JP2000512115A - データ転送システム、送信機及び受信機 - Google Patents

データ転送システム、送信機及び受信機

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JP2000512115A JP10529288A JP52928898A JP2000512115A JP 2000512115 A JP2000512115 A JP 2000512115A JP 10529288 A JP10529288 A JP 10529288A JP 52928898 A JP52928898 A JP 52928898A JP 2000512115 A JP2000512115 A JP 2000512115A
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    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10527Audio or video recording; Data buffering arrangements

Abstract

(57)【要約】 データ転送システムは、二つ以上のデータワードを有するフレームを送信機(100)から少なくとも一つの受信機(102)に時間多重化して転送する。送信機(100)及び少なくとも一つの受信機(102)を、4本の信号線:クロック信号線(112)、直列データ信号線(110)、ワード選択信号線(114)及びフレーム開始信号線(116)を通じて接続する。データを、クロック信号(112)の周期的なクロックパルスに同期をとって、直列データ線(110)を通じて順次転送する。ワード選択信号は、送信機(100)が次のデータワードを送信する次の送信チャネルレジスタ及び受信機(102)が次に受信すべきデータワードを記憶する次の受信チャネルレジスタの選択をトリガする。フレーム開始信号(116)は、チャネルレジスタの第1のものの選択をトリガする。データ転送システムを、例えば、入力/出力インタフェース、フィルタ、(デ)コーダ、デジタル信号プロセッサのような素子間のDVDプレーヤの8デジタル音声チャネルの転送に用いる。データ転送システムはI2Sシステムと互換性がある。

Description

【発明の詳細な説明】 データ転送システム、送信機及び受信機 本発明は、送信機と、少なくとも一つの受信機とを具え、これら送信機及び受 信機をデータワードを時間多重化転送用のデータ線によって接続したデータ転送 システムに関するものである。また、本発明は、データ線を通じてデータワード の時間多重化転送用の送信機に関するものである。さらに、本発明は、データ線 を通じてデータワードの時間多重化転送用の受信機に関するものである。 米国特許出願第4,7755,817号は、A/Dコンバータ、D/Aコンバ ータ、IEC 958トランシーバ、デジタルフィルタ、デジタル誤りコレクタ 、専用のデジタルコーダ/デコーダ、一般目的のデジタル信号プロセッサを有す るデジタル入力/出力インタフェースのようなデジタル音声素子間でデジタル音 声データを転送するのに広く用いられるI2S(インタ−IC音声)として既知 のデータ転送システムを記載している。送信機及び少なくとも一つの受信機は、 3本の信号線:クロック信号(SCK)線、ワード選択信号(WS)線及び直列 データ信号(SD)線を通じて接続する。データは、クロック信号の周期的なク ロックパルスに同期をとって、直列データ線を通じて送信機から少なくとも一つ の受信機に順次転送される。送信機及び受信機は、同一のクロック信号に対して 同期がとられる。I2Sは、2チャネル(左音声チャネル及び右音声チャネルに それぞれ対応する第1及び第2チャネル)に対するデータ転送をサポートする。 チャネルのデータは、時間マルチプレクサ処理されて転送され、左チャネルのデ ータワードの転送が右チャネルのデータ転送に続き、またはその逆を行う。デー タワードの長さは、32データビットまで可変である。2レベルのワード選択信 号はデータワードの転送を制御する。信号レベルの変化は新たなデータワードの 転送の開始を表す。送信機は、各データチャネルに対して対応するチャネルレジ スタを具える。送信機のレジスタ選択手段は、二つのチャネルレジスタのうちの いずれにデータワードを送信するかを選択する。ワード選択信号がロー(‘0’ )になると、左チャネルに対応する第1チャネルレジスタを選択し、ワード選択 信 号がハイ(‘1’)になると、右チャネルに対応する第2チャネルレジスタを選 択する。このようにして、クロックパルスのワード選択信号の持続時間はデータ ワードの長さを表し、信号のレベルは、データワードがどのチャネルに対応する かを表す。送信機と同様に、受信機は、二つのチャネルレジスタと、データワー ドを受信するように動作するレジスタ選択手段とを具える。 デジタル音声チャネルに対して、音声データは、典型的には線形PCM符号化 を用いて符号化され、この場合、PCMワードはI2Sに対して1対1対応する 。しかしながら、送信機及び受信機は、システムレベルで用いられ及びワード選 択信号によって表されるものと相違するワードサイズで作動するように許容され る。送信機及び受信機のワード長は互いに相違する。相違するワードサイズを用 いる際に互換性のある動作を保証するために、データワードは、最上位ビット( MBS)で開始して送信される。送信機のワードがシステムのワードよりも長い 場合、送信機のワードの最上位部のみが、システムのワードの長さに対応するビ ット数とともに送信される。送信機のワードがシステムのワードより短い場合、 送信機のワードは、システムのワードと同一の長さを有するワードを形成するた めに最下位ビット位置に必要な数の‘0’ビットを用いて送信を補足する。同様 に、受信機のワードが受信したワードよりも短い場合、受信機のワードに適した 受信ワードの最上位ビットのみ処理される。受信機のワードが長い場合、受信し たワードは、受信機のワードと同一の長さを有するワードを形成するために最下 位ビット位置に必要な数の‘0’ビットを用いて受信中に補足される。線形PC Mの代わりに、MPEG−1やMPEG−2のような他の符号化フォーマットを 、I2Sを通じて転送するためにデータワードの符号化データをパッケージ化す るのに適切な方法と組み合わせて用いることができる。国際特許出願PCT/I B96/01267(PHN15603)は、同一のフレームサンプリング速度 を用いるとともにI2Sと同一のデータビット数を有するIEC958送信シス テムを通じて転送するためのMPEG符号化音声のバーストフォーマットを記載 している。バーストフォーマットに記載されたデータフォーマットを、好適には I2Sを通じたデータの転送に用いる。 典型的な用途に加えて、I2Sは、CDから読み出された2チャネルデジタル 音声を左右の音声チャネルに対するアナログ出力信号を発生させる音声デコーダ に転送するCDプレーヤで用いられる。デジタル音声は、I2Sを通じて、デジ タル増幅器や記録装置のような他の装置にデジタル形態で転送するIEC 95 8インタフェース(SPDIFとも称する)にも転送される。 さらに、サラウンド音声システムのような音声システムは、左及び右音声チャ ネル以外も処理する。実際には、今日、MPEG2技術は、規格化された5音声 チャネル:左、右、中央、左サラウンド、右サラウンド及び低周波エンハンスメ ント(LFE)チャネル(及び1サポートチャネル)を有する。典型的には、チ ャネルは、デジタルビデオディスク(DVD)のようなデジタル媒体から符号化 形態で読み出され、例えばMPEGデコーダによって複号化される。DVDは、 8までの可変数の線形PCM音声チャネルもサポートする。複号化されたMPE G音声チャネル又は線形PCM音声チャネルを、例えば左及び右音声チャネルに 対するアナログ出力信号を処理するローカル音声デコーダに転送される。音声チ ャネルは、サラウンド増幅器や記録装置のような個別の音声再生装置にもデジタ ル形態で転送される。プレーヤ装置から音声再生装置又は記録装置への転送は、 IEC 958プロトコル化されたインタフェースによって生じる。所定の基本 システム又は所定のアプリケーションに対し(例えばCDの再生)、2チャネル の局所転送で十分である。更に向上したシステム又はアプリケーションに対し( 例えば、DVDの再生)、二つより多いチャネルの局所転送が必要とされる。 I2Sは、2チャネルデジタルデータの等時性の転送のために設計され、更に 多くのチャネルに対してデータを転送する準備がされていない。 本発明の目的は、等時性のデータを二つより多いチャネルに転送することかで きるシステム、送信機及び受信機を提供することである。他の目的は、このよう なシステム、送信機及び受信機がI2Sに基づき、素子を簡単にするとともに、 I2Sと互換性のある素子を低コストで提供することができるようにすることで ある。 この目的を達成するために、本発明によるデータ転送システムは、送信機と、 少なくとも一つの受信機とを具え、これら送信機及び受信機を、第1モードで予 め設定された数Nのデータチャネルまでのデータワードの時間マルチプレクサ転 送を行うためにデータ線によって接続し、Nを2より大きい数とし、各データワ ードが少なくとも一つのデータ構成要素を具える。前記送信機は、各々がデータ チャネルの互いに相違するものに対応するNチャネルレジスタのシーケンスと、 送信のためにデータワードを発生させる前記チャネルレジスタの一つを選択し、 この選択が、フレーム開始信号に同期をとった前記チャネルレジスタの最初のも のの選択と、ワード選択信号によって付与された規則的なトリガに同期をとった 前記チャネルレジスタの次のものの選択とを具え、前記フレーム信号が前記ワー ド選択信号よりも上のプライオリティを有する、レジスタ選択手段と、周期的な クロック信号に同期をとって、前記データ線を通じて、選択したチャネルレジス タからデータワードを送信する手段とを具える。前記受信機は、各々がデータチ ャネルの互いに相違するものに対応するNチャネルレジスタのシーケンスと、デ ータワードを受信するためにチャネルレジスタの一つを選択し、この選択が、前 記フレーム開始信号に同期をとった前記チャネルレジスタの最初のものの選択と 、前記ワード選択信号によって付与された規則的なトリガに同期をとったチャネ ルレジスタの次のものの選択とを具え、前記フレーム開始信号が前記ワード選択 信号よりも上のプライオリティを有する、レジスタ選択手段と、前記周期的なク ロック信号に同期をとって、前記データ線を通じてデータワードを受信し、その データワードを、選択したチャネルレジスタに記憶させる手段とを具える。ワー ド選択信号は、次のチャネルに対するデータワードを転送する必要があることを 表す。どのチャネルデータが転送されたかを素子が識別すること(すなわち、チ ャネルに対する同期)ができるようにするために、フレーム開始(FB)信号を 付加して、チャネルのうちの最初のものを識別する。チャネルは予め設定された シーケンスで転送されるものと仮定する。このようにして、2チャネルに対して のみ作用する左又は右チャネルに次のデータワードが対応することを表すワード 選択信号のI2S機能を、二つの信号(ワード選択信号及びフレーム開始信号) に置換して、二つより多くのチャネルの転送を許容する。ワード選択信号のフォ ーマット及びタイミングを、I2Sで用いられるものと同一にすることができる 。好適には、Nを2の累乗にして、等時性データの処理に関連する素子に供給さ れるシステムワイドクロック信号とは相違する同一の2の累乗のクロック信号を 用 いることができる。全ての構成要素は同一フレーム速度で作動し、この場合、転 送システムのビットレートは、他の大抵の構成要素によって用いられるものより も高くなる。例えば、48kHzのフレーム速度及び16データビットのデータ ワード長が用いられ、その結果、チャネルを処理する大抵の素子によって用いら れるチャネルに対して48,000*16=768,000bpsとなり、それ に対して、転送システムは、8チャネルに対して16ビットワードを転送するの に48,000*16*8=6,144,000bpsのビットレートを用いる ことができる。I2Sに対して、フレームは、右データワードが続く左データワ ードからなり、本発明によるシステムに対して、フレームは、フレーム開始信号 のトリガに続くNデータワードのシーケンスからなる。好適には、N=8(クア ドI2Sとも称する。)を用いて、DVDから読み出された音声チャネル(MP EG2チャネル又は線形PCMチャネル)に転送するのに十分な容量を提供する 。 本発明による他の例において、前記システムが、第2モードでN2までのデー タチャネルに対するデータワードの転送をサポートし、N2をNより小さくし、 前記フレーム開始信号を2レベル信号とし、前記システムがフレームコントロー ラを具え、このフレームコントローラが、 前記第2モードで、前記フレーム開始信号を第1レベルに維持し、 前記第1モードで、前記フレーム開始信号を、N2以上N未満の連続的なデー タワードの転送の持続時間前記第1レベルに維持するとともに、Nの連続的なデ ータワードの転送の残りの持続時間別個の第2レベルに維持し、前記フレーム開 始信号の前記第1レベルへの遷移によって、前記レジスタ選択手段が前記チャネ ルレジスタの最初のものを選択するようにトリガすることによって、前記フレー ム開始信号を制御するように作動する。第1モードのフレーム開始信号を、第2 モードで用いられるようなフレームの最初のN2ワードに対して同一の一定レベ ルに保持することによって、第1モードは、第2モードと共通の部分に対して十 分に互換性をもつことができる。フレーム開始信号は第2モードでは意味をもた ない。したがって、第1レベルを、好適にはデフォールト論理レベルに選択して 、両モードをサポートする装置に要求されるデフォールトレベルを第2モードで のみ有効にすることができる装置を提供するのが容易になる。第2モードにおい て、 N2より多いチャネル間の区別するのに利用できる準備がない。Nフレーム間の 区別ができるようにするために(NをN2より大きくする。)、第1モードにお いて、フレーム開始信号を、N2データワード送信後及びフレームの全てのNワ ード送信前に第2レベルに変化させ、フレームの最初のデータワードの転送開始 時に第1レベルに変化させる。好適には、フレーム監視信号を、N2番目のデー タワードの送信の終了に同期をとって第2レベルに変化させる。これによって、 送信機や受信機のような素子は、フレーム開始信号からシステムのモードを決定 することができる。フレームの最初のN2データワードに対して、第1及び第2 モードの処理は互換性がある。N2番目のデータワードの終了時にフレーム開始 信号が変化しない場合、システムは第2モードに入り、そうでない場合、システ ムは第1モードに入る。好適には、N2=2に対して、第2モードのシステムは I2Sと互換性がある。 本発明による他の例において、N2=2とし、前記ワード選択信号を、前記レ ジスタ選択手段が前記チャネルレジスタの次のものを選択するようにトリガする ワード選択信号の遷移を有する2レベル信号とし、前記レジスタ選択手段が、前 記第2モードで前記ワード選択信号の第1レベルへの遷移に応答して前記チャネ ルレジスタの最初のものを選択するように作動するようにする。I2Sと互換性が あるようにして、システムの第2モードでは、ワード選択信号のレベルは、二つ のチャネルのうちのいずれにワードを転送する必要があるかを示す。 本発明の他の例において、前記フレームコントローラが、前記モードの表示を 受信する入力部を具え、前記フレームコントローラが、それに応じて前記フレー ム開始信号を制御するように作動するようにする。フレーム開始信号を第2レベ ルに変化させる瞬時をモニタする他の例として、モードを、個別の入力部を通じ て設定することができる。好適には、マイクロコントローラは、データを処理す る他のパラメータの設定と組み合わせてモードを設定する。 本発明の他の例において、システムは、前記フレームコントローラが、データ 構成要素を転送するのに必要なデータチャネルの実際の数の表示を受信する入力 部を具え、前記フレームコントローラが、前記実際の数がN2に一致する場合に は前記第2モードに対して前記フレーム開始信号を制御するように動作し、そう でない場合には前記第1モードに対して前記フレーム開始信号を制御するように 動作するようにしたことを特徴とするものである。好適には、可変数のチャネル に対してデータを転送するためにシステムを用いる場合、モードを決定するだけ でなく実際の数のチャネルをそのモード中に転送するのが好適である。N=8及 び線形PCM音声チャネルをデジタルビデオディスクから転送するのに用いられ るN2=2のシステムに対して、2チャネルを転送する必要がある場合には第2 モードを選択し、他の数のチャネルを転送する必要がある場合には第1モードを 選択する。第1モードにおいて8未満のチャネルを転送する場合、送信機及び一 つ以上の受信機は、未使用チャネルの他の処理を停止することができる。 本発明によるシステムの他の例は、前記システムがワードコントローラを具え 、このワードコントローラが、前記クロック信号を受信する入力部と、前記ワー ド選択信号を発生させる出力部とを具え、前記ワード選択信号を2レベル信号と し、前記ワードコントローラが、直前のレベル遷移から予め設定した数のクロッ クパルスを受信したことに応答して前記ワード選択信号のレベル遷移を行うよう に作動し、前記予め設定した数が、データワードのデータ構成要素の数に一致す るようにしたことを特徴とするものである。このようにして、ワード選択信号は 、I2Sと互換性があるように制御される。 本発明によるシステムの他の例は、前記ワードコントローラが、前記予め設定 された数のクロックパルスの表示を受信する入力部を具え、前記ワードコントロ ーラが、それに応じて前記ワード選択信号を制御するように動作することを特徴 とするものである。このようにして、ワードコントローラにワード長が提供され るとともにそれに応じてワード制御信号を制御することができ、システムが可変 ワード長を有することができるようになる。 本発明によるシステムの他の例は、前記送信機が、データ構成要素を転送する のに必要なデータチャネルの実際の数が前記予め設定された数よりも少ない場合 に、データ構成要素が利用できないデータチャネルに対して転送するダミーデー タ構成要素を発生させる手段を具えることを特徴とするものである。このように して、(最大容量までの)可変数のチャネルに対するデータの転送を行うことが できる、高容量を有する簡単かつ低コストの等時性転送システムを達成する。 本発明によるシステムの他の例は、前記第2モードが、I2Sシステムと互換 性があるようにしたことを特徴とするものである。 本発明によるシステムの他の例は、N=8とし、前記第1モードで、前記周期 的なクロック信号が、前記I2Sシステムで用いられる周波数の4倍の周波数を 有することを特徴とするものである。 本発明の目的を達成するために、第1モードで予め設定された数Nのデータチ ャネルまでのデータワードの時間マルチプレクサ転送を行う送信機は、Nを2よ り大きい数とし、各データワードが少なくとも一つのデータ構成要素を具え、 各々がデータチャネルの互いに相違するものに対応するNチャネルレジスタの シーケンスと、 送信のためにデータワードを発生させる前記チャネルレジスタの一つを選択し 、この選択が、フレーム開始信号に同期をとった前記チャネルレジスタの最初の ものの選択と、ワード選択信号によって付与される規則的なトリガに同期をとっ た前記チャネルレジスタの次のものの選択とを具え、前記フレーム信号が前記ワ ード選択信号よりも上のプライオリティを有する、レジスタ選択手段と、 周期的なクロック信号に同期をとって、前記データ線を通じて、選択したチャ ネルレジスタからデータワードを送信する手段とを具える。 本発明の他の例において、第2モードの送信機は、N2=2データチャネルに 対するデータワードの転送をサポートし、ワード選択信号を、ワード選択信号に よってレジスタ選択手段がチャネルレジスタの次のものを選択するトリガとなる ワード選択信号のレベル遷移を有する2レベル信号とし、フレーム開始信号を2 レベル信号とし、レジスタ選択手段が、第1モードにおいてフレーム開始信号の 第1レベルへの遷移に応答してチャネルレジスタの最初のものを選択し、第2モ ードにおいてワード選択信号の第1レベルへの遷移に応答してチャネルレジスタ の最初のものを選択するように動作する。このようにして、送信機は、スレーブ ロールで(すなわち、ワード選択信号及び/又はフレーム開始信号によって制御 されるとともに信号を発生させないで)、第2モードにおいてI2Sのような現 存のシステムと互換性をもって動作し、第1モードにおいて補足的なフレーム開 始信号に応答することによって更に有効な転送システムをサポートする。 本発明の目的を達成するために、第1モードで予め設定された数Nのデータチ ャネルまでのデータワードの時間マルチプレクサ転送を行う受信機は、Nを2よ り大きい数とし、各データワードが少なくとも一つのデータ構成要素を具え、 各々がデータチャネルの互いに相違するものに対応するNチャネルレジスタの シーケンスと、 データワードを受信するためにチャネルレジスタの一つを選択し、この選択が 、フレーム開始信号に同期をとった前記チャネルレジスタの最初のものの選択と 、ワード選択信号によって付与された規則的なトリガに同期をとったチャネルレ ジスタの次のものの選択とを具え、前記フレーム開始信号が前記ワード選択信号 よりも上のプライオリティを有する、レジスタ選択手段と、 前記周期的なクロック信号に同期をとって、前記データ線を通じてデータワー ドを受信し、そのデータワードを、選択したチャネルレジスタに記憶させる手段 とを具える。 本発明の他の例において、前記受信機が、第2モードでN2までのデータチャ ネルに対するデータワードの転送をサポートし、N2をNより小さくし、前記フ レーム開始信号を2レベル信号とし、前記送信機がフレームコントローラを具え 、このフレームコントローラが、 前記第2モードで、前記フレーム開始信号を第1レベルに維持し、 前記第1モードで、前記フレーム開始信号を、N2以上N未満の連続的なデー タワードの転送の持続時間前記第1レベルに維持するとともに、Nの連続的なデ ータワードの転送の残りの持続時間別個の第2レベルに維持し、前記フレーム開 始信号の前記第1レベルへの遷移によって、前記レジスタ選択手段が前記チャネ ルレジスタの最初のものを選択するようにトリガすることによって、前記フレー ム開始信号を制御するように作動する。このようにして、受信機も、スレーブロ ールで、第2モードにおいてI2Sのような現存のシステムと互換性をもって動 作し、第1モードにおいて補足的なフレーム開始信号に応答することによって更 に有効な転送システムをサポートする。 本発明のこれら及び他の態様を、図示した実施の形態を参照して説明する。 図1は、複数のあり得るシステム形態を示す。 図2は、本発明によるフレームフォーマットを示す。 図3は、フレームのビットタイミングの一例を示す。 図4は、フレームの同期の一例を示す。 図5は、本発明による送信機のブロック図を示す。 図6は、本発明による受信機のブロック図を示す。 図7は、本発明によるワードコントローラのブロック図を示す。 図8は、フレームコントローラとして動作するMPEGストリームデコーダの ブロック図を示す。 図9は、本発明の転送システムを用いたシステムの一例を示す。 本発明を、デジタルオーディオシステムで用いるものとして説明する。本発明 を、装置の素子間で順次にデータを転送するのに広く適用することができる。本 発明は、音声や映像のような等時性データの転送及び多重データチャネルを同期 をとって転送される必要があるアプリケーションに対して特に適切である。 図1は、システムを用いることができる複数のあり得る形態を示す。送信機1 00を、四つの信号線:データ信号(SD)線110、クロック信号(SCK) 線112、ワード選択信号(WS)線114及びフレーム開始信号(FB)線1 16を通じて一つ以上の受信機(一例として二つの受信機102,104を示す 。)に接続する。データ信号110を送信機から常に発生させる。他の信号の発 生を、送信機100、受信機102,104のうちの一つ又は特別な制御ユニッ ト106のうちの一つの機能とすることができる。典型的には、三つの制御信号 を同一素子によって制御する。この制御機能を送信機に統合する場合、送信機は 、これら信号に対するマスタロールを果たすように見える。そうでない場合、送 信機はスレーブとして動作する。同様に、受信機がマスタ又はスレーブとして作 動することができる。所定の信号に対して、所定の瞬時に一つのマスタのみが信 号を制御していることは明らかである。図1Aにおいて、送信機100は、三つ 全ての信号を制御するマスタとして動作する。受信機102及び104はスレー ブとして動作する。図1Bにおいて、受信機102はマスタとして動作し、送信 機100及び受信機104はスレーブとして動作する。図1Cにおいて、個々の 制御ユニット106がマスタとして動作し、それに対して送信機100及び受信 機 102はスレーブとして動作する。 図2は、第1モードで動作する本発明によるシステムのフレームフォーマット を示す。データワードがNチャネルに対して転送される1フレームサンプリング 周期を示す。本例では、N=8とし、チャネルのデータワードにch0〜ch7を 付して、データワードとチャネルとの間の対応を示す。データワードを、データ 線110を通じて時間多重化転送し、これを、Nチャネルの最初に対応するデー タワードch0で開始し、最終チャネル(本例では、N=8のとき、N番目のチ ャネルに対するch7)で終了する。チャネルのデータワードが転送されるシー ケンスが関連の送信機及び一つ以上の受信機に対して既知であると仮定される。 Nの連続するデータワードch0〜chN-1は、1フレームサンプリング周期に相 当するフレームを形成する。連続的なサンプリング周期に対して同一フレームフ ォーマットを用いる。データワードのサイズを、システムが用いられる装置の要 求に対して最適となるように選択することができる。I2Sにおいて、ワードサ イズを1〜32ビット間で変更することができる。I2Sの全ワードサイズをサ ポートするためのものであるとともに本発明による第1モードで動作することが できるDSPのような一般的な目的の素子に対して、少なくとも32データビッ トのワードサイズを内部でサポートして、I2Sモード及び第1モードでデータ ワードを記憶する同一レジスタを用いることができるようにするのが好適である 。特に、他の内部のワードサイズをI2Sに対して既に説明したようにして適合 するようにサポートすることができる間、CDプレーヤで使用されるD/Aコン バータのような更に専用的な素子に対して、内部でサポートされたワードサイズ を特定のアプリケーションに対して(例えば、CDプレーヤに対する16ビット )最適に選択することができる。 ワード選択信号114は、次のチャネルに対するデータワードを転送する必要 があることを示す規則的なトリガを発生させる。典型的には、ワード選択信号に よって付与されたトリガを、クロック信号112に対して同期をとらせる。クロ ック信号112の後縁又は前縁に同期をとるような同期の詳細は、本発明に関連 しない。好適には、ワード選択信号のトリガは、次のワードの第1データビット の転送の開始前に1クロック周期のような規定された周期を付与する。これによ って、送信に対するセットアップを行う順次のデータの同期タイミングを取り出 すことができるようになる。これによって、スレーブ受信機が、以前に受信した ワードを記憶するとともに次のワードに対する入力をクリアすることができるよ うにもなる。図4は、データワード400に対するタイミングの使用を示し、こ の場合、ワード選択信号114は、次のワードの第1データビットの転送前に1 クロック周期を変化させる。 ワード選択信号が例えば信号のレベルの持続時間及び個別のレベルの数に対し て種々の形態をとることができるのは明らかである。一例として、ワード選択信 号を、デフォールトレベルで保持される2レベル信号とすることができ、この場 合、トリガを、1クロック周期の持続時間で他のレベルの短いパルスによって発 生させる。好適には、ワード選択信号を2レベル信号とし、この場合、トリガを 、二つの選択信号の各レベル転送によって付与し、ワード選択信号が所定のレベ ルにある持続時間はワード長にほぼ一致する。このようにして、I2Sのように 、ワード選択信号はワード長を表し、これによって可変長のデータワードの転送 を可能にする。フレームの最初の二つのワードに対してI2Sと完全に両立する 動作を可能にするために、システムが第1モードで動作する場合、ワード選択信 号は、フレームの第1データワードを表すためにロー(‘0’)を保持するとと もに、フレームの第2データワードを表すためにハイ(‘1’)を保持する必要 がある。第1モードにおいて、ワード選択信号が最初の二つのデータワードを超 えた連続的なデータワードをトグルするが、2レベル信号を用いてデータワード を完全に識別することができない。ワード選択信号のこのような好適な形態を図 2に示し、図3において、32ビットデータワードに対するものをより詳細に示 す。更に一般的な形態において、転送すべきワードをワード選択信号が識別する 場合のデータワードの転送をサポートするシステムとの両立を、第1モードで動 作する本発明によるシステムのフレームの第1のN2データワードに対して同一 のワード選択信号を用いることによって達成することができる。フレームの残り のN−N2データワードに対して、ワード選択信号を1回以上繰り返すことがで きる。N2がNの除数でない場合、最後の繰り返しを切り取る必要がある。 好適には、データワードを、図4に示すように最上位ビット(MBS)から開 始するように転送し、例えば音声アプリケーションに対して互換性のある動作を 可能にし、この場合、転送されたワードの長さは、I2Sに対して説明したよう に、送信機及び/又は受信機内で用いられるワードサイズと異なる。 フレーム開始信号116は、フレームの第1チャネルに対するデータワードを 転送する必要があることを表す規則的なトリガを発生させる。図2において、デ ータワードch0をフレームの第1ワードとする。(新たなワードの開始を表す )ワード選択信号及び(フレームの開始を表す)フレーム開始信号によってフレ ームの開始時にトリガを発生させることは明らかである。フレーム開始信号はワ ード選択信号よりも上のプライオリティを有する。第1チャネルのデータワード を転送する必要があり、次のチャネルのものを転送すべきではない。クロック信 号に対するフレーム開始信号の同期に対して、同様な考察を、既に説明したよう にしてワード選択114に対して適用する。実現に当たり、ワード選択信号及び フレーム開始信号に対して同一の同期を用いるのが好ましいが、それは本発明に 対して要求されるものではない。特に、相違する同期を選択する(例えば、フレ ーム開始信号によって発生させたトリガを、ワード選択信号のトリガよりも早い クロック周期とする)場合、フレーム開始信号がプライオリティを確実に有する ように注意する必要がある。ワード選択信号114に対する場合のように、フレ ーム開始信号116は、例えば信号のレベルの持続時間及び用いられる個別のレ ベルの数に対して種々の形態をとることができる。一例として、フレーム開始信 号は、デフォールトレベルで保持される2レベル信号とすることができ、この場 合、例えば、トリガを、1クロック周期の持続時間の他のレベルの短いパルスに よって発生させる。好適には、フレーム開始信号を2レベル信号とし、この場合 、トリガを、フレーム開始信号の規定されたレベル転送によって発生させる。第 2モードではフレーム開始信号が用いられない。第2モードで動作する間二つの レベルのうちの最初のレベルで一定のフレーム開始信号を保持するのが好適であ る。両モードとできるだけ同様に動作するために、システムが第1モードで動作 するとき、フレームの第1のN2データワード中フレーム開始信号を同一の第1 レベルに保持するのが好ましい。好適には、これによって、データワードのシス テムレベル及び可変ワード長でのフレームでの転送を可能にする。残りのN−N 2デ ータワードの間、フレーム開始信号を第2レベルに変更し、次のフレームの開始 を発生させ、したがって、次のフレームの最初のデータワードの転送の開始を表 すために第1レベルへの変更を許容する。好適には、フレーム開始信号を、フレ ームのN2+1番目のデータワードの開始に同期をとって第1レベルから第2レ ベルに変更させる。このようにして、構成要素が二つのモード間を区別する必要 があるとき、第1の瞬時に第1モードに従って処理を行う必要がある(最初のN 2フレームに対する処理を両モードで同一とすることができる)という情報を、 関連の構成要素に提供する必要がある。図2は、I2Sと互換性をもって動作す るシステムの好適な実施の形態を示す。フレーム開始信号を、フレームの最初の 二つのワードに対してハイ(‘1’)とするとともにフレームの残りのN−2に 対してロー(‘0’)となるように選択する。 図5は、本発明による送信機100のブロック図を示し、この場合、一例とし てN=8とする。送信機100は、N個のチャネルレジスタ500,502,. ..,514のシーケンスを具え、この場合、チャネルレジスタの各々は、デー タチャネルの互いに相違するものに対応する。一例として、レジスタ500は第 1チャネル(chan 1)に対応し、レジスタ514は第8チャネル(cha n 8)に対応する。送信機は、クロック信号112に対して同期をとって一つ 以上のデータビットをデータ線110を通じて順次送信するシフトレジスタ52 0も具える。典型的には、シフトレジスタ520は、内部ワード長の全ワードを 記憶することができる。内部ワード長が、システムレベルで用いられる最大ワー ド長よりも短い場合、好適にはシフトレジスタ520の順次データ入力部530 を‘0’として、追加の最下位ビットを‘0’にセットする(データビットを、 記憶されるワードの最上位ビットが最初に送信されるような順序でシフトレジス タ520に記憶させると仮定する。)。音声システムに好適な追加の‘0’ビッ トを送信する概念を、アプリケーションに適切なダミー値を有する追加のビット の転送に対して一般化することができる。例えば、他のシステムにおいて、値‘ FF’を有する追加のダミーバイトを転送するのが好適となる場合もある。 チャネルレジスタ500,...,514を、データバス540を通じてシフ トレジスタ520に接続する。チャネルレジスタ500,...,514の各々 は少なくとも一つのデータワードを記憶することができる。このような状況にお いて、チャネルレジスタ500,...,514の一つの内容を、ワード信号1 14のトリガに従うシフトレジスタ520に並列にロードする。送信機100は 、送信のためにデータワードをシフトレジスタ520にコピーする必要があるチ ャネルレジスタ500,...,514のうちのいずれかを選択するレジスタ選 択手段550を具える。制御信号560を通じて、レジスタ選択手段550は、 チャネルレジスタの一つのデータワードをバス540に転送することができる。 データワードを、ワード選択信号114に同期をとってバス540からシフトレ ジスタ520にロードする。既に説明したように、フレーム開始信号116のト リガに同期をとって、レジスタ選択手段550は第1チャネルレジスタ(図5の 例におけるチャネルレジスタ500)を選択し、データワードを、選択したチャ ネルレジスタからシフトレジスタ520に供給するようにする。既に説明したよ うに、レジスタ選択手段は、ワード選択信号114によって付与された規則的な トリガに同期をとって次のチャネルレジスタを選択し(チャネルiに対するチャ ネルレジスタをトリガ前に選択した場合、チャネルi+1に対するチャネルレジ スタをトリガに応答して選択する。)、データワードを、選択したチャネルレジ スタからシフトレジスタ520に供給するようにする。フレームの開始時にトリ ガを(新たなワードの開始を表す)ワード選択信号及び(フレームの開始を表す )フレーム開始信号によって付与する。フレーム開始信号はワード選択信号より 上のプライオリティを有し、その結果、レジスタ選択手段は、トリガをフレーム 開始信号から受信する際にワード選択信号のトリガを確実に無視する。フリップ フロップやカウンタのような通常のハードウェア素子を用いたレジスタ選択手段 520の実現は、例えば米国特許出願明細書第4,755,817号に開示した 送信回路をI2S用に変形することによって容易なものとなる。特に、DSPの ようなプログラム可能な一般的な目的の素子に対して、DSPによって実行され るソフトウェアの制御の下での選択の実現も容易である。所定の実現に対して、 ワードサイズの追加のシフトレジスタ520を追加の転送用バッファとして用い る必要がないことが認識される。チャネルレジスタから十分高速なデータビット を取り出して、一層小さいバッファの使用することができ、又はバッファを全く 使 用しなくすることもできる。 図6は、本発明による受信機102のブロック図を示し、この場合、一例とし てN=8とする。受信機102は、N個のチャネルレジスタ600,602,. ..,614のシーケンスを具え、この場合、チャネルレジスタの各々は、送信 機と同様にしてデータチャネルの相違するものに対応する。受信機102は、ク ロック信号112に同期をとって一つ以上のデータビットをデータ線110を通 じて順次受信する記憶素子620も具える。典型的には、記憶素子620は、内 部ワード長の全ワードを記憶することができる。内部ワード長が、システムレベ ルで用いられる最大ワード長未満である場合、追加的に受信した一つ以上のビッ トを無視する必要がある。内部ワード長より小さいワードのビットを受信する( システムワードを内部ワードより小さくする)場合、好適には記憶素子620の 最下位ビットを‘0’にセットする。記憶素子620を、データバス640を通 じてチャネルレジスタ600,...,614に接続する。チャネルレジスタ6 00,...,614の各々が少なくとも一つのデータワードを記憶することが できると仮定する。このような状況において、記憶素子620の内容を、ワード 選択信号114のトリガに従うチャネルレジスタ600,...,614の一つ に並列にロードする。受信機102は、データワードを記憶素子620からコピ ーする必要があるのはチャネルレジスタ600,...,614のうちのいずれ であるかを選択するレジスタ選択手段650を具える。制御信号600を通じて 、レジスタ選択手段650は、データワードをバス640からチャネルレジスタ のうちの一つに転送することができる。既に説明したように、フレーム開始信号 116のトリガに同期をとって、レジスタ選択手段650は、最初のチャネルレ ジスタを選択し、データワードをバス640から確実にロードするようにする。 既に説明したように、ワード選択信号114から付与した規則的なトリガに同期 をとって、レジスタ選択手段650は次のチャネルレジスタを選択し(チャネル iに対するチャネルレジスタをトリガ前に選択する場合、チャネルi+1に対す るチャネルレジスタをトリガに応答して選択する)、データワードをバス640 からロードする。トリガを、(新たなワードの開始を表す)ワード選択信号及び (フレームの開始を表す)フレーム開始信号によってフレームの開始時に行う。 フ レーム開始信号はワード選択信号よりも上のプライオリティを有し、その結果、 レジスタ選択信号650は、トリガをフレーム開始信号から受信したときにワー ド選択信号のトリガを確実に無視する。記憶素子620を、例えば、シフトレジ スタのポインタビットによって選択的にアドレス指定されるレジスタを用いるこ とによって通常の方法で実現することができる。適切な回路は、米国特許出願明 細書第4,755,817号にも開示されている。レジスタ選択手段650を、 フリップフロップ及びカウンタのようなハードウェア素子を用いて通常の方法で 実現することができる。特に、DSPのようなプログラム可能な一般目的の素子 に対して、DSPによって実行されるソフトウェア制御の下での選択を実現する ことも容易である。所定の実現に対して、ワードサイズ記憶素子620を追加の 転送用バッファとして用いる必要がないことが認識される。チャネルレジスタか ら十分高速なデータビットを取り出して、更に小さいバッファを使用することが でき、又はバッファを全く使用しなくすることができる。 本発明による他の実施の形態において、システムは、ワード選択信号114を 発生させるワードコントローラ120を具える。図1の形態の例において、ワー ドコントローラ120を制御ユニット106に組み込む。他の形態のワードコン トローラ120を、例えば、送信機100又は受信機102,104のうちの一 方に結合できることがわかる。ワードコントローラ120は、クロック信号11 2を受信する入力部及びワード選択信号114を発生させる出力部を具える。図 7は、ワードコントローラ120を実現する回路の一例のブロック図を示す。本 例では、ワードコントローラ120はクロック700からクロック信号112を 受信する。クロック信号700をワードコントローラ120又は図1の制御ユニ ット106に統合することができ、クロック信号を、送信機100及び受信機1 02,104の他の関連の素子に供給することもできる。回路の一例において、 発生したワード選択信号114を2レベル信号とし、ワードコントローラ120 によって、直前のレベル遷移以後の予め設定された数のクロックパルスの受信に 応答してワード選択信号のレベル遷移を発生させる。この予め設定された数は、 データワードのデータ素子の数に対応する。予め設定された数をカウンタ702 に永久的に存在させることができ、又は例えばマイクロコントローラ704によ って可変にして存在させることができる。カウンタ702は、クロック信号11 2から発生したパルスを計数し、予め設定された数のクロックパルスが到達する 度にリセットされる。カウンタがリセットされることによって、フリップフロッ プ706のデータ入力部に供給される出力信号を発生させる。フリップフロップ 706はクロックパルスを受信し、その結果、その出力部にワード選択信号11 4を発生させ、ワード選択信号114がクロック信号112に対して確実に同期 をとるようにする。図7の回路の一例において、反転されたクロック信号112 をフリップフロップ706によって受信し、その結果、ワード選択信号114は 、図4にも示したようにクロックパルスの後縁に同期をとってレベルを変更する 。 本発明の他の実施の形態において、システムは、フレーム開始信号を発生させ るフレームコントローラ122を具える。図1の例の形態において、フレームコ ントローラ122を制御ユニット106に組み込む。他の形態のフレームコント ローラ122を、例えば、送信機100又は受信機102と104のうちの一方 に結合することができる。フレームコントローラ122は、クロック信号122 を受信する入力部と、フレーム開始信号116を発生させる出力部とを具える。 図8aは、フレームコントローラ122を実現する回路の一例のブロック図を示 す。ブロック804は、例えばDVDプレーヤのターンテーブル、関連の読出し 機構及びフィードバック機構を記号で表す。関連の制御信号を、制御経路805 を通じて転送する。プレーヤをマイクロコントローラ806によって制御する。 ブロック808は、MPEG2プログラムストリームデコーダ及び音声パーサ( parser)を表し、この音声パーサは、プレーヤ機構804から受信したビ ットストリームを、標準的なステレオ音声及びビットストリームと、マルチチャ ネルのビットレートが減少した音声データとに分離する。MPEG2ストリーム デコーダは、DVD仕様によってパケッタイズトエレメンタリーストリーム(P acketized Elementary Stream:PES)807を 発生させるストリームデマルチプレクサ850に区分される。PESストリーム 807を、他の処理用のQuad−I2S(すなわち2チャネル音声に対するI2 S)音声ストリームを音声に対して発生させるフォーマッタに対して発生させる 。図8bは、PESストリーム807のパケットの概観を与える。ヘッダ86 0に、各音声チャネルに対するデータフィールド862が続く。データフィール ド862は16までのビットからなる。ワードサイズが長くなる場合、各音声フ ィールドに対する任意のデータフィールド864は追加のビットを具える。デー タフィールド862及び864を、第1チャネル(チャネル0)から開始する固 定シーケンスで転送する。ヘッダ860は、チャネル数やワードサイズのような 情報を有する。フォーマッタ852は、本発明によるシステムを通じた送信用の PESストリーム807のデータをヘッダ情報から再フォーマット化する。フォ ーマッタ852は、この情報から、受信したPESパケットのデータワードを本 発明によるシステムを通じて転送すべき瞬時を決定するとともに、それに応じて フレーム開始信号116を制御し、フレームコントローラとして作用する。フォ ーマッタ852は、シーケンサのような専用のハードウェアを使用することによ って又はマイクロコントローラすなわちDSPのソフトウェア制御の下でフレー ムコントローラの役割を果たす。好適には、フォーマッタ852は、PESヘッ ダ860の情報に基づいて、第1又は第2モードで本発明のシステムを通じてデ ータを転送すべきか否か自動的に選択する。好適には、マイクロコントローラ8 06は、要求されるモードでフォーマッタ852をセットすることもできる。 このために、本発明による他の例において、フレームコントローラ122は、 例えばマイクロコントローラ704又は806からモードの表示を受信する入力 部を具え、フレームコントローラ122は、それに応じてフレーム開始信号を制 御する。 本発明による他の実施の形態において、フレームコントローラ122は、例え ばマイクロコントローラ704又は806から、データ構成要素を転送する必要 があるデータチャネルの実際の数の表示を受信する。この入力に基づいて、フレ ームコントローラ122は、フレーム開始信号116を発生させる内部モードを 設定する。実際の数がN2と一致する場合、モードを第2モードに設定する。数 がN2と異なる場合、モードを第1モードに設定する。 本発明の他の実施の形態において、送信機100は、データ構成要素を転送す る必要があるデータチャネルの実際の数が予め設定された数よりも少ない場合に データ構成要素が利用できないデータチャネルに対する送信用にダミーデータ構 成要素を発生させる手段を具える。音声システムにおいて、未使用チャネルに対 して‘0’ビットを転送するのが好適である。他のシステムに対して、データが チャネルを通じて転送されないことを表す特定のビットパターンを未使用チャネ ルを通じて転送するのが好適である。ダミー発生手段をレジスタ選択手段550 と組み合わせることができ、この場合、レジスタ選択手段は、未使用チャネルに 対してダミー入力チャネルレジスタを選択する。ソフトウェアの実現に当たり、 これは、送信シフトレジスタ520への零ワードのコピーを意味する。 図9は、本発明による送信システムを好適に用いることができる音声/映像シ ステムを示す。音声/映像システムは、DVDプレーヤ800及びマルチチャネ ルデコーダ820を具える。プレーヤ800において、ブロック804は、ター ンテーブル、関連の読出し機構及びフィードバック機構を記号で表す。関連の制 御信号を制御経路805を通じて転送する。システムをマイクロコントローラ8 06によって制御する。再生機構804は、デジタルビデオディスクに対して、 MPEG2符号化音声の又は8までの線形PCM音声のチャネルを発生させるこ とができる。ブロック808は、MPEG2プログラムストリームデコーダ及び 音声パーサを表し、この音声パーサは、再生機構804から受信したビットスト リームを、標準的なステレオ音声ストリーム、標準的な映像ストリーム及びマル チチャネルのビットレートが減少した音声データに分離する。ビデオデコーダ8 09はビデオストリームを通常のビデオ信号に変換する。音声ストリーム及びマ ルチチャネルのビットレートが減少した音声データは、信号線810を通じて本 発明による転送システムを用いて転送される。比較的低レベルの市販用途におい て、DVDプレーヤの音声デコーダ812がアナログ右出力信号及びアナログ左 出力信号を発生させるだけで十分である。これを、例えば、通常のステレオ信号 、プロロジック(prologic)符号化ステレオ信号又はカラオケ符号化ス テレオ信号とする。8までのリニアPCM音声チャネルを音声パーサ808から 音声デコーダ812に転送するに当たり、本発明の転送システムはクアドI2S モードで好適に用いられる。MPEG符号化音声をMPEG2プログラムストリ ームデコーダ808から音声デコーダ812に転送するに当たり、I2S互換モ ードで転送システムを作動させることによって十分な容量を与える。国際特許出 願 公開明細書PCT/IB96/01267(PHN15603)に記載されたよ うなバーストフォーマットを、I2Sを通じて転送するのに好適に用いることも できる。 以下の表は、対応する入力部及び出力部を有する音声デコーダ812の動作モ ードを示す。 線形PCMに対して、ディスク上に音声を記録させる以下の形態を規定し、こ の場合、ディスク上に記録されたチャネル数は、許容されるサンプリング速度( fs)及び量子化(ワード長)を規定する。 以下のテーブルは、クアドI2Sフレームにおけるデータワードへの線形PC M音声チャネル(ch0〜ch7)の変数の割当てを示す。右側の列は、転送さ れたチャネルの数を示す。ハイフン(−)は、ワードが未使用であることを示す 。好適には、未使用ワードにダミー‘0’ビットを満たす。この表は、(DVD に対する)48kHz又は(CD−DAに対する)44.1kHzのフレームサ ンプリング速度の割当てを示す。 以下のテーブルは、(DVDに対する)96kHzのフレームサンプリング速 度に対するクアドI2SフレームにおけるデータワードへのリニアPCM音声チ ャネル(ch0〜ch7)の変数の割当てを示す。この場合、転送システム(クア ドI2S)のフレームサンプリング速度を、好適には48kHzのままにし、各 フレームの2データワードを1音声チャネルに割り当てる。表に示したように、 同一チャネルに対するデータワードを、フレームを通じて全体に広げて、関連の 構成要素に対して、同一チャネルの次のデータワードを処理する必要がある前に データワードを処理するのに十分な時間を許容するようにする。 MPEG2の十分な機能を達成するに当たり、図9の外部チャネルデコーダボ ックス802を設ける。このような用途に対して、好適には、MPEGデータを 、国際特許出願PCT/IB96/01267(PHN15603)に記載され たバーストフォーマットによって形成し、IEC958送信機820及び受信機 824を用いて、規格化されたIEC958プロトコルによって通信チャネル8 14を通じてプレーヤ800からMCデコーダボックス802に転送する。チャ ネル814を、直流電気相互接続又は光ファイバに基づかせることができる。D V Dプレーヤ800のように、MCデコーダボックス802は、内部制御経路82 6と、デコーダボックス802の動作を制御するマイクロコントローラ816と を有する。MPEG符号化音声ストリームをマルチチャネルデコーダボックス8 02に供給することができ、これは、7までのチャネル:左、右、LFE/C、 左中央サラウンド、右中央サラウンド、左サラウンド及び右サラウンドを出力す る。好適には、出力チャネルを、各D/Aコンバータ及び増幅器に又はレコーダ に転送する四つのI2Sインタフェースにグループ化する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.送信機と、少なくとも一つの受信機とを具え、これら送信機及び受信機を、 第1モードで予め設定された数Nのデータチャネルまでのデータワードの時間 多重化転送を行うためにデータ線によって接続し、Nを2より大きい数とし、 各データワードが少なくとも一つのデータ構成要素を具え、 前記送信機が、 各々がデータチャネルの互いに相違するものに対応するNチャネルレジスタ のシーケンスと、 送信のためにデータワードを発生させる前記チャネルレジスタの一つを選択 し、この選択が、フレーム開始信号に同期をとった前記チャネルレジスタの最 初のものの選択と、ワード選択信号によって付与された規則的なトリガに同期 をとった前記チャネルレジスタの次のものの選択とを具え、前記フレーム信号 が前記ワード選択信号よりも上のプライオリティを有する、レジスタ選択手段 と、 周期的なクロック信号に同期をとって、前記データ線を通じて、選択したチ ャネルレジスタからデータワードを送信する手段とを具え、 前記受信機が、 各々がデータチャネルの互いに相違するものに対応するNチャネルレジスタ のシーケンスと、 データワードを受信するためにチャネルレジスタの一つを選択し、この選択 が、前記フレーム開始信号に同期をとった前記チャネルレジスタの最初のもの の選択と、前記ワード選択信号によって付与された規則的なトリガに同期をと ったチャネルレジスタの次のものの選択とを具え、前記フレーム開始信号が前 記ワード選択信号よりも上のプライオリティを有する、レジスタ選択手段と、 前記周期的なクロック信号に同期をとって、前記データ線を通じてデータワ ードを受信し、そのデータワードを、選択したチャネルレジスタに記憶させる 手段とを具えることを特徴とするデータ転送システム。 2.前記システムが、第2モードでN2までのデータチャネルに対するデータワ ードの転送をサポートし、N2をNより小さくし、前記フレーム開始信号を2 レベル信号とし、前記システムがフレームコントローラを具え、このフレーム コントローラが、 前記第2モードで、前記フレーム開始信号を第1レベルに維持し、 前記第1モードで、前記フレーム開始信号を、N2以上N未満の連続的なデ ータワードの転送の持続時間前記第1レベルに維持するとともに、Nの連続的 なデータワードの転送の残りの持続時間別個の第2レベルに維持し、前記フレ ーム開始信号の前記第1レベルへの遷移によって、前記レジスタ選択手段が前 記チャネルレジスタの最初のものを選択するようにトリガすることによって、 前記フレーム開始信号を制御するように作動することを特徴とする請求の範囲 1記載のデータ転送システム。 3.N2=2とし、前記ワード選択信号を、前記レジスタ選択手段が前記チャネ ルレジスタの次のものを選択するようにトリガするワード選択信号の遷移を有 する2レベル信号とし、前記レジスタ選択手段が、前記第2モードで前記ワー ド選択信号の第1レベルへの遷移に応答して前記チャネルレジスタの最初のも のを選択するように作動するようにしたことを特徴とする請求の範囲2記載の データ転送システム。 4.前記フレームコントローラが、前記モードの表示を受信する入力部を具え、 前記フレームコントローラが、それに応じて前記フレーム開始信号を制御する ように作動するようにしたことを特徴とする請求の範囲2又は3記載のデータ 転送システム。 5.前記フレームコントローラが、データ構成要素を転送するのに必要なデータ チャネルの実際の数の表示を受信する入力部を具え、前記フレームコントロー ラが、前記実際の数がN2に一致する場合には前記第2モードに対して前記フ レーム開始信号を制御するように動作し、そうでない場合には前記第1モード に対して前記フレーム開始信号を制御するように動作するようにしたことを特 徴とする請求の範囲2又は3記載のデータ転送システム。 6.前記システムがワードコントローラを具え、このワードコントローラが、前 記クロック信号を受信する入力部と、前記ワード選択信号を発生させる出力部 とを具え、前記ワード選択信号を2レベル信号とし、前記ワードコントローラ が、直前のレベル遷移から予め設定した数のクロックパルスを受信したことに 応答して前記ワード選択信号のレベル遷移を行うように作動し、前記予め設定 した数が、データワードのデータ構成要素の数に一致するようにしたことを特 徴とする請求の範囲2,3,4又は5記載のデータ転送システム。 7.前記ワードコントローラが、前記予め設定された数のクロックパルスの表示 を受信する入力部を具え、前記ワードコントローラが、それに応じて前記ワー ド選択信号を制御するように動作することを特徴とする請求の範囲6記載のデ ータ転送システム。 8.前記送信機が、データ構成要素を転送するのに必要なデータチャネルの実際 の数が前記予め設定された数よりも少ない場合に、データ構成要素が利用でき ないデータチャネルに対して転送するダミーデータ構成要素を発生させる手段 を具えることを特徴とする請求の範囲1から7のうちのいずれかに記載のデー タ転送システム。 9.前記第2モードが、I2Sシステムと互換性があるようにしたことを特徴と する請求の範囲2,3,4,5,6又は7記載のデータ転送システム。 10.N=8とし、前記第1モードで、前記周期的なクロック信号が、前記I2S システムで用いられる周波数の4倍の周波数を有することを特徴とする請求の 範囲9記載のデータ転送システム。 11.第1モードで予め設定された数Nのデータチャネルまでのデータワードの時 間マルチプレクサ転送を行い、Nを2より大きい数とし、各データワードが少 なくとも一つのデータ構成要素を具え、 各々がデータチャネルの互いに相違するものに対応するNチャネルレジスタ のシーケンスと、 送信のためにデータワードを発生させる前記チャネルレジスタの一つを選択 し、この選択が、フレーム開始信号に同期をとった前記チャネルレジスタの最 初のものの選択と、ワード選択信号によって付与される規則的なトリガに同期 をとった前記チャネルレジスタの次のものの選択とを具え、前記フレーム信号 が前記ワード選択信号よりも上のプライオリティを有する、レジスタ選択手段 と、 周期的なクロック信号に同期をとって、前記データ線を通じて、選択したチ ャネルレジスタからデータワードを送信する手段とを具えることを特徴とする 送信機。 12.前記送信機が、第2モードでN2までのデータチャネルに対するデータワー ドの転送をサポートし、N2をNより小さくし、前記フレーム開始信号を2レ ベル信号とし、前記送信機がフレームコントローラを具え、このフレームコン トローラが、 前記第2モードで、前記フレーム開始信号を第1レベルに維持し、 前記第1モードで、前記フレーム開始信号を、N2以上N未満の連続的なデ ータワードの転送の持続時間前記第1レベルに維持するとともに、Nの連続的 なデータワードの転送の残りの持続時間別個の第2レベルに維持し、前記フレ ーム開始信号の前記第1レベルへの遷移によって、前記レジスタ選択手段が前 記チャネルレジスタの最初のものを選択するようにトリガすることによって、 前記フレーム開始信号を制御するように作動することを特徴とする請求の範囲 11記載の送信機。 13.第1モードで予め設定された数Nのデータチャネルまでのデータワードの時 間マルチプレクサ転送を行い、Nを2より大きい数とし、各データワードが少 なくとも一つのデータ構成要素を具え、 各々がデータチャネルの互いに相違するものに対応するNチャネルレジスタ のシーケンスと、 データワードを受信するためにチャネルレジスタの一つを選択し、この選択 が、フレーム開始信号に同期をとった前記チャネルレジスタの最初のものの選 択と、ワード選択信号によって付与された規則的なトリガに同期をとったチャ ネルレジスタの次のものの選択とを具え、前記フレーム開始信号が前記ワード 選択信号よりも上のプライオリティを有する、レジスタ選択手段と、 前記周期的なクロック信号に同期をとって、前記データ線を通じてデータワ ードを受信し、そのデータワードを、選択したチャネルレジスタに記憶させる 手段とを具えることを特徴とする受信機。 14.前記受信機が、第2モードでN2までのデータチャネルに対するデータワー ドの転送をサポートし、N2をNより小さくし、前記フレーム開始信号を2レ ベル信号とし、前記送信機がフレームコントローラを具え、このフレームコン トローラが、 前記第2モードで、前記フレーム開始信号を第1レベルに維持し、 前記第1モードで、前記フレーム開始信号を、N2以上N未満の連続的なデ ータワードの転送の持続時間前記第1レベルに維持するとともに、Nの連続的 なデータワードの転送の残りの持続時間別個の第2レベルに維持し、前記フレ ーム開始信号の前記第1レベルへの遷移によって、前記レジスタ選択手段が前 記チャネルレジスタの最初のものを選択するようにトリガすることによって、 前記フレーム開始信号を制御するように作動することを特徴とする請求の範囲 13記載の受信機。
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