JP2001005918A - 電子データ処理アダプター - Google Patents

電子データ処理アダプター

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JP2001005918A
JP2001005918A JP11177019A JP17701999A JP2001005918A JP 2001005918 A JP2001005918 A JP 2001005918A JP 11177019 A JP11177019 A JP 11177019A JP 17701999 A JP17701999 A JP 17701999A JP 2001005918 A JP2001005918 A JP 2001005918A
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JP
Japan
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positioning
data processing
adapter
frame
electronic data
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JP11177019A
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English (en)
Inventor
Takehiro Takahashi
武博 高橋
Susumu Aoki
進 青木
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Maxell Holdings Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アダプター内における磁気インターフェース
の位置決め精度が高く、ディスクドライブ装置の磁気ヘ
ッドとの対応関係が精密に行なわれ、動作信頼性の高い
アダプターを提供する。 【解決手段】 電子データ処理アダプター2の1つのフ
レーム5に、ディスクドライブ装置に対する位置決め手
段12a,12bと、磁気インターフェース8に対する
位置決め手段10,10とが直接設けられていることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電子マネー
システム、医療診察システム、電子乗車券システムなど
の各種情報処理システムで使用される電子カード(例え
ばICカード)を汎用のパーソナルコンピュータなどの
電子データ処理装置に接続して、相互間のデータの授受
を行なうディスクカートリッジ形の電子データ処理アダ
プター(以下、単にアダプターと略記する)に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子データ処理システム
として各種の提案がなされている(例えば特開平5−1
27832号公報、特表平6−509194号公報な
ど)。その一例として、ディスクカートリッジと同じ外
形を有し、内側に磁気インターフェースとカード収納部
を備えたアダプターを用いる。そして前記カード収納部
にICカードを収納して、そのアダプターを電子データ
処理装置のディスクドライブ装置に装着することによ
り、アダプターを介してICカードと電子データ処理装
置の間で信号の授受を行なうことが提案されている。
【0003】このシステムによれば、ICカードが電子
データ処理アダプターを介して汎用のパーソナルコンピ
ュータなどの電子データ処理装置に直接アクセスできる
ので、ICカード専用のデータ書込み/読出し装置が接
続されているコンピュータのみでICカード利用ができ
るといった制限なく、全てのコンピュータのICカード
の利用が可能となり、ICカードの使用が簡便になると
いう特長を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の提案で
はアダプター内における磁気インターフェースの位置決
め精度などについては十分に考慮、検討されておらず、
そのために磁気インターフェースの磁気ギャップと前記
ディスクドライブ装置の磁気ヘッドとの位置精度がばら
つき、両者の位置ずれによって通信不良などを生じると
いう問題点を有している。
【0005】本発明の目的は、前述の問題点を解消し、
アダプター内における磁気インターフェースの位置決め
精度が高く、従ってディスクドライブ装置の磁気ヘッド
との対応関係が精密に行なわれ、動作信頼性の高いアダ
プターを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、ディスクカートリッジと略同じ外形を有し、
カード収納部と磁気インターフェースを備え、前記カー
ド収納部に電子カードを収納して、電子データ処理装置
のディスクドライブ装置に装着することにより、電子カ
ードと電子データ処理装置の間で信号の授受を行なう電
子データ処理アダプターを対象とするものである。
【0007】そしてその電子データ処理アダプターの1
つのフレームに、前記ディスクドライブ装置に対する位
置決め手段と、前記磁気インターフェースに対する位置
決め手段とが直接設けられていることを特徴とするもの
である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は前述のように、フレーム
上に磁気インターフェースに対する位置決め手段を直接
設けることにより、すなわち磁気インターフェースを固
定するベースをフレームとすることにより、アダプター
をディスクドライブ装置に装着した際、磁気インターフ
ェースが直にフレームを介してディスクドライブ装置と
機械的に連結される。そのため磁気インターフェースの
磁気ギャップとディスクドライブ装置の磁気ヘッドとの
対応関係が精密に行なわれ、通信不良などを生じること
なく、動作信頼性の高いアダプターを提供することがで
きる。
【0009】以下、本発明の実施の形態を図面に基づい
て説明する。図1は本発明の実施の形態に係るアダプタ
ーに用いるフレームの平面図、図2はそのアダプターに
装着する磁気インターフェースの平面図、図3はそのア
ダプターに用いるカバー部材の平面図、図4はそのアダ
プターの平面図、図5はそのアダプターを用いる電子デ
ータ処理システムの概略説明図ある。
【0010】この電子データ処理システムは図5に示す
ように、ICカード1と、そのICカード1が収納可能
なディスクカートリッジ形のアダプター2と、例えばデ
ィスクトップ形やノートブック形の汎用のパーソナルコ
ンピュータおよび各種ワークステーションなどの電子デ
ータ処理装置3とから主に構成されている。
【0011】同図に示すように、ICカード1をアダプ
ター2に収納し、それを電子データ処理装置3のディス
クドライブ装置4に装着することにより、アダプター2
を介してICカード1と電子データ処理装置3の間でデ
ータの授受を行なうシステムになっている。図中の25
はディスクドライブ装置4内に設置されている磁気ヘッ
ド、26はICカード1の裏面に設けられている接触端
子である。
【0012】次にアダプター2の構成について説明す
る。アダプター2は例えば汎用の3.5インチフロッピ
ー(登録商標)ディスクと同じで外形寸法が約93mm
(W)×90mm(L)×3mm(T)となっている。
アダプター2は、フロッピーディスクとほぼ同じ外形を
有する例えばABS樹脂やポリカーボネートなどの硬質
合成樹脂で成形されたフレーム5(図1参照)と、フレ
ーム5の下面側にインサートモールドされた金属薄板か
らなる下銘板(図示せず)と、フレーム5の上面側に貼
着された金属薄板からなる上銘板6(図4参照)とを有
している。なお、下銘板または上銘板を設けずに、樹脂
を用いてフレームと一体とすることも可能である。
【0013】図4に示すように上銘板6の所定位置
(3.5インチのフロッピーディスクと同じ位置)にヘ
ッド挿入口7が形成され、図1に示すようにヘッド挿入
口7と対応する位置に磁気インターフェース8を位置決
めする凹部状の磁気インターフェース位置決め部9が設
けられている。この磁気インターフェース位置決め部9
内には所定の間隔をおいて複数本(本実施の形態では2
本)の位置決めピン10,10と、V字形のカバー位置
決め突部11,11が形成されている。この実施の形態
では図1に示すように、前記位置決めピン10,10は
アダプター2の挿入方向Xと直交する方向に所定の間隔
をおいて設けられ、位置決めピン10とカバー位置決め
突部11はアダプター2の挿入方向Xに沿って所定の間
隔をおいて設けられている。
【0014】またフレーム5の左右両側の所定位置
(3.5インチのフロッピーディスクと同じ位置)に
は、円形と楕円形の一対のアダプター位置決め部12
a,12bが設けられている。本実施の形態では、アダ
プター位置決め部12a,12bは貫通した孔状である
が、凹状でも構わない。図示していないが下銘板にも、
このアダプター位置決め部12a,12bと対向する位
置に貫通した孔状のアダプター位置決め部が形成されて
いる。
【0015】前記磁気インターフェース位置決め部9の
近くにプリント配線基板設置部13が設けられ、またフ
レーム5の側端面に開設されたカード挿入口14と連通
するカード収納部15が形成され、このカード収納部1
5の内側には図示していないがICカード1の接触端子
26(図5参照)と接触する接触端子が設けられてい
る。
【0016】磁気インターフェース8は図2に示すよう
に、途中にギャツプ部16を有する薄いコア17と、そ
のコア17に巻装されたコイル18とから構成された薄
板状のものである。前記コア17は、例えば珪素鋼板や
パーマロイあるいはアモルファス材などからなり、平面
形状が略四角の枠型をした総厚が200μm程度の積層
体(本実施の形態では100μmのものを2枚積層)か
ら構成されている。このようにコア17を積層化するこ
とにより、高周波特性向上の効果がある。図に示すよう
にコア17の左右両側には、前記位置決めピン10の外
径と略同寸の内径を有する位置決め孔19,19が形成
されている。前記コイル18の材質としては被覆銅線が
用いられ、その直径は0.08mm、ターン数は180
ターンに設定される。
【0017】カバー部材20は例えばABS樹脂などで
成形され、図3に示すように前記磁気インターフェース
位置決め部9と略同じ外形をしており、前記位置決めピ
ン10の外径と略同寸の内径を有する位置決め孔21,
21と、前記カバー位置決め突部11,11が嵌まり込
むV字形の位置決め凹部22,22が形成されている。
また上面には、上銘板6に形成されたヘッド挿入口7に
嵌まる略四角形の凸部23が設けられている。
【0018】このアダプターを組み立てる際、まず、磁
気インターフェース8の位置決め孔19,19にフレー
ム5の位置決めピン10,10を挿入し、磁気インター
フェース8をフレーム5の磁気インターフェース位置決
め部9の上に載置して、磁気インターフェース8を位置
決めする。次にカバー部材20の位置決め孔21,21
にフレーム5の位置決めピン10,10を挿入して、カ
バー部材20を磁気インターフェース8の上に載置する
とともに、カバー部材20の位置決め凹部22,22を
フレーム5のカバー位置決め突部11,11に嵌めてカ
バー部材20を位置決めする。
【0019】ついで、位置決めピン10,10の上端部
を超音波などによって溶融しながらかしめ、カバー部材
20を圧着固定するとともに、磁気インターフェース8
をフレーム5とカバー部材20の間で平面的に挟着、固
定する。しかる後、磁気インターフェース8のコイル端
部を、フレーム5のプリント配線基板設置部13上に設
置されたプリント配線基板(図示せず)に接続する。フ
レーム5の上に上銘板6を貼り合わせることにより、図
4に示すように上銘板6のヘッド挿入口7がカバー部材
20の凸部23により閉塞される。
【0020】なお、カバー位置決め突部11を無くし
て、位置決めピンのみで磁気インターフェース8および
カバー部材20を固定してもよい。
【0021】前記実施の形態では、ICカード1の接触
端子26とアダプター2の接触端子とによってICカー
ド1とアダプター2との接続を図ったが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、例えばICカード1とアダ
プター2にそれぞれコイルを設けて、両者を電磁的に結
合して信号の授受することも可能である。
【0022】前記実施の形態では、電子カードとしてC
PUを内蔵したICカードを用いたが、CPUが内蔵さ
れていないフラッシュメモリ等の不揮発性メモリを内蔵
した所謂ICメモリカードにも適用可能である。
【0023】また、メモリを着脱可能な電子カードを用
いずに、フラッシュメモリ等を内蔵したデータ記憶メモ
リ固定形に構成してもよい。
【0024】前記実施の形態では、ピンと孔との係合で
フレームに対する磁気インターフェースならびにカバー
部材の位置決めを行なったが、例えば凹部と凸部など他
の係合手段で磁気インターフェースならびにカバー部材
の位置決めを行なうこともできる。
【0025】前記実施の形態では、アダプターの外形が
3.5インチのフロッピーディスクと同じ例を示した
が、アダプターの外形を他のディスクカートリッジと同
形にしてもよい。
【0026】
【発明の効果】請求項1記載の本発明は前述のように、
フレーム上に磁気インターフェースに対する位置決め手
段を直接設けることにより、すなわち磁気インターフェ
ースを固定するベースをフレームとすることにより、ア
ダプターをディスクドライブ装置に装着した際、磁気イ
ンターフェースが直にフレームを介してディスクドライ
ブ装置と機械的に連結される。そのため磁気インターフ
ェースの磁気ギャップとディスクドライブ装置の磁気ヘ
ッドとの対応関係が精密に行なわれ、通信不良などを生
じることなく、動作信頼性の高いアダプターを提供する
ことができる。
【0027】請求項2記載の本発明は、フレームとその
フレームに固定されるカバー部材の間で磁気インターフ
ェースをサンドイッチ状に挟着することにより、薄板状
の磁気インターフェースが安定して固定され、そのため
磁気ギャップの位置精度が高くなる。
【0028】請求項3記載の本発明は、フレームにカバ
ー部材の位置決め手段も設けられているから、磁気イン
ターフェースの位置精度が出し易い。
【0029】請求項4記載の本発明は、カバー部材で銘
板のヘッド挿入口が閉塞されているから、ヘッド挿入口
を通しての塵埃類の侵入が有効に防止できる。
【0030】請求項5記載の本発明は、磁気インターフ
ェースを構成するコアが積層構造を有しているから、高
周波特性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る電子データ処理アダ
プターに用いるフレームの平面図である。
【図2】そのアダプターに用いる磁気インターフェース
の平面図である。
【図3】そのアダプターに用いるカバー部材の平面図で
ある。
【図4】そのアダプターの平面図である。
【図5】そのアダプターを用いる電子データ処理システ
ムの概略説明図である。
【符号の説明】
1 ICカード 2 アダプター 3 電子データ処理装置 4 ディスクドライブ装置 5 フレーム 6 上銘板 7 ヘッド挿入口 8 磁気インターフェース 9 磁気インターフェース位置決め部 10 位置決めピン 11 カバー位置決め突部 12 アダプター位置決め部 16 ギャップ部 17 コア 18 コイル 19,21 位置決め孔 20 カバー部材 22 凹部 25 磁気ヘッド

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクカートリッジと略同じ外形を有
    し、カード収納部と磁気インターフェースを備え、前記
    カード収納部に電子カードを収納して、電子データ処理
    装置のディスクドライブ装置に装着することにより、電
    子カードと電子データ処理装置の間で信号の授受を行な
    う電子データ処理アダプターにおいて、 その電子データ処理アダプターの1つのフレームに、前
    記ディスクドライブ装置に対する位置決め手段と、前記
    磁気インターフェースに対する位置決め手段とが直接設
    けられていることを特徴とする電子データ処理アダプタ
    ー。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、前記フレームと
    そのフレームに固定されるカバー部材の間で前記磁気イ
    ンターフェースが挟着されていることを特徴とする電子
    データ処理アダプター。
  3. 【請求項3】 請求項2記載において、前記フレームに
    カバー部材の位置決め手段が設けられていることを特徴
    とする電子データ処理アダプター。
  4. 【請求項4】 請求項2記載において、前記カバー部材
    で、フレームに固定される銘板のヘッド挿入口が閉塞さ
    れることを特徴とする電子データ処理アダプター。
  5. 【請求項5】 請求項1記載において、前記磁気インタ
    ーフェースを構成するコアが積層構造を有していること
    を特徴とする電子データ処理アダプター。
JP11177019A 1999-06-23 1999-06-23 電子データ処理アダプター Withdrawn JP2001005918A (ja)

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060905