JP2000517019A - 点火コイル制御パルスの発生方法及びシステム - Google Patents

点火コイル制御パルスの発生方法及びシステム

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Abstract

(57)【要約】 内燃期間の複数の点火コイルの充電及び放電を制御する点火コイル出力信号を生成する方法及びシステムである。複数のホールディング・レジスター(42)がプロセッサーからの複数の点火コイル・データを非同期的に受ける。複数のホールディング・レジスターはメモリーマッピングされ、プロセッサーから次の点火コイル・データが受けられるまで、複数の点火コイル・データを格納する。センサー(37)がエンジンの位置を判断し対応するエンジン信号を発生するために用意される。複数のマッチ・レジスター(46)が複数のホールディング・レジスター(42)に接続され、複数の点火コイル・データを参照信号と比較し、上記点火コイル・データと上記参照信号との間の比較に基づいて点火コイル出力信号を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】 点火コイル制御パルスの発生方法及びシステム 本発明は、点火コイルの充電及び放電を制御するための点火コイル制御パルス を発生する方法及びシステムに関する。 米国特許出願08/618047号が参照される。 自動車用エンジンにおいて、排出物を削減し、エンジン出力を向上させ、燃料 効率を向上させるために、点火スパークを正確なエンジン位置において発生させ なければならない。 多くの自動車用エンジンにおいて、1個より多い点火コイルつまり、2つのシ リンダーに対して1個のコイル又は各シリンダーに対して1個のコイルのいずれ かの場合が有り得る。各コイルは充電期間の間「アクティブ」でなければならな い、つまり点火コイル制御信号が肯定状態でなければならず、それから放電され る。つまり、特定のエンジン位置における肯定状態から否定状態への点火コイル 制御信号の遷移である。通常、スパーク点火コイルの充電時間は、エンジンが全 エンジン行程つまり720回転角度を回転するのに要する時間よりも遥かに短い 。それで、点火コイル充電時間の殆どは、互いに重なり合う必要がなく、コイル の一つが充電される時には、他のコイルの殆どはアクティブではない。 図1に示す様に、公知の従来技術は動的出力スタックを有するプロセッサーを 含む。出力スタックは、メモリーマッピングされていないランダム・アクセス・ メモリー(RAM)列10を含み、各々が命令部分10aと時間値部分10bと を有する。命令部分10aは直接デマルチプレクサー11に接続される。時間値 部分10bは直接コンパレーター12に接続され、その出力はデマルチプレクサ ー11に接続される。プログラミング・レジスター13は、デマルチプレクサ− 11により選択されるべきなのはRAM列10のいずれかであるかを判断するの に持ちいられる。従来技術のシステムを用いて、いくつかの別々の外部事象が引 き起こされ得る。一旦出力動作が実行されると、出力アイテムがスタックから削 除される。それで、出力パルスを保つためには、プロセッサーがハードウェアの 監視をするために介入することが求められている。 更に公知の従来技術のシステムは、エンジン位置に基づいてある点火コイルか ら次へと切り換える機械的デバイスを用いるか、点火コイル制御パルスの各々を 発生するための専用のハードウェアを持つか又はCPUに新しい点火コイルへの 切り換えを補助する様に要求する、つまりCPUがハードウェアを特定のエンジ ン位置に到達した時に新しい出力を駆動する様に再プログラムすることのいずれ かによって、点火コイル制御パルスを分配する。 エンジン位置に同期した点火コイル制御パルスを発生する方法とシステムに対 する、必要性が存在する。公知の従来技術は又、外部ハードウェアやプロセッサ ーを用いることなく、点火コイル制御パルスを分配する方法とシステムを提供す ることが出来ていない。更に、公知の従来技術は、プロセッサーの助け無しに、 一つ以上のエンジン工程中に一つ以上の点火コイルに対して単一又は複数の点火 コイル制御パルスを生成する方法及びシステムが出来ていない。 本発明の一般的な目的は、最小限のプロセッサーの助けにより、複数の点火コ イルに対して点火コイル制御パルスを効率的に発生する方法及びシステムを提供 することである。 上記目的及び本発明のその他の目的、特徴及び効果を実現するに際して、点火 コイル制御パルスを生成する方法が提供される。この方法は、プロセッサーから 複数の点火コイル・データを非同期的に受けて、プロセッサーから次の点火コイ ル・データを受けるまで、複数の点火コイル・データを格納する様に適応された 、メモリーマッピングされたホールディング・レジスターを用意する工程を含む 。更にまた、この方法は複数のホールディングレジスターに接続され点火コイル ・データを参照信号と比較する複数のマッチ・レジスターを用意する工程を含む 。この方法は更に、エンジンの位置を判断して、対応するエンジン位置信号を発 生する工程を含む。この方法はまた、比較及びエンジン位置信号に基づいて複数 の点火コイルの一つにより受信される点火コイル出力信号を発生する工程を含む 。 上記目的及び本発明のその他の目的、特徴及び効果を実現するに際して、上述 の方法の工程を実現するシステムも用意される。このシステムは、プロセッサー から複数の点火コイル・データを非同期的に受けて、プロセッサーから次の点火 コイル・デ−タを受けるまで、複数の点火コイル・データを格納する様に適応さ れた、メモリーマ ッピングされたホールディング・レジスターを含む。システムはまた、エンジン の位置を判断して、対応するエンジン位置信号を発生する検出デバイスを含む。 更にまたこのシステムは、複数のホールディング・レジスターに接続され点火コ イル・データを参照信号と比較して、この比較及びエンジン位置信号に基づいて 複数の点火コイルの一つにより受信される点火コイル出力信号を発生する複数の マッチ・レジスターを含む。 以下に、例を用い、以下の添付図面を参照して、本発明を説明する。 図1は、点火コイル制御信号を発生するのに用いられる従来技術のプロセッ サーのハードウェアのブロック図である。 図2は、点火コイル制御波形を生成する本発明のプロセッサーのハードウェ アの全体ブロック図である。 図3は、本発明を含む点火コイル・システムの概略図である。 図4は、本発明のスパーク統合チャネルの簡略ブロック図である。 図5は、正常スパーク出力パルスの波形である。 図6は、反復スパーク出力パルスの波形である。 図7は、スパーク統合チャネルに伴なう入出力信号を示す概略図である。 図8は、スパーク統合チャネル制御レジスター0の図である。 図9は、スパーク統合チャネル制御レジスター1の図である。 図10は、スパーク統合チャネル状態レジスターの図である。 図11は、本発明のシステムのスパーク統合チャネルに伴なうデータ路の概 略図である。 図2に移ると、そこには、点火コイル波形を発生する本発明のスパーク統合チ ャネル(SIC)のプロセッサーのハードウェアの簡略ブロック図が示されてい る。このハードウェアは、不図示の命令データからの点火コイル制御データを受 ける第1エッジ・ホールディング・レジスター14及び第2エッジ・ホールディ ング・レジスター15を含む。第1エッジ・ホールディング・レジスター14及 び第2エッジ・ホールディング・レジスター15に保持された点火コイル制御デ ータは、各々第1エッジ・ マッチ・レジスター16及び第2エッジ・マッチ・レジスター17に送られる。 第1エッジ・ホールディング・レジスター14及び第2エッジ・ホールデイング ・レジスター15は、プロセッサーが非同期的に次のパルス事象のための値をロ ードするのを許可する。第1エッジ・ホールディング・レジスター14及び第2 エッジ・ホールディング・レジスター15の出力は各々第1エッジ・マッチ・レ ジスター16及び第2エッジ・マッチ・レジスター17へ接続される。 第1エッジ・マッチ・レジスター16及び第2エッジ・マッチ・レジスター1 7の出力は、各々コンパレータ18a,18bに接続され、点火パルス・データ を参照信号と比較する。参照信号はタイムベース信号又は角度信号のいずれかで 良い。第1エッジ・ホールディング・レジスター14及び第2エッジ・ホールデ ィング・レジスター15は、メモリーマッピングされ、次のパルス・データをプ ロセッサーから受けるまで、点火パルスデータを格納する。それで、プロセッサ ーの介入は最小化される。SICはまた、点火コイル制御パルスの各エッジの時 間を捕捉する第1エッジ・キャプチャー・レジスター19及び第2エッジ・キャ プチャー・レジスター20を含む。更にSICはまた、シリコン分配機能を生成 する出力ロジック・デマルチプレクサー21を含む。出力ロジック21は、SI Cを駆動する角度ベースの値に基づいて異なった出力ピンを駆動する。 SICは、プロセッサーが新しい点火パルスデータをホールディング・レジス ター14,15に送る時期であるエンジンの状態変化までは、同じ点火パルス・ シーケンスを発生する様にプログラムされ得る。SICのこの部分は、論理的に は絶対スケジューラーとして想起され得る。 SICの下半分は相対スケジューラーを含み、それは、第1エッジ・マッチ・ レジスター16及び第2エッジ・マッチ・レジスター17から生成された事象に 対して相対的である。このハードウェアは、最大ドウエル・レジスター22、再 スパーク第1エッジ・マッチ・レジスター24及び再スパーク第2エッジ・マッ チ・レジスター25を含む。主点火パルス・データは最大ドウエル・レジスター 22に含まれる。他の3個のレジスターは再スパーク機能のためだけに用いられ る。4個のレジスターは2つの対に分類され、各対は各々、以上レジスター26 a,26bを用いる。最大ドウエル・レジスター22及び第2再スパーク・エッ ジ・レジスター25は共に第1マル チプレクサー27を介してコンパレーター26aを用い、そして第1再スパーク 第1エッジ・レジスター23及び再点火第1エッジ・レジスター24は共に第2 マルチプレクサー28を介して第2コンパレーター26bを用いる。これらのコ ンパレーター26a,26bはレジスターのデータをアッパ・カウンター29及 びロア・カウンター30により生成されたタイムベース信号と比較するのに用い られる。第1最大ドウエル・レジスター22及び第2再点火エッジ・レジスター 25は、オフからオンへのピンの遷移の結果としてのロア・カウンター30と比 較される。ロア・カウンター30は、ピンがオン状態にある間つまり点火コイル が充電状態であるオン状態にある間のみ、カウントする。第1再スパーク第1エ ッジ・レジスター23及び第1再点火エッジ・レジスター24は、オンからオフ へのピンの遷移の結果としてのアッパ・カウンター29と比較される。アッパ・ カウンター29は、ピンがオフ状態にある間つまり点火コイルが充電していない 駆動状態にある間のみ、カウントする。点火スパークが生成されるのは、この時 である。 ここで図3に進み、ここには、全体として参照符号31で示された本発明を組 み込んだ点火コイル・システムの簡略化した概略図が示されている。通常の運転 状態においては、燃料は不図示の燃料源から不図示の燃料ラインを通って少なく とも一つの燃料インジェクターつまりアクチュエーター32へ供給される。燃料 インジェクター32は一般的なもので、燃料を燃料ラインから少なくとも一つの 個別シリンダー33へ噴射する。シリンダー30はまた典型的である1個以上の 吸入弁34a及び1個以上の排気弁34bを有する。燃料インジェクター32か らの燃料は、公知の方法により、空気と混合される。 システム31は更に、シリンダー33内に配置されたスパーク・プラグ36を 有する。スパーク・プラグ35は燃料を点火するのに用いられる。スパーク・プ ラグは点火コイル36を介して点火される。 典型的なクランクシャフト位置センサー37が角度ドメインの中でエンジン位 置を発生するために設けられる。センサー37、燃料インジェクター32及び点 火コイル36は、時間タイムベースを供給するクロック・モジュール39a及び 角度タイムベースを供給する度クロック・チャネル39bを含む電子制御ユニッ ト(ECU)38つまりプロセッサーに電気的に接続される。ECU38は更に 、スパーク出力パルス を決定するスパーク統合チャネル(SIC)モジュール40を含む。ピン制御チ ャネル41がECU38に含まれて、ピン・ライン及び/又は状態ラインが駆動 されるべく配列されるかを決定する。ECU38は、SIC40により決定され たスパーク出力パルスに基づいて点火コイル36を制御する出力信号を発生する 。 ここで図4を参照すると、そこにSIC40の簡略ブロック図が示されている 。SIC40は、2つ動作モードを可能とする。つまり、通常点火モードと反復 点火モードである。通常点火モードにおいて、SIC40はエンジン角度に基づ いてパルスを発生する。SIC40は、シリンダー入力事象毎に一つの出力パル スを発生し、パルス間でのCPUの働きを必要としない。出力パルスは、通常は 図5に示される様に、第1エッジ角度及び、第2エッジ角度及び最大ドウエル・ タイムアウトの論理和によって特定される。最大ドウエル・マッチの位置は、第 2エッジ・マッチ事象が起こらない場合にそれが起こるであろう所に示されてい る。(つまり、第2エッジ・マッチ事象が起きないと、出力は高いままで、ロア ・カウンターは、後述される様に最大ドウエル・マッチ事象が起こるまでインク リメントし続けることになる) 反復スパーク・モードにおいて、SIC40は1個の通常点火パルス及びいく つかのより小さな「再スパーク」パルスを発生する。シリンダー事象信号はSI C40が「再スパーク」パルスを発生するのを中止しなければならない事を示す 。反復点火モードにおいて、通常点火パルスは、第1エッジ角度及び、第2エッ ジ角度及び最大ドウエル・タイムアウトの論理和によって特定される。「再スパ ーク」パルスは3個のパラメーターによって特定される。つまり、図6に示す様 に、通常パルスに続くパルスのオフ期間、及びパルスの反復するオフ期間及びオ ン期間である。 SIC40は、スパーク出力パルスを発生し最大8個までのピンのスパーク機 能を確保するのに必要なキャプチャー、マッチ及びカウント機能を提供する。ス パーク出力の各エッジは、時間で特定しても角度で特定しても良い。パルスのエ ッジも、プログラム可能な時間タイムベースで捕捉しても、ブラグラム可能な角 度タイムベースで捕捉しても良い。 SIC40はいくつかのレジスターからなっている。SIC40は、最も最近 のスパーク出力パルスの期間を格納するホールディング・レジスター42を含む 。SIC40はまた、ピンの遷移によりトリガーされた時の時間又は角度のタイ ムベース値を 捕捉するキャプチャー/ホールディング・レジスター44を含む。キャプチャー /ホールディング・レジスター44はシングル・キャプチャーを可能としても、 連続キャプチャーを可能としても良い。SIC40は更に、出力波形を発生する マッチ・レジスター46及び、クロックによりインクリメントされる局部タイム ベースを提供するアップ・カウンター・レジスター48を含む。アップ・カウン ター・レジスター48の中の値はマッチ・レジスター46の中の値と比較され、 タイムアウト事象を発生する。出力事象ロジック50は、SIC40のモード及 び動作を制御し、出力事象全ての行き先を制御する。 SIC40に伴なう重要な入出力信号が図7に示されている。シリンダー事象 (つまりPCC_ISS−ピン制御チャネル_入力ステータス状態)が入力ステ ータス状態バス・ライン6番(S6)へ配線され、新たなシリンダー事象の開始 を示す。係数カウンター(TBCC_MCタイマー・バス制御チャネル_係数カ ウンター)は、エンジンの工程中の現在の度タイムベース係数の数字(そうでな くてもエンジン工程中の現在のシリンダー対の番号として知られる)を示す4ビ ット信号である。この信号は、16ビットの度タイムベースの上側4ビットへと エンコードされる。 タイマー・バス(TBCC_TB)は、SIC40へ16ビット又は32ビッ トの8つの異なったタイムベースを供給する。8つの異なったタイムベースは、 個別の時間スロット中にバスに多重送信される。異なったタイムベースの8つ時 間スロットへの割り当ては、タイマー・バス制御チャネルによって制御される。 バス・インターフェース・ユニットーデータ・バス(BUS_DATA)は、書 き込み工程中におけるバス・マスターによるSIC40のレジスターへのデータ 転送及び、読み出し工程中におけるレジスターからのデータ転送に用いられる3 2ビット・バスである。データへのアクセスは、バイト(8ビット)、ハーフ・ ワード(16ビット)及びワード(32ビット)フォーマットで行なえる。 バス・インターフェース・ユニット−アドレス・バス(BIU_ADDR)は 適切なレジスターを選択するのに用いられる。アドレス・バスは、バス・インタ ーフェース・ユニット(BIU)へインター・モジュール・バス(IMB)から 伝達され、低次元アドレス・ラインはSIC40のアドレス・デコード・ロジッ クへと伝えられる。バス・インターフェース・ユニット_読み出し/書き込み信 号(BIU_R/W)が バス・マスターにより発生されて、読み出し又は書き込み動作のいずれが実行中 であるかが示される。クロック・バス(CB)は8個の異なったクロック・ソー スを含み、それらはSIC40により個別に選択され使用され得る。 ピン制御チャネル_出力・ピン事象(PCC_OPE)が8個までのコイルを 制御するのに用いられる8つの計時1ビット信号を供給する。これらの信号は、 出力ピン事象ラインへ配線(マスク・プログラム)される。ピン制御チャネル_ 出力ステータス事象(最大ドウエル)(PCC_OSE)は、ドウエル・タイム アウト(最大ドウエル・マッチ事象)が起こったことを示す1ビット信号である 。この信号は、ドウエル・タイムアウトが起こる時に、切り替わる。最大ドウエ ル信号は出力ステータス事象バスへ配線(マスク・プログラム)される。最大ド ウエル信号のステータス・ラインを制御するピン制御チャネルは、最大ドウエル が切り替わるのに応じてCPUに介入する様にプログラムしても良い。 SIC40は、15個のレジスターからなる。つまり、2つの16ビット・キ ャプチャー・レジスター、2つの16ビット・ホールディング・レジスター、2 つの16ビット等マッチ・レジスター、4つの16ビット以上マッチ・レジスタ ー、2つの16ビット・アップ・カウンター、2つの32ビット制御レジスター 及び1つの32ビット・ステータス・レジスターである。S1C40に伴なうメ モリー・マップは以下の通りである。 ここで SIC_CRO: 制御レジスター0 SIC_CRI: 制御レジスター1 SIC--CR2: ステータス・レジスター SIC_UCNT: アッパ・カウンター SIC_LCNT: ロア・カウンター SIC_FEC: 第1エッジ・キャプチャー SIC_SEC: 第2エッジ・キャプチャー SIC_FEM: 第1エッジ・マッチ SIC_SEM: 第2エッジ・マッチ SIC_NFE: 次第1エッジ・マッチ SIC_NSE: 次第2エッジ・マッチ SIC_RFEM: 再スパーク第1エッジ・マッチ SIC_RSEM: 再スパーク第2エッジ・マッチ SIC_FRFEM: 第1再スパーク第1エッジ・マッチ SIC_MDM: 最大ドウエル・マッチ SIC40のレジスターの名前は、レジスターの主な目的に基づいて付けられ ている。各レジスターは個別にプログラム可能であり、それによりレジスターの 主な目的以外の他の機能を実行することが出来る。Xはメモリー・マップ中の特 定のモジュールのアドレス空間を特定する高次元アドレスである。示されたアド レスは、レジスターの大きさと相対的な位置を示す意図しかない。 SIC40の中には5種類のデータ・レジスターがある。つまりキャプチャー 、ホールディング、等マッチ、以上マッチ、及びアップ・カウンターである。こ れらのデータ・レジスターはSIC40内の16ビット・レジスターとして機能 する。隣接する2つの16ビット・レジスター(つまり第1エッジ・キャプチチ ャー及び第2エッジ・キャプチャー)は、32ビット・ワードとして同時にアク セスしても良い。制御レジスター及びステータス・レジスター(CR0,CR1 及びCR2)について以下によ り詳細に説明する。 第1エッジ・キャプチャー(FEC)及び第2エッジ・キャプチャー(SEC )データ・レジスターは、選択された出力事象により切り換えられた時に、タイ ムベースを捕捉する。キャプチャー・レジスターがいくつかの種類の捕捉を実行 するのを可能としても良い。キャプチャー・レジスターは、SIC40により発 生したピン遷移を捕捉するだけであろう。(つまり他のチャネルにより発生した ピン遷移によって捕捉が起こることはない)SIC40は、SIC40により発 生したエツジのどれがピン遷移を起こしたのかを判断するために入力ピン状態ラ インを用いていない。それで、SICにより発生したピン遷移の捕捉は、選択さ れた出力事象の最初の発生に際して、反対の出力事象が起こった後でのみ、キャ プチャー・レジスターがタイムベースを捕捉することと定義される。例えば、第 1エッジ・キャプチャーは、第1エッジ・マッチ・レジスターにより発生したピ ン遷移を捕捉する。第1エッジ・マッチ・レジスターが立ち上がりエッジ出力事 象を発生する様に構成された場合には、第1エッジ・キャプチャー・レジスター は立ち下がりエッジの後に起こる立ち上がりエッジだけを捕捉する。2回の立ち 上がりエッジ出力事象が連続して生成された際には、生成された第1の出力事象 だけが捕捉を引き起こすことになる。 次第1エッジ(NFE)及び次第2エッジ(NSE)ホールディング・レジス ターは第1エッジ・マッチ(FEM)及び第2エッジ・マッチ(SEM)レジス ターによりそれぞれ用いられるべき次の値を保持する。適格なシリンダー入力事 象の発生時に、次第1エッジが第1エッジ・マッチに転送され、次第2エッジは 第2エッジ・マッチに転送される。次第1エッジ及び次第2エッジ・レジスター は単一の32ビット・ワードを作製し、同時に一つの32ビット・ライトに書き 込まれ得る。これは、ホールディング・レジスターが一致してアップデートされ るのを許容する。 第1エッジ・マッチ(FEM)及び第2エッジ・マッチ(SEM)データ・レ ジスターは、タイマー・バスと等コンパレーターからのタイムベースに対して比 較される値を保持する。これらのレジスターに含まれたデータは、シリンダー入 力事象に際して又はCPUの書き込みにより、次第1エッジ及び次第2エッジ・ ホールディング・レジスターからロードされ得る。CPUの書き込みによりロー ドされる場合には、いずれかのレジスターが16ビット・ハーフ・ワード又は3 2ビット・ワードとして両 方がアクセスされ得る。しかしながら、ホールディング・レジスターによりロー ドされる場合には、両方のマッチ・レジスターが2つの16ビット・ワードとし て同時にロードされる。 SIC40の中の等マッチ・レジスター及びそれらのコンパレーターの主な役 割は、出力事象の正確なタイミングを決めることである。(これはいくつかの制 御ビット・フィールドにおける必要条件となる)マッチ・コンパレーターは、レ ジスターが保持する値が、それが比較される対象であるタイムベースの値に等し く、結果として、立ち上がり又は立ち下がりエッジ出力事象となる時に、マッチ 事象が起こったと主張する。マッチ・コンパレーターは、値が等しい時に真の比 較を主張するのみである。 2つの等マッチ・レジスターはマッチ・インターロックを有する。等マッチレ ジスターがマッチ事象を主張する時には、それは「インターロック」される。 インターロックされたマッチ・レジスターはインターロックが破られるまでは 、更なるマッチ事象を主張しなくても良い。SIC40の中では、等マッチ・イ ンターロックは以下の方法のいずれか一つによって破られ得る。つまり、間違っ た比較(タイムベース値が比較中にマッチ・レジスター値に等しくならない)、 マッチ・レジスターが不能である、バス・マスターのマッチ・レジスターへの書 き込み、マッチ・レジスターへのデータ転送、リセット又はSIC40の不能状 態による。 SIC40には、2つの16ビット以上コンパレーターを共に用いる4つの1 6ビット以上マッチ・データ・レジスターがある。2つの16ビット・コンパレ ーターは、2つのマッチ・データ・レジスターとカウンターとの間(再スパーク 第1エッジ・マッチと再スパーク第2エッジ・マッチ・レジスターとの間又は第 1再スパーク第1エッジ・マッチと最大ドウエル・マッチ・レジスターとの間の いずれか)の非符号化以上比較を実行する。コンパレーターは65535という 最大比較値を持つ。 カウンターはマッチ・レジスターの中の値と比較され、出力事象を発生する。 この様にして、出力事象が起こると予想される時に対応する時間(又は値)を保 持するのにマッチ・レジスターが用いられる。 最大ドウエル・マッチ(MDM)は、SIC40が通常スパーク・モードにある 時に用いられる唯一の以上データ・レジスターである。第1再点火第1エッジ・ マッチ(FRFEM)、再スパーク第1エッジ・マッチ(RFEM)及び再スパー ク第2エッジ・ マッチ(RSFEM)レジスターは、最大ドウエル・マッチ(MDM)レジスタ ーと共に、反復スパーク・モード中において用いられる。4つのマッチ・データ ・レジスターは2つの16ビット以上コンパレーター及びステータス・ビットを 分け合っているので、それらの全てが同時に作動しなくても良い。 最大ドウエル・マッチ及び第1再スパーク第1エッジ・マッチが同時に作動で きるか又は、再スパーク第1エッジ・マッチ及び再スパーク第2エッジ・マッチ が同時に作動出来る。 カウンターがインクリメントしている時にだけ、以上コンパレーターは、マッ チ・データ・レジスターをカウンターと比較する。それで、第1再スパーク第1 エッジ・マッチ及び再スパーク第1エッジ・マッチは、アッパ・カウンターが止 められたか不能である場合には、マッチ事象を主張しない。また、最大ドウエル ・マッチ及び再スパーク第2エッジ・マッチ・レジスターは、ロア・カウンター が止められたか不能である場合には、マッチ事象を主張しない。 アッパ・カウンター(SIC_UNCT)及びロア・カウンター(SIC_L CNT)レジスターは、クロック・バスからの8つの異なったクロックの一つに よりインクリメントされる局部タイムベースを設ける。カウンターの中の値は、 以上マッチ・レジスターの中の値に対して比較される。アップ・カウンターはイ ネーブルされるとクリアされる(カウンターがソフトウェア中で停止されずSI C40が再イネーブルされなければ与えられる)そして、ソフトウェア又はハー ドウェアによりディセーブルされ得る。アップ・カウンターは、出力レベルでイ ネーブル(例えば出力レベル・ハイ)される様にソフトウェアで構成される。 カウンターは2つの方法によりイネーブルされる。 第1の方法は、カウンターが特定の出力レベル(出力レベル・ハイ)をカウン トする様に既に構成されていると想定する。出力レベルがローからハイへと遷移 すると、カウンターはイネーブルされクリアーされそしてインクリメントを開始 する。第2の方法は、カウンターは、出力レベルに関わらず最初はカウント出来 ないと想定する。出力レベルがハイでカウンターがカウントする様構成されてい れば、カウンターはすぐにイネーブルされクリアされそしてインクリメントを開 始する。その後で、出力レベルが変化するか付随する以上マッチ・レジスターが マッチ事象を主張すると、どち らが先に起ころうと、カウンターがディスエーブルされる。SIC40がディセ ーブル・オン・シリンダー入力事象ビット・フィールドによってディセーブルさ れた後で再イネーブルされた時には、カウンターはイネーブルされ得るがクリア ーはされない。 初期化に際して、エッジがS1C40によって生成されるまでは、SIC40 が駆動するピンのレベルに関わらず、カウンターがインクリメントを開始するこ とはない。 SIC40は制御及びステータス・ビット・フィールドを保持する、2つの3 2ビット制御レジスター及び32ビット・ステータス・レジスターを有する。制 御レジスターは、チャネルをプログラムするのに必要な制御ビットを保持する部 分的に実行される制御レジスターである。ステータス・レジスターは、SIC4 0の状態を反映するステータス・ビットを保持する部分的に実行されるステータ ス・レジスターである。 SIC40内での種々の型の事象の発生を示すのに、ステータス・ビットが用 いられる。SIC40のハードウェアだけがステータス・ビットを主張する。主 張された状態をステータス・ビットに書き込むのは無意味である。ステータス・ ビットを否定するためには、主張された状態で読み込まれなければならず、否定 された値はそのビットに書き込まれなければならない。この方法は、「標準機構 」と呼ばれる。CPUがそのステータスを読み込む時とそのビットを否定してク リアする時との間で、ステータス・ビットを設定するチャネル事象が起こると、 ステータス・ビットは主張されたままである。これは、新しいステータス事象が 起こりCPUはレジスターから読み込まなかったことを示す。 ここで図8に進み、そこには、スパーク統合チャネル制御レジスター0、その リセット状態及び、中間的な場合においてビット・フィールドが参照するデータ ・レジスターのビット・フィールド・エンコードが示されている。ここで、 COE: シリンダー出力イネーブル 0−作用無し 1−シリンダー入力事象発生に際して出力を生成 FECTB: 第1エッジ・キャプチャー・タイムベース SECTB: 第2エッジ・キャプチャー・タイムベース FEMTB: 第1エッジ・マッチ・タイムベース SEMTB: エンド角度マッチ・タイムベース DTB デマルチプレクサ・タイムベース 12/16U:12/16-ビット・マッチ・アッパ(FEM) 12/16L:12/16-ビット・マッチ・ロア(SEM) 0-16-ビット・マッチ 1-12-ビット・マッチ DOCI: シリンダー入力におけるディセーブル 0−作用無し 1−シリンダー入力事象においてSICをディセーブル CC: キャプチャー制御 00−ピン遷移全てを連続捕捉 01−最初の2つのピン遷移を単−捕捉 10−通常ピン遷移だけを捕捉 11−シリンダー入力事象まで全てのピン遷移を捕捉 CSTU: カウンター停止アッパ(UCNT) CSTL: カウンター停止ロア(LCNT) 0−作用無し/インクリメント再開 1−カウンター停止及びマッチの不能化 CLKU: クロック・アッパ(UCNT) CLKL: クロック・ロア(LCNT) 000−システム・クロック/2 001-4MHz(水晶発振周波数) 010−エンジニアリング・クロック(1MHz) 011-エンジニアリング・クロック/4 100-エンジニアリング・クロック/16 101-エンジニアリング・クロック/1024 110−フィルター処理されたCPS歯事象 111−度クロック・チック 図9は、スパーク統合チャネル制御レジスター1、そのリセット状態及び中間 的な場合においてビット・フィールドが参照するデータ・レジスターのビット・ フィールド・エンコードを示す。ここで、 CLU: カウンター・レベル・アッパ(UCNT) CLL: カウンター・レベル・ロア(LCNT) OX−ディセーブル 10−出力がローの間、カウント 11−出力がハイの間、カウント CYIE: シリンダー入力エッジ 00−ディセーブル 01−立ち上がりエッジ 10−立ち下がりエッジ 11−両方のエッジ TOCI: シリンダー入力の遷移 0−転送を禁止 1−シリンダー入力事象においてNFE/NSEをFEM/SEMへ転送 DMXC: デマルチプレクサー制御 0-de-muxのユーザー定義制御 1-de-muxの自動制御 DMXL: デマルチプレクサー選択ラインがデマルチプレクサー選択ラインの 値を定義する。 MDME/RSEME: 最大ドウエル・マッチ・エッジ/再スパーク第2エッジ・マッ チ・エッジ 最大ドウエル・マッチ・エッジ(通常パルス): 000-MDM/EMディセーブル 001−ピンに対する立ち上がりエッジ、ステータスの切り換え無し 010−ピンに対する立ち下がりエッジ、ステータスの切り換え無し 011−ピンに対する立ち下がりエッジ、ステータスの切り換え無し 100−ピンに対するエッジ無し、ステータスを切り換える 101−ピンに対する立ち上がりエッジ、ステータスを切り換える 110−ピンに対する立ち下がりエッジ、ステータスを切り換える 111−ピンに対する立ち下がりエッジ、ステータスを切り換える 再スパーク第2エッジ・マッチ(再スパークパルス): X00−ディセーブル X01−ピンに対する立ち上がりエッジ X10−ピンに対する立ち下がりエッジ X11−ピンに対する立ち下がりエッジ RFEME: 再スパーク第1エッジ・マッチ(FRFEM/RFEM) SEME: 第2エッジ・マッチ・エッジ FEME: 第1エッジ・マッチ・エッジ 00−ディセーブル 01−ピンに対する立ち上がりエッジ 10−ピンに対する立ち下がりエッジ 11−ピンに対する立ち下がりエッジ FFEM: フォース第1エッジ・マッチ FSEM: フォース第2エッジ・マッチ RFFEM: 再スパーク・フォース第1エッジ・マッチ (FRFEM/RFEM) FMDM/RFSEM・フォース最大ドウエル・マッチ/再スパー ク・フォース第2エッジ・マッチ 0−作用無し 1−フォース−マッチ事象 CE: キャプチャー・エッジ 0−FECが立ち上がりエッジを把捉 SECが立ち下がりエッジを捕捉 1−FECが立ち下がりエッジを捕捉 SECが立ち上がりエッジを捕捉 RS: 反復スパーク 0−通常スパーク・モード 1−反復スパーク・モード 図10はスパーク統合チャネル・ステータス・レジスター、そのリセット状態 及び及び中間的な場合においてビット・フィールドが参照するデータ・レジスタ ーのビット・フィールド・エンコードを示す。ここで、 DMXS: デマルチプレクサー選択ライン・ステータスがデマルチプレクサー 選択ラインの状態を反映する IZSU: ゼロ・ステータス・アッパ(UCNT)までインクリメント IZSL: ゼロ・ステータス・ロア(LCNT)までインクリメント 0−カウンターがオーバーフローしていない 1−カウンターがオーバーフローした FECS: 第1エッジ・キャプチャー・ステータス SECS: 第2エッジ・キャプチャー・ステータス 0−キャプチャーが起こっていない 1−キャプチャーが起こった FEMS: 第1エッジ・マッチ・ステータス SEMS: 第2エッジ・マッチ・ステータス RFEMS: 再スパーク第1エッジ・マッチ・ステータス MDMS/FSEMS: 最大ドウエル・マッチ・ステータス/再スパーク第2エッジ・ マッチ・ステータス 0−マッチが起こっていない 1−マッチが起こった CIS: シリンダー入力ステータス 0−シリンダー入力が起こっていない 1−シリンダー入力が起こった MDTS: 最大ドウエル切り換えステータス 0−最大ドウエル信号の切り換えが起こっていない 1−最大ドウエル信号の切り換えが起こった FECF: 第1エッジ・キャプチャー・フラグ SECF: 第2エッジ・キャプチャー・フラグ 0−キャプチャーが起こっていない 1−キャプチャーが起こった FEMF: 第1エッジ・マッチ・フラグ SEMF: 第2エッジ・マッチ・フラグ RFEMF: 再スパーク第1エッジ・マッチ・フラグ MDMF/FSEMF:最大ドウエル・マッチ・フラグ/再スパーク第2エッジ・フラ グ 0−マッチ事象が起こったかもしれないが消去された 1−マッチ事象が起こった 以下は、データ移動、入力事象適格性、マッチ制御、カウンター制御及び出力 事象生成であるチャネル作動に関して、5つの大分類に分けられたビット・フィ ールドの全ての詳細な説明である。 データ移動及び制御 データ移動制御フィールドは第1エッジ・マッチ及び第2エッジ・マッチ・レ ジスターへのデータの移動を制御し、キャプチャー動作を選択し、キャプチャー ・ステータスを提供し、そしてマッチ、キャプチャー及びTBCC_MC(タイ マー・バス・チャネル係数カウント)値のためにタイムベースを選択する。 第1エッジ・キャプチャー及び第2エッジ・キャプチャー・レジスターは、選 択された出力事象のエッジに際して、時間又は角度ベースを捕捉する。データ転 送ビット・フィールドに伴なうロジックが、以下に説明する様に、図11に示さ れている。 シリンダー入力の転送(TOCI)ビット60が、次第1エッジ・レジスター 62及び次第2エッジ・レジスター64からそれぞれ第1エッジ・マッチ・レジ スター66及び第2エッジ・マッチ・レジスターへの32ビット転送を可能とす る。セットされた時には、TOCI60はシリンダー入力事象が起こったのに応 じて転送が起こるのを可能とする。クリアーされた時には、転送は起こらない。 CPUが、ホールディング・レジスターの代わりに、マッチ・レジスターへデー タを直接書き込む場合には、このビットは最初にクリアされホールディング・レ ジスターがデータを上書きするこ とを防止するべきである。リセットに応じてTOCI60はクリアされる。 キャプチャー・エッジ(CE)ビット70は、タイマー・バスからのタイムベ ースの捕捉をキャプチャー・レジスターに開始される出力事象エッジを選択する 。このビット・フィールドは、SIC40全体に対して、第1又は第2エッジが 参照し、マッチ・ビット・フィールドを適切にクリアするために正確にプログラ ムされなければならないエッジ(立ち上がり又は立ち下がり)がどれかについて の情報を提供する。 キャプチャー制御(CC)ビット・フィールド72は、どのキャプチャーがS IC40によって実行されるべきかを選択する。SIC40の中には4つの型の キャプチャーがある。つまり、SIC40により生成されたピン遷移の全てのキ ャプチャー、シングル・キャプチャー(FEC及びSECで各々一回のキャプチ ャー)、通常パルス・ピン遷移のみのキャプチャー(つまり再スパークパルス・ エッジは捕捉されない)及びシリンダー入力事象までの全てのピン遷移のキャプ チャーである。CPUがSIC40をシングル・キャプチャーにプログラムする と、SIC40のキャプチャー・レジスターはSIC40によって生成された次 に2つのピン遷移を捕捉する。 CCビット・フィールド72が01又は11にセットされる場合には、FEC S及びSECSビット・フィールドはキャプチャーを制御するのに用いられる。 CCビット・フィールドが01又は11にセットされた時には、FECS及びS ECSビット・フィールドはハードウェアによって同時にクリアされる。標準的 な機構を用いてのFECS又はSECSをクリアするCPUの働きは、CCビッ ト・フィールドが01又は11にセットされた時に各々第1エッジ・キャプチャ ー又は第2エッジ・キャプチャー・レジスターを再イネーブルするのに必要であ る。キャプチャー・ステータス・ビットをクリアするのと同様に、キャプチャー ・レジスターがディセーブルされた(つまりCCが01又は11で各々2つのキ ャプチャーが起こったか又はシリンダー入力事象が起こった)時には、キャプチ ャー制御ビット・フィールドを別のモードに書き込むことによりきゃぶちゃー・ レジスターが再イネーブルされる。(つまりCCがシングル・キャプチャーに設 定されていれば、CCの連続キャプチャーへの設定はキャプチャー・レジスター を再イネーブルすることになる。キャプチャー制御ビット・フィールドはリセッ トに際してクリアされる。 CCビット・フィールドが11に設定されていると、CPUはシリンダー入力 ステータス(CIS)ビットをクリアすべきである。シリンダー入力事象に際し てキャプチャーがディセーブルされるので、CPUは何時シリンダー入力事象が 起こったか、を知る必要がある。つまりシリンダー入力事象がCISビットをセ ットする。それで、CCビットフィールドを11に設定する時には、CPEはC ISビットをクリアし、何時キャプチャーがディセーブルされたかを知るために CISビットを支えなければならない。 FECS及びSECSは各々、第1エッジ・キャプチャー事象及び第2エッジ ・キャプチャー事象の発生を示すステータス・ビットである。FECS又はSE CSビットはキャプチャーの発生に際してセットされCPUの働きによりクリア されるまでセットされている。FECS及びSECSビットのクリアには標準的 な機構が用いられる。FECS及びSECSをクリアするこのCPUの働きは、 キャプチャー制御(CC)ビット・フィールドが01から11にセットされた時 にキャプチャー・レジスターを再イネーブルするのに必要とされる。また、キャ プチャー制御(CC)ビット・フィールドが01又は11にセットされる時には 、FECS及びSECSビット・フィールドが同時にクリアされる。 キャプチャー・エッジ・フラグ・ビット、FECFR及びSECFは、各々第 1エッジ・キャプチャー事象及び第2エッジ・キャプチャー事象の発生を示すフ ラグ・ビットである。しかしながら、FECF及びSECFビットは、クリアす るのにCPUの働きを必要とするステータス・ビットとして作用するのではない 。これらのビットは、各キャプチャーの後でCPUがそれらをクリアするのを必 要とする事無しに、キヤプチャー・レジスターの最近のステータスを提供する。 それにより、これらのビットはCPUに対して読み込み専用である。 第2エッジ・キャプチャーに際してSECFがセットされるので、それは第1 エッジ・キャプチャーに際してクリアされる。第1エッジ・キャプチャーに際し てFECFがセットされるので、それは第2エッジ・キャプチャーに際してクリ アされる。DOCIはこれらのビットのセット又はクリアに対して影響しない。 FECF及びSECFはリセットに際してクリアされる。 キャプチャー・タイムベース(FECTB及びSECTB)ビット・フィール ドは、キャプチャー・レジスターに付随するタイムベースの独立制御を提供する 。これらのビットは、タイマー・バス上の8つのタイムベースの内のどれが捕捉 されるかを選択する。FECTB及びSECTBビット・フィールドは各々第1 エッジ・キャプチャー及び第2エッジ・キャプチャーを制御する。FECTB及 びSECTBビット・フィールドはリセットに際してクリアされる。 マッチ・タイムベース(FEMTB及びSEMTB)ビット・フイールドは、 等マッチ・レジスターに付随するタイムベースの独立制御を提供する。これらの ビットは、タイマー・バス上の8つのタイムベースのいずれが比較に用いられる かを選択する。FEMTB及びSEMTBビット・フィールドは各々第1エッジ ・マッチ及び第2エッジ・マッチ・レジスターを制御する。FEMTB及びSE MTBビットフィールドはリセットに際してクリアされる。 デマルチプレクサー・タイムベース(DTB)ビット・フィールドは、タイマ ー・バス制御チャネル係数カウント(TBCC_MC)信号と共にエンコードさ れた上4つのビットを持つ16ビットタイムベースに対して、8つのタイムベー スのいずれが対応するかを特定する。TBCC_MC信号は、ピン・バス・デマ ルチプレクサーを制御する。このタイムベース選択ビット・フィールドはTBC C_MC値に付随するタイムベースの独立制御を可能とする。DTBはリセット に際してクリアされる。入力事象制御及びステータス・フィールド 入力事象は、入力状態バス・ライン上での特定の遷移の発生により適格化され る。このチャネルはスパーク用だけに用いられるので、入力事象のソースをプロ グラムする柔軟性を必要としない。入力事象信号は入力ステータス・バス・ライ ン6、シリンダー事象(CYL)に配線(マスク・プログラム)される。入力事 象制御及びステー タス・フィールドは、入力事象エッジの選択、チャネルのディセーブルの制御及 び入力事象ステータスの提供に反応する。 シリンダー入力事象及び以上マッチ事象が同時に起こる場合には、以上マッチ 事象は無視されることになる。(つまり、付随したマッチ・ステータス・ビット がセットされず、エッジが生成されず、マッチ事象がチャネル動作に影響しない ) シリンダー入力エッジ(CYIE)ビット・フィールドは、遷移があれば、そ の内のどれが、配線(マスク・プログラム)された入力ステータス・バス・ライ ン6、シリンダー事象(CYL)上に発生した入力事象に対応するかを定義する 。CYL信号による適格化された入力事象の発生は、シリンダー入力事象と呼ば れる。シリンダー入力事象の主な目的は、新しいピン事象ラインを新しいパラメ ーターで駆動し、現在のピン事象ラインをオフにする様にSICに命令すること である。(つまり、シリンダー入力事象の発生に際して、DMXSビット・フィ ールドにより示されたピン・ライン上に第2エッジを押しやるべきである)CP UがSIC40の行き先を制御しているならば、シリンダー入力事象の発生が、 SIC40に出力を新しいピンへ切り換えさせない。 通常スパーク・モードにおいて、シリンダー入力事象は、タイマー・バス制御 チャネル係数カウント(TBCC_MC)値がデコードされSIC40が駆動し ているピンを特定するのに用いられる様にすることが出来る。また、シリンダー 入力事象は以下の事象を起こさせ得ることが出来る。第2エッジ・マッチ・エッ ジ(SEME)ビット・フィールドにより特定されたエッジをDMXSビット・ フィールドにより示されたピンへ押しやること、データ転送を開始すること及び チャネル作動を不能とすることである。 SIC40が反復スパーク・モードにある場合、シリンダー入力事象の発生が SIC40が再スパークを発生するのを止めさせ、シリンダー入力事象の発生は 、新しいピンが駆動される様にすることが出来る。反復スパーク・モードにおい て、シリンダー入力事象の発生は、以下の例外を除いて、通常スパーク・モード におけるのと同じ様にSIC40に影響する。シリンダー入力事象に応じて、再 スパーク第1エッジ・マッチ、再スパーク第2エッジ・マッチ及びアッパ・カウ ンターがディセーブルされ、シリンダー入力事象に応じて、最大ドウエル・マッ チ及び第1再スパーク第1エッジ・ マッチ・レジスターがイネーブルされる。(そして第2エッジ・マッチ・レジス ターは、通常パルスを打ち切った最大ドウエル・マッチ事象によりディセーブル された場合には、イネーブルされる) シリンダー入力事象の発生に際してSIC40がディセーブルされると、シリ ンダー入力上のディセーブル(DOCI)ビット・フィールドが選択する。セッ トされると、DOCIは、シリンダー入力事象が起こった時に、レジスター、カ ウンター及びシリンダー入力事象ロジックの全てをディセーブルする。SIC4 0がディセーブルされると、SIC40は出力を駆動せず、いかなるマッチ事象 も認識せず、カウンターをインクリメントせず、入力事象の認識をせず、SIC 40に新しい出力ピン事象ラインを駆動させることをせず、またデータの転送も しない。一旦、SIC40がディセーブルされると、CPUは、チャネルを再イ ネーブルするために、標準的な機構を用いて、シリンダー入力ステータス(CI S)ビットをクリアしなければならない。また、SIC40がディセーブルされ ていれば、DOCIビット・フィールドをクリアすることはチャネルの再イネー ブルをすぐに行なうことになる。DOCIビット・フィールドはクリアされると 、チャネル動作に対して作用しない。 DOCIは、シリンダー入力事象の作用のすぐ後にのみチャネルをディセーブ ルする。それで、シリンダー入力事象の発生の結果として、出力事象が生成され 得て、キャプチャーが起こり得て、新しいピンが駆動され、そして転送が起こり 得て、この後でSIC40がディセーブルされる。SIC40が反復スパーク・ モードにありSIC40がディセーブルされた場合には、SIC40の再イネー ブルに際して、第1再スパーク・ロー時間マッチ及び最大ドウエル・マッチ・レ ジスターがイネーブルされそしてアッパ・カウンターはディセーブルされる。ま た、DOCIビットは、SIC40が出力ピン事象バス・ラインを駆動し終わっ た後でSIC40をディセーブルすることによって、「ワンショット」動作をシミ ュレートするのに用いられる。DOCIはリセットに際してクリアされる。 シリンダー入力ステータス(CIS)ビットは、CISをクリアしたCPUの 働きの最後からシリンダー入力事象が起こったことを示す。CYIEビット・フ ィールドと共に選択された遷移が配線(マスク・プログラム)された入力ステー タス状態バス・ライン、シリンダー事象(CYL)上において起こる時に、CI Sがセットされる。 CISビットは標準的な機構によりクリアされ、CISビットはまた、DOCI ビット・フィールドのセットに際してクリアされる。DICUビット・フィール ドがセットされた時に、CISビットをクリアするCPUの働きが、チャネルが シリンダー入力事象の発生によりディセーブルされた後で、SIC40を再イネ ーブルするのに必要である。CISはリセットに際してクリアされる。 マッチ制御及びステータス・フィールド マット制御及びステータス・フィールドは、マッチ・レジスターを制御するの に用いられる。これらのフィールドは、マッチ出力ステータスを供給し、出力事 象エッジを定義し、マッチ事象を起こし、マッチ事象をディセーブルし、そして マッチの大きさを決定する。 4つの以上マッチ・データ・レジスターは2つの以上コンパレーター及び付随 するビット・フィールドを「分け合う」。通常動作においては、最大ドウエル・マ ッチ・レジスターはロア・カウンターと比較され、第1再スパーク第1エッジ・ マッチ・レジスターはアッパ・カウンターと比較される。SIC40が通常スパ ーク・モードにある場合には、第1再スパーク第1エッジ・マッチ・レジスター はソフトウェアによってディセーブルされるべきである。反復スパーク・モード 中において、第1再スパーク第1エッジ・マッチ事象は以上コンパレーターを切 り換え、再スパーク第1エッジ・マッチ及び再スパーク第2エッジ・マッチ・レ ジスターがカウンターに対して比較される様にする。シリンダー入力事象は以上 コンパレーターを第1スパーク第1エッジ・マッチ及び最大ドウエル・マッチ・ レジスターがカウンターと比較される様に切り換える。また、反復スパーク・モ ードにおいては、最大ドウエル・マッチ事象が現在の出力パルスを打ち切る場合 には、「自然の」第2エッジ・マッチ事象(つまりマッチ・レジスター値が選択 されたタイムベース値に等しい)は次のシリンダー入力事象が発生するまで出力 エッジを生成するのを禁止される。「強制された」第2エッジ・マッチ事象は出 力エッジを発生するのを許容される。 以上マッチ・レジスターは、それが比較されるカウンターがディセーブル又は 停止されていたとしても、マッチを主張しない。それで、カウンターに付随する 以上マッチ・レジスターがマッチする前に当該カウンターをディセーブルするエ ッジがSIC 40により駆動されるならば、付随する以上マッチ・レジスターはカウンターが 再イネーブルされる前はマッチし得ない。(つまり、反対側のエッジはSIC4 0により駆動される) マッチ・フラグ・ビットはマッチ事象の発生を示す。しかしながら、マッチ・ フラグ・ビットはクリアするのにCPUの働きを必要とするステータス・ビット としては機能しない。マッチ・フラグ・ビットはマッチ事象の発生に際してセッ トされ、そしてハードウェアがそれをクリアするまでセット状態のままである。 これらのビットは、各マッチの後でそれらをクリアするのにCPUを必要とする ことなしにチャネルの最新ステータスを発する。それで、マッチ・フラグ・ビッ トはCPUに対しては読み出し専用である。 SEMF及びMDMF/RSEMFは第1エッジ出力事象に際してクリアされ る。これらのフラグは、(第2エッジ)マッチ事象が第2エッジ・マッチ又は最大 ドウエル・マッチ/再スパーク第2エッジ・マッチ・レジスターにより生成され たかを示し、これらは、第1エッジ出力の発生に際してクリアされなければなら ない。FEMF及びRFEMFは第2エッジ出力事象に際してクリアされる。こ れらのフラグは、(第1エッジ)マッチ事象が第1エッジ・マッチ又は第1再ス パーク第1エッジ・マッチ/再スパーク第1エッジ・マッチ・レジスターにより 生成されたかを示し、これらは、第2エッジ出力の発生に際してクリアされなけ ればならない。シリンダー入力事象上のディセーブル・ビット・フィールドは、 これらのビットのセット又はクリアのいずれかに影響することはない。マッチ・ フラグ・ビットは、第1エッジが立ち上がりなのか立ち下がりなのかについて及 び第2エッジが立ち上がりなのか立ち下がりなのかについて判断するために、キ ャプチャー・エッジ(CE)ビットを用いる。 以下は、いずれのレジスターが、SIC40中の4つのマッチ・フラグ・ビッ トの各々を制御するかを示す。(再スパーク第1エッジ・マッチ・レジスターは RFEMFに作用し再スパーク第2エッジ・マッチ・レジスターは反復スパーク ・モードにおいてのみ第1再スパークオフ時間マッチ事象及びシリンダー入力事 象の発生の間でMDMF/RSEMFに作用する): FEMF - 第1エッジ・マッチ SEMF - 第2エッジ・マッチ RFEMF - 第1再スパーク第1エッジ・マッチ/再スパー ク第1エッジ・マッチ MDMF/RSEMF - 最大ドウエル・マッチ/再スパーク第2エッジ ・マッチ マッチ・ビット・ファイルはリセットに際してクリアされる。 マッチ・ステータス・ビットはマッチ事象の発し得を示す。マッチ・ステータ ス・ビットはマッチ事象の発生に際してセットされる。マッチ・ステータス・ビ ットをクリアするのに標準的な機構が用いられる。以下は、いずれのレジスター が、SIC40中の4つのマッチ・フラグ・ビットの各々を制御するかを示す。 (再スパーク第1エッジ・マッチ・レジスターはRFEMSに作用し再スパーク 第2エッジ・マッチ・レジスターは反復スパーク・モードにおいてのみ第1再ス パークオフ時間マッチ事象及びシリンダー入力事象の発生の間でMDMS/RS EMSに作用する): FEMS - 第1エッジ・マッチ SEMS - 第2エッジ・マッチ RFEMS - 第1再スパーク第1エッジ・マッチ/再スパー ク第1エッジ・マッチ MDMS/RSEMS - 最大ドウエル・マッチ/再スパーク第2エッジ ・マッチ マッチ・ステータス・ビット・フィールドはリセットに際してクリアされる。 マッチ・エッジ・ビット・フィールドはマッチ事象用に生成される出力事象の 型を選択する。また、シリンダー出力イネーブル(COE)ビットがセットされ ると、SEMEビット・フィールドはシリンダー入力事象の発生により生成され たエッジを選択する。第1エッジ・マッチ事象、第2エッジ・マッチ事象、第1 再スパーク第1エッジ・マッチ事象及びシリンダー入力事象により生成された出 力事象は、コイル駆動 (CDx)信号へと送られる。そのマッチ・エッジ・ビット・フィールドがクリ アされる時には、マッチ・レジスターがディセーブルされる。 また、反復スパーク・モードにおいては、最大ドウエル・マッチ事象が現在の 出力パルスを打ち切る場合には、「自然の」(つまりマッチ・レジスター値が選択 されたタイムベース値に等しい)第2エッジ・マッチ事象は次のシリンダー入力 事象が発生するまで、SEMEの状態に関わらず、出力エッジを生成するのを禁 止される。「強制された」第2エッジ・マッチ事象はSEMEにより決定された 出力エッジを発生するのを許容される。 以下は、いずれのレジスターが、SIC40中の3組のマッチ・エッジ・ビッ ト・フィールドの各々により制御されるかを示す。(再スパーク第1エッジ・マ ッチ・レジスターは反復スパーク・モードにおいてのみ第1再スパークオフ時間 マッチ事象とシリンダー入力事象の発生の間でRFEMEに作用する): FEME - 第1エッジ・マッチ SEME - 第2エッジ・マッチ RFEME - 第1再スパーク第1エッジ・マッチ/再スパーク第1エ ッジ・マッチ マッチ・エッジ・ビット・フィールドはリセットに際してクリアされる。 最大ドウエル・マッチ・エッジ(MDME)は、コイル駆動(CDx)信号上 の最大ドウエル・マッテ事象及び最大ドウエル(MD)信号により生成されるの はいずれの出力エッジかを決定する。最大ドウエル(MD)信号(出力ステータ ス事象ライン7)が最大ドウエル・マッチ事象に際して切り換わる場合には、M DMEビット・フィールドの最も重要なビットが選択する。MDMEビット・フ ィールドの最も重要でない2つのビットは、最大ドウエル・マッチ事象に際して 、コイル駆動(CDx)信号(出力ピン事象ライン0から7)に送られるエッジ があれぱ、それはどれかを選択する。最大ドウエルマッチ・エッジ・ビット・フ ィールドは、再スパーク・モードにおいて、再スパーク第1エッジ・マッチ事象 とシリンダー入力事象との間でチャネル 動作に作用するのが禁止される。 再スパーク第2エッジ・マッチ・エッジ(RSEME)は、再スパーク第2エ ッジ・マッチ事象に際してコイル駆動(CDx)信号(出力ピン事象ライン0か ら7)に送られるエッジがあれば、それはどれかを選択する。再スパーク第2エ ッジ・マッチ・エッジ・ビット・フィールドは、シリンダー入力事象と第1再ス パーク第1エッジ・マッチ事象との間の再スパーク・モード及び通常スパーク・ モードにおいて、チャネル動作に影響するのが禁止される。 最大ドウエル・マッチ・エッジ/再スパーク第2エッジ・マッチ・エッジ・ビ ット・フィールドがクリアされれば、最大ドウエル・マッチ/再スパーク第2エ ッジ・マッチ・レジスターはディセーブルされる。MDME/RSEMEはリセ ットに際してクリアされる。 フォース・マッチ事象ビット・フィールドはCPUがコンパレーターを上書 きすることによってすぐにマッチ事象を強行するのを許容する。セットされた時 には、付随するマッチ・エッジ・ビット・フィールド値に関わらずそしてマッチ ・インターロッ クに関わらず、フォース・マッチがマッチ事象を強行する。真の比較の結果とし てマッチ事象が自然に起こった様に、この強行されたマッチ事象は付随するマッ チ・ステータス・ビットをセットし、付随するフラグ・ビットをセットし、そし てマッチ事象に付随する他のいかなる動作をも強行する。(つまり、第1再スパ ーク第1エッジ・マッチが反復スパーク・モードにおいて強行される場合には、 再スパーク第1エッジ・マッチ及び再スパーク第2エッジ・マッチ・レジスター はイネーブルされる) マッチ・エッジ・ビット・フィールドがクリアされなければ、強行されたマッ チ事象もマッチ・エッジ・ビット・フィールドによってブログラムされた通りに 出力を発生する。ハードウェアはこのビットがマッチ事象を強行した後でそれを 自動的にクリアする。(つまりフォース・マッチ・ビットはCPUによってのみ セットされ、SIC40によってのみクリアされる)フォース・マッチ・ビット がSIC40の動作中に作用しない唯一の時間は、それらがクリアされているか 又はSICがディセーブルされている場合である。 以下は、いずれのレジスターが、SIC40中の4つのフォース・マッチ・ビ ットの各々により制御されるかを示す。(再スパーク第1エッジ・マッチ・レジ スターはRFFEFに作用し、再スパーク第2エッジ・マッチ・レジスターは反 復スパーク・モードにおいてのみ第1再スパークオフ時間マッチ事象とシリンダ ー入力事象の発生の間でFMDM/RFSEMに作用する): FFEM - 第1エッジ・マッチ FSEM - 第2エッジ・マッチ RFFEM - 第1再スパーク第1エッジ・マッチ/再スパー ク第1エッジ・マッチ FMDM/RFSEM - 最大ドウエル・マッチ/再スパーク第2エッジ ・マッチ フォース・マッチ・ビット・フィールドはリセットに際してクリアされる。 12/16ビット・マッチ(12/16U及び12/16L)ビット・フィ ールド は、等マッチ・レジスターが、タイマー・バスのアッパ若しくはロアの16ビッ トに対してか又は最も重要でないアッパ若しくはロアの12ビットに対してのみ 比較しているのかを判断する。高次元4ビット中のシリンダー情報を運ぶ度タイ ムベースがあるので、比較動作は12ビットだけで良い。12/16Uが第1エ ッジ・マッチ・レジスターを制御し、12/16Lが第2エッジ・マッチ・レジ スターを制御する。12/16U及び12/16Lはリセットに際してクリアさ れる。 アップ・カウンター制御及びステータス・フィールド アップ・カウンター制御及びステータス・フィールドは2つの16ビット・カ ウンターを制御するのに用いられる。これらのフィールドは、カウンターに対し て以下の作用をする。カウント源を選択し、カウント・イネーブルを制御し、停 止カウント機能を制御し、そしてゼロ・ステータスへのインクリメントをする。 カウンターは以上マッチ・レジスターに対して比較される。SIC40に与え られたカウンター・インクリメントは選択されたレベルを出力事象ロジックに送 り、カウンターは停止又はディセーブルされず、カウンターに付随した以上マッ チ・レジスターはマッチすることがない。カウンターが停止又はディセーブルさ れると、以上マッチ・レジスターはマッチ事象を主張する。初期化においては、 SIC40が駆動するピンのレベルに関わらず、SIC40によってエッジが生 成されるまで、カウンターはインクリメントを開始はしない。 反復スパーク・モードにおいて、アッパ・カウンターは、シリンダー入力事象 の発生に際してディセーブルされ、第2エッジ・マッチ事象又は最大ドウエル・ マッチ事象により、どちらが最初であろうと、イネーブルされる。 カウンターは、出力レベルによってインクリメントがイネーブルされると、自 動的にクリアされる。カウンターは、出力レベルが変化するか又はカウンターに 付随する以上マッチ・レジスターが真の比較を主張するまで、インクリメントす る。 クロック・ビット・フィールドCLKU及びCLKLは、各々アッパ・カウン ター及びロア・カウンターからの8つのクロック源の内の一つを選択する。選択 されたクロック源はカウンターがイネーブルされた時にそれをインクリメントす る。CLKU及びCLKLビット・フィールドはリセットに際してクリアされる 。 カウンター・レベル・ビット・フィールドCLU及びCLLは、いずれかの出 力事象レベルが各々アッパ・カウンター及びロア・カウンターのインクリメント をイネーブルする場合いずれがそうなのかを選択する。出力事象レベルは出力事 象ロジックにより出力ピン事象バスへ送られるロジック状態である。カウンター は、出力事象レベルが変化するか又はカウンターに付随した以上マッチ・レジス ターがマッチするまで、インクリメントする。CLU又はCLLビット・フィー ルドの最も重要なビットがクリアされた場合には、各カウンターはディセーブル されている。反復スパーク・モードにおいて、アッパ・カウンターは、CPUビ ット・フィールドによりプログラムされたレベルに基づいて、第2エッジ・マッ チ事象又は最大ドウエル・マッチ事象のいずれか最初に起こった方とシリンダー 入力事象のみとの間で、インクリメントする。そうでなければ、アッパ・カウン ターはディセーブルされる。CLU及びCLLはリセットに際してクリアされる 。 カウンター停止ビットCSTU及びCSTLは、アッパ・カウンター及びロア ・カウンターを、各々インクリメントを停止させそして現在のカウント値を保持 させる。CPUがCSTU又はCSTLをセットする時には、各々のカウンター はインクリメントを停止してカウント値のクリアは行なわない。出力事象レベル における変化は、停止させられたカウンターへの作用を持たない。カウンターに 付随するマッチ・レジスターもまたディセーブル状態になる。例えば、CSTU がセットされると、第1の再点火第1エッジ・マッチ(及び再点火第1エッジ・ マッチ)はディセーブルされる。CSTU又はCSTLビットがクリアされると 、カウンターはイネーブルされればインクリメントするのを再開し、ディセーブ ルされればカウント値を保持しインクリメントしない。CSTU及びCSTLは リセットに際してクリアされる。 ゼロ・ステータス・ビットへのインクリメントIZSU及びIZSLは、ゼロ ・ステータス・ビットへのインクリメントをクリアした最後のCPUの働きから カウンターがオーバーフローしたかどうかを示す。IZSUはアッパ・カウンタ ーがカウント値$FFFFを越えてインクリメントした事によってセットされる。I ZSLはロア・カウンターがカウント値$FFFFを越えてインクリメントした事に よってセットされる。通常動作中において、SIC40が正しくプログラムされ ていれば、いずれかのカウンターのオーバーフローはSIC4Oが修正出来ない 故障状態であると見なされて、 故障を直すためにCPUの介入が求められる。 出力事象制御フィールド 出力事象制御フィールドは、出力事象の生成を制御するのに用いられる。これ らのフィールドはSIC40に以下の作用をする。出力事象ステータスを提供し 、シリンダー入力事象の発生に際して出力事象の生成を可能とし、出力事象の行 き先を制御しそして動作のチャネル・モードを特定する。 SICの中には2つの出力事象ロジック・ブロックつまりトグル事象ロジック 及び出力事象ロジックである。出力事象ロジックは出力を出力ピン事象バスにピ ン・バス・デマルチプレクサーを介して出力を送る。ピン・バス・デマルチプレ クサーは、コイル駆動(CDx)信号を8個の別々のピン・バス・ラインが順番 に送る。コイル駆動(CDx)信号へ送られた出力は、コイル駆動出力と呼ばれ る。出力事象ロジック・ブロックは、マッチ・レジスター及びシリンダー入力事 象の全てから、その入力を受ける。 トグル事象ロジックは最大ドウエル(MD)信号を駆動する。トグル事象ロジ ックはトグルの唯一の出力事象である。トグル事象ロジックは最大ドウエル・マ ッチ・レジスターからのみ入力を受ける。 最大ドウエル・トグル・ステータス・ビットMDTSは、MDTSをクリアし た最後のCPUの働きの後で最大ドウエル(MD)信号にトグルが起こった事を 示す。MDTSは、最大ドウエル・マッチ・エッジ(MDME)ビット・フィー ルドの中の最も重要なビットがセットされる時にのみ最大ドウエル・マッチ事象 によりセットされる。MDTSビットのクリアには標準的な機構が用いられる。 MDTSはリセットに際してクリアされる。 シリンダー出力イネーブル・ビットCOEは、シリンダー入力事象の発生に際 して出力事象が生成されたかを判断する。COEビットがセットされれぱ、第2 エッジ・マッチ・エッジ(SEME)ビット・フィールドにより特定された出力 エッジ(立ち上がり又は立ち下がり)がシリンダー入力事象に際して生成される 。シリンダー入力事象により生成された出力事象はコイル駆動(CDx)信号に 送られる。COEビット・フィールドがクリアされると、シリンダー入力事象の 発生は出力エッジを生成し ない。マッチ出力の場合の様に、シリンダー入力事象により生成されたエッジは キャプチャーを起こし得る。COEはリセットに際してクリアされる。 デマルチプレクサー制御DMXCがデマルチプレクサー選択ラインのソースつ まり、CPU又はタイマー・バス性y語チャネル係数カウント(TBCC_MC )信号、を選択する。DMXCがセットされていれば、シリンダー入力事象の発 生に際して、TBCC_MC信号により、ピン・バス・デマルチプレクサーが更 新される。シリンダー入力事象発生に際し、TBCC_MC信号は相互に排他的 な8ビット・フィールドにデコードされラッチされる。このラッチされた値は駆 動されるピン(コイル駆動(CDx)ライン)を特定する。 DMXCビットがクリアされると、CPUにより更新されたDMXLビットは 、SIC40が駆動するピン(コイル駆動(CDx)ライン)を判断する。シリ ンダー入力事象及びタイマー・バス制御チャネル係数カウント(TBCC_MC )値はSIC40の出力に対して作用しない。DMXCはリセットに際してクリ アされる。 デマルチプレクサー選択ライン・ビットDMXLは、SIC40によって駆動 される各ピン(コイル駆動(CDx)ライン)に対する独立したイネーブル・ビ ットである。デマルチプレクサー制御(DMXC)ビット・フィールドがSIC 40の出力のCPU制御を選択している(つまりDMXCがクリアされた)時に 、DMXLビットはイネーブルされるのみである。DMXLビットがセットされ DMXCビットがクリアされた時に、対応するピン(コイル駆動(CDx)ライ ン)がSIC40により駆動される。(つまり、DMXCがクリアされDMXL (O)がセットされると、SICはピンO(コイル駆動ラインO(CDO)を駆 動している)DMXLビットがクリアされDMXCがクリアされると、対応する ピン(コイル駆動(CDx)ライン)はSIC40により駆動されない。 DMXCがセットされていれば、SIC40によりこれらのビットは無視され る。また、TBCC_MC信号は、駆動されるピンを決定する相互に排他的な8 ビット・フィールドへとデコードされる。(つまり出力は一つだけ駆動される) DMXLビット・フィールドはリセットに際してクリアされる。 デマルチプレクサー選択ライン・ステータス・ビットDMXSは、デマルチプレ クサー選択ラインの状態を反映する8個の読み出し専用ビットである。DMXS ビットは、 SIC40がそこに向けて出力を発生する出力ピン・ラインを示す。SIC40 が駆動することが出来る各ピン・ラインに対して一つのDMXSビットがある。 DMXSビットがセットされた場合、対応するピン・ラインはSIC40からの 出力エッジを受けている。DMXSビットがクリアされた場合、対応するピン・ ラインはSIC40からの出力エッジを受けていない。 デマルチプレクサー制御(DMXC)ビット・フィールドがクリアされた場合 、DMXSビット・フィールドはデマルチプレクサー選択ライン(DMXL)ビ ット・フィールドに等しい。つまり、CPUがDMXLビット・フィールドを更 新する時はいつでも、DMXSビット・フィールドは変化を反映する。デマルチ プレクサー制御(DMXC)ビット・フィールドがセットされた場合、DMXS ビット・フィールドはシリンダー入力事象に際してタイマー・バス制御チャネル 係数カウント(TBCC_MC)値と共に更新される。DMXSビット・フィー ルドはリセットに際してクリアされる。 タイマー・バス制御チャネル係数カウント(TBCC_MC)値、デマルチプ レクサー制御(DMXC)ビット・フィールド、デマルチプレクサー選択ライン (DMXL)ビット・フィールド、デマルチプレクサー選択ライン・ステータス (DMXS)ビット・フィールド及び、SIC40により駆動されるピン(コイ ル駆動(CDx)ライン)の関係が以下の様に示される。 反復スパークビットRSは、チャネルが通常スパーク・モード又は反復スパー ク・モードのいずれにあるかを判断する。反復スパーク・モードにおいては、第 2エッジ・マッチ事象、最大ドウエル・マッチ事象、第1再スパーク第1エッジ ・マッチ事象及びシリンダー入力事象の発生に基づいて、通常スパーク・モード とは異なって、いくつかのレジスターが動作する。 反復スパーク・モードにおいて: ● 最大ドウエル・マッチ・レジスターは、最大ドウエル・マッチ・エッジ (MDME)の値に基づいて、最大ドウエル(MD)信号及びコイル駆 動(CDx)信号に選択的に出力を送り込む。第1再スパーク第1エッ ジ・マッチレジスターはコイル駆動(CDx)信号に出力を送り込む。 再スパーク第2エッジ・マッチ及び再スパーク第1エッジ・マッチ・レ ジスターは出力をコイル駆動(CDx)信号に送り込む。 ● 第2エッジ・マッチ事象又は最大ドウエル・マッチ事象の最初に起こっ た方に際して、アッパ・カウンターは(SIC40が不作動レベルを駆 動している時にカウンター・レベル・アッパ・ビット・フィールドがア ッパ・カウン ントするのを可能とされる。 ● 第1再スパーク第1エッジ・マッチの発生に際して、最大ドウエル・マ ッチ及び第1再スパーク第1エッジ・マッチ・レジスターはディセーブ ルされ、再スパーク第2エッジ・マッチ及び再スパーク第1エッジ・マ ッチ・レジスターはイネーブルされる。 ● シリンダー入力事象の発生に際して、アッパ・カウンターがディセーブ ルされ、再スパーク第1エッジ・マッチ及び再スパーク第2エッジ・マ ッチがディセーブルされ、そして第1再スパーク第1エッジ・マッチ及 び最大ドウエル・マッチがイネーブルされる。COEビット・フィール ドがセットされ、シリンダー入力事象の発生に際して第2エッジの生成 を可能とすべきである。 ● 反復スパーク・モードにおいて、最大ドウエル事象が起こり第2エッジ を発生する場合、第2エッジ・マッチ・レジスターが「自然」(つまり マッチ・レジスター値が選択されたタイムベース値に等しい)マッチ事 象(つまり強制されたマッチ事象ではない)に基づいて出力エッジを生 成するのを次のシリンダー入力事象の発生まで禁止される。 RSビットをセットすると、SIC40は、第2エッジ・マッチ事象又は、立 ち下がりエッジを生成する最大ドウエル・マッチ事象に応じて、再スパークを発 生し始める。つまり、第2エッジを発生した最大ドウエル・マッチ事象の後で第 2エッジ・マッチ事象の前にRSビットがセットされた場合には、第2エッジ・ マッチ事象に際して再スパークが生成されることはない。RSビットをクリアす ると、SIC40は再スパーク以上マッチ・レジスターを次のシリンダー入力事 象に際してディセーブルする。 RSビットのセット時に、カウンター・レベル・アッパ(CLU)は同時に書 き込まれて、SIC40が非作動状態を駆動している間、アッパ・カウンターが カウントするのを許容するべきである。RSビット・フィールドをクリアする時 には、カウンター・レベル・アッパー(CLU)ビット・フィールドがクリアさ れ、アッパ・カウンターをディセーブルするべきである。RSをクリアする時に CLUをクリアすることは、再スパークの発生を直ちに停止させるが、再スパー ク以上マッチ・レジスター は次のシリンダー入力事象の発生まではイネーブル状態のままである。 スパーク統合チャネルの動作 SIC40は自動車用点火コイル36を制御するのに用いられる8つまでのス パーク出力波形を発生する。以下の説明は、いかにSIC40が動作してスパー ク波形を発生するかを、レジスターと制御ロジックとの間の相互作用を説明する ことによって、説明している。 SIC40が出力波形を発生するために、以下のマッチ機能が用いられる。つ まり絶対的マッチと相対的マッチである。絶対的マッチは、タイマー・バスに対 して比較される時間又は角度値により発生される。第1エッジ・マッチ及び第2 エッジ・マッチは絶対的マッチを実行する。相対的マッチは、カウンターに対し て比較される時間又は角度値により発生される。カウンターは出力レベルにより トリガーされ、出力レベルはマッチ事象により生成されるので、相対的マッチは SIC40によりエッジが生成された後での時間又は角度の量を表す。最大ドウ エル・マッチ、第1再スパーク第1エッジ・マッチ、採否花第1エッジ・マッチ 及び再スパーク第2エッジ・マッチ・レジスターは相対的マッチを実行する。 スパーク出力波形を発生するためには、以下の値が指定のレジスターに書き込 まれるべきである。 ● 第1エッジの絶対時間又は角度が第1エッジ・マッチ・レジスターに置 かれる。 ● 第2エッジの絶対時間又は角度が第2エッジ・マッチ・レジスターに置 かれる。 ● 次の第1及び第2エッジを生成するのに用いられるべき値が次第1エッ ジ及び次第2エッジレジスターに置かれる。これらはシリンダー入力事 象の発生に際し、マッチ・レジスターへと転送される。 ● 最大ドウエル相対時間値は、最大ドウエル・マッチ・レジスターへ置か れるべきである。 反復スパーク・モードに対して ● 第1再スパークオフ相対時間が第1再スパーク第1エッジ・マッチ・レ ジsツアーに置かれる。 ● 第2再スパークオフ相対時間が再スパーク第1エッジ・マッチ・レジス ターに置かれる。 ● 再スパークオン相対時間が再スパーク第2エッジ・マッチ・レジスター に置かれる。 出力パルスの第1及び第2エッジが起こる時間又は角度が第1エッジ・キャプ チャー及び第2エッジ・キャプチャー・レジスターに格納された。カウンターは 、相対マッチ時期に用いられる局部タイムベースで有り、通常環境下での書き込 みがなされるべきものではない。 SIC40のピン・バス・デマルチプレクサーが自動的に制御されている時に 、出力ピン事象の一つだけが一回にアクティブである。シリンダー入力事象及び タイマー・バス・制御チャネル係数カウンター(TBCC_MC)値がピンのど れがアクティブとなるかを制御する。シリンダー入力事象に際して、タイマー・ バス制御チャネル係数カウント値が互いに排他的な8ビットフィールドへとデコ ードされラッチされる。このラッチされた値はSIC40がどのピンを駆動する かを判断する。 最大ドウエル・マッチ・レジスターがマッチする時に、それはステータス・ラ イン(最大ドウエル(MD)信号)へのトグルを起こし、SIC40により駆動 されるピン(コイル駆動(CDx)ライン)へ選択的にエッジを送ることが可能 である。 マッチ及びキャプチャー・フラグ・ビット・フィールドはSIC40の状態を 示す。CPUはマッチ及びキャプチャー・ビットを読んで、SIC40がどのポ イントで出力パルスを送るかを決めることが出来る。以下のテーブルは、マッチ ・フラグ・ビットからCPUが引き出すことが出来る状態情報のサンプルである 。 標準スパーク・モード 標準スパーク・モードにおいて、SIC40はシリンダー入力事象ことに1つ の出力パルスを連続的に供給する。等マッチレジスター、キャプチャー・レジス ター、ホールディング・レジスター、ロア・カウンター及び最大ドウエル・マッ チ・レジスターが用いられる。等マッチ・レジスターは常時イネーブルされてお りそれで、常時立ち上がり及び立ち下がりエッジを生成する。キャプチャー・レ ジスターが、特定のエッジが出力された時に、選択されたタイムベースを捕捉す る。選択された出力レベルがSIC40により生成されている時に、ロア・カウ ンターがインクリメントして、 出力レベルが変化するか最大ドウエル・マッチが起こる時にインクリメントを停 止する。ロア・カウンターがインクリメントされた時に、最大ドウエル・マッチ ・レジスターはマッチ事象を生成するだけである。第1エッジ・マッチは立ち上 がりエッジを起こし、第2エッジ・マッチは立ち下がりエッジを起こしそしてロ ア・カウンターはハイの間カウントする。 反復スパーク・モード 反復スパーク・モードにおいて、SIC40はシリンダー入力事象ごとに一つ より多い出力パルスを連続的に発生する。このモードにおいて、標準スパーク出 力パルスは上述の様に生成される。第1再スパーク第1エッジ・マッチ・レジス ターの中の値により決定された標準スパーク出力パルスの後の特定の時期に、シ リンダー入力事象の発生までいくつかの小さなパルスが生成される。小さな出力 パルスはデューティー・サイクル出力であって、そのオン時間は再スパーク第1 エッジ・マッチ・レジスターにより特定され、オン時間は再スパーク第2エッジ ・マッチ・レジスターの中の値により特定される。 莫大なマッチを防止するために、そのカウント値が第1再スパーク第1エッジ ・マッチ値及び再スパーク第1エッジ・マッチ値と比較されるアッパ・カウンタ ーが、第2エッジ・マッチ又は立ち下がりエッジを生成する最大ドウエル・マッ チ事象に際して、イネーブルされ、シリンダー入力事象に際してディセーブルさ れる。アッパ・カウンターはイネーブルされた場合、出力事象ロジックにより選 択された出力レベルが駆動される時はカウントし、反対のレベルが駆動されるか 又はそれが以上マッチレジスターのマッチに付随する時はディセーブルされる。 また、反復スパーク・モードにおいて、最大ドウエルマッチ事象が起こり第2エ ッジを発生する場合、第2エッジ・マッチ・レジスターは、次のシリンダー入力 事象が起こるまで、「自然の」マッチ事象に基づいて出力を発生することが禁止さ れる。この状況のおいて、第2エッジ・マッチ・レジスターは、それがフォース 第2エッジ・マッチ(FSEM)ビット・フィールドを介して送られる場合に、 出力エッジを生成するのみである。 特定されたエッジがピン・ライン遷移を起こす時に、キャプチャー・レジスタ ーは選択されたタイムベースを捕捉する。反復スパーク・モードにおいては通常 、捕捉さ れる必要のある標準出力パルスの第1及び第2エッジ、つまり再スパークパルス ・エッジだけがキャプチャーを起こすべきではない。この場合、キャプチャー・ レジスターは標準パルス・キャプチャー用に構成されるべきである。 再び図6を参照すると、第1エッジ・マッチは立ち上がりエッジを起こし、第 2エッジ・マッチは立ち下がりエッジを起こす。アッパ・カウンターは、第2エ ッジ・マッチ事象とシリンダー入力事象との間でカウントすることを可能とされ るだけである。アッパ・カウンターはイネーブルされた時には、出力レベルがロ ーであって付随する以上マッチ・レジスターがマッチしていない間は、インクリ メントする。ロア・カウンターは、出力レベルがハイであって付随する以上マッ チ・レジスターがマッチしていない間は、カウントする。最大ドウエル・マッチ の位置が、第2エッジ・マッチ事象が起きない場合にそれが起こる位置に、示さ れている。最大ドウエル・マッチが起きて第2エッジを発生するならば、第2エ ッジ・マッチ・レジスターは、シリンダー入力事象までは出力事象を生成するの を禁止される。第1再スパークエッジ・マッチ及び再スパーク第1エッジ・マッ チは立ち上がりエッジを起こし、再スパーク第2エッジ・マッチは立ち下がりエ ッジを起こし、そしてシリンダー入力事象は立ち下がりエッジを起こす。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年4月6日(1998.4.6) 【補正内容】 アイテムがスタックから削除される。それで、出力パルスを保つためには、プロ セッサーがハードウェアの監視をするために介入することが求められている。 更に公知の従来技術のシステムは、エンジン位置に基づいてある点火コイルか ら次へと切り換える機械的デバイスを用いるか、点火コイル制御パルスの各々を 発生するための専用のハードウェアを持つか又はCPUに新しい点火コイルへの 切り換えを補助する様に要求する、つまりCPUがハードウェアを特定のエンジ ン位置に到達した時に新しい出力を駆動する様に再プログラムすることのいずれ かによって、点火コイル制御パルスを分配する。 エンジン位置に同期した点火コイル制御パルスを発生する方法とシステムに対 する、必要性が存在する。公知の従来技術は又、外部ハードウェアやプロセッサ ーを用いることなく、点火コイル制御パルスを分配する方法とシステムを提供す ることが出来ていない。更に、公知の従来技術は、プロセッサーの助け無しに、 一つ以上のエンジン工程中に一つ以上の点火コイルに対して単−又は複数の点火 コイル制御パルスを生成する方法及びシステムが出来ていない。 本発明の一般的な目的は、最小限のプロセッサーの助けにより、複数の点火コ イルに対して点火コイル制御パルスを効率的に発生する方法及びシステムを提供 することである。 本発明によれば、内燃機関の複数の点火コイルの充電及び放電を制御するプロ セッサーを用いて、点火コイル出力信号を生成する方法が提供され、この方法は プロセッサーからの複数の点火コイル・データを非同期的に受ける様に適応さ れ、次の点火コイル・データがプロセッサーから受けられるまで複数の点火コイ ル・データを格納する、複数のメモリーマッピングされたホールディング・レジ スターを用意する工程、 複数のホールディング・レジスターに接続され、点火コイル・データを、時間 タイムベース信号又は度タイムベース信号である参照信号と比較する手段を用意 する工程、 エンジンの位置を判断して、対応するエンジン位置信号を発生する工程及び、 比較及びエンジン位置信号に基づいて、複数の点火コイルの一つによって受け られる点火コイル制御出力信号を発生する工程 を有する。 本発明によれば更に、内燃機関の複数の点火コイル(36)の充電及び放電を 制御するプロセッサーを用いて、点火コイル出力信号を生成するシステムが提供 され、このシステムは プロセッサーからの複数の点火コイル・データを非同期的に受ける様に適応さ れた複数のホールディング・レジスターと、 複数のホールディング・レジスターに接続され、複数の点火コイル・データを 、時間タイムベース信号又は度タイムベース信号である参照信号と比較し、点火 コイル・データと参照信号との間の比較に基づいて点火コイル出力信号を生成す る手段と、 工ンジンの位置を判断して、対応するエンジン位置信号を発生する検出デバイ スとを有し、 複数の格納デバイスがメモリーマッピングされ、複数の点火コイル・データを その後の点火コイル・データがプロセッサーから受けられるまで複数の点火コイ ル・データを格納する。 以下に、例を用い、以下の添付図面を参照して、本発明を説明する。 図1は、点火コイル制御信号を発生するのに用いられる従来技術のプロセッサ ーのハードウェアのブロック図である。 図2は、点火コイル制御波形を生成する本発明のプロセッサーのハードウェア の全体ブロック図である。 図3は、本発明を含む点火コイル・システムの概略図である。 図4は、本発明のスパーク統合チャネルの簡略ブロック図である。 図5は、正常スパーク出力パルスの波形である。 請求の範囲 1.内燃機関の複数の点火コイル(36)の充電及び放電を制御するプロセッ サーを用いて、点火コイル出力信号を生成する方法であって、 上記プロセッサーからの複数の点火コイル・データを非同期的に受ける様に適 応され、次の点火コイル・データがプロセッサーから受けられるまで上記複数の 点火コイル・データを格納する、複数のメモリーマッピングされたホールディン グ・レジスター(42)を用意する工程、 該複数のホールディング・レジスター(42)に接続され、上記点火コイル・ データを、時間タイムベース信号又は度タイムベース信号である参照信号と比較 する複数のマッチ・レジスター(46)を用意する工程、 上記エンジンの位置を判断して、対応するエンジン位置信号を発生する工程及 び、 上記比較及び上記エンジン位置信号に基づいて、上記複数の点火コイルの一つ によって受けられる点火コイル制御出力信号を発生する工程 を有する方法。 2.請求項1に記載の方法であって、上記複数の点火コイル・データは第1エ ッジ値を含み、上記点火コイル・データを上記参照信号と比較する上記工程は上 記第1エッジ値を上記参照信号と比較する工程を含み、上記点火コイル出力信号 を発生する上記工程は上記点火コイル出力信号の第1エッジを発生する工程を含 む。 3.請求項2に記載の方法であって、上記第1エッジ値を上記参照信号と比較 する上記工程は、所定の事象が起こる際に実行される。 4.請求項2に記載の方法であって、上記複数の点火コイル・データは更に、 第2エッジ値及びドウエル・タイムアウト値を含み、上記点火コイルデータを上 記参照信号と比較する上記工程は上記第2エッジ値を上記参照信号と比較する工 程及び上記点火コイル出力信号の第1エッジの生成に応じて上記ドウエル・タイ ムアウト値を第2参照信号と比較する工程を含み、上記点火コイル出力信号を発 生する上記工程は、上記参照信号及び上記第2エッジ値のうちの一つ、第2参照 信号及びドウエル・タイムアウト値の間のマッチに基づいて上記点火コイル出力 信号の第2エッジを生成する工程を含む。 5.請求項4に記載の方法であって、上記第2参照信号は、点火コイル出力信 号の第1エッジの生成に際して開始される第1タイマー信号である。 6.請求項5に記載の方法であって、各々が所定のデューティ・サイクルを有 する複数の反復点火コイル出力信号を生成する工程を更に有する。 7.請求項6に記載の方法であって、上記複数の点火コイル・データが更に最 小オフ時間を含み、上記方法が更に、上記点火コイル出力信号の生成に際して第 2タイマー信号を開始する工程を有する。 8.請求項7に記載の方法であって、上記複数の反復点火コイル出力信号を生 成する工程は、上記最小オフ時間値が上記第2タイマー信号にマッチする時に上 記複数の反復点火コイル出力信号を発生する工程を含む。 9.請求項1に記載の方法であって、上記参照信号はタイムベース信号である 。 10.請求項1に記載の方法であって、上記参照信号は度タイムベース信号で ある。 11.内燃機関の複数の点火コイル(36)の充電及び放電を制御するプロセ ッサーを用いて、点火コイル出力信号を生成するシステムであって、該システム は 上記プロセッサーからの複数の点火コイル・データを非同期的に受ける様に適 応された複数のホールディング・レジスター(42)と、 該複数のホールディング・レジスターに接続され、上記複数の点火コイル・デ ータを、時間タイムベース信号又は度タイムベース信号である参照信号と比較し 、上記点火コイル・データと上記参照信号との間の比較に基づいて点火コイル出 力信号を生成する手段と、 上記エンジンの位置を判断して、対応するエンジン位置信号を発生する検出デ バイス(37)とを有し、 複数の格納デバイスがメモリーマッピングされ、複数の点火コイル・データを その後の点火コイル・データがプロセッサーから受けられるまで複数の点火コイ ル・データを格納する。 12.請求項11に記載のシステムであって、複数の点火コイル・データは第 1エッジ値を含み、複数のマッチ・レジスターが第1エッジ値を上記参照信号と 比較して上記点火コイル出力信号の第1エッジを生成する。 13.請求呼応12に記載のシステムであって、上記複数の点火コイル・デー タは更に、第2エッジ値及びドウエル・タイムアウト値を含み、複数のマッチ・ レジスターが、第2エッジ値を参照信号と比較し、上記点火コイル出力信号の第 1エッジの生成に応じて上記ドウエル・タイムアウト値を上記参照値と比較し上 記参照信号及び上記第2エッジ値のうちの一つ、第2参照信号及びドウエル・タ イムアウト値の間のマッチに基づいて上記点火コイル出力信号の第2エッジを生 成する。 14.請求項13に記載のシステムであって、上記複数のマッチ・レジスター は更に、各々が所定のデューティ・サイクルを持つ複数の反復点火コイル出力信 号を生成する。 15.請求項14に記載のシステムであって、上記複数の点火コイル・データ が更に最小オフ時間を含み、上記システムが更に、上記点火コイル出力信号第2 エッジの生成に際して第2タイマー信号を開始するタイマーを含む。 16.請求項15に記載のシステムであって、上記複数のマッチ・レジスター は、最小のオフ時間値がタイマー信号にマッチする時に、複数の反復点火コイル 出力信号を生成する。 17.請求項11に記載のシステムであって、上記メモリーマッピングされた ホールディング・レジスターは、上記プロセッサーが所定の事象を検出する際に 、上記プロセッサーからその後の点火コイル・データを受ける。 18.請求項11に記載のシステムは更に、上記参照信号と複数の点火コイル ・データとの間のマッチが起こる際にタイムベースを捕捉する複数のキャプチャ ー・ホールディング・レジスターを有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミカ、チャールズ、クナップ アメリカ合衆国コネチカット州ニュー・ヘ ブン、プロスペクト・ストリート、276 (72)発明者 ゲリー、リン、ミラー アメリカ合衆国テキサス州ラウンド・ロッ ク、パープル・セージ410 (72)発明者 フィリップ、エンリケ、マドリッド アメリカ合衆国テキサス州ラウンド・ロッ ク、ヒル・ロック・ロード、8516 (72)発明者 ルドルフ、ベッテルハイム アメリカ合衆国テキサス州ブダ、シュライ ク、328

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.内燃機関の複数の点火コイルの充電及び放電を制御するプロセッサーを用 いて、点火コイル出力信号を生成する方法であって、 上記プロセッサーからの複数の点火コイル・データを非同期的に受ける様に 適応され、次の点火コイル・データがプロセッサーから受けられるまで上記複数 の点火コイル・データを格納する、複数のメモリーマッピングされたホールディ ング・レジスターを用意する工程、 該複数のホールディング・レジスターに接続され、上記点火コイル・データ を参照信号と比較する複数のマッチ・レジスター(46)を用意する工程、 上記エンジンの位置を判断して、対応するエンジン位置信号を発生する工程 及び、 上記比較及び上記エンジン位置信号に基づいて、上記複数の点火コイルの一 つによって受けられる点火コイル制御出力信号を発生する工程 を有する方法。 2.請求項1に記載の方法であって、上記複数の点火コイル・データは第1エ ッジ値を含み、上記点火コイル・データを上記参照信号と比較する上記工程は上 記第1エッジ値を上記参照信号と比較する工程を含み、上記点火コイル出力信号 を発生する上記工程は上記点火コイル出力信号の第1エッジを発生する工程を含 む。 3.請求項2に記載の方法であって、上記第1エッジ値を上記参照信号と比較 する上記工程は、所定の事象が起こる際に実行される。 4.請求項2に記載の方法であって、上記複数の点火コイル・データは更に、 第2エッジ値及びドウエル・タイムアウト値を含み、上記点火コイルデータを上 記参照信号と比較する上記工程は上記第2エッジ値を上記参照信号と比較する工 程及び上記点火コイル出力信号の第1エッジの生成に応じて上記ドウエル・タイ ムアウト値を第2参照信号と比較する工程を含み、上記点火コイル出力信号を発 生する上記工程は、上記参照信号及び上記第2エッジ値のうちの一つ、第2参照 信号及びドウエル・タイムアウト値の間のマッチに基づいて上記点火コイル出力 信号の第2エッジを生成する工程を含む。 5.請求項4に記載の方法であって、上記第2参照信号は、点火コイル出力信 号の第1エッジの生成に際して開始される第1タイマー信号である。 6.請求項5に記載の方法であって、各々が所定のデューティ・サイクルを有 する複数の反復点火コイル出力信号を生成する工程を更に有する。 7.請求項6に記載の方法であって、上記複数の点火コイル・データが更に最 小オフ時間を含み、上記方法が更に、上記点火コイル出力信号の生成に際して第 2タイマー信号を開始する工程を有する。 8.請求項7に記載の方法であって、上記複数の反復点火コイル出力信号を生 成する工程は、上記最小オフ時間値が上記第2タイマー信号にマッチする時に上 記複数の反復点火コイル出力信号を発生する工程を含む。 9.請求項1に記載の方法であって、上記参照信号はタイムベース信号である 。 10.請求項1に記載の方法であって、上記参照信号は度タイムベース信号で ある。 11.請求項1に記載の方法であって、上記複数のメモリーマッピングされた ホールディング・レジスターを用意する上記工程は所定の事象を検出する工程を 含み、上記複数のメモリーマッピングされたホールディング・レジスターは、上 記プロセッサーが上記所定の事象を検出するのに応じてプロセッサーからのその 後の燃料パルス・データを受ける。 12.請求項1に記載の方法は、更に、上記参照信号と上記複数の点火コイル ・データとの間でマッチが起こったのに応じてタイムベースを捕捉する複数のキ ャプチャー・ホールディング・レジスターを用意する工程を有する。 13.内燃機関の複数の点火コイル(36)の充電及び放電を制御するプロセ ッサーを用いて、点火コイル出力信号を生成するシステムであって、該システム は上記プロセッサーからの複数の点火コイル・データを非同期的に受ける様に適 応された複数のホールディング・レジスターと、 該複数のホールディング・レジスターに接続され、上記複数の点火コイル・ データを参照信号と比較し、上記点火コイル・データと上記参照信号との間の比 較に基づいて点火コイル出力信号を生成する複数のマッチ・レジスター(46) と、 上記エンジンの位置を判断して、対応するエンジン位置信号を発生する検出 デバイス(37)とを有し、 複数の格納デバイスがメモリーマッピングされ、複数の点火コイル・データ をその後の点火コイル・データがプロセッサーから受けられるまで複数の点火コ イル・データを格納する。 14.請求項13に記載のシステムであって、複数の点火コイル・データは第1 エッジ値を含み、複数のマッチ・レジスターが第1エッジ値を上記参照信号と比 較して上記点火コイル出力信号の第1エッジを生成する。 15.請求呼応14に記載のシステムであって、上記複数の点火コイル・デー タは更に、第2エッジ値及びドウエル・タイムアウト値を含み、複数のマッチ・ レジスターが、第2エッジ値を参照信号と比較し、上記点火コイル出力信号の第 1エッジの生成に応じて上記ドウエル・タイムアウト値を上記参照値と比較し上 記参照信号及び上記第2エッジ値のうちの一つ、第2参照信号及びドウエル・タ イムアウト値の間のマッチに基づいて上記点火コイル出力信号の第2エッジを生 成する。 16.請求項15に記載のシステムであって、上記複数のマッチ・レジスター は更に、各々が所定のデューティ・サイクルを持つ複数の反復点火コイル出力信 号を生成する。 17.請求項16に記載のシステムであって、上記複数の点火コイル・データ が更に最小オフ時間を含み、上記システムが更に、上記点火コイル出力信号の第 2エッジの生成に際して第2タイマ一信号を開始するタイマーを含む。 18.請求項17に記載のシステムであって、上記複数のマッチ・レジスター は、最小のオフ時間値がタイマー信号にマッチする時に、複数の反復点火コイル 出力信号を生成する。 19.請求項13に記載のシステムであって、上記メモリーマッピングされた ホールデイング・レジスターは、上記ブロセッサーが所定の事象を検出する際に 、上記プロセッサーからその後の点火コイル・データを受ける。 20.請求項13に記載のシステムは更に、上記参照信号と複数の点火コイル ・データとの間のマッチが起こる際にタイムベースを捕捉する複数のキャプチャ ー・ホールディング・レジスターを有する。
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