JP2000515852A - Hivの治療に使用するためのvx478、ジドブジン、ftcおよび/または3tcを含んでなる組合わせ - Google Patents

Hivの治療に使用するためのvx478、ジドブジン、ftcおよび/または3tcを含んでなる組合わせ

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、3S−[3R*(1R*,2S*)]−[3[[(4−アミノフェニル)スルホニル](2−メチルプロピル)−アミノ]−2−ヒドロキシ−1−フェニル−メチル)プロピル]カルバミン酸,テトラヒドロ−3−フラニルエステル(141W94)、3’−アジド−3’−デオキシチミジン(ジドブジン)、および(2R,シス)−4−アミノ−1−(2−ヒドロキシメチル−1,3−オキサチオラン−5−イル)−(1H)−ピリミジン−2−オン(3TC)(または、3TCの代わりに、(2R,シス)−4−アミノ−5−フルオロ−1−(2−ヒドロキシメチル−1,3−オキサチオラン−5−イル)−(1H)−ピリミジン−2−オン(FTC))の治療用組合わせであって、抗HIV活性を有するものに関する。本発明は、この組合わせを含む医薬組成物、およびヌクレオシドおよび/または非ヌクレオシド阻害剤に耐性を有するHIV突然変異体による感染などのHIV感染症の治療におけるそれらの使用にも関する。

Description

【発明の詳細な説明】 HIVの治療に使用するためのVX478、ジドブジン、 FTCおよび/または3TCを含んでなる組合わせ 本発明は、3S−[3R*(1R*,2S*)]−[3[[(4−アミノフェニ ル)スルホニル](2−メチルプロピル)−アミノ]−2−ヒドロキシ−1−フ ェニル−メチル)プロピル]カルバミン酸,テトラヒドロ−3−フラニルエステ ル((3S)−テトラヒドロ−3−フラニル=N−((1S,2R)−3−(4 −アミノ−N−イソブチルベンゼンスルホンアミド)−1−ベンジル−2−ヒド ロキシ−プロピル)カルバメート,4−アミノ−N−((2シン,3S)−2− ヒドロキシ−4−フェニル−3−((S)−テトラヒドロフラン−3−イルオキ シカルボニルアミノ)−ブチル)−N−イソブチル−ベンゼンスルホンアミド, VX−478,141W94)、3’−アジド−3’−デオキシチミジン(ジド ブジン)、および(2R,シス)−4−アミノ−1−(2−ヒドロキシメチル− 1,3−オキサチオラン−5−イル)−(1H)−ピリミジン−2−オン(3T C,ラミブジン)(または、ラミブジンの代わりに、(2R,シス)−4−アミ ノ−5−フルオロ−1−(2−ヒドロキシメチル−1,3−オキサチオラン−5 −イル)−(1H)−ピリミジン−2−オン(FTC)の治療用組合わせであっ て、抗HIV活性を有するものに関する。本発明は、この組合わせを含む医薬組 成物、およびヌクレオシドおよび/または非ヌクレオシド阻害剤に耐性を有する HIV突然変異体による感染などのHIV感染症の治療におけるそれらの使用に も関する。 ジドブジンは、AIDS、AIDS関連合併症(ARC)、AIDS痴呆合併 症(ADC)のような関連の臨床症状などのHIV感染症の治療および/または 予防、および無症候性HIV感染症を有するまたは抗HIV抗体陽性の患者の治 療のための重要かつ有用な化学療法剤として十分に位置付けられている。ジドブ ジンで治療すると、HIVに感染した無症候性患者の無発病期間が長くなり、無 症候性患者の脂肪が遅くなる。 このような感染症および症状の治療にジドブジンが広く臨床使用されているこ とに続き、長期間の治療の後のある種の場合には、ウイルスがジドブジンに対し ある程度の耐性を発現し、従って薬剤に対する感受性を喪失することがあること が観察されている。 糖残基の代わりにオキサチオラン残基を含むヌクレオシド類似体、例えば欧州 特許第384536号明細書に記載されているヌクレオシド、特に4−アミノ− 1−(2−ヒドロキシメチル−1,3−オキサチオラン−5−イル)−(1H) −ピリミジン−2−オン(BCH−189)は、抗HIV活性を有することが分 かっている。BCH−189はラセミ体混合物であり、鏡像異性体はHIVに対 して同等な効力を有するが、(−)−鏡像異性体は、(+)−鏡像異性体より細 胞毒性がかなり低い。(−)−鏡像異性体は、化学名が(2R,シス)−4−ア ミノ−1−(2−ヒドロキシメチル−1,3−オキサチオラン−5−イル)−( 1H)−ピリミジン−2−オンであり、3TCまたはラミブジンとしてしられて いる。 代替オキサチオランヌクレオシド類似体は、国際明細書第WO92/1474 3号明細書に記載されており、(2R,シス)−4−アミノ−5−フルオロ−1 −(2−ヒドロキシメチル−1,3−オキサチオラン−5−イル)−(1H)− ピリミジン−2−オンであり、通常はFTCまたは524W91と表される。 3S−[3R*(1R*,2S*)]−[3[[(4−アミノフェニル)スルホ ニル](2−メチルプロピル)−アミノ]−2−ヒドロキシ−1−フェニルメチ ル)プロピル]カルバミン酸,テトラヒドロ−3−フラニルエステル(141 W94)は、HIVアスパルチルプロテアーゼ阻害活性を有するスルホンアミド である。141W94は、HIV−1およびHIV−2ウイルスを阻害するのに 特に適している。ウイルスの複製に本質的なウイルスによってコードされるプロ テアーゼが、ウイルスタンパク質前駆体の処理に必要である。タンパク質前駆体 の処理を妨害すると、感染性ビリオンの形成が阻害される。従って、ウイルスプ ロテアーゼの阻害剤を用いて、慢性および急性のウイルス感染症を予防または治 療することができる。 今日までのところ、HIV感染症の治療は、大部分がジドブジン、ジダノシン (ddl)、ザルシタビン(ddC)、およびスダブジン(d4T)のようなヌ クレオシド逆転写酵素阻害剤による単独治療によってきた。しかしながら、これ らの薬剤は、HIV耐性突然変異株の出現や毒性により、最終的には余り有効で なくなる。従って、新たな治療法が必要とされている。 ジドブジンとddCまたはddlとの組合わせは、HIVに感染した患者にお いて有望な結果を示している(New Eng.J.Med.,1992,329(9),581-587、お よびAIDSに関する国際会議プログラム抄録1993 9R,抄録US−B2 5−1)。しかしながら、同じ作用部位を有する薬剤は拮抗的または相加的であ ることが多いので、これらの結果は予想外のことである点に留意すべきである。 意外なことには、141W94、ジドブジンおよび3TC(または3TCの代 わりに、FTC)を組合わせることによって相乗的抗HIV効果が得られること を見出だした。この薬剤の組合わせを用いることによって、相乗的な抗ウイルス 作用、一層完全なウイルスの抑制、より長期間に亙るウイルス抑制が得られ、薬 剤耐性HIV突然変異株の出現が限定され、薬剤に関連した毒性を一層良好に管 理することができることが、本発明の特徴である。 化合物FTCは、本発明の組合わせにおいて3TCの代替として用いることが できる。 本発明の一態様によれば、141W94またはその生理学的機能誘導体、ジド ブジンまたはその生理学的機能誘導体、および3TC(または、3TCの代わり に、FTC)またはその生理学的機能誘導体を含んでなる組合わせが提供される 。 ジドブジンは、ケトまたはエノール互変異性形態で存在することができ、この ような互変異性形態の使用は本発明の範囲内にあることが理解されるであろう。 3TCは、通常は、相当する(+)−鏡像異性体を実質的に含まないものが提供 され、すなわち相当する(+)−鏡像異性体が僅かに約5%(重量/重量)であ り、好ましくは約2%(重量/重量)に過ぎず、特に1%(重量/重量)未満で 含まれる。 本明細書で用いる「生理学的機能誘導体」という用語は、141W94、ジド ブジン、または3TCの任意の生理学的に許容可能な塩、エーテル、エステル、 このエステルの塩、またはそれらの任意の溶媒和物およびそれらの生理学的機能 誘導体、または受容者に投与するときに、このような化合物またはその抗ウイル ス活性代謝物または残基を(直接または間接的に)提供することができる任意の 他の化合物を包含する。 本発明による好ましいエステルは、下記の群:(1)カルボン酸エステルであっ て、エステルグループのカルボン酸部分の非カルボニル残基が、直鎖または分岐 鎖アルキル(例えば、メチル、n−プロピル、第三ブチル、またはn−ブチル) 、シクロアルキル、アルコキシアルキル(例えば、メトキシメチル)、アラール キル(例えば、ベンジル)、アリールオキシアルキル(例えば、フェノキシメチ ル)、アリール(例えば、場合によってはハロゲン、C1 〜4アルキルまたはC1 〜4 アルコキシなどによって置換されたフェニル)、またはアミノから選択され るもの;(2)アルキル−またはアラールキルスルホニル(例えば、メタンスルホ ニル)のようなスルホン酸エステル;(3)アミノ酸エステル(例えば、L−バリ ルまたはL−イソロイシル);および(4)ホスホン酸エステルから独立して 選択される。このようなエステルでは、特に断らない限り、含まれる任意のアル キル残基は、有利には1〜18個の炭素原子、特に1〜6個の炭素原子、更に好 ましくは1〜4個の炭素原子を含む。このようなエステルに含まれる任意のシク ロアルキル残基は、有利にはフェニル基を含んでなる。上記化合物のいずれかに 対する任意の表現は、その生理学的に許容可能な塩の表現も包含する。 特に好ましいエステルは、ジドブジン、3TC(場合によっては、保護されて いてもよい)またはFTCのモノ−、ジ−およびトリ−リン酸エステル、または 任意の他の化合物であって、ヒト被験者へ投与する際に、このモノ−、ジ−およ びトリ−リン酸エステルを(直接または間接的に)提供することができるもので ある。 141W94、ジドブジンまたは3TCの生理学的に許容可能な塩、およびそ れらの生理学的に許容可能な誘導体の例としては、アルカリ金属(例えば、ナト リウム)、アルカリ土類(例えば、マグネシウム)、アンモニウムおよびNX4 + (但し、XはC1 〜4アルキルである)のような適当な塩基から誘導された塩が挙 げられる。水素原子またはアミノ基の生理学的に許容可能な塩としては、酢酸、 乳酸、酒石酸、リンゴ酸、イセチオン酸、ラクトビオン酸、およびコハク酸のよ うな有機カルボン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンスルホン 酸、p−トルエンスルホン酸のような有機スルホン酸、および塩酸、硫酸、リン 酸、およびスルファミン酸のような無機酸の塩が挙げられる。ヒドロキシ基の化 合物の生理学的に許容可能な塩としては、Na+、NH4 +、およびNX4 +(但し 、xはC1 〜4アルキルである)のような適当なカチオンと組合わせた上記化合物 のアニオンが挙げられる。 治療での使用には、141W94、ジドブジンおよび3TCの塩は、生理学的 に許容可能なものであり、すなわちそれらは生理学的に許容可能な酸または塩基 から誘導された塩である。しかしながら、生理学的に許容可能ではない酸または 塩基の塩も、生理学的に許容可能な化合物の調製または精製などにおいて使用す ることができる。生理学的に許容可能な酸または塩基から誘導されたか否かに関 わらず、総ての塩は、本発明の範囲内にある。 141W94またはその生理学的機能誘導体、ジドブジンまたはその生理学的 機能誘導体、および3TC(または、3TCの代わりに、FTC)またはその生 理学的機能誘導体を含んでなる組合わせは、以後は、本発明による組合わせと表 すことがある。 本発明は、ヌクレオシド阻害剤、特にジドブジン、3TC、FTC、ddl、 ddCまたはD4T、またはそれらの組合わせ、およびネビラピン(Bl−RG −587)、ロビリド(α−APA)およびデラブリジン(BHAP)のような 非ヌクレオシド阻害剤に耐性を有するHIV突然変異株の感染症などのHIV感 染症の治療に使用される本発明による組合わせも提供する。更に、本発明による 組合わせは、AIDS、およびAIDS関連合併症(ARC)、進行性の全身性 リンパ節症(PGL)、カポージ肉腫、特発性血小板減少性紫斑病、AIDS関 連神経学的症状、例えばAIDS痴呆合併症、多発性硬化症または熱帯性パラペ レシス、および抗HIV抗体陽性およびHIV陽性症状、例えば無症候性患者に おけるこれらの症状のような関連症状の治療に特に有用である。 もう一つの態様によれば、本発明は、感染した動物、例えばヒトなどの哺乳動 物におけるHIV感染症の治療の方法であって、141W94、ジドブジンおよ び3TC(または、3TCの代わりに、FTC)、またはその生理学的機能誘導 体の組合わせの治療上有効量でこの動物を処理することを含んでなる方法を提供 する。 本明細書で、治療という表現は、発病した感染症または症状の治療だけでなく 予防にも敷衍される。 組合わせの化合物は、同一のまたは異なる医薬処方物で同時に、または順次に 投与することができることが理解されるであろう。順次投与の場合には、第二お よび第三の活性成分の投与は、これらの活性成分の組合わせの相乗的治療効果が 失われてしまうほど遅れるべきではない。また、141W94、ジドブジン、お よび3TC(または、3TCの代わりに、FTC)、またはそれらのいずれかの 生理学的機能誘導体は、同時または順次のいずれで投与されても、個々に、また は複数で、またはそれらの任意の組合わせで投与することもできる。141W9 4、ジドブジンおよび3TC(または、3TCの代わりに、FTC)は、好まし くは同時または順次に個別の医薬処方物で、最も好ましくは同時に投与される。 本発明は、HIV感染症および上記に記載した関連の臨床症状の治療および/ または予防のため、それぞれジドブジンおよび3TC(または、3TCの代わり に、FTC)と同時にまたは順次に投与するための医薬の製造における141W 94の使用も提供する。141W94、ジドブジンまたは3TC(または、3T Cの代わりに、FTC)、またはそれらの任意の組合わせを上記の医薬の製造に 用いることもできることが理解されるであろう。 141W94、ジドブジンおよび3TC(または、3TCの代わりに、FTC )、またはそれらの任意の生理学的機能誘導体の組合わせの相乗効果は、例えば 1〜20:1〜20:1〜10(重量)、好ましくは1〜10:1〜10:1〜 5(重量)、特に1〜3:1〜3:1〜2(重量)の比率に亙って見られる。活 性成分の好都合な比としては、8:1:2、7:1:2、6:1:2、および3 :1:2 141W94:ジドブジン:3TCが挙げられる。 好都合なことには、それぞれの化合物は、単独で用いるときにそれが抗ウイル ス活性を示す量の組合わせで用いることができる。 抗HIV薬として有効であるのに要する141W94、ジドブジンおよび3T C(または、3TCの代わりに、FTC)の組合わせの量は、変化することがで きるのは当然であり、最終的には医師の裁量によるものである。考えられる要因 としては、投与の経路および処方物の性質、動物の体重、年齢および一般的症状 、および治療を行う疾患の性質および重篤度が挙げられる。 一般に、ヒトに投与するための141W94の適当な投与量は、5〜100m g/kg体重/日の範囲であり、有利には8〜70mg/kg体重/日の範囲で あり、好ましくは8〜50mg/kg体重/日の範囲であることができる。 ジドブジンの適当な投与量は、3〜120mg/kg受容者体重/日の範囲で あり、好ましくは6〜90mg/kg体重/日の範囲であり、最も好ましくは1 0〜30mg/kg体重/日の範囲であることができる。 3TCについては、適当な一日投与量は、約0.3〜約60mg/kg受容者 体重/日の範囲であり、好ましくは0.75〜35mg/kg体重/日の範囲で あり、最も好ましくは1.5〜20mg/kg体重/日の範囲であり、例えば1 〜10mg/kg体重/日である。 FTCについては、適当な一日投与量は、約0.3〜約60mg/kg受容者 体重/日の範囲であり、好ましくは0.75〜35mg/kg体重/日の範囲で あり、最も好ましくは1.5〜20mg/kg体重/日の範囲であり、例えば1 〜10mg/kg体重/日である。 特に断らない限り、活性成分の総ての重量は、薬剤自身に換算して計算される 。141W94、ジドブジン、3TC(または、3TCの代わりに、FTC)、 またはそれらの任意の溶媒和物の生理学的機能誘導体の場合には、数字は比例し て増加する。所望な投与量は、一日中に適当な間隔を置いて投与される1、2、 3、4、5、6以上の小分け投与量として好ましく提供することができる。これ らの小分け投与量は、例えば単位投与形態当たり活性成分を例えば1〜1500 mg、好ましくは5〜1000mg、最も好ましくは10〜700mg含む単位 投与形態で投与することができる。あるいは、受容者の症状により必要な場合に は、投与量を連続輸液として投与することができる。 活性成分と呼ぶことができる組合わせの成分は、動物、例えばヒトなどの哺乳 動物に通常のやり方で治療の目的で、投与することができる。 組合わせの活性成分を生の化合物として投与することが可能であるが、医薬処 方物としてそれらを提供するのが好ましい。本発明による医薬処方物は、本発明 による組合わせを1種類以上の薬学上許容可能なキャリヤーまたは賦形剤、およ び場合によっては他の治療薬と共に含んでなる。(複数の)キャリヤーは、処方 の他の成分と適合性でありかつその受容者にとって有害でないという意味におい て許容可能なものでなければならない。組合わせの個々の成分を個別に投与する ときには、それらは一般にはそれぞれ医薬処方物として提供される。以後、処方 物という表現は、特に断らない限り、組合わせまたはその成分を含む処方物を表 す。 141W94、ジドブジンおよび3TC(または、3TCの代わりに、FTC )、またはそれらの任意の生理学的機能誘導体の組合わせは、単一投与形態での 医薬処方物として好都合に提供することができる。好都合な単位投与処方物は、 それぞれ10mg〜3g、例えばそれぞれ50mg〜3g、例えば100mg〜 2gの量の活性成分を含む。 同時または順次投与のための単位投与形態での任意の2種類活性成分を第三の 活性成分と組合わせることも可能であり、例えば、典型的な単位投与量は、14 1W94およびジドブジンをそれぞれ50mg〜3g、好ましくは141W94 およびジドブジンをそれぞれ100mg〜2g、または141W94および3T C(または、3TCの代わりに、FTC)をそれぞれ50〜3g、好ましくは1 41W94および3TC(または、3TCの代わりに、FTC)をそれぞれ10 0mg〜2g含むことができる。 本発明のもう一つの特徴としては、141W94、ジドブジンおよび3TC( または、3TCの代わりに、FTC)またはそれらの任意の生理学的機能誘導 体から選択される少なくとも2種類の活性成分と、それらの薬学上許容可能なキ ャリヤーを含んでなる単位投与形態が提供される。 141W94、ジドブジンおよび3TC(または、3TCの代わりに、FTC )から選択される2種類の活性化合物の投与は、好ましくは残りの第三の活性成 分を投与する前段階として、本発明の本質的部分である。141W94とジドブ ジン、および141W94と3TC、および141W94とFTCの組合わせが 好ましく、特に141W94とジドブジンの組合わせが好ましい。 更に、上記の化合物を組合わせるときにも、相乗効果が見られることを見出だ した。 本発明のもう一つの特徴としては、141W94、ジドブジンおよび3TC( または、3TCの代わりに、FTC)から選択される2種類の化合物を含んでな る組合わせであって、2種類の化合物がジドブジンおよび3TCではないものが 提供される。好ましくは、この組合わせは、第三の残りの化合物と同時にまたは 順次に投与される。 医薬処方物は、単一包装、通常はブリスター・パックでの治療の全工程を含む 「患者パック(patient packs)」で患者に処方されることが多い。患者パックは 、従来の処方と比較して、薬剤師がバルク供給から医薬の患者供給量を小分けし て、患者が、通常は従来の処方では得られない常に患者パックに含まれた包装イ ンサートを入手できるという利点を有する。包装インサートの配合により、医師 の指示に患者が従いやすくなり、従って一般に更に良好な治療が行われることが 示された。 本発明の正確な使用に患者を指示する包装インサート内に含んでいる単一患者 パック、またはそれぞれの処方物の患者パックによる本発明の組合わせの投与は 、本発明の所望なもう一つの特徴であることが理解されるであろう。 本発明のもう一つの態様によれば、本発明の組合わせの少なくとも1種類の活 性成分141W94、ジドブジン、3TCまたはFTC、および本発明の組合わ せの使用時の使用法を含んでいる情報インサートを含んでなるトリプルパックが 提供される。 本発明のもう一つの態様によれば、個別投与に関連して141W94またはそ の生理学的機能誘導体、ジドブジンまたはその生理学的機能誘導体、および3T C(またはFCT)またはその生理学的機能誘導体を含んでなるトリプルパック が提供される。 処方物としては、経口、直腸、鼻内、局所(経皮、口腔および舌下など)、腟 内、または非経口(皮下、筋肉内、静脈内および経皮)投与に適するものが挙げ られる。処方物は、好都合には、単位投与形態で提供することができ、また製薬 技術分野で周知の任意の方法によって調製することができる。このような方法は 、本発明のもう一つの特徴であり、活性成分を1種類以上の修飾成分を構成する キャリヤーと組合わせる段階を含んでいる。一般に、処方物は、活性成分を、液 体キャリヤーまたは微粉砕した固形キャリヤー、または両者と均一かつ緊密に組 合わせ、次いで必要ならば、生成物を成形することによって調製される。 経口投与に適した本発明の処方物は、カプセル、カプレット(caplets)、カシ ェ剤、または錠剤であって、それぞれ所定量の活性成分を含むような個別単位と して、粉末または顆粒として、水性または非水性液体の溶液または懸濁液として 、または水中油型液体エマルションまたは油中水型液体エマルションとして提供 することができる。活性成分は、ボーラス、舐剤またはペーストとして提供する こともできる。 錠剤は、場合によっては1種類以上の修飾成分と共に、圧縮または成形によっ て製造することができる。圧縮錠剤は、適当な装置で、場合によっては結合剤( 例えば、ポビドン、ゼラチン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース)、滑沢剤 、不活性希釈剤、防腐剤、崩壊剤(例えば、グリコール酸澱粉ナトリウム、架 橋ポビドン、架橋したカルボキシメチルセルロースナトリウム)、界面活性剤ま たは分散剤と混合した粉末または顆粒のような自由流動性形態の活性成分を圧縮 することによって調製することができる。成形錠剤は、適当な装置中で、不活性 な液体希釈剤で加湿した粉末状化合物の混合物を成形することによって製造され る。錠剤は、場合によっては、コーティングまたは浅い刻み目を施すことができ 、またヒドロキシプロピルメチルセルロースなどを、所望な放出曲線が得られる ように様々な比率で用いて、活性成分が徐放または制御放出されるように処方す ることもできる。錠剤は、場合によっては、腸溶性コーティングを施して、胃以 外の消化管の部分で放出されるようにすることができる。 口に局所投与するのに適した処方物としては、風味付けした基剤、通常はスク ロースおよびアラビアゴムまたはトラガカントゴム中に活性成分を含んでなるロ ゼンジ、ゼラチンおよびグリセリン、またはスクロースおよびアラビアゴムのよ うな不活性基剤に活性成分を含んでなる錠剤(pastilles)、および適当な液体キ ャリヤー中に活性成分を含んでなるうがい薬が挙げられる。直腸投与用の処方物 は、例えばカカオ脂またはサリチレートを含んでなる適当な基剤を有する座薬と して提供することができる。 局所投与は、経皮イオン導入装置によって行うこともできる。 腟投与に適した処方物は、ペッサリー、タンポン、クリーム、ゲル、ペースト 、フォーム、または活性成分の他に適当であることが当該技術分野で知られてい るようなキャリヤーを含むスプレー処方物として提供することができる。 直腸投与に適した医薬処方物であって、キャリヤーが固形物であるものは、最 も好ましくは単位投与座薬として提供される。適当なキャリヤーとしては、カカ オ脂、および当該技術分野で一般に用いられている他の材料が挙げられる。座薬 は、活性な組合わせを、柔軟にしたまたは融解した(複数の)キャリヤーと混合 した後、金型で冷却し成形することによって好都合に生成させることができる。 非経口投与に適した処方物としては、酸化防止剤、緩衝剤、静菌剤、および処 方物を目的とする受容者の血液と等張性にする溶質を含むことができる水性およ び非水性の等張滅菌注射溶液、および懸濁剤および増粘剤を含むことができる水 性および非水性の滅菌懸濁液、およびリポソーム、または化合物を血液成分また は1種類以上の器官に標的設定するようにデザインされた他の微粒子系が挙げら れる。これらの処方物は、単位投与または複数回投与の密封容器、例えばアンプ ルおよびバイアルで提供することができ、使用直前に注射用水などの滅菌液体キ ャリヤーを加えるだけでよい凍結乾燥(lyophilized)条件で保管することができ る。即席の注射溶液および懸濁液は、上記の種類の滅菌粉末、顆粒および錠剤か ら調製することができる。 好ましい単位投与処方物は、上記に引用した活性成分の一日投与量または一日 サブドース(daily sudose)を含むもの、またはその適当な画分である。 本発明の処方物は、上記に具体的に記載した成分の他に、目的とする処方物の 型に関して当該技術分野では通常の他の薬剤を配合することができ、例えば経口 投与に適したものとしては、甘味料、増粘剤、および風味料などの他の薬剤を配 合することができることを理解すべきである。 本発明の組合わせの化合物は、通常の方法で得ることができる。ジドブジンは 、例えば、米国特許第4,724,232号明細書に記載の方法で製造すること ができ、上記特許明細書の内容は、その開示の一部として本明細書に引用される 。ジドブジンは、Aldrich Chemical Co.,ミルウォーキー,ワイオミング,米国 から入手することもできる。 141W94は、WO94/05639号明細書に開示の方法によって製造す ることができ、上記特許明細書の内容は、その開示の一部として本明細書に引用 される。 3TCの製造法は、取り分け国際特許出願第WO91/17159号、WO9 2/20669号、およびWO95/29174号明細書に記載されており、上 記特許明細書の内容は、その開示の一部として本明細書に引用される。 FTCの製造法は、国際特許出願第WO92/14743号明細書に記載され ており、上記特許明細書の内容は、その開示の一部として本明細書に引用される 下記の実施例は、例示のためだけのものであり、本発明の範囲を制限しようとす るものではない。「活性成分」は、141W94、ジドブジン、3TC(または 、3TCの代わりに、FCT)1592U89、またはそれらの複合体、または 上記化合物のいずれかの生理学的機能誘導体を表す。実施例1: 錠剤処方物 下記の処方物A、BおよびCを、成分をポビドンの溶液で湿式造粒した後、ス テアリン酸マグネシウムを加えて、圧縮することによって調製する。処方物A mg/錠 活性成分 250 ラクトース、英国薬局方 210 ポビドン、英国薬局方 15 グリコール酸澱粉ナトリウム 20 ステアリン酸マグネシウム 500処方物B mg/錠 活性成分 250 ラクトース、英国薬局方 150 Avicel PH 101 60 ポビドン、英国薬局方 15 グリコール酸澱粉ナトリウム 20 ステアリン酸マグネシウム 500処方物C mg/錠 活性成分 250 ラクトース、英国薬局方 200 澱粉 50 ポビドン 5 ステアリン酸マグネシウム 359 下記の処方物DおよびEを、混合成分の直接圧縮によって調製する。処方物E のラクトースは、直接圧縮型(Dairy Crest-"Zeparox")のものである。処方物D mg/錠 活性成分 250 予備ゼラチン化澱粉NF15 150 400処方物E mg/錠 活性成分 250 ラクトース、英国薬局方 150 Avicel 100 500処方物F(制御放出処方物) 処方物を、成分をポビドンの溶液で湿式造粒した後、ステアリン酸マグネシウ ムを加えて、圧縮することによって調製する。 mg/錠 活性成分 500 ヒドロキシプロピルメチルセルロース 112 (Methocel K4M Premium) ラクトース、英国薬局方 53 ポビドン、英国薬局方 28 ステアリン酸マグネシウム 700 薬剤は、約6〜8時間に亙って放出され、12時間後に完了する。実施例2: カプセル処方物 処方物A カプセル処方物を、上記の実施例1の処方物Dの成分を混合し、2つの部分か らなる硬質ゼラチンカプセルに充填することによって調製する。処方物B(下記 )は、同様の方法で調製する。処方物B mg/カプセル 活性成分 250 ラクトース、英国薬局方 143 グリコール酸澱粉ナトリウム 25 ステアリン酸マグネシウム 420処方物C mg/カプセル 活性成分 250 Macrogel 4000、英国薬局方 350 600 処方物Cのカプセルは、Macrogel 4000,英国薬局方を融解し、活性成分を溶 融物に分散し、溶融物を2つの部分からなる硬質ゼラチンカプセルに充填するこ とによって調製する。処方物D mg/カプセル 活性成分 250 レシチン 100 落花生油 100 450 処方物Dのカプセルは、活性成分をレシチンおよび落花生油に分散し、分散液 を軟質の弾性ゼラチンカプセルに充填することによって調製する。処方物E mg/カプセル 活性成分 150.0 ビタミンE TPGS 400.0 ポリエチレングリコール400 NF 200.5 プロピレングリコール、米国薬局方 39.5 ビタミンE TPGS(Eastman Chemical Co.から入手)4kgを50℃で加 熱して、液化した。液化したビタミンE TPGSに、50℃に加熱したポリエ チレングリコール400(PEG400)(低アルデヒド,<10ppm、Unio n CarbideまたはDow Chemical Co.から入手)を加えて混合し、均質な溶液を生 成させた。生成溶液を65℃まで加熱した。活性成分1.5kgを、ビタミンE TPGSおよびPEG400の液化溶液に溶解した。プロピレングリコール0. 395kgを室温で加えて混合し、均質な溶液を生成させた。溶液を28〜35 ℃まで冷却した。次に、溶液を脱気した。混合物を、好ましくは28〜35℃で 、揮発分不含化合物を150mg充填重量で、カプセル充填装置を用いてサイズ 12の長方形の白色不透明な軟質ゼラチンカプセルにカプセル封入した。カプセ ルシェルを、一定の充填水分3〜6%およびシェル硬度7〜10ニュートンにな るまで乾燥し、適当な容器に入れた。処方物F(制御放出力プセル) 下記の制御放出力プセル処方物を、成分a、bおよびcを押し出し装置を用い て押出した後、押出し生成物を球状化し、乾燥することによって調製する。次に 、乾燥したペレットを放出制御膜(d)でコーティングし、2つの部分からなる 硬質ゼラチンカプセルに充填する。mg/カプセル (a)活性成分 250 (b)微晶質セルロース 125 (c)ラクトース、英国薬局方 125 (d)エチルセルロース 13 513実施例3:注射用処方物 処方物A mg 活性成分 200 塩酸溶液0.1Mまたは水酸化ナトリウム 溶液0.1Mを適量加えて、pHを 4.0〜7.0 滅菌水、適量加えて、総量を 10ml 活性成分を水(35°〜40℃)のほとんどに溶解し、塩酸または水酸化ナト リウムを適量加えてpHを4.0〜7.0に調製する。次に、このバッチを水で 一定容積として、滅菌微孔性フィルターで濾過して、滅菌した10mlの琥珀色 ガラスバイアル(1型)に入れ、滅菌した蓋およびオーバーシールで密封する。処方物B 活性成分 125mg 滅菌した発熱性物質不含の、pH7リン酸 緩衝液を適量加えて、総量を 25ml実施例4:筋肉内注射 活性成分 200mg ベンジルアルコール 0.10g Glycofurol 75 1.45g 注射用水を適量加えて、総量を 3.00ml 活性成分を、グリコフロールに溶解する。次に、ベンジルアルコールを加えて 、溶解し、水を加えて3mlとする。次いで、混合物を滅菌した微孔性フィルタ ーで濾過して、滅菌した3mlの琥珀色ガラスバイアル(1型)に密封する。実施例5:シロップ 活性成分 250mg ソルビトール溶液 1.50g グリセロール 2.00g 安息香酸ナトリウム 0.005g フレーバー、Peach 17.42.3169 0.0125ml 精製水を適量加えて、総量を 5.00ml 活性成分を、グリセロールと精製水の大半の混合物に溶解する。次に、安息香 酸ナトリウムの水溶液を溶液に加えた後、ソルビトール溶液を加え、最後にフレ ーバーを加える。精製水で容積を一定量にし、十分に混合する。実施例6:座薬 mg/カプセル座薬 活性成分 250 硬質脂肪、英国薬局方 (Witepsol H15-Dynamit Nobel) 1770 2020 Witepsol H15の1/5を、45℃の最高温度の水蒸気ジャケットを取り付けた 平鍋で溶融する。活性成分を200μm篩で整粒し、カッティング・ヘッドを備 えたSilversonを用いて溶融基剤に混合しながら加え、滑かな分散液を得る。混 合物を45℃に保持しながら、Witepsol H15を懸濁液に加え、攪拌を行って均質 混合物となるようにする。全懸濁液を、連続攪拌を行いながら、250μmのス テンレス鋼製スクリーンを通過させ、45℃まで冷却する。38℃〜40℃の温 度で、混合物2.02gを適当な2mlのプラスチック金型に充填する。座薬を 室温まで冷却させる。実施例7:ペッサリー mg/ペッサリー 活性成分 250 デキストロース無水物 380 ジャガイモ澱粉 363 ステアリン酸マグネシウム 1000 上記成分を、直接混合し、生成する混合物を直接圧縮によりペッサリーを調製 する。生物学的試験結果 最高および最低血漿濃度 この検討で用いたマイクロモル濃度での最高および最低(trough)値は、臨床的 に測定した最高および最低結晶濃度から得た。これらの値は、単一薬剤としての それぞれの薬剤の治療投与量を用いるときに患者で得られる実際の最高濃度およ び最低濃度(トラフレベル)を反映することを意味していた。単独または組合わせでの抗ウイルス活性 抗−HIVアッセイ ヒトT細胞リンパ親和性ウイルス1型で形質転換した細胞 系MT4を成育させ、特に断らない限り、MT4細胞の成長を50%減少させる のに要する量の10倍(10×TCID50,2×104プラーク形成単位/細胞 )のHIV−1株3BまたはMN(Advanced Biotechnologies Inc.,コロンビ ア,メリーランド)を感染させた。模造品で感染した細胞も調製した。1時間イ ンキュベーションした後、細胞を96穴の皿に12×104個の細胞/ウェルで 採取した。ウェルは、各種の濃度のジドブジンと、141W94および3TCの 最高および最低血漿濃度を含んでいた。感染したTリンパ芽球様細胞を5日間イ ンキュベーションして、HIV−1によって媒介される成長阻害を行った。次に 、プレートを、5%Nonidet P-40(Sigma)/リン酸緩衝食塩水(PBS)28μ lで処理し、60μlの試料を、フィルター底が付いた96穴プレート(Idexx C orp.)に移した。プレートを、それぞれのウェルにヨウ化プロピジウムを加えた 自動分析装置(Idexx Screen Machine)に入れ、一連の洗浄を行い、生成する蛍光 (E)を測定した。蛍光は、細胞数と直接相関し、HIV−1によって媒介され る細胞障害効果(CPE)を定量することができることが示された。未感染細胞 は、0%CPEを有するものと決定し、感染した未処理細胞は100%CPEを 有すると決定した。HIV−1によって誘導されるCPEの阻害率およびIC95 (95%阻害濃度)を測定した。第1図 は、141W94、ジドブジンおよび3TCの組合わせを141W94、 ジドブジンおよび3TC単独と比較した結果のグラフを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 9614022.3 (32)優先日 平成8年7月4日(1996.7.4) (33)優先権主張国 イギリス(GB) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE ,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS, LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,M X,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 デイビッド、ウォルター、バリー アメリカ合衆国ノースカロライナ州、チャ ペル、ヒル、サウス、レイクシォアー、ド ライブ、1810

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 3S−[3R*(1R*,2S*)]−[3[[(4−アミノフェニル) スルホニル](2−メチルプロピル)−アミノ]−2−ヒドロキシ−1−フェニ ルメチル)プロピル]カルバミン酸,テトラヒドロ−3−フラニルエステル、ジ ドブジン、および(2R,シス)−4−アミノ−1−(2−ヒドロキシメチル− 1,3−オキサチオラン−5−イル)−(1H)−ピリミジン−2−オンを含ん でなる、組合わせ。 2. 3S−[3R*(1R*,2S*)]−[3[[(4−アミノフェニル) スルホニル](2−メチルプロピル)−アミノ]−2−ヒドロキシ−1−フェニ ルメチル)プロピル]カルバミン酸,テトラヒドロ−3−フラニルエステル、ジ ドブジン、および(2R,シス)−4−アミノ−5−フルオロ−1−(2−ヒド ロキシメチル−1,3−オキサチオラン−5−イル)−(1H)−ピリミジン− 2−オンを含んでなる、組合わせ。 3. 3S−[3R*(1R*,2S*)]−[3[[(4−アミノフェニル) スルホニル](2−メチルプロピル)−アミノ]−2−ヒドロキシ−1−フェニ ルメチル)プロピル]カルバミン酸,テトラヒドロ−3−フラニルエステルまた はその生理学的機能誘導体、ジドブジンまたはその生理学的機能誘導体、および (2R,シス)−4−アミノ−1−(2−ヒドロキシメチル−1,3−オキサチ オラン−5−イル)−(1H)−ピリミジン−2−オンまたはその生理学的機能 誘導体を含んでなる、組合わせ。 4. 3S−[3R*(1R*,2S*)]−[3[[(4−アミノフェニル) スルホニル](2−メチルプロピル)−アミノ]−2−ヒドロキシ−1−フェニ ルメチル)プロピル]カルバミン酸,テトラヒドロ−3−フラニルエステルまた はその生理学的機能誘導体、ジドブジンまたはその生理学的機能誘導体、および (2R,シス)−4−アミノ−5−フルオロ−1−(2−ヒドロキシメチル−1 ,3−オキサチオラン−5−イル)−(1H)−ピリミジン−2−オンまたはそ の生理学的機能誘導体を含んでなる、組合わせ。 5. 3S−[3R*(1R*,2S*)]−[3[[(4−アミノフェニル) スルホニル](2−メチルプロピル)−アミノ]−2−ヒドロキシ−1−フェニ ルメチル)プロピル]カルバミン酸,テトラヒドロ−3−フラニルエステル:ジ ドブジン:(2R,シス)−4−アミノ−1−(2−ヒドロキシメチル−1,3 −オキサチオラン−5−イル)−(1H)−ピリミジン−2−オンの比率が、1 〜20:1〜20:1〜10(重量)である、請求項3に記載の組合わせ。 6. 医薬に用いるための、請求項1〜5のいずれか1項に記載の組合わせ。 7. HIV感染症の治療に用いるための、請求項1〜5のいずれか1項に記 載の組合わせ。 8. ヌクレオシドまたは非ヌクレオシド阻害薬に耐性のHIV感染症の治療 に用いるための、請求項1〜5のいずれか1項に記載の組合わせ。 9. ジドブジン、ラミブジン、ジダノシン、ザルシタビンまたはD4Tに耐 性のHIV感染症の治療に用いるための、請求項1〜5のいずれか1項に記載の 組合わせ。 10. AIDSの治療に用いるための、請求項1〜5のいずれか1項に記載 の組合わせ。 11. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の組合わせを、1種類以上のその 薬学上許容可能なキャリヤーと共に含んでなる、医薬処方物。 12. 単位投与形態の、請求項11に記載の処方物。 13. 感染動物でのHIV感染症の治療法であって、上記動物に請求項1〜 5のいずれか1項に記載の組合わせの治療上有効量を投与することを特徴とする 、方法。 14. 組み合わせの成分の少なくとも2個を同時投与する、請求項13に記 載の方法。 15. 組み合わせの成分の少なくとも2個を順次投与する、請求項13に記 載の方法。 16. 組み合わせを単独の合わせた処方物として投与する、請求項13に記 載の方法。 17. 上記動物がヒトである、請求項13〜16のいずれか1項に記載の方 法。 18. HIV感染症の治療の目的で、ジドブジンおよび(2R,シス)−4 −アミノ−1−(2−ヒドロキシメチル−1,3−オキサチオラン−5−イル) −(1H)−ピリミジン−2−オンと共に同時または順次に投与するための医薬 の製造における、3S−[3R*(1R*,2S*)]−[3[[(4−アミノフ ェニル)スルホニル](2−メチルプロピル)−アミノ]−2−ヒドロキシ−1 −フェニルメチル)プロピル]カルバミン酸,テトラヒドロ−3−フラニルエス テルの使用。 19. HIV感染症の治療の目的で、3S−[3R*(1R*,2S*)]− [3[[(4−アミノフェニル)スルホニル](2−メチルプロピル)−アミノ ]−2−ヒドロキシ−1−フェニルメチル)プロピル]カルバミン酸,テトラヒ ドロ−3−フラニルエステルまたは(2R,シス)−4−アミノ−1−(2−ヒ ドロキシメチル−1,3−オキサチオラン−5−イル)−(1H)−ピリミジン −2−オンと共に同時または順次に投与するための医薬の製造におけるジドブジ ンの使用。 20. HIV感染症の治療の目的で、3S−[3R*(1R*,2S*)]− [3[[(4−アミノフェニル)スルホニル](2−メチルプロピル)−アミノ ]−2−ヒドロキシ−1−フェニルメチル)プロピル]カルバミン酸,テトラ ヒドロ−3−フラニルエステルまたはジドブジンと共に同時または順次に投与す るための医薬の製造における(2R,シス)−4−アミノ−1−(2−ヒドロキ シメチル−1,3−オキサチオラン−5−イル)−(1H)−ピリミジン−2− オンの使用。 21. HIV感染症の治療のための医薬の製造における、3S−[3R*( 1R*,2S*)]−[3[[(4−アミノフェニル)スルホニル](2−メチル プロピル)−アミノ]−2−ヒドロキシ−1−フェニルメチル)プロピル]カル バミン酸,テトラヒドロ−3−フラニルエステル、ジドブジンおよび(2R,シ ス)−4−アミノ−5−フルオロ−1−(2−ヒドロキシメチル−1,3−オキ サチオラン−5−イル)−(1H)−ピリミジン−2−オンの使用。 22. HIV感染症の治療の目的で3S−[3R*(1R*,2S*)]−[ 3[[(4−アミノフェニル)スルホニル](2−メチルプロピル)−アミノ] −2−ヒドロキシ−1−フェニルメチル)プロピル]カルバミン酸,テトラヒド ロ−3−フラニルエステルまたは(2R,シス)−4−アミノ−5−フルオロ− 1−(2−ヒドロキシメチル−1,3−オキサチオラン−5−イル)−(1H) −ピリミジン−2−オンと同時または順次に投与するための医薬の製造における ジドブジンの使用。 23. HIV感染症の治療の目的で3S−[3R*(1R*,2S*)]−[ 3[[(4−アミノフェニル)スルホニル](2−メチルプロピル)−アミノ] −2−ヒドロキシ−1−フェニルメチル)プロピル]カルバミン酸,テトラヒド ロ−3−フラニルエステルまたはジドブジンと同時または順次に投与するための 医薬の製造における(2R,シス)−4−アミノ−5−フルオロ−1−(2−ヒ ドロキシメチル−1,3−オキサチオラン−5−イル)−(1H)−ピリミジン −2−オンの使用。 24. ヌクレオシドまたは非ヌクレオシド阻害剤に耐性のHIV感染症の治 療のための、請求項18〜23のいずれか1項に記載の使用。 25. AIDS関連症状またはAIDS痴呆合併症の治療における、請求項 18〜23のいずれか1項に記載の使用。 26. 3S−[3R*(1R*,2S*)]−[3[[(4−アミノフェニル )スルホニル](2−メチルプロピル)−アミノ]−2−ヒドロキシ−1−フェ ニルメチル)プロピル]カルバミン酸,テトラヒドロ−3−フラニルエステル、 ジドブジン、および(2R,シス)−4−アミノ−1−(2−ヒドロキシメチル −1,3−オキサチオラン−5−イル)−(1H)−ピリミジン−2−オンから 選択された少なくとも1個の活性成分と、3種類総ての活性成分の使用に関する 使用法を含む情報インサートを含んでなる、患者パック。 27. 3S−[3R*(1R*,2S*)]−[3[[(4−アミノフェニル )スルホニル](2−メチルプロピル)−アミノ]−2−ヒドロキシ−1−フェ ニルメチル)プロピル]カルバミン酸,テトラヒドロ−3−フラニルエステル、 ジドブジン、および(2R,シス)−4−アミノ−5−フルオロ−1−(2−ヒ ドロキシメチル−1,3−オキサチオラン−5−イル)−(1H)−ピリミジン −2−オンから選択された少なくとも1個の活性成分と、3種類総ての活性成分 の使用に関する使用法を含む情報インサートを含んでなる、患者パック。
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