JP2002365362A - パルスレーダ装置 - Google Patents
パルスレーダ装置Info
- Publication number
- JP2002365362A JP2002365362A JP2001172517A JP2001172517A JP2002365362A JP 2002365362 A JP2002365362 A JP 2002365362A JP 2001172517 A JP2001172517 A JP 2001172517A JP 2001172517 A JP2001172517 A JP 2001172517A JP 2002365362 A JP2002365362 A JP 2002365362A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waveform
- circuit
- output
- signal
- receiving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S13/00—Systems using the reflection or reradiation of radio waves, e.g. radar systems; Analogous systems using reflection or reradiation of waves whose nature or wavelength is irrelevant or unspecified
- G01S13/02—Systems using reflection of radio waves, e.g. primary radar systems; Analogous systems
- G01S13/06—Systems determining position data of a target
- G01S13/08—Systems for measuring distance only
- G01S13/10—Systems for measuring distance only using transmission of interrupted, pulse modulated waves
- G01S13/103—Systems for measuring distance only using transmission of interrupted, pulse modulated waves particularities of the measurement of the distance
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01S—RADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
- G01S7/00—Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
- G01S7/02—Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S13/00
- G01S7/28—Details of pulse systems
- G01S7/285—Receivers
- G01S7/292—Extracting wanted echo-signals
- G01S7/2921—Extracting wanted echo-signals based on data belonging to one radar period
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Radar, Positioning & Navigation (AREA)
- Remote Sensing (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 近距離において、受信信号に漏れ込み信号が
含まれていても、正しく物体を検出し、距離を測定する
ことのできるパルスレーダ装置を得る。 【解決手段】 電波を送信する送信手段101と、送信
手段101によって送信した電波が物体に反射した反射
波を受信しその受信信号を出力する受信手段103と、
受信手段103の出力する受信信号の複数の立ち上がり
部分を抽出する波形立ち上がり部分抽出手段104と、
波形立ち上がり部分抽出手段104の抽出結果をもとに
送信から受信までの時間間隔を測定する時間間隔計測手
段105と、時間間隔計測手段105の出力する時間間
隔データから、物体の有無を判定し、物体が存在する場
合にはその物体までの距離を算出する検出/測距手段1
06とから構成される。
含まれていても、正しく物体を検出し、距離を測定する
ことのできるパルスレーダ装置を得る。 【解決手段】 電波を送信する送信手段101と、送信
手段101によって送信した電波が物体に反射した反射
波を受信しその受信信号を出力する受信手段103と、
受信手段103の出力する受信信号の複数の立ち上がり
部分を抽出する波形立ち上がり部分抽出手段104と、
波形立ち上がり部分抽出手段104の抽出結果をもとに
送信から受信までの時間間隔を測定する時間間隔計測手
段105と、時間間隔計測手段105の出力する時間間
隔データから、物体の有無を判定し、物体が存在する場
合にはその物体までの距離を算出する検出/測距手段1
06とから構成される。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパルスレーダ装置に
関し、特に、電波を送信し、その送信した電波が物体に
反射した反射波を受信することによって物体の有無を検
出し、検出された物体までの距離を計測するパルスレー
ダ装置に関する。
関し、特に、電波を送信し、その送信した電波が物体に
反射した反射波を受信することによって物体の有無を検
出し、検出された物体までの距離を計測するパルスレー
ダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図15は、例えば、特開平7−7223
7号公報に記載されている従来のパルスレーダ装置の構
成を示したものである。図において、1501は、物標
に対してパルス信号を出力するパルス信号送出手段、1
502は、パルスレーダ装置の動作の制御を行う制御手
段、1503は、送出手段1501により出力されたパ
ルス信号が物標で反射して戻ってきた反射パルスを受信
する反射パルス信号受信手段、1504は、所定のサン
プリング点毎に2値化信号をサンプリングして0または
1のサンプリング値を得るサンプリング手段、1505
は、サンプリング手段1504によりサンプリングされ
た0または1のサンプリング値を、送出手段1501の
所定の送出回数分ずつ加算する複数個設けられている加
算・記憶手段、1506は、加算・記憶手段1505に
よる加算結果に基づいて物標からの反射パルスが存在す
るか否かを判定する判定手段である。
7号公報に記載されている従来のパルスレーダ装置の構
成を示したものである。図において、1501は、物標
に対してパルス信号を出力するパルス信号送出手段、1
502は、パルスレーダ装置の動作の制御を行う制御手
段、1503は、送出手段1501により出力されたパ
ルス信号が物標で反射して戻ってきた反射パルスを受信
する反射パルス信号受信手段、1504は、所定のサン
プリング点毎に2値化信号をサンプリングして0または
1のサンプリング値を得るサンプリング手段、1505
は、サンプリング手段1504によりサンプリングされ
た0または1のサンプリング値を、送出手段1501の
所定の送出回数分ずつ加算する複数個設けられている加
算・記憶手段、1506は、加算・記憶手段1505に
よる加算結果に基づいて物標からの反射パルスが存在す
るか否かを判定する判定手段である。
【0003】次に動作について説明する。図15に示し
た従来装置は、送出手段1501によってパルス状の信
号を周期的に出力する。そして、物標(図示せず)から
の反射パルスを受信手段1503によって連続的に受信
し、2値化する。そしてサンプリング手段1504が、
送出手段1501の送出タイミング後の一定の1又は複
数のサンプリング点毎に2値化信号をサンプリングして
0又は1のサンプリング値を得て、これをサンプリング
点それぞれの点に対応する加算・記憶手段1505に与
える。そこで、加算・記憶手段1505が、送出手段1
501による信号の所定の送出回数分ずつ0又は1のサ
ンプリング値を加算する。所定回数分の加算処理が終了
すると、判定手段1506が、加算・記憶手段1505
毎の加算値を加算回数で除算して得られる正規化加算値
を所定の閾値と比較し、その大小に基づいて外部の物標
からの反射パルス信号が存在するか否かを判定し、これ
に基づいて外部の物標の有無を判定する。
た従来装置は、送出手段1501によってパルス状の信
号を周期的に出力する。そして、物標(図示せず)から
の反射パルスを受信手段1503によって連続的に受信
し、2値化する。そしてサンプリング手段1504が、
送出手段1501の送出タイミング後の一定の1又は複
数のサンプリング点毎に2値化信号をサンプリングして
0又は1のサンプリング値を得て、これをサンプリング
点それぞれの点に対応する加算・記憶手段1505に与
える。そこで、加算・記憶手段1505が、送出手段1
501による信号の所定の送出回数分ずつ0又は1のサ
ンプリング値を加算する。所定回数分の加算処理が終了
すると、判定手段1506が、加算・記憶手段1505
毎の加算値を加算回数で除算して得られる正規化加算値
を所定の閾値と比較し、その大小に基づいて外部の物標
からの反射パルス信号が存在するか否かを判定し、これ
に基づいて外部の物標の有無を判定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来装置においては、送信・受信のアイソレーションが
悪く、いわゆる漏れ波形が存在する場合には、次のよう
な理由により、上記の従来装置を用いて10m未満の距
離に存在する物体の検出、および、その物体真での距離
の測定を行うことは困難である。すなわち、従来装置の
場合、その送信パルス幅が距離にして10mに相当する
66.7nsであるので、10mよりも近い距離に物体
が存在する場合、漏れ波形と反射波の波形が重なり合っ
た、図14に示すような波形が検出される。そのため、
非送信中の受信レベル、いわゆる、ノイズレベルをもと
に閾値を設定したのでは、漏れ波形の立ち上がりしか検
出できず、本当に検出したい反射波の立ち上がりを検出
することができないという問題点があった。
従来装置においては、送信・受信のアイソレーションが
悪く、いわゆる漏れ波形が存在する場合には、次のよう
な理由により、上記の従来装置を用いて10m未満の距
離に存在する物体の検出、および、その物体真での距離
の測定を行うことは困難である。すなわち、従来装置の
場合、その送信パルス幅が距離にして10mに相当する
66.7nsであるので、10mよりも近い距離に物体
が存在する場合、漏れ波形と反射波の波形が重なり合っ
た、図14に示すような波形が検出される。そのため、
非送信中の受信レベル、いわゆる、ノイズレベルをもと
に閾値を設定したのでは、漏れ波形の立ち上がりしか検
出できず、本当に検出したい反射波の立ち上がりを検出
することができないという問題点があった。
【0005】こういった問題点への対策として、例え
ば、W. Weidmann and D. Steinbuch,“High Resolution
Radar for Short Range Automotive Applications”,
28thEuropean Microwave Conference Amsterdam, 1998
に記載されているようにパルス幅を350psといった
非常に短いものにする方法や、特開平10−62518
号公報に記載のように、送信波形を利用して漏れ波形を
打ち消してしまう方法が提案されている。しかしなが
ら、上記文献に記載されているように送信パルス幅を3
50psまで短くすると、物体までの距離が5cm以下
の場合しか漏れ波形と反射波の波形が重ならないので、
上述の問題点は解決されるものの、その占有帯域幅が非
常に広くなるので、現行の電波法の範囲では使用できな
いという問題点がある。また、特開平10−62518
号公報のように送信波形を利用して漏れ波形を打ち消す
方法の場合、個体差による送信と漏れ波形の受信までの
時間間隔の違いなどに対応することが難しいという問題
点がある。
ば、W. Weidmann and D. Steinbuch,“High Resolution
Radar for Short Range Automotive Applications”,
28thEuropean Microwave Conference Amsterdam, 1998
に記載されているようにパルス幅を350psといった
非常に短いものにする方法や、特開平10−62518
号公報に記載のように、送信波形を利用して漏れ波形を
打ち消してしまう方法が提案されている。しかしなが
ら、上記文献に記載されているように送信パルス幅を3
50psまで短くすると、物体までの距離が5cm以下
の場合しか漏れ波形と反射波の波形が重ならないので、
上述の問題点は解決されるものの、その占有帯域幅が非
常に広くなるので、現行の電波法の範囲では使用できな
いという問題点がある。また、特開平10−62518
号公報のように送信波形を利用して漏れ波形を打ち消す
方法の場合、個体差による送信と漏れ波形の受信までの
時間間隔の違いなどに対応することが難しいという問題
点がある。
【0006】本発明は、かかる問題点を解決するために
なされたものであり、近距離において、受信信号に漏れ
込み信号が含まれていても、正しく物体を検出して距離
を測定することが可能なパルスレーダ装置を得ることを
目的とする。
なされたものであり、近距離において、受信信号に漏れ
込み信号が含まれていても、正しく物体を検出して距離
を測定することが可能なパルスレーダ装置を得ることを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、電波を送信
する送信手段と、前記送信手段によって送信された前記
電波が物体に反射した反射波を受信し、その受信信号を
出力する受信手段と、前記受信手段の出力する受信信号
の複数の立ち上がり部分を抽出する波形立ち上がり部分
抽出手段と、前記波形立ち上がり部分抽出手段の抽出結
果に基づいて、前記送信手段による送信から受信までの
時間間隔を測定する時間間隔計測手段と、前記時間間隔
計測手段の出力する時間間隔データから、物体の存在の
有無を判定し、物体が存在する場合には、その物体まで
の距離を算出する検出/測距手段とを備えたパルスレー
ダ装置である。
する送信手段と、前記送信手段によって送信された前記
電波が物体に反射した反射波を受信し、その受信信号を
出力する受信手段と、前記受信手段の出力する受信信号
の複数の立ち上がり部分を抽出する波形立ち上がり部分
抽出手段と、前記波形立ち上がり部分抽出手段の抽出結
果に基づいて、前記送信手段による送信から受信までの
時間間隔を測定する時間間隔計測手段と、前記時間間隔
計測手段の出力する時間間隔データから、物体の存在の
有無を判定し、物体が存在する場合には、その物体まで
の距離を算出する検出/測距手段とを備えたパルスレー
ダ装置である。
【0008】また、この発明は、電波を送信する送信手
段と、前記送信手段によって送信された前記電波が物体
に反射した反射波を受信し、その受信信号を出力する受
信手段と、前記受信手段の出力する受信信号の複数の立
ち上がり部分を抽出する波形立ち上がり部分抽出手段、
前記波形立ち上がり部分抽出手段の出力を所定の時間間
隔でサンプリングするサンプリング手段と、前記サンプ
リング手段の出力結果をサンプリングタイミング毎に加
算し記憶する加算手段と、前記加算手段の出力するサン
プリングタイミング毎の加算結果に基づいて物体の存在
の有無判定を行い、物体が存在する場合には、その物体
までの距離を算出する検出/測距手段とを備えたパルス
レーダ装置である。
段と、前記送信手段によって送信された前記電波が物体
に反射した反射波を受信し、その受信信号を出力する受
信手段と、前記受信手段の出力する受信信号の複数の立
ち上がり部分を抽出する波形立ち上がり部分抽出手段、
前記波形立ち上がり部分抽出手段の出力を所定の時間間
隔でサンプリングするサンプリング手段と、前記サンプ
リング手段の出力結果をサンプリングタイミング毎に加
算し記憶する加算手段と、前記加算手段の出力するサン
プリングタイミング毎の加算結果に基づいて物体の存在
の有無判定を行い、物体が存在する場合には、その物体
までの距離を算出する検出/測距手段とを備えたパルス
レーダ装置である。
【0009】前記波形立ち上がり部分抽出手段が、波形
を微分する微分手段を備えている。
を微分する微分手段を備えている。
【0010】前記波形立ち上がり部分抽出手段が、前記
受信手段の出力を所定時間だけ遅らせる遅延手段と、前
記受信手段の出力と前記遅延手段の出力との減算を行う
減算手段とを備えていることを特徴とする前記請求項1
または2に記載のパルスレーダ装置。
受信手段の出力を所定時間だけ遅らせる遅延手段と、前
記受信手段の出力と前記遅延手段の出力との減算を行う
減算手段とを備えていることを特徴とする前記請求項1
または2に記載のパルスレーダ装置。
【0011】前記時間間隔計測手段が、所定周期の繰り
返し波形を発生する繰り返し波形発生手段と、前記波形
立ち上がり部分抽出手段の出力に基づいて繰り返し波形
を取り込み、その取り込み結果を時間に変換する変換手
段とを備えている。
返し波形を発生する繰り返し波形発生手段と、前記波形
立ち上がり部分抽出手段の出力に基づいて繰り返し波形
を取り込み、その取り込み結果を時間に変換する変換手
段とを備えている。
【0012】前記波形立ち上がり部分抽出手段の抽出結
果に基づいて動作するカウンタ手段をさらに備え、前記
サンプリング手段が、前記カウンタ手段の出力を所定の
時間間隔でサンプリングにする。
果に基づいて動作するカウンタ手段をさらに備え、前記
サンプリング手段が、前記カウンタ手段の出力を所定の
時間間隔でサンプリングにする。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、本発明の
実施の形態1におけるパルスレーダ装置の構成を示した
ものである。図1において、101は電波を送信する送
信手段、103は送信手段101によって送信した電波
が物体に反射した反射波を受信しその受信信号を出力す
る受信手段、104は受信手段103の出力する受信信
号の複数の立ち上がり部分を抽出する波形立ち上り部分
抽出手段、105は波形立ち上り部分抽出手段104の
抽出結果をもとに送信から受信までの時間間隔を測定す
る時間間隔計測手段、106は時間間隔計測手段105
の出力する時間間隔データから、物体の有無を判定し、
物体が存在する場合にはその物体までの距離を算出する
検出/測距手段である。
実施の形態1におけるパルスレーダ装置の構成を示した
ものである。図1において、101は電波を送信する送
信手段、103は送信手段101によって送信した電波
が物体に反射した反射波を受信しその受信信号を出力す
る受信手段、104は受信手段103の出力する受信信
号の複数の立ち上がり部分を抽出する波形立ち上り部分
抽出手段、105は波形立ち上り部分抽出手段104の
抽出結果をもとに送信から受信までの時間間隔を測定す
る時間間隔計測手段、106は時間間隔計測手段105
の出力する時間間隔データから、物体の有無を判定し、
物体が存在する場合にはその物体までの距離を算出する
検出/測距手段である。
【0014】図2は、本実施の形態のパルスレーダ装置
の具体的な回路構成を示した図である。図2において、
202は、後述する送信回路201が送信する高周波信
号の送信のOn/Off(オン/オフ)を制御するため
の送信On/Off信号を生成するとともに、時間間隔
計測手段105に設けられている繰り返し波形生成回路
207及びコントローラ209を制御するための各種制
御パルスを生成するタイミングパルス生成回路である。
201は、24.125GHzの高周波信号を発生し、
その高周波信号をタイミングパルス生成回路202によ
る送信On/Off信号に基づきOn/Offするとと
もに、装置外部に向かって放射する送信回路である。2
03は、送信回路201により送信された高周波信号の
物体による反射波を受信し、送信回路201の発生した
24.125GHzの高周波信号とミキシングするとと
もに、AM検波を行う受信回路である。204は、受信
回路203の出力する検波波形を微分する微分回路、2
05は、微分回路204の出力信号電圧における正の部
分のみを抽出する波形抽出回路、206は、波形抽出回
路205の出力信号を増幅するためのリミットアンプ回
路、207は、タイミングパルス生成回路202の出力
に基づき、のこぎり状の繰り返し波形を生成する繰り返
し波形生成回路、208は、繰り返し波形生成回路20
7の出力信号をデジタルデータに変換するA/D変換回
路である。209aは、リミットアンプ回路206の出
力するトリガ信号に基づいてA/D変換回路208の出
力するA/D信号を読み込み、その読み込み結果を時間
に変換する電圧−時間変換処理部、209bは、タイミ
ングパルス生成回路202の出力する測距終了信号に基
づき、電圧−時間変換処理部209aの結果から物体の
検出および検出した物体までの距離を測定する検出/測
距処理部である。なお、コントローラ209は、電圧−
時間変換処理部209a及び検出/測距処理部209b
から構成されている。
の具体的な回路構成を示した図である。図2において、
202は、後述する送信回路201が送信する高周波信
号の送信のOn/Off(オン/オフ)を制御するため
の送信On/Off信号を生成するとともに、時間間隔
計測手段105に設けられている繰り返し波形生成回路
207及びコントローラ209を制御するための各種制
御パルスを生成するタイミングパルス生成回路である。
201は、24.125GHzの高周波信号を発生し、
その高周波信号をタイミングパルス生成回路202によ
る送信On/Off信号に基づきOn/Offするとと
もに、装置外部に向かって放射する送信回路である。2
03は、送信回路201により送信された高周波信号の
物体による反射波を受信し、送信回路201の発生した
24.125GHzの高周波信号とミキシングするとと
もに、AM検波を行う受信回路である。204は、受信
回路203の出力する検波波形を微分する微分回路、2
05は、微分回路204の出力信号電圧における正の部
分のみを抽出する波形抽出回路、206は、波形抽出回
路205の出力信号を増幅するためのリミットアンプ回
路、207は、タイミングパルス生成回路202の出力
に基づき、のこぎり状の繰り返し波形を生成する繰り返
し波形生成回路、208は、繰り返し波形生成回路20
7の出力信号をデジタルデータに変換するA/D変換回
路である。209aは、リミットアンプ回路206の出
力するトリガ信号に基づいてA/D変換回路208の出
力するA/D信号を読み込み、その読み込み結果を時間
に変換する電圧−時間変換処理部、209bは、タイミ
ングパルス生成回路202の出力する測距終了信号に基
づき、電圧−時間変換処理部209aの結果から物体の
検出および検出した物体までの距離を測定する検出/測
距処理部である。なお、コントローラ209は、電圧−
時間変換処理部209a及び検出/測距処理部209b
から構成されている。
【0015】次に、図3のタイミングチャートを用い
て、図2に示した本発明のパルスレーダ装置の動作につ
いて説明する。送信回路201は、24.125GHz
の高周波信号を生成するとともに、タイミングパルス生
成回路202が生成する、繰り返し周期T[s]、パル
ス幅Tw[s]のOn/Off信号に基づき、その高周
波信号をOn/Offし、電波としてパルスレーダの外
部に向かって放射する(図3(a))。放射した電波は
物体に当たって反射され、受信回路203に入力され
る。このとき、送信回路201から受信回路203への
直接の漏れこみ成分も同時に入力されるため、受信信号
203としては図3(b)に示すように、漏れ波形に対
して検出した波形を重ね合わせたものとなる。この装置
では、この波形を次の微分回路204で処理して、図3
(c)のような立上り/立下りのところでピークを持っ
たパルス波形とし、さらに、波形抽出回路205で負側
の波形を削除した後に、リミットアンプ回路206を通
し、トリガ信号として十分な大きさに変換する(図3
(d))。一方、繰り返し波形生成回路207では、制
御手段202からの送信信号に同期して、のこぎり状の
波形を生成する(図3(e))。コントローラ209
は、リミットアンプ回路206の出力するトリガ信号を
入力した時点で、繰り返し波形生成回路207が生成し
たのこぎり波形の電圧値をA/D変換回路208を介し
て取り込む。この電圧値は、送信開始から線形的に減少
するので、その関係を用いれば電圧値から送信開始から
の時間に換算できる。そこで、コントローラ209の電
圧−時間変換処理部209aが処理を行い、送信開始か
らの時間を計算する。つづく、検出/測距処理部209
bにて、物体の有無の判定及び測距を行う。
て、図2に示した本発明のパルスレーダ装置の動作につ
いて説明する。送信回路201は、24.125GHz
の高周波信号を生成するとともに、タイミングパルス生
成回路202が生成する、繰り返し周期T[s]、パル
ス幅Tw[s]のOn/Off信号に基づき、その高周
波信号をOn/Offし、電波としてパルスレーダの外
部に向かって放射する(図3(a))。放射した電波は
物体に当たって反射され、受信回路203に入力され
る。このとき、送信回路201から受信回路203への
直接の漏れこみ成分も同時に入力されるため、受信信号
203としては図3(b)に示すように、漏れ波形に対
して検出した波形を重ね合わせたものとなる。この装置
では、この波形を次の微分回路204で処理して、図3
(c)のような立上り/立下りのところでピークを持っ
たパルス波形とし、さらに、波形抽出回路205で負側
の波形を削除した後に、リミットアンプ回路206を通
し、トリガ信号として十分な大きさに変換する(図3
(d))。一方、繰り返し波形生成回路207では、制
御手段202からの送信信号に同期して、のこぎり状の
波形を生成する(図3(e))。コントローラ209
は、リミットアンプ回路206の出力するトリガ信号を
入力した時点で、繰り返し波形生成回路207が生成し
たのこぎり波形の電圧値をA/D変換回路208を介し
て取り込む。この電圧値は、送信開始から線形的に減少
するので、その関係を用いれば電圧値から送信開始から
の時間に換算できる。そこで、コントローラ209の電
圧−時間変換処理部209aが処理を行い、送信開始か
らの時間を計算する。つづく、検出/測距処理部209
bにて、物体の有無の判定及び測距を行う。
【0016】次に、図4及び図5のフローチャートを用
いて、この装置のコントローラにおける電圧−時間変換
処理および検出/測距処理について説明する。まずはじ
めに、図4に基づいて、電圧−時間変換処理について説
明する。電圧−時間変換処理は、リミットアンプ回路2
06の出力(トリガ信号)による割込み処理であり、ト
リガ信号が入力されると、まず、ステップS401で、
データの読み込みを行って、A/D変換回路208に変
換を要求する。次に、ステップS402で、その結果得
られた変換データとあらかじめ準備した変換のためのテ
ーブル値を参照して、トリガ信号入力時の時間を求め
る。さらに、求められた時間を、ステップS403でT
[n]として記憶し、ステップS404で検出点数nを
更新する。
いて、この装置のコントローラにおける電圧−時間変換
処理および検出/測距処理について説明する。まずはじ
めに、図4に基づいて、電圧−時間変換処理について説
明する。電圧−時間変換処理は、リミットアンプ回路2
06の出力(トリガ信号)による割込み処理であり、ト
リガ信号が入力されると、まず、ステップS401で、
データの読み込みを行って、A/D変換回路208に変
換を要求する。次に、ステップS402で、その結果得
られた変換データとあらかじめ準備した変換のためのテ
ーブル値を参照して、トリガ信号入力時の時間を求め
る。さらに、求められた時間を、ステップS403でT
[n]として記憶し、ステップS404で検出点数nを
更新する。
【0017】一方、検出/測距処理は、図5のフローチ
ャートに示すように、タイミングパルス生成回路202
が出力する測距終了信号を元に起動する割込み処理であ
り、測距終了信号が入力されるとまずトリガ信号の数n
を読み込む。ステップS501で、トリガ信号の数が1
より大きいか否かの判定を行い、大きい場合には、ステ
ップS502でiの値を1に初期化し、ステップS50
3で、基準時間T[0]とトリガ入力時の時間T[i]
の時間差を計算し、距離に換算する。次に、ステップS
504でiの値を更新する。ステップS505におい
て、すべてのiについてS503の処理が終了したか否
かを判定し、全てのiについて処理が終了していた場合
には、ステップS506で、nの値を0に初期化して、
検出/測距処理を終了させる。一方、ステップS501
において、トリガ信号の数nが1以下の場合には、物体
未検出として処理を終了する。
ャートに示すように、タイミングパルス生成回路202
が出力する測距終了信号を元に起動する割込み処理であ
り、測距終了信号が入力されるとまずトリガ信号の数n
を読み込む。ステップS501で、トリガ信号の数が1
より大きいか否かの判定を行い、大きい場合には、ステ
ップS502でiの値を1に初期化し、ステップS50
3で、基準時間T[0]とトリガ入力時の時間T[i]
の時間差を計算し、距離に換算する。次に、ステップS
504でiの値を更新する。ステップS505におい
て、すべてのiについてS503の処理が終了したか否
かを判定し、全てのiについて処理が終了していた場合
には、ステップS506で、nの値を0に初期化して、
検出/測距処理を終了させる。一方、ステップS501
において、トリガ信号の数nが1以下の場合には、物体
未検出として処理を終了する。
【0018】以上説明したように、本実施の形態による
パルスレーダ装置によれば、受信した波形の立ち上がり
部分を抽出し、その抽出結果をもとに検出・測距を行う
ので、物体が漏れこみ波形と反射波形が重なり合うよう
な近距離に存在しても、正しく物体の検出・測距を行う
ことが可能となる。
パルスレーダ装置によれば、受信した波形の立ち上がり
部分を抽出し、その抽出結果をもとに検出・測距を行う
ので、物体が漏れこみ波形と反射波形が重なり合うよう
な近距離に存在しても、正しく物体の検出・測距を行う
ことが可能となる。
【0019】実施の形態2.本発明の実施の形態2にお
けるパルスレーダ装置について説明する。本実施の形態
2におけるパルスレーダ装置は、基本的に、図1に示す
構成と同じ構成を有している。図6は、本実施の形態に
おける具体的な回路構成を示したものである。図6にお
いて、602は、後述する送信回路601が送信する高
周波信号の送信のOn/Off(オン/オフ)を制御す
るための送信On/Off信号を生成するとともに、時
間間隔計測手段105に設けられている繰り返し波形生
成回路608及びコントローラ610を制御するための
各種制御パルスを生成するタイミングパルス生成回路で
ある。601は、24.125GHzの高周波信号を発
生しその高周波信号をタイミングパルス生成回路602
による送信On/Off信号に基づきOn/Offする
とともに、装置外部に向かって放射する送信回路であ
る。603は、送信回路601により送信された高周波
信号の物体による反射波を受信し、送信回路601の発
生した24.125GHzの高周波信号とミキシングす
るとともに、AM検波を行う受信回路である。604
は、受信回路603の出力する検波波形を所定の時間だ
け遅延させる遅延回路、605は、受信回路603の検
波波形と遅延回路604により所定時間遅れた検波波形
の差を求める減算回路、606は、減算回路605の出
力信号電圧における正の部分のみを抽出する波形抽出回
路、607は、波形抽出回路606の出力信号を増幅す
るためのリミットアンプ回路、608は、タイミングパ
ルス生成回路602の出力に基づき、のこぎり状の繰り
返し波形を生成する繰り返し波形生成回路、609は、
繰り返し波形生成回路608の出力信号をデジタルデー
タに変換するA/D変換回路である。また、610a
は、リミットアンプ回路607の出力するトリガ信号に
基づいてA/D変換回路609の出力するA/D信号を
読み込み、その読み込み結果を時間に変換する電圧−時
間変換処理部、610bは、タイミングパルス生成回路
602の出力する測距終了信号に基づき、電圧−時間変
換処理部610aの結果から物体の検出および検出した
物体までの距離を測定する検出/測距処理を行う検出/
測距処理部である。なお、コントローラ610は、電圧
−時間変換処理部610a及び検出/測距処理部610
bから構成される。実施の形態1との相違点は、実施の
形態1における微分回路204の替わりに、遅延回路6
04及び減算回路605を設けている点である。
けるパルスレーダ装置について説明する。本実施の形態
2におけるパルスレーダ装置は、基本的に、図1に示す
構成と同じ構成を有している。図6は、本実施の形態に
おける具体的な回路構成を示したものである。図6にお
いて、602は、後述する送信回路601が送信する高
周波信号の送信のOn/Off(オン/オフ)を制御す
るための送信On/Off信号を生成するとともに、時
間間隔計測手段105に設けられている繰り返し波形生
成回路608及びコントローラ610を制御するための
各種制御パルスを生成するタイミングパルス生成回路で
ある。601は、24.125GHzの高周波信号を発
生しその高周波信号をタイミングパルス生成回路602
による送信On/Off信号に基づきOn/Offする
とともに、装置外部に向かって放射する送信回路であ
る。603は、送信回路601により送信された高周波
信号の物体による反射波を受信し、送信回路601の発
生した24.125GHzの高周波信号とミキシングす
るとともに、AM検波を行う受信回路である。604
は、受信回路603の出力する検波波形を所定の時間だ
け遅延させる遅延回路、605は、受信回路603の検
波波形と遅延回路604により所定時間遅れた検波波形
の差を求める減算回路、606は、減算回路605の出
力信号電圧における正の部分のみを抽出する波形抽出回
路、607は、波形抽出回路606の出力信号を増幅す
るためのリミットアンプ回路、608は、タイミングパ
ルス生成回路602の出力に基づき、のこぎり状の繰り
返し波形を生成する繰り返し波形生成回路、609は、
繰り返し波形生成回路608の出力信号をデジタルデー
タに変換するA/D変換回路である。また、610a
は、リミットアンプ回路607の出力するトリガ信号に
基づいてA/D変換回路609の出力するA/D信号を
読み込み、その読み込み結果を時間に変換する電圧−時
間変換処理部、610bは、タイミングパルス生成回路
602の出力する測距終了信号に基づき、電圧−時間変
換処理部610aの結果から物体の検出および検出した
物体までの距離を測定する検出/測距処理を行う検出/
測距処理部である。なお、コントローラ610は、電圧
−時間変換処理部610a及び検出/測距処理部610
bから構成される。実施の形態1との相違点は、実施の
形態1における微分回路204の替わりに、遅延回路6
04及び減算回路605を設けている点である。
【0020】次に図7のタイミングチャートを用いて、
この装置の動作を説明する。送信回路601は、24.
125GHzの高周波信号を生成するとともに、タイミ
ングパルス生成回路602が生成する、繰り返し周期T
[s]、パルス幅Tw[s]のOn/Off信号に基づ
き、その高周波信号をOn/Offし、電波としてパル
スレーダの外部に向かって放射する(図7(a))。放
射した電波は物体に当たって反射され、受信回路603
に入力される。このとき、送信回路601から受信回路
603への直接の漏れこみ成分も同時に入力されるた
め、受信信号としては図7(b)に示すように、漏れ波
形に対して検出した波形を重ね合わせたものとなる。こ
の装置では、この波形を2つに分配し、一方は直接減算
回路605に入力し、もう一方は遅延回路604を介し
て所定時間の遅延を加えられた後(図7(c))、減算
回路605に入力される。減算回路605では、受信回
路603と遅延回路604の出力の差を求める(図7
(d))。さらに、減算回路605の結果をもとに波形
抽出回路606で負側の波形を削除した後に、リミット
アンプ回路607を通して、トリガ信号として十分な大
きさに変換する(図7(e))。一方、繰り返し波形生
成回路608では、制御手段602からの送信信号に同
期して、のこぎり状の波形を生成する(図7(f))。
コントローラ610は、リミットアンプ回路607の出
力するトリガ信号を入力した時点で、繰り返し波形生成
回路608が生成したのこぎり波形の電圧値をA/D変
換回路609を介して取り込む。この電圧値は、送信開
始から線形的に減少するので、その関係を用いれば電圧
値から送信開始からの時間に換算できる。そこで、コン
トローラ610の電圧−時間変換処理部610aにて処
理を行い、送信開始からの時間を計算する。つづく、検
出/測距処理部601bにて、物体の有無の判定及び測
距を行う。
この装置の動作を説明する。送信回路601は、24.
125GHzの高周波信号を生成するとともに、タイミ
ングパルス生成回路602が生成する、繰り返し周期T
[s]、パルス幅Tw[s]のOn/Off信号に基づ
き、その高周波信号をOn/Offし、電波としてパル
スレーダの外部に向かって放射する(図7(a))。放
射した電波は物体に当たって反射され、受信回路603
に入力される。このとき、送信回路601から受信回路
603への直接の漏れこみ成分も同時に入力されるた
め、受信信号としては図7(b)に示すように、漏れ波
形に対して検出した波形を重ね合わせたものとなる。こ
の装置では、この波形を2つに分配し、一方は直接減算
回路605に入力し、もう一方は遅延回路604を介し
て所定時間の遅延を加えられた後(図7(c))、減算
回路605に入力される。減算回路605では、受信回
路603と遅延回路604の出力の差を求める(図7
(d))。さらに、減算回路605の結果をもとに波形
抽出回路606で負側の波形を削除した後に、リミット
アンプ回路607を通して、トリガ信号として十分な大
きさに変換する(図7(e))。一方、繰り返し波形生
成回路608では、制御手段602からの送信信号に同
期して、のこぎり状の波形を生成する(図7(f))。
コントローラ610は、リミットアンプ回路607の出
力するトリガ信号を入力した時点で、繰り返し波形生成
回路608が生成したのこぎり波形の電圧値をA/D変
換回路609を介して取り込む。この電圧値は、送信開
始から線形的に減少するので、その関係を用いれば電圧
値から送信開始からの時間に換算できる。そこで、コン
トローラ610の電圧−時間変換処理部610aにて処
理を行い、送信開始からの時間を計算する。つづく、検
出/測距処理部601bにて、物体の有無の判定及び測
距を行う。
【0021】なお、コントローラ610の処理として
は、実施の形態1と全く同じとなるので、説明は省略す
る。
は、実施の形態1と全く同じとなるので、説明は省略す
る。
【0022】以上説明したように、本実施の形態による
パルスレーダ装置によれば、上述の実施の形態1と同様
に、受信した波形の立ち上がり部分を抽出し、その抽出
結果をもとに検出・測距を行うので、漏れこみ波形と反
射波形が重なり合うような近距離に物体が存在しても検
出・測距が可能である。さらに、本実施の形態において
は、受信信号と遅延回路604によって所定時間遅らせ
た遅延信号の差を求めることで立ち上がりを抽出してい
るので、受信信号の立ち上がり部分として遅延時間分の
パルス幅を持った波形を抽出することができ、波形立ち
上がり抽出手段104の出力が常に同じパルス幅を持っ
たものとなる。そのため、小さな波形の立ち上がりでも
安定して検出できる。
パルスレーダ装置によれば、上述の実施の形態1と同様
に、受信した波形の立ち上がり部分を抽出し、その抽出
結果をもとに検出・測距を行うので、漏れこみ波形と反
射波形が重なり合うような近距離に物体が存在しても検
出・測距が可能である。さらに、本実施の形態において
は、受信信号と遅延回路604によって所定時間遅らせ
た遅延信号の差を求めることで立ち上がりを抽出してい
るので、受信信号の立ち上がり部分として遅延時間分の
パルス幅を持った波形を抽出することができ、波形立ち
上がり抽出手段104の出力が常に同じパルス幅を持っ
たものとなる。そのため、小さな波形の立ち上がりでも
安定して検出できる。
【0023】実施の形態3.図8は、本発明の実施の形
態1におけるパルスレーダ装置の構成を示したものであ
る。図8において、801は、電波を送信する送信手
段、803は、送信手段801によって送信した電波が
物体に反射した反射波を受信しその受信信号を出力する
受信手段、804は、受信手段803の出力する受信信
号の複数の立ち上がり部分を抽出する波形立ち上がり部
分抽出手段、805は、波形立ち上がり部分抽出手段8
04の出力を所定の時間間隔でサンプリングするサンプ
リング手段、806は、サンプリング手段805の出力
結果をサンプリングタイミング毎に加算し記憶する加算
手段、807は、加算手段806の出力するサンプリン
グタイミング毎の加算結果をもとに物体の有無判定を行
い、物体が存在する場合にはその物体までの距離を算出
する検出/測距手段である。
態1におけるパルスレーダ装置の構成を示したものであ
る。図8において、801は、電波を送信する送信手
段、803は、送信手段801によって送信した電波が
物体に反射した反射波を受信しその受信信号を出力する
受信手段、804は、受信手段803の出力する受信信
号の複数の立ち上がり部分を抽出する波形立ち上がり部
分抽出手段、805は、波形立ち上がり部分抽出手段8
04の出力を所定の時間間隔でサンプリングするサンプ
リング手段、806は、サンプリング手段805の出力
結果をサンプリングタイミング毎に加算し記憶する加算
手段、807は、加算手段806の出力するサンプリン
グタイミング毎の加算結果をもとに物体の有無判定を行
い、物体が存在する場合にはその物体までの距離を算出
する検出/測距手段である。
【0024】図9に本実施の形態におけるパルスレーダ
装置の具体的な回路構成を示したものである。図9にお
いて、902は、送信を制御するための各種制御パルス
を生成するタイミングパルス生成回路、901は、2
4.125GHzの高周波信号を発生しその高周波信号
をタイミングパルス生成回路902による送信On/O
ff信号に基づきOn/Offするとともに、装置外部
に向かって放射する送信回路である。903は、送信回
路901により送信された電波の物体による反射波を受
信し、送信回路901の発生した24.125GHzの
高周波信号とミキシングするとともに、AM検波を行う
受信回路である。904は、受信回路903の出力する
検波波形を微分する微分回路、905は、微分回路90
4の出力信号電圧における正の部分のみを抽出する波形
抽出回路、906は、波形抽出回路905の出力信号を
増幅するためのリミットアンプ回路である。907は、
タイミングパルス生成回路902の生成するタイミング
パルスに従ってリミットアンプ回路906の出力が閾値
を超えているかどうか判定し、超えていると判定した場
合には1を、超えていないと判定した時は0をそれぞれ
出力するサンプリング回路、908は、タイミングパル
ス生成回路902の生成するタイミングパルスに従って
サンプリング回路の出力する0/1信号を加算していく
加算回路である。909は、タイミングパルス生成回路
902の生成する測距終了信号に基づいて検出/測距処
理を行う検出/測距処理部を有するコントローラであ
る。
装置の具体的な回路構成を示したものである。図9にお
いて、902は、送信を制御するための各種制御パルス
を生成するタイミングパルス生成回路、901は、2
4.125GHzの高周波信号を発生しその高周波信号
をタイミングパルス生成回路902による送信On/O
ff信号に基づきOn/Offするとともに、装置外部
に向かって放射する送信回路である。903は、送信回
路901により送信された電波の物体による反射波を受
信し、送信回路901の発生した24.125GHzの
高周波信号とミキシングするとともに、AM検波を行う
受信回路である。904は、受信回路903の出力する
検波波形を微分する微分回路、905は、微分回路90
4の出力信号電圧における正の部分のみを抽出する波形
抽出回路、906は、波形抽出回路905の出力信号を
増幅するためのリミットアンプ回路である。907は、
タイミングパルス生成回路902の生成するタイミング
パルスに従ってリミットアンプ回路906の出力が閾値
を超えているかどうか判定し、超えていると判定した場
合には1を、超えていないと判定した時は0をそれぞれ
出力するサンプリング回路、908は、タイミングパル
ス生成回路902の生成するタイミングパルスに従って
サンプリング回路の出力する0/1信号を加算していく
加算回路である。909は、タイミングパルス生成回路
902の生成する測距終了信号に基づいて検出/測距処
理を行う検出/測距処理部を有するコントローラであ
る。
【0025】次に図10のタイミングチャートを用い
て、この装置の動作を説明する。送信回路901は、2
4.125GHzの高周波信号を生成するとともに、タ
イミングパルス生成回路902が生成する、繰り返し周
期T[s]、パルス幅Tw[s]のOn/Off信号に
基づき、その高周波信号をOn/Offし、電波として
パルスレーダの外部に向かって放射する(図10
(a))。放射した電波は物体に当たって反射され、受
信回路903に入力される。このとき、送信回路901
から受信回路903への直接の漏れこみ成分も同時に入
力されるため、受信信号としては図10(b)に示すよ
うに、漏れ波形に対して検出した波形を重ね合わせたも
のとなる。この装置では、この波形を次の微分回路90
4で処理して、図10(c)のような立上り/立下りの
ところでピークを持ったパルス波形とし、さらに波形抽
出回路905で負側の波形を削除した後に、リミットア
ンプ回路906を通しトリガ信号として十分な大きさに
変換する(図10(d))。サンプリング回路907
は、タイミングパルス生成回路902が生成するサンプ
リングパルスに基づき、リミットアンプ回路906の出
力が閾値を超えているかどうか判定し、加算回路908
では、サンプリングパルスに基づきサンプリング回路9
07の出力をサンプリングタイミング毎に加算し記憶し
ていく。最後に、タイミングパルス生成回路902の出
力する測距終了信号に基づき、コントローラ909が加
算回路908の出力を取り込み、検出/測距処理を行
う。
て、この装置の動作を説明する。送信回路901は、2
4.125GHzの高周波信号を生成するとともに、タ
イミングパルス生成回路902が生成する、繰り返し周
期T[s]、パルス幅Tw[s]のOn/Off信号に
基づき、その高周波信号をOn/Offし、電波として
パルスレーダの外部に向かって放射する(図10
(a))。放射した電波は物体に当たって反射され、受
信回路903に入力される。このとき、送信回路901
から受信回路903への直接の漏れこみ成分も同時に入
力されるため、受信信号としては図10(b)に示すよ
うに、漏れ波形に対して検出した波形を重ね合わせたも
のとなる。この装置では、この波形を次の微分回路90
4で処理して、図10(c)のような立上り/立下りの
ところでピークを持ったパルス波形とし、さらに波形抽
出回路905で負側の波形を削除した後に、リミットア
ンプ回路906を通しトリガ信号として十分な大きさに
変換する(図10(d))。サンプリング回路907
は、タイミングパルス生成回路902が生成するサンプ
リングパルスに基づき、リミットアンプ回路906の出
力が閾値を超えているかどうか判定し、加算回路908
では、サンプリングパルスに基づきサンプリング回路9
07の出力をサンプリングタイミング毎に加算し記憶し
ていく。最後に、タイミングパルス生成回路902の出
力する測距終了信号に基づき、コントローラ909が加
算回路908の出力を取り込み、検出/測距処理を行
う。
【0026】コントローラ909における検出/測距処
理では、図13に示すように、ステップS1301でタ
イミングパルス生成回路902による測距終了信号が入
力されたことを確認し、まず、ステップS1302でサ
ンプリングタイミング毎の加算値を加算回路908から
読み込む。ステップS1303で処理データ数を示すi
および検出データ数を示すnを初期化する。次に、ステ
ップS1304でサンプリングタイミング毎の変化を算
出し、その値が所定値を超えているか否かをステップS
1305で判定する。ステップS1305で所定値を超
えていた場合には、ステップS1306で距離に換算
し、ステップS1307及びS1308で検出データ数
nおよび処理データ数iをインクリメントする。一方、
ステップS1305で所定値を超えていないと判断され
た場合には、直接ステップS1308に進む。次のステ
ップS1309で処理したデータ数がサンプリング数を
超えたか否か判断し、超えている場合には処理を終了す
る。
理では、図13に示すように、ステップS1301でタ
イミングパルス生成回路902による測距終了信号が入
力されたことを確認し、まず、ステップS1302でサ
ンプリングタイミング毎の加算値を加算回路908から
読み込む。ステップS1303で処理データ数を示すi
および検出データ数を示すnを初期化する。次に、ステ
ップS1304でサンプリングタイミング毎の変化を算
出し、その値が所定値を超えているか否かをステップS
1305で判定する。ステップS1305で所定値を超
えていた場合には、ステップS1306で距離に換算
し、ステップS1307及びS1308で検出データ数
nおよび処理データ数iをインクリメントする。一方、
ステップS1305で所定値を超えていないと判断され
た場合には、直接ステップS1308に進む。次のステ
ップS1309で処理したデータ数がサンプリング数を
超えたか否か判断し、超えている場合には処理を終了す
る。
【0027】以上説明したように、本実施の形態による
パルスレーダ装置によれば、波形立ち上がり部分抽出手
段804の出力を所定の時間間隔でサンプリングし、そ
の出力結果を所定の回数分だけサンプリングタイミング
毎に加算手段806にて加算、記憶し、その加算結果を
用いて物体の検出、測距を行っているので、一種の積分
効果により受信利得が大きくなるとともに、平均化の効
果により安定して検出/測距を行うことができる。
パルスレーダ装置によれば、波形立ち上がり部分抽出手
段804の出力を所定の時間間隔でサンプリングし、そ
の出力結果を所定の回数分だけサンプリングタイミング
毎に加算手段806にて加算、記憶し、その加算結果を
用いて物体の検出、測距を行っているので、一種の積分
効果により受信利得が大きくなるとともに、平均化の効
果により安定して検出/測距を行うことができる。
【0028】実施の形態4.本発明の実施の形態4にお
けるパルスレーダ装置について説明する。本実施の形態
4におけるパルスレーダ装置は、基本的に、図8に示す
構成と同じ構成を有している。なお、図11は、本実施
の形態における具体的な回路構成を示したものである。
図11において、1102は、送信を制御するための各
種制御パルスを生成するタイミングパルス生成回路、1
101は、24.125GHzの高周波信号を発生しそ
の高周波信号をタイミングパルス生成回路1102によ
る送信On/Off信号に基づきOn/Offするとと
もに、装置外部に向かって放射する送信回路である。1
103は、送信回路1101により送信された電波の物
体による反射波を受信し、送信回路1101の発生した
24.125GHzの高周波信号とミキシングするとと
もに、AM検波を行う受信回路である。1104は、受
信回路1103の出力する検波波形を微分する微分回
路、1105は、微分回路1104の出力信号電圧にお
ける正の部分のみを抽出する波形抽出回路、1106
は、波形抽出回路1105の出力信号を増幅するための
リミットアンプ回路、1107は、タイミングパルス生
成回路1102の生成する測距終了信号によってリセッ
トされ、リミットアンプの出力によりカウントアップさ
れるカウンタ回路、1108は、タイミングパルス生成
回路1102の生成するタイミングパルスに従ってカウ
ンタ回路1107の値をサンプリングするサンプリング
回路、1109は、タイミングパルス生成回路1102
の生成するタイミングパルスに従ってサンプリング回路
1108の出力する値を加算していく加算回路、111
0は、タイミングパルス生成回路1102の生成する測
距終了信号に基づいて検出/測距処理を行う検出/測距
処理部を有するコントローラである。
けるパルスレーダ装置について説明する。本実施の形態
4におけるパルスレーダ装置は、基本的に、図8に示す
構成と同じ構成を有している。なお、図11は、本実施
の形態における具体的な回路構成を示したものである。
図11において、1102は、送信を制御するための各
種制御パルスを生成するタイミングパルス生成回路、1
101は、24.125GHzの高周波信号を発生しそ
の高周波信号をタイミングパルス生成回路1102によ
る送信On/Off信号に基づきOn/Offするとと
もに、装置外部に向かって放射する送信回路である。1
103は、送信回路1101により送信された電波の物
体による反射波を受信し、送信回路1101の発生した
24.125GHzの高周波信号とミキシングするとと
もに、AM検波を行う受信回路である。1104は、受
信回路1103の出力する検波波形を微分する微分回
路、1105は、微分回路1104の出力信号電圧にお
ける正の部分のみを抽出する波形抽出回路、1106
は、波形抽出回路1105の出力信号を増幅するための
リミットアンプ回路、1107は、タイミングパルス生
成回路1102の生成する測距終了信号によってリセッ
トされ、リミットアンプの出力によりカウントアップさ
れるカウンタ回路、1108は、タイミングパルス生成
回路1102の生成するタイミングパルスに従ってカウ
ンタ回路1107の値をサンプリングするサンプリング
回路、1109は、タイミングパルス生成回路1102
の生成するタイミングパルスに従ってサンプリング回路
1108の出力する値を加算していく加算回路、111
0は、タイミングパルス生成回路1102の生成する測
距終了信号に基づいて検出/測距処理を行う検出/測距
処理部を有するコントローラである。
【0029】次に図12のタイミングチャートを用い
て、この装置の動作を説明する。送信回路1101は、
24.125GHzの高周波信号を生成するとともに、
タイミングパルス生成回路1102が生成する、繰り返
し周期T[s]、パルス幅Tw[s]のOn/Off信
号に基づき、その高周波信号をOn/Offし、電波と
してパルスレーダの外部に向かって放射する(図12
(a))。放射した電波は物体に当たって反射され、受
信回路1103に入力される。このとき、送信回路11
01から受信回路1103への直接の漏れこみ成分も同
時に入力されるため、受信信号としては図12(b)に
示すように、漏れ波形に対して検出した波形を重ね合わ
せたものとなる。この装置では、この波形を次の微分回
路1104で処理して、図12(c)のような立上り/
立下りのところでピークを持ったパルス波形とし、さら
に、波形抽出回路1105で負側の波形を削除した後
に、リミットアンプ回路1106を通しトリガ信号とし
て十分な大きさに変換する(図12(d))。さらに、
リミットアンプ回路1106の出力をトリガとして、カ
ウンタ回路1107のカウンタ値がインクリメントされ
ていく(図12(e))。そして、サンプリング回路1
108は、タイミングパルス生成回路1102が生成す
るサンプリングパルスに基づき、カウンタ回路1107
の出力をサンプリングしていく。加算回路1109で
は、サンプリングパルスに基づきサンプリング回路11
08の出力をサンプリングタイミング毎に加算し記憶し
ていく。最後に、タイミングパルス生成回路1102の
出力する測距終了信号に基づき、コントローラ1110
が加算回路1109の出力を取り込み、検出/測距処理
を行う。
て、この装置の動作を説明する。送信回路1101は、
24.125GHzの高周波信号を生成するとともに、
タイミングパルス生成回路1102が生成する、繰り返
し周期T[s]、パルス幅Tw[s]のOn/Off信
号に基づき、その高周波信号をOn/Offし、電波と
してパルスレーダの外部に向かって放射する(図12
(a))。放射した電波は物体に当たって反射され、受
信回路1103に入力される。このとき、送信回路11
01から受信回路1103への直接の漏れこみ成分も同
時に入力されるため、受信信号としては図12(b)に
示すように、漏れ波形に対して検出した波形を重ね合わ
せたものとなる。この装置では、この波形を次の微分回
路1104で処理して、図12(c)のような立上り/
立下りのところでピークを持ったパルス波形とし、さら
に、波形抽出回路1105で負側の波形を削除した後
に、リミットアンプ回路1106を通しトリガ信号とし
て十分な大きさに変換する(図12(d))。さらに、
リミットアンプ回路1106の出力をトリガとして、カ
ウンタ回路1107のカウンタ値がインクリメントされ
ていく(図12(e))。そして、サンプリング回路1
108は、タイミングパルス生成回路1102が生成す
るサンプリングパルスに基づき、カウンタ回路1107
の出力をサンプリングしていく。加算回路1109で
は、サンプリングパルスに基づきサンプリング回路11
08の出力をサンプリングタイミング毎に加算し記憶し
ていく。最後に、タイミングパルス生成回路1102の
出力する測距終了信号に基づき、コントローラ1110
が加算回路1109の出力を取り込み、検出/測距処理
を行う。
【0030】コントローラ1110における処理は、実
施の形態3のコントローラにおける処理と同じなので説
明は省略する。
施の形態3のコントローラにおける処理と同じなので説
明は省略する。
【0031】以上説明したように、本実施の形態による
パルスレーダ装置によれば、波形立ち上がり部分抽出手
段804の出力を所定の時間間隔でサンプリングし、そ
のサンプリング結果をもとにカウンタ回路1107にて
カウンタを更新し、その値を所定の回数分だけサンプリ
ングタイミング毎に加算手段806にて加算、記憶して
いるので、より長いサンプリング時間間隔でも波形の立
ち上がりを逃すことが無くなり、サンプリング周期を伸
ばすことができる。
パルスレーダ装置によれば、波形立ち上がり部分抽出手
段804の出力を所定の時間間隔でサンプリングし、そ
のサンプリング結果をもとにカウンタ回路1107にて
カウンタを更新し、その値を所定の回数分だけサンプリ
ングタイミング毎に加算手段806にて加算、記憶して
いるので、より長いサンプリング時間間隔でも波形の立
ち上がりを逃すことが無くなり、サンプリング周期を伸
ばすことができる。
【0032】
【発明の効果】この発明は、電波を送信する送信手段
と、前記送信手段によって送信された前記電波が物体に
反射した反射波を受信し、その受信信号を出力する受信
手段と、前記受信手段の出力する受信信号の複数の立ち
上がり部分を抽出する波形立ち上がり部分抽出手段と、
前記波形立ち上がり部分抽出手段の抽出結果に基づい
て、前記送信手段による送信から受信までの時間間隔を
測定する時間間隔計測手段と、前記時間間隔計測手段の
出力する時間間隔データから、物体の存在の有無を判定
し、物体が存在する場合には、その物体までの距離を算
出する検出/測距手段とを備えたパルスレーダ装置であ
るので、近距離において、受信信号に漏れ込み信号が含
まれていても、正しく物体を検出し、距離を測定するこ
とができる。
と、前記送信手段によって送信された前記電波が物体に
反射した反射波を受信し、その受信信号を出力する受信
手段と、前記受信手段の出力する受信信号の複数の立ち
上がり部分を抽出する波形立ち上がり部分抽出手段と、
前記波形立ち上がり部分抽出手段の抽出結果に基づい
て、前記送信手段による送信から受信までの時間間隔を
測定する時間間隔計測手段と、前記時間間隔計測手段の
出力する時間間隔データから、物体の存在の有無を判定
し、物体が存在する場合には、その物体までの距離を算
出する検出/測距手段とを備えたパルスレーダ装置であ
るので、近距離において、受信信号に漏れ込み信号が含
まれていても、正しく物体を検出し、距離を測定するこ
とができる。
【0033】また、この発明は、電波を送信する送信手
段と、前記送信手段によって送信された前記電波が物体
に反射した反射波を受信し、その受信信号を出力する受
信手段と、前記受信手段の出力する受信信号の複数の立
ち上がり部分を抽出する波形立ち上がり部分抽出手段、
前記波形立ち上がり部分抽出手段の出力を所定の時間間
隔でサンプリングするサンプリング手段と、前記サンプ
リング手段の出力結果をサンプリングタイミング毎に加
算し記憶する加算手段と、前記加算手段の出力するサン
プリングタイミング毎の加算結果に基づいて物体の存在
の有無判定を行い、物体が存在する場合には、その物体
までの距離を算出する検出/測距手段とを備えたパルス
レーダ装置であるので、近距離において、受信信号に漏
れ込み信号が含まれていても、正しく物体を検出し、距
離を測定することができる。
段と、前記送信手段によって送信された前記電波が物体
に反射した反射波を受信し、その受信信号を出力する受
信手段と、前記受信手段の出力する受信信号の複数の立
ち上がり部分を抽出する波形立ち上がり部分抽出手段、
前記波形立ち上がり部分抽出手段の出力を所定の時間間
隔でサンプリングするサンプリング手段と、前記サンプ
リング手段の出力結果をサンプリングタイミング毎に加
算し記憶する加算手段と、前記加算手段の出力するサン
プリングタイミング毎の加算結果に基づいて物体の存在
の有無判定を行い、物体が存在する場合には、その物体
までの距離を算出する検出/測距手段とを備えたパルス
レーダ装置であるので、近距離において、受信信号に漏
れ込み信号が含まれていても、正しく物体を検出し、距
離を測定することができる。
【0034】前記波形立ち上がり部分抽出手段が、波形
を微分する微分手段を備えているので、近距離におい
て、受信信号に漏れ込み信号が含まれていても、正しく
物体を検出し、距離を測定することができる。
を微分する微分手段を備えているので、近距離におい
て、受信信号に漏れ込み信号が含まれていても、正しく
物体を検出し、距離を測定することができる。
【0035】前記波形立ち上がり部分抽出手段が、前記
受信手段の出力を所定時間だけ遅らせる遅延手段と、前
記受信手段の出力と前記遅延手段の出力との減算を行う
減算手段とを備えているので、受信信号と遅延手段によ
って所定時間遅らせた遅延信号の差を求めることで立ち
上がりを抽出しているので、受信信号の立ち上がり部分
として遅延時間分のパルス幅を持った波形を抽出するこ
とができ、波形立ち上がり抽出手段の出力が常に同じパ
ルス幅を持ったものとなるため、小さな波形の立ち上が
りでも安定して検出できる。
受信手段の出力を所定時間だけ遅らせる遅延手段と、前
記受信手段の出力と前記遅延手段の出力との減算を行う
減算手段とを備えているので、受信信号と遅延手段によ
って所定時間遅らせた遅延信号の差を求めることで立ち
上がりを抽出しているので、受信信号の立ち上がり部分
として遅延時間分のパルス幅を持った波形を抽出するこ
とができ、波形立ち上がり抽出手段の出力が常に同じパ
ルス幅を持ったものとなるため、小さな波形の立ち上が
りでも安定して検出できる。
【0036】前記時間間隔計測手段が、所定周期の繰り
返し波形を発生する繰り返し波形発生手段と、前記波形
立ち上がり部分抽出手段の出力に基づいて繰り返し波形
を取り込み、その取り込み結果を時間に変換する変換手
段とを備えているので、近距離において、受信信号に漏
れ込み信号が含まれていても、正しく物体を検出し、距
離を測定することができる。
返し波形を発生する繰り返し波形発生手段と、前記波形
立ち上がり部分抽出手段の出力に基づいて繰り返し波形
を取り込み、その取り込み結果を時間に変換する変換手
段とを備えているので、近距離において、受信信号に漏
れ込み信号が含まれていても、正しく物体を検出し、距
離を測定することができる。
【0037】前記波形立ち上がり部分抽出手段の抽出結
果に基づいて動作するカウンタ手段をさらに備え、前記
サンプリング手段が、前記カウンタ手段の出力を所定の
時間間隔でサンプリングにするようにしたので、サンプ
リング周期を長く設定できるようにして装置の低価格化
を図る。
果に基づいて動作するカウンタ手段をさらに備え、前記
サンプリング手段が、前記カウンタ手段の出力を所定の
時間間隔でサンプリングにするようにしたので、サンプ
リング周期を長く設定できるようにして装置の低価格化
を図る。
【図1】 本発明の実施の形態1及び2におけるパルス
レーダ装置の構成を示した構成図である。
レーダ装置の構成を示した構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態1におけるパルスレーダ
装置の具体的な回路構成を示したブロック図である。
装置の具体的な回路構成を示したブロック図である。
【図3】 本発明の実施の形態1におけるパルスレーダ
装置の動作を説明するための説明図である。
装置の動作を説明するための説明図である。
【図4】 本発明の実施の形態1におけるパルスレーダ
装置の電圧−時間変換処理を説明するための流れ図であ
る。
装置の電圧−時間変換処理を説明するための流れ図であ
る。
【図5】 本発明の実施の形態1におけるパルスレーダ
装置の検出/測距処理を説明するための流れ図である。
装置の検出/測距処理を説明するための流れ図である。
【図6】 本発明の実施の形態2におけるパルスレーダ
装置の具体的な回路構成を示したブロック図である。
装置の具体的な回路構成を示したブロック図である。
【図7】 本発明の実施の形態2におけるパルスレーダ
装置の動作を説明するための説明図である。
装置の動作を説明するための説明図である。
【図8】 本発明の実施の形態3及び4におけるパルス
レーダ装置の構成を示した構成図である。
レーダ装置の構成を示した構成図である。
【図9】 本発明の実施の形態3におけるパルスレーダ
装置の具体的な回路構成を示したブロック図である。
装置の具体的な回路構成を示したブロック図である。
【図10】 本発明の実施の形態3におけるパルスレー
ダ装置の動作を説明するための説明図である。
ダ装置の動作を説明するための説明図である。
【図11】 本発明の実施の形態4におけるパルスレー
ダ装置の具体的な回路構成を示したブロック図である。
ダ装置の具体的な回路構成を示したブロック図である。
【図12】 本発明の実施の形態4におけるパルスレー
ダ装置の動作を説明するための説明図である。
ダ装置の動作を説明するための説明図である。
【図13】 本発明の実施の形態3におけるパルスレー
ダ装置の検出/測距処理を説明するための流れ図であ
る。
ダ装置の検出/測距処理を説明するための流れ図であ
る。
【図14】 漏れ波と反射波について説明するための説
明図である。
明図である。
【図15】 従来のパルスレーダ装置の構成を示した構
成図である。
成図である。
101,801 送信手段、102,802 制御手
段、103,803 受信手段、104,804 波形
立ち上り部分抽出手段、105 時間間隔計測手段、1
06,807 検出/測距手段、201,601,90
1,1101 送信回路、202,602,902,1
102 タイミングパルス生成回路、203,603,
903,1103 受信回路、204,904,110
4 微分回路、205,606,905,1105 波
形抽出回路、206,607,906,1106 リミ
ットアンプ回路、207,608 繰返し波形生成回
路、208,609 A/D変換回路、209,61
0,909 コントローラ、209a,610a 電圧
−時間変換処理部、209b,610b 検出/測距処
理部、604 遅延回路、605 減算回路、805
サンプリング手段、806加算手段、907,1108
サンプリング回路、908,1109 加算回路、1
107 カウンタ回路。
段、103,803 受信手段、104,804 波形
立ち上り部分抽出手段、105 時間間隔計測手段、1
06,807 検出/測距手段、201,601,90
1,1101 送信回路、202,602,902,1
102 タイミングパルス生成回路、203,603,
903,1103 受信回路、204,904,110
4 微分回路、205,606,905,1105 波
形抽出回路、206,607,906,1106 リミ
ットアンプ回路、207,608 繰返し波形生成回
路、208,609 A/D変換回路、209,61
0,909 コントローラ、209a,610a 電圧
−時間変換処理部、209b,610b 検出/測距処
理部、604 遅延回路、605 減算回路、805
サンプリング手段、806加算手段、907,1108
サンプリング回路、908,1109 加算回路、1
107 カウンタ回路。
Claims (6)
- 【請求項1】 電波を送信する送信手段と、 前記送信手段によって送信された前記電波が物体に反射
した反射波を受信し、その受信信号を出力する受信手段
と、 前記受信手段の出力する受信信号の複数の立ち上がり部
分を抽出する波形立ち上がり部分抽出手段と、 前記波形立ち上がり部分抽出手段の抽出結果に基づい
て、前記送信手段による送信から受信までの時間間隔を
測定する時間間隔計測手段と、 前記時間間隔計測手段の出力する時間間隔データから、
物体の存在の有無を判定し、物体が存在する場合には、
その物体までの距離を算出する検出/測距手段とを備え
たことを特徴とするパルスレーダ装置。 - 【請求項2】 電波を送信する送信手段と、 前記送信手段によって送信された前記電波が物体に反射
した反射波を受信し、その受信信号を出力する受信手段
と、 前記受信手段の出力する受信信号の複数の立ち上がり部
分を抽出する波形立ち上がり部分抽出手段、 前記波形立ち上がり部分抽出手段の出力を所定の時間間
隔でサンプリングするサンプリング手段と、 前記サンプリング手段の出力結果をサンプリングタイミ
ング毎に加算し記憶する加算手段と、 前記加算手段の出力するサンプリングタイミング毎の加
算結果に基づいて物体の存在の有無判定を行い、物体が
存在する場合には、その物体までの距離を算出する検出
/測距手段とを備えたことを特徴とするパルスレーダ装
置。 - 【請求項3】 前記波形立ち上がり部分抽出手段が、 波形を微分する微分手段を備えていることを特徴とする
請求項1または2に記載のパルスレーダ装置。 - 【請求項4】 前記波形立ち上がり部分抽出手段が、 前記受信手段の出力を所定時間だけ遅らせる遅延手段と 前記受信手段の出力と前記遅延手段の出力との減算を行
う減算手段とを備えていることを特徴とする前記請求項
1または2に記載のパルスレーダ装置。 - 【請求項5】 前記時間間隔計測手段が、 所定周期の繰り返し波形を発生する繰り返し波形発生手
段と、 前記波形立ち上がり部分抽出手段の出力に基づいて繰り
返し波形を取り込み、その取り込み結果を時間に変換す
る変換手段とを備えていることを特徴とする請求項1に
記載のパルスレーダ装置。 - 【請求項6】 前記波形立ち上がり部分抽出手段の抽出
結果に基づいて動作するカウンタ手段をさらに備え、 前記サンプリング手段が、前記カウンタ手段の出力を所
定の時間間隔でサンプリングすることを特徴とする請求
項2に記載のパルスレーダ装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001172517A JP2002365362A (ja) | 2001-06-07 | 2001-06-07 | パルスレーダ装置 |
US10/002,214 US6606054B2 (en) | 2001-06-07 | 2001-12-05 | Pulse radar apparatus |
US10/288,451 US6657583B2 (en) | 2001-06-07 | 2002-11-06 | Pulse radar apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001172517A JP2002365362A (ja) | 2001-06-07 | 2001-06-07 | パルスレーダ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002365362A true JP2002365362A (ja) | 2002-12-18 |
Family
ID=19014125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001172517A Pending JP2002365362A (ja) | 2001-06-07 | 2001-06-07 | パルスレーダ装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US6606054B2 (ja) |
JP (1) | JP2002365362A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008157794A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | Fuji Heavy Ind Ltd | パルスレーダ、車載レーダおよび着陸アシストレーダ |
US7443342B2 (en) | 2004-01-13 | 2008-10-28 | The Nippon Signal Co., Ltd. | Reception time determining apparatus and distance measuring apparatus using the same |
JP2012093142A (ja) * | 2010-10-25 | 2012-05-17 | Panasonic Corp | 障害物検知装置 |
JP2012093143A (ja) * | 2010-10-25 | 2012-05-17 | Panasonic Corp | 障害物検知装置 |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10104022A1 (de) * | 2001-01-31 | 2002-08-01 | Bosch Gmbh Robert | Radareinrichtung und Verfahren zum Codieren einer Radareinrichtung |
JP3633597B2 (ja) * | 2002-09-30 | 2005-03-30 | 三菱電機株式会社 | パルスレーダ装置 |
JP4375064B2 (ja) * | 2004-03-10 | 2009-12-02 | 株式会社デンソー | レーダ装置 |
WO2009079789A1 (en) | 2007-12-21 | 2009-07-02 | Leddartech Inc. | Detection and ranging methods and systems |
US7969350B2 (en) * | 2008-06-06 | 2011-06-28 | Honeywell International Inc. | Method and system for reducing a leakage component of a received radar signal |
US20100265121A1 (en) | 2008-09-02 | 2010-10-21 | Preco Electronics, Inc. | Short Distance Range Resolution in Pulsed Radar |
NL2002116C (nl) * | 2008-10-20 | 2010-04-21 | Stichting Noble House | Werkwijze voor het bepalen van de aanwezigheid van een zender en een ontvanger en een systeem ingericht daarvoor. |
JP2010164555A (ja) * | 2008-12-18 | 2010-07-29 | Panasonic Corp | 無線測距システム、及び、無線端末 |
JP4752932B2 (ja) * | 2009-02-25 | 2011-08-17 | 株式会社デンソー | 送信装置、受信装置、及び送受信装置 |
US8970425B2 (en) * | 2011-06-09 | 2015-03-03 | Sony Corporation | Radar apparatus and method |
TWI481892B (zh) | 2012-12-13 | 2015-04-21 | Ind Tech Res Inst | 脈波雷達測距裝置及其測距演算法 |
CN104767154A (zh) * | 2015-04-30 | 2015-07-08 | 国家电网公司 | 防止电力线路安全短接装置遗留的方法 |
CA3125718C (en) | 2020-07-21 | 2023-10-03 | Leddartech Inc. | Beam-steering devices and methods for lidar applications |
WO2022016277A1 (en) | 2020-07-21 | 2022-01-27 | Leddartech Inc. | Systems and methods for wide-angle lidar using non-uniform magnification optics |
CA3125623C (en) | 2020-07-21 | 2023-06-27 | Leddartech Inc. | Beam-steering device particularly for lidar systems |
CN114689917B (zh) * | 2022-04-13 | 2024-09-06 | 国网河南省电力公司商丘供电公司 | 基于脉冲波反射的窃电识别方法及窃电用户定位系统 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3980983A (en) * | 1969-09-10 | 1976-09-14 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | Measurement and presentation of acoustic target length and aspect |
JP2853578B2 (ja) | 1993-06-28 | 1999-02-03 | 日産自動車株式会社 | レーダ装置 |
US5663731A (en) * | 1995-08-25 | 1997-09-02 | Imra America, Inc. | Method and apparatus for time invariant pulse detection |
JPH1062518A (ja) | 1996-08-13 | 1998-03-06 | Kenwood Corp | キャリア位相雑音抑圧回路 |
US5815117A (en) * | 1997-01-02 | 1998-09-29 | Raytheon Company | Digital direction finding receiver |
US5798730A (en) * | 1997-07-09 | 1998-08-25 | Litton Systems, Inc. | Pulse edge detector with wide dynamic range |
US6239741B1 (en) * | 1998-07-20 | 2001-05-29 | Multispectral Solutions, Inc. | UWB dual tunnel diode detector for object detection, measurement, or avoidance |
-
2001
- 2001-06-07 JP JP2001172517A patent/JP2002365362A/ja active Pending
- 2001-12-05 US US10/002,214 patent/US6606054B2/en not_active Expired - Fee Related
-
2002
- 2002-11-06 US US10/288,451 patent/US6657583B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7443342B2 (en) | 2004-01-13 | 2008-10-28 | The Nippon Signal Co., Ltd. | Reception time determining apparatus and distance measuring apparatus using the same |
JP2008157794A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | Fuji Heavy Ind Ltd | パルスレーダ、車載レーダおよび着陸アシストレーダ |
JP2012093142A (ja) * | 2010-10-25 | 2012-05-17 | Panasonic Corp | 障害物検知装置 |
JP2012093143A (ja) * | 2010-10-25 | 2012-05-17 | Panasonic Corp | 障害物検知装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20030067408A1 (en) | 2003-04-10 |
US6657583B2 (en) | 2003-12-02 |
US20020186162A1 (en) | 2002-12-12 |
US6606054B2 (en) | 2003-08-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002365362A (ja) | パルスレーダ装置 | |
JP3899708B2 (ja) | 距離測定装置 | |
WO2019000373A1 (zh) | 用于测量时间的电路、方法及相关芯片、系统和设备 | |
US20080136703A1 (en) | Equivalent time sampling radar | |
JP2008267920A (ja) | レーザ測距装置およびレーザ測距方法 | |
JP2013238477A (ja) | レーダ装置 | |
US6590522B2 (en) | Pulse radar device | |
JP3633597B2 (ja) | パルスレーダ装置 | |
JP2006266772A (ja) | 距離測定装置 | |
US20110288801A1 (en) | Method and system for determining the time-of-flight of a signal | |
JP2003240839A (ja) | パルスレーダ装置 | |
JP6928838B2 (ja) | レーダ装置およびレーダ装置の対象物検出方法 | |
JP2004226069A (ja) | 測距装置 | |
US7193689B2 (en) | Method and device for light signal reception | |
JP2003329764A (ja) | パルスレーダ装置 | |
JPH10300843A (ja) | パルスレーダ距離測定装置及びパルスレーダ距離測定方 法 | |
JP2003270333A (ja) | 計測信号検出装置及び計測信号検出方法 | |
JP2009257837A (ja) | レーダ装置 | |
JPH0933653A (ja) | レーダ装置 | |
JP2003222669A (ja) | パルスレーダ装置 | |
JP4999586B2 (ja) | レーダ装置 | |
JP2024127010A (ja) | 超音波式物体検出装置及び超音波式物体検出方法 | |
JPH0610670B2 (ja) | 超音波測定装置のピーク値検出回路 | |
KR101742054B1 (ko) | 통계적 특성 및 신뢰성을 이용한 초광대역 임펄스 디지털 검출 장치 및 그 방법 | |
JP2001318137A (ja) | 電波距離計 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050829 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050906 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060207 |