JP2001002643A - ヒドロキシ−2−ハロゲノピリジン誘導体の製造方法 - Google Patents
ヒドロキシ−2−ハロゲノピリジン誘導体の製造方法Info
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Abstract
収率よく、工業的に有利に製造する方法を提供する。 【解決手段】 一般式(I) で示されるハロゲノ−2−スルホニルピリジン誘導体を
カルボン酸塩と反応させて一般式(II) で示されるヒドロキシ−2−スルホニルピリジン誘導体
を得、得られたヒドロキシ−2−スルホニルピリジン誘
導体(II)をアシル化して一般式(III) で示されるアシルオキシ−2−スルホニルピリジン誘導
体を得、得られたアシルオキシ−2−スルホニルピリジ
ン誘導体(III)をハロゲン化剤と反応させて一般式
(IV) で示されるアシルオキシ−2−ハロゲノピリジン誘導体
を得、得られたアシルオキシ−2−ハロゲノピリジン誘
導体(IV)を加溶媒分解することを特徴とする一般式
(V) で示されるヒドロキシ−2−ハロゲノピリジン誘導体の
製造方法。
Description
ロゲノピリジン誘導体の製造方法に関する。本発明によ
り製造されるヒドロキシ−2−ハロゲノピリジン誘導体
は、医薬、農薬の合成中間体として、例えば鎮痛薬とし
て臨床試験が進められている(R)−5−(2−アゼチ
ジニルメトキシ)−2−クロロピリジン[ABT−59
4]の合成中間体として有用である[ジャーナル オブ
メディシナル ケミストリー(Journal of
Medicinal Chemistry)、第41
巻、407頁(1998年);サイエンス(Scien
ce)第279巻、77頁(1998年);国際公開9
8−25920号公報参照]。
ン誘導体、例えば2−クロロ−5−ヒドロキシピリジン
の製造方法としては、5−アミノ−2−クロロピリジ
ンのアミノ基を亜硝酸ナトリウムおよび硫酸でジアゾ化
し、得られるジアゾニウム塩を酸性水溶液中で熱分解さ
せる方法[ジャーナル オブ メディシナル ケミスト
リー(Journal of Medicinal C
hemistry)、第16巻、319頁(1973
年);ヒェーミシュ ベリヒテ(ChemischBe
richte)、第125巻、1131頁(1992
年)参照]、5−アミノ−2−クロロピリジンのアミ
ノ基を三フッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体および亜硝
酸アルキルでジアゾ化し、得られるジアゾニウム塩を無
水酢酸中にて熱分解させて5−アセトキシ−2−クロロ
ピリジンとした後、これを加水分解する方法[シンセシ
ス(Synthesis)、499頁(1990年);
テトラヘドロン アサイメトリー(Tetrahedr
on Asymmetry)、第9巻、2791頁(1
998年)参照]などが知られている。
方法は、ジアゾ化の際の収率が方法では20%、方法
では53%といずれも低い。また、原料として用いる
5−アミノ−2−クロロピリジンの製造には、2−アミ
ノピリジンの5位をニトロ化し、次いで2位のアミノ基
をジアゾ化し、ジアゾニウム塩を加水分解して水酸基へ
と変換し、該水酸基を五塩化リンで塩素化してから、5
位のニトロ基を還元するという多工程を必要とする上、
5位のニトロ化には有害物質である濃硫酸および濃硝酸
を用いる必要があり、かつ収率は59%と低いこと、5
位のニトロ基の還元に50気圧という高圧を必要とする
ことなどの種々の問題点が存在し、ヒドロキシ−2−ハ
ロゲノピリジン誘導体の優れた製造方法とは言い難い。
しかして、本発明の目的は、ヒドロキシ−2−ハロゲノ
ピリジン誘導体を簡便かつ高収率で、工業的に有利に製
造する方法を提供することにある。
目的は(1)一般式(I)
ル基、置換基を有していてもよいアリール基または置換
基を有していてもよいアラルキル基を表し、X1、
X2、X3およびX4(以下、これらをXnで総称し、
nは1〜4の整数を表す)の少なくとも1つはハロゲン
原子を表し、他は水素原子またはアルキル基を表す。)
で示されるハロゲノ−2−スルホニルピリジン誘導体
(以下、ハロゲノ−2−スルホニルピリジン(I)と略
記する)をカルボン酸塩と反応させて一般式(II)
Y1、Y2、Y3およびY4(以下、これらをYnで総
称する)はXnに対応して、Xnがハロゲン原子である
場合にはYnは水酸基を表し、Xnが水素原子またはア
ルキル基である場合にはYnはXnと同一である。)で
示されるヒドロキシ−2−スルホニルピリジン誘導体
(以下、ヒドロキシ−2−スルホニルピリジン(II)
と略記する)を得、得られたヒドロキシ−2−スルホニ
ルピリジン(II)をアシル化して一般式(III)
Z1、Z2、Z3およびZ4(以下、これらをZnで総
称する)はYnに対応して、Ynが水酸基である場合に
はZnは−OR2を表し、ここでR2はアシル基を表
し、Ynが水素原子またはアルキル基である場合にはZ
nはYnと同一である。)で示されるアシルオキシ−2
−スルホニルピリジン誘導体(以下、アシルオキシ−2
−スルホニルピリジン(III)と略記する)を得、得
られたアシルオキシ−2−スルホニルピリジン(II
I)をハロゲン化剤と反応させて一般式(IV)
Aはハロゲン原子を表す。)で示されるアシルオキシ−
2−ハロゲノピリジン誘導体(以下、アシルオキシ−2
−ハロゲノピリジン(IV)と略記する)を得、得られ
たアシルオキシ−2−ハロゲノピリジン(IV)を加溶
媒分解することを特徴とする一般式(V)
1、B2、B3およびB4(以下、これらをBnで総称
する)はZnに対応して、Znが−OR2である場合に
はBnは水酸基を表し、Znが水素原子またはアルキル
基である場合にはBnはZnと同一である。)で示され
るヒドロキシ−2−ハロゲノピリジン誘導体(以下、ヒ
ドロキシ−2−ハロゲノピリジン(V)と略記する)の
製造方法、(2)アシルオキシ−2−スルホニルピリジ
ン(III)をハロゲン化剤と反応させてアシルオキシ
−2−ハロゲノピリジン(IV)を得、得られたアシル
オキシ−2−ハロゲノピリジン(IV)を加溶媒分解す
ることを特徴とするヒドロキシ−2−ハロゲノピリジン
(V)の製造方法、(3)アシルオキシ−2−スルホニ
ルピリジン(III)をハロゲン化剤と反応させること
を特徴とするアシルオキシ−2−ハロゲノピリジン(I
V)の製造方法、(4)アシルオキシ−2−スルホニル
ピリジン(III)、(5)ヒドロキシ−2−スルホニ
ルピリジン(II)をアシル化することを特徴とするア
シルオキシ−2−スルホニルピリジン(III)の製造
方法、(6)ヒドロキシ−2−スルホニルピリジン(I
I)、および(7)ハロゲノ−2−スルホニルピリジン
(I)をカルボン酸塩と反応させることを特徴とするヒ
ドロキシ−2−スルホニルピリジン(II)の製造方法
を提供することにより達成される。
X2、X3、X4、Y1、Y2、Y3、Y4、Z 1、Z
2、Z3、Z4、B1、B2、B3およびB4が表すア
ルキル基としては、例えばメチル基、エチル基、プロピ
ル基、イソプロピル基、ブチル基、sec−ブチル基、ter
t−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、
デシル基などの直鎖状または分岐鎖状のアルキル基が挙
げられる。
えばシクロプロピル基、シクロペンチル基、シクロヘキ
シル基、シクロオクチル基などが挙げられる。
ェニル基、ナフチル基などが挙げられ、アラルキル基と
しては、例えばベンジル基、フェネチル基などが挙げら
れる。これらのアリール基およびアラルキル基は置換基
を有していてもよく、かかる置換基としては、例えばメ
チル基、エチル基、プロピル基、tert−ブチル基などの
アルキル基;メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基な
どのアルコキシル基;フッ素原子、塩素原子、臭素原子
などのハロゲン原子;メトキシカルボニル基、エトキシ
カルボニル基、プロポキシカルボニル基などのアルコキ
シカルボニル基;シアノ基;ニトロ基などが挙げられ
る。
チル基、プロパノイル基、ブタノイル基、ピバロイル基
などの脂肪族アシル基;ベンゾイル基などの芳香族アシ
ル基などが挙げられる。
ロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子
などが挙げられる。
(I)をカルボン酸塩と反応させてヒドロキシ−2−ス
ルホニルピリジン(II)を製造する工程
酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、イソ吉草酸、ピバリ
ン酸、安息香酸などのカルボン酸のアルカリ金属塩また
はアルカリ土類金属塩が挙げられる。これらの中でも、
反応を円滑に進行させることおよび工業的に入手が容易
な観点から、酢酸ナトリウム、安息香酸ナトリウム、ピ
バリン酸ナトリウムが好ましい。カルボン酸塩の使用量
に厳密な意味での制限はないが、通常ハロゲノ−2−ス
ルホニルピリジン(I)に対して1〜10モル倍の範囲
が好ましく、1〜3モル倍の範囲がより好ましい。
い。使用できる溶媒としては、反応に関与しない限り特
に制限はなく、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、
クメン、ヘキサン、ヘプタン、オクタンなどの炭化水
素;ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,
2−ジクロロエタン、1,1,2,2−テトラクロロエ
タン、クロロベンゼンなどのハロゲン化炭化水素;ジエ
チルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエー
テル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエ
タンなどのエーテル;アセトニトリル、プロピオニトリ
ルなどのニトリル;ジメチルホルムアミド、ジメチルア
セトアミド、N−メチルピロリドン、1,3−ジメチル
−2−イミダゾリジノンなどのアミドなどが挙げられ
る。溶媒の使用量に特に制限はないが、通常ハロゲノ−
2−スルホニルピリジン(I)に対して0.5〜20重
量倍の範囲が好ましく、0.5〜10重量倍の範囲がよ
り好ましい。
く、100〜200℃の範囲がより好ましい。反応時間
は、ハロゲノ−2−スルホニルピリジン(I)、カルボ
ン酸塩、溶媒の種類や量、反応温度によっても異なる
が、通常8時間以内の範囲である。
ン(I)を溶媒に溶解し、カルボン酸塩を加え、所定温
度として攪拌して行うのが好ましい。
スルホニルピリジン(II)は、通常の有機化合物の単
離・精製に用いられる方法により単離・精製することが
できる。例えば、反応液を必要に応じて濃縮し、濃縮物
を水、食塩水などで洗浄して水溶性成分を除去し、有機
層を無水硫酸ナトリウムなどで乾燥後、濃縮して得られ
る粗生成物を再結晶、蒸留、クロマトグラフィーなどで
精製する。また、得られたヒドロキシ−2−スルホニル
ピリジン(II)を単離せず、反応液のまま次の工程に
用いることもできる。
ン(II)をアシル化してアシルオキシ−2−スルホニ
ルピリジン(III)を製造する工程
ン酸、無水安息香酸、無水ピバリン酸などの酸無水物;
塩化アセチル、塩化プロピオニル、塩化ベンゾイル、塩
化ピバロイル、フッ化アセチル、臭化アセチルなどの酸
ハロゲン化物などをアシル化剤として用いて行うことが
できる。アシル化剤の使用量に厳密な意味での制限はな
いが、通常ヒドロキシ−2−スルホニルピリジン(I
I)に対して1〜5モル倍の範囲が好ましく、1〜2モ
ル倍の範囲がより好ましい。
い。使用できる溶媒としては、反応に関与しない限り特
に制限はなく、例えばベンゼン、トルエン、キシレン、
クメン、ヘキサン、ヘプタン、オクタンなどの炭化水
素;ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素、1,
2−ジクロロエタン、1,1,2,2−テトラクロロエ
タン、クロロベンゼンなどのハロゲン化炭化水素;ジエ
チルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエー
テル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメトキシエ
タンなどのエーテル;アセトニトリル、プロピオニトリ
ルなどのニトリル;ジメチルホルムアミド、N−メチル
ピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン
などのアミドなどが挙げられる。溶媒の使用量に特に制
限はないが、通常ヒドロキシ−2−スルホニルピリジン
(II)に対して0.5〜20重量倍の範囲が好まし
く、0.5〜10重量倍の範囲がより好ましい。
ミン、ジエチルアミン、トリメチルアミン、トリエチル
アミン、ジイソプロピルエチルアミン、N−メチルモル
ホリンなどの脂肪族アミン;ピリジン、2,6−ルチジ
ン、γ−コリジン、4−ジメチルアミノピリジンなどの
芳香族アミン;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水
酸化リチウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸リチウム、炭
酸カルシウム、炭酸マグネシウムなどの塩基をさらに添
加してもよい。塩基を添加する場合、その使用量につい
て特に制限はないが、通常はヒドロキシ−2−スルホニ
ルピリジン(II)に対して1〜2モル倍の範囲が好ま
しい。
く、20〜50℃の範囲がより好ましい。反応時間は、
ヒドロキシ−2−スルホニルピリジン(II)、アシル
化剤、溶媒の種類や量、反応温度によっても異なるが、
通常8時間以内の範囲である。
ジン(II)を溶媒に溶解し、必要に応じてさらに塩基
を添加した後、アシル化剤を加え、所定温度として攪拌
することで行うのが好ましい。
−スルホニルピリジン(III)は、通常の有機化合物
の単離・精製に用いられる方法により単離・精製するこ
とができる。例えば、反応液を水、食塩水などで洗浄し
て水溶性成分を除去し、有機層を無水硫酸ナトリウムな
どで乾燥後、濃縮して得られる粗生成物を再結晶、蒸
留、クロマトグラフィーなどで精製する。
ジン(III)をハロゲン化剤と反応させてアシルオキ
シ−2−ハロゲノピリジン(IV)を製造する工程
スルフリル、塩化チオニル、五塩化リン、オキシ塩化リ
ン、三塩化リン、臭素、ジブロモジメチルヒダントイ
ン、N−ブロモコハク酸イミド、臭化チオニル、三臭化
リン、五臭化リンなどが挙げられる。これらの中でも、
反応を円滑に進行させることおよび工業的に安価に容易
に入手可能なことから、塩素、塩化スルフリル、臭素、
ジブロモジメチルヒダントインが好ましい。ハロゲン化
剤の使用量は、アシルオキシ−2−スルホニルピリジン
(III)1モルに対して1〜30モル倍の範囲が好ま
しく、1〜15モル倍の範囲がより好ましい。
い。溶媒としては、反応に関与しないものであれば特に
制限されないが、例えばアセトニトリル、プロピオニト
リル、ベンゾニトリルなどのニトリル;二硫化炭素;テ
トラクロロエタン、クロロベンゼン、クロロホルム、四
塩化炭素などのハロゲン化炭化水素などが挙げられる。
溶媒の使用量はアシルオキシ−2−スルホニルピリジン
(III)に対して0.5〜20重量倍の範囲が好まし
く、0.5〜10重量倍の範囲がより好ましい。
存させて行ってもよい。かかるラジカル開始剤として
は、例えば2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、
1,1’−アゾビス(シクロヘキサンカルボニトリル)
などのアゾ化合物;過ギ酸、過酢酸、過プロピオン酸、
過安息香酸、モノ過フタル酸などの過酸化物などが挙げ
られる。ラジカル開始剤を共存させる場合、その量はア
シルオキシ−2−スルホニルピリジン(III)1モル
に対して0.001〜3モル倍の範囲が好ましく、0.
01〜0.3モル倍の範囲がより好ましい。
しく、60℃〜100℃の範囲がより好ましい。反応時
間は、アシルオキシ−2−スルホニルピリジン(II
I)、ハロゲン化剤、溶媒の種類や量、反応温度によっ
ても異なるが、通常8時間以内の範囲である。
リジン(III)を溶媒に溶解し、必要に応じてさらに
ラジカル開始剤を添加した後、ハロゲン化剤を加え、所
定温度として攪拌することで行うのが好ましい。なお、
ハロゲン化剤は反応当初に所定量を全量加えて反応を行
ってもよく、反応中に連続的にまたは逐次的に加えても
よい。また、ラジカル開始剤を共存させる場合、かかる
ラジカル開始剤は反応前に所定量を仕込んでも、反応中
に連続的にまたは逐次的に加えてもよい。
−ハロゲノピリジン(IV)は、通常の有機化合物の単
離・精製に用いられる方法により単離・精製することが
できる。例えば、反応液をチオ硫酸ナトリウム水溶液、
炭酸水素ナトリウム水溶液、食塩水などで洗浄し、有機
層を無水硫酸ナトリウムなどで乾燥後、濃縮して得られ
る粗生成物を再結晶、蒸留、昇華、クロマトグラフィー
などにより精製する。
ン(IV)を加溶媒分解してヒドロキシ−2−ハロゲノ
ピリジン(V)を製造する工程
で行うことができる。かかる塩基性物質としては、例え
ば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム
などのアルカリ金属水酸化物;水酸化マグネシウム、水
酸化カルシウム、水酸化バリウムなどのアルカリ土類金
属水酸化物;炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸リチ
ウムなどのアルカリ金属炭酸塩;炭酸マグネシウム、炭
酸カルシウム、炭酸バリウムなどのアルカリ土類金属炭
酸塩;炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水
素リチウムなどのアルカリ金属重炭酸塩;ナトリウムメ
トキシド、カリウムメトキシド、ナトリウムエトキシ
ド、カリウムエトキシド、カリウム−tert−ブトキシド
などの金属アルコキシド;トリメチルアミン、トリエチ
ルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、N−メチルモ
ルホリン、ピリジン、2,6−ルチジン、γ−コリジ
ン、4−ジメチルアミノピリジンなどの脂肪族または芳
香族アミンなどが挙げられる。それらの中でも水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリ
ウム、炭酸水素ナトリウムが好ましい。一方、酸性物質
としては、例えば硫酸、塩酸、硝酸などの鉱酸;酢酸、
プロピオン酸、酪酸などのカルボン酸;ベンゼンスルホ
ン酸、パラトルエンスルホン酸、(±)−10−カンファ
スルホン酸などの有機スルホン酸などが挙げられる。こ
れらの中でも硫酸、塩酸、酢酸、パラトルエンスルホン
酸が好ましい。塩基性物質または酸性物質の使用量に厳
密な意味での制限はないが、通常アシルオキシ−2−ハ
ロゲノピリジン(IV)に対して0.2〜2モル倍の範
囲が好ましく、0.5〜1モル倍の範囲がより好まし
い。
ロパノール、ブタノールなどのアルコール;または水と
アルコールの混合液の存在下に行う。水またはアルコー
ルの使用量に特に制限はないが、通常アシルオキシ−2
−ハロゲノピリジン(IV)に対して1〜10重量倍の
範囲が好ましく、2〜5重量倍の範囲がより好ましい。
媒を存在させていてもよく、かかる溶媒としては、例え
ばヘキサン、へプタン、シクロヘキサン、ベンゼン、ト
ルエン、キシレンなどの脂肪族または芳香族炭化水素;
ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒ
ドロフラン、1,4−ジオキサンなどのエーテルなどが
挙げられる。これらの溶媒は1種類を単独で使用しても
2種類以上を混合して使用してもよい。溶媒を使用する
場合、その量に特に制限はないが、通常アシルオキシ−
2−ハロゲノピリジン(IV)に対して1〜10重量倍
の範囲が好ましく、2〜5重量倍の範囲がより好まし
い。
く、20〜50℃の範囲がより好ましい。反応時間は、
反応条件によっても異なるが、通常8時間以内の範囲で
ある。
ハロゲノピリジン(V)は、通常の有機化合物の単離・
精製に用いられる方法により単離・精製することができ
る。例えば、反応液に酢酸エチル、ジエチルエーテル、
塩化メチレンなどの有機溶媒を加え、希塩酸、水、食塩
水などで洗浄し、有機層を無水硫酸ナトリウムなどで乾
燥後、濃縮して得られる粗生成物を再結晶、蒸留、昇
華、クロマトグラフィーなどにより精製する。
ホニルピリジン(I)は、例えば一般式(VI)
のとおりであり、X41は水素原子またはアルキル基を
表す)で示されるα、β−不飽和カルボニル化合物を、
一般式(VII)
有機スルホニルシアニドと反応させることにより、3
位、4位または5位にハロゲン原子を有するハロゲノ−
2−スルホニルピリジン(I)を簡便に収率よく製造す
ることができる。また、2,6−ジハロゲノピリジン
を、四級アンモニウム塩の存在下にベンゼン−水の二相
系で一般式(VIII)
る。)で示されるナトリウムチオラートと反応させ、得
られる6−ハロ−2−スルフェニルピリジンを過酸化水
素で酸化することによって、6位にハロゲン原子を有す
るハロゲノ−2−スルホニルピリジン(I)を製造する
ことができる。[ジャーナル オブ ケミカル ソサエ
ティー パーキン トランザクション I(Journ
al of Chemical Society Pe
rkin Transaction I)、1839頁
(1984年)参照]。
明するが、本発明はこれらの実施例により何ら限定され
るものではない。
クロロピリジンの合成 トルエン60mlを100℃に加熱し、これにベンゼン
スルホニルシアニド30.0g(純度82%)をトルエ
ン60mlに溶解させた溶液および2−クロロ−1,3
−ブタジエニルアセテート39.6gを同時に30分間
で滴下した。滴下終了後、反応混合物を100℃で7時
間攪拌し、反応液を冷却した後、減圧下に濃縮した。得
られた結晶を0℃に冷却したトルエン150mlで洗浄
し、減圧乾燥することにより、下記の物性を有する2−
ベンゼンスルホニル−5−クロロピリジン31.9gを
得た(収率86%)。
TMS、ppm) δ:7.50−7.68(m,4
H)、7.89(dd,J=2.3Hz,8.0Hz,
1H)、8.02−8.09(m,2H)、8.16
(d,J=8.0Hz,1H)、8.60(d,J=
2.3Hz,1H)
ブロモピリジンの合成 参考例1において、2−クロロ−1,3−ブタジエニル
アセテート39.6gの代わりに2−ブロモ−1,3−
ブタジエニルアセテート51.6gを用いた以外は参考
例1と同様に反応および分離精製を行うことにより、下
記の物性を有する2−ベンゼンスルホニル−5−ブロモ
ピリジン36.8gを得た(収率84%)。
TMS、ppm) δ:7.51−7.67(m,2
H)、7.55(dd,J=1.5Hz,7.4Hz,
1H)、8.03−8.08(m,3H)、8.05
(d,J=7.4Hz,1H)、8.71(d,J=
1.5Hz,1H)
スルホニルピリジンの合成 参考例1の方法で得られた2−ベンゼンスルホニル−5
−クロロピリジン30.8gを1,3−ジメチル−2−
イミダゾリジノン155mlに溶解し、これに酢酸ナト
リウム15.6gを加え、180℃に加熱して3.5時
間攪拌した。得られた反応液を減圧下にて濃縮して1,
3−ジメチル−2−イミダゾリジノンの大部分を留去し
た。得られた濃縮物の一部を取り、NMR及び高速液体
クロマトグラフィー(HPLC)による内標分析を行っ
たところ、2−ベンゼンスルホニル−5−ヒドロキシピ
リジンを54%含有していることがわかった。
ピリジン 融点:175℃1 H−NMRスペクトル(270MHz、CD3SOC
D3、TMS、ppm)δ:7.38(dd,J=2.
8Hz,8.7Hz,1H)、7.58−7.72
(m,3H)、7.90−7.93(m,2H)、8.
06(d,J=8.7Hz,1H)、8.20(d,J
=2.8Hz,1H)、11.2(s,1H)
ルエン100mlに溶解し、トリエチルアミン25.4
mlおよび無水酢酸11.5mlを加え、室温で1.5
時間攪拌した。反応液に食塩水400mlを加え、トル
エン300mlで抽出した。抽出液を無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、濃縮し、得られた結晶を0℃に冷却した
トルエンで洗浄し、さらに減圧乾燥することにより、下
記の物性を有する5−アセトキシ−2−ベンゼンスルホ
ニルピリジン25.5gを得た(2−ベンゼンスルホニ
ル−5−クロロピリジンからの収率76%)。
ピリジン 融点:87℃〜88℃1 H−NMRスペクトル(270MHz、CDCl3、
TMS、ppm) δ:2.35(s,3H)、7.5
1−7.65(m,3H)、7.72(dd,J=2.
5Hz,8.6Hz,1H)、8.04−8.07
(m,2H)、8.24(d,J=8.6Hz,1
H)、8.46(d,J=2.5Hz,1H)
スルホニルピリジンの合成 参考例2の方法で得られた2−ベンゼンスルホニル−5
−ブロモピリジン1.11gを1,3−ジメチル−2−
イミダゾリジノン10mlに溶解し、これに酢酸ナトリ
ウム0.46gを加え、180℃に加熱して3.5時間
攪拌した。得られた反応液を減圧下にて濃縮して1,3
−ジメチル−2−イミダゾリジノンの大部分を留去し
た。得られた濃縮物の全量をトルエン10mlに溶解
し、トリエチルアミン0.78mlおよび無水酢酸0.
35mlを加え、室温で1.5時間攪拌した。反応液に
食塩水50mlを加え、トルエン50mlで抽出した。
抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮し、得ら
れた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで
精製することにより、5−アセトキシ−2−ベンゼンス
ルホニルピリジン0.73gを得た(2−ベンゼンスル
ホニル−5−クロロピリジンからの収率71%)。
ンスルホニルピリジン4.27gをクロロベンゼン50
mlに溶解し、これに2,2’−アゾビスイソブチロニ
トリル174mgを加えて80℃に加熱した。次いで、
この溶液に塩素ガスを40ml/分の速度で2.5時間
吹き込んだ。得られた反応液に窒素を吹き込んで過剰の
塩素を追い出した後、反応液を酢酸エチル300mlで
希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液100ml、水
100mlで順次洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後,濃縮して得られた粗生成物をシリカゲル
カラムクロマトグラフィーで精製することにより、下記
の物性を有する5−アセトキシ−2−クロロピリジン
2.25gを得た(収率85%)。
TMS、ppm) δ:2.35(s,3H)、7.3
5(d,J=8.5Hz,1H)、7.48(dd,J
=2.9Hz,8.5MHz,1H)、8.21(d,
J=2.9Hz,1H)
アセトニトリル40mlを用いた以外は実施例3と同様
の操作を行うことにより,5−アセトキシ−2−クロロ
ピリジン2.43gを得た(収率92%)。
ピリジン1.89gをメタノール10mlに溶解し、こ
れに炭酸カリウム0.78gを加え室温で2時間攪拌し
た。反応液を酢酸エチル50mlに溶解し、0.5規定
塩酸40mlで洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥後、濃縮し、得られた結晶を0℃に冷却した酢
酸エチルで洗浄後、減圧乾燥することにより、下記の物
性を有する2−クロロ−5−ヒドロキシピリジン1.3
5gを得た(収率95%)。
TMS、ppm) δ:4.89(br,1H)、7.
22(m,2H)、7.85(m,1H)
−ハロゲノピリジン誘導体を簡便かつ高収率で、工業的
に有利に製造することができる。
Claims (7)
- 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 (式中、R1はアルキル基、シクロアルキル基、置換基
を有していてもよいアリール基または置換基を有してい
てもよいアラルキル基を表し、X1、X2、X3および
X4(以下、これらをXnで総称し、nは1〜4の整数
を表す)の少なくとも1つはハロゲン原子を表し、他は
水素原子またはアルキル基を表す。)で示されるハロゲ
ノ−2−スルホニルピリジン誘導体をカルボン酸塩と反
応させて一般式(II) 【化2】 (式中、R1は前記定義のとおりであり、Y1、Y2、
Y3およびY4(以下、これらをYnで総称する)はX
nに対応して、Xnがハロゲン原子である場合にはYn
は水酸基を表し、Xnが水素原子またはアルキル基であ
る場合にはYnはXnと同一である。)で示されるヒド
ロキシ−2−スルホニルピリジン誘導体を得、得られた
ヒドロキシ−2−スルホニルピリジン誘導体をアシル化
して一般式(III) 【化3】 (式中、R1は前記定義のとおりであり、Z1、Z2、
Z3およびZ4(以下、これらをZnで総称する)はY
nに対応して、Ynが水酸基である場合にはZnは−O
R2を表し、ここでR2はアシル基を表し、Ynが水素
原子またはアルキル基である場合にはZnはYnと同一
である。)で示されるアシルオキシ−2−スルホニルピ
リジン誘導体を得、得られたアシルオキシ−2−スルホ
ニルピリジン誘導体をハロゲン化剤と反応させて一般式
(IV) 【化4】 (式中、Znは前記定義のとおりであり、Aはハロゲン
原子を表す。)で示されるアシルオキシ−2−ハロゲノ
ピリジン誘導体を得、得られたアシルオキシ−2−ハロ
ゲノピリジン誘導体を加溶媒分解することを特徴とする
一般式(V) 【化5】 (式中、Aは前記定義のとおりであり、B1、B2、B
3およびB4(以下、これらをBnで総称する)はZn
に対応して、Znが−OR2である場合にはBnは水酸
基を表し、Znが水素原子またはアルキル基である場合
にはBnはZnと同一である。)で示されるヒドロキシ
−2−ハロゲノピリジン誘導体の製造方法。 - 【請求項2】 一般式(III) 【化6】 (式中、R1はアルキル基、シクロアルキル基、置換基
を有していてもよいアリール基または置換基を有してい
てもよいアラルキル基を表し、Z1、Z2、Z3および
Z4(以下、これらをZnで総称し、nは1〜4の整数
を表す)の少なくとも1つは−OR2を表し、ここでR
2はアシル基を表し、他は水素原子またはアルキル基を
表す。)で示されるアシルオキシ−2−スルホニルピリ
ジン誘導体をハロゲン化剤と反応させて一般式(IV) 【化7】 (式中、Znは前記定義のとおりであり、Aはハロゲン
原子を表す。)で示されるアシルオキシ−2−ハロゲノ
ピリジン誘導体を得、得られたアシルオキシ−2−ハロ
ゲノピリジン誘導体を加溶媒分解することを特徴とする
一般式(V) 【化8】 (式中、Aは前記定義のとおりであり、B1、B2、B
3およびB4(以下、これらをBnで総称する)はZn
に対応して、Znが−OR2である場合にはBnは水酸
基を表し、Znが水素原子またはアルキル基である場合
にはBnはZnと同一である。)で示されるヒドロキシ
−2−ハロゲノピリジン誘導体の製造方法。 - 【請求項3】 一般式(III) 【化9】 (式中、R1はアルキル基、シクロアルキル基、置換基
を有していてもよいアリール基または置換基を有してい
てもよいアラルキル基を表し、Z1、Z2、Z3および
Z4(以下、これらをZnで総称し、nは1〜4の整数
を表す)の少なくとも1つは−OR2を表し、ここでR
2はアシル基を表し、他は水素原子またはアルキル基を
表す。)で示されるアシルオキシ−2−スルホニルピリ
ジン誘導体をハロゲン化剤と反応させることを特徴とす
る一般式(IV) 【化10】 (式中、Znは前記定義のとおりであり、Aはハロゲン
原子を表す。)で示されるアシルオキシ−2−ハロゲノ
ピリジン誘導体の製造方法。 - 【請求項4】 一般式(III) 【化11】 (式中、R1はアルキル基、シクロアルキル基、置換基
を有していてもよいアリール基または置換基を有してい
てもよいアラルキル基を表し、Z1、Z2、Z3および
Z4の少なくとも1つは−OR2を表し、ここでR2は
アシル基を表し、他は水素原子またはアルキル基を表
す。)で示されるアシルオキシ−2−スルホニルピリジ
ン誘導体。 - 【請求項5】 一般式(II) 【化12】 (式中、R1はアルキル基、シクロアルキル基、置換基
を有していてもよいアリール基または置換基を有してい
てもよいアラルキル基を表し、Y1、Y2、Y3および
Y4(以下、これらをYnで総称し、nは1〜4の整数
を表す)の少なくとも1つは水酸基を表し、他は水素原
子またはアルキル基を表す。)で示されるヒドロキシ−
2−スルホニルピリジン誘導体をアシル化することを特
徴とする一般式(III) 【化13】 (式中、R1は前記定義のとおりであり、Z1、Z2、
Z3およびZ4(以下、これらをZnで総称する)はY
nに対応して、Ynが水酸基である場合にはZnは−O
R2を表し、ここでR2はアシル基を表し、Ynが水素
原子またはアルキル基である場合にはZnはYnと同一
である。)で示されるアシルオキシ−2−スルホニルピ
リジン誘導体の製造方法。 - 【請求項6】 一般式(II) 【化14】 (式中、R1はアルキル基、シクロアルキル基、置換基
を有していてもよいアリール基または置換基を有してい
てもよいアラルキル基を表し、Y1、Y2、Y3および
Y4の少なくとも1つは水酸基を表し、他は水素原子ま
たはアルキル基を表す。)で示されるヒドロキシ−2−
スルホニルピリジン誘導体。 - 【請求項7】 一般式(I) 【化15】 (式中、R1はアルキル基、シクロアルキル基、置換基
を有していてもよいアリール基または置換基を有してい
てもよいアラルキル基を表し、X1、X2、X3および
X4(以下、これらをXnで総称し、nは1〜4の整数
を表す)の少なくとも1つはハロゲン原子を表し、他は
水素原子またはアルキル基を表す。)で示されるハロゲ
ノ−2−スルホニルピリジン誘導体をカルボン酸塩と反
応させることを特徴とする一般式(II) 【化16】 (式中、R1は前記定義のとおりであり、Y1、Y2、
Y3およびY4(以下、これらをYnで総称する)はX
nに対応して、Xnがハロゲン原子である場合にはYn
は水酸基を表し、Xnが水素原子またはアルキル基であ
る場合にはYnはXnと同一である。)で示されるヒド
ロキシ−2−スルホニルピリジン誘導体の製造方法。
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