JP4536431B2 - カラー出力装置を制御するための方法及びシステム - Google Patents

カラー出力装置を制御するための方法及びシステム Download PDF

Info

Publication number
JP4536431B2
JP4536431B2 JP2004173662A JP2004173662A JP4536431B2 JP 4536431 B2 JP4536431 B2 JP 4536431B2 JP 2004173662 A JP2004173662 A JP 2004173662A JP 2004173662 A JP2004173662 A JP 2004173662A JP 4536431 B2 JP4536431 B2 JP 4536431B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
calibration
variables
color
stage
dimensional
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004173662A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005012793A (ja
Inventor
シャーマ ゴーラヴ
バラ ラジャ
ピエール エル エヌ ヴァン デュ カペル ジャン
エス モルツ マーティン
ケイ メサ ラリット
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Xerox Corp
Original Assignee
Xerox Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Xerox Corp filed Critical Xerox Corp
Publication of JP2005012793A publication Critical patent/JP2005012793A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4536431B2 publication Critical patent/JP4536431B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/50Picture reproducers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/603Colour correction or control controlled by characteristics of the picture signal generator or the picture reproducer
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2320/00Control of display operating conditions
    • G09G2320/02Improving the quality of display appearance
    • G09G2320/0271Adjustment of the gradation levels within the range of the gradation scale, e.g. by redistribution or clipping
    • G09G2320/0276Adjustment of the gradation levels within the range of the gradation scale, e.g. by redistribution or clipping for the purpose of adaptation to the characteristics of a display device, i.e. gamma correction
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2320/00Control of display operating conditions
    • G09G2320/06Adjustment of display parameters
    • G09G2320/0693Calibration of display systems
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G5/00Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators
    • G09G5/02Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators characterised by the way in which colour is displayed
    • G09G5/04Control arrangements or circuits for visual indicators common to cathode-ray tube indicators and other visual indicators characterised by the way in which colour is displayed using circuits for interfacing with colour displays

Description

実施形態は、一般に、カラー画像/テキストの印刷及び表示システムの分野に関する。付加的な実施形態は、カラー・ディスプレイ、カラー・プリンタ及び他のカラー付与装置などのカラー出力装置を調整するための方法及びシステムに関する。
今日のビジネス、経済、及び科学的環境において、色は情報伝達の要素として本質的なものとなってきた。色は、知識及び思想の共有を容易にする。デジタル・カラー文書の出力装置の開発に関わる企業は、自らの製品の精度及び全体的な画像品質を改善することができる技術を、絶えず探っている。
カラー画像は、通常は、各々が単一の原色又は二次色についての1組の色密度信号からなる1つまたはそれ以上の分解として表される。色密度信号は、通常、強度が最小から最大まで変化し、システムのビット密度に対応する多数の諧調度を有するデジタル・ピクセルとして表される。したがって、例えば、通常の8ビット・システムは、原色の各々の256階調を提供することができる。
色は、したがって、合わせて見たときに混合色を呈する、ピクセルの各々の強度の組み合わせと考えることができる。通常、プリンタ信号は、減法混色の三原色の信号(すなわち、シアン、マゼンタ及びイエロー)及びブラック信号を含み、これらは共にプリンタの色材信号と考えることができる。色信号の各々は、1つの分解を形成し、他の分解と共に組み合わされたとき、カラー画像を形成する。
文書の交換及び再利用をできるだけ容易にするためには、装置に依存しない方法で文書特性を特定することが望ましい。したがって、色は、装置に依存しない色空間で人間の視覚特質に基づいて特定することが好ましい。出力装置の本来の制御空間(例えば、プリンタのCMYK値)は装置非依存性の色空間を構成しないので、所与の色を印刷し又は表示するためには、多くの場合、特定された装置非依存性の色値に対応する装置制御値を求めることが必要である。これは、通常、三段階の手順を利用することで達成することができる。
第1に、所定の装置制御値をもつ1組のカラー・パッチを装置上に出力し、パッチの各々の色を装置非依存性の色座標で測定する。第2に、装置制御値及び対応する測定済みの装置非依存性の色値を用いて、「装置応答前関数」を推定することができる。第3に、「装置応答前関数」を「逆変換」して、「装置補正関数」を得ることができる。
ステップ2の「装置応答前関数(forward device-response function)」は、装置制御値から、該制御値に対応して装置により生成される装置非依存性の色値へのマッピングを表す。ステップ3の「装置補正関数」は、装置非依存性の色の各々を、特定された装置非依存性の色値を出力装置上に生成する装置制御値にマップする。「装置補正関数」は、典型的には、あらかじめ計算され、メモリに記憶される。所与の色を出力装置上に生成するために、対応する装置非依存性の色値を「装置補正関数」によってマップして、制御値を得る。装置をこうした制御値で駆動させると、所望の色が生成できる。
「装置補正関数」を2つの部分、すなわち、装置の直前に置く「キャリブレーション」関数及び「特性付け」関数に分離することが通常行われており、該「装置補正関数」は、装置を、キャリブレーション関数を「通じて」アドレスする。この分離は、従来のCMYKプリンタのケースについて、図1に示される。図1においては、CMYKプリンタとして実行することができる従来システム100が描かれている。システム100は、「装置補正関数」105及び「キャリブレーション装置」部分107に分割することができる。「装置補正関数」105は、特性付け部分及びキャリブレーション部分に分割することが可能で、それぞれ、特性付けルーチン102及びキャリブレーション・ユニット104によって表される。
装置非依存性の色は、入力110として特性付けルーチン102に与えることが可能で、その出力は、キャリブレーション・ユニット104に送ることができる。キャリブレーション・ユニット104からの出力は、次には、出力線114によって示されるように、出力装置106に与えることができる。さらに、線112は、代替的なCMYK(すなわち、高速エミュレーション)を示す。データは、リプリント・パス・ユニット108から出力し、キャリブレーション・ユニット104に送ることができる。図1においては、システム100の「キャリブレーション装置」107は、キャリブレーション・ユニット104及び出力装置106から、一般に構成することができる。
「キャリブレーション変換」の目的は、トレードオフを容易にすることである。「完全装置補正関数」とは異なり、キャリブレーション変換は、出力装置を限定的かつ専用の方法で制御する。しかしながら、完全装置補正関数と比較すると、キャリブレーション変換はまた、実質的に低減された測定労力と共に実質的により低い計算労力しか必要としないという重要な利点を提供する。必要な計算労力量がより低いことによって、キャリブレーション変換を、完全装置補正関数ではあまりにも多くの計算及び/又はメモリが集中する可能性のある高速リアルタイム印刷、画像処理チェーンに組み込むことが可能となる。カラー出力装置、具体的には印刷技術で利用される装置について、キャリブレーションは、ブラック(K)チャネルについては独立して、及び、シアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)チャネルについては独立してか又は共にかどちらかで、行うことができる。
説明に役立つ例として、3チャネル(CMY)プリンタのケースを考慮するものとする。キャリブレーションの目的は、CMYから、色空間の選択された領域において所望のプリンタ応答を維持するC’M’Y’へのキャリブレーション変換を求めることである。さらに、キャリブレーション変換は、高速リアルタイム印刷パスに組み込むことができるように、少ないメモリ必要量でも、計算を行う上で効率的であることが求められる。
従来、キャリブレーション変換は、装置の個々のチャネルに対する1次元補正の形式で適用されてきた。CMYの場合、キャリブレーションは、C、M、及びYチャネルの各々について階調応答補正(TRCs)として適用することができる。図2は、従来の3色1次元キャリブレーション変換システムを示す。図2に示されるように、矢印202、204及び206は、それぞれ、変換214、216及び218への入力を表す。点線212は、一般に、個々の変換214、216、及び218から構成することができるキャリブレーション変換全体の境界を示す。出力は、それぞれC’、M’及びY’を表す矢印208、210及び211によって示される。したがって、以下の式(1)を図2のシステム200に対して適用できることが認識されるべきである。
C’=f1(C)、M’=f1(M)、Y’=f1(Y) (1)
従来の1次元キャリブレーションを用いて、紙からのΔEに対する所望の1次元応答を3つの1次軸に沿って特定するか、又は、3次元のCIELAB応答を、一定の単調性制約を充たす1次元の軌跡に沿って特定するか、どちらかが可能となる。したがって、CMY空間の残余部分における変換は、一般に、制御することができないキャリブレーション変換の結果である。
例えば、同じ入力C値(例えば、M対Yの平面)をもつ全ての入力点は、同じC’値にマップできる。こうしたアプローチに伴う問題は、色空間の大部分における応答を潜在的に妥協することで、所望の応答を1次元の軌跡に沿って得られることである。例えば、TRCsがグレーバランス型の場合、このことは、時に、ホワイトから装置の二次色(例えばM=YかつC=K=0のレッド軸に沿って存在する色であり、グリーン及びブルーについても同様である)へのスイープの再生において、望ましくない色相のずれをもたらすことになる。逆に、TRCsが独立線形型の場合、このことは、一般に、C=M=Yについてのグレーバランスを生じないこととなる。
TRCsは、明らかに、リアルタイム画像処理にとって極めて効果的である。必要メモリ容量も極めて少ない。すなわち、8ビット処理の場合、分離TRCの各々ついて256バイトのメモリが必要であり、合計で768バイトの記憶容量となる。さらに、キャリブレーションの導出は、一般に、簡単で汎用的な処理であり、該処理は、純粋なC、M、Yのステップウェッジ、及びグレーバランスが望まれる場合にはC=M=Y付近の可能性のあるパッチの測定を含む。
キャリブレーションのために個々のチャネルの各々を制御する別の方法として、キャリブレーションを、入力C、M、Yから出力C’、M’、Y’への完全3次元関数として行ってもよい。こうした処理は、従来は、現在のカラーマネジメント・アーキテクチャにおける特性付けのために利用されてきたが、1つの選択肢として、キャリブレーションに適用することが可能である。このケースでは、式(2)が適用される。
C’=f1(C、M、Y)、M’=f2(C、M、Y)、Y’=f3(C、M、Y) (2)
所望の応答は、3次元のCMY空間におけるいかなる点でも特定することが可能である。このように、所望の応答においていかなる妥協もせずに、唯一の1−1キャリブレーション関数f1、f2、f3を導くことが可能である。しかしながら、装置ドリフトとの相互作用は、変換においてある程度の滑らかさを必要とすることとなる。
まばらな3次元LUTsが補間とともに用いられる場合、処理は、高速印刷処理用途についてはあまりにも計算量が多いものとなるかもしれない。直接ルックアップ型の完全解像度LUTは、補間をせずに済むが、特に、異なる媒体、ハーフトーンその他のためにいくつかのLUTsを必要とする場合には、非常に大きなものとなるかもしれない。8ビット処理の場合、例えば、完全3次元LUTは、3*(256)3=48MBの記憶容量を必要とすることになるであろう。キャリブレーションの導出は、任意の3次元制御のために、特性付けに類似したものとなる。典型的には、これは、多くの測定を必要とする。
TRCsは、導出及び処理が簡単であるため、魅力的である。しかしながら、TRCsは、プリンタ応答全体の制御量を制限する。3次元LUTsは、極めて多くの制御を提供するが、導出及び画像処理は、一般に、はるかに複雑である。
したがって、本発明の特徴は、改善されたカラー印刷及び表示の方法並びにシステムを提供することである。
本発明の別の特徴は、カラー・プリンタ、印刷装置及びカラー・ソフトコピー・ディスプレイなどのカラー出力装置を調整するための改善された方法及びシステムを提供することである。
本発明のさらに別の特徴は、カラー出力装置を調整するために2次元キャリブレーション変換を利用する、該カラー出力装置のキャリブレーション方法及びシステムを提供することである。
カラー出力装置を調整するための方法及びシステムに関する本発明の態様が、本明細書に開示される。所定の変換をカラー出力装置に入力される複数の未調整の制御変数に適用して、複数の中間変数を得ることができる。カラー出力装置自体は、一般に、複数の中間変数を制御するための少なくとも3つの独立制御信号により駆動される。
実施形態に従えば、少なくとも1つの制御変数を、複数の中間変数の中の1つ又はそれ以上の中間変数を利用して求めることが可能であり、中間変数の少なくとも1つは、1つ以上の入力変数によって決まる。その後、カラー出力装置のキャリブレーションのために、複数の中間変数の中から1つ又はそれ以上の出力制御変数を計算することが可能であり、そのことにより、中間変数の少なくとも1つは、一般に、未調整の制御変数の集合の中の1つ又はそれ以上の未調整の制御変数によって決まる。
所定の変換は、複数の固定変換を含むアーキテクチャを用いて構成することが可能で、該固定変換の出力は、それぞれに、複数の2次元ルックアップテーブル(LUTs)に提供可能であり、該LUTは、カラー出力装置のキャリブレーションのために、調整された制御値を発生する。
同じ参照数字が個々の図を通じて同一の又は機能的に類似の要素を指しており、明細書に組み込まれて、明細書の一部を形成する添付図は、本発明の実施形態をさらに示す。
以下の限定されない例において論じられる具体的な値及び構成は変化させることが可能であり、単に本発明の実施形態を記述するために引用され、本発明の範囲を限定する意図を持つものではない。
本発明は、一般に、カラー装置用のキャリブレーション・アーキテクチャにおける2次元キャリブレーション変換の利用に向けられている。本明細書に記載された2次元キャリブレーション方法及びシステムは、従来の1次元キャリブレーションと比べ極めて多くの制御を可能とする一方、メモリ及び計算の必要量は全く妥当なものである。本明細書に記載された発明は、高速印刷用途のためのリアルタイム画像パスにおいて、直ちに具体化することができる。
本明細書に示される詳細な説明を通じて、いくつかの定義を一貫して適用することが可能である。用語「入力制御値」は、一般に、本明細書に記載されたキャリブレーション変換に入力される値を指す。用語「出力制御値」は、キャリブレーション変換から出力され、装置を直接駆動する値を指す。さらに、用語「中間制御値」は、出力変数の計算処理において、入力制御変数から計算される中間変数を指す。
本発明は、また、装置特性の複数の側面についての制御を可能にすることができる。例えば、本明細書に記載された方法及びシステムの一実施形態は、個々のC、M、及びY軸に沿って、及び、装置グレー軸(C=M=Y、K=0)に沿って、及び、例えば装置ブルー軸(C=M、Y=K=0)といった二次色の軸に沿って、装置の動作の独立制御を可能にする。本発明によってもたらされる付加的な制御能力は、他の装置の特性をエミュレートすることが多くの場合求められる非従来型の画像化装置において、特に有用である。こうした装置の例は、オフセット(SWOP)印刷機をエミュレートすることができるXerox Docucolor IGen3 ゼログラフィー印刷エンジンである。こうした装置の別の例は、陰極線管(CRT)ディスプレイをエミュレートする液晶ディスプレイ(LCD)である。
図3は、本発明の実施形態に従って実行することができる2次元キャリブレーション変換システム300を示す。入力制御値314、316、及び318は、図3に示されるように、それぞれ、C、M、及びY色と関連づけられる。システム300は、固定変換322及びキャリブレーション決定済み2次元LUTs324から一般に構成される、キャリブレーション変換320をさらに含む。固定変換322は、個別変換302、304及び306から構成され、一方、2次元LUTs324は、2次元LUTs308、310及び312から構成される。
システム300は、プリンタ制御用途として2次元LUTsを使用することを可能にする。数学的には、キャリブレーション変換320のための2次元LUTsの概念は、入力CMY制御値の、矢印326、328、及び330でそれぞれ示される出力C’M’Y’制御値へのマッピングに基づいている。キャリブレーション変換320は、出力変数の各々について、入力CMYの関数として2つの中間制御変数を利用することにより一般的に表すことが可能であり、そのことにより、出力C’、M’、及びY’は、以下の式(3)から(8)までに示されるように、対応する2つの中間変数を介して求められる。
(s1,t1)=vi1(C,M,Y)(3)
(s2,t2)=vi2(C,M,Y)(4)
(s3,t3)=vi3(C,M,Y)(5)
C’=f1(s1,t1) (6)
M’=f2(s2,t2) (7)
Y’=f3(s3,t3) (8)
ここで、si、tiは、入力CMY制御値によって決まる中間制御値である。図3に描かれている中間制御値は、一般的に、s1、t1、s2、t2、及びs3、t3を含む。出力C’はs1、t1によって求めることが可能であり、一方、出力M’はs2、t2によって求めることが可能である。同様に、出力Y’は、図3に示されるs3、t3によって求めることが可能である。
キャリブレーションを目的として、所望の応答は、一定の制約を伴う色空間の複数の曲線に沿って、又は、一定の制約を伴うCMY空間の2次元多様体に沿って、特定することができる。色空間の残余部分における応答は、直接には制御が及ぼされることのない結果である。実際には、色空間の残余部分上での応答は、特定された曲線又は多様体上での特定されたキャリブレーション応答の副産物である。例えば、第1段階の所定の変換で同じ(s1、t1)の組にマップされる入力CMY空間の全ての点は、同じ出力C’値にマップすることになる。
CMYから中間変数{sk、tk}への変換は、上述のキャリブレーション・アーキテクチャを利用して達成することが可能な制御に、制約を課すことができる。これらの制約のいくつかは、本発明の特定の実施形態について、本明細書により詳細に記載される。2次元LUTsを用いて達成することが可能な所望の制御の例のいくつかもまた、本発明の好ましく、かつ、代替的な実施形態に関して、本明細書に示される。
本明細書に記載されるアプローチの1つの利点は、キャリブレーションが、従来の1次元キャリブレーションを用いて可能であった点に比べて、多くの点で所望の応答を維持できるので、キャリブレーションによって得られる装置安定性は、ほとんどのプリンタについて著しく改善できるということである。さらに、キャリブレーション変換を実行するために、3つの2次元LUTsを利用することができる。例えば、補間を用いずに完全解像度のルックアップを使用することで、さらに、ハイエンドの印刷用途について妥当な必要記憶容量及び必要メモリ量とすることができる。
全体的な処理及びメモリの複雑性を低減するためには、パラメータsk、tkを、入力C、M、Yの計算上単純な変換とするか、又は、妥当な必要記憶容量となるLUTsを利用して計算可能とするべきである。さらに、キャリブレーションの導出に必要な労力は、1次元のケースと3次元のケースとの間のどこかに存在することを認識することができる。
図4は、本発明の第1の、かつ、好ましい実施形態に従って、[C、M+Y]をC’にマップする2次元キャリブレーションLUTf1を描くグラフ400を示す。この実施形態の場合、中間変数si、tiは、以下の式(9)から(14)までに従って、入力CMY制御変数によって定めることができる。
1=M+Y (9)
2=C+Y (10)
3=C+M (11)
1=C (12)
2=M (13)
3=Y (14)
シアンのマッピングのためのLUTf1は、2つの変数、すなわち、i)入力C及びii)MとYとの和の関数である。類似の関係は、f2、f3、すなわち、マゼンダ及びイエローのマッピングのためのLUTについて、当てはまる。上式に記述されるように、出力制御値M’は、LUTf2を利用して、中間変数s2=(C+Y)及びt2=Mから求めることができる。同様に、出力制御値Y’は、LUTf3を利用して、中間変数s3=(C+M)及びt3=Yから求めることができる。図4は、所望の応答特性を維持することが可能な一定の経路の例を含む、LUTf1の2次元変域を示す。こうした経路の例は、例えば、次の段落でより詳細に定義される「目標曲線」を含む。
目標曲線(aim curve)は、入力制御変数の空間における曲線と装置非依存性の色空間における曲線との間の所望の対応関係と考えてよい。目標曲線によって確立される対応関係は、入力制御変数に必要とされる所望の応答を表しており、キャリブレーション変換の目的は、典型的には、この対応関係を確立することである。単一の一般的な曲線は、0から1までの範囲の値をとる単一のパラメータtを用いて、パラメータ化することが可能である。
目標曲線は、次に、例えば、以下の関係(15)に従って、パラメータtにより確立される曲線の対応関係として、表現することができる。
Figure 0004536431
ここで、
Figure 0004536431
は、1組の入力制御値を表し、
Figure 0004536431
は、装置のための対応する装置非依存性(例えば、CIELAB)の値を表す。この数式は、目標曲線と呼ぶことができる。
パラメータtのいかなる所与の値についても、関係(15)は、入力制御変数
Figure 0004536431
が、応答
Figure 0004536431
を生成し、したがって、1つの点について1つの対応関係を確立すべきであることを特定している。パラメータtが変化するに従って、その関係は、入力制御変数の空間と、該入力制御変数の空間における曲線からCIELAB空間への各点ごとのマッピングが存在するCIELAB空間との両方において、曲線を描き出す。
典型的には、目標曲線は、CIELAB空間における中性軸(a*=b*=0)として定められてきており、CMY空間において対応する曲線は、C=M=Yにより定められる直線か、又は、SWOP若しくは産業上一般に用いられるSWOPのバージョン(例えば、市販のSWOP)などの基準についての曲線である。しかしながら、このアプローチは、一般化して、任意の曲線に適用してもよい。
目標曲線についての対応関係は、一般に、いかなる任意の装置非依存性の色空間において定めてもよく、CIELAB空間には限定されない。キャリブレーション変換の目的は、目標曲線によって確立された対応関係を保つように、入力制御変数を出力制御変数にマップすることである。すなわち、パラメータtの値の各々について、入力制御値
Figure 0004536431
がキャリブレーション変換を通じてマップされるとき、その結果の出力制御値は、カラー出力装置を駆動するのに利用することが可能であり、該装置によって生成される応答は、装置非依存性の色表現における
Figure 0004536431
である。
図4に示される例を参照すると、制御は、座標軸C(すなわち、0から255まで)によって示される純粋なC軸に沿って達成することができる。さらに、「装置グレー軸」、すなわちC=M=Yに沿う制御は、線406によって示すことができる。装置グレー軸に代わるものとして、オフセット(SWOP)印刷のためのグレー軸に沿う制御が、線408によって示される。レッドからブラックへの軸に沿う制御は、線404によって示される。最後に、軸402は、シアン分解の可変明部(開始点)制御を、他の2つの分解の和の関数として達成するのに用いることができる。軸414は、同様に、シアン分解の可変暗部制御を、他の2つの分解の和の関数として与える。
ここで注目すべきは、このスキームを利用して、装置の2次軸に沿う(すなわち、装置ブルー、つまりC=M、Y=0の軸、装置グリーン、つまりC=Y、M=0の軸、及び装置レッド、つまりM=Y、C=0の軸のそれぞれに沿う)いくつかの段階の制御を同時に達成できることである。多くの場合、プリンタの本来のブルー軸(C=M)に沿う色相は、パープルであり、正確にブルーではない。こうしたケースでは、キャリブレーションを利用して、C=M軸に沿うブルーの色相を生成するのが望ましいこととなる。このアプローチは、完全3次元特性付け変換が多くの場合不要な彩度付与パスについて、特に有用となる。このアプローチは、記載された実施形態によって達成することが可能である。いくつかの付加的な解析を用いて、肌色に対応する領域における応答を定めて、制御することも可能である。これらの領域における独立な制御は、多くの場合、カラー出力装置で望まれるが、一般に、標準的な1次元キャリブレーション・アーキテクチャでは達成できない。
LUTf1のキャリブレーション処理は、これらの軸に沿って所望の目標を達成する必要性をC’に与える。これらのC’は、2次元LUTの適切な位置に挿入される。LUTの残余部分は、次に、何らかの形式の補間か、又は数学的な適合関数を用いて補充される。この処理は、LUTsf2及びf3についても繰り返されて、それぞれ、M’及びY’を発生する。関数f1、f2、及びf3には、適切な制約をおく必要がある。例えば、f1は、入力Cに関して単調でなければならない。他の制約が、通常は、実際に要求される。
ここで注目すべきは、図4の2次元LUTにおけるいかなる所与の入力点(p1、p2)も、2つの平面C=p1、M+Y=p2の交差によって形成される、CMY空間の線に対応することである。この線に沿うすべての点は、したがって、同じC’にマップすることになる。この場合の妥協は、平面全体が同じ出力C’にマップする1次元キャリブレーションにおいて生じる妥協ほど、深刻なものではない。
8ビットの入力CMY画像について、3つの2次元LUTs(例えば、各々のサイズが256×511バイトのLUT)を利用することが可能である。したがって、全体のサイズは、400キロバイトを僅かに下回り、ハイエンドシステムにおいて許容できる必要量である。16ビット出力についての必要記憶容量もまた800キロバイトより少ないので、8ビット以上の出力をハーフトーン化に関連して利用させるアーキテクチャもまた、十分に実現可能である。
計算処理は、si及び画素当たり3回の2次元テーブル索引を計算するために、3回の加算からなる。これは、一般に3回の乗算、3回の加算、及び画素当たり4回の3次元テーブル索引を必要とする3次元の4面体補間に比べて、実質的に、はるかに費用がかからない。加算演算がボトルネックとなる場合には、こうした演算は、常に、あらかじめ計算して、3つの2次元LUTsの別の組に記憶することができる。こうしたアプローチは、順次的2次元LUT構造を提供することができる。適切な方策は、利用されるプラットフォームによって、及び、ハードウェアによる支援も必要とされるかどうかということによって決まる。
実行することを目的として、2次元LUTsを、該2次元LUTと均等な(すなわち、同じ変換を表す)1次元LUTに「展開する」ことができることも当業者に明らかであろう。例えば、8ビットの入力CMY画像について、C及び(M+Y)で索引付けされた2次元テーブルは、可変の512*C+(M+Y)で索引付けされた単一の均等な1次元テーブルに展開することができる。この概念は、一般に、本発明のいかなる実施形態にも適用可能であり、「展開」するために、いくつかの異なるマッピングが可能である。
以前に言及したように、中性軸の付近のパッチだけでなく、1次及び2次軸に沿うステップウェッジを測定することで、キャリブレーションを導出することができる。実施形態は、中性応答がC=M=Y軸に沿って要求されるという仮定で記載されてきたが、このことは、本発明の限定的な特徴とはみなされない。本明細書に一般的に記載された2次元キャリブレーションスキームは、したがって、強化されたエミュレーション性能をさらに向上させるだけでなく、キャリブレーション処理が所望の応答を多くの位置で「明確に定める」ので、調整された装置が、従来の1次元キャリブレーションを用いて可能となるものより安定であることを保証する。
図5は、本発明の第2の、かつ、代替的な実施形態に従って、[C、M+Y+K]をC’にマップする2次元キャリブレーションLUTf1を描くグラフ500を示す。グラフ500は、CMYKプリンタのキャリブレーションをアドレスする。以下の詳細な説明において、2次元LUTsは、Kを独立に取り扱うことができるという仮定を用いて、C、M及びYについて示される。中間制御変数si、tiは、以下の式(16)から(21)までに従って、入力制御変数C、M、Y、及びKによって定めることが可能である。
1=M+Y+K (16)
2=C+Y+K (17)
3=C+M+K (18)
1=C (19)
2=M (20)
3=Y (21)
シアンのマッピングのためのLUTf1は、2つの変数、すなわち、i)入力C及びii)MとYとKとの和の関数である。類似の関係は、f2、f3、すなわち、マゼンダ及びイエローのマッピングのためのLUTについて、当てはまる。グラフ500は、したがって、所望の応答特性を維持することが可能な一定の経路の例と共に、LUTf1の2次元変域を示す。純粋なC軸に沿う制御は、座標軸504(すなわち、0から255まで)によって示すことができる。装置の2次軸(例えば、C=M、Y=0、K=0か、C=Y、M=0、K=0か、C=K、M=0、Y=0)に沿う制御は、一般に、線506により示される。装置のMY又はYKからブラックへの線に沿う制御は、線502により示される。最後に、典型的なUCR/GCRについての中性軸に沿う制御は、線508により示される。
グラフ500について、典型的なUCR/GCRの方策は、中性軸に沿って仮定される。この方策は、明るいグレー(ここでは、CMYを混合したブラックの使用が典型的にはより滑らかなグレーを生成する)にはほとんどKがないものと仮定し、より暗い色に接近していくにつれて、徐々にKを取り入れる。C、M、及びY色は、Kがインク制限の制約を満足する一定の限界を超えて増加するに従って、減少させられる。入力CMYK空間において結果として得られる曲線は、グラフ500で508として示されるタイプの曲線にマップする。
適切な制約を条件として、所望の応答特性は、多くの場合は望ましいこれらの曲線の各々に沿って特定することができる。ここで注目すべきは、このアーキテクチャを用いると、必要記憶容量は多少増加する(例えば、係数にして約2だけ)が、依然として妥当なものであることである。必要測定量及び必要計算量もまた、このスキームについては妥当である。
本発明の第3の、かつ、代替的な実施形態に従って、プリンタの装置ブルー軸(C=M、Y=K=0)は、多くの場合、モニタのブルーの色相とはまったく異なる色相を有しており、彩度付与の目的では、多くの場合、この特性を補完するのが望ましいことが認識できる。当業者により認識されることになるように、彩度付与の目的は、スイープ、ブロックなどの合成的に生成されるグラフィクスについて、所望の描写特性を獲得することを試みるものである。
しかしながら、従来の1次元キャリブレーションにおいては、これを、個々のチャネル応答を妥協せずに達成することはできない。本実施形態は、この問題を改善することを目的とする。本実施形態について、K及びYは共に、独立なチャネル線形化を可能にする従来の1次元trcsによって、並びに、C’及びM’の両方について用いられ、C及びMの両方により索引付けされる2次元LUTsによって、取り扱われると仮定することができる。その結果のアーキテクチャは、C及びMチャネルについての独立なチャネル線形化、及び装置ブルー軸(C=M、Y=K=0)に沿う2次元応答の特定化を可能にする。
一般に注目されるのは、キャリブレーションを、ユーザ・インターフェースを備えるフロントエンドを利用するカラー・プリンタについて実行できることである。このようなインターフェースは、後に測定することができるターゲットを印刷することが可能である。その結果としての測定を利用して、プリンタに読み込ませるキャリブレーション変換を求めることができる。
本発明は、カラー・ディスプレイ装置のキャリブレーションに適用することもできる。通常、ディスプレイのキャリブレーションは、個々の原色チャネル、すなわち、レッド(R)、グリーン(G)、及びブルー(B)のトーン応答を1次元の関数を用いて補正し、この補正が、R、G、Bのすべての可能な混合色について適用されると仮定することにより達成される。いくつかの表示技術、とりわけLCDについて、中性(R=G=B)軸及び2次軸(R=G、R=B、G=B)に沿うディスプレイ応答は、1次軸に沿う応答とは実質的に異なるものとなり得る。このケースでは、提案された2次元キャリブレーション・アーキテクチャを利用して、異なる軸に沿って異なる制御及び補正関数を適用することができる。
様々な他の代替的手法、修正、変形、改良、均等技術、又は、例えば、出願人その他の者により、現在、予期されておらず、認識されておらず、若しくは実質的に成し遂げられていないか又はそのようにされていないであろう、本明細書の教示からの実質的な均等技術は、特許請求の範囲及びそれに対する補正に包まれることも意図していることが認識される。
「装置補正関数」を特性付け及びキャリブレーションに分割する従来システムを示す。 従来の3色1次元キャリブレーション変換システムを示す。 本発明の実施形態に従って実行することができる2次元キャリブレーション変換システムを示す。 本発明の実施形態に従って、[C、M+Y]をC’にマップする2次元キャリブレーションLUTf1を描くグラフを示す。 本発明の実施形態に従って、[C、M+Y+K]をC’にマップする2次元キャリブレーションLUTf1を描くグラフを示す。
符号の説明
300:2次元キャリブレーション変換システム
302、304、306:個別変換
308、310、312:2次元LUTs
314、316、318:入力制御値
320:キャリブレーション変換
322:固定変換
324:2次元LUTs
326、328、330:出力制御値

Claims (4)

  1. カラー出力装置を制御するための方法であって、該方法は、2段階のキャリブレーション変換を提供するものであり、
    前記2段階のキャリブレーション変換における第1段階の変換は、複数の中間変数を取得するための、少なくとも2つの入力制御変数に対する固定された所定の変換を含み、
    前記2段階のキャリブレーション変換における第2段階の変換は、前記カラー出力装置の制御のための、前記複数の中間変数のうちの2つの中間変数の入力を伴う2次元ルックアップテーブルを利用して前記複数の中間変数から少なくとも1つの出力制御値を計算するよう構成され、ここにおいて、前記中間変数を2つの中間的な可変の設定としてs i ,t i としたとき(i=1,2,3)、前記中間変数は、
    CMY空間におけるキャリブレーション変換においては、
    1 =M+Y
    2 =C+Y
    3 =C+M
    1 =C
    2 =M
    3 =Y
    によって決定され、
    CMYK空間におけるキャリブレーション変換においては、
    1 =M+Y+K
    2 =C+Y+K
    3 =C+M+K
    1 =C
    2 =M
    3 =Y
    によって決定されることを特徴とする方法。
    但し、C,M,Y,Kは、それぞれ、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックをあらわす入力制御変数である。
  2. カラー出力装置のためのユーザ・インターフェースを更に備える、請求項1に記載のシステムであって、
    前記ユーザ・インターフェースが、ユーザが独立して、入力制御変数空間内での複数のパスに沿った所望の応答を指定することを可能とする
    ことを特徴とするシステム。
  3. カラー出力装置を制御するためのシステムであって、該システムは、2段階のキャリブレーション変換手段を提供するものであり、
    前記2段階のキャリブレーション変換手段における第1段階の変換手段は、複数の中間変数を取得するための少なくとも2つの入力制御値に適用される固定された所定の変換手段を含み、前記複数の中間変数のうちの少なくとも1つの中間変数は2以上の入力制御値から導かれ、かつ、
    前記2段階のキャリブレーション変換手段における第2段階の変換手段は、前記複数の中間変数から少なくとも1つの出力制御値を計算し、ここにおいて、少なくとも1つの出力制御値は、2以上の入力制御値から導かれる前記複数の中間変数の少なくとも1つの中間変数を利用して計算されるよう構成され、ここにおいて、前記中間変数を2つの中間的な可変の設定としてs i ,t i としたとき(i=1,2,3)、前記中間変数は、
    CMY空間におけるキャリブレーション変換においては、
    1 =M+Y
    2 =C+Y
    3 =C+M
    1 =C
    2 =M
    3 =Y
    によって決定され、
    CMYK空間におけるキャリブレーション変換においては、
    1 =M+Y+K
    2 =C+Y+K
    3 =C+M+K
    1 =C
    2 =M
    3 =Y
    によって決定されることを特徴とするシステム。
    但し、C,M,Y,Kは、それぞれ、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックをあらわす入力制御変数である。
  4. カラー出力装置のためのユーザ・インターフェースを更に備える、請求項3に記載のシステムであって、
    前記ユーザ・インターフェースが、ユーザが独立して、入力制御変数空間内での複数のパスに沿った所望の応答を指定することを可能とする
    ことを特徴とするシステム。
JP2004173662A 2003-06-18 2004-06-11 カラー出力装置を制御するための方法及びシステム Expired - Fee Related JP4536431B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/465,408 US7355752B2 (en) 2003-06-18 2003-06-18 Two-dimensional calibration architectures for color devices

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005012793A JP2005012793A (ja) 2005-01-13
JP4536431B2 true JP4536431B2 (ja) 2010-09-01

Family

ID=33517518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004173662A Expired - Fee Related JP4536431B2 (ja) 2003-06-18 2004-06-11 カラー出力装置を制御するための方法及びシステム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7355752B2 (ja)
JP (1) JP4536431B2 (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8014024B2 (en) 2005-03-02 2011-09-06 Xerox Corporation Gray balance for a printing system of multiple marking engines
US8149454B2 (en) * 2005-06-09 2012-04-03 Xerox Corporation Color printing
US8259369B2 (en) 2005-06-30 2012-09-04 Xerox Corporation Color characterization or calibration targets with noise-dependent patch size or number
US8203768B2 (en) 2005-06-30 2012-06-19 Xerox Corporaiton Method and system for processing scanned patches for use in imaging device calibration
US7719716B2 (en) * 2005-11-04 2010-05-18 Xerox Corporation Scanner characterization for printer calibration
US8711435B2 (en) * 2005-11-04 2014-04-29 Xerox Corporation Method for correcting integrating cavity effect for calibration and/or characterization targets
US7826090B2 (en) * 2005-12-21 2010-11-02 Xerox Corporation Method and apparatus for multiple printer calibration using compromise aim
US8102564B2 (en) * 2005-12-22 2012-01-24 Xerox Corporation Method and system for color correction using both spatial correction and printer calibration techniques
US7633647B2 (en) * 2006-08-09 2009-12-15 Xerox Corporation Method for spatial color calibration using hybrid sensing systems
US7593134B2 (en) * 2006-10-23 2009-09-22 Xerox Corporation Color rendering control system
US7688470B2 (en) * 2006-12-20 2010-03-30 Xerox Corporation System and method for color calibration incorporating gray-component replacement using black value and intermediate color variable input
US20080218802A1 (en) * 2007-03-09 2008-09-11 Xerox Corporation Device calibration method with accurate planar control
US7869087B2 (en) * 2007-03-31 2011-01-11 Xerox Corporation Color printer characterization or calibration to correct for spatial non-uniformity
US7956867B2 (en) 2008-05-09 2011-06-07 Xerox Corporation Color separation multiplexing for real-time multi-dimensional device calibration
US8331662B2 (en) * 2009-01-21 2012-12-11 Xerox Corporation Imaging device color characterization including color look-up table construction via tensor decomposition
US8249340B2 (en) * 2009-03-02 2012-08-21 Xerox Corporation Dimensionality reduction method and system for efficient color profile compression
US8351724B2 (en) 2009-05-08 2013-01-08 Sharp Laboratories Of America, Inc. Blue sky color detection technique
US20100322513A1 (en) * 2009-06-19 2010-12-23 Sharp Laboratories Of America, Inc. Skin and sky color detection and enhancement system
US8836997B2 (en) 2011-11-07 2014-09-16 Xerox Corporation Method and system for imaging device characterization including look-up table construction via tensor decomposition
WO2017059043A1 (en) * 2015-09-30 2017-04-06 Dolby Laboratories Licensing Corporation 2d lut color transforms with reduced memory footprint
US11640811B2 (en) * 2021-03-19 2023-05-02 Google Llc Three sub-color correction based on two-dimensional graphs

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0385063A (ja) * 1989-08-28 1991-04-10 Fujitsu Ltd カラー演算回路
JPH05284348A (ja) * 1992-04-02 1993-10-29 Canon Inc 下色除去装置
JPH0619441A (ja) * 1992-07-03 1994-01-28 Canon Inc カラー画像信号変換装置
JPH06326860A (ja) * 1993-05-11 1994-11-25 Konica Corp 色修正方法および色修正装置
JPH08321964A (ja) * 1995-03-20 1996-12-03 Fuji Photo Film Co Ltd 色補正装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5305119A (en) * 1992-10-01 1994-04-19 Xerox Corporation Color printer calibration architecture
US5304119A (en) * 1993-06-24 1994-04-19 Monsanto Company Instrument for injecting implants through animal hide
US5689350A (en) * 1994-12-12 1997-11-18 Xerox Corporation Color printer calibration method for accurately rendering selected colors
US5995653A (en) * 1996-11-15 1999-11-30 Cymbolic Sciences International, Inc. Digital image processing system and method
US6178007B1 (en) 1997-01-21 2001-01-23 Xerox Corporation Method for continuous incremental color calibration for color document output terminals
US6262810B1 (en) * 1997-09-11 2001-07-17 Ricoh Corporation Digital imaging color calibration
US6330078B1 (en) * 1998-12-09 2001-12-11 Xerox Corporation Feedback method and apparatus for printing calibration
US6360007B1 (en) * 1998-12-22 2002-03-19 Xerox Corporation Dynamic optimized color lut transformations based upon image requirements
JP4281935B2 (ja) * 1999-10-12 2009-06-17 富士通株式会社 二重アクチュエータ制御システムのキャリブレーション方法
US6744534B1 (en) * 2000-05-02 2004-06-01 Xerox Corporation Robust colorimetry transform

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0385063A (ja) * 1989-08-28 1991-04-10 Fujitsu Ltd カラー演算回路
JPH05284348A (ja) * 1992-04-02 1993-10-29 Canon Inc 下色除去装置
JPH0619441A (ja) * 1992-07-03 1994-01-28 Canon Inc カラー画像信号変換装置
JPH06326860A (ja) * 1993-05-11 1994-11-25 Konica Corp 色修正方法および色修正装置
JPH08321964A (ja) * 1995-03-20 1996-12-03 Fuji Photo Film Co Ltd 色補正装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20040257595A1 (en) 2004-12-23
US7355752B2 (en) 2008-04-08
JP2005012793A (ja) 2005-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4536431B2 (ja) カラー出力装置を制御するための方法及びシステム
EP0611230B1 (en) Method and associated apparatus for transforming input color values in an input color space to output color values in an output color space
US6421142B1 (en) Out-of-gamut color mapping strategy
US6400843B1 (en) Color image reproduction with accurate inside-gamut colors and enhanced outside-gamut colors
US6388674B1 (en) Gamut mapping method and apparatus
JP4308392B2 (ja) デジタル画像処理方法及びマッピング方法
KR100736939B1 (ko) 지능형 색역 관리 방법
EP0681396B1 (en) Method and apparatus for calibrating a four color printer
US7403205B2 (en) Fast primary mapping and gamut adaptation to construct three dimensional lookup tables
US8045222B2 (en) Image processing method, image processing apparatus, computer program product, and recording medium for image processing
US6204939B1 (en) Color matching accuracy inside and outside the gamut
US6185004B1 (en) Self-calibration for color image reproduction system
KR20040100341A (ko) 색변환장치 및 그 방법
US8116561B2 (en) Color processing apparatus and method
US6151135A (en) Method and apparatus for color reproduction
EP1152373A2 (en) Robust colorimetry transform
US6160644A (en) Scanner calibration technique to overcome tone inversion
US20070188783A1 (en) Image processing device, image processing method and image processing program storage medium
US8643922B2 (en) Gamut clipping with preprocessing
JP2005191808A (ja) 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム
JP2000184222A (ja) カラー画像信号処理装置およびカラー画像信号処理方法
JP4985162B2 (ja) 色域生成装置、色域生成プログラム、及び色変換装置
JP4051919B2 (ja) カラー画像信号処理装置、カラー画像信号処理方法およびカラー画像信号処理プログラム
JP2008172681A (ja) 色変換装置、色変換方法、色変換プログラム、色変換係数作成装置、色変換係数作成方法、及び色変換係数作成プログラム
JP4569484B2 (ja) 画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070607

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090330

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091013

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100517

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100616

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130625

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees