JP3008300B2 - Ｒｃ造もしくはｓｒｃ造梁部材の力学的特性試験装置 - Google Patents
Ｒｃ造もしくはｓｒｃ造梁部材の力学的特性試験装置Info
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- JP3008300B2 JP3008300B2 JP2179315A JP17931590A JP3008300B2 JP 3008300 B2 JP3008300 B2 JP 3008300B2 JP 2179315 A JP2179315 A JP 2179315A JP 17931590 A JP17931590 A JP 17931590A JP 3008300 B2 JP3008300 B2 JP 3008300B2
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Description
【発明の詳細な説明】 （発明が属する技術分野） 本発明は、RC造もしくはSCR造梁部材の力学的特性試
験装置に関するものである。
験装置に関するものである。
（発明の課題とその特徴点） RC造もしくはSRC造梁部材の力学的特性を試験するた
めに、柱部の左右に梁部を突設した試験体を作成し、そ
の梁部を支持した状態で、柱部を介して梁部に載荷し
て、その力学的特性を試験する場合、アムスラー試験機
をそのまま用いると、１方向からの載荷となり、地震時
の荷重を想定した上下２方向からの繰り返し載荷による
試験はできない。
めに、柱部の左右に梁部を突設した試験体を作成し、そ
の梁部を支持した状態で、柱部を介して梁部に載荷し
て、その力学的特性を試験する場合、アムスラー試験機
をそのまま用いると、１方向からの載荷となり、地震時
の荷重を想定した上下２方向からの繰り返し載荷による
試験はできない。
本発明は、アムスラー試験機を利用して前記試験体の
梁部に上下２方向の繰り返し載荷を行うことができる簡
便な装置を提供することを目的としているものであっ
て、その構成上の特徴は特許請求の範囲に記載したとお
りである。
梁部に上下２方向の繰り返し載荷を行うことができる簡
便な装置を提供することを目的としているものであっ
て、その構成上の特徴は特許請求の範囲に記載したとお
りである。
（図面による説明） 本発明の一実施例を示す図面において、１はアムスラ
ー試験機、２はアムスラー試験機１のヘッド、３は同じ
くラムであり、ヘッド２には球座４が取り付けられてい
る。
ー試験機、２はアムスラー試験機１のヘッド、３は同じ
くラムであり、ヘッド２には球座４が取り付けられてい
る。
５はラム３の上に横向きに載置された鉄骨架台であ
り、これには各上端に球座６を取り付けた左右１対の支
柱7,7が立設され、その上に後述の試験体８の梁部19が
載るようになっている。
り、これには各上端に球座６を取り付けた左右１対の支
柱7,7が立設され、その上に後述の試験体８の梁部19が
載るようになっている。
９は鉄骨架台５の長さ方向の中央にヘッド２と対向し
て取り外し自在に設置される油圧ジヤッキ装置であり、
これには球座10とロードセル11が付設されている。
て取り外し自在に設置される油圧ジヤッキ装置であり、
これには球座10とロードセル11が付設されている。
12は支柱7,7の位置に後述の態様でそれぞれ取り付け
られる反力受け装置であり、この反力受け装置12は、下
側に球座13を備えた上の反力受けビーム14と下の反力受
けビーム15とこれらを結ぶ前後１対のPC鋼棒16とから成
り、各PC鋼棒16の両端は反力受けビーム14,15を貫通し
てナット止めされるようになっている。
られる反力受け装置であり、この反力受け装置12は、下
側に球座13を備えた上の反力受けビーム14と下の反力受
けビーム15とこれらを結ぶ前後１対のPC鋼棒16とから成
り、各PC鋼棒16の両端は反力受けビーム14,15を貫通し
てナット止めされるようになっている。
なお、17は試験体８の横倒れ防止用の拘束材であり、
鉄骨架台５の左右両側に各１対立設されている。
鉄骨架台５の左右両側に各１対立設されている。
試験体８は、柱部18の両側に梁部19,19を突設して十
字形に形成され、これを試験装置にセットするときは、
図示のように、梁部19,19を支柱7,7の各上端の球座６の
上に載せ、反力受け装置12の反力受けビーム14を梁部19
に直交してその上側に当てがうとともに、反力受けビー
ム15を鉄骨架台５に直交してその下側に当てがい、PC鋼
棒16,16で反力受けビーム14,15を締め付けて固定すれば
よく、このセット状態で、試験体８の梁部19は球座6,13
で上下両方向に支持され、また、試験体８の柱部18はア
ムスラー試験機１のヘッド２の下方に位置する。
字形に形成され、これを試験装置にセットするときは、
図示のように、梁部19,19を支柱7,7の各上端の球座６の
上に載せ、反力受け装置12の反力受けビーム14を梁部19
に直交してその上側に当てがうとともに、反力受けビー
ム15を鉄骨架台５に直交してその下側に当てがい、PC鋼
棒16,16で反力受けビーム14,15を締め付けて固定すれば
よく、このセット状態で、試験体８の梁部19は球座6,13
で上下両方向に支持され、また、試験体８の柱部18はア
ムスラー試験機１のヘッド２の下方に位置する。
図示のように球座４が試験体８の柱部18の上端に当接
した状態で、油圧ジヤッキ装置９を取り外してラム３を
作動させると、梁部19,19に対して上方からの載荷とな
り、また、ヘッド２を上方に上げ、油圧ジヤッキ装置９
を設置し、球座10を試験体８の柱部８の下端に当接した
状態で油圧ジヤッキ装置９を作動させると、梁部19,19
に対して下方からの載荷となる。
した状態で、油圧ジヤッキ装置９を取り外してラム３を
作動させると、梁部19,19に対して上方からの載荷とな
り、また、ヘッド２を上方に上げ、油圧ジヤッキ装置９
を設置し、球座10を試験体８の柱部８の下端に当接した
状態で油圧ジヤッキ装置９を作動させると、梁部19,19
に対して下方からの載荷となる。
このようにして、梁部19,19に対して上下の２方向か
らの繰り返し載荷を行い、この間、ラム３の荷重と油圧
ジヤッキ装置９の荷重を測定するとともに、梁部19の各
部の変位量や梁部19の内部の鉄筋，鉄骨の歪み度を、測
定フレームに取り付けた変位計や鉄筋，鉄骨に取り付け
たワイヤストレンゲージで測定する。
らの繰り返し載荷を行い、この間、ラム３の荷重と油圧
ジヤッキ装置９の荷重を測定するとともに、梁部19の各
部の変位量や梁部19の内部の鉄筋，鉄骨の歪み度を、測
定フレームに取り付けた変位計や鉄筋，鉄骨に取り付け
たワイヤストレンゲージで測定する。
（発明の効果） 本発明の試験装置は、以上のようなものであるから、
アムスラー試験機を利用して、上下２方向からの繰り返
し載荷により、RC造もしくはSRC造の梁部材の力学的特
性の試験を行うことができ、簡便性の点で優れている。
アムスラー試験機を利用して、上下２方向からの繰り返
し載荷により、RC造もしくはSRC造の梁部材の力学的特
性の試験を行うことができ、簡便性の点で優れている。
第１図は本発明の一実施例の正面図、第２図は同じく側
面図である。 図中、1:アムスラー試験機、2:ヘッド、3:ラム、4:球
座、5:鉄骨架台、6:球座、7:支柱、8:試験体、9:油圧ジ
ヤッキ装置、10:球座、11:ロードセル、12:反力受け装
置、13:球座、14:反力受けビーム、15:反力受けビー
ム、16:PC鋼棒、17:拘束材、18:柱部、19:梁部。
面図である。 図中、1:アムスラー試験機、2:ヘッド、3:ラム、4:球
座、5:鉄骨架台、6:球座、7:支柱、8:試験体、9:油圧ジ
ヤッキ装置、10:球座、11:ロードセル、12:反力受け装
置、13:球座、14:反力受けビーム、15:反力受けビー
ム、16:PC鋼棒、17:拘束材、18:柱部、19:梁部。
フロントページの続き (72)発明者 中嶋 健治 東京都台東区台東１―２―１ 不動建設 株式会社内 (72)発明者 後藤 俊二 東京都台東区台東１―２―１ 不動建設 株式会社内 (72)発明者 松田 國夫 東京都台東区台東１―２―１ 不動建設 株式会社内 (72)発明者 有賀 重雄 東京都台東区台東１―２―１ 不動建設 株式会社内 (72)発明者 東 良志 大阪府大阪市中央区平野町４―２―16 不動建設株式会社内 (72)発明者 鶴山 昇 東京都台東区台東１―２―１ 不動建設 株式会社内 (72)発明者 塩見 伊津夫 東京都台東区台東１―２―１ 不動建設 株式会社内 (72)発明者 池谷 建勇 東京都台東区台東１―２―１ 不動建設 株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G01N 3/00 - 3/62
Claims (1)
- 【請求項１】各上端に球座を備えた左右１対の支柱が立
設され、アムスラー試験機のラムの上に載置される鉄骨
架台と、球座とロードセルとを備え、前記鉄骨架台の長
さ方向の中央にアムスラー試験機のヘッドと対向して取
り外し自在に設置される油圧ジヤッキ装置と、下側に球
座を備えた上の反力受けビームと下の反力受けビームと
これらを連結する前後１対のPC鋼棒とから成り、前記支
柱の位置に取り付けられる反力受け装置とを具備し、柱
部の両側に梁部を突設して十字形に形成された試験体の
梁部を前記鉄骨架台の支柱上に載置して前記反力受け装
置で固定し、試験体の柱部に前記アムスラー試験機のラ
ムと前記油圧ジヤッキ装置とで上下に加力するようにな
っていることを特徴とするRC造もしくはSRC造梁部材の
力学的特性試験装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2179315A JP3008300B2 (ja) | 1990-07-06 | 1990-07-06 | Ｒｃ造もしくはｓｒｃ造梁部材の力学的特性試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2179315A JP3008300B2 (ja) | 1990-07-06 | 1990-07-06 | Ｒｃ造もしくはｓｒｃ造梁部材の力学的特性試験装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0466841A JPH0466841A (ja) | 1992-03-03 |
| JP3008300B2 true JP3008300B2 (ja) | 2000-02-14 |
Family
ID=16063686
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2179315A Expired - Fee Related JP3008300B2 (ja) | 1990-07-06 | 1990-07-06 | Ｒｃ造もしくはｓｒｃ造梁部材の力学的特性試験装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3008300B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3209150B2 (ja) | 1997-08-12 | 2001-09-17 | 日本電気株式会社 | 折り畳み式携帯無線通信装置 |
| CN108414352A (zh) * | 2018-01-09 | 2018-08-17 | 同济大学 | 一种双向试验加载装置 |
| CN113865992A (zh) * | 2021-09-29 | 2021-12-31 | 沈阳工业大学 | 一种混凝土梁持载腐蚀试验装置及方法 |
-
1990
- 1990-07-06 JP JP2179315A patent/JP3008300B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0466841A (ja) | 1992-03-03 |
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