JP2001000581A - 自転車式車いす - Google Patents

自転車式車いす

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JP2001000581A
JP2001000581A JP11212594A JP21259499A JP2001000581A JP 2001000581 A JP2001000581 A JP 2001000581A JP 11212594 A JP11212594 A JP 11212594A JP 21259499 A JP21259499 A JP 21259499A JP 2001000581 A JP2001000581 A JP 2001000581A
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JP11212594A
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Ritsuko Mochizuki
律子 望月
Toshihiro Mochizuki
俊宏 望月
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高齢になると足から老化が始まるため、要介
護者にならないために、膝に負担を掛けずに、いすに腰
掛けたままの姿勢で歩行訓練が出来る様にする。 【解決手段】 並設の位置に凹凸6に屈折した丸棒状5
を用意し、両側にベアリング2個7を入れ、先端に歯車
状8を固定する。後輪1のリム周設に円形状の板状2を
定着し、内側にチェーン状3を接着し、歯車状8と結合
した位置で車軸棒4と丸棒状5を平行に位置して、ベア
リング7と支え部材9を両側にそれぞれ固定する。同一
長さのてこ棒2本15に丸棒状16を入れておき、本体
両側面部材17に固定する。同一長さの接続棒2本20
は、凹凸6部分に回転可能に取り付け、反対側をてこ棒
15の端に連結する。同一長さの接続棒2本18は先端
にペダル2個19を取付け、反対側をてこ棒15の端に
連結する。ペダルを支えるロープ状4本28は本体前上
部に釣支する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、いすに腰掛けたままの姿勢で、
自分の足で漕いで走らせることが出来る福祉を目的とし
た自転車式車いすである。現在、我が国では、介護を必
要としている高齢者が、200万人居ると言われてい
る。それに伴い、車いすも多種多様に出回っている。し
かし、車いすを使用する以前が重要で、高齢になると、
まず、足から老化が始まる。従来では、車いすを使用す
る以前は杖や歩行器に頼っているが、立って歩くには体
重の7倍も膝に負担が掛かってしまい、老化の始まって
いる足には、唯、足を支えるに過ぎない。高齢者の歩行
訓練には、膝に負担を掛けずに出来ることが一番望まし
いことである。
【0002】従来では、高齢者が歩行困難になると、他
に手段が無かったため、即、車いすに頼ってしまった。
しかし、手足に力の無い高齢者が、自分の体重を手で廻
しながら移動することは困難で、若者には良いが高齢者
には介護用の車いすになってしまうため、動く足も動か
さなくなり要介護者を増やしてしまった。本発明は、い
すに腰掛けたままの姿勢で、足の前後運動によって走ら
せることが出来る。足の前後運動をすることで、膝の伸
縮運動が繰り返され、歩行する時一番重要な筋肉である
大腿四頭筋、膝、前脛骨筋、等が強化され丈夫になる。
尚且つ、全く膝には負担が掛からないため、足のリハビ
リにも最適である。
【0003】本発明は、片側の後輪のリム周設に、円形
状の板状を定着し、内側部分にチェーン状を接着してあ
る。並設の位置で凹凸に屈折した丸棒状を用意し、先端
に歯車状を固定しチェーン状と結合させて、両後輪の車
軸棒と丸棒状を固定するが、棒このとき、歯車状をスム
ーズに回転させるために、ベアリング2個を丸棒状の両
側に入れておき、一番力の加わる場所であるため、支え
部材と補強部材を使用して固定してある。凹凸に屈折し
ている部分には同一長さの接続棒2本、同一長さの長方
形の角パイプ状を、てこ棒として2本、先端にペダルを
取り付けた同一長さの接続棒2本をそれぞれ連結させ
る。すると、ペダルを前後に動かすと、接続棒と、てこ
棒と凹凸に屈折している部分の接続棒とに連動して左右
交互に動き、同じに丸棒状の先端に固定してある歯車状
が回転し、チェーン状と噛み合って、車輪が前後に回転
し走る様になるため、いすに腰掛けたままの姿勢で足の
前後運動によって走らせる事が出来る。
【0004】本発明は歩行に自信が無くなった高齢者
や、既に歩行を諦めている障害者にも効果的で、それを
図面について説明する。ちなみに、本発明の後輪は自転
車の前輪を利用している。図1、図2、片側後輪1のリ
ム周設に円形状の板状2を定着して、その内側部分にチ
ェーン状3が接着してあり、後輪1,1のハブ軸を止め
ているロックナット32を車軸棒4で両側の後輪1,1
を軸着している。そうすることでハブ33と車輪だけが
回転し、車軸棒は回転しない状態になる。丸棒状5は並
設の位置に凹凸6,6に屈折していて、両側にベアリン
グ2個7,7を入れておき、丸棒状5の先端に歯車状8
を固定して、チェーン状3と結合した位置で、車軸棒4
と丸棒状5を平行に配置し、ベアリング7,7を両側の
位置に定め、長方形の板状を支え部材として2枚9,9
と固定している。更に、車軸棒4と支え部材9,9とも
固定し車軸棒4と支え部材9,9に直角に、三角形の板
状を補強用として、補強部材10,10を固定してい
る。すると、凹凸6,6の屈折した部分を廻すと歯車状
8が回転して、チェーン状3と噛み合って、車輪1,1
が前後に回転する様になる。図2、本体である、いす後
方部材2本11,11を車軸棒4と支え部材9,9が固
定してある位置に固定している。図4、前輪12の車軸
はL字型30A,30Bに曲げ、30Bは前輪12に軸
着し長方形の板状の片面を斜めに立ち上げ先端部分に隣
接して2箇所に孔が設けてあり、これを軸腕13として
車軸30Aと前輪12の間に固定している。すると前輪
12だけが廻り、軸腕13は動かない状態になってい
る。図2、以上の前輪を同一に2個製作し軸腕13が内
側になる様に両前輪12,12を配置し、L字型に曲げ
た車軸30Aを本体いす前方部材14,14に軸着して
いる。すると、軸腕13,13を左右に動かすと、前輪
12,12は動くが本体のいす前方部材は動かない状態
になる。図3、同一長さの長方形の角パイプ状を、てこ
棒として2本、15,15の中心より上方部に丸棒状1
6を差し込んで、更に、本体いす両側面部材17,17
に固定している。同一長さの接続棒2本18,18の先
端にペダル2個19,19の外側の中央部に取り付けて
いる。同一長さの接続棒2本20,20は、凹凸の屈折
部分6,6に回転可能に取り付けている。ペダル19,
19を取り付けた接続棒18,18と凹凸に屈折した部
分に取り付けた接続棒20,20の反対側どうしを、て
こ棒15,15を挟んだ状態で両端に連結するが、この
とき、前輪12側にペダル19が来る様に配置し、連結
している。ペダル19,19を前後に動かすと、接続棒
18,18と、てこ棒15,15と、接続棒20,20
が、凹凸6,6の屈折部分に連動して、左右交互に動
き、同じに、丸棒状5の先端に固定している歯車状8も
回転して、図1、チェーン状3と噛み合って、後輪1,
1が回転し、走る様になる。図5、同一長さのハンドル
の軸棒23,23を2本用意し、上下両端部分を反対向
きになる様にL字型に曲げ、下部部分の先端部に凸設2
4,24してある。図6、車軸30B,30Bに固定し
てある軸腕13,13の上にハンドルの軸棒23,23
を垂直に乗せ、図4、図5、凸設部分24,24と軸腕
の先端部の孔とを合わせ固定している。垂直に立てたハ
ンドルの軸棒23,23はそのまま、図6、本体いす前
方部材14,14に軸棒23,23だけが動く様に取り
付けてある。図5、上部のL字型に曲げた部分は、下部
の前向きL字型に対して、45度に曲がっていて、それ
をハンドル25,25とし、曲がる手前の位置にブレー
キレバー26,26が取り付けてあり、図6、本体両い
す側面部材17,17に取り付けてあるブレーキ27,
27に接続している。図4、両車軸30AB、30AB
に固定している軸腕に設けてある内側の孔に同一長さの
固定金具2個21,21を取り付けている両軸腕13,
13の幅に合わせて、平棒状をリレーロッド22とし
て、固定金具21,21に取り付けている。図6、ペダ
ル19,19は、足が外れない様に、バンド状31,3
1が取り付けてあり、接続棒18,18に水平になる様
に取り付けてある。ペダルを支えるためのロープ状4本
28,28,28,28を接続棒18,18と同じ位置
に取り付け本体いす前方上部4箇所に釣支している。こ
の様な構造であることから、高齢者が乗りやすい様に、
ハンドル軸棒23,23を本体の両端に設け、リレーロ
ッド22によって前輪12,12が左右同調して動く様
になっていることから片手でも運転することが出来る。
【0005】以上の構造であることから、足の前後運動
に、てこの原理を利用して歯車を動かし、車輪を走らせ
るようになっていることから、高齢者や障害者にも乗り
やすく作られている。足の伸縮運動によって、筋肉が硬
くなり曲がりにくくなっている膝も曲がり易くなるリハ
ビリや脳を活性化し痴呆の予防につながり、更に、体全
体の内臓の働きも良くなり、寝たきりを防ぐものであ
る。現在我が国では、介護者の人手不足で社会的に大問
題になっているが、介護者で悩むより、要介護者を減ら
す事が先決である。従来では他に手段が無かったため、
車いすを利用していた人々も、自力で散歩や運動も自在
に出来、又、必要に応じて本体いす部分に晴雨兼用の傘
状を取り付けることで、天候に左右されず利用すること
が出来る。更に、前輪が従来の車いすに比べ、大きいの
で、少々の段差は容易に乗り越えることが出来る。従来
の車いすとは用途が違うため、本発明を必要とする高齢
者や障害者は多大にいる筈である。そのためにも、必要
不可欠な自転車式車いすである。
【図面の簡単な説明】
【図1】後輪と歯車の斜視図と車軸の断面図である。
【図2】前輪と後輪と本体一部の斜視図である。
【図3】てこ棒と接続棒との関連の斜視図である。
【図4】前輪の斜視図である。
【図5】ハンドル軸棒の斜視図である。
【図6】本発明の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 後輪 21
固定金具 2 円形の板 22
リレーロッド 3 チェーン 23
ハンドル軸棒 4 車軸棒 24
凸設 5 丸棒 25
ハンドル 6 凹凸の屈折 26
ブレーキレバー 7 ベアリング 27
ブレーキ 8 歯車 28
ロープ 9 支え部材 29
いす 10 補強部材 30
A,B 車軸 11 本体後方部材 31
バンド 12 前輪 32
ロックナット 13 軸腕 33
ハブ 14 本体前方部材 15 てこ棒 16 丸棒 17 本体側面部材 18 接続棒 19 ペダル 20 接続棒

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輪にチェーン状を定着し、凹凸に屈折し
    た丸棒状に歯車状を固定し、チェーン状と結合させて足
    の前後運動によって走らせることが出来る自転車式車い
    す。
JP11212594A 1999-06-22 1999-06-22 自転車式車いす Pending JP2001000581A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20040615