JP7218313B2 - 通信装置、通信システム、および通信方法 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、イーサネット回線を経由して複数チャンネルのオーディオデータを入出力する通信装置、通信システム、および通信方法に関する。
車載インフォテイメントシステムには、例えば、AVB(Audio Video Bridging)ネットワークシステムが用いられるようになってきている。AVBネットワークシステムは、イーサネット回線を用いており、映像データ、オーディオ(Audio)入出力データ、ワーニングデータ等をイーサネット(Ethernet)(登録商標。以下、同じ。)フレームにより転送する。
ところで、車載インフォテイメントシステムにおいては、映像データだけでなく、オーディオデータについても取り扱うデータ量が増加する傾向にある。そこで、1ライン当たり8チャンネルまたは16チャンネルのデータ転送を行うことができるTDM(Time-division multiplexing:時分割多重化)インタフェース(TDM I/F)を採用したシステムが製品化されている。
一方、オーディオデータ向けのインタフェースとして、IC間でデジタル音声データをシリアル転送するためのI2S(Inter-IC Sound)インタフェース(I2S I/F)がある。I2Sインタフェースは、データ転送を行うことができるのが1ライン当たり2チャンネル(具体的には、2チャンネルステレオにおけるLチャネルとRチャネル)までであるために、I2Sインタフェースだけで多チャンネルのオーディオデータを扱うのは困難である。
特許第6466487号公報
そこで、実施形態は、I2Sインタフェースを採用し、かつ多チャンネルのオーディオデータを入出力することができる通信装置、通信システム、および通信方法を提供することを目的とする。
実施形態の通信装置は、mを2以上の整数としたときに、オーディオデータのサンプリング周波数のm逓倍の周波数のフレーム同期信号を発生するメディアクロック機能を備えるプロセッサと、2mチャンネルのオーディオデータを、前記フレーム同期信号に同期して、デジタルアナログコンバータ(DAC)へ出力またはアナログデジタルコンバータ(ADC)から入力する第1インタフェースと、前記2mチャンネルのオーディオデータを含むAVTP(Audio Video Transport Protocol)フレームを受信/送信する第2インタフェースと、前記プロセッサから前記フレーム同期信号を受信して、前記フレーム同期信号を1/m分周した分周フレーム同期信号を生成し、前記分周フレーム同期信号を前記DACおよび前記ADCへ出力する外部カウンタと、を備え、前記外部カウンタは、前記分周フレーム同期信号を前記プロセッサへフィードバックし、前記プロセッサは、前記分周フレーム同期信号をトリガーとして、前記第1インタフェースが前記2mチャンネルのオーディオデータを前記DACへ出力開始するタイミングと、前記2mチャンネルのオーディオデータが前記ADCから前記第1インタフェースへ入力開始するタイミングと、を制御し、前記第2インタフェースは、PPS(Pulse Per Second)シングルパルスを生成する機能を備え、オーディオデータ出力を有効化した後に実際にオーディオデータが前記第1インタフェースからラインに出力されるまでの前記フレーム同期信号のパルスエッジ数をM、前記フレーム同期信号の周期をPfs、前記トリガーの受信時刻をTtrとすると、前記プロセッサは、次の時刻Tp1に、
Tp1=Ttr+(m-M)×Pfs
オーディオデータ出力を有効化するための第1のPPSシングルパルスを、前記第2インタフェースに生成させ、前記第1インタフェースが前記2mチャンネルのオーディオデータを前記DACへ出力開始するタイミングを、前記第1のPPSシングルパルスに基づき制御する
第1の実施形態に係わる通信システムの機能ブロックを示す構成図である。 第1の実施形態に係わる通信システムにおけるノードBの構成例を示す図である。 第1の実施形態に係わるI2Sインタフェースから16チャンネルのオーディオデータを入出力しているときの様子を示すタイミングチャートである。 第1の実施形態に係わる通信システムにおいて、オーディオデータの入出力を開始するときの処理を説明するためのタイミングチャートである。 第1の実施形態に係わる通信システムにおいて、オーディオデータの入出力を開始するときの処理を説明するためのフローチャートである。 第2の実施形態に係わる通信システムにおいて、AVTPタイムスタンプを利用してオーディオデータの出力を開始するときの処理を説明するためのタイミングチャートである。 第2の実施形態に係わる通信システムにおいて、AVTPタイムスタンプを利用してオーディオデータの出力を開始するときの処理を説明するためのフローチャートである。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
(構成)
[1]システム構成
はじめに、本実施形態の通信システムの機能構成について簡単に説明する。図1は、本実施形態に係わる通信システムの機能ブロックを示す構成図である。
通信システム1は、PPS(Pulse Per Second)機能を有し、例えば車に搭載されたAVB(Audio Video Bridging)ネットワークシステムである。なお、ここでは通信システム1を車載インフォテイメントシステムに適用する例を説明したが、これに限定されるものではなく、飛行機、船舶などのインフォテイメントシステムに適用しても構わない。
通信システム1は、有線イーサネット通信規格であるIEEE802.3を用いた通信システムとなっている。通信システム1は、イーサネット回線2を経由して互いに接続されたノードA3およびノードB4を含み、ノードA3とノードB4との間でオーディオデータと映像データの送受信を行うことができる。ただし、通信システム1は、オーディオデータを送受信するオーディオ通信システムであっても構わない。そして、以下においては、主としてオーディオデータの送受信に関連する説明を行い、映像データの送受信に関しては説明を省略することとする。
時刻同期機能として、ノードA3はgPTP(generic Precision Time Protocol)マスター機能3aを備え、ノードB4はgPTPスレーブ機能4aを備えている。
通信システム1が起動した後に、ノードA3とノードB4は、例えばIEEE802.1ASに規定されたgPTPプロトコルに従うgPTPクロック同期処理を行う。これにより、ノードA3とノードB4は、gPTPクロックが同期した状態となる。
ノードA3は、次に説明するノードB4と同様に、イーサネットインタフェース、プロセッサ等を備えた通信装置であるが、構成の詳細な説明は省略する。
ノードB4は、イーサネットインタフェース11(第2インターフェース)と、プロセッサ12と、I2S(Inter-IC Sound)インタフェース(I2S I/F)13(第1インターフェース)と、外部カウンタ(External Counter)14と、デジタルアナログコンバータ(DAC)15と、アナログデジタルコンバータ(ADC)16と、フラッシュメモリ17と、を備えた通信装置である。
イーサネットインタフェース11は、イーサネット回線2を経由して、オーディオデータを含むAVTP(Audio Video Transport Protocol)フレーム(IEEE1722において定義されている)を受信/送信する。
イーサネットインタフェース11は、ノードA3からAVTPフレームを受信し、AVTPフレームをデパケット化(Depacketize)してオーディオデータ(図2に示す例では、オーディオ16チャンネルデータ)を抽出する。
また、イーサネットインタフェース11は、ADC16からI2Sインタフェース13を経由して受信したオーディオデータをパケット化(Packetize)してAVTPフレームを生成し、生成したAVTPフレームをノードA3へ送信する。
こうして、ノードB4は、イーサネット回線2を経由してオーディオデータを受信するリスナー(Listener)機能と、イーサネット回線2を経由してオーディオデータを送信するトーカー(Talker)機能と、を備えている。
イーサネットインタフェース11は、PPS(Pulse Per Second)を基準として、内部のレジスタに設定された時間にシングルパルス(Single Pulse)を発生するPPSシングルパルス生成機能11aを備えている。ここに、PPSは、非常に高い精度で1秒間に1回発生されるパルス波であるために、PPSを基準として生成されるPPSシングルパルスも高い精度のパルスとなる。
PPSシングルパルス生成機能11aにより生成されたPPSシングルパルスは、プロセッサ12により行われるPPS割込み処理のトリガーとして用いられる。なお、PPS割込み処理には、オーディオデータ出力用の割り込み処理と、オーディオデータ入力用の割り込み処理との2種類があるために、PPSシングルパルス生成機能11a用の内部レジスタも2つ(もしくは2つ以上であっても構わない)設けられていて、出力用の第1のPPSシングルパルスP1と、入力用の第2のPPSシングルパルスP2と、が少なくとも生成される。
プロセッサ12は、CPU(Central Processing Unit)12aと、RAM(Random Access Memory)12bと、メディアクロック(Media Clock)機能12cとを備え、例えばLSI(Large Scale Integration)として構成されている(図2の構成例を参照)。
プロセッサ12は、後述するフラッシュメモリ17に記憶された処理プログラムを読み込んでRAM12bに展開し、RAM12bに記憶された処理プログラムに従ってCPU12aが処理を行うことにより、各種の機能をコンピュータのソフトウェア制御として実現する。なお、プロセッサ12は、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの電子回路により各種の機能を実現する構成であっても構わない。
メディアクロック機能12cは、プロセッサ12により実現されるソフトウェア制御ブロックの1つである。上述したgPTPクロック同期処理を行った後に、メディアクロック機能12cにより、CRF(Clock Reference Format)フレームを利用したメディアクロック同期が実行される。これにより、ノードA3とノードB4は、メディアクロックも同期した状態となる。
なお、gPTPクロック同期処理およびCRFフレームを利用したメディアクロック同期処理は定期的に実行され、gPTPクロックおよびメディアクロックは、ノードA3とノードB4との間で常に同期した状態にあるものとする。
プロセッサ12は、イーサネットインタフェース11により抽出されたオーディオデータをRAM12bにバッファリングする。また、プロセッサ12は、ADC16からI2Sインタフェース13を経由して受信したオーディオデータをRAM12bにバッファリングする。
メディアクロック機能12cは、AVTPフレームに含まれるAVTPタイムスタンプを受信する。そして、メディアクロック機能12cは、オーディオデータのサンプリング周波数(サンプリングレート(Sampling Rate)ともいう)のm(mは2以上の整数)逓倍の周波数のフレーム同期信号FSを発生する。このフレーム同期信号FSは、I2Sインタフェース13において、2チャンネルステレオのオーディオデータにおけるLチャネルとRチャネルを区別するための、いわゆるLRクロックである。
プロセッサ12は、フレーム同期信号FSに同期して、1ライン当たり2mチャンネルのオーディオデータを、所定のチャンネル順序でI2Sインタフェース13に入出力する。
I2Sインタフェース13は、I2S出力インタフェース13aと、I2S入力インタフェース13bと、を備えている。
I2S出力インタフェース13aは、プロセッサ12からのフレーム同期信号FSに同期して、RAM12bから読み出された2mチャンネルのオーディオデータを、所定のチャンネル順序でDAC15へ出力する。
I2S入力インタフェース13bは、プロセッサ12からのフレーム同期信号FSに同期して、ADC16から2mチャンネルのオーディオデータを所定のチャンネル順序で入力し、プロセッサ12へ出力する。プロセッサ12は、入力した2mチャンネルのオーディオデータを、RAM12bにバッファリングする。
外部カウンタ14は、分周回路14aを備えている。外部カウンタ14は、プロセッサ12からフレーム同期信号FSを受信して、分周回路14aによりフレーム同期信号FSを1/m分周した分周フレーム同期信号DFSを生成する。なお、分周回路14aの分周値1/mは、プロセッサ12の制御に応じて変更可能であってもよい。そして、外部カウンタ14は、生成した分周フレーム同期信号DFSを、DAC15およびADC16へ出力すると共に、プロセッサ12へフィードバックする。
デジタルアナログコンバータ(DAC)15は、I2S出力インタフェース13aから出力されたオーディオデータを、デジタル信号からアナログ信号に変換する。
アナログデジタルコンバータ(ADC)16は、後述するマイクロフォン43,44(図2等参照)等から入力されたオーディオデータをアナログ信号からデジタル信号に変換して、I2S入力インタフェース13bへ出力する。
フラッシュメモリ17は、プロセッサ12が処理を行って通信方法を実現するための処理プログラムを不揮発に記憶する。
[2]ノードB4の構成
図2は、通信システム1におけるノードB4の構成例を示す図である。図2においては、m=4の例を示しているが、mは2以上の任意の整数であっても構わない。
図2に示す例では、イーサネット回線2を経由して、ノードA3とノードB4との間で16チャンネル(16ch)のAVTPフレームが送信/受信される。
ノードB4は、イーサネットインタフェース11とプロセッサ12とI2Sインタフェース13の機能を備えるLSI20を有している。さらに、ノードB4は、上述した外部カウンタ14と、上述したDAC15に対応するDAC15a,15bと、上述したADC16に対応するADC16a,16bと、を備えている(なお、図2においては、フラッシュメモリ17の図示を省略している)。
LSI20は、MAC(Medium Access Control)21と、メディアクロック部22と、I2S出力部(I2S-out)23,24と、I2S入力部(I2S-in)25,26と、を備えている。
MAC21は、イーサネットのデータリンク層と物理層との間に位置し、上述したイーサネットインタフェース11に対応する。MAC21は、AVTPフレームをデパケット化して抽出したAVTPタイムスタンプをメディアクロック部22へ送信する。
また、MAC21は、AVTPフレームをデパケット化して、16チャンネルのオーディオデータを抽出する。ここで抽出された16チャンネルのオーディオデータは、RAM12bにバッファリングされ、8チャンネルのオーディオデータが後述する所定のチャンネル順序でI2S出力部23へ送信され、残りの8チャンネルのオーディオデータが後述する所定のチャンネル順序でI2S出力部24へ送信される。
I2S入力部25から所定のチャンネル順序で受信した8チャンネルのオーディオデータと、I2S入力部26から所定のチャンネル順序で受信した8チャンネルのオーディオデータとは、RAM12bにバッファリングされる。MAC21は、RAM12bにバッファリングされた16チャンネルのオーディオデータをAVTPフレームにパケット化して、イーサネット回線2を経由してノードA3へ送信する。
メディアクロック部22は、上述したメディアクロック機能12cに対応する。メディアクロック部22は、MAC21からAVTPタイムスタンプを受信する。そして、メディアクロック部22は、オーディオデータのサンプリング周波数のm(mは2以上の整数)逓倍の周波数のフレーム同期信号FS(LRクロック)を発生して、外部カウンタ14へ送信する。メディアクロック部22で発生されたフレーム同期信号FSは、I2S出力部23,24、およびI2S入力部25,26の同期信号として用いられる。
メディアクロック部22は、さらに、ビットクロックBCKを、DAC15a,15b、およびADC16a,16bへ出力するように構成されている。ここに、ビットクロックBCKは、オーディオデータを1ビット単位で同期させるためのシリアルデータである。
I2S出力部23,24は、上述したI2S出力インタフェース13aに対応し、図2の構成では2出力ラインに対応するために2つ設けられている。
I2S入力部25,26は、上述したI2S入力インタフェース13bに対応し、図2の構成では2入力ラインに対応するために2つ設けられている。
なお、ここでは入出力ライン数が2である例を説明したが、1であってもよいし、3以上であっても構わない。
外部カウンタ14は、例えば図2に示すように、LSI20とは別体の外部ロジックとして構成されている。すなわち、LSI20内に外部カウンタ14を組み込んでいないために、LSI20の設計を大幅に変更する必要がない。
外部カウンタ14は、図2に示すm=4の場合、プロセッサ12からフレーム同期信号FSを1/4分周した分周フレーム同期信号DFSを生成して、分周フレーム同期信号DFSを、DAC15a,15bおよびADC16a,16bへ出力し、プロセッサ12へトリガー信号(Trigger)としてフィードバックする。
外部カウンタ14は、GPIOインタフェース(General Purpose Input/Output interface)を経由してLSI20と接続されている。外部カウンタ14は、GPIOインタフェースを経由したLSI20からの制御により、カウンタのクリア/リセットを行うことができるように構成されている。また、上述したように、外部カウンタ14内の分周回路14aの分周値1/mは、GPIOインタフェースを経由したLSI20からの制御により、変更可能であってもよい。
図3はI2Sインタフェース13から16チャンネルのオーディオデータを入出力しているときの様子を示すタイミングチャートである。
図3は、図2と同様にm=4で、サンプリング周波数が48[KHz]の例を示している。この場合、プロセッサ12は、フレーム同期信号FSを48[KHz]×4=192[KHz]に設定して、外部カウンタ14へ供給する。
外部カウンタ14は、受信したフレーム同期信号FSを1/m(ここでは1/4)に分周して、48[KHz]の分周フレーム同期信号DFSとしてDAC15a,15bおよびADC16a,16bに供給する。さらに、外部カウンタ14は、分周フレーム同期信号DFSをトリガー信号(Trigger)としてプロセッサ12へフィードバックする。
RAM12bにバッファリングされたチャンネル0(ch0)~チャンネル15(ch15)の16チャンネルのオーディオデータが、メディアクロック部22により発生されたフレーム同期信号FSに同期して、図3に示すようなTDM(Time-division multiplexing:時分割多重化)に従った順序で、I2S出力部23,24から出力される。
より詳細には、フレーム同期信号FSは、周期が例えば5.208[μs]であって、ハイレベルとローレベルが2.604[μs]毎に交代するパルス波である。このようなフレーム同期信号FSに同期して、2.604[μs]毎に1チャンネル分(1サンプリング)のオーディオデータ(ビット深度に応じたオーディオデータであり、例えば16ビットのオーディオデータ)がI2S出力部23,24から出力される。
従って、分周フレーム同期信号DFSの周期48[KHz]毎に、例えば、ch0,ch1,ch4,ch5,ch8,ch9,ch12,ch13それぞれの1サンプリングのオーディオデータがI2S出力部23から出力され、ch2,ch3,ch6,ch7,ch10,ch11,ch14,ch15それぞれの1サンプリングのオーディオデータがI2S出力部24から出力される。
DAC15aは、I2S出力部23から入力されたオーディオデータを、分周フレーム同期信号DFSおよびビットクロックBCKに同期してデジタル信号からアナログ信号に変換し、例えばスピーカ41へ出力する。
DAC15bは、I2S出力部24から入力されたオーディオデータを、分周フレーム同期信号DFSおよびビットクロックBCKに同期してデジタル信号からアナログ信号に変換し、例えばスピーカ42へ出力する。
ADC16aは、マイクロフォン43から入力されたオーディオデータを、分周フレーム同期信号DFSおよびビットクロックBCKに同期してアナログ信号からデジタル信号に変換し、図3に示すようなTDMに従った順序でI2S入力部25へ出力する。
ADC16bは、マイクロフォン44から入力されたオーディオデータを、分周フレーム同期信号DFSおよびビットクロックBCKに同期してアナログ信号からデジタル信号に変換し、図3に示すようなTDMに従った順序でI2S入力部26へ出力する。
I2S入力部25,26に入力された合計16チャンネルのオーディオデータは、RAM12bにバッファリングされて、MAC21により上述したようにAVTPフレームにパケット化され送信される。
I2S出力部23,24からの合計16チャンネルのオーディオデータの出力、およびI2S入力部25,26への合計16チャンネルのオーディオデータの入力に際して、チャンネル0(ch0)の入出力は、外部カウンタ14からプロセッサ12へフィードバックされる分周フレーム同期信号DFSに同期して行われる。
また、チャンネル0の入出力の前にGPIOインタフェースを経由してLSI20からカウンタ制御信号が送信され、図3に示すカウンタ制御信号の立ち上がりに応じて、外部カウンタ14のカウンタのクリア/リセットが行われ、その後にカウントが開始される。
このような動作により、DAC15a,15bおよびADC16a,16bの側からは、I2Sインタフェース13が1ライン48[KHz]のTDM8チャンネルとして動作しているように見える。こうして図2の構成では、TDM8チャンネル出力×2ライン、TDM8チャンネル入力×2ラインのエミュレーション動作が実現される。
なお、例えば1ライン48[KHz]のTDM16チャンネルとして動作しているように見せる場合(つまり、m=8の場合)には、フレーム同期信号FSを48[KHz]×8=384[KHz]に設定して外部カウンタ14へ供給し、外部カウンタ14に1/8分周の分周フレーム同期信号を生成させればよい。
より一般に、1ラインf[KHz]のTDM2mチャンネルのエミュレーション動作を行うには、フレーム同期信号FSをf[KHz]×m=mf[KHz]に設定して外部カウンタ14へ供給し、LSI20が分周回路14aに分周値1/mを設定して、外部カウンタ14に1/m分周の(つまり、周波数がf[KHz]の)分周フレーム同期信号を生成させればよい。
図4は、通信システム1において、オーディオデータの入出力を開始するときの処理を説明するためのタイミングチャート、図5は、通信システム1において、オーディオデータの入出力を開始するときの処理を説明するためのフローチャートである。
通信システム1におけるオーディオデータの入出力開始処理を、図4を参照しながら図5に沿って説明する。
図5に示す処理を開始すると、フレーム同期信号FSを受けた外部カウンタ14からの分周フレーム同期信号DFSが、トリガー信号(Trigger)としてフィードバックされるのを、プロセッサ12が待機する(ステップS1)。
プロセッサ12は、時刻Ttrにおいてトリガー信号(Trigger)を受信したら、トリガー割り込みIntTを発生させて、ソフトウェア処理により、パルスエッジ数Xを(m-M)に設定する(SetPS1)。
ここにXは、オーディオデータ出力を有効化する(イネーブルにする)ための第1のPPSシングルパルスP1を発生するまでの、時刻Ttrからのフレーム同期信号FSのパルスエッジ数(具体例としては、パルスの立ち上がりエッジ数)である。
またMは、オーディオデータ出力を有効化した後に、実際にオーディオデータがI2Sインタフェース13からラインに出力されるまでの、フレーム同期信号FSのパルスエッジ数であり、利用するハードウェアの仕様に依存する正の整数値となる。
さらに、プロセッサ12は、時刻Ttrにおいて入力用のトリガー信号(Trigger)を受信したら、上述したトリガー割り込みIntTに応じたソフトウェア処理により、パルスエッジ数Yを(m-N)に設定する(SetPS2)。
ここにYは、オーディオデータ入力を有効化する(イネーブルにする)ための第2のPPSシングルパルスP2を発生するまでの、時刻Ttrからのフレーム同期信号FSのパルスエッジ数(具体例としては、パルスの立ち上がりエッジ数)である。
またNは、オーディオデータ入力を有効化した後に、実際にオーディオデータがラインからI2Sインタフェース13に入力される(ラインからキャプチャされる)までの、フレーム同期信号FSのパルスエッジ数であり、利用するハードウェアの仕様に依存する正の整数値となる。
フレーム同期信号FSの周期をPfsとすると、プロセッサ12は、時刻(Ttr+X×Pfs)、つまり、次の数式1に示す時刻Tp1に第1のPPSシングルパルスP1を生成するように、イーサネットインタフェース11のPPSシングルパルス生成機能11aを制御する(ステップS2)。
[数1]
Tp1=Ttr+(m-M)×Pfs
また、プロセッサ12は、時刻(Ttr+Y×Pfs)、つまり、次の数式2に示す時刻Tp2に第2のPPSシングルパルスP2を生成するように、イーサネットインタフェース11のPPSシングルパルス生成機能11aを制御する(ステップS2)。
[数2]
Tp2=Ttr+(m-N)×Pfs
具体的に、本実施形態ではm=4、Pfs=5.208×1000[ns](Pfs=5.208[μs]となるが、ナノ秒単位の精度がでるために、単位を[ns]により記載している)であるために、数式1,2はそれぞれ次の数式3,4に示すようになる。
[数3]
Tp1=Ttr+(4-M)×(5.208×1000[ns])
[数4]
Tp2=Ttr+(4-N)×(5.208×1000[ns])
プロセッサ12は、PPSシングルパルス生成機能11aによる第1のPPSシングルパルスP1の生成を待機し、第1のPPSシングルパルスP1が生成されたらPPS出力割り込みが発生したと判定して(ステップS3A)、出力をイネーブルにして、出力がイネーブルになってからのフレーム同期信号FSのパルスエッジ数をカウントする(ステップS4A)。
プロセッサ12は、S4Aでカウントしたエッジ数がMになったか否かを判定して(ステップS5A)、エッジ数がM未満である場合には、ステップS4Aへ戻ってエッジ数のカウントを継続する。
一方、ステップS5Aにおいてエッジ数がMになったと判定した場合には、フレーム同期信号FSに同期してTDMエミュレーションライン出力、つまり、2ラインについて、1ライン当たりTDM8チャンネル出力を行う(ステップS6A)。これにより、I2Sインタフェース13がオーディオデータをDAC15へ出力開始するタイミングは、トリガー信号となる時刻Ttrの分周フレーム同期信号DFSの次の分周フレーム同期信号DFSに同期した時刻Toutとなり、オーディオデータch0の出力位置も分周フレーム同期信号DFSに同期する。
また、プロセッサ12は、ステップS2の処理を行った後に、出力用の処理と並列して入力用の処理を行う。
すなわち、プロセッサ12は、PPSシングルパルス生成機能11aによる第2のPPSシングルパルスP2の生成を待機し、第2のPPSシングルパルスP2が生成されたらPPS入力割り込みが発生したと判定して(ステップS3B)、入力をイネーブルにして、入力がイネーブルになってからのフレーム同期信号FSのパルスエッジ数をカウントする(ステップS4B)。
プロセッサ12は、S4Bでカウントしたエッジ数がNになったか否かを判定して(ステップS5B)、エッジ数がN未満である場合には、ステップS4Bへ戻ってエッジ数のカウントを継続する。
一方、ステップS5Bにおいてエッジ数がNになったと判定した場合には、フレーム同期信号FSに同期してTDMエミュレーションライン入力、つまり、2ラインについて、1ライン当たりTDM8チャンネル入力を行う(ステップS6B)。これにより、オーディオデータがADC16からI2Sインタフェース13へ入力開始するタイミングは、トリガー信号となる時刻Ttrの分周フレーム同期信号DFSの次の分周フレーム同期信号DFSに同期した時刻Tin(本実施形態では、Tout=Tin)となり、オーディオデータch0の入力位置も分周フレーム同期信号DFSに同期する。
上述したステップS6AおよびステップS6Bの処理を行ったら、その後は図示しないメイン処理に戻って、図3に示したようにオーディオデータの入出力を行う。
このような第1の実施形態によれば、サンプリング周波数のm逓倍の周波数のフレーム同期信号FSに同期して、I2S(Inter-IC Sound)インタフェース13が2mチャンネルのオーディオデータをDAC15へ出力またはADC16から入力し、外部カウンタ14がフレーム同期信号FSを1/m分周した分周フレーム同期信号DFSを生成してDAC15およびADC16へ出力するようにしたために、I2Sインタフェース13をTDMエミュレーション動作させることができる。
こうして、I2Sインタフェースを採用し、かつ多チャンネルのオーディオデータを入出力可能な通信装置、通信システム、通信方法、および処理プログラムを構成することができる。
また、2mチャンネルのオーディオデータを含むAVTPフレームを受信/送信するイーサネットインタフェース11をさらに備えたために、イーサネット回線2を経由したオーディオデータの送受信に適したオーディオインタフェースを構成することができる。
外部カウンタ14がフィードバックした分周フレーム同期信号DFSをトリガーとして、プロセッサ12は、I2S出力インタフェース13aが2mチャンネルのオーディオデータをDAC15へ出力開始するタイミングと、2mチャンネルのオーディオデータがADC16からI2S入力インタフェース13bへ入力開始するタイミングと、を制御するために、オーディオデータch0の出力位置および入力位置を分周フレーム同期信号DFSに同期させることができる。
このとき、数式1または数式3に示した時刻Tp1に、プロセッサ12がイーサネットインタフェース11に第1のPPSシングルパルスP1を生成させることで、PPS出力割り込みによりオーディオデータ出力を有効化すれば、次の分周フレーム同期信号DFSに同期してI2S出力インタフェース13aがオーディオデータを出力開始することができる。
また、数式2または数式4に示した時刻Tp2に、プロセッサ12がイーサネットインタフェース11に第2のPPSシングルパルスP2を生成させることで、PPS入力割り込みによりオーディオデータ入力を有効化すれば、次の分周フレーム同期信号DFSに同期してI2S入力インタフェース13bがオーディオデータを入力開始することができる。
こうして、外部カウンタ14を組み合わせることで、I2Sインタフェース13をTDMインタフェースとして利用することが可能となる。
すなわち、I2Sインタフェース13を用いる構成において、外部カウンタ14を設けてソフトウェアの設定を対応させるだけで、LSI20の設計を大幅に変更することなく、TDMインタフェースを用いる場合と同様に、オーディオデータ送受信の多チャンネル化を図ることができる。
さらに、外部カウンタ14およびソフトウェアの設定を変更することで、1ライン当たり8チャンネルのTDMエミュレーション動作から、例えば1ライン当たり16チャンネルのTDMエミュレーション動作へチャンネル数を増加する、または逆にチャンネル数を減少するなど、柔軟にチャンネル数を変更することができる。
(第2の実施形態)
この第2の実施形態において、上述の第1の実施形態と同様である部分については同一の符号を付すなどして説明を適宜省略し、主として異なる点について説明する。
上述した第1の実施形態においては、外部カウンタ14から入力される分周フレーム同期信号DFSを共通のトリガー信号として、PPS出力割り込み用の第1のPPSシングルパルスP1およびPPS入力割り込み用の第2のPPSシングルパルスP2を発生させた。これに対し本実施形態は、オーディオデータ出力に関して、AVTPタイムスタンプが示す時刻Tavに基づき、PPS出力割り込み用の第1のPPSシングルパルスP1を発生させるものとなっている。
すなわち、図1および図2に示すノードA3が送信するAVTPフレームには、IEEE1722において定義されたプレゼンテーションタイム(Presentation Time)が含まれている。プレゼンテーションタイムは、AVTPフレームフォーマットのAVTPタイムスタンプ(avtp_timestamp)に対応し、オーディオデータの再生時間を示している。そこで、本実施形態では、AVTPタイムスタンプを利用して、オーディオデータの出力開始タイミングを制御するようになっている。
なお、本実施形態におけるオーディオデータの入力開始タイミングは、上述した第1の実施形態と同様である。
図6は、通信システム1において、AVTPタイムスタンプを利用してオーディオデータの出力を開始するときの処理を説明するためのタイミングチャート、図7は、通信システム1において、AVTPタイムスタンプを利用してオーディオデータの出力を開始するときの処理を説明するためのフローチャートである。
通信システム1におけるオーディオデータの出力開始処理を、図6を参照しながら図7に沿って説明する。
図7に示す処理を開始すると、プロセッサ12が、AVTPタイムスタンプを受信するのを待機する(ステップS11)。
イーサネットインタフェース11により受信したAVTPフレームからAVTPタイムスタンプが抽出されると、プロセッサ12は、AVTPタイムスタンプが示す時刻Tavに基づき、オーディオデータ出力を有効化するための第1のPPSシングルパルスP1の生成時刻Tp1を、次の数式5に示すように算出する。
[数5]
Tp1=Tav-mod[Tav,(m×Pfs)]-M×Pfs
ここに、数値αを数値βで除算した余りをmod[α,β]として表すものとする。
そして、プロセッサ12は、時刻Ttr1において、AVTPタイムスタンプが示す時刻Tavの直前に発生したトリガー信号(Trigger)を受信したら、トリガー割り込みIntTを発生させて、算出した時刻Tp1に第1のPPSシングルパルスP1を生成するように、イーサネットインタフェース11のPPSシングルパルス生成機能11aを制御する(SetPS1)(ステップS12)。
数式5を詳しく説明すると、まず、mod[Tav,(m×Pfs)]=0の場合、つまり、AVTPタイムスタンプが示す時刻Tavが、分周フレーム同期信号DFSのパルスの立ち上がり時刻と一致している場合には、時刻TavにI2Sインタフェース13からオーディオデータをラインに出力すれば、オーディオデータch0の出力位置を分周フレーム同期信号DFSに同期させることができる。このときには、数式5は次の数式6となって、数式6により第1のPPSシングルパルスP1の生成時刻Tp1を算出すればよい。
[数6]
Tp1=Tav-M×Pfs
具体的な数値例を挙げれば、本実施形態ではm=4、Pfs=5.208×1000[ns]であるために、mod[Tav,(4×5.208×1000[ns])]=0の場合、次の数式7に従って、第1のPPSシングルパルスP1の生成時刻Tp1を算出すればよい。
[数7]
Tp1=Tav-M×5.208×1000[ns]
一方、mod[Tav,(m×Pfs)]≠0の場合、つまり、AVTPタイムスタンプが示す時刻Tavが、分周フレーム同期信号DFSのパルスの立ち上がり時刻とずれている場合には、時刻TavにI2Sインタフェース13からオーディオデータをラインに出力すると、オーディオデータch0の出力位置が分周フレーム同期信号DFSとずれてしまう。
そこで、この場合には、数式8に示すように、分周フレーム同期信号DFSに対する時刻Tavの余りmod[Tav,(m×Pfs)]を減算することで、AVTPタイムスタンプが示す時刻TavをTav′に補正する。
[数8]
Tav′=Tav-mod[Tav,(m×Pfs)]
これにより、補正後の時刻Tav′は、分周フレーム同期信号DFSのパルスの立ち上がり時刻と一致する。
そして、補正後の時刻Tav′に基づき、数式6と同様に、第1のPPSシングルパルスP1の生成時刻Tp1を次の数式9により算出すればよい。
[数9]
Tp1=Tav′-M×Pfs
この数式9に数式8を代入すれば、上述した数式5となる。従って、数式5は、mod[Tav,(m×Pfs)]=0の場合と、mod[Tav,(m×Pfs)]≠0の場合と、の両方に対して用いることができる。
なお、上述と同様の具体的な数値例では、mod[Tav,(4×5.208×1000[ns])]≠0の場合に、数式8は次の数式10となり、数式9は次の数式11となる。
[数10]
Tav′=Tav-mod[Tav,(4×5.208×1000[ns])]
[数11]
Tp1=Tav′-M×5.208×1000[ns]
なお、図6のオーディオデータ出力において、AVTPタイムスタンプが示す時刻Tavの直前に発生したトリガー割り込みIntTのシステム時刻Ttr1が、分周フレーム同期信号DFSの周期(m×Pfs)で割り切れる値となる場合、つまり、mod[Ttr1,(m×Pfs)]=0の場合は、上述した数式5により第1のPPSシングルパルスP1の生成時刻Tp1を算出すればよい。
これに対して、メディアクロック開始のタイミングずれやジッター等の影響により、時刻Ttr1が、分周フレーム同期信号DFSの周期(m×Pfs)で割り切れない値となる場合、つまり、mod[Ttr1,(m×Pfs)]≠0の場合は、AVTPタイムスタンプが示す時刻Tavを数式12に示すようにTav″に補正した上で、オーディオデータ出力を有効化するための第1のPPSシングルパルスP1の生成時刻Tp1を、数式13に示すように算出することができる。
[数12]
Tav″=Tav-mod[(Tav-Ttr1),(m×Pfs)]+(m×Pfs)
[数13]
Tp1=Tav″-M×Pfs
ここで、上述と同様の具体的な数値例では、mod[Ttr1,(4×5.208×1000[ns])]≠0の場合に、数式12は次の数式14となり、数式13は次の数式15となる。
[数14]
Tav″=Tav-mod[(Tav-Ttr1),(4×5.208×1000[ns])]
+(4×5.208×1000[ns])
[数15]
Tp1=Tav″-M×5.208×1000[ns]
プロセッサ12は、このように算出した時刻Tp1に、第1のPPSシングルパルスP1を、イーサネットインタフェース11のPPSシングルパルス生成機能11aに生成させることで、ステップS3AのPPS出力割り込み処理が行われ、その後も図5に示したステップS4A~S6Aの処理と同様の処理が行われる。
こうして、ステップS6Aの処理を行ったら、その後は図示しないメイン処理に戻って、図3に示したようにオーディオデータの出力を行う。
このような第2の実施形態によれば、上述した第1の実施形態とほぼ同様の効果を奏するとともに、数式5に示す時刻Tp1に第1のPPSシングルパルスP1を生成するようにしたために、オーディオデータの出力開始位置を、外部カウンタ14が生成する分周フレーム同期信号DFSに一致させることができる。
さらに、オーディオデータの出力開始タイミングを、オーディオデータの入力開始タイミングとは個別に設定することができる。
そして、AVTPタイムスタンプが示す時刻Tavが、分周フレーム同期信号DFSのパルスの立ち上がり時刻とずれている場合に、分周フレーム同期信号DFSに対する時刻Tavの余りmod[Tav,(m×Pfs)]を、数式5(または数式8)に示すように減算したために、オーディオデータの出力開始タイミングを、分周フレーム同期信号DFSのパルスの立ち上がり時刻に正確に一致させることができる。
また、トリガー割り込みIntTの時刻Ttr1が分周フレーム同期信号DFSの周期(m×Pfs)で割り切れない値となる場合に、数式12および13により第1のPPSシングルパルスP1の生成時刻Tp1を算出するようにしたために、メディアクロック開始のタイミングずれやジッター等の影響があっても、オーディオデータの出力開始タイミングを、分周フレーム同期信号DFSのパルスの立ち上がり時刻に正確に一致させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例示であり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 通信システム、2 イーサネット回線、3 ノードA、3a gPTPマスター機能、4 ノードB、4a gPTPスレーブ機能、11 イーサネットインタフェース、11a PPSシングルパルス生成機能、12 プロセッサ、12a CPU、12b RAM、12c メディアクロック機能、13 I2Sインタフェース、13a I2S出力インタフェース、13b I2S入力インタフェース、14 外部カウンタ、14a 分周回路、15,15a,15b デジタルアナログコンバータ(DAC)、16,16a,16b アナログデジタルコンバータ(ADC)、17 フラッシュメモリ、20 LSI(Large Scale Integration)、21 MAC(Medium Access Control)、22 メディアクロック部、23,24 I2S出力部、25,26 I2S入力部、41,42 スピーカ、43,44 マイクロフォン

Claims (7)

  1. mを2以上の整数としたときに、
    オーディオデータのサンプリング周波数のm逓倍の周波数のフレーム同期信号を発生するメディアクロック機能を備えるプロセッサと、
    2mチャンネルのオーディオデータを、前記フレーム同期信号に同期して、デジタルアナログコンバータ(DAC)へ出力またはアナログデジタルコンバータ(ADC)から入力する第1インタフェースと、
    前記2mチャンネルのオーディオデータを含むAVTP(Audio Video Transport Protocol)フレームを受信/送信する第2インタフェースと、
    前記プロセッサから前記フレーム同期信号を受信して、前記フレーム同期信号を1/m分周した分周フレーム同期信号を生成し、前記分周フレーム同期信号を前記DACおよび前記ADCへ出力する外部カウンタと、
    を備え
    前記外部カウンタは、前記分周フレーム同期信号を前記プロセッサへフィードバックし、
    前記プロセッサは、前記分周フレーム同期信号をトリガーとして、前記第1インタフェースが前記2mチャンネルのオーディオデータを前記DACへ出力開始するタイミングと、前記2mチャンネルのオーディオデータが前記ADCから前記第1インタフェースへ入力開始するタイミングと、を制御し、
    前記第2インタフェースは、PPS(Pulse Per Second)シングルパルスを生成する機能を備え、
    オーディオデータ出力を有効化した後に実際にオーディオデータが前記第1インタフェースからラインに出力されるまでの前記フレーム同期信号のパルスエッジ数をM、前記フレーム同期信号の周期をPfs、前記トリガーの受信時刻をTtrとすると、
    前記プロセッサは、次の時刻Tp1に、
    Tp1=Ttr+(m-M)×Pfs
    オーディオデータ出力を有効化するための第1のPPSシングルパルスを、前記第2インタフェースに生成させ、前記第1インタフェースが前記2mチャンネルのオーディオデータを前記DACへ出力開始するタイミングを、前記第1のPPSシングルパルスに基づき制御する通信装置。
  2. オーディオデータ入力を有効化した後に実際にオーディオデータがラインから前記第1インタフェースに入力されるまでの前記フレーム同期信号のパルスエッジ数をNとすると、
    前記プロセッサは、次の時刻Tp2に、
    Tp2=Ttr+(m-N)×Pfs
    オーディオデータ入力を有効化するための第2のPPSシングルパルスを、前記第2インタフェースに生成させ、前記2mチャンネルのオーディオデータが前記ADCから前記第1インタフェースへ入力開始するタイミングを、前記第2のPPSシングルパルスに基づき制御する請求項1に記載の通信装置。
  3. 請求項1に記載の通信装置と、
    前記通信装置と接続されるイーサネット回線と、
    前記イーサネット回線を経由して前記通信装置と接続される第2の通信装置と、
    を備え、
    前記通信装置は、前記イーサネット回線を経由して前記第2の通信装置から前記AVTPフレームを受信し、前記イーサネット回線を経由して前記第2の通信装置へ前記AVTPフレームを送信する通信システム。
  4. mを2以上の整数としたときに、
    オーディオデータのサンプリング周波数のm逓倍の周波数のフレーム同期信号を発生するメディアクロック機能を備えるプロセッサと、
    2mチャンネルのオーディオデータを、前記フレーム同期信号に同期して、デジタルアナログコンバータ(DAC)へ出力またはアナログデジタルコンバータ(ADC)から入力する第1インタフェースと、
    前記2mチャンネルのオーディオデータを含むAVTP(Audio Video Transport Protocol)フレームを受信/送信する第2インタフェースと、
    前記プロセッサから前記フレーム同期信号を受信して、前記フレーム同期信号を1/m分周した分周フレーム同期信号を生成し、前記分周フレーム同期信号を前記DACおよび前記ADCへ出力する外部カウンタと、
    を備え、
    前記外部カウンタは、前記分周フレーム同期信号を前記プロセッサへフィードバックし、
    前記プロセッサは、前記分周フレーム同期信号をトリガーとして、前記第1インタフェースが前記2mチャンネルのオーディオデータを前記DACへ出力開始するタイミングと、前記2mチャンネルのオーディオデータが前記ADCから前記第1インタフェースへ入力開始するタイミングと、を制御し、
    前記第2インタフェースは、PPS(Pulse Per Second)シングルパルスを生成する機能を備え、
    オーディオデータ出力を有効化した後に実際にオーディオデータが前記第1インタフェースからラインに出力されるまでの前記フレーム同期信号のパルスエッジ数をM、前記フレーム同期信号の周期をPfs、数値αを数値βで除算した余りをmod[α,β]とすると、
    前記プロセッサは、前記AVTPフレームに含まれるAVTPタイムスタンプが示す時刻Tavに基づき、次の時刻Tp1に、
    Tp1=Tav-mod[Tav,(m×Pfs)]-M×Pfs
    オーディオデータ出力を有効化するための第1のPPSシングルパルスを、前記第2インタフェースに生成させ、前記第1インタフェースが前記2mチャンネルのオーディオデータを前記DACへ出力開始するタイミングを、前記第1のPPSシングルパルスに基づき制御する通信装置。
  5. 前記時刻Tavの直前における前記トリガーの受信時刻をTtr1とすると、
    前記プロセッサは、前記時刻Tp1の、
    Tp1=Tav-mod[Tav,(m×Pfs)]-M×Pfs
    への設定をmod[Ttr1,(m×Pfs)]=0の場合に行い、
    mod[Ttr1,(m×Pfs)]≠0の場合は、前記時刻Tp1を、
    Tp1=Tav-mod[(Tav-Ttr1),(m×Pfs)]
    +(m×Pfs)-M×Pfs
    に設定する請求項4に記載の通信装置。
  6. 請求項4に記載の通信装置と、
    前記通信装置と接続されるイーサネット回線と、
    前記イーサネット回線を経由して前記通信装置と接続される第2の通信装置と、
    を備え、
    前記通信装置は、前記イーサネット回線を経由して前記第2の通信装置から前記AVTPフレームを受信し、前記イーサネット回線を経由して前記第2の通信装置へ前記AVTPフレームを送信する通信システム。
  7. mを2以上の整数としたときに、
    オーディオデータのサンプリング周波数のm逓倍の周波数のフレーム同期信号を発生し、
    2mチャンネルのオーディオデータを、前記フレーム同期信号に同期して、デジタルアナログコンバータ(DAC)へ出力またはアナログデジタルコンバータ(ADC)から入力し、
    前記2mチャンネルのオーディオデータを含むAVTP(Audio Video Transport Protocol)フレームを受信/送信し、
    前記フレーム同期信号を1/m分周した分周フレーム同期信号を生成し、
    前記分周フレーム同期信号を前記DACおよび前記ADCへ出力し、
    前記分周フレーム同期信号をトリガーとして、前記2mチャンネルのオーディオデータを前記DACへ出力開始するタイミングと、前記2mチャンネルのオーディオデータが前記ADCから入力開始するタイミングと、を制御し、
    オーディオデータ出力を有効化した後に実際にオーディオデータがラインに出力されるまでの前記フレーム同期信号のパルスエッジ数をM、前記フレーム同期信号の周期をPfs、前記トリガーの受信時刻をTtrとすると、
    次の時刻Tp1に、
    Tp1=Ttr+(m-M)×Pfs
    オーディオデータ出力を有効化するための第1のPPS(Pulse Per Second)シングルパルスを生成し、前記2mチャンネルのオーディオデータを前記DACへ出力開始するタイミングを、前記第1のPPSシングルパルスに基づき制御する通信方法。
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