JP2001003229A - 粗糸ボビン搬送装置 - Google Patents

粗糸ボビン搬送装置

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JP2001003229A
JP2001003229A JP11171084A JP17108499A JP2001003229A JP 2001003229 A JP2001003229 A JP 2001003229A JP 11171084 A JP11171084 A JP 11171084A JP 17108499 A JP17108499 A JP 17108499A JP 2001003229 A JP2001003229 A JP 2001003229A
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roving
rail
bobbin
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bobbin carriage
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Masahiro Fujii
正裕 藤井
Yoshinao Takahashi
美直 高橋
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Howa Machinery Ltd
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Howa Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストックレールにある空ボビンキャリッジの
搬送開始タイミングを早くする。 【解決手段】 空ボビンキャリッジC61aは、搬送開
始でストックレール61aから粗紡機2aに向けて移動
され、バイパスレール110を利用して粗紡機2aから
の満ボビンキャリッジC2aとすれ違いした後、粗紡機
2aに向けて移動でき、満ボビンキャリッジC2aを引
き取られて停止している粗紡機2aに、搬送開始から速
い段階で空ボビンキャリッジC61aを供給でき、粗紡
機2aの停止時間を短くできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願は、粗紡機群の各粗紡機
のドッフィングレールと精紡機群の各精紡機の搬送レー
ルとをメインレールで接続し、そのメインレールの途中
にストックレールを備え、これらのレールに沿ってボビ
ンキャリッジに吊下した粗糸ボビンを搬送するようにし
た粗糸ボビン搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の粗糸ボビン搬送装置として、特開
平9−142645号に開示されたものがある。これに
よれば、粗紡機群の各粗紡機のドッフィングレールと精
紡機群の各精紡クリールの予備篠レールとを接続するメ
インレールの途中に枝状に分岐した複数のストックレー
ル群を設け、搬送サイクルの基準状態として、ストック
レールの1本を除いた残りのストックレール、すべての
粗紡機のドッフィングレール、精紡機群の精紡機の各予
備篠レール(搬送レール)に夫々ボビンキャリッジを備
え、ある粗紡機のドッフィングレールで満ボビンが吊下
されたボビンキャリッジ(満ボビンキャリッジ)が引取
りを要求し、かつ、ある精紡機の予備篠レールで残ボビ
ンが吊下されたボビンキャリッジ(残ボビンキャリッ
ジ)が引取りを要求すると、まず、精紡機の予備篠レー
ルから残ボビンキャリッジがストックレールの前記空い
ている1本へ導入され、次いで、粗紡機から満ボビンキ
ャリッジが、前記残ボビンを引き取った精紡機の予備篠
レールに搬送され、ストックレール群の、前記残ボビン
キャリッジが導入されたストックレールと別のストック
レールからは、空ボビンを吊下したボビンキャリッジ
(空ボビンキャリッジ)が前記満ボビンキャリッジを引
き取られた粗紡機のドッフィングレールに搬送されるよ
うになっていた。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】しかし、上記の粗糸ボビン搬送装置の全搬
送サイクルを見てみると、多少の時間的な重なりは見込
めるものの、残ボビンキャリッジの搬送、満ボビンキャ
リッジの搬送、空ボビンキャリッジの搬送がこの順序で
行われ、空ボビンキャリッジは、残ボビンキャリジがス
トックレールに入りこみ、かつ、満ボビンキャリッジが
ストックレールとメインレールとの連結部分を通過して
からでないと移動を開始できない。そのため、満ボビン
キャリッジの引き取り要求を出して停止している粗紡機
は、搬送サイクルの後半で搬送が開始される空ボビンキ
ャリッジの到着まで次の紡出に入ることができず、稼動
効率が悪い問題がある。また、上記従来のものでは、複
数の繊維品種(例えば品種A,B)が精紡機群と粗紡機
群で混在していて、精紡機と粗紡機とは品種で対応して
区分されている場合、精紡機で発生する残ボビンキャリ
ッジは、その品種に関わらず、空いているストックレー
ルに導入されることになり、ある1本のストックレール
には、ある時には品種Aが、また、あるときには品種B
が導入される、ということになる。このように、あるス
トックレールに異なる品種の残ボビンキャリッジが導入
されると、このストックレールにおいて、この残ボビン
を作業者が取り外す時に間違って、品種の異なる残ボビ
ンを同じボビン運搬車に混ぜて入れるおそれがあり、そ
うすると、残粗糸品種が混ざってしまって残粗糸の再利
用ができなくなるなどの問題がある。この発明の課題
は、粗紡機の停止時間を極力短縮して稼働率を向上させ
ることのできる粗糸ボビン搬送装置を提供することにあ
る。また、本願の他の課題は、搬送装置のレールの分岐
点に用いる転徹器の制御が容易な上記装置を提供するこ
とにある。さらに本願では、複数品種が精紡機群、粗紡
機群で混在する場合において、残粗糸処理を容易とする
上記装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本願では、粗紡機群の各粗紡機のドッフィングレール
と精紡機群の各精紡機の搬送レールとをメインレールで
接続して成る粗糸ボビン搬送路に沿ってボビンキャリッ
ジに吊下した粗糸ボビンを搬送する粗糸ボビン搬送装置
であって、複数のストックレールを枝状に連結したスト
ックレール群を、メインレールの途中に転轍器を介して
連結し、ストックレールの空ボビンキャリッジを粗紡機
へ、精紡機の残ボビンキャリッジをストックレールへ、
粗紡機の満ボビンキャリッジを精紡機へ夫々搬送するよ
うにした粗糸ボビン搬送装置において、すべてのストッ
クレール、ドッフィングレール、搬送レールと対応して
夫々ボビンキャリッジを備え、メインレールの途中に、
ボビンキャリッジの1搬送単位より長いバイパスレール
を分岐並設し、精紡機の残ボビンキャリッジを空ボビン
キャリッジが発進したあとのストックレールに導入する
ように構成して成ることを特徴とする(請求項1)。バ
イパスレールは、ストックレール群と粗紡機群との間に
配置され(請求項4)、または、ストックレール群と精
紡機群との間に配置され(請求項5)、または、その両
方に配置される(請求項6)。ストックレール群と粗紡
機群との間にバイパスレールを配置するとき、空ボビン
キャリッジは、搬送開始でストックレールから粗紡機に
向けて移動され、バイパスレールを利用して粗紡機から
の満ボビンキャリッジとすれ違いした後、粗紡機に向け
て移動できる。また、ストックレール群と精紡機群との
間にバイパスレールを配置する時、満ボビンキャリッジ
がバイパスレールとメインレールとの連結部分を通過す
るタイミングで空ボビンキャリッジが移動開始してその
まま粗紡機に送られ、その後、満ボビンキャリッジと残
ボビンキャリッジとが、バイパスレールですれ違う。ま
た、バイパスレールがストックレール群に対して両側に
配置されるときは、ストックレールからの空ボビンキャ
リッジが搬送開始で移動され、粗紡機からの満ボビンキ
ャリッジと粗紡機側のバイパスレールですれ違い、空ボ
ビンキャリッジを粗紡機に送り込む一方、満ボビンキャ
リッジと残ボビンキャリッジとは精紡機側のバイパスレ
ールですれ違うか、若しくは、満ボビンキャリッジの到
着が搬送距離によって遅い場合には、残ボビンキャリッ
ジは、満ボビンキャリッジと精紡機側のバイパスレール
ですれ違うこと無くストックレールに移動される。この
ように、空ボビンキャリッジの移動開始が、残ボビンキ
ャリッジのストックレールへの到着を待つことなく搬送
サイクルの早いタイミングで開始され、停止している粗
紡機に早く空ボビンキャリッジを供給でき、粗紡機の停
止時間を短くできる。
【0005】メインレールの途中に、弾性体によってそ
の転轍片が一方の切換位置に付勢される3つの一方向転
轍器を介して上記ストックレール群を連結して、ストッ
クレール群側から進入するボビンキャリッジが粗紡機群
側に向って移動し、粗紡機群側からメインレールを通っ
て進入するボビンキャリッジが精紡機群側に向かって移
動し、メインレールを通って精紡機群側から進入するボ
ビンキャリッジがストックレール群側に向かって移動す
るようにし、メインレールとドッフィングレール及び搬
送レールとの分岐点、さらに、各ストックレール間の分
岐点に用いる転轍器を、一方の分岐部と合流部とを連続
させる一方の切換位置に位置する転轍片が、他方の分岐
部からのボビンキャリッジの進入により、他方の分岐部
と合流部とを連続させる他方の切換位置に切り替えられ
て、その他方の切換位置に保持されるように構成してあ
る(請求項2)。上記バイパスレールとメインレールと
の分岐点に用いる2つの転轍機を、一方のものは弾性体
によって転轍片が、転轍機の2つの分岐部のうち一方の
分岐部と合流部とを連続させる一方の切換位置側に付勢
されるように構成し、他方のものは弾性体によって転轍
片が、他方の分岐部と合流部とを連続させる他方の切換
位置に付勢されるように構成した(請求項3)。請求項
2では、バイパスレール部分を除く残りの分岐部分に使
用される転徹器が、ボビンキャリッジにより切換え制御
され、格別の駆動装置を必要としない。また、請求項3
では、さらにバイパスレール部分の転徹器もボビンキャ
リッジの進行により切換え制御されるから、搬送装置の
すべての転徹器の切り替え制御を要しない。
【0006】ボビンキャリッジで搬送される粗糸が複数
品種あり、精紡機群の精紡機と粗紡機群の粗紡機が、品
種で対応するように区分されており、かつ、前記ストッ
クレールが複数品種に対応して区分されている(請求項
7)。これによれば、粗紡機で満ボビンキャリッジの引
き取り要求が出て、精紡機でそれと同じ品種の残ボビン
引き取り要求がでたとき、それと同じ品種に対応したス
トックレールから、粗紡機に向けて空ボビンキャリッジ
が発進し、その空いたストックレールに、精紡機の前記
同品種の残ボビンキャリッジが導入されるので、あるス
トックレールに、異なる品種の残ボビンキャリッジが混
在して入りこむことがなく、残粗糸処理が容易となる。
【0007】
【実施例】次に、図面において本願の粗糸ボビン搬送装
置1の実施例について説明する。図1に示すように、複
数の粗紡機2a,2bから成る粗紡機群2と複数の精紡
機3a,3b…から成る精紡機群3とが隣接して配設さ
れている。粗紡機2aは、品種Aの粗糸を紡出し、粗紡
機2bは品種Bの粗糸を紡出する。また、精紡機3a,
3bは品種Aに対応し、また、精紡機3c,3dは品種
Bに対応している。各粗紡機2a,2bの前面には自動
管替装置5が配設され、この自動管替装置5は、例え
ば、特開昭57−106729号公報に開示された一斉
管替機5aと特開昭58−41919号公報に開示され
たボビン移送装置5bとから構成され、後述のドッフィ
ングレール10位置のボビンキャリッジC(以下キャリ
ッジと記載する)に吊下された空ボビンと粗紡機のボビ
ンホイールに装着された満ボビンとを自動交換するよう
になっている。また、各粗紡機2a,2b…には、満ボ
ビンがキャリッジCに装着された回数をカウントして、
キャリッジCのすべてのボビンハンガ23に満ボビンが
装着されたとき、後述の搬送制御装置70に満ボビンを
吊下したキャリッジの引取要求信号を出力する出力手段
8が設けてある。
【0008】また、各粗紡機2a,2bの上方には、キ
ャリッジCを案内するドッフィングレール10が配設さ
れ、図3に示すように、このドッフィングレール10は
下方を開口した断面矩形に形成され、水平方向の一対の
水平案内面11と垂直方向の一対の垂直案内面12とを
有している。これらのドッフィングレール10に備えら
れるキャリッジCには各粗紡機2a,2bの番号と対応
してC2a,C2bと番号が付けられている。尚、後述
のメインレール30,予備篠レール17R,17L(搬
送レールとして例示する)、ストックレール61、バイ
パスレール110も上記ドッフィングレール10と同様
な構成である。
【0009】精紡機群3の各精紡機3a,3b…は、図
2に示すように、精紡クリール14に前列ボビンハンガ
15aと後列ボビンハンガ15bとを備え、各前列ボビ
ンハンガ15aの前方には夫々予備篠レール(搬送レー
ル)17R,17Lが並設されている。図11に示すよ
うに、これらの予備篠レール17R,17Lに備えられ
るキャリッジCには各精紡機3a,3b…と対応してC
3aR,C3aL,C3bR,C3bL…と順に番号が
付けられている。また、各精紡機3a,3b…の予備篠
レール17R,17Lにはリミットスイッチ101が設
けられ、予備篠レール17R,17L内のキャリッジC
の全てのボビンハンガ23に残ボビンが装着されると、
作業者によってそのキャリッジCはリミットスイッチ1
01と接触する位置まで移送され、このときリミットス
イッチ101が後述の主制御装置70にキャリッジCの
搬送準備完了信号を出力するようになっている。
【0010】また、図1に示すように、メインレール3
0の途中には、複数(図面上5つ)のストックレール6
1a〜61eを枝状に連結して成るストックレール群6
0が後述する連結機構100を介して連結されている。
図11に示すように、各ストックレール61a,61b
…に備えられるキャリッジCは、各ストックレール61
a,61b…に対応してC61a,C61b…と順に番
号が付けられている。また、各ストックレール61a,
61b…には、前記精紡機3a,3b…の予備篠レール
17R,17Lと同様にして、リミットスイッチ102
が設けられ、ストックレール61a,61b…内のキャ
リッジC61a,C61b…に吊下されたすべての残ボ
ビンが空ボビンと取替えられたとき、作業者によってそ
のキャリッジC61a,C61b…はリミットスイッチ
102と接触する位置まで移送され、このリミットスイ
ッチ102は後述の搬送制御装置70にキャリッジC6
1a,C61b…の搬送準備完了信号を出力するように
なっている。この実施形態では、ストックレール61a
〜61cは品種Aに対応し、ストックレール61d,6
1eは品種Bに対応している。
【0011】次に、キャリッジCについて説明すると、
図4に示すように、複数のキャリッジバー21がジョイ
ント22によってピン連結され、それらのキャリッジバ
ー21の下面には粗糸ボビンを着脱自在とするボビンハ
ンガ23が取付けられ、1本(1搬送単位)のキャリッ
ジCにおいて粗紡機1台分(この数は精紡機の錘数の1
/8と等しい)と同数のボビンハンガ23が、その精紡
クリール14のボビンハンガ15a,15bの長手方向
のピッチと同ピッチで取付けられている。また、各キャ
リッジバー21には両端近くに一対の支持ローラ24及
び案内ローラ25が回転自在に支持され、支持ローラ2
4は各レール10,17,30,61、110の前記水
平案内面11に、また、案内ローラ25は各レール1
0,17,30,61、110の前記垂直案内面12に
案内されている。
【0012】また、図1に示すように、上記各レール1
0,17,30,61、110にはキャリッジCを移動
させる送り装置27が1本のキャリッジCの長さより短
いピッチ間隔で多数配設されている。この送り装置27
は、例えば、特開平1−61520号公報に開示された
もので、キャリッジCのキャリッジバー21を、回転す
る左右一対のディスクではさみキャリッジCを搬送方向
にリレー送りするようになっている。
【0013】次に、各ストックレール61a〜61e間
の分岐点、メインレール30と各ドッフィングレール1
0及び各予備篠レール17R,17Lとの分岐点に用い
られる転轍器31a,31b…,131a,131b
…,231a,231b,…について説明するが、これ
らの転轍器は同一構成であるので転轍器31aについて
のみ説明する。図5,6,8に示すように、この転轍器
31aの合流部32及び一方の分岐部33にはメインレ
ール30が連結され、他方の分岐部34にはドッフィン
グレール10に連結される。転轍器本体35は、略三角
形状の上板37と、この上板37に左右の側板38a,
38bを介して一体とされる左右の底板40a,40b
と、上板37に連結リブ39を介して一体とされる底板
40cとから成されている。これらの底板40a,40
b,40cによって、図8に示すように、合流部32及
び一方の分岐部33においてはメインレール30の水
平,垂直案内面11,12と連続する連続面41,42
が、また、他方の分岐部34においてはドッフィングレ
ール10の水平,垂直案内面11,12と連続する連続
面43が形成されている。
【0014】図6に示すように、上記上板37上面には
筒部材46が溶着され、この筒部材46内には回動軸4
7が回動自在に支持されている。この回動軸47の下端
には、その先端が合流部32に向かって先すぼまり状に
伸びる転轍片48の基端が固定されている。図5,8に
示すように、転轍片48は、一方の分岐部33と合流部
32とを連続させる切替位置Pと、他方の分岐部34と
合流部32とを連続させる切替位置Qとに切替自在とさ
れている。また、図7に示すように、上板37上面には
支持ブラケット49が固定され、この支持ブラケット4
9に形成された突出部51に揺動部材52が揺動自在に
支持されている。この揺動部材52には、前記回動軸4
7に固定された係合バー53の自由端が係合する係合溝
55が設けてある。
【0015】そして、揺動部材52と支持ブラケット4
9との間にはバネ56が介在され、このバネ力によっ
て、例えば、転轍片48が切替位置Pに位置する状態で
は、揺動部材52は、図7に示す状態より反時計方向に
付勢され、この転轍器31aに他方の分岐部34からキ
ャリッジCの進入があるまで、転轍片48はその切換位
置Pに位置保持されることとなる。また、前記バネ56
のバネ力は、例えば、転轍片48が切換位置Pに位置し
ている状態より、他方の分岐部34からキャリッジCが
進入すると、このキャリッジCの案内ローラ25と転轍
片48との係合によって、転轍片48がバネ56の付勢
力に抗してデットポイントを越えて円滑に切換位置Q方
向に移動し得る値に設定されている。
【0016】次に、上述の連結機構100について説明
する。図9に示すように、ストックレール群60の連結
端60aは、粗紡機群2と精紡機群3に対応した2本の
連結レール104,105を介してメインレール30に
連結されている。そして、ストックレール61a,61
b…と各連結レール104,105との分岐点、連結レ
ール104,105とメインレール30との夫々の分岐
点には一方向転轍器107a,107b,107cが設
けられている。
【0017】次に、上記一方向転轍器107a,107
b,107cについて説明するが、これらの一方向転轍
器107a,107b,107cは同構成であるので、
一方向転轍器107aについてのみ説明する。図10に
示すように、この一方向転轍器107aの転轍器本体6
3は前記転轍器31aの転轍器本体35と同構成であ
り、この転轍器107aの合流部71にはストックレー
ル群60が連結され、転轍器107aの一方の分岐部7
2には連結レール104が、他方の分岐部73には連結
レール105が連結される。転轍器本体63の上板74
上面にはブラケット64が取付けられ、このブラケット
64と転轍片67と一体の係合バー65との間に、転轍
片67を一方の切換位置R方向に付勢するバネ66(弾
性体として例示する)が取付けられている。
【0018】そして、図9に示すように、一方向転轍器
107aは、その転轍片67が切換位置側Rに付勢さ
れ、ストックレール群60側からこの一方向転轍器10
7aに進入するキャリッジCは連結レール104側へ移
動するようになっている。また、一方向転轍器107b
は、その転轍片67が切換位置側Rへ付勢され、粗紡機
群2側からメインレール30を通ってこの一方向転轍器
107bに進入するキャリッジCは精紡機群3側に向か
ってそのままメインレール30を移動するようになって
いる。また、一方向転轍器107cは、その転轍片67
が切換位置S側へ付勢され、メインレール30を通って
精紡機群3側からこの一方向転轍器107cに進入する
キャリッジCは連結レール105側へ移動するようにな
っている。メインレール30の途中には、ボビンキャリ
ッジCの1搬送単位より長いバイパスレール110が配
置され、粗紡機側を前記したと同じ転徹器107bを介
して、精紡機側を前記したと同じ転徹器107cを介し
て夫々分岐接続されている。
【0019】次に、図1に示すように、搬送制御装置7
0について説明する。搬送制御装置70には、品種によ
る粗紡機番号、精紡機番号、ストックレール番号の間の
対応が記憶されており、粗紡機2a,2b…からの満ボ
ビン引取り要求信号が出たとき、それと同じ品種の粗糸
を扱っている精紡機の予備篠レール17R,17Lの各
リミットスイッチ101,102からの残ボビンキャリ
ッジの搬送準備完了信号及び同じ品種に対応したストッ
クレール61a,61b…の各リミットスイッチ10
1,102からの空ボビンキャリッジの搬送準備完了信
号とが揃うと、以下に詳述するボビン搬送動作が実行さ
れる。
【0020】先ず、搬送サイクルの開始状態は、図11
に示すように、すべてのストックレール61a〜61e
にはキャリッジC61a〜C61eが備えられ、また、
すべての粗紡機2a,2b…のドッフィングレール10
にはキャリッジC2a,C2b…が、すべての精紡機3
a,3b…の各予備篠レール17R,17Lにはキャリ
ッジC3a,C3b…が夫々備えられている。
【0021】また、精紡機3a,3b…は960錘の錘
数であり、粗紡機2a,2b…はその錘数の1/8の1
20錘であり、各キャリッジCのボビンハンガ23の数
は粗紡機2a,2b…の錘数と同じものとする。また、
精紡機群3の各精紡機3a,3b…での精紡クリール1
4の残ボビンと予備篠レール17R,17Lのキャリッ
ジCの満ボビンとの篠交換作業は作業者によってランダ
ムに行なわれるランダム替え方式とする。また、精紡機
3a,3b…の予備篠レール17R,17Lから各スト
ックレール61a,61b…へ搬送されたキャリッジC
に装着されている残ボビンは、作業者によって空ボビン
に取り替えられるようになっている。
【0022】また、ストックレール61b〜61e間の
分岐点に用いられる転轍器231a231b…、メイン
レール30とドッフィングレール10及び予備篠レール
17R,17Lとの分岐点に用いられるすべての転轍器
31a,31b…,131a,131b…の転轍片48
は切換位置Pに位置保持されている。また、一方向転轍
器107a,107bの転轍片67は夫々切換位置R側
に付勢され、また、一方向転轍器107cの転轍片67
は切換位置側Sへ付勢されている。
【0023】この状態で粗紡機2a,2b…,精紡機3
a,3b…で運転が行なわれ、粗紡機群2において粗紡
機2aのドッフィングレール10に備えられたキャリッ
ジC2aのすべてのボビンハンガ23に、自動管替装置
5の作用で満ボビンが吊下されると、この粗紡機2aの
出力手段8が満ボビンキャリッジC2aの引取要求信号
を出力する。また、この粗紡機2aと品種Aで対応付け
てある精紡機群3の精紡機3aの予備レール17Rに備
えられたキャリッジC3aRのすべてのボビンハンガ2
3に残ボビンが吊下されると、作業者はこの残ボビンキ
ャリッジC3aRをリミットスイッチ101がON状態
となる位置まで移送し、このリミットスイッチ101が
搬送制御装置70に搬送準備完了信号を出力する。
【0024】さらに、ストックレール群60の各ストッ
クレール61b〜61eに備えられるキャリッジC61
b〜C61eに吊下される残ボビンは、作業者によって
空ボビンに取り替えられ、この取替作業が完了したら作
業者は、空ボビンを吊下した空ボビンキャリッジC61
b〜C61eをリミットスイッチ102がON状態とな
る位置まで移送し、リミットスイッチ102が搬送制御
装置70に搬送準備完了信号を出力する。こうして、粗
紡機2aで満ボビンキャリッジC2aの引き取り要求が
出され、また同じ品種で対応する精紡機3aで残ボビン
キャリッジC3aRの引き取り要求が出され、さらに、
同じ品種に対応したストックレール61aから空ボビン
キャリッジC61aの準備ができたことが搬送制御装置
70に伝達されると、搬送制御装置70は搬送指令を出
力し、これによって該当する搬送駆動装置が駆動され
る。なお、同じ品種に対応する複数のストックレールに
それぞれ、空ボビンキャリッジが準備されているときに
は、その準備された順が早いものから順次払い出される
ものとし、ここでは、ストックレール61aの空ボビン
キャリッジC61aが、品種Aに対応して最も早く準備
されたものとした。
【0025】図12に示すように、粗紡機2aから満ボ
ビンキャリッジC2aを精紡機3aに向けて発進させ、
同時にストックレール61aから空ボビンキャリッジC
61aが粗紡機2aに向けて発進する。満ボビンキャリ
ッジC2aは転徹器31aを自体の走行により開いてメ
インレール30に入り、転徹器107bを経てバイパス
レール110と平行な部分に入る。これと同時的に、空
ボビンキャリッジC61aは、転徹器231aを自体の
進行により切換えて連結機構100の転徹器107a、
107b、バイパスレール110の転徹器107cを経
て、バイパスレール110に入りこみ、こうして、満ボ
ビンキャリッジC2aと空ボビンキャリッジC61aと
は、すれ違いを行う。
【0026】引き続き、図13のように、空ボビンキャ
リッジC61aは、粗紡機2aに向けて搬送され、バイ
パスレール110部分の転徹器107bを自体により開
いてメインレール30に入りこみ、先ほど満ボビンキャ
リッジC2aが開いてそのままの位置に保持されている
転徹器31aを経て、粗紡機2aのドッフイングレール
10に到達する。一方、図12において、空ボビンキャ
リッジC61aが連結機構100を通過し終えたタイミ
ングで、精紡機3aの搬送対象となっている残ボビンキ
ャリッジC3aRが移動を始め、転徹器131aを自体
の進行により切換えて、メインレール30に入りこむ。
そして、連結機構100の転徹器107c,107aを
経てストックレール群60に入りこみ、先ほど、空ボビ
ンキャリッジC61aがその進行によって開いた状態と
なっている転徹器231aにより、空ボビンキャリッジ
C61aが発進したあとの空き家となっているストック
レール61aに入りこむ。こうして、品種Aに対応する
ストックレール61aに、品種Aの残ボビンキャリッジ
C3aRが搬送される。
【0027】残ボビンキャリッジC3aRが連結機構1
00を通過し終えたタイミングで、バイパスレール11
0と平行な部分で待機していた満ボビンキャリッジC2
aが精紡機3aに向けて移動し、連結機構100の転徹
器107b、107cを経て、先ほど、引き取られた残
ボビンキャリッジC3aRが自体の進行で切換えた状態
を保持している転徹器131aを通って、残ボビンキャ
リッジC3aRが引き取られて空き家になっている精紡
機3aの予備篠レール17Rに導入される(図14)。
【0028】以下、同じ品種で対応づけられた精紡機と
粗紡機で残ボビンキャリッジの引き取り要求と、満ボビ
ンキャリッジの引き取り要求とが出され、同じ品種に対
応したストックレールに空ボビンキャリッジが準備され
たという条件が揃うと、上記と同様の搬送が行われ、品
種で区分された各ストックレールには、必ず、その品種
の残ボビンキャリッジが搬入されるので、あるストック
レールに吊下された残ボビンを取り外すときは、品種が
いつも同じで、異なる残ボビンが混ざり合うことがない
から、その後の残粗糸処理も容易となる。
【0029】上記実施例では、各ストックレール61
a,61b…に搬送されてきたキャリッジCに吊下され
た残ボビンを人手により空ボビンとするようになってい
たが、図15に示すように、各ストックレール61a,
61b…の一端を連結レール200で連結して、この連
結レール200に残粗糸処理装置201を設け、精紡機
群3から搬送されてきたキャリッジCに吊下された残ボ
ビンを残粗糸処理装置201によって空ボビンにするよ
うにしても良い。
【0030】次にバイパスレール110を、精紡機群と
ストックレール群60との間に配置したものを説明す
る。図16において、この場合、搬送サイクルは、最
初、粗紡機2aからの満ボビンキャリッジC2aが精紡
機3aに向かって搬送される。連結機構100を通過す
るタイミングで空ボビンキャリッジC61aが、残ボビ
ンキャリッジC3aRがストックレール60に到着する
のを待つことなく粗紡機2aに向けて移動開始する。そ
の後、満ボビンキャリッジC2aと、残ボビンキャリッ
ジC3aRとはバイパスレール110を利用してすれ違
いし、満ボビンキャリッジC2aは精紡機の予備篠レー
ルに、残ボビンキャリッジC3aRは、空ボビンキャリ
ッジC61aの出た後のストックレール61aに入る。
【0031】更に、図17に示すように、バイパスレー
ル110が、ストックレール群60の前後となるメイン
レール部分に並設されているものでは、満ボビンキャリ
ッジC2aと空ボビンキャリッジC61aとが搬送サイ
クルの開始で略同時に移動され、粗紡機側のバイパスレ
ール110ですれ違いが行われ、空ボビンキャリッジC
61aは、引き続き粗紡機2aに向けて進行する。一
方、残ボビンキャリッジC3aRも、搬送サイクルの開
始と同時に移動開始し、精紡機側のバイパスレール11
0内で待機し、搬送されてくる満ボビンキャリッジC2
aとすれ違った後、ストックレール61aに入りこみ、
満ボビンキャリッジC2aは精紡機3aの予備レールへ
と搬送される。尚、満ボビンキャリッジC2aが粗紡機
側のバイパスレール110に到着するのが搬送距離の関
係で遅くなる場合、残ボビンキャリッジC3aRは、満
ボビンキャリッジC2aを精紡機側のバイパスレール1
10で待つことなく、空ボビンキャリッジC61aの出
た後のストックレール61aに入りこむことになる。こ
の実施形態でも、空ボビンキャリッジC61aは、従来
のように残ボビンキャリッジC3aRがストックレール
群60に到着するのを待つことなく搬送開始されてい
る。
【0032】
【発明の効果】以上のように本願発明では、ストックレ
ールからの空ボビンキャリッジの移動開始のタイミング
が、従来のように残ボビンキャリッジがストックレール
に到着するのを待つことなく開始できて、従来より速い
タイミングで粗紡機に空ボビンキャリッジを搬送でき、
粗紡機の停止時間を短くでき、紡出効率を高めることが
できる。また、本願では、転徹器の切り替えをボビンキ
ャリッジの進行によって行うようにしたので、転徹器切
り替えのための駆動装置、制御が不要となり、安価に実
施できる。また、本願では、品種で区分したストックレ
ールに、必ず同一品種の残ボビンキャリッジが導入され
るので、あるストックレールに導入されてくる残ボビン
はいつも同じ品種のものとなり、残ボビンを作業者が取
り外すなどする場合に、他の品種の残ボビンと混ざり合
うことがないから、その後の残粗糸処理が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】粗糸ボビン搬送装置の全体図である。
【図2】精紡クリールの説明図である。
【図3】各レールの縦断面図である。
【図4】ボビンキャリッジの説明図である。
【図5】転轍器の平面図である。
【図6】図5の一部を断面としたVI視図である。
【図7】図5のVII視図である。
【図8】図6のVIII−VIII線断面図である。
【図9】連結機構の説明図である。
【図10】一方向転轍器の平面図である。
【図11】作用説明図である。
【図12】作用説明図である。
【図13】作用説明図である。
【図14】作用説明図である。
【図15】ストックレールの他の実施形態を示す図であ
る。
【図16】バイパスレールの配置の異なる他の実施形態
を示す図である。
【図17】バイパスレールの配置の異なる別の実施形態
を示す図である。
【符号の説明】
1 粗糸ボビン搬送装置 2 粗紡機群 2a,2b… 粗紡機 3 精紡機群 3a,3b… 精紡機 10 ドッフィングレール、 17R,17L 予備篠レール 30 メインレール 31a…,131a…,231a… 転轍器 48 転轍片、 60 ストックレール群 61a〜61e ストックレール、 66 バネ 67 転轍片 107a〜107c 一方向転轍器、 110 バイパスレール C ボビンキャリッジ P,Q,R,S 切換位置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粗紡機群の各粗紡機のドッフィングレー
    ルと精紡機群の各精紡機の搬送レールとをメインレール
    で接続して成る粗糸ボビン搬送路に沿ってボビンキャリ
    ッジに吊下した粗糸ボビンを搬送する粗糸ボビン搬送装
    置であって、複数のストックレールを枝状に連結したス
    トックレール群を、メインレールの途中に転轍器を介し
    て連結し、ストックレールの空ボビンキャリッジを粗紡
    機へ、精紡機の残ボビンキャリッジをストックレール
    へ、粗紡機の満ボビンキャリッジを精紡機へ夫々搬送す
    るようにした粗糸ボビン搬送装置において、すべてのス
    トックレール、ドッフィングレール、搬送レールと対応
    して夫々ボビンキャリッジを備え、メインレールの途中
    に、ボビンキャリッジの1搬送単位より長いバイパスレ
    ールを分岐並設し、精紡機の残ボビンキャリッジを空ボ
    ビンキャリッジが発進したあとのストックレールに導入
    するように構成して成ることを特徴とする粗糸ボビン搬
    送装置。
  2. 【請求項2】 メインレールの途中に、弾性体によって
    その転轍片が一方の切換位置に付勢される3つの一方向
    転轍器を介して上記ストックレール群を連結して、スト
    ックレール群側から進入するボビンキャリッジが粗紡機
    群側に向って移動し、粗紡機群側からメインレールを通
    って進入するボビンキャリッジが精紡機群側に向かって
    移動し、メインレールを通って精紡機群側から進入する
    ボビンキャリッジがストックレール群側に向かって移動
    するようにし、メインレールとドッフィングレール及び
    搬送レールとの分岐点、さらに、各ストックレール間の
    分岐点に用いる転轍器を、一方の分岐部と合流部とを連
    続させる一方の切換位置に位置する転轍片が、他方の分
    岐部からのボビンキャリッジの進入により、他方の分岐
    部と合流部とを連続させる他方の切換位置に切り替えら
    れて、その他方の切換位置に保持されるように構成して
    あることを特徴とする請求項1記載の粗糸ボビン搬送装
    置。
  3. 【請求項3】 上記バイパスレールとメインレールとの
    分岐点に用いる2つの転轍機を、一方のものは弾性体に
    よって転轍片が、転轍機の2つの分岐部のうち一方の分
    岐部と合流部とを連続させる一方の切換位置側に付勢さ
    れるように構成し、他方のものは弾性体によって転轍片
    が、他方の分岐部と合流部とを連続させる他方の切換位
    置に付勢されるように構成したことを特徴とする請求項
    2記載の粗糸ボビン搬送装置。
  4. 【請求項4】 ストックレール群と粗紡機群との間にバ
    イパスレールが配置される請求項1〜3のいずれかに記
    載の粗糸ボビン搬送装置。
  5. 【請求項5】 ストックレール群と精紡機群との間にバ
    イパスレールが配置される請求項1〜3の何れかに記載
    の粗糸ボビン搬送装置。
  6. 【請求項6】 ストックレール群と精紡機群、ストック
    レール群と粗紡機群との間に夫々バイパスレールが配置
    される請求項1〜3のいずれかに記載の粗糸ボビン搬送
    装置。
  7. 【請求項7】 ボビンキャリッジで搬送される粗糸が複
    数品種あり、精紡機群の精紡機と粗紡機群の粗紡機が、
    品種で対応するように区分されており、かつ、前記スト
    ックレールが複数品種に対応して区分されていることを
    特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の粗糸ボビン搬
    送装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103074709A (zh) * 2013-02-06 2013-05-01 山西经纬合力机械制造有限公司四厂 细纱机中的粗细联装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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