JP2001001969A - 電動式自転車 - Google Patents

電動式自転車

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JP2001001969A
JP2001001969A JP11177924A JP17792499A JP2001001969A JP 2001001969 A JP2001001969 A JP 2001001969A JP 11177924 A JP11177924 A JP 11177924A JP 17792499 A JP17792499 A JP 17792499A JP 2001001969 A JP2001001969 A JP 2001001969A
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Kazumi Nishimura
和己 西村
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正志 川崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外観を通常の自転車により近づけると共に、
充電の際にバッテリーを取り出しやすくした電動式自転
車を提供すること。 【解決手段】 ハンドル4が、フレームヘッドパイプ2
の上端から内部にその下部が挿入されるハンドル支持部
41と、前記ハンドル支持部41から上方に二股に分離
し、その中央部が外側に折れ曲がって略上下逆L字状に
なっている2本のハンドル本体42とからなり、前記上
方に二股に分離した2本のハンドル本体42の間にバッ
テリー50を内装するバッテリーホルダー51が挟備さ
れている、電動式自転車。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電動式自転車に関
し、より詳細には、2本のハンドル本体の間にバッテリ
ーケースを挟備させることにより、外観を通常の自転車
により近づけることができると共に、充電の際にバッテ
リーを取り出しやすくした電動式自転車に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自転車にバッテリー、モーター等
からなる推進補助機構を備え、特に低速時にモーターの
駆動力を利用して走行をアシストする電動式自転車が市
販されている(特許第2623419号公報等を参照の
こと)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常の自転車には備え
られないが、電動式自転車に必要なバッテリー、モータ
ー、制御装置等から成る推進補助機構は、図9に示すよ
うに、自転車のメインフレームの周囲を取り囲むケース
91に内装された状態で備えられるが、このケース91
は外観上、非常に目立ってしまっている。推進補助機構
は、自転車のメインフレームではなく、図10に示すよ
うに、サドル9下部の後方にケース91に内装されるこ
ともあるが、これでもケース91が非常に目立ってしま
っている。
【0004】また、必要に応じてバッテリーを充電する
必要があるが、電源をとりやすくするために、バッテリ
ーをケース91内部に着脱することができるようになっ
ている。しかし、図9および図10に示されるような電
動式自転車におけるケース91は自転車の下部に備えら
れているため、特に駐輪場のように、多くの自転車が並
列に並べられるところでは、隣接する自転車が邪魔とな
って、自転車の下部に備えられたケース91からバッテ
リーを取り出しにくい。
【0005】ところで、このような電動式自転車は、通
常の自転車としても使えるように、推進補助機構の入り
・切りを制御するスイッチがケース91に設けられてい
ることが多いが、上述のように、ケース91が自転車の
下部に設けられているために駐輪場ではスイッチを操作
しにくい。特に、このスイッチをオン・オフのどちらに
するかは、通常、乗車時に決めるため、駐輪場でスイッ
チを操作しにくいのは大きな問題であった。
【0006】本発明は上記課題を解決するためになさ
れ、その主な目的とするところは、外観を通常の自転車
により近づけると共に、充電の際にバッテリーを取り出
しやすくした電動式自転車を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明に係る電動式自転車は、ハンドル4が、フレームヘッ
ドパイプ2の上端から内部にその下部が挿入されるハン
ドル支持部41と、ハンドル支持部41から上方に二股
に分離し、その中央部が外側に折れ曲がって略上下逆L
字状になっている2本のハンドル本体42とからなり、
上方に二股に分離した2本のハンドル本体42の間にバ
ッテリー50を内装するバッテリーホルダー51が挟備
されている。
【0008】ハンドル支持部41と2本のハンドル本体
42との間に平面上の載置台44が設けられ、2本のハ
ンドル本体42は載置台44の左右両脇からそれぞれ上
方に分離していると共に、載置台44にバッテリーホル
ダー51が載置されていることが好ましい。
【0009】フレームヘッドパイプ2およびハンドル支
持部41の略回転中心軸上にバッテリー50の重心が位
置していることも好ましい。
【0010】バッテリーホルダー51の前面に前照灯5
2が備えられると共に、速度・トルク検出器からの情報
を元にモーター6の駆動およびバッテリー50を制御す
るコントロールユニットがバッテリーホルダー51に備
えられていることも好ましい。また、バッテリーホルダ
ー51の上面に自転車の状態を示す表示部が設けられて
いることも好ましい。
【0011】1つの実施の態様においては、バッテリー
50の使用・不使用をスイッチ55により切り替えるこ
とができると共に、スイッチ55はバッテリーホルダー
51の外面に設けられている。また、2本のハンドル本
体42は中空の金属パイプであって、速度・トルク検出
器とコントロールユニットとを、またはモーター6とコ
ントロールユニットとを接続するケーブル54が、2本
のハンドル本体42の少なくとも片方に内挿されている
ことが好ましい。
【0012】バッテリーホルダー51または2本のハン
ドル本体42に、速度・トルク検出器とコントロールユ
ニットとを、またはモーター6とコントロールユニット
とを接続するケーブル54を固定するケーブル54固定
具が備えられていることも好ましい。また、バッテリー
ホルダー51の前面に通気口53が設けられていること
も好ましい。
【0013】1つの実施の態様においては、前ホーク3
はフレームヘッドパイプ2の下端から内部に挿通される
中空筒状のパイプ挿通部31、およびパイプ挿通部31
から下方に二股に分離して前輪7を挟み、その先端が前
輪7の中心軸71に連結された2本の前ホーク本体32
からなり、フレームヘッドパイプ2、パイプ挿通部3
1、およびハンドル支持部41は円筒状であり、上端に
複数のスリット33は上下方向に切られたパイプ挿通部
31がハンドル支持部41に外嵌し、パイプ挿通部31
の上端周面を円環状に取り囲むハンドル固定バンド45
はパイプ挿通部31の上端周面を押圧してパイプ挿通部
31およびハンドル支持部41を固定している。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電動式自転車
を図面と共に詳細に説明する。図1に示すように、本発
明に係る電動式自転車1は、通常の電動式自転車と同様
に、前輪7、後輪8、サドル9等を備えているが、通常
の電動式自転車において通常通りに用いられている部材
については、説明を省略する。
【0015】本発明に係る電動式自転車1は、自転車の
前半分と後半分とを連結するメインフレーム29の前端
に溶接またはろう接された金属製のフレームヘッドパイ
プ2を備えている。このフレームヘッドパイプ2の下側
には、図8に示すようなパイプ挿通部31と前ホーク本
体32とからなる前ホーク3が備えられている。より詳
細に説明すると、このフレームヘッドパイプ2の下端か
らは、図8に示すような前ホーク3のパイプ挿通部31
が挿通されている。このパイプ挿通部31は中空筒状で
あり、このパイプ挿通部31から下方に向けて2本の前
ホーク本体32が二股に分離している。そして、これら
の2本の前ホーク本体32は、図2などに示されるよう
に、前輪7を挟むと共に、その先端が前輪7の中心軸7
1に連結され、電動式自転車1の自重および運転者の体
重を前輪7に伝えている。
【0016】一方、フレームヘッドパイプ2の上端に
は、図2に示されるように、ハンドル支持部41と2本
のハンドル本体42とからなるハンドル4が備えられ
る。より詳細に説明すると、フレームヘッド2の上端に
は、ハンドル4のハンドル支持部41の下部が挿入され
ており、このハンドル支持部41からは上方に2本のハ
ンドル本体42が二股に分離している。図3に示される
ように、上方に分離した2本のハンドル本体42の中央
部はそれぞれ外側に折れ曲がっており、その先端にはゴ
ム等からなる筒状のグリップ43が金属製のハンドル本
体42に被せられている。また、ハンドル本体42の先
端からは、内側下方に向けてブレーキレバー46が設け
られている。
【0017】本発明においては、このように形成された
2本のハンドル本体42の間に、図4および図5に示す
ようにバッテリーホルダー51を挟備する。バッテリー
ホルダー51は、図5に示すように、2本のハンドル本
体42にそれぞれビス止め、接着などにより確実に固定
されている。このように、本発明においては、2本のハ
ンドル本体42の間にバッテリーホルダー51を挟むよ
うにして備えているので、バッテリーホルダー51を確
実に固定することができると共に、これに内装されるバ
ッテリー50を確実に保持することができる。
【0018】このように、本発明においては、バッテリ
ー50を内装するバッテリーホルダー51が2本のハン
ドル本体42に挟むようにして自転車の上部に設けられ
るため、外観上、バッテリーホルダー51を目立たなく
することができる。さらに、バッテリーホルダー51
は、バッテリー50をその内部に着脱することができる
ようになっているが、バッテリー50を着脱する際に
は、自転車の上部に設けられたバッテリーホルダー51
の内部に着脱すればよいので、バッテリー50を取り出
しにくいと言うこともなくなる。特に、多くの自転車が
並列に並べられた駐輪場であっても、単にバッテリーホ
ルダー51から上方向にバッテリー50を引き抜くだけ
で取り出すことができ、隣接する自転車が邪魔になら
ず、バッテリー50を容易に取り出すことができる。
【0019】図3に示すように、バッテリーホルダー5
1がない場合には、一方のハンドル本体42から加えら
れたハンドル4に対する回転力は、他方のハンドル本体
42とは無関係にハンドル支持部41に伝えられるが、
2本のハンドル本体42の間にバッテリーホルダー51
が備えられた場合には、上記回転力がバッテリーホルダ
ー51を介して他方のハンドル本体42にも伝わる。こ
のように、バッテリーホルダー51は、2本のハンドル
本体42の補強部材としての役割も有する。
【0020】また、運転者が本発明に係る電動式自転車
1に乗車した際には、2本のハンドル本体42の間にバ
ッテリーホルダー51が位置しているので、バッテリー
50の状態を乗車中に確認できる。また、バッテリーホ
ルダー51の上面に自転車の状態例えば、速度、走行距
離、走行時間、バッテリーの電力残量などを示す表示部
(図示せず)を設けることもできる。この場合には、走
行中に運転者に自転車の状態を知らせることができる。
【0021】図3に示されるように、ハンドル支持部4
1とハンドル本体42との間には、平面上の載置台44
が設けられ、この載置台44にバッテリーホルダー51
を備えることが好ましい。これにより、バッテリーホル
ダー51をぐらつかせず、より確実および安全に2本の
ハンドル本体42の間に位置させることができる。特
に、バッテリー50自体はかなりの重量約3Kgがある
一方、通常、バッテリーホルダー51は所定の形状に形
成されたプラスチックから作製されているので、2本の
ハンドル本体42のみでバッテリー50の重量を支える
場合には、バッテリー50の重量に耐えかねてバッテリ
ーホルダー51が破損する場合があるが、上記のよう
に、平面上の載置台44上にバッテリーホルダー51を
載置することにより、バッテリー50の重量は載置台4
4によっても支えられるので、そのようなバッテリーホ
ルダー51の破損を防止することができる。なお、この
ように載置台44が設けられる場合には、2本のハンド
ル本体42は、図3に示すように、載置台44の左右両
脇から上方に延出する。
【0022】また、パイプ挿通部31およびハンドル支
持部41を円筒状とし、これらの略中心軸上にバッテリ
ー50の重心が位置するようにすると、角を曲がるとき
などのように、ハンドル4を左右どちらかに回転させた
時に生じる慣性モーメントの影響を抑制することができ
ると共に、走行中においてハンドル4がふらつくことも
抑制できるので、運転者がハンドル4を操作しやすくな
る。
【0023】バッテリーホルダー51の前面には、図4
に示すように、前照灯52が備えられると共に、バッテ
リーホルダー51には、速度・トルク検出器からの情報
を元にモーター6の駆動速度を制御するコントロールユ
ニット(図示せず)が備えられていることが好ましい。
コントロールユニットは、バッテリーホルダー51内部
に備えられることが好ましい。なぜなら、コントロール
ユニットに対する風雨の影響を防止できるように、コン
トロールユニットが露出している電動式自転車とは異な
り、コントロールユニットを保護することができるから
である。
【0024】前照灯、コントロールユニット、およびバ
ッテリーホルダーを別々に設けることと比較して、前照
灯52およびコントロールユニットをバッテリーホルダ
ー51に備えることにより、電動式自転車1を組み立て
る際の部品点数を減らすことができる。このようにし
て、電動式自転車1をコンパクトにすることができると
共に、前照灯52およびコントロールユニットに対する
電源をバッテリー50から供給するようにすれば、これ
ら3つを別々に設けた場合と比較して、前照灯52等と
バッテリー50との間の配線を少なくすることができ、
各部品の信頼性を向上させることができる。
【0025】従来の電動式自転車は、チェーン機構の近
傍に設けられるモーターとコントロールユニットとを1
つのケースで隠していたため、モーター6またはコント
ロールユニットに対してメンテナンスを行う場合には、
ケースをはずす必要があるだけでなく、ケースをはずし
た後にも複雑に組み込まれた部品を外してコントロール
ユニットを取り出す必要がある場合があったが、本発明
においては、モーター6は従来通りチェーン機構の近傍
に設けられる一方、コントロールユニットはバッテリー
ホルダー51に備えられる。このように、コントロール
ユニットとモーター6とを分離させることによって、メ
ンテナンスを行う際の作業を容易にすることができるだ
けでなく、モーター6およびコントロールユニットの耐
久性、信頼性、生産性、および操作性を向上させること
ができる。さらに、チェーン機構の近傍にはモーター6
のみが設けられるので、モーター6を小さく見せること
ができるので、本発明に係る電動式自転車1は、外観
上、優れた自転車となる。
【0026】また、前照灯52をバッテリーホルダー5
1の前面に備えることにより、図4に示すように、外観
上、バッテリーホルダー51全体を前照灯52と認識さ
せることができるので、よりバッテリーホルダー51が
目立つことを抑制できると共に、外観上、より優れたも
のとなる。
【0027】本発明においては、バッテリー50の使用
・不使用を、バッテリーホルダー51の外面に設けたス
イッチ55により切り替えることができる。より詳細に
説明すると、本発明において用いられるバッテリーホル
ダー51は、図6に示すように、乗車位置から見て手前
側の一側面正面および上面の一部が開口しており、ここ
からバッテリー50をバッテリーホルダー51内に装着
する。バッテリーホルダー51の上面には鍵穴(図示せ
ず)が設けられており、この鍵穴に所定の鍵551を挿
入して電源入りにする。すると、バッテリー50からモ
ーター6およびコントロールユニットに電源が供給さ
れ、運転者は本発明に係る電動式自転車1を電動式自転
車として運転することができる。逆に、電源を切りにす
ると、バッテリー50から電源が供給されなくなり、運
転者は本発明に係る電動式自転車1を通常の自転車とし
て運転することができる。上記において用いられる鍵機
構は、バッテリーホルダー51の上面内側に設けられて
いる。このように、本発明においては、バッテリー50
の使用・不使用を切り替えるスイッチ55がバッテリー
ホルダー51の外面に設けられているので、運転者がス
イッチ55を操作しやすいという利点がある。
【0028】図6の説明においては、バッテリー50の
使用・不使用を切り替えるスイッチ55として、バッテ
リーホルダー51の上面内側に設けられた鍵機構を説明
したが、本発明においては、これに限定されず、例え
ば、ボタン式スイッチ等であってもよい。ただし、より
確実な切り替えができることと、駐輪場等におけるいた
ずらによりバッテリー50が放電してしまうことがない
ように、上記のような鍵機構が好ましい。また、この鍵
551による電源入り/切りと連動して、バッテリー5
0をバッテリーホルダー51内にロックすることができ
るようにすると、鍵機構が1つで済むので、本発明に係
る電動式自転車1をコンパクトにすることができると共
に、簡単に鍵機構を操作することができる。さらに、バ
ッテリーホルダー51が前照灯52およびコントロール
ユニットを備える場合には、これら前照灯52等のよう
に電源を使用する各部品がバッテリーホルダー51に集
中させることができるので、部品点数を減らすことがで
きると共に、各部品の信頼性を向上させることができ
る。
【0029】本発明においては、上述したように、速度
・トルク検出器からの情報を元にモーター6の駆動速度
を制御するコントロールユニットがバッテリーホルダー
51に備えられることが好ましいが、モーター6はチェ
ーン機構近傍に位置しているので、コントロールユニッ
トとモーター6との間をケーブル54で接続する必要が
ある。また、速度・トルク検出器は、自転車のクランク
軸28内に設けられていることが多いので、速度・トル
ク検出器とコントロールユニットとの間もケーブル54
で接続する必要がある。なお、「速度・トルク検出器」
とは、速度またはトルクのいずれかを検出する検出器で
あってもよく、または速度およびトルクのいずれをも検
出する検出器であっても良い。また、コントロールユニ
ットに伝達される情報は、必ずしも速度・トルク検出器
のみから得られる情報に限らず、他の検出器等からコン
トロールユニットに情報が伝達されてもよい。
【0030】しかし、このようなケーブル54は電波ノ
イズ等を拾ってしまうことがあり、この電波ノイズは、
コントロールユニット、速度・トルク検出器、モーター
6等に悪影響を与え、最悪の場合、誤動作の原因ともな
る。そこで、本発明においては、図4に示すように、2
本のハンドル本体42を中空の金属パイプとし、バッテ
リーホルダー51内のコントロールユニット内から、2
本のハンドル本体42の内部を通ってケーブル54が速
度・トルク検出器並びにモーター6に接続されているこ
とが好ましい。このように、金属パイプ内にケーブル5
4を通すことにより、ケーブル54に対する電波ノイズ
を最小限に抑制することができる。
【0031】本発明においては、2本のハンドル本体4
2のうち、少なくともいずれか1本の内部に2本のケー
ブル54が通っていてもよく、または2本のケーブル5
4はそれぞれ2本のハンドル本体42内を通っていても
よい。また、このように、ケーブル54を金属パイプか
らなる2本のハンドル本体42に内挿することに代え
て、周面に金属膜を形成することにより電波ノイズシー
ルドが施されたケーブル54を用いてもよい。なお、い
うまでもないが、バッテリーホルダー51および2本の
ハンドル本体42には孔(図示せず)が適宜設けられて
おり、この孔にケーブル54が貫通している。
【0032】ケーブル54をハンドル本体42に内挿し
ない場合、ケーブル54はバッテリーボックス51の前
方を横切ることがあり、バッテリーボックス51の前面
に備えられる前照灯52の邪魔になってしまうが、図4
のように、ケーブル54をハンドル本体42に内挿する
と、ケーブル54が前照灯52の邪魔をすることもなく
なる。また、これと同様に、ケーブル54が邪魔になら
ないので、バッテリーホルダー51からバッテリー50
を取り出しやすくなる。また、図5に示すように、バッ
テリー50には、バッテリー残量計501を設け、運転
者にバッテリー50の残量を知らせるようにしてもよい
が、この場合においても、ケーブル54をハンドル本体
42に内挿することにより、運転者がバッテリー50の
残量を知ろうとした時にケーブル54が邪魔になること
がない。なお、ハンドル本体42内には、これに内挿さ
れるケーブル54を固定するケーブル固定具(図示せ
ず)を設けておくことによっても、ケーブル54が邪魔
になることがなくなる。このようなケーブル固定具は、
必要に応じてバッテリーホルダー51内に設けても良
い。また、この場合、必要に応じて、バッテリー50と
コントロールユニットとの間のケーブル(図示せず)も
また、ケーブル固定具により固定してもよい。
【0033】バッテリーホルダー51内のバッテリー5
0は冷却された方が好ましいので、図4に示すように、
バッテリーホルダー51の前面に、通気口53を設ける
ことが好ましい。特に、本発明のように、バッテリーホ
ルダー51の前面に通気口53を設けると、走行中、自
転車の前面から受ける風が通気口53に入ってくるの
で、効率よくバッテリー50を冷却することができる。
【0034】また、本発明においては、図7、図8に示
されるように、フレームヘッドパイプ2、パイプ挿通部
31、およびハンドル支持部41が円筒状であると共
に、図8に示すように、パイプ挿通部31の上端に複数
のスリット33が切られている。このようなパイプ挿通
部31をフレームヘッド2の下端から貫通させ、パイプ
挿通部31の上端をフレームヘッド2の上端から突出さ
せる。一方、ハンドル4のハンドル支持部41は、フレ
ームヘッド2の上端から挿入されるが、このとき、図7
に示すように、パイプ挿通部31をハンドル支持部41
に外嵌させる。すなわち、外側から、フレームヘッド
2、パイプ挿通部31、ハンドル支持部41のようにこ
れらを重ね合わせる。
【0035】次に、図5および図7に示すように、フレ
ームヘッド2の上端から突出したパイプ挿通部31に、
円環状のハンドル固定バンド45を取り付け、パイプ挿
通部31を固定バンド45により円環状に取り囲む。ハ
ンドル固定バンド45は、平面視Ω字状であり、円環部
451および向かい合った2つの締合部452からな
る。締合部452には透孔453が設けられており、2
つの締合部452の透孔453は重なり合うようになっ
ている。
【0036】このような透孔453に1本のボルト(図
示せず)を挿通し、このボルトとナットとの間に締合部
452を挟む。ボルトを締めると、円環部451がパイ
プ挿通部31の周面を押圧する。押圧されるパイプ挿通
部31にはスリット33が切られているので、パイプ挿
通部31は、その口径が小さくなるようにしてハンドル
支持部41の周面に密着する。こうして、パイプ挿通部
31の周面がハンドル固定バンド45により押圧される
ことにより、パイプ挿通部31とハンドル支持部41と
が確実に固定される。逆に、ボルトを緩めると、上記押
圧が解除され、パイプ挿通部とハンドル支持部41とが
分離し、ハンドル支持部41の高さを自由に調節でき
る。
【0037】このように、本発明においては、ハンドル
支持部41の高さを自由かつ容易に調節することができ
る。また、従来では、ハンドル支持部41の高さを任意
に調節するために、いわゆる引き上げボルトをフレーム
ヘッドパイプ2内に設けていたが、この引き上げボルト
のため、自転車の重量が増しているという問題があった
が、本発明においては、このような引き上げボルトを用
いず、ハンドル固定バンド45によりハンドル支持部4
1を固定・解除することができるので、本発明に係る電
動式自転車1を軽量化することができる。
【0038】なお、上記では、ボルトとナットとを用い
たが、2つの透孔453に所定形状の雌ねじを刻設し、
この透孔453に1本のボルトを螺合させることによ
り、ボルトを締める方向に回転(通常、右回転)させた
場合には2つの締合部452が近づいてパイプ挿通部3
1が締め付けられ、ボルトを緩める方向に回転(通常、
左回転)させた場合には、2つの締合部452が遠ざか
ってパイプ挿通部31に対する締め付けが解除されるよ
うに構成してもよい。
【0039】
【発明の効果】本発明においては、2本のハンドル本体
42の間にバッテリーホルダー51が挟むようにして備
えられているので、バッテリーホルダー51を確実に固
定することができる。また、このようなバッテリーホル
ダー51は外観上、そう目立つものではない。さらに、
このようなバッテリーホルダー51は、自転車の上部に
設けられているので、バッテリー50を着脱しやすいと
いう利点がある。なお、バッテリーホルダー51は、2
本のハンドル本体42の補強部材としての役割も有す
る。
【0040】平面上の載置台44が設けられ、この上に
バッテリーホルダー51が載置される場合には、バッテ
リーホルダー51をぐらつかせず、より確実および安全
に2本のハンドル本体42の間に位置させることができ
る。さらに、バッテリー50の重量に耐えかねてバッテ
リーホルダー51が破損することも防止することができ
る。
【0041】パイプ挿通部31およびハンドル支持部4
1の略中心軸上にバッテリー50の重心が位置するよう
にすると、慣性モーメントの影響を抑制することができ
ると共に、走行中にハンドル4がふらつくことも抑制で
き、運転手にとってはハンドル操作が容易になる。
【0042】前照灯52およびコントロールユニットを
バッテリーホルダー51に備えることにより、電動式自
転車1を組み立てる際の部品点数を減らすことができ
る。また、各部品の信頼性を向上させることができる。
【0043】また、ケーブル54を金属製のハンドル本
体42に内挿することにより、ケーブル54に対する磁
気ノイズ等を抑制することができる。さらに、ケーブル
54をケーブル固定具に固定することにより、ケーブル
54が邪魔になることがなくなる。
【0044】バッテリーホルダー51の前面に通気口5
3が設けられることにより、バッテリーホルダー51に
内装されるバッテリー50を効率よく冷却することがで
きる。
【0045】ハンドル固定バンド45を用いることによ
り、ハンドル4の高さを自由かつ容易に調節することが
できると共に、自転車の軽量化を図ることができる。
【0046】以上、説明したように、本発明により、外
観を通常の自転車により近づけると共に、充電の際にバ
ッテリーを取り出しやすくした電動式自転車1を提供す
ることができる。なお、フレームヘッドパイプ2等、人
の目に付く部材には、適宜塗装が施されていることは言
うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動式自転車1の側面図
【図2】本発明に係る電動式自転車1の前部側面図の拡
大図
【図3】バッテリーホルダー51が備えられていない本
発明に係る電動式自転車1のハンドル4を上斜め方向か
ら見た図
【図4】本発明に係る電動式自転車1の正面図
【図5】バッテリホルダー51およびバッテリー50を
備えた本発明に係る電動式自転車1のハンドル4を上方
から見た図
【図6】バッテリー50を取り外された状態における本
発明に係る電動式自転車1のハンドル4を上方から見た
【図7】(a) 前ホーク3のパイプ挿通部31が締め
付けられる、本発明に係る電動式自転車1のフレームヘ
ッドパイプ2、前ホーク3、およびハンドル4の側面図 (b) (a)の分解図
【図8】本発明における電動式自転車1において用いら
れる前ホーク3の正面図
【図9】従来の電動式自転車の側面図
【図10】従来の他の電動式自転車の斜め正面図
【符号の説明】
1…電動式自転車 2…フレームヘッド
パイプ 28…クランク軸 29…メインフレー
ム 3…前ホーク 31…パイプ挿通部 32…前ホーク本体 33…スリット 4…ハンドル 41…ハンドル支持
部 42…ハンドル本体 43…グリップ 44…載置台 46…ブレーキレバ
ー 45…ハンドル固定バンド 451…円環部 452…締合部 453…透孔 50…バッテリー 501…バッテリー
残量計 51…バッテリーホルダー 52…前照灯 53…通気口 54…ケーブル 55…スイッチ 551…鍵 6…モーター 7…前輪 71…中心軸 8…後輪 9…サドル 91…ケース

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドル(4)が、フレームヘッドパイ
    プ(2)の上端から内部にその下部が挿入されるハンド
    ル支持部(41)と、前記ハンドル支持部(41)から
    上方に二股に分離し、その中央部が外側に折れ曲がって
    略上下逆L字状になっている2本のハンドル本体(4
    2)とからなり、前記上方に二股に分離した2本のハン
    ドル本体(42)の間にバッテリー(50)を内装する
    バッテリーホルダー(51)が挟備されている、電動式
    自転車。
  2. 【請求項2】 前記ハンドル支持部(41)と前記2本
    のハンドル本体(42)との間に平面上の載置台(4
    4)が設けられ、前記2本のハンドル本体(42)は前
    記載置台(44)の左右両脇からそれぞれ上方に分離し
    ていると共に、前記載置台(44)に前記バッテリーホ
    ルダー(51)が載置されている、請求項1に記載の電
    動式自転車。
  3. 【請求項3】 前記フレームヘッドパイプ(2)および
    前記ハンドル支持部(41)の略回転中心軸上にバッテ
    リー(50)の重心が位置している、請求項1または2
    のいずれかに記載の電動式自転車。
  4. 【請求項4】 前記バッテリーホルダー(51)の前面
    に前照灯(52)が備えられると共に、速度・トルク検
    出器からの情報を元にモーター(6)の駆動およびバッ
    テリー(50)を制御するコントロールユニットがバッ
    テリーホルダー(51)に備えられている、請求項1か
    ら3までのいずれかに記載の電動式自転車。
  5. 【請求項5】 前記バッテリー(50)の使用・不使用
    をスイッチ(55)により切り替えることができると共
    に、前記スイッチ(55)は前記バッテリーホルダー
    (51)の外面に設けられている、請求項1から4まで
    のいずれかに記載の電動式自転車。
  6. 【請求項6】 前記バッテリーホルダー(51)の上面
    に自転車の状態を示す表示部が設けられている、請求項
    1から5までのいずれかに記載の電動式自転車。
  7. 【請求項7】 前記2本のハンドル本体(42)が中空
    の金属パイプであって、速度・トルク検出器とコントロ
    ールユニットとを、またはモーター(6)とコントロー
    ルユニットとを接続するケーブル(54)が、前記2本
    のハンドル本体(42)の少なくとも片方に内挿されて
    いる、請求項4に記載の電動式自転車。
  8. 【請求項8】 前記バッテリーホルダー(51)または
    前記2本のハンドル本体(42)に、速度・トルク検出
    器とコントロールユニットとを、またはモーター(6)
    とコントロールユニットとを接続するケーブル(54)
    を固定するケーブル固定具が備えられている、請求項1
    から7のいずれかに記載の電動式自転車。
  9. 【請求項9】 前記バッテリーホルダー(51)の前面
    に通気口(53)が設けられている、請求項1から8ま
    でのいずれかに記載の電動式自転車。
  10. 【請求項10】 前ホーク(3)がフレームヘッドパイ
    プ(2)の下端から内部に挿通される中空筒状のパイプ
    挿通部(31)、および前記パイプ挿通部(31)から
    下方に二股に分離して前輪(7)を挟み、その先端が前
    輪(7)の中心軸(71)に連結された2本の前ホーク
    本体(32)からなり、 前記フレームヘッドパイプ(2)、前記パイプ挿通部
    (31)、および前記ハンドル支持部(41)が円筒状
    であり、上端に複数のスリット(33)が上下方向に切
    られた前記パイプ挿通部(31)が前記ハンドル支持部
    (41)に外嵌し、前記パイプ挿通部(31)の上端周
    面を円環状に取り囲むハンドル固定バンド(45)が前
    記パイプ挿通部(31)の上端周面を押圧して前記パイ
    プ挿通部(31)およびハンドル支持部(41)を固定
    する、電動式自転車。
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