JP2000512676A - Nor―hals化合物を使用するポリマーの分解 - Google Patents

Nor―hals化合物を使用するポリマーの分解

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Abstract

(57)【要約】 ポリマー、特に中古合成樹脂と使用済合成樹脂の分解のための方法が記載されており、この方法では、所謂NOR−HALS化合物〔例えば基: (式中、R*は炭素原子数1ないし20のアルキル基、OH基で置換されている炭素原子数1ないし20のアルキル基、場合によっては炭素原子数1ないし4のアルキル基で置換されている炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基又はO又はSで中断されている炭素原子数2ないし20のアルキル基を表す。)を持つ化合物である。〕が添加されそしてポリマーのための通常の加工温度(280℃以上)より高い温度以上に加熱される。

Description

【発明の詳細な説明】NOR−HALS化合物を使用するポリマーの分解 本発明は、高分子例えば中古−又は使用済プラスチックの分子量低下のための 方法であって;下記に更に説明した所謂「NOR−HALS化合物」の少なくと も1種を添加し次いで280℃以上の温度に加熱することからなる方法に関する 。 プラスチックの廃棄処理については、化学的リサイクル即ちポリマーのオリゴ マーと低分子量生産物への分解は、従来の熱機械的再成形法と比較して重要度を 増して来ている。 化学的リサイクルは、いろいろの方法例えば水素化、粘度低下(Visbre aking)、ガス化又は熱分解により実施することができるが(U.Hofmann,M. Gebauer,Kunstoffe 83,259(1993);D.E.Vesper,U.Guhr,Kunststoffe 83,905(19 93),H.Waniek,U.Stabel,Kunststoffe 84,109(1994);G.Menges,J.Bandrup,Kuns tstoffe 84,114(1994);P.Mapleston,Mod.Plast.Int.1993,32),押出し工程によ っても実施することができる。その際、特にオリゴマーが発生する[W.Hasberg,D .Vesper,M.Gebauer,Kunststoffe 84,103(1994),W.Micheli,V.Lackner,「ポリ マーの安定化と分解に関する国際会議講演集(Vortrag Int.Conf.on Advances i n the Stabilization and Degradation of Polymers,CH-Luzern,1994,177)」] 。触媒の使用も提案されている(DE−4 224 990)。 ポリプロピレンのようなプラスチックの場合の分子量分割に適合させるために 過酸化物を主とする化合物が添加され、それが長鎖を分解する作用をする。この 化合物は既に比較的低い温度で分解しそしてそのために高温(即ち、通常の分子 量分割温度より高い温度)に於いて特定の条件でのみ適している。高い濃度での これらの化合物の添加は、安全性を脅かすリスクを更に回避しなければならず、 そのために相当する保護措置を必要とする。 従って、その作用が高温で初めて開始する分解を速める添加剤を用意すること にかかってきている。この目的のために、下記する「NOR−HALS化合物」 類の中に適している添加剤を今や見出した。 かくして、本発明は、280℃以上、特に280ないし400℃の温度におい てのポリマーについての分子量低下の方法であって、その方法において基: (式中、Gは水素原子又はメチル基を表しそしてG1とG2は水素原子、メチル基 又は一緒になって=Oを表す。)を少なくとも一つ含有するNOR−HALS化 合物を分解触媒として添加する方法に関する。押出工程により処理するのが目的 に合った方法である。 ポリマーは、所望の分解が起こる高温に十分な時間置かれなければならないと 理解される。この時間は、通常はポリマーの加工の際に高温が適用される時間よ り長い。分解時間は、温度、分解される材料と場合によっては利用される押出機 の種類によって顕著に変わる。普通は2ないし120分、特に5ないし90分で ある。一般によく知られているように、所謂立体障害アミン(indered mine igh tabilizers,HALS)はポリマーに加 工の際に既に頻繁に光防護剤として添加されている。 上述のNOR−HALS化合物は、始めに過酸化物に就いて記述したように、 配合する際に鎖の分解を起こすが;しかしながら、それら化合物は、又、ポリマ ー、特にポリプロピレンの分子量制限又は分子量分割の制御にも適している。 本発明の方法に於いて、NOR−HALS化合物は目的のためには0.01ないし 10.0、例えば0.05ないし5.0、好ましくは0.05ないし3.0、更に特に好ましくは0. 1ないし2.0重量%含有されている。その際、1種又は2種以上の化合物であって もよい。示してある重量%は、これらの化合物の合計量である。その際の計算基 準は、NOR−HALS化合物を除いたポリマーの全重量に基づいている。 本発明に従ったNOR−HALS化合物は、式:(場合によっては、更に下記したような式:II又はIII) (式中、Gは水素原子又はメチル基を表しそしてG1とG2は水素原子、メチル基 又は一緒になって=Oを表す。好ましくは、式I又はIIで表されるポリアルキル ピペリジン基は、4−位を1又は2個の極性基で又は1個の極性スピロ環系で置 換されている。)で表される基を少なくとも一つ含むポリアルキルピペリジン誘 導体である。 このような化合物の例は下記の米国特許に見出すことができる:米国特許No. 4 590 231,5 300 647,4 831 134,5 204 473,5 004 770,5 096 950, 5 021 478,5 118 736,5 021 480,5 015 683,5 021 481,5 019 613, 5 021 486,5 021 483,5 145 893,5 286 865,5 359 069,4 983 737, 5 047 489,5 077 340,5 021 577,5 189 086,5 015 682,5 015 678, 5 051 511,5 140 081,5 204 422,5 026 750,5 185 448,5 180 829, 5 262 538,5 371 125,5 216 156,5 300 544。 本方法の中で好ましくは、式 〔式中、Gは水素原子を表し、 G1とG2は上述と同じに定義されそして G11は水素原子、炭素原子数1ないし18のアルキル基、炭素原子数2ないし 18のアルケニル基、炭素原子数3ないし18のアルキニル基、炭素原子数5な いし12のシクロアルキル基、炭素原子数6ないし10のビシクロアルキル基、 炭素原子数5ないし8のシクロアルケニル基、フェニル基、ナフチル基、炭素原 子数7ないし12のフェニルアルキル基;7ないし14の炭素原子を持つ、アル キル基又はフェニル基で置換されているフェニル基又はフェニルアルキル基;又 は式−CO−D’(式中、D’は炭素原子数1ないし18のアルキル基、炭素原 子数1ないし18のアルコキシ基、フェニル基の意味を持つか、又はヒドロキシ 基、炭素原子数1ないし8のアルキル基、炭素原子数1ないし8のアルコキシ基 、アミノ基又は炭素原子数1ないし8のアルキル基又はフェニル基で単−又は二 −置換されているアミノ基で置換されているフェニル基の意味を持つ。)で表さ れる基を表す。〕で表される基を持つ化合物の使用である。 G11は、とりわけ炭素原子数1ないし18のアルキル基、炭素原子数3ないし 8のアルケニル基、炭素原子数3ないし8のアルキニル基、炭素原子数5ないし 8のシクロアルキル基、炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基、炭素原子 数2ないし18のアルカノイル基、炭素原子数3ないし6のアルケノイル基、例 えば炭素原子数1ないし18のアルキル基、炭素原子数5ないし8のシクロアル キル基又は炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基を表す。 特に好ましくは、基: (式中、R*は、その場合、炭素原子数1ないし20のアルキル基、OHで置換 されている炭素原子数1ないし20のアルキル基、場合によっては炭素原子数1 ないし4のアルキル基で置換されている炭素原子数5ないし12のシクロアルキ ル基、炭素原子数7ないし9のフェニルアルキル基又はO又はSで中断されてい る炭素原子数2ないし20のアルキル基を表し、好ましくは炭素原子数1ないし 12のアルキル基、ベンジル基又は炭素原子数5ないし8のシクロアルキル基特 に炭素原子数6ないし10のアルキル基又はシクロヘキシル基を表す。)を持つ NOR−HALS化合物を使用する。 下記(a)ないし(h)群に記載されていて、上記に記載の式Iにより表され る基を少なくとも一つ持つ所謂立体障害アミン誘導体を使用するのが特に興味が ある: (a)式IVの化合物 式中、nは1ないし4の数を表し、 GとG1は、各々互いに独立して水素原子又はメチル基を表し、 G11は、上述と同じに定義されそして、 G12は、n=1である場合は、水素原子、1個又は2個以上の酸素原子により 中断されていてもよい炭素原子数1ないし18のアルキル基、2−シアノエチル 基、ベンジル基、グリシジル基;脂肪族、環式脂肪族、芳香−脂肪族、不飽和の 又は芳香族のカルボン酸、カルバミン酸又は含リンの酸の一価の基;又は一価の シリル基を表し、好ましくは炭素原子数2ないし18の脂肪族カルボン酸の、炭 素原子数7ないし15の環式脂肪族カルボン酸の、炭素原子数3ないし5のβ− 不飽和カルボン酸の又は炭素原子数7ないし15の芳香族カルボン酸のアシル基 を表し;それらの場合、カルボン酸は、脂肪族、環式脂肪族又は芳香族基の部分 が1ないし3個の基−COOZ12(基中、Z12は水素原子、炭素原子数1ないし 20のアルキル基、炭素原子数3ないし12のアルケニル基、炭素原子数5ない し7のシクロアルキル基、フェニル基又はベンジル基を表す。)で置換されてい てもよく; G12は、n=2である場合は、炭素原子数2ないし12のアルキレン基、炭素 原子数4ないし12のアルケニレン基、キシリレン基;脂肪族、環式脂肪族、芳 香−脂肪族又は芳香族のジカルボン酸の、ジカルバミン酸又は含リンの酸の二価 の酸基、又は二価のシリル基を表し、 好ましくは炭素原子数2ないし36の脂肪族ジカルボン酸の、炭素原子数8な いし14の環式脂肪族又は芳香族ジカルボン酸の又は炭素原子数8ないし14の 脂肪族、環式脂肪族又は芳香族ジカルバミン酸のアシル基を表し、それらの場合 、ジカルボン酸は、脂肪族基、環式脂肪族基又は芳香族基の部分が1または2個 の基−COOZ12で置換されていてもよく; G12は、n=3である場合は、脂肪族、環式脂肪族又は芳香族トリカルボン酸 の三価の酸基を表し、それらの場合、上記酸基は脂肪族、環式脂肪族又は芳香族 基の部分が−COOZ12で置換されていてもよく;又は芳香族トリカルバミン酸 の又は含リンの酸の三価の酸基、又は三価のシリル基を表し;又は G12は、n=4である場合は、脂肪族、環式脂肪族又は芳香族のテトラカルボ ン酸の四価の酸基を表す。 上述の酸基は、それぞれの場合に式(−CO)nR(式中、nの意味は上述の通 りであり、Rの意味は上述の定義を表す。)により表される基を包含する。 炭素原子数1ないし12のアルキル基は、例えばメチル基、エチル基、n−プ ロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチ ル基、n−ヘキシル基、n−オクチル基、2−エチルヘキシル基、n−ノニル基 、n−デシル基、n−ウンデシル基又はn−ドデシル基を表す。 炭素原子数1ないし18のアルキル基として定義されるG11とG12は、例えば 上述の基であり得てそして追加して例えばn−トリデシル基、n−テトラデシル 基、n−ヘキサデシル基又はn−オクタデシル基を表す。 炭素原子数3ないし8のアルケニル基として定義されるG11は、例えば1−プ ロペニル基、アリル基、メタリル基、2−ブテニル基、2−ペンテニル基、2− ヘキセニル基、2−オクテニル基又は4−tert−ブチル−ブテニル基であり 得る。 炭素原子数3ないし8のアルキニル基として定義されるG11は、好ましくはプ ロパルギル基である。炭素原子数7ないし12のフェニルアルキル基として定義 G11は、好ましくは2−フェネチル基又はベンジル基である。 炭素原子数2ないし18のアルカノイル基として定義されるG11は、例えばプ ロピオニル基、ブチリル基、オクタノイル基であり、好ましくはアセチル基であ る。 炭素原子数3ないし6のアルケノイル基としては、好ましくはアクリロイル基 又はメタアクリロイル基である。 カルボン酸の一価のアシル基として定義されるG12は、例えば酢酸、ヘキサン 酸、ステアリン酸、アクリル酸、メタクリル酸、安息香酸又はβ−(3,5−ジ −tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸のアシル基である ;好ましくはステアリン酸、アクリル酸又はメタクリル酸のアシル基である。 一価のシリル基として定義されるG12は、例えば式-(Cj2j)-Si(Z')2Z ”(式中、jは2ないし5の全ての数を表し、そしてZ’とZ”は各々が互いに 独立して炭素原子数1ないし4のアルキル基又は炭素原子数1ないし4のアルコ キシ基を表す。)により表される基を表す。 ジカルボン酸の二価の酸基として定義されるG12は、例えばマロン酸、コハク 酸、グルタル酸、アジピン酸、スベリン酸、セバシン酸、マレイン酸、イタコン 酸、フタル酸、ジブチルマロン酸、ジベンジルマロン酸、ブチル−(3,5−ジ −tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)マロン酸又はビシクロヘプテン ジカルボン酸の酸基である。 トリカルボン酸の三価の基として定義されるG12は、例えばトリメリト酸、シ トロネン酸又はニトリロトリ酢酸の酸基である。 テトラカルボン酸の四価の基として定義されるG12は、例えばブタン−1,2 ,3,4−テトラカルボン酸又はピロメリト酸の四価の酸基である。 ジカルバミン酸の二価の基として定義されるG12は、例えばヘキサメチレンジ カルバミン酸基又は2,4−トルイレンジカルバミン酸基である。 式中、nは1又は2を表し、GとG1は水素原子を表し、G11は炭素原子数6 ないし10のアルキル基又はシクロヘキシル基を表しそしてG12は炭素原子数1 2ないし18の脂肪族モノカルボン酸のアシル基又は炭素原子数4ないし12の 脂肪族ジカルボン酸のジアシル基を表す式IVの化合物が好ましい化合物である。 これらの群のアルキルピペリジン化合物の重要な例を下記する: 1)1−オクチルオキシ−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメチル ピペリジン 2)1−シクロヘキシルオキシ−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラ メチルピペリジン 3)1−シクロヘキシルオキシ−4−ステアロイルオキシ−2,2,6,6 −テトラメチルピペリジン 4)コハク酸ビス(1−シクロヘキシルオキシ−2,2,6,6−テトラメ チルピペリジン−4−イル) 5)アジピン酸ビス(1−シクロヘキシルオキシ−2,2,6,6−テトラ メチルピペリジン−4−イル) 6)セバシン酸ビス(1−オクチルオキシ−2,2,6,6−テトラメチル ピペリジン−4−イル) (b)下式により表される化合物: 〔式中、nは1又は2の意味をそしてG、G1とG11は(a)で記述された意味 を持ち; G13は水素原子、炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数2ないし 5のヒドロキシアルキル基、炭素原子数5ないし7のシクロアルキル基、炭素原 子数7ないし8のアルアルキル基、炭素原子数2ないし18のアルカノイル基、 炭素原子数3ないし5のアルケノイル基、ベンゾイル基又は式: により表される基を表し; G14n=1である場合は、水素原子、炭素原子数1ないし18のアルキル 基、炭素原子数3ないし8のアルケニル基、炭素原子数5ないし7のシクロアル キル基;1個のヒドロキシ基、シアノ基、アルコキシカルボニル基又はカルバミ ド基により置換されている炭素原子数1ないし4のアルキル基;グリシジル基; 式-CH2-CH(OH)-Z又は式-CONH-Z(式中、Zは水素原子、メチル基又 はフェニル基を表す。)により表される基を表し; G14は、n=2である場合は、炭素原子数2ないし12のアルキレン基、炭素 原子数6ないし12のアリーレン基、キシリレン基、-CH2-CH(OH)-CH2- 基又は基-CH2-CH(OH)-CH2-O-D-O−(式中、Dは炭素原子数2ないし 10のアルキレン基、炭素原子数6ないし15のアリーレン基、炭素原子数6な いし12のシクロアルキレン基の意味を持つ。)を意味するか; 又は、G13がアルカノイル基、アルケノイル基又はベンゾイル基でないことを 条件として、G14は1−オキソ−炭素原子数2ないし12のアルキレン基;脂肪 族、環式脂肪族又は芳香族ジカルボン酸又はジカルバミン酸の二価の基又は基- CO-を意味し; 又はn=1である場合は、G13とG14は一緒になって脂肪族、環式脂肪族又は 芳香族の1,2−ジカルボン酸又は1,3−ジカルボン酸の二価の基を意味し得 る。〕 炭素原子数1ないし12のアルキル基又は炭素原子数1ないし18のアルキル 基は(a)で記述された意味を持つ。 炭素原子数5ないし7のシクロアルキル基は好ましくはシクロヘキシル基であ る。 炭素原子数7ないし8のアルアルキル基として定義されるG13は、好ましくは 2−フェネチル基又はベンジル基である。炭素原子数2ないし5のヒドロキシア ルキル基として定義されるG13は、好ましくは2−ヒドロキシエチル基又は2− 又は3−ヒドロキシプロピル基である。 炭素原子数2ないし18のアルカノイル基として定義されるG13は、例えばプ ロピオニル基、ブチリル基、オクタノイル基、ドデカノイル基、ヘキサデカノイ ル基、オクタデカノイル基、好ましくはアセチル基である。炭素原子数3ないし 5のアルケノイル基として好ましくはアクリロイル基である。 炭素原子数2ないし8のアルケニル基として定義されるG14は、例えばアリル 基、メト−アリル基、2−ブテニル基、2−ペンテニル基、2−ヘキセニル基又 は2−オクテニル基である。 1個のヒドロキシ基、シアノ基、アルコキシカルボニル基又はカルバミド基に より置換されている炭素原子数1ないし4のアルキル基として定義されるG14は 、例えば、2−ヒドロキシエチル基、2−ヒドロキシプロピル基、2−シアノエ チル基、メトキシカルボニルメチル基、2−エトキシカルボニルエチル基、2− アミノカルボニルプロピル基又は2−(ジメチルアミノカルボニル)エチル基で あり得る。 炭素原子数2ないし12のアルキレン基は、例えばエチレン基、プロピレン基 、2,2−ジメチルプロピレン基、テトラメチレン基、ヘキサメチレン基、オク タメチレン基、デカメチレン基又はドデカメチレン基である。 炭素原子数6ないし15のアリーレン基は、例えばo−、m−又はp−フェニ レン基、1,4−ナフチレン基又は4,4’−ジフェニレン基である。 炭素原子数6ないし12のシクロアルキレン基は好ましくはシクロヘキシレン 基である。 好ましい化合物は、式中、n=1又は2であり、Gは水素原子を、G11は炭素 原子数6ないし10のアルキル基又はシクロヘキシル基を、G13は水素原子、炭 素原子数1ないし12のアルキル基又は式Vaにより表される基を表しそして、 n=1である場合は、G14素原子又は炭素原子数1ないし12のアルキル基を表 しそしてn=2である場合は、炭素原子数2ないし8のアルキレン基又は1−オ キソ−炭素原子数2ないし8のアルキレン基を表す式Vにより表される化合物で ある。 (c)下式により表される化合物: 〔式中、nは1又は2を表し、そしてG、G1とG11は(a)で記述された意味 を持ち、そしてG15は、n=1である場合は、炭素原子数2ないし8のアルキレ ン基、炭素原子数2ないし8のヒドロキシアルキレン基又は炭素原子数4ないし 22のアシルオキシアルキレン基を意味し又はn=2である場合は、基(-CH2)2 C(CH2-)2を意味する。〕 炭素原子数2ないし8のアルキレン基又は炭素原子数2ないし8のヒドロキシ アルキレン基として定義されるG15は、例えばエチレン基、1−メチルエチレ ン基、プロピレン基、2−エチルプロピレン基又は2−エチル−2−ヒドロキシ メチルプロピレン基である。 炭素原子数4ないし22のアシルオキシアルキレン基として定義されるG15は 、例えば2−エチル−2−アセトキシメチルプロピレン基である。 (d)下式VIIA、VIIB及びVIICにより表される化合物、好ましくは式VIIC により表される化合物: 〔式中、nは1又は2を表し、そしてG、G1とG11は(a)で記述された意味 を持ち、 G16は水素原子、炭素原子数1ないし12のアルキル基、アリル基、ベンジル 基、グリシジル基又は炭素原子数2ないし6のアルコキシアルキル基を表し、 そしてG17は、n=1である場合は、水素原子、炭素原子数1ないし12のア ルキル基、炭素原子数3ないし5のアルケニル基、炭素原子数7ないし9のアル アルキル基、炭素原子数5ないし7のシクロアルキル基、炭素原子数2ないし4 のヒドロキシアルキル基、炭素原子数2ないし6のアルコキシアルキル基、炭素 原子数6ないし10のアリール基、グリシジル又は式-(CH2)p-COO-Q又は 式-(CH2)p-O-CO-Q(式中、pは1又は2を表し、そしてQは炭素原子数1 ないし4のアルキル基又はフェニル基を表す。)により表される基を表し; n=2である場合は、炭素原子数2ないし12のアルキレン基、炭素原子数4 ないし12のアルケニレン基、炭素原子数6ないし12のアリーレン基、基-C H2-CH(OH)-CH2-O-D-O-CH2-CH(OH)-CH2-(式中、Dは炭素原 子数2ないし10のアルキレン基、炭素原子数6ないし15のアリーレン基、炭 素原子数6ないし12のシクロアルキレン基の意味を意味する。)又は基-CH2 CH(OZ')CH2-(OCH2-CH(OZ')CH2)2-(式中、Z’は水素原子、炭 素原子数1ないし18のアルキル基、アリル基、ベンジル基、炭素原子数2ない し12のアルカノイル基又はベンゾイル基を意味する。)を表す。 T1とT2の各々は互いに独立して水素原子、炭素原子数1ないし18のアルキ ル基又は炭素原子数6ないし10のアリール基又は炭素原子数7ないし9のアル アルキル基を表し、それらの各々はハロゲン原子又は炭素原子数1ないし4の アルキル基により置換されていてもよく、又はT1とT2は一緒になって結合して いる炭素原子と一緒になって炭素原子数5ないし14のシクロアルカン環を形成 する。〕。 炭素原子数1ないし12のアルキル基は、例えばメチル基、エチル基、n−プ ロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチ ル基、n−ヘキシル基、n−オクチル基、2−エチルヘキシル基、n−ノニル基 、n−デシル基、n−ウンデシル基又はn−ドデシル基を表す。 炭素原子数1ないし18のアルキル基として定義される置換基は、例えば上述 の基であり得てそして例えばn−トリデシル基、n−テトラデシル基、n−ヘキ サデシル基又はn−オクタデシル基であり得る。 炭素原子数2ないし6のアルコキシアルキル基は、例えばメトキシメチル基、 エトキシメチル基、プロポキシメチル基、tert−ブトキシメチル基、エトキ シエチル基、エトキシプロピル基、n−ブトキシエチル基、tert−ブトキシ エチル基、イソプロポキシエチル基又はプロポキシプロピル基である。 炭素原子数3ないし5のアルケニル基として定義されるG17は、例えば1−プ ロペニル基、アリル基、メタリル基、2−ブテニル基又は2−ペンテニル基であ る。 炭素原子数7ないし9のアルアルキル基として定義されるG17、T1とT2は、 好ましくは2−フェネチル基又はベンジル基である。T1とT2がそれらが結合し ている炭素原子と一緒にシクロアルカン環を形成する時は、この環は例えばシク ロペンタン−、シクロヘキサン−、シクロオクタン−又はシクロドデカン−環で あり得る。 炭素原子数2ないし4のヒドロキシアルキル基として定義されるG17は、例え ば2−ヒドロキシエチル基、2−又は3−ヒドロキシプロピル基又は2−,3− 又は4−ヒドロキシブチル基である。 炭素原子数6ないし10のアリール基として定義されるG17、T1とT2は、好 ましくはフェニル基又はα−又はβ−ナフチル基であって、その各々はハロゲン 原子又は炭素原子数1ないし4のアルキル基で置換されていてもよい。 炭素原子数2ないし12のアルキレン基として定義されるG17は、例えばエチ レン基、プロピレン基、2,2−ジメチルプロピレン基、テトラメチレン基、ヘ キサメチレン基、オクタメチレン基、デカメチレン基又はドデカメチレン基であ る。 炭素原子数4ないし12のアルケニレン基として定義されるG17は、好ましく は2−ブテニレン基、2−ペンテニレン基又は3−ヘキセニレン基である。 炭素原子数6ないし12のアリーレン基として定義されるG17は、例えばo− 、m−又はp−フェニレン基、1,4−ナフチレン基又は4,4’−ジフェニレ ン基である。 炭素原子数2ないし12のアルカノイル基として定義されるZ’は、例えばプ ロピオニル基、ブチリル基、オクタノイル基、ドデカノイル基であり、更に好ま しくはアセチル基である。 炭素原子数2ないし10のアルキレン基、炭素原子数6ないし15のアリーレ ン基又は炭素原子数6ないし12のシクロアルキレン基として定義されるDは、 (b)で定義されている通りである。 (e)式VIIIで表される化合物(この化合物は選択により好ましい) 〔式中、n=1又は2であり、そしてG18は式: 又は (式中、GとG11は(a)で定義された通りであり、その場合Gは好ましくは水 素原子であり、そしてG11は好ましくは炭素原子数1ないし10のアルキル基又 はシクロヘキシル基を表し、そしてG1とG2は水素原子又はメチル基を表すか又 は一緒になって基=Oを表し、 Eは、-O-又は-NG13-を表し、Aは炭素原子数2ないし6のアルキレン基又 は-(CH2)3-O-を表し、そしてxは0又は1のいずれかを表し、 G13は、水素原子、炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数2ない し5のヒドロキシアルキル基又は炭素原子数5ないし7のシクロアルキル基を表 し、 G9はG18と同一であるか又は基-NG2122、-OG23、-NHCH2OG23又 は-N(CH2OG23)2の一つを表す。)により表される基を表し、 G20は、n=1である場合、G18又はG19と同一であり、そしてn=2である 場合は、基-E-B-E-(式中、Bは炭素原子数2ないし8のアルキレン基又は1 又は2個の基N(G21)-により中断されている炭素原子数2ないし8のアルキレ ン基を表す。)を表し、 G21は炭素原子数1ないし12のアルキル基、シクロヘキシル基、ベンジル基 又は炭素原子数1ないし4のヒドロキシアルキル基又は式(Va)を表し、 G22は炭素原子数1ないし12のアルキル基、シクロヘキシル基、ベンジル基 又は炭素原子数1ないし4のヒドロキシアルキル基を表し、 そしてG23は水素原子、炭素原子数1ないし12のアルキル基又はフェニル基 を表すか、 又はG21とG22は一緒になって炭素原子数4ないし5のアルキレン基又は炭素 原子数4ないし5のオキサアルキレン基、例えば により表される基を表すか、又はG21は式:により表される基を表す。〕。 炭素原子数1ないし12のアルキル基は、例えばメチル基、エチル基、n−プ ロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、n−ヘキシ ル基、n−オクチル基、2−エチルヘキシル基、n−ノニル基、n−デシル基、 n−ウンデシル基又はn−ドデシル基を表す。 炭素原子数1ないし4のヒドロキシアルキル基は、例えば2−ヒドロキシエチ ル基、2−又は3−ヒドロキシプロピル基又は2−,3−又は4−ヒドロキシブ チル基である。 炭素原子数2ないし6のアルキレン基として定義されるAは、例えばエチレン 基、プロピレン基、2,2−ジメチルプロピレン基、テトラメチレン基、ペンタ メチレン基又はヘキサメチレン基である。 炭素原子数4ないし5のアルキレン基又は炭素原子数4ないし5のオキサアル キレン基として一緒にして定義されるG21とG22は、例えばテトラメチレン基、 ペンタメチレン基又は3−オキサペンタメチレン基である。 これらの群のポリアルキルピペリジン化合物の重要な例は下記の式で表される 化合物である: 7) 式中、R= 8) 9) 10) (f)繰り返し構造単位が式I特に式IIIのN−置換−2,2,6,6−テト ラメチルピペリジン基を含有しているオリゴマー又はポリマー化合物;好ましく はポリエステル、ポリエーテル、ポリアミド、ポリアミン、ポリウレタン、ポリ 尿素、ポリアミノトリアジン、ポリ(メト)アクリレート、ポリ(メト)アクリ ルアミド及びそれらのコポリマーが上記のような基を含有している。 追加して詳述が示されていない場合のアルキル基として示されている場合の基 は、好ましくはn−アルキル基例えばオクチル基(基:C817)、好ましくは n−オクチル基(基;[CH2]7-CH3)である。 本発明の方法におけるNOR−HALS化合物としては、好ましくは(群(a ) と(e))の式IV又はVIIIで表される立体障害アミン誘導体並びに群(f)で表 されるオリゴマー又はポリマー性化合物である。 通常は、本発明に従って分解される予定の合成有機ポリマーは、立体障害アミ ン誘導体を0.01ないし10重量%含有する。好ましい範囲は、立体障害アミン誘 導体0.05ないし5重量%、特に0.1ないし2重量%である。 本発明の方法では、単一の又は混合物のNOR−HALS化合物が添加され得 る。上記化合物の混合物の場合は、各々の場合に示される量は、使用される立体 障害アミン誘導体の総量に基づいている。 下記の構造式のNOR−HALS化合物が特に好ましく使用される: 式中、R5はH、炭素原子数1ないし10のアルキル基又は炭素原子数5ない し8のシクロアルキル基を表す; (上記、三式中、R*は炭素原子数1ないし20のアルキル基又は場合により炭 素原子数1ないし4のアルキル基により置換されている炭素原子数5ないし12 のシクロアルキル基を表す。) 下式の化合物; 式中、R= 式中、R= スチレンコポリマー; 上記のアミンは既知の化合物であり、その多くは市販品である。 触媒的に分解する材料の例を下記する: 1.モノオレフィンおよびジオレフィンのポリマー、例えばポリプロピレン、 ポリイソブチレン、ポリブテン−1、ポリ−4−メチルペンテン−1、ポリイソ プレンまたはポリブタジエン、並びにシクロオレフィン例えばシクロペンテンま たはノルボルネン又はジシクロペンタジエン;更に、(場合により架橋結合又は 部分架橋できる)ポリエチレン、例えば高密度ポリエチレン(HDPE)、低密 度ポリエチレン(LDPE)、線状低密度ポリエチレン(LLDPE)、分枝低 密度ポリエチレン(VLDPE)。 本発明の方法はポリオレフィン、即ち前出の文節に例示したモノオレフィン類 のポリマー、特にポリエチレンとポリプロピレン。これらは、いろいろの方法、 特に下記の方法により製造できる: a)ラジカル重合(通常は高圧下そして高温下で); b)通常周期表の第IVb、Vb、VIb又はVIII族の一種以上の金属を含有する 触媒を使用する触媒重合。これらの金属は通常は、π−又はσ−配位していてよ い一種以上のリガンド、典型的にはオキシド、ハライド、アルコレート、エステ ル、エーテル、アミン、アルキル、アルケニル及び/又はアリールを持つ。これ らの金属錯体は、遊離型であってもよく又は担体上、典型的には活性化塩化マグ ネシウム、塩化チタン(III)、アルミナ又は酸化ケイ素上に固定された形であ ってもよい。これらの触媒は重合媒体中に溶解性又は不溶性であってもよい。そ の触媒は、重合中にそれ自体が使用されてもよく又は別の活性剤、典型的にはア ルキル金属、金属水素化物、アルキル金属ハライド、アルキル金属オキシド又は アルキル金属オキサン(これら金属は周期表の第Ia、IIa及び/又はIIIaの元素 である。)であってよい。活性剤は、別のエステル、エーテル、アミン又はシリ ルエーテル基で有利に変形されてもよい。これらの触媒系は通常は、フィリップ ス触媒、スタンダード・オイル・インジアナ触媒、チーグラー(−ナッター)触 媒、TNZ(デュポン)触媒、メタロセン触媒又は単座触媒(SSC)と呼ばれ る。 2. 1)に記載したポリマーの混合物、例えばポリプロピレンとポリイソブ チレンとの混合物、ポリプロピレンとポリエチレンとの混合物(例えばPP/H DPE及び/又はLDPE,PP/EPDM))およびポリエチレンの異なるタ イプの混合物(例えば、LDPE/HDPE場合によってはLLDPE)。 3.モノオレフィンとジオレフィン相互または他のビニルモノマーとのコポリ マー、例えばエチレン−プロピレンコポリマー、線状低密度ポリエチレン(LL DPE)およびその低密度ポリエチレン(LDPE)との混合物、プロピレン− ブテン−1・コポリマー、プロピレン−イソブチレン・コポリマー、エチレン− ブテン−1・コポリマー、エチレン−ヘキセン・コポリマー、エチレン−メチル ペンテン・コポリマー、エチレン−ヘプテン・コポリマー、エチレン−オクテン ・コポリマー、プロピレン−ブタジエン・コポリマー、イソブチレン−イソプレ ン・コポリマー、エチレン−アルキルアクリレート・コポリマー、エチレン−ア ルキルメタクリレート・コポリマー、エチレン−ビニルアセテート・コポリマー 及び一酸化炭素とのそれらのコポリマーまたはエチレン−アクリル酸・コポリマ ーおよびそれらの塩類(アイオノマー)、並びにエチレンとプロピレンとジエン 例えばヘキサジエン、ジシクロペンタジエンまたはエチリデン−ノルボルネンの ようなものとのターポリマー;並びにそのようなコポリマーの混合物と1)に記 載したポリマーとのそれらの混合物、例えばポリプロピレン/エチレン−プロピ レン・コポリマー、LDPE/エチレン−酢酸ビニル−コポリマー、LDPE/ エチレン−アクリル酸−コポリマー、LLDPE/エチレン−酢酸ビニル−コポ リマー、LLDPE/エチレン−アクリル酸−コポリマー、および交互のまたは ランダムなポリアルキレン/一酸化炭素−コポリマー並びに他のポリマー、例え ばポリアミドとのそれらの混合物。 4.炭化水素樹脂(例えばC5−C9)およびそれらの水素化変性体(例えば粘 着付与剤)およびポリアルキレンと澱粉との混合物。 5.ポリスチレン、ポリ−(p−メチルスチレン)、ポリ−(α−メチルスチ レン)。 6.スチレンまたはα−メチルスチレンとジエンまたはアクリル誘導体とのコ ポリマー、例えばスチレン−ブタジエン、スチレン−アクリロニトリル、スチレ ン−アルキルメタクリレート、スチレン−ブタジエン−アルキルアクリレート、 スチレン/ブタジエン/アルキルメタアクリレート、スチレン−無水マレイン酸 、スチレン−アクリロニトリル−メチルアクリレート;スチレンコポリマーと別 のポリマー、例えばポリアクリレート、ジエンポリマーまたはエチレン−プロピ レン−ジエンターポリマーからの高耐衝撃性混合物;およびスチレンのブロック コ ポリマー例えばスチレン−ブタジエン−スチレン(SBS)、スチレン−イソプ レン−スチレン、スチレン−エチレン/ブチレン−スチレンまたはスチレン−エ チレン/プロピレン−スチレン。 7.スチレンまたはα−メチルスチレンのグラフトコポリマー、例えばポリブ タジエンにスチレン、ポリブタジエン−スチレンまたはポリブタジエン−アクリ ロニトリル・コポリマーにスチレン;ポリブタジエンにスチレンおよびアクリロ ニトリル(またはメタアクリロニトリル);ポリブタジエンにスチレン、アクリ ロニトリルおよびメチルメタクリレート;ポリブタジエンにスチレンおよび無水 マレイン酸;ポリブタジエンにスチレン、アクリロニトリルおよび無水マレイン 酸またはマレインイミド;ポリブタジエンにスチレンとマレインイミド;ポリブ タジエンにスチレンおよびアルキルアクリレート又はアルキルメタクリレート; エチレン−プロピレン−ジエンターポリマーにスチレンおよびアクリロニトリル ;ポリアルキルアクリレートまたはポリアルキルメタクリレートにスチレンおよ びアクリロニトリル;アクリレート−ブタジエンコポリマーにスチレンおよびア クリロニトリル、並びにこれらと6)に列挙したコポリマーとの混合物、例えば 所謂ABS−、MBS−、ASA−またはAES−ポリマーとして知られている コポリマー混合物。 8.ハロゲン含有ポリマー、例えばポリクロロプレン、塩素化ゴム、塩素化又 はクロルスルホン化ポリエチレン、エチレンど塩素化エチレンのコポリマー、エ ピクロロヒドリンホモ−およびコポリマー、特にハロゲン含有ビニル化合物から のポリマー、例えばポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリフッ化ビニル、 ポリフッ化ビニリデン並びにこれらのコポリマー、例えば塩化ビニル/塩化ビニ リデン、塩化ビニル/酢酸ビニルまたは塩化ビニリデン/酢酸ビニルコポリマー 。 9.α,β−不飽和酸およびその誘導体から誘導されたポリマー、例えばポリ アクリレートおよびポリメタアクリレート、アクリル酸ブチルで耐衝撃化改質し たポリメチルメタクリレート、ポリアクリルアミドおよびポリアクリロニトリル 。 10.前項9)に挙げたモノマー相互のまたは他の不飽和モノマーとのコポリマ ー、例えばアクリロニトリル−ブタジエン・コポリマー、アクリロニトリル−ア ルキルアクリレート・コポリマー、アクリロニトリル−アルコキシアルキルアク リレートまたはアクリロニトリル−ハロゲン化ビニル・コポリマーまたはアクリ ロニトリル−アルキルメタアクリレート−ブタジエン・ターポリマー。 11.不飽和アルコールおよびアミンまたはそれらのアシル誘導体またはそれら のアセタールから誘導されたポリマー、例えばポリビニルアルコール、ポリ酢酸 ビニル、ポリビニルステアレート、ポリビニルベンゾエート、ポリビニルマレエ ート、ポリビニルブチラール、ポリアリルフタレートまたはポリアリルメラミン ;並びにそれらと上記1)に記載したオレフィンとのコポリマー。 12.環状エーテルのホモポリマーおよびコポリマー、例えばポリアルキレング リコール、ポリエチレンオキシド、ポリプロピレンオキシドまたはこれらとビス −グリシジルエーテルとのコポリマー。 13.ポリアセタール、例えばポリオキシメチレンおよびエチレンオキシドをコ モノマーとして含むポリオキシメチレン;熱可塑性ポリウレタン、アクリレート またはMBSで変性させたポリアセタール。 14.ポリフェニレンオキシドおよびスルフィド、並びにポリフェニレンオキシ ドとスチレンポリマーまたはポリアミドとの混合物。 15.一方の成分としてヒドロキシ末端基を含むポリエーテル、ポリエステルま たはポリブタジエンと他方の成分として脂肪族または芳香族ポリイソシアネート とから誘導されたポリウレタン並びにその前駆物質。 16.ジアミンおよびジカルボン酸および/またはアミノカルボン酸または相当 するラクタムから誘導されたポリアミドおよびコポリアミド。例えばポリアミド 4、ポリアミド6、ポリアミド6/6、6/10、6/9、6/12、4/6、 12/12、ポリアミド11、ポリアミド12、m−キシレンジアミンおよびア ジピン酸から出発する芳香族ポリアミド;ヘキサメチレンジアミンおよびイソフ タル酸および/またはテレフタル酸および場合により変性剤としてのエラストマ ーから製造されるポリアミド、例えはポリ(2,4,4−トリメチルヘキサメチ レン)テレフタルアミドまたはポリ−m−フェニレンイソフタルアミド。前記ポ リアミドとポリオレフィン、オレフィンコポリマー、アイオノマーまたは化学的 に結合またはグラフトしたエラストマーとのブロックコポリマー;または前記ポ リアミドとポリエーテル、例えばポリエチレングリコール、ポリプロピレングリ コールまたはポリテトラメチレングリコールとのブロックコポリマー。更に、E PDMまたはABSで変性させたポリアミドまたはコポリアミド;並びに加工の 間に縮合させたポリアミド(RIM−ポリアミド系)。 17.ポリ尿素、ポリイミド、ポリアミド−イミドおよびポリベンズイミダゾー ル。 18.ジカルボン酸およびジオールおよび/またはヒドロキシカルボン酸または 相当するラクトンから誘導されたポリエステル、例えばポリエチレンテレフタレ ート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフチレート、ポリ−1,4 −ジメチロールーシクロヘキサンテレフタレートおよびポリヒドロキシベンゾエ ート、並びにヒドロキシ末端基を含有するポリエーテルから誘導されたブロック −ポリエーテル−エステル;更にポリカーボネートまたはMBSで変性したポリ エステルも。 19.ポリカーボネートおよびポリエステル−カーボネート。 20.ポリスルホン、ポリエーテルスルホンおよびポリエーテルケトン。 21.一方の成分としてアルデヒドおよび他方の成分としてフェノール、尿素ま たはメラミンから誘導された架橋ポリマー、例えばフェノール/ホルムアルデヒ ド樹脂、尿素/ホルムアルデヒド樹脂およびメラミン/ホルムアルデヒド樹脂。 22.乾性および不乾性アルキド樹脂。 23.飽和および不飽和ジカルボン酸と多価アルコールのコポリエステル、およ び架橋剤としてのビニル化合物とのコポリエステルから誘導された不飽和ポリエ ステル樹脂並びに難燃性のそれらのハロゲン含有変性物。 24.置換アクリル酸エステル、例えばエポキシアクリレート、ウレタン−アク リレートまたはポリエステル−アクリレートから誘導された架橋性アクリル樹脂 。 25.メラミン樹脂、尿素樹脂、ポリイソシアネートまたはエポキシ樹脂と架橋 してあるアルキド樹脂、ポリエステル樹脂またはアクリレート樹脂。 26.ポリエポキシドから例えばビスグリシジルエーテルから又は脂環式ジエポ キシドから誘導された架橋エポキシ樹脂。 27.天然ポリマー、例えばセルロース、天然ゴム、ゼラチンおよびこれらポリ マー同族体を化学的に変性させた誘導体のようなもの、例えば酢酸セルロース、 プロピオン酸セルロースおよび酪酸セルロースのようなもの、またはセルロース エーテル、例えばメチルセルロースのようなもの;並びにロジンおよびそれらの 誘導体。 28.前記したポリマーの混合物(ポリブレンド)、例えばPP/EPDM、ポ リアミド/EPDMまたはABS、PVC/EVA、PVC/ABS、PVC/ MBS、PC/ABS、PBTP/ABS、PC/ASA、PC/PBT、PV C/CPE、PVC/アクリレート、POM/熱可塑性PUR、PC/熱可塑性 PUR、POM/アクリレート、POM/MBS、PPO/HIPS、PPO/ PA6.6およびコポリマー、PA/HDPE、PA/PP、PA/PPO、P A/LDPE。 29.天然又は合成ゴムの水性エマルジョン、例えば天然ゴムラテックス又はカ ルボキシル化したスチレン−ブタジエン−コポリマーのラテックスのようなもの 。 30.1−29に記載した合成樹脂の混合物。 エラストマーとして下記のものが考慮に値する: 1.ポリジエン、例えばポリブタジエン、ポリイソプレン又はポリクロロプレ ン;ブロックポリマー例えばスチレン/ブタジエン/スチレン、スチレン/イソ プレン/スチレン又はアクリロニトリル/ブタジエン−コポリマー。 2.モノオレフィンとジオレフィン相互のコポリマー又はそれらと他のモノマ ー、例えばエチレン−アルキルアクリレート−コポリマー、エチレン−アルキル メタクリレート−コポリマー、エチレン−酢酸ビニル−コポリマー、並びにプロ ピレンとジエン例えばヘキサジエン、ジシクロペンタジエン又はエチリデンノル ボルネンとのエチレンのターポリマー。 3.ハロゲン含有ポリマー、例えばポリクロロプレン、塩素化ゴム、塩素化又 はクロールスルホン化ポリエチレン、エピクロルヒドリン−ホモ−とコポリマー 、クロロトリフルオロエチレン−コポリマー、ハロゲン含有ビニル化合物からの ポリマー、例えばポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリフッ化ビニル、ポ リフッ化ビニリデン並びにこれらのコポリマー、例えば塩化ビニル/塩化ビニリ デン、塩化ビニル/酢酸ビニルまたは塩化ビニリデン/酢酸ビニルコポリマー。 4.一方の成分としてヒドロキシ末端基を含むポリエーテル、ポリエステルま たはポリブタジエンと他方の成分として脂肪族または芳香族ポリイソシアネート とから誘導されたポリウレタン並びにその前駆物質。 5.天然ゴム 6.前記のポリマーの混合物。 7.天然又は合成ゴムの水性エマルジョン、例えば天然ゴムラテックス又はカ ルボキシル化したスチレン−ブタジエン−コポリマーのラテックスのようなもの 。 ポリマーへの混入は、当技術で常用の方法に従って、NOR−HALS化合物 又は混合物と場合によっては追加の添加剤を配合することにより実施される。 NOR−HALS化合物又は混合物はこれらの化合物を例えば2.5ないし2 5重量%の濃度で含有しているマスターバッチの形で分解されべき合成樹脂に添 加してもよい。 かくして、本発明の別の課題は、ポリマーの分子量低下と例えば分解のための NOR−HALS化合物の使用である。 特に重要なのは、合成樹脂の分解である。なかんずく、ここではNOR−HA LS化合物はポリプロピレンとポリエチレンのために適しており、全く特に例え ば回収と分離工程の際に出るポリオレフィン混合物のために適している。 ポリマー又はその混合物から例えばポリエチレンからロウ(ワックス)へを目 的にした分解も適している。 他の分解触媒と不安定化剤としては、過酸化物、酸性土、ゼオライト、ハイド ロカルサイト(水和方解石)又は金属塩例えばFe,Zn又はCuの塩が適して いる。 下記の実施例は、本発明を更に説明するものである。実施例、本明細書及び請 求の範囲で使用される量(部、%等)は、他に記載のない限り、重量に基づく。 実施例1: ポリプロピレンの分解/メルトインデックスの測定 ポリプロピレン粉末を、第1表に示した添加剤0.5%と混和しそして第1表 に 示した温度で融解する。生成物を水浴中を通して冷却し次いで粒状化する。メル トインデックスMFR〔g/min〕を(1.2kg下、190℃で)測定する 。メルトインデックスの大きい増大は、強い鎖分解と優れた不安定化を意味する 。結果を第1表に纏めた。 1) 2)実施例3を参照 3)ペンタエリトリチル−テトラキス−3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4 −ヒドロキシフェニル)プロピオネート:トリス(2,4−ジ−tert−ブチ ルフェニル)ホスフィット=1:2の混合物 実施例2: HDPEの中古材を、所定量の添加物と一緒に融解し、分解開始を熱重量分析 (TGA)により測定する。NOR−HALS化合物を含有している混合物2C が最も低い分解温度Tiを示す。混合物Bは従来の分解触媒を含有している。 1)NOR-HALS-1:実施例3を参照 実施例3: 使用済のバッテリケースのPP/PE−コポリマー−中古材料を目的とする分 解に処する:その分解では、上記材料を所定の添加物と共に、二重スクリュウ押 出機で、280℃と70回転/分で押し出す。次いでISO 1133に従って 、230℃と2.16kgで、MFR値を測定する。添加物のないものと比較し て、押し出された材料は本発明に従った添加物を伴う場合は、より高い値を示し 、それは相当する分解を示している。分解並びにMFR−値は、添加量の状態の 変動により適合させることができる。 n; n=1,R*=シクロヘキシル:NOR−HALS 1(CA260327) n=1,R*=メチル:NOR−HALS 2(CA270212) n=4,R*=シクロヘキシル:NOR−HALS 3(CA260094)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ホフマン,クルツ ドイツ連邦共和国,デー―79585 ヴァテ ナウ―シュタイネン シャイデックシュト ラーセ 17 (72)発明者 ゼルツェル,レイモンド アメリカ合衆国、エヌウァイ 10956 ニ ューシティ アングス レイン 11 (72)発明者 ガンデ,マシュー エドワード アメリカ合衆国、シーティ 06811 ダン ベリィ コンテムポラリィ ドライブ 16

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ポリマーの分子量低下のための方法であって、このポリマーに式: (式中、Gは水素原子又はメチル基を表しそしてG1とG2は水素原子、メチル基 又は一緒になって=Oを表す。)により表される基を少なくとも1個含むNOR −HALS化合物を少なくとも1種添加し、温度280℃以上に加熱することを 特徴とする方法。 2.式: (式中、R*は炭素原子数1ないし20のアルキル基、OHで置換された炭素原 子数1ないし20のアルキル基、場合により炭素原子数1ないし4のアルキル基 により置換されている炭素原子数5ないし12のシクロアルキル基又はO又はS により中断されている炭素原子数2ないし20のアルキル基を表す。)により表 される基を少なくとも一つ持つ化合物を少なくとも1種添加する請求項1記載の 方法。 3.押出工程に於いて実施されることを特徴とする請求項1記載の方法。 4.280℃ないし400℃の温度で実施されることを特徴とする請求項1 記載の方法。 5.ポリマーがポリマー混合物である請求項1記載の方法。 6.ポリマーが中古合成樹脂である請求項1記載の方法。 7.ポリマーがポリオレフィンである請求項1記載の方法。 8.ポリマーがポリプロピレン又はポリエチレンである請求項1記載の方法 。 9.分子量分割を制御することによるポリマーの製造方法であって、請求項 1に記載の化合物を少なくとも1種添加しそして280℃以上に加熱することを 特徴とする製造方法。 10.ポリマーの分子量低下のための、請求項1に記載のNOR−HALS 化合物の使用。
JP50224598A 1996-06-26 1997-06-17 Nor―hals化合物を使用するポリマーの分解 Expired - Fee Related JP3951144B2 (ja)

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