JP2000509516A - 広範囲表示駆動装置 - Google Patents

広範囲表示駆動装置

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カーレイン、ゲールト
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バルコ・エヌ・ブイ
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N11/00Colour television systems

Abstract

(57)【要約】 本発明は、カラー画像を3つの三刺激値(X、Y、Z)の関数として示すカラー画像の信号をコード化し、それによってn>3としてカラー画像を独立したn個の表示原色(R、G、B、D1、…Dn-3)の関数として示す信号を生成する方法に関する。この方法において、表わされる各色に対して、表示原色(R、G、B、D1、…Dn-3)の駆動信号は、色度図中の直線(GR、D2 R、…)に関するその色の位置を比較することによって計算される。幾つかの駆動信号は互いに排他的であり、例えば、G、R、D2は他の信号を遮断する。本発明はまた、n>3としてn個の表示原色を具備している表示システムにも関連している。

Description

【発明の詳細な説明】 広範囲表示駆動装置 本発明は、4以上の原色を有する表示システムを、より少ない数の原色を有す る表示発生器からの信号に基づいて駆動する分野に関する。これによって、その ような表示システム上で広範囲の色を表示することができる。 従来の陰極線管技術において、通常赤(R)、緑(G)および青(B)の3つ の原色により表示システム上で色を再現することができる。そのような表示シス テムの最大の色の範囲は、その3つの陰極線管の蛍光体R、G、Bの色座標の位 置によってCIE色度図において延在している三角形で定められている。しかし ながら、この色の範囲は常に全可視色空間よりも相当に小さく、それ故、自然界 において発生する多くの色は従来の表示システム上では再現できない。これらの 色は、“範囲外”の色と呼ばれる。 従来の色表示システムによって色の表示が制限されていることは問題の一つで あり、それはとりわけ部分的なソフトプルーフ、すなわち、印刷されるものを表 示システム上で表示するだけしかできない。結果的に、目的は表示システム上で 可視の画像が印刷される画像にできる限り近く対応するようにすることである。 表示システムに対して色の範囲の広さが問題となっている別の分野は、例えば デジタル映像、デジタル写真、織物等のための印刷システムの場合にオリジナル のものをできる限り自然に再現することを目的とするようなアプリケーションで ある。 これらの問題は、例えばいわゆるHIFI(商標)カラー等の広範囲の色に対 する人気が増加した結果として、将来さらに重要となるであろう。これらは、非 常に高度に飽和した色を生成することができる着色剤を使用する。これらの色は 常に従来の表示システムの色の範囲外にあり、そのような色を有する画像は、結 果的にそのようなシステムにおいては非常に不良に表示されてしまう。 赤、緑あるいは青以外のタイプの蛍光体を従来の表示システムに対する第3の 原色として選択すると、カラースペクトルの特定の領域における色の表示が幾ら か改良されるが、別の領域での色の表示が不良になるという欠点がある。事実、 この方法の結果、表示システムの色範囲を表す色の三角形は、単にCIE色度図 において移動されるだけである。 3色以上の原色を有する従来の陰極線管によって問題が解決されることもある が、付加的な蛍光体の効率が低いため、および一層困難な偏向の問題(4つのビ ームを集めなければならない)のため、この方法は実際には実現困難である。 現在のアプリケーションソフトウェアのほとんどは、表示セクションに関する 限り、3色の原色によって動作している。ハイエンドのページレイアウトシステ ムの場合、例えばヨーロッパ特許EP-A-0 586 136号明細書に記載されているよう に、印刷に関して4色(CMYK、すなわち、シアン、マゼンタ、黄色および黒 )あるいはそれ以上の原色に関して分解することができる幾つかの解決法がある 。これらのシステムを使用すると、多次元の変換は非常に遅くなり、アルゴリズ ムを大きく加速させるように特別なハードウェアを使用しなければならない。そ のような方法は4色以上の原色を有する表示システムを駆動するには適しておら ず、それは、ユーザが直ちに結果を見るにはそれらが遅すぎるからである。 国際特許出願WO 95/10106号明細書において、ビデオ画像を独立したシステム の原色の数の関数として表す信号をデコードし、それによって同じビデオ画像を より独立した表示原色の関数として表す方法が記載されている。 前述の明細書に記載された方法における第1のステップは、改良された色範囲 が得られるような方法で様々な表示原色を選択することを含んでいる。次に、表 示装置に入る信号は、選択された表示原色のそれぞれを駆動する信号に変換され る必要がある。これは、式ではない未知数のシステムに解を与えることになり、 これによって一般的に新しい範囲内で特定の色を示すための無数の可能な解が与 えられる。入来信号に従って特有な駆動電圧のセットを生成するために、幾らか の任意の付加的な条件が課される。 その結果として、複数の原色を有する表示装置の色範囲を特定する色の多角形 は分割され、一時に3色の原色の群によって形成されたオーバーラップしている 三角形およびオーバーラップしていない三角形に分割される。 オーバーラップしていない三角形を使用すると、演算ユニットの構成が十分正 確に行われなかった場合に問題を生じる。次に、雑音によって、隣接した三角形 の間で急速なジャンピングが生じる可能性がある。 これを防ぐために、前記特許出願によれば、オーバーラップしている三角形を 使用することができる。異なる三角形間のジャンピング(すなわち、厳密に必要 とされている場合でも元のものとは異なった表示原色を駆動すること)が可能な 限り避けられることを確実にするために、ヒステレシスに依存する。 受信されたビデオ信号は、マトリックスユニットによって実行されるマトリッ クス計算によって、三角形を形成する原色のそれぞれに対する駆動信号に変換さ れ、これはシステムを構成する各三角形に対して行われる。論理ユニットは各マ トリックスユニットに結合され、それらのそれぞれの出力信号を検査し、正の駆 動信号のみを含んでいる特定のセットを選択する。次に、これらの駆動信号は表 示原色を駆動するために使用される。 上述の明細書に記載されたマトリックスの計算は非常に複雑である。 本発明は、画像を3つの三刺激値(X,Y,Z)あるいはそれに関連した別の 表示の関数として記述する信号をコード化して4以上の独立した表示原色の関数 と同じ画像を記述する信号を生成する方法に関する。3色以上の表示原色の使用 は、幅広い色範囲の表示が可能になるという利点を有している。 本発明はまた、上述のように信号をコード化する方法を適用するためのコード 化装置にも関する。 コード化装置は、表示原色のための駆動信号を計算するための計算手段を具備 し、それによって色度図における直線に関して表示される各色の位置の比較を使 用し、表示される各色は3つの三刺激値として与えられる。計算手段は駆動信号 を導出し、その数は相互に排他的である。 さらに、コード化装置は、画像をn個の表示原色の関数として表示システムに 送るためのk個のチャンネルを具備している。 グラフィック画像を生成あるいは処理するアプリケーションソフトウェアは通 常、CIELab画像あるいはコンピュータのメモリにおいてCIELab画像 に変換できる画像を記憶し、その後、これをディスプレイ発生器上に記憶された 3つのRGB表示原色に変換する。このRGB画像は表示システムの入力に与え られ、そこにおいて、この画像はその3つの原色R、G、Bに対する駆動信号に 変換される。 本発明によれば、例えはCIELab画像(あるいはCIE(X,Y,Z)ベ ースシステムに対して通常の関係、あるいは標準化された関係にある幾つかの別 のCIE認識された色空間中で記述される画像)は4以上の表示原色に変換され 、次に表示システムに送信されるように幾つかのチャンネル上でコード化される 。本発明は、3つの表示原色からn個の表示原色に移す方法と、既に存在してい るであろう種々のチャンネル上でn個の表示原色をコード化する方法とを含んで いる。 本発明はまた、既に存在しているであろう種々のチャンネル上でn個の表示原 色をコード化する手段を含む、3つの表示原色からn個の表示原色に移すコード 化装置と、3つ以上の表示原色を使用することによって異なる色をデコードし、 表示する表示システムの両方を具備している。 以後、計算は例としてCIELab信号に基づいている。異なる色空間に基づ いた信号の変換は類似した方法で実行される。 色のCIELab信号とその同じ色の三刺激値(X,Y,Z)との間の関係は 、簡単な方法で次のように与えられる。 ここにおいて(Xn,Yn,Zn)は基準の白の三刺激値を表している。 次に、CIELab信号の、対応する三刺激値(X,Y,Z)への変換がシス テム(1)によって次のように行われる。 三刺激値(X,Y,Z)に基づいて、次に各原色を駆動するために要求される 駆動値を計算する必要がある。本発明による広範囲の表示システムの場合、三刺 激値(X,Y,Z)は3以上の原色の成分に分割されなければならない。これら をR、G、B、D1、…、Dsと呼び、ここにおいてD1、…、Dsは補足の表示原 色である。 この問題を解決するのは簡単ではなく、それは過大な大きさのシステムが使用 されており、それ故無限数の解決法があるからである。換言すると、R、G、B 、D1、…、Dsの無限に多数の異なる組合せが可能であり、それは結果的に1つ の全て同じCIELab色となってしまう。 それ故、ある特定のR、G、B、D1、…、Dsの組合せが選択されるような付 加的な条件が課され、その結果CIELab色が適切に定められる。 三刺激値(X,Y,Z)をR、G、B、D1、…、Dsに変換するために、最初 に広範囲の色表示システムにおいて色の表現を表す数学的モデルが考案される。 三刺激値(X,Y,Z)と赤、緑、青および補足的な表示原色の輝度YR,YG ,YB,YD1,…,YDSとの間の関係は次のようなものであり、 ここにおいて(Xr,Yr,Zr)は赤の表示原色の表示色度であり、(Xg,Yg ,Zg)は緑の表示原色の表示色度であり、(Xb,Yb,Zb)は青の表示原色の 表示色度であり、(Xd1,Yd1,Zd1),…,(Xds,Yds,Zds)は補足的な 表示原色の表示色度である。 幾つかの表示原色が2つのセットにおいて互いに排他的であるという付加的な 要求が課され、すなわち、それらは同時に駆動されないということである。2つ の表示原色は、CIE色度図においてこれら2つの表示原色を結び付けているラ インセグメントが2つの互いに排他的でない表示原色を結び付けているラインセ グメントと交差する場合に互いに排他的である。 本発明による方法は、表されるそれぞれの色に対して、表示原色の駆動信号を 色度図中の直線に関して表される色の位置の比較を介して計算し、また、前記駆 動信号の数は互いに排他的であることを特徴とする。 従って、各画素(Li,ai,bi)に対して、表示原色の駆動信号が得られる 。互いに排他的である信号を使用して動作することの利点は、信号を表示原色に 送信する3つのチャンネルを具備している現在のシステムを維持でき、3以上の 表示原色を有している本発明によるシステムの場合でも維持できることである。 信号送信用のチャンネルの数は、表示原色の数を超過しないことが好ましい。 信号送信用のチャンネルの数が表示原色の数よりも小さい場合、異なる信号が 多重化されなければならない。これは様々な方法で行うことができる。 アナログ信号が使用された場合、互いに排他的である信号を1つの信号に結合 する処理は、少なくとも1つのチャンネル上で振幅ドメインにおいて多重化する ことによって実行される。これはできる限り均一に行われることが好ましい。最 も適切な場合、チャンネル毎にコード化された表示原色の最小数は[n/k]( =整数による除算)によって与えられ、ここにおいてnは表示原色の数であり、 kは信号を表示システムに送信するために使用可能なチャンネルの数である。次 に、最小数よりも数が1つ以上多い信号を搬送するチャンネルの数が(n mo d k)(=kでの除算の剰余)によって与えられる。 それ故、本発明によるコード化装置はさらに、異なる表示原色を駆動するため に互いに排他的である信号を振幅ドメインにおいて結合する少なくとも1つのマ ルチプレクサを具備している。 互いに排他的であるアナログ信号を1つの信号に結合する処理は、駆動しきい 値、特に各チャンネル上で結合される信号よりも少ない数の駆動しきい値をその チャンネル上に導入することによって実行できる。従って、結果として生じた全 ての信号は異なる成分に分割される。これは、コード化装置内に設けられた分割 手段によって行われる。次に、同じチャンネル上で結合された種々の互いに排他 的である信号が、割当手段によって結果として生じた信号の成分にそれぞれ割当 てられる。 2つの表示原色に対する駆動信号が1つのチャンネル上で結合される場合、駆 動しきい値は基準の白の50%に優先的に設定される。従って、全信号が例えば 700mVである場合(通常、基準の白を100%とする)、駆動しきい値は3 50mVに設定される。 別の好ましい実施形態によれば、2つの表示原色に対する信号が1つのチャン ネル上でコード化される場合、駆動しきい値は基準の白の75%に設定される。 従って、全信号が例えば700mVである場合、駆動しきい値は525mVに設 定される。 送信される色に関してチャンネルが不均一に分布されるのは、所定の色に関し ては要求される分解能が少ないことが実験によって示されているからであり、そ れはMac Adamの楕円がその方向に拡張するためである。従って、分解能は、駆動 しきい値の位置を実験することによって各色に対して最大にすることができる。 本発明のさらに別の好ましい実施形態によれば、同じチャンネル上で結合され た信号は、交互に反転あるいは非反転の形態で結合される。この結果として、2 つの駆動信号の最大あるいは最小のどちらかがある駆動しきい値に収斂し、最小 が一致する点では急峻な色の変化が避けられる。それ故、コード化装置は反転手 段を具備している。 デジタル信号の場合にも、互いに排他的である信号を1つの信号に結合する処 理は、デジタルコード化によって振幅ドメインにおいて多重化することによって 実行できる。その場合にはコード化装置のマルチプレクサはデジタルマルチプレ クサである。広範囲な色の表示を物理的に構成するためには、表示発生器にデジ タル的に結合されることが現実的である。この目的のための基準は今日既に作ら れており、それは例えば国家的なLVDS等である。この場合にも、使用可能な 信号の帯域幅が制限されているとすると、複数の表示原色に対する駆動信号を多 重化することは依然として有効である。選択的に、互いに排他的である信号の1 つを識別するために、付加的なビットをデジタル的に確保することができる。コ ード化装置は、コードを識別することによって互いに排他的である信号を識別す る識別手段を具備しており、それを多重化されて駆動信号を生成する。 駆動信号を結合するさらに別のオプションは、時間ドメインにおいて様々な原 色を多重化するものである。次に、各画像は、2倍あるいはそれ以上に高い画像 反復率で生成された2以上のラスタで構成されてもよい。好ましい実施形態によ れば、3個のチャンネルと6個程度の表示原色が使用される。各画像は、2倍の 画像繰り返し率で生成された2つのラスタで構成されている。第1のラスタは、 3つの互いに排他的でない表示原色に対する駆動信号を発生し、第2のラスタは 3つの別の表示原色の駆動信号を発生する。この実施形態は、左側の画像と右側 の画像を交互に送信する現在のステレオカードと両立し、駆動装置レベルでソフ トウェアの変化を被る。r個のラスターおよびk個のチャンネルを使用して、最 大でk・r個程度の表示原色を駆動することができる。 異なる表示原色を駆動するように時間ドメインにおいて互いに排他的である信 号を結合できるようにするために、コード化装置は1以上のマルチプレクサを具 備している。 この1個あるいは複数のマルチプレクサは、画像反復率よりも高い周波数を有 する制御信号によって駆動されてもよい。 その代りに、マルチプレクサは、連続的な垂直同期によって駆動されてもよい 。 時間ドメインにおいて多重化する利点は、分解能の損失がなく、測色に関して 重要でない送信が避けられることである。 好ましい実施形態によれば、本発明の方法は次のステップで行われる。 a)n個(n>3)の表示原色から3個の表示原色を選択し、これらは主原色 と呼ばれ、残りの(n−3)個の表示原色は補助原色と呼ばれる。主要および補 助原色の選択は、補助原色の位置が主原色との間でできる限り均一に分布される ような方法で行われることが好ましい(しかし絶対ではない)。 b)2つの主原色を同時に通過する直線が主直線として定められ、主直線は、 前記補助原色および2つの別の主直線の交差部分がそれぞれ補助原色に関連した 主直線の異なる側に位置している場合に補助原色と関連する。 c)3つの三刺激値(X,Y,Z)の関数として表された表示される点の座標 は、CIE色図中で座標(xi,yi)に変換される。 d)色図中で表示される点(xi,yi)の位置は、前記補助原色に関連した主 直線に関してまだ考慮されていない補助原色の位置と比較される。これは、表示 される点(xi,yi)の座標と補助原色の座標を、考慮されている主直線の式に 代入することによって行われる。 e)2つの比較された点が考慮されている主直線の異なる側に位置している場 合(すなわち、ステップdに従って2つの点の座標を直線の式に代入した結果、 異なる符号が表された場合)、および、比較が行われた補助原色が(n−3)番 目ではない場合、この手順はステップd)に戻る。 f)2つの比較された点が考慮されている主直線の異なる側に位置している場 合(すなわち、ステップdに従って2つの点の座標を式に代入した結果、異なる 符号が得られた場合)、および、比較が行われた補助原色が(n−3)番目であ る場合、表示される点(xi,yi)は3つの主原色によって表示され、その後手 順はステップj)に進む。 g)表示される点(xi,yi)が主直線上に位置している場合(すなわち、表 示される点(xi,yi)の座標をステップd)の直線の等式に代入した結果、ゼ ロになった場合)、表示される点(xi,yi)は3つの主原色によって表され、 その後、手順はステップj)に進む。 h)考慮されている補助原色および表示される点(xi,yi)の両方が考慮さ れている主直線の同じ側に位置している場合(すなわち、2つの点の座標をステ ップd)による直線の式に代入した結果、同一の符号が得られた場合)、および ただ1つの補助原色が主直線に関連付けられたとき、表示される点(xi,yi) は補助原色と、考慮されている主直線を定める2つの主原色とによって表示され 、その後、手順はステップj)に進む。 i)考慮されている補助原色および表示される点(xi,yi)の両方が考慮さ れている主直線の同じ側に位置している場合(すなわち、2つの点の座標をステ ップd)による直線の等式に代入した結果、同一の符号が与えられた場合)、お よび複数の補助原色が考慮されている主直線に関連付けられたとき、主直線を 定める2つの主原色と、前記主直線に関連付けられた種々の補助原色はサブシス テムとして見なされる。高レベルのシステムにおいて主原色であった2つの原色 は、サブシステムにおいて依然として主原色であり、種々の補助原色から新しく 第3の主原色が選択される。このサブシステムの一部を形成する原色の数である 新しいnが導入され、その結果、ステップb)は再びこのサブシステムの原色に 適用される。 j)(n−k)>0の場合、nは表示原色の数であり、kはチャンネルの数で あり、必要であれば、互いに排他的である信号は振幅ドメインあるいは時間ドメ インにおいて多重化される。 それ故、コード化装置の計算手段は変換手段、選択手段および駆動計算手段を 具備している。 変換手段は、3つの三刺激値(X,Y,Z)の関数における各色の点の座標を 色度図中の座標(xi,yi)に変換する。 選択手段は、色度図中の各点(xi,yi)に対して、色の点を表す表示原色を 選択する。前記選択は、前記色度図中の直線に関して色度図中の色の点の位置を 比較することによって実行される。前記比較は、表示原色の駆動信号をオンザフ ライで計算するため、あるいは各色の点に対して前記色を表示するために駆動さ れる必要がある表示原色を含んでいるLUTを満たすために使用される。 駆動計算手段は、各表示原色に対する駆動信号を計算する。前記駆動計算手段 は、色度図中の色の点の座標(xi,yi)と選択手段の出力との両者を入力とし て受取る。 方法のステップaは、色の多角形の縁部上へ“範囲外”の色をマッピングした 後に行われ、CIE色度図において凸型の多角形が表示原色の位置によって形成 される。これは文献から知られた技術を使用して行うことができる。 それ故、コード化手段はマッピング手段を具備している。 種々の信号が多重化された後、それらはk個の異なるチャンネルを介して表示 システムに送信され、そこにおいてそれらは別個の表示原色のそれぞれを駆動す るように分割される。前記分割は、振幅ドメインにおいて多重化が行われた場合 には簡単なしきい回路によって、あるいは時間ドメインにおいて多重化が行われ た場合、時間デマルチプレクスによって達成することができる。 本発明はまた、4以上の原色を有する表示システムに関し、それは1つのチャ ンネル上で結合された信号の受信に適している。そのような表示システムは、と りわけ入力回路、1以上の分割回路およびスクリーンを設けられている。 入力回路は、n個の表示原色を駆動するために結合された信号の形態でコード 化された入力信号を受信するのに適している。 分割回路の役割は、それらの結合された入力信号をそれらの成分に分割し、そ れによってn個の異なる表示原色を駆動するためのn個の駆動信号を形成する。 本発明による表示システム中に存在している分割回路の数は、表示原色に対して 異なる駆動信号が結合されるチャンネルの数によって定められる。 分割回路は(駆動信号がアナログであるかデジタルであるかに依存して)アナ ログあるいはデジタルしきい回路であり、それは結合された信号を駆動しきい値 にクリップすることによってそれらの素子に分割する。 スクリーン上では、画像はn個の原色の助けによって表される。 本発明はまた、4以上の原色を有する表示システムに関し、それは時間多重化 された信号を受信するのに適している。そのような表示システムは、とりわけ入 力回路、デマルチプレクスシステムおよびスクリーンを設けられている。 入力回路は、n個の表示原色を駆動するための時間多重化された入力信号を受 信するのに適している。 デマルチプレクスシステムは、これらの時間多重化された信号をn個の異なる 表示原色をそれぞれ駆動するための信号に変換する。 スクリーン上では、画像はn個の原色に助けられて表示される。 本発明による両表示システムは、3個の主チャンネルを具備している従来の表 示発生器(例えばグラフィックカード等)から駆動できる広範囲の色表示を生成 する。 本発明によるそのような広範囲の色表示システムにおいて、振幅ドメインにお いて多重化された信号の受信に適したものと、時間ドメインにおいて多重化され た信号の受信に適したものの両方を、前記表示システム上の広範囲色スイッチを 介して標準色表示に容易に切り換えることができ、それは任意選択的に駆動しき い値を自動的にオフに切り換える。駆動しきい値がオフに切り換えられたとき、 画素はシステムの3つの主原色に助けられて表されることができるだけである。 従って、現在の表示システムに対して非常に簡単な互換性を達成することができ る。 本発明は図面を参照してより詳細に説明される。 図1は、従来技術に見られるように、3色の原色を有する表示システムの最大 の色範囲を示すCIE図を表している。 図2は、本発明による4色の原色を有する表示システムの色範囲を示すCIE 図を表している。 図3は、チャンネル上で信号がどのようにコード化されるかを示しており、図 3のaは信号がどのようにチャンネル上に位置されるかを示し、図3のbは駆動 しきい値が導入された結果として同じチャンネル上で結合される2つの信号を示 し、図3のcは駆動しきい値が導入された結果として同じチャンネル上で結合さ れる2つの信号を、それらの1つが反転された状態で示している。 図4は、5色の表示原色が使用された場合に本発明において使用される方法の 好ましい実施形態を示している。 図5は、6色の表示原色が使用された場合に本発明において使用される方法の 好ましい実施形態を示している。 図6は、8色の表示原色が使用された場合に本発明において使用される方法の 好ましい実施形態を示している。 図7は、3つの信号が1つのチャンネル上でどのようにコード化されるかを示 しており、図7のaは非反転信号がどのようにチャンネル上に位置されるかを示 し、図7のbは交互に反転および非反転された信号がどのように1つのチャンネ ル上に位置されるかを示している。 図8は、コード化装置および表示システムの両方と、3個のチャンネルおよび 4個の表示原色を有し、振幅ドメインにおいて1つのチャンネル上に結合された 駆動信号を与える一実施形態を示している。 図9は、4個のチャンネルおよび5色の表示原色を有し、時間ドメインにおい て結合された駆動信号の結合体を与えるコード化装置の一部および表示システム の一部を示している。 図10は、チャンネル上で互いに排他的である信号を結合するための2つのマ ルチプレクサを具備しているコード化装置の一部を示している。 図11は、コード化装置の計算手段をより詳細に示している。 実施例 図1はCIE色度図を示している。これは、xおよびy色座標を2次元で表し たものであり、Y軸の原点において、Yは輝度の関数である。360nm乃至8 30nmの波長を有している完全な可視スペクトルは、この図においてひづめ型 の曲線1として示されている。これはスペクトル色のスペクトル(範囲)から構 成された全ての可能な色を示す内部2を取り囲んでいる。 2つの基本的な色がひづめ型曲線1内で任意に選択された場合、これらの基本 的な色を付加的に混合することによって、選択された基本的な色を表す2つの点 をCIE図において結ぶラインセグメント上の任意の点に到達することができる 。3つの基本的な色が選択された場合、Y=0に対してCIE色度図中のこれら の3つの基本的な色の三角形内の任意の点に到達できる。別の値の輝度関数の場 合、CIE色度図中の色範囲を表示する領域はしばしば小さい。 3つの原色、赤(R)、緑(G)、青(B)を有する従来の表示システムは、 CIE色度図における3つの原色R、G、Bの表示による色の三角形RGB内に 位置した色だけを再現することができる。 同様に、4つの表示原色R、G、B、D(図2参照)を有する色表示は、凸型 の色多角形RGBD内に位置した色だけを再現することができる。 次に、幾つかの特別な場合について例示によって詳細に説明される。 n=4であり、k=3である場合(図2) この場合、3つの三刺激値(X,Y,Z)を含むシステムから開始し、4つの 表示原色(R,G,D,B)を有するシステムに移行する。コード化された信号 は3つのチャンネルを介して送信される。 [n/k]=[4/3]=1、すなわち、コード化の過程において、3つのチ ャンネルのそれぞれは少なくとも1つの表示原色の信号を搬送する。 (n mod k)=(4 mod 3)=1、すなわち、コード化の過程に おいて、3つのチャンネルの1つは2つの表示原色の信号を搬送する。 CIE色度図において、4つの表示原色R、G、B、Dの位置が見られる。こ れら4つの表示原色R、G、B、Dを有する表示システムの色範囲は、凸型の四 辺形BRGD内の全ての点によって与えられる。 表示される適切に定められた点の三刺激値(Xi,Yi,Zi)から、標準化さ れた座標を計算することができる。 次に、図2のCIE図において、点(x0,y0)、(x1,y1)、(x2,y2 )および(x3,y3)が例示によって考慮され、表示される。 表示される点(x0,y0)が“範囲外”(すなわち、表示原色R、G、B、D によって示された四辺形の外側)である場合、参照文献から知られた技術によっ て、手順が続行される前にそれを前記四辺形の端部上にマッピングすることがで きる。次に、後述されるように、それは例えば本発明の通常の方法を適用できる 点(x1,y1)で終わる。前記マッピングは本発明による方法を適用するのに必 要な条件ではないが、最終的により正確な結果が得られることが確実である。 主原色として表示原色R、G、Bが選択され、補助原色として表示原色Dが選 択される。補助原色Dに関連した主直線は、主原色GおよびBを通る直線GBで ある。結果的に、補助原色Dと、主直線RGとBRの交差部Rは、それぞれ主直 線GBの異なる側に位置する。 次に、表示システム上に表示される種々の点(x1,y1)、(x2,y2)およ び(x3,y3)を表示するために、表示原色R、G、B、Dのどれが駆動される べきであるかが決定される。 表示される点(x2,y2)の位置は補助原色Dの位置と比較され、これは補助 原色Dに関連した主直線GBに関して行われる。 表示される点(xi,yi)の位置と補助原色Dの位置との比較は、表される点 (xi,yi)の座標と補助原色Dの座標を次のように主直線GBの等式に代入す ることによって行われる。 y’の符号とy''の符号を互いに比較した結果、表示される点(xi,yi)の 位置は、補助原色Dに関連した主直線GBに関して補助原色Dの位置と比較され る。 y’ y''≧0 である場合、YR=0であると仮定し、 y’ y''<0 である場合、YD=0であると仮定する。 これは、本発明のシステムに4番目の条件が課されたことを意味する。 表される補助原色および点(x2,y2)は、主直線GB(y’y''≧0)の同 じ側に位置し、それ故、表示される点(x2,y2)は表示原色G、B、Dの助け でコード化される。表示される点(x1,y1)に対する駆動信号は、この方法で 同様に決定される。 先に点(x0,y0)を四辺形の端部上にマッピングしなかったので、主直線G Bに関して(x0,y0)の位置と表示原色Dとを比較する際に、両方の点は同じ 側に位置していることがわかる。結果的に、表示される点(x0,y0)も同様に 表示原色G、D、Bに補助されてコード化される。しかしながら、駆動信号の計 算によってGに対する負の値が生成される。これらは参照文献から知られた技術 によって処理される。必要であるならば、信号は0にクリップされる。 補助原色Dおよび表される点(x3,y3)は、それぞれ主直線GB(y’y'' <0)の異なる側に位置し、Dは比較に必要な最後の(すなわち、唯一の)補助 原色であり、それ故、表示される点(x3,y3)は表示原色G、B、Rの補助に よってコード化される。 点(x0,y0)、(x1,y1)、(x2,y2)および(x3,y3)を表示する ための駆動信号は特有に定められる。 YDおよびYRは同時に駆動されないため、点(xi,yi)の位置に依存して次 の式から求められる。 表示原色RおよびDは互いに排他的であり(それらが同時に駆動されることは ない)、1つの信号に結合される。これは、原色Rに対する信号を表示システム に送信するチャンネルが原色Dに対する信号も送信することを意味している。 これは、駆動しきい値を導入することによってチャンネルを2つの部分に分割 して行われることが好ましい。チャンネルの全範囲は0乃至Vmax(図3a参照 )であるならば、1つの信号は通常その範囲上でコード化され、それによってそ の信号の最小値は0に対応し、その信号の最大値はVmaxに対応する。駆動しき い値TH1が導入されるとすると(図3b参照)、0乃至TH1の信号は例えばR の最小駆動のための信号からRの最大駆動のための信号に割当てられ、一方、T H1乃至Vmaxの信号はDの最小駆動のための信号からDの最大駆動のための信号 に割当てられる。 しかしながら、例えば表示原色Rを駆動する信号のような、2つの信号の1つ は交互に反転するように制御されてもよい(図3c参照)。その場合、0乃至T H1の信号はRの最大駆動からRの最小駆動のための信号に割当てられ、一方、 TH1乃至Vmaxの信号はDの最小駆動からDの最大駆動のための信号に割当てら れる。これは、主直線GBの周囲に位置している色を駆動させるための信号の転 移が大きくないという利点を有しており、それは、Rの最小駆動とDの最小駆動 とが色平面において互いに隣接して位置された色に対応するからである。 本発明による方法を適用すると、赤の分解能が半分に減少するという欠点があ ることが一目瞭然であり、それは、表示原色Rおよび表示原色Dに対する駆動信 号が同じチャンネル上でコード化されるからである。しかしながら、第4の表示 原色を導入することによって表示システムの色範囲を増加しているので、そうで あったようにより多くの色が存在し、同じデジタル分解能を有する。これらの色 の位置は、より大きい色の四辺形に亘って分布される。3つの表示原色の助けに よって先に生成することができた1600万色の間で、区別できるのは数百万色 だけである。知覚に関して、今や色の位置は幾らか効率的に分布される。 上述の適用された方法は、R−D信号に関して作用する。その代りに、例えば 表示原色R、D、Bを主原色として、表示原色Gを補助原色として選択すること ができる。この方法を使用すると、表示原色BおよびGは互いに排他的であり、 それによってそれらの駆動信号は1つのチャンネル上で結合される。これは、B −G軸の方向がR−D軸の方向よりもMack Adamの楕円の方向にはるかに近いと いう利点を有しており、それによって使用可能な分解能で最適な使用が得られる 。このモニタの欠点は、従来のモニタに容易に切換えることができないことであ り、それは、補助原色Gをオフに切換えることによって結果的に3つの表示原色 R、D、Bを有するシステムが従来のように設定されなくなるからである。 n=4、k=4の場合 この場合、3つの三刺激値(X,Y,Z)を含むシステムから開始し、4つの 表示原色を有するシステムに移行する。コード化された信号は4つのチャンネル を介して送信される。 [n/k]=[4/4]=1、すなわち、コード化の過程において、4つのチ ャンネルのそれぞれは少なくとも1つの表示原色の信号を搬送する。 (n mod k)=(4 mod 4)=0、すなわち、コード化の過程に おいて、4つのチャンネルのいずれも1つより多くの表示原色の信号を搬送しな い。 k−3=4−3=1、すなわち、1つの補助原色が別個のチャンネル上でコー ド化される。 表示システム上で表示される点(xi,yi)を表示するためにどの表示原色が 駆動されるかの決定は、前述の場合(n=4、k=3)と全く同じ方法で実行さ れる。しかしながら、表示原色R、G、B、Dのための駆動信号のそれぞれは、 (例えば)RとDが互いに排他的である場合でも別個のチャンネルを介して送信 される。 n=5、k=3の場合(図4) この場合、3つの三刺激値(X,Y,Z)を含むシステムから開始し、5つの 表示原色を有するシステムに移行する。コード化された信号は3つのチャンネル を介して送信される。 [n/k]=[5/3]=1、すなわち、コード化の過程において、各チャン ネルは少なくとも1つの表示原色の信号を搬送する。 (n mod k)=(5 mod 3)=2、すなわち、3つのチャンネル の2つが2つの表示原色の信号をそれぞれ搬送する。 5つの表示原色R、G、B、D1およびD2があり、それらはCIE色度図にお いて凸型の五角形の頂点に従って位置されている。これらの5つの表示原色R、 G、B、D1およびD2を有する表示システムの色範囲は、凸型の五角形R・D1 ・G・D2・B内に位置した全ての点によって与えられる。 これらの表示原色から3つの主原色R、G、Bが選択され、2つ(=n−3) の残りの表示原色D1およびD2の位置が選択された主原色の間でできる限り均一 に分布されるような方法、すなわち、1個程度の補助原色が2つの主原色の間に 位置する方法で選択される。例えば、RとGとの間でD1を選択し、GとBとの 間でD2を選択する。 直線RG、GBおよびBRは、主原色R、G、Bによって形成された直線であ る。これらは、主直線として見なされる。 主直線RGは補助原色D1と関連しており、直線GBは補助原色D2と関連し ている。 3つの三刺激値(X,Y,Z)の関数として表示される点の座標は、色度図に おける座標(xi,yi)に変換される。 表示システム上に点(x4,y4)、(x5,y5)および(x6,y6)を示すた めに、どの原色が駆動されるかが決定される。 表示される点(x4,y4)の位置は、2つの点の座標を直線RGの式に代入し 、2つの結果の符号を比較することによって、第1の補助原色D1に関連した主 直線RGに関して第1の補助原色D1の位置と比較される。 2つの点はRGの同じ側に位置され(2つの結果の符号は同一である)、表示 される点(x4,y4)は、表示原色R、GおよびD1の助けによって表示システ ム上に表示される。 表示される点(x5,y5)を表示システム上で表示するために、この点の位置 が第1の補助原色D1に関連した主直線RGに関してD1の位置と比較される。両 方の点は前記主直線RGの異なる側に位置し(すなわち、比較される2つの点の 座標を直線RGの式に代入した結果の符号が異なり)、D1は比較のために使用 された最後(n−3番目=2番目)の補助原色ではない。結果的に、表示される 点(x5,y5)の位置は、特に補助原色D2に関連した主直線GBに関して次の 補助原色D2の位置と比較される。両方の点は、主直線GBの同じ側に位置し( すなわち、比較される2つの点の座標を直線GBの式に代入した結果の符号が同 一であり)、表示される点(x5,y5)は表示原色G、B、D2に助けられて表 示される。 表示される点(x6,y6)を表示システム上で表示するために、補助原色D2 と表示される点(x6,y6)の位置との比較に関する限り、表示される点(x5 ,y5)を表示するための上述の方法と同じ方法が使用される。今や、2つの点 は考慮されている主直線GBの異なる側に位置している(すなわち、比較される 2つの点の座標を直線GBの式に代入した結果の符号が異なっている)。まだ考 慮されていない補助原色は残っておらず、それによって表示される点(x6,y6 )は表示原色R、G、Bに補助されて表示システム上に表示される。 BおよびD1の駆動信号は、RとD2の駆動信号のように互いに排他的である。 3つのチャンネルが表示システムに信号を送信する処理のために存在する。B およびD1のための互いに排他的である駆動信号は1つのチャンネル上で結合さ れ、RおよびD2のための互いに排他的である駆動信号は別のチャンネル上で結 合される。第3のチャンネルは、Gのための駆動信号を伝送するために独占的に 使用される。 n=5、k=4である場合 前述の場合のように、3つの三刺激値(X,Y,Z)を含んでいるシステムか ら、5つの表示原色を有するシステムに移行する。しかしながら、駆動信号は4 つのチャンネル上でコード化することができる。 [n/k]=[5/4]=1、すなわち、コード化の過程において、4つのチ ャンネルのそれぞれは少なくとも1つの表示原色に対する1つの信号を搬送する 。 (n mod k)=(5 mod 4)=1、すなわち、4つのチャンネル の1つが2つの表示原色の信号を搬送しない。 k−3=4−3=1、すなわち、1つの補助原色が別々のチャンネル上でコー ド化される。 特定の画素を表示するためにどの表示原色を駆動させるかを決定する方法は、 種々の表示原色のための駆動信号が異なる方法で結合されること以外は先の(n =5、k=3)の場合において説明された方法と全く同じである。 この場合にもまた、表示原色BおよびD1ならびにRおよびD2はそれぞれ互い に排他的である。2つの補助原色の1つであるD1あるいはD2は、別個のチャン ネル上に位置される。第1の場合(補助原色D1が別個のチャンネル上にある場 合)において、主原色BおよびGはそれぞれ別個のチャンネル上に位置され、R およびD2の駆動信号は1つのチャンネル上で結合される。第2の場合(補助原 色D2が別個のチャンネル上にある場合)、主原色RおよびGはそれぞれ別個の チャンネル上に配置され、BおよびD1の駆動信号が1つのチャンネル上で結合 される。 n=6、k=3である場合(図5) 3つの三刺激値(X,Y,Z)を含むシステムから、6つの表示原色を有する システムに移行する。駆動信号は3つのチャンネル上でコード化することができ る。 [n/k]=[6/3]=2、すなわち、コード化の過程において、3つのチ ャンネルのそれぞれは少なくとも2つの表示原色に対する信号を搬送する。 (n mod k)=(6 mod 3)=0、すなわち、コード化の過程に おいて、いずれのチャンネルも2より多くの表示原色の信号を搬送しない。 CIE色度図において、6個の表示原色R、G、B、D1、D2、D3の位置が 見られる。これらの6個の表示原色R、G、B、D1、D2、D3を有する表示シ ステムの色範囲は、凸型の六角形RD1 GD2 BD3内の全ての点によって与え られる。 6個の表示原色から、3個の主原色R、G、Bが選択される。別の3つの原色 (=n−3)は、補助原色D1、D2、D3である。主原色および補助原色は、ち ょうど1つの補助原色が2つの主原色の間に位置するような方法で選択される。 それ故、D1はRとGとの間に位置し、D2はGとBとの間に位置し、D3はBと Rとの間に位置する。 直線RG、GB、BRは主直線と呼ばれる。RGはD1と関連し、GBはD2と 関連し、BRはD3と関連している。 座標(Xi,Yi)を有する点を表示するためにどの原色が駆動されなければな らないかを決定するプロセスは、先に詳述されたものと類似した方法で実行され る。 この場合、RおよびD2の駆動信号は互いに排他的であり、GおよびD3の駆動 信号ならびにBおよびD1の駆動信号も同様である。厳密に2つの駆動信号は各 チャンネル上で結合されるため、それぞれの場合において表示システムに送信さ れるチャンネル毎に2つの互いに排他的である信号が存在する。 駆動信号が振幅ドメインにおいて多重化される代りに、それらは時間ドメイン においても多重化されることができる。第1のラスタは主原色R、G、Bの駆動 信号によって形成され、第2のラスタは補助原色D1、D2、D3の駆動信号によ って形成される。両方の画像は2倍の垂直周波数で生成される。 n=6、k=4である場合 前述の場合のように、3つの三刺激値(X,Y,Z)を含むシステムから、6 つの表示原色を有するシステムに移行する。駆動信号は4つのチャンネル上でコ ード化することができる。 [n/k]=[6/4]=1、すなわち、コード化の過程において、4つのチ ャンネルのそれぞれは少なくとも1つの表示原色に対する信号を搬送する。 (n mod k)=(6 mod 4)=1、すなわち、コード化の過程に おいて、4つのチャンネルの2つは1より多くの表示原色の信号を搬送する。 k−3=4−3=1、すなわち、1つの補助原色が別個のチャンネル上で送信 される。 表示される点(Xi,Yi)が表示システム上に表示されるようにするためにど の表示原色が駆動されるべきかを決定する方法は、前述の場合と全く同じ方法で 進められる。種々のチャンネル上でのコード化だけが異なる方法で行われる。 各主原色R、G、Bは、補助原色D1、D2、D3の1つと同様にチャンネル上 に位置される。補助原色D1は別個のチャンネル上に位置されるとすると、残り の2つの補助原色D2およびD3は、それらが互いに排他的である信号と結合され る(すなわち、D2はRと結合され、D3はGと結合される)。また、別の補助原 色の1つが別個のチャンネル上に位置されることも可能であり、その後、それは 結果的に別の互いに排他的である原色と結合される。 n=8、k=3である場合(図6記載) 3つの三刺激値(X,Y,Z)を含んでいるシステムから、8つの表示原色を 有するシステムに移行する。コード化された信号は3つのチャンネルを介して送 信される。 [n/k]=[8/3]=2、すなわち、コード化の過程において、3つのチ ャンネルのそれぞれは少なくとも2つの表示原色に対する信号を搬送する。 (n mod k)=(8 mod 3)=2、すなわち、コード化の過程に おいて、3つのチャンネルの2つは3つの表示原色の信号を搬送する。 k−3=0、すなわち、単一でない補助原色が別個のチャンネル上でコード化 される。 CIE色度図において、8個の表示原色R、G、B、D1、D2、D3、D4、D 5の位置が見られる。これらの8個の表示原色を有する表示システムの色範囲 は、凸型の八角形R・D1・D4・G・D2・D5・B・D3内の全ての点によって 与えられる。 8個の表示原色から3個の主原色R、G、Bが選択され、好ましくは残りの表 示原色D1乃至D5である補助原色の位置が主原色の間でできる限り均一に分布さ れるような方法で選択される。D1およびD4はRとGとの間に位置し、D2およ びD5はGとBとの間に位置し、D3はBとRとの間に位置する。 RGは補助原色D1およびD4に関連した主直線であり、GBはD2およびD5に 関連した主直線であり、BRは補助原色D3と関連した主直線である。 3つの三刺激値(X,Y,Z)の関数として表される点の座標は、色度図中の 座標(xi,yi)に変換される。 表示される点(x7,y7)の場合について考慮する。 表示される前記点(x7,y7)の位置は、第1の補助原色D1に関連した主直 線RGに関して第1の補助原色D1の位置と比較される。 2つの点はRGの異なる側に位置され、すなわち、表示される点(x7,y7) は次の補助原色D4に関連した主直線RGに関してD4の位置と比較される。この 場合もまた、2つの点は異なる側にあり、すなわち、まだ扱っていない次の補助 原色に移行する。比較した場合でも結果はD2とD5の位置の場合と同じであるが 、補助原色D3に関しては変化する。 2つの点(x7,y7)およびD3は補助原色D3に関連して主直線BRと同じ側 にある。表される点(x7,y7)は、表示原色B、R、D3に補助されて表示シ ステム上で表示される。 表示される点(x8,y8)を表示システム上に表示するために駆動されなけれ ばならない表示原色を決定する手順は次のようなものである。 表示される点(x8,y8)の位置は、D1に関連した主直線RGに関して補助 原色D1の位置と比較される。2つの点は前記主直線RGの同じ側に位置し、主 直線RGは補助原色D1とだけではなく、補助原色D4にも関連している。結果的 に、表示原色R、G、D1およびD4はサブシステムと見なされる。 このサブシステムは4つの表示原色(新しいn=4)を有している。これらの 2つは主原色GおよびRである。他の2つの表示原色D1およびD4から、例え ばD4等の第3の主原色を選択する。D1はRD4、D4 GおよびGRをその主直 線として有するこのサブシステムの唯一の補助原色である。このサブシステムに おいてD1に関連した主直線は直線RD4である。 表示される点(x8,y8)の位置は、このサブシステムにおいて補助原色D1 に関連した主直線RD4に関して補助原色D1の位置と比較される。2つの点は異 なる側に位置され、D1はこのサブシステムの唯一の補助原色であり(それ故、 D1はこのサブシステムにおいて比較が行われなければならない最後の補助原色 であり?)、表示される点(x8,y8)は、結果的にサブシステムの3つの主原 色R、G、D4に助けられて表示システム上に表示される。 どの表示原色が互いに排他的であり、それ故種々のチャンネル上で結合される べきかを決定することは、それぞれのサブシステムでの新しい主原色の選択に依 存している。第1のサブシステムG・R・D1・D4において、補助原色D4が新 しい主原色として選択され、サブシステムB・G・D2・D5において、補助原色 D5が新しい主原色として選択されると、RおよびD5に対する駆動信号は互いに 排他的であり、G、D1およびD3に対する駆動信号ならびにB、D2およびD4に 対する駆動信号も同様である。 1つのチャンネル上で3つの信号を結合するために、2つの駆動しきい値TH 1およびTH2が導入され、その結果、チャンネルは3つの部分に分割される。各 部分はそれに割当てられる駆動信号を有する(図7a参照)。 好ましい実施形態は、そこにおいて信号が1つのチャンネル上で反転および非 反転形態(図7b参照)で交互に結合され、それによって急な色の転移ができる 限り避けられるものである。 図8は、上述のn=4、k=3の場合に従ったコード化装置および表示システ ムを有している一実施形態を示している。コード化装置は、計算手段CALCと、マ ルチプレクサMUXと、画像を4つの表示原色R、G、B、D1の関数として表示装 置に送信するための3つのチャンネル10,11,12とを具備している。コード化装置 は、画像を3つの三刺激値X、Y、Zの関数として記述する信号を受信し、同じ 画像を計算手段CALCにおける4つの独立した表示原色R、G、B、D1の関数と して記述する信号を生成する。前記信号は、マルチプレクサMUXによってコー ド化装置の3つのチャンネル10,11,12でコード化される。 上述のn=4、k=3の場合において説明されているように、3つのチャンネ ル10,11,12のそれぞれは、1つの表示原色R、G、B、D1に対して少なくとも 1つの信号を搬送することが好ましく、3つのチャンネルの1つが2つの表示原 色に対する信号を搬送する。例えば、表示原色GおよびBの駆動信号は、チャン ネル11および12によってそれぞれ搬送され、互いに排他的である表示原色Rおよ びD1の駆動信号はチャンネル10によって搬送される。 これを達成するために、表示原色RおよびD1の駆動信号は、マルチプレクサM UXによって振幅ドメインにおいて結合される。 表示装置は、3つのチャンネル10,11,12から入来する信号を受信する入力回路 と、チャンネル10から入来する結合された入力信号をその成分RとD1とに分割 する1つの分割回路とを具備している。 従って、表示装置において得られた信号は4つの表示原色R、G、B、D1の それぞれに対する駆動信号である。表示スクリーンにおいて、これらの4つの駆 動信号は、表示原色を駆動する技術において知られているように、電気・光変換 器および光チャンネルによって4つの表示原色を駆動する。 図9は、コード化装置の一部分ならびに表示装置の一部分を表している。コー ド化装置において、5つの表示原色R、G、B、D1およびD2の駆動信号が計算 される。例えば表示原色RおよびD2は互いに排他的である。今回、表示原色R およびD2に対する駆動信号は時間ドメインにおいて結合されている。マルチプ レクサMUXは、情報の損失なしに時間ドメインにおいて表示原色RおよびD2に対 する駆動信号を結合するために画像反復速度よりも速い周波数Vfreqを有す る制御信号によって駆動される。次に、これらの結合された信号は表示装置に送 信され、そこにおいてデマルチプレクスシステムDEMUXは再び情報を表示原色R 、G、B、D1およびD2のそれぞれに対する駆動信号に分割する。 図10は、5つの表示原色R、G、B、D1、D2および3つのチャンネル14,1 5,16がある場合のコード化装置の一部を示している。計算手段(図示されていな い)において、1つの色に対して5つの表示原色の駆動信号が計算され、その色 に対する3つの三刺激値から開始する。3つのチャンネル14,15,16があり、従 って、n=5、k=3の場合において前に説明されているように、各チャンネル は1つの表示原色に対して少なくとも1つの駆動信号を搬送し、3つのチャンネ ルの2つは2つの表示原色をそれぞれで搬送する。図4に示されているように、 表示原色BとD1、ならびにRとD2が互いに排他的である場合、前記互いに排他 的である信号の駆動信号は1つのチャンネルによって搬送することができる。図 10において、2つのマルチプレクサMUX 1およびMUX 2を有する一実施形態が示 されている。表示原色BおよびD1の駆動信号は、第1のマルチプレクサMUX 1に よって結合され、その結合された信号はチャンネル14によって搬送され、一方、 表示原色RおよびD2の駆動信号は第2のMUX 2によって結合され、その結合され た信号はチャンネル15によって搬送される。表示原色Gの残りの駆動信号は、チ ャンネル16によって単独で搬送される。 図11はコード化装置の計算手段をより詳細に示している。前記計算手段は、 変換手段CONVERSIONと、選択手段SELECTIONと、駆動計算手段DRIVE CALCULATION とを具備している。 変換手段CONVERSIONは、3つの三刺激値X、Y、Zの関数における各色の点の 座標を前述のように色度図中の座標に変換する。 選択手段SELECTIONは、色度図における各点に対して、色の点を表す表示原色 を選択する。選択手段の出力は、色を表示するために駆動される3つの表示原色 α、β、γの組である。3つの表示原色の前記組は、表示原色R、G、B、D1 、D2の任意の組合せである。それ自体の選択は、色度図中の色の点の位置を前 記色度図中の直線に関して比較することによって実行され、前記比較は表示原色 に対する駆動信号をオンザフライで計算するため、あるいは前記色を表示するよ うに駆動される必要がある各色の点の駆動原色を含んでいるLUTを満足させるた めに使用される。 駆動計算手段DRIVE CALCULATIONは、各表示原色の駆動信号を計算する。前記 駆動計算手段DRIVE CALCULATIONは、色度図中の色の点の座標(xi,yi)と、 選択手段SELECTIONの出力α、β、γとを入力として受取る。次に、駆動計算手 段DRIVE CALCULATIONは、色を表示するために駆動される表示原色α、β、γの それぞれに対して駆動信号の値を計算する。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年1月8日(1998.1.8) 【補正内容】 か改良されるが、別の領域での色の表示が不良になるという欠点がある。事実、 この方法の結果、表示システムの色範囲を表す色の三角形は、単にCIE色度図 において移動されるだけである。 3色以上の原色を有する従来の陰極線管によって問題が解決されることもある が、付加的な蛍光体の効率が低いため、および一層困難な偏向の問題(4つのビ ームを集めなければならない)のため、この方法は実際には実現困難である。 現在のアプリケーションソフトウェアのほとんどは、表示セクションに関する 限り、3色の原色によって動作している。ハイエンドのページレイアウトシステ ムの場合、例えばヨーロッパ特許EP-A-0 586 136号明細書に記載されているよう に、印刷に関して4色(CMYK、すなわち、シアン、マゼンタ、黄色および黒 )あるいはそれ以上の原色に関して分解することができる幾つかの解決法がある 。これらのシステムを使用すると、多次元の変換は非常に遅くなり、アルゴリズ ムを大きく加速させるように特別なハードウェアを使用しなければならない。そ のような方法は4色以上の原色を有する表示システムを駆動するには適しておら ず、それは、ユーザが直ちに結果を見るにはそれらが遅すぎるからである。 国際特許出願WO 95/10160号明細書において、ビデオ画像を独立したシステム の原色の数の関数として表す信号をデコードし、それによって同じビデオ画像を より独立した表示原色の関数として表す方法が記載されている。 前述の明細書に記載された方法における第1のステップは、改良された色範囲 が得られるような方法で様々な表示原色を選択することを含んでいる。次に、表 示装置に入る信号は、選択された表示原色のそれぞれを駆動する信号に変換され る必要がある。これは、式ではない未知数のシステムに解を与えることになり、 これによって一般的に新しい範囲内で特定の色を示すための無数の可能な解が与 えられる。入来信号に従って特有な駆動電圧のセットを生成するために、幾らか の任意の付加的な条件が課される。 その結果として、複数の原色を有する表示装置の色範囲を特定する色の多角形 は分割され、一時に3色の原色の群によって形成されたオーバーラップしている 三角形およびオーバーラップしていない三角形に分割される。 オーバーラップしていない三角形を使用すると、演算ユニットの構成が十分正 請求の範囲 1.1.n>3として、画像をn個の独立した表示原色(R、G、B、D1、… 、Dn-3)の関数として記述する信号を生成するために画像を3つの三刺激値( X,Y,Z)の関数として記述する信号のコード化方法において、表示原色は主 原色のグループと補助原色のグループとに分割され、2つの主原色の各組は主直 線を定め、表示原色(R、G、B、D1、…、Dn-3)に対する駆動信号は色度図 中の主直線に関する色の位置の比較によって表示される各色に対して計算され、 前記主直線に関する前記色の位置は前記色を表示するためにどの表示原色が駆動 されなければならないかを決定し、前記駆動信号の数は互いに排他的であること を特徴とするコード化方法。 2.k≦nとして、画像をn個の表示原色(R、G、B、D1、…、Dn-3)の関 数として表示システムに送信するk個のチャンネルを有している請求項1記載の 方法。 3.k<nとして、時間ドメインにおいて多重化することによって、異なる表示 原色を駆動するための互いに排他的である信号が結合される1以上のチャンネル を有している請求項2記載の方法。 4.n個の表示原色(R、G、B、D1、…、Dn-3)の駆動信号は高い垂直周波 数で発生された2以上のラスタである請求項3記載の方法。 5.多重化は連続的な垂直同期中に互いに排他的である連続的な信号を多重化す ることによって行われる請求項3記載の方法。 6.k<nとして、振幅ドメインにおいて多重化することによって、異なる表示 原色を駆動するための互いに排他的である信号が結合される1以上のチャンネル を有している請求項2記載の方法。 7.チャンネル毎にコード化される表示原色の最小数は[n/k]によって与え られ、最小数以上の表示原色を搬送するチャンネルの数は(n mod k)に よって与えられる請求項6記載の方法。 8.p個の異なる表示原色を駆動するために1つのチャンネル上でp個の互いに 排他的である信号を結合するプロセスは、p−1個の駆動しきい値(TH1、T H2)を導入し、各部分が互いに排他的である信号の1つに割当てられるように することによってそのチャンネル上の信号の全範囲をp個の部分に分割すること によって実行される請求項6記載の方法。 9.互いに排他的である信号は、2つの表示原色の2つの最大あるいは2つの最 小の駆動信号のいずれかが駆動しきい値において一致するようにするために同じ チャンネル上で結合される請求項6記載の方法。 10.p個の異なる表示原色を駆動するために1つのチャンネル上でp個の互い に排他的である信号を結合するプロセスは、デジタルコード化によって実行され る請求項6記載の方法。 11.互いに排他的である信号の少なくとも1つを識別するために1以上のビッ トが確保されている請求項10記載の方法。 12.a)n個の表示原色から3個の表示原色(R、G、B)を選択し、残りの (n−3)個の表示原色を補助原色(D1、…、D5)とし、 b)主原色(R、G、B)の2つを同時に通過する3つの主直線(RG、GB 、BR)が定められ、1つの主直線は前記補助原色(D1、…、D5)および2つ の別の主直線の交差部分(B;R;G)がそれぞれ考慮されている主直線(RG 、GB、BR)の異なる側に位置している場合には前記補助原色(D1、…、D5 )と関連し、 c)3つの三刺激値(X,Y,Z)の関数として表示された点の座標は、色彩 図中の座標(xi,yi)に変換され、 d)表示される点(xi,yi)の位置が、前記補助原色(D1、…、D5)に関 連した主直線に関してまだ考慮されていない補助原色の位置と比較され、 e)比較された点の両方が考慮されている主直線(RG;GB;BR)の異な る側に位置している場合、および、前記補助原色(D1、…、D5)が比較が行わ れた(n−3)番目のものではない場合、この手順はステップd)に戻り、 f)比較された点の両方が考慮されている主直線(RG;GB;BR)の異な る側に位置している場合、および、考慮されている補助原色(D1、…、D5)が 比較が行われた(n−3)番目のものである場合、表示される点(xi,yi)は 3つの主原色(R、G、B)によって表示され、その後手順はステップj)に進 み、 g)表示される点(xi,yi)が主直線(RG;GB;BR)上に位置してい る場合、それは3つの主原色(R、G、B)によって表され、その後、手順はス テップj)に進み、 h)考慮されている補助原色(D1、…、D5)および表示される点(xi,yi )の両方が考慮されている主直線(RG;GB;BR)の同じ側に位置している 場合、および、1つの補助原色(D1;D2;D3)だけが主直線(RG;GB; BR)に関連している場合、表示される点(xi、yi)は補助原色(D1;D2; D3)と、考慮されている主直線(RG;GB;BR)を定める2つの主原色( RとG;GとB;BとR)とによって表され、その後、手順はステップj)に進 み、 i)考慮されている補助原色(D1;D2;D3)および表示される点(xi,yi )の両方が考慮されている主直線(RG;GB;BR)の同じ側に位置してい る場合、および、複数の補助原色(D1とD4;D2とD5)が考慮されている主直 線に関連している場合、主直線(RG;GB)を定める2つの主原色(RとG; GとB)と、前記主直線(RG;GB)に関連した種々の補助原色(D1とD4; D2とD5)はサブシステム(GRD1 D4;BGD2 D5)と見なされ、種々の補 助原色(D1、…、D5)から新しい原色(D4;D5)が選択され、新しいnが導 入され、それはサブシステム(GRD1 D4;BGD2 D5)の一部分を形成する 原色の数であり、そこにおいてこのサブシステムの原色に対してステップb)を 再び適用し、 j)(n−k)>0の場合、互いに排他的である信号を多重化するステップを 含んでいる請求項1乃至11のいずれか1項記載の方法。 13.主原色(R、G、B)の選択は補助原色(D1、…、Dn-3)の位置が主原 色(R、G、B)の間でできる限り均一に分布されるような方法で行われる請求 項12記載の方法。 14.ステップa)は、n個の表示原色(R、G、B、D1、…、Dn-3)によっ て形成された凸型の多角形の縁部上に“範囲外”の色をマッピングした後に行わ れる請求項12記載の方法。 15.コード化の後、結果的に生成された信号はk個のチャンネルを介して表示 システムに送信され、そこにおいてそれらは別個の表示原色(R、G、B、D1 、…、Dn-3)のそれぞれを駆動するために分割される請求項2乃至14のいず れか1項記載の方法。 16.n>3として、画像を独立したn個の表示原色(R、G、B、D1、…、 Dn-3)の関数として記述する信号を生成するために画像を3つの三刺激値(X 、Y、Z)の関数として記述する信号をコード化するコード化装置において、 3つの三刺激値(X、Y、Z)の関数として与えられた表示される各色に対し て表示原色(R、G、B、D1、…、Dn-3)の駆動信号を計算し、前記表示原色 は主原色のグループと補助原色のグループとに分割され、2つの主原色の各組は 直線を定め、それによって色度図中の主直線に関するその色の位置の比較を使用 して前記駆動信号を出力し、その数は互いに排他的である計算手段と、 画像をn個の表示原色(R、G、B、D1、…、Dn-3)の関数として表示シス テムに送信するk個のチャンネルとを具備しているコード化装置。 17.画像をn個の表示原色(R、G、B、D1、…、Dn-3)の関数として表示 システムに送信するチャンネルの数は表示原色の駆動信号の数を超過しない請求 項16記載のコード化装置。 18.k<nとして、異なる表示原色を駆動させるために時間ドメインにおいて 互いに排他的である信号を結合するための1以上のマルチプレクサを具備してい る請求項17記載のコード化装置。 19.マルチプレクサは画像反復率よりも高い周波数を有する制御信号によって 駆動される請求項18記載のコード化装置。 20.マルチプレクサは互いに排他的である信号を結合し、連続的な垂直同期信 号によって駆動される請求項18記載のコード化装置。 21.k<nとして、さらに異なる表示原色を駆動するために互いに排他的であ る信号を振幅ドメインにおいて結合する1以上のマルチプレクサを具備している 請求項17記載のコード化装置。 22.マルチプレクサがp個の互いに排他的である信号を1つのチャンネル上で 結合するコード化装置において、 p−1個の駆動しきい値を導入することによってそのチャンネル上の信号の全 範囲をp個の部分に分割する分割手段と、 チャンネルの各部分を互いに排他的である信号の1つに割当てる割当手段とを 具備している請求項21記載のコード化装置。 23.2つの表示原色の2つの互いに排他的である駆動信号の2つの最小信号あ るいは2つの最大信号のいずれかが駆動しきい値において一致するようにする反 転手段を具備している請求項21または22項記載のコード化装置。 24.マルチプレクサはデジタルマルチプレクサである請求項21または22記 載のコード化装置。 25.コードの識別によって互いに排他的である信号を識別する識別手段を具備 し、前記コードの識別は駆動信号に多重化される請求項24記載のコード化装置 。 26.3つの三刺激値(X、Y、Z)の関数における各色の点の座標を色度図の 座標(Xi,Yi)に変換する変換手段と、 色度図中の各点に対して色の点を表示する表示原色を選択する選択手段であっ て、前記選択は前記色度図中の直線に関して色度図中の色の点の位置を比較する ことによって行われ、前記比較は表示原色の駆動信号をオンザフライで計算する か、あるいは各色の点に対して前記色を表示するために駆動される必要がある表 示原色を含んでいるLUTを満たすために使用される選択手段と、 各表示原色に対する駆動信号を計算し、色度図中の色の点の座標(Xi,Yi) ならびに選択手段の出力を入力として受取る駆動計算手段とを具備している請求 項16乃至25のいずれか1項記載のコード化装置。 27.色度図中のn個の表示原色(R,G,B,D1,…Dn-3)によって形成さ れた凸型多角形の縁部上に“範囲外”の色をマッピングするマッピング手段を具 備している請求項26記載のコード化装置。 28.n>3として、1つのチャンネル上で結合される信号の受信に適したn個 の表示原色を具備している表示装置において、 n個の表示原色を駆動するために結合された信号の形態でコード化された入力 信号を受信するための入力回路と、 結合された入力信号をそれらの成分に分割し、それによってn個の異なる表示 原色を駆動するためのn個の駆動信号を形成する1以上の分割回路と、 n個の異なる表示原色を駆動するために分割回路からのn個の駆動信号を使用 して画像を表示する表示スクリーンとを具備している表示装置。 29.分割回路は結合された信号を駆動しきい値にクリップする回路である請求 項28記載の表示装置。 30.n>3としてn個の原色を有し、請求項3乃至5に従った時分割多重化さ れた信号に適している表示装置において、 n個の表示原色を駆動するために時分割多重化された信号の形態でコード化さ れた入力信号を受信するための入力回路と、 再び情報を異なる表示原色のそれぞれに対する駆動信号に分割するデマルチプ レクスシステムと、 デマルチプレクスシステムからの各表示原色に対するn個の駆動信号を使用し て画像を表示する表示スクリーンとを具備している表示装置。 31.デマルチプレクスシステムは連続的な垂直同期の間、互いに排他的である 連続信号をデマルチプレクスする請求項30記載の表示装置。 32.3つの表示原色を有する標準的カラー表示装置とn個の表示原色を使用す る表示システムとの間でスイッチングを行う広範囲のスイッチを設けられている 請求項28乃至30のいずれか1項記載の表示装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, US,UZ,VN,YU

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.n>3として、画像をn個の独立した表示原色(R、G、B、D1、…、Dn -3)の関数として記述する信号を生成するために画像を3つの三刺激値(X、Y 、Z)の関数として記述する信号のコード化方法において、表示される各色に対 して、表示原色(R、G、B、D1、…、Dn-3)の駆動信号は色度図中の直線に 関してその色の位置の比較を介して計算され、前記駆動信号の数は互いに排他的 である信号のコード化方法。 2.k≦nとして、画像をn個の表示原色(R、G、B、D1、…、Dn-3)の関 数として表示システムに送信するk個のチャンネルを有している請求項1記載の 方法。 3.k<nとして、時間ドメインにおいて多重化することによって、異なる表示 原色を駆動するための互いに排他的である信号が結合される1以上のチャンネル を有している請求項2記載の方法。 4.n個の表示原色(R、G、B、D1、…、Dn-3)の駆動信号は高い垂直周波 数で発生された2以上のラスタである請求項3記載の方法。 5.多重化は連続的な垂直同期中に互いに排他的である連続的な信号を多重化す ることによって行われる請求項3記載の方法。 6.k<nとして、振幅ドメインにおいて多重化することによって、異なる表示 原色を駆動するための互いに排他的である信号が結合される1以上のチャンネル を有している請求項2記載の方法。 7.チャンネル毎にコード化される表示原色の最小数は[n/k]によって与え られ、最小数以上の表示原色を搬送するチャンネルの数は(n mod k)に よって与えられる請求項6記載の方法。 8.p個の異なる表示原色を駆動するために1つのチャンネル上でp個の互いに 排他的である信号を結合するプロセスは、p−1個の駆動しきい値(TH1、T H2)を導入し、各部分が互いに排他的である信号の1つに割当てられるように することによってそのチャンネル上の信号の全範囲をp個の部分に分割すること によって実行される請求項6記載の方法。 9.互いに排他的である信号は、2つの表示原色の2つの最大あるいは2つの最 小の駆動信号のいずれかが駆動しきい値において一致するようにするために同じ チャンネル上で結合される請求項6記載の方法。 10.p個の異なる表示原色を駆動するために1つのチャンネル上でp個の互い に排他的である信号を結合するプロセスは、デジタルコード化によって実行され る請求項6記載の方法。 11.互いに排他的である信号の少なくとも1つを識別するために1以上のビッ トが確保されている請求項10記載の方法。 12.a)n個の表示原色から3個の表示原色(R、G、B)を選択し、残りの (n−3)個の表示原色を補助原色(D1、…、D5)とし、 b)主原色(R、G、 B)の2つを同時に通過する3つの主直線(RG、G B、BR)が定められ、1つの主直線は前記補助原色(D1、…、D5)および2 つの別の主直線の交差部分(B;R;G)がそれぞれ考慮されている主直線(R G、GB、BR)の異なる側に位置している場合には前記補助原色(D1、…、 D5)と関連し、 c)3つの三刺激値(X,Y,Z)の関数として表示された点の座標は、色彩 図中の座標(xi,yi)に変換され、 d)表示される点(xi,yi)の位置が、前記補助原色(D1、…、D5)に関 連した主直線に関してまだ考慮されていない補助原色の位置と比較され、 e)比較された点の両方が考慮されている主直線(RG;GB;BR)の異な る側に位置している場合、および、前記補助原色(D1、…、D5)が比較が行わ れた(n−3)番目のものではない場合、この手順はステップd)に戻り、 f)比較された点の両方が考慮されている主直線(RG;GB;BR)の異な る側に位置している場合、および、考慮されている補助原色(D1、…、D5)が 比較が行われた(n−3)番目のものである場合、表示される点(xi,yi)は 3つの主原色(R、G、B)によって表示され、その後手順はステップj)に進 み、 g)表示される点(xi,yi)が主直線(RG;GB;BR)上に位置してい る場合、それは3つの主原色(R、G、B)によって表され、その後、手順はス テップj)に進み、 h)考慮されている補助原色(D1、…、D5)および表示される点(xi,yi )の両方が考慮されている主直線(RG;GB;BR)の同じ側に位置している 場合、および、1つの補助原色(D1;D2;D3)だけが主直線(RG;GB; BR)に関連している場合、表示される点(xi,yi)は補助原色(D1;D2; D3)と、考慮されている主直線(RG;GB;BR)を定める2つの主原色( RとG;GとB;BとR)とによって表され、その後、手順はステップj)に進 み、 i)考慮されている補助原色(D1;D2;D3)および表示される点(xi,yi )の両方が考慮されている主直線(RG;GB;BR)の同じ側に位置している 場合、および、複数の補助原色(D1とD4;D2とD5)が考慮されている主直線 に関連している場合、主直線(RG;GB)を定める2つの主原色(RとG;G とB)と、前記主直線(RG;GB)に関連した種々の補助原色(D1とD4;D 2とD5)はサブシステム(GRD1 D4;BGD2 D5)と見なされ、種々の補助 原色(D1、…、D5)から新しい原色(D4;D5)が選択され、新しいnが導入 され、それはサブシステム(GRD1 D4;BGD2 D5)の一部分を形成する原 色の数であり、そこにおいてこのサブシステムの原色に対してステップb)を再 び適用し、 j)(n−k)>0の場合、互いに排他的である信号を多重化するステップを 含んでいる請求項1乃至11のいずれか1項記載の方法。 13.主原色(R、G、B)の選択は補助原色(D1、…、Dn-3)の位置が主原 色(R、G、B)の間でできる限り均一に分布されるような方法で行われる請求 項12記載の方法。 14.ステップa)は、n個の表示原色(R、G、B、D1、…、Dn-3)によっ て形成された凸型の多角形の縁部上に“範囲外”の色をマッピングした後に行わ れる請求項12記載の方法。 15.コード化の後、結果的に生成された信号はk個のチャンネルを介して表示 システムに送信され、そこにおいてそれらは別個の表示原色(R、G、B、D1 、…、Dn-3)のそれぞれを駆動するために分割される請求項2乃至14のいず れか1項記載の方法。 16.n>3として、画像を独立したn個の表示原色(R、G、B、D1、…、 Dn-3)の関数として記述する信号を生成するために画像を3つの三刺激値(X 、Y、Z)の関数として記述する信号をコード化するコード化装置において、 3つの三刺激値(X、Y、Z)の関数として与えられた表示される各色に対し て表示原色(R、G、B、D1、…、Dn-3)の駆動信号を計算し、それによって 色度図中の直線に関するその色の位置の比較を使用し、前記駆動信号を配送し、 その数は互いに排他的である計算手段と、 画像をn個の表示原色(R、G、B、D1、…、Dn-3)の関数として表示シス テムに送信するk個のチャンネルとを具備しているコード化装置。 17.画像をn個の表示原色(R、G、B、D1、…、Dn-3)の関数として表示 システムに送信するチャンネルの数は表示原色の駆動信号の数を超過しない請求 項16記載のコード化装置。 18.k<nとして、異なる表示原色を駆動させるために時間ドメインにおいて 互いに排他的である信号を結合するための1以上のマルチプレクサを具備してい る請求項17記載のコード化装置。 19.マルチプレクサは画像反復率よりも高い周波数を有する制御信号によって 駆動される請求項18記載のコード化装置。 20.マルチプレクサは互いに排他的である信号を結合し、連続的な垂直同期信 号によって駆動される請求項18記載のコード化装置。 21.k<nとして、さらに異なる表示原色を駆動するために互いに排他的であ る信号を振幅ドメインにおいて結合する1以上のマルチプレクサを具備している 請求項17記載のコード化装置。 22.マルチプレクサがp個の互いに排他的である信号を1つのチャンネル上で 結合するコード化装置において、 p−1個の駆動しきい値を導入することによってそのチャンネル上の信号の全 範囲をp個の部分に分割する分割手段と、 チャンネルの各部分を互いに排他的である信号の1つに割当てる割当手段とを 具備している請求項21記載のコード化装置。 23.2つの表示原色の2つの互いに排他的である駆動信号の2つの最小信号あ るいは2つの最大信号のいずれかが駆動しきい値において一致するようにする反 転手段を具備している請求項21または22項記載のコード化装置。 24.マルチプレクサはデジタルマルチプレクサである請求項21または22記 載のコード化装置。 25.コードの識別によって互いに排他的である信号を識別する識別手段を具備 し、前記コードの識別は駆動信号に多重化される請求項24記載のコード化装置 。 26.3つの三刺激値(X、Y、Z)の関数における各色の点の座標を色度図の 座標(Xi,Yi)に変換する変換手段と、 色度図中の各点に対して色の点を表示する表示原色を選択する選択手段であっ て、前記選択は前記色度図中の直線に関して色度図中の色の点の位置を比較する ことによって行われ、前記比較は表示原色の駆動信号をオンザフライで計算する か、あるいは各色の点に対して前記色を表示するために駆動される必要がある表 示原色を含んでいるLUTを満たすために使用される選択手段と、 各表示原色に対する駆動信号を計算し、色度図中の色の点の座標(Xi,Yi) ならびに選択手段の出力を入力として受取る駆動計算手段とを具備している請求 項16乃至25のいずれか1項記載のコード化装置。 27.色度図中のn個の表示原色(R,G,B,D1,…Dn-3)によって形成さ れた凸型多角形の縁部上に“範囲外”の色をマッピングするマッピング手段を具 備している請求項26記載のコード化装置。 28.n>3として、1つのチャンネル上で結合される信号の受信に適したn個 の表示原色を具備している表示装置において、 n個の表示原色を駆動するために結合された信号の形態でコード化された入力 信号を受信するための入力回路と、 結合された入力信号をそれらの成分に分割し、それによってn個の異なる表示 原色を駆動するためのn個の駆動信号を形成する1以上の分割回路と、 n個の異なる表示原色を駆動するために分割回路からのn個の駆動信号を使用 して画像を表示する表示スクリーンとを具備している表示装置。 29.分割回路は結合された信号を駆動しきい値にクリップする回路である請求 項28記載の表示装置。 30.n>3としてn個の原色を有し、時分割多重化された信号に適している表 示装置において、 n個の表示原色を駆動するために時分割多重化された信号の形態でコード化さ れた入力信号を受信するための入力回路と、 再び情報を異なる表示原色のそれぞれに対する駆動信号に分割するデマルチプ レクスシステムと、 デマルチプレクスシステムからの各表示原色に対するn個の駆動信号を使用し て画像を表示する表示スクリーンとを具備している表示装置。 31.デマルチプレクスシステムは連続的な垂直同期の間、互いに排他的である 連続信号をデマルチプレクスする請求項30記載の表示装置。 32.3つの表示原色を有する標準的カラー表示装置とn個の表示原色を使用す る表示システムとの間でスイッチングを行う広範囲のスイッチを設けられている 請求項28乃至30のいずれか1項記載の表示装置。
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