JP3942041B2 - シートを加熱する装置および方法 - Google Patents
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Description
本発明は、添付の請求項1の前提部に記載の、シートを加熱する装置に関する。詳しくは、本発明は、自動車で移動中の人のための電気加熱可能なシートを有する自動車に関連して適用され得る。本発明はまた、添付の請求項10の前提部に記載の、このようなシートを加熱する方法に関する。
発明の技術的な背景:
現代の乗物では、快適性および安全性のために電気加熱可能な乗物用シートが使用されている。運転席シートおよびその他の乗物用シートが、各シート内に加熱コイルの形状で配置され得る導電ワイヤの形態の特別な加熱素子によって加熱され得るように構成され得る。このような加熱素子は、通常は、シートの製造時に各シートの背もたれおよびクッション内に配置される。加熱素子はさらに、電流を供給する電流供給ユニットに接続される。このようにして、加熱素子は適切な温度に加熱され得る。
既知の加熱素子の問題の1つは、各シートに対して、その表面、すなわち乗物で移動中の人に接触する表面の温度が入念に調整されることを望むことにより生じる。このためには、加熱素子の温度を、加熱素子に接近して配置され、中央制御ユニットに接続される温度センサによって制御すればよい。温度センサおよび制御ユニットを用いれば、現在の温度が検出され得る。制御ユニットはまた、例えばトランジスタまたはリレイ技術に基づいて、加熱素子に電流を供給し得る電流供給回路を備える。このようにして、中央制御ユニットは、所与の所望の設定温度値に達するまで加熱素子に所与の電流を供給するように構成される。この設定値の調整は、一定の抵抗によってまたは調整可能な電位計によって行われ得る。電位計は、乗物で移動中の人によって調整される。
上記の制御方法を用いて、設定値に達したと中央制御ユニットが示すまで、加熱素子に電流が供給され得る。設定値に達すると、制御ユニットは電力供給を遮断する。これにより引き続いて加熱素子は冷却される。加熱素子の温度が再び設定値より低くなるまで加熱素子が冷却されると、再び電力供給が行われる。このようにして、システムが作動する限り温度制御が継続される。
この既知のシステムは、通常は、乗物のシートに対して信頼できる加熱および温度制御を提供するが、いくつかの欠点を有する。このような欠点の1つは、加熱素子は通常は製造時に乗物のシート内に固定され、加熱素子は、所与の「通常のシート」、すなわち所与の設計、詰め物などにより予め規定されたシートに従って調整されるという事実による。このように、シートはシートの表面を所与の設定温度まで加熱する加熱素子を備えている。しかし、乗物の組み立て時、製造業者は、問題のシートに、例えば完全に異なる詰め物、例えば「通常の」シートよりはるかに厚い詰め物、すなわち本来温度制御が意図していたものとは異なる詰め物を配備することを選ぶこともある。加熱素子が所望の温度に達すると、温度センサによって検出される温度値は設定値に達し得る。しかし、シートに異常な厚さの詰め物が用いられているため、シート表面の温度は低すぎることになる。従って、この状況により温度制御に所望されないずれが生じる。
シートを加熱する既知のシステムの別の欠点は、これらのシステムは、通常は、温度制御および加熱素子への電流供給のために比較的複雑で大規模な電子回路を備えていることである。例えば、多数の構成素子が1つの所与の回路板上に配置されるPCBの方法が挙げられる。これは加熱システムの信頼性に関して問題を生じ得る。
既知のシステムのさらに別の欠点は、例えば加熱素子に機能不全が生じても、中央ユニットに情報が転送されないことである。例えば、短絡およびワイヤの故障が加熱素子内で生じても、安全で効率的な方法で検出され得ない。
発明の要旨:
従って本発明の主な目的は、上述の欠点が解決される、乗物のシートの改良された加熱を提供することである。これは、最初に述べた種類の装置によって得られる。この装置の特徴は、添付の請求項1により明らかとなり得る。この目的はまた、最初に述べた種類のプロセスによって得られる。このプロセスの特徴は、添付の請求項10により明らかとなり得る。
本発明の装置は、シートを加熱することが意図され、制御ユニットに接続される加熱素子を備える。制御ユニットは、電流を加熱素子を通して供給して加熱素子を加熱し得る電流供給機関を備える。また、制御ユニットに接続され、加熱素子の温度を検出する温度センサが配備される。制御ユニットは、測定された温度が所定の設定温度より低くなる場合に電流を供給するように構成される。本発明は、伝送チャネルを介して外部ユニットから上記設定温度に関する情報を受け取る通信ユニットを備えた制御ユニットに基づく。外部ユニットは、好ましくは、乗物内に存在する中央コンピュータユニットであり得る。これにより、温度制御のための所望の設定値に関する情報が正しい方法で提供され、これが、問題の乗物の製造時に予め設定された個別のシート設計に対して調整され得る。
好適な実施形態によれば、通信ユニットはまた、外部ユニットに別の情報を伝送するようにも構成される。このようにして、加熱素子の機能に関するステータスおよびエラー情報が、制御ユニットから外部ユニットに伝送され得る。
本発明の装置の構成素子のほとんどが1つの同じ集積回路内に一体形成され得るため、本発明の装置は非常に高い信頼性が可能となる。
好適な実施形態は、添付の従属請求項により明らかとなり得る。
【図面の簡単な説明】
本発明を、好適な実施形態の実施例および添付の図面に関連して以下に記述する。図面において、
図1は、本発明の装置を示す主回路図である。
図2は、本発明による温度測定で利用され得る測定ブリッジの原理を示す。
図3は、本発明による情報の伝送がどのように行われるかを概略的に示す。
好適な実施形態:
図1は、本発明の装置の主回路図を示す。好適な実施形態によれば、本発明は、乗物の電気加熱可能なシートに関連して利用されるように意図される。同図は、原則として、制御ユニット1を示す。制御ユニットの内部構成素子および接続部(これらについては後に詳述する)は破線で示されている。同図は、制御ユニット1の構成素子のすべてを示しているわけではなく、本発明の理解に必要な部品のみを示している。
制御ユニット1は、所定の電流Iを加熱素子2を通して供給するように構成される。この加熱素子2は、それ自体は既知の種類のものであり、電気抵抗と共に加熱コイルを形成する導電体よりなる。加熱素子2は乗物のシート(図示せず)の内部、好ましくはクッション内に配置される。原則として、加熱素子2はまた、シートの背もたれ内に配置され得る。同図は1つの加熱素子2のみを示しているが、このような素子をいくつか、例えば、シートのクッションのための個別の加熱素子およびシートの背もたれのための加熱素子の形態で、制御ユニット1に接続することは可能である。1つより多い加熱素子を用いる場合には、これらは並列または直列のいずれかで制御ユニットに接続され得る。
図1に示すように、加熱素子2は、2つの接続部3および4を介して制御ユニット1に接続され、接続部4はまた、乗物の本体部内の接続部を介して接地され得る。
加熱素子2に近接して温度センサ5が配置される。温度センサは、上記の接地接続部4およびさらに別の接続部6を介して制御ユニット1に電気接続される。温度センサ5は、好ましくは、NTC(「負温度係数」)の種類のサーミスタよりなる。サーミスタは、加熱素子2の近くにおける温度Tに直接対応する温度依存型抵抗RTを有する。温度センサ5を用いた検出については後に詳述する。
さらに、別の接続部8を介して制御ユニット1に接続される電流源7が配備される。電流源7は、好ましくは、乗物の始動バッテリである。システムはさらに、オン/オフスイッチ9を備え、これは好ましくは乗物(図示せず)の点火装置ロックに一体化される。スイッチ9は、制御ユニット1の別の接続部10に接続される。制御ユニット1は、スイッチ9が閉になると始動されこのようにして加熱素子2の加熱が可能になるように構成される。
所定の抵抗Rsetを有する抵抗器11が、スイッチ9が接続する接続部10と、温度センサ5が接続する非接地接続部6との間に接続される。後に詳述するように、抵抗器11は、加熱素子2の温度制御時に利用されるように意図される。
以下に、制御ユニット1の設計および主な機能について述べる。制御ユニット1はロジック部12を備える。ロジック部は、好ましくはコンピュータに基づくが、既知の電子装置回路より構成されてもよい。ロジック部12は上述の接続部4、6および10に接続され、温度センサ5の現在の温度Tを検出するように構成される。この検出は、図2に原理を示す種類の測定ブリッジを利用する。測定ブリッジは、ホイートストンブリッジ型のものであり、抵抗器11と温度センサ5とを備え、これらはそれぞれ抵抗RsetおよびRTを有する。測定ブリッジはさらに、2つの別の抵抗器13および14をそれぞれ備える。これらは、好ましくは、ロジック部12内に一体形成された構成素子であるが、図1には個別には示されていない。抵抗器13および14はそれぞれ予め設定された抵抗R13およびR14を有する。
測定ブリッジはさらに、(図2によれば)間に所定の電圧Uを有する2つの接続部を備える。これらの接続部の一方は、図1の接続部6に対応し、他方の接続部15は、ロジック部12に一体化した部分である。ロジック部12は、温度センサ5の温度Tの検出中に電圧Uを測定するように構成される。測定ブリッジが平衡状態にあるとき、すなわち電圧Uがゼロに等しいときは、単一の未知の抵抗、すなわち温度センサ5の抵抗RTが既知の方式を用いて計算され得る。このようにして、ロジック部12が抵抗RTの値を計算し、これが次に現在の温度Tの値に変換され得る。
図1を再び参照して、制御ユニット1はスイッチユニット16を備える。スイッチユニットはロジック部12からの信号に依存して、電流Iを加熱素子2を通して供給する。スイッチユニット16は、上述の接続部3および8に接続され、好ましくは、MOSFETトランジスタに基づく。これは半導体構成素子であり、電流源7から加熱素子2に大きな電流を効率的に供給し得る。
従って、ロジック部12は、現在の温度Tの値を計算するように構成される。温度Tが、乗物のシートの表面の所与の所望温度に対応し、一般には抵抗R13、R14、Rsetの選択によっておよびサーミスタ5の基本抵抗によって決定される予め設定された値TBより低くなる場合は、ロジック部12はスイッチユニット16を制御して、電流Iが加熱素子2に供給されるようにする。設定値TBに達すると、ロジック部12は、スイッチユニット16を介して加熱素子2に供給される電流を遮断し得る。
本実施形態によれば、制御ユニット1はまた、通信ユニット17を備える。その主な目的は、加熱素子2の温度制御のための所望の設定値TBに関する情報が、中央コンピュータユニット18の形状の外部ユニットから制御ユニット1に確実に転送されるようにすることである。中央コンピュータユニット18は、好ましくは、乗物の室温制御のため、乗物の点火システムのため、または類似の目的のために使用される乗物内に存在するコンピュータである。情報の伝送は、好ましくは電気ケーブルよりなる伝送チャネル19を介して実行される。
図3に示すように、制御ユニット1と中央コンピュータユニット18との間の情報の伝送は、所与の予め設定された期間T1を有する周期的なシーケンスによって制御される。情報の転送は、設定温度TBの所与の所望の値に対応する情報が、中央コンピュータユニット18から制御ユニット1に転送されるという基本的な原理に基づく。さらに好ましくは、反対方向の情報の転送、すなわち制御ユニット1から中央コンピュータ18への転送も存在する。この制御ユニット1からの付加的な情報は、適切には、ステータス情報を含み得る。全期間t1の間に、所与の期間t2中に制御ユニット1から中央コンピュータユニット18への伝送があり、一方、別の期間t3中に中央コンピュータユニット18から制御ユニット1への転送が行われる。
従って、図3は、情報の伝送のための所与の期間を示す。本発明の本好適な実施形態によれば、情報の転送は、開始ビット20が制御ユニット1から中央コンピュータユニット18に転送されることによって開始される。このためには、通信ユニット17は、発振回路(図示せず)を含む。発振回路はそれ自体は既知であり、接続部19を介してパルスを周期的に発し得るように構成される。さらに中央コンピュータユニット18は、既知の方法で、接続部19を介してパルスを検出する検出回路(図示せず)を備える。制御ユニット1からの開始ビット20の伝送は所与の期間の始まりとなり、また制御ユニット1が機能する準備が整ったことおよび電流が加熱素子2に供給され得ることを示す。
開始ビット20の転送に続いて、適用可能な場合は、1つまたは2つのステータスビット21、22がそれぞれ制御ユニット1から転送される。本実施形態によれば、第1のステータスビット21は、加熱素子2が「アクティブ」である場合に、すなわち電流が加熱素子2に供給されている場合に転送される。この場合には、従って、図に示すように負のパルスが転送される。さらに、加熱素子2が機能不全である場合には、第2のステータスビット22が(負のパルスの形状で)転送される。起こり得る機能不全の例としては、加熱素子2のある部分が短絡した場合、または加熱素子2を構成する導体に故障が生じた場合が挙げられる。従って、開始ビット20ならびにステータスビット21、22は、予め規定される時間t2中に転送され、これにより、加熱素子2および制御ユニット1の現在のステータスに関する情報が中央コンピュータ18に送られる。パルス20、21、22の転送は非同期である。すなわち、パルスは、本適用では受信側である中央コンピュータユニット18によって数えられる。
所与の期間の次の位相は、加熱素子2の温度制御のための所望の設定値TBの転送よりなる。この設定値は、中央コンピュータ18から制御ユニット1に転送される。このためには、期間t3中に多数のパルス23が中央コンピュータ18から転送される。もっと正確に述べると、接続部19および通信ユニット17を介してロジック部12(図2参照)への転送が行われる。通信ユニット17はさらに、パルス23の数を数える検出回路(図示せず)を備える。本発明によれば、パルス23の数は、加熱素子2の温度制御のための所与の設定温度値TBに対応する。例を挙げれば、図3は5個のパルス23の転送を示す。これは、例えば35℃であり得る設定値TBに対応し、ひいてはシートの表面の所与の所望の温度に対応する。例えば、設定温度36℃が所望の場合は、例えば6個のパルス23が転送され得る。
設定値TBは制御ユニット1のロジック部12に転送される。図1および図2を参照して、所与の設定値TBは、温度センサ5の所与の予想抵抗RTに対応することが分かり得る。これは、ロジック部12が抵抗R13およびR14の値を変更し、これにより現在の設定温度で測定ブリッジ(図2参照)が均衡することに対応する。これは、ロジック部12内のスイッチトランジスタ(図示せず)によって行われ得る。スイッチトランジスタは、抵抗ラダー(図示せず)の様々な抵抗値間で切り替えを行う。抵抗器11の抵抗Rsetは、どの設定値TBが転送されたかに影響されない。正しい温度に達すると、温度センサ5の抵抗TBは、測定ブリッジで均衡が得られる大きさであり得る。これは設定値TBに達したことに対応する。
中央コンピュータ18は、所望の設定値温度TBに関する情報を送るように構成される。このようにして、問題のシートにどの詰め物が配備されているかに関係なく、加熱素子2の正確な制御が得られる。乗物の製造時に、中央コンピュータ18にはシートに関する情報が提供され得、これは次に現在の設定値調整に関する直接の情報を与える。これに関連して、例えば、問題のシートのための様々な種類の詰め物に対する補償が行われ得る。
本実施形態によれば、ロジックユニット12はまた、期間t3の間にパルス23が全く転送されない場合を検出するようにも構成される。これは、ロジック部12によって「リセット」信号として解釈され、加熱素子2への現在行われている電流供給を停止させる。またこれにより、好ましくは、ロジック部12全体がゼロに設定される。すなわち、フリップフロップ、スイッチ、レジスタ、およびカウンタがゼロに設定される。例えば、加熱素子2の短絡を検出するエラーフリップフロップがゼロに設定される。このようにして、断続的なエラーが検出される。好ましくは、システムはまた、受信されるパルス量が多すぎる場合、すなわち可能な最高設定温度値を超えるパルス量の場合に、加熱が停止されるように遮断される。
上記説明から理解され得るように、中央コンピュータユニット18と制御ユニット1との間の通信は、シリアルタイプである。これは、中央コンピュータユニット18と制御ユニット1との間に1つの接続のみが必要であり、これによって本発明を用いた接続のコストが減少されることを意味する。
期間t1、t2およびt3の持続時間は変化され得、特に、通信ユニット17中の発振回路がどのように設計されるかに依存する。好ましくは、期間t1(すなわち2つの開始パルス20の間の時間)は600から1000ms程度のサイズであり、期間t2は約100〜200msであり、期間t3は約500〜800msである。このように、期間t2は全期間t1の約10〜30%を構成し、期間t3は全期間の約70〜90%を構成する。中央コンピュータユニット18は、開始ビット20を検出することにより、所定の期間の開始を検出する。コンピュータユニット18はまた、2つの開始ビット20の間の時間を測定することによって、期間t1を計算することもできる。期間t1のどの部分において加熱素子の状態に関する情報が受け取られることが期待されるかを知っておくことにより、パルス21および22を検出することができる。この後、期間t3の間に所定の数のパルス23を伝送することができる。これは、中央コンピュータユニット18が通信ユニット17と必ずしも同期している必要がないことを意味している。
好適な実施形態において、ロジック部12は好ましくは、中央コンピュータユニット18によって受け取られるデータ、すなわち上述の温度制御のための特定の所望の設定値TBに対応するデータに、有効時間が与えられるように構成される。これは、ロジック部12に伝送されるデータは、特定の制限された期間の間のみ加熱素子の温度制御に利用され得ることを意味する。この最大期間は変化し得るが、好ましくは、図3に示すシーケンスに基づき、1つまたは数個の期間(期間t1として)に対応する値tmaxに設定される。もしロジック部12が特定の設定値TBを受け取り、その後、上述の値tmaxに対応する期間内に新しい設定値を受け取らなければ、ロジック部12は加熱素子2への電流供給を停止する(あるいは、電流供給を予め設定されたレベルまで大きく減少させる)。このように、エラーを有する可能性のある(例えば伝送チャネル19内で起こった故障またはデータの伝送に起因して)ロジック部12に伝送されるデータは、エラーを有する設定値を、長い期間加熱素子2の温度制御に用いさせない。これは勿論、加熱素子2の不適正な加熱を防止するために用い得る、本発明の安全性に関する利点である。
制御ユニット1の構成要素は、最新技術を用いて、1個のアプリケーション専用集積回路(application specific integrated circuit; ASIC)に集積されることができ、このことにより本発明の信頼度が非常に高く提供される。通信ユニット17、ロジック部12およびスイッチユニット17は好ましくは、同一のシリコンチップ上に設けられる。あるいは、これら様々な回路は、別のシリコンチップ上ではあるが同じ回路中に、すなわち同一パッケージ中に組み立てられてもよい。
さらに、本発明によれば、制御ユニット1中に集積して設けられたプルアップ抵抗(図示せず)が存在する。より正確には、この抵抗は伝送チャネル19上の終端抵抗として設けられる。
本発明は、上述のものに限定されない。請求の範囲内において様々な実施形態が可能である。本発明は例えば、基本的に、乗物シート以外のシートを加熱するために用いられ得る。例えば負または正の温度係数を有するサーミスタなどの、異なる種類の温度センサをさらに用いてもよい。乗物の乗客部分(passenger compartment)内の既存の温度センサもまた、基本的に用いられ得る。スイッチユニット16はさらに、例えばMOSFETまたはリレー技術に基づき得る。
制御ユニット1から外部ユニット18へ伝送されるべき情報(上述の実施形態においてビット20、21および22に対応する)は、上述のように、加熱素子2の状態を記述する情報であるステータス情報であり得る。この伝送情報はさらに、例えば加熱素子2、温度センサ5または制御ユニット1の故障が存在するか否か、あるいは断線または短絡が存在するか否かを示す情報である、診断情報であってもよい。
本発明はまた、開始情報またはステータス情報(すなわちビット20、21および22)がコントロールユニット1から伝送されなくても、利用され得ることに留意されたい。これは、中央コンピュータユニット18から制御ユニット1への一方向的通信の存在に対応する。中央コンピュータユニット18から伝送されなければならない最小限の情報は、所定のインターバル以内に伝送され、温度制御のための特定の所望値TBを示す、一連のパルス23である。さらに上記所望値TBは、パルスの数が特定の温度値を決定するように伝送される必要はない。あるいは、特定のデジタルワードが特定の温度値に対応するようにして符号化信号を伝送してもよい。
制御ユニット1からステータス情報または診断情報が伝送される場合、情報ビットの数は2である必要はなく、制御ユニット1から伝送されるべき情報に依存して変化され得る。
別の設計において、温度制御のための所望の設定値は、ユーザによって抵抗Rsetの選択を介して設定され得る。従ってこの場合、接続部19を介した伝送は不必要である。
外部ユニット19は、コンピュータ的に構成されても、コンピュータ的でないユニットであってもよい。最後に、接続部19は、電気ケーブル、光ケーブル、または無線接続部であり得る。
Claims (20)
- 乗物におけるシートを加熱する装置であって、
該装置は、
該シート内に配置されており、かつ、制御ユニット(1)に接続された加熱素子(2)であって、該制御ユニット(1)は、該加熱素子(2)を介して電流
(I)を供給することにより、該加熱素子(2)を加熱する電流供給手段(7、16)を含む、加熱素子(2)と、
該制御ユニット(1)に接続された温度センサ(5)であって、該加熱素子(2)の温度(T)を検出する温度センサ(5)と
を備え、
該制御ユニット(1)は、該測定された温度(T)が所定の設定温度値(TB)未満に下がると、該電流(I)を供給するように構成されており、
該制御ユニット(1)は、中央コンピュータユニット(18)から伝送される該設定温度値(T B )を示す情報(23)を受信する通信ユニット(17)を含み、該中央コンピュータユニット(18)は、該中央コンピュータユニット(18)が該制御ユニット(1)から物理的に分離されるように、乗物内に搭載されており、該中央コンピュータユニット(18)は、該シートの設計を示すデータを格納するように構成されており、該乗物内のさまざまなタイプの動作のために構成されており、該格納されたデータは、該設定温度値(T B )を決定するために用いられ、該設定温度値(T B )を示す該情報(23)は、該中央コンピュータユニット(18)と該制御ユニット(1)との間の物理的分離を橋渡しする単一の伝送チャネル(19)を介して伝送される、装置。 - 前記通信ユニット(17)は、前記加熱素子(2)および/または前記制御ユニット(1)の動作状態を示す情報、および、情報(21、22、23)が転送される間の周期的シーケンスの開始を示すスタートパルス(20)のうちの少なくとも一方を伝送するように構成されている、請求項1に記載の装置。
- 前記制御ユニット(1)は、所定の周期性を有するパルスを転送する発振回路を含み、該パルスは、前記情報に対応する、請求項1または2に記載の装置。
- 前記制御ユニット(1)は、前記設定温度値(TB)を示す前記受信された情報(23)が所定のインターバル期間(t max )の間のみ有効であるとされ、かつ、該所定のインターバル期間(t max )後に、前記電流(I)の供給が予め設定された値に減少されるように、構成されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の装置。
- 前記制御ユニット(1)は、論理部(12)とスイッチユニット(16)とを含み、該スイッチユニット(16)は、前記電流供給手段(7、16)の一部であり、該論理部(12)と該スイッチユニットと前記通信ユニット(17)とは、集積回路として構成されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の装置。
- 前記通信ユニット(17)、前記論理部(12)および/または前記スイッチユニット(16)は、同じシリコンチップ上に構成されている、請求項5に記載の装置。
- 乗物におけるシートを加熱する方法であって、該シートは、制御ユニット(1)に接続された該加熱素子(2)を含み、該制御ユニット(1)は、該加熱素子(2)を介して電流(I)を供給するように構成されており、
該方法は、
該加熱素子(2)の近傍において実際の温度(T)を検出することと、
該実際の温度(T)が所定の設定温度値(TB)未満に下がると、該加熱素子(2)を介して該電流(I)を供給することと
を包含し、
該設定温度値(TB)を示す情報(23)は、中央コンピュータユニット(18)から該制御ユニット(1)に転送され、該中央コンピュータユニット(18)は、該中央コンピュータユニット(18)が該制御ユニット(1)から物理的に分離されるように、乗物内に搭載されており、該中央コンピュータユニット(18)は、該シートの設計を示すデータを格納するように構成されており、該乗物内のさまざまなタイプの動作のために構成されており、該格納されたデータは、該情報(23)を決定するために用いられ、
該設定温度値(T B )を示す該情報(23)は、該中央コンピュータユニット(1)と該制御ユニット(1)との間の物理的分離を橋渡しする単一の伝送チャネル(19)を介して転送される、方法。 - 前記設定温度値(TB)を示す前記情報(23)は、一連のパルスの形状で転送され、該パルスの数は、該設定温度値(TB)の値に直接的な対応を有する、請求項7に記載の方法。
- 前記設定温度値(TB)を示す前記情報(23)は、所定のインターバル期間(t max )の間のみ有効であるとされ、該所定のインターバル期間(t max )後に、前記電流(I)の供給が所定の値に減少される、請求項7または8に記載の方法。
- 前記加熱素子(2)の動作状態示すステータス情報(21、22)は、前記制御ユニット(1)から前記中央コンピュータユニット(18)に転送される、請求項7から9のいずれか一項に記載の方法。
- 前記制御ユニット(1)および該制御ユニットに接続されている構成要素の起こり得る機能不全を示す診断情報は、該制御ユニット(1)から前記中央コンピュータユニット(18)に転送される、請求項7から10のいずれか一項に記載の方法。
- 前記情報(21、22、23)は、少なくとも1つのパルスの形態で、かつ、前記制御ユニット(1)によって制御される周期的シーケンスに応じて転送される、請求項7から11のいずれか一項記載の方法。
- 各新しい周期が、前記制御ユニット(1)から転送される開始パルス(20)によって示される、請求項12に記載の方法。
- 前記周期は、所定の第1のインターバル期間(t1)の持続時間を有し、前記制御ユニット(1)からの情報(20、21、22)の転送が、第2のインターバル期間(t2)中に起こり、前記中央コンピュータユニット(18)からの情報(23)の転送が、第3のインターバル期間(t3)中に起こる、請求項12または13に記載の方法。
- 前記第2および第3のインターバル期間(t2、t3)は、前記制御ユニット(1)によって制御される、請求項14に記載の方法。
- 前記第2および第3のインターバル期間(t2、t3)の大きさは、前の前記第1のインターバル期間(t1)の前記持続期間によって決定され、前記中央コンピュータユニット(18)において計算される、請求項14または15に記載の方法。
- 前記第2のインターバル期間(t2)は、前記第1のインターバル期間(t1)の10%から30%を構成し、前記第3のインターバル期間(t3)は、該第1のインターバル期間(t1)の70%から90%を構成する、請求項14から16のいずれか一項に記載の方法。
- 所定のインターバル期間において受信されるパルスの数が、第1の所定の数より大きいか、または、該所定のインターバル期間において受信されるパルスの数が、第2の所定の数より小さい場合には、前記電流の供給が停止される、請求項8から17のいずれか一項に記載の方法。
- 所定のインターバル期間において受信されるパルスの数が、第1の所定の数より大きいか、または、該所定のインターバル期間において受信されるパルスの数が、第2の所定の数より小さい場合には、前記制御ユニット(1)のフリップフロップ、スイッチ、レジスタおよびカウンタがゼロに設定される、請求項8から18のいずれか一項に記載の方法。
- 前記情報(21、22、23)は、前記単一の伝送チャネル(19)を介してシリアルに転送される、請求項7から19のいずれか一項に記載の方法。
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