JP2001001122A - 軽合金の射出成形方法及び装置 - Google Patents

軽合金の射出成形方法及び装置

Info

Publication number
JP2001001122A
JP2001001122A JP2000063922A JP2000063922A JP2001001122A JP 2001001122 A JP2001001122 A JP 2001001122A JP 2000063922 A JP2000063922 A JP 2000063922A JP 2000063922 A JP2000063922 A JP 2000063922A JP 2001001122 A JP2001001122 A JP 2001001122A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molten metal
semi
chamber
injection molding
light alloy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000063922A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Tanaka
達也 田中
Munenori Soejima
宗矩 副島
Katsunori Takahashi
克典 高橋
Takeshi Kanda
神田  剛
Kazuhisa Fujisawa
和久 藤沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP2000063922A priority Critical patent/JP2001001122A/ja
Priority to US09/550,331 priority patent/US6840302B1/en
Priority to EP00108544A priority patent/EP1046445B1/en
Priority to DE60035147T priority patent/DE60035147T2/de
Priority to AT00108544T priority patent/ATE364465T1/de
Publication of JP2001001122A publication Critical patent/JP2001001122A/ja
Priority to US10/914,153 priority patent/US7163046B2/en
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置全体の高さ寸法を過大にしなくても、気
泡や引けの少ない高品質な軽金属成形品を射出成形でき
るようにする。 【解決手段】 実質的に縦向きのチャンバー4内におい
て金属溶湯5を押出スクリュー3で剪断しながら冷却し
て半凝固スラリー7に遷移させたあと、チャンバー2の
下端排出口から排出されてきた半凝固スラリー7をいっ
たん水平方向に向きを変えて水平方向に型開閉する成形
金型24,26に射出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばマグネシウ
ムやアルミニウム等の軽合金を鋳造するための射出成形
方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、樹脂の射出成形に近い形式で
軽合金材料を成形する方法として、軽合金材料を半凝固
スラリーにして成形金型内に射出する方法がある。この
種の軽合金の射出成形方法では、一般に、ペレット状の
原料をスクリュー押出機の内部で加熱したり(特表平3
−504830号公報参照)、あるいは、半溶融状態に
加熱されたインゴット原料を粉砕機で粒状にしたものを
スクリュー押出機の内部で加熱することにより(特許第
2832625号公報、特開平9−108805号公報
参照)、軽合金材料を半凝固状態にしている。
【0003】しかるに、上記の方法では、いずれも出発
原料が固体金属であるため、押出スクリューの上流部の
磨損や折損が激しいとともに、スクリュー押出機の負荷
トルクや加熱攪拌経路を大きくせねばならず、専ら装置
が大型になるという欠点がある。また、上記の方法で
は、固相原料と半凝固スラリーがスクリュー押出機内の
軸方向に混在しており、このため、射出時の計量が不安
定になりがちで、かつ、不活性ガスの巻き込みによって
成形品に気泡が混じりやすいので、不良品が発生しやす
いという欠点もある。
【0004】そこで、固体原料を加熱して半凝固スラリ
ーにすることに伴う上記不都合を解消すべく、縦向きの
チャンバー内において金属溶湯を押出スクリューで剪断
しながら冷却して半凝固スラリーに遷移させたあと、チ
ャンバーの下端排出口から排出されてきた半凝固スラリ
ーを成形金型に射出する方法が提案されている(レオモ
ールディング法:特表平9−508859号公報、及
び、チクソモールディング方:特開平9−103859
号公報参照)。そして、縦向きのチャンバー内で金属溶
湯を冷却しながら半凝固スラリーに遷移させて射出する
上記射出成形方法の場合、特表平9−508859号公
報に記載されているように、押出スクリューそのものを
急激に下降させて射出するインライン方式と、特開平9
−103859号公報に記載されているように、押出ス
クリューとは別の水平方向に移動する射出プランジャで
半凝固スラリーを射出するプリプランジャ方式とがあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記従来の
射出成形方法のうち、特表平9─508859号公報に
記載のインライン方式では、下方から降りてくる縦向き
のチャンバーの下端排出口(ノズル)をその下方に配置
した成形金型の上部に着脱自在に直結するようにしてい
るので、装置全体が高くなり過ぎて設備コストが高騰す
るとともに、メンテナンスコストが高くなるという欠点
がある。特に、成形品のサイズに伴って成形金型が大き
くなる場合には、スクリュー押出機の上部に連結される
モータやプランジャ等の駆動系や金属溶湯の貯溜ホッパ
ーをよりいっそう高く配置する必要があり、実操業を行
う鋳造設備としては甚だ不安定な配置にせざるを得な
い。
【0006】一方、特開平9−103859号公報に記
載のプリプランジャ方式においては、射出プランジャの
先のノズルが水平方向に向いているので、このノズルを
成形金型の側部に接続すれば、上記インライン方式の場
合に比べて装置全体の高さ寸法をある程度は低減するこ
とができる。しかし、特開平9−103859号公報に
記載の装置では、チャンバーの上部に大型の溶解炉(同
公報の図1に示すヒータ25付きのフィーダ20)を直
に接続しているので、この点で装置全体の高さ寸法をコ
ンパクト化するには自ずから限界がある。
【0007】すなわち、チャンバーの上部に溶解炉を接
続する構造にすると、固体状態の金属がチャンバーに混
入する恐れがあるので、かかる混入を防止するために炉
内で完全に固体材料を溶融させる必要がある。そして、
この場合、射出成形サイクルを可及的に短期化するため
には、溶解炉に多くの金属溶湯を貯溜しておく必要があ
るが、これではチャンバーの上部の溶解炉が益々大型化
し、装置としては甚だ不安定なものになる。本発明は、
このような実状に鑑み、装置全体の高さ寸法を過大にし
なくても、気泡や引けの少ない高品質な軽金属成形品を
射出成形できるようにすることを目的とする。
【0008】ところで、特表平9−508859号公報
に記載のインライン方式では、液相と半凝固相が混在す
る材料中を押出スクリューを急激に下降させてスラリー
を射出するようにしているので、押出スクリューのフラ
イトの摩耗が激しく、また、押出スクリューの上部に付
着したスラリーが軸封部分を損傷させ易いという固有の
課題がある。また、特開平9−103859号公報に記
載の装置では、固定原料を加熱して金属溶湯にするため
の溶解炉がチャンバーの上部に接続されているため、大
量の金属溶湯が常にチャンバーの上部に存在することに
なり、この点で安全上好ましくないし、また、かかる溶
解炉をチャンバーの上部に接続した場合には流量の制御
が難しいという固有の課題がある。
【0009】従って、本発明は、これらの固有の課題を
解決することを第二の目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第一の目的を達成す
べく、本発明は次の技術的手段を講じた。すなわち、本
発明装置は、実質的に縦向きのチャンバー内において金
属溶湯を押出スクリューで剪断しながら冷却して半凝固
スラリーに遷移させたあと、前記チャンバーの下端排出
口から排出されてきた半凝固スラリーを成形金型に射出
するタイプの射出成形装置において、型締め装置は固定
金型に対して移動金型を水平方向に開閉するように構成
されており、チャンバーの下端排出口に、縦方向の第一
流路とこの流路の下端から水平方向に延びかつ固定金型
に連通する第二流路を内部に有する接続部材が接続され
ているものである。
【0011】この場合、チャンバーの下端排出口から排
出される半凝固スラリーはいったん水平方向に向きを変
え、その射出方向と同じ水平方向に型開閉する成形金型
に射出されることになるので、成形金型やそのストロー
ク量を大きくしても、スクリュー押出機を必要以上に高
く配置する必要がなくなる。また、本発明装置では、縦
向きのチャンバー内において金属溶湯を押出スクリュー
で剪断しながら冷却して半凝固スラリーに遷移させるの
で、従前のレオモールディング法と同様に、固体原料を
加熱して半凝固スラリーにすることに伴う種々の不都合
を解消することができ、その上、気泡や引けの少ない高
品質な軽金属成形品を射出成形することができる。
【0012】上記の本発明おいて、スクリュー押出機が
押出スクリューを軸方向に移動させて半凝固スラリーを
射出する射出機能を備えている場合には、射出流路の第
二流路内に射出プランジャを設ける必要はなく、射出流
路は第一流路と第二流路とからなるほぼL字形の流路に
形成することができる。この場合、第一流路と第二流路
の交差部分に半凝固スラリーを滑らかに方向転換させる
ためのアール部を形成しておけば、押出スクリューの下
方移動により半凝固スラリーをスムーズに水平方向に射
出できるようになる。
【0013】一方、スクリュー押出機が軸方向に移動し
ない押出スクリューを備えており、このため、同押出機
が半凝固スラリーを射出する射出機能を備えていない場
合には、射出流路の第二流路内に水平方向に移動する射
出プランジャを設けることにしてもよい。この場合、第
二流路内の半凝固スラリーがスクリュー押出機に逆流す
るのを防止する逆止弁を第一流路に設けておけば、射出
成形時における1ショットの計量が極めて正確に行える
ようになる。
【0014】また、本発明装置は、前記した射出成形装
置において、型締め装置と実質的に同じグランドレベル
に設置された固体原料を加熱して金属溶湯にする溶解炉
と、この溶解炉内の金属溶湯を不活性ガスでシールされ
た供給管路を介して貯溜ホッパーに供給する溶湯供給手
段と、を備えているものである。この場合、溶解炉が型
締め装置と実質的に同じグランドレベルに設置され、か
かる溶解炉内の金属溶湯を供給管路を介して貯溜ホッパ
ーに供給するようにしているので、サイクルタイムに合
わせた必要量の金属溶湯をホッパーに供給することがで
き、大量の金属溶湯を装置の高所に配置する必要がな
く、安全上好ましいものとなる。
【0015】また、グランドレベルに設置する溶解炉
は、固体材料を瞬時に金属溶湯に溶融する電磁誘導加熱
方式の加熱装置を備えたものが好ましく、これによって
溶解炉もコンパクトになり、常時大量に溶湯状態に合金
を貯溜しておかねばならない方法に比べて極めて安全で
ある。また、本発明装置は、前記した射出成形装置にお
いて、貯溜ホッパー内の金属溶湯の湯面高さを検出する
レベルセンサと、このセンサからの信号に基づいて前記
金属溶湯の湯面高さが押出スクリューの軸封位置よりも
高くならないように当該貯溜ホッパーに対する金属溶湯
の供給量を制御する制御装置と、を備えたものである。
【0016】この場合、上記制御装置によって貯溜ホッ
パー内の金属溶湯の湯面高さが押出スクリューの軸封位
置よりも高くならないように制御されるので、チャンバ
ー内の材料の水頭圧が軸封位置を越えることがない。こ
のため、押出スクリューの上部に半凝固スラリーが付着
しても、そのスラリーが押出スクリューの軸封部分に至
るのが可及的に防止され、同軸封部分が損傷され難くな
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1は、本発明の第一の実施形態
を示している。この実施形態に係る軽合金の射出成形装
置1は、チャンバー2の内部に押出スクリュー3を回転
自在に有する垂直に配置されたスクリュー押出機4と、
チャンバー2の上端部に接続された金属溶湯5を貯溜す
るための貯溜ホッパー6と、を備えている。
【0018】また、この射出成形装置1は、貯溜ホッパ
ー6からチャンバー2内に供給された金属溶湯5が半凝
固スラリー7となるように冷却する冷却手段8と、チャ
ンバー2の下端排出口から排出された半凝固スラリー7
が射出される型締め装置9と、を備えている。この射出
成形装置1の構成部材のうち、貯溜ホッパー6は、溶解
炉10で溶解された金属溶湯5を受け入れてこれを溶融
状態で貯溜するもので、このホッパー6の下端開口部は
チャンバー2の上端部に接続されている。
【0019】また、貯溜ホッパー6の下部には、アルゴ
ン等の不活性ガスを当該ホッパー6の下部から吹き込む
シール手段(図示せず)が接続されており、このシール
手段からの不活性ガスにより貯溜ホッパー6内の金属溶
湯5をバブリングして不純物を除去するとともに、金属
溶湯5の湯面を不活性ガスでシールするようにしてい
る。チャンバー2の上端には駆動モーター11が直結さ
れ、この駆動モーター11の駆動軸には、チャンバー2
の内部に回転自在に挿通された押出スクリュー3の上端
が連結されていて、この押出スクリュー3は、その下端
がチャンバー2内で自由端となるように片持ち状に配置
されている。
【0020】駆動モーター11の上部には上下方向に出
退するシリンダロッドを有する射出シリンダ12が接続
され、この射出シリンダ12のシリンダロッドに前記駆
動モーター11が直結されている。このため、本実施形
態のスクリュー押出機4では、射出シリンダ12のシリ
ンダロッドを下方に突出することにより駆動モーター1
1を介して押出スクリュー3を軸方向下方に移動させ、
これにより、チャンバー2内の下端部に溜まっている半
凝固スラリー7を外部に射出できるようになっている。
【0021】チャンバー2の外周面は前記冷却手段8で
覆われており、この冷却手段8は、上下方向に分離され
た複数の温度制御ジャケット13よりなる。そして、こ
のジャケット13内に金属溶湯5の温度よりも低い油等
の熱媒体を流通させることにより、チャンバー2内の金
属溶湯5が液相温度以下でかつ固相温度以上の温度範囲
になるように冷却できるようになっている。なお、チャ
ンバー2内の金属溶湯5を高精度に温度制御するため
に、各温度制御ジャケット13は加熱機能も兼ね備えて
いる。
【0022】チャンバー2の下端排出口には、ほぼL字
形に形成された接続管路(接続部材)14が接続され、
この接続管路14は、垂直方向の第一流路15とこの流
路15の下端から水平方向に延びる第二流路16とから
なる射出流路17を内部に備えている。このうち、第一
流路15の上端はチャンバー2の下端排出口に接続さ
れ、第二流路16の出口は、後述する型締め装置9の固
定盤23に固定された固定金型24に接続されている。
本実施形態では、上記第一流路15と第二流路16の交
差部分に半凝固スラリー7を滑らかに方向転換させるた
めのアール部17Rが形成されており、これにより、押
出スクリュー3の下方移動により半凝固スラリー7をス
ムーズに水平方向に射出できるようにしている。
【0023】なお、接続管路14の外周面にも、その内
部の半凝固スラリー7を一定温度に保つための温度制御
ジャケット13が設けられている。第二流路16の出口
内には、射出するとき以外は閉じた状態になっているノ
ズル18が設けられている。このノズル18は、その外
周部に設けた温度制御ジャケット13等よりなる温度制
御手段によりノズル先端に金属固体栓を形成してノズル
封鎖するものや、ノズル先端に設けた機械式又はばね式
のシャットオフバルブによりノズル封鎖するものを使用
できるもっとも、金属固体栓を形成する際にノズル先端
付近に固相率の高い部分が生じない点、及び、固体栓が
製品に混入する可能性がない点で、シャットオフバルブ
を用いる後者タイプのノズルの方が好ましい。
【0024】前記型締め装置9は、基台20上に立設さ
れたリンクハウジング21と、このハウジング21に水
平方向のタイバー22を介して固定された固定盤23
と、この固定盤23に固定された固定金型24と、タイ
バー22に対して摺動自在に貫通支持された可動盤25
と、固定金型24に対して水平方向に開閉自在となるよ
う可動盤25に固定された移動金型26と、を備えてい
る。リンクハウジング21の外面中央部には型締めシリ
ンダ27が固定され、この型締めシリンダ28のシリン
ダロッド28の先端は可動盤25の中央部に連結されて
いる。このリンクハウジング21と可動盤25同士は、
これらが接近したときに折り畳まれかつ離反したときに
水平方向にほぼ一直線に並ぶ複数のリンク29で連結さ
れている。
【0025】可動盤25のリンクハウジング21側の側
面には押出シリンダ30が設けられ、この押出シリンダ
30の押出ロッド31は可動盤25を貫通して移動金型
26に連結されている。従って、この型締め装置9で
は、型締めシリンダ27のシリンダロッド28を突出さ
せてリンク29を一直線上に伸びた状態にし、このリン
ク29の突っ張り状態において押出シリンダ30の押出
ロッド31を突出させることにより、移動金型26を可
動金型24に対して強力に押圧できるようになってい
る。
【0026】次に、上記射出成形装置1の作用とそれに
よる軽合金の射出成形方法について説明する。まず、電
磁誘導加熱方式の溶解炉10から機械式あるいは電磁ポ
ンプ等の手段で貯溜ホッパー6内に投入された金属溶湯
5は、ガスシールされた状態でスクリュー押出機4のチ
ャンバー2の上部に供給され、各温度制御ジャケット1
3によって液相温度以下でかつ固相温度以上に冷却され
て樹枝状晶に成長する。この樹枝状晶は回転する押出ス
クリュー3の剪断作用によって破砕し、微細な結晶粒が
生成されて半凝固スラリー7に遷移する。
【0027】その後、この半凝固スラリー7は、押出ス
クリュー3によってスラリーポンプと同じように温度制
御されながら下方へ押し出される。この際、接続管路1
4のノズル18は閉鎖されているので、押出スクリュー
3には自らの回転に伴う押出力によって軸方向上方に負
荷がかかる。一方、スクリュー押出機4の射出シリンダ
12には一定の背圧が設定されており、この背圧に打ち
勝つ内圧がチャンバー2内に発生すると、押出スクリュ
ー3が軸方向上方に移動し、チャンバー2の下端部に半
凝固スラリー7が溜まり、所定量に計量される。
【0028】なお、このとき、半凝固スラリー7と言え
ども合成樹脂等に比べると非常に低粘度であるため、そ
のスラリー7の粘度によっては、射出シリンダ12への
逆背圧によって押出スクリュー3を強制的に上方へ移動
させて所定量の計量を行わねばならないこともある。こ
のようにして、半凝固スラリー7の計量が行われると、
押出スクリュー3の上方移動と回転が停止し、射出シリ
ンダ12が押出スクリュー3を下方に一気に移動させ
る。この押出スクリュー3の下方移動により、チャンバ
ー2の下端部に溜まっていた計量済みの半凝固スラリー
7が接続管路14の射出流路17を介して成形金型(固
定金型24及び移動金型26)のキャビティ内に射出さ
れ、一定形状に成形される。
【0029】上記した本実施形態の射出成形方法によれ
ば、金属溶湯5から出発して半凝固スラリー7を生成し
ているので、微細な結晶粒が均一に分散された組織にな
り、機械的特性に優れかつバリの少ない高品質な成形品
を得ることができる。すなわち、本実施形態の射出成形
方法では、垂直なチャンバー2内において金属溶湯5を
半凝固スラリー7に遷移させているので、金属溶湯5に
含まれている不活性ガスを圧力及び浮力によって抜き出
してから、同溶湯5が半凝固スラリー7に遷移すること
になる。このため、射出時の計量を正確に行えるととも
に、不活性ガスの巻き込みによって成形品に気泡が混じ
るのも防止でき、不良品の発生が極力防止されることに
なる。
【0030】また、出発原料が金属溶湯5でありこれを
半凝固スラリー7に冷却しながら下方に搬送しているの
で、押出スクリュー3の上流部の磨損や折損を低減でき
るとともに、スクリュー押出機3の負荷トルクや攪拌経
路をそれほど大きく取る必要がなくなり、装置のコンパ
クト化が可能になる。更に、チャンバー2の下端排出口
から射出される半凝固スラリー7をいったん水平方向に
向きを変えたあと水平方向に型開閉する成形金型24,
26に射出しているので、成形金型24,26やそのス
トローク量の大きさとは関係なく、スクリュー押出機4
を必要以上に高く配置する必要がなくなる。このため、
装置全体の高さ寸法を過大に設定しなくても、気泡や引
けの少ない高品質な軽金属成形品を射出成形することが
できる。
【0031】図2は、本発明の第二の実施形態を示して
いる。この実施形態の射出成形装置1では、スクリュー
押出機4のチャンバー2が型締め装置9の反対側にやや
倒れた状態に傾斜して設けられており、これにより、第
一実施形態の場合に比べて、装置全体の高さをより低く
抑えるようにしている。なお、このスクリュー押出機4
の傾斜度合いは、押出スクリュー3のヘリカル角とほぼ
同程度になるように設定されており、この程度の傾斜度
合いであれば、チャンバー2の内部での気泡の除去や半
凝固スラリー7の軸上部への付着が発生することがな
く、良好な安定運転が行える。
【0032】しかして、本発明における「実質的に縦向
き」とは、チャンバー2が垂直に立設されている場合だ
けでなく、チャンバー2の内部での気泡の除去や半凝固
スラリー7の軸上部への付着が発生しない程度に傾いた
状態をも包含する。なお、その他の構成及び作用は第一
実施形態の場合と同様であるので、図面に同一符号を付
して詳細説明を省略する。図3は、本発明の第三の実施
形態を示している。この実施形態の射出成形装置1で
は、押出スクリュー3は軸方向に移動しないようにチャ
ンバー2内に挿通され、このため、駆動モーター11の
上端には前記射出シリンダ12は設けられていない。
【0033】その代わりに、チャンバー2の下端排出口
は、水平方向に出退する射出プランジャ33が内部に挿
通された計量シリンダ(接続部材)34の前端上部に接
続されている。この計量シリンダ35の前端部には、垂
直方向の第一流路15と水平方向の第二流路16よりな
る射出流路17が構成されていて、第二流路16内の半
凝固スラリー7がチャンバー2側に逆流するのを防止す
る逆止弁(図示せず)が第一流路15に設けられてい
る。また、計量シリンダ34の後端には、射出プランジ
ャ33を固定金型24側へ突出させるための射出シリン
ダ36が設けられている。このため、この射出成形装置
1では、計量シリンダ34の第二流路16内に一定量の
半凝固スラリー7を溜めたあと、射出プランジャ33を
一気に突出させることにより、その半凝固スラリー7を
成形金型24,26内に射出することができる。
【0034】このように、本実施形態によれば、水平方
向に射出する射出プランジャ33で第二通路16内の半
凝固スラリー33を水平方向に射出するようにしている
ので、スクリュー押出機4の上部に射出シリンダ12を
設ける必要がなくなり、第一実施形態の場合に比べて装
置全体の高さをより低く抑えることができる。また、図
3に示すように、本実施形態では、型締め装置9の固定
盤23の中央部を切り欠いて形成した内空部35にスク
リュー押出機4のチャンバー2が埋め込まれており、こ
れにより、水平方向の射出プランジャ33を採用したこ
とに伴う装置長さの増大を極力防止するようにしてい
る。
【0035】更に、本実施形態の射出成形装置1によれ
ば、第一及び第二実施形態の場合では得られない次の作
用効果を奏することができる。すなわち、本実施形態で
は、押出スクリュー3とは別の射出プランジャ33で半
凝固スラリー33を射出しているので、第一及び第二実
施形態の場合のように半凝固スラリー33を射出するた
めに押出スクリュー3を高速移動させる必要がない。こ
のため、押出スクリュー3を高速移動することに伴う同
スクリュー3の先端部の摩耗を防止できるし、仮に射出
プランジャ33が摩耗しても安価な当該プランジャ33
のみを交換するだけで済む。
【0036】また、インライン方式の場合、例えチャン
バー2を縦型に配置しても、押出スクリュー3の軸方向
移動によって多少は軸シール部へスラリーが侵入する恐
れがある。この点、本実施形態では、押出スクリュー3
を軸方向移動させる必要がないので、金属溶湯5の湯面
高さよりそれほど高くない位置に軸シール部を配置する
ことができる。このため、本実施形態では、駆動モータ
ー11の設置高さそのものを低く設定することができ、
併せてその上に射出シリンダ12を配置する必要がない
ので、装置全体の高さをより低く抑えることができる。
従って、第一及び第二実施形態の場合に比べて、設備の
安全性を向上できかつメンテナンスの容易化を図ること
ができる。
【0037】図4は、本発明の第四の実施形態を示して
いる。この実施形態の射出成形装置1は、型締め装置9
と実質的に同じグランドレベルに設置された固体原料を
加熱して金属溶湯5にする溶解炉10を備えており、こ
の溶解炉10は、周知の電磁誘導方式によって内部の金
属材料を短時間で液相に溶融する機能を有する。この溶
解炉10の内部には、スクリュー式ポンプ又は電磁式ポ
ンプ等よりなる溶湯供給手段38が設けられ、この供給
手段38は、供給管路39を介してスクリュー押出機4
側の貯溜ホッパー6に接続されている。この供給管路3
9は、内外二重管構造になっており、外管と内管との間
を不活性ガスで満たして内管内の溶湯を不活性ガスでシ
ールし、これによって金属溶湯5の酸化を防止できるよ
うになっている。
【0038】このように、本実施形態では、溶解炉10
が型締め装置9と実質的に同じグランドレベルに設置さ
れ、かかる溶解炉10内の金属溶湯5を供給管路を介し
て貯溜ホッパー6に供給するようにしているので、大量
の金属溶湯5を装置の高所に配置する必要がなく、安全
上好ましい。また、本実施形態の射出成形装置1は、金
属溶湯5の湯面高さを検出するレベルセンサ40と、こ
のレベルセンサ40からの信号に基づいて前記溶湯供給
手段38による材料供給を制動する制御装置41と、を
備えており、このレベルセンサ40の液面検出高さは、
押出スクリュー3の軸封部42よりも低くなるように設
定されている。
【0039】なお、このレベルセンサ40には、熱電対
や超音波センサを使用することができる。また、制御装
置41によって、供給管路39の途中に設けた電磁弁
(図示せず)を開閉して材料供給を制御する方式にする
こともできる。このように、本実施形態では、制御装置
41によって貯溜ホッパー6内の金属溶湯5の湯面高さ
が押出スクリュー3の軸封位置よりも高くならないよう
に制御されるので、チャンバー2内の材料の水頭圧が軸
封部42を越えることがない。このため、押出スクリュ
ー3の上部に半凝固スラリー7が付着しても、そのスラ
リー7が押出スクリュー3の軸封部分に至るのが可及的
に防止され、同軸封部分が損傷するのを有効に防止する
ことができる。
【0040】なお、その他の構成は第一の実施形態の場
合(図1)と同様であるから、その場合と同じ符号を図
4に付すことにより、詳細な構造説明は省略する。ま
た、上記した第四の実施形態固有の構成は、前記第二の
実施形態(図2)や第三の実施形態(図3)にも採用す
ることができる。なお、本発明の各実施の形態を説明し
たが、これらの実施の形態は例示的なものであって限定
的なものではない。本発明の技術的範囲は冒頭の特許請
求の範囲により決定され、その意味に入るすべての態様
は本発明の範囲に含まれる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
装置全体の高さ寸法を過大にしなくても、気泡や引けの
少ない高品質な軽金属成形品を射出成形できるので、射
出成形による高品質な鋳造品を安価に得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態に係る軽合金の射出成形装置の全
体側面図である。
【図2】第二実施形態に係る軽合金の射出成形装置の全
体側面図である。
【図3】第三実施形態に係る軽合金の射出成形装置の全
体側面図である。
【図4】第四実施形態に係る軽合金の射出成形装置の全
体側面図である。
【符号の説明】
1 射出成形装置 2 チャンバー 3 押出スクリュー 4 スクリュー押出機 5 金属溶湯 6 貯溜ホッパー 7 半凝固スラリー 8 冷却手段 9 型締め装置 14 接続管路(接続部材) 15 第一流路 16 第二流路 17 射出流路 24 固定金型 26 移動金型 33 射出プランジャ 34 計量シリンダ(接続部材) 38 溶湯供給手段 39 供給管路 40 レベルセンサ 41 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 克典 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目3番1号 株式会社神戸製鋼所高砂製作所内 (72)発明者 神田 剛 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目3番1号 株式会社神戸製鋼所高砂製作所内 (72)発明者 藤沢 和久 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャンバー(2)の内部に押出スクリュ
    ー(3)を回転自在に有する実質的に縦向きに配置され
    たスクリュー押出機(4)と、前記チャンバー(2)の
    上部に接続された金属溶湯(5)を貯溜するための貯溜
    ホッパー(6)と、この貯溜ホッパー(6)から前記チ
    ャンバー(2)内に供給された金属溶湯(5)が半凝固
    スラリー(7)となるように冷却する冷却手段(8)
    と、前記チャンバー(2)の下端排出口から排出された
    前記半凝固スラリー(7)を射出成形するための型締め
    装置(9)と、を備えている軽合金の射出成形装置にお
    いて、 前記型締め装置(9)は固定金型(24)に対して移動
    金型(26)を水平方向に開閉するように構成されてお
    り、前記チャンバー(2)の下端排出口に、縦方向の第
    一流路(15)とこの流路(15)の下端から水平方向
    に延びかつ前記固定金型(24)に連通する第二流路
    (16)を内部に有する接続部材(14,34)が接続
    されていることを特徴とする軽合金の射出成形装置。
  2. 【請求項2】 スクリュー押出機(4)は押出スクリュ
    ー(3)を軸方向に移動させて半凝固スラリー(7)を
    射出する射出機能を備えている請求項1に記載の軽合金
    の射出成形装置。
  3. 【請求項3】 第一流路(15)と第二流路(16)の
    交差部分に半凝固スラリー(7)を滑らかに方向転換さ
    せるためのアール部(17R)が形成されている請求項
    2に記載の軽合金の射出成形装置。
  4. 【請求項4】 スクリュー押出機(4)は軸方向に移動
    しない押出スクリュー(3)を備えており、射出流路
    (17)の第二流路(16)内に水平方向に移動する射
    出プランジャ(33)が設けられている請求項1に記載
    の軽合金の射出成形装置。
  5. 【請求項5】 第二流路(16)内の半凝固スラリー
    (7)がスクリュー押出機(4)に逆流するのを防止す
    る逆止弁が第一流路(15)に設けられている請求項4
    に記載の軽合金の射出成形装置。
  6. 【請求項6】 型締め装置(9)と実質的に同じグラン
    ドレベルに設置された固体原料を加熱して金属溶湯
    (5)にする溶解炉(10)と、この溶解炉(10)内
    の金属溶湯(5)を不活性ガスでシールされた供給管路
    (39)を介して貯溜ホッパー(6)に供給する溶湯供
    給手段(38)と、を備えている請求項1〜5のいずれ
    かに記載の軽合金の射出成形装置。
  7. 【請求項7】 貯溜ホッパー(6)内の金属溶湯(5)
    の湯面高さを検出するレベルセンサ(40)と、このセ
    ンサ(40)からの信号に基づいて前記金属溶湯(5)
    の湯面高さが押出スクリュー(3)の軸封位置よりも高
    くならないように当該貯溜ホッパー(6)に対する金属
    溶湯(5)の供給量を制御する制御装置(41)と、を
    備えている請求項1〜6のいずれかに記載の軽合金の射
    出成形装置。
  8. 【請求項8】 溶解炉(10)は、固体材料を瞬時に金
    属溶湯(5)に溶融する電磁誘導加熱方式の加熱装置を
    備えている請求項1〜7のいずれかに記載の軽合金の射
    出成形装置。
  9. 【請求項9】 チャンバー(2)は、内部の材料を加熱
    する加熱手段(13)を備えている請求項1〜8のいず
    れかに記載の軽合金の射出成形装置。
  10. 【請求項10】 実質的に縦向きのチャンバー(4)内
    において金属溶湯(5)を押出スクリュー(3)で剪断
    しながら冷却して半凝固スラリー(7)に遷移させたあ
    と、そのチャンバー(2)の下端排出口から排出される
    前記半凝固スラリー(7)をいったん水平方向に向きを
    変えて同水平方向に型開閉する成形金型(24,26)
    に射出することを特徴とする軽合金の射出成形方法。
  11. 【請求項11】 次の工程(a)〜(d)を備えている
    軽合金の射出成形方法。 (a) グランドレベルに設置されている溶解炉(1
    0)によって軽合金材料を金属溶湯(5)に溶融する工
    程 (b) 前記グランドレベルに実質的に縦向きに設置さ
    れているチャンバー(4)の貯溜ホッパー(6)に前記
    金属溶湯(5)を供給する工程、 (c) 前記チャンバー(4)内において前記金属溶湯
    (5)を押出スクリュー(3)で剪断しながら冷却して
    半凝固スラリー(7)に遷移させる工程 (d) 前記半凝固スラリー(7)を、前記チャンバー
    (2)の下端排出口から水平方向に向きを変えて前記グ
    ランドレベルに設置されている水平方向に型開閉する成
    形金型(24,26)に射出する工程
JP2000063922A 1999-04-21 2000-03-08 軽合金の射出成形方法及び装置 Withdrawn JP2001001122A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000063922A JP2001001122A (ja) 1999-04-21 2000-03-08 軽合金の射出成形方法及び装置
US09/550,331 US6840302B1 (en) 1999-04-21 2000-04-14 Method and apparatus for injection molding light metal alloy
EP00108544A EP1046445B1 (en) 1999-04-21 2000-04-19 Method and apparatus for injection molding light metal alloy
DE60035147T DE60035147T2 (de) 1999-04-21 2000-04-19 Verfahren und Vorrichtung zum Spritzgiessen von Leichtmetall
AT00108544T ATE364465T1 (de) 1999-04-21 2000-04-19 Verfahren und vorrichtung zum spritzgiessen von leichtmetall
US10/914,153 US7163046B2 (en) 1999-04-21 2004-08-10 Method and apparatus for injection molding light metal alloy

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11372499 1999-04-21
JP11-113724 1999-04-21
JP2000063922A JP2001001122A (ja) 1999-04-21 2000-03-08 軽合金の射出成形方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001001122A true JP2001001122A (ja) 2001-01-09

Family

ID=26452668

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000063922A Withdrawn JP2001001122A (ja) 1999-04-21 2000-03-08 軽合金の射出成形方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001001122A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003025057A (ja) * 2001-07-10 2003-01-28 Toshiba Mach Co Ltd 型締装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003025057A (ja) * 2001-07-10 2003-01-28 Toshiba Mach Co Ltd 型締装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0765198B2 (en) Method and apparatus for injection molding of semi-solid metals
US7163046B2 (en) Method and apparatus for injection molding light metal alloy
RU2023532C1 (ru) Способ литья под давлением методом инжекции металлического материала, имеющего дендритные свойства, и устройство для его осуществления
JP3156922B2 (ja) 半固体金属射出成型の方法及び装置
US20040144516A1 (en) Method and apparatus for thixotropic molding of semisolid alloys
US6298901B1 (en) Method and apparatus for semi-molten metal injection molding
JP2004344976A (ja) 重力送給を用いた垂直射出装置
JP2001001122A (ja) 軽合金の射出成形方法及び装置
US20040231821A1 (en) Vertical injection machine using three chambers
JP2002144000A (ja) 軽合金の射出成形方法及び装置
JP6985545B1 (ja) 軽金属射出成形機の射出装置
JP2000326062A (ja) 軽合金の射出成形方法及び装置とこれに用いるノズル
US6562100B2 (en) Material supply and melting method in injection molding of metal material
JP4204878B2 (ja) 軽合金の射出成形方法及び射出成形装置
JP2000317599A (ja) 軽合金の射出成形装置とこれに用いる押出スクリュー
JP3954914B2 (ja) 軽合金の射出成形方法及び射出成形装置
JP3262220B2 (ja) 金属材料の溶融射出装置及び金属材料の完全溶融射出成形方法
JP2003025054A (ja) マグネシウム合金の射出成形方法及び装置
JP3565437B2 (ja) 低融点金属材料用の金属射出成形装置
JP3502575B2 (ja) 金属成形品成形用金型
JPH09155526A (ja) 金属材料の射出装置
JP3848936B2 (ja) 低融点金属合金の半溶融成形方法及び成形機
JP2001105115A (ja) 金属材料の射出成形機及び射出成形方法
JP2000317606A (ja) 軽合金の射出成形方法及び装置
JP4051393B2 (ja) 低融点金属合金の成形方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070122

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20080605