JP2001003472A - 軸組み木造建築物における外張り断熱工法 - Google Patents
軸組み木造建築物における外張り断熱工法Info
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Abstract
分な取付強度を確保すること。 【解決手段】軸組み建築物の軸組みに対してその外側か
ら断熱性を有する単位パネルを連続的に張設する外張り
断熱工法において、上記単位パネル1を、対向する金属
面材1a、1b間に断熱材3を充填・発泡させて成る断
熱パネル1とし、各単位パネル1を軸組み材15、1
6、17、18等の外側からパネル取付ネジ4で止着
し、複数の単位パネル1をその面方向に突合せて連続的
に張設する。
Description
の軸組み木造建築物において軸組み材の外側から断熱パ
ネルを張設して効果的な断熱を実現するための外張り断
熱工法に関する。
出入りを遮断して冷暖房の高効率化を図るため、高断
熱、高気密住宅が重要視され、これに伴って軸組み住宅
においても、軸組み材としての柱部分の外側から建築物
全体を断熱材で覆う工法、いわゆる外張り断熱工法の普
及が進んでいる。
例えば特開平8−312121号公報に開示されている
ものが知られている。これは、同公報の図1、図2、図
3に示されているように、外壁パネル5は発泡ポリスチ
レン(EPS)の芯材6の表面に構造用合板からなる表
面材7、7と石膏ボード10を張り付けてサンドイッチ
構造にしたサンドイッチパネルを軸組み材の外側に張設
するものである。
型内発泡によって成形されるものであるので、発泡によ
って表面材と一体化することは製法上不可能である。し
たがって、2枚のサンドイッチパネルの端面を突合せて
接合する場合、接合部の断熱性を確保することが難し
い。このため、単位パネル化すると、接合部の数が増え
るので断熱欠損の問題がさらに大きくなる。これに対
し、各パネルの端面を枠材で覆う構成とすることも考え
られるが、これでは単位パネル化するまでの工程数が増
え、全体のコストが高くなる等の問題がある。また、発
泡ポリスチレン製芯材6上に面材7を接着してパネル化
するので、接着不良等による強度不足が生じるおそれが
ある。さらに、このような接着工程が必要であるから、
生産性に問題があり、上記のように単位パネル化に適さ
ないので、施工性がよくない。しかも、外壁パネルの止
着部分に直接に熱伝導性の高いネジを貫通させ、その頭
部は屋外側に露出するので、断熱効率が悪い。
も断熱パネル5を使用した外張り断熱工法の例が示され
ているが、この断熱パネル5は上記特開平8−3121
21号公報に示された外壁パネル5と同様、合板と断熱
材とを接着して成るものであり、また、屋外側には面材
がないので、パネル自体の強度に問題があり、直接に外
装材を施工をすることはできない。
解消し、断熱性能が高く、生産性や施工性に優れるとと
もに、十分な取付強度を確保することができる軸組み木
造建築物における外張り断熱工法を提供することをその
課題とする。
め、本発明に係る軸組み木造建築物における外張り断熱
工法は、軸組み建築物の軸組みに対してその外側から断
熱性を有する単位パネルを連続的に張設する外張り断熱
工法において、上記単位パネルを、対向する金属面材間
に断熱材を充填・発泡させて一体成形して成る断熱パネ
ルとし、各単位パネルを軸組み材の外側からネジで止着
し、複数の単位パネルの端面を突合せて連続的に張設す
ることを特徴とする。
金属面材とその四周に周設された合成樹脂製枠材との内
側に形成された空間に断熱材を充填・発泡して成るよう
にしてもよい。
間にはネジ止着用埋込み部材を内装するのが好ましい。
るいは胴縁材を介して外装材を止着してもよい。
トに沿う状態に装着される単位パネルの下端縁を上記基
礎コンクリートの上部縁に載置させるのが好ましい。
て生じる目地部と前記軸組み材の外面との間をシール材
によってシールするのが望ましい。
単位パネルの端面を互いに嵌合させるのがよい。
ルを一部断面で示した斜視図である。この単位パネル1
は対向する2枚の金属面材1a、1bとその四周に周設
された合成樹脂製枠材2との内側に形成された空間に断
熱材3を充填・発泡させることにより一体成形してパネ
ル化し、さらに縁部近傍にパネル取付ネジ4を止着させ
るための埋込み部材5を内装して成るものである。
の金属板製であり、全体は方形で、周縁部には折曲縁6
が屈曲形成されている。1aは屋外側に面して配される
表面材、1bは屋内側に面して配される裏面材である。
側は内側に直角に屈曲形成されているとともに、枠材2
の互いに反対側(上側と下側又は左側と右側)には、そ
の中央に沿って互いに嵌り合う凹面部7又は凸面部8が
形成されている。これらの凹面部7と凸面部8とは互い
に嵌合可能な大きさに形成されている。また、凹面部7
及び凸面部8の両側には外側に開口する嵌合溝10が形
成されている。なお、枠材2は塩化ビニル等のように成
形性と断熱性に優れた樹脂材料から構成するのが好まし
い。
優れた発泡ウレタンを用いる。
され、表面側にはパネル取付ネジ4の打ち込み用凹部9
が形成されている。パネル取付ネジ4を受ける部材であ
るから、ある程度の剛性が必要で、硬質EPS(発泡ポ
リスチレン)などから構成するのが好ましいが、木質系
の材料によってもよい。埋込み部材5は通常は単位パネ
ル1の上下縁に沿って配置され、必要に応じて左右の側
縁に沿っても配置される。上下縁に沿って配置された埋
込み部材5は建物躯体の水平の軸組み材(例えば土台、
桁、棟木等)に止着するときに利用され、左右の側縁に
沿って配置された埋込み材5は垂直又は斜めの軸組み材
(例えば柱、垂木等)に止着するときに利用されるもの
である。
ル1を成形するときは、裏面材1bの所定位置に埋込み
部材5を接着固定しておき、裏面材1b上に表面材を対
向させるとともに、両面材1a、1bの折曲縁6を面材
1a、1bの外形に対応して方形に配置された枠材2の
両側縁の嵌合溝10に嵌合させる。枠材2のコーナー部
には合成樹脂製のコーナーブロック20を取り付ける。
そして、両面材1a、1bと枠材2との間に形成された
空間にウレタン樹脂の断熱材3を注入し、発泡充填させ
る。その際、対向する両面材1a、1bが発泡時の圧力
によって離反しないようにしっかりと押えておく。成形
後、単位パネル1の面材1a、1b、枠材2、コーナー
ブロック20及び埋込み部材5は断熱材3と強固に接着
され、一体の単位パネルとなる。
a、1b間に自己接着性のある断熱材3を充填・発泡さ
せたものであるから、面材1a、1bと断熱材3とは一
体化し、両者の相乗効果により単位パネル1自体極めて
強度の高いものになる。
製の芯材を成形しておき、これにさらに面材(合板)を
接着させる方式のパネルに比べ、生産工程がはるかに単
純化されるので、生産性が高く、低いコストで生産する
ことができる。
ように施工性がよい。
に限定されない。例えば、図6に示すようにその大きさ
は単一ではない。また、図2のように、枠材2の凹面部
7と凸面部8の中央長手方向に沿って互いに嵌り合う突
条11aと溝条11bとを形成するようにしてもよい。
さらに、金属面材の表面にリブ(図示せず)を形成して
もよい。
3に示すように、表面材1aに設けた孔22の周縁に硬
質合成樹脂部品によってパネル取付ネジの打ち込み用凹
部9を備えた部品9Aを固定するようにしてもよい。
パネル1は、図5のように合成樹脂の枠材2を突出さ
せ、突出部12の裏面に突合せ面13を形成するように
してもよい。もちろん、コーナー部の単位パネル1は同
図の例に限らない。例えば単位パネル1の端部の枠材2
を45度に形成してもよい。
木造建築物の軸組み材に張設する施工法について説明す
る。
組み建築物の基礎コンクリート14上に配置された土台
15、桁材16、垂木材17、柱18、間柱19などが
含まれる。また、基礎コンクリート14の屋外側の肩部
14aは土台15や桁材16の屋外面よりも屋外側に突
出し、さらにその屋外側には発泡ポリスチレン製の基礎
断熱材21が設けられている。
ときは、最下部の単位パネル1を基礎コンクリート14
の肩部14a上に載置し、各単位パネル1の表面材1a
の打ち込み用凹部9からパネル取付ネジ4を打ち込んで
埋込み部材5と裏面材1bのネジ孔を貫通させ、さらに
軸組み材15、16、17、18等にねじ込む。同様
に、上記単位パネル1の一側の端面に、他の単位パネル
1の端面を突合せ、互いの凹面部7(又は凸面部8)と
凸面部8(又は凹面部7)とを嵌合させ、上記と同じ要
領で軸組み材に止着する。これにより、パネル1の(及
び後述の外装材25の)荷重は基礎コンクリート14が
負担するので、パネル1の装着状態をより安定的に維持
できるとともに、単位パネル1の下端縁の位置決めを容
易にすることができる。このようにして、各単位パネル
1を土台15、桁材16、柱18等の軸組み材に単位パ
ネル1を当接し、軸組み材の外側からパネル取付ネジ4
で止着し、多数の単位パネル1の端面を互いに突合せて
連続的に張設する。各単位パネル1は強度が高く、単位
パネル1、1間は嵌合状態で保持されるので、間柱19
が細い場合には単位パネル1を他の軸組み材(例えば桁
材16、土台15)に固定することで足りる。
した後、各単位パネル1の打ち込み用凹部9にはウレタ
ンを現場注入発泡で処理したり、あるいはスポンジ状断
熱材を詰めたりすることにより、パネル取付ネジ4の頭
部が露出しないようにする。これによって、パネル取付
ネジ4が屋外と室内との間で熱を伝達するヒートブリッ
ジになることを防ぎ、断熱性を保つことができる。図6
は単位パネル1が連続的に張設された壁面の状態を示す
ものである。
に行なうため、木質系に適するネジで、先端側にのみネ
ジ部を有し、ネジ頭がパネル表面から浮く程度に打ち込
んだ後に回転させてねじ込む打ち込みネジを使用するの
がよい。
位パネル1、1間の目地部、この目地部の室内側と軸組
み材15、16、17、18等との間、および単位パネ
ル1と軸組み材15、16、17、18等との間は、そ
れぞれシール材23a、23b及び23cによってシー
ルするのが好ましい。目地部の室内側は両パネル1、1
をシール材23bによって共通にシールすれば、雨水の
浸入と室内の湿気の目地部への流出を効率よく遮断でき
る。また、端部に配置された単位パネル1の場合はシー
ル材23cによって室内側をより確実にシールすること
ができる。これらのシール材としてはEPDM発泡体
(エチレン・プロピレン・ジエン・合成ゴム)などから
成る気密シートを用い、これをテープ状にして隣り合う
単位パネル1又は単位パネル1と軸組み材15、16、
17、18等の各一方に接着し、これを他方の部材との
接合によってシールさせればよい。このように、パネル
の目地部、パネル目地部と軸組み材、あるいはパネル表
面材と軸組み材との間をシールする構造としたから、高
い気密性能と断熱性能が確保される。
ネル1と傾斜した垂木材17に止着された単位パネル1
との突合せによる目地部には大きな空間が形成される。
このような広い空間は高断熱性のウレタンブロックで形
成された成形シール材24で埋め、さらにネジ4aで止
着する。棟木をはさんで両側の垂木材17に張設した単
位パネル1材間の目地空間についても同様である。この
ように、単位パネル1の目地部の間隙が大きいときは成
形シール材24を介在させれば容易に施工できる。ウレ
タンの現場注入発泡による方法も有効である。
するときは、図8に示すように基礎コンクリート14の
上部縁の一部を、単位パネル1を受け入れやすい段部形
状にし、最下部の単位パネル1の下端縁の一部を肩部1
4aに載置するようにしてもよい。23はシール材であ
るが、上記のように、ウレタンの現場注入発泡でよい。
この場合も、パネル1及び次に示す外装材25の荷重を
基礎コンクリート14に負担させることができ、パネル
1の装着状態をより安定的に維持できるとともに、上記
単位パネル1の下端縁の位置決めを容易にすることがで
きる。
外側には図4、図5のように外装材25を止着する。そ
の際、図9のように胴縁材26を単位パネル1の表面材
1aの埋込み部材5と表面板1aにネジ止めして固定
し、この胴縁材26を介して止着するようにすれば、隣
り合う胴縁材26の間には空気が流通する空間が形成さ
れるので、湿気を速やかに屋外に排出することができ
る。ただし、単位パネル1に外装材25を直接に止着し
てもよい。いずれの場合も、単位パネル1のパネル取付
ネジ4は表面材1aの表面からは突出しないので、外装
材25又は胴縁材26を容易に取り付けることができ
る。また、単位パネル1自体の強度は極めて高いから、
より高い断熱性能を得るために断熱材の見込み寸法が大
きくなった場合でも、外装材25を安定した状態に支持
することができる。
によれば、単位パネル1は金属製の表面材1aと裏面材
1bとの間に軽量の断熱材を充填・発泡させて成るもの
であるから、軽量であり、運搬や止着作業時の取り扱い
が容易であるとともに、単位パネル1毎に軸組み材にネ
ジ止め支持させることができ、かつ隣り合う単位パネル
1の突合せによって生じた目地部は、凹面部7と凸面部
8との雄・雌嵌合になっているので、隣接パネル1の位
置決めが容易となり、施工性が向上する。
材が自己接着性を有するために非常に高く、パネル1を
軸組み材に止着することにより、単位パネル1と軸組み
とが一体化するから、軸組み建築物自体の強度が向上す
る。
材1bとを埋込み部材5を介して軸組み材に止着するの
で、単位パネル1を軸組み材に対して強固に固定するこ
とができ、その取付強度が向上する。
取付ネジ4止着用の凹部9が形成され、パネル取付ネジ
4頭部をこの凹部9内に埋め込むことができるので、断
熱性の向上が図られるとともに、パネル取付ネジ4の頭
部が単位パネル1の表面材1aから突出しないため、外
装材25の取り付けを円滑に行なうことができる。
7と凸面部8との雄・雌嵌合になっているほか、上記目
地部及び目地部と軸組み材の外面との間をシールする構
造としたから高い気密性能と断熱性能が確保できる。
軸組み材とパネル目地部および単位パネル1と軸組み材
との間をそれぞれシールすることで、気密性、断熱性が
向上し、また目地部内に雨水などが浸入するのを有効に
防止できる。しかも、軸組み材が経年変化により変形し
ても、単位パネル1と軸組み材との間に間隙が生じない
ように維持することができる。また、軸組み材と単位パ
ネル1との間をシールすることで室内側からの湿気を遮
断し、単位パネル接合部の結露発生を有効に防止するこ
とができる。
ルは対向する金属面材間に断熱材を充填・発泡させて成
るものであるから、軽量でかつ断熱性に優れるととも
に、面材と断熱材とは発泡性断熱材の自己接着性により
一体化するから、単位パネル自体の強度は極めて高いも
のになる。また、上記単位パネルを軸組み材の外側から
ネジで止着し、複数の単位パネルの端面を突合せて連続
的に張設するものであるから、全体の断熱性は高く、施
工性も向上するとともに、十分な取付強度を確保するこ
とができる。
の断熱材を成形し、さらにその上に面材を接着するとい
う複雑な工程を必要としないので、生産性も非常によ
い。
充填・発泡させて面材と断熱材とを一体化させたもので
あるから、金属面材と断熱材との相乗効果により単位パ
ネル自体の強度は極めて高いものになる。このように強
度の高い単位パネルを軸組み材にネジで止着することに
より、単位パネルと軸組みとが一体化するから、軸組み
建築物自体の強度が向上する。
は対向する2枚の金属面材とその四周に周設された合成
樹脂製枠材との内側に形成された空間に断熱材を充填・
発泡して成るもので、合成樹脂製枠材の断熱性によって
表面材から裏面材1bへの熱移動が行なわれにくい。し
たがって、このような単位パネルを軸組み材の外側から
ネジで止着し、複数の単位パネルの端面を突合せて連続
的に張設するものであるから、断熱性はより向上し、施
工性もよく、十分な取付強度も得られる。
1、2に係る発明による効果に加え、単位パネルの対向
する金属面材間にネジ止着用埋込み部材が内装されてい
るので、対向する面材を埋込み部材を介して軸組み材に
止着するので、単位パネルがネジのねじ込みによって潰
れることがなく、軸組み材に対して強固に固定すること
ができ、その取付強度が向上する。
1、2又は3に係る発明による効果に加え、強度の高い
単位パネルの外面に、直接あるいは胴縁材を介して外装
材を止着するので、外装材を安定に支持することができ
る。
1、2又は3に係る発明による効果に加え、軸組み建築
物の基礎コンクリートに沿う状態に装着される単位パネ
ルの下端縁を上記基礎コンクリートの上部縁に載置させ
ることにより、単位パネル及びその外側に張設される外
装材の荷重を基礎コンクリートに負担させることがで
き、パネルの装着状態をより安定的に維持できるととも
に、上記単位パネルの外張り施工時の下端縁の位置決め
を容易にすることができる。
1、2又は3に係る発明による効果に加え、前記単位パ
ネルのうち隣り合う単位パネルの突合せによって生じる
目地部及び単位パネルと前記軸組み材の外面との間をシ
ール材によってシールすることにより、湿気や雨水を遮
断して高い気密性能と断熱性能が確保できるほか、軸組
み材が経年変化により変形しても、単位パネルと軸組み
材との間に間隙が生じないように維持することができ
る。
1、2又は3に係る発明による効果に加え、隣接する単
位パネルの端部を目地部において互いに嵌合させること
により、屋内外の気密と断熱が得られやすいほか、隣接
パネルの位置決めが容易となり、施工性が向上する。
図
建築物の一部縦断面図
一部の正面図
のシール態様を示す拡大図
図
Claims (7)
- 【請求項1】 軸組み建築物の軸組みに対してその外側
から断熱性を有する単位パネルを連続的に張設する外張
り断熱工法において、 上記単位パネルを、対向する金属面材間に断熱材を充填
・発泡させて一体成形して成る断熱パネルとし、各単位
パネルを軸組み材の外側からネジで止着し、複数の単位
パネルの端面を突合せて連続的に張設することを特徴と
する軸組み木造建築物における外張り断熱工法。 - 【請求項2】 前記単位パネルが、対向する2枚の金属
面材とその四周に周設された合成樹脂製枠材との内側に
形成された空間に断熱材を充填・発泡して成るものであ
ることを特徴とする請求項1記載の軸組み木造建築物に
おける外張り断熱工法。 - 【請求項3】 前記単位パネルの対向する金属面材間に
ネジ止着用埋込み部材が内装された請求項1又は2に記
載の軸組み木造建築物における外張り断熱工法。 - 【請求項4】 前記単位パネルの外面に、直接あるいは
胴縁材を介して外装材を止着することを特徴とする請求
項1、2又は3に記載の軸組み木造建築物における外張
り断熱工法。 - 【請求項5】 前記軸組み建築物の基礎コンクリートに
沿う状態に装着される単位パネルの下端縁を上記基礎コ
ンクリートの上部縁に載置させることを特徴とする請求
項1、2又は3に記載の軸組み木造建築物における外張
り断熱工法。 - 【請求項6】 前記各単位パネルの突合せによって生じ
る目地部と前記軸組み材の外面との間をシール材によっ
てシールすることを特徴とする請求項1、2又は3に記
載の軸組み木造建築物における外張り断熱工法。 - 【請求項7】 前記目地部において前記隣り合う単位パ
ネルの端面を互いに嵌合させることを特徴とする請求項
6に記載の軸組み木造建築物における外張り断熱工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17904299A JP2001003472A (ja) | 1999-06-24 | 1999-06-24 | 軸組み木造建築物における外張り断熱工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17904299A JP2001003472A (ja) | 1999-06-24 | 1999-06-24 | 軸組み木造建築物における外張り断熱工法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001003472A true JP2001003472A (ja) | 2001-01-09 |
Family
ID=16059115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17904299A Pending JP2001003472A (ja) | 1999-06-24 | 1999-06-24 | 軸組み木造建築物における外張り断熱工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001003472A (ja) |
-
1999
- 1999-06-24 JP JP17904299A patent/JP2001003472A/ja active Pending
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