JPH0466841A - Ｒｃ造もしくはｓｒｃ造梁部材の力学的特性試験装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明が属する技術分野） 本発明はＲＣ造もしくはＳＲＣ造梁部材の力学的特性を
試験する装置に関する。

（発明の課題とその特徴点） ＲＣ造もしくはＳＲＣ造梁部材の力学的特性を試験する
場合、アムスラー試験機をそのま才用いると、一方向の
載荷試験となり、地震時の荷重を想定した２方向からの
繰り返し載荷による試験はできない。

本発明は、アムスラー試験機を利用して、２方向の繰り
返し載荷による梁部材の力学的特性の試験を行うことが
できる簡便な装置を提供することを目的としているもの
であって、その構成上の特徴は特許請求の範囲に記載し
たとおりである。

（実施例） 本発明の一実施例を示す図面において、１はアムスラー
試験機、２はアムスラー試験機１のヘッド、３は同じく
ラムであり、ヘッド２には球座４が取り付けられている
。

５はラム３の上に載置された細長い鉄骨架台であり、こ
れには各上端に球座６を取り付けた左右１対の支柱７．
７が立設され、その上に試験体８が載るようになってい
る。

鉄骨架台５の長さ方向の中央には、ヘッド２と対向して
油圧ジヤツキ装置９が取り外し自在に設置され、これに
は球座１０とロードセル１１が付設されている。

１２は支柱７の位置で試験体８と鉄骨架台５との間に亙
って取り付けられた反力受は装置であり、図示の反力受
は装置１２は、試験体８の上側に試験体８と直交して球
座１３を介して当てがわれる反力ビーム１４と、鉄骨架
台５の下側に鉄骨架台５と直交して当てがわれる反力ビ
ーム１５と、これらを結ぶ１対のＰＣ鋼棒１６とから成
り、各ＰＣ鋼棒１６の両端は反力ビーム１４．１５を貫
通してナツト止めされている。

なお、１７は試験体８の横倒れ防止用の拘束材であり、
鉄骨架台５の左右両側に各１対立設されている。

図示の試験体８は、柱部１８の両側に梁部１９．　＋９
を突設したもので、これを図示のようにセットした後、
油圧ジヤツキ装置９を取り除き、かつ、球座４を試験体
８の柱部１８の上端に当接した状態で、ラム３を作動さ
せると、上方向からの載荷となり、また、ヘッド２を上
方に上げて油圧ジヤツキ９装置を設置し、かつ、球座１
０を柱部１８の下端に当接した状態で、油圧ジヤツキ装
置９を作動させると、下方向からの載荷となる。

このようにして、２方向から繰り返し載荷を行い、この
間、ラム３の荷重と油圧ジヤツキ装置９の荷重を測定す
るとともに、これら荷重に対する試験体８の各部の変位
量や試験体８の内部の鉄筋、鉄骨の歪み度を、測定フレ
ームに取り付けた変位計や鉄筋、鉄骨に取り付けたワイ
ヤストレンゲージにより測定する。

（発明の効果） 本発明の装置は、以上のようなものであるから、アムス
ラー試験機を利用して、２方向からの返し載荷による梁
部材の力学的特性の試験を行うことができ、簡便性の点
で優れている。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の正面図、第２図は同じく側
面図である。 １：アムスラー試験機、２：ヘッド、３：ラム、４：球
座、５：鉄骨架台、６：球座、７：支柱、８：試験体、
９：油圧ジヤツキ装置、１０：球座、１にロードセル、
１２：反力受は装置、特許出願人　　　不動建設株式会
社 代理人弁理士　　染　谷　廣　司 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 各上端に球座を備えた左右１対の支柱が立設され、アム
   スラー試験機のラム上に載置される鉄骨架台と、球座と
   ロードセルとを備え、前記鉄骨架台の長さ方向の中央に
   アムスラー試験機のヘッドと対向して取り外し自在に設
   置される油圧ジャッキ装置と、前記鉄骨架台と前記支柱
   上の試験体との間に亙って取り付けられる反力受け装置
   とを具備することを特徴とするＲＣ造もしくはＳＲＣ造
   梁部材の力学的特性試験装置。