JP2000516137A - 管状の袋から流動可能な材料を搾り出す装置 - Google Patents

管状の袋から流動可能な材料を搾り出す装置

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Abstract

(57)【要約】 流動可能な材料を搾り出す本発明の装置は、材料を収容する細長い管状袋(1)と、放出装置(2,5)とを含む。放出装置は、そこに袋を挿入するために、プランジャー(5)を備えた筒状空間(10)と流出口(9)とを有している。袋は、該袋(1)の肩部(12)とシールワッシャー(13)によって囲まれた開口(8)を一端に有している。シールを改良するために、シール部材(15,17,19,22,25)は、空間の流出口(9)を囲む前部(11)と係合する。シール部材を前部に維持するために追加の部材を設けてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】 管状の袋から流動可能な材料を搾り出す装置 シール材や歯科印象材料のような流動可能なペースト状材料を管状の袋から搾 り出すために、一端からプランジャーが作用し他端に流出口または放出ノズルを 有する円筒状空間に、当該袋を押し込んで、流出口に袋を開口させることが知ら れている。この場合、管状の袋の開口がある一端を、流出口を形成する円筒状空 間の端部と放出ノズルとに対して封止するときに、特別な価値が置かれる。この ために、円筒状空間を形成するユニットに管状袋を固定して接続すると(FR− A1161905)、複数の管状袋に対する搾出しユニットの多彩な使用が不可 能になる。放出ノズルに管状袋を一体にまたはねじで接続すると(DE−A35 00625)、ノズルが使い捨て部品として設計されていなければ、管状袋の交 換が妨げられるか、困難になる。使い捨て部品は可能ではないし、望ましくない 。管状袋の端部と放出ノズルまたは流出口との間の封止要素の構造(EP−A3 19666)は、特殊なクランプまたはねじ部品で固定されるが、交換が困難で ある。これらの欠点を回避するため、交換可能な管状袋を搾り出すための請求項 1の前提部分に記載された構造が提案されている(EP−A541972)。こ の構造では、袋の開口を形成する管状袋の襞端がシールリングに固定して接続さ れる。シールリングは円錐シール面を有し、該円錐シール面は搾り出しユニット の流出口の対応する円錐シール面と相互に作用する。搾り出しプランジャーの作 用により、シールリングの円錐シール面は、予め適切に芯出しされていれば、円 錐の流出口に圧入される。芯出しが不適切であると、シールは達成されない。円 錐形のシールリングが正確に中心に流出口に座ると、適正なシール効果とプラン ジャー力の続行の効果とを達成することが可能であると思われる。しかしながら 、このシール効果は、プランジャー力が停止して、装置が「息(breath)」をす るときに、停止する。搾り出し中、圧力損失は、袋の開口または搾り出しユニッ トの流出口ではなく、ノズルの下流空間と恐らく存在するであろう混合装置とで 生じる。このため、搾り出し中に、流出口の下流側のこれらの空間で、圧力が増 加し、壁が膨張するに至る。プランジャーの搾り出し力が停止すると、前記膨張 により背圧が生じ、流出口の領域で内容物の逆流が生じることになる。この結果 、 円錐形のシールリングが流出口の円錐シートから持ち上げられ、シール隙間が開 き、一方ではシールリングと管状袋の間、他方ではシールリングと円筒状空間の 間のシールされるべき空間に内容物が侵入する。そして、相互の芯がずれるため 、次に圧力が作用したときに、円錐形のシールリングは正しいシートに復帰しな くなる。したがって、公知の構造では、ユニットの汚染を完全に回避できない。 さらに、管状袋を変更したときに流出口を注意深く清掃しなければならないとい う欠点がある。そうしなければ、搾り出し力を作用させている間でさえ、そこに 残っている内容物の固まった残留物が完全なシールを不可能にし、これに起因し てユニットのさらなる汚染がおこることになる。公知のシール構造は、そのシー ル部品の製造と組立を注意深くする必要があり、高価である。管状袋を収容する 円筒状空間の内径を超える径を有する円錐を支持するリングを設け、円筒状空間 の壁の端部と放出ノズルを形成する蓋との間に形成された周方向溝に前記リング を固定することによって、これらの欠点を減殺することが知られている(EP− A−663348)。しかしながら、これは、円筒状空間が前記周方向溝を含み 、放出側に管状袋を挿入するために開かれる蓋を有するような装置にしか使用で きないという欠点がある。 本発明の目的は、請求項1の前提部分に特定された形式の装置であって、安価 で、管状袋の交換が容易であるにもかかわらず、適切なシールを確保することが できる装置を提供することにある。 本発明による解決手段は、クレーム1の特徴部分およびサブクレームの特徴か らなる。 流出口を囲む端面にあるシールリングのシール部材の効果は、アクセスが非常 に困難な流出口の念入りなクリーニングを不必要にすることである。内容物がめ ったに侵入しないことを経験が示しているので、この端面のクリーニングは、た びたび行うのは不必要である。さらに、この端面は流出口の壁よりも容易に接近 できるうえ、容易に監視することができるので、その表面のクリーニングは容易 である。いかなる径も互いに正確に調整する必要がないので、協働するシール面 は正確な製造と組立に関する厳格な要求を課されることが少ない。シール作用は 少なくとも公知の装置の場合と同様に良好である。最後に、本発明は、シールは 流出口の設計と無関係であり、管状袋は異なる搾り出しユニットにも使用できる という利点を有している。 一般に、搾り出しユニットの流出口を囲む端面は平坦である。このため、(突 出するシール要素から離れた)シールリングも平坦に設計し、端面と平行に延び るようにすることが望ましい。これは、本発明のさらなる特徴によりシールリン グが円筒状空間の径とほぼ等しい外径を有するときに、特にあてはまる。この結 果、管状袋の端部は流出口に挿入する間に有効に案内され、芯合わせされる。さ らに、これはシールリングの縁が相当な高さを有している場合に有利であり、管 状袋が流出口から離れた後側から円筒状空間に挿入されるときにシールリングの 傾斜を防止する。この高さは、好ましくは少なくとも4mm、または径の6%( より良くは10%)である。さらに、これは、外周面が完全にまたは部分的に円 錐形であり、一方または両方の縁で面取りされ、丸められているならば、円筒状 空間への挿入を促進するため、および必要なら傾斜を防止するために、好都合で ある。 袋の襞によって形成される袋の開口を有することは公知であり、その襞はシー ルリングを貫通して切り捨てられる。本発明によれば、この襞は流出口に自由に 位置する。これにより、搾り出しの差圧の作用の下で、襞が流出口の壁により大 きなあるいはより少ない範囲で当てがわれ、そこでシールリングの上流の封止を 形成する。このような封止が完全でない場所でさえ、内容物の通過をごく実質的 に阻止し、これにより内容物はシールリングのシール要素に実際に到達しない。 シールリングの1つのシール部材または複数のシール部材は、管状袋にプラン ジャーによって負荷される搾り出し力により、円筒状空間の端面に押し付けられ 、これにより搾り出し中にシール作用を実行することができる。これは、シール 技術の公知の原理により、種々の方法で設計することができる。最も簡単な場合 では、シールリングのほぼ平坦な面またはシールリングそれ自身がシール部材を 形成する。しかしながら、その表面から突出する特殊なシール部材を任意の数だ け設けることも可能である。好ましくは、それらは柔軟に設計され、これにより 端面により形成される反対のシール面に隙間なく適用できる。正確な製造の要求 がさらに減じられる。これは、例えば、端面に大面積で接触するディスク状に設 計 されたシールリングの場合、および、シールリングが環状の突起として設計され た状況では、如何なる形態のシール部材にも適用される。それは、例えば、1ま たは複数の円形の薄いシールリップの形態を有していてもよい。柔軟性はシール リップの薄さによって与えられる。他の設計の場合、シールリングは、追加の円 形の柔軟な材料のリング、例えば商業的に入手可能なOリング、または、閉じた 表面を有する発泡ゴム製のリングを備えている。このような追加の環状部分は、 シールリングから分離され、それに密接する部分とすることができる。この構造 は、管状袋とともに使い捨て部分として設計されたシールリングの一部は低コス トで設計できるという利点を有する。一方、シール部材を有しあるいは形成する 追加の環状部分は繰り返し使用でき、さらに安価に形成することができる。 円筒状空間の端面からのシール部材の上昇を防止するために、本発明のさらな る特徴により、シールリングに、それをシール位置に拘束する保持部を設けても よい。本発明はこの考えの2つの実施例を有する。第1の実施例は、保持部が円 筒状空間の内壁と相互に作用するクランプとして設計されるという事実により区 別される。これは、シールリングを形成または保持するディスクをフレキシブル にし、そしてその外径を円筒状空間の内径より僅かに大きくすることによって、 好ましく達成される。プランジャーの搾り出し動作中に、ディスクが端面に押し つけられると、円筒状空間の内面に変形して支持されている外縁が僅かに後方に 曲がり、この縁とシリンダ壁の法線との間の角度が長手方向断面において自己ロ ックが生じるほど小さくなる。これは、ディスクがその到達位置に固定されるこ とを意味する。これは、プランジャー力が停止しても、くずれることはなく、シ ール部材はディスクの変形による弾性力の下で端面に圧接したままとなる。この ようにして、ブリージング(breathing)が防止される。 保持部の第2の実施例では、ディスクは、該ディスクを早く端面に保持する吸 引ホルダを備えている。これは、1または複数の吸引カップを含めてもよい。好 ましくは、シール部材は吸引ホルダとして設計される。これは、第1の内シール リングと第2の外シールリングが端面とともに空間を囲む状況における場合であ る。その空間の容積は、シールリングの弾性変形による圧縮の結果、減少する。 シールリングと端面との間の圧縮空気は、プランジャー力が停止すると放出され 、 シールリングのシール作用のため中間空間に戻ることができない。この場合、シ ールリングはシールリップとして設計することが好ましい。そのシールリップは 、吸引空間からの空気の流出を促進するために、また空気の再侵入を防止するた めに、吸引空間から外方に向ける。 袋が流出口から離れた端から円筒状空間に挿入されるようになっている場合、 開口を有する袋の端と反対側の袋の端にブレーキ部材を設けることがさらに好ま しい。管状袋の後端に設けられるブレーキ部材は、円筒状空間の対応する位置に 袋を強固に保持する。摩擦により、これは、袋が後方に滑るのを防止でき、ある いはシリンダを出口を上にして垂直状態に置いたときに引き抜きによりシリンダ の外に落下するのを防止できる。袋が円筒状空間に押し込められるときの引き込 み力は、管状袋の後端に設けられたブレーキ部材に直接作用するという事実によ り、その力は袋および内容物を介してブレーキ要素に伝達されることはないし、 袋の内圧に影響を与えない。 袋をカートリッジに挿入すると、例えば、熟練していない取り扱い中の変形の 結果、袋が捩れる場合、シールリングが袋の軸に対して僅かに斜めに立ち上がる ことが起こる。これにより袋と搾り出しユニットとの間のシール不足となる。こ れを防止するために、シールリングを角度をもって動くように袋に接続すること が好ましい。これにより、反対側のシール面に整列することができる。この角度 をもった移動(angular movability)は、シールリングがディスクに接続され るか、ディスクとして設計されることで、生成されることが好ましい。ディスク は管状ビード内で袋の端面に接着される。その環状ビードの径は、袋の径よりも 小さい。この場合、環状ビードの外側のディスク領域は、袋の端面への接続から 自由になり、一方側で袋の端面に接近することができ、他方側でそれから離れて 動く。この場合、環状ビードは旋回ベアリングを形成する。 以下、有利な実施形態を示す図面を参照して本発明をさらに詳細に説明する。 図1および図2は、管状袋を収容するカートリッジの概略縦断面図である。 図3から図13は、異なるシールリングを備えたカートリッジの底領域の部分 断面図である。 図14と図15は、2つの異なる機能の位置にある、管状袋を収容するカート リッジの概略縦断面図である。 図16と図17は、袋の後端に配置されたブレーキ部材を備えた実施例を示す 。 図18は、角度をもって移動可能なシールリングを備えた実施例を示す。 図1は、管状袋1が内側に挿入されたいわゆるカートリッジ2を示し、該カー トリッジは壁3と底4とからなっている。その内径は管状袋1に適合するように 寸法が決められている。管状袋を備えるこのタイプのカートリッジは、プラスチ ック材料を放出する装置、例えば歯科用多成分印象材料を放出する装置(EP− A492413)における交換可能なインサートとして使用される。カートリッ ジは、装置に挿入される。管状袋1を搾り出すために、装置に特定されたプラン ジャー5は、矢印の方向にカートリッジの底から離れた開口端6に挿入すること ができる。襞がつけられ貯蔵状態で閉じられた袋の他端の端7は、袋開口8を形 成するように切断される。この袋開口8は、カートリッジの底4に位置する流出 口9に開口している。シールリング13は、カートリッジの円筒状空間10に面 する底4の端面11と管状袋1の肩面12との間に挿入される。プランジャー5 が管状袋1を圧縮すると、その中に収容された内容物が袋開口8と流出口9を通 って装置の図示しない下流側空間に流れ込み、例えば他の成分と混合されて、所 望の方法で利用される。プランジャーにより管状袋1内に生じる圧力は、肩面1 2を介してシールリング13にも作用し、これによりシールリングは少なくとも 搾り出し動作中に、端面11と肩面12との間の有効なシールを形成する。さら に、襞部7は、流出口9の壁面に押し付けられ、これによりこの地点で上流側シ ールが得られる。円筒状空間という用語は、壁3が円筒でなければならないこと を意味するものではないが、便宜上、円筒としている。 図1では、カートリッジの底4は壁3に強固に接続され、管状袋1は放出端か ら離れた側からカートリッジに挿入されるようになっている。これに対して、図 2は、管状袋1を挿入するために底4を蓋のように壁3から離すことができる実 施例を示している。さらに、図2は、シールリング13の縁27が管状袋1の側 に向かってポット形に引き上げられていることを示している。この結果、外周面 28の高さ(軸方向の寸法)が拡大され、これによりカートリッジに挿入する際 にディスク形状のシールリングの傾きが防止される。縁27が中空形状である結 果、外周縁28の増加にもかかわらず、利用できる袋の容積は認めうるほど減少 されない。 図3に示すシールリングの第1実施例は、環状ディスク14として設計されて いる。この環状ディスクは、端面11のように平坦に設計されている。こ環状デ ィスクは管状袋1の肩面12に接着してもよい。環状ディスクの外径は、円筒状 空間10よりもさほど小さくはない。したがって、環状ディスクは、管状袋がカ ートリッジに挿入されたときに、袋開口を流出口に対して芯合わせするのに役立 つ。この役を果たすことができるように、環状ディスクは硬いプラスチックで作 られる。また環状ディスクは、該環状ディスク14がほぼ平坦で端面11に平行 な状態にあることを保証することができるように、高強度を有することが好まし い。 環状ディスク14の内縁の近傍には、Oリング15(複数のOリングがあって もよい)が、漏れないように好ましくは強固に環状ディスク14に接続され、こ こでOリングは、例えば、環状溝に接着され、あるいは締め付けられている。O リングは、軟質ゴムまたは閉じた面(closed surface)を有する発泡ゴムで作 られているので、搾り出し動作中に作用する圧力の下で、端面11に隙間なく支 持される。これにより、Oリングは、万一内容物が襞部7と流出口9の壁との間 を通過した場合に、流出口9からの内容物の侵入に対する有効な保護手段を形成 する。原則として、本発明による装置は、公知の装置と同様に、搾り出し圧力が 停止すると、装置の「ブリージング」にさらされる。しかしながら、袋開口8は 、流出口9に侵入する環状部品がないために公知の管状袋よりも大きく開けた径 (clear diameter)を有しているので、流れに対する抵抗が小さい。これによ り、「ブリージング」の範囲、および、管状袋の襞端8と流出口9の壁との間へ の内容物の侵入の危険性が、公知の装置よりも小さい。図2に示すように、環状 ディスク14は立ち上がり縁27を設けることができる。図6の変形実施例では 、Oリング15は、流出口9の縁と協働するように流出口9に接近しているので 、シール効果が向上する。 図4による第2の実施例では、シールリングは、袋の肩12に接着された剛体 材料からなる平坦な環状ディスク16と、端面11に面し、例えば開いた又は閉 じた表面を有する発泡、弾性樹脂材料等の柔軟な弾性材料からなる層17とから なる。この層17は、端面11に平行な環状ディスク16を介して、搾り出し圧 力の下で、端面11に押し付けられ、これによりシールを有効にしている。 柔軟層17は、環状ディスク16に固定して接続することができ、例えば環状 ディスクの上に施されたコーティングによって形成するか、環状ディスクに接着 することができる。しかしながら、分離した環状ディスクとすることもできる、 それは繰り返し使用できることが好ましい。特に、後者の場合、「ブリージング 」中に相対移動が生じても端面11との接触を維持し、圧縮力が停止しても封止 するような柔軟性と厚さで設計されることが好ましい。図7は、この実施例の変 形例であり、立ち上がったディスク縁を有している。 図5による第3の実施例に示すシールリングは、粘弾性プラスチック材料から なり、平坦な環状ディスク18として設計され、袋の肩12に接着することがで きる。その内縁の近傍には、複数の環状突起19を有している。これらの環状突 起は、断面が尖っていて、ディスクと一体であり、シール部材として端面11に 接触している。環状突起19の材料と尖鋭さは、搾り出し圧力の下で隙間なく端 面11と接触して有効なシールを形成することができるように選択され、決定さ れる。このディスクは立ち上がり縁27を備えることもできる。 図8と図9による実施例は、ディスク24にシールリングが配設され、該シー ルリングは2つの弾性シールリップを有し、これらのシールリップは端面11に 向かって斜めに傾斜し、互いに離れている。これらのシールリップがプランジャ ー圧力の作用の下で端面11に対して押し付けられると、図8に示すように変形 する。この場合、リップ26と端面11によって囲まれた空間は、大きな範囲ま で空にされる。プランジャー圧力が終了すると、リップは吸引カップを形成し、 該吸引カップは端面11に強固に保持され、リップ26の端面11からの上昇を 防止し、それに関連するブリージングの移動やシール不足も防止する。 図3から図9による実施例では、シールリングはそれぞれの場合において特定 のシール部材15,17,19を備えている。シールリング自身がシール部材を 形成することができることは理解される。図1に従い、適当な柔軟性を有するゴ ム弾性リングから形成することができる。 図10から図13は、シールリング13の種々の縁の設計を示す。全てのケー スにおいて、縁27は、ディスクの厚さを選択したり(図10と図11)、中空 形状を形成することにより(図12と図13)、拡大されている。これにより、 管状袋の挿入の際にカートリッジ内でのディスクの傾きを防止できる。カートリ ッジの内径に近接した寸法にかかわらず、ディスクが放出側から導入することが できないようにするために、袋側の縁は面取りされている。この場合、面取りは 縁領域に限定することができるし(図10と図12)、全外周面28を囲むこと もできる。 図14と図15による実施例では、袋1は流出側にディスク20を備えている 。このディスク20はその中央開口21の近傍でOリング22を支持し、袋の端 を貫通させている。ディスク20の外径はカートリッジの壁3の内径よりも僅か に大きい。ディスク20を備えた袋が矢印(図5)の方向に進むと、弾性を有す るディスクはその外縁がカートリッジの壁3に対して斜めに支持されるように変 形する。このカートリッジの壁3に対する縁の斜めの状態は、ディスクが端部に 達したときにも保持され(図6)、シール22は端面11に押し付けられ、ディ スク20は作用する圧力によって端面11の近傍に接近する。プランジャーの圧 力がなくなると、縁23とカートリッジの壁3の内面との間に自己ロックする摩 擦比(self-locking friction ratio)があるので、ディスク20は容易には 屈しない。したがって、シール22はディスク20の弾性力の下で、端面11に 対して押しつけられたままとなる。これは、たとえディスクの縁23における自 己ロック効果がなく、ある種の摩擦保持(friction grip)が縁23とカートリ ッジの壁3との間に設けられたとしても、原則としてあてはまる。その摩擦保持 の抵抗は、背圧の結果としてブリージング(breathing)中に袋の端面に作用す る力と少なくとも同じオーダーである。 図16では、カートリッジの底4が壁3に固定して接続され、管状袋1は放出 側から離れた側からカートリッジに挿入されるように仮定されている。しかしな がら、これはそのようにする必要もない。 底から離れたカートリッジの端6に面する管状袋1の後端には、管状袋にディ スク30が当てがわれている。このディスク30は、その中心に、袋のとじ紐3 1を受け入れるための開口を有している。ディスクの外周は摩擦でカートリッジ 2の内面と相互に作用している。管状袋が底から離れた端部からカートリッジ内 に矢印の方向に押し込められると、その押し込み力はディスク30を介して袋に 伝達される。したがって、ディスク30の外周における摩擦力は、袋1の内圧に 影響を及ぼさない。袋が収容されたカートリッジが放出装置の外側に格納され、 端6を下にして垂直方向に設置されるなら、ディスク30の外周における摩擦力 は、満たされた袋1の重量を受け、既存の状態に保持する。 ディスク30の外周は、ディスク30とカートリッジ2にある寸法交差が存在 していても所望の範囲内の摩擦力を維持する装置を備えている。例えば、図6に 示すように、摩擦増加エラストマーリング(friction increasing elastomeri c ring)を備えてもよい。 この代わり、袋の逆移動に対しては所望の大きさの摩擦力を設定するが、カー トリッジの後端からの袋の押し込みに対しては低い抵抗となるような実施例が、 多くの場合に好まれる。実施例として、図17による設計がこの目的のために適 切である。この設計では、ブレーキ要素として作用するディスク30の外周とカ ートリッジ2の内面との間の接触線が存在する面33が、ディスクの主面34に 対して後方にオフセットしている。ディスクの軸方向の移動中、摩擦はディスク の外周に曲げモーメントを生じさせる。この曲げモーメントは、カートリッジ内 に向けて移動中には摩擦を減少しつつ半径方向内方に接触領域を押し、逆方向に 移動する場合には摩擦を増加させながら半径方向外方に接触領域を押す。この場 合、摩擦接触を形成するリップ35は柔軟な材料から構成することができる。そ れは、既に形づけられ緩和した状態で図示されたように後方に傾斜を有していて もよい。しかしながら、リップは、緩和した状態でディスクの主面34内に存在 し、カートリッジの挿入したときのみ傾斜位置をとることも可能である。 ディスク30の外周は、カートリッジ2の内壁に支持されているが、連続的で ある必要はない。逆に、非連続的であってもよい。これにより複数のフレキシブ ルアームが形成され、それらの端部はカートリッジの壁にフレキシブルに支持さ れ、中央領域のみで互いに接続される。 接触面33とディスク30の主面34との軸方向のオフセット、またはそのア ームは、ディスク30の原形によって予め決定する必要はない。逆に、その部分 は平坦なデザインであってもよいし、カートリッジに押し込まれるときに弾性的 に変形するまでは、外側へ後方に湾曲する形状としなくてもよい。各場合におい て、緩和したディスク30の径は、カートリッジの内径より大きい。これにより 、ディスクの外周またはアームの端部はカートリッジの壁に対してプリテンショ ンを持って接触する。 図18による実施例では、カートリッジの底4がその壁3に固定して接続され 、管状袋1が放出側から離れた側からカートリッジに挿入されることが予め仮定 されている。しかしながら、床4をシリンダ3から離して形成し、袋が前または 後ろからシリンダ3に挿入された後、これらの2つの部材を互いに接合するよう にしてもよい。 変形した袋1がシリンダ3に無造作に挿入されれば、袋の端面が僅かに斜めに なる虞れがある。シールリングがディスクとして設計され、あるいは、袋の端面 に全領域にわたって接着されたディスクに接続されていれば、端面の傾斜はシー ルリングに伝達される。シールリングの面がシリンダ軸に正確に垂直になってい なければ、シールの設計に依存して、シール作用は、影響を受ける。この危険性 に対処するために、図2に示す第1の解決手段では、シールリング13は、袋の 軸42に対して角度をもって移動するように袋1に接続される。この結果、袋が 僅かにねじれた場合でも、カートリッジの底の端面に対して袋により押し付けら れれば、シールリングはその正しいシール位置に従ってそれ自身を調整すること ができる。 図18は、参照符号13で全体的に示すシールリングを示し、該シールリング はディスク16とゴム弾性Oリング15とからなり、該Oリングはディスク16 の溝に固定され、カートリッジの底4の端面11に協働してシールしている。デ ィスク16は、袋1の端面12に接着シール材(adhesive bonding and seal ing mass)40により接続されている。この接続は、ディスク16と端面12 の半径方向の内方領域に制限され、外側はビード41により限定されている。ビ ード41は、袋1に面するディスクの端面に、該ディスクの開口およびディスク の外周と同心で環状に設けられている。環状ビード41の外側には、ディスク 16と袋の端面12は接続されておらず、互いに僅かに離れている。したがって 、ディスク16は、袋の端面12に対してある角度範囲内で自由に傾斜すること ができ、ビード41は袋に一方の側で強く押され、他方の側で弱く押される。し たがって、図2に示す袋が如何に傾斜しても、ディスク16の位置やOリング1 5のシール効果に影響を及ぼさない。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年7月22日(1998.7.22) 【補正内容】 明細書 管状の袋から流動可能な材料を搾り出す装置 シール材や歯科印象材料のような流動可能なペースト状材料を管状の袋から搾 り出すために、一端からプランジャーが作用し他端に流出口または放出ノズルを 有する円筒状空間に、当該袋を押し込んで、流出口に袋を開口させることが知ら れている。この場合、管状の袋の開口がある一端を、流出口を形成する円筒状空 間の端部と放出ノズルとに対して封止するときに、特別な価値が置かれる。この ために、円筒状空間を形成するユニットに管状袋を固定して接続すると(FR− A1161905)、複数の管状袋に対する搾出しユニットの多彩な使用が不可 能になる。この欠点を回避するため、交換可能な管状袋を搾り出すための請求項 1の前提部分に記載された構造が提案されている(EP−A541972)。こ の構造では、袋の開口を形成する管状袋の襞端がシールリングに固定して接続さ れる。シールリングは円錐シール面を有し、該円錐シール面は搾り出しユニット の流出口の対応する円錐シール面と相互に作用する。搾り出しプランジャーの作 用により、シールリングの円錐シール面は、予め適切に芯出しされていれば、円 錐の流出口に圧入される。芯出しが不適切であると、シールは達成されない。円 錐形のシールリングが正確に中心に流出口に座ると、適正なシール効果とプラン ジャー力の続行の効果とを達成することが可能であると思われる。しかしながら 、このシール効果は、プランジャー力が停止して、装置が「息(breath)」をす るときに、停止する。搾り出し中、圧力損失は、袋の開口または搾り出しユニッ トの流出口ではなく、ノズルの下流空間と恐らく存在するであろう混合装置とで 生じる。このため、搾り出し中に、流出口の下流側のこれらの空間で、圧力が増 加し、壁が膨張するに至る。プランジャーの搾り出し力が停止すると、前記膨張 により背圧が生じ、流出口の領域で内容物の逆流が生じることになる。この結果 、円錐形のシールリングが流出口の円錐シートから持ち上げられ、シール隙間が 開き、一方ではシールリングと管状袋の間、他方ではシールリングと円筒状空間 の間のシールされるべき空間に内容物が侵入する。そして、相互の芯がずれるた め、次に圧力が作用したときに、円錐形のシールリングは正しいシートに復帰し なくなる。したがって、公知の構造では、ユニットの汚染を完全に回避できない 。さ らに、管状袋を変更したときに流出口を注意深く清掃しなければならないという 欠点がある。そうしなければ、搾り出し力を作用させている間でさえ、そこに残 っている内容物の固まった残留物が完全なシールを不可能にし、これに起因して ユニットのさらなる汚染がおこることになる。公知のシール構造は、そのシール 部品の製造と組立を注意深くする必要があり、高価である。交換可能な管状袋か ら搾り出すその他の公知の装置(FR−A2301306、図4)では、平坦な シールリングが、搾り出し口を形成するために十字形の切り込みを備えた袋の平 坦な端部と、流出口を囲む円筒状空間の端面との間に挿入されている。このシー ルリングは袋の端部に接続されていない。したがって、袋の襞の領域に漏れのな いシール(tight seal)を保証することができない。 本発明の目的は、請求項1の前提部分に特定された形式の装置であって、安価 で、管状袋の交換が容易であるにもかかわらず、適切なシールを確保することが できる装置を提供することにある。 本発明による解決手段は、クレーム1の特徴部分およびサブクレームの特徴か らなる。 本発明は、例えば袋をカートリッジに挿入するときに不慣れな取り扱いにより 変形すると、袋がねじれたシールリングが袋の軸に対して僅かに傾斜することに よって、漏れがたびたび生じるという観察に基づいている。本発明は、シールリ ングを角度を持って移動可能に袋に接続し、関係する相手のシール面にそれ自身 で一致させることにより、この影響を回避する。この角度を持った移動は、シー ルリングをディスクに接続し、あるいは、シールリングをディスクとして設計す ることで、成し遂げられる。このディスクは、袋よりも小さい径を有し該袋に面 する環状ビードの内側で、袋の端面に接着される。この場合、環状ビードの外側 のディスク領域は、袋の端面に接続しないので、一方では袋の端面に向かって移 動することができ、他方では袋の端面から離れることができる。環状ビードは一 種の傾斜ベアリング(tilting bearing)を形成する。 シールリングを流出口を囲む端面にそれ自身で一致させる可能性により、信頼 性のある封止効果を生じる。内容物がめったに侵入しないことを経験が示してい るので、この端面のクリーニングは、たびたび行うのは不必要である。さらに、 この端面は容易に接近できるうえ、容易に監視することができるので、その表面 のクリーニングは流出口よりも容易である。いかなる径も互いに正確に調整する 必要がないので、協働するシール面は正確な製造と組立に関する厳格な要求を課 されることが少ない。最後に、本発明は、シールは流出口の設計と無関係であり 、管状袋は異なる搾り出しユニットにも使用できるという利点を有している。 一般に、搾り出しユニットの流出口を囲む端面は平坦である。このため、(突 出するシール要素から離れた)シールリングも平坦に設計し、端面と平行に延び るようにすることが望ましい。これは、本発明のさらなる特徴によりシールリン グが円筒状空間の径とほぼ等しい、あるいは僅かに小さい外径を有するときに、 特にあてはまる。この結果、管状袋の端部は流出口に挿入する間に有効に案内さ れ、芯合わせされる。 袋の襞によって形成される袋の開口を有することは公知であり、その襞はシー ルリングを貫通して切り捨てられる。本発明によれば、この襞は流出口に自由に 位置する。これにより、搾り出しの差圧の作用の下で、襞が流出口の壁により大 きなあるいはより少ない範囲で当てがわれ、そこでシールリングの上流の封止を 形成する。このような封止が完全でない場所でさえ、内容物の通過を阻止し、こ れにより内容物はシールリングのシール要素に実際に到達しない。 シールリングの1つのシール部材または複数のシール部材は、管状袋にプラン ジャーによって負荷される搾り出し力により、円筒状空間の端面に押し付けられ 、これにより搾り出し中にシール作用を実行することができる。これは、シール 技術の公知の原理により、種々の方法で設計することができる。最も簡単な場合 では、シールリングのほぼ平坦な面またはシールリングそれ自身がシール部材を 形成する。しかしながら、その表面から突出する特殊なシール部材を任意の数だ け設けることも可能である。好ましくは、それらは柔軟に設計され、これにより 端面により形成される反対のシール面に隙間なく適用できる。正確な製造の要求 がさらに減じられる。これは、例えば、端面に大面積で接触するディスク状に設 計されたシールリングの場合、および、シールリングが環状の突起として設計さ れた状況では、如何なる形態のシール部材にも適用される。それは、例えば、1 または複数の円形の薄いシールリップの形態を有していてもよい。柔軟性はシー ル リップの薄さによって与えられる。他の設計の場合、シールリングは、追加の円 形の柔軟な材料のリング、例えば商業的に入手可能なOリング、または、閉じた 表面を有する発泡ゴム製のリングを備えている。このような追加の環状部分は、 シールリングから分離され、それに密接する部分とすることができる。この構造 は、管状袋とともに使い捨て部分として設計されたシールリングの一部は低コス トで設計できるという利点を有する。一方、シール部材を有しあるいは形成する 追加の環状部分は繰り返し使用でき、さらに安価に形成することができる。 円筒状空間の端面からのシール部材の上昇を防止するために、本発明のさらな る特徴により、シールリングに、それをシール位置に拘束する保持部を設けても よい。本発明はこの考えの2つの実施例を有する。 保持部の第1の実施例では、ディスクは、該ディスクを早く端面に保持する吸 引ホルダを備えている。これは、1または複数の吸引カップを含めてもよい。好 ましくは、シール部材は吸引ホルダとして設計される。これは、第1の内シール リングと第2の外シールリングが端面とともに空間を囲む状況における場合であ る。その空間の容積は、シールリングの弾性変形による圧縮の結果、減少する。 シールリングと端面との間の圧縮空気は、プランジャー力が停止すると放出され 、シールリングのシール作用のため中間空間に戻ることができない。この場合、 シールリングはシールリップとして設計することが好ましい。そのシールリップ は、吸引空間からの空気の流出を促進するために、また空気の再侵入を防止する ために、吸引空間から外方に向ける。 第2実施例によれば、開口を有する袋の端部と反対側の袋の端部に、ブレーキ 部材が設けられる。これは、一般に、流出口から離れた端部から袋を円筒状空間 に押し込むことを要求する。管状袋の後端に設けられるブレーキ部材は、円筒状 空間の対応する位置に袋を強固に保持する。摩擦により、これは、袋が後方に滑 るのを防止でき、あるいはシリンダを出口を上にして垂直状態に置いたときに引 き抜きによりシリンダの外に落下するのを防止できる。袋が円筒状空間に押し込 められるときの引き込み力は、管状袋の後端に設けられたブレーキ部材に直接作 用するという事実により、その力は袋および内容物を介してブレーキ要素に伝達 されることはないし、袋の内圧に影響を与えない。 以下、有利な実施形態を示す図面を参照して本発明をさらに詳細に説明する。 図1は、角度をもって移動可能に袋に固着されたシールリングを備えた実施例 を示す。 図2と図3は、吸引ホルダとして設計された一対のリップを備えた実施例を示 す。 図4は、袋の後端に配置されたブレーキ部材を備えた実施例を示す。 図1は、管状袋1が内側に挿入されたいわゆるカートリッジ2を示し、該カー トリッジは壁3と底4とからなっている。その内径は管状袋1に適合するように 寸法が決められている。管状袋を備えるこのタイプのカートリッジは、プラスチ ック材料を放出する装置、例えば歯科用多成分印象材料を放出する装置(EP− A492413)における交換可能なインサートとして使用される。カートリッ ジは、装置に挿入される。管状袋1を搾り出すために、装置に特定されたプラン ジャー5は、カートリッジの底から離れた開口端6に挿入することができる。襞 が付けられ貯蔵状態で閉じられた端7は、袋開口8を形成するように切断される 。この袋開口8は、カートリッジの底4に位置する流出口9に開口している。シ ールリング13は、カートリッジの円筒状空間10に面する底4の端面11と管 状袋1の肩面12との間に挿入される。プランジャー5が管状袋1を圧縮すると 、その中に収容された内容物が袋開口8と流出口9を通って装置の図示しない下 流側空間に流れ込み、例えば他の成分と混合されて、所望の方法で利用される。 プランジャーにより管状袋1内に生じる圧力は、肩面12を介してシールリング 13にも作用し、これによりシールリングは、端面11と肩面12との間の有効 なシールを形成する。さらに、襞部7は、流出口9の壁面に押し付けられ、これ によりこの地点で上流側シールが得られる。円筒状空間という用語は、壁3が円 筒でなければならないことを意味するものではないが、便宜上、円筒としている 。 変形した袋1がシリンダ3に無造作に挿入されれば、袋の端面が僅かに斜めに なる虞れがある。シールリングがディスクとして設計され、あるいは、袋の端面 に全領域にわたって接着されたディスクに接続されていれば、端面の傾斜はシー ルリングに伝達される。シールリングの面がシリンダ軸に正確に垂直になってい なければ、シールの設計に依存して、シール作用は、影響を受ける。この危険性 に対処するために、シールリング13は、袋の軸42に対して角度をもって移動 するように袋1に接続される。この結果、袋が僅かにねじれた場合でも、カート リッジの底の端面に対して袋により押し付けられれば、シールリングはその正し いシール位置に従ってそれ自身を調整することができる。 図1は、参照符号13で全体的に示すシールリングのディスク16を示し、該 ディスク16は、袋1の端面12に接着シール材(adhesive bonding and se aling mass)40により接続されている。この接続は、ディスク16と端面1 2の半径方向の内方領域に制限され、外側はビード41により限定されている。 ビード41は、袋1に面するディスクの端面に、該ディスクの開口およびディス クの外周と同心で環状に設けられている。環状ビード41の外側には、ディスク 16と袋の端面12は接続されておらず、互いに僅かに離れている。したがって 、ディスク16は、袋の端面12に対してある角度範囲内で自由に傾斜すること ができ、ビード41は袋に一方の側で強く押され、他方の側で弱く押される。し たがって、図2に示す袋が如何に傾斜しても、ディスク16の位置やOリング1 5のシール効果に影響を及ぼさない。 図1では、カートリッジの底4は壁3に強固に接続され、管状袋1は放出端か ら離れた側からカートリッジに挿入されるようになっている。しかしながら、管 状袋1を挿入するために底4を蓋のように壁3から離すことができるようにする ことも可能である。シールリング13の縁は管状袋1の側に向かってポット形に 引き上げることができる。外周面の高さ(軸方向の寸法)を拡大するためである 。これによりカートリッジに挿入する際にディスク形状のシールリングの傾きが 防止される。 シールリングは、環状ディスク14として設計されている。この環状ディスク は、端面11のように平坦に設計されている。環状ディスクの外径は、円筒状空 間10よりもさほど小さくはない。したがって、環状ディスクは、管状袋がカー トリッジに挿入されたときに、袋開口を流出口に対して芯合わせするのに役立つ 。この役を果たすことができるように、環状ディスクは硬いプラスチックで作ら れる。また環状ディスクは、ほぼ平坦で端面11に平行な状態にあることを保証 することができるように、高強度を有することが好ましい。 環状ディスク14の内縁の近傍には、Oリング15(複数のOリングがあって もよい)が、漏れないように好ましくは強固に環状ディスク14に接続され、こ こでOリングは、例えば、環状溝に接着され、あるいは締め付けられている。O リングは、軟質ゴムまたは閉じた面(closed surface)を有する発泡ゴムで作 られているので、搾り出し動作中に作用する圧力の下で、端面11に隙間なく支 持される。これにより、Oリングは、万一内容物が襞部7と流出口9の壁との間 を通過した場合に、流出口9からの内容物の侵入に対する有効な保護手段を形成 する。原則として、本発明による装置は、公知の装置と同様に、搾り出し圧力が 停止すると、装置の「ブリージング」にさらされる。しかしながら、袋開口8は 、流出口9に侵入する環状部品がないために公知の管状袋よりも大きく開けた径 (clear diameter)を有しているので、流れに対する抵抗が小さい。これによ り、「ブリージング」の範囲、および、管状袋の襞端8と流出口9の壁との間へ の内容物の侵入の危険性が、公知の装置よりも小さい。 シール部材は、異なる形態をとってもよい。それは、例えば、大きな表面領域 にわたって端面11と協働する、開いた又は閉じた表面を有する発泡、弾性樹脂 材料等の柔軟な弾性材料であってもよい。また、それは、1または複数の環状突 起または弾性シールリップによって形成してもよい。シールリップは、断面が尖 っていてディスク16と一体である。 シール部材が柔軟な層で形成される場合、それは、環状ディスク16に固定し て接続することができ、例えば環状ディスクの上に施されたコーティングによっ て形成するか、環状ディスクに接着することができる。しかしながら、分離した 環状ディスクとすることもできる、それは繰り返し使用できることが好ましい。 また、シール部材は、複数の環状突起から形成することができ、これらの環状突 起は、断面が尖っていて、ディスクと一体であり、シール部材として端面11に 接触している。環状突起の材料と尖鋭さは、搾り出し圧力の下で隙間なく端面1 1と接触して有効なシールを形成することができるように選択され、決定される 。 図2と図3による実施例は、ディスク24にシールリングが配設され、該シー ルリングは2つの弾性シールリップを有し、これらのシールリップは端面11に 向かって斜めに傾斜し、互いに離れている。これらのシールリップがプランジャ ー圧力の作用の下で端面11に対して押し付けられると、図3に示すように変形 する。この場合、リップ26と端面11によって囲まれた空間は、大きな範囲ま で空にされる。プランジャー圧力が終了すると、リップは吸引カップを形成し、 該吸引カップは端面11に強固に保持され、リップ26の端面11からの上昇を 防止し、それに関連するブリージングの移動やシール不足も防止する。 図4では、カートリッジの底4が壁3に固定して接続され、管状袋1は放出側 から離れた側からカートリッジに挿入されるように仮定されている。しかしなが ら、これはそのようにする必要もない。 底から離れたカートリッジの端6に面する管状袋1の後端には、管状袋にディ スク30が当てがわれている。このディスク30は、その中心に、袋のとじ紐3 1を受け入れるための開口を有している。ディスクの外周は摩擦でカートリッジ 2の内面と相互に作用している。管状袋が底から離れた端部からカートリッジ内 に矢印の方向に押し込められると、その押し込み力はディスク30を介して袋に 伝達される。したがって、ディスク30の外周における摩擦力は、袋1の内圧に 影響を及ぼさない。袋が収容されたカートリッジが放出装置の外側に格納され、 後端を下にして垂直方向に設置されるなら、ディスク30の外周における摩擦力 は、満たされた袋1の重量を受け、既存の状態に保持する。 ディスク30の外周は、ディスク30とカートリッジ2にある寸法交差が存在 していても所望の範囲内の摩擦力を維持する装置を備えている。例えば、摩擦増 加エラストマーリング(friction increasing elastomeric ring)を備えて もよい。図4に示すように、この場合、ある設計を選択することができる。それ は、袋の逆移動に対しては所望の大きさの摩擦力を設定するが、カートリッジの 後端からの袋の押し込みに対しては低い抵抗となるようようにする。このために 、ブレーキ要素として作用するディスク30の外周とカートリッジ2の内面との 間の接触線が存在する面33が、ディスクの主面34に対して後方にオフセット している。ディスクの軸方向の移動中、摩擦はディスクの外周に曲げモーメント を生じさせる。この曲げモーメントは、カートリッジ内に向けて移動中には摩擦 を減少しつつ半径方向内方に接触領域を押し、逆方向に移動する場合には摩擦を 増加させながら半径方向外方に接触領域を押す。この場合、摩擦接触を形成する リ ップ35は柔軟な材料から構成することができる。それは、既に形づけられ緩和 した状態で図示されたように後方に傾斜を有していてもよい。しかしながら、リ ップは、緩和した状態でディスクの主面34内に存在し、カートリッジの挿入し たときのみ傾斜位置をとることも可能である。 ディスク30の外周は、カートリッジ2の内壁に支持されているが、連続的で ある必要はない。逆に、非連続的であってもよい。これにより複数のフレキシブ ルアームが形成され、それらの端部はカートリッジの壁にフレキシブルに支持さ れ、中央領域のみで互いに接続される。 接触面33とディスク30の主面34との軸方向のオフセット、またはそのア ームは、ディスク30の原形によって予め決定する必要はない。逆に、その部分 は平坦なデザインであってもよいし、カートリッジに押し込まれるときに弾性的 に変形するまでは、外側へ後方に湾曲する形状としなくてもよい。各場合におい て、緩和したディスク30の径は、カートリッジの内径より大きい。これにより 、ディスクの外周またはアームの端部はカートリッジの壁に対してプリテンショ ンを持って接触する。 請求の範囲 1.流動可能な物質を搾り出す装置であって、 前記物質を収容し、細長く、少なくとも一端に肩部(12)によって囲まれた 開口(8)と、当該肩部(12)に接続され、少なくとも一つのシール部材(1 5,17,19)を有しあるいは形成されたシールリング(13)とを有する管 状袋(1)と、 筒状空間(10)を有し、管状袋(1)を収容し、一端に押し込みプランジャ ー(5)を受け入れ、他端に流出口(9)を有し、該流出口(9)が袋の開口( 8)と協働するとともに、管状袋(1)の肩部(12)およびシールリング(1 3)と対向する端面(11)によって囲まれている搾り出しユニット(2,5) と、からなる装置において、 前記シールリング(13)のシール部材(15,17,19;22,45)は 、流出口(9)を囲む端面(11)と協働するとともに、ディスク(16)に接 続され、あるいはディスクとして設計され、該ディスクは管状ビード(41)内 で前記袋の端面(12)に接着され、当該ビード(41)は端面(11)に面し 、その径は袋(1)よりも小さいことを特徴とする搾り出し装置。 2.前記袋の開口(8)は、袋(1)の襞(7)によって形成され、該襞(7) はシールリング(13)を貫通して流出口(9)に自由に位置することを特徴と する請求項1に記載の装置。 3.前記シール部材(15,17)は柔軟であることを特徴とする請求項1に記 載の装置。 4.前記シールリング(13)は大きな面積にわたって端面(1)と協働するよ うにしたことを特徴とする請求項1または3に記載の装置。 5.前記シールリング(13)のシール部材は、少なくとも1つの環状突起(1 5,19)によって形成されていることを特徴とする請求項1または3に記載の 装置。 6.前記シールリング(13)の外径は、芯合わせのために、筒状空間の内径よ りも僅かに小さいことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の装置。 7.前記シールリングは、それをシール位置に拘束する少なくとも1つの保持部 を備えていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の装置。 8.前記保持部は、前記端面(11)と協働する少なくとも1つの吸引ホルダ( 26)として設計されていることを特徴とする請求項7に記載の装置。 9.前記開口を有する端部と反対側の袋(1)の端部に、ブレーキ部材(30) が設けられ、該ブレーキ部材(30)は、少なくとも袋(1)を筒状空間(10 )から押し出す方向に、前記円筒空間(10)の壁(3)と摩擦で協働すること を特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の装置。 10.前記ブレーキ部材(30)は、ディスクまたはリングからなり、該ディス クまたはリングを介して押し込みプランジャー(5)は管状袋に作用することを 特徴とする請求項9に記載の装置。 11.前記ブレーキ部材(30)の外周は、筒状空間(10)の内径よりも大き い径を有することを特徴とする請求項9または10に記載の装置。 12.前記ブレーキ部材(30)と筒状空間(10)の壁(3)との間の接触面 (33)は、管状袋(1)から離れる方向に管状袋(1)に接触するブレーキ部 材の領域(面34)に対してオフセットしていることを特徴とする請求項9から 11のいずれかに記載の装置。 【図1】【図4】 【図2】【図3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 29707761.9 (32)優先日 平成9年4月29日(1997.4.29) (33)優先権主張国 ドイツ(DE) (31)優先権主張番号 29709408.4 (32)優先日 平成9年5月28日(1997.5.28) (33)優先権主張国 ドイツ(DE) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),JP,US

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.流動可能な物質を搾り出す装置であって、 前記物質を収容し、細長く、少なくとも一端に肩部(12)によって囲まれた 開口(8)と、当該肩部(12)に接続され、少なくとも一つのシール部材(1 5,17,19)を有しあるいは形成されたシールリング(13)とを有する管 状袋(1)と、 筒状空間(10)を有し、管状袋(1)を収容し、一端に押し込みプランジャ ー(5)を受け入れ、他端に流出口(9)を有し、該流出口(9)が袋の開口( 8)と協働するとともに、管状袋(1)の肩部(12)およびシールリング(1 3)と対向する端面(11)によって囲まれている搾り出しユニット(2,5) と、からなる装置において、 前記シールリング(13)のシール部材(15,17,19;22,45)は 、流出口(9)を囲む端面(11)と協働するようにしたことを特徴とする搾り 出し装置。 2.前記袋の開口(8)は、袋(1)の襞(7)によって形成され、該襞(7) はシールリング(13)を貫通して流出口(9)に自由に位置することを特徴と する請求項1に記載の装置。 3.前記シール部材(15,17)は柔軟であることを特徴とする請求項1に記 載の装置。 4.前記シールリング(13)は大きな面積にわたって端面(1)と協働するよ うにしたことを特徴とする請求項1または3に記載の装置。 5.前記シールリング(13)のシール部材は、少なくとも1つの環状突起(1 5,19)によって形成されていることを特徴とする請求項1または3に記載の 装置。 6.前記シールリング(13)は、管状袋(1)に固定して接続された環状部と 、該環状部から離れて該環状部と協働する管状部とからなり、前記シール部材を 有しあるいは形成していることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の 装置。 7.前記シールリングは、筒状空間(10)の径とほぼ等しい外径を有すること を特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の装置。 8.前記シールリング(13)の外径は、芯合わせのために、筒状空間の内径よ りも僅かに小さいことを特徴とする請求項7に記載の装置。 9.前記シールリング(13)の外周面(28)は少なくとも4mmまたはシー ルリング径の6%であることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の装 置。 10.前記シールリング(13)は、中空形状として設計されていることを特徴 とする請求項9に記載の装置。 11.前記シールリングは、それをシール位置に拘束する少なくとも1つの保持 部を備えていることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の装置。 12.前記保持部は、前記筒状空間の内壁と協働するクランプ(23)として形 成されていることを特徴とする請求項11に記載の装置。 13.前記保持部は、前記端面(11)と協働する少なくとも1つの吸引ホルダ (26)として設計されていることを特徴とする請求項11に記載の装置。 14.前記開口を有する端部と反対側の袋(1)の端部に、ブレーキ部材(3 0)が設けられ、該ブレーキ部材(30)は、少なくとも袋(1)を筒状空間( 10)から押し出す方向に、前記円筒空間(10)の壁(3)と摩擦で協働する ことを特徴とする請求項1から13のいずれかに記載の装置。 15.前記ブレーキ部材(30)は、ディスクまたはリングからなり、該ディス クまたはリングを介して押し込みプランジャー(5)は管状袋に作用することを 特徴とする請求項14に記載の装置。 16.前記ブレーキ部材(30)の外周は、筒状空間(10)の内径よりも大き い径を有することを特徴とする請求項14または15に記載の装置。 17.前記ブレーキ部材(30)と筒状空間(10)の壁(3)との間の接触面 (33)は、管状袋(1)から離れる方向に管状袋(1)に接触するブレーキ部 材の領域(面34)に対してオフセットしていることを特徴とする請求項14か ら16のいずれかに記載の装置。 18.前記シール部材(13)は、前記袋(1)の軸(42)に対して角度をも って移動可能となるように前記袋(1)に接続されていることを特徴とする請求 項1から17のいずれかに記載の装置。 19.前記シールリング(15)は、ディスク(16)に接続され、あるいはデ ィスクとして設計され、該ディスクは管状ビード(41)内で前記袋の端面(1 2)に接着され、当該ビードは端面に面し、その径は袋(1)よりも小さいこと を特徴とする請求項18に記載の装置。
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