JP2001105115A - 金属材料の射出成形機及び射出成形方法 - Google Patents

金属材料の射出成形機及び射出成形方法

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    • B22D17/00Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
    • B22D17/20Accessories: Details
    • B22D17/2015Means for forcing the molten metal into the die
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属材料の射出成形に加熱筒の傾斜という手
段を採用し、傾斜による流動とスクリュの回転による移
送力の両方により、液相状態の金属材料の移送と計量と
を常に確実に行い得るようにする。 【解決手段】 先端にノズル13を有し後部に供給口を
有する加熱筒11内に、スクリュを回転かつ軸方向に移
動に備えた射出装置1と、その射出装置1に対設した金
型4の両方を型締装置2と共に、加熱筒11内の液相状
材料が自重により前室に流下し、かつノズル13と金型
4内のスプルブッシュ41とが同一直線上に位置して屈
曲することなくノズルタッチするように、金型4側を下
位にして機台3上に同一角度に傾斜設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、亜鉛、マグルシ
ウム又はそれら合金等の低融点の非鉄金属を、完全に溶
融して液相状態で射出成形する金属材料の射出成形方法
と射出成形機とに関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】低融点の非鉄金属を完
全溶融して、液相状態で射出成形することが試みられて
いる。成形方法としてはプラスチック材料の場合と同様
に、内部に射出用のスクリュを回転かつ軸方向に移動可
能に備えた加熱筒を採用し、加熱筒の後部から供給され
た粒状の金属材料を、スクリュ回転により加熱筒の前方
へと移送しつつ加熱により完全に溶融して、加熱筒の前
室に液相状態で蓄積して計量したのち、スクリュ前進に
より加熱筒先端のノズルから金型に射出充填するという
ものであった。
【0003】このような射出成形を金属材料に採用した
場合における課題は、スクリュ回転による材料移送の困
難さと計量の不安定さにある。プラスチック材料では溶
融により高粘度となることから、スクリュ回転による移
送は、主として溶融プラスチックとスクリュの境界面に
おける摩擦係数が、溶融プラスチックと加熱筒内壁の境
界面における摩擦係数よりも小さく、そこに摩擦係数差
があることから生ずる。
【0004】それに対し、液相状態にまで完全に溶融し
た金属材料では、プラスチックとは比較にならぬほど粘
度が小さいため、上記2つの境界面における摩擦係数差
が殆どないに等しく、これにより溶融プラスチックの場
合のようなスクリュ回転による移送力が生じ難い。
【0005】金属材料でも、固体移送力と溶融過程にお
ける半溶融状態での高粘度域においては移送力が生じる
ので、その領域まではスクリュ回転により材料移送は行
い得るが、金属材料では溶融により液相率が高まるに伴
って粘度が低下し、スクリュフライト間のねじ溝による
移送力が減衰するので、スクリュ回転による加熱筒の前
室内への安定供給が困難となる。
【0006】またプラスチック材料では、溶融により高
粘度となることから、スクリュ回転により加熱筒の前室
に蓄えられるにしたがい、その反力としてスクリュを後
方へ押し戻す材料圧が発生するので、この材料圧による
スクリュ後退を制御することによって溶融材料の計量を
毎回一定量にすることができる。
【0007】しかし、金属材料が低粘度の液相状態で
は、スクリュを後方へ押し戻す程の圧力上昇は生じない
ので、材料圧によるスクリュ後退が起こり難く、スクリ
ュ回転のみでは前室への蓄え量も異なって毎回一定量に
することができない。
【0008】また金属材料は比重がプラスチック材料よ
りも著しく大きく、液相状態では低粘度で流動性を有す
ることから、水平に設置した加熱筒内では、スクリュ回
転を停止して静止すると、液相状態の金属材料がスクリ
ュフライトと加熱筒とのクリアランスから、後方の半溶
融領域に漏出するようになり、これにともなって前室に
蓄積した金属材料も開弁状態にあるリングバルブからス
クリュの前部周囲へと逆流して減量するようになる。
【0009】この蓄積量の減少に伴って前室では液相面
も下がることから、前室上部に計量を不安定となす気相
(隙間)が生じ、また漏出した液相状態の金属材料は半
溶融領域にて温度低下して高粘度化するか、または半溶
融領域の加熱状態によっては固化してスクリュ溝内に堰
を形成し、その後方の供給口からの粒状材料のスクリュ
回転による移送に支障を来す、という課題をも有する。
【0010】この発明は、金属材料を液相状態にて射出
成形する場合の上記課題を解決するために考えられたも
のであって、その目的は、射出装置の傾斜という手段の
採用により、液相状態の金属材料の移送と計量及び脱気
などを常に円滑に行い得る新たな金属材料の射出成形機
と射出成形方法とを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的によるこの発明
の射出成形機は、先端にノズルを有し後部に供給口を有
する加熱筒内に、スクたュを回転かつ軸方向に移動可能
に備えた射出装置と、その射出装置に対向位置する金型
の型締装置とを、加熱筒内の金属材料が液相状態で自重
により加熱筒の前室に流下し、かつノズルと金型内のス
プルブッシュとが同一直線上に位置して屈曲することな
くノズルタッチするように、金型側を下位にして機台上
に同一角度に傾斜設置してなる、というものである。
【0012】また上記スクリュは、先端に射出用のプラ
ンジャを備え、そのプランジャは上記加熱筒の先端部内
に縮径して形成した前室と略同径で、前室内の液相状材
料の逆流が殆ど生じない程度の摺動クリアランスを確保
して、前室に進退自在に挿入可能に形成されている、と
いうものでもある。
【0013】さらに、この発明の射出成形方法は、先端
にノズルを有し後部に供給口を有する加熱筒内に、スク
リュを回転かつ軸方向に移動可能に備えた射出装置と、
その射出装置に対設した金型の両方を、加熱筒内の金属
材料が液相状態で自重により加熱筒の前室に流下するよ
うに、金型側を下位にして同一角度に傾斜設置し、その
傾斜による流動とスクリュの回転とにより金属材料を液
相状態で加熱筒の前室に蓄積して計量したのち、上記金
型に射出充填するというものであり、また上記スクリュ
の回転数を計測するセンサを設け、そのセンサにより回
転数を設定回数に制御してなる、というものでもある。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の射出成形機の
1例を示すものである。図中1はインラインスクリュ式
の射出装置、2は射出装置1に対設した通常構成の型締
装置で、その型締装置2の固定盤21と可動盤22とに
一対の分割型による金型4が取付けてある。
【0015】上記射出装置1は、図2に略示すように、
外周囲にバンドヒータ(図は省略)を一定間隔ごとに取
付けた加熱筒11の内部に、射出用のスクリュ12を回
転かつ軸方向に移動可能に備える。また加熱筒11は先
端にノズル13を、後部に粒状の金属材料の供給口14
を有し、その供給口14を上側にして加熱筒内の液相状
態の溶融金属が自重により前室内へ流下するようにノズ
ル13を下向きにして傾斜設置してある。
【0016】上記スクリュ12は、円錐状形の先端部の
外周に逆流防止用のリングバルブ15を進退自在に嵌合
した通常のもので圧縮部を有せず、同一軸径の軸部周囲
に旋回形成したフライト間の所定ピッチのねじ溝によ
り、上記供給口14からの粒状の金属材料をスクリュ回
転により加熱筒前方へと移送する構造からなる。
【0017】上記射出装置1と上記型締装置2は、上記
加熱筒11内の液相状態の金属材料が自重により加熱筒
11の前室11aに流下し、かつノズル13が金型4内
のスプル41とが同一直線X−X上に位置して屈曲する
ことなくノズルタッチするように、金型4側を下位にし
て機台3の上に同一角度(少なくとも傾斜角3度以上)
にて傾斜設置してある。
【0018】図3(A)は、射出後のスクリュ前進位置
における金属材料の溶融状況を略示するものであって、
後部から粒状材料a、半溶融状材料b、液相状材料cの
各状態にある。これらの状態から金属材料は、スクリュ
回転によりまず粒状材料aとして加熱筒前方へと順次ね
じリードされて移送され、その途中で外部からの加熱に
より溶融して固相と液相とが混在した半溶融状材料bと
なる。
【0019】半溶融状材料bでは、さらなる加熱により
液相率が高まると、湯のように粘度が低い液相状材料c
のみが自重によりスクリュ下側に溜り易くなるが、加熱
筒11がスクリュ12と共に下向きに傾斜しているた
め、スクリュ回転によるねじ効果と相俟って、液相状材
料cはスクリュ12の前部周囲に流下して深さを増すよ
うに蓄えられるとともに、比重の大きさから脱気が自然
に行われるようなる。
【0020】図3(B)は、上記スクリュ12の前部周
囲に蓄えられた液相状材料cを、加熱筒11の前室11
aへ供給して計量を行った状態を示すものである。この
計量は、ノズル13を金型4のスプルブッシュ41にノ
ズルタッチさせた状態で、射出後の前進位置からスクリ
ュ12を回転しながら後方に設定距離だけ後退すること
によって行われる。なおスクリュ回転は、回転中のスク
リュ後退防止として或る程度の背圧力をかけて行うのが
好ましい。
【0021】この回転後退によって、スクリュ12の前
部周囲に一次的に蓄えられた液相状材料cが、閉弁状態
のリングバルブ15を押し開いて前室11aに流れ込む
ようになり、その所定量が前室11aに蓄積される。
【0022】また回転によりスクリュ後部では供給口1
4からの粒状材料aが前方へと移送されて、外部からの
加熱により半溶融状態となり、その前方の半溶融状材料
bも移送されながら更に加熱溶融して液相化し、スクリ
ュ12の前部周囲に蓄えられて液相状材料cの量を増す
と共に、前室11aに蓄積された液相状材料cに不足が
あるような場合には、その不足分が補われるようにな
り、材料の自重による脱気も円滑に行われるようにな
る。
【0023】また半溶融状材料bとの間には気相dが生
ずるようになり、この気相dに水平に臨む液相面より上
側に半溶融状材料bが位置するので、スクリュ回転を停
止して静止しても、液相状材料cが半溶融状材料b側へ
の漏出せず、したがって、前室11aの蓄積量の変動も
なくなる。
【0024】上記液相状材料cの一次的な蓄え量は、ス
クリュ回転数(rpm)と回転時間(s)によって異な
る。したがって、スクリュ回転数(rpm)をセンサに
より計測して、設定回数に制御するのが好ましい。具体
的にはスクリュ回転の開始からある一定の回転数を、通
常の成形機が使用している回転計(センサ)によりカウ
ントして計測し、スクリュ回転数(rpm)×回転時間
(s)から回転回数を算出して設定回数に制御する。な
おスクリュ回転は、回転中のスクリュ後退防止として或
る程度の背圧力をかけて行うのが好ましい。
【0025】上記スクリュ12の回転と後退とによる計
量が完了したならば、スクリュを停止して工程を射出に
切換え、スクリュ12を前進移動して前室11aに計量
した液相状材料cを金型4に射出する。この射出時には
前回の射出後に生じたノズル先端内の冷却による固化物
は、射出圧力により金型側に押し出されるので、前室1
1aに蓄積された液相状材料cの射出充填の障害となる
ようなことはなく、スクリュ12は図3(A)に示す前
進位置まで移動して射出を完了する。そして工程は再び
次の計量に切換えられて、スクリュ12は回転しながら
設定位置まで後退移動することになる。
【0026】また射出量が少ない製品の成形に際して
は、液相状材料cの一次的な蓄え量を多く設定して、複
数ショットを連続して行うことができ、このような場合
のスクリュ12の回転と後退は複数ショットに一回で済
むことになる。
【0027】図3は、先端を射出用のプランジャに形成
して、上記リングバルブ15を省略したスクリュ12を
備えた射出装置による場合の実施形態を示すものであ
る。この射出装置の加熱筒11は、先端部内を所要長さ
にわたり加熱筒内径に対して8〜15%ほど縮径して、
計量用の前室11aに形成したものからなる。また先端
は前記実施形態と同様にノズル13を有する。
【0028】上記加熱筒11の内部に回転かつ軸方向に
移動自在に内装したスクリュ12は、先端に射出用のプ
ランジャ16を備えている。このプランジャ16の直径
は、上記前室11aと略同径に形成されており、これに
よりプランジャ16は、図3(C)にて示す前室11a
の液相状材料cの逆流が殆ど生じない程度の摺動クリア
ランスを確保して、前室11aに進退自在に挿入されて
いる。
【0029】またプランジャ16の先端部17は、上記
前室11aの漏斗状の先端部と適合するテーパ面の円錐
形に形成され、そのテーパ面と軸部前部とにわたって複
数の流通溝18が一定間隔ごとに凹設してある。なお、
流通溝18は必ずしも必要というものではなく、スクリ
ュ2の後退位置が図示の位置よりも後方で、先端部17
の周囲に流通間隙が形成される場合には省略することが
できる。
【0030】上記スクリュ12は、上記プランジャ16
の先端部17がプロセス制御により充填完了位置に達す
るまで上記前室11aを前進移動して、そこに計量され
た液相状材料cをクッションとしての所要量を残して全
て金型7に射出充填する。射出後の材料計量は、ノズル
13を上記金型4のスプルブッシュ41にノズルタッチ
させた状態で、射出後の前進位置のスクリュ12を回転
しながら後方に設定距離だけ後退することによって行わ
れる。
【0031】この強制後退によって加熱筒11の前室1
1aは、ノズル先端が前回の射出後の冷却固化した材料
によって塞がれていることから、負圧状態(減圧又は真
空状態)となって、スクリュ12の前部周囲に一次的に
蓄えた液相状材料cが、吸引により前室11aに流れ込
んで蓄積される。以後の工程は、図3(B)により説明
する前記実施形態と同様で重複するので、その詳細な説
明は省略する。
【0032】上述のようにこの発明では、射出装置と金
型の両方を同一角度に傾斜設置し、その傾斜による流動
とスクリュの回転とにより金属材料を液相状態で加熱筒
の前室に蓄積して計量できるようにしたので、金属材料
が低粘度の液相状であってもてスクリュによる移送が容
易に、しかも円滑に行え、また半溶融状材料と液相状材
料との間に生じた気相に液相面が水平に臨むようにな
り、その上側に半溶融状材料が位置するので、スクリュ
回転を停止して静止しても、液相状材料が半溶融状材料
側へ漏出して前室の蓄積量が変動するようなこともな
く、スクリュ回転により液相状態での一次的な蓄えと、
前室の蓄積量の補給をも行えるので、液相状態で金属材
料を射出成形するものであっても、成形状態が安定した
金属材料による製品を得ることが可能となる。
【0033】またノズルと金型内のスプルブッシュとが
同一直線上に位置して屈曲することなくノズルタッチす
るように、金型側を下位にして機台上に同一角度に傾斜
設置したことから、ノズルの移動方向と金型の開閉方向
が同軸上になるので、ノズル先端面及びスプルブッシュ
のノズルタッチ面を通常のごとく形成でき、ノズルタッ
チの不都合から生じがちな材料漏れを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る金属材料の射出成形機の立面
図である。
【図2】 この発明におけるノズルとスプルブッシュと
のノズルタッチ状態を示す縦断部分図である。
【図3】 この発明に係わる金属材料の射出成形方法の
工程説明図である。
【図4】 リングバルブを省略した他の実施形態のスク
リュを備えた射出装置の先端部の縦断面図である。
【符号の説明】
1 射出装置 2 型締機構 3 機台 4 金型 41 スプルブッシュ 11 加熱筒 11a 加熱筒の前室 12 スクリュ 13 ノズル 14 供給口 15 リングバルブ 16 プランジャ 17 先端部 a 粒状材料 b 半溶融状材料 c 液相状材料 d 気相
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 康彦 長野県埴科郡坂城町大字南条2110番地 日 精樹脂工業株式会社内 (72)発明者 林 祐司 長野県埴科郡坂城町大字南条2110番地 日 精樹脂工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端にノズルを有し後部に供給口を有す
    る加熱筒内に、スクリュを回転かつ軸方向に移動可能に
    備えた射出装置と、その射出装置に対向位置する金型の
    型締装置とを、加熱筒内の金属材料が液相状態で自重に
    より加熱筒の前室に流下し、かつノズルと金型内のスプ
    ルブッシュとが同一直線上に位置して屈曲することなく
    ノズルタッチするように、金型側を下位にして機台上に
    同一角度に傾斜設置してなることを特徴とする金属材料
    の射出成形機。
  2. 【請求項2】 上記スクリュは、先端に射出用のプラン
    ジャを備え、そのプランジャは上記加熱筒の先端部内に
    縮径して形成した前室と略同径で、前室内の液相状材料
    の逆流が殆ど生じない程度の摺動クリアランスを確保し
    て、前室に進退自在に挿入可能に形成されていることを
    特徴とする請求項1記載の金属材料の射出成形機。
  3. 【請求項3】 先端にノズルを有し後部に供給口を有す
    る加熱筒内に、スクリュを回転かつ軸方向に移動可能に
    備えた射出装置と、その射出装置に対設した金型の両方
    を、加熱筒内の金属材料が液相状態で自重により加熱筒
    の前室に流下するように、金型側を下位にして同一角度
    に傾斜設置し、その傾斜による流動とスクリュの回転と
    により金属材料を液相状態で加熱筒の前室に蓄積して計
    量したのち、上記金型に射出充填することを特徴とする
    金属材料の射出成形方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の計量方法において、上
    記スクリュの回転数を計測するセンサを設け、そのセン
    サにより回転数を設定回数に制御してなることを特徴と
    する金属材料の射出成形における計量方法。
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