JPH0466842A - Ｒｃ造もしくはｓｒｃ造柱・梁接合部の力学的特性試験装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈発明が属する技術分野） 本発明はＲＣ造もしくはＳＲＣ造の柱・梁接合部の力学
的特性を試験する装置に関する。

（発明の課題とその特徴点） ＲＣ造もしくはＳＲＣ造の柱・梁接合部に逆対称のせん
断力を正負繰り返し作用させて柱　梁接合部の力学的特
性を試験することは既知である。

本発明は、大掛かりでなく、操作も比較的簡単な前記試
験用の装置を提供することを目的としているものであっ
て、その構成上の特徴は特許請求の範囲に記載したとお
りである。

（実施例の説明） 本発明の一実例例を示す図面において、１は試験体、２
は試験体１の柱部、３は同じく梁部であり、十字形に形
成された試験体１の横向きの梁部３の両端部は、それぞ
れ床に固定された支台４上にローラーを介して支持され
ている。なお、図面には表れていないが柱部２と梁部３
の交叉部の下にも試験体１の自重を支えるための支台が
設置されている。

５は横向きの柱部２に一定の軸方向圧縮力（軸力）を作
用させる加力装置であり、図示の加力装置５は、床に滑
動自在に載置された１対の反力受はブロック６と、これ
ら反力受はブロック６間に張設された複数対のｐｃｍ棒
７と、柱部２の一端において柱部２の端面と一方の反力
受はブロック６との間に介在させたロードセル８付きの
油圧ジヤツキ装置９とから成る。

１０は後述の複動式油圧ジヤツキ装置１４を作動させた
ときに所定のせん断力が試験体１に生じるように柱部２
をピン支持するための柱反力ブロックであり、図示のよ
うに柱部２の両側に４つ設置されている。

１１は梁部３の逆対称位置に設置された梁部カブロック
であり、これには、先端に梁部掴み部１２を設けたロー
ドセル１３付きの複動式油圧ジヤツキ装置１４の基端が
取り付けられている。

試験時には、先ず、加力装置５の油圧ジヤツキ装置９を
作動させて柱部２に所定の軸力を加え、次いで、２つの
複動油圧ジヤツキ装置１４を作動させて梁部３に逆対称
のせん断力を正負繰り返して作用させる。

そして、梁部３に作用させた荷重を複動油圧ジヤツキ装
置１４に付設したロードセル１３で測定するとともに、
この荷重に対する試験体１の各部の変位量を測定フレー
ムに取り付けた変位計で測定し、また、試験体１の内部
の鉄筋、鉄骨の歪み度を鉄筋、鉄骨に取り付けたワイヤ
ストレンゲージで測定する。

（発明の効果） 本発明の装置は、以上のようなものであって、大掛かり
なものでなく、油圧ジヤツキの数も少ないので、操作が
比較的容易であり、簡単に所要の試験を行うことができ
る。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例の平面図である。 １：試験体、２：柱部、３；梁部、５：加力装置、１０
：柱反力ブロック、１１：梁部カブロック、１２：梁部
掴み具、１３：ロードセル、１４：複動式油圧ジヤツキ
装置。 特許出願人　　　　不動建設株式会社 代理人弁理士　　　染　谷　廣　司

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 横置きの試験体の柱部に所定の軸方向圧縮力を作用させ
   る加力装置と、前記柱部の両側に設置された４つの柱反
   力ブロックと、試験体の梁部の逆対称位置に設置された
   ２つの梁反力ブロックと、基端が前記梁反力ブロックに
   取り付けられ、先端に梁部掴み具を設けたロードセル付
   きの複動式油圧ジャッキ装置とを具備することを特徴と
   するＲＣ造もしくはＳＲＣ造柱・梁接合部の力学的特性
   試験装置。