JP2000511229A - 直鎖状超高分子量ポリアミドおよびそれらの製造方法 - Google Patents

直鎖状超高分子量ポリアミドおよびそれらの製造方法

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Abstract

(57)【要約】 重量平均分子量が200,000をこえる直鎖状のポリアミドは、不活性ガスを反応器に穏やかに注入しながら、少なくとも5分間にわたり約265〜300℃の温度における混合を伴い低分子量溶融ポリアミドを加熱することにより製造され、ポリアミドの分子量の増加は特定のホスフィン酸誘導体により触媒される。

Description

【発明の詳細な説明】 直鎖状超高分子量ポリアミドおよびそれらの製造方法 発明の分野 本発明は、直鎖状超高分子量(linear very high molecular weight)ポリア ミドおよびそれらを低分子量ポリアミドから製造するための方法に関するもので ある。本発明の高分子量ポリアミドは、高強度の繊維および工学製品の製造にお いて有用である。 発明の背景 例えば、ナイロン6,6のような現在市販のポリアミドは、かなり低分子量で ある。すなわち、数平均分子量Mnは約10,000〜20,000の範囲であ り、一方重量平均分子量Mwは約20,000〜50,000である。そのよう な物質は、現在、織物ならびに工業用繊維および成型工学製品の製造において使 用されている。 高度の直鎖性を保ちながら著しく高いレベルまで分子量を増加すること(この 目標は今まで達成されていない)は、現在得られているよりもより高い靱性およ び強度を示す高性能繊維および工学製品に適する全く新しい系列の溶融処理でき るポリアミドを入手可能にするにちがいないということがずっと認識されていた 。 しかしながら、本発明の前に、そのような直鎖状で、高分子量のポリアミドは 知られていなかった;またそれらを製造することが可能な方法も知られていなか った。 本発明者に既知である2つの米国特許において、ポリアミド生成物の分子量は 報告されていないが、それらの相対粘度RVが報告されている。RVは、便利な 値であり、比較対照目的(control purpose)に対する分子量計算のためにナイ ロンビジネスにおいて使用されている。標準範囲をはるかに越えた分予量を議論 す るとき、それはより限定された値であるだろう。しかしながら、比較の目的のた めに、当業者に既知である式Mw=2492.5×(RV0.68046)を使用する ことにより、先行技術で報告されたRV値を近似の重量平均分子量に転換するこ とができる。 米国特許第4,912,175号(Millerらによる)は、ホスホン酸またはホスフィン 酸の触媒あるいはそれらのエステル存在下、265〜300℃で加熱し、“アミ ド生成”速度を増大させる(分子量を増加させる)ことにより、ポリアミド、特 にナイロン6,6の分子量を増加する方法を開示している。結果として生じた生 成物は、“望ましい低度の枝分かれ”を示す。作業温度は、ナイロン6,6の溶 融温度より上であるが、別法では溶融温度をより下に、好ましくは170〜24 5℃にすることができる。全ての実施例は、密閉した“薄膜重合器”において数 グラムのスケールで実施した。重合は、100torr(13.3kPa)の減 圧、蒸気下において、280℃で実施した。触媒の濃度は、ナイロンのkgにつ き10mmolであった。反応時間は5分であった。出発物質は、約38,00 0(RV=54)の重量平均分子量であった。得られたポリマーは、約113, 000(RV=271)程度の高さの重量平均分子量を有した。枝分かれは、現 在は旧式とされている方法により、ポリマーのkgにつき2.5mmolオーダ ーであると決定された(この値は通常低いと言われた)。 米国特許第4,966,949号(Whelandによる)は、出発物質が約31,000(R V=40)の重量平均分子量であったことを除いて、Millerらの特許における記 載と本質的に同じ方法で、置換されたフェニルホスホン酸触媒を使用する。得ら れたポリマーは、重量平均分子量が約182,000(RV=548)であった 。Whelandは、最終ポリアミド製品が直鎖状であったかどうかを述べていない。 Srinivasanらは、Journal of Applied Polymer Scince,53,1731において、繊 維のようなプレフォームした低分子量ナイロン6,6製品の固相重合により得ら れた、約280,000までの粘度平均分子量を有するナイロン6,6を開示し ている。分子量を決定するために著者により使用された方法は、高分子量ポリマ ーに対して不適切であることは当業者に既知である;正しく決定した場合、分子 量はより低くなることが予想される。さらに、提示されたデータでは、ナイロ ンの数平均分子量を決定することができない。さらに、より重大なことには、ナ イロンの直鎖性について多くの情報がない。著者がいう“連結鎖(tie chains)” とは、分子の枝分かれが著しい程度であることを意味するものである。 発明の要旨 本発明は、サイズ排除クロマトグラフィー(SEC)によりそれぞれの分子量 が決定されるときに、200,000より大きい重量平均分子量を有し、かつ2 5,000より大きく、好適には少なくとも40,000の数平均分子量を有し ;および100,000の分子量において決定されるとき、直鎖状標準物(line ar standard)の固有粘度に対する固有粘度の比に相当するg’値が、検出でき る長鎖の枝分かれがないことを示す少なくとも0.95である、本質的に直鎖状 のポリアミドを提供するものである。 本発明は、さらに、かかるポリアミドを製造するための方法を提供するもので あり、該方法は、 (1)低分予量ポリアミドと、ポリマーのkgにつき少なくとも0.5mmol の下式の触媒とを充分に混合することができる重合反応器に充填する工程; R(CH2nPO3R’2 (式中、Rは、2−ピリジルまたはNH2−;n=2,3または4;R’はC1− C10のアルキルまたは水素;好適には[2−(2’−ピリジル)エチル]ホスホ ン酸(PEPA)である) (2)充填物を265〜300℃、好ましくは270〜290℃まで加熱し、充 填物を溶融させる工程; (3)不活性ガスで反応器を掃引しながら、少なくとも約5分間にわたって溶融 ポリマーを完全に混合する工程; (4)反応器からポリアミドを排出する工程; とを具える。発明の詳細な説明 本発明の方法を実施するのに好適な装置は、米国特許第4,556,324号(Tynanに よる)において記述された溶融−フィルム重合器であり、これを引用することで 明細書の一部とする。この装置は、高度の混合を提供し、そこで広い面積の溶融 フィルムが作成され、その表面は耐えず更新される;エクストルーダーにおいて 通常得られるよりもより長い残留時間を許容するが、それでも連続法に適してお り、それは好ましいことである。 本発明の方法において出発物質として最も適当なポリアミドとしては、既知の 方法に従って、ジアミンとジカルボン酸またはそれらのジエステルとから製造さ れた縮合ホモポリマーおよびコポリマーである。代表的なかかるポリアミドは、 ナイロン6,6;ナイロン6,12;およびへキサメチレンジアンモニウムアジ ペートと2−メチルペンタメチレンジアミンおよびスルホイソフタル酸とのコポ リマーであり、全て、約20,000から50,000の範囲の重量平均分子量 を有する。スルホイソフタル酸は、3,5−ジカルボキシベンゼンスルホン酸の 商品名であり、そのナトリウムスルホン酸塩の形態で使用される。 ポリアミドと予備混合することができる、出発のポリマーおよび触媒を、例え ば窒素のような不活性ガスで満たされ、かつ必要とされる温度まで予熱された溶 融フィルム重合器に入れた。ポリアミドの充填物が溶融した後、穏やかな流量の 不活性ガス(窒素が好ましい)を伴って撹拌が開始される。これは通常、大気圧 を僅かに上回る窒素圧で、開放系において実施される。主に、この方法は、減圧 下、例えば40−55kPaにおいて実施することもでき、窒素掃引(nitrogen sweep)を用いた常圧における水分留去の効果は、減圧におけるものよりも高い 。さらに、非常に低圧、すなわち、ほとんど完全真空において、溶融ナイロンは 、望ましくない気泡を生じやすい。 しばしば、出発のポリマーのkgにつき0.5mmolの好ましい触媒(PE PA)で充分であるけれども、ポリアミドのkgにつき少なくとも約1mmol が好適であり、ポリアミドのkgにつき少なくとも2mmolが特に推奨される 。ポリアミドのkgにつき10mmol程度の高さのPEPA量で実施可能であ る ことが分かった。一方、触媒の最適な量は実験的にすみやかに決定することがで き、よりさらに増加させることによる利点は得られない。最初のポリマーが溶融 した後、少なくとも約5分間の反応時間で多くの場合充分である;より長い反応 時間は、ポリマーの均一性を改善し、低いMw/Mn比を生じ、一方で、分子量 のさらなる増加をもたらす。より長い反応時間は、触媒の量がポリアミドのkg につき約1mmol未満であるときに特に推奨される。 本発明は、それらのある好適な実施態様における代表的な実施例により目下、 示される。全ての部、割合およびパーセンテージは、特に示さない限り重量基準 である。 分析技術は、実験部の最後において記述される。 実施例 以降の実施例では、米国特許第4,556,324号に記述されたタイプの小型溶融フ ィルム重合器を使用した。装置を285℃まで加熱した。排気および窒素を用い たパージを数回行い、空気を排除した。3〜3.25%の2−メチルペンタメチ レンジアミン、1.25%のスルホイソフタル酸、および95.25〜95.5 %のへキサメチレンジアンモニウムアジペートとから製造された20グラムのポ リアミドコポリマーを、次亜リン酸マンガンの形態におけるMnの12ppmと 一緒に、示した量のPEPA触媒と先に混合し、加熱され窒素を充填した重合器 中に注入した。最初のポリアミドの重量平均分子量は、約29,000(RV= 38)であった。ポリアミドを溶融したとき、混合を開始し、以下の表1に示し た長さの時間において実施した。 表 1 PEPA 反応時間 Mwn 実施例番号 mmoles/kg (min) (x10-3) Mw/Mn 1 1.0 2 132 17 7.6 2 1.0 5 211 29 7.2 3 1.5 2 132 16 8.1 4 1.5 5 222 32 6.9 5 2.0 2 172 19 9.2 6 2.0 5 261 57 4.6 この表は、反応時間が5分間であったときは200,000をかなりこえる分 子量が各レベルの触媒について得られるが、反応時間が2分間であったときは常 に200,000より下であったことを示す。 分子量は、Modern Size Exclusion Liquid Chromatography、John Wiley and Sons、1979においてW.W.Yaoらにより記述されたようなサイズ排除クロマトグ ラフィー(SEC)を使用して決定した。以下に記述された測定に使用したのは 、Shodex GPC HFIP 800Pカラム、次に2つのShodex HFIP 80Mカラム(Waters Cor p(Milford,MA)社製)を備えた水高圧液体クロマトグラフHPLC 150型 (Waters C orp(Milford,MA)社製)であった。検出器は、Wyatt型DAWN F マルチ−アングル レザー光散乱検出器(Wyatt Technology Corp(Santa Barbara,CA)社製、粘度計 を通って流すViscotek型 150R(Viscotek Corporation(Houston,TX)社製)およ びWater 150C屈折計(Water Corp社製)を含む。試料を少ないパーセンテージの トリフルオロ酢酸ナトリウムと一緒にヘキサフルオロイソプロパノールに溶解し た。 別法としては、ポリマー分子の直鎖性、または枝分かれ度は、同じ分子量範囲 において、試験サンプルの固有粘度と直鎖状標準物の固有粘度とを比較すること により算出した。しかしながら、本発明のかなり高分子量のサンプル関して対応 する直鎖状標準物は存在しない。それ故、本発明の特定ポリマーの枝分かれ度は 、商業的に一般に見られる低分子量のポリアミドに対して現れる関係に高分子量 を外挿することにより算出した。 この方法は、Mark-Houwink式に基づいており、分子量と固有粘度hとの関係は [h]=K・Ma のように記述され、式中“K”は、Mark-Houwink定数であり;“a”は、Mark-Ho uwink定数の指数関数であり、Mは、重量平均分子量である。Mark-Houwink式は 公知である;例えば、F.W.Billmeyer,Textbook of Polymer Science, 3rd ed., Chapter8,John Wiley and Sons,Inc.,NewYork,1984を参照されたい.Mark-Houwi nkパラメーターは、本発明の高分子量ポリマーおよび低分子量の直鎖状標準物に 対して上述したようなSECデータから決定した。枝分かれのファクターg’は 、著者P.E.SladeのPolymer Molecular Weight,Part II,6章,287-378頁において Ouano,A.C.,E.M.BarrallおよびJ.JF.Johnsonらによってセクション タイトルGel Permeation Chromatographyに記述された通りである。Marcel Dekk er,Inc.,NewYork,1975では、同範囲の分子量を上回る直鎖状標準物の固有粘度に 対する試験サンプルの固有粘度の比から決定している。 以降に記述された評価において、平均の結果とは3種の直鎖状標準物から得ら れたものである;一方、本発明の各ポリマーに対するデーターは、2つの評価の 平均である。 ナイロン6,6において、0.95より大きいg’の値は、検出できる長鎖の 枝分かれが無いことを示すと見なされる。以下、表2に示したように、本発明の ポリマーでは、分子量100,000g/モルにおいて計算された、いかなる検 出可能なレベルの長鎖の枝分かれもないことを示した。 表 2 100,000Mw において決定したときのMark-Houwlnk定数 サンプル LogK a [h] g' 平均g' StdA -2.755 0.638 2.723 0.97 StdB -2.943 0.683 2.965 1.06 StdC -2.755 0.638 2.723 0.97 Ex.1/1 -2.763 0.644 2.864 1.02 1.01 Ex.1/2 -2.636 0.617 2.812 1.00 Ex.2/1 -2.769 0.641 2.729 0.97 0.97 Ex.2/2 -2.783 0.643 2.704 0.96 Ex.3/1 -2.859 0.662 2.825 1.01 1.02 Ex.3/2 -2.630 0.618 2.884 1.03 Ex.4/1 -2.561 0.596 2.624 0.94 0.98 Ex.4/2 -2.487 0.589 2.871 1.02 Ex.5/1 -2.714 0.632 2.793 1.00 1.01 Ex.5/2 -2.666 0.624 2.844 1.01 Ex.6/1 -2.462 0.588 3.006 1.07 1.07 Ex.6/2 -2.405 0.574 2.985 1.06

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. サイズ排除クロマトグラフィーによりそれぞれの分子量が決定されるとき に、200,000より大きい重量平均分子量および25,000より大きい数 平均分子量を有し、および分子量100,000において決定されるときに、直 鎖状標準物の固有粘度に対する固有粘度の比に相当するg’値が、検出できる長 鎖の枝分かれがないことを示す少なくとも0.95である、ことを特徴とする本 質的に直鎖状のポリアミド。 2. ポリアミドがナイロン6,6であることを特徴とする請求項1に記載のポ リアミド。 3. ポリアミドが、ヘキサメチレンジアンモニウムアジペートと2−メチルペ ンタメチレンジアミンおよび3,5−ジカルボキシベンゼンスルホン酸とのコポ リマーであることを特徴とする請求項1に記載のポリアミド。 4. ポリアミドが、少なくとも40,000の数平均分子量を有することを特 徴とする請求項1に記載のポリアミド。 5.サイズ排除クロマトグラフィーによりそれぞれ分子量が決定されるときに、 200,000より大きい重量平均分子量および25,000より大きい数平均 分子量を有し、および分予量100,000において決定されるときに、直鎖状 標準物の固有粘度に対する固有粘度の比に相当するg’値が、検出できる長鎖の 枝分かれがないことを示す少なくとも0.95である、本質的に直鎖状のポリア ミドを製造するための方法であって、前記方法は; (1)低分子量のポリアミドおよびポリマーのkgにつき少なくとも0.5mm olの下式の触媒 R(CH2nPO3R’2 (式中、Rは2−ピリジルまたはNH2−;n=2、3または4;およびR’は C1−C10のアルキルまたは水素)とを充分に混合することが可能な重合反応器 に充填させる工程; (2)265〜300℃まで充填物を加熱し、充填物を溶融させる工程; (3)不活性ガスで反応器を掃引しながら、少なくとも約5分間にわたって溶融 ポリマーを完全に混合する工程; (4)反応器からポリアミドを排出する工程; とを備えることを特徴とする方法。 6. 前記触媒は[2−(2’−ピリジル)−エチル]ホスホン酸を含むことを 特徴とする請求項5に記載の方法。 7. 反応器の温度を約270〜290℃に維持することを特徴とする請求項5 に記載の方法。 8. 触媒の量が、ポリアミドのkgにつき少なくとも1mmolであることを 特徴とする請求項5に記載の方法。 9. 触媒の量が、ポリアミドのkgにつき少なくとも2mmolであることを 特徴とする請求項8に記載の方法。 10. 触媒の量が、ポリアミドのkgにつき少なくとも0.5〜10mmol であることを特徴する請求項5に記載の方法。
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