JP2000513286A - 石様物質および/または壁にデコレーションを施す方法およびこの方法を実施するための機械 - Google Patents

石様物質および/または壁にデコレーションを施す方法およびこの方法を実施するための機械

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Abstract

(57)【要約】 タイル−またはスラブ−型の石様の人工または合成物質にデコレーションおよび/または彩色を施す新たなプロセスは、デコレーションおよび/または彩色を施すべき表面への一つ以上の昇華染料を塗布する工程を含んで成るものであって、上記塗布が約50℃から250℃までの温度範囲で行われるものであり、上記昇華染料が適当な担体上に支持されているものである。昇華プロセスの間にタイルまたはスラブ表面を通過する色素の移動を増強させるために上記人工物質の元の組成に天然または合成の樹脂が混合される。それにより、スラブ中への染料の良好な浸透が達成され、そしてこの染料は磨かれたスラブ表面を磨り潰しにより取り除いた後でさえもなお見ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 石様物質および/または壁にデコレーションを施す方法 およびこの方法を実施するための機械 技術分野 本発明は石様物質および/または壁にデコレーションを施す方法に関する。 より正確には、本発明は、一般にはタイル、床スラブまたは煉瓦、パネルおよ び同種のものにより構成されている石様物質の上にパーマネント彩色デコレーシ ョンまたはデザインを転写することを可能とする方法に関する。このような物質 は人工的でも合成的でもよく、そして床、外被あるいは墓石のような記念碑を作 るのに少なくとも適するものである。 本発明はさらに、上記の方法を実施するための機械、並びに民間用および産業 用の建物の外壁または内壁上に上記の方法を実施するための機械に関する。 本発明は主に産業用の建物の分野で利用される。 背景技術 予め定められた量の結合樹脂で結合された、例えば、大理石および/または砂 および/または水晶および/または異種の小さな装飾用要素(金属、ガラス、セ ラミクス、木材、宝石および同種のもの)、または花崗岩、珪砂または砂から構 成される塊状物質からパネルまたはスラブを製造する既知の方法は種々の作業段 階を含んでおり、より正確には次のようになる。 第1段階では、塊を構成する様々な物質が砕かれる、 第2段階では、できるだけ均一な産物が得られるように砕かれた物質を混合す る、この段階の間に結合用樹脂が添加される、 第3段階では、この塊を成型しそして圧縮する、この間に正確な形が得られる 、 第4段階では、予め定められた温度でパネルの硬化が行われる、 第5段階では、パネルの両面がドレッシング(仕上げ、装飾)および磨き上げ に付される、 第6段階では、パネルをサイズに合わせて切断し、面どりし、寸法を測りそし て皿穴にし、その後に最終生産物が出荷される。 このような方法は塊状物質から最終生産物の外観に威厳をつける装飾的要素を 恐らく含むことができるであろうパネルまたはスラブを製造することを可能にす るものであって、上記パネルまたはスラブは注意深く予め定められた長さ、幅お よび厚さを持っており、上記方法は特殊な機械により連続的に実施することがで きる。 この方法を実施するために使用する樹脂は砕かれた石の粒子を結合させるとい うユニークな役割を果たすことが強調されねばならない。この課題を遂行するた めに幾つかの異なる種類の結合用樹脂、例えば、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹 脂、フェノール樹脂、が使用される。 しかしながら、このような方法ではその製造後に好みのままにスラブまたはパ ネルの表面の彩色やデコレーションを修正することができない。 同様に、例えば、スラブが亀裂や裂け目などを生じた場合にその表面に威厳を 与える別の方法が知られている。 この場合、露出した表面は裂け目の中に浸透する天然または合成 の樹脂で処理され、ついでその表面を注意深く磨き上げられる。 この場合にも、また、一般にスラブまたはタイルとして成型された物質の露出 した表面にデコレーションまたは彩色を施すことは不可能である。 さらに、当技術分野で公知の別の方法によれば、大理石、石、花崗岩、などの 天然物の混合物から形成されるタイルまたはスラブの露出した表面は、ポリエス テル樹脂を含むかまたは少なくともそれで富化させた生産物により表面磨き処理 を受け、その後上記露出表面の彩色プロセスが行われる。 GB−A−1444368号は合成樹脂で被覆されたセラミックタイルの転写 染色のプロセスに関するものであって、上記合成樹脂は昇華性の分散色素に対し 親和性を持っている。 FR−A−2521489号は合成樹脂で予め被覆されている支持体上への昇 華性染料の熱転写のためのプロセスを開示する。 US−A−4406662号は昇華可能な分散染料を用いる充填ポリマー粒子 の表面を印刷するための熱転写のプロセスに関する。 FR−A−2380901はポリマーによる透明な被覆を持つ水耐性の装飾さ れたパネルを製造するプロセスを開示しており、上記ポリマーはポリエステル樹 脂であることが有利である。 US−A−4172418号は基質の昇華印刷を行うための静電法およびそれ を実施するための装置を取り扱っており、印刷されるデザインを含むマトリック スが所与の極性に静電的に荷電されておりそして反対に荷電されている微細な分 散色素粉末が上記マトリックスと接触させられるものである。発明の詳細な説明 本発明は人工的および/または合成的タイル−またはスラブ−型の物質に、そ の露出した表面の上にそしてその物質の内部の所与の深さまで、所望の彩色また はデコレーションを押し付ける(impress)ことによりパーマネントなデコレーシ ョンまたは彩色を施すことを可能とする新規な方法を提供することを目的とする 。 これは主クレームに記述した特徴を持つ方法を用いることにより達成される。 従属クレームは本発明の方法の態様の特に有利な形を記述する。 さらに、本発明は上記の方法を産業的規模で実施することを可能とする機械の 提供をも目的とする。 これは請求項10に記述した特徴を持つ機械により達成される。 請求項10に従属するクレームは上記機械の態様の有利な形を記述する。 最後に、本発明は市民用および産業用両方の建物の内壁および/または外壁に 上記の方法を実施することを可能とする機械を提供することを目的とする。これ らの壁は要請されうるどのようなパターンまたはデザインに対しても迅速にデコ レーションまたは彩色が施される。 これは請求項14に記載の機械により達成される。 請求項14に従属するクレームは上記機械の態様のさらなる形を記述する。 本発明によれば、スラブ型物質にデコレーションおよび/または彩色を施す方 法は上記物質の露出した表面への昇華性染料の熱転写を含んで成るものであって 、上記昇華性染料が一般にシートまたは バンドの形の転写紙により構成される適当な担体により運ばれるものである。 上記方法は、予め定められた温度で予め定められた時間の間行われるものであ るが、昇華染料を永久的にその物質の表面にそしてその内側の数ミクロンの深さ まで転写させることができる。 このような方法で、物質の物理的−機械的特性、例えば、硬さ、乱暴な取扱い への耐久性、などを低下させることなく、その物質の表面にデコレーション、彩 色または威厳を与えることが可能となる。 図面の説明 本発明の他の特徴や利点は、添付の図面に示す図の助けを借り、非限定的な実 施例の形で提供される下記の説明を読めば明らかとなる。 図1は本発明の方法を実施するための産業的用途のための機械の側面図を示す 。そして 図2は壁にデコレーションおよび/または彩色を施すための機械の側面図を示 す。 態様の一つの形の説明 図1では、参照符号10は産業用途のための機械を一般的に示す。この機械は 本発明によりスラブ型物質にデコレーションおよび/または彩色を施すための方 法を実施するのに適している。 上記の形の態様によれば、機械10は加圧グループ12がその上に組立てられ る支持枠11を含んでおり、上記加圧グループ12は、矢で示されるような垂直 運動するために、例えばジャッキ13に より動かされ、そして例えば織物の被覆を持つアルミニウム合金シートまたは層 状の物質で構成されている加圧表面を示している。 枠11の垂直部15に固く固定された第1の対の支持体14は第1のドラム1 6を支え、ドラムの上には昇華染料転写紙の帯17が巻かれており、上記昇華染 料転写紙は例えばコンファロニエリF.lli Di Mario S.p.A.,Bergamo(Italy)が 製造しているタイプのものであり、昇華染料のための支持フィルムとして作動す る。 第2の対の支持体は枠11の反対側の垂直部18の上に組立てられ、上記支持 体は第2のドラム19を支えており、このドラムの上に上記の帯17が第1のド ラム16から解かれた後再び巻き付くことになる。 帯17のこの解きと再巻き付けの経路は図に示してある。そして帯17は本発 明の態様の特に有利な形によれば加熱手段、例えば電気抵抗を内部に取付けられ た加圧グループ12の下を通過することに特に言及することができる。 図1に示す態様の形によれば、加圧グループ12は作業面、この場合はコンベ ヤー20、例えば一時的に停止しながら進行する運動を行うコンベヤーにより構 成されるもの、の上で作動する。 人工または合成石様物質から作られた一連のスラブまたはタイルまたは床煉瓦 は、先行する他の作業台からやってきたとき、上記のコンベヤー20に載って運 ばれる。 図1に示す態様の特別な形によれば、本発明のプロセスは第1のドラム16か ら帯17の予め定められた量だけ解き、コンベヤー20を一時止めそしてタイル またはスラブ21の上に加圧グループ12を同時に降ろすことににより行われる 。 予め定められた時間(それは一般に数秒間から約1分間まで変動 する)加圧グループ12をタイルまたはスラブ21の表面(またはそれから極め て近い距離)に、同時熱伝導を行いながら(このプロセスは、状況に応じて、約 50℃から250℃までの範囲の温度で行う)適用すると、帯17からタイルま たはスラブ21の表面まで色素の昇華が惹き起こされる。 このようなプロセスは色素を物質の表面の中へ数ミクロンの深さまで浸透させ 、上記タイルまたはスラブ21の露出した表面の永久的彩色またはデコレーショ ンを確実にする。 上述の機械10により、本発明のプロセスは人工または合成石様物質から作ら れるスラブなどの連続生産を産業プラントで実施することが可能となる。 この機械10は具体的必要に応じ他の作業状況に対しても適応させることがで きる。 例えば、機械10は外部構造および真空ポンプから構成される手段(図には示 していない)を取り付けることができ、上記手段は彩色転写プロセスを真空下ま たは大気圧よりも低いどの圧力においても実施することを可能とする。これは彩 色転写の結果得られる品質にとって有利である。 さらに、この機械はコンベヤーの上で作動させる代わりに固定した作業面を取 り付けることができる。 この場合には、石様物質から作られるスラブは、作業面の上で手動でまたは他 の何らかの機械的手段で、例えば、作業面の上に置くためにこの機械の上流に配 置されたコンベヤーからスラブを持ち上げ、そして彩色転写プロセスが行われた ときはそれを持ち上げてこの機械の下流に配置されたコンベヤーの上に置くため に取付けられる適当なロボットにより移すことができる。 本発明の彩色またはデコレーションプロセスは、特に有利なそして彩色転写プ ロセスの品質の面でもかなり改良された結果を与える態様の形を提供する。 本発明の本質的特徴によれば、石様の人工的または合成的スラブは、染料との 樹脂親和性により昇華プロセスを促進する樹脂を含む。 本発明の態様の特に有利な形によれば、上記の樹脂はポリエステル樹脂から構 成される。 スラブの内側にポリエステル樹脂を導入するため、人工的物質の製造の間に元 のスラブミックスの中にそれを含めることが可能である。 上記の樹脂、特にポリエステル樹脂は、引用した先行技術に開示されているよ うにこの物質の表面の被覆の形にするのではなく、この物質マトリックスの中に 直接導入される。これは昇華染料の有利なそして素晴らしい転写を可能とする。 出願人が行ったテストでは、10%未満のポリエステル樹脂を含む元の混合物 を用いることにより得られる人工的床スラブの場合、スラブ内部への染料の良好 な浸透が達成され、そしてこの染料は磨り潰しによりこのスラブの磨かれた表面 を除去した後でさえもまだ見ることが可能であることが確認された。 有利でかつ好ましい態様の一つによれば、彩色転写プロセスは予め定められた 圧力、好ましくは数100グラム/cm2と数kg/cm2(石様物質の破壊限界 まで)の間の圧力を加圧グループ12によりスラブ表面に適用することにより行 われる。 多くの場合、そのような特徴は彩色転写時間を低下させ、石様物質中へのより 深部までの浸透を可能とする。 本発明のプロセスは石様スラブの上へのさらなる処理を行うことによりより一 層効果的になり得る。 彩色転写動作の前に行うべき第1の処理は、スラブの前−洗浄および前−乾燥 から構成され、そしてこれは前−洗浄装置(図には示していない)により、図1 に示すような特殊なコンベヤーによりスラブがその中を運搬される産業用プラン ト内で行われる。 ここで、スラブに、適当な前−洗浄液−特に有利な態様によればジメチルグリ オキシム混合液から構成される液−が散布される。 このような前−洗浄装置の下流で、スラブはさらなる作業台(図には示してい ない)の中で乾燥される。この作業台には例えば一列になった扇風機群が取付け られている。次いで、スラブは機械10に運搬される。 さらに有利で好ましい態様によれば、予熱した窯(例えば、電気加熱型、空気 加熱型または赤外線加熱型のもの)が機械10の上流に直接置かれる。上記の窯 の内側でスラブは好ましくは50℃と250℃の間の温度まで加熱される。この 処理により昇華プロセスが可能となりまたは増強される。 さらに、態様のさらなる形によれば、スラブ洗浄装置(例示されていない)は 機械10の直接下流に置かれる。 彩色転写の後に行われる洗浄操作は残存する可能性のある粒子をすべて消去で き、スラブに良好な輝きを与える。 上記操作はグリコール系の洗浄液を使用する場合に特に有効である。 上の説明によれば、本発明のプロセスは、どのような彩色やデコレーションを 望む場合も人工的および合成的石様物質を彩色またはデコレーションすることが 可能である。 これは単なる感覚的改良を超える幾つかの利点を含んでいる。 実際、本発明のプロセスは基本的彩色を持つスラブの産業規模の生産の達成を 可能とし、それにより上記スラブに個人に合わせたパターンのあるいは特殊な要 望の彩色またはデコレーションを連続的に施すことができる。 本発明のプロセスは市民用および/または産業用の建物の内壁または外壁、一 般にしっくいを塗ったまたは大理石風のものに彩色またはデコレーションを施す こともできる。 この場合には壁を樹脂、好ましくはポリエステル樹脂で前処理することが必要 である。 本発明のプロセスを実施するために、図2に示したタイプの機械30を使用す ることができる。上記機械は移動可能なベース31、例えば車輪の上に組立てら れたものを含み、そしてそれを所与の位置(示していない)に閉鎖するための適 当な手段が取付けられる。 門形(portal)32はベース31の上に組立てられる。上記門形32は一対の 垂直柱33および一つ以上の横木34を含んでおり、横木の上に移動可能な往復 台35が取付けられている。往復台35は横木34に沿って水平方向に移動可能 であり、横木は一つの機構、例えば垂直柱33に固定したウォームスクリュー、 により垂直に移動する。 この形の態様によれば、往復台35はその前部に作業グループ36を担ってお り、上記作業グループ36はモーター駆動手段を取り付けた連接した平行四辺形 支持構造により突き出すように支持されている。 作業グループ36は一般にアルミニウム合金から作られた平らな 表面を持ち、独立の加熱手段、例えば頭部それ自体の中の電気抵抗から構成され るもの、を取付けられた頭部37を含んでいる。上記頭部37は通常圧縮スプリ ング38で構成される弾性装置の作用を永続的に受けている。 さらに、作業グループ36は、昇華染料用の転写紙帯39、例えば上述のタイ プのものを頭部37の表面に沿ってスライドさせることができる一連のローラー を含んでいる。 帯39はドラム40から解かれ、頭部37の外部表面上にスライドし、次いで さらなるドラム41の上に再度巻き取られる。 ドラム40および41はベース31の上で適当に支持され、そしてベースはド ラム40および41のモーター駆動手段をも担っている。 機械30は下記のようにして作動する。すなわち、壁の上に転写される染料を 保持する帯はその一部が常に頭部37の転写位置にあるように一時停止しながら 進行し、頭部37は壁42に対して常に圧し付けられる。 彩色が転写されると、頭部37は引っ込み、帯は進行し、そして頭部37は再 び壁42の上に位置付けられ新たな転写運転の準備が整う。 運転のスピード、頭部37の温度および壁42の上に掛ける圧力は彩色または デコレーションを施すべき壁42の特性に従って選択される。 彩色転写を改良するため、壁は予め樹脂、好ましくはポリエステル樹脂で処理 される。 本発明の別の態様によれば、加圧グループは空気、蒸気、ガス、などの流体を 所与の圧力および温度で適用するのに適した特別のユ ニットから構成することができる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年6月4日(1998.6.4) 【補正内容】 明細書 石様物質および/または壁にデコレーションを施す方法 およびこの方法を実施するための機械 技術分野 本発明は石様物質および/または壁にデコレーションを施す方法に関する。 より正確には、本発明は、一般にはタイル、床スラブまたは煉瓦、パネルおよ び同種のものにより構成されている石様物質の上にパーマネント彩色デコレーシ ョンまたはデザインを移すことを可能とする方法に関する。このような物質は人 工的でも合成的でもよく、そして床、外被あるいは墓石のような記念碑を作るの に少なくとも適するものである。 さらに、本発明は上記の方法を実施するための機械に関する。 本発明は主に産業用の建物の分野で利用される。 背景技術 予め定められた量の結合樹脂で結合された、例えば、大理石および/または砂 および/または水晶および/または異種の小さな装飾用要素(金属、ガラス、セ ラミクス、木材、宝石および同種のもの)、または花崗岩、珪砂または砂から構 成される塊状物質からパネルまたはスラブを製造する既知の方法は種々の作業段 階を含んでおり、より正確には次のようになる。 第1段階では、塊を構成する様々な物質が砕かれる、 第2段階では、できるだけ均一な産物が得られるように砕かれた物質を混合す る、この段階の間に結合用樹脂が添加される、 第3段階では、この塊を成型しそして圧縮する、この間に正確な形が得られる 、 第4段階では、予め定められた温度でパネルの硬化が行われる、 第5段階では、パネルの両面がドレッシング(仕上げ、装飾)および磨き上げ に付される、 第6段階では、パネルをサイズに合わせて切断し、面どりし、寸法を測りそし て皿穴にし、その後に最終生産物が出荷される。 このような方法は塊状物質から最終生産物の外観に威厳をつける装飾的要素を 恐らく含むであろうパネルまたはスラブを製造することを許すものであって、上 記パネルまたはスラブは注意深く予め定められた長さ、幅および厚さを持ってお り、上記方法は特殊な機械により連続的に実施することができる。 この方法を実施するために使用する樹脂は砕かれた石の粒子を結合させるとい うユニークな役割を果たすことが強調されねばならない。この課題を遂行するた めに幾つかの異なる種類の結合用樹脂、例えば、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹 脂、フェノール樹脂、が使用される。 しかしながら、このような方法ではその製造後に好みのままにスラブまたはパ ネルの表面の彩色やデコレーションを修正することができない。 文献GB−A−1,463,596号はエポキシ樹脂を含む表面を持つ金属ま たは硬い非金属基質を彩色するためのプロセスを開示する。上記プロセスは次の 工程を含む。すなわち、上記表面を一つ 以上の気化し得るまたは昇華し得る染料を保持する一時的担体と接触させる工程 、染料または担体からの染料を彩色すべき表面の上に転写させるためそのような 組み合わせを加熱する工程、次いでその一時的担体を除去する工程である。 そのほかに、文献US−A−4,174,250号は、染料を受け入れ側のプ ラスチック樹脂表面に昇華転写することにより物品、例えば、タイルを印刷する 装置および方法を開示する。 例えば、スラブが亀裂や裂け目などを生じた場合にその表面を修復する別の方 法が知られている。 この場合、露出した表面は裂け目の中に浸透する天然または合成の樹脂で処理 され、ついでその表面を注意深く磨き上げられる。 この場合にも、また、一般にスラブまたはタイルとして成型された物質の露出 した表面にデコレーションまたは彩色を施すことは不可能である。 さらに、当技術分野で公知の別の方法によれば、大理石、石、花崗岩、などの 天然物の混合物から形成されるタイルまたはスラブの露出した表面は、ポリエス テル樹脂を含むかまたは少なくともそれで富化させた生産物により表面磨き処理 を受け、その後上記露出表面の彩色プロセスが行われる。 GB−A−1444368号は合成樹脂で被覆されたセラミックタイルの転写 染色のプロセスに関するものであって、上記合成樹脂は昇華性の分散色素に対し 親和性を持っている。 FR−A−2521489号は合成樹脂で予め被覆されている支持体上への昇 華性染料の熱転写のためのプロセスを開示する。 US−A−4406662号は昇華可能な分散染料を用いる充填ポリマー粒子 の表面を印刷するための熱転写のプロセスに関する。 FR−A−2380901はポリマーによる透明な被覆を持つ水耐性の装飾さ れたパネルを製造するプロセスを開示しており、上記ポリマーはポリエステル樹 脂であることが有利である。 US−A−4172418号は基質の昇華印刷を行うための静電法およびそれ を実施するための装置を取り扱っており、印刷されるデザインを含むマトリック スが所与の極性に静電的に荷電されておりそして反対に荷電されている微細な分 散色素粉末が上記マトリックスと接触させられるものである。 発明の詳細な説明 本発明は人工的および/または合成的タイル−またはスラブ−型の物質に、そ の露出した表面の上にそしてその物質の内部の所与の深さまで、所望の彩色また はデコレーションを押し付ける(impress)ことによりパーマネントなデコレーシ ョンまたは彩色を施すことを可能とする新規な方法を提供することを目的とする 。 これは主クレームに記述した特徴を持つ方法を用いることにより達成される。 従属クレームは本発明の方法の態様の特に有利な形を記述する。 さらに、本発明は上記の方法を産業的規模で実施することを可能とする機械の 提供をも目的とする。 これは請求項10に記述した特徴を持つ機械により達成される。 請求項10に従属するクレームは上記機械の態様の有利な形を記述する。 本発明によれば、スラブ型物質にデコレーションおよび/または 彩色を施す方法は上記物質の露出した表面への昇華性染料の熱転写を含んで成る ものであって、上記昇華性染料が一般にシートまたはバンドの形の転写紙により 構成される適当な担体により運ばれるものである。 上記方法は、予め定められた温度で予め定められた時間の間行われるものであ るが、昇華染料を永久的にその物質の表面にそしてその内側の数ミクロンの深さ まで転写させることができる。 このような方法で、物質の物理的−機械的特性、例えば、硬さ、乱暴な取扱い への耐久性、などを低下させることなく、その物質の表面にデコレーション、彩 色または威厳を与えることが可能となる。 図面の説明 本発明の他の特徴や利点は、添付の図面に示す図の助けを借り、非限定的な実 施例の形で提供される下記の説明を読めば明らかとなる。上記の図は本発明の方 法を実施するための産業用用途の機械の図式的側面図を表す。 態様の一つの形の説明 この図では、参照符号10は産業用途のための機械を一般的に示す。この機械 は本発明によりスラブ型物質にデコレーションおよび/または彩色を施すための 方法を実施するのに適している。 上記の形の態様によれば、機械10は加圧グループ12がその上に組立てられ る支持枠11を含んでおり、上記加圧グループ12は、矢で示されるような垂直 運動するために、例えばジャッキ13により動かされ、そして例えば織物の被覆 を持つアルミニウム合金シ ートまたは層状の物質で構成されている加圧表面を示している。 枠11の垂直部15に固く固定された第1の対の支持体14は第1のドラム1 6を支え、ドラムの上には昇華染料転写紙の帯17が巻かれており、上記昇華染 料転写紙は例えばコンファロニエリF.lli Di Mario S.p.A.,Bergamo(Italy)が 製造しているタイプのものであり、昇華染料のための支持フィルムとして作動す る。 第2の対の支持体は枠11の反対側の垂直部18の上に組立てられ、上記支持 体は第2のドラム19を支えており、このドラムの上に上記の帯17が第1のド ラム16から解かれた後再び巻き付くことになる。 帯17のこの解きと再巻き付けの経路は図に示してある。そして帯17は本発 明の態様の特に有利な形によれば加熱手段、例えば電気抵抗を内部に取付けられ た加圧グループ12の下を通過することに特に言及することができる。 図に示す態様の形によれば、加圧グループ12は作業面、この場合はコンベヤ ー20、例えば一時的に停止しながら進行する運動を行うコンベヤーにより構成 されるもの、の上で作動する。 人工または合成石様物質から作られた一連のスラブまたはタイルまたは床煉瓦 は、先行する他の作業台からやってきたとき、上記のコンベヤー20に載って運 ばれる。 図に示す態様の特別な形によれば、本発明のプロセスは第1のドラム16から 帯17の予め定められた量だけ解き、コンベヤー20を一時止めそしてタイルま たはスラブ21の上に加圧グループ12を同時に降ろすことにより行われる。 予め定められた時間(それは一般に数秒間から約1分間まで変動する)加圧グ ループ12をタイルまたはスラブ21の表面(または それから極めて近い距離)に、同時熱伝導を行いながら(このプロセスは、状況 に応じて、約50℃から250℃までの範囲の温度で行う)適用すると、帯17 からタイルまたはスラブ21の表面まで色素の昇華が惹き起こされる。 このようなプロセスは色素を物質の表面の中へ数ミクロンの深さまで浸透させ 、上記タイルまたはスラブ21の露出した表面の永久的彩色またはデコレーショ ンを確実にする。 上述の機械10により、本発明のプロセスは人工または合成石様物質から作ら れるスラブなどの連続生産を産業プラントで実施することが可能となる。 この機械10は具体的必要に応じ他の作業状況に対しても適応させることがで きる。 例えば、機械10は外部構造および真空ポンプから構成される手段(図には示 していない)を取り付けることができ、上記手段は彩色転写プロセスを真空下ま たは大気圧よりも低いどの圧力においても実施することを可能とする。これは彩 色転写の結果得られる品質にとって有利である。 さらに、この機械はコンベヤーの上で作動させる代わりに固定した作業面を取 り付けることができる。 この場合には、石様物質から作られるスラブは、作業面の上で手動でまたは他 の何らかの機械的手段で、例えば、作業面の上に置くためにこの機械の上流に配 置されたコンベヤーからスラブを持ち上げ、そして彩色転写プロセスが行われた ときはそれを持ち上げてこの機械の下流に配置されたコンベヤーの上に置くため に取付けられる適当なロボットにより移すことができる。 本発明の彩色またはデコレーションプロセスは、特に有利なそし て彩色転写プロセスの品質の面でもかなり改良された結果を与える態様の形を提 供する。 本発明の本質的特徴によれば、石様の人工的または合成的スラブは、染料との 樹脂親和性により昇華プロセスを促進する樹脂を含む。 本発明の態様の特に有利な形によれば、上記の樹脂はポリエステル樹脂から構 成される。 スラブの内側にポリエステル樹脂を導入するため、人工的物質の製造の間に元 のスラブミックスの中にそれを含めることが可能である。 上記の樹脂、特にポリエステル樹脂は、引用した先行技術に開示されているよ うにこの物質の表面の被覆の形にするのではなく、この物質マトリックスの中に 直接導入される。これは昇華染料の有利なそして素晴らしい転写を可能とする。 出願人が行ったテストでは、10%未満のポリエステル樹脂を含む元の混合物 を用いることにより得られる人工的床スラブの場合、スラブ内部への染料の良好 な浸透が達成され、そしてこの染料は磨り潰しによりこのスラブの磨かれた表面 を除去した後でさえもまだ見ることが可能であることが確認された。 有利でかつ好ましい態様の一つによれば、彩色転写プロセスは予め定められた 圧力、好ましくは数100グラム/cm2と数kg/cm2(石様物質の破壊限界 まで)の間の圧力を加圧グループ12によりスラブ表面に適用することにより行 われる。 多くの場合、そのような特徴は彩色転写時間を低下させ、石様物質中へのより 深部までの浸透を可能とする。 本発明のプロセスは石様スラブの上へのさらなる処理を行うこと によりより一層効果的になり得る。 彩色転写動作の前に行うべき第1の処理は、スラブの前−洗浄および前−乾燥 から構成され、そしてこれは前−洗浄装置(図には示していない)により、図に 示すような特殊なコンベヤーによりスラブがその中を運搬される産業用プラント 内で行われる。 ここで、スラブに、適当な前−洗浄液−特に有利な態様によればジメチルグリ オキシム混合液から構成される液−が散布される。 このような前−洗浄装置の下流で、スラブはさらなる作業台(図には示してい ない)の中で乾燥される。この作業台には例えば一列になった扇風機群が取付け られている。次いで、スラブは機械10に運搬される。 さらに有利で好ましい態様によれば、予熱した窯(例えば、電気加熱型、空気 加熱型または赤外線加熱型のもの)が機械10の上流に直接置かれる。上記の窯 の内側でスラブは好ましくは50℃と250℃の間の温度まで加熱される。この 処理により昇華プロセスが可能となりまたは増強される。 さらに、態様のさらなる形によれば、スラブ洗浄装置(例示されていない)は 機械10の直接下流に置かれる。 彩色転写の後に行われる洗浄操作は残存する可能性のある粒子をすべて消去で き、スラブに良好な輝きを与える。 上記操作はグリコール系の洗浄液を使用する場合に特に有効である。 上の説明によれば、本発明のプロセスは、どのような彩色やデコレーションを 望む場合も人工的および合成的石様物質を彩色またはデコレーションすることが 可能である。 これは単なる感覚的改良を超える幾つかの利点を含んでいる。 実際、本発明のプロセスは基本的彩色を持つスラブの産業規模の生産の達成を 可能とし、それにより上記スラブに個人に合わせたパターンのあるいは特殊な要 望の彩色またはデコレーションを連続的に施すことができる。請求の範囲 1. タイル−またはスラブ−形の石様人工または合成物質にデコレーションお よび/または彩色を施すプロセスであって、デコレーションおよび/または彩色 を施すべき表面に一つ以上の昇華染料を塗布することを含み、上記塗布が約50 ℃から250℃までの温度範囲で行われるものであり、上記昇華染料が適当な担 体の上に支持されているものであり、昇華プロセスの間にタイルまたはスラブの 表面を通る色素の移動を増強するため天然樹脂または合成樹脂が上記人工物質の 元の組成に混合されることを特徴とするプロセス。 2. 上記樹脂がポリエステル樹脂であることを特徴とする、請求項1記載のプ ロセス。 3. 染料昇華プロセスを行う前に上記物質を洗浄しそして乾燥することを特徴 とする、請求項1または請求項2記載のプロセス。 4. 洗浄操作がジメチルグリオキシムを含む混合液を用いて行うことを特徴と する、請求項3記載のプロセス。 5. 上記物質が昇華プロセスを行う直前に50℃と250℃の間の温度まで加 熱されることを特徴とする、請求項1または請求項2記載のプロセス。 6. 真空雰囲気下でまたは大気圧よりも低い圧力の気圧の下で行われることを 特徴とする、請求項1記載のプロセス。 7. 上記担体がデコレーションおよび/または彩色を施されるべき物質から短 い距離で保持されることを特徴とする、請求項1記載のプロセス。 8. 上記支持手段がデコレーションおよび/または彩色を施されるべき物質に 対し予め定められた圧力、好ましくは数kg/cm2と数10kg/cm2まで、 この物質の破壊点までの間を含む圧力で加圧されることを特徴とする、請求項1 記載のプロセス。 9. 上記支持手段が昇華染料用の転写紙で構成されるものであり、上記の紙が シートまたは連続した帯の形状をしているものであることを特徴とする、前記請 求項のいずれか1項に記載のプロセス。 10. 前記請求項のいずれか1項に記載のプロセスを実施するための機械(1 0)であって、上記機械がタイル−またはスラブ−形の石様人工または合成物質 (21)の上に昇華染料を塗布するために提供されるものであり、上記機械がそ の上に上記物質(21)が置かれる移動可能なまたは固定した作業面(20)、 加圧グループ(12)、この物質または上記加圧グループ(12)の頭部(37 )を加熱するための加熱ユニット、並びに加圧グループ(12)の頭部(37) と上記物質(21)の間のシート形または連続した帯形の昇華染料用担体(17 )を置くためのフィーダー(16、19)を含むものである機械。 11. 上記加圧グループ(12)が空力学的および/または水力学的および/ または油力学的手段により駆動されることを特徴とする、請求項10記載の機械 (10)。 12. 加圧グループの頭部(37)が金属材料、好ましくはアルミニウム合金 、または織物材料から作られているものであることを特徴とする、請求項10ま たは請求項11記載の機械(10)。 13. 上記作業面が一時的に停止するコンベヤー(20)から構成されている ものであることを特徴とする請求項10〜請求項12いずれか1項に記載の機械 。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AU,BA,BB ,BG,BR,CA,CN,CU,CZ,EE,GE, HU,IL,IS,JP,KP,KR,LC,LK,L R,LT,LV,MG,MK,MN,MX,NO,NZ ,PL,RO,SG,SI,SK,TR,TT,UA, US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. タイル−またはスラブ−形の石様人工または合成物質にデコレーションお よび/または彩色を施すプロセスであって、デコレーションおよび/または彩色 を施すべき表面に一つ以上の昇華染料を塗布することを含み、上記塗布が約50 ℃から250℃までの温度範囲で行われるものであり、上記昇華染料が適当な担 体の上に支持されているものであり、昇華プロセスの間にタイルまたはスラブの 表面を通る色素の移動を増強するため天然樹脂または合成樹脂が上記人工物質の 元の組成に混合されることを特徴とするプロセス。 2. 上記樹脂がポリエステル樹脂であることを特徴とする、請求項1記載のプ ロセス。 3. 染料昇華プロセスを行う前に上記物質を洗浄しそして乾燥することを特徴 とする、請求項1または請求項2記載のプロセス。 4. 洗浄操作がジメチルグリオキシムを含む混合液を用いて行うことを特徴と する、請求項3記載のプロセス。 5. 上記物質が昇華プロセスを行う直前に50℃と250℃の間の温度まで加 熱されることを特徴とする、請求項1または請求項2記載のプロセス。 6. 真空雰囲気下でまたは大気圧よりも低い圧力の気圧の下で行われることを 特徴とする、請求項1記載のプロセス。 7. 上記担体がデコレーションおよび/または彩色を施されるべき物質から短 い距離で保持されることを特徴とする、請求項1記載のプロセス。 8. 上記支持手段がデコレーションおよび/または彩色を施されるべき物質に 対し予め定められた圧力、好ましくは数kg/cm2と数10kg/cm2まで、 この物質の破壊点までの間を含む圧力で加圧されることを特徴とする、請求項1 記載のプロセス。 9. 上記支持手段が昇華染料用の転写紙で構成されるものであり、上記の紙が シートまたは連続した帯の形状をしているものであることを特徴とする、前記請 求項のいずれか1項に記載のプロセス。 10. 前記請求項のいずれか1項に記載のプロセスを実施するための機械(1 0)であって、上記機械がタイル−またはスラブ−形の石様人工または合成物質 (21)の上に昇華染料を塗布するために提供されるものであり、上記機械がそ の上に上記物質(21)が置かれる移動可能なまたは固定した作業面(20)、 加圧グループ(12)、この物質または上記加圧グループ(12)の頭部(37 )を加熱するための加熱ユニット、並びに加圧グループ(12)の頭部(37) と上記物質(21)の間のシート形または連続した帯形の昇華染料用担体(17 )を置くためのフィーダー(16、19)を含むものである機械。 11. 上記加圧グループ(12)が空力学的および/または水力 学的および/または油力学的手段により駆動されることを特徴とする、請求項1 0記載の機械(10)。 12. 加圧グループの頭部(37)が金属材料、好ましくはアルミニウム合金 、または織物材料から作られているものであることを特徴とする、請求項10ま たは請求項11記載の機械(10)。 13. 上記作業面が一時的に停止するコンベヤー(20)から構成されている ものであることを特徴とする請求項10〜請求項12いずれか1項に記載の機械 。 14. デコレーションおよび/または彩色を施すべき表面に一つ以上の昇華染 料を塗布することを含む、市民用または産業用建物の壁の外部表面にデコレーシ ョンおよび/または彩色を施すためのプロセスであって、上記塗布が約50℃か ら250℃までの範囲の温度で行われるものであり、上記昇華染料が適当な担体 の上に支持されているものであるプロセス。 15. 彩色および/またはデコレーションを施すべき壁が昇華プロセスの前に 天然樹脂または合成樹脂による表面処理を受けるものである、請求項14記載の プロセス。 16. 上記樹脂がポリエステル樹脂である、請求項15記載のプロセス。 17. 上記機械がその上に作業グループ(36)が存在する往復 台(35)を取付けられた支持枠(32、33)を含むものであり、上記作業グ ループ(36)が頭部(37)を含むものであること、上記作業グループ(36 )が予め定められた温度まで上記頭部(37)を加熱するための手段を具備して いること、およびそれが上記頭部(37)と上記壁(42)の間に昇華染料用転 写帯をフィードするための手段(40、41)を含むものであることを特徴とす る、請求項14〜請求項16いずれか1項に記載のプロセスを実施するための機 械(30)。 18. 上記作業グループ(36)が上記頭部(37)の上に作用する弾性手段 (38)を含むものであることを特徴とする、請求項17記載の機械(30)。 19. 上記フィード手段が上記転写帯を巻き付けそして解くための一対のモー ター付きドラム(40、41)から構成されるものであることを特徴とする、請 求項17または請求項18記載の機械。 20. 上記機械が移動可能なベース(31)の上に配置されそして適当な封鎖 手段を取付けられていることを特徴とする、請求項14〜請求項19いずれか1 項に記載の機械。
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