JP2000514193A - 垂直に固着された支柱の安定性を検査する方法 - Google Patents

垂直に固着された支柱の安定性を検査する方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、垂直に固定された支柱(1)の安定性を試験するための方法において、該支柱が、その固定点(2)より上において、規定の初期値から出発して最大限で最大予備設定試験力(FP)まで増大する曲げ力(FD)の負荷を受け、これにより該支柱が側方に移動させられる方法に関する。その後、負荷試験過程の終了時点で、前記負荷は支柱(1)から除去され、こうして、零まで減少する復元力を受ける。復元力が零に復帰するにつれて支柱に残される可能性ある側方移動(S)が決定され、支柱および/またはその固定点に対する損傷を決定するため負荷を取り除く過程と組合わせて評価される。さらに、支柱に対する損傷のタイプを決定する目的で、支柱(1)には、第一の曲げ力と反対方向に付加的な曲げ力(FZ)が加えられ、次に負荷は第二の試験過程において再度支柱から除去される。この場合、支柱/固定点系の残される可能性のある移動(S)が決定されなくてはならない。決定され残された移動は、支柱について考えられる損傷のタイプを決定するため、最高支柱負荷と組合わせて評価される。

Description

【発明の詳細な説明】 垂直に固着された支柱の安定性を検査する方法 本発明は、請求項1の前段部分に記載の、垂直に固着された支柱のソリディテ ィ(solidity)を検査する方法に関する。 欧州特許公開第0638794号公報には、垂直に固看された支柱のソリディ ティおよび曲げ抵抗を試験する方法であって、支柱を同様に可変性の曲げモーメ ントに付し、そのアンカよりも上に加えられる試験過程で増大する力で負荷し、 測定値および力のコースを使用して支柱のソリディティを測定する方法が記載さ れている。前述の力と、選択された場所で支柱が曲げモーメントのために側方に 撓む距離とをセンサで同時に測定する。 加えられた力に対する測定距離の線形従属性を、弾性変形の領域にある支柱撓 みの情報として評価し、センサによって測定される値の非線形従属性の決定を、 塑性変形および/または不安定な支柱アンカの情報として評価し、それを、曲げ 抵抗を有しない、または不安定であるとみなし、支柱から負荷を除り除くことに よって試験を中止する。したがって、この方法では、予想されない場合、具体的 には、支柱がこの試験過程で座屈または破損しうる場合に対して安全対策がなさ れない。そのうえ、試験過程は、所定の公称値の曲げモーメントが弾性変形領域 で達成される場合、すなわち、支柱が十分に安定であり、曲げ抵抗を有し、別の 支柱と交換される必要がない場合に、支柱から負荷を取り除くことによってのみ 打ち切られる。 この方法では、各場合に試験される支柱が、試験負荷に達するまで弾性変形領 域にあるにもかかわらず、支柱の中を延びているおそれのある破損または腐食領 域によって損傷されているかどうかを判定することはできず、その結果、そのよ うな損傷がある場合、支柱の残留安定性の誤評価を得てしまうおそれがある。た とえば、この方法を適用すると、関数f=F(S)(Fは、加えられる力であり 、Sは、支柱の側方撓み、すなわち支柱の曲げ角の変化である)の線形コースは 、支柱が損傷していないという勘違いを起こさせてしまう。 この問題は、ドイツ国実用新案第29607045号に記載の方法によって解 決される。この方法では、負荷装置により、アンカよりも上にある支柱を同じ試 験面で側方から圧縮力と引張り力とで、すなわち、反対方向の曲げモーメントで 交互に負荷して、その結果、二つの関数fxおよびfyを得て、これらを評価装置 で処理し、比較することができる。さらには、これらの関数は、同時評価または 後の評価のために、モニタ上で有用に表示されたり、プリンタで図形表示される 。 特に、直線形のコースをたどるこれらの関数は、たとえば支柱の中の破損によ って生じた損傷があるかどうか、その損傷がどこに位置するかの情報を与えるほ ど多くの情報を与える。 両方の関数fx、fyが同じコース、ひいては同じ勾配を示すならば、いずれの 場合にも、支柱の垂直試験面およびその面に隣接する領域に損傷がないと判断す ることができる。他方、二つの関数fx、fyのコースが、同じ零点から発散し、 異なる勾配を示すならば、二つの関数から得られる特性曲線が線形またはまっす ぐに延びるとしても、支柱の損傷があると判断することができる。理由は、たと えば破損により損傷した支柱は、支柱の負荷の増大によってその破損がさらに進 んだ後でさえ弾性挙動を続け、さもなければ破損の形成は、連続して線形に延び る特性曲線に小さな撚れを生じさせるのが精一杯だからである。 すでに述べたように、同じ試験面から得られる二つの関数およびそれらのコー スから、損傷の場所を判断することもできる。具体的には、圧縮過程で評価され た関数fxが、引張り過程で決定された関数fyよりも大きな勾配を示すならば、 それは、その破損が、支柱の引張り力が加えられた側に位置することを意味する であろう。理由は、支柱は、横断方向に延びる破損の比較的小さな広がりのため 、この破損が同時に大きくなることなく、反対方向に圧縮力が加えられて対向す る破損面どうしが押し合わされる場合よりも弾性に挙動し、支柱が、この負荷方 向では、破損の形成のない支柱ほどは弾性に挙動しないと予想されるからである 。 前記で扱ったすべての方法は、それらの方法を用いると、支柱またはそのアン カが、それぞれの負荷ケースで、地中または地上におけるその位置を変化させる という状況を正確に考慮することができないという共通の欠点を抱えている。い ずれにしても、これらの試験方法を用いると、たとえば、支柱またはそのアンカ の移動および傾斜 移動が地上または地中で起こり、同時に、地盤材料が支柱またはそのアンカの傾 斜(tilting)によって永久的に変位されて、それが、当然、関数fのコースに対 し、それらの関数がもはや支柱の安定性に関する明確な情報を正しく与えないよ うな影響を及ぼすということが起こりうる。 発明の概要 具体的には、この欠点は、本発明により、一つには、試験される支柱が十分に 安定しているかどうか、他には、得られた測定結果が、支柱の移動またはそのア ンカの地中における移動があるかどうかを示すかに関し、この問いに対する妥当 な判断および回答を比較的簡単かつ何よりも確実な方法で達成することができ、 そのような移動を確認した場合でさえ、支柱が損傷しているかどうかの情報を可 能にする方法および試験装置が提供されることで軽減される。 目的の解決方法は特許請求項1で特定される。 本発明の方法による解決方法を用いると、驚くべきそして非常に簡単な方法に より、支柱/アンカ系および地中にある支柱アンカ、ならびに試験をする際、特 に系を試験する際に最大試験力に到達していない時点での支柱アンカの状態を得 ることさえ可能である。アンカおよび/または支柱が強固または安定に挙動した かどうかが顕著に認められるようになる。その結果、アンカに関しては、アンカ がそれに作用するすべての力に抵抗し、ひいては動かないかどうか、または、最 大試験力に達したとき、アンカが屈し、それによって動き、原則として傾斜運動 (tilting movement)を起こしたかどうかが認められるようになる。実際には、ア ンカそのものおよび/またはアンカを取り囲む地面でアンカの傾斜運動(tilting movement)、ひいては傾斜移動が試験過程で起こったかどうかが必ずしもわから ない状況がある。さらには、支柱およびそのアンカの傾斜移動をもって、支柱に 対する損傷があるかどうかがわかる。そのうえ、強固なままであったアンカに関 して、支柱に対する損傷が存在するかどうかがわかる。 本発明による試験の最も単純なケースにおいて支柱/アンカ系の試験に関し有 益な結果が得られる一つの主要な理由は、専ら、支柱に負荷をかけ次いで当該負 荷を取り除いた後に残った、側方撓みの存在を作図しこれを評価するという点の みにある。支柱から完全に負荷を取り除いた後のゼロまで減少させられた復元力 が永久残留撓みをもたらすということが発見されたとすると、その場合支柱に対 する損傷および/または支柱アンカの傾斜移動が存在する。 したがって、本発明による方法は、既知の方法に比べ、きわめて単純でかつ迅 速な形で、支柱およびそのアンカという試験される系の情報提供能力を増大させ ることができる。 支柱およびそのアンカに対する損傷に関する情報提供能力をさらに増大させる ため、各々の試験平面について、負荷を取り除いた後に残っている可能性のある 残留撓みを決定する目的で、反対方向に作用する二つの試験力が支柱に対し加え られる。このことはすなわち、各々の試験平面について、たとえば、一方向での 圧縮負荷および反対方向での引張り負荷が適用されることを意味する。これによ り、該当する場合、二つの永久残留撓みが得られる。さらに代替的には、少なく とも第二の試験過程について、部分的に最小の負荷特性曲線が決定されそして作 図される。また始点と終点が決定されることにより負荷特性曲線のコースが明確 になる。。さらにもう一つの代替態様としては、最高試験力値も測定され、評価 のために用いられる。これらの残留撓みを、部分的負荷特性曲線または最高試験 力値と比較することにより、支柱および/またはそのアンカに対する損傷または 損傷の不在、特に支柱に対する損傷のタイプについてのより正確な情報さえ、結 果として得られることになる。 試験全体の情報提供能力は、多数の試験平面が使用される場合、特にこれと共 に各平面について反対方向での試験が行なわれる場合に、さらに一層増大する可 能性がある。 図面の簡単な説明 以下、添付図面に示す実施形態を用いながら本発明をさらに詳細に説明するす る。 図1は、装置を、その装置によって検査される支柱およびそのアンカと組み合 わせ て大幅に簡略化して示す図である。 図2は、図1の装置を用いる場合の支柱およびそのアンカに対する試験過程を 示す図である。 図3は、支柱およびそのアンカの系の完全な状態若しくは不安定な状態を示す 図である。 図4は、垂直面の支柱が一度だけ負荷され、次いで再び負荷が取り除かれた試 験過程を示す図である。 図5〜9は、垂直面の中で二つの反対方向で試験されるアンカを含む支柱に関 する負荷および負荷を取り除く過程を示す図である。 発明の実施の形態 図1および図2を参照すると、支柱1がアンカ2によって地面3の中に垂直に 固定されている。支柱1は、たとえば、適当な場合にはその上端にアーム1aを 含み、そのアームの端部に街灯4が取り付けられている灯柱である。 まず最初に、本発明をよりよく理解するために、アンカ2を含む支柱1の安定 性を試験するための装置が記載されている。この装置は、たとえば、略図する移 動車6に取り付けることができる負荷装置5と、負荷装置5と支柱1との間に位 置する力センサ7と、装置5および力センサ7と同じ垂直試験面に、たとえば支 柱の反対側に設けられ、距離経路センサのように構成できる距離センサ8と、力 センサおよび距離センサに接続された評価装置9とを含む。この評価装置は、モ ニタ11および/またはプリンタ12に接続されたコンピュータ10、たとえば パーソナルコンピュータを含む。さらには、力センサおよび距離センサ8の信号 を処理した形態でコンピュータ10に送る送信器13が設けられている。上述し た装置の、さらに決定的ではないが、より具体的な構造は、ドイツ国実用新案第 9404664号に記載のように設計することができる。 評価装置9は、それぞれの試験面における、対応する支柱撓みに関する圧縮力 測定結果および引張り力測定結果が表示されるような方法で形成されている。こ のように、装置9の構造は、負荷特性曲線および負荷を取り除いた後に起こり得 る永久残留撓 みを決定するための手段20を含む。このためには、対応するプログラム可能な コンピュータ部品を適用することができる。装置9は、得られる曲線または特性 曲線、そして残留撓みの相互の関係を評価装置中で自動的に評価するために、電 気処理回路21を含むことができる。評価される読取り値や測定値ならびに損傷 の決定は、光学的に(記号またはアルファベットで)モニタ上で表示および/ま たはプリンタで文書化することができる。 支柱およびそのアンカの安定性の試験は次のようにして実施する。 まず、第一の垂直試験面を選択し、その面で、支柱1を、支柱アンカ2よりも 上の所定の位置で支柱に力を掛け負荷する、すなわち、曲げを負荷する。好まし くは、支柱の主負荷が位置するような面を選択する。同時に、好ましくは、風力 による支柱の負荷を考慮に入れる。このような垂直試験面が、図2で参照番号1 4で示されている。 まず、所定の最大試験値に達する圧縮力を連続的に増大させながら支柱に加え ると仮定する。アンカ2よりも上の所定の場所で支柱に接続された距離センサ8 は、この例では、対応する圧力FDに属する側方撓みSを含む。これにより、両 方の数値を同時かつ連続的に送信器13に入力することができ、送信器が、それ らを適当に準備されたコンピュータ10に入力する。このコンピュータは、送ら れてくる読み取り値をプログラムにしたがって処理する。すなわち、それらの値 を、具体的には、対応する支柱の撓みSに依存する力FDの関数fとして相関さ せる。このようにして、瞬間負荷特性曲線16が得られ、これがモニタ11上に 示される。代替として、または追加的に、この特性曲線16は、コンピュータ1 0に接続されたプリンタ12で印刷し、それによって文書化することもできる。 完全な負荷特性曲線の評価は、絶対的に必要ではなく、一部のコースで充分であ る。あるいは、最高力読取りの評価で充分である。 支柱の弾性変形領域で最大試験力に達したのち、圧縮力としてさらに作用する 試験力をその値が零に達するまで連続的に低下させる。これにより、起こり得る 永久残留撓みが17で示され、モニタ11上で表示および/またはプリンタ12 で作図する。 起こり得る残留撓みによって、支柱およびそのアンカの起立安全性の評価を実施 することができる。 支柱および/またはそのアンカの安定性または起立安全性に関する情報能力を 増強するためには、同じ垂直試験面で第二の試験力Fを第一の試験力とは反対の 方向に加えると有効である。第一の試験力が圧縮力FDであるならば、第二の試 験力は好ましくは引張り力FZであり、これを連続的に増大させながら加えたの ち、減少させると、試験力を減少させるにつれて、生じた永久残留撓みSが計測 され、評価される。少なくとも、第二の試験過程に関しては、負荷特性曲線は、 少なくとも一部は評価され、その評価により負荷特性曲線が作図される。 支柱1およびそのアンカの安定性に関する情報能力をさらに増強するために、 すでに説明したように、支柱を少なくとも一つのさらなる垂直試験面19で試験 することもできる。そして具体的には、一つの試験過程または二つの反対方向の 試験過程のいずれかで試験することができる。 これらのさらなる試験面は、、第一の垂直試験面14に対して直角に適用する のが好ましい。 以下で記述する図4〜9bの図面は、測定および計算結果ならびに、一垂直試 験面内のみのこれらの結果として得られる損傷の決定を表わしている。同趣旨に おいて、これらは、いくつかの選択された垂直試験平面にもあてはまる。 図4によるグラフは、一つの試験過程に関するものである。支柱1は、そのア ンカ2より上の選択された高さのところで、支柱を介してそのアンカにも同様に 作用する支柱に水平な曲げ力F1を受けていると仮定される。この曲げ力は、支 柱が側方に撓む所定の最大試験力FPmaxに至るまで、支柱に加えられる。それ ぞれの瞬間曲げ力については、特に支柱に付随する側方撓みが結果としてもたら され、そのため、f=F(S)という関数に従い、図4の実線25に従って支柱 に負荷を加える力のコースが計算される。この負荷ライン25はまず最初に均等 に増大し、その上部領域内で、図で示されているようにたとえば、滑らかな一つ の勾配をとる。これと共に、最大試験に到達することができる。モニタ上に負荷 線25が表示される。最大試験力に到達した後、支柱1は、曲げ力の減少によっ て負荷が取り除かれ、ここで、同様に側方撓みも再びより小さいものとなる。支 柱から取り除かれる負荷は矢印26で表わされて いる。これと共に、より小さくなる取り除かれる負荷力およびそれに付随した取 り除かれる貞荷の間の相応に減少した側方撓みは、基本的に測定されない。但し 、負荷を取り除く過程の終了時に、支柱から取り除かれる負荷の力の値が零に戻 された状態で、図4でSに示されているような側方撓みが残っているか否かが測 定される。このようにして、支柱から負荷を取り除いた時点で、支柱およびその アンカの系の側方撓みが残っている可能性があるか否かが専ら重要な規準として 記録され評価される。図4による該当ケースにおいては、永久側方撓みSが確認 された。これから、自動評価装置9を用いて、支柱および/またはそのアンカ( 単複)が損傷をこうむっているという結果が得られる。この結果は、図4で25 bに一点鎖線で示されているように最大試験力に到達せず試験過程を前もって終 了させなくてはならない場合にも同様に発生する。 負荷と共に、負荷線がその上部コースで変化せず、図4で25aに破線で表わ されているように、直線的に走行し続けている場合、通常は、同じく支柱から負 荷を取り除くと共に、永久側方撓みを確認できないという結果が得られる。この 場合、支柱および/またはそのアンカにはいかなる損傷も与えらていない。 図4では、一例として負荷特性曲線25は、、零に等しい値の規定初期力から 始まりその全長が示されている。しかしながら、負荷特性曲線25の部分コース 、たとえばその上半分または上端部のみを評価するような形で作業を進めること もできる。この場合、負荷特性曲線25の評価は、たとえば、力F11およびこ れについての付随する側方支柱撓みで規定された状態で始まる。このような進め 方は、以下で記述するすべての実施例に同様に適用可能である。 前述の例による損傷の決定と共に、損傷の支柱のみまたはそのアンカのみまた は両方のいずれに関わるものかを知ることが望まれる場合には、同じ垂直試験平 面内で、先行する曲げ力とは反対に第二の曲げ力が方向づけされるさらなる試験 過程が行なわれる。第一の曲げ力が圧縮力である場合、試験に使用される装置を 配置し直すのを避けるために、第二の曲げ力は引張り力となる。このような装置 は、図5〜9に示されている。 図5aによると、第一の試験過程で試験すべき支柱は、たとえば、付随する支 柱の撓みSと組合せてf1=F1(S)という関数に従って負荷特性曲線27が 結果とし て得られるように、たとえば連続的に増大する曲げ力F1で負荷される。求めら れている最大試験力FPmaxには達しないが、それまでその勾配内にあった曲線 25がより一層水平に近づき、その上端部の区間で弧状形状へ合流することが認 められる。この第一の試験過程はこの場所で終了され、そして支柱にはいまだ支 柱/アンカ系のはね返りによりもたらされる弾性の存在がある。。ここで言及さ れた系から取り除かれた負荷は、矢印28によって値が零に至るまで第一の曲げ 力を減少させることによって行なわれ、ここで系に残っている可能性のある残留 撓みのみが測定され評価される。この場合、曲げ力が零に戻った後、モニタ上に 数値で示されるかまたは記号で読取られかつ/またはプリンタで文書作成される 永久残留撓みS2が示される。 図5bによると同じ垂直試験平面内で第二の試験過程が、特に図5aと組合わ せて記述されたものと同じ方法で行なわれる。第二の曲げ力F3は負荷特性曲線 29を導き、ここでこの曲線は最大試験力FPmaxに達する前に、カーブがさら に平坦になっていく状態で、上部区間に再び合流する。その後の取り除かれた負 荷は矢印30で示されており、ここで再び、負荷を完全に取り除いた後、残った 側方撓みのみを考慮するにすぎない。この場合、取り除かれた負荷と共に、系に 永久残留撓みS4が結果としてもたらされ、これが測定され評価される。 両方の試験過程でのこの完全な検査では、図中Eで示されているとおり、最大 試験力FPmaxに達しなかった。しかしながら、最大試験力に達するケースも存 在する可能性がある。これは、図5aおよび5bで破線により示されている。さ らに、すでに前述したとおり、この全体的試験過程では、同様に、負荷特性曲線 27および29の上部コースのみが保持されるべきである場合にこれらの曲線が ただ評価され作図されるような形で作業が進められるかもしれない。この場合、 曲線の望ましいコースの計算は、試験曲げ力が値F1’およびF3’に達したと きに初めて開始される。 図5aおよび5bに記載の二つの図面を比較すると、負荷特性曲線27および 29がその上端部区間の曲線において、特に、各ケースにおいて適用された試験 力の最終値Eが同じまたはほぼ同じとなる状態で、より平坦になっていることが わかる。さらに、両方のケースにおいて、同一またはほぼ同じ残留撓みS2およ びS4が確認されたことは明白であり、これらは両方とも零より大きいものであ る。評価装置9cにおいて決定された二つの試験過程の損傷結果は、支柱アンカ の傾斜移動は存在しないが 、支柱自体に損傷が存在するということにある。支柱は腐食過程による損傷を受 けていたが、この腐食過程は二つの試験過程において、腐食場所の領域内におけ る支柱の可塑化が試験時点で発生したということで明らかになった。これについ ての基本的な特徴は、同一またはほぼ同じ瞬間的試験力を用いた二つの試験過程 での支柱損傷が、永久残留撓みと組合わせて認識できるということにある。 図6aおよび6bの二つの試験過程は、試験対象の支柱に対する異なるタイプ の損傷を開示している。また、このケースでは、二つの試験過程は、各ケースに おいて、前述のとおり曲げ力を用いて行なわれた。第一の試験過程においては、 負荷特性曲線31が得られ、この曲線はその上端部区間で、より平坦になりつつ ある曲線を有し、最終的に最大試験力FPmaxに到達する。しかしながら、これ も、最大試験力より低いEで終了することもでき、ここで対応するカーブは31 aで示されている。負荷の後に行なわれた矢印32による支柱から取り除かれる 負荷は、結果として、永久残留撓みをもたらした。 図6bに記載の第二の試験過程の結果、試験コースの異なる画像が得られた。 まず最初に、負荷特性曲線33が得られたが、これは全体としてまっすぐに走り 、これと共に最大試験力FPmaxが達成されている。支柱のその後に取り除かれ る負荷は、数字0と共に図6bで示されているような、永久残留撓みの不在を結 果としてもたらした。第二の試験過程では、このようにして支柱自体にもアンカ ーにもいかなるタイプの損傷も発見できなかったが、図6aから、疑いなく、支 柱に損傷が存在するという結論が下されている。第一の試験過程で決定された永 久残留撓みS2は支柱内の破損を表わしており、これは、第一の試験過程により 、永久残留撓みを確認できる程に拡大されている。図6bでは、試験が反対方向 に行なわれ、これによって、破損を受けたそれぞれの半分は相互に押し付けられ た状態となり、これにより第二の試験過程では支柱が無損傷支柱と事実上同じよ うに挙動するようになっていたことから、支柱に対する破損損傷は図6bによっ ても説明することができる。このようにして図6による全体的試験の場合、支柱 アンカの移動は全く確認されなかった。 さらにもう一つのタイプの損傷を図7aおよび7bから演鐸できる。図7aに よる第一の試験過程では(圧縮力)、まず第一に、関数f1による負荷特性曲線 34が結果としてもたらされた。ここでもその上端部区間で、この線は、特定的 には最大試験 力より下にある瞬間試験力においてより平坦になるカーブへと合流する。試験過 程が終了され、矢印35による、すなわち試験力が零に戻った状態での支柱から 負荷を完全に取り除いた後、永久残留撓みS2が確認された。反対方向の試験力 (引張り力)による同じ試験平面内での第二の試験過程は、関数f3による負荷 特性曲線36を結果としてもたらし、この曲線はその上部領域において、最大試 験力に達した時点で、より平坦になるカーブへと合流する。矢印37によるその 後の取り除かれた負荷は、結果として永久残留撓みS4をもたらした。両方のケ ースにおいて、それぞれの負荷特性曲線は同様に、各ケースについて34aおよ び36aで示されている相応するより低い値Eで終了することもできる。 図7aおよび7bによる図面を比較した結果、負荷特性曲線のその上部領域に おけるコースは、このままの状態で等しいかまたは基本的に等しいが、第二の試 験過程ではより大きい瞬間的試験力が達成された。さらに、各ケースにおいて、 永久残留撓みS2およびS4が確認された。これらの結果は、支柱の引張り破損 腐食または結晶間腐食を表わしている。第一の試験過程ではいく分広くなった破 損の領域内では、支柱の運用中に腐食が発生しており、これは、支柱の試験時点 で腐食の領域におけるその可塑化の原因であり、そのためこの第二の試験過程で はより高い試験力を適用しなければならなかった。残りの二つの残留撓みS2お よびS4は等しいかまたはほぼ等しく、そのためこれら二つの試験過程で支柱ア ンカの移動は排除することができる。 さらなる試験結果が図8aおよび8bに示されている。図8aによると、関数 f1に従って負荷特性曲線38が結果として得られた。この線は、たとえば、ご く始めから弧状コースをもち、試験過程(圧縮)は、最大試験力FPmaxより下 で終了された。矢印39に従って行なわれたが作図されていない支柱1およびそ のアンカ2のその後に取り除かれる負荷は、残されかつ測定された残留撓みS2 を導く。それにつづく同じ試験平面内での、ただし反対方向の(引張り力)第二 の試験過程は、結果として、その下部コースでまず第一に漸進的に増大し次に恒 常値に落ち着く負荷特性曲線40をもたらし、ここで、支柱/アンカ系の撓みが 一定の範囲にわたり確認されることになる。その後、負荷特性曲線の比較的急な 上昇が起こり、ここで、40cで示されているように、最大試験力FPmaxに達 することができる。ただし、ライン40の上部コースは最大試験力に達する前に 、40dで示されているカーブに合流する。矢印 41および42に従ったそれぞれの取り除かれる負荷ひいては値零に至るまでの 試験力の減少は、永久残留撓みS4およびS4’を導く。 図8aの図面による測定および計算結果を考慮に入れて、第二の試験過程では 、それぞれの取り除かれる負荷に伴う残りの残留撓みをよりよく評価できるよう にするため、負荷特性曲線40の少なくとも部分的コースを評価し作図すること が推奨される。図8bが示すように、負荷特性曲線の下部の部分的コースもまた 、重要な基準でありうる。ただし代替的にまたは付加的には、線40の上部の部 分的コース40dもまた一つの規準を表わしうる。負荷特性曲線40ならびにそ の他のすべての負荷特性曲線の中央の部分的コースは、比較的重要度が低いため その評価は省略可能である。第一の試験過程では、負荷特性曲線38の評価およ び作図を省略でき、ここではそれでも到達された最高の試験力の値は考慮に入れ られ該当する場合には保持されなくてはならないが、少なくとも第二の試験過程 では、負荷特性曲線40の少なくとも部分的コースを作図し評価することが重要 である。 図8による試験の第一の変形態様においては、確認され測定された残留撓みS 4が残留撓みS2と等しいかまたは基本的に等しいという結果がもたらされ、こ こで負荷特性曲線40は、初期の平坦なコースの後、最大試験力に至るまで急勾 配のほぼ変化のないコースへと合流する。このことはすなわち、支柱自体が全く 損傷をもたないが支柱アンカの移動が存在することを意味している。 到達した試験力の最高値Eが第一の試験過程での試験力の最高値Eに対応する かまたはほぼ対応し、より大きい残留撓みS4’が確認された、図8による試験 過程の第2の変形態様では、結果として支柱アンカの移動が存在するばかりでな く、支柱自体がたとえば破損の形での損傷をもつ。 図9aおよび9bは、図8aおよび8bについて、先に言及したものと類似の もう一つの変形態様を示す。図9による負荷特性曲線43が有利にもその上部の 部分的コースにおいて評価され作図された後、または代替的には、到達した試験 力Eの最高値が保持された後、値零に至るまで支柱/アンカ系の負荷を取り除こ とが行なわれる。この負荷を取り除いた時点で、永久残留撓みS2が確認された 。図9bによると、結果として、第2の試験過程で、当初は平坦に走行し次によ り急勾配のコースに合流し、最終的により平坦になる弧状の端部コース45bを もつような負荷特性曲線45が得 られた。線45の下部の部分的コースが単に、初期領域45a内でそして特定的 には撓み経路S3金体にわたり比較的平坦に走行し、その後著しく急勾配となる 、ということが示されている。矢印46に従い言及した系から負荷を取り除いた 後、このようにして零に等しい値をもつ復元力で、永久残留撓みS4が結果とし て得られる。図9bによる最高の到達した試験力Eは、その値については、図9 による第一の試験過程における試験力の値に対応するか、または、これにほぼ等 しい。 図9による試験の結果は、支柱アンカの移動および支柱に対する損傷が存在す るという事実にある。支柱アンカの傾斜移動は、残留撓みS3が残留撓みS2よ りも小さいという事実からすでに明白である。このようにしてS2は、支柱の移 動を示したS3および支柱自体に対する損傷を示すΔSの両方から構成される。 S3およびΔSの和は、これに伴って、残りの残留撓みS4に対応する可能性が ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.垂直に固定された支柱の安定性を試験するための方法において、そのアン カより上の支柱が、規定の初期値から始めて最大限で、所定の最大試験力FPma xまで増加する曲げ力の負荷を受けると同時に、側方に撓みを受け、負荷過程の 完了後に支柱は再び負荷を取り除かれ、これと共に零まで減少する復元力F2を 受ける方法であって、負荷を取り除く過程のみを組合わせて、F2=零にとどま る支柱の考えられる側方撓みS2が確認され、支柱および/またはそのアンカに 対する損傷として評価されることを特徴とする方法。 2.垂直に固定された支柱の安定性を試験するための方法において、第一の試 験過程においてそのアンカより上の支柱が、規定の初期値から最大限で所定の最 大試験力FPmaxまで測定された増大する曲げ力F1での負荷を受け、それと同 時に側方に撓みを受け、負荷過程の完了後に支柱は再び負荷を取り除かれ、これ と共に零まで減少する復元力F2を受け、第二の試験過程において同じ試験平面 内で第一の試験過程の後に支柱が、第一の試験力F1に対し反対に向けられた第 二の試験力F3の負荷を受け、これと共に側方に撓みを受け、この時点で支柱は 再び負荷を取り除かれ、これと共に零まで減少する減少復元力F4を受ける方法 であって、負荷過程と組合わせて、各ケースで達成した最高の試験力FPまたは 少なくとも第二の試験過程の負荷特性曲線の少なくとも部分コースが決定される こと、負荷を取り除く過程のみと組合わせて、F2=0および/またはF4=0 にとどまっている支柱の考えられる側方撓みS2、S4が確かめられること、そ して、両方の確認の結果が、支柱に対する損傷および/またはそのアンカに対す る損傷として評価されることを特徴とする方法。 3.それぞれの負荷特性曲線の部分コースとして、その上端部コースおよび/ またはその下部初期コースが決定され、損傷を確認するために評価されることを 特徴とする請求項2に記載の方法。 4.「傾斜移動」が、地上または地中における支柱またはそのアンカの位置変 化を意味するものとして、下記表1に示す結果が下記表1に示す結論として評価 されることを特徴とする請求項2または3に記載の方法。 表1: 結果 情報 a)S2>0、S4>0 傾斜移動なし。ただし両方 負荷特性曲線コースは等しい。そのおよその最 の試験過程で支柱の可塑化 終値は等しい。 あり。 最終値はおおよそ等しい。 b)S2>0、S4>0/S2=0、S4>0 傾斜移動なし。ただし、試 負荷特性曲線は不等。試験過程において基本的 験時点で破損が延長。 にFPmaxに直線的に到達する。 c)S2>0、S4>0 傾斜移動なし。ただし支柱 基本的に負荷特性曲線は等しい。ただし第二の に引張り破損腐食または結 試験過程における最終力値はより高い。 晶間腐食あり。 d)S2=S4 第一の試験過程においての 全体としての負荷特性曲線コースは不等。 み傾斜移動あり。 第二の負荷特性曲線は、始まりが非常に 平坦でFPmaxに至るまでS4で急激に 上昇する。 e)S2<S4’ 第一の試験過程で傾斜移動 全体としての負荷と不等。 あり。第二の験過程で破損 第二の負荷特性曲線は始まりが非常 を認識。 に平坦でS4で急激に上昇する。 f)S2>S3 第一の試験過程で支柱の傾 全体として負荷曲線コースは不等。第二の負荷 斜移動および可塑化あり。 曲線は始まりが非常に平坦でS3で極端に上昇。 両試験過程で試験力は等しい。
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