JP2000509814A - デジタル方向探知受信装置 - Google Patents

デジタル方向探知受信装置

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、受信装置の周波数帯域にわたって広がっているN個の周波数チャンネル(50a、50e)を有し、1つの基準位置アンテナを含む互いに間隔を隔てて配置されている複数のアンテナ(30a、30e)から同時に信号を受信することのできるデジタル方向探知受信装置で実施される。本発明の受信装置は、アンテナのそれぞれ1つに接続されたアナログ入力を有する複数のアナログデジタル変換器(32a、32e)と、N個の周波数チャンネルの選択された1つにおいて少なくとも局部周波数成分を含む基準デジタル信号を出力することのできる基準信号源(58)と、それぞれ基準信号源に接続された基準入力とアナログデジタル変換器の各デジタル出力に接続された信号入力とを有し、その出力において基準信号とアンテナのそれぞれ1つからの信号との積を生成する乗算器(56a、56e)をそれぞれ具備する複数のデジタル下方変換器モジュール(50a、50e)と、デジタル下方変換器の残りのものの出力に接続された信号入力を有し、基準アンテナにおいて受信された対応する信号に関して各位相検出器信号入力における信号の位相角度を検出するデジタル位相検出器(35)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】 デジタル方向探知受信装置 [技術分野] 本発明は、無線方向探知受信装置に関し、とくに、無線周波数(RF)帯域に おいて動作するデジタル方向探知受信装置に関する。 [背景技術] RF方向探知受信装置は通常RFアンテナの線形アレイを使用し、各アンテナ はそれ自身の受信回路を備え、点信号源からの無線信号の到来角度を測定するよ うに構成されている。長距離においては、点信号源からの無線信号は比較的小さ い長さの線形アレイに対する平面波フロントとして現れる。方向探知受信装置は 線形アレイの各アンテナで測定された入来信号の位相から到来角度を推定する。 到来角度は線形のアンテナアレイの異なったアンテナ間の分離距離、入来信号の 周波数、および2つの異なったアンテナにおいて測定された入来信号の位相差の 関数である。典型的なアンテナアレイは隣接する多数のアンテナ対を有している から、到来角度の異なった観察が相関されて到来角度の非常に信頼性の高い平均 測定値を生成する。 方向探知の問題は、実際に使用する場合には、方向探知受信装置で受信される 前には一般的に入来信号の周波数は知られていないから、困難である。事実、方 向探知受信装置は非常に広い周波数帯域にわたって動作する必要があり、入来信 号は帯域内の任意のは位置にある可能性がある。そのような場合の最良の方法は 、方向探知受信装置をデジタル装置として構成し、各アンテナにおける広い周波 数帯域をM個の複数の周波数チャンネル(それぞれ前記広い周波数帯域よりも狭 い)に分割して個々に処理するデジタルチャンネル化装置を使用することである 。ここでMは任意の適当な整数である。図1はこの形式のデジタル方向探知受信 装置を示している。 図1の例を参照すると、アンテナの線形アレイは適当な数のアンテナ30a〜30e から構成される(例えば図1の例ではそのような5個のアンテナがある)。アン テナの出力はそれぞれRF回路31a〜31eにおいて検出され、検出されたRF信号 はサンプリングされ、それぞれアナログデジタル変換器32a〜32eによって デジタル信号に変換される。デジタルチャンネル化装置34a〜34eはアナログデジ タル変換器32a〜32eからのデジタル信号を均一な帯域幅のN個の狭い周波数チャ ンネルに分割する。アンテナ30eは図1の例では基準点として扱われる。位相検 出器35は各アンテナ30a〜30eからの選択されたチャンネルの位相を基準アンテナ 30eからの対応するチャンネルの位相と比較する。この比較によって各アンテナ3 0a〜30dの選択されたチャンネルにおける入来信号の到着における測定角度が生 成される。 位相検出器35は乗算器36a〜36dを含み、それらは対応するアンテナ30a〜30dか らの選択されたチャンネル信号を基準アンテナ30eからの同じチャンネル信号と 乗算する。各乗算器36からの出力信号は高次の項と共に2つの乗算された信号間 の位相角度を含んでいる。乗算器36a〜36dの出力においてローパスフィルタ38a 〜38dは高次の項を瀘波して除去し、最低の周波数成分だけを各座標回転コンピ ュータ40a〜40dへ送る。この座標回転コンピュータ40a〜40dはローパスフィルタ 38a〜38dの出力における信号の位相を計算する。座標回転コンピュータ40a〜40d はそれらの受信した信号を極座標、すなわち振幅と位相角度に変換し、位相角度 を出力し、それは通常のように選択されたチャンネルにおける信号の到来角度を 推定するために使用される。 デジタル方向探知受信装置はパラメータエンコーダシステム43と組合わされる こともでき、それは入来信号の種々のパラメータ(例えば周波数、パルス幅等) を測定する。 図1のデジタル方向探知受信装置による主な問題は、比較的多数のチャンネル 化装置が必要であり、すなわち、複数のアンテナ30のそれぞれに対して1個必要 であることである。これはハードウエアコストが大きくなることを意味し、望ま しくない。 [発明の概要] 本発明は、受信装置の周波数帯域にわたって広がっているN個の周波数チャン ネルを有し、1つの基準位置アンテナを含む互いに間隔を隔てて配置されている 複数のアンテナから同時に信号を受信することのできる。本発明の受信装置は、 アンテナのそれぞれ1つに接続されたアナログ入力を有する複数のアナログデジ タル変換器と、N個の周波数チャンネルの選択された1つにおいて少なくとも局 部周波数成分を含む基準デジタル信号を出力することのできる基準信号源と、そ れぞれ基準信号源に接続された基準入力とアナログデジタル変換器の各デジタル 出力に接続された信号入力とを有する複数のデジタル下方変換器とを具備し、こ のデジタル下方変換器モジュールはその出力において基準信号とアンテナのそれ ぞれからの信号との積を生成する乗算器と、デジタル下方変換器の残りのものの 出力に接続された信号入力を有する複数の位相検出器を有するデジタル位相検出 器とを備え、この位相検出器は、基準アンテナにおいて受信された対応する信号 に関して各位相検出器信号入力における信号の位相角度を検出する。基準信号源 は、N個の周波数チャンネルの選択された1つ内の局部発振周波数を有するデジ タル基準信号としてデジタル局部発振信号を出力することのできるデジタル局部 発振器であってもよい。局部発振周波数はN個の周波数チャンネルの選択された 1つの中心周波数であることが好ましい。位相検出器は、基準アンテナに対応す るデジタル下方変換器出力に接続された位相検出器基準入力を備え、基準入力と その各信号入力との間の位相差を感知する。基準信号源は、N個の周波数チャン ネルのN個の並列なチャンネル化された信号の連続するサンプルのデジタル信号 を受信し、記憶することのできるメモリ装置と、選択された周波数チャンネルの 1つに対応する1つのデジタル信号をメモリ装置から選択して各デジタル下方変 換器モジュールの局部発振器入力に基準信号として供給することのできるスイッ チ装置とを具備している。各デジタル下方変換器は基準アンテナを除くアンテナ の1つに対応する。位相検出器は、各デジタル下方変換器の出力における位相角 度を抽出することのできる座標変換器を構成している。各メモリ装置は先入れ先 出しメモリでよい。各デジタル下方変換器モジュールは、対応するアナログデジ タル変換器からの信号を記憶し、基準信号源からの基準信号と同期して記憶され た信号を出力するメモリ装置を含んでいる。この各メモリ装置は先入れ先出しメ モリでよい。本発明はさらに、N個の周波数チャンネルの1以上の識別に応答し 、1以上の周波数チャンネルの識別子を記憶し、連続的に対応する基準信号を基 準信号源から出力させ、各デジタル下方変換器のメモリに対応する基準信号の連 続と同期して記憶された信号を反復させ、それによって位相検出器が各チャンネ ル に同時に到来する各信号に対して位相角度を測定する制御装置を備えている。受 信装置はさらに、デジタル入力が基準アンテナのアナログデジタル変換器のデジ タル出力に接続されたデジタル入力と、N個の周波数チャンネルに対応するN個 のチャンネル化されたデジタル出力を有し、N個のチャンネル化された信号を有 するデジタルチャンネル化装置を具備している。各デジタル下方変換器はさらに デジタル下方変換器の乗算器の出力においてローパスフィルタを具備している。 位相検出器は、位相検出器基準入力および位相検出器信号入力の対応するものに 接続された位相検出器乗算器と、位相検出器乗算器の出力に配置されたローパス フィルタと、ローパスフィルタの出力から位相角度を抽出する座標変換装置とを 具備している。受信装置はさらに、どのチャンネルが有効な信号を含んでいるか を決定することにより1以上のチャンネルを選択するための検出および調停論理 装置を具備している。この検出および調停論理装置は、前縁検出器とチャンネル 間の曖昧性を解消するためのチャンネル調停装置を備えている。 [図面の簡単な説明] 図1は、線形アンテナアレイ中の各アンテナに対して1個のデジタルチャンネ ル化装置を使用するデジタル方向探知受信装置の概略ブロック図である。 図2は、本発明の第1の実施形態によるデジタル方向探知受信装置の概略ブロ ック図である。 図3は、本発明の第2の実施形態によるデジタル方向探知受信装置の概略ブロ ック図である。 図4は、チャンネル処理モジュールのアレイを含むパラメータエンコーダのブ ロック図である。 図5Aおよび5Bは、図4のパラメータエンコーダ中のデジタルチャンネル化 装置の周波数トメインの応答特性を示し、図5Bは図5Aの一部の拡大図である 。 図6は、図4のパラメータエンコーダのチャンネル処理モジュールのブロック 図である。 図7は、図6のチャンネル処理モジュール中の遅延ライン周波数弁別装置のブ ロック図である。 図8は、図6のチャンネル処理モジュール中で使用されるしきい値検出回路の ブロック図である。 図9は、図8のしきい値検出回路の動作を示す入来パルスの時間ドメインの波 形を含むグラフである。 図10は、図6のチャンネル処理モジュール中で使用される前縁/後縁検出器 のブロック図である。 図11は、図6のチャンネル処理モジュールの調停論理装置のチャンネル調停 機能を定める真値表である。 図12は、図6のチャンネル処理モジュールの調停論理装置の周波数調停機能 を定める真値表である。 図13は、入来パルスの時間ドメインの波形およびいくつかの重要な事象およ び図6のチャンネル処理モジュール中の状態シーケンサを制御する時間インター バルを示す。 図14は、図6のチャンネル処理モジュール中の状態シーケンサの動作を示す 状態転移図である。 図15は、図6のチャンネル処理モジュール中の到着時間エンコーダのブロッ ク図である。 図16は、図6のチャンネル処理モジュール中のパルス幅エンコーダのブロッ ク図である。 図17は、図6のチャンネル処理モジュール中の振幅平均装置のブロック図で ある。 図18は、図6のチャンネル処理モジュール中の最小自乗周波数推定装置のト ップレベルのブロック図である。 図19は、図18の最小自乗周波数推定装置のラップ防止回路のブロック図で ある。 図20は、図18の最小自乗周波数推定装置の最小自乗回路のブロック図であ る。 図21は、図6のチャンネル処理モジュール中のパルス変調識別装置のブロッ ク図である。 図22は、位相変調(実線)および周波数変調またはFMチャーピング(破線 ) の存在における時間の関数として測定された周波数特性を示すグラフである。 [好ましい実施形態の詳細な説明] 図2は、本発明の第1の好ましい実施形態を示す。図2において、デジタルチ ャンネル化装置34は、基準アンテナのデジタルチャンネル化装置34eを除いて、 デジタル下方変換器モジュール50a〜50eによって置換されている。これらのデジ タル下方変換器モジュールはそれらが置換したデジタルチャンネル化装置に比較 してはるかに簡単でコストが廉価であり、したがって効果がある。例えば、各デ ジタルチャンネル化装置34は多位相のフィルタバンクを含んでいるが、各デジタ ル下方変換器モジュール50は単一段の論理回路である。 各デジタル下方変換器モジュール50は、対応するアナログデジタル変換器32の 出力に接続された時間遅延素子52と、この遅延素子52の出力されるデータを受取 る先入れ先出し(FIFO)バッファ54から構成される。乗算器56はその入力の 一方がFIFOバッファ54の出力に接続され、他方の入力がデジタル局部発振器 58に接続されている。デジタル局部発振器58の出力は各デジタル下方変換器モジ ュール50a〜50eの乗算器56a〜56eに接続されている。 デジタル局部発振器58は、デジタルチャンネル化装置34のN個の周波数チャン ネルの選択された1つの中心の単一の周波数を有するデジタル信号を発生し、そ の選択は有効な信号を含むのがN個の周波数チャンネルのどれであるかに依存す る。このためデジタル局部発振器58はN個のチャンネルのそれぞれの中心周波数 を記憶し、対応するチャンネルを識別する信号を受信したとき中心周波数の選択 されたものを再生する。どのチャンネルが有効な信号を含んでいるかの決定は以 下説明するように調停論理回路によって行われる。それ故、各乗算器56(例えば 乗算器56c)は局部発振器信号と、対応するアンテナにより(例えばアンテナ30c による)受信された全てのN個の周波数チャンネル中の信号との積を形成する。 しかしながら、1つの選択された周波数チャンネルにある受信された信号だけが 最小の周波数差を有する積を生成し、それはローパスフィルタ60を通過した信号 だけである。したがって、アンテナ30a〜30dのそれぞれからの信号のチャンネル 化は各アンテナに対してデジタルチャンネル化装置なしに行われる。 ローパスフィルタ60は全てのN個のチャンネルの共通の帯域幅に対応する通過 帯域を有する。ローパスフィルタ60を通過する信号の帯域幅は受信した信号の1 /Nであり、それ故、ローパスフィルタ60から出力されたデジタル信号出力はデ シメータ62によって係数Nでデシメートされることが好ましい。デシメータ62は N番目毎のビットだけを通過させてデジタル下方変換器50から出力させる。位相 検出器35中の各乗算器36a〜36dは一方の入力が対応するデジタル下方変換器50a 〜50dに接続され、他方の入力が基準デジタル下方変換器50eに接続されている。 図1に示すように、各乗算器36の出力は基準アンテナ30eで受信した信号のバー ジョンと他のアンテナ30a〜30dで受信した信号との間の位相角度を含んでいる。 本発明の利点の1つは、上述したように図1のデジタルチャンネル化装置34a 〜34eの全部は不必要で1つだけしか必要がないことである。別の利点は、FI FOバッファ54a〜54eが高速メモリで構成されることが可能であり、そのためそ こに記憶された信号がメモリから反復して複製され、一方局部発振器58により異 なった局部発振器周波数が出力されることである。したがって、異なったチャン ネルで同時に受信された多数の有効な信号が処理速度を増加させる必要なく、処 理されることができる。このため、アドレス発生器64は制御信号(またはメモリ アドレス)を各アドレス可能なメモリ54a〜54eに出力して各場合に信号と混合さ れる異なった局部発振器周波数の前に記憶された信号を取出し、または複製する 。 図2の実施形態は、検出および調停論理回路130aおよびチャンネル化装置34に より出力される各チャンネルに対するパラメータ符号化論理回路130bからなるパ ラメータエンコーダ130と組合わされている。パラメータデジタルワードインタ ーフェイス150は、全てのチャンネルのパラメータエンコーダ130の出力と到着角 度エンコーダ42の出力を組合わせることができる。デジタル局部発振器58に対す る周波数チャンネルの選択は、各チャンネルと関連する検出および調停論理回路 130aにより自動的に行われ、そのような選択はデジタル局部発振器58とアドレス 発生器64へ出力される。検出および調停論理回路130aを含むパラメータエンコー ダ130については後述する。 N個のチャンネルの特定の1つの検出および調停論理回路130aが有効な信号を 含むチャンネルを識別すると、アドレス発生器64は対応するチャンネル番号をそ のとき同様に識別された他のチャンネル番号と共に記憶する。異なった周波数チ ャンネル中の異なった信号は同時に受信されることができる。そのような場合に 、N個のチャンネルの1以上の検出および調停論理回路130aはそれらのチャンネ ル番号を断定する。アドレス発生器64は、識別された、或いは選択された全ての チャンネルの番号を記憶する。それから、アドレス発生器64は、識別されたチャ ンネル番号の第1のものを選択して対応する識別子をデジタル局部発振器58に送 り、それによりそれは対応するチャンネル中心周波数を生成する。同様に、アド レス発生器64は、乗算器56の対応するものにその内容のコピーを出力するように 各FIFOメモリ54に命令する。その後、アドレス発生器64は、識別された次の チャンネル番号に移動し、同じ動作を繰返す。このようにして、特定のサンプリ ング時間にFIFOメモリ54a〜d中で捕捉された信号は反復的に乗算器56a〜dに 再生されて戻され、一方、デジタル局部発振器58は識別されたチャンネルの次の ものの周波数を生成する。その結果として、異なった信号が同時に受信された場 合でも、異なった周波数チャンネルで受信された異なった信号の到来角度は全て のアンテナからの入力を独立に使用して計算される顕著な効果が得られる。アド レス発生器64の上記のような機能は通常の論理回路設計技術を使用して当業者に より容易に構成されることができる。 図3のの実施形態では、デジタル局部発振器58の出力は、選択されたチャンネ ルの基準信号、すなわち基準アンテナ30eからの信号によって置換される(した がって、図3のの実施形態では局部発振器58は除去される)。このため基準アン テナ30eからの全てのN個のチャンネルの信号はチャンネル化装置34の各周波数 チャンネルに対して1個のN個の各遅延素子70-1乃至70-Nで遅延され、N個のF IFOメモリ72-1乃至72-N中に記憶される。N:1のスイッチ74は検出および調 停論理回路130aにより選択されたチャンネルの識別に応答して対応するFIFO メモリの出力をデジタル上方変換器76に接続する。デジタル上方変換器76は、デ ジタル補間装置78および平滑化フィルタ80によりアナログデジタル変換器32のサ ンプリング速度までの選択された信号の速度を再サンプリングする。上方変換器 76からの上方変換された基準信号は乗算器56a〜d(図2の局部発振器58の位置) のそれぞれの一方の入力に供給される。したがって、図2のデジタル局部発振器 58は、N個の遅延素子70-1乃至70-N、N個のFIFOメモリ72-1乃至72-N、N: 1のスイッチ74、およびデジタル上方変換器76を含む基準信号源によって置換さ れる。 デジタル下方変換器50a〜dの出力は対応するアンテナ30a〜dと基準アンテナ30 eとの間の位相差を含む信号である。これは乗算器35a〜dおよびローパスフィル タ38a〜dを不要にする。座標回転コンピュータ40a〜dは図2の実施形態と同様に デジタル下方変換器50a〜dの出力から位相座標を抽出する。 時間遅延素子52(図2)および70(図3)は、例えば検出および調停論理回路 130aにおける信号処理遅延を補償するためのものである。時間遅延素子52および 70により与えられる実際の時間遅延は、特定のハードウエアおよび論理回路設計 構成に応じて変化し、通常よく知られている技術によって当業者により容易に決 定されることができる。 検出および調停論理回路: パラメータエンコーダ130の優れた形態については説明する。それは図2およ び3の方向探知受信装置により使用される検出および調停論理回路130aを構成し ているからである。パラメータエンコーダ130は米国特許出願第8778954 号(1997年1月2日出願)に記載されている。以下の説明において、しきい 値検出器335、前縁/後縁検出器355、および調停論理回路340は図2および3の N個の周波数チャンネルのそれぞれに対する検出および調停論理回路130aを構成 している。 図4を参照すると、デジタルRF受信装置はアナログRF入力を受信し、アナ ログデジタル変換器110により非常に高いサンプリング速度でデジタルワード流 U(n)に変換される。指数nはデジタルワード流中の個々のワードに対するも のである。各デジタルワードは実数部と虚数部からなる複素数である。デジタル チャンネル化装置120は入来信号U(n)を受信装置のRF帯域をカバーする予 め定められたビン(bin)範囲のN個の周波数ビンに対応するN個のチャンネ ルに分割し、N個のチャンネル化された信号xk(n)を生成する。ここで、k は1乃至Nの指数でありN個のチャンネルの1つを特定する。チャンネル化され た各信号は実数部と虚数部からなるデジタルワード流により表わされる複素数で ある。デジタルチャンネル化装置は多相フィルタのバンクから構成され、各フィ ルタがN個の周波数ビンまたはチャンネルのそれぞれ1つに対応する通過帯域を 有することが好ましい。受信装置の全帯域にわたるアナログ周波数の関数として 全てのN個のチャンネル化された信号について組合わされたデジタルチャンネル 化装置の応答特性は図5のグラフに示されている。図5のグラフはチャンネル化 装置120を構成するフィルタのバンクの個々の通過帯域特性を実際に重畳したも のである。各チャンネルは図2に1乃至Nとして表示された1つの通過帯域に対 応する。ピーク特性から6dB下で各チャンネルの特性は隣接するチャンネルと 重なっている。この中に入る周波数は重なっており、エイリアシングエラーの確 率は高い。図5Bは2つの隣接するチャンネルの特性の重なった部分を拡大して 示している。図5Bの陰のない部分では重なりはなく、それ故エイリアシングエ ラーの生じる機会は少ない。 再び図4を参照すると、パラメータエンコーダ130はデジタルチャンネル化装 置120の出力を受ける。パラメータエンコーダ130においては、デジタルチャンネ ル化装置120のN個のチャンネル化された信号xk(n)は各チャンネル処理モジ ュール140により個別に処理される。チャンネル処理モジュール140は各チャンネ ル化された信号に割当てられ、したがってN個のチャンネル処理モジュールが存 在する。各チャンネル処理モジュール140はそのチャンネル化された信号を解析 し、最も遅いサンプリング時間に対するそれぞれの予め定められたパラメータ( 例えば周波数、振幅、到着時間変調形式等)の値を特定するパラメータデジタル ワード(PWD)を出力する。N個のチャンネル処理モジュール140の出力はP DWインターフェイス150においてデジタルワードの単一出力流160に多重化され る。 チャンネル処理モジュール140の概要: 図6は典型的なチャンネル処理モジュール140の内部構成を示している。それ はこの実施例では、第2のチャンネル処理モジュール140-2である。図6の実施 例は、パルス信号、連続波(CW)信号およびFMチャープパルス信号の到着時 間、周波数、振幅の特徴化を容易に行うように構成されている。さらに、FMチ ャープパルス信号に対して、周波数の時間的な変化率およびチャープの開始周波 数の特徴化を容易に行うように構成されている。しかしながら、パラメータエン コーダはそれらの特定された形式の信号の処理に限定されるものではない。 図6において、k番目のチャンネルで検出された複素数信号xk(n)のn番 目のサンプルの実数および虚数成分はそれぞれ遅延ライン乗算器310の入力に供 給される(図6の例ではチャンネル指数kは2に等しい)。遅延ライン乗算器31 0は2個のMビット入力(ここでMは各デジタル化されたサンプルのビット数で ある)を有し、その一方は実数成分に対するもので、他方は虚数成分に対するも のであり、その直ぐ前のものxk(n−1)の共役複素数によって信号サンプル xk(n)の複素数平面で乗算される(共役複素数である2つのサンプルの1つ の選択は関係ない)。その結果得られた複素数の積のMビットの実数部とMビッ トの虚数部は1対の通常の縦続された集積されたコム(CIC)平滑化フィルタ (図6では共に素子315として示されている)において平滑化され、平滑化され たMビットの実数部とMビットの虚数部は通常の座標回転デジタルコンピュータ 320により共に処理される。座標回転コンピュータは実数部と虚数部の合計によ る複素数信号xk(n)の表示をAei Φの形態の極座標表示に変換する。ここで 、Aは振幅であり、iは(−1)1/2であり、Φは複素数平面における角度であ る。そのような座標回転デジタルコンピュータは1959年にJ.E.Voldnerに より最初に開発され、技術的に良く知られている。一般に、Φ=ωt+φであり 、ここで、ωはサンプルされた信号の角周波数であり、tは時間であり、φはサ ンプルされた信号xk(n)の位相である。しかしながら、遅延ライン乗算器310 により行われた周波数弁別のために角度Φは正規化されたサンプルインターバル 時間により乗算された信号の角周波数のみを含んでおり、位相に無関係であり、 それ故、Φはサンプルインターバル時間により正規化された角周波数ωに等しく されてもよい。それ故、遅延ライン乗算器315と座標回転コンピュータ320の組合 わされた動作は各サンプル時間に対して複素数信号の振幅Aと周波数Fを抽出す る。したがって、各サンプル時間に対して入来複素数信号のフーリエ変換成分、 周波数および振幅が与えられる。以後の説明において、チャンネル化された信号 xk(n)に対応して、k番目のチャンネルに対する振幅Aのn番目の サンプルは、Ak(n)として示され、対応する周波数サンプルはFk(n)とし て示される。 座標回転コンピュータ320は出力バス325a上にMビットの周波数サンプルFk( n)を出力し、対数振幅エンコーダ330を通ってMビット出力バス325b上に振幅 Ak(n)の対数を出力する。対数振幅エンコーダ330の効果は、データ圧縮と類 似しており、技術的によく知られている。しきい値検出器335は対数振幅エンコ ーダ330のMビット出力を受信し、予め定められたしきい値と振幅Ak(n)とを 比較して出力バス325c上に1ビットのしきい値論理信号LDKを生成する。 調停論理回路340は、出力バス345a,325b,325cを介してMビット振幅サンプ ルAk(n)、Mビットの周波数サンプルFk(n)、およびしきい値論理信号LDK を受信し、2つの隣接するチャンネル処理モジュールから3個の対応する出力 を受取る。特に、調停論理回路340は1つの隣接装置から入力バス345a,345b,3 45cを介してAk-1(n)、Fk-1(n)、およびLDK-1を受取り、他の隣接装置 から入力バス350a,350b,350cを介してAk+1(n)、Fk+1(n)、およびLDK+ 1 を受取る。調停論理回路340は必要なときには2つの可能なチャンネル間の選択 を調停し、必要なときには周波数間の調停を行う。調停論理回路は1ビットのチ ャンネル調停論理信号LCAおよび3ビットの周波数調停論理信号FPDWを出力す る。 残りの説明において、信号の実数部、虚数部、周波数、および振幅のような各 サンプルは、対数振幅エンコーダ330の出力がMより少ないM’ビットデジタル ワードであってもよいことを除いて、Mビットデジタルワードであると仮定され ている。さらに、以下で説明する論理信号は特に特定されていなければ、一般に 単一ビットの誤/真論理信号である。しかしながら、当業者は実質的に機能を変 更することなく、システムの異なった段において前述のものとは異なったビット 数のパラメータエンコーダを構成することができる。所定の変数のビット数に関 するこの明細書中の詳細な説明は単により厳密な説明を行うためであり、本発明 を限定するものではない。 前縁/後縁(LE/TE)検出器355は、対数振幅エンコーダ330からのM’ビ ットの振幅サンプルAk(n)を監視し、それはチャンネル化された信号の前 縁が到着したことを特定する1ビット論理信号(ここではLLEという)およびチ ャンネル化された信号xk(n)の後縁が到着したことを特定する1ビット論理 信号(ここではLTEという)を出力する。状態シーケンサ360はLE/TE検出 器355の両論理出力信号、しきい値検出器335の論理出力信号、および調停論理回 路340の出力信号を受信し、それらを処理して信号xk(n)からパラメータを抽 出するときに使用される多数の信号を生成する。詳細に後述するように、状態シ ーケンサ360は、チャンネル化された信号xk(n)中の受信されたパルスの前縁 または後縁の転移が定常状態またはピークパルス振幅のある予め定められた割合 であるときを特定する論理信号を生成する。 予め定められたパラメータは状態シーケンサ360からの信号およびクロックカ ウンタ365からのカウントに応答して以下の素子により信号から抽出される。: 到着時間エンコーダ370は信号xk(n)中で検出されたパルスの到着時間を符号 化する。;パルス幅エンコーダ375はそのパルスのパルス幅を符号化する。;振 幅適応平均回路380はそのパルス振幅の平均値を符号化する。;最小自乗推定装 置385は周波数の推定を符号化する。;パルスの変調エンコーダ390は検出された パルスが存在する場合に変調のタイプを分類する。FIFOデータバッファ395 は種々のエンコーダ370,375,380,385,390の出力を単一のデータ流に多重化 する。 遅延ライン乗算器: 図7を参照すると、遅延ライン乗算器310は、1サンプル時間遅延ライン素子4 10を具備し、それは信号xk(n)の実数部と虚数部とを並列に遅延させる。共 役複素数乗算器420は技術的によく知られている機能を行なう。すなわち、1つ の複素数を別の共役複素数と乗算する。この明細書から明らかなように、複素数 は実数部と虚数部との2つの成分から構成された数である。乗算器420の一方の 入力は遅延ライン素子410の出力であり、すなわちxk(n−1)の実数部と虚数 部である。一方、乗算器420の他方の入力は遅延されない信号サンプルxk(n) である。 しきい値検出器325: 図8を参照すると、しきい値検出器325は、+および−の符号を付けられた1 対の差動入力と論理信号LDKのための出力とを有する通常のレベル比較器510を 含んでいる。レベル比較器510の+入力は対数エンコーダ330から対数振幅Ak( n)を受取り、一方、−(負)入力はスイッチ520により決定された2つのしき い値VT1,VT2の1つを受取る。スイッチ520は比較器510の出力からその制御入 力520aに供給される論理レベルにしたがって2つのしきい値の一方を選択する。 スイッチ520は、振幅Ak(n)が比較器の−入力に供給されたしきい値より下で あることを示している論理信号LDKを出力しているときには高いしきい値VT1を 選択し、そうでなければ低いしきい値VT2を選択する。図9はしきい値検出器32 5がどのように機能するかを示している。:受信パルスの前縁は検出器出力を高 くするために高いしきい値を必要とし、一方後縁は検出器出力が論理0に戻る前 に低いしきい値より下にならなければならない。受信されたパルスが前縁の発生 後にその最初の振幅より下に低下でき(図9の破線で示されたように)、しかも 全体の幅を検出することができる点で有効である。典型的に雑音の多いパルスに 対して、前縁および後縁の両者はスパイクによって特徴付けられ、一方パルス振 幅は前縁と後縁の間で抑制される。図9に示されるように、高いしきい値VT1 は典型的なパルスの予想されるピーク振幅の約2/3であり、一方低いしきい値 VT2は予想されるピーク振幅の約1/3である。 前縁および後縁検出器355: 図10を参照すると、LE/TE(前縁および後縁)検出器355はチャンネル 化された信号xk(n)の検出されたパルスの前縁の発生において論理信号LLE をトリガーし、パルスの後縁の発生において論理信号LTEをトリガーする。前縁 の時間は、パルスの1回遅延されたものの前縁がパルスの遅延されない減衰され たものの前縁と振幅が一致したときとして定義される。同様に、後縁の時間は、 パルスの後縁がパルスの2回遅延されて減衰されたものの後縁と振幅が一致した ときとして定義される。1回の遅延インターバル(D)は予期されるパルスの適 当な範囲の立上り時間を少し越えたものとして予め決定される。2回の遅延イン ターバル(2D)はその時間の2倍である。両方の場合に減衰は係数2であるこ とが好ましい。図10においてこの機能の実行は2つの連続する遅延ライン710 ,720で振幅信号Ak(n)を遅延させ、それにより3つの振幅信号Ak(n), Ak (n−1D),Ak(n−2D)が同時に得られる。最初と最後の信号Ak (n)とAk(n−2D)は減衰器730,740によって係数2で減衰され(1/2 に減衰される)、比較器750,760が中間の信号Ak(n−1D)をそれぞれ最初 と最後の信号Ak(n)とAk(n−2D)と比較する。比較器750の出力(中間 の信号と最初の信号との比較)は2つの入力がほぼ等しいときには常に前縁論理 信号LLE(n)をトリガーし、一方、比較器760の出力(中間の信号と最後の信 号との比較)は2つの入力がほぼ等しいときには常に後縁論理信号LLE(n)を トリガーする。 調停論理回路340: 調停論理回路340は通常の論理素子により任意の適当な方法で構成されること ができ、当業者により構成されることのできる真値表により最良に定められるこ とができる。調停論理回路は必要に応じてチャンネルの調停と、周波数の調停の 両方を行なうことができる。チャンネルの調停と周波数の調停は、信号の周波数 が隣接する周波数ビンまたはチャンネル間の周波数境界に近い位置にある場合に 必要である。チャンネル調停: チャンネル調停論理回路340のチャンネル調停論理および機能は図11の真値 表に定められている。チャンネル調停は、信号が有限のチャンネルフィルタスカ ート特性により隣接チャンネルで検出されたとき生じる曖昧性を解決するために 必要である。チャンネル調停論理回路340は、図11の真値表で定められた8個 の論理テストのいずれかが得られたとき検出パルスまたは信号の有効なチャンネ ルとして論理出力LCAを上昇させることにより、以下のように現在のチャンネル (すなわちチャンネルk)を主張する。 (1)第1のテスト条件(図11の真値表のP1で示された列)は、現在のチ ャンネル(チャンネルk)の振幅がしきい値VT2を越えており、その隣接チャン ネル(チャンネルk+1およびk−1)の振幅がいずれもそのしきい値を越えな いときに常に得られる。これは検出されたパルスを含むk番目のチャンネルの選 択に対して最小の曖昧状態である可能性が高い。 (2)第2のテスト条件(図11の真値表のP2で示された列)は、現在のチ ャンネル(チャンネルk)およびその隣接チャンネル(チャンネルk+1)の振 幅がそれぞれしきい値VT2を越えており、一方、隣接チャンネルの他のもの(チ ャンネルk−1)がそのしきい値を越えず(それ故チャンネルkとk+1が候補 である)、現在のチャンネルの振幅が隣接チャンネルk+1の振幅を越える(し たがって、最高尤度の選択として、チャンネルkはチャンネルk+1より好まし い)ときに常に得られる。 (3)第3のテスト条件(図11の真値表のP3で示された列)は、2つの隣 接チャンネルの役割が第2のテスト条件と逆であることを除いて第2のテスト条 件と等価である。この条件は、現在のチャンネル(チャンネルk)およびその隣 接チャンネル(チャンネルk−1)の振幅がそれぞれしきい値VT2を越えており 、一方、隣接チャンネルの他のもの(チャンネルk+1)がそのしきい値を越え ず現在のチャンネルの振幅が隣接チャンネルk−1の振幅を越えるときに常に得 られる。 (4)第4のテスト条件(図11の真値表のP4で示された列)は、3つのチ ャンネル(チャンネルk−1,k,k+1)の振幅がそれぞれしきい値VT2を越 えており、現在のチャンネル(チャンネルk)の振幅が隣接チャンネル(k−1 およびk+1)の振幅を越えるときに常に得られる。 (5)第5のテスト条件(図11の真値表のP5で示された列)は、有効なパ ルスが隣接する2つのチャンネルkおよび隣接チャンネルk+1でそれぞれで発 生する場合に対応する。この条件は現在のチャンネル(チャンネルk)および隣 接チャンネル(k+1)の振幅がそれぞれしきい値VT2を越え、一方隣接チャン ネルの他のもの(チャンネルk−1)の振幅はそのしきい値を越えず(それ故、 チャンネルkおよびk+1は候補である)、現在のチャンネル(チャンネルk) の振幅が隣接チャンネル(k+1)の振幅を越えない(したがって、最高尤度の 選択として、チャンネルkはチャンネルk+1より好ましくない)ときに得られ る。 隣接チャンネルk+1で検出された周波数(すなわち、周波数Fk+1)はチャ ンネルkで検出された周波数と異なって、しきい値より大きい。この後者の条件 は2つの隣接チャンネルにおける強い振幅の存在がエイリアシングによるもので はないことを示すものである。周波数差のしきい値はフィルタまたは周波数ビン 幅の或る割合、例えば10%である。 (6)第6のテスト条件(図11の真値表のP6で示された列)は、2つの隣 接チャンネルk+1とk−1の役割が第5のテスト条件と逆である場合に対応す る。 (7)第7のテスト条件(図11の真値表のP7で示された列)は、第4のテ スト条件の要求が隣接チャンネルの1つ(k+1)に関して合致し、一方、第5 のテスト条件の要求が他方の隣接チャンネル(k−1)に関して合致する混合状 態である。 (8)第8のテスト条件(図11の真値表のP8で示された列)は、2つの隣 接チャンネルk+1とk−1の役割が第7のテスト条件と逆であることを除いて 等価である。 (9)第9のテスト条件(図11の真値表のP9で示された列)は、有効なパ ルスが隣接する3つのチャンネルでそれぞれで発生する場合に対応する。この条 件は、3つのチャンネル全ての振幅がそれぞれしきい値VT2を越え、現在のチャ ンネル(チャンネルk)の振幅が2つの隣接チャンネル(k−1およびk+1) の振幅を越えない状態に該当し、それ故、第4のテスト条件を使用することはで きず、各隣接で検出された周波数(Fk-1およびFk+1)は現在のチャンネルで検 出された周波数(Fk)と異なって、しきい値より大きい。このしきい値は典型 的にフィルタまたは周波数ビン幅の或る割合、例えば10%である。 9つのテスト条件のいずれかに該当した場合には、調停論理回路は340はその 論理出力ビットLCAを高レベルに上昇させ、有効なパルスを含むものとして現在 のチャンネル(チャンネルk)を主張する。それでない場合には論理出力ビット LCAは高レベルに上昇しない。 周波数調停: 周波数調停は、サンプリング速度デシメートおよびデジタルチャンネル化装置 中で発生するスペクトル折曲げ(folding)から生じる周波数測定の曖昧性を解 決するために必要である。そのような補正は、フィルタ帯域の一端において生じ たエイリアシング周波数を反対端に移動する。周波数は検出された周波数の位置 に応じてチャンネル帯域幅に対応する周波数を加算または減算することによって 補正される。図12は、周波数調停の論理機能を定める真値表を示している。3 つの可能な結果が存在する。 すなわち:(a)周波数は補正を必要としない。(b)1チャンネル帯域幅が 検出された周波数に加算される。(c)1チャンネル帯域幅が検出された周波数 から減算される。 この結果は3つの論理ビットにより曖昧性なく特定することができる。その代 りに、出力は単に補正された周波数を表す全体のバイトであることもできる。図 12の真値表中には2つのテストケースが有り、それにおいてP1,P2で示され た列に対応して周波数が補正される。これらのテストケースは2つの定められた 量、すなわちFLOおよびFHIを使用し、それらはそれぞれフィルタ特性が予め定 められた量(例えばゼロ)の下方にロールオフしないチャンネルの最低および最 高周波数である。図5はチャンネル周波数帯域中のFLOおよびFHIの位置を例示 している。 第1のテストケースP1において、検出された周波数はFLOより下ではなく、 FHIより上であり、両側の隣接チャンネル(k−1およびk+1チャンネル)の 振幅はしきい値より上であり、チャンネルk−1の振幅はチャンネルk+1の振 幅より上である。この場合に、周波数がそのチャンネルの帯域の下端から上端へ エイリアシングされていることは明らかで、それ故、1チャンネル帯域幅が検出 された周波数から減算され、チャンネル帯域の下端付近に戻される。 第2のテストケースP2において、検出された周波数はFLOより下で、(それ 故)FHIより上ではなく、両側の隣接チャンネル(k−1およびk+1チャンネ ル)の振幅はしきい値より上であり、チャンネルk+1の振幅はチャンネルk− 1の振幅に等しいか、それより上である。この場合に、周波数がそのチャンネル の帯域の上端から下端へエイリアシングされていることは明らかで、それ故、1 チャンネル帯域幅が検出された周波数に加算され、チャンネル帯域の上端付近に 戻される。 これら2つの場合のいずれでもない場合には、検出された周波数に対して補正 は行われない。 当業者は、図11および12の真値表の動作を実行する論理回路を容易に構成 することが可能であり、それらの機能を実行する特定の論理回路とは関係ない。 それ故、そのような構成についてはここでは説明しない。 状態シーケンサ360: 状態シーケンサ360はある事象の発生に応答し、それは図13に示されている 。図13はチャンネル化された信号中で検出された典型的なパルスの時間ドメイ ンの波形を示している。第1の事象は、パルス振幅がしきい値検出器の高い方の しきい値VT1の値に到達した時間TD1に発生する。この事象は、しきい値検出器 の論理出力LDを論理0から論理1に転移させることによって通知される。次の 事象は、LE/TE検出器355がパルスの前縁を検出した時間TLEに発生する。 この事象は、LE/TE検出器355の前縁の論理信号LLEを論理0から論理1に 転移させることによって認識される。その後、パルスは時間TM2においてピーク 振幅の99%に達し、それは論理信号LM2の論理0から論理1への転移によって 認識される。この論理信号はパラメータエンコーダ、最小自乗周波数推定装置お よび振幅平均装置のシーケンス動作を制御する。時間TM1D1との時間間隔はM 1であり、時間TM2とTD1との時間間隔はM2である。 上記の事象は前縁付近で生じるが、残りの事象は後縁付近で生じる。時間TM3 において、パルス振幅はそのピーク値の95%より下に低下する。時間TTEにお いて、LE/TE検出器355は後縁を検出し、それ故、LE/TE検出器により 出力された論理信号は論理0から論理1へ転移する。時間TM3とTTEとの時間間 隔はMTEである。最後の事象は時間TD2において生じ、そのとき振幅は低いほう のしきい値VT2より下に低下し、それによって論理信号LDは論理1から論理0 へ転移する。 図14を参照すると、状態シーケンサ360による状態のシーケンスはある論理 信号の転移を特徴付ける。特に、論理信号LDおよびLLEの転移は静的グラウン ド状態0から状態1へのシステムの転移である。状態1において、システムはク ロック信号をストローブしてパルス到着時間およびパルスの始点(本明細書中で 後述する)をマークし、時間TM1とTM2に対してタイマーの動作を開始させる。 論理信号LM2の転移は状態1から状態2へのシステムの転移である。状態2にお いて、システムは調停論理回路340のチャンネル調停論理機能を付勢し、振幅お よび周波数を測定する。論理信号LCAの真の論理レベルへの転移は状態2から状 態3への転移である。論理信号LCAの真の論理レベルへの転移の失敗は、検出さ れたパルスが現在のチャンネルにはなく、システムは代りに状態5へジャンプし 、そこから状態0に戻ることを示す。他方、論理信号LM2は状態3の期間中に転 移する。状態3において、振幅および周波数測定が行われる。検出されたパルス の終りにおいて、論理信号LLEは論理1へ転移し、一方、論理信号LDは論理0 に戻る。これらの転移はシステムを状態3から状態4へ移動させる。しかしなが ら、もしも予め定められたタイマー期間(少なくとも予測される最長の有効なパ ルス幅に等しい)前にパルスの終了がないならば、状態シーケンサ360は論理信 号LCWをトリガーし、受信された信号がパルス列ではなく、連続波(CW)信号 である可能性が高いことを示す。その場合にはシステムはグラウンド状態(状態 0)へ戻る。他方、システムが状態4に到達するならば、クロックがストローブ されてパルスの終りをマークし、パラメータデジタル動作の転送が開始される。 その後システムはグラウンド状態0に戻る。 他のコンポーネントによって生成されない上述の論理信号は、よく知られてい る論理機能を含む通常の技術を使用して上述のように状態シーケンサ360によっ て生成される。 到着時間エンコーダ370: 図15を参照すると、到着時間エンコーダ370はラッチ1210により構成されて いる。ラッチ1210はクロック365に接続されたデータ入力と、LE/TE検出器3 55からの論理信号LLEに接続されたラッチ制御入力と、LE/TE検出器によっ て検出されたパルスの到着時間を与えるデータ出力とを有している。論理信号LLE の前縁力慎になると、クロック信号の現在の値が到着時間エンコーダ370の出 力でラッチされる。 パルス幅エンコーダ375: 図16を参照すると、パルス幅エンコーダ375はラッチ1310と減算器1320によ り構成されている。ラッチのデータ入力はクロック365からクロック信号を受信 し、ラッチ1310のデータ出力は減算器1320の正の入力に供給される。ラツチ1310 はLE/TE検出器355からの後縁論理信号LTEに接続されたラッチ制御入力を 有する。減算器1320は到着時間エンコーダ365の出力から到着時間を受信するよ うに接続された負の入力を有している。減算器1320は到着時間エンコーダ365か ら受信された到着時間から後縁の時間にラッチされたクロック信号の値から到着 時間を減算する。その差はパルス幅であり、パルス幅エンコーダ375からの出力 である。 適応平均回路380: 図17を参照すると、振幅適応平均回路380は、各サンプリング時間nにおい て対数振幅エンコーダ330から信号振幅A(n)を受取る。加算器1410は連続し てA(n)を受信するように接続された入力を有する。加算器1410の出力は遅延 素子1420によって1サンプリング時間遅延される。遅延素子1420の出力はバッフ ァ1430を通って加算器1410の他方の入力にフィードバックとして供給され、それ により累積和が計算される。バッファ1430は状態シーケンサ360からの論理信号 LM2により制御され、論理信号LM2の各転移によりフィードバックを真の論理値 に対してゼロにリセットする。したがって、加算器1410により行われた合計は振 幅値がピーク値の95%に到達した後にのみ開始される。ラッチ1440は遅延素子 1420からの遅延された和をラッチし、カウンタ1450はその出力が2の累乗に到達 したときラッチされる。カウンタ1450は合計ループ1410,1420,1430の動作と同 期するように論理信号LM2によりリセットされる。動作において、ラッチ1440は 、2の累乗、すなわち2Nに設定された論理回路であり、Nは整数であり、ラッ チはカウンタ1450からの出力が2Nに到達するまで待ち、そこに到達した時点で 出力で遅延素子1420からの遅延された和をラッチする。その後ラッチ1440は、次 に高い整数値にNを更新し、動作を繰り返す。Nの各現在値はラッチ1440によっ て2Nにより除算する回路1460に出力され、それは2Nによりラッチされた合計値 を除算し、その結果を適応平均回路380の出力において出力する。この除算結果 は2N個のサンプルについての合計を2Nにより除算したものであり、それは所望 する平均値である。 適応平均回路380の主要な利点は、この回路により得られる振幅サンプルの数 が2の累乗(2N)に到達するときのみ平均振幅を計算しようとし、それによっ て2Nにより除算する演算を簡単な2進シフトにし、そのため、浮動少数点演算 の必要がないことである。 最小自乗周波数推定装置385: 図18を参照すると、周波数推定装置385は、座標回転コンピュータ320から入 って来た極座標または周波数を含む信号ωt+φ(ここで、ωは角周波数であり 、φは位相である)を処理するラップ防止回路1510を含んでいる。周波数推定装 置は、ラップ防止回路1510の出力に接続された最小自乗回路1520をさらに含んで いる。周波数を含む信号(ωt+φ)は、(ωt+φ)が±ρに近い場合、エイ リアシングを発生させ、不安定さを生む可能性が高い。ラップ防止回路1510は、 このような不安定さを除去する。 図19を参照すると、ラップ防止回路1510は、論理信号LM2が真である(すな わち、入って来たパルスがそのピーク値の95%に達する)たびに入って来た周 波数を含む信号をラッチし、ラッチされた信号を減算器1620の負の入力に供給す るラッチ1610から構成される。ラッチされない周波数を含む信号は、減算器1620 の正の入力に供給される。周波数を含む信号ωt+φの連続したサンプルの減算 によって、比較的一定した位相φが除去され、周波数ωの連続したサンプルだけ が残され、これによってその周波数の遅延ラインの弁別が行われる。減算器1620 の出力はモジュロ2回路1630によってモジュロ2だけ減少され、このモジュロ2 回路1630の出力は1サンプル遅延素子1640を通って加算器1650の一方の入力に供 給される。加算器1650の他方の入力は、ラッチされた周波数を含む信号をラッチ 1610から受信する。加算器1650の出力は、ラップされていない周波数の連続した サンプルの関数である信号であり、最小自乗回路1520の入力に供給される。 最小自乗回路1520: 図20を参照すると、最小自乗回路1520は、高速セクション1710および単一実 行セクション1715から構成されている。図20の実施形態は、とくに、FMチャ ープパルス信号の周波数を推定するように構成されている。FMチャープの場合 、図19の弁別部分1610,1620によって行われた減算から、n番目のサンプルに 対して以下の弁別された周波数z(n)が求められる(雑音項を無視する): z(n)=FOT+(dF/dt)/2+(dF/dt)T22/2 (1) ここで、FOは、FMチャープの開始周波数であり、dF/dtはFMチャープ 中の周波数の変化率であり、Tはサンプルインターバル、すなわち、サンプリン グ速度の逆数であり、nはサンプルインデックスである。処理されるべき所定の パルスのS個の連続したサンプルが存在する場合、z(k)はS個の要素の列ベ クトルとして表されてもよく、このベクトルの要素はサンプル番号nが下がって いく順序でのz(n)のそれぞれである。この場合、上記の式の右側は形態Hx であり、ここでHは、2×Sマトリクスであり、xは、以下のような2要素の列 ベクトルである: 通常の技術に従って、n個のサンプルに対する推定値と真の(しかし、推測的に な知られていない)値との間の偏差の自乗を最小にするS個のサンプルに対する zの推定値zLSが、以下の演算を行うことによって得られる: ここで、上付き文字Tは転置行列を示し、上付き文字-1は逆関数を示す。項HTz は、以下のように表してもよい2要素ベクトルである: 項(HTH)-1は、次のような要素がサンプルnの数の関数である2×2マトリ クスである: したがって、S個のサンプルに対するzの最小自乗推定値は、 ここで、シンボルΣはn=1からn=Sまでのインデックスnに対する合計を示 す。 図20の回路は、以下説明するように、状態シーケンサ360からの論理シーケ ンス信号と同期して上記の式の右側の演算を行う。図20の高速セクション1710 は式(5)の2要素ベクトルを形成し、単一実行セクション1715は式(6)のマ トリクス演算子を形成し、その後式(7)のマトリクス乗算演算を行う。 項Σz(n)(式(5)によって規定される2要素ベクトルの上の要素)は、 周波数サンプルFk(n)(式5乃至7のz(n)に対応する)を受信する1つ の入力を有する加算器1725と、加算器1725の出力とこの加算器1725の他方の入力 の間に接続された1サンプル時間遅延素子1730と、遅延素子1730の出力とラッチ 1740との間に接続された時間期間MTE(図13において規定され、状態シーケン サ360によって出力される)の遅延素子1735とから構成された第1のブランチ172 0によって高速セクション1710において計算される。加算器1725と遅延素子1730 とによって形成されたループは合計演算Σz(n)を行う。1サンプル時間遅延 素子またはバッファ1730の内容は、合計プロセスを始めるために論理信号LM2に よって(すなわち、パルス振幅が最初にそのピーク振幅の99%に達したとき) ゼロに初期化される。合計プロセスは、論理信号LTEで(すなわち、パルスの終 わりで)遅延された和をラッチするラッチ1740によって終了される。遅延素子17 35によって与えられたMTEの遅延は、和が後縁によって歪まされないように、パ ルスの後縁の前にサンプルを記憶する。ラッチ1740の出力は、式(5)の項Σz (n)である。 項Σnz(n)(式5によって規定される2要素ベクトルの下の要素)は、高 速セクション1710において第2のブランチ1745によって計算され、この第2のブ ランチ1745は第1のブランチ1720に類似しており、nによって乗算された(乗算 器1750によって)周波数サンプルFk(n)(すなわち、式5乃至7のz(n) )を受信する1つの入力を有する加算器1725’から構成され、ここでnはカウン タ 1755の出力である。さらに、この第2のブランチ1745は、加算器1725’の出力と この加算器1725’の別の入力との間に接続された1サンプル時間遅延1730’と、 遅延素子1730’の出力とラッチ1740’との間に接続された時間期間MTE(図13 において規定され、状態シーケンサ360によって出力される)の遅延素子1735’ とを含んでいる。乗算器1755は、各周波数サンプルz(n)をカウンタ1750の出 力と乗算し、この積は加算器1725’の入力に供給される。カウンタ1750は論理信 号LM2によって初期化され、加算器1725’と遅延素子1730’とから成るループに よって行われた合計プロセスΣnz(n)によりカウンタ1750からのサンプルイ ンデックスnを同期する。1サンプル時間遅延素子またはバッファ1730’の内容 は、合計プロセスを始めるために論理信号LM2によって(すなわち、パルス振幅 が最初にそのピーク振幅の99%に達したとき)ゼロに初期化される。合計プロ セスは、論理信号LTEで(すなわち、パルスの終わりで)遅延された和をラッチ するラッチ1740’によって終了される。遅延素子1735’によって与えられたMTE の遅延は、和が後縁によって歪まされないように、パルスの後縁の前にサンプル を記憶する。ラッチ1740’の出力は、式(5)の項Σnz(n)である。 式(6)のマトリクス演算子を形成する際、単一実行セクション1715は最初に Sの値(すなわち、合計Σz(n)およびΣnz(n)が高速セクション1710の 上および下のブランチ1720および1745によって実行されたサンプルの数)を知っ ていなければならない。Sの値は、パルス後縁において論理信号LTEによってラ ッチ1740,1740’で同時にカウンタ1750の出力をラッチするラッチ1760によって 得られる。さらに、減算器は、時間遅延MTEをラッチ1760の出力から減算し、こ の減算は2つのブランチの時間遅延1735,1735’に対応する。差はSの値であり 、単一実行セクション1715の1つの入力に供給される。単一実行セクション1715 は、このSの値を式(6)中に代入し、式(6)のマトリクス演算子を生成する 。その後、論理信号LTEの転移(真への)時に(すなわち、高速セクション1710 における合計プロセスの終了時において)、単一実行セクション1715は、式(6 )のマトリクス演算子を式(5)のベクトルと乗算し、式(7)によって規定さ れた2要素ベクトルを生成する。ベクトルの上方の要素は、周波数の最小自乗推 定値であり、一方ベクトルの下方の要素は、周波数の時間変化率dF/dtの最 小自 乗推定値である。受信されたパルスがFM変調またはチャープを有しない場合、 この第2のベクトル要素はゼロである。 パルス変調エンコーダ390: パルス変調エンコーダ390の主な役割は、受信された信号に存在する変調を特 徴付けることである。パルス変調エンコーダが識別可能な変調のタイプは、周波 数変調(FM)、位相変調およびFMチャープを含んでいる。FMチャープは、 一定して変化する周波数を含むパルスである。パルス変調エンコーダ390は、受 信された信号の周波数での“チップ”の長さに基づいて位相変調と周波数変調と を区別する。信号の周波数対時間のグラフにおけるチップは、信号の振幅対時間 のグラフにおけるパルスと類似している。主に比較的短いチップによって特徴付 けられる信号は、位相変調を含み、一方比較的長い期間のチップを有する信号は 、FMまたはFMチャープのいずれかである。推定装置1520によって出力された dF/dt項は、FMとFMチャープとの間を区分する。 図21は、パルス変調エンコーダ390を示す。上述した周波数変調(FM)、 FMチャープと位相変調とを弁別するために、周波数情報が遅延ライン周波数弁 別器1810によって抽出される。この弁別器1810は、遅延素子1815および減算器18 20から構成されている。周波数弁別器1810に対する入力は、図6を参照して上述 した座標変換コンピュータ320と同一の座標変換コンピュータ321の角極座標(φ )出力であることが好ましい。しかしながら、変換コンピュータ321への実数お よび虚数入力は、乗算器310によって処理されておらず平滑化フィルタ315によっ て処理されていないチャンネル化された信号の実数および虚数部分である。 減算器1820の一方の入力は現在の信号サンプルを受信し、また、他方の入力は 遅延時間Mxだけ遅延された信号サンプルを受信する。Mxは、関心の対象とな っている周波数範囲における位相変調を示すチップの最も短い時間期間であり、 特定の用途のユーザによって最も良好に判断される。減算器1820の出力は、受信 された信号の周波数を供給する。弁別器1810によって出力される周波数サンプル の不安定さを軽減または除去するために、ラップ防止回路1825が弁別器1810の出 力に設けられていることが好ましい。ラップ防止回路はこの明細書中で図19を 参照して上述されており、図21のラップ防止回路1825は図19のラップ防止回 路の素子のいくつかを有している。図21のラップ防止回路1825は、減算器1835 の負の入力に供給された周波数サンプルを遅延する1サンプル時問遅延素子1830 を含んでいる。ラッチ1840は、論理信号LM2の時間に(すなわち、パルスのピー ク値のほぼ99%が最初に安定したときに)周波数サンプルをラッチする。減算 器1835は、この最初の“安定した”サンプルと連続した各サンプルとの間の差を 出力する。サンプル周波数は、ρおよび1サンプル時間期間に対して正規化され たラジアンの角周波数であると仮定すると、周波数ラッピングは、周波数が係数 2だけ変化したときに発生する可能性が高い。したがって、モジュロ2素子1845 によって減算器1835の出力を減少することにより、周波数ラッピングが防止され る。 ジャンプ検出回路1850は、絶対値と、ラップ防止回路1825によって出力された 差の値と、絶対値回路の絶対値出力が周波数チャープを示す定常状態値から予め 定められた量(たとえば、1/4)だけジャンプする各サンプル時間中真である 論理信号を出力するしきい値回路とを計算する通常の絶対値回路1855を有してい る。各チップの時間期間または幅は、しきい値回路1860の出力が真である場合を 除いて、一定してゼロにリセットするカウンタ1865によって決定される。このた めに、ノット(NOT)ゲート1870がカウンタの入力リセット端子との間に接続 されることができる。 Mxを越える期間のチップの数は、第1のブランチ1870において決定され、一 方長時間Mxpを越える期間のチップの数は第2のブランチ1875において決定さ れる。第1のブランチ1870において、カウントしきい値装置1880は、カウンタ18 65の出力がMxを越えている限り、その出力を高レベル状態に保持する。しきい 値装置の出力における転移の数は、カウンタ1885によってカウントされる。カウ ンタ1885の出力は、シーケンサ360によって規定された時間インターバルMTEだ け遅延素子1890において遅延される。遅延素子1890の出力は、パルス論理信号LTE の終わりによってパルス後縁でラッチ1895においてラッチされる。ラッチ1895 の出力は、Mxを越えた期間の周波数チップの数である。 第2のブランチ1875において、カウントしきい値装置1880’は、カウンタ1865 の出力が長い時間期間Mxpを越えている限り、その出力を高レベル状態に保持 する。しきい値装置1880’の出力における転移の数は、カウンタ1885’によって カウントされる。カウンタ1885’の出力は、シーケンサ360によって規定された 時間インターバルMTEだけ遅延素子1890’において遅延される。遅延素子1890’ の出力は、パルス論理信号LTEの終わりによってパルス後縁でラッチ1895’にお いてラッチされる。ラッチ1895’の出力は、Mxpを越えた期間の周波数チップ の数である。 図22のグラフは、サンプリングされた周波数が位相変調(実線曲線)の存在 時およびFMチャープ変調(破線)の存在時に時間の関数としてどのようにして 動作するかを示す。位相変調は短い期間の多数の周波数チップ(周波数でのパル ス)を生じさせ、一方、FM変調およびFMチャープ変調は長いチップを生じさ せる。図6のパラメータデジタルワードデータバッファ395と図4のパラメータ デジタルワードインターフェース150とが一緒になって、Mxより長いチップの 数CxとMxpより長いチップの数Cxpとを比較し、位相変調が存在するか否 変調またはFMチャープ変調のいずれかが存在する。それがFMであるか、また はFMチャープであるかは、推定装置385の出力においてdF/dt項を調べる インターフェースは、上述したように状態シーケンサ360による論理信号LCWの 断定時に、受信された信号が持続波信号であることを示す。 要約すると、システムは、論理信号LCWの状態によって受信された信号をCW かまたは非CW(すなわち、パルス)かに分類する。それがCWである場合、シ ステムは周波数、振幅および到着時間の推定値を供給する。それがパルスならば 、システムはパルス幅をさらに供給し、パルスに含まれている変調のタイプを識 別する(変調が存在するならば)。システムが識別できる変調のタイプには、周 波数変調、位相変調およびFMチャープ変調が含まれる。パルスがFMチャープ 変調を有している場合、システムはチャープ周波数の時間変化率およびそのチャ ープの開始周波数をさらに供給する。 本発明は、好ましい実施形態をとくに参照して詳細に説明されているが、本発 明の技術的範囲を逸脱することなくその変形および修正を行ってもよいことが理 解されるであろう。
【手続補正書】 【提出日】平成11年8月12日(1999.8.12) 【補正内容】 請求の範囲 1.前記受信装置の周波数帯域にわたって広がっているN個の周波数チャンネル を有し、1つの基準位置アンテナを含む互いに間隔を隔てて配置されている複数 のアンテナから同時に信号を受信することのできるデジタル方向探知受信装置に おいて、 アンテナのそれぞれ1つに接続されたアナログ入力を有する複数のアナログデ ジタル変換器と、 前記N個の周波数チャンネルの選択された1つにおいて少なくとも局部周波数 成分を含む基準デジタル信号を出力することのできる基準信号源と、 それぞれの前記基準信号源に接続された基準入力と各アナログデジタル変換器 のデジタル出力に接続された信号入力とを有し、その出力において前記基準信号 と前記アンテナのそれぞれ1つからの信号との積を生成する乗算器をそれぞれ具 備する複数のデジタル下方変換器モジュールと、 デジタル位相検出器とを具備し、このデジタル位相検出器は前記デジタル下方 変換器の残りのものの出力に接続された入力を有する複数の位相検出器を有し、 前記基準アンテナにおいて受信された対応する信号に関して前記各位相検出器信 号入力における信号の位相角度を検出することを特徴とするデジタル方向探知受 信装置。 2.前記基準信号源は、前記N個の周波数チャンネルの選択された1つ内の局部 発振周波数を有する前記デジタル基準信号としてデジタル局部発振信号を出力す ることのできるデジタル局部発振器を具備している請求項1記載の受信装置。 3.前記局部発振器の周波数は前記N個の周波数チャンネルの選択された1つの 中心周波数である請求項2記載の受信装置。 4.前記位相検出器は、基準アンテナに対応するデジタル下方変換器出力に接続 された位相検出器基準入力をさらに備え、基準入力とその各信号入力との間の位 相差を感知する請求項2記載の受信装置。 5.前記基準信号源は、 前記N個の周波数チャンネルのN個の並列なチャンネル化された信号の連続す るサンプルのデジタル信号を受信し、記憶することのできるメモリ装置と、 前記周波数チャンネルの選択された1つに対応する1つのデジタル信号を前記 メモリ装置から選択して前記各デジタル下方変換器モジュールの前記局部発振器 入力に前記基準信号として供給することのできるスイッチ装置とを具備している 請求項1記載の受信装置。 6.各前記デジタル下方変換器モジュールは、対応するアナログデジタル変換器 からの信号を記憶し、前記基準信号源からの前記基準信号と同期して記憶された 信号を出力するメモリ装置を具備している請求項1記載の受信装置。 7.前記各メモリ装置は先入れ先出しメモリを具備している請求項6記載の受信 装置。 8.前記N個の周波数チャンネルの1以上の識別に応答し、1以上の周波数チャ ンネルの識別子を記憶し、連続的に対応する基準信号を前記基準信号源から出力 させ、前記各デジタル下方変換器の前記メモリに対応する基準信号の前記連続と 同期して記憶された信号を反復させ、それによって前記位相検出器が各チャンネ ルに同時に到来する各信号に対して位相角度を測定する制御装置をさらに具備し ている請求項6記載の受信装置。 9.基準位置アンテナを含む互いに間隔を隔てて配置され、1つの基準位置アン テナを含んでいる複数のアンテナから同時に信号を受信することのできるデジタ ル方向探知受信装置を含み、受信機帯域幅内にあるデジタル的に抽出された入来 信号の到着角度を含む選択されたパラメータを識別し、前記受信機帯域幅は複数 の隣接する周波数チャンネルに分離され、各チャンネルはチャンネル帯域幅を有 し、前記入来信号は前記複数のうち1つの周波数チャンネルにそれぞれ存在する 複数のチャンネル化された信号に分離され、それぞれの前記チャンネル化された 信号を受信するために接続されている複数のチャンネルプロセッサを具備してい るパラメータエンコーダシステムにおいて、 前記各チャンネルプロセッサは、 それぞれチャンネル化された信号の各サンプルの周波数値および振幅値を生成 するフーリエ変換手段と、 チャンネル調停装置とを具備し、 このチャンネル調停装置は、 前記振幅値を予め定められたしきい値と比較し、前記振幅値を前記チャンネ ル中の隣接するチャンネルの対応する振幅値と比較し、前記周波数値を、前記チ ャンネルのうちの隣接するチャンネルの対応する周波数値と比較する比較手段と 、 プロセッサ手段とを備え、このプロセッサ手段は、 (a)前記予め定められたしきい値に関して前記それぞれのチャンネルとそ れに隣接する近傍チャンネルとの対応する振幅値の決定と、 (b)隣接する近傍チャンネルの対応する周波数値にわたる前記周波数値の 支配度の決定と、 (c)前記周波数値と、予め定められた周波数しきい値を越える隣接する近 傍チャンネルの周波数値との差の決定の少なくとも1つに基づいて、検出された 信号が前記それぞれのチャンネルに位置するか否かを感知し、 前記各チャンネルプロセッサはさらに、 アンテナのそれぞれ1つに接続されたアナログ入力を有する複数のアナログデ ジタル変換器と、 前記チャンネル調停装置のプロセッサ手段により識別された前記N個の周波数 チャンネルの1つにおける少なくとも局部周波数成分を含む基準デジタル信号を 出力することのできる基準信号源と、 それぞれの前記基準信号源に接続された基準入力とアナログデジタル変換器の 各デジタル出力に接続された信号入力とを有し、その出力において前記基準信号 と前記アンテナのそれぞれ1つの信号との積を生成する乗算器をそれぞれ具備す る複数のデジタル下方変換器モジュールと、 前記デジタル下方変換器の残りのものの出力に接続された信号入力を有し、前 記基準アンテナにおいて受信された対応する信号に関して前記各位相検出器信号 入力における信号の位相角度を検出するデジタル位相検出器とを具備しているこ とを特徴とするパラメータエンコーダシステム。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 デジタル位相検出器(35)とを備えている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.前記受信装置の周波数帯域にわたって広がっているN個の周波数チャンネル を有し、1つの基準位置アンテナを含む互いに間隔を隔てて配置されている複数 のアンテナから同時に信号を受信することのできるデジタル方向探知受信装置に おいて、 アンテナのそれぞれ1つに接続されたアナログ入力を有する複数のアナログデ ジタル変換器と、 前記N個の周波数チャンネルの選択された1つにおいて少なくとも局部周波数 成分を含む基準デジタル信号を出力することのできる基準信号源と、 それぞれの前記基準信号源に接続された基準入力と各アナログデジタル変換器 のデジタル出力に接続された信号入力とを有し、その出力において前記基準信号 と前記アンテナのそれぞれ1つからの信号との積を生成する乗算器をそれぞれ具 備する複数のデジタル下方変換器モジュールと、 デジタル位相検出器とを具備し、このデジタル位相検出器は前記デジタル下方 変換器の残りのものの出力に接続された入力を有する複数の位相検出器を有し、 前記基準アンテナにおいて受信された対応する信号に関して前記各位相検出器信 号入力における信号の位相角度を検出することを特徴とするデジタル方向探知受 信装置。 2.前記基準信号源は、前記N個の周波数チャンネルの選択された1つ内の局部 発振周波数を有する前記デジタル基準信号としてデジタル局部発振信号を出力す ることのできるデジタル局部発振器を具備している請求項1記載の受信装置。 3.前記局部発振器の周波数は前記N個の周波数チャンネルの選択された1つの 中心周波数である請求項2記載の受信装置。 4.前記位相検出器は、基準アンテナに対応するデジタル下方変換器出力に接続 された位相検出器基準入力をさらに備え、基準入力とその各信号入力との間の位 相差を感知する請求項2記載の受信装置。 5.前記基準信号源は、 前記N個の周波数チャンネルのN個の並列なチャンネル化された信号の連続す るサンプルのデジタル信号を受信し、記憶することのできるメモリ装置と、 前記周波数チャンネルの選択された1つに対応する1つのデジタル信号を前記 メモリ装置から選択して前記各デジタル下方変換器モジュールの前記局部発振器 入力に前記基準信号として供給することのできるスイッチ装置とを具備している 請求項1記載の受信装置。 6.前記各デジタル下方変換器は前記基準アンテナを除く前記アンテナの1つに 対応する請求項5記載の受信装置。 7.前記位相検出器は、前記各デジタル下方変換器の出力における位相角度を抽 出することのできる座標変換器を構成している請求項5記載の受信装置。 8.前記各メモリ装置は先入れ先出しメモリを具備している請求項5記載の受信 装置。 9.各前記デジタル下方変換器モジュールは、対応するアナログデジタル変換器 からの信号を記憶し、前記基準信号源からの前記基準信号と同期して記憶された 信号を出力するメモリ装置を具備している請求項1記載の受信装置。 10.前記各メモリ装置は先入れ先出しメモリを具備している請求項9記載の受 信装置。 11.前記N個の周波数チャンネルの1以上の識別に応答し、1以上の周波数チ ャンネルの識別子を記憶し、連続的に対応する基準信号を前記基準信号源から出 力させ、前記各デジタル下方変換器の前記メモリに対応する基準信号の前記連続 と同期して記憶された信号を反復させ、それによって前記位相検出器が各チャン ネルに同時に到来する各信号に対して位相角度を測定する制御装置をさらに具備 している請求項9記載の受信装置。 12.前記基準アンテナのアナログデジタル変換器のデジタル出力に接続された デジタル入力と、前記N個の周波数チャンネルに対応するN個のチャンネル化さ れたデジタル出力を有し、前記N個のチャンネル化された信号を有するデジタル チャンネル化装置をさらに具備している請求項5記載の受信装置。 13.前記各デジタル下方変換器はさらにデジタル下方変換器の乗算器の出力に おいてローパスフィルタを具備している請求項1記載の受信装置。 14.前記位相検出器は、位相検出器の基準入力および信号入力の対応するもの に接続された位相検出器乗算器と、前記位相検出器乗算器の出力に配置されたロ ーパスフィルタと、前記ローパスフィルタの出力から位相角度を抽出する座標変 換装置とを具備している請求項4記載の受信装置。 15.前記チャンネルのどれが有効な信号を含んでいるかを決定することにより 1以上のチャンネルを選択する検出および調停論理装置をさらに具備している請 求項1記載の受信装置。 16.前記検出および調停論理装置は、前縁検出器と、チャンネル間の曖昧性を 解消するチャンネル調停装置とを具備している請求項15記載の受信装置。 17.基準位置アンテナを含む互いに間隔を隔てて配置され、1つの基準位置ア ンテナを含んでいる複数のアンテナから同時に信号を受信することのできるデジ タル方向探知受信装置を含み、受信機帯域幅内にあるデジタル的に抽出された入 来信号の到着角度を含む選択されたパラメータを識別し、前記受信機帯域幅は複 数の隣接する周波数チャンネルに分離され、各チャンネルはチャンネル帯域幅を 有し、前記入来信号は前記複数のうち1つの周波数チャンネルにそれぞれ存在す る複数のチャンネル化された信号に分離され、それぞれの前記チャンネル化され た信号を受信するために接続されている複数のチャンネルプロセッサを具備して いるパラメータエンコーダシステムにおいて、 前記各チャンネルプロセッサは、 それぞれチャンネル化された信号の各サンプルの周波数値および振幅値を生成 するフーリエ変換手段と、 チャンネル調停装置とを具備し、 このチャンネル調停装置は、 前記振幅値を予め定められたしきい値と比較し、前記振幅値を前記チャンネ ル中の隣接するチャンネルの対応する振幅値と比較し、前記周波数値を、前記チ ャンネルのうちの隣接するチャンネルの対応する周波数値と比較する比較手段と 、 プロセッサ手段とを備え、このプロセッサ手段は、 (a)前記予め定められたしきい値に関して前記それぞれのチャンネルとそ れに隣接する近傍チャンネルとの対応する振幅値の決定と、 (b)隣接する近傍チャンネルの対応する周波数値にわたる前記周波数値の 支配度の決定と、 (c)前記周波数値と、予め定められた周波数しきい値を越える隣接する近 傍チャンネルの周波数値との差の決定の少なくとも1つに基づいて、検出された 信号が前記それぞれのチャンネルに位置するか否かを感知し、 前記各チャンネルプロセッサはさらに、 アンテナのそれぞれ1つに接続されたアナログ入力を有する複数のアナログデ ジタル変換器と、 前記チャンネル調停装置のプロセッサ手段により識別された前記N個の周波数 チャンネルの1つにおける少なくとも局部周波数成分を含む基準デジタル信号を 出力することのできる基準信号源と、 それぞれの前記基準信号源に接続された基準入力とアナログデジタル変換器の 各デジタル出力に接続された信号入力とを有し、その出力において前記基準信号 と前記アンテナのそれぞれ1つの信号との積を生成する乗算器をそれぞれ具備す る複数のデジタル下方変換器モジュールと、 前記デジタル下方変換器の残りのものの出力に接続された信号入力を有し、前 記基準アンテナにおいて受信された対応する信号に関して前記各位相検出器信号 入力における信号の位相角度を検出するデジタル位相検出器とを具備しているこ とを特徴とするパラメータエンコーダシステム。 18.前記基準信号源は、前記N個の周波数チャンネルの選択された1つにおけ る局部発振周波数を有する前記デジタル基準信号としてデジタル局部発振信号を 出力することのできるデジタル局部発振器を具備している請求項17記載の受信 装置。 19.前記基準信号源は、 前記N個の周波数チャンネルのN個の並列なチャンネル化された信号の連続す るサンプルのデジタル信号を受信し、記憶することのできるメモリ装置と、 1つの前記周波数チャンネルの選択された1つに対応する1つのデジタル信号 を前記メモリ装置から選択して前記各デジタル下方変換器モジュールの前記局部 発振器入力に前記基準信号として供給することのできるスイッチ装置とを具備し ている請求項17記載の受信装置。
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