JP2001002558A - 美白化粧料 - Google Patents

美白化粧料

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JP2001002558A JP2000030169A JP2000030169A JP2001002558A JP 2001002558 A JP2001002558 A JP 2001002558A JP 2000030169 A JP2000030169 A JP 2000030169A JP 2000030169 A JP2000030169 A JP 2000030169A JP 2001002558 A JP2001002558 A JP 2001002558A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】紫外線曝露等による肌の色黒、しみ、そばか
す、くすみ等の皮膚色調変化の改善に有効であり、安全
性の高いメラニン生成抑制剤及び美白化粧料を提供する
にある。また、環境から受ける影響に対し表皮透過バリ
ア機能を強化し、表皮透過バリアの崩壊も迅速に改善
し、美容学的にも健やかな皮膚に保つ効果に優れた表皮
透過バリア強化剤、過剰な皮脂を抑制できる皮脂分泌抑
制剤に関し、該機能をも有する美白化粧料を提供する。 【解決手段】一般式(I)及び/又は(II)で示される
クロマン誘導体を有効成分とするメラニン生成抑制剤、
表皮透過バリア強化剤、皮脂分泌抑制剤及び該誘導体を
含有する美白化粧料。 【化1】 【化2】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メラニン生成抑制
剤及び美白化粧料に関し、詳しくは、紫外線曝露等によ
る肌の色黒、しみ、そばかす等の皮膚色調変化の改善に
有効であり、安全性の高いメラニン生成抑制剤及び美白
化粧料に関する。また、表皮透過バリア強化剤及び皮脂
分泌抑制剤に関する。
【0002】
【従来の技術】皮膚に紫外線が曝露されると、それによ
り皮膚が種々の影響を受ける。その際皮膚内で発生する
活性酸素、過酸化脂質等は、炎症を引き起こし、皮膚組
織に大きなダメージを与える。これらのダメージは、皮
膚の潤いやつや、きめ等を失わせ、更にその影響が真皮
に及び、シワ等が形成され光加齢の要因となる。また、
紫外線以外にも多くの環境因子(大気汚染、ストレス、
化学的、物理的刺激等)によって周辺細胞から放出され
る種々の因子により、色素細胞(メラノサイト)が活性
化されることも知られている。
【0003】メラノサイトが活性化されると、チロシナ
ーゼ活性が高まりメラニンが過剰に作られ、それが表皮
細胞に受け渡され、結果、皮膚の色調は変化し黒化する
とされている。
【0004】このような周辺細胞から放出される因子と
しては、表皮細胞から放出されるエンドセリン−1やメ
ラノサイト刺激ホルモン等が知られている。また、ヒス
タミンは、紫外線照射に伴い肥満細胞から放出されるこ
とが報告されている(1981年Gilcherest B.A.,他 JOU
RNAL OF THE AMERICAN ACADEMY OF DERMATOLOGY
5巻411頁〜422頁)。そして、近年では肥満細
胞から放出されるヒスタミンや一酸化窒素も同様なメラ
ノサイト刺激作用をもつことが明らかにされている。
【0005】したがって、美白効果を示すためには、チ
ロシナーゼの活性を抑え、メラニン生成を抑制すること
のみならず、紫外線暴露や環境因子等によって生じるメ
ラノサイトへの刺激を抑制することも重要である。そし
て、雀卵斑や炎症後遺症等の色素沈着過剰症の予防又は
治療の有効なる手段はこれまで見出されていない。
【0006】また、皮膚が受けるダメージを極力小さく
するには、皮膚が生来持っている表皮透過バリア機能を
高めることが考えられる。表皮透過バリア機能は、物質
の生体内への侵入や刺激伝播緩和と生体内部からの水分
の過剰蒸散を防ぐ表皮組織の機能である。該機能は、前
述したように紫外線以外にも多くの環境因子により一時
的に崩壊し、皮膚内部環境を乱す。このような状態では
外部からの刺激は、より直接的に皮膚組織に作用し皮膚
へのダメージはより強いものとなってしまう。表皮透過
バリアが崩壊している状態は、皮膚表面が乾燥し、鱗屑
が表面を覆い、美容上も好ましくない状態であり、速や
かに修復させる必要があるとともに、表皮透過バリア機
能を高め、崩壊しにくくすることが肝要となる。
【0007】美しく白い肌とするためには、上述したよ
うな問題以外にも皮脂に対する対応も重要である。近
年、食生活の欧米化やストレスによる内分泌系(性ホル
モン)バランスの異常により、皮脂が過剰に合成される
傾向にある。皮脂の過剰な分泌は、空気中の塵芥等で皮
脂腺の皮膚表面への開口部である毛穴を塞ぎやすくな
り、肌が見た目にも黒っぽく又はくすんで見えるだけで
なく、コメド等を生じやすくなり、細菌等による炎症を
起こしかねない。そして、皮脂の過剰分泌は、皮膚のて
かりやファンデーション等のメイク料がよれる化粧くず
れの原因となり、美容上も好ましくない。よって皮脂分
泌を抑制することが好ましい。
【0008】従来、皮膚の黒化やしみ、そばかすを防
ぎ、本来の白い肌を保つためにコウジ酸、アルブチン、
ハイドロキノンモノベンジルエーテル、過酸化水素等を
配合した美白化粧料が提案されている。
【0009】アルブチン、コウジ酸、ハイドロキノンモ
ノベンジルエーテル等を配合すると、若干色黒の肌を淡
色化する効果はあるが、望むレベルではない。また、紫
外線等により生じる皮膚のダメージへの緩和作用はな
く、皮膚の安全性上において問題がある場合があった。
【0010】また、上述したような表皮透過バリア強化
及び皮脂分泌抑制の効果を併せ持つ美白化粧料は何ら提
供されていなかった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、紫外
線曝露等による肌の色黒、しみ、そばかす等の皮膚色調
変化の改善に有効であり、安全性の高いメラニン生成抑
制剤及び美白化粧料を提供するにある。また、環境から
受ける影響に対し表皮透過バリア機能を強化し、表皮透
過バリアの崩壊も迅速に改善し、美容学的にも健やかな
皮膚に保つ効果に優れた表皮透過バリア強化剤、過剰な
皮脂を抑制できる皮脂分泌抑制剤に関し、該機能をも有
する美白化粧料を提供するにある。
【0012】即ち、本発明は、コメドの形成及び発達を
防止する皮脂腺活動を抑制する効果及び表皮透過バリア
機能を強化し、表皮透過バリアの崩壊も迅速に改善する
効果を併せ持ち、メラニン生成抑制効果、美白効果に優
れ、製剤中での安定性が高く、且つ皮膚安全性が高く、
美容学的にも健やかな皮膚に保つ効果に優れた、美白化
粧料を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、このよう
な状況に鑑み、従来技術の難点を改良せんとして鋭意研
究を重ねた結果、特定のクロマン誘導体が、皮脂腺活動
を抑制する皮脂分泌抑制効果及び表皮透過バリア機能を
強化する効果、格段に優れたメラニン生成抑制効果とメ
ラノサイト周辺細胞からの刺激因子の放出抑制効果を有
することを見いだした。また、本発明に係るクロマン誘
導体が、日焼けによるシミ・ソバカス・肌の色黒等を予
防及び治療を目的とした美白化粧料となることも見いだ
し、本発明の完成に至った。
【0014】即ち、本発明は、一般式(I)及び/又は
(II)で示されるクロマン誘導体を有効成分とするメラ
ニン生成抑制剤、表皮透過バリア強化剤、皮脂分泌抑制
剤及び該誘導体を含有する美白化粧料に関する。
【0015】
【化9】
【0016】
【化10】
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に関し
詳述する。
【0018】本発明の美白化粧料に用いられるクロマン
誘導体は公知の物質である(米国特許5605703
号)。しかしながら、本発明の表皮透過バリア改善効
果、皮脂分泌抑制効果、メラニン生成抑制効果及びメラ
ノサイト周囲細胞からの刺激因子の放出抑制効果を併せ
持つことは、全く知られておらず類推も不可能であっ
た。
【0019】本発明に係るメラニン生成抑制剤、表皮透
過バリア強化剤及び皮脂分泌抑制剤は、そのものを単一
の有効成分として用いる他、化粧料その他の皮膚に外用
する組成物、医薬品、医薬部外品等に配合することがで
きる。
【0020】前記一般式(I)及び/又は(II)で示さ
れるクロマン誘導体の本発明の美白化粧料中への配合量
は、総量を基準として、好ましくは、0.001〜5.
0質量%(以下、%とする)が好ましい。0.001%
未満では本発明の目的とする効果に充分ではない場合が
あり、配合量が5.0%を越えても、その増加分に見合
った効果の向上が望めない場合があり、使用時の感触が
悪くなり易く、個々の剤型を保持し難くなる場合があ
る。
【0021】本発明の美白化粧料は、一般に皮膚に塗布
する形の化粧料の他、入浴剤として用いてもよい。剤型
としては、一般的に用いられる、水溶液、W/O型又は
O/W型エマルション、適当な腑形剤等を用いて顆粒剤
その他の粉末、錠剤等とすることが考えられ、具体的に
はクリーム、乳液、化粧水、パック、ジェル、スティッ
ク、シート、パップ等が挙げられる。この美白化粧料
は、例えば、乳液等の場合、油相及び水相をそれぞれ加
熱溶解し、乳化分散して冷却する通常の方法により製造
することができる。
【0022】尚、本発明の化粧料には、上記原料の他に
タール系色素、酸化鉄等の着色顔料、パラベン等の防腐
剤、脂肪酸セッケン、セチル硫酸ナトリウム等の陰イオ
ン性界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレン多価アルコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レン硬化ヒマシ油、多価アルコール脂肪酸エステル、ポ
リグリセリン脂肪酸エステル等の非イオン性界面活性
剤、テトラアルキルアンモニウム塩等の陽イオン性界面
活性剤、ベタイン型、スルホベタイン型、スルホアミノ
酸型、N−ステアロイル−L−グルタミン酸ナトリウム
等の両イオン性界面活性剤、レシチン、リゾフォスファ
チジルコリン等の天然系界面活性剤、1,3−ブチレン
グリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレング
リコール、グリセリン等の多価アルコール、ソルビトー
ル、マルチトール等の糖類、ゼラチン、カゼイン、デン
プン、アラビアガム、カラヤガム、グアガム、ローカス
トビーンガム、ドラガカントガム、クインスシード、ペ
クチン、カラーギナン、アルギン酸ソーダ等の天然高分
子、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、
ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセル
ロースナトリウム、エチルセルロース等の半合成高分
子、ポリビニルアルコール、ポリビニルメチルエーテル
及びコーポリマー、ポリビニルピロリドン、ポリアクリ
ル酸ソーダ、カルボキシビニルポリマー、ポリエチレン
オキシドポリマー等の合成高分子、キサンテンガム等の
増粘剤、酸化チタン等の顔料、ジブチルヒドロキシトル
エン等の抗酸化剤等を、本発明の目的を損なわない範囲
内で適宜配合することができる。
【0023】
【実施例】以下、実施例、比較例及び製造例に基づいて
本発明を詳細に説明する。尚、本発明はこれらに限定さ
れるものではない。尚、以下の試験、実施例等において
使用したクロマン誘導体(II)は、前記一般式(II)に
おいて、R3がCH3O−、R4がHO−のものである。
このものを以下、クロマン(II)と略記する。
【0024】実施例1〜3、比較例1
【0025】(1)メラニン生成抑制試験 B16メラノーマ細胞(3×105個)をφ90mmの
プラスチックシャーレにまき、試料エタノール溶液をエ
タノール終濃度1%となるように添加した10%FBS
−DMEM培地10mLで、37℃、5%CO2雰囲気
下、72時間培養を行った。培養終了後、PBSで洗
浄、トリプシン−EDTAで、細胞を剥がし、遠心し細
胞を採集した。得られた細胞を、5%TCA,エタノー
ル−エーテル=3:1、エーテルで処理した。更に、ソ
ルエン350で溶解し、分光光度計を用いて、波長40
0nmにて吸光度を測定した。一方、試料溶液の代わり
にエタノールのみを加えたものの吸光度を100とし
て、その阻害率(%)を求めた。
【0026】(2)ヒスタミン遊離抑制試験 Wistar系ラット(8週齢)を放血致死させた後、
25mLの0.1%(w/v%)牛血清アルブミン(B
SA)を含有するリン酸緩衝生理的食塩水(PBS)に
より腹腔内を洗浄して腹腔細胞を得た。採取した細胞を
BSA含有PBSにより洗浄し、4℃で40G遠心を5
分間行い細胞を回収する。回収した細胞を再びBSA含
有PBSに懸濁し、5×105/mLの肥満細胞を含有
する濃度に調整する。試料を1.0〜100mg/mL
の濃度でエタノールに溶解して1μLをBSA含有PB
S799μL中に加え、37℃で5分間おいた後、先程
の細胞懸濁液を100μL添加して、15分間37℃に
後に孵置した後、30μmol/LのサブスタンスP溶
液100μLを添加し更に10分間37℃に孵置する。
氷冷した0.1%BSA、及び1%グルコース含有PB
Sを1mL加え反応を停止させる。反応液を、5分間遠
心分離して上清と沈滓にわけ、それぞれのヒスタミン量
をShore等の方法(1959年 JOURNAL OF PHA
RMACOLOGY AND EXPERIMENTAL THERAPEUTICS 127
巻182頁〜186頁)に従い蛍光測定により測定し、
サブスタンスP無添加時のヒスタミン放出量を100と
してその抑制率(%)を求め、阻害率とした。
【0027】 [表1] メラニン生成 ヒスタミン遊離 濃度 抑制試験 抑制試験 化合物名 (%) 阻害率(%) 阻害率(%) 実施例1 クロマン(II) 0.01 未実施 76.5 実施例2 クロマン(II) 0.001 85.0 32.3 実施例3 クロマン(II) 0.0001 39.2 20.3 比較例1 − − 0 0
【0028】諸試験を実施した結果を表1に記載した。
表1に示す如く、実施例1〜3は比較例1に比して顕著
なメラニン生成抑制及びヒスタミン遊離抑制効果を有し
ていた。そして、その抑制効果は濃度依存的であった。
また、メラニン生成抑制の作用機序を別途更に調べる
と、細胞内で産生される抗酸化物質であり炎症時に生じ
るフリーラジカルのスカベンジャーの働きがあり、外部
からの刺激に対し抵抗性を増すメタロチオネインの産生
を誘導していることが判明した。即ち、メラノサイトの
メタロチオネイン産生を誘導することにより一酸化窒
素、エンドセリン、α−MSHその他の刺激によって上
昇するメラノサイトのチロシナーゼ活性の抑制作用を有
し、延いてはメラニン生成抑制を示すことが判明した。
【0029】実施例4、比較例2 (3)有色モルモット紫外線色素沈着抑制試験 除毛したA1系モルモット(6週齢、メス)10匹の背
部皮膚にUVB領域紫外線の最小紅斑量を1ヶ所(2c
m×2cm)に3日間連続照射を行った。照射直後から
3週間試料(各濃度のエタノール溶液)を1日2回塗布
し、3週間後に本部位の色素沈着の指標となるDOPA
陽性細胞数をカウントし、評価結果とした。
【0030】 [表2] 化合物名 濃度 紫外線色素沈着抑制 (%) 試験結果 数/mm2 実施例4 クロマン(II) 1.0 512±10 比較例2 − − 675±10 P<0.001,平均値±標準誤差
【0031】有色モルモット紫外線色素沈着抑制試験を
実施した結果を表2に記載した。実施例4は、UVBに
よる色素沈着に対し、優れた抑制効果を示した。
【0032】実施例5、比較例3 (4)表皮透過バリア改善試験 経皮水分蒸散量(以下、TEWLと略記する)は、連続
発汗測定装置ハイドログラフAMU−100(ケイアン
ドエス社製)を用いて次の通りに測定した。1平方セン
チメートルのカプセルをヘアレスマウス背部皮膚(10
週齢、1群5匹)に密着させ、カプセル内に窒素ガスを
導入(300ミリリットル/分)し、カプセルに送り出
す前とカプセルから回収した後の窒素ガス中の水蒸気量
を測定した。この値の差から、1分当り皮膚1平方セン
チメートルから蒸散する水分量(ミリグラム)を算出
し、TEWLとした。
【0033】0.5%ポリオキシエチレンノニルフェニ
ルエーテル(NP−15;日光ケミカルズ社製)水溶液
(基剤)に、クロマン(II)を表3に記載の通り配合し
た試料を調製した。まず、この試料0.05mLを予め
TEWLを測定した皮膚(直径約2.5cm)に1日1
回、一週間に5回の頻度で1週間連続の塗布を行った
(事前塗布)。その後、事前塗布の最終塗布から3日目
に紫外線B波長(UVB)を0.15J/cm2、1回
照射した。そして、照射後4日目のTEWLを測定し、
試験開始時のTEWLを基準にして、UVBによりTE
WLがどれだけ変動したかを示す相対値であるTEWL
変動率を算出し、基剤群と各群の平均値を比較した。
【0034】TEWL変動率=照射後4日目のTEWL
/試験開始時のTEWL
【0035】 [表3] 化合物名 濃度 TEWL変動率 (%) (4日目) 実施例5 クロマン(II) 0.1 6.8±1.4 比較例3 − − 11.6±1.1 P<0.05,平均値±標準誤差
【0036】結果を表3に記載した。表3に示す如く、
実施例5では比較例3と比較して、明らかにUVBによ
る表皮透過バリアの崩壊が小さく、表皮透過バリアが強
化された。
【0037】実施例6、比較例4〜5 (5)皮脂腺直径抑制試験 エタノール(基剤)に、試験化合物0.1%を溶解し試
料を調製した。そして対照として基剤のみと、ニキビ治
療薬として知られているレチノイン酸(all-trans,シグ
マ社製)0.02%含有したものを用いた。各試料0.
05mLをライノマウスの背部皮膚(18週齢、1群4
匹)に1日1回、一週間に5回の頻度で3週間連続の塗
布を行った。その後、試料の最終塗布から3日目にマウ
スを屠殺し、背部皮膚を採取(2×4cm)した。この
皮膚を0.5%酢酸水溶液に18時間(4℃)浸し、表
皮を剥離した。そして、表皮側を下にしてスライドガラ
スに貼りつけ、アルコール・キシレン系で脱水を行いバ
ルサムで封入した。この標本1枚につき5視野ずつ顕微
鏡下(25倍)での写真を撮影し、1視野で10個の皮
脂腺について直径(長径と短径の平均値)をノギスで測
定した。この直径は皮脂腺の大きさを示し、皮脂腺の活
動が活発であると皮脂腺内に貯留する皮脂が多くなるた
め直径が大きくなり、逆に皮脂腺の活動が抑制されると
貯留した皮脂が減少するため直径が小さくなる。また、
値は同倍率で撮影したミクロメータを用いて換算した値
で示した。その結果を表4に示した。
【0038】 [表4] 化合物名 濃度 皮脂腺直径 (%) (μm) 実施例6 クロマン(II) 0.1 112.25±0.84 比較例4 − − 125.70±3.26 比較例5 レチノイン酸 0.02 64.26±0.59 尚、実施例6と比較例4とは P<0.001,平均値±標準誤差
【0039】本試験の結果から実施例6は、比較例4と
比較して明らかに、皮脂腺直径が小さくなったことが分
かる。一方、実施例6と比較例5を比較すると、比較例
5の方が有効であることが分かる。しかし、皮膚表面の
肉眼観察で、実施例6はまったく皮膚表面に異常は認め
られなかったが、比較例5では多数の落屑とともに炎症
状態であると思われる紅斑が認められ、荒れ肌状態が観
察された。そして、荒れ肌状態の指標である経皮水分蒸
散量を測定すると2mg/cm2/分と非常に高い値が
観察され(正常値及び実施例6は0.02mg/cm2
/分以下の値)、重度な荒れ肌状態であることが分かっ
た。したがって、本発明は皮膚に重大な影響を与えるこ
となく皮脂腺の活動を抑制できることが分かった。
【0040】以下、当該物質が、汎用されている剤型に
利用できるかを調べた。
【0041】実施例7(美白用スキンローション) 下記の調製法により、表5に記載の組成にて、スキンロ
ーションを調製した。
【0042】・調製法 下記表5に記載のB成分をA成分に均一に溶解した後、
A成分とC成分を均一に混合攪拌、分散し次いで容器に
充填する。
【0043】 [表5] 原料成分 配合量(%) (A) ・エタノール 10.0 ・モノラウリン酸ポリオキシエチレン(20) 5.0 ソルビタン ・ジブチルヒドロキシトルエン 0.01 ・香料 0.05 (B) ・クロマン(II) 0.1 (C) ・グリセリン 5.0 ・キサンタンガム 0.1 ・ヒドロキシエチルセルロース 0.1 ・精製水 残量
【0044】実施例7のスキンローションは、製剤とし
ても非常に安定であり、ヒトに連用した場合においても
皮膚刺激は生じず、高い安全性を有していた。また、他
のクロマン誘導体においても同様であった。
【0045】実施例8(スキンクリーム) 下記の調製法により、表6に記載の組成にて、スキンク
リームを調製した。
【0046】・調製法 下記に記載のB成分とA成分に混合したものと、C成分
とを、それぞれ均一に加熱溶解して温度を80℃にす
る。次いで、A成分中にC成分を注入、乳化した後、攪
拌しながら30℃まで冷却する。
【0047】 [表6] 原料成分 配合量(%) (A) ・グリセリンモノステアレート 2.0 ・蜜ロウ 1.0 ・ポリオキシエチレン(6)ソルビタン 1.0 モノオレート ・ワセリン 4.0 ・流動パラフィン 12.0 (B) ・クロマン(II) 1.0 ・1,3−ブチレングリコール 5.0 (C) ・N−ステアロイル−L−グルタミン酸Na 1.0 ・カラギーナン 0.3 ・メチルパラベン 0.1 ・精製水 残量
【0048】実施例8のスキンクリームは、製剤として
も非常に安定であり、ヒトに連用した場合においても皮
膚刺激は生じず、高い安全性を有していた。また、他の
クロマン誘導体においても同様であった。
【0049】実施例9及び10(美容液) 下記の調製法、組成にて、美容液を調製した。
【0050】・調製法 A成分とB成分をそれぞれ均一に溶解分散した後、A成
分とB成分を混合攪拌、分散し、次いで容器に充填す
る。
【0051】 原料成分 配合量(%) 実施例9 実施例10 (A) ・1,3−ブチレングリコール 5 5 ・ジプロピレングリコール 0 5 ・エタノール 0 5 ・クロマン(II) 0.1 0.5 ・ラフィノース 1 1 ・ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(80) 0.1 0.1 ・香料 0.02 0.02 (B) ・フェノキシエタノール 0.2 0.2 ・ペクチン 0 0.05 ・キサンタンガム 0.05 0.1 ・ヒアルロン酸ナトリウム 0.05 0 ・カラギーナン 0 0.1 ・B16ポリマー(注A) 0.05 0.01 ・クエン酸ナトリウム 0.05 0.1 ・スギナ抽出液 0.1 0.1 ・ジイソプロピルアミンジクロロ酢酸 0.2 0.2 ・γ−アミノ−β−ヒドロキシ酪酸 0.2 0.2 ・グリチルリチン酸ジカリウム 0.2 1 ・デカルボキシカルノシン塩酸塩 0.05 0.05 ・ハイビスカスエキス 0.2 0.5 ・ニンジンエキス 0.1 1.0 ・乳酸菌培養液 0.1 0.1 ・精製水 残量 残量 注A;微生物(アルカリゲネス・レータスB−16株 寄託番号FERM BP −2015)の産生する多糖類
【0052】実施例11及び12(O/W型クリーム) 下記の調製法、組成にて、O/W型クリームを調製し
た。
【0053】・調製法 B成分をA成分に混合したものと、C成分とを、それぞ
れ均一に加熱溶解して温度を80℃にする。次いで、C
成分中にA成分を注入、乳化した後、攪拌しながら30
℃まで冷却する。
【0054】 原料成分 配合量(%) 実施例11 実施例12 (A) ・ステアリン酸 1 1 ・イソステアリン酸 0 1 ・モノステアリン酸グリセリン 2 2 ・ベヘニルアルコール 2 2 ・サラシミツロウ 1 1 ・ミリスチン酸セチル 1 1 ・セスキオレイン酸ソルビタン 1 1 ・N−ステアロイルフィトスフィンゴシン 0.1 0.1 ・水素添加レシチン 0.1 0.1 ・植物スクワラン 5 5 ・ミリスチン酸オクチルドデシル 5 5 (B) ・1,3−ブチレングリコール 5 10 ・クロマン(II) 0.2 1 (C) ・火棘抽出液 0.1 0.3 ・水溶性甘草抽出物 0 0.1 ・尿素 0 0.5 ・濃グリセリン 5 5 ・パラオキシ安息香酸エステル 0.2 0.2 ・N−アセチルグルコサミンオリゴマー 0.1 0.1 ・アスコルビン酸グルコシド 0.2 0.2 ・γ−アミノ酪酸 0.1 0.1 ・N−ステアロイルグルタミン酸ナトリウム 0.2 0.2 ・アルキル変性カルボキシビニルポリマー 0.1 0.2 ・B16ポリマー(注A) 0.05 0.01 ・茶の実エキス 0.001 0.1 ・ニコチン酸アミド 0.1 0.1 ・ザルコシン 0.1 0.1 ・精製水 残量 残量 注A;微生物(アルカリゲネス・レータスB−16株 寄託番号FERM BP −2015)の産生する多糖類
【0055】実施例13〜15(O/W型乳液) 下記の調製法、組成にて、O/W型乳液を調製した。
【0056】・調製法 B成分をA成分に混合したものと、C成分とをそれぞれ
均一に加熱溶解して温度を80℃にする。次いで、C成
分中にA成分を注入、乳化した後、攪拌しながら30℃
まで冷却する。
【0057】 原料成分 配合量(%) 実施例13 実施例14 実施例15 (A) ・デカメチルシクロペンタシロキサン 10 10 10 ・イソステアリン酸イソステアリル 1 0 0 ・オリーブ油 0 1 0 ・マカデミアナッツ油 0 0 1 ・ユーカリ油 0.1 0 0.1 ・ヘキシルデカノール 1 0.1 0 ・ニコチン酸dl−αトコフェロール 0 0.1 0 ・ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60) 2 2 2 ・球状シリコーン粉体(注1) 1 1 5 (B) ・1,3−ブチレングリコール 5 10 10 ・クロマン(II) 0.02 0.2 2 (C) ・水溶性葉緑素 0.02 0.05 0.02 ・サルビア抽出液 0 0.3 0.1 ・ソルビトール液 3 3 3 ・ポリエチレングリコール4000 1 2 5 ・カルボキシビニルポリマー 0.2 0.2 0.1 ・キサンタンガム 0 0 0.1 ・糖セラミド(注2) 0.1 0.1 0.1 ・パラオキシ安息香酸エステル 0.2 0.2 0.2 ・ジオウエキス 0.01 0.1 1.0 ・メバロノラクトン 0.5 0.5 0.5 ・エデト酸塩 0.02 0.02 0.02 ・水酸化カリウム 0.05 0.05 0.02 ・精製水 残量 残量 残量 注1;東芝シリコーン社製 トスパール2000B* 注2;紀文フードケミカル社製 バイオセラミド
【0058】実施例16〜18(W/O型乳化物) 下記の調製法、組成にて、W/O型乳化物を調製した。
【0059】・調製法 B成分をA成分に混合したものと、C成分とをそれぞれ
均一に加熱溶解して温度を80℃にする。次いで、A成
分中にC成分を注入、乳化した後、攪拌しながら30℃
まで冷却する。
【0060】 原料成分 配合量(%) 実施例16 実施例17 実施例18 (A) ・共変性シリコーン(注3) 2 2 0 ・ポリオキシエチレン変性 0 2 2 シリコン分散液(注4) ・モノイソステアリン酸ソルビタン 0 0 2 ・スクワラン 0 0 10 ・デカメチルシクロペンタシロキサン 15 20 10 ・メチルポリシロキサン 5 2 3 ・長鎖分岐脂肪酸コレステリル(注5) 0 0 3 ・シリコーンエラストマー分散液(注6) 5 2 1 (B) ・1,3−ブチレングリコール 5 5 10 ・クロマン(II) 0.05 0.1 0.5 (C) ・甘草抽出物 0.1 0.1 0.1 ・水溶性葉緑素 0.02 0.05 0.05 ・塩化ナトリウム 1 1 1 ・濃グリセリン 5 5 5 ・ラフィノース 1 1 1 ・パラオキシ安息香酸エステル 0.3 0.3 0.3 ・N−メチル−L−セリン 0.5 0.5 0.5 ・つばき種子エキス 0.001 0.01 0.1 ・精製水 残量 残量 残量 注3;ゴールドシュミット社製 ABIL EM90 注4;東レ・ダウコーニング・シリコーン社製 BY22−008 注5;日本精化社製 YOFCO CLE−NH 注6;東レ・ダウコーニング・シリコーン社製 トレフィルE−507 (実施例18のみ トレフィルE−508使用)
【0061】実施例19〜21(サンスクリーン) 下記の調製法、組成にて、サンスクリーンを調製した。
【0062】・調製法 下記に記載のB成分とA成分に混合したものと、C成分
とを、それぞれ均一に加熱溶解して温度を80℃にす
る。次いで、A成分中にC成分を注入、乳化した後、攪
拌しながら30℃まで冷却する。
【0063】 原料成分 配合量(%) 実施例19 実施例20 実施例21 (A) ・ジオクチルエーテル 22 15 10 ・共変性シリコーン(注7) 2 2 2 ・モノイソステアリン酸 0 0 2 ソルビタン ・トリ2−エチルヘキサン酸 0 0 5 グリセリル ・硬化油 0 0 0.1 ・メチルフェニルポリシロキサン 0 3 0 ・マカデミアナッツ脂肪酸 0 0 2 フィトステアリル ・パラメトキシ桂皮酸 0 7 7 2−エチルヘキシル ・酸化チタン 5 0 4 ・酸化亜鉛 5 0 4 (B) ・1,3−ブチレングリコール 10 10 10 ・クロマン(II) 0.01 0.1 1 ・カンゾウフラボノイド 0.01 0.001 0.1 (C) ・塩化マグネシウム 1 1 1 ・グリシン 0.1 0.1 0.1 ・フェノキシエタノール 0.3 0.3 0.3 ・ハイビスカスエキス 1 1 1 ・アロエ抽出物 0.1 0.1 0.1 ・精製水 残量 残量 残量 注7;ゴールドシュミット社製 ABIL EM90
【0064】
【発明の効果】以上記載の如く、本発明は、コメドの形
成及び発達を防止する皮脂腺活動を抑制する効果及び表
皮透過バリア機能を強化し、表皮透過バリアの崩壊も迅
速に改善する効果を有している。そして、紫外線曝露等
による肌の色黒、しみ、そばかす、くすみ等の皮膚色調
変化の改善に有効であり、メラノサイト周囲細胞からの
刺激因子の放出抑制効果を有する安全性の高い美白化粧
料を提供するものである。更に、皮膚刺激が無い等、優
れた安全性、製剤的に安定な美白化粧料を提供できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA082 AA112 AA122 AB032 AB212 AB242 AB332 AC012 AC022 AC072 AC102 AC122 AC132 AC172 AC242 AC262 AC302 AC392 AC442 AC472 AC482 AC532 AC622 AC662 AC682 AC841 AC842 AC852 AD092 AD162 AD172 AD282 AD312 AD332 AD352 AD372 AD392 AD532 AD572 AD642 AD662 CC04 CC05 CC19 DD27 DD31 DD33 EE16 EE17

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I)及び/又は(II)で示され
    るクロマン誘導体を含有する美白化粧料。 【化1】 【化2】
  2. 【請求項2】 一般式(I)及び/又は(II)で示され
    るクロマン誘導体を有効成分とするメラニン生成抑制
    剤。 【化3】 【化4】
  3. 【請求項3】 一般式(I)及び/又は(II)で示され
    るクロマン誘導体を有効成分とする表皮透過バリア強化
    剤。 【化5】 【化6】
  4. 【請求項4】 一般式(I)及び/又は(II)で示され
    るクロマン誘導体を有効成分とする皮脂分泌抑制剤。 【化7】 【化8】
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