JP2000510378A - 組織を貫通する医療機器システム - Google Patents

組織を貫通する医療機器システム

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Abstract

(57)【要約】 ベレス針と、拡張閉塞器と、カニューレとから成る医療機器。ベレス針は、ベレス針の針先端でその前方領域に開口を有する管状の安全閉塞器を有する。案内スロットを有するガイドは、膣の後脳弓に当たるように患者の膣に配置されて、ベレス針を膣および腹膜壁を通って案内する。ガイドワイヤは、ベレス針を通って、更に、ベレス針によって形成される腹膜壁の孔を通って、拡張閉塞器を孔を通過させて案内する。

Description

【発明の詳細な説明】 組織を貫通する医療機器システム 関連出願のクロスリファレンス 本出願は、1997年10月17日に提出された米国仮出願第60/062, 536号の利点を要求する。 発明の背景 1.発明の技術分野 本発明は、医療機器に関して、特に、組織を通過させてカニューレを配置する システム及び方法に関する。 2.従来技術 クルドスコピーは、膣を介して光学機器によって骨盤器官を視覚化する周知の 医療プロシージャである。従来、比較的大きなトロカールが、腹膜壁を貫通する ために使用された。しかし、結腸や子宮に非常に近いために、更に、トロカール が比較的大きいために、外科医が、不注意にも、子宮や結腸へと貫通させて損傷 させることがあった。トロカールの正確な配置は、必ずしも一貫していなかった 。本発明の目的は、上記問題を克服して、使用が容易でより正確なシステムを提 供することである。 腹腔鏡検査法は、骨盤の全景図を形成し、更に卵管不妊手術に対して優れてい ることが示されたので、クルドスコピーは、1970年代に放棄された。しかし 、骨盤腔鏡法 殺菌不妊手術の困難さおよび複雑さは、卵管の視覚化と体外に出すこと(exteri orization)とに関連していた。不妊症におけるクルドスコピーの効果は、フラ ンスおよびイギリスの文献にて強調された。腹腔鏡検査法の技術は連続的に改善 されたが、クルドスコピーの技術は、1960年代以後進歩していない。 不妊症の検査の標準プロシージャとしての診断腹腔鏡検査法は、明らかな骨盤 の症状が、臨床的に疑わしい意味の通常の所見や症状に結果としてならずに、健 康な女性に対して頻繁に実行される。あいにく、腹腔鏡検査法は、無害ではなく 、多数の外科のプロシージャとして考慮すべきである。この理由のために、無症 候の患者へのプロシージャは、検査方法の後のステージまで頻繁に延期され、疾 患の進展を評価したり、治療の効果が定期臨床業務とは考えられないことをチェ ックするために、プロシージャを繰り返す。小型腹腔鏡検査法は、全身麻酔を避 けることによって、より受け入れられる傾向がある。しかし、腹腔鏡検査法にお いて使用される臍からのアクセスは、卵管・卵巣の構造を調べるには、理想的な 角度ではない。卵巣表面および卵円窩(fossa ovarica)を露出するために、トレ ンデレンブルク体位、CO2腹膜腔吹入膨張法による膨張、第2のトロカールの 挿入、腸及び付属器官の操作などの複数の行程が要求される。CO2腹膜腔吹入 膨張法は、患者を不快にし、アシドーシスは、患者に対して潜在的に有害であり 、イント ラファオピーオ(intrafallopian)転移プロシージャが含まれる場合は、配偶子お よび胎児に有害となりうる。腫瘍細胞の成長および転移(spread)が、空気やCO2 によって加速されるということにも関心がある。最後に、海馬采および無脈管 癒着などの構造は、腹膜腔吹入膨張法よりもヒドロフルメチアジドによって検査 することは容易である。診断腹腔鏡検査法の膨張媒体として生理食塩水を使用す ることは、魅力的であるが、トレンデレンブルク体位の患者には実行不可能であ る。 発明の概要 従来使用されたクルドスコピーとは異なり、本発明のミニハイドロクルドスコ ピーを受ける患者は、仰向けの砕石位に置かれ、旧スタイルのクルドスコピーの ような膝胸位ではない。これは、検査テーブルから落ちる患者の危険性を少なく する効果を有する。大きいトロカールの使用による痛みのために比較的大きい患 者の鎮静を必要とする従来使用されたクルドスコピーとは異なり、本発明のミニ ハイドロクルドスコピーは、局所麻酔だけで使用できる。何となれば、小さい穿 刺孔だけが突き通されて、次に単に大きいサイズの孔をあけることよりは痛くな い方法で拡張されるからである。従来のクルドスコピーにおいて比較的大きいサ イズの孔をあけることは、本発明によって比較的小さいサイズの孔をあけること よりは、大きな力を必要とした。このように、本発明は、穿刺が起きたあと針が 腹膜壁を通 過しすぎて移動するという危険性を少なくする。更に、患者が膝胸位となる従来 使用されたクルドスコピーとは異なり、本発明のミニハイドロクルドスコピーに よって、医者は、より容易に識別できる位置の腹膜壁の後方の患者の身体を見る ことができる。このように、医者に生じる方向の混乱は、低減される。 本発明の一実施例によれば、前端部とシャフトと後端部とから成る医療機器ガ イドが設けられる。前端部は、ほぼ球形で、それに沿ってガイドチャネルを有す る。前端部は、患者の腹膜壁に当たって膣に収納されるような大きさと形状とを 有する。シャフトは、前端部から延在する。後端部は、シャフトに接続されて、 ユーザによって保持されて操られるような形状と大きさとを有する。ガイドは、 患者の膣に挿入されて、腹膜壁に当たるように配置され、故に、医療機器をガイ ドチャネルに沿って、患者の子宮の下の腹膜壁に当たる位置に挿入される。 本発明の他の実施例によれば、管状の針シャフトと管状の閉塞器とからなるベ レス針アセンブリが提供される。管状の針シャフトは、針状の先端を有する。管 状の閉塞器は、針シャフトの内側に摺動自在に配置されて、前端部が開いている 。閉塞器は、前端部が針シャフトの針状先端の前にある拡張位置と、前端部が針 状先端の後方に位置する収納位置とを有する。閉塞器は、それに沿ってチャネル を形成し、物体を開放前端部から外へ通過させる。 本発明の他の実施例によれば、カニューレと、拡張閉塞器と、第1のベレス針 アセンブリと、第2のベレス針アセンブリとから成る医療機器システムが、提供 される。拡張閉塞器は、カニューレの内側に位置する。第1のベレス針アセンブ リは、第1の管状の針シャフトと、閉じた丸い前端部を有する第1の針シャフト に摺動可能に位置する第1の針先端閉塞器とを有する。第2のベレス針アセンブ リは、第2の管状の針シャフトと、管状の形が開いた前端部を有する第2の針シ ャフトに摺動可能に位置する第2の針先端閉塞器と、を有する。代わりに、第1 および第2のベレス針アセンブリを、拡張閉塞器を摺動可能に配置させることも できる。 本発明の他の実施例によれば、組織を貫く医療機器が、提供される。機器は、 ベレス針と、ポジショナとから成る。ポジショナは、患者の膣に挿入されて、患 者の腹膜壁に当たって配置されるように形状と大きさとを有する位置決め領域を 有する。ポジショナは、ベレス針がそれに対して可動に取り付けられている。ポ ジショナは、更に、ベレス針をポジショナ上にて前方に、ポジショナのホームポ ジションから所定の限られた長手方向の距離を移動させる手段を有する。 本発明の他の実施例によれば、組織を貫く医療機器が、提供される。機器は、 ベレス針アセンブリと、拡張閉塞器とから成る。拡張閉塞器は、ベレス針アセン ブリがそれに 対して摺動可能に接続されている。拡張閉塞器は、その前端部に収納式の横方向 に延在する切断刃を有する。 本発明の他の実施例によれば、カニューレと、ベレス針と拡張器とが組み合わ せられたアセンブリとから成り、組織を介してアクセスする医療機器が、提供さ れる。ベレス針および拡張器の組み合わせたアセンブリは、針先端領域と、針先 端領域の後方の拡張外側拡大領域とを有する一体成形のチューブ形状のフレーム 部分とを有する。ベレス針と拡張器とを組み合わせたアセンブリは、針先端領域 に位置するバネロードの安全閉塞器から成る。ベレス針と拡張器とを組み合わせ たアセンブリの一体成形のフレーム部分は、組織を介した小さい孔を突き通して 、更にカニューレとほぼ同じサイズに組織の孔を拡張するようになっている。 本発明の他の実施例によれば、フレームと圧力信号器とから成るベレス針アセ ンブリが、提供される。フレームは、中心チャネルを有するほぼ管状の形を有し 、針は、前端部が開いた形を有し、後端部は中心チャネルへと開いている。圧力 信号器は、開いた後端部に接続している。圧力信号器は、大気圧に対する開いた 前端部でのガス圧力の差をユーザに合図するようになっている。 本発明の1つの方法によれば、患者の腹膜壁を介してカニューレを挿入する方 法が、提供され、この方法は、ベレス針アセンブリを患者の膣に、新等に腹膜壁 を通過して挿入して腹膜壁に孔を形成する行程と、孔のサイズを拡張す る行程と、カニューレをサイズが拡大された孔に摺動させる行程と、からなる。 図面の簡単な説明 本発明の上記概念および他の特徴は、添付図面に基づいて、以下の記載におい て説明する。 図1は、ヒトの女性の身体の一部の模式的な断面図である。 図2A乃至図2Eは、患者に使用している本発明の特徴を取り入れたシステム の概略図である。 図3A乃至図3Fは、使用中のさまざまな形態での本発明の他の実施例の側面 図である。 図4A乃至図4Hは、本発明の他の代替の実施例の側面図である。 図5A乃至図5Dは、他の代替の実施例を示す。 図6Aおよび図6Bは、他の代替の実施例を示す。 図7Aおよび図7Bは、カニューレ・開創器の他の実施例と、ベレス針と拡張 閉塞器とを組み合わせたものとの末端部を示す。 図7Cは、腹膜に導入されるように構成された図7Aおよび図7Bの部品を示 す。 図7Dは、テレスコープ及びアクセサリ装置とともに使用される図7Cに示す カニューレ・開創器の使用形態を示す。 図8は、ベレス針アセンブリの代替の実施例の部分断面 図である。 図8Aは、ガイドワイヤを有する図8の領域8Aの拡大図である。 図9は、患者に挿入されるガイドおよび超音波プローブの概略図である。 図10Aおよび図10Bは、針突出機構を有する機器の代替の実施例の側面図 である。 図11Aおよび図11Bは、ベレス針アセンブリと、可動切断刃を有する拡張 閉塞器とを有する機器の前方の部分側面図である。 図12A、図12B、図12Cは、圧力信号器とともに使用されるベレス針ア センブリを示す。 図13Aは、2つの孔を有し、テレスコープと別の作業機器とが別々の孔に配 置される患者の後脳弓の部分概略図である。 図13Bは、単一の孔を有し、その孔に通された機器がテレスコープと作業機 器とを有する患者の後脳弓の部分概略図である。 図14Aは、図13Aに示す2つの孔を作るためのベレス針ガイドの前端部の 斜視図である。 図14Bは、ベレス針ガイドの他の代替の実施例の前端部の斜視図である。 図15は、経膣ハイドロ腹腔鏡システムの部品の側面図である。 図16は、図15に示す、ベレス針、閉塞器、カニューレのアセンブリの側面 図である。 図17は、図15に示すさやおよびテレスコープのアセンブリの側面図である 。 図18は、反射鏡およびベレス針ガイドを組み合わせた装置の斜視図である。 図19は、反射鏡およびテナキュラを組み合わせた装置の斜視図である。 図20は、反射鏡およびベレス針を組み合わせた装置の斜視図である。 図21は、テナキュラおよびベレス針を組み合わせたアセンブリの側面図であ る。 図22は、ベレス針ガイドおよび超音波プローブを組み合わせた装置の一部が 切り欠かかれた領域を有する模式的な側面図である。 好ましい実施例の詳細な説明 図1は、女性の解剖学的構造の一部を示す。膣の内側端部に、腹膜壁が位置す る。結腸は、この領域の下方から上方にカーブし、子宮は、図示するようにこの 領域の上方に位置する。 本発明は、新しい技術に関する。これは、本発明においては、ミニハイドロク ルドスコピーと呼ばれる。ミニハイドロクルドスコピーは、骨盤症状が明らかで はない不妊患者の卵管・卵巣構造の検査用である。これは、診断腹腔鏡 検査法、すなわち、無症候性患者の症状を希に表す無害なプロシージャでない標 準に対して許容可能な代替検査とすることを目的とする。ミニハイドロクルドス コピーは、背臥位にある患者に対して小径の光学装置を使用して、局部麻酔で実 行される。腔膨張は、通常の生理食塩水によって行われる。ミニハイドロクルド スコピーは、腹腔鏡検査法によって得られる骨盤の周知の全景図を形成しないが 、複数の効果を有する。これは、染料卵管通水法と卵管鏡検査法とを実行する機 会を有して、操作のない付属器官構造の正確且つ安全な検査を含む。一般的な麻 酔薬の危険は、避けられる。主要な管に対する外傷の危険も少なくなる。高い患 者の容認性によって、ミニハイドロクルドスコピーは、不妊症の検査の初期段階 のプロシージャとして、更に、反復すなわち第2の外観プロシージャとして、適 切なものになっている。生検や癒着解離(adhesiolysis)等の補助動作プロシージ ャも、実行される。骨盤症状が明らかな患者において、診断腹腔鏡検査法は、明 らかに選択のプロシージャのままである。ミニハイドロクルドスコピーは、婦人 科の業務における新しい第一線の技術として受け入れられる以前に、精度、危険 性、効果の十分な評価に値する。 また、図2A乃至図2Eを参照して、ミニハイドロクルドスコピープロシージ ャと、プロシージャを実行するために使用されるツールを説明する。最初に、ガ イド10が、膣に挿入される。ガイドの前端部12は、腹膜壁に接して 配置される。前端部12は、この領域にうまくはまるような大きさと形状とを有 する。図示した実施例において、前端部12は、直径が約15−25mmのほぼ 球形、または楕円形であり、ガイドチャネル14を備えている。前端部12の頂 部16は、この領域の頸部と適合するために、好ましくは平面、または凹面形を 有する。ガイド10の後端部15は、患者の外側に位置して、ガイドを安定して 操作して保持するために、外科医の指17によって把持される。しかし、腹膜壁 の前の組織の形に対する前端部12の形によって、前端部12の適切な配置が非 常に正確になり且つ比較的簡単になる。他の実施例において、ガイドの前端部は 、好ましくは後脳弓の組織を固定するために、丸みを帯びた形状、円錐形、環形 の適宜の形状を有する。この組織を固定することによって、ベレス針による穿通 は、容易に、迅速に、ほぼ無痛で行われる。次に、外科医は、ベレス針18の前 端部を、膣に更にガイドチャネル14へと挿入する。ベレス針は、周知である。 本発明において記載されるように、旧スタイルのベレス針が使用されたり、また は、新しいスタイルのものが使用されて、さまざまな異なる新しい特徴を有する 。しかし、基礎的な形式において、ベレス針は、先端が形成された針を有するフ レーム部と、バネロードの安全閉塞器領域とからなる。本発明は、バネロードの 安全閉塞器領域を持たない針、すなわちベレス針ではない針で使用することもで きる。一実施例において、針1 8は、115mmのベレス針であるが、適宜のサイズのベレス針を使用すること ができる。ベレス針18の前端部は、針の先端部20と、スプリングロードスタ イレットとして周知のバネロードの閉塞器領域22とを有する。本実施例におい て、閉塞器領域22は、閉じてとがっていない、すなわち丸い前端部を有する。 ベレス針18が前方に押し込まれるとき、閉塞器領域22は、腹膜壁と接触して 、針18の中に戻り、針の先端部20が前方に残り、次に、針の先端部20が腹 膜壁を穿通する。壁を通過すると、閉塞器領域22は、その前方位置に弾性力で 戻る。これは、針の先端20が目的外の組織を穿通することを防止することを支 援する。本実施例において、図2Cに示すように、閉塞器領域は除去され、外科 医は、針18の内部にガイドワイヤ24を挿通する。ガイドワイヤ24の前端部 は、腹膜壁を通過して挿入される。図2Dに示すように、次に、針18は除去さ れ、開創器・カニューレ26が、ガイドワイヤ24の上に挿入される。テーパが 付され、すなわち拡張閉塞器28も、ガイドワイヤ24と開創器・カニューレ2 6との間に用意される。この構成によって、ガイドワイヤ24は、テーパが付さ れた閉塞器28の前端部を、正確に腹膜壁の比較的小さい穿刺孔30に案内でき る。次に、外科医は、孔30のサイズを拡張するテーパ付きの閉塞器28を用い てアセンブリを前方に押し込む。好ましい実施例において、閉塞器28には、粘 性のあるコーティングが施さ れて、摩擦を減らして挿入をより簡単にすることを支援する。コーティングは、 クロム、テフロン、疎水性コーティング、または適宜のタイプのコーティングを 含む。本実施例において、図2Eに示すように、開創器・カニューレ26の開創 領域32が孔30を通過すると、開創器領域32は、拡張されて開創器・カニュ ーレ26が腹膜壁から不意に外れることを防いでいる。このように、開創領域3 2の目的は、孔30からの開創器・カニューレ26の意図しない、すなわち偶然 のはずれを防ぐことである。これは、開創器領域32が孔30より大きなサイズ に展開することによって達成される。他の実施例において、風船や傘、または、 蝶番付けされた一連の葉等の開創領域を使用することもできる。しかし、適宜の タイプの開創領域を設けることができる。あるいは、開創領域を設ける必要がな い。オプションの安全フランジ34は、開創カニューレ26の不要な過剰前進移 動を防ぐことを支援するために使用される。次に、外科医は、ガイドワイヤ24 と閉塞器28とを除去し、その後、カニューレ26を介して光学的視覚装置やワ ーキングツールを挿入できる。他の方法では、外科医は、ガイド10を使用しな い。その代わりに、外科医は、テナキュラやピンセットを使用して、頸部を移動 させて、後脳弓を引っ張る。次に、外科医は、ピンと張った後脳弓に対してベレ ス針の前端部を配置して、ダグラス窩に入り込む。他の実施例において、ガイド は、膣鏡、テナキュラ、また は鉗子の一部とすることもできる。膣鏡には、頸部を移動させて後脳弓を引っ張 るためにテナキュラや鉗子を一体的に有することもできる。これらの実施例のう ち、図18乃至図22を参照して記載したものもある。 図3A乃至図3Fを参照して、他の実施例のシステムを説明する。システムは 、頸部ガイド50、カニューレ52、拡張閉塞器54、シール56、ベレス針5 8を含む。部品は、図3Aに示すようにアセンブリを形成する。組立てられると 、ガイド50の前端部60は、頸部の次の位置に挿入される。閉塞器54と針5 8とは、ガイドの前端部の後方にガイド50に対して収納された位置に位置する 。針58は、グリーンストラップなどのインジケータマーク57を有する。これ が、見える場合、針が実際にガイド50の前端部の後方に収納されていることを 外科医に示す。本実施例において、ガイドは、1つ以上のカプラによってカニュ ーレ52に着脱自在に取り付けられる。カプラは、スモールフロントポケット領 域62とスナップマウント後方領域64とがカニューレ52の後部イレゲイショ ン(irregation)ポストに取り付けられた形を採る。アセンブリが正しい位置に配 置されると、次に、外科医は、ベレス針58を前方に押し込む。本実施例におい て、ベレス針58の前方移動距離は、距離Aに限られる。距離Aは、好ましくは 、腹膜壁の反対側の組織に対する不意の損傷を避けられる穿通量である。距離A として距離を約15mmとすると、か かる損傷を避けられる。これは、直径が約1.5mm等の小さい穿刺で腹膜壁を 刺す。次に、外科医は、矢印Bによって図示するように閉塞器トルクタブ66で 押しこむことによって、図3Cに示すように、閉塞器54を前方に押し込む。タ ブ66で前方に押し込みつつ、外科医は、矢印Cによって示すようにタブ66を ねじり、閉塞器54の前端部68を軸方向に回転させる。これは、腹膜壁の孔に 前端部68を押し込んで、孔を拡張させる。閉塞器54が孔に完全に挿入される と、次に、外科医は、ベレス針とガイドとを図3Dに示すように取り除く。カニ ューレ52を挿入するために、外科医は、図3Eに矢印Dによって示すように、 カニューレを閉塞器54に押しつけ、矢印Eによって示すようにねじったり、ま たは軸方向に回転させる。次に、閉塞器54は、矢印Fによって示すようにレバ ーロック70をねじることによって、カニューレから外される。閉塞器54が除 去されると、次に、外科医は、シール72と流出管74をカニューレ52に取り 付ける。その後、外科医は、カニューレ52にテレスコープを挿入してもよい。 本実施例において、開創器は設けない。 図4Aに、使用中のシステムの他の実施例を示す。システムは、頸部ガイド8 0と、カニューレ・開創器82と、テレスコープ84とを有する。本実施例にお いて、ガイド80は、テレスコープ84を使用する間は、カニューレ・開創器8 2から外さない。図4B乃至図4Hに、システム のさまざまな部品を示す。図4Bは、ベレス針86を示す。ベレス針86は、本 実施例において、フロントストップ突起87を有する。このフロントストップ突 起87は、ガイドリード部90のストップ突起89と相互に作用して、ガイド8 0に対するベレス針86の前方移動を制限する。針86のスナップ・ロックが、 ガイド80によって図4Cに示すように取り付けられる。ガイド80は、外科医 のハンドル88を有する。ガイドの主要部90は、ガイドチャネル92と、頸部 を収容するための上部凹部94とを有する。本実施例において、上部凹部94は 、半径が約17.5mmの湾曲面を有する。しかし、形状およびサイズを適宜の ものとすることができる。最初の孔が針86によって形成されると、針86は、 ガイド80から外され、次に、カニューレ・閉塞器は、ガイド80へと挿入され 、ガイドは正しい位置に残る。次に、外科医は、閉塞器およびカニューレ・閉塞 器を孔に押し込み、開創領域96を拡張し、閉塞器88を除去して、テレスコー プ84を挿入する(図4Gを参照)。図4Hに、テレスコープ84に接続された オプションの作動子宮鏡さや98を示す。 図5A乃至図5Cに、他の実施例を示す。本実施例において、ベレス針100 は、ハンドル102を有する。拡張する閉塞器104も、ハンドル106を有す る。ハンドルによって、外科医は、ベレス針と拡張する閉塞器とを前方に押し込 むにつれて軸方向にねじることができる。カニュ ーレ・開創器108は、着脱不能の(クリーニング時を除く)頸部スタビライザ 110を有する。他の実施例において、カニューレ・開創器108は、図5Dに 示す着脱可能な一時的なガイド112とともに使用できる。 図6A乃至図6Bは、カニューレ・開創器120と、ベレス針122と、拡張 する閉塞器124とを有する他の実施例を示す。本実施例において、閉塞器12 4は、後端部にフィンガグリップハンドル126を有する。ハンドル126も、 外科医がカニューレ・開創器120を所定の位置に押し込むのを助け、閉塞器1 24のより簡単な撤収をも支援する。このように、1のハンドルは、閉塞器とカ ニューレ・開創器120との両方を所定位置に押し込むために使用される。 図7Aおよび図7Bに、閉塞器・針130とカニューレ・開創器132との末 端部の拡大図を示す。閉塞器・針130は、バネでロードされる安全閉塞器13 4と、針の先端領域136と、拡張閉塞器領域138とを有する。安全閉塞器1 34は、吸引孔135を含む。閉塞器・針130は、管状の一体成形のフレーム 部131を有するアセンブリであり、フレーム部131は、針の先端領域136 を有する。針の先端領域136は、例えば約1mmの第1の直径を有するフレー ム部131の第1の前方領域133にある。フレーム部131は、直径がより大 なる第2の領域137を有する。拡張する閉塞器領域138も、フレーム部 131によって形成されて、第1および第2の領域133、137の間に位置す る。拡張する閉塞領域138は、2つの領域133、137の間で外側に向けて 拡張され、フレーム部が針先端領域136によって形成された孔を前方に通過す る時に組織を広げるくさびとして機能する。このように、別の拡張する閉塞器を 使用する必要はない。カニューレ・開創器132は、外側に拡張される折りたた み可能なスリーブによって形成される開創領域140を有する。図7Bは、拡張 状態のスリーブ(下方領域を参照)と、折り込まれた状態のスリーブ(上方領域 を参照)とを示す。コントロール146(図7Cを参照)は、カニューレ・開創 器の基部に設けられて、伝達部材142によって開創領域140と接続している 。この伝達部材142は、前方カニューレ領域144と接続する。コントロール 146は、カニューレ・開創器132の堅い管状フレーム部分139に対して伝 達部材142を長手方向に沿って前後に移動させることができる。 図7Cに、図7Aおよび図7Bの全部品を示す。カニューレ・開創器132の 基部は、コック150を有するイリガント(irrigant)流出部148を有する。図 7Dは、針・閉塞器130が外され且つテレスコープ152が挿入されたカニュ ーレ・開創器132を示す。本実施例において、作業さや154が設けられる。 テレスコープは、さや154を通過して延在する。さやの基部は、バルブ158 とア クセサリ装置導入口160とを有するイリガント(irrigant)な流入部156を有 する。このように、鉗子162等のアクセサリ装置は、さや154を通過してテ レスコープ152の末端部まで達する。本実施例において、カニューレ・開創器 132は、流出量コック159と、傘状の開創領域140と、入口孔141とを 有する。入口孔141は、開創領域140の葉の下に位置する。図7Dに示すよ うに、開創領域140の葉が外方に向けて拡張されるとき、開創領域140は、 組織が孔141をブロックしないように、スタンドオフ(standoff)を形成する。 上記概念をテストするために研究が実施された。以下は、その研究の説明であ る。技術 作用が穏やかな直腸の緩下薬が、患者によって、プロシージャの朝投与された 。ミニハイドロクルドスコピーが、実施され、背側の褥瘡位置の患者は、ビデオ スクリーンのプロシージャに続くように位置する。水性クロルヘキシジン溶液に よって消毒した後、後脳弓の中心部は、アドレナリン1:100,000を有す る1%リドカインの1〜2mlで浸透された。現在の好ましい方法では、クロル ヘキシジンは使用しない。後唇に配置されるテナキュラによって、頸部は持ち上 げられ、ベレス針は、頸部の下のおよそ1.5cmに導かれ、腹腔内の配置に対 するより深い挿入によってテストされた。1/100の濃度に1%リドカイ ンで希釈された37℃のおよそ100ml生理食塩水を、ダグラス窩にしみこま せた。最初に、3mmの丸いトロカールの挿入は、後脳弓でのステップ切開によ って容易に行われる。直径が2.7mmの半硬質内視鏡は、30℃の光学角度と フローチャネルとによって使用された。3チップCCDデジタルビデオカメラが 、内視鏡に付けられた。内視鏡は、トロカールさやを介してダグラス窩へおよそ 1cm導入された。上向きの30℃の角度で、子宮の後壁が検査された。その後 、内視鏡を回転させてより深く挿入することによって、卵管・卵巣の構造を調べ た。生理食塩水洗浄は、腸および卵管・卵巣構造を浮かせておくために、プロシ ージャの全体にわたって続けられた。プロシージャの終わりに、この液体、全体 で約400mlが、残されて、機器が除去された。膣円蓋は、放置されて自然発 生的に閉じる。指示されたときに、ヒステロスコピーは、子宮腔を検査するため に実行された。プロシージャの後、患者には、若干の膣から漏洩や出血が起こり うることが通知され、タンポンの使用を控えることや、6日間に亘り性交を慎む ことが言い渡される。予防抗生物質は、3日間に亘り1日1回のアジスロマイシ ン500mgとして指示される。患者の選択 方法は、婦人科の検査および経膣超音波スキャンの両方で正常な所見を有する 不妊症クリニックに出席する28人の患者に説明された。プロシージャに対する インフォーム ドコンセントは、いずれの事例においても得られた。検査は、月経の開始後の7 日目以降に行われた。プロシージャの目的は、子宮内膜症及び卵管・卵巣構造の 癒着を排除することであった。1人の患者において、プロシージャは、右卵巣の 子宮内膜腫に対する再建手術後の6ケ月の第2の様子プロシージャとして使用さ れた。最初の7人の患者は、麻酔薬を受け取り、結果を比較するために、同一オ ペレータによって診断腹腔鏡検査法の直前にミニクルドスコピーを受けた。結果 最初の7人の患者に対して、所見は、腹腔鏡検査法と、ミニハイドロクルドス コピーとでは類似していた。しかし、ミニハイドロクルドスコピーは、小薄膜性 癒着を検出することで優れていることを示した。グループ全体としては、ダグラ ス窩へのアクセスは、3人の患者で失敗した。視覚化は、腹腔鏡検査法によって 後で確かめられた広範囲の癒着により、3人の患者において片面のみであった。 他の患者において、卵管・卵巣構造は、両側で明確に視覚化された。内視鏡を移 動させると、組織を掴んだり操作せずに、末梢卵管セグメントと卵巣の表面と卵 円窩とを検査することができる。海馬采は、卵巣の下にあって卵巣に達する自然 な位置にて調べられた。光学部品を移動させて、卵管采の折り目を調べた。卵管 通気性は、プロシージャの終わりに、メチレンブルーの大腿骨頚部染料卵管通水 法によって 検査された。膨大部の粘膜を調べるための2.7mm内視鏡による卵管のカニュ ーレ挿入(卵管鏡検査法)も、試みられて、無痛であることがわかった。 卵巣子宮内膜症、癒着、小有茎性線維腫は、卵巣のまわりで光学機器を移動さ せることによって識別された。薄膜性癒着のようなものと線維性構造とが、卵巣 表面に検出されたが、生理食塩水に浮いていた。卵管・卵巣の癒着が7人の患者 において診断され、子宮内膜症が4人の患者において診断された。いずれの障害 も、膣断層撮影によっては検出されなかった。 プロシージャ全体は、20分から40分の間継続した。それは、鎮痛剤や鎮静 剤の無い状態で全ての患者によって驚くほど良く受け入れられ、いずれの診査も 、苦痛や不安のために中断される必要はなかった。1人の患者は、プロシージャ の終わりに穿刺場所での出血から痛みを訴えた。しかし、この一連では、他の合 併症は起きなかった。全ての患者は、ビデオスクリーンのプロシージャを見るこ とができたので満足を表し、繰り返しを指示された場合の反対は無かった。議論 研究は、外来患者に対してミニハイドロクルドスコピーを容易に実行できるこ とを示した。3人の患者の障害は、主に最初の技術的問題に起因する。1のケー スにおいて、穿刺場所での局部麻酔薬の過剰な注入によって、後脳弓か ら腹膜の分離が生じた。ダグラス窩へのアクセスは、鋭いベレス針によるダグラ ス窩穿刺術法として実行される。これらの結果は、古典的なクルドスコピーに対 する4%障害率と比較できる。ミニハイドロクルドスコピーは、ベレス針及びト ロカールのトランス腹腔的な挿入、器官の操作、組織の乾燥およびアシドーシス が避けられるので、診断腹腔鏡検査法よりも外傷が少ない。ハイドロフローテー ションによって、操作をしない自然な位置の卵管・卵巣の構造の検査、癒着の有 無とその範囲の簡単な検出とが可能になる。癒着は、骨盤の炎症疾患(PID) 、進行性子宮内膜症、外科的外傷に対する指標であるから、その検出は、特に重 要である。ポスト炎症性管周囲癒着は、末梢部の卵管閉塞が存在する57%まで 上昇するケースの20%において膨大部の粘膜癒着と関係する。クルドスコピー は、腹腔鏡検査法より、卵巣子宮内膜症のより多くの事例を検出する。子宮内膜 症が最も発症しそうな場所は、早期の癒着形成の破壊を避ける操作のないクルド スコピーで視覚化される卵巣の尾側のポールである。この一連の検査において、 ミニクルドスコピーは、膣の断層撮影で検出されなかった、出血性子宮内膜症、 癒着、線維腫を含む卵巣性障害を明らかにした。 プロシージャは、患者によって受け入れられ、ミニハイドロクルドスコピーは 、小型腹腔鏡検査法よりも外来患者向けプロシージャとしてより適切な傾向があ ることを呈示 している。小型腹腔鏡検査による不快感は、CO2腹膜腔吹入膨張法、トレンデ レンブルク体位、さらなるトロカールの挿入、骨盤から腸をよける操作、付属品 を持ち上げて卵巣全体と卵円窩とを露出させることによって生じる。ダグラス窩 のアプローチによって、組織を掴んだり操作せずに、光学機器を移動させること によって、卵巣、海馬采、卵円窩の外傷性且つ十分な検査が可能になる。骨盤で の内視鏡の移動は、無痛であった。ミニクルドスコピーを実行する容易さによっ て、子宮内膜症の展開を評価する反復プロシージャの可能性が開かれた。更に、 プロシージャは、安全であり、操作による早期癒着の破壊を回避して、腹膜アシ ドーシスを生じさせない。 明らかに、この方法は、腹腔鏡検査法と比較したときに制限がある。ミニハイ ドロクルドスコピーでの図は、本当の骨盤の後部に制限され、婦人科医は、開腹 術や腹腔鏡検査法で見ているので、骨盤構造の全景図により精通している。全腹 部および前部骨盤の検査が不妊症において必要かどうか、また、卵管・卵巣の症 状がない場合、腹部の検査からミニハイドロクルドスコピーによって分かること 以上のものが得られるか否かを尋ねる価値はある。ミニハイドロクルドスコピー に沿って実行される処置の範囲は、腹腔鏡検査法によるものよりも限られる。し かし、生検や癒着検査(adhesiolysis)等の補助的な演算プロシージャも実施でき る。更に、膨大部セグメントは、クルドスコープの軸 にあり、最小の操作によって、卵管漏斗が露出されて、アンプルがカニュレート される。クルドスコピックな卵管鏡検査法を実行するための予備的な試みは、成 功していた。膨大部粘膜の検査は、外科手術に対して患者を選択し、更に子宮卵 管造影法と腹腔鏡検査法とを組合せるよりもPIDでの卵管妊娠の危険を判断す るときに、より正確であることが示されている。GIFTやZIFT等の治療の 適用もある。しかし、ミニハイドロクルドスコピーは、腹腔鏡検査法の代わりで はなく、多数の患者における診断腹腔鏡検査法を免れるとともに症状を検知する 際の猶予を避ける不妊症検査の初期段階で実行される第1線プロシージャとして 提案される。 主たる禁忌は、直腸や飛び出た膨らみによるダグラス窩の障害であり、これは 、両手を使用した検査や経膣超音波によって排除される。ベレス針の腹膜内の位 置は、自由且つより深い挿入によって制御され、疑わしい場合には、真空テスト や通常の生理食塩水の注入および吸引によって制御される。クルドスコピーの合 併症は、2%で評価されて、穿刺場所での出血、子宮の後壁、子宮周囲組織およ び卵巣嚢胞の不注意な穿刺、直腸の穿孔、腹膜炎を含む。厳しく且つ生命を脅か す合併症は、非常に少なかった。直腸の穿孔は、大抵は腹膜外であり、抗生物質 によって治療される。経膣の卵細胞ピックアッププロシージャは、膣の消毒の有 無に拘わらず、感染の危険性は0.4%で評価されて低い。 しかし、合併症を正確に診断して早急に処置しようとするときは、特にPIDの 後遺症を有する患者の感染には気付く必要がある。第3国でのダグラス窩穿刺術 は、異所性妊娠の診断に対する安全なプロシージャとして受け入れられている。 患者、医者、保健マネージャは、不妊症治療でのミニハイドロクルドスコピー の使用によって利益を得る。子宮鏡検査法は、ミニハイドロクルドスコピーと同 じ光学機器を用いて行われ、気腹症に対する追加の設備は、不要である。子宮鏡 検査法および染料卵管通水法を含む全プロシージャは、1時間未満で容易に実行 され、局所麻酔を適用するので、患者の回復のための余計な時間が不要となる。 それゆえに、不妊症における骨盤内視鏡検査のコストおよび合併症は、大いに低 減される。 予備試験は、ミニハイドロクルドスコピーによって、はっきりした骨盤の症状 のない不妊患者の卵管・卵巣の構造の安全且つ詳細な検査が可能になることを示 した。プロシージャは、子宮鏡検査法と染料卵管通水法とを組み合わせてもよく 、無痛で安全、且つ費用効果的な方法での生殖管の完全且つ迅速な検査を患者に 提供する可能性を有する。小型腹腔鏡検査法と比較した、受容性、精度、危険性 、効果を評価する更なる研究は、進行中である。 この予備実験において、針の技術は、釆および膨大部セグメントの十分な検査 を可能にし、卵円窩と卵巣表面とは、 作業事例ではない。ハイドロフローテーシヨンは、卵管・卵巣の構造の操作を避 けて、薄膜性癒着を簡単に識別する。子宮鏡検査法および色素卵管通気法を含む プロシージャは、1時間以内に容易に実行され、局所麻酔の適用により、患者の 回復のために余分な時間を必要としない。患者は、プロシージャの全体に亘り充 分な意識を有する。患者および医者に対して、更に、生殖の管理された治療に対 する効果は、明らかである。しかし、この技術も、制限がある。検査は、小さな 骨盤に制限され、骨盤構造の全体図がなく、治療の介入は少ない。したがって、 針クルドスコピーの適用は、腹腔鏡検査に置換されず、患者をふるいにかけて選 択するだけである。これは、不妊症の初期段階での包括的な検査として実行され 、症状がある場合の腹腔鏡検査の猶予を避けることができる。針・クルドスコピ ーと、子宮鏡検査法と、色素卵管通気法とを組合せて、生殖路の検査を容易にし たり、生殖能力検査の猶予と価格とを減らし、患者にとって、検査に関係する不 便さと苦痛とを最小にする。 ダグラス窩穿刺術も、異所性妊娠の診断に対して発展途上国においてかなり確 立しているプロシージャである。子宮鏡検査法と同じ内視鏡を使用してガス注入 を避けている針・クルドスコピーの方法は、途上国における使用が増加している プロシージャの価格および合併症を減らすという効果を有する。 腸損傷の危険性は、複数の方法で避けられる。第一に、 ダグラス窩の臨床的断層撮影評価によって。第2に、ダグラス窩に検出される液 体が無い場合、拡延媒体として生理食塩水を使用する子宮鏡検査法は、クルドス コピーの前に実行される。最後に、ダグラス窩穿刺術の時点で、液体は吸引され 、疑いのある場合には、生理食塩水は、注入されて吸引される。結論として、針 ・クルドスコピーは、ハイドロフローテーションと組み合わせて、診察室で実行 される。子宮鏡検査法と、針・クルドスコピーと、色素卵管通気法とを組合せる と、不妊患者に、無痛で安全且つ費用効果的な方法で生殖路のほぼ完全な検査を 提供する可能性がある。 本発明の特徴も、腹腔鏡検査法において使用される。より小さい新しいサイズ の小型内視鏡(miniscopes)により、新しいタイプのクルドスコピーが、上記のよ うに得られる。小型内視鏡と生理食塩水とを使用して、この新しいタイプのクル ドスコピーは、無痛診察室プロシージャとして実行される。風船、傘、ネジ等の 、開創器の他のタイプの固定システムを設けることもできる。 膨張媒体として生理学的溶液を用いた、小型およびマイクロ内視鏡と、クルド スコピーの技術と、ハイドロフローテーションの原理とを組み合わせて、女性の 小さい骨盤の視覚化とアクセスとが、簡単且つ無痛に行うことができ、検査と処 置とが、この方法によって実行される。 このプロシージャをできる限り平滑に進行させるために、 例えばバネ機構によって、針、すなわちトロカールを使用するダグラス空洞の単 一の穿刺が使用される。針やトロカールは、シャフトによって包囲され、故に、 シャフトへの転送が、直径が突然変化せずに徐々に生じる。シャフトを残したま ま、針やトロカールを撤回した後、小型またはマイクロ内視鏡が、シャフトを介 してダグラス空洞へと導入される。シャフトや小型またはマイクロ内視鏡には、 1つ以上の操作チャネルが設けられている。膨張溶液で洗浄するために少なくと も1つのチャネルがなければならない。シャフトは、端部に複数の固定システム を有して、ダグラス空洞内にて安定化を得る。すすぐ可能性は、シャフトのチャ ネルの一方によって、またはシャフトの末部の小さい穿孔のいずれかによって提 供される。 本発明は、針ハイドロクルドスコピーまたはミニクルドスコピーを実行するた めに必要な技術計測機器の開発に関する。この技術の簡単な適応性によって、女 性内部の生殖器および治療の診断検査に本当の変化が生じる。クルドスコピーは 、女性の小さい骨盤を膣を介して内視鏡によって調査する技術である。 内視鏡領域での技術的開発により、小型および超小型内視鏡は、直径が0.5 mmから5mmまで利用可能である。直径が小さくなったので、内視鏡は針より も厚くないと仮定すれば、小さい骨盤の視覚化は、ダグラス空洞の単なる穿刺に よって可能である。これは、10mmより厚い内視 鏡で小さい骨盤へのアクセスへを得るためにより大きな開口を脳弓脳弓子宮・膣 に開けることを必要とした初期のクルドスコピーと異なる技術である。器官の視 覚化を改善するために、CO2が、膨張媒体として従来は使用された。このCO2 は、腹膜および横隔膜に相当量の刺激を引き起こすので、この処置に対して麻酔 を必要とするという欠点を有する。我々は、膨張媒体として生理学的溶液の使用 を提案する。何となれば、それは腹膜を刺激せず、癒着や子宮内膜炎等と同様に 、器官のよりよい映像を提供するからである。器官は、いわば水に浮く。小型お よび超小型内視鏡と、クルドスコピーと、ハイドロフローテーション(膨張媒体 は水溶液)とを組み合わせると、ミニクルドスコピーとも呼ばれる新しい診断・ 治療物「針ハイドロクルドスコピー」を構成する。 本発明の目的は、小型および超小型内視鏡を利用することによって、初期の検 査測定の欠点を解消することである。これによって、通常の穿設のように、単に 刺すことによって、脳弓子宮・膣を介して骨盤へアクセスできる。また、これは 、生理学的液体の使用により腹膜の刺激を避ける。この膣のルートは、外傷が少 なく且つ危険性が低いという効果を有する。さらに、これによって、器官を、通 常の生理学的な条件で検査することができる。 針ハイドロクルドスコピーの効果は、処置が簡単で完全に無痛であることであ る。この理由のために、これは、外 来患者に対して、麻酔をせずに、更に入院せずに行うことができる。簡単に適用 できるので、生殖器検査全体で早期に計画される卵管および卵巣の検査を行うこ とができる。一方、現在の技術、すなわち腹腔鏡検査法は、合併症や検査の危険 性を想定して、最後まで残される。 針ハイドロクルドスコピーを可能中ぎり平滑に進めるために、適切な医療器具 を開発することを必要とした。これを行う際、ダグラス空洞に針が単に刺され、 ベレス針やトロカールがシャフトによって囲まれ、シャフトが1つ以上の操作チ ャネルに設けられるという原理が、維持されている。この針、すなわちベレス針 やトロカールの直径は、シャフトの直径に順応して、故に、材料によって簡単な 穿刺が許容される。これを行うために、針からシャフトの直径までのなめらかな 移動が要求され、故に、針を有するシャフトが、なめらかにダグラス空洞へと脳 弓子宮・膣を介して押し込まれる。針を撤収した後、小型または超小型内視鏡( 硬質、半硬質、または可撓性を有する)は、シャフトを介して挿入される。ダグ ラス空洞での固定を改善するために、このシャフトに、末端部に、風船、傘シス テム、ねじ山等の形を採る固定システムを備えることができる。生理学的溶液は 、シャフトや小型または超小型内視鏡の操作チャネルのうちの1つを介して空洞 に入り、更に溶液の流れが、このチャネルを介して処置の全期間に亘って生じる 。他のチャネルを、小さい機器や他の光学カテーテルを導入 するために使用することができる。 小型または超小型内視鏡を、クルドスコピー技術と膨張媒体として液体を使用 するハイドロフローテーションの原理を組み合わせることによって、新しい診断 および治療法が形成され、針ハイドロクルドスコピーやミニクルドスコピーは、 その簡単な使用および移動可能な使用を特徴とする。このために、適切な医療器 具を開発する必要があった。小型または超小型内視鏡を容易に小さい骨盤、すな わちダグラス空洞に導入するために必要な医療用具は、以下の特徴を有する。す なわち、処置は、針やトロカールシステムによる1回の簡単な穿刺において行わ れる。この処置において、針、ベレス針またはトロカールは、シャフトによって 、包囲され、針からの移動は徐々に起こらなければならない。故に、外部のシャ フトがダグラス空洞に押し込まれる時、脳弓子宮・膣の組織から抵抗は存在しな い。シャフトを所定位置に留めながら針を引っ込めるとき、小型または超小型内 視鏡が導入される。 小型および超小型内視鏡の両方には、1つ以上の操作チャネルをが設けられて いる。これらのチャネルのうちの少なくとも1つは、膨張媒体の導入用に使用さ れる。他のチャネルは、小さい機器や光学カテーテルの導入用に使用されたり、 または、水の流出量を作成してすすぎを行うことができるようにするために使用 される。シャフトの末端部には、風船、傘システム、ねじ山等の固定システムが 設け ることもできる。連続してすすぎを行えるようにするために、シャフトは、末梢 部にさまざまな小開口部や穿孔を有しても良い。 図8および図8Aに、ベレス針アセンブリの他の実施例を示す。本実施例にお いて、ベレス針アセンブリ200は、ハブおよび針アセンブリ202と、安全閉 塞器アセンブリ204とから成る。ハブおよび針アセンブリ202は、管状の針 シャフト206と、ハブ208とから成る。シャフト206の前端部210は、 先端が針状に形成されている。ハブ208は、シャフト206の後端部に取り付 けられる。安全閉塞器アセンブリ204は、ハンドル210と、閉塞器チューブ 212と、スプリングロードアセンブリ214と、コック216とから成る。ハ ンドル210は、前端部がハブ208の後端部に着脱自在に螺合されている。コ ック216は、ハンドル210の後端部に取り付けられている。チャネル218 は、前後端部の間でハンドル210を通って延在する。閉塞器チューブ212は 、前端部220が開放され且つ後端部222も開放された一体成形のチューブで ある。チューブ212の直径によって、チューブは、針シャフト206内部に摺 動自在に係合されている。スプリングロードアセンブリ214は、チャネル21 8内に配置されて、コイルバネ224と、閉塞器チューブ延長部226と、バネ ストップ228とから成る。チューブ延長部226は、閉塞器チューブ212の 後端部にしっかりと取 り付けられている。チューブ延長部226も、外方フランジ230を有する。フ ランジ230は、コイルバネ224の前面に対してはスプリング停止面として作 用し、ハンドル210のチューブ延長部226の前方への移動を停止させる前方 停止面として機能する。チューブ延長部226の後端部は、バネストップ228 の内部に摺動自在に位置している。バネストップ228は、コイルバネ224に 対する後方停止面として機能するフランジを有する。バネストップ228も、中 心チャネルを有する。この中心チャネルは、チューブ延長部226を経由するチ ャネルと、ストップコック216を経由するチャネルと一直線に配置されている 。スプリングストップ228とチューブ延長部226とは、互いにはめ込み式で 移動するように配置されている。このタイプの実施例において、ハブおよび針ア センブリ202から安全閉塞器アセンブリ204を取り外さずに、針の先端21 0が腹膜壁を貫いた後、ガイドワイヤ24は、ベレス針アセンブリ200を介し て、入口からコック216まで、安全閉塞器チューブ212の開放前端部220 を出るまで押し込まれる。腹膜壁の孔を介して適切な場所に配置されたガイドワ イヤ24によって、ベレス針アセンブリは、除去され、カニューレと拡張閉塞器 は、図2Dおよび図2Eに示すものと同様なガイドワイヤの上を孔を介して挿入 される。本発明の1のシステムにおいて、2つの異なるタイプのベレス針アセン ブリ200(図8)、18 (図2A)は、同じ拡張閉塞器とカニューレと共に二者択一で使用することがで きる。 図9を参照しながら、ガイドの他の特徴を説明する。本実施例において、ガイ ド250は、図2Aに示すガイド10と実質的に同じである。ガイド250は、 前端部252と、シャフト254と、ユーザと接触する後端部256とから成る 。前端部252は、膣において頸部の隣りに腹膜壁近傍に収納されるような大き さと形状とを有する。前端部252は、内部にガイドスロット258を有する。 ガイド250は、膣に置かれて示され、超音波プローブ260がガイドへと配置 されて示されている。本実施例において、ガイドスロット258は、プローブ2 60の前端部262を受け入れて、腹膜壁に対して前端部262を位置決めする ような形状と大きさとを有する。このように、ガイド250は、膣の腹膜壁に対 して所定の位置に前端部262を比較的迅速に安定して配置するために使用され る。このように、ユーザは、例えば組織浸透計器を使用して、腹膜壁の後方の領 域の超音波画像を得られる。ガイドは、他の機器と一緒に使用することもできる 。 図10Aおよび図10Bに、本発明の他の実施例を示す。本実施例において、 システムは、図3Aに示すシステムと同様であり、ガイド270と、ベレス針ア センブリ272と、拡張閉塞器274と、カニューレ276と、ガイド270に 対して前方にベレス針アセンブリ272を移動させ る機構278と、から成る。ガイド270は、機構278を収容する後方領域2 80を有する。機構278の一例は、バネ282と、移動領域284と、ユーザ 動作開放装置286とから成る。移動領域284は、後方領域280に可動に取 り付けられて、ベレス針272のハブ288と係合したり連結するようになって いる。移動領域284は、図10Aに示す巻き上げ位置と図10Bに示す解放位 置との間で可動である。図10Aに示す巻き上げ位置において、ベレス針アセン ブリ272は、ガイド270に対して後方位置に置かれ、ベレス針アセンブリの 前端部は、ガイドの前端部の後に位置する。バネ282は、圧縮される。解放部 286は、移動領域284とともに連結保持状態にある。ガイド270の前端部 が腹膜壁に対して配置されたあと、ユーザは、矢印Gに示すように、解放装置2 86を押し下げる。これによって、解放装置286は、移動領域284から外さ れる。図10Aおよび図10Bを比較して分かるように、バネ282は、矢印H に示すように、移動領域284を前方に進ませ、次に、ハブ288と残りのベレ ス針アセンブリ272とを前方に高速で進ませる。好ましくは、ガイド270は 、アセンブリの前面が所定距離Aだけ前方に突出したときに、ベレス針アセンブ リ272の前方移動を止めるストップを有する。このタイプの機器を使用すると 、高速で穿刺するために、患者の苦痛や不安は減少する。更に、ベレス針アセン ブリの前方移動が限られているので、 アセンブリが腹膜壁を通過してあまりにも深くに挿入されないようになっている 。故に、腹膜壁の後方の組織を傷つける危険性が減少する。 図11Aおよび図11Bに、切断手段を有する拡張閉塞器の他の実施例を示す 。本実施例において、閉塞器300は、前方円錐領域302と、シャフト領域3 04と、前方開口306と、切断手段308とを有する。切断手段の1つの例は 、図示するように刃身のある切断素子である。機器は、代わりにまたは加えて、 例えば単極または二極式の電極やレーザポート等の他のタイプの外科的切断手段 を取り入れてもよい。ベレス針アセンブリ310は、前方開口306から突出す る。円錐領域302は、内部に溝を有する。切断用刃308は、閉塞器のフレー ムに対して可動であり、溝のくぼんだ位置(図11A)から、溝から延長した位 置(図11B)まで移動する。このタイプの実施例では、ベレス針アセンブリ3 10は、最初に腹膜壁に孔を作る。閉塞器300が進むにつれて、刃308が伸 長して孔の側面で溝を切る。閉塞器300は、更に進んで、円錐領域302が孔 を拡張する。円錐領域302が孔を通過するにつれて、刃308は収納されて、 腹膜壁の後方の組織への傷を防ぐ。 図12A、図12B、図12Cに、本発明の他の特徴を示す。システムは、ス トップコック216と圧力信号器(signaler)400とを有するベレス針アセンブ リ200から 成る。圧力信号器400の一例は、フレーム402と、薄壁エラストマ嚢404 とから成る。フレーム402は、ストップコック216の後端部に着脱自在に取 り付けられる前端部408と、排気孔406とを有する。信号器400は、腹膜 壁を穿通する前に、ベレス針アセンブリに取り付けられている。腹膜壁の後方の ガス圧は、大気圧未満であり、わずかに1〜3ミリバール陰圧である。ベレス針 アセンブリの前端部が腹膜壁を通過するとき、ストップコック弁は、図12Cに 示すように開放され、陰圧によって、空気は嚢からベレス針アセンブリを介して 針の先端まで流れる。これによって、嚢404は潰され、故に、ユーザはベレス 針アセンブリの先端が適切な場所に配置されたことを知ることができる。ベレス 針アセンブリの先端が、例えば子宮や結腸にある場合など、適切に配置されない 場合、嚢404はつぶれない。他の実施例において、電子圧力変換器やアナログ ゲージ等の、他のタイプの圧力信号器400を設けることもできる。あるいは、 圧力信号器や圧力変化信号器を設けなくてもよい。 図13Aを参照しながら、膣および腹膜壁を経て後脳弓で複数の穿刺を使用す る方法を説明する。この方法では、内視鏡500は、上記方法によって孔502 を介して挿入される。次に、別の孔504が、最初の孔502に近接してダグラ ス窩へと穿設される。ワーキング機器506が、第2の孔504に通される。生 検針等の適切のタイプのワ ーキング機器を使用することができる。このように、本発明によって、外科医は 、視覚的な観察をするだけでなくて、内視鏡を配置しながら外科の処置を行う能 力が得られる。図14Aも参照すると、ベレス針ガイド510の前端部は、この タイプの二重穿通法と使用することが示されている。前端部512は、2つのガ イドチャネル514、516を有する。上方のガイドチャネル514は、ベレス 針とともに使用されて、最終的には第1の孔502になる第1の穿通を行う。下 方のガイドチャネル516は、ベレス針とともに使用されて、最終的には第2の 孔504になる第2の穿通を行う。他の実施例において、図14Bに示すように 、ガイド520は、内視鏡500が配置された後で、ワーキング機器用の孔50 4に作るために使用される。本実施例において、ガイド520は、前端部522 に上方溝524と下方溝526とを有する。上方溝524は、内視鏡500に対 して収納されるような大きさと形状とを有する。下方溝526は、ベレス針を収 容するような形状と大きさとを有する。このように、ガイド520は、すでにダ グラス窩に達している内視鏡やカニューレに対して配置され、第2の穿刺を内視 鏡に対して正確な距離且つ位置で行うことができるようにしている。 図13Bおよび図7Dを参照して、1回のみの穿通を使用してテレスコープ及 びワーキング機器の両方を配置する他の方法を説明する。この方法では、単一の 拡張孔530 は、最初にベレス針を使用して、上記のように形成される。本実施例の内視鏡は 、ワーキングさや154と、テレスコープ152と、鉗子162とを有する。鉗 子162の前端部163は、ワーキングさや154の前端部155を通過して拡 張される。テレスコープの前端部は、ワーキングさや154の前端部155に配 置される。このように、テレスコープおよびワーキング機器の両方が、単一の孔 を通過できる。あるいは、洗浄口およびアクセサリチャネルが一体成形された内 視鏡を、1つの穿刺場所に介してさやの有無にかかわらず使用してもよい。 図15に、経膣ハイドロ腹腔鏡システムの部品を示す。システムは、ベレス針 602と、閉塞器604と、カニューレ606と、シール608と、さや610 と、テレスコープ612と、からなり、ガイドワイヤ(図示せず)を含むことも ある。ベレス針602と閉塞器604とカニューレ606とは、図16に示すよ うにアセンブリ614に組み立てられる。同様に、さや610およびテレスコー プ612は、図17に示すように、アセンブリ616に組み立てられる。図15 を参照すると、本実施例において、ベレス針シャフトとその安全閉塞器先端部と の長さL1は、約250mmであり、直径D1は、約1.6mmである。閉塞器6 04のシャフトの長さL2は、約208mmであり、直径D2は、約3.6mmで ある。カニューレ606のシャフトの長さL3は、約175mmであり、直径D3 は、約4.2 mmである。さや610のシャフトは、約245mmの長さL4を有し、約3. 5mmの直径D4を有する。テレスコープ612のシャフトは、約260mmの 長さL5と約2.7mmの直径D5とを有する。しかし、他の寸法を用いても良い 。ベレス針602、カニューレ606、さや610も、コック618、620、 622を有する。 図18に、検鏡とベレス針ガイドとを組み合わせた装置640を示す。装置6 40は、検鏡領域642と、ベレス針ガイド領域644とから成る。このように 、ベレス針ガイドの特徴を、検鏡に組み込むことができる。ガイド領域644は 、検鏡領域642に着脱自在に取り付けられてもよい。図19に、検鏡とテナキ ュラとを組み合わせた装置650を示す。装置650は、検鏡領域652と、テ ナキュラ領域654とを有する。テナキュラ領域654は、検鏡領域652に可 動に取り付けられて、好ましくは、相対的な位置をロックするロック機構656 を有する。テナキュラの前端部は、子宮を把持して後脳弓を引っ張るために使用 される。図20に、検鏡とベレスを針を組み合わせた装置670を示す。装置6 70は、検鏡領域672とベレス針領域674とを有する。針領域674は、検 鏡領域に着脱可能に取り付けられて、検鏡領域672に対して長手方向に且つ軸 方向に移動できるようになっている。図21に、テナキュラとベレス針とを組み 合わせた装置680を示す。装置680は、テナキュラ領域682と、ベレス針 領域684とを有する。ベレス針領域684は、ガイド領域686のテナキュラ セクション682に着脱可能に取り付けられ、テナキュラ領域682に対するベ レス針領域684の長手方向且つ軸方向の移動を制限しつつ許容する。図18乃 至図21に示すさまざまな実施例は、ベレス針、ベレス針ガイド、検鏡、テナキ ュラ等の機器を取り付けたり組み合わせることにより、医者がより大きく且つ簡 単に制御全体を行えるようにしている。 図22に、ベレス針ガイドと超音波プローブとを組み合わせた装置700を示 す。装置700は、フレーム702と、超音波プローブの先端704と、電線7 06と、超音波ベースユニット708と、ワイヤ706をベースユニット708 に接続するケーブル710とから成る。フレーム702は、前端部ににベレス針 ガイドチャネル712を有する。プローブの先端704は、前端部の前でフレー ム702に取り付けらて、後脳弓と接触する。ワイヤ706は、プローブの先端 704をベースユニット708にフレーム702を介してケーブル710によっ て接続する。このタイプの装置によって、医者は、ガイドチャネル712によっ て制限されるような、ベレス針のパスに対する所定の視覚的位置によって、ベレ ス針による穿通の前とその間に、後脳弓の後方の領域の超音波画像を見ることが できる。 上記の説明は、本発明の一例であることを理解すべきである。さまざまな代替 例および変形例は、当業者によって 本発明から逸脱せずに導き出される。従って、本発明は、従属の請求の範囲内に 入る全ての代替例、変形例、変更を受け入れることを目的とする。
【手続補正書】特許法第184条の4第4項 【提出日】平成11年2月12日(1999.2.12) 【補正内容】 請求の範囲(翻訳文) 1. 第1のカニューレと、 第1の拡張閉塞器と第1のベレス針アセンブリとから成り、ベレス針アセンブ リは拡張閉塞器を通って延在し、カニューレによって位置決め可能な第1のアセ ンブリと、 第1のワーキングさやおよびテレスコープから成り、テレスコープはワーキン グさやを通って延在し、ワーキングさやはアクセサリ装置導入口を有し、カニュ ーレによって位置決め可能な第2のアセンブリと、 を有し、第1および第2のアセンブリは、交互にカニューレによって位置決め可 能であり、第1のアセンブリは、最初にカニューレとともに使用されて患者の組 織を通してカニューレを配置し、次に第1のアセンブリがカニューレから除去さ れ、次に第2のアセンブリはカニューレへと配置されて組織の向こうの患者を観 察して相互に作用することを特徴とする医療機器システム。 2. 更に第2のカニューレと、第2の拡張閉塞器と、ガイドワイヤとを有し、第 2の拡張閉塞器が使用されて第2のカニューレを組織を通過させて配置し、ガイ ドワイヤを第2のカニューレに挿入させて第2のカニューレを組織から除去して 、第1の拡張閉塞器および第1のカニューレをガイドワイヤによって組織へと挿 入させることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のシステム。 3. 更に第2のさやを有し、第2のさやはアクセサリ装置 導入口を含まないことを特徴とする請求の範囲第2項に記載のシステム。 4. 第1のベレス針アセンブリは、第1の管状の針シャフトと、閉じた丸い前端 部を有する第1の針シャフトに摺動自在に配置された第1の針先端閉塞器とを有 し、システムは、第2の針シャフトにおいて摺動可能に配置された第2の針先端 閉塞器と第2の管状の針シャフトを有する第2のベレス針アセンブリを更に有し 、管状の形状は前端部が開いており、 第1および第2のベレス針アセンブリは、拡張閉塞器に交互にに摺動可能に配 置されることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のシステム。 5. 第2のベレス針アセンブリは、更に第2の管状の針シャフトの後端部が固定 されているハンドルと、ハンドルに接続していて第2の閉塞器の後端部に同日且 つ伸縮自在に接続された管状のバネストップと、第2の閉塞器とバネストップと の間に接続されて第2の閉塞器を拡張位置に付勢するバネと、からなることを特 徴とする請求の範囲第4項に記載のシステム。 6. 更にハンドルに接続しているガス圧力センサを有することを特徴とする請求 の範囲第5項に記載のシステム。 7. 拡張閉塞器が、前端部で収納式の横に伸びるカッターを有することを特徴と する請求の範囲第1項に記載のシステム。 8. 第1のアセンブリは、針先端領域を有し針先端領域後方に外方に拡張する領 域が一体に形成されたチューブ形状のフレームを有するベレス針と拡張器との結 合アセンブリと、針先端領域に位置するバネロードの安全閉塞器とを有し、 ベレス針と拡張器との結合アセンブリのフレームは、組織を介して小さい孔を 突き通して、カニューレと同じ大きさまで組織の孔を拡張するようになっている ことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のシステム。 9. バネロードの安全閉塞器は、針先端領域に開放前端部が位置するチューブ形 状部材を有することを特徴とする請求の範囲第8項に記載の機器。 10. チューブ形状フレームは、外側拡張膨張領域の前で第1の直径を有する第 1領域と、外側拡張膨張領域の前でより大きな第2の直径を有する第2領域と、 を有することを特徴とする請求の範囲第8項に記載の機器。 11. チューブは、針先端領域と、拡張領域とを有する一体成形の部材であるこ とを特徴とする請求の範囲第8項に記載の機器。 12. 第1のベレス針アセンブリは、 中心チャネルと、針形状の開放前端部と、中心チャネルにつながる開放後端部 とを有する管状形状を有するフレームと、 開放後端部に接続している圧力信号器と、 を有し、圧力信号器は、大気圧に対する開放前端部でのガス圧力の差をーザに合 図するようになっていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のシステム。 13. フレームに取り付けられたバネロードの安全先端閉塞器を更に有し、安全 先端閉塞器は開口部を有するを特徴とする請求の範囲第12項に記載のアセンブ リ。 14. 丸い形状と内部を通過するガイドチャネルとを有し、 患者の膣の後脳弓に収納される大きさと形状とを有する前端部と、 前端部から伸びるシャフトと、 ユーザによって保持され且つ操られるような大きさと形状とを有するシャフト に接続している後端部と、 を有し、ガイドは患者の膣に挿入されて、後脳弓に当たって配置され、医療機器 がガイドチャネルを介して患者の頸部の下で膣壁に当たる位置まで挿入されるよ うになっていることを特徴とする医療機器ガイド。 15. ガイドチャネルは、前端部の上面から前端部へと延在する溝であることを 特徴とする請求の範囲第14項に記載のガイド。 16. ガイド領域は、ガイドをカニューレに取り外し可能に取り付ける領域を有 することを特徴とする請求の範囲第14項に記載のガイド。 17. 前端部は、上面に頸部を収容する凹部を有することを特徴とする請求の範 囲第14項に記載のガイド。 18. 医療機器が前端部の前を過ぎて所定距離を進むことを防止するストップを 更に有することを特徴とする請求の範囲第14項に記載のガイド。 19. 医療機器はベレス針であり、所定距離は約15mmであることを特徴とす る請求の範囲第18項に記載のガイド。 20. 組織を貫く医療機器であって、 ベレス針と、 患者の膣に挿入されて患者の後脳弓に当たるように配置されるような大きさと 形状とを有するロケータ領域を有するポジショナと を有し、ポジショナは、可動に取り付けられたベレス針と、ベレス針をホームポ ジションから長手方向の所定正弦距離を移動させる手段とを有することを特徴と する医療機器。 21. 移動手段は、ポジショナに対してベレス針を前方に押し込むバネと、ベレ ス針の前方移動をポジショナに対して所定の位置で停止させる、ポジショナに設 けられたストップくさびとを有することを特徴とする請求の範囲第20項に記載 の機器。 22. 患者の腹膜壁を介してカニューレを挿入する方法であって、 患者の膣へと腹膜壁を介してベレス針アセンブリを挿入して腹膜壁に孔を形成 する行程と、 孔のサイズを拡張する行程と、 大きさが拡張された孔にカニューレを摺動させる行程と、 からなることを特徴とする方法。 23. 孔のサイズを拡張する行程は、第1の直径を有する第1の領域を有するベ レス針アセンブリの管状のフレーム部と、直径がより大なる第2の直径を有する 第2の領域と、第1および第2の領域の間の拡張膨張領域と、からなり、拡張領 域は、管状のフレーム部が孔を挿通するにつれて、孔のサイズを拡大することを 特徴とする請求の範囲第22項に記載の方法。 24. 孔のサイズを拡大する行程は、孔を介してベレス針アセンブリに亘って拡 張閉塞器を摺動させて孔を拡大させてくさびでとめる行程を有することを特徴と する請求の範囲第22項に記載の方法。 25. カニューレを摺動させる行程は、カニューレを拡張閉塞器に亘って孔へと 摺動させることを特徴とする請求の範囲第24項に記載の方法。 26. 更にガイドワイヤをベレス針アセンブリを介してベレス針アセンブリの前 端部から出るように挿入する行程を有することを特徴とする請求の範囲第22項 記載の方法。 27. 更に腹膜壁および膣からベレス針アセンブリを取り外しながらも、ガイド ワイヤを孔にとどめる行程を有することを特徴とする請求の範囲第26項に記載 の方法。 28. 膨張行程は、拡張閉塞器をガイドワイヤに亘って孔へと挿入する行程と、 孔を拡大させてくさびで止める行程と、からなることを特徴とする請求の範囲第 27項に記載の方 法。 29. 孔のサイズを拡大する行程は、孔の側面のスリットを切断する拡張閉塞器 の横方向カッターから成ることを特徴とする請求の範囲第28項に記載の方法。 30. カッターは、拡張閉塞器において拡張位置と収納位置との間を移動する刃 から成ることを特徴とする請求の範囲第29項に記載の方法。 31. ガイドを膣に挿入する行程を更に有し、ガイドは案内スロットを有し、ベ レス針アセンブリを挿入する行程は、ベレス針アセンブリをガイドの案内スロッ トに配置する行程からなることを特徴とする請求の範囲第22項に記載の方法。 32. ベレス針アセンブリを挿入する行程は、ベレス針アセンブリを腹膜壁を介 して高速で挿入する、ガイドに設けられた駆動機構を動かす行程を有することを 特徴とする請求の範囲第22項に記載の方法。 33. 動かす行程は、圧縮したバネを解放する行程からなり、挿入行程は、ガイ ドに対するベレス針アセンブリの前方移動を所定の位置まで制限する行程からな ることを特徴とする請求の範囲第32項に記載の方法。 34. 更に、針先端でガス圧力の変化を検出してガス圧力の変化のユーザに合図 することによって、ベレス針アセンブリの針先端が適切に腹膜壁を貫通したか否 かを判別する行程を有することを特徴とする請求の範囲第22項に記載の 方法。 35. 患者の腹膜壁を穿通せしめる方法であって、 腹膜壁近傍の患者の組織に当たるように、案内スロットおよび超音波プローブ 先端を有するガイドを配置する行程と、 超音波プローブ先端の前で患者の身体の一部の超音波プローブ先端に接続され た超音波ベースユニットで超音波画像を生成する行程と、 ベレス針を組織および腹膜壁を貫通させて超音波プローブ先端の視野まで進め る行程と、 からなることを特徴とする方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),JP (72)発明者 カンポ ルーディ ベルギー国 ベー―3010 ロトセラール ベッセンラーン 87 (72)発明者 ミュラー リチャード ピー. アメリカ合衆国 ニューヨーク州 10464 ブロンクス アーリーストリート 25 (72)発明者 ダメリオ フランク アメリカ合衆国 カリフォルニア州 93427 ベールトン ダニアアベニュ 391 (72)発明者 エインガー レイモンド ザ サード アメリカ合衆国 コネチカット州 06801 ベセル ナシュビルロードエクステンシ ョン 34 (72)発明者 コンストラム グレゴリー エス. アメリカ合衆国 コネチカット州 06902 スタンフォード シーサイドアベニュ 66ビー (72)発明者 レドラー マイケル エイチ. アメリカ合衆国 コネチカット州 06401 アンソニア フランシスストリート 31

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 一般的な丸い形とガイドチャネルを内部に有し、患者の膣の後脳弓に収容さ れるような形状と大きさとを有する前端部と、 前端部から伸びているシャフトと、 ユーザによって保持されて操られるような大きさと形状とを有するシャフトに 接続している後端部と、 を有し、ガイドは患者の膣に挿入されて後脳弓に対して配置され、医療機器はガ イドチャネルを介して患者の頸部の下の膣壁に対して配置されることを特徴とす る医療機器ガイド。 2. ガイドチャネルは前端部の上面から前端部に達している溝であることを特徴 とする請求の範囲第1項に記載のガイド。 3. ガイドは、ガイドをカニューレに取り外し可能に取り付けるための領域を有 することを特徴とする請求の範囲第1項に記載のガイド。 4. 前端部は、頸部を収容するための凹部を有する上面を有することを特徴とす る請求の範囲第1項に記載のガイド。 5. 医療機器が前端部の前を過ぎて所定距離を進むことを防ぐストップを更に有 することを特徴とする請求の範囲第1項に記載のガイド。 6. 医療機器はベレス針であり、所定距離は約15mmであることを特徴とする 請求の範囲第5項に記載のガイド。 7. カニューレと、 カニューレ内部に位置する拡張閉塞器と、 第1の管状の針シャフトと、閉じた鈍い前端部を有する第1の針シャフトに摺 動自在に配置された第1の針先端閉塞器とを有する第1のベレス針アセンブリと 、 第2の管状の針シャフトと、開いた前端部を有する管状の形を有する第2の針 シャフトにおいて摺動可能に配置された第2の針先端閉塞器とを有する第2のベ レス針アセンブリと、 を有し、第1および第2のベレス針アセンブリは、拡張閉塞器に交互に摺動可能 に配置されることを特徴とする医療機器システム。 8. 第2のベレス針アセンブリは、第2の管状の針シャフトの後端部が固定され ているハンドルと、ハンドルに接続されて第2の閉塞器の後端部に同軸に且つ伸 縮自在に接続している管状のバネストップと、第2の閉塞器とバネストップとの 間に接続されて第2の閉塞器を拡張位置に付勢するバネと、を更に有することを 特徴とする請求の範囲第7項に記載のシステム。 9. バネはコイルバネであることを特徴とする請求の範囲第8項に記載のシステ ム。 10. 更に、ハンドルに接続している弁を有することを特徴とする請求の範囲第 8項に記載のシステム。 11. 更に、ハンドルに接続しているガス圧力センサを有す ることを特徴とする請求の範囲第8項に記載のシステム。 12. 組織を貫くための医療機器であって、 ベレス針と、 患者の膣に挿入されて患者の後脳弓に当たるように配置されるような大きさと 形状とを有するロケータ領域を有するポジショナと、 を有し、ポジショナは、可動に取り付けられるベレス針と、ポジショナのベレス 針をポジショナのホームポジションから所定の限られた長手方向の距離を前方に 移動させる手段とを有することを特徴とする医療機器。 13. 移動手段は、ベレス針をポジショナに対して前方に押し込むバネと、ポジ ショナに配置されてベレス針の前方移動をポジショナに対して所定位置で停止さ せるストップ突起とを有することを特徴とする請求の範囲第12項に記載の機器 。 14. 組織を貫くための医療機器であって、 ベレス針アセンブリと、 ベレス針アセンブリが摺動自在に接続される拡張閉塞器と、 を有し、拡張閉塞器は、前端部に格納式の横に伸びるカッターを有することを特 徴とする医療機器。 15. ベレス針アセンブリは、針先端を有する管状の針シャフトに摺動可能に位 置する管状の閉塞器を有し、管状の閉塞器は、針先端で開いた前端部を有するこ とを特徴とする 請求の範囲第14項に記載の機器。 16. 組織を貫通してアクセスする医療機器であって、 カニューレと、 針先端領域と、針先端領域後方の一体成形拡張外側膨張領域とを有するチュー ブ形状フレームと、針先端領域に配置されたバネロードの安全閉塞器とを有する ベレス針および拡張器の組み合わせアセンブリと、 を有し、ベレス針及び拡張器の組み合わせアセンブリは、組織を介して小さい孔 を突き通し、組織の孔をカニューレと同じサイズに拡張するようになっているこ とを特徴とする医療機器。 17. バネロードの安全閉塞器は、針先端領域に位置する開いた前端部を有する チューブ形部材を有することを特徴とする請求の範囲第16項に記載の機器。 18. チューブ形フレームは、拡張外方拡張領域の前に第1の直径を有する第1 の領域と、拡張外方拡張領域の後により大きな第2の直径を有する第2の領域と 、を有することを特徴とする請求の範囲第16項に記載の機器。 19. チューブは、針先端領域と拡張領域とを有する一体成形部材であることを 特徴とする請求の範囲第16項に記載の機器。 20. 中心チャネルと、針の形をした開いた前端部と、中心チャネルへ続く開い た後端部とを有する管状の形を有するフレームと、 開いた後端部に接続している圧力信号器と、 を有し、圧力信号器は、大気圧に対する開いた前端部でのガス圧力の差をユーザ に合図することを特徴とするベレス針アセンブリ。 21. フレームに取り付けたバネロードの安全先端閉塞器を更に有し、安全先端 閉塞器は開口部を有することを特徴とする請求の範囲第20項に記載のアセンブ リ。 22. 患者の腹膜壁を介してカニューレを挿入する方法であって、 患者の膣に腹膜壁を介してベレス針アセンブリを挿入して腹膜壁に孔を形成す る行程と、 孔のサイズを拡張する行程と、 サイズが拡張された孔にカニューレをすべらせる行程と、 からなることを特徴とする方法。 23. 孔のサイズを拡張する行程は、第1の直径を有する第1の領域を有するベ レス針アセンブリの管状のフレーム部と、より大きな第2の直径を有する第2の 領域と、第1および第2の領域の間の拡張膨張領域と、を有し、拡張領域は、管 状のフレーム部を孔に通すにつれて、孔のサイズを拡張することを特徴とする請 求の範囲第22項に記載の方法。 24. 孔のサイズを拡張する行程は、孔を介してベレス針アセンブリの拡張閉塞 器をすべらせて、孔の幅を広くしてくさびでとめる行程を有することを特徴とす る請求の範囲第 22項に記載の方法。 25. カニューレをすべらせる行程は、閉塞器に対してカニューレを孔へとすべ らせることを特徴とする請求の範囲第24項に記載の方法。 26. 更に、ベレス針アセンブリを介してガイドワイヤをベレス針アセンブリの 前端部の外へ出るように挿入する行程を有することを特徴とする請求の範囲第2 2の方法。 27. 更に、ガイドワイヤを孔にとどめながらも、腹膜壁および膣からベレス針 アセンブリを取り外す行程を有することを特徴とする請求の範囲第26項に記載 の方法。 28. 膨張行程は、ガイドワイヤにそって孔へと拡張閉塞器を挿入して孔の幅を 広げてくさびでとめる行程を有することを特徴とする請求の範囲第27項に記載 の方法。 29. 孔のサイズを拡張する行程は、孔の側面にスリットを切れ込む拡張閉塞器 の横方向のカッターから成ることを特徴とする請求の範囲第28項に記載の方法 。 30. カッターは、拡張閉塞器の拡張位置および格納位置の間を移動する刃から 成ることを特徴とする請求の範囲第29項に記載の方法。 31. 更に、膣にガイドを挿入する行程を有し、ガイドは案内スロットを有し、 ベレス針アセンブリを挿入する行程は、ガイドの案内スロットにベレス針アセン ブリを配置する行程からなることを特徴とする請求の範囲第22項に記載の方法 。 32. ベレス針アセンブリを挿入する行程は、ガイドの駆動機構を動かして高速 で腹膜壁を介してベレス針アセンブリを挿入する行程からなることを特徴とする 請求の範囲第22項に記載の方法。 33. 動作行程は、圧縮したバネを解放する行程からなり、挿入行程は、更に、 所定位置までガイドに対するベレス針アセンブリの前方移動を制限する行程から なることを特徴とする請求の範囲第32に記載の方法。 34. 針先端でガス圧力の変化を検出してガス圧力の変化のユーザに合図するこ とによって、ベレス針アセンブリの針先端が適切に腹膜壁を貫通したか否かを判 別する行程を更に有することを特徴とする請求の範囲第22項に記載の方法。 35. 患者の腹膜壁を介して侵入する方法であって、 腹膜壁近傍の患者の組織に対して、案内スロットおよび超音波プローブ先端を 有するガイドを配置する行程と、 超音波プローブ先端の前で患者の身体の一部の超音波プローブ先端に接続して いる超音波ベースユニットで超音波画像を生成する行程と、 組織および腹膜壁を介して超音波プローブ先端の視界へとベレス針を進める行 程と、 からなることを特徴とする方法。
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