JPH11252394A - デジタルカラ―画像における装置独立の輝度及びクロミナンスデ―タ補正方法 - Google Patents

デジタルカラ―画像における装置独立の輝度及びクロミナンスデ―タ補正方法

Info

Publication number
JPH11252394A
JPH11252394A JP11000396A JP39699A JPH11252394A JP H11252394 A JPH11252394 A JP H11252394A JP 11000396 A JP11000396 A JP 11000396A JP 39699 A JP39699 A JP 39699A JP H11252394 A JPH11252394 A JP H11252394A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
signal
signals
dependent
output device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11000396A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4149594B2 (ja
Inventor
Victor R Klassen
クラッセン アール.ビクター
Thyagarajan Balasubramanian
バラサブラマニアン シアガラジャン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Xerox Corp
Original Assignee
Xerox Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Xerox Corp filed Critical Xerox Corp
Publication of JPH11252394A publication Critical patent/JPH11252394A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4149594B2 publication Critical patent/JP4149594B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/6077Colour balance, e.g. colour cast correction
    • H04N1/608Colour balance, e.g. colour cast correction within the L, C1, C2 colour signals

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像処理システムに提供される輝度及びクロ
ミナンスに基づくデータの色補正効率を改善する。 【解決手段】 全てのピクセルのための輝度及びクロミ
ナンスデータが入力(ステップ302)されると、ステ
ップ304に示されるように、各ブロックごとにピクセ
ルの1つがマスターピクセル(Lm 、Crm 、Cbm
として選択される。マスターピクセルを出力装置依存の
色空間(L'Cr'Cb'、R'G'B')に変換するために、フルル
ックアップテーブルカラー変換をマスターピクセルに適
用する。各ピクセルの相対的な輝度値によりスケーリン
グされるクロミナンス値は、次に出力装置依存のL'Cr'C
b'又はR'G'B'値の全セットを得るためにブロック内の残
りのピクセルに割当てられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フル解像度の、平
均の、又はサブサンプリングされた輝度及びクロミナン
スに基づくデータの色補正効率を改善する方法に関す
る。より詳細には、本発明はデジタルカラー画像を緻密
に表現するために必要とされるデータ量及びそのデータ
を色補正するために必要とされる処理資源を削減する方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】データ整理は、そのデータを使用する実
際のアプリケーション(用途)のためにあまりに多くの
データが存在するデータ処理プロセスで必要とされる。
一般的に、デジタル画像(走査により得られるような空
間の両座標において、及び輝度レベルにおいて離散され
た画像)はしばしば大きく、従ってデータ整理の少なく
とも1形式にとって好ましい候補となる。これらのデジ
タル画像は通常、ピクセルごとには大きく変化せず、
「自然な空間相関 (natural spatial correlation)」と
して知られるものを有する。例えばデジタルカラー画像
において、クロミナンス(色差)データのための必要な
空間解像度は輝度データのための空間解像度より低いこ
とは一般に知られている。自然な空間相関は、デジタル
画像データのみでなく、削減されたデータに関する所定
の画像処理演算により必要とされる資源をも削減するこ
とを可能にする。
【0003】デジタルカラー画像は、そこに含まれる各
ピクセルごとのクロミナンス及び輝度値により表現され
得る。コピー内のカラーがオリジナル画像内の対応する
カラーと正確に一致する、又は少なくとも近似するよう
にカラー画像を再生することが明らかに要求される。画
像入力装置と出力装置はしばしば非常に異なるので、正
確なカラー画像の再生には、それが出力される前に何ら
かの色補正をクロミナンス及び輝度データに適用するこ
とがしばしば必要とされる。プリント装置のためのデジ
タル画像における色補正は、3次元の装置独立の色空間
(例えば、YCrCb、RGB、XYZ又はL*a*b
*)から3次元の装置依存の色空間への補正と、下色除
去(UCR)、グレイ成分置換(GCR:gray-componen
t replacement)及び線形化処理を含むその後のCMYK
への変換とを含み得る画像処理演算である。
【0004】上述のようなカラー変換のために必要とさ
れる時間は、適用されるデータ量に正比例する。従っ
て、敏速な画像処理を容易にするために何らかのデータ
整理を多くの用途で使用することが好ましい。圧縮に加
えて、サブサンプリング方式が、スキャナ、デジタル複
写機又はカラードキュメントを再生、格納又は処理する
ために用いられる他の装置で使用される。簡潔に述べる
と、サブサンプリング方式は、後に続く画像処理演算の
ために利用可能なオリジナル画像データのあるサブセッ
トを選択することを含む。これは、好ましくは再生され
た画像の外観上にほとんど又は全く影響を及ぼさずに、
その後生成及び変換されるデータ量を実質的に削減す
る。クロミナンスチャネルの少なくとも1つが減じられ
た密度である輝度及びクロミナンスデータの如何なる組
合せも、一般にサブサンプリングされた輝度及びクロミ
ナンスデータと呼ばれる。
【0005】CIE(国際照明委員会)標準のL*a*
b*及びL*u*v*、そして業界標準のYCrCbを
含む様々な輝度−クロミナンス色空間が存在する。ま
た、特定の目的のために単純に計算される輝度−クロミ
ナンス空間も定義され得る。輝度−クロミナンス空間の
際だった特長は、3本の軸の1つが輝度、即ちカラーの
明度を表し、他の2つは共に(カラー名に関係する)色
相及び彩度又は純度を表すことである。簡潔さのため
に、LCrCbがあらゆる輝度クロミナンス空間を意味
するために使用され、Lは輝度チャネルを、そしてCr
及びCbは画像内の所定のピクセルにおけるレッド及び
グリーンの量の差分R−Gと、ブルー及びイエローの量
の差分B−Yとを其々表す他の2つのチャネルを示す。
【0006】本発明は、デジタルカラー画像を再生する
ために必要とされる資源を削減するために使用され得
る。本発明は、フル解像度の輝度及びクロミナンスデー
タが利用可能である場合に、又はデータがサブサンプリ
ング、圧縮又は他の公知の技術を使用することによって
予め削減されている場合に使用され得る。開示される方
法は、LCrCb色空間からCMYK色空間へのフル変
換のために、画像内の全てのピクセル上で色補正を実行
するのではなく、各ブロックから1つのピクセルを選択
する。次に装置値が、選択されたピクセルのための変換
された装置データと残りのピクセルの輝度データとを組
み合せることにより、残りのピクセルに割り当てられ
る。
【0007】以下の開示は、本発明の態様に関連してい
るであろう。1981年 6月23日に発行されたサカモト氏他
への米国特許第4,275,413 号は、情報がルックアップテ
ーブル(参照表)に配置され、メモリに格納される色空
間変換、そしてルックアップテーブルが入力色空間を出
力色空間と関係づける色空間変換を開示している。サカ
モト氏は、公知の頂点を有する「単位立方体補間単位(u
nit cube interpolation unit)」を唱える。カラーは通
常3つの変数により画定されることから、ルックアップ
テーブルは一般に3次元の表である。
【0008】1996年12月 3日に発行されたハリントン(H
arrington)氏への米国特許第5,581,376 号は、画像入力
端末により生成された入力装置信号Rs、Gs、Bsを
比色値Rc、Gc、Bcに変換することを唱え、前記比
色値は、それらをCx、Mx、Yx、Kx着色信号、又
はCMYK又はスペクトルデータを含むがそれらに限定
されないあらゆる多次元の出力色空間に変換するために
ルックアップテーブルにアドレスエントリを生成するよ
うに処理される。直接マップされない値は、格子が少な
くとも1次元において1列おきにオフセットされること
により形成される六角形の格子を通して四面体補間を使
用することによって決定され得る。
【0009】1995年12月19日に発行されたツェ(Tse) 氏
への米国特許第5,477,345 号は、プリント装置、コンピ
ュータメモリ装置又は他の装置にサブサンプリングされ
たクロミナンスデータを供給するために使用され得るサ
ブサンプリングプロセッサ及び3色センサアレイに関す
る。
【0010】1991年11月19日に発行されたイシイ氏他へ
の米国特許第5,067,010 号は、カラービデオ信号処理装
置を開示しており、その装置では、ピクセルが図面全体
で予め定められた役割に従って2種類のデジタル色差信
号の各々に関して希薄になる。符号化は、nとmが2以
上の整数である場合にピクセルが希薄になった2種類の
色差信号の各々に関して形成される(n×m)個のサン
プルから成るブロック、又はピクセルが希薄になった2
種類の色差信号の両方を含むように形成される(n×
m)個のサンプルから成るブロックの単位で実行され
る。データ圧縮は、ブロック単位で実行される。
【0011】1987年 4月 7日に発行されたクリストファ
ー(Christopher) 氏への米国特許第4,656,515 号は、サ
イズが縮小された画像の1フィールドを保持するために
必要とされるメモリの量を削減するための電気回路を含
むテレビディスプレイ装置を開示している。このディス
プレイ装置において、大小の画像信号を表すデジタルサ
ンプルは、実質的に等しい速度で別々の電気回路により
展開される。サブサンプリング電気回路は、小型画像の
水平な線を表している5つのサンプルにつき1つを格納
する。これらのサンプルは、水平方向に見かけ上1/3
のサイズ縮小をもたらすように、大型画像サンプルの3
/5倍の表示速度で大型画像と同期をとって表示され
る。
【0012】デ・クエイロス(deQueiroz) 氏他により19
95年 9月29日に出願され、本発明の譲受人に譲渡された
『JPEG圧縮画像のための高速プレビュー処理(Fast
Preview Processing for JPEG Compressed Images)』と
題される係属中の米国特許出願番号第08/537,056号は、
スケーリング及びプレビュー目的のための変換コーディ
ングを使用して圧縮されたドキュメント画像を素早く圧
縮解除する方法を開示している。高速アルゴリズムは、
画像を表現している全ての利用可能な変換係数の小数部
を利用することにより導き出される。この方法は、JP
EG ADCTアルゴリズムで使用される離散コサイン
変換を使用することにより特に有効である。JPEG
ADCTでは、非常に高速且つ有効な実行が、如何なる
浮動小数点算術演算も必要とすることなしに16対1
(各方向において4対1)の解像度縮小率で導き出され
る。
【0013】デ・クエイロス氏により1996年 9月26日に
出願され、本発明の譲受人に譲渡された『JPEG圧縮
画像の処理のための方法及び装置(Method and Apparatu
s for Processing of a JPEG Compressed Image)』と題
される係属中の米国特許出願番号第08/721,130号は、離
散コサイン変換処理を使用して圧縮されている画像及び
特にJPEG圧縮画像を処理するための方法及び装置を
開示している。好ましい実施の一形態において、画像ブ
ロックの回転は、符号反転及びイントラブロック(ブロ
ック内)演算を達成する交差演算により達成される。続
いて、数多くの代替方式の内の1つが、インターブロッ
ク(ブロック間)レベルで同画像処理を達成するために
使用され、このことにより、圧縮画像の回転又はミラー
リングを可能にする。二段階処理は拡張を伴う標準化さ
れたJPEGシステム又はハイブリッドな処理方法の何
れの使用も可能にする。それにより、圧縮又は圧縮解除
演算と連携して画像処理を達成し、画面処理を達成する
ための大きいメモリバッファの必要性を最小にする。従
って、この技法はデジタル画像を直交方向に回転する又
はミラーリングする必要性があり得るデジタルプリンタ
及び複写機を含む多くのシステムへの適用性を有する。
【0014】クラッセン(Klassen) 氏他により1996年12
月19日に出願され、本発明の譲受人に譲渡された『圧縮
画像の色補正(Color Correction of a Compressed Imag
e)』と題された係属中の米国特許出願番号第08/770,765
号は、圧縮されたデジタル画像を色補正するための方法
を開示している。好ましい実施の一形態において、色補
正の態様は、計算効率を改善するために、圧縮された画
像データ上で実行される。数多い代替方式の内の1つ
が、損失のある又は無損失な圧縮画像上で色補正を達成
するために使用される。カラー変換処理は、圧縮又は圧
縮解除演算と連携して、圧縮画像データ上で色補正を達
成する。所定の実施の形態において、続いて色補正の第
二の単純化されたフェーズが、圧縮解除された画像デー
タに適用され得る。従って、この技法は圧縮されたデジ
タル画像を色補正する必要性があるデジタルプリンタ及
び複写機を含む多くのカラー画像処理システムへの適用
性を有する。
【0015】ここで引用された文献の全ては、それらの
教義の参考文献として本明細書に組入れられたものとす
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】既知の装置及び処理
は、それらの意図された目的には適するが、画像処理シ
ステムに提供されるであろう輝度及びクロミナンスに基
づくデータの色補正効率を改善する方法の必要性が今尚
存在する。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様では、デ
ジタルカラー画像における装置独立の輝度及びクロミナ
ンスデータを補正する方法が提供され、この方法は、装
置独立の色空間内の複数のチャネルに、入力装置依存の
色空間に生成されたカラー信号に対応している装置独立
のカラー画像信号を提供するステップと、装置独立のカ
ラー画像信号から、各チャネルからの信号を含む装置独
立のマスター信号のセットを導き出すステップと、装置
独立のマスター信号のセットを出力装置依存の色空間内
における出力装置依存のマスター信号のセットにマップ
するステップと、装置独立のカラー信号のサブセットに
対応する出力装置依存のカラー画像信号を画定するステ
ップと、出力装置依存のカラー画像信号を出力装置着色
剤に対応する出力装置依存の座標信号に変換するステッ
プとを含む。
【0018】本発明の別の態様では、前述の第一の態様
のマップするステップ及び画定するステップが更に特徴
を有するデジタルカラー画像における装置独立の輝度及
びクロミナンスデータを補正する方法が提供される。こ
の方法では、各ブロックが複数の装置独立の信号のセッ
トを含み、そこにおいて各信号のセットはチャネルの各
々からの信号を含む。マップするステップは、各ブロッ
クが1つのマスター信号のセットを含むブロックにデジ
タルカラー画像を分割するステップと、マスター信号の
セットを装置独立の色空間から出力装置依存の色空間へ
変換するためにルックアップテーブル変換を適用するス
テップとを含み、この出力装置依存の色空間はRGB空
間である。また画定するステップは、ブロック内の各信
号セットに対して、その信号セットの輝度信号及び出力
装置依存のマスター信号のセットの輝度信号から出力装
置依存の信号を設定するステップを含む。
【0019】本発明の更に別の態様では、前述の第一の
態様のマップするステップ及び画定するステップが更に
特徴を有するデジタルカラー画像における装置独立の輝
度及びクロミナンスデータを補正する方法が提供され
る。この方法では、各ブロックが複数の装置独立の信号
のセットを含み、そこにおいて各信号のセットはチャネ
ルの各々からの信号を含む。マップするステップは、各
ブロックが1つのマスター信号のセットを含むブロック
にデジタルカラー画像を分割するステップと、マスター
信号のセットを装置独立の色空間から出力装置依存の色
空間へ変換するためにルックアップテーブル変換を適用
するステップとを含み、この出力装置依存の色空間はC
MYK空間である。また画定するステップは、ブロック
内の各信号セットに対して、その信号セットの輝度信号
及び出力装置依存のマスター信号のセットの輝度信号か
ら出力装置依存の座標信号を設定するステップを含む。
【0020】本発明の他の特徴及び利点は、図面が参照
されると共に以下の説明が進むに連れて明白になるであ
ろう。本発明は、発明の好ましい実施の形態と関連して
説明されるが、本発明をその実施の形態に限定する意図
がないことは理解されるであろう。寧ろ、添付の請求項
に記載の本発明の精神及び範囲内に含まれる全ての代替
物、変更及び同等物を含むことが意図される。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の特徴の総合的な理解のた
めに、図面が参照される。図2は、デジタルカラー複写
機のブロック図である。システムは、カラースキャナ又
はPDL(例えばポストスクリプト(PostScript)等の記
述言語)ファイルの供給源を含み得る画像供給源12
と、様々な画像処理演算、特に色空間変換を実行する電
子サブシステム(ESS)16と、ESSからデータを
受信し、可視画像又は画像のペーパーコピーを作り出す
出力装置20との3つの部分から構成される。本発明は
画像供給源12としてスキャナを使用して説明される
が、本発明の範囲内である他の入力供給源も使用可能で
ある。実際に、図2はデジタルプリントシステム100
を示すが、本発明がプリントシステム、画像記憶装置シ
ステム及び他の装置に連結されるカラースキャナを含む
多種多様なコピー及びプリントシステムでの使用に同様
によく適していることが以下の説明から明白になるであ
ろう。従って、本発明はここで示される特定のシステム
への適用のみに限定されない。
【0022】画像供給源12は、送信前にそれを装置独
立の形式に変換し得るが、一般にカラー情報を装置依存
の形式(その入力装置に特有の形式)で記憶し、送信す
る。出力装置20は、異なる装置依存の形式(その出力
装置に特有の形式)であるデータを必要とする。ESS
16が要求される色空間変換は、装置独立の形式への可
能な変換及び(出力)装置依存の形式への変換を含む。
【0023】図1を参照すると、プリントシステム10
0(図2参照)の動作中、複数のカラー原稿38が、全
体を参照番号12で示されるラスタ入力スキャナ(RI
S)等の画像入力端末(IIT)に配置される。IIT
12は、照明ランプ、光学系、機械式走査ドライブ、及
び電荷結合素子(CCDアレイ)又は全幅サブサンプリ
ング走査センサアレイ14等のデジタルドキュメントを
生成する又は他の方法により提供するのに適した多くの
画像供給源を含み得る。IIT12は、原稿38から全
体画像を取得し、他の処理も実行するが、特に原稿の各
点で1セットの原色反射率、即ちレッド、グリーン及び
ブルーの反射率を測定する。IIT12は、これらの反
射率をLCrCbと表示される輝度−クロミナンス空間
を恐らく含む装置独立の座標に変換し得る。
【0024】IIT12は、画像データを電気信号とし
て、全体を参照番号16により示される画像処理システ
ム(ESS)に送信する。ESS16は、IIT12に
より提供される画像データ信号を装置独立の輝度−クロ
ミナンス(LCrCb)座標のセットに変換する(この
形式でそれらを受信する場合、これは取るに足らない演
算である)。
【0025】また、ESS16は、全体を参照番号20
で示されるラスター出力スキャナ(ROS)への画像デ
ータフローを準備及び管理するデータ制御エレクトロニ
クスを含む。全体を参照番号18で示されるユーザイン
ターフェース(UI)は、オペレータがオペレータによ
り調整可能な様々なファンクションを制御することを可
能にするためにESS16と通信する。UI18は、タ
ッチスクリーン又はシステムとのインターフェースをオ
ペレータに提供する他の如何なる適切な制御パネルであ
ってもよい。また、UI18からの出力信号は、ESS
16に伝送される。ESSはその後、所望の画像に対応
する信号を、出力コピー画像を生成するROS20に伝
送する。ROS20は、回転多面鏡ブロックと共にレー
ザーを含む。1セットの減法混色の原色の潜像を達成す
るために、ROS20は、ミラー37を介して、全体を
参照番号22で示されるプリンタ又はマーキングエンジ
ンの光導電ベルト24の帯電部分を約400ピクセル/
インチの速度で照らす。ROS20は、ESS16から
伝送される信号に対応する3つ又は4つの潜像を記録す
るために光導電ベルトを露光するであろう。1つの潜像
はシアン現像剤材料で現像され、他の1つの潜像はマジ
ェンタ現像剤材料で現像され、そして第三の潜像はイエ
ロー現像剤材料で現像される。ブラック潜像は、他の
(有色の)潜像の代わりに又はそれらに加えて現像され
得る。これらの現像された画像は、コピーシート上に多
色画像を形成するように互いに重ねられる位置合わせ方
法で、コピーシートへ転写される。この多色画像は、次
にカラーコピーを形成するコピーシートに定着される。
【0026】画像の現像は、現像剤材料のブラシを光導
電性表面に接触させることにより達成される。現像剤ユ
ニット40、42及び44は、光導電性表面上に記録さ
れる特定の色分解された静電潜像の補色に対応する特定
色のトナー粒子を其々付着させる。
【0027】様々な潜像を現像するために使用される各
トナー粒子の色は、電磁波スペクトルの予め選択された
スペクトルの範囲内の光を吸収するように適合される。
様々な比率で異なるトナーを組み合せることにより、全
てのプリント可能な色が作り出される。プリントする前
に、画像は色分解、即ち着色剤ごとに別々の画像に分割
される。例えば、グリーン領域を含む画像において、対
応するイエロー及びシアンの色分解の領域は多量の着色
剤が使用されることを示すが、マジェンタの色分解は同
領域では少量の着色剤を示すであろう。
【0028】色分解に対応する各電子画像は、デジタル
読み出しメカニズム、デジタル−アナログコンバータ及
び様々なアナログエレクトロニクス及び本発明に無関係
な機械的な手段を介して連続的に静電潜像に変換され
る。グリーン領域の例では、イエロー又はシアン潜像が
形成される時に、原稿のグリーン領域に対応する光導電
ベルト上の帯電部分を放電することにより形成される静
電潜像は、光導電ベルト24上の比較的高い帯電密度の
領域としてグリーン部分を記録するであろう一方、マジ
ェンタ色分解のための潜像が形成される時には、同グリ
ーン領域は現像にとって無効な電圧レベルまで下げられ
るであろう。帯電された領域は次に、現像剤ユニット4
0が光導電ベルト24上に記録された静電潜像上にシア
ン及びイエロー(其々レッド及びブルーを吸収する)ト
ナー粒子を付着させることにより目に見えるようにな
る。レッド及びブルーは吸収されるため、スペクトルの
グリーン領域における光のみが反射され、プリントを見
る人にグリーンカラーの印象を与える。同様に他のカラ
ーは、異なる色分解に対応する潜像内の各位置での様々
なレベルの設定及び異なる電圧の組合せにより形成され
る。現像剤ユニット46は、ブラックトナー粒子を含
み、白黒の原稿から形成された静電潜像を現像するため
に、又は4色プリントにおけるブラック(K)色分解の
ための画像を現像するために使用され得る。各現像剤ユ
ニットは、動作位置へ及び動作位置から移動される。動
作位置では、磁気ブラシは実質的に光導電ベルトに隣接
しているが、非動作位置では、磁気ブラシはそこから離
間している。各静電潜像の現像の間、1つの現像剤ユニ
ットのみが動作位置にあり、残りの現像剤ユニットは非
動作位置にある。
【0029】図2を再度参照すると、システム100
は、デジタルドキュメント106を生成する又は他の方
法で提供するのに適したカラースキャナ102又は記憶
媒体(ディスク)104等の多くの画像供給源を含むこ
とが可能な画像入力端末(IIT)12を含む。IIT
12により出力される電気信号は、「デジタル画像」を
含んだ「デジタルドキュメント」106として表現され
得る。デジタルドキュメント106は、プリントシステ
ムの一部を形成する画像プロセッサに供給される。更な
る機能性が提供されることが好ましいが、ESS16は
画像処理及び本発明の演算を実行する。レーザードライ
バ108は、電子サブシステムESS16へ取り込ま
れ、それにより処理される画像信号に従って駆動され
る。
【0030】更に図2を参照すると、ROS20は、画
像出力端末(IOT)として機能することが好ましい。
またROS20は、ESS16により作り出された圧縮
解除され色補正されたデジタルデータに従ってレーザー
110を制御又は変調するレーザー駆動回路108を含
む。上述のように、ROSベースのIOTで1つ又は複
数のレーザーが、走査により部材(受光体)24上に潜
像を生成するように、レーザーで生成された光ビームを
回転多面鏡112上に提供される複数の面から反射する
ことにより受光体24を照らす又は露光するために使用
される。
【0031】一旦潜像が作り出されると、それは図1に
言及して記載されたように現像されることができ、又は
多くの画像出力端末、特に画像を表すデータが通常少な
くとも4つの色分解(例えば、シアン、マジェンタ、イ
エロー及びブラック)を含み、各色分解が別個の画像平
面として、又は記憶装置の必要量を更に削減するために
輝度−クロミナンス形式で処理及び記憶されるカラー出
力装置を駆動又は他の方法で制御するために使用され得
る。
【0032】サブサンプリングされたデータが画像処理
システムに提供される時に、輝度データはそのオリジナ
ルの空間密度で記憶され、伝送されることが好ましい
が、クロミナンスチャネルはオリジナルの半分以下の空
間密度で記憶され、伝送されるであろう。また、本発明
はサブサンプリングされたデータを処理するために使用
され得るが、フル解像度のデータが提供されてもよく、
本発明はこの実施の形態に限定されない。しかし、サブ
サンプリングされたデータを処理することは通常、より
速い結果をもたらし、しばしばより好まれるであろう。
一般的に、サブサンプリングシステムは、輝度チャネル
L及び2つのクロミナンスチャネルCrとCb(1つの
チャネルに多重化され得る)を含む3つのビデオチャネ
ルを使用する。輝度Lチャネルの出力は、スキャナのフ
ル解像度であり、輝度強度及びエッジ情報を提供するた
めに頼られる。クロミナンスチャネルCr及びCbの空
間サンプリング解像度は、高速主走査方向及び低速副走
査方向の両方における輝度のある小数に等しい。
【0033】色補正 色補正は、装置依存又は装置独立であり得る色空間の間
でデータを変換する処理である。好ましくは、スキャナ
はスキャナ装置依存の空間にデータを提供し、プリンタ
はプリンタ装置依存の空間でデータを受け取る。データ
は、スキャナ空間から装置独立の輝度−クロミナンス空
間に変換され、次に装置独立の輝度−クロミナンス空間
から装置依存のプリンタ空間に変換されることができ
る。或いは、データはスキャナ空間からプリンタ空間に
直接変換されてもよい。中間の装置独立の空間への変換
は、幾つかの利点を提供する。第一に、それはプリンタ
が、入力装置に関係なく、1つの装置独立の空間に対し
て較正されることを可能にする。スキャナも同様に、プ
リンタから独立して較正され得る。第二に、中間の装置
独立の空間の使用は、他の可能な画像処理演算が、入力
装置の特性に関係なく、公知の予測可能な結果をもたら
すことを可能にする。また、中間の空間の使用は、カラ
ー/輝度/彩度の調整をユーザインターフェースで可能
にする。従って、ユーザ入力を望まない場合は、本発明
を中間の空間を使用せずに装置独立の色空間から出力装
置依存の色空間に直接変換するように変更することが可
能である。
【0034】本発明を説明するために、中間の装置依存
の空間が使用される場合、その空間はLCrCbと表さ
れる輝度/クロミナンス空間であると仮定される。ま
た、LCrCb色空間は、輝度即ち明度データを提供す
る1つのチャネルLと、所定のピクセルでの画像内のレ
ッド及びグリーンの量の差分R−Gに対応する第二のチ
ャネルCrと、所定のピクセルでの画像内のブルー及び
イエローの量の差分B−Yに対応する第三のチャネルC
bとを有する色空間を表現するために使用される。本発
明はここでLCrCb色空間に関して説明されるが、本
発明はこの実施の形態に限定されず、他の色空間での使
用にも容易に適合することができる。
【0035】ここで図3を参照して、先ず入力装置依存
の空間から装置独立の空間への変換を考える。使用され
る光学フィルタが、人間の三刺激反応と正確に調和する
ことが理想的である。しかし、このような正確な調和は
非常に難しいため、近似値が使用されなければならな
い。ステップ202の入力装置依存空間(即ち、RG
B)からステップ204での装置独立の輝度−クロミナ
ンス空間LCrCbへの変換は、マトリックス演算、3
次元ルックアップテーブル、及び色調補正曲線のある組
合せにより達成される。
【0036】次に、装置独立の空間204からプリンタ
空間206への変換を考える。先ず、本発明がフル解像
度で提供されたデータ又はステップ205に示されるよ
うにサブサンプリングされたデータを取り扱うことが可
能な点に留意する必要がある。フル解像度のデータが提
供される場合、ステップ205は単にスキップされる。
また、サブサンプリングが行われる場合、サブサンプリ
ングは図示されるように行われてもよく、又はステップ
202内、ステップ204内、若しくはステップ202
と204との間のどこかで行われてもよく、ステップ2
04と206との間の装置独立のデータの処理後に限定
されない点も、留意されねばならない。
【0037】しばらく図2を参照すると、IIT12か
らの画像形成データは通常、四面体補間処理が色補正変
換を完了させるために実行されるESS16に提供され
る。色補正演算は通常、1セットの装置独立の、即ち視
覚ベースのカラー座標(例えば、YCrCb、RGB、
XYZ、L*a*b*)を対応する装置依存の1セット
の座標(例えば、L'Cr'Cb'、R'G'B'、CMY)にマップ
するファンクションとして特徴づけることができる。こ
のファンクションの複雑な性質のために、これは通常3
次元補間を伴う3次元(3−D)のルックアップテーブ
ルとして実現される。しかし、ルックアップテーブル手
法は、完全に効率により動機づけられる。
【0038】1つのピクセルで使用する異なる色分解の
量を計算する1つの方法は、単純なカラー変換である。
(例えば)25%のシアン、75%のマジェンタと0%
のイエロー又はブラックを要求された場合、カラー変換
は、それを照らすレッドライトの25%とグリーンライ
トの75%を正確に吸収するカラーを作り出すであろう
理想的なプリンタを想定する。即ち、それはブルーライ
トの全て、レッドライトの75%及びグリーンライトの
25%を反射する。この処理は、c=1−rとしてレッ
ドからシアンを、m=1−gとしてグリーンからマジェ
ンタを、y=1−bとしてブルーからイエローを計算す
ることから成る。任意ではあるが、ブラックは、追加さ
れたブラック着色剤を補正するために、c、m及びyの
最小値とこれらの色分解から除去された補正量のファン
クションとして計算されてもよい。ブラックの追加及び
c、m及びyにおける補正のための除去は、UCR及び
GCR(下色除去及びグレー成分置換)として知られて
いる。
【0039】単純なカラー変換は、プリント処理におけ
る非直線性と、化学的に生成された着色剤が理論的には
吸収すべきカラーのセットを正確に吸収しないという現
実とに起因して失敗する。カラー変換に関する第一の改
良は、r、g及びbの値がc、m、y及びkに変換(U
CR及びGCRの使用に関わらず)された後で、色調曲
線補正を4つの色分解に適用させる。これは、満足な出
発点となる。C、M及びYの色調補正が中性に保たれて
いる場合、これは色空間の中性領域付近に一次輝度補正
をもたらす。非中性色はそれ以上の補正なしで、通常色
空間のほぼ正しい領域に位置するが、それでも所望のカ
ラーとはかなり異なる。ここまでに記載されたカラー変
換は、入力色空間(例で使用されたRGB空間等)か
ら、最終的なプリント準備の整ったCMYKへの予測可
能な変換を効果的に提供する。ここではRGB色空間が
特に言及されるが、その入力色空間からCMYに変換す
るための演算式及びCMYからKを計算する方法がある
限り、如何なる入力色空間も使用可能である。この処理
のための入力色空間は、それがプリント処理及び使用さ
れる着色剤に依存するという点で、標準の色空間とは異
なる。これらが変化しても、演算式は同一のままであ
り、従って所定のRGB3成分が特定される時に作り出
されるカラーは変化するであろう。所定のRGB3成分
のために作り出されるカラーは、プリンタ及びプリンタ
の着色剤に依存するので、「装置依存」の色空間と呼ば
れる。
【0040】デジタル画像におけるフルカラー補正は、
中間の空間が使用される時に、画像内の各ピクセルが3
次元の装置独立の色空間(例えば、YCrCb、RG
B、XYZ又はL*a*b*)から、3次元の装置依存
の色空間(装置RGB又はCMY等)への補正を先ず必
要とする画像処理演算である。次に、下色除去(UC
R)、グレイ成分置換(GCR)及び線形化処理から構
成されるCMYKへの変換が行なわれる。しかし、ある
装置では、CMYK変換の全ての処理が必要とされるわ
けではないことが理解されるであろう。例えば、3色の
装置は、UCR/GCR段階を必要としない。通常、2
色補正ステップは、ハリントン氏への米国特許第5,581,
376 号に記載されているような3次元補間を実行する3
次元のルックアップテーブルを使用して、単一の演算に
より達成される。しかし、色補正処理はまた、3−3色
空間補正(例えば、RGB−R'G'B')及びそれに続く装
置依存の色空間変換演算(例えば、4色装置のためのR'
G'B'−CMYK)の2つのフェーズの組合せとしても表
され得る。色補正処理をこれらの2つのステップに分け
る能力は、本発明の基礎を形成し、そこにおいて、2つ
のステップの内のより難しいステップ、即ち、最初の色
補正は、補正処理全体を著しく促進するように実質的に
より少量のデジタルデータで実行されることができる。
この利点は、3−3色補正演算が、以前必要とされてい
た情報の約25%で実行され得ることである。
【0041】通常の事例における色補正は、テーブルル
ックアップと四面体補間を使用して、3次元の装置独立
のカラー座標(LCrCb)を4次元(CMYK)の座
標にマップすることを含む。本発明は、このような色補
正を二段階、即ち、装置独立のカラー座標(即ち、LC
rCb)を装置依存のカラー座標(即ち、L'Cr'Cb')に
マップし、次にその装置依存のカラー座標を装置依存の
着色剤座標(即ち、CMYK)に変換する、若しくは入
力装置依存のカラー座標(即ち、RGB)を出力装置依
存の座標(即ち、R'G'B')にマップし、次に着色剤座標
に変換する二段階で実行する方法を含む。
【0042】4次元の出力空間(即ち、CMYK)のた
めに、標準の四面体補間は最初に3次元テーブル内のイ
ンデックス、即ち入力カラーを含む3次元の色空間のサ
ブキューブを決めるために3回の1次元ルックアップ
(3つの入力座標の各々のために1回ずつ)を必要とす
る。次に、サブキューブ内に取り囲まれる四面体を決定
するために平均して2.5回の比較が実行される。
【0043】次に、取り囲まれる四面体の各頂点ごとに
1回ずつの計4回の32ビットルックアップ(又は各頂
点で4つの色分解の各々ごとに1回ずつの計16回の1
バイトルックアップ)が、四面体全体のCMYKデータ
を取得するために必要とされる。最後に、標準の四面体
補間方法は、CMYKデータを作り出すために12回の
乗算及び12回の加算の実行を必要とする。
【0044】3次元の出力空間(即ち、L'Cr'Cb')のた
めに、四面体補間は、取り囲む四面体を見つけるために
最初の3回の1次元ルックアップ及び2.5回の比較を
依然として必要とする。次に、4回の24ビットルック
アップ又は12回の1バイトルックアップ(各頂点で3
つの色分解の各々ごとに1回ずつ)が、四面体全体の装
置依存の輝度及びクロミナンスデータを取得するために
必要とされる。標準の四面体補間方法は、最後に装置依
存の輝度及びクロミナンスデータを作り出すために9回
の乗算及び9回の加算を必要とする。
【0045】補正の第一段階(座標の第一のセットを装
置依存のL'Cr'Cb'又はRGB座標にマップする)は、着
色剤における不要な吸収及び他の3次元の相互作用を考
慮に入れる。装置依存のデータR'G'B'又はL'Cr'Cb'は更
に、プリンタ等のカラー画像出力装置によって表現され
るために複数(好ましくは少なくとも3つ)の色分解を
表すデータを作り出すための周知の技法に従って処理さ
れる。データの処理は、装置依存のカラー座標のCMY
Kへの単純な変換及び、画像のCMY成分が減じられる
下色除去(UCR)の処理を、減じられたCMYが部分
的にブラック、即ち「K」成分により置換されるグレー
成分置換(GCR)と共に含む。更に、第二フェーズの
処理は、出力データ120(例えば、CMYK)に応じ
て作り出される出力画像の色調の再生を調整するために
色分解の線形化又は同様の処理を含んでもよい。
【0046】先に述べたように、上述の四面体補間は通
常、上述の各演算が画像内に含まれる各ピクセル上で実
行されることを必要とする。これは、コンピュータ処理
時間又はチップ空間の非常に大きい量を色補正に捧げる
ことを必要とし、それにより、他の有用性が高い機能に
提供されるはずのそれらを制限している。本発明は、こ
れらの演算が実行されるピクセル数を元来の数の4分の
1以下にまで削減する方法を提供し、それによりコンピ
ュータ資源の相当量を解放する。
【0047】サブサンプリングされた輝度クロミナンス
データの色補正 クロミナンス情報のための人間の視覚システムの空間解
像度が、輝度情報のためのその解像度よりも低いことは
よく知られている。より詳細には、人間の視覚システム
は3つの反対色経路を有し、1つは明度のためにあり、
他の1つはレッドとグリーンとを大体区別し、そしても
う1つはブルーとイエローとをほぼ区別する。これらの
経路は、ほぼ4の係数で異なる帯域幅を有する。従っ
て、人間の目は通常、レッド−グリーン変化を検知可能
な空間周波数のおよそ4倍で明度変化を検知でき、レッ
ド−グリーン変化をブルーとイエローとの間で検知でき
る空間周波数のおよそ4倍で検知できる。サブサンプリ
ングされたデータが提供される場合、提供されたデータ
の全てが保存されるように、L、Cr及びCbは全て、
しばしば輝度チャネルLの解像度で記憶される。或い
は、サブサンプリングされたデータは、輝度データLの
ための1つの解像度とクロミナンスデータCr及びCb
のための第二の解像度の2つの解像度で記憶されてもよ
い。また、サブサンプリングされたデータは、Crが中
程度の解像度で記憶され、Cbが最も低い解像度で記憶
される時に、最も高い解像度で記憶されるLでのみ記憶
されてもよい。データが複数の解像度で記憶される場
合、最高の画像再生は、Lチャネルにより提供されるデ
ータが最大解像度で正確な時、Crチャネルからのデー
タが少なくとも中程度の解像度で正確である時、そして
Cbチャネルからのデータが少なくともブロックにつき
1回又はブロックを通じて平均して正確な時に生じるで
あろう。またこれは、人間の視覚システムにより課せら
れる制約があるため、画像品質における著しい損失なし
で全て実行される。
【0048】3つのチャネルの使用が説明されている
が、本発明は如何なる特定数のチャネルにも限定されな
い。4つ以上のチャネルが使用される場合、本発明の複
数の解像度の実施の形態は、人間の目により検出可能で
あるデータ量を正確に保持するであろう解像度で各チャ
ネルが記憶される時に、最高の結果を示すであろう。従
って、4つのチャネルデータは4つの異なる解像度で、
5つのチャネルデータは5つの異なる解像度で、という
ように適切な相対レベルで記憶されてもよい。3つのチ
ャネルの例でのように、他の複数チャネルの組合せは、
本発明を実践するための解像度の個数がチャネルの個数
に等しいことを要求しない。
【0049】本発明は、データが単一の解像度で記憶さ
れるか、或いは入力チャネルごとに異なる解像度で記憶
されるかに関係なく実行可能である。本発明は、画像を
複数のブロックに分割するステップと、その後フルカラ
ー変換のために各ブロックから1つのピクセルを選択す
るステップとを含む。クロミナンスの近似値は、より緻
密な明度/輝度データと共に、残りのピクセルのために
保存される。本発明は2×2ピクセルのブロック、即ち
2つの水平方向に並ぶピクセル及び2つの垂直方向に並
ぶピクセルを有するブロックに言及して以下に記載され
るが、本発明はこの実施の形態に限定されない。本発明
はどちらの方向にもあらゆる個数のピクセルが並ぶブロ
ックと共に使用されてもよいこと、及び2方向に並ぶピ
クセル数が等しい必要はないことを当業者は認識するで
あろう。
【0050】2×2のブロック内の4つのピクセルのた
めの輝度及びクロミナンスデータは、次の数式のように
記すことができる。
【数1】
【0051】ここで図4を参照すると、RGB(又はC
MY)出力空間において、フルカラー変換されるであろ
うピクセル数の削減は、ステップ302に示されるよう
にブロック{(L00、Cr00、Cb00);(L01、Cr
01、Cb01);(L10、Cr 10、Cb10);(L11、C
11、Cb11)}内の4つのピクセル全ての輝度及びク
ロミナンスデータを入力することを最初に要求する。こ
こではLCrCbデータが異なる解像度で記憶される時
と、データが2つの解像度で記憶される時とでは、ブロ
ックが何らか異なるように記述されなければならないこ
とに留意しなければならない。例えば、画像が600ス
ポット/インチ(spi)の解像度でプリントされる場
合、Crは300spiで、そしてCbは100spi
で提供されてもよいが、Lは600spiで提供されな
ければならない。このような例では、ここまでの議論で
言及された「ブロック」は6×6のサイズを有し、各々
が3×3のサイズを有する4つの「サブブロック」を含
むであろう。従って上述のように、詳細情報はLチャネ
ルのためには各ピクセルで、Crチャネルのためには各
サブブロックで、そしてCbチャネルのためには各ブロ
ックでのみ提供される。
【0052】2つの解像度データ 概して述べると、本発明は各ブロックごとにマスターピ
クセルを選択し、マスターピクセルを出力装置依存の色
空間(L'Cr'Cb'、R'G'B')に変換するために、フルルッ
クアップテーブルカラー変換をマスターピクセルに適用
することを必要とする。各ピクセルの相対的な輝度値に
よりスケーリングされるクロミナンス値は、次に出力装
置依存のL'Cr'Cb'又はR'G'B'値の全セットを得るために
ブロック内の残りのピクセルに割当てられる。
【0053】続けて図4を参照すると、全てのピクセル
のための輝度及びクロミナンスデータが一旦入力される
と、次にステップ304に示されるように、ピクセルの
1つがマスターピクセル(Lm 、Crm 、Cbm )とし
て選択されなければならない。マスターピクセルの選択
は幾つか可能である。実施の一形態では、選択されるピ
クセルは常に同一ピクセル(即ち、ピクセルL01Cr01
Cb01が、常に選択されるであろう)である。本発明の
この実施の形態は、適切なマスターピクセルを選択する
最も単純な方法を含む。
【0054】本発明の他の実施の一形態では、マスター
ピクセルは、Lの指定値に基づいて選択されるであろ
う。例えば、Lの最大値を有するピクセルをマスターピ
クセルとして指定することは、選択されたピクセルブロ
ックのための全ての輝度比率を0と1の間の数値にする
ことを可能にするであろう。或いは、Lの最小値又はブ
ロック内の4つのピクセルのLの平均値に最も近いLの
値を有するピクセルが、マスターピクセルとして使用さ
れてもよい。
【0055】更に別の実施の一形態では、ブロック内の
4つのピクセルの平均L値、Cr値及びCb値に等しい
L、Cr及びCbの値を有する擬似ピクセルがマスター
ピクセルの役割を果たすであろう。本発明のこの実施の
形態は、提案されるピクセル選択オプションの内の最も
費用のかかるものであろうが、これはまた最大の数値精
度を提供するであろう。
【0056】マスターピクセルを選択するために使用さ
れる詳述に関係なく、マスターピクセルLm 、Crm
Cbm は、ステップ306aの Lm ' Crm ' Cbm ' 又は
ステップ306bに示されるRm 、Gm 、Bm 値等の対
応する出力装置依存の値に変換される。出力装置依存の
L'Cr'Cb'が使用される場合は、Rm m m への更なる
変換が必要とされる。残りのピクセルPijは、次にRG
B値を割り当てられる。実施の一形態では、Lijが変換
されているピクセルPijの輝度値である場合に、それら
の値はステップ308aに示されるように、 Rij=(Rm /Lm )Lijij=(Gm /Lm )Lijij=(Bm /Lm )Lij に等しい。他の実施の一形態では、演算速度を上げるた
めにログ空間での計算を必要とする乗算及び除算がステ
ップ308bに示されるように実行され得る。 Rij=a^(loga m −loga m +loga
ij) Gij=a^(loga m −loga m +loga
ij) Bij=a^(loga m −loga m +loga
ij) ここでは、aは任意の底である。指数及び対数は両方、
一次元のテーブルルックアップで実行することができ
る。8ビットのログ空間で計算することによりいくらか
の精度損失が必然的に生じるであろうが、ログ空間は密
度のようなものであり、視覚システムの対数関数的な挙
動を模倣するので、この損失は微々たるはずである。ま
た、好ましい実施の形態では、Lm の値はブロック内の
全てのピクセルの最大輝度値Lijに等しく設定されるで
あろう。しかし、本発明はこの実施の形態に限定され
ず、Lm は広範囲にわたる数値を含むことが可能であっ
てもよい。
【0057】効率のために、新しい値の割当ては、「非
マスター」ピクセルのみに限定されてもよい。しかし、
演算を4つのピクセル全てで並列に実行することが、よ
り単純であり、従って最も望ましい。比率Rm /Lm
m /Lm 、Bm /Lm は単一のブロック内に含まれる
4つのピクセルでは一定であり、1回だけ計算されれば
よいことに留意すべきである。同様に、比率Lij/Lm
は、色分解を通じて不変であり、従ってピクセルにつき
1回だけ計算されればよい。
【0058】更に別の実施の形態では、本発明が、装置
独立のデータを図5に示されるようにCMYK色空間に
変換するために使用されてもよい。4色の着色剤による
表現は通常、所定のカラーを作り出すために使用される
CMY及びKの相対的な割合を確定するある種の下色除
去(UCR)及びグレー成分置換(GCR)手法を含む
ことに先ず留意すべきである。UCR/GCRは、プリ
ンタごとに非常に異なり得るため、この実施の形態を図
4を参照して記載された実施の形態とは区別する。
【0059】CMY除去がほとんどない場合、本発明は
図5に示されるように実践されなければならない。先の
実施の形態におけるように、輝度及びクロミナンスデー
タは、ステップ302に示されるように4つのピクセル
{(L00、Cr00、Cb00);(L01、Cr01、C
01);(L10、Cr10、Cb10);(L11、Cr11
Cb11)}全てのために提供され、ステップ304に示
されるようにマスターピクセルが上述のように選択され
る。しかしステップ406に示されるように、1つのピ
クセルは全3次元ルックアップテーブル手法を使用して
(Lm Crm Cbm)から(Cm m m m )へ変換
される。残りのピクセルはPijと定義され、次にステッ
プ408に示されるように、 Cij=1−((1−Cm )/Lm )Lijij=1−((1−Mm )/Lm )Lijij=1−((1−Ym )/Lm )Lij である。対応関係はKijの値を決定するためには使用で
きない点に留意すべきである。なぜならば、これはKが
どちらもKを含まない2つのカラー間のエッジにもたら
されてしまうからである。従って、Kijは単にKm に等
しく設定されなければならない。
【0060】ここで図6を参照すると、本発明の更に別
の実施の一形態は、ステップ504に示されるように、
ブロック内の4つのピクセルのLij、Crij及びCbij
の平均値としてLm 、Crm 及びCbm を計算すること
を含む。Lij、Crij及びCbijのこれらの値の使用
は、カラー画像品質に相当な改善をもたらし、それと同
時にこの方法によるホワイトエッジに対しカラーを侵食
させる傾向を減じる。例えば、ブロック内のホワイトピ
クセルは、最も高い輝度値を有するであろうが、両方の
クロミナンスチャネルではゼロ値を有するであろう。こ
のピクセルがマスターピクセルとして使用される場合、
ブロック内の残りのピクセルは全てゼロクロミナンスを
有するであろう。重要なことには、選択されたマスター
ピクセルのためにクロミナンス値Crm 及びCbm の代
わりにこれらの値を使用することは、単に関連ソフトウ
ェアで2×2ブロックの各々に6回の加算演算及び2回
のシフト演算を必要とするだけである。(注:データが
JPEGアーキテクチャを採用しているシステムから受
信される場合、クロミナンスチャネルはフィルタリング
された後でサブサンプリングされる。これは、Cr及び
Cbが既に平均値であり、この追加的な計算は必要とさ
れないことを意味する。)
【0061】本発明の更に別の実施の一形態では、付加
的な補正が使用される。 Rij=Rm −Lm +Lijij=Gm −Lm +Lijij=Bm −Lm +Lij
【0062】本発明を使用して生成される画像は、計算
コスト及び画像品質の双方に関して従来の色補正を使用
して生成された画像と比較された。比較において、サブ
サンプリングされたカラー変換は、LCrCbからCM
Yへ上述のステップを使用して、カラー平均値算出なし
で実行された。この後、UCR/GCRと、フル解像度
画像に適用される調子再現曲線(TRC:tone reproduc
tion curve)補正とが続いた。提案された方法は、3次
元ルックアップ及び四面体補間を使用するLCrCbか
らCMYKへの従来のカラー変換と比較された。
【0063】次の表は、ピクセルごとの計算必要条件を
要約する。MULT=乗算、ADD=加算、CMP=比
較、LU=1次元テーブルルックアップ、SHIFT=
2進シフトである。
【表1】
【0064】上記のように、本発明は乗算、加算及びシ
フト演算において相当な節減を生み、ルックアップ及び
追加的な比較演算において適度な節減を生む。更に、従
来の四面体補間方法を使用して生成された画像及び本発
明を使用して生成された画像の2つの画像の比較におい
て、2つの画像は事実上区別できなかった。
【0065】多数解像度のデータ 上述のように、L、Cr及びCbのための装置独立の値
は、CrとCbとが同じ解像度で記憶されずに、全て異
なる解像度で記憶されてもよい。どちらの場合でも、色
補正は新しい出力装置依存の色空間L' Cr' Cb'を画定す
ることを必要とし、装置依存のR'G'B'値を取得するため
に、その色空間から単純な一次変換が実行され得る。
【0066】ここで図7を参照すると、データが異なる
解像度で記憶された場合でも、本発明の実行は、ステッ
プ302に示されるようにブロック内の各ピクセルのた
めに装置独立のL、Cr、Cb値を取得すること、及び
ステップ304に示されるようにそのブロックのマスタ
ーピクセルを選択することを必要とする。しかし、異な
る解像度が提供された場合、一定のCr値を有する複数
のピクセルを含んでいる「サブブロック」が各ブロック
内に存在するであろう。L値は通常、ブロック内のピク
セルごとに異なるであろうが、Cb値はブロック全体に
わたって実質的に一定であろう。
【0067】先の実施の形態でのように、マスターピク
セルの値は、幾つかの適切な方法の内の何れを使用して
選択されてもよく、その相違点は、二重解像度データよ
り寧ろ多重解像度データが使用される時に、ピクセルよ
り寧ろサブブロックがCr値を取得するために使用され
るということである。一旦この相違点が説明されれば、
本発明はL、Cr及びCbの値が記憶された解像度に関
係なく、同様に実践される。また、本発明の実施の一形
態は、L及びCrの値を取得するために各ブロック内の
同一サブブロックを選択することによりマスターピクセ
ル値を割り当てることを含み、本発明の他の実施の一形
態は、Cr及び/又はLの所望の値(即ち、最大、最
小、平均に最も近い、所望の組合せ)に基づいてサブブ
ロックを選択することを含み、更に別の実施の一形態
は、サブブロック内の4つのピクセルの平均L値及び平
均Cr値、又は更に好いのはサブブロック内の全てのピ
クセルのCrの平均値及びブロック内の全てのピクセル
のLの平均値、に等しいL及びCrの値を有する擬似サ
ブブロックを生成することを含む。多重解像度データに
よる事例でそうであったように、平均L値及び平均Cr
値により擬似サブブロックを生成することはしばしば、
最も緻密な再生をもたらし、且つ最も費用のかかる本発
明の実施の形態であろう。前述のように、本発明はこの
実施の形態に限定されず、マスターサブブロックは様々
な方法で選択され得る。
【0068】図7の参照を続けると、マスターピクセル
の輝度及びCrクロミナンス値は、再度Lm 、Crm
及びCbm と示される。マスターピクセルは、ステップ
606に示されるようにLm Crm Cbm 色空間から装
置依存の Lm ' Crm ' Cbm '色空間に変換される。サブ
ブロック位置はインデックスklを使用してアドレス指
定され、ピクセル位置は引き続きijを使用してアドレ
ス指定される。レッド−グリーンクロミナンス値は所定
のサブブロックでのみ一定であるので、それ以上の処理
が行われる前に、補正されたCrkl' 値が各サブブロッ
クに割り当てられなければならない。Lij' 値は、ピク
セルごとに補正されなければならない。 Crkl' =Crm '(Crkl/Crm ) Lij' =Lm '(Lij/Lm
【0069】所定のサブブロックのために、Crkl' 値
は、ステップ608に示されるようにCrm ' 値にその
サブブロックのCrkl/Crm の比率を乗ずることによ
り補正される。Lij' 値は、ステップ610に示される
ように各ピクセルのLm ' 値に比率Lij/Lm を乗ずる
ことにより補正される。Cr及びCbが共通の解像度で
記憶される先の例でのように、Lの補正は対数空間で実
行されてもよく、又は加算補正であってもよい。Crの
スケーリングもまた、対数を使用して実行してもよい。
【0070】次に図8を参照すると、本発明の更に別の
実施の一形態は、装置依存の値をL'Cr' Cb'色空間によ
り寧ろR' G' B'色空間に生成することを含む。この実施
の形態は、カラー画像形成信号が単一の解像度(上述の
ように)で提供されても、多重解像度で提供されても実
現可能である。必要なことは、プリント実行前の、R'G'
B'からCMYKへの単純な変換のみである。本発明の
この実施の形態では、ステップ610に示されるよう
に、L’は前述の通りスケーリングされる。従って、色
分解がブロックごとに調整された後、個々のピクセル
は、上述の共通解像度の例における方法の1つで調整さ
れる。しかしクロミナンス補正は、ステップ608に示
されるよりも寧ろ、ステップ708a又は708bに示
されるように行われる。従って、Cr'=R'-G' 及びCb'=B'
-(R'+G')/2を画定した後でCr' を補正することは、R'+
G' を変更せずにR'-G' を変更することを必要とする。
即ち、平均は一定に保たれる一方で、差はスケーリング
される。Cbがこの実施の形態において全ブロックを通
じて一定に保たれるので、B’は影響を受けない。ステ
ップ708aに示されるように、スケーリングの量はC
r/Crm であり、 R"=R'(Crkl+Cr)/2Crkl+G'(Crkl-Cr)/2Crkl G"=R'(Crkl-Cr)/2Crkl+G'(Crkl+Cr)/2Crkl は、所望の結果をもたらす。或いは、RGB多重解像度
補正は、ステップ708bに示されるように表を用いて
操作される対数及び真数を使用して実現されてもよく、 lr=log a[ R']; lg=log a [ G']; lplus =loga [ Crkl+Cr]; lminus=loga [ Crkl-Cr]; ldenom=loga [2Crkl] R"=a**(lr+lplus-ldenom)+ a**(lg+lminus-ldenom) であり、G’のために同様の式(同じ項のみが含まれ再
配置される)が用いられる。
【0071】本発明は、図2に示されるようなデジタル
複写機/プリント装置及び/又はサブサンプリングセン
サ及び/又はプロセッサ出力を使用可能な他の装置に対
して利用されてもよい。本発明は上述の開示された様々
な実施の形態に言及して記載されたが、本発明は上述の
詳細に限定されず、付随する請求項の範囲内であろう修
正又は変更を全て含むことが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特徴を組み込む電子写真プリント装置
を示している概略正面図である。
【図2】本発明の実施の一形態を可能にするプリントシ
ステムの概略ブロック図である。
【図3】入力装置依存の色空間から装置独立の色空間へ
の変換、及び装置独立の色空間から出力装置依存の色空
間への変換のために必要なステップを示すブロック図で
ある。
【図4】本発明の色補正方法の実施の一形態を描写して
いるブロック図である。
【図5】本発明の色補正方法の第二の実施の形態を描写
しているブロック図である。
【図6】本発明の色補正方法の更に別の実施の形態を描
写しているブロック図である。
【図7】本発明の色補正方法の更に別の実施の形態を描
写しているブロック図である。
【図8】本発明の色補正方法の更に別の実施の形態を描
写しているブロック図である。
【符号の説明】
12 画像供給源 20 ROS出力装置 100 デジタルプリントシステム 106 デジタルドキュメント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シアガラジャン バラサブラマニアン アメリカ合衆国 14580 ニューヨーク州 ウェブスター イースト ハイ ビスタ トレイル 1050

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタルカラー画像における装置独立の
    輝度及びクロミナンスデータを補正する方法であって、 a)装置独立の色空間内の複数のチャネルに、カラー信
    号に対応する装置独立のカラー画像信号を提供するステ
    ップと、 b)前記チャネルの各々からの信号を含む1セットの装
    置独立のマスター信号を、前記装置独立のカラー画像信
    号から導き出すステップと、 c)前記装置独立のマスター信号のセットを、出力装置
    依存の色空間内における出力装置依存のマスター信号の
    セットにマップするステップと、 d)出力装置依存のカラー画像信号を前記装置独立のカ
    ラー信号のサブセットに対応して画定するステップと、 e)前記出力装置依存のカラー画像信号を出力装置の着
    色剤に対応する出力装置依存の座標信号に変換するステ
    ップと、 を含む、デジタルカラー画像における装置独立の輝度及
    びクロミナンスデータ補正方法。
  2. 【請求項2】 前記マップするステップが更に、 各ブロックが複数の装置独立の信号のセットを含み、そ
    こにおいて各信号のセットは前記チャネルの各々からの
    信号を含み、また各ブロックが1つのマスター信号のセ
    ットを含むブロックに前記デジタルカラー画像を分割す
    るステップと、 前記マスター信号のセットを前記装置独立の色空間から
    前記出力装置依存の色空間へ変換するためにルックアッ
    プテーブル変換を適用するステップと、 を含み、前記出力装置依存の色空間がRGB空間であ
    り、 前記画定するステップが更に、前記ブロック内の各信号
    セットPijに対して、 出力装置依存の信号をRij=(Rm /Lm )Lijと設定
    するステップと、 出力装置依存の信号をGij=(Gm /Lm )Lijと設定
    するステップと、 出力装置依存の信号をBij=(Bm /Lm )Lijと設定
    するステップと、 を含み、ijは前記ブロック内の各セットの位置を示し、
    ijは信号セットPijの前記輝度信号であり、Rm 、G
    m 、及びBm は出力装置依存の信号のマスター信号のセ
    ットであり、またLm は前記マスター信号セットの輝度
    信号である、請求項1に記載のデータ補正方法。
  3. 【請求項3】 前記マップするステップが更に、 各ブロックが複数の装置独立の信号のセットを含み、そ
    こにおいて各信号のセットは前記チャネルの各々からの
    信号を含み、また各ブロックが1つのマスター信号のセ
    ットを含むブロックに前記デジタルカラー画像を分割す
    るステップと、 前記マスター信号のセットを前記装置独立の色空間から
    前記出力装置依存の色空間へ変換するためにルックアッ
    プテーブル変換を適用するステップと、 を含み、前記出力装置依存の色空間がCMYK空間であ
    り、 前記画定するステップが更に、前記ブロック内の各信号
    セットPijに対して、 出力装置依存の座標信号をCij=1−((1−Cm )/
    m )Lijと設定するステップと、 出力装置依存の座標信号をMij=1−((1−Mm )/
    m )Lijと設定するステップと、 出力装置依存の座標信号をYij=1−((1−Ym )/
    m )Lijと設定するステップと、 出力装置依存の座標信号をKij=Km と設定するステッ
    プと、 を含み、ijは前記ブロック内の各セットの位置を示し、
    ijは信号セットPijの前記輝度信号であり、Cm 、M
    m 、Ym 、及びKm は装置依存のカラー画像信号のマス
    ター信号のセットであり、またLm はマスター信号セッ
    トの輝度信号である、 請求項1に記載のデータ補正方法。
JP00039699A 1998-01-08 1999-01-05 デジタルカラー画像における装置独立の輝度及びクロミナンスデータ補正方法 Expired - Fee Related JP4149594B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US004295 1998-01-08
US09/004,295 US6239886B1 (en) 1998-01-08 1998-01-08 Method and apparatus for correcting luminance and chrominance data in digital color images

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11252394A true JPH11252394A (ja) 1999-09-17
JP4149594B2 JP4149594B2 (ja) 2008-09-10

Family

ID=21710078

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00039699A Expired - Fee Related JP4149594B2 (ja) 1998-01-08 1999-01-05 デジタルカラー画像における装置独立の輝度及びクロミナンスデータ補正方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6239886B1 (ja)
EP (1) EP0929190B1 (ja)
JP (1) JP4149594B2 (ja)

Families Citing this family (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0901614B1 (en) * 1996-05-10 2005-08-10 Eastman Kodak Company Luminance-priority color sensor
US6442301B1 (en) 1997-01-06 2002-08-27 Applied Science Fiction, Inc. Apparatus and method for defect channel nulling
US6380539B1 (en) 1997-01-30 2002-04-30 Applied Science Fiction, Inc. Four color trilinear CCD scanning
WO1999040729A1 (en) 1998-02-04 1999-08-12 Applied Science Fiction, Inc. Multilinear array sensor with an infrared line
US6393160B1 (en) 1998-03-13 2002-05-21 Applied Science Fiction Image defect correction in transform space
US6437358B1 (en) 1999-02-04 2002-08-20 Applied Science Fiction, Inc. Apparatus and methods for capturing defect data
WO2001020898A1 (en) 1999-09-16 2001-03-22 Applied Science Fiction Method and system for altering defects in a digital image
US6498867B1 (en) 1999-10-08 2002-12-24 Applied Science Fiction Inc. Method and apparatus for differential illumination image-capturing and defect handling
US6614946B1 (en) 1999-10-08 2003-09-02 Eastman Kodak Company System and method for correcting defects in digital images through selective fill-in from surrounding areas
US6924911B1 (en) 1999-10-12 2005-08-02 Eastman Kodak Company Method and system for multi-sensor signal detection
US6711302B1 (en) 1999-10-20 2004-03-23 Eastman Kodak Company Method and system for altering defects in digital image
US6683995B2 (en) 1999-12-23 2004-01-27 Eastman Kodak Company Method and apparatus for correcting large defects in digital images
US7164511B2 (en) * 1999-12-29 2007-01-16 Eastman Kodak Company Distinguishing positive and negative films system and method
US6704458B2 (en) 1999-12-29 2004-03-09 Eastman Kodak Company Method and apparatus for correcting heavily damaged images
US6720560B1 (en) 1999-12-30 2004-04-13 Eastman Kodak Company Method and apparatus for scanning images
US6862117B1 (en) 1999-12-30 2005-03-01 Eastman Kodak Company Method and apparatus for reducing the effect of bleed-through on captured images
US20020106134A1 (en) * 2000-09-22 2002-08-08 Dundon Thomas A. Multiple-orientation image defect detection and correction
WO2002025345A2 (en) * 2000-09-22 2002-03-28 Applied Science Fiction Lens focusing device, system and method for use with multiple light wavelengths
US6987892B2 (en) * 2001-04-19 2006-01-17 Eastman Kodak Company Method, system and software for correcting image defects
US20030021437A1 (en) * 2001-07-11 2003-01-30 Hersch Roger David Images and security documents protected by micro-structures
US6825853B2 (en) 2002-03-26 2004-11-30 Lucent Technologies Inc. Apparatus and method for color space conversion in video images
JP4639037B2 (ja) * 2003-07-18 2011-02-23 キヤノン株式会社 画像処理方法および装置
US7535606B1 (en) * 2004-01-09 2009-05-19 Conexant Systems, Inc. CIS (contact image sensor) RYB (red-luminance-blue) sampling
US7245763B2 (en) * 2004-01-14 2007-07-17 Xerox Corporation Gray component replacement as part of marking process control algorithm
JP4324043B2 (ja) * 2004-07-15 2009-09-02 キヤノン株式会社 画像処理装置およびその方法
JP4324044B2 (ja) 2004-07-15 2009-09-02 キヤノン株式会社 画像処理装置およびその方法
US20060072127A1 (en) * 2004-09-24 2006-04-06 Herron Stephen K System and method for image dependent black generation using the human contrast function's sensitivity to high frequencies in the luminous channel
US20070019254A1 (en) * 2005-07-21 2007-01-25 Huanzhao Zeng Closed-loop color calibration with perceptual adjustment
US7639396B2 (en) * 2005-12-28 2009-12-29 Kwe International, Inc. Editing of digital images, including (but not limited to) highlighting and shadowing of image areas
US7639398B2 (en) * 2005-12-28 2009-12-29 Kwe International, Inc. Color coordinate systems and image editing
US7589866B2 (en) * 2005-12-28 2009-09-15 Kwe International, Inc. Editing of digital images, including (but not limited to) color-to-monochromatic conversion and changing the color of a monochromatic image
US8605797B2 (en) * 2006-02-15 2013-12-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and system for partitioning and encoding of uncompressed video for transmission over wireless medium
US8055070B2 (en) * 2007-01-05 2011-11-08 Geo Semiconductor Inc. Color and geometry distortion correction system and method
US8442316B2 (en) 2007-01-05 2013-05-14 Geo Semiconductor Inc. System and method for improving color and brightness uniformity of backlit LCD displays
US20080192309A1 (en) * 2007-02-09 2008-08-14 Xerox Corporation Color scan correction method and system
US8842739B2 (en) * 2007-07-20 2014-09-23 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and system for communication of uncompressed video information in wireless systems
US8243823B2 (en) * 2007-08-29 2012-08-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and system for wireless communication of uncompressed video information
US7864366B2 (en) * 2007-09-11 2011-01-04 Xerox Corporation Method and system for improved space filling interpolation
US9369759B2 (en) * 2009-04-15 2016-06-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and system for progressive rate adaptation for uncompressed video communication in wireless systems
TWI463879B (zh) * 2011-12-26 2014-12-01 Univ Nat Chunghsing 調變式影像處理方法及其系統

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4275413A (en) 1978-03-30 1981-06-23 Takashi Sakamoto Linear interpolator for color correction
US4656515A (en) 1985-03-25 1987-04-07 Rca Corporation Horizontal compression of pixels in a reduced-size video image utilizing cooperating subsampling and display rates
US5060060A (en) 1986-05-30 1991-10-22 Canon Kabushiki Kaisha Method and apparatus for processing color images having high maximum saturation
US5067010A (en) 1988-04-11 1991-11-19 Canon Kabushiki Kaisha Color video signal processing device with encoding and compression
EP0409474B1 (en) 1989-07-17 1995-11-29 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Color image forming apparatus
JPH04246690A (ja) 1990-08-29 1992-09-02 Xerox Corp 高品質のイメージを並みの解像度で表示する方法
US5818960A (en) 1991-06-18 1998-10-06 Eastman Kodak Company Characterization calibration
CA2045908A1 (en) 1991-06-28 1992-12-29 Jennifer M. Crawford Method and apparatus for converting data representations of an image between colour spaces
US5428465A (en) 1991-08-12 1995-06-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method and apparatus for color conversion
US5544284A (en) * 1992-02-11 1996-08-06 Eastman Kodak Company Sequential product code quantization of digital color image
DE4310727C2 (de) * 1992-04-06 1996-07-11 Hell Ag Linotype Verfahren und Einrichtung zur Analyse von Bildvorlagen
US5377025A (en) 1992-11-24 1994-12-27 Eastman Kodak Company Optimal color quantization for addressing multi-dimensional color calibration look-up-table
US5504821A (en) * 1993-03-31 1996-04-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Color converting apparatus for performing a three-dimensional color conversion of a colored picture in a color space with a small capacity of memory
US5592591A (en) * 1993-10-04 1997-01-07 Xerox Corporation Reduced storage of pre-computed difference tables used in color space conversion
US5477345A (en) 1993-12-15 1995-12-19 Xerox Corporation Apparatus for subsampling chrominance
US5450216A (en) * 1994-08-12 1995-09-12 International Business Machines Corporation Color image gamut-mapping system with chroma enhancement at human-insensitive spatial frequencies
JPH0877341A (ja) 1994-08-29 1996-03-22 Xerox Corp カラー画像処理装置及び方法
US5912994A (en) * 1995-10-27 1999-06-15 Cerulean Colorization Llc Methods for defining mask of substantially color-homogeneous regions of digitized picture stock
US5841422A (en) * 1996-12-10 1998-11-24 Winbond Electronics Corp. Method and apparatus for reducing the number of matrix operations when converting RGB color space signals to YCbCr color space signals

Also Published As

Publication number Publication date
EP0929190A3 (en) 2000-03-22
US6239886B1 (en) 2001-05-29
EP0929190A2 (en) 1999-07-14
JP4149594B2 (ja) 2008-09-10
EP0929190B1 (en) 2006-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4149594B2 (ja) デジタルカラー画像における装置独立の輝度及びクロミナンスデータ補正方法
US6268939B1 (en) Method and apparatus for correcting luminance and chrominance data in digital color images
EP0700198B1 (en) System for correcting color images using tetrahedral interpolation over a hexagonal lattice
US5786823A (en) Method and apparatus employing composite transforms of intermediary image data metrics for achieving imaging device/media compatibility and color appearance matching
US5734802A (en) Blended look-up table for printing images with both pictorial and graphical elements
US6546132B1 (en) Color table manipulations for smooth splicing
JP4308392B2 (ja) デジタル画像処理方法及びマッピング方法
JP4090175B2 (ja) 画像信号処理方法、画像信号処理装置及び画像信号処理プログラムを記録した媒体
JPH06141175A (ja) カラープリンタ較正アーキテクチャー
US8284447B2 (en) Image processing apparatus and profile generating method
JP2000152279A (ja) 拡張色域ディジタル画像を表わすために1つ以上の残りの画像を使用するシステム
JP2001045310A (ja) 画像処理装置、方法および記録媒体
Spaulding et al. UltraColor: A new gamut-mapping strategy
JP2001292331A (ja) 画像処理方法及び装置、画像処理システム及び記録媒体
JP2007028148A (ja) 色変換装置、方法、プログラムおよび記録媒体
EP0991019B1 (en) Method of applying manipulations to a color digital image
US6075886A (en) Method and apparatus for reducing the complexity of color correction using subsampling
US20040239969A1 (en) Image processing apparatus and method
US7956867B2 (en) Color separation multiplexing for real-time multi-dimensional device calibration
CN110971782A (zh) 图像处理装置及其控制方法、和计算机可读存储介质
US20060268298A1 (en) Color space conversion by storing and reusing color values
US8379266B2 (en) Systems and methods for generating luminance look-up table based on color component values
JPH11355590A (ja) 色補正方法、その方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体および色補正装置
JP3412699B2 (ja) 画像形成装置
JPH10224648A (ja) 画像処理装置及び方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080425

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080527

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080626

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130704

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees