JP2000509736A - 再分配反応を利用するオルガノシランの取得法 - Google Patents

再分配反応を利用するオルガノシランの取得法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、次の工程:式(1):(R)a(H)bSiCl4-a-bの塩素化オルガノヒドロシランと、式:(2)(R’)cSiCl4-cの有機置換されそして随意に塩素化されたシラン(式中、a=1又は2、b=1又は2、a+b≦3、c=1、2、3又は4、記号R及びR’は同種又は異種であって、それぞれ、線状若しくは分岐状C1〜C6アルキル基又はC6〜C12アリール基を表わす)との間の再分配反応であって、式(3)M(X)d(式中、Mは、Ti、Fe、Cu、Ag、Zn、Cd、Hg、Al、Ga、In、B、Sn,Pb、Sb及びBiから選択される金属を表わし、Xはハロゲン原子を表わし、そしてdは金属Mの原子価を表わす)のルイス酸よりなる有効量の触媒の存在下に行われる再分配反応、及び再分配によって生成された塩素化オルガノヒドロシランの蒸留による分離を含むオルガノシランの改良取得法に関する。かかる方法は、再分配後に、再分配触媒を抑制する少なくとも1種の化合物が導入され、この化合物は、次の規定に該当し、即ち、それは、(i)式:(R1eSi(OR24-e[式中、記号R1及びR2特にアルキル又はアリール基表わし、そしてe=0、1、2又は3]のシラン、及び(2i)M、D及び/又はT構造単位のSi原子によって担持されたOR4末端基(ここで、R4=H、アルキル又はアリール)を有する、例えば、MQ、MDQ、TD又はMDTタイプのシリコーン樹脂から選択され、また、それは、比率:r=触媒によって提供される金属原子Mのモル数/抑制剤によって提供されるOR2又はOR4基のモル数が1よりも大きくならないような割合で使用される、ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 再分配反応を利用するオルガノシランの取得法 本発明の課題はオルガノシランの改良取得法にあり、そして特に本発明は、い わゆる再分配反応が関与するオルガノシランの改良取得法に関する。より具体的 に言えば、本発明は、反応混合物から蒸留によって抽出される再分配された塩素 化オルガノヒドロシランを含む生成物を生成するための、塩素化オルガノヒドロ シランと有機置換されそして随意に塩素化されたシランとの間の再分配反応を包 含するオルガノシランの改良取得法に関する。 限定するものではないが、本発明は、再分配されたジアルキルヒドロクロルシ ランを含む生成物を生成するためにアルキルヒドロジクロルシランとトリアルキ ルクロルシランとの間の再分配反応に特に向けられているものである。この再分 配されたジアルキルヒドロクロルシランは、極めて多くの種々の用途、例えば、 有機珪素単量体又は更に縮合されたベース化合物の製造において高く評価されて いる合成反応剤である。 ジアルキルヒドロクロルシランは、アルキルクロリドを珪素と銅触媒の存在下 に反応させてアルキルクロルシランを生成することよりなる慣用の周知操作に従 ったアルキルクロルシラン合成の副生物のうちの1つである。この合成では、ジ アルキルジクロルシランが主生成物である。上記の目的とするジアルキルヒドロ クロルシラン副生物の他に、トリアルキルクロルシラン、アルキルトリクロルシ ラン及びアルキルヒドロジクロルシランタイプの化合物も得られる。 シリコーンそして特にジメチルヒドロクロルシランのようなジアルキルヒドロ クロルシランの化学におけるこれらの化合物に対する産業上の興味のために、こ れらの副生物を得る方法に対する多くの提案が現在日の目を見るようになってい る。この点で有効性が立証された数個の提案のうちの1つは、例えば、アルキル ヒドロジクロルシランとトリアルキルクロルシランとの間又はアルキルヒドロジ クロルシランとテトラアルキルシランとの間で再分配反応を実施することよりな るものである。この再分配反応は、反応媒体から蒸留によって抽出される上記の 目標とするジアルキルヒドロクロルシランをもたらす。 これに関連して、ルイス酸のような種々の触媒の存在下に珪素−アルキル、珪 素−塩素及び/又は珪素−水素結合を切断して再分配するオルガノシランの多数 の再分配反応が知られている。フランス特許FR−A−2119477は、再分 配/蒸留によってジアルキルヒドロクロルシランを製造するためのこの技術を明 確に例示している。この特許の教示に従えば、AlCl3よりなる触媒の存在下 にメチルヒドロジクロルシラン及びトリメチルクロルシランが0.5程度のモル 比で反応される。反応混合物は、3〜5×105Pa程度の自然圧下に反応器に 入れられ、そして85〜170℃程度の温度において数時間保持される。本件出 願人等はこの従来技術の方法を反復し、そして再分配されたジメチルヒドロクロ ルシランを反応混合物から分離するためにプロセスの終了時に実施される蒸留の 収率は異常な程低く、約71%でピークになることを認めた。このような結果は 、産業上の採算性に関しては不満足であると考えなければならない。 この知識の状態に照らして、本発明の必須目的のうちの1つは、反応混合物か ら蒸留によって抽出される再分配された塩素化されたオルガノヒドロシランを含 む生成物をもたらすための、塩素化オルガノヒドロシランと有機置換されそして 随意に塩素化されたシランとの間の再分配反応を包含するオルガノシランの改良 取得法の開発にある。この方法は、最終目的の生成物である再分配された塩素化 オルガノヒドロシランの蒸留収率が公知の再分配/蒸留法のものよりも著しく優 れていることによって特徴づけられるべきである。 本発明の他の必須目的は、実施するのが特に簡単でしかも経済的である先に特 定したタイプの方法を提供することである。 これらの目的及び他の目的をすべて達成することができるようにするために、 本件発明者等は、蒸留間に触媒によって誘発される副反応現象を実証する貢献を なした。これは、例えばAlCl3のような通常の再分配触媒が再分配によって 生成される塩素化オルガノヒドロシランの不均化反応を触媒することを実証する ことができたためである。かかる不均化は、一方において随意に塩素化されたオ ルガノヒドロシランタイプの、そして他方において塩素化オルガノシランタイプ の副生物への該再分配生成物の転換をもたらす。それは、例えばこの不均化副反 応によってMe2HSiClがMe2SiH2及びMe2SiCl2に変換される方 法である(略語Meは一価CH3基を表わす)。 このような現象は、例えばMe2HSiClのような再分配された塩素化オル ガノシランの収率に全く有害になるだけであることが明らかである。 本件発明者等の貢献は、公知の再分配/蒸留反応に存在する技術上の問題につ いてのこの発見に限定されなかった。これは、全く驚いたことに且つ予想外にも 、再分配反応が一旦この方法の最初の段階でその役割を果たしたときに該触媒を 抑制することによって不均化反応を減少させ、実際には排除する手段を見い出し たためである。 従って、本発明は、 ・式(1)(R)a(H)bSiCl4-a-bの塩素化オルガノヒドロシランと、式 (2)(R’)cSiCl4-cの有機置換されそして随意に塩素化されたシラン( 式中、a=1又は2、b=1又は2、a+b≦3、c=1、2、3又は4、記号 R及びR’は同種又は異種であって、それぞれ、線状若しくは分岐状C1〜C6ア ルキル基又はC6〜C12アリール基を表わす)との間の再分配反応であって、式 (3)M(X)d(式中、Mは、Ti、Fe、Cu、Ag、Zn、Cd、Hg、 Al、Ga、In、B、Sn、Pb、Sb及びBiから選択される金属を表わし 、Xはハロゲン原子を表わし、そしてdは金属Mの原子価を表わす)のルイス酸 よりなる有効量の触媒の存在下に行われる再分配反応、及び ・再分配によって生成された塩素化オルガノヒドロシランの蒸留による分離、 を含むオルガノシランの取得法において、 再分配後に、再分配触媒を抑制する少なくとも1種の化合物が導入され、この 化合物は、次の規定に該当し、即ち、 −それは、 (i)式:(R1eSi(OR24-e (4) [式中、 ・記号R1は同種又は異種であって、それぞれ、水素原子、1つ又はそれ以上 のハロゲンによって随意に置換される線状又は分岐状C1〜C8アルキル基、例え ば、メチル(Me)、エチル、プロピル、ブチル、オクチル又は3,3,3−ト リフルオルプロピル、C5〜C8シクロアルキル基、例えば、シクロヘキシル又は シクロヘプチル、C6〜C12アリール基、又はC6〜C12アリール部分及びC1〜 C4アルキル部分を有するアラルキル基であって、芳香族部分が1つ又はそれ以 上のハロゲン、C1〜C3アルキル及び/又はC1〜C3アルコキシによって随意に 置換されたもの、例えば、フェニル、キシリル、トリル、ベンジル、フェニルエ チル、クロルフェニル又は時クロルフェニルを表わし、 ・記号R2は同種又は異種であって、それぞれ、線状若しくは分岐状C1〜C4 アルキル基又はC6〜C12アリール基を表わし、 ・eは、0、1、2又は3である]のシラン、 (2i)25℃においてせいぜい5000mPa・sの粘度を有し、そして次 の特徴を示すシリコーン樹脂: [・それは、その構造中に、式(R33SiO0.5(M)、(R32SiO(D )、R3SiO1.5(T)及びSiO2(Q)のものから選択される単位を有し、 しかもこれらの単位のうちの少なくとも1つはT単位又はQ単位であり、そして 前記式において記号R3は同種又は異種であって、主として、記号R1に関して先 に与えた規定を有し、 ・100個の珪素原子当たりのT及び/又はQ単位の数によって表わしたT及 び/又はQ単位の割合が10%よりも大きく、 ・また、それは、分子当たり、M、D及び/又はT単位の珪素原子によって担 持された−OR4末端基 (ここで、 状C1〜C4アルキル基又はC6〜C12アリール基を表わし、 によって表わして0.2〜3である)も有する]、 から選択され、 −それは、比率:が1.1以下になるような割合で使用される、 ことを特徴とするオルガノシランの改良取得法に関するものである。 本発明に従えば、再分配触媒がその機能を果たした後に該触媒の抑制が利用さ れる。この触媒活性の中和は、蒸留間に通常行われる不均化副反応をできるだけ 減少させ、実際に排除することを可能にする。かくして、蒸留の終わりに、目的 とする再分配された塩素化オルガノヒドロシランが従来よりも良好な収率で生成 される。 本発明の好ましい具体例を構成する抑制剤化合物が、上記の比率rを特に0. 4〜1.1の範囲内にするような割合で使用されると、他の極めて有益な効果を 認めることができる。 この他の極めて有益な効果は、蒸留残留物(均質な外観を有する)中における 固体物質の出現及び沈着の排除よりなる。抑制剤化合物の不在の場合には、又は 抑制剤化合物の不十分な割合(1.1よりも大きいr値に相当する)の使用の場 合には、又は抑制剤化合物の過度に高い割合(0.4よりも小さいr値に相当す る)の使用の場合には、固体物質の出現及び沈着のために二相外観を有する蒸留 残留物が得られる。本件発明者等は、これらの固体物質は、抑制剤化合物の不十 分な割合の使用の場合には触媒粒子であり、そして抑制剤化合物の過度に高い割 合の使用の場合には触媒及び抑制剤シリコーン化合物から形成された錯体の非晶 質結晶であろうと考えている。 都合よく適合する抑制剤シリコーン化合物の例は、 −シラン(i)として:式(4)のアルコキシシラン [式中、 ・記号R1は同種であって、それぞれ、線状若しくは分岐状C1〜C4アルキル基 又はフェニル基を表わし、 ・記号R2は同種であって、それぞれ、線状若しくは分岐状C1〜C3アルキル基 を表わし、 ・e=1又は2]、 −樹脂(2i)として:25℃においてせいぜい1000mPa・sの粘度を有 するMQ、MDQ、TD及びMDTタイプの樹脂 [その構造中、 ・M、D及びT単位の記号R3は同種又は異種であって、それぞれ、線状若しく は分岐状C1〜C4アルキル基を表わし、 ・T及び/又はQ単位の割合は30%よりも大きく、 ・記号R4が水素原子又は線状C1〜C2アルキル基を表わす場合に−OR4末端基 が存在し(アルコキシ基はそれらのいくつかが存在するときには、互いに同種で ある)、そして該末端基の割合は0.3〜2である]、 である。 特に良く適合する抑制剤シリコーン化合物は、 −次の式: MeSi(OMe)3、C65Si(OMe)3、(C652Si(OMe)2 、MeSi(OC253、C65Si(OC253、(C652Si(O C252 に相当するアルコキシシラン(i) −TDタイプの樹脂(2i) [その構造中、 ・D単位の記号R3はメチル基であり、これに対してT単位の記号R3はn−プロ ピル基であり、 ・100個の珪素原子当たりのT単位の数によって表わしたT単位の割合は40 〜65%の範囲内にあり、そして100個の珪素原子当たりのD単位の数によっ て表わしたD単位の割合は60〜35%の範囲内にあり、 ・記号R4がエチル基を表わす場合の−OR4末端基はD及びT単位の珪素原子に よって担持され、そして0.3〜0.5の範囲内の割合で存在する]、 である。 本発明の方法において触媒として使用されるルイス酸は、好ましくは、塩化物 及び臭化物である。 極めて好適な触媒の例は、TiCl4、FeCl3、CuCl、AgCl、Zn Cl2、AlCl3、SnCl2、BiCl3及びこれらの種々の混合物である。特 に良く適合する触媒はAlCl3である。 触媒は、開始時に仕込まれる式(1)及び(2)のシランの総重量を基にして 一般には0.1〜10%そして好ましくは0.5〜5%の範囲内の重量割合で使 用される。特に好ましい重量割合は、同じ基準を基にして1〜4%の範囲内のも のである。 本発明に従った方法の他の重要なパラメーターは、抑制剤シリコーン化合物を 導入する時に関する。いずれにしても、再分配反応が完了したときにかかる化合 物を導入するのが好ましい。 更に、再分配反応は一般には50℃〜200℃の温度(有益には、自然圧下に )で実施されること、及び反応混合物は続いて蒸留の前に冷却されることが知ら れているが、 ・冷却前に再分配温度において、又は ・反応混合物をこの冷却温度に戻した後に、又は ・かかる冷却の前後、 のいずれかで抑制剤化合物の導入を行うことが可能である。 これに関連して、本発明に従った方法の2つの好ましい具体例を以下に記載す る。 第一の具体例に従えば、 ・再分配反応が、50〜200℃そして好ましくは80〜150℃の温度で有益 下には自然圧下に実施され、 ・反応混合物が、続いて、40℃以下、好ましくは30℃以下、そしてより好ま しくは10〜30℃の温度に冷却され、 ・次いで、抑制剤シリコーン化合物が導入され、 ・そして、最後に、再分配によって生成された目標とする塩素化オルガノヒドロ シランが蒸留によって分離される。 第二の具体例に従えば、 ・再分配反応が、50〜200℃そして好ましくは80〜150℃の温度で有益 下には自然圧下に実施され、 ・抑制剤シリコーン化合物が導入され、これによって再分配が防止され、 ・反応混合物が、続いて、40℃以下、好ましくは30℃以下、そしてより好ま しくは10〜30℃の温度に冷却され、 ・そして、最後に、再分配によって生成された目標とする塩素化オルガノヒドロ シランが蒸留によって分離される。 本発明の方法のパラメーター(期間、温度、圧力)に関して言えば、本発明の 意図を明らかにするために、再分配温度を例えば90〜120℃程度にし、これ に対して理想圧を3〜105Pa前後にするのが極めて有益であるが特定されよ う。再分配反応の期間は、反応の化学量論並びに温度に左右される。一例として 、それは1〜3時間程度であることを示すことが可能である。 抑制剤を導入する前に、反応混合物は、必要ならば、例えばガス抜きによって 大気圧に戻される。 抑制剤シリコーン化合物の導入速度は厳密なものではなく、それは、導入しよ うとする量に依存して、例えば1分〜数分の範囲にわたる短期間にわたって、又 は例えば約10分〜数十分の範囲にわたる長い期間にわたって実施することがで きる。抑制剤化合物の添加は、一般には、僅かな温度上昇をもたらす。 かくして、次の段階は、好ましくは大気圧における蒸留である。これは、抑制 剤シリコーン化合物の使用量に依存して、所望の再分配された塩素化オルガノヒ ドロシランを含む蒸留物、及び二相又は均質蒸留残留物をもたらす。 反応させられる2種類のシラン、即ち、式(1)の塩素化オルガノシラン及び 式(2)の有機置換されそして随意に塩素化されたシランに関して言えば、記号 R及びR’は、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、ヘ キシル、フェニル、ナフチル及びジフェニルの各基から選択されることができる ことが理解されよう。 好ましくは、記号R及びR’は同種又は異種であって、それぞれ、線状若しく は分岐状C1〜C6アルキル基又はフェニル基を表わす。 いずれにしても、特に好ましい記号R及びR’は同種又は異種であって、それ ぞれ、メチル又はフェニル基を表わす。 また、本発明に従った方法は、式RHSiCl2の塩素化オルガノヒドロシラ ン(1)と式R’3SiClの有機置換されそして塩素化されたシラン(2)( この場合では、a=1、b=1及びc=3、そして記号R及びR’は、本発明の 記載において式(1)及び(2)に関して先に記載した一般的意味を有する)と の間の再分配反応の実施に良く適合する。 本発明に従った方法は、式RHSiCl2の塩素化オルガノヒドロシラン(1 )と式R’3SiClの有機置換されそして塩素化されたシラン(2)(この場 合では、a=1、b=1及びc=3、そして記号R及びR’は同種又は異種であ って、それぞれ、線状若しくは分岐状C1〜C6アルキル基又はフェニル基を表わ す)との間の再分配反応の実施に特に良く適合する。 本発明に従った方法は、式RHSiCl2の塩素化オルガノヒドロシラン(1 )と式R’3SiClの有機置換されそして塩素化されたシラン(2)(式中、 記号R及びR’は同種又は異種であって、それぞれ、メチル基又はフェニル基を 表わす)との間の再分配反応の実施に特に良く適合する。 一般的には、本発明に従った方法を実施するに際しては、式(1)の塩素化オ ルガノヒドロシランタイプの反応体は、式(1)の塩素化オルガノヒドロシラン +式(2)の有機置換されそして塩素化されたシランの混合物を基にして少なく とも10モル%の割合で再分配反応媒体中に存在させることができる。 好ましくは、モル比 は0.1〜2の間である。より好ましくは、このモル比は0.2〜1.2の間、 極めて有益には0.3〜1である。 本発明に従った方法が特に良く適合し、そして例えばMeHSiCl2及びM e3SiClを出発シラン(1)及び(2)として包含する再分配反応に関して は、再分配によって生成されそしてMe2HSiCl及びMe2SiCl2化合物 よりなる塩素化オルガノヒドロシランが最終的に回収される。このシランMe2 SiCl2は本質的には再分配反応の生成物であるが、しかしそれは、上記の不 均化副反応が行われるときにはその反応から生じることもでき、この場合では、 再分配されたシランMe2HSiClの一部分はMe2SiH2及びMe2SiCl2 に転換される。 本発明に従った方法は、合成操作の手順(再分配/蒸留)を簡素化しながら、 再分配された塩素化オルガノヒドロシラン(例えば、Me2HSiCl)の収率 を有意に向上させることを可能にする。 本法の実施に使用される装置は、当業者の範囲内に完全に入る通常の化学工学 装置である。 次の実施例は、得られる収率の向上を比較試験によって強調することによって 本発明に従った方法の別の形態及び利益(加工性)のすべてをより良く理解する のを可能にするであろう。実施例 (A)使用する抑制剤シリコーン化合物 ・SIL 1:式:(C652Si(OC252のアルコキシシラン ・SIL 2:式:MeSi(OC253のアルコキシシラン (B)手順 (I)触媒を抑制しない試験 比較例 窒素で前もってパージした750mlのステンレス鋼製反応器に、0.505 のMeH/Me3モル比を得るために320gのMe3SiCl及び171gのM eHSiCl2を撹拌下に仕込む。この混合物に触媒即ち15gの無水塩化アル ミニウムを加える。反応器を閉じ、そして圧力を窒素で10×105Paにそし て大気圧値に調整する。キャビテーションターボミキサーによって撹拌を提供す る。撹拌速度を1500回転/分に設定する。加熱を100℃まで実施すると、 圧力はほぼ4〜5×105Paに定まる。温度を100℃で2時間維持する。反 応器を20℃に冷却し、そしてガス抜きによって1.5〜2×105Paの残留 圧を除く。大気圧での蒸留によって、68.6gのMe2HSiCl及び3重量 %の塩化アルミニウムを含む473gの反応混合物を分離する。ジメチルヒドロ クロルシランを含む留出物、及びAlC13が懸濁した不均質蒸留残留物が得ら れる。 留出物及び残留物を気相クロマトグラフィーによって分析する。留出物中のM e2HSiCl:48.4g。 (II)触媒を抑制する試験 例1 窒素で前もってパージした750mlのステンレス鋼製反応器に、0.505 のMeH/Me3モル比を得るために320gのMe3SiCl及び171gのM eHSiCl2を撹拌下に仕込む。 この混合物に触媒即ち15gの無水塩化アルミニウムを加える。反応器を閉じ 、そして圧力を窒素で10×105Paに次いで大気圧に調整する。キャビテー ションターボミキサーによって撹拌を提供する。撹拌速度を1500回転/分に 設定する。加熱を100℃まで実施すると、圧力はほぼ4〜5×105Paに定 まる。温度を100℃で2時間維持する。しかる後、反応器に30gの抑制剤化 合物SIL 1を約2分間にわたって導入する。続いて、反応器を20℃に冷却 する。ガス抜きによって1.5〜2×105Paの残留圧を除く。大気圧での蒸 留によって、68.6gのMe2HSiCl及び不活性触媒を含む500gの反 応混合物を分離する。ジメチルヒドロクロルシランを含む留出物、及び均質な二 相蒸留残留物が得られる。 留出物及び残留物を気相クロマトグラフィーによって分析する。留出物中のM e2HSiCl:68g。 例2 窒素で前もってパージした750mlのステンレス鋼製反応器に、0.505 のMeH/Me3モル比を得るために320gのMe3SiCl及び171gのM eHSiCl2を撹拌下に仕込む。 この混合物に触媒即ち15gの無水塩化アルミニウムを加える。反応器を閉じ 、そして圧力を窒素で10×105Paに次いで大気圧に調整する。キャビテー ションターボミキサーによって撹拌を提供する。撹拌速度を1500回転/分に 設定する。加熱を100℃まで実施すると、圧力はほぼ4〜5×105Paに定 まる。温度を100℃で2時間維持する。反応器に15gの抑制剤化合物SIL 1を約2分間にわたって導入する。続いて、反応器を20℃に冷却する。ガス 抜きによって1.5〜2×105Paの残留圧を除く。大気圧での蒸留によって 、68.6gのMe2HSiCl及び不活性触媒を含む485gの反応混合物を 分離する。ジメチルヒドロクロルシランを含む留出物、及び均質な蒸留残留物が 得られる。 留出物及び残留物を気相クロマトグラフィーによって分析する。留出物中のM e2HSiCl:65.2g。 例3 窒素で前もってパージした750mlのステンレス鋼製反応器に、0.505 のMeH/Me3モル比を得るために320gのMe3SiCl及び171gのM eHSiCl2を撹拌下に仕込む。 この混合物に触媒即ち15gの無水塩化アルミニウムを加える。反応器を閉じ 、そして圧力を窒素で10×105Paに次いで大気圧に調整する。キャビテー ションターボミキサーによって撹拌を提供する。撹拌速度を1500回転/分に 設定する。加熱を100℃まで実施すると、圧力はほぼ4〜5×105Paに定 まる。温度を100℃で2時間維持する。反応器に15gの抑制剤化合物SIL 2を約2分間にわたって導入する。続いて、反応器を20℃に冷却する。ガス 抜きによって1.5〜2×105Paの残留圧を除く。大気圧での蒸留によって 、68.5gのMe2HSiCl及び不活性触媒を含む477gの反応混合物を 分離する。ジメチルヒドロクロルシランを含む留出物、及び均質な蒸留残留物が 得られる。 留出物及び残留物を気相クロマトグラフィーによって分析する。留出物中のM e2HSiCl:56g。 例4 窒素で前もってパージした750mlのステンレス鋼製反応器に、0.505 のMeH/Me3モル比を得るために320gのMe3SiCl及び171gのM eHSiCl2を撹拌下に仕込む。 この混合物に触媒即ち15gの無水塩化アルミニウムを加える。反応器を閉じ 、そして圧力を窒素で10×105Paに次いで大気圧に調整する。キャビテー ションターボミキサーによって撹拌を提供する。撹拌速度を1500回転/分に 設定する。加熱を100℃まで実施すると、圧力はほぼ4〜5×105Paに定 まる。温度を100℃で2時間維持する。反応器に15gの抑制剤化合物SIL 2を約2分間にわたって導入する。続いて、反応器を20℃に冷却する。ガス抜 きによって1.5〜2×105Paの残留圧を除く。大気圧での蒸留によって、 68.3gのMe2HSiCl及び不活性触媒を含む486gの反応混合物を分 離する。ジメチルヒドロクロルシランを含む留出物、及び均質な蒸留残留物が得 られる。 留出物及び残留物を気相クロマトグラフィーによって分析する。留出物中のM e2HSiCl:68g。 得られた結果を次の表Iに要約する。RYは蒸留収率を表わす。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AU ,BA,BB,BG,BR,CA,CN,CU,CZ, EE,GE,HU,IL,IS,JP,KP,KR,L C,LK,LR,LT,LV,MG,MK,MN,MX ,NO,NZ,PL,RO,RU,SG,SI,SK, TR,TT,UA,US,UZ,VN,YU

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. ・式(1)(R)a(H)bSiCl4-a-bの塩素化オルガノヒドロシラ ンと、式(2)(R’)cSiCl4-cの有機置換されそして随意に塩素化された シラン(式中、a=1又は2、b=1又は2、a+b≦3、c=1、2、3又は 4、記号R及びR’は同種又は異種であって、それぞれ、線状若しくは分岐状C1 〜C6アルキル基又はC6〜C12アリール基を表わす)との間の再分配反応であ って、式(3)M(X)d(式中、Mは、Ti、Fe、Cu、Ag、Zn、Cd 、Hg、Al、Ga、In、B、Sn、Pb、Sb及びBiから選択される金属 を表わし、Xはハロゲン原子を表わし、そしてdは金属Mの原子価を表わす)の ルイス酸よりなる有効量の触媒の存在下に行われる再分配反応、及び ・再分配によって生成された塩素化オルガノヒドロシランの蒸留による分離、を 含むオルガノシランの取得法において、 再分配後に、再分配触媒を抑制する少なくとも1種の化合物が導入され、この 化合物は、次の規定に該当し、即ち、 −それは、 (i)式:(R1eSi(OR24-c (4) [式中、 ・記号R1は同種又は異種であって、それぞれ、水素原子、1つ又はそれ以上 のハロゲンによって随意に置換される線状又は分岐状C1〜C8アルキル基、C5 〜C8シクロアルキル基、C6〜C12アリール基、又はC6〜C12アリール部分及 びC1〜C4アルキル部分を有するアラルキル基であって、芳香族部分が1つ又は それ以上のハロゲン、C1〜C3アルキル及び/又はC1〜C3アルコキシによって 随意に置換されるものを表わし、 ・記号R2は同種又は異種であって、それぞれ、線状若しくは分岐状C1〜C4 アルキル基又はC6〜C12アリール基を表わし、 ・eは、0、1、2又は3である]のシラン、 (2i)25℃においてせいぜい5000mPa・sの粘度を有し、そして次 の特徴を示すシリコーン樹脂: [・それは、その構造中に、式(R33SiO0.5(M)、(R32SiO(D )、R3SiO1 .5(T)及びSiO2(Q)のものから選択される単位を有し、 しかもこれらの単位のうちの少なくとも1つはT単位又はQ単位であり、そして 前記式において記号R3は同種又は異種であって、主として、記号R1に関して先 に与えた規定を有し、 ・100個の珪素原子当たりのT及び/又はQ単位の数によって表わしたT及 び/又はQ単位の割合が10%よりも大きく、 ・また、それは、分子当たり、M、D及び/又はT単位の珪素原子によって担 持された−OR4末端基 (ここで、 状C1〜C4アルキル基又はC6〜C12アリール基を表わし、 によって表わして0.2〜3である)も有する]、 から選択され、 −それは、比率: が1.1以下になるような割合で使用される、 ことを特徴とするオルガノシランの改良取得法。 2. 抑制剤シリコーン化合物が、rを0.4〜1.1の範囲内にするような 割合で使用されることを特徴とする請求項1記載の方法。 3. 抑制剤シリコーン化合物が、 −シラン(i)として:式(4)のアルコキシシラン [式中、 ・記号R1は同種であって、それぞれ、線状若しくは分岐状C1〜C4アルキル基 又はフェニル基を表わし、 ・記号R2は同種であって、それぞれ、線状又は分岐状C1〜C3アルキル基を表 わし、 ・e=1又は2] −樹脂(2i)として:25℃においてせいぜい1000mPa・sの粘度を有 するMQ、MDQ、TD及びMDTタイプの樹脂 [この構造中、 ・M、D及びT単位の記号R3は同種又は異種であって、それぞれ、線状又は分 岐状C1〜C4アルキル基を表わし、 ・T及び/又はQ単位の割合が30%よりも大きく、 ・記号R4が水素原子又は線状C1〜C2アルキル基を表わす場合に−OR4末端基 が存在し、そして該末端基の割合が0.3〜2である] であることを特徴とする請求項1又は2記載の方法。 4. 抑制剤シリコーン化合物が、 −次の式:MeSi(OMe)3、C65Si(OMe)3、(C662Si( OMe)2、MeSi(OC253、C65Si(OC253、(C652S i(OC252に相当するアルコキシシラン(i) −TDタイプの樹脂(2i) [その構造中、 ・D単位の記号R3はメチル基であり、これに対してT単位の記号R3はn−プロ ピル基であり、 ・100個の珪素原子当たりのT単位の数によって表わしたT単位の割合が40 〜65%の範囲内にあり、そして100個の珪素原子当たりのD単位の数によっ て表わしたD単位の割合が60〜35%の範囲内にあり、 ・記号R4がエチル基を表わす場合の−OR4末端基がD及びT単位の珪素原子に よって担持され、そして0.3〜0.5の範囲内の割合で存在する]、 であることを特徴とする請求項3記載の方法。 5. 触媒として使用されるルイス酸が塩化物及び臭化物であることを特徴と する請求項1〜4のいずれか一項記載の方法。 6. 触媒が、TiCl4、FeCl3、CuCl、AgCl、ZnCl2、A lCl3、SnCl2、BiCl3及びこれらの種々の混合物よりなる群から選択 さ れることを特徴とする請求項5記載の方法。 7. 触媒が開始時に仕込まれる式(1)及び(2)のシランの総重量を基に して0.1〜10重量%の範囲内の重量比割合で使用されることを特徴とする請 求項1〜6項のいずれか一項記載の方法。 8. ・再分配反応が50℃〜200℃の温度でそして有益下には自然圧下に 実施され、 ・しかる後に、反応混合物が40℃未満の温度に冷却され、 ・次いで、抑制剤シリコーン化合物が導入され、 ・そして、最後に、再分配によって生成された目標とする塩素化オルガノヒドロ シランが蒸留によって分離される、 ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項記載の方法。 9. ・再分配反応が50℃〜200℃の温度でそして有益下には自然圧下に 実施され、 ・抑制剤シリコーン化合物を導入して再分配が防止され、 ・しかる後に、反応混合物が40℃未満の温度に冷却され、 ・次いで、抑制剤シリコーン化合物が導入され、 ・そして、最後に、再分配によって生成された目標とする塩素化オルガノヒドロ シランが蒸留によって分離される、 ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項記載の方法。 10. 反応させる2種類のシラン、即ち、式(1)の塩素化オルガノヒドロ シラン及び式(2)の有機置換されそして随意に塩素化されたシランに関して、 記号R及びR’は同種又は異種であって、それぞれ、線状若しくは分岐状C1〜 C3アルキル基又はフェニル基を表わすことを特徴とする請求項1〜9のいずれ か一項記載の方法。 11. 再分配反応が、式RHSiCl2の塩素化オルガノヒドロシラン(1 )と、式R’aSiClの有機置換されそして塩素化されたシラン(2)(この 場合に、a=1、b=1及びc=3)との間で実施されることを特徴とする請求 項1〜10のいずれか一項記載の方法。 12. モル比 が0.1〜2の間であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項記載の 方法。
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