JP2000514674A - シートを加熱する方法 - Google Patents

シートを加熱する方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、制御ユニット(1)に接続される加熱素子(2)を含むシートの加熱方法に関し、制御ユニット(1)は、加熱素子(2)を介して電流(I)を供給するように構成される。この方法は、加熱素子(2)に関する現在の温度(T)を検出する工程と、現在の温度(T)が所定の所望の温度(TB)よりも下回ると、加熱素子(2)を介して電流(I)を供給することによって、温度(T)を制御する工程とを包含する。本発明は、所望の温度(TB)の付加値(ΔTB)を決定する工程と、本発明による制御工程に関する所定の所望の温度(TB)に、付加値(ΔTB)を加える工程とを包含することを特徴とする。加熱可能なシートの改良された温度制御は、特に自動車に対して意図されている。

Description

【発明の詳細な説明】 名称: シートを加熱する方法 技術分野: 本発明は、添付の請求項1の前提部に記載の、シートを加熱する方法に関する 。詳しくは、本発明は、乗物の電気加熱可能なシートを加熱するときに適用され 得る。 発明の技術的な背景: 現代の乗物では、快適性および安全性のために電気加熱可能なシートが使用さ れている。運転席シートおよびその他のシートの両方が、各シート内に加熱コイ ルの形状で配置される導電ワイヤの形態の特別な加熱素子によって加熱され得る ように構成され得る。このような加熱素子は、通常は、シートの製造時に各シー トの背もたれおよびクッション内に配置される。加熱素子はさらに、電流を供給 する電流供給ユニットに接続される。このようにして、加熱素子は適切な温度に 加熱され得る。 既知の加熱素子の問題の1つは、各シートに対して、その表面、すなわちシー トに座る人に接触する表面の温度が入念に調整されることを望むことから生じる 。このためには、加熱素子の温度を、加熱素子に極めて接近した位置に配置され 、中央制御ユニットに接続される温度検出器によって制御すればよい。温度検出 器および制御ユニットを用いれば、現在の温度が検出され得る。制御ユニットは また、例えばトランジスタまたはリレイ技術に基づいて、加熱素子に電流を供給 し得る電流供給回路を備える。このようにして、中央制御ユニットは、所与の所 望の温度値に達するまで加熱素子に所与の電流を供給するように構成される。こ の所望の値の設定は、例えば、一定の抵抗によってまたは調整可能な電位計によ って行われ得る。電位計は、乗物で移動中の人によって調整される。 米国特許第4700046号は、乗物のシート内の加熱素子のための制御装置を開示 している。この加熱素子は、所与の設定温度に達するように制御され得る。 上記の制御方法を用いて、所望の値に達したと中央制御ユニットが示すまで、 加熱素子に電流が供給され得る。所望の値に達すると、電流の供給は停止する。 これにより引き続いて加熱素子は冷却される。加熱素子の温度が再び所望の値よ り低くなるまで冷却されると、加熱素子に再び電流が供給される。このようにし て、システムが作動する限り温度制御が継続される。 この既知のシステムは、通常は、乗物のシートに対して信頼できる加熱および 温度制御を提供するが、いくつかの欠点を有する。このような欠点の1つは、加 熱素子は通常は製造時に乗物のシート内に組み込まれ、加熱素子は、所与の設計 、詰め物などを有する所与の「通常の」シートに従って調整されるという事実に よる。このようにして、シートはシートの表面を所与の所望の温度まで加熱する ための加熱素子を備えている。しかし、乗物の組み立て時、製造業者は、問題の シートに、例えば完全に異なる詰め物、例えば「通常の」シートよりはるかに厚 い詰め物、すなわち本来温度制御が意図していたものとは異なる詰め物を配備す ることを選ぶこともある。加熱素子が設定された所望の温度に達すると、温度セ ンサによって検出される温度値は所望の温度に達し得る。しかし、シートに異常 な厚さの詰め物があるため、シート表面の温度は低すぎることになる。従って、 この状況により温度制御に所望されないずれが生じる。 同様に、異常に薄い詰め物がシートに配置される場合、または加熱素子が、シ ート表面からの距離が「通常の」シートの場合とはずれた位置に配置される場合 も、同様の問題が生じ得る。 発明の要旨: 従って本発明の主な目的は、上述の欠点が解決された、乗物のシートの改良さ れた加熱を提供することである。これは、最初に述べた種類の方法によって得ら れる。この方法の特徴は、添付の請求項1により明らかとなり得る。 本発明は、シートを加熱する方法を構成し、制御ユニットに接続される加熱素 子を備える。制御ユニットは、電流を加熱素子を通して供給するように構成され る。本発明は、加熱素子に関連する現在の温度を検出することと、現在の温度が 所定の所望の温度より低くなる場合に電流を加熱素子を通して供給することによ って温度を制御することとを包含する。本発明の基本的な原理は、本発明がこの 所望の温度の追加値を決定することを包含することである。この追加値は、上記 の制御に関連して上記の所定の所望の温度に迫加される。追加値は正であっても 負であってもよい。本発明によれば、補償が可能であり、このため、所望の温度 より僅かに「高すぎる」(または「低すぎる」)値が利用される。このようにし て、所与のシート設計に対する個別の調整を含む制御が提供される。 好適な実施形熊は、添付の従属請求項により明らかとなり得る。 図面の簡単な説明: 本発明を、好適な実施形態の実施例および添付の図面に関連して以下に記述す る。図面において、 図1は、本発明の装置を示す主回路図である。 図2は、原則として、本発明による温度測定時に利用される測定ブリッジを示 す。 図3は、原則として、本発明による制御シーケンスを示す。 図4は、本発明による情報の転移がどのように行われるかを概略的に示す。 好適な実施形態: 図1は、本発明の装置の回路図の原理を示す。好適な実施形態によれば、本発 明は、乗物の電気加熱可能なシートに関連して利用されるように意図される。同 図は、原則として、制御ユニット1を示す。制御ユニットの内部構成要素および 接続部(これらについては後に詳述する)は破線で示されている。同図は、制御 ユニット1の構成要素のすべてを示しているわけではなく、本発明の理解に必要 な部品のみを示している。 制御ユニット1は、所与の電流Iを加熱素子2を通して供給するように構成さ れる。この加熱素子2は、それ自体は本質的には既知の種類のものであり、電気 抵抗と共に加熱コイルを形成する導電体よりなる。加熱素子2は乗物のシート( 図示せず)の内部、好ましくはクッション内に配置される。原則として、加熱 素子2はまた乗物の背もたれ内に配置され得る。同図は1つの加熱素子2のみを 示しているが、このような要素をいくつか、例えば、シートのクッションのため の個別の加熱素子およびシートの背もたれのための加熱素子の形態で、制御ユニ ット1に接続することは可能である。1つより多い加熱素子を用いる場合には、 これらは並列または直列のいずれかで制御ユニットに接続され得る。 図1に示すように、加熱素子2は、2つの接続部3および4を介して制御ユニ ット1に接続され、接続部4はまた乗物の本体部内の接続部を介して接地され得 る。 加熱素子2に関連して温度センサ5が配置される。温度センサは、上記の接地 接続部4およびさらに別の接続部6を介して制御ユニット1に電気接続される。 温度センサ5は、好ましくは、NTC(「負温度係数」)のサーミスタよりなる 。サーミスタは、加熱素子2の近くにおける温度Tに対応する温度依存型抵抗RT を有する。温度センサ5を用いた検出については後に詳述する。 さらに、別の接続部8を介して制御ユニット1に接続される電流源7が配備さ れる。電流源7は、好ましくは、乗物の始動バッテリよりなる。システムはまた 、オン/オフスイッチ9を備え、これは好ましくは乗物(図示せず)の点火装置 ロックに一体化される。スイッチ9は、制御ユニット1の別の接続部10に接続 される。制御ユニット1は、スイッチ9が閉になると始動されてこれにより加熱 素子2の加熱が可能になるように構成される。 所定の抵抗Rsetを有する抵抗器11が、スイッチ9が接続する接続部10と 、温度検出器5が接続する非接地接続部6との間に接続される。後に詳述するよ うに、抵抗器11は、加熱素子2の温度制御で利用されるように意図される。 以下に、制御ユニット1の設計および主な機能について述べる。制御ユニット 1はロジック部12を備える。ロジック部は、好ましくはコンピュータに基づく が、既知の電子装置回路より構成されてもよい。ロジック部12は上述の接続部 4、6および10に接続され、温度センサ5の現在の温度Tを検出するように構 成される。この検出は、原則的には図2に示す種類の測定ブリッジを使用する。 測定ブリッジは、ホイートストンブリッジ型のものであり、抵抗器11と温度セ ンサ5とを備え、これらはそれぞれ抵抗RsetおよびRTを有する。測定ブリッ ジはさらに、2つの別の抵抗器13および14をそれぞれ備える。これらは、好 ましくは、ロジック部12内に一体形成された構成要素であるが、図1には個別 には示されていない。抵抗器13および14はそれぞれ抵抗R13およびR14を有 する。 測定ブリッジはさらに、(図2に示すように)間に所与の電圧Uを有する2つ の接続部を備える。これらの接続部の一方は、図1の接続部6に対応し、他方の 接続部15は、ロジック部12に一体化した部分である。ロジック部12は、温 度センサ5の温度Tを検出すると電圧Uを測定するように構成される。測定ブリ ッジが平衡になる場合、すなわち電圧Uがゼロに等しいときは、単一の未知の抵 抗、すなわち温度センサ5の抵抗RTが既知の方式を用いて計算され得る。この ようにして、ロジック部12が抵抗RTの値を計算し、これが次に現在の温度T の値に変換され得る。 図1を再び参照して、制御ユニット1はスイッチユニット16を備える。スイ ッチユニットはロジック部12からの信号に依存して、電流Iを加熱素子2に供 給する。スイッチユニット16は、上述の接続部3および8に接続され、好まし くは、MOSFETトランジスタに基づく。これ自体は既知の半導体構成要素で あり、電流源7から加熱素子2に大きな電流を効率的に供給し得る。 従って、ロジック部12は、温度センサ5の現在の温度Tの値を計算するよう に構成される。温度Tが、乗物のシートの表面の所定の所望温度に対応し、一般 には抵抗R13、R14、Rsetの選択によっておよびサーミスタ5の基本抵抗によ って決定される所定の所望値TBより低くなる場合は、ロジック部12はスイッ チユニット16を制御して、電流Iが加熱素子2に供給されるようにする。所望 値TBに達すると、ロジック部12は、スイッチユニット16を介して加熱素子 2に供給される電流を遮断し得る。 本実施形態によれば、制御ユニット1は、好ましくは、通信ユニット17を備 え、通信ユニットは、中央コンピュータユニット18の形態の外部ユニットと通 信するように構成される。転送回路19を介して行われる通信については後に詳 述する。 図3は、基本的に、本発明による温度制御の事象のシーケンスを説明する図を 示す。システムは、乗物のシートを加熱するために配置され、この目的のために 、温度センサ5によって検出される温度に対して所望の値TBが予め設定されて いる。この所望の値TBは予め、例えば35℃に設定され得、これは、「通常の シート」、即ち、ある所定の構造(布張り地、等)を有する上記で定義した種類 のシートの表面の温度に対応する。 例えば、異なる乗物製造者によるシートの布張り地の差に関する上記の問題に 対して、本発明では、特定の付加値ΔTBが元の所望の値RBに加えられるように 所望の値が補償される。布張り地が非常に厚い場合または加熱素子からシートの 表面までの距離が非常に長い場合に適切なこの付加値ΔTBのために、補償が起 こり、このような加熱素子は、通常の場合よりも高い温度に加熱される。シート に座るユーザにとっては違いは感じられない。即ち、ユーザは、元の所望の値TB に対応する「通常の」温度を感じる。 システムがスイッチオンされ、温度制御が開始すると、ロジック部12は、ス イッチングユニット16を制御し、電流Iは、加熱素子2に与えられる。これは 、図3に実線20で示される。ここでは、加熱素子2が、加熱開始時に、ある初 期温度TIを有すると想定している。電流Iは、加熱素子を流れるので、その温 度は、連続して増加する。これは、図3に破線の曲線21で示される。 従来の制御システムを用いたならば、電流は、通常の所望の値TBに到達する まで連続して加熱素子に与えられ、その後、電流の供給は停止される。これに対 して、本発明によると、補償された所望の値(即ち、TB+ΔTB)に到達するま で、電流の供給は連続し、その後、電流Iの供給は停止される。その後、温度セ ンサ5によって検出される温度が、補償された所望の値TB+ΔTB未満に低下す ると、電流Iの供給は再開される。 シートは、加熱素子によって連続して加熱されるので、本発明によると、付加 値ΔTBの「減衰(decay)」も生じる。これは、付加値ΔTBが連続して減少し 、ゼロに近づくことを意味し、これは、図3に一点鎖線22で示される。次に、 温度制御は続行し、測定温度Tが補償された所望の値TB+ΔTB未満になったと き(これは、曲線23で幾分大げさに示される)、加熱素子への電流Iの供給が 起こる。最後に、付加値ΔTBはゼロに等しくなり、その後、制御は、初期の所 望の値TBあたりで続行する。 本実施態様によると、付加値ΔTBは、初期の電流パルスの長さ、即ち、制御 の開始から電流Iが初めて停止するまでに経過する期間tIによって選択される 。従って、 ΔTB=kA×tIが成立し、 ここで、kAは、問題のシートによって決定され、正または負であり得る定数で ある。より正確には、定数kAは、使用されるシートが、例えば、非常に厚い布 張り地のために、「通常」のシートからどの程度それているかを示す。定数kA はまた、快適さの理由により、ユーザが、シートを「非常に」高い初期に加熱す ることを所望する場合に、ある値に選択され得る。期間tI、即ち、ある所望の 値に到達するために電流Iの供給が起こる期間は、初期温度TIと関連する。こ の関連は、経験によって決定され得る。 減衰時間tA−tI、即ち、付加値ΔTBがゼロに向かって減少する期間は、さ らに、以下の式に従って、初期期間tIの長さによって決定される tA−tI=kB×tI ここで、kBは、使用されるシートが、上記の「通常」のシートからどのくらい それているかを測定する他の定数である。これは、例えば、シートに用いられる 布張り地によってもたらされ得る。使用されるシートが、比較的高い初期温度TI を有する場合、比較的短い初期時間tIが必要である。今度は、これによって減 衰時間が比較的短くなる。 図3に示すように、電流Iの供給は、特定の期間起こり、供給は、tB、tC、 tDの特定のインターバルでは起こらない。本発明の1つの改変によると、所望 の値への付加の減衰は、これらのインターバルtB、tC、tDの間でのみ起こる 。これによって、初期温度TIに依存する減衰が引き起こされる。さらに正確に 言うと、例えば、非常に低い初期温度TIの場合に、比較的長い期間電流供給が 起こり、インターバルtB、tC、tDは、比較的短い。今度は、これによって、 減衰が遅くなる。 シートの温度を制御するとき、所望の値TBは予め規定される。これは、抵抗 器11、13、14および温度検出器5(図2)の基本抵抗を選択することによ って行われ得る。ユーザは、ユーザ自身で、制御ユニット1(不図示)に含まれ る電位差計を用いて所望の値を設定し得る。例えば、抵抗R13(またはR11また はR14)が調整され得る。特に有利な実施態様では、所望の値TBに関する情報 は、中央コンピュータユニット18から制御ユニット1に転送され得る(図1を 参照)。この目的のために、制御ユニット1は、通信ユニット17を含む。その 目的は、主に、加熱素子2の温度制御のための所望の値TBに関する情報が中央 コンピュータユニット18から制御ユニット1に転送されることを確実にするこ とである。中央コンピュータユニット18は、好ましくは、乗物内にすでに存在 するコンピュータで、例えば、乗物、発火システムの天候制御、または他の同様 の目的に用いられる。情報は、好ましくは電気ケーブルからなる伝送回路19を 介して転送される。 図4に示すように、制御ユニット1と中央コンピュータユニット18との間の 情報の転送は、ある所定の期間tIを有する周期的なシーケンスに従って制御さ れる。情報の転送は、所望の温度TBの特定の設定値に対応する情報を中央コン ピュータユニット18から制御ユニット1に転送する原理に基づいている。好ま しくは、さらに反対の方向、即ち、制御ユニット1から中央コンピュータ18に も情報は転送される。制御ユニット1から転送される情報は、例えば、ステータ ス情報を含み得る。総期間t1中、転送は、特定の期間t2において、制御ユニッ ト1から起こり、制御ユニット1への転送は、他の期間t3において起こる。 従って、図4は、情報を転送するための特定の期間を示す。本発明の好ましい 実施態様によると、情報の転送は、制御ユニット1から中央コンピュータユニッ ト18に転送されるスタートビット24によって開始される。この目的のために 、通信ユニット17は、発振回路(不図示)を有し、この発振回路は公知のよう に、接続部19を介してパルスを規則的に発生することができるように配置され ている。中央コンピュータユニット18はさらに、検出回路(不図示)を有し、 検出回路は、公知のように、接続部19を介してパルスを検出するためのもので ある。制御ユニット1からのスタートビット24の転送は、特定の期間を開始し 、制御ユニット1が機能する準備ができていること、および電流を加熱素子2に 供給するこができることを示す。 スタートビット24の転送後、使用時に、制御ユニット1からそれぞれ1また は2つのステータスビット25、26が転送される。実施態様によると、第1の ステータスビット25は、加熱素子2が「アクティブ」である場合、即ち、加熱 素子2に電流が供給される場合に転送される。従って、この場合、図面に示すよ うに、負のパルスが転送される。加熱素子2がうまく作動しない場合、さらに、 第2のステータスビット26が(負のパルスの形態で)転送される。起こり得る 機能不全の例としては、加熱素子2のある部分がショートしているか、または加 熱素子2を構成する導電体が壊れていることが挙げられる。従って、スタートビ ット24および2つのステータスビット25、26は、予め規定されている期間 t2において転送され、加熱素子2の現在の状態に関する情報を中央コンピュー タ18に送達し得る。ビット24、25、26の転送は、非同期である、即ち、 パルスは、受信側の中央コンピュータユニット28によってカウントされる。 転送の次の段階は、加熱素子2の温度を制御するための所望の値TBの転送で ある。この所望の値は、期間t3の間に、中央コンピュータ18から制御ユニッ ト1に転送される。さらに正確に言うと、転送は、接続部19および通信ユニッ ト17を介してロジック部12に対して起こる(図2を参照)。従って、期間t3 の間、多数のパルス27が中央コンピュータ18から転送される。この目的の ために、通信ユニット17にはまた、パルス27の数をカウントするための検出 回路(不図示)が設けられている。パルス27の数は、好ましくは、加熱素子2 の温度を制御するための特定の所望の値TBに対応する。例として、図3は、5 つのパルス27が転送されるのを示す。これは、例えば、35℃に相当し得る所 望の値TBに対応し、これはまた、シートの表面の特定の所望の温度に対応する 。例えば、36℃の所望の値が望まれる場合、例えば6つのパルス27が転送さ れ得る。 本発明によると、中央コンピュータユニット18はまた、所望の値に対する付 加値ΔTBおよび減衰時間tA−tIを計算し得る。これは、コンピュータユニッ ト18のソフトウェアにおけるアルゴリズムを用いてなされ得る。パルス27に よって転送される情報は、所望の値に対する付加値ΔTBおよび減衰時間tA−tI に関するこれらの値に基づいている。 従って、補償される所望の値TB+ΔTBは、ロジック部12に転送され得る。 図1および図2を参照すると、所定の所望の値が温度センサ5の特定の予想抵抗 RTに対応することが理解され得る。これは、現在の所望の温度で、測定ブリッ ジ(図2を参照)を平衡にする抵抗R13およびR14の値を変更するロジック部1 2に対応する。これは、抵抗はしご(resistance ladder)における異なる抵抗値 間を切り換えるロジック部12におけるスイッチトランジスタ(不図示)によっ て行われ得る。抵抗値Rsetは、どの所望の値TBが転送されるかによって影響さ れない。正しい温度に到達すると、温度センサ5の抵抗RTは、測定ブリッジに おいて平衡に達するような大きさである。これは、到達された(従って、補償さ れた所望の値にされ得る)所望の値に対応する。 中央コンピュータ18は、所望の値に関する情報を送達し得るので、加熱素子 2の正しい制御は、例えば、使用されるシートの布張り地に関係なく得られる。 中央コンピュータには、乗物を製造したときに、すでにどのシートが使用される かに関する情報が提供され得、これによって、現在の所望の値(TB、ΔTB)、 減衰時間(tA−tI)および定数(kA、kB)に関する情報を与える。 実施態様によると、論理ユニット12は、期間t3の間全くパルス27が転送 されない場合も検出するように配置されている。これは、ロジック部12による 「リセット」信号として解釈され、加熱素子への進行中の電流供給を停止させる 。ロジック部12全体は、さらに、ゼロにも設定される。即ち、フリップフロッ プ、スイッチ、レジスタおよびカウンタがゼロに設定される。 例えば、加熱素子におけるショートを検出するエラーフリップフロップはゼロ に設定される。このように、断続する機能不全が検出され得る。好ましくは、シ ステム全体はまた遮断され、非常に多くのパルス、即ち、最も高い所望の温度を 越える多数のパルスが受信される場合に、加熱が停止される。 好ましくは、本発明は、増加期間または「ステップイン」期間を用い、この間 に、付加値ΔTBは、ゼロから決定された値に連続して増加する。付加値ΔTBが 負である場合、ステップイン期間に、付加値は、代わりにゼロから連続して減少 する。対応するように、「ステップアウト」期間もまた使用される。この間、付 加値ΔTBは、連続してゼロに近づく。これは、例えば、補償された所望の値 (TB+ΔTB)が初めて到達されたときに加熱素子が遮断された後の所定のステ ップ期間に起こり得る。この場合、温度を制御するための所望の値は、再び初期 の所望の値TBとなる。 さらに、用いられるシートの表面上の大きな温度変動の形で起こり得、電流が のオンオフに起因して起こり、加熱素子2と温度センサ5との間の距離にも依存 する熱ポンプ効果を、できる限り除去することが本発明の本質的な目的である。 この目的において、本発明は、特定の実施形態において、いわゆる比例帯域制御 (proportional band control)を利用することができる。これはそれ自体以前か ら公知の種類の制御であるが、本発明においては、特定の温度帯域内において、 加熱素子からの効果が帯域内の温度に対して比例的に変化されるように利用され る。実行される効果変化は、帯域中の現在の温度に線形的に比例してもよく、ま たは非線形的に比例してもよい。選択された帯域より上の温度においては、加熱 素子に供給される電流は完全に遮断され、選択された帯域より下の温度において は、加熱素子への電流供給は最大にされる。 比例帯域制御において用いられる温度帯域は、シートの種類、カバー(upholst ery)、詰め物(padding)および、その他のシートの材料の重要な特性に依存して 選択される。 上記比例帯域制御中において所望の値に関する情報を伝送するとき、この情報 は、所定の周波数で周期的に変化され得る。この周期の時間は、シート内におい て熱ポンプ効果が得られないように、選択される。通常のシートについては、約 15秒よりも短い期間、好ましくは約1〜2秒に対応する周波数が、選択される 。周波数(ならびに効果)は、時間とともに、あるいは、補償された所望値に到 達後に加熱素子が初めてオフにされるまで加熱中に発生する「初期パルス」の長 さに応じて、変化されてもよい。 比例帯域制御中において制御ユニット1に伝送される所望値は好ましくは、所 定のパターンに基づいて、または所定の周波数で変化するパルスである。制御の ために選択される温度帯域は好ましくは、補償された所望値(すなわちTB+Δ TB)に対応する遷移ポイント(change-over point)の周りに(対称的または非対 称的に)位置する、所定の帯域である。選択される温度帯域(すなわち上限値お よび下限値)はまた、制御時において時間とともに変化するようにされてもよい 。比例帯域制御において適正に選択されたパターンおよび周波数を用いれば、シ ート表面において基本的に温度変化は得られない。 比例帯域制御中において、効果をさらに、現在の温度帯域内で線形的または非 線形的に変化させ得る。非線形変化の場合、非線形性の度合いは、上述の初期パ ルスの長さに応じて変化され得る。 あるいは、シート表面の温度変化を制限するために、本発明は効果制限を設け てもよい。本明細書においてこれは、加熱素子に供給される電流の最初のオフの 後(補償された所望値TB+ΔTBに到達後)、加熱素子に供給される電流は、比 較的高周波数および制限された効果で、オンオフされる。このようにして、シー ト表面上の温度変化は減少され得る。そのように効果を制限している間、効果は 線形的または非線形的に変化され得る。加熱素子が接続および非接続にされる周 波数もまた時間とともに変化され得る。この周波数はさらに、上述の「初期パル ス」に応じて変化し得る。 上記説明から理解され得るように、中央コンピュータユニット17と制御ユニ ット1との間の通信は、シリアルタイプである。これは、中央コンピュータユニ ット17と制御ユニット1との間に1つの接続のみが必要であり、これによって 本発明を用いた接続のコストが減少されることを意味する。 期間t1、t2およびt3の持続時間は変化され得、通信ユニット17中の発振 回路がどのように設計されるかに依存する。好ましくは、600から1000m sオーダーのサイズである期間長t1(すなわち2つのスタートパルス23の間 の時間)が用いられる。期間t2は約100〜200msであり、期間t3は約5 00〜800msである。このように、期間t2は全期間t1の約10〜30%を 構成し、期間t3は全期間の約70〜90%を構成する。中央コンピュータユニ ット18は、スタートビット24を検出することにより、所定の期間の開始を検 出する。コンピュータユニット18はまた、2つのスタートビット24の間に経 過する時間を測定することによって、期間t1を計算することもできる。期間t1 のどの部分において加熱素子の状態に関する情報が受け取られることが期待され るかを知っておくことにより、パルス25および26を検出することが できる。この後、期間t3の間に所定の数のパルス27を伝送することができる 。 制御ユニット1の要素は、最新技術を用いて、1個のアプリケーション専用集 積回路(application specific integrated circuit;ASIC)に集積されること ができ、このことにより本発明の信頼度が非常に高く提供される。そうする場合 、通信ユニット17、ロジック部12およびスイッチングユニット17は好まし くは、同一のシリコンチップ上に設けられる。あるいは、これら様々な回路は、 別のシリコンチップ上ではあるが同じ回路中に、すなわち同一パッケージ中に組 み立てられてもよい。 本発明は、上述のものに限定されない。請求の範囲内において様々な実施形態 が可能である。本発明は例えば、基本的に、乗物シート以外のシートを加熱する ために用いられ得る。例えば負または正の温度係数を有するサーミスタなどの、 異なる種類の温度センサをさらに用いてもよい。乗物内の既存の温度センサもま た、基本的に用いられ得る。スイッチングユニット16はさらに、例えばMOS FETまたはリレー技術に基づき得る。 付加値ΔTBはさらに、正だけでなく負であってもよい。 シートを加熱するとき、暖かいシートは冷たいシートよりも加熱されるために 必要なエネルギーが少ない。これは、期間t1の値、初期温度T1および所望温度 の間に関連が存在することを意味しており、これを制御目的に利用し得る。初期 時間t1が例えば、初期温度T1のある値を与え得る。 本発明はまた、開始情報およびステータス情報(すなわちビット24、25お よび26)が制御ユニット1から伝送されなくても、利用され得ることに留意さ れたい。これは、中央コンピュータユニット18から制御ユニット1への一方向 的通信の存在に対応する。中央コンピュータユニット18から伝送されなければ ならない最小限の情報は、所定の間隔(interval)以内に伝送され、温度制御のた めの特定の所望値を示す、一連のパルス27である。さらに上記所望値は、パル スの数が特定の温度値を決定するように伝送される必要はない。特定のデジタル ワードが所与の温度値に対応するようにして、符号化信号を代わりに伝送しても よい。 制御ユニット1からステータス情報が伝送される場合、ステータスビットの数 は2である必要はなく、制御ユニット1から伝送されるべき情報に依存して変化 され得る。 本発明によれば、所望の値の現在値に関する情報は、温度制御中、特に、補償 された所望値に到達後に加熱素子が初めてオフにされるまで持続する初期パルス 中に、変化し得る。初期パルスの長さは、制御に関連する様々な異なるパラメー タ、例えば「ステップ−イン」時間、「ステップ−アウト」時間、および比例帯 域制御のサイズおよび周波数に関連付けられ得る。加熱素子による加熱が起こる 期間(あるいは、加熱が起こらない時間)もまた、対応するパラメータに関連付 けられ得る。 制御に用いられる現在の所望値は、別の実施形態において、時間とともに変化 する所定の関係に従い得る。このようにして、使用されるシート表面上の所望の 特性の補償が可能にされる。 さらに、補償された動的に変化する所望値TB+ΔTBを提供するために外部ユ ニット18との通信を用いることは、不要である。外部コンピュータユニットが 用いられない場合、この情報は、例えば時定数が電流供給パルスによって制御さ れるロジック部12中のRC回路を用いて決定され得る。 最後に、接続19は、電気ケーブル、光ケーブル、または無線接続からなり得 る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.制御ユニット(1)に接続される加熱素子(2)を含むシートの加熱方法で あって、該制御ユニット(1)は、該加熱素子(2)を介して電流(I)を供給 するように構成され、該方法は、 該加熱素子(2)に関する現在の温度(T)を検出する工程と、 該現在の温度(T)が所定の所望の温度(TB)よりも下回ると、該加熱素子 (2)を介して該電流(I)を供給することによって、該温度(T)を制御する工 程とを包含し、該方法が、 該シートの動作および/または設計に依存して、該所望の温度(TB)の付加 値(ΔTB)を決定する工程と、 該制御工程に関する該所定の所望の温度(TB)に、該付加値(ΔTB)を加え る工程とを包含することを特徴とする、方法。 2.前記所望の温度(TB)および/または前記付加値(ΔTB)に関する情報( 27)が、外部ユニット(18)から前記制御ユニット(1)に転送されること を特徴とする、請求項1に記載の方法。 3.前記加熱素子の状態に関する情報(25、26)がまた、前記制御ユニット (1)から前記外部ユニット(18)に転送されることを特徴とする、請求項2 に記載の方法。 4.前記情報(27)が、伝送チャネル(19)を介して、前記制御ユニット( 1)と前記外部ユニット(18)との間でシリアルに転送されることを特徴とす る、請求項2または3に記載の方法。 5.前記情報(27)が、一連のパルスの形態で転送され、該パルスの数が、前 記所望の温度(TB)の値および/または前記付加値(ΔTB)に直接対応するこ とを特徴とする、請求項2〜4のいずれかに記載の方法。 6.前記方法が、比例帯域制御を含み、前記現在の温度(T)が所定のインター バル内にある場合に、前記加熱素子(2)からの影響が、周期的に、且つ、該現 在の温度(T)に比例して変わるように、前記転送された情報(27)が選択さ れることを特徴とする、請求項2〜5のいずれかに記載の方法。 7.前記方法が、影響限界値を含み、所定の所望の温度(TB+ΔTB)に達した 後に、前記加熱素子(2)への前記電流(I)の供給が、所定の周波数および影 響でオンおよびオフに切り換えられることを特徴とする、請求項2〜5のいずれ かに記載の方法。 8.前記付加値(ΔTB)が、前記制御ユニット(1)のRC回路によって決定 されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。 9.前記制御工程が、電流(I)によって開始され、該電流(I)は、前記付加 値(ΔTB)と前記所望の温度(TB)との和に対応する値に達するまで前記加熱 素子(2)を介して供給され、該値に達すると、該電流供給が停止され、該付加 値(ΔTB)は、該電流供給が停止されるまでに経過した初期時間(t1)に従っ て比例的に計算されることを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載の方法 。 10.減衰時間(tA−t1)の間に、前記付加値(ΔTB)がゼロに低減される ことを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載の方法。 11.前記減衰時間(tA−t1)が、前記加熱素子(2)を介して供給される電 流(I)によって開始される前記制御工程の間に、前記付加値(ΔTB)と前記 所望の温度(TB)との和に対応する値に達した後、該電流供給が停止されるま でに経過した前記初期時間(t1)に依存して決定されることを特徴とする、請 求項10に記載の方法。 12.前記減衰時間(tA−t1)が、前記シートの設計に対応する測定値を構成 する値(kB)に比例して決定されることを特徴とする、請求項10に記載の方 法。 13.前記付加値(ΔTB)の前記低減が、前記電流供給が起こっていない時間 (tB、tC、tD)の間に起こることを特徴とする、請求項10に記載の方法。 14.前記付加値(ΔTB)が、所定の増加時間の間に、ゼロから、その選択さ れた値(ΔTB)に増加または低減することを特徴とする、請求項1〜13のい ずれかに記載の方法。 15.前記付加値(ΔTB)が、前記シートの設計に対応する測定値を構成する 値(kA)に比例して決定されることを特徴とする、請求項1〜14のいずれか に記載の方法。
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