマレーザ焼なましを行い、ホールコンセントレー
ションを増大させることができる。この処理の目的は組
み込まれたボロンをダイヤモンド内の置換型格子位置に
拡散させるのを阻害するフィルム内に含まれる水素を遊
離させることである。この表面処理の後、このp型ダイ
ヤモンド層を化学的洗浄剤に露出して、薄い非ダイヤモ
ンド表面層を除去する。
【0016】水素プラズマ処理を使用して多結晶のダイ
ヤモンド表面を平滑にし、再構成し、粒子境界の密度を
減少させることによって、薄いダイヤモンド層16の前
後の電導性を増大させることができる。この処理は低圧
水素雰囲気内で300ボルトを越える正の直流電圧にp
型ダイヤモンド層をバイアスすることによって行うこと
ができる。この処理は原子水素のハイフラックス、及び
イオンにダイヤモンド表面を露出し、表面の粗さを減少
させ、更に疑似連続フィルムの発生に起因し、粒子境界
の密度を減少させる。これ等の作用は水素原子に助けら
れた表面拡散に起因しており、この拡散はsp2-の混成軌
道関数を持つ結合非晶質材料をエッチングしながら、sp
3 の混成軌道関数を持つ(ダイヤモンド)結晶度を再生
することができる。
【0017】この水素プラズマ処理にp型ダイヤモンド
フィルムを露出する第2の結果は(111)1×1、又
は(100)2×1のダイヤモンド表面構造にダングリ
ングボンドのモノハイドライドターミネーションを行わ
せることによって、負電子親和状態を誘導することであ
る。電極から真空中に電子を放出する性質を増大するた
め負電子親和表面を使用することができる。
【0018】ここで、図2、及び図3において、溶融石
英基材42を支持するガラスベース41を有する代案の
電子放出装置40を図示する。石英基材42の上面43
は多結晶のn型珪素層44と、多結晶のp型CVD(化
学蒸着)ダイヤモンド層45とを支持する。2個の層4
4と45とは長方形の形状であり、その内端46、47
は相互に向き合っている。これ等の端面46、47は垂
直平面に対し、僅かな角度で傾斜していて、これ等2個
の端面の下部は相互に接触して、接合部49と、V字状
ギャップ50とを形成しており、このギャップ50は層
の上面で一層広くなっている。珪素層44に接触するよ
うに、基材42上に銀接点51を形成する。ダイヤモン
ド層45に接触するように基材42の反対端にチタン・
金接点52を形成する。
【0019】蛍光物質コーティング陽極スクリーン54
の下方に、排気ハウジング53内に電子放出装置40を
設置し、珪素接点51を負電圧源55に接続し、ダイヤ
モンド接点52を正電圧源56に接続し、陽極スクリー
ンを一層高圧の正電圧源57に接続する。
【0020】10ボルトより低い順方向バイアス電圧に
応動して、接合部49に電子放出が発生する。この電子
放出装置40の平坦な幾何学的形状は、珪素層43とダ
イヤモンド層44との間に限定された接触区域を有する
インタフェース接合領域49を局限している。インタフ
ェース領域49は下の基材42によって、及びその上面
上の真空によって区切られている。インタフェース接合
領域49はその全長に沿って連続的である必要はなく、
基材42を真空に接触させる大きな割合を占める欠如し
た部分をインタフェース接合領域49は有することがで
きる。
【0021】p型ダイヤモンド層45は厚さが1ミクロ
ンよりも薄く、粒子境界密度が非常に小さくキャリア密
度が高い(100)模様付き表面を呈しているのが好適
である。インタフェース接合領域49では、p型ダイヤ
モンド層45は(100)、及び(111)の両方の特
殊表面結晶を含む結晶表面組織で終わっている。
【0022】p型ダイヤモンド表面、及びインタフェー
ス領域49には図1に示す電子放出装置に関して説明し
たのと同一の表面処理を加え、p型半導体性を増大す
る。負電子親和性を発揮するようp型ダイヤモンド表面
を活性化させてもよい。この平坦接合部の幾何学的性質
によって生じた高度のキャリアコンファイメント、及び
インタフェース49の局部的な性質によってトラップエ
イド再結合、及びオージェ電子発生のレベルを強化す
る。また、接合インタフェース49に欠如部が存在する
から、金属不純物を介する基材に助けられたトンネル作
用は順方向接合電流のために、キャリアを提供してい
る。これにより付加的なキャリア源を生ずることとな
り、これ等キャリアはp型ダイヤモンド表面での真空バ
リヤを通じてトンネルすることができ、接合インタフェ
ース49から陽極スクリーン54に向けての電子放出の
収量に貢献する。
【0023】図2、及び図3に示す電子放出装置の構造
は図1に示す電子放出構造の場合と同一のプロセス技術
を使用して製作することができ、図2、及び図3の電子
放出装置の平坦な構造は図1に示す電子放出装置よりも
一層簡単に製作することができる。また、図1に示す電
子放出装置の製作中に採用された表面処理も図2、及び
図3に示す電子放出装置の製作に使用することができ
る。
【0024】図4、及び図5には、図2、及び図3に示
す装置に類似する電子放出装置60を示し、この装置6
0は絶縁基材62上に形成されたn型珪素層61を有す
る。しかし、ダイヤモンド層は不連続で、ボロンでドー
プされたナノ結晶p型ダイヤモンド粒子64の層63に
よって形成されている。この粒子64の寸法は代表的
に、500ナノメートルから50ナノメートルの間にあ
る。ダイヤモンド粒子64の層63は接点65にオーム
接触している。この生じた接合インタフェース構造はポ
リ珪素層61と、ダイヤモンドナノ粒子64との間に形
成されるのが好適な独立インタフェース一群から成る。
従って、ポリ珪素61とダイヤモンド粒子64とを直接
リンクする接合部の有効面積は小さい。これはインタフ
ェースのトラップ状態の数と密度とを限定する効果を有
し、n+ 型珪素61からp型ダイヤモンド粒子64内に
少数キャリアを注入する割合を増大させる。
【0025】n+ 型珪素の代わりに、ゲルマニウム、ダ
イヤモンド、炭化珪素、窒化硼素、又は窒化アルミニウ
ムのような他の適切にn型、又はn+ 型にドープされた
半導体を使用することができる。ダイヤモンド粒子64
を包囲する領域における絶縁基材62の表面上の金属イ
オン66の存在から生ずる不純物のレベルによって、及
び接合インタフェースにおけるダイヤモンド粒子とこの
接合インタフェースから僅かに除去されたダイヤモンド
粒子との間に発生する空間電荷から生ずる不純物のレベ
ルによって、インタフェース領域と、p型ダイヤモンド
接点65との間の伝導を媒介する。
【0026】この分散したダイヤモンド粒子構造はp型
ダイヤモンド粒子64を含む区域を通ずる電子が基材に
助けられたトンネル作用、及びホッピング作用で電子が
入射するのを増大させる。この伝導機構は接合部の前後
に加わる5〜15ボルトの範囲の順方向バイアス電圧の
作用を受けて発生する。この順方向電流の(1%より少
ない)僅かな%が一層小さな粒子の表面の高い幾何学的
フィールドハンスメントファクタに基因して、この粒子
の表面から失われ、これにより粒子表面上の下降した真
空バリヤを通じて、電子を陽極スクリーンに向けトンネ
ルさせることができる。負電子親和性を呈するようp型
ダイヤモンド粒子64を処理すれば、伝導帯最小部位か
ら真空中に熱平行キャリアの放出を行わせ、電子放出の
収量を増大する。この対策はダイヤモンド接合電子放出
構造の製作中に、ニッケルのような金属原子、及びイオ
ンを基材表面上に導入することによって、ダイヤモンド
と基材とのインタフェースに負電子親和性を導入するこ
とである。真空熱焼なましの前に、原子水素に露出する
ことを行う次の表面処理を採用し、金属原子をダイヤモ
ンド表面に電気的に接触させることによってp型ダイヤ
モンド表面上の陰電子親和性を活性化する。p型ダイヤ
モンド伝導帯内への熱平衡化キャリアの供給はダイヤモ
ンド粒子64と、その下にある基材62との間の接合部
に形成されたインタフェース状態、及び不純物を介する
電子のフィールドインジュースドトンネル作用によって
生ずる。
【0027】ニッケルの単層の覆いを有する吸着物質が
無いダイヤモンド表面、及び単一水素化物の両方が負電
子親和材料を示すことが報告されている。J.Van der We
ide、及びR.J.Nemanichの論文、Phys.Rev.B 49,13,629,
(1994年) を参照されたい。図4、及び図5に示すヘテ
ロ接合電子放出装置は国際公開番号第WO98/27568号に記
載されているプリンテングアンドプロセッシング法によ
って製作することができる。
【0028】フォトレジストマスクを介する選択的な被
着により、又はシルクスクリーン印刷により、希望する
パターンにダイヤモンドナノグリッドを被着させること
ができる。代案として、インキジェット印刷法を使用す
ることができる。この場合、使用するプリントヘッドに
適する代表的に2.3 〜3 センチポアズの粘度を呈するよ
う配合された界面活性剤を含む水溶液内に、ダイヤモン
ドナノグリッドを懸濁させる。このようにして、注意深
く制御された粒子の分散状態で、高い精度で、しかも再
現できるように、ナノグリッドを被着することができ、
同様の電気的特性を有する一連の電子放出サイトを製作
することができる。
【0029】図6、及び図7において、他の代案の電子
放出装置70を示し、真空に露出されるp型材料と、n
型材料との間の接合部から電子放出を生ずる。この電子
放出装置70は相互に離間された2個の金属接点72、
73を有する絶縁基材ガラス71を有する。このヘテロ
接合電子放出装置は基材71上に選択的に被着されたp
型ダイヤモンドナノグリッド74によって、2個の接点
72、73間に形成される。この基材にはn+ 型珪素の
ミクロン以下の粒子75と、金属のミクロン以下の粒子
とを単独で、又は一緒に加えられている。n+ 型珪素の
代わりに、ゲルマニウム、ダイヤモンド、炭化珪素、窒
化ボロン、又は窒化アルミニウムのような他の適当なn
型、又はn+ 型でドープされた半導体にしてもよい。こ
の電子放出構造を形成する材料の粒子寸法は全て500
ナノメートルから50ナノメートルの範囲にある。接点
72、73間に電圧を加えた時、ダイヤモンド粒子74
が珪素粒子75に接触しているインタフェース領域から
電子を放出し、基材71と、ダイヤモンドナノ粒子、及
びn型半導体粒子、及び/又はガラス表面に加えた金属
粒子との間に一連の独立インタフェースを形成する。こ
の分散粒子構造により、p型ダイヤモンド粒子を含む領
域を通ずる電子の基材に助けられたトンネル作用、及び
ホッピング作用による電子の入射を増大させる。この伝
導機構は接合部の前後に加える5〜15ボルトの範囲の
順方向電圧バイアスの作用を受けて発生する。
【0030】図6、及び図7の電子放出構造はインキジ
ェット印刷法で製造するのが好適であるが、通常の印刷
法で製造することもできる。2.3 〜3 センチポアズの範
囲の粘度にするために配合した界面活性剤を含む水溶液
内に各形式の粒子を懸濁する。これにより、注意深く制
御された粘度分布で、高い精度で、再現性あるように材
料を被着することができ、類似の電気特性を有する電子
放出サイトの一群を製作する。この印刷技術は一連の電
子放出装置の製造のためには通常の印刷方法より有利で
ある。
【0031】上述のいずれの電子放出装置も、個々の電
子放出装置を選択的に付勢することができるように、ア
ドレス可能なアレーに組み込むことができる。このよう
なアレーを使用してディスプレイにすることができる。
図6、及び図7に示す種類の電子放出装置81を採用す
る一つのアレー80の一例を図8に示す。これはガラ
ス、又はセラミックのような絶縁基材82を有し、4個
の垂直なyアドレスライン83をこの絶縁基材上に被着
する。各yアドレスライン83は4個の短い水平に延び
る接点84を有する。4個の水平なxアドレスライン8
5を基材82に側方に延在し、yアドレスライン上に被
着した絶縁パッド86によって、xアドレスライン85
をyアドレスライン83に対して絶縁する。各xアドレ
スライン85は4個の垂直に延びる接点87を有し、こ
れ等の接点87は僅かなギャップ88によってyアドレ
ス接点84から離間している。金属粒子を混合したn型
珪素粒子と、p型ダイヤモンドナノグリッドとから成る
小区域を各ギャップ88内の基材82上に被着し、16
個の個々の選択的にアドレス可能な電子放出領域89を
形成する。
【0032】金属アドレスライン83、85はCr、Co、
Al、Cu、Au、Ni、又はITO (酸化インジウム錫)のよう
な金属から造ることができ、スクリーン印刷のような通
常の印刷法、又はリソグラフィで形成したマスクを介す
るスパッタリング被着を使用して、これ等金属アドレス
をパターン付けすることができる。代案として、市販の
入手可能な金属・ポリマ溶液から配合した印刷溶液を使
用して、インキジェットプリンタにより、アドレスライ
ン83、85、及び絶縁パッド86をパターン付けして
もよい。このアレーの希望する電気的性質は流れる空気
中での適切な熱処理によって得られる。
【0033】インキジェット技術のような方法で、ダイ
ヤモンドナノグリッドをまず被着し、次に珪素粒子を被
着するのが好適である。xアドレスライン85を電気的
に浮動状態に維持しながら、好適にはyアドレスライン
83に加える300ボルトまでの正電圧バイアスを使用
して、この被着した粒子を次に500℃〜1000℃の
上昇した温度範囲内で、水素プラズマ処理で処理する。
次に、熱処理、又は選択的なエキシマレーザ照射を使用
して、ヘリウム中に、又は高真空雰囲気中にアレーを設
置することによって、この基材を焼なましする。
【0034】図9は図8の構成部分と同様の構成部分を
有し、図8のエミッタに類似するエミッタのアレー90
を示し、類似の部分には同一の符号にダッシュを付して
示す。アレー90はそれぞれほぼ100ミクロン平方の
16個のエミッタ領域89′を形成している4個のyア
ドレスライン83′と、4個の直交xアドレスライン8
5′とを有する。また、アレー90はyアドレスライン
83′に平行に延在する4個の陽極アドレスライン91
を有し、それぞれのエミッタ領域89′に隣接して設置
された4個の蛍光スクリーン、又はピクセル92を各陽
極アドレスライン91は有する。前に述べた電子放出装
置の構成とは異なり、この蛍光スクリーン92はガラス
基材82′に組み込まれている。アドレスライン8
3′、85′、91はITO (酸化インジウム錫)のよう
な光学的に透明な伝導材料にすることができ、この場
合、蛍光ピクセル92は基材82′を通して透過するよ
うに見るべきで、透明カバーガラスの方向から反射する
ようにピクセルを見ると光学的に不透明である。
【0035】図10は各電子放出装置89′に対し3個
の別個の陽極アドレスライン91B、91R、91Gを
設けることによって、どのように図9のアレーを変更し
て、多色ディスプレイを形成するかを示し、各アドレス
ラインは異なる色、即ち、青、赤、緑のピクセル蛍光体
92B、92R、92Gにそれぞれ関連している。エミ
ッタ89′の左側の縦列は比較のためモノクロームの形
態に示されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の電子放出装置の線図的
正面図である。
【図2】 本発明の第2実施例の電子放出装置の平面図
である。
【図3】 図2に示す第2実施例の電子放出装置の正面
図である
【図4】 本発明の第3実施例の電子放出装置の平面図
である。
【図5】 図4に示す第3実施例の電子放出装置の正面
図である。
【図6】 本発明の第4実施例の電子放出装置の平面図
である。
【図7】 図6に示す第4実施例の電子放出装置の正面
図である。
【図8】 本発明の電子放出装置のアレーの平面図であ
る。
【図9】 本発明のマトリックスアレーモノクロームデ
ィスプレイの平面図である。
【図10】 本発明のマトリックスアレーカラーディス
プレイの平面図である。
【符号の説明】
1、40、60、70 電子放出装置 2 ハウジング 3、4、5 電源 10 電気絶縁ガラス板基材 13 n型珪素層 14 銀電極、接点 15 絶縁パッド 16 p型ダイヤモンド層 17 領域 18 インタフェース接合部 19 露出接合部 20 チタン接点パッド 21 金のコーティング 30 カバーガラス 31 コーティング、導電コーティング 32 蛍光体層 41 ガラスベース 42 溶融石英基材 44 n型珪素層 45 p型化学蒸着ダイヤモンド層 46、47 内端、端面 49 接合部、インタフェース領域 50 V字状ギャップ 51 銀接点 52 チタン・金接点 53 排気ハウジング 54 蛍光物質コーティング陽極スクリーン 55、56、57 電圧源 61 n型珪素層 62 絶縁基材 63 p型ダイヤモンド粒子の層 64 p型ダイヤモンド粒子 65 ダイヤモンド接点 66 金属イオン 71 絶縁基材ガラス 72、73 金属接点 74 p型ダイヤモンドナノグリッド 75 珪素粒子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 599114922 ワン ナン ワン WANG WANG NANG イギリス国 ウィルトシャー ビーエス8 1ティーエル ニア バス リンプリー ストーク マートレッツ(番地なし) (72)発明者 ワン ナン ワン イギリス国 ウィルトシャー ビーエス8 1ティーエル ニア バス リンプリー ストーク マートレッツ(番地なし) (72)発明者 ニール アンソニー フォックス イギリス国 グロスターシャー ジーエル 54 5エルエイ チェルトナム ウィンチ コーム ゴッドウィン ロード 32

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 適切な溶液内へのダイヤモンド粒子の懸
    濁液を設ける工程と、インキジェット印刷法を使用して
    基材上に前記粒子を被着させる工程とから成ることを特
    徴とする基材上にダイヤモンドを被着する方法。
  2. 【請求項2】 前記粒子をp型材料とした請求項1記載
    の方法
  3. 【請求項3】 前記n型粒子とp型粒子との間に接合部
    を形成するよう前記n型粒子とp型粒子との両方を前記
    基材上に被着することを特徴とする請求項1又は2に記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 前記粒子の寸法を500ナノメートル〜
    50ナノメートルの範囲とした請求項1乃至3のうちの
    いずれか一項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記懸濁液を水溶液で用意した請求項1
    乃至4のうちのいずれか一項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記水溶液に界面活性剤を含有させた請
    求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記懸濁液を2.3 〜3 センチポアズの範
    囲の粘度を有する溶液によって用意した請求項1乃至6
    のうちのいずれか一項に記載の方法。
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