JP2001001194A - トランスファプレスの出側設備 - Google Patents
トランスファプレスの出側設備Info
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- JP2001001194A JP2001001194A JP11178928A JP17892899A JP2001001194A JP 2001001194 A JP2001001194 A JP 2001001194A JP 11178928 A JP11178928 A JP 11178928A JP 17892899 A JP17892899 A JP 17892899A JP 2001001194 A JP2001001194 A JP 2001001194A
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- rack device
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- transfer press
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複雑な形状のワークの取り扱いを可能とし、
且つ自動ラック装置が故障してもプレス操業の停止を防
止する。 【解決手段】 トランスファプレス３の出側コンベア４
の直下流位置の前方に、自動ラック装置６を設置し、側
方に手動ラック装置７を設置する。出側コンベア４の直
下流位置に、出側コンベア４から受けたワーク１の供給
を自動ラック装置６側と手動ラック装置７側へ切り替え
る切替装置９を配置する。切替装置９は、上下動可能に
配置した上段部のインデックスコンベアと、傾動可能に
配置した下段部のシュートコンベアとからなる。
且つ自動ラック装置が故障してもプレス操業の停止を防
止する。 【解決手段】 トランスファプレス３の出側コンベア４
の直下流位置の前方に、自動ラック装置６を設置し、側
方に手動ラック装置７を設置する。出側コンベア４の直
下流位置に、出側コンベア４から受けたワーク１の供給
を自動ラック装置６側と手動ラック装置７側へ切り替え
る切替装置９を配置する。切替装置９は、上下動可能に
配置した上段部のインデックスコンベアと、傾動可能に
配置した下段部のシュートコンベアとからなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はトランスファプレス
から搬出されたワークをラックに保管させるようにする
ためのトランスファプレスの出側設備に関するものであ
る。
から搬出されたワークをラックに保管させるようにする
ためのトランスファプレスの出側設備に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】トランスファプレスは、１台のプレス機
械でワークに絞り、縁切り、孔あけ等の成形工程を行う
複数のステーションを有し、且つ成形工程とタイミング
を合わせて作動するワーク搬送装置を装備した自動プレ
スである。
械でワークに絞り、縁切り、孔あけ等の成形工程を行う
複数のステーションを有し、且つ成形工程とタイミング
を合わせて作動するワーク搬送装置を装備した自動プレ
スである。
【０００３】かかるトランスファプレスを組み込んだラ
インは、図５にその一例の概略を示す如く、パネル材の
如きワーク１が入側装置２によりトランスファプレス３
の最初のステーションに搬入されると、順次ワーク搬送
装置により下流側へ搬送されながら各ステーション毎に
成形が進められるようにしてあると共に、成形後のワー
ク１が搬出される出側には、通常、出側コンベア４、イ
ンデックスコンベア５、自動ラック装置６又は手動ラッ
ク装置７のいずれかが設置されており、トランスファプ
レス３から出側コンベア４上に搬出されたワーク１は、
該出側コンベア４からインデックスコンベア５上に受け
渡された後、自動ラック装置６に送り込まれて自動的に
保管されるようにしてあるか、又は手動ラック装置７に
人手により積み込むようにしてある。
インは、図５にその一例の概略を示す如く、パネル材の
如きワーク１が入側装置２によりトランスファプレス３
の最初のステーションに搬入されると、順次ワーク搬送
装置により下流側へ搬送されながら各ステーション毎に
成形が進められるようにしてあると共に、成形後のワー
ク１が搬出される出側には、通常、出側コンベア４、イ
ンデックスコンベア５、自動ラック装置６又は手動ラッ
ク装置７のいずれかが設置されており、トランスファプ
レス３から出側コンベア４上に搬出されたワーク１は、
該出側コンベア４からインデックスコンベア５上に受け
渡された後、自動ラック装置６に送り込まれて自動的に
保管されるようにしてあるか、又は手動ラック装置７に
人手により積み込むようにしてある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
トランスファプレスラインの出側設備としては、省力化
及び生産性向上のために、ラックとして図５の如く自動
ラック装置６を用いる場合が多いが、ワーク２の形状が
複雑なものでは自動ラック装置６で取り扱えないような
ものや、自動ラック装置６が故障したような場合には、
プレス操業を停止しなければならないことになる。その
ため、自動ラック装置６に代えて手動ラック装置７を用
いるようにすればプレス操業を停止する必要はなくなる
が、従来の出側設備としては、自動ラック装置６のみ又
は手動ラック装置７のみを設置するプレスラインとなっ
ているので、簡単に切り替えて使用することができなか
った。
トランスファプレスラインの出側設備としては、省力化
及び生産性向上のために、ラックとして図５の如く自動
ラック装置６を用いる場合が多いが、ワーク２の形状が
複雑なものでは自動ラック装置６で取り扱えないような
ものや、自動ラック装置６が故障したような場合には、
プレス操業を停止しなければならないことになる。その
ため、自動ラック装置６に代えて手動ラック装置７を用
いるようにすればプレス操業を停止する必要はなくなる
が、従来の出側設備としては、自動ラック装置６のみ又
は手動ラック装置７のみを設置するプレスラインとなっ
ているので、簡単に切り替えて使用することができなか
った。
【０００５】そこで、本発明は、複雑な形状のワークで
も取り扱えるようにし、且つ自動ラック装置が万一故障
した場合でも操業を停止させなくても済むようなトラン
スファプレスの出側設備を提供しようとするものであ
る。
も取り扱えるようにし、且つ自動ラック装置が万一故障
した場合でも操業を停止させなくても済むようなトラン
スファプレスの出側設備を提供しようとするものであ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、トランスファプレスの出側コンベアの直
下流位置の前側に自動ラック装置を設置すると共に、上
記出側コンベアの直下流位置の側方に手動ラック装置を
設置し、且つ上記出側コンベアの直下流位置に、該出側
コンベアから受けたワークを上記自動ラック装置側又は
手動ラック装置側へ切り替えて供給させるようにする切
替装置を配置した構成とする。
決するために、トランスファプレスの出側コンベアの直
下流位置の前側に自動ラック装置を設置すると共に、上
記出側コンベアの直下流位置の側方に手動ラック装置を
設置し、且つ上記出側コンベアの直下流位置に、該出側
コンベアから受けたワークを上記自動ラック装置側又は
手動ラック装置側へ切り替えて供給させるようにする切
替装置を配置した構成とする。
【０００７】通常操業時は、出側コンベアから受け渡さ
れたワークを切替装置にて自動ラック装置へ供給し、一
方、複雑な形状のワークを取り扱う場合や自動ラック装
置が故障したような場合は、切替装置によって、ワーク
を手動ラック装置側へ供給するようにする。
れたワークを切替装置にて自動ラック装置へ供給し、一
方、複雑な形状のワークを取り扱う場合や自動ラック装
置が故障したような場合は、切替装置によって、ワーク
を手動ラック装置側へ供給するようにする。
【０００８】又、切替装置を、上段部に上下動可能に配
置したインデックスコンベアと、下段部に前端側を支点
として前後方向に傾動可能に配置したシュートコンベア
からとなる構成とすると、複雑な形状のワークを取り扱
う場合や自動ラック装置が故障したような場合に、上段
部のインデックスコンベアを上方へ退避させて、下段部
のシュートコンベアを出側コンベアの高さ位置に対応さ
せるように傾動させることにより、ワークを手動ラック
装置へ供給することができる。
置したインデックスコンベアと、下段部に前端側を支点
として前後方向に傾動可能に配置したシュートコンベア
からとなる構成とすると、複雑な形状のワークを取り扱
う場合や自動ラック装置が故障したような場合に、上段
部のインデックスコンベアを上方へ退避させて、下段部
のシュートコンベアを出側コンベアの高さ位置に対応さ
せるように傾動させることにより、ワークを手動ラック
装置へ供給することができる。
【０００９】更に、切替装置を、上段部に上下動可能に
配置したインデックスコンベアと、前端側を下向きに傾
斜させてリトラクト用シリンダにより手動ラック装置の
位置まで移動できるように下段部に配置したシュートパ
レットとからなる構成とし、且つ出側コンベアの下流側
端部を、上下方向へ変位可能とした構成とした場合は、
インデックスコンベアの上下変位と出側コンベアの下流
側端部を上下に変位させることで、ワークをインデック
スコンベアとシュートパレットに振り分けることができ
るようになる。
配置したインデックスコンベアと、前端側を下向きに傾
斜させてリトラクト用シリンダにより手動ラック装置の
位置まで移動できるように下段部に配置したシュートパ
レットとからなる構成とし、且つ出側コンベアの下流側
端部を、上下方向へ変位可能とした構成とした場合は、
インデックスコンベアの上下変位と出側コンベアの下流
側端部を上下に変位させることで、ワークをインデック
スコンベアとシュートパレットに振り分けることができ
るようになる。
【００１０】更に又、切替装置を、出側コンベアの直下
流位置から左右方向に移動できる台車と、該台車上に搭
載した複数のインデックスコンベアとからなる構成とし
た場合は、台車の単純な直線運動でワークを振り分ける
ことができる。
流位置から左右方向に移動できる台車と、該台車上に搭
載した複数のインデックスコンベアとからなる構成とし
た場合は、台車の単純な直線運動でワークを振り分ける
ことができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【００１２】図１及び図２（イ）（ロ）は本発明の実施
の一形態を示すもので、トランスファプレス３で成形さ
れたワーク１を下流側へ搬出させる出側コンベア４の直
下流位置の前側に、自動ラック装置６を設置すると共
に、上記出側コンベア４の直下流位置の左右方向一側方
部に、搬送コンベア８を介して手動ラック装置７を設置
し、且つ上記出側コンベア４の直下流位置に、該出側コ
ンベア４から受け渡されたワーク１を上記自動ラック装
置６側又は手動ラック装置７側へ切り替えて供給するた
めの切替装置９を配置した構成とする。
の一形態を示すもので、トランスファプレス３で成形さ
れたワーク１を下流側へ搬出させる出側コンベア４の直
下流位置の前側に、自動ラック装置６を設置すると共
に、上記出側コンベア４の直下流位置の左右方向一側方
部に、搬送コンベア８を介して手動ラック装置７を設置
し、且つ上記出側コンベア４の直下流位置に、該出側コ
ンベア４から受け渡されたワーク１を上記自動ラック装
置６側又は手動ラック装置７側へ切り替えて供給するた
めの切替装置９を配置した構成とする。
【００１３】上記切替装置９は、図２（イ）（ロ）に示
す如く、上段部に配したインデックスコンベア１０とそ
の下段部に配したシュートコンベア１１とからなり、イ
ンデックスコンベア１０は、自動ラック装置６の方向と
なる前方へ向けて搬送できるようにコンベアベルト１０
ａが循環移動できるようにしてあって、上下方向に配し
たインデックスコンベア上下用シリンダ１２により出側
コンベア４と一致する高さ位置と出側コンベア４よりも
高い上方位置との間で上下変位できるようにしてあり、
一方、シュートコンベア１１は、手動ラック装置７の方
向となる側方へ向けて搬送できるようにコンベアベルト
１１ａが循環移動できるようにしてあって、後側となる
出側コンベア４側に連結して上下方向に配してある傾動
用シリンダ１３により前端側の支点１４を中心として前
後方向に傾動できるようにしてあり、シュートコンベア
１１の傾動により該シュートコンベア１１の後端側が出
側コンベア４に対応できるようにしてある。なお、１５
はシュートコンベア１１の前端となるコンベアベルト１
１ａの傾動支点１４側の幅端部に一定ピッチ間隔にて表
面側に突設してあるストッパ片、１６は自動ラック装置
６に設置されているセンタリング装置としてのコンベア
を示す。
す如く、上段部に配したインデックスコンベア１０とそ
の下段部に配したシュートコンベア１１とからなり、イ
ンデックスコンベア１０は、自動ラック装置６の方向と
なる前方へ向けて搬送できるようにコンベアベルト１０
ａが循環移動できるようにしてあって、上下方向に配し
たインデックスコンベア上下用シリンダ１２により出側
コンベア４と一致する高さ位置と出側コンベア４よりも
高い上方位置との間で上下変位できるようにしてあり、
一方、シュートコンベア１１は、手動ラック装置７の方
向となる側方へ向けて搬送できるようにコンベアベルト
１１ａが循環移動できるようにしてあって、後側となる
出側コンベア４側に連結して上下方向に配してある傾動
用シリンダ１３により前端側の支点１４を中心として前
後方向に傾動できるようにしてあり、シュートコンベア
１１の傾動により該シュートコンベア１１の後端側が出
側コンベア４に対応できるようにしてある。なお、１５
はシュートコンベア１１の前端となるコンベアベルト１
１ａの傾動支点１４側の幅端部に一定ピッチ間隔にて表
面側に突設してあるストッパ片、１６は自動ラック装置
６に設置されているセンタリング装置としてのコンベア
を示す。
【００１４】通常操業時には、図２（イ）に示す如く、
切替装置９の上段部のインデックスコンベア１０を出側
コンベア４の高さ位置に合わせ、下段部のシュートコン
ベア１１を傾動させずに退避させておくようにする。こ
れによりトランスファプレス３から出側コンベア４上に
搬出されたワーク１は、インデックスコンベア１０上に
受け渡されると、更に、自動ラック装置６のセンタリン
グ用のコンベア１６上に供給された後、順次自動ラッキ
ングされる。
切替装置９の上段部のインデックスコンベア１０を出側
コンベア４の高さ位置に合わせ、下段部のシュートコン
ベア１１を傾動させずに退避させておくようにする。こ
れによりトランスファプレス３から出側コンベア４上に
搬出されたワーク１は、インデックスコンベア１０上に
受け渡されると、更に、自動ラック装置６のセンタリン
グ用のコンベア１６上に供給された後、順次自動ラッキ
ングされる。
【００１５】一方、複雑な形状のワーク１を取り扱う場
合や自動ラック装置６が故障したような場合には、ワー
ク１を手動ラック装置７に積み込ませるようにする。
合や自動ラック装置６が故障したような場合には、ワー
ク１を手動ラック装置７に積み込ませるようにする。
【００１６】この場合、図２（ロ）に示す如く、インデ
ックスコンベア上下用シリンダ１２によりインデックス
コンベア１０を出側コンベア４の高さ位置よりも上方へ
移動させて退避させるようにし、且つ傾動用シリンダ１
３によりシュートコンベア１１の後端側を持ち上げて出
側コンベア４の高さ位置に対応させるようにする。これ
により、出側コンベア４上のワーク１はシュートコンベ
ア１１上に滑り落ちることにより受け渡され、該シュー
トコンベア１１から搬送コンベア８を介して手動ラック
装置７の位置まで送り込まれ、手動ラック装置７に順次
積み込まれる。
ックスコンベア上下用シリンダ１２によりインデックス
コンベア１０を出側コンベア４の高さ位置よりも上方へ
移動させて退避させるようにし、且つ傾動用シリンダ１
３によりシュートコンベア１１の後端側を持ち上げて出
側コンベア４の高さ位置に対応させるようにする。これ
により、出側コンベア４上のワーク１はシュートコンベ
ア１１上に滑り落ちることにより受け渡され、該シュー
トコンベア１１から搬送コンベア８を介して手動ラック
装置７の位置まで送り込まれ、手動ラック装置７に順次
積み込まれる。
【００１７】このように、上段部のインデックスコンベ
ア１０と下段部のシュートコンベア１１とからなる切替
装置９の切り替え操作により、ワーク１の積み込み場所
を自動ラック装置６又は手動ラック装置７に選択できる
ので、通常のワーク１の場合は自動ラック装置６を使用
することにより、少数の作業者で大量のワーク１の生産
を取り扱うことができ、又、形状が複雑なワーク１の場
合は手動ラック装置７を使用することにより対応でき、
更に、自動ラック装置６が故障したような場合にも手動
ラック装置７を使用することにより、操業を停止させな
くても済むようになる。
ア１０と下段部のシュートコンベア１１とからなる切替
装置９の切り替え操作により、ワーク１の積み込み場所
を自動ラック装置６又は手動ラック装置７に選択できる
ので、通常のワーク１の場合は自動ラック装置６を使用
することにより、少数の作業者で大量のワーク１の生産
を取り扱うことができ、又、形状が複雑なワーク１の場
合は手動ラック装置７を使用することにより対応でき、
更に、自動ラック装置６が故障したような場合にも手動
ラック装置７を使用することにより、操業を停止させな
くても済むようになる。
【００１８】次に、図３（イ）（ロ）は本発明の実施の
他の形態を示すもので、図１及び図２（イ）（ロ）に示
したと同様な構成において、インデックスコンベア１０
の下段部にシュートコンベア１１を傾動可能に配置して
切替装置９を構成することに代えて、出側コンベア４の
直下流部位置に上下動可能に配置したインデックスコン
ベア１０の下段部に、前端にストッパ部１７を有するシ
ュートパレット１８を前傾姿勢として配置すると共に、
該シュートパレット８を受けるガイドコンベア１９を側
方へ向けて配置し、且つ上記シュートパレット１８の反
搬送コンベア８側の端部に、該シュートパレット１８を
手動ラック装置７の位置まで移動させるためのリトラク
ト用シリンダ２０を連結してなる構成の切替装置９ａと
し、更に、上記出側コンベア４の下流側端部を、上記イ
ンデックスコンベア１０とシュートパレット１８のいず
れにも対応できるように上下方向へ変位可能としたもの
である。
他の形態を示すもので、図１及び図２（イ）（ロ）に示
したと同様な構成において、インデックスコンベア１０
の下段部にシュートコンベア１１を傾動可能に配置して
切替装置９を構成することに代えて、出側コンベア４の
直下流部位置に上下動可能に配置したインデックスコン
ベア１０の下段部に、前端にストッパ部１７を有するシ
ュートパレット１８を前傾姿勢として配置すると共に、
該シュートパレット８を受けるガイドコンベア１９を側
方へ向けて配置し、且つ上記シュートパレット１８の反
搬送コンベア８側の端部に、該シュートパレット１８を
手動ラック装置７の位置まで移動させるためのリトラク
ト用シリンダ２０を連結してなる構成の切替装置９ａと
し、更に、上記出側コンベア４の下流側端部を、上記イ
ンデックスコンベア１０とシュートパレット１８のいず
れにも対応できるように上下方向へ変位可能としたもの
である。
【００１９】図３（イ）（ロ）に示すようにした場合
は、インデックスコンベア１０の上下動と、出側コンベ
ア４の下流側端部の上下変位により、ワーク１をインデ
ックスコンベア１０とシュートパレット１８として振り
分けることができる。すなわち、通常操業時には、図２
（イ）の場合と同様に、ワーク１を、そのまま出側コン
ベア４から上段部のインデックスコンベア１０を介して
自動ラック装置６に供給するようにし、一方、複雑な形
状のワーク１や自動ラック装置６が故障したような場合
には、インデックスコンベア１０を上方へ退避させるよ
うにすると共に、図３（イ）の二点鎖線で示す如く、出
側コンベア４の下流側端部を下方へ傾斜変位させてシュ
ートパレット１８に対応させるようにし、出側コンベア
４からシュートパレット１８上にワーク１が受け渡され
た後に、リトラクトシリンダ２０を伸長作動させること
により、シュートパレット１８をアイドル状態のガイド
コンベア１９上からアイドル状態の搬送コンベア８上に
乗り移らせて、手動ラック装置７の位置まで移動させる
ようにする。
は、インデックスコンベア１０の上下動と、出側コンベ
ア４の下流側端部の上下変位により、ワーク１をインデ
ックスコンベア１０とシュートパレット１８として振り
分けることができる。すなわち、通常操業時には、図２
（イ）の場合と同様に、ワーク１を、そのまま出側コン
ベア４から上段部のインデックスコンベア１０を介して
自動ラック装置６に供給するようにし、一方、複雑な形
状のワーク１や自動ラック装置６が故障したような場合
には、インデックスコンベア１０を上方へ退避させるよ
うにすると共に、図３（イ）の二点鎖線で示す如く、出
側コンベア４の下流側端部を下方へ傾斜変位させてシュ
ートパレット１８に対応させるようにし、出側コンベア
４からシュートパレット１８上にワーク１が受け渡され
た後に、リトラクトシリンダ２０を伸長作動させること
により、シュートパレット１８をアイドル状態のガイド
コンベア１９上からアイドル状態の搬送コンベア８上に
乗り移らせて、手動ラック装置７の位置まで移動させる
ようにする。
【００２０】図３（イ）（ロ）に示す構成とした場合
は、シュートパレット１８を傾動させる必要がないの
で、構造のより簡単化を図ることができる。
は、シュートパレット１８を傾動させる必要がないの
で、構造のより簡単化を図ることができる。
【００２１】次いで、図４（イ）（ロ）は本発明の実施
の更に他の形態を示すもので、上記各実施の形態におけ
る切替装置９，９ａとは更に異なる構成の切替装置９ｂ
を採用したものである。すなわち、出側コンベア４の直
下流位置に、該位置と手動ラック７の位置との間で左右
方向に移動できるようにした台車２１を設け、且つ該台
車２１上に、ワーク１を自動ラック装置６へ供給するた
めのインデックスコンベア１０ａと、ワーク１を手動ラ
ック装置７へ供給するためのインデックスコンベア１０
ｂとを搭載し、台車２１の移動でワーク１の供給先を切
り替えることができるようにした切替装置９ｂとしたも
のである。
の更に他の形態を示すもので、上記各実施の形態におけ
る切替装置９，９ａとは更に異なる構成の切替装置９ｂ
を採用したものである。すなわち、出側コンベア４の直
下流位置に、該位置と手動ラック７の位置との間で左右
方向に移動できるようにした台車２１を設け、且つ該台
車２１上に、ワーク１を自動ラック装置６へ供給するた
めのインデックスコンベア１０ａと、ワーク１を手動ラ
ック装置７へ供給するためのインデックスコンベア１０
ｂとを搭載し、台車２１の移動でワーク１の供給先を切
り替えることができるようにした切替装置９ｂとしたも
のである。
【００２２】図４（イ）（ロ）に示すようにした場合
は、通常操業時には、出側コンベア４の直下流位置にイ
ンデックスコンベア１０ａを位置させておいた状態とし
て、ワーク１を出側コンベア４からインデックスコンベ
ア１０ａを介して自動ラック装置６に供給するように
し、一方、複雑な形状のワーク１や自動ラック装置６が
故障したような場合には、台車２１の移動により出側コ
ンベア４の直下流位置にインデックスコンベア１０ｂを
配置して、インデックスコンベア１０ａを図４（ロ）に
おいて二点鎖線で示す位置に待機させるようにし、ワー
ク１を出側コンベア４からインデックスコンベア１０ｂ
上に受け渡した後、台車２１を移動させてインデックス
コンベア１０ｂを手動ラック装置７の位置まで移動させ
てから、ワーク１を手動ラック装置７に供給するように
する。
は、通常操業時には、出側コンベア４の直下流位置にイ
ンデックスコンベア１０ａを位置させておいた状態とし
て、ワーク１を出側コンベア４からインデックスコンベ
ア１０ａを介して自動ラック装置６に供給するように
し、一方、複雑な形状のワーク１や自動ラック装置６が
故障したような場合には、台車２１の移動により出側コ
ンベア４の直下流位置にインデックスコンベア１０ｂを
配置して、インデックスコンベア１０ａを図４（ロ）に
おいて二点鎖線で示す位置に待機させるようにし、ワー
ク１を出側コンベア４からインデックスコンベア１０ｂ
上に受け渡した後、台車２１を移動させてインデックス
コンベア１０ｂを手動ラック装置７の位置まで移動させ
てから、ワーク１を手動ラック装置７に供給するように
する。
【００２３】図４（イ）（ロ）に示す構成とした場合
は、台車２１の単純直線運動だけでワークの振り分けを
行うことができるので、構造の更なる簡略化を図ること
ができる。
は、台車２１の単純直線運動だけでワークの振り分けを
行うことができるので、構造の更なる簡略化を図ること
ができる。
【００２４】なお、本発明は上記実施の形態のみに限定
されるものではなく、図２及び図３の実施の形態におけ
るインデックスコンベア１０の上下動や図２の実施の形
態におけるシュートコンベア１１の傾動は図示した以外
の手段によってもよいこと、その他本発明の要旨を逸脱
しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論で
ある。
されるものではなく、図２及び図３の実施の形態におけ
るインデックスコンベア１０の上下動や図２の実施の形
態におけるシュートコンベア１１の傾動は図示した以外
の手段によってもよいこと、その他本発明の要旨を逸脱
しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論で
ある。
【００２５】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明のトランスファ
プレスの出側設備によれば、トランスファプレスの出側
コンベアの直下流位置の前側に自動ラック装置を設置す
ると共に、上記出側コンベアの直下流位置の側方に手動
ラック装置を設置し、且つ上記出側コンベアの直下流位
置に、該出側コンベアから受けたワークを上記自動ラッ
ク装置側又は手動ラック装置側へ切り替えて供給させる
ようにする切替装置を配置した構成としてあるので、ワ
ークを切替装置により自動ラック装置に供給して自動ラ
ッキングを行わせることにより、通常のワークの大量生
産に適応できて生産性を向上させることができると共
に、ワークを切替装置により手動ラック装置に供給する
ことにより、自動ラック装置での取り扱いの困難なワー
クの取り扱いが可能となったり、自動ラック装置の故障
時においても操業を停止させずに済み、又、切替装置
を、上段部に上下動可能に配置したインデックスコンベ
アと、下段部に前端側を支点として前後方向に傾動可能
に配置したシュートコンベアからとなる構成としたり、
切替装置を、上段部に上下動可能に配置したインデック
スコンベアと、前端側を下向きに傾斜させてリトラクト
用シリンダにより手動ラック装置の位置まで移動できる
ように下段部に配置したシュートパレットとからなる構
成とし、且つ出側コンベアの下流側端部を、上下方向へ
変位可能とした構成としたり、切替装置を、出側コンベ
アの直下流位置から左右方向に移動できる台車と、該台
車上に搭載した複数のインデックスコンベアとからなる
構成とすることにより、簡単な構造でワークの搬送方向
を切り替えることができる、等の優れた効果を発揮す
る。
プレスの出側設備によれば、トランスファプレスの出側
コンベアの直下流位置の前側に自動ラック装置を設置す
ると共に、上記出側コンベアの直下流位置の側方に手動
ラック装置を設置し、且つ上記出側コンベアの直下流位
置に、該出側コンベアから受けたワークを上記自動ラッ
ク装置側又は手動ラック装置側へ切り替えて供給させる
ようにする切替装置を配置した構成としてあるので、ワ
ークを切替装置により自動ラック装置に供給して自動ラ
ッキングを行わせることにより、通常のワークの大量生
産に適応できて生産性を向上させることができると共
に、ワークを切替装置により手動ラック装置に供給する
ことにより、自動ラック装置での取り扱いの困難なワー
クの取り扱いが可能となったり、自動ラック装置の故障
時においても操業を停止させずに済み、又、切替装置
を、上段部に上下動可能に配置したインデックスコンベ
アと、下段部に前端側を支点として前後方向に傾動可能
に配置したシュートコンベアからとなる構成としたり、
切替装置を、上段部に上下動可能に配置したインデック
スコンベアと、前端側を下向きに傾斜させてリトラクト
用シリンダにより手動ラック装置の位置まで移動できる
ように下段部に配置したシュートパレットとからなる構
成とし、且つ出側コンベアの下流側端部を、上下方向へ
変位可能とした構成としたり、切替装置を、出側コンベ
アの直下流位置から左右方向に移動できる台車と、該台
車上に搭載した複数のインデックスコンベアとからなる
構成とすることにより、簡単な構造でワークの搬送方向
を切り替えることができる、等の優れた効果を発揮す
る。
【図１】トランスファプレスの出側設備の実施の一形態
を示す概略平面図である。
を示す概略平面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ方向拡大矢視を示すもので、
（イ）はワークを自動ラック装置に供給する場合の切替
装置の作動姿勢を示す概略図、（ロ）はワークを手動ラ
ック装置に供給する場合の切替装置の作動姿勢を示す概
略図である。
（イ）はワークを自動ラック装置に供給する場合の切替
装置の作動姿勢を示す概略図、（ロ）はワークを手動ラ
ック装置に供給する場合の切替装置の作動姿勢を示す概
略図である。
【図３】本発明の実施の他の形態を示すもので、（イ）
は切替装置の概略側面図、（ロ）はシュートパレット部
の斜視図である。
は切替装置の概略側面図、（ロ）はシュートパレット部
の斜視図である。
【図４】本発明の実施の更に他の形態を示すもので、
（イ）は切替装置の概略側面図、（ロ）は（イ）の平面
図である。
（イ）は切替装置の概略側面図、（ロ）は（イ）の平面
図である。
【図５】トランスファプレスラインの一例を示す概略平
面図である。
面図である。
１ ワーク ３ トランスファプレス ４ 出側コンベア ６ 自動ラック装置 ７ 手動ラック装置 ８ 搬送コンベア ９，９ａ，９ｂ 切替装置 １０，１０ａ，１０ｂ インデックスコンベア １１ シュートコンベア １８ シュートパレット ２０ リトラクト用シリンダ ２１ 台車
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｂ６５Ｇ 47/46 Ｂ６５Ｇ 47/46 Ｈ Ｆターム(参考） 3F015 AA11 FA02 GA01 4E090 AA01 AB01 BA02 EA01 EB01 EC01 FA02 FA03 FA06 FA10
Claims (4)
- 【請求項１】 トランスファプレスの出側コンベアの直
下流位置の前側に自動ラック装置を設置すると共に、上
記出側コンベアの直下流位置の側方に手動ラック装置を
設置し、且つ上記出側コンベアの直下流位置に、該出側
コンベアから受けたワークを上記自動ラック装置側又は
手動ラック装置側へ切り替えて供給させるようにする切
替装置を配置した構成を有することを特徴とするトラン
スファプレスの出側設備。 - 【請求項２】 切替装置を、上段部に上下動可能に配置
したインデックスコンベアと、下段部に前端側を支点と
して前後方向に傾動可能に配置したシュートコンベアか
らとなる構成とした請求項１記載のトランスファプレス
の出側設備。 - 【請求項３】 切替装置を、上段部に上下動可能に配置
したインデックスコンベアと、前端側を下向きに傾斜さ
せてリトラクト用シリンダにより手動ラック装置の位置
まで移動できるように下段部に配置したシュートパレッ
トとからなる構成とし、且つ出側コンベアの下流側端部
を、上下方向へ変位可能とした請求項１記載のトランス
ファプレスの出側設備。 - 【請求項４】 切替装置を、出側コンベアの直下流位置
から左右方向に移動できる台車と、該台車上に搭載した
複数のインデックスコンベアとからなる構成とした請求
項１記載のトランスファプレスの出側設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11178928A JP2001001194A (ja) | 1999-06-24 | 1999-06-24 | トランスファプレスの出側設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11178928A JP2001001194A (ja) | 1999-06-24 | 1999-06-24 | トランスファプレスの出側設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001001194A true JP2001001194A (ja) | 2001-01-09 |
Family
ID=16057101
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11178928A Pending JP2001001194A (ja) | 1999-06-24 | 1999-06-24 | トランスファプレスの出側設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001001194A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011026050A (ja) * | 2009-07-23 | 2011-02-10 | Murata Machinery Ltd | 仕分けシステム |
| JP2014073850A (ja) * | 2012-10-03 | 2014-04-24 | Fujitsu Ltd | 部材供給装置及び部材供給方法 |
| CN109433951A (zh) * | 2018-12-21 | 2019-03-08 | 中国重汽集团济南动力有限公司 | 一种工艺余料自动回收的装置及操作方法 |
-
1999
- 1999-06-24 JP JP11178928A patent/JP2001001194A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011026050A (ja) * | 2009-07-23 | 2011-02-10 | Murata Machinery Ltd | 仕分けシステム |
| JP2014073850A (ja) * | 2012-10-03 | 2014-04-24 | Fujitsu Ltd | 部材供給装置及び部材供給方法 |
| CN109433951A (zh) * | 2018-12-21 | 2019-03-08 | 中国重汽集团济南动力有限公司 | 一种工艺余料自动回收的装置及操作方法 |
| CN109433951B (zh) * | 2018-12-21 | 2023-11-03 | 中国重汽集团济南动力有限公司 | 一种工艺余料自动回收的装置及操作方法 |
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