JP4308392B2 - デジタル画像処理方法及びマッピング方法 - Google Patents
デジタル画像処理方法及びマッピング方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4308392B2 JP4308392B2 JP35379999A JP35379999A JP4308392B2 JP 4308392 B2 JP4308392 B2 JP 4308392B2 JP 35379999 A JP35379999 A JP 35379999A JP 35379999 A JP35379999 A JP 35379999A JP 4308392 B2 JP4308392 B2 JP 4308392B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- value
- gamut
- output
- input
- gray
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F15/00—Digital computers in general; Data processing equipment in general
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/40—Picture signal circuits
- H04N1/407—Control or modification of tonal gradation or of extreme levels, e.g. background level
- H04N1/4072—Control or modification of tonal gradation or of extreme levels, e.g. background level dependent on the contents of the original
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/46—Colour picture communication systems
- H04N1/56—Processing of colour picture signals
- H04N1/60—Colour correction or control
- H04N1/6027—Correction or control of colour gradation or colour contrast
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/46—Colour picture communication systems
- H04N1/56—Processing of colour picture signals
- H04N1/60—Colour correction or control
- H04N1/6058—Reduction of colour to a range of reproducible colours, e.g. to ink- reproducible colour gamut
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
- Processing Or Creating Images (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル画像処理方法及びマッピング方法に係るものであり、詳しくは、カラーデジタル画像処理技術において、入力の色空間を、通常入力色の色空間より小さい範囲である出力の色空間にマッピングするマッピング方法である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
カラーデジタル画像処理技術では、プリンタ(又は他の出力装置)が再現可能な色空間を、そのプリンタの“ガマット(全範囲:gamut)”と呼ぶ。デジタル画像のハードコピープリント出力を生じる目的で、カラーデジタル画像をプリンタに出力する時になって、デジタル画像内で指定された色が特定のプリンタで再現できないことが、大変よくある。プリンタの着色剤の物理的な限界に起因して、プリンタのガマット(本明細書では出力ガマットと呼ぶ)は、ソースデジタル画像のガマット(入力ガマット)と比べて限られていることが多い。入力ガマット内には存在するが出力ガマット内には存在しない色は、“ガマット外”であると言われ、デジタル画像をプリントする前に補償されなければならない。つまり、これらの色が見出されるべき出力文書内の領域が、最終的なプリントされた文書内で単に空白のまま残されないようにしなければならない。
【0003】
デジタル画像のガマット外色(即ち“ガマット外”の色)を扱うための1つの従来技術は、各ガマット外色をガマット“面”上の色にマッピングし、デジタル画像内の残りの色はそのままにする。一般的に“クリッピング”と呼ばれるこの技術は、これまでのところ、色相角度、明度、及び/又は彩度の保存、又はガマット外色を三次元プリンタガマットの面にマッピングする際の色のエラーを最小化するために、望ましいものであると思われていた。とはいえ、見る者がクリッピングによって得られた画像を気に入らないことがよくある。クリッピングは、“多対1”のマッピング手法に起因して、曲面が明らかに平面的になったり、色の詳細情報を失ったりするような、望ましくないアーチファクト(人工生成物)を、プリントされた画像に生じることが多い。従って、このように単純にガマット外色をクリッピングすることは、望ましくないことがわかった。
【0004】
別の従来の手法は、三次元ルックアップテーブルを使用して、デジタル画像のガマット内及びガマット外の両方の画素を出力ガマット内の色にマッピングすることによって、入力ガマットを“圧縮”する。この手法の目標は、画像内の滑らかな色の移り変わりを維持することである。しかし、この技術では、画像の望ましくない彩度の低下が生じる、即ち、画像の“色がさめる(washing-out)”ことがわかった。
【0005】
一般的に、見る者の満足という点から判断すると、従来のガマットマッピング技術は、最適ではないことがわかった。これらの従来技術は一般に、画像の色相角度、又は色相角度と明度との両方を保存しようとしているが、情報を保存する試みにおいて入力対出力明度関数の傾斜が1未満に低減されるという事実に起因して、生じる画像はしばしば知覚されるコントラストを失う。更に、従来のガマット圧縮技術(入力ガマットの範囲全体が出力ガマットの範囲内に圧縮される)は、一般的に、三次元ルックアップテーブルとして実現されており、このことは、所与の画像についてルックアップテーブルを修正することの、計算コストを高くする。つまり、三次元ルックアップテーブルを生成及び操作する際の計算コストによって、三次元ルックアップテーブルを使用しても、特定のデジタル画像の特徴を補償するガマットマッピング方法の修正は容易にならない。
【0006】
従って、三次元ルックアップテーブルを使用する必要がなく、また、望ましくない彩度の低下を生じずに、画像内のオブジェクトの外観が維持されるように、出力画像内の知覚されるコントラストが低下しない、ガマットマッピング方法を提供することが望ましいと考えられる。更に、結果として生じる画像を改善するための画像の統計データに従った画像ごとの修正に適したガマットマッピング方法を提供することが望ましいと考えられる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の1つの長所は、カラーデジタル画像用の新たな改善されたガマットマッピング方法を提供することである。
【0008】
本発明の別の長所は、プリンタ又は他の出力装置のガマットに相対する入力ガマットの明度の圧縮を制御するために、簡単なガンマ関数を用いるガマットマッピング方法の提供に見出される。
【0009】
本発明の更なる長所は、カンマ関数の適用と後続のクリッピング演算を組合わせた手法を用いるガマットマッピング方法の提供に存在する。
【0010】
本発明の第1の態様は、デジタル画像処理方法であって、入力色ガマットから選択された各入力画素値が、各グレー値が0≦グレー値≦1の範囲にスケーリングされた複数のグレー値によって定められる、複数の入力画素値を含むデジタル画像データを受け取り、出力画像値に各入力画素値を各々マッピングし、各々のマッピングは、
1 - グレー値
に従って各入力画素値のグレー値を個別に反転するステップと、画像出力装置の出力色ガマットに相対してデジタル画像データの明度ダイナミックレンジが圧縮される量に関係するガンマ値(γ)を、
(反転グレー値)γ
に従って各反転グレー値に個別に適用するステップと、ガンマ関数の適用後、入力画素値を定めるグレー値が個々に出力画素値を定めるガンマ修正されたグレー値にマッピングされるように、
1 - (反転グレー値)γ
に従って各反転グレー値を反転するステップとを含むマッピング方法により、各入力画素値を個々に出力画素値にマッピングする、デジタル画像処理方法である。
【0011】
本発明の第2の態様は、各グレー値が0から1の範囲にスケーリングされた値を有する複数のグレー値によって定められる入力画素値を、入力ガマット内の値から出力ガマット内の出力値へとマッピングするマッピング方法であって、少なくとも1つのグレー値を反転して反転グレー値を得るステップと、
Yx=(1-Ymin)*(1-(X/100))+ Ymin
Yx'=(1-Ymin')*(1-(X/100))+ Ymin'
Xは92%から98%の範囲内の圧縮率
Ymin=0≦Ymin≦1によって表される (i)画像内の予測される最も暗い入力画素の輝度値及び(ii)画像内の実際の最も暗い入力画素の輝度値のうちの1つ、
Ymin'=0≦Ymin'≦1によって表される出力ガマット内の最も暗い出力輝度値
であるとき、
γ=log(1-Yx')/log(1-Yx)
に従ってγが決定されるとき、
ガンマ修正された反転グレー値=(反転グレー値)γ
に従って、反転グレー値にガンマ関数を適用してガンマ修正された反転グレー値を得るステップと、ガンマ修正された反転グレー値を反転するステップとを有する、入力画素値を入力ガマット内の値から出力ガマット内の出力値へとマッピングするマッピング方法である。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、デジタル画像処理システム10を示す。画像入力端末12は、スキャナ、コンピュータ画像生成装置、画像記憶装置、及び/又はデジタル画像データを複数の単色分解層の形態で取り出す及び/又は送る他のデジタル画像データソースを有し、各分解層の画像要素即ち“画素”は、“d”が整数であるとき、“d”ビット/画素の階調度で定められる。従って、各分解層の各画素は、“d”ビット/画素(ビット階調度=d)によって定められ、各画素は、全“オフ”(0)と全“オン”(1)との間の、ある“グレー”値を有する。 グレー値は、例えば0から255のような前述とは異なる範囲に存在し得るが、そのようなグレー値は、簡単なスケーリング演算を行って、0から1の範囲にスケーリングしてもよいという事実に基づいて、本明細書の目的のための0から1の範囲のグレー値と同等であることを、当業者は認識するであろう。デジタル画像データが少なくとも2つの単色分解層によって与えられるという事実に起因して、例えば赤−緑−青(RGB)分解又はシアン−マゼンタ−イエロー(CMY)分解の、分解層のデータが組合わされたときには、カラー画像を生じる。本開発の理解を容易にするために、本明細書では、特に赤/緑/青のRGB色空間を参照して述べる。本発明の方法は、CMY、CMYK、CIELAB、CIEXYZ、又は他の任意の適切な色空間に等しく適用できるとともに、本発明が特定の色空間と一緒に使用するように限定されることは意図されていないことを、当業者は認識するであろう。
【0013】
画像入力端末12から、本発明に従ったガマットマッピングのようなデジタル画像処理が行われる画像処理ユニット(IPU)14へと、画像信号が入力される。IPU14は、電子計算機、専用電子回路、又は他の適切な電子回路手段のような、任意の適切な電子計算装置によって供給されてよい。IPU14は、デジタルプリンタ、視覚ディスプレイ、及び/又は画像記憶装置のような画像出力端末16に適した形式でデータを出力する。デジタル画像の入力及び/又は出力に適した装置としては、ピクセルクラフト(Pixelcraft)社の7650プロ・イメージャ・スキャナ(Pro Imager Scanner)、ゼロックス(XEROX)社のドキュテック・プロダクション・プリンティング・システム・スキャナ(DocuTech Production Printing System scanner)、XEROX5775デジタル・カラー・コピー機、XEROX5760及び5765マジェスティック(Majestik) デジタル・カラー・コピー機、又は他の適切なデジタル・スキャナ、コピー機、及び/又は画像生成装置が挙げられる。
【0014】
次に、図2を参照し、本発明によって扱われ解決されるガマット不整合問題が、CIELAB空間内に図示されている(これは、他の適切な色空間を参照して示されてもよい)。当該技術において広く知られているように、CIELABは、色が明度値(L*軸で表される)、赤み−緑み値(a*軸で表される)、及び黄み−青み値(b*軸で表される)に従った三次元で表される、知覚的色空間である。CIELAB空間内に生じ得る全ての色の第1のサブセットは、画像入力端末12によって取り出された及び/又は送られた入力デジタル画像内に存在する(又は存在する可能性がある)全ての色を有しており、図2では三次元入力ガマットIGによって表される。つまり、入力デジタル画像内に存在する(又は存在する可能性がある)全ての色が、入力ガマットIGの範囲内に定義される領域内に位置して示されている。同様に、CIELAB空間内に生じ得る全ての色の第2のサブセットは、画像出力端末16のプリンタ又は他の出力装置によって再現可能な全ての色を有しており、図2では、入力ガマットIGより小さい三次元出力ガマットOGによって表されている。入力ガマットIG内の多くの色は、出力ガマットOGに含まれていないので、画像出力端末16のプリンタ又は他の出力装置によって再現できないことが認識されよう。これらの再現不可能な色は、“ガマット外”であると言われ、図2では、入力ガマットIGの外側の面と出力ガマットOGの外側の面との間に位置する三次元の領域XGの部分である。本発明は、画像出力端末16によって生成される出力画像が、見栄えがよく、入力原画像に忠実な画像となるように、“ガマット外”色XGを出力ガマットOGにマッピングするための、新たな改善された方法を示す。
【0015】
次に、図3及び図4を参照し、CIELAB色空間のL*軸のような中立(即ち明度/暗度)軸に対する出力ガマットOGを簡単に示す。図3は、後で詳しく述べる本発明に従った第1の処理ステップを図示しており、ここでは、入力ガマットIGの明度のダイナミックレンジが出力ガマットOGの明度のダイナミックレンジに圧縮されるように、入力ガマットIGからなる複数の入力画素色彩値IPV(各矢印の尾の部分で表す)の全てが、対応する複数の出力画素色彩値OPV(各矢印の矢の部分で表す)に個々にマッピングされる。しかしながら、図3で示されるように、結果の出力画素色彩値OPVが全て出力ガマットOGの範囲内にあるわけではない。実際、このマッピング作業は入力画素値IPVの多くを出力ガマットOG内にマッピングするが、時々、他のガマット内の入力画素値IPVをガマット外に移動させることがある。従って、図4に示されるように、ガマットクリッピング演算は、一般的に、第2の処理ステップとして、全てのガマット外出力画素値XOPV(図4の各矢印の尾の部分に位置する)を出力ガマットOG内の値にマッピングするように行われなければならない。好ましくは、重心ガマットクリッピング演算を用いて、各値XOPVを中立軸上の中心点に向けて移動することにより、各ガマット外の値XOPVを出力ガマットOGの面SOGにマッピングする。勿論、本発明の全体的な範囲及び意図を逸脱することなく、任意の適切なクリッピング演算(例えば最近接点(nearest-point)クリッピング)が用いられ得るものであり、本発明が重心クリッピング演算を使用するように限定されることは意味しない。
【0016】
図5は、画像処理ユニット14で実行される、上述の第1処理、及びガマットクリッピングを行う第2処理演算を含む、本発明に従ったガマットマッピング方法をより詳細に示す。図5に示されるように、本発明を、0≦R≦1、0≦G≦1、及び0≦B≦1である、赤(R)、緑(G)、青(B)(RGB)色空間によって与えられる入力画素色彩値IPVを参照して述べる。本発明は、RGB色空間及びそれを記述する数値の範囲に限定されることを意図せず、他の任意の色空間にも等しく適用可能であることを、当業者は認識するであろう。同じく、0から1の間の数値の範囲は式に記述する目的で用いられており、簡単な計算を用いて0から1以外の数値の範囲に修正できることを理解されたい。
【0017】
(複数の)入力画素色彩値IPVは第1処理ステップ又は手段S1に入力され、ステップ又は手段S1は、上述のように、入力ガマットIGの明度ダイナミックレンジを滑らかに圧縮して、各入力画素値IPVが出力画素値OPVに変換されるように、入力ガマットIGをマッピングする。その後、ステップ又は手段S2は、第1の処理ステップS1後もまだ存在するどのようなガマット外画素値XOPVも出力ガマットOG内にマッピングされるように、上述の重心ガマットクリッピング演算又は他の適切なクリッピング演算を行う。図示されている例では、ステップ又は手段S3は、従来の方法で、全ての出力画素値OPVを、プリンタ又は他の出力装置16に必要な色空間に変換する。一般的には、RGB色彩値からCMYK値に変換する。
【0018】
第1の処理ステップ又は手段S1は、複数のサブステップ又はサブ手段S1aからS1eを有する。ステップ又は手段S1aは、本明細書では“ガンマ” (γ)と呼ぶマッピング演算のための明度圧縮の量を決定する。入力画像内の最も暗いと予測される値の92%から98%(最も好ましくは95%)である入力画素色彩値IPVが、出力ガマットOG内の可能な限り最も暗い値の同じ百分率に対応してマッピングされるように、ガンマを決定することが望ましいことがわかった。本明細書ではこの百分率を“圧縮率”と呼ぶ。そのように決定された色彩値を、以降、“最暗色”と呼ぶ。本発明の第1の好ましい実施の形態では、最も暗いと予測される画像値は、1クラスの類似の入力画像を検討することによって導出された、所定の固定量である。勿論、ガンマの値が第1の処理ステップS1から生じる明度圧縮量を決定するので、明度圧縮量も全入力画像にわたって固定されている。そのような手法は、ほとんどの事例において許容可能であることがわかった。しかし、第1の処理ステップの計算の複雑さは、画像によく行われる他の画像処理演算と比べて小さいので、任意に異なる手法をとってもよい。この第2の好ましい実施の形態では、ステップ又は手段S1bは、各個別の入力画像を統計的に分析し、その中の少なくとも実際の最暗入力画素色彩値を決定する。ステップ又は手段S1bは、この最暗値又はその関数を、ガンマ決定ステップ又は手段S1aに入力する。このようにして、個々の特定の入力画像の特徴に従って、マッピング処理演算での明度圧縮量が制御される。また、ステップ又は手段S1bは、各入力画像を統計的に分析するのにも用いられ、最暗入力画素色彩値IPVが既に出力ガマットOG内に存在するときには、不要な前処理が回避される。その場合、ガンマ決定ステップ又は手段S1aは、ガンマを1(γ=1)に設定するので、第1処理演算S1は、その特定の入力画像の入力ガマットIGの明度ダイナミックレンジを圧縮しない。統計データ分析ステップ又は手段S1bは、各入力画像について、出力ガマット内のもっとも飽和度の高い色と関係する入力ガマット内の最も飽和度の高い色の彩度のような、他のパラメータを導出することもできる。その場合、これらの付加的な統計パラメータは、次に、これらのパラメータに従ってガンマを決定するために、ガンマ決定ステップ又は手段S1aによって用いられる。
【0019】
一般的に、ステップ又は手段S1aは、ガンマが1から2.5の範囲内となるように決定するが、本発明は特定のガンマ値又は範囲に限られるものではない。好ましくは、ステップ又は手段S1aは、次の式に従ってガンマ(γ)を決定する。
γ=log(1-Yx')/log(1-Yx) (1)
ここで、
Yx=(1-Ymin)*(1-(X/100))+ Ymin (2)
Yx'=(1-Ymin')*(1-(X/100))+ Ymin' (3)
X=圧縮率[%]
Ymin=入力ガマットIG内の予測される又は実際の
最暗値(0≦Ymin≦1)
Ymin'=出力ガマットOG内の最暗値(0≦Ymin'≦1)
【0020】
1つの例では、圧縮率は、X=95%、最暗入力値Ymin=0.0078、最暗出力値Ymin'=0.0406として選択される。ガンマ(γ)は次のように計算される。
Yx=0.9922*0.05+0.0078=0.05741
Yx'=0.9594*0.05+0.0406=0.08857
γ= log(0.91143)/log(0.94259)=1.5686
【0021】
前述のようにして一旦ガンマが決定されると、ステップ又は手段S1cは、各入力画素値の個々のRGB値を反転する。つまり、各R、G、及びBの値が個々に反転される。ステップ又は手段S1dは、各反転されたR、G、及びBの値に個々にガンマ値を適用し、各入力画素値IPVについて、ガンマ修正されたR、G、及びBの値を生じる。ステップ又は手段S1eは、前にステップ又は手段S1cによって行われたR、G、及びBの値の反転を、ガンマ修正済のR、G、及びBの値を反転することによって戻し、第1処理演算S1を完了する。
【0022】
ステップ/手段S1cからS1eによって行われる演算は、Rnew、Gnew、及びBnew(“ガンマ修正”R、G、Bとも呼ばれる)が、各入力画素値IPVの元のRGBグレー値から導出された結果のRGB値である、次の式で表される。
Rnew =1-(1-R)γ
Gnew=1-(1-G)γ
Bnew=1-(1-B)γ
第1処理演算S1(S1a及びS1cからS1e、又はS1aからS1eを含む)は、ガマット内出力画素値OPV及び/又はガマット外出力画素値XOPVを生じる。ガマット外出力画素値XOPVが存在する場合には、ガマット外値XOPVを出力ガマットOGにマッピングするガマットクリッピング演算のために、ガマット外出力画素値XOPVがステップ又は手段S2に出力される。上述したように、ガマット外値XOPVは、最近接点クリッピングのような任意の他のクリッピング演算を用いてもよいが、好ましくは重心ガマットクリッピング演算に従って、出力ガマットの面SOGにマッピングされる。その後、全入力画素値IPVが出力ガマットにマッピングされ、プリンタの色空間に変換するためにプリンタ出力変換ステップ又は手段S3に入力されるか、又は、所望されるように、画像処理装置10の他の記憶又は処理ステップ又は手段に入力される。
【0023】
ガンマ値(γ)を、入力画素値IPVを定める各グレー値に常に等しく適用する必要はないことを、当業者は認識するであろう。例えば、入力画素値IPVは、輝度値Y及び2つのクロミナンス値C1及びC2によって定められてもよい(例えばCIELAB)。その場合は、上述のガンマ処理は、Ynew=1-(1-Y)γに従って、輝度成分Yだけに適用される。さらに、前述の反転/ガンマ関数/反転演算は、簡単な算術的変換によって、0から1以外の範囲(例えばxからy)にスケーリングされたグレー値に直接適用されてもよいことを理解されたい。
【0024】
前述のガマットマッピング方法の効果は、入力画像内の暗色を明るくして彩度を上げ、明色を明るくして彩度を下げる。ガマットの明るい方の端でのマッピングが必要ないとされるように、入力及び出力ガマットIG及びOGの白色点が、正規化されることとする。本発明のガマットマッピング方法の主な長所は、入力画像の明度と出力画像の明度との関係の傾斜を保存又は増加することである。これにより、入力画像内の中間トーンのコントラストが保存又は強調される。
【0025】
更に、本発明は、入力画素値IPVを有する赤(R)、緑(G)、及び青(B)のグレー値のような各グレー値を個々にマッピングするので、本発明の主な長所は、予測される又は実際の入力ガマットIGに基づいて前もって生成される一次元ルックアップテーブルを用いて実現できる3つの一次元トーン再現曲線(TRC)の適用を含むことである。その場合は、入力画素値IPVを定める個々のグレー値を用いて、3つの一次元ルックアップテーブルを個々に索引付けし、出力画素値OPVを定める対応するグレー値を得る。或いは、出力画素値OPVを定めるグレー値を、上述のガンマ関数を適用して“大急ぎで(on-the-fly)”計算してもよい。このように一次元ルックアップテーブルを生成、(画像の統計データに基づく)調整、及び索引付けすることは、従来のガマット不整合解消手段に従った三次元ルックアップテーブルに関して行われる対応する演算よりも、遥かに計算の集約度が低く、個々の画像の関数であるガマットマッピング処理を可能にすることを、当業者は認識するであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従ったガマットマッピング方法を実現するのに適したデジタル画像処理装置を示す簡単なブロック図である。
【図2】CIE1976L*a*b*(CIELAB)色空間によって、入力色ガマット及び出力色ガマットのガマット不整合を示す図である。
【図3】本発明に従ったガマットマッピングの前処理演算を示す線図である。
【図4】図3の前処理ステップに続いて実行される、本発明に従ったガマットマッピングのガマットクリッピング演算を示す線図である。
【図5】本発明に従ったガマットマッピング演算の全体を示すフロー図である。
【符号の説明】
10 デジタル画像処理システム
12 画像入力端末
14 画像処理ユニット(IPU)
16 画像出力端末
IG 入力ガマット
OG 出力ガマット
XG ガマット外色
IPV 入力画素色彩値
OPV 出力画素色彩値
Claims (2)
- デジタル画像処理方法であって、
入力色ガマットから選択された各入力画素値が、各グレー値が0≦グレー値≦1の範囲にスケーリングされた複数のグレー値によって定められる、複数の入力画素値を含むデジタル画像データを受け取り、
出力画像値に各入力画素値を各々マッピングし、各々のマッピングは
(a)「1−グレー値」に従って各入力画素値の前記グレー値を個別に反転するステップと、
(b)画像出力装置の出力色ガマットに相対してデジタル画像データの明度ダイナミックレンジが圧縮される量に関係するガンマ値(γ)を、「(1−グレー値)γ」に従って各反転グレー値に個別に適用するステップと、
(c)ガンマ関数の適用後、前記入力画素値を定める前記グレー値が個々に前記出力画素値を定めるガンマ修正されたグレー値にマッピングされるように、「1−((1−グレー値)γ)」に従って前記各反転グレー値を反転するステップと、
を含むマッピング方法により、各入力画素値を個々に出力画素値にマッピングする、
デジタル画像処理方法。 - 各グレー値が0から1の範囲にスケーリングされた値を有する複数の前記グレー値によって定められる入力画素値を、入力ガマット内の値から出力ガマット内の出力値へとマッピングするマッピング方法であって、
少なくとも1つの前記グレー値を反転して反転グレー値を得るステップと、
Yx=(1-Ymin)*(1-(X/100))+ Ymin
Yx'=(1-Ymin')*(1-(X/100))+ Ymin'
Xは92%から98%の範囲内の圧縮率
Ymin = 0≦Ymin≦1によって表される (i)前記画像内の予測される最も暗い入力画素の輝度値及び(ii) 前記画像内の実際の最も暗い入力画素の輝度値のうちの1つ、
Ymin' = 0≦Ymin'≦1によって表される前記出力ガマット内の最も暗い出力輝度値であるとき、γ=log(1-Yx')/log(1-Yx)に従ってγが決定されるとき、ガンマ修正された反転グレー値=(1−グレー値)γに従って、前記反転グレー値にガンマ関数を適用してガンマ修正された反転グレー値を得るステップと、
前記ガンマ修正された反転グレー値を反転するステップと、
を有し、
入力画像内の最も暗いと予測される値のX%である入力画素値が、出力ガマット内の可能な限り最も暗い値の同じ百分率に対応してマッピングされるように、ガンマを決定する、
入力画素値を入力ガマット内の値から出力ガマット内の出力値へとマッピングするマッピング方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US213656 | 1998-12-16 | ||
US09/213,656 US6342951B1 (en) | 1998-12-16 | 1998-12-16 | Gamut mapping algorithm using inverted gamma function |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000184225A JP2000184225A (ja) | 2000-06-30 |
JP4308392B2 true JP4308392B2 (ja) | 2009-08-05 |
Family
ID=22795972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35379999A Expired - Fee Related JP4308392B2 (ja) | 1998-12-16 | 1999-12-14 | デジタル画像処理方法及びマッピング方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6342951B1 (ja) |
JP (1) | JP4308392B2 (ja) |
Families Citing this family (31)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7280251B1 (en) | 1996-02-26 | 2007-10-09 | Rah Color Technologies | System and method for calibrating color printers |
US6342951B1 (en) * | 1998-12-16 | 2002-01-29 | Xerox Corporation | Gamut mapping algorithm using inverted gamma function |
US6441869B1 (en) | 1999-08-27 | 2002-08-27 | Xerox Corporation | Systems and methods for color specific hue control |
US6873432B1 (en) * | 1999-11-30 | 2005-03-29 | Xerox Corporation | Method and apparatus for representing color space transformations with a piecewise homeomorphism |
US6714319B1 (en) | 1999-12-03 | 2004-03-30 | Xerox Corporation | On-line piecewise homeomorphism model prediction, control and calibration system for a dynamically varying color marking device |
US7102648B1 (en) | 2000-04-11 | 2006-09-05 | Rah Color Technologies Llc | Methods and apparatus for calibrating a color display |
US6744534B1 (en) * | 2000-05-02 | 2004-06-01 | Xerox Corporation | Robust colorimetry transform |
US7227666B1 (en) | 2000-09-01 | 2007-06-05 | Adobe Systems Incorporated | Dynamic selection of rendering intent for color proofing transforms |
US7161710B1 (en) | 2000-09-01 | 2007-01-09 | Adobe Systems Incorporated | Composite rendering intent for color proofing applications |
NL1017480C2 (nl) * | 2001-03-02 | 2002-09-03 | My Cartons Bv | Werkwijze voor het drukken van een kleurenafbeelding en inkt voor toepassing bij deze werkwijze. |
US6719392B2 (en) | 2001-12-20 | 2004-04-13 | International Business Machines Corporation | Optimized color ranges in gamut mapping |
US7024055B2 (en) * | 2002-01-02 | 2006-04-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Sparse representation of extended gamut images |
US6931161B2 (en) * | 2002-07-22 | 2005-08-16 | Eastman Kodak Company | Method for making an exposure adjustment on a rendered image |
US7751081B2 (en) * | 2003-03-31 | 2010-07-06 | Lexmark International, Inc. | Gamut mapping by controlling minimum and maximum color changes |
NO322089B1 (no) * | 2003-04-09 | 2006-08-14 | Norsar V Daglig Leder | Fremgangsmate for simulering av lokale prestakk dypmigrerte seismiske bilder |
US7884964B2 (en) * | 2003-08-05 | 2011-02-08 | Xerox Corporation | Methods and systems for controlling out-of-gamut memory and index colors |
US7652808B2 (en) * | 2003-12-11 | 2010-01-26 | Xerox Corporation | Spatially varying luminance compression gamut mapping system and method |
US8089489B2 (en) * | 2004-09-30 | 2012-01-03 | Lexmark International, Inc. | Method for converting a source gamut of an image to a destination gamut |
US7742206B2 (en) * | 2005-02-08 | 2010-06-22 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Methods and systems for color gamut adjustment |
KR100679048B1 (ko) * | 2005-10-14 | 2007-02-06 | 삼성전자주식회사 | 색역 사상 방법 및 장치 |
KR100782826B1 (ko) * | 2005-12-10 | 2007-12-06 | 삼성전자주식회사 | 영상 획득 장치 및 방법과 그 방법을 수행하는 프로그램이기록된 기록매체 |
JP2007189279A (ja) * | 2006-01-11 | 2007-07-26 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置、画像処理プログラムおよび画像処理方法 |
TWI340375B (en) * | 2006-04-19 | 2011-04-11 | Quanta Comp Inc | Gamma adjusting apparatus and method of the same |
RU2460153C2 (ru) * | 2006-10-12 | 2012-08-27 | Конинклейке Филипс Электроникс Н.В. | Способ отображения цветов |
US8027070B2 (en) * | 2009-02-03 | 2011-09-27 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Methods and systems for hue adjustment |
US8358441B2 (en) * | 2009-04-01 | 2013-01-22 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Methods and systems for sampling and modeling of colorant-limited, multi-colorant color spaces |
WO2010147941A1 (en) | 2009-06-15 | 2010-12-23 | Marvell World Trade Ltd. | System and methods for gamut bounded saturation adaptive color enhancement |
US8610948B2 (en) * | 2009-11-24 | 2013-12-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Spectral gamut mapping by constrained subdivision of gamut |
US8542402B2 (en) * | 2009-12-18 | 2013-09-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Selection of samples for spanning a spectral gamut |
EP3067882A1 (en) * | 2015-03-10 | 2016-09-14 | Thomson Licensing | Adaptive color grade interpolation method and device |
ES2898646T3 (es) * | 2016-01-28 | 2022-03-08 | Tintometer Gmbh | Visualización de los colores en un visor electrónico |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5341228A (en) * | 1990-12-04 | 1994-08-23 | Research Corporation Technologies | Method and apparatus for halftone rendering of a gray scale image using a blue noise mask |
US5414538A (en) | 1993-10-07 | 1995-05-09 | Xerox Corporation | Image-dependent exposure enhancement |
US5611030A (en) | 1994-09-16 | 1997-03-11 | Apple Computer, Inc. | Subjectively pleasing color gamut mapping in a color computer graphics system |
US5617116A (en) * | 1994-12-16 | 1997-04-01 | International Business Machines Corporation | System and method for sacrificial color matching using bias |
US5739927A (en) | 1995-06-07 | 1998-04-14 | Xerox Corporation | Method for refining an existing printer calibration using a small number of measurements |
US5649072A (en) | 1995-06-07 | 1997-07-15 | Xerox Corporation | Iterative technique for refining color correction look-up tables |
US6043909A (en) * | 1996-02-26 | 2000-03-28 | Imagicolor Corporation | System for distributing and controlling color reproduction at multiple sites |
US5710824A (en) | 1996-03-13 | 1998-01-20 | Xerox Corporation | System to improve printer gamut |
US6342951B1 (en) * | 1998-12-16 | 2002-01-29 | Xerox Corporation | Gamut mapping algorithm using inverted gamma function |
-
1998
- 1998-12-16 US US09/213,656 patent/US6342951B1/en not_active Expired - Lifetime
-
1999
- 1999-12-14 JP JP35379999A patent/JP4308392B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6342951B1 (en) | 2002-01-29 |
JP2000184225A (ja) | 2000-06-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4308392B2 (ja) | デジタル画像処理方法及びマッピング方法 | |
KR100736939B1 (ko) | 지능형 색역 관리 방법 | |
EP0611230B1 (en) | Method and associated apparatus for transforming input color values in an input color space to output color values in an output color space | |
US5565931A (en) | Method and apparatus for applying gamma predistortion to a color image signal | |
US6719392B2 (en) | Optimized color ranges in gamut mapping | |
JP3737149B2 (ja) | カラー・イメージ生成システムおよび方法 | |
JP3676402B2 (ja) | 自然シーン画像のカスケード処理方法及び装置 | |
US8045222B2 (en) | Image processing method, image processing apparatus, computer program product, and recording medium for image processing | |
JP4068673B2 (ja) | 画像処理装置および方法 | |
JPH11341296A (ja) | 色域変換方法及び色域変換装置 | |
JP4565642B2 (ja) | 画像処理方法および画像処理装置 | |
JP4536431B2 (ja) | カラー出力装置を制御するための方法及びシステム | |
JPH11252394A (ja) | デジタルカラ―画像における装置独立の輝度及びクロミナンスデ―タ補正方法 | |
JPH0879545A (ja) | イメージ・マッピング方法、イメージ表示システム及びイメージ印刷システム | |
JP2001169136A (ja) | 原稿色再マッピング方法及び色域マッピングシステム | |
Spaulding et al. | UltraColor: A new gamut-mapping strategy | |
JP3818098B2 (ja) | 画像信号処理方法及び画像信号処理装置 | |
US7006105B2 (en) | Color correction method and color correction program to obtain desired output image | |
JP2000165907A (ja) | カラー画像記録装置およびカラー画像記録方法 | |
Braun et al. | Development and evaluation of six gamut-mapping algorithms for pictorial images | |
US8064112B1 (en) | Color separation and reproduction method to control a printing process | |
JP3360476B2 (ja) | 画像処理方法及び装置 | |
JP3749102B2 (ja) | 画像処理装置、画像形成装置、並びに画像処理方法 | |
JP2001285638A (ja) | 画像処理方法 | |
JP3099344B2 (ja) | 画像処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061212 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080815 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080819 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081105 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090407 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090501 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120515 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130515 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130515 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |