JP2000508519A - 枠体用の角コネクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、配電盤キャビネット用の枠体であって、水平の奥行きステーと縦ステーとを有し、これらの奥行きステー及び縦ステーに角コネクタを介して鉛直の枠材が接続されている形式のものに関する。角コネクタが補償片を有していて、この補償片によって選択的に種々の構造の鉛直の枠材が接続可能であるようにすることによって、種々の使用可能性のための大きな可変性が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】 枠体用の角コネクタ 本発明は、配電盤キャビネット用の枠体であって、水平の奥行きステーと縦ス テーとを有し、これらの奥行きステー及び縦ステーに角コネクタを介して鉛直の 枠材が接続されている形式のものに関する。 このような枠体は種々の構造のものが公知である。これらの枠体は、角範囲に おいて適用されているその結合技術に関して、挿入される枠材若しくは奥行きス テー及び縦ステーの構造が種々に異なっている。 DE 41 35 108によって例えば角コネクタが公知であり、この角コネクタにおい ては、基体に互いに直角な３つの基礎部材が取り付けられている。これらの基礎 部材には個々の枠材及び奥行きステー若しくは縦ステーが差しはめ可能である。 別の角コネクタはDE 44 39 624に記載されている。この場合においても、基体 が使用されており、この基体において、各枠材に対して、かつ各奥行きステー及 び縦ステーに対して、それぞれ２つの基礎部材が突出している。これらの基礎部 材は例えば枠材の中空室内に差し込まれている。 配電盤キャビネットには種々の要求が課せられる。このために特に鉛直の枠材 をその都度適合させて構成 しなければならない。例えば枠材のためには、種々の取り付け可能性又は支持荷 重に適した種々の横断面が使用される。別の場所においては、例えば鉛直の枠材 の内法間隔が変化する配電盤キャビネットが要求される。 これらすべての適用可能性のために、その都度適合せしめられた配電盤キャビ ネットが設計される。そのために、その都度相応して適合せしめられた角コネク タが必要である。 本発明の課題は、最初に述べた形式の配電盤キャビネットが簡単な形式で、種 々の適用可能性に応じてその都度変化し得るようにすることである。 本発明の課題は、角コネクタが補償片を有しており、この補償片によって選択 的に、種々の構造の鉛直の枠材が接続可能であるようにすることによって、解決 される。 配電盤キャビネットをこのように構成する場合、例えばあらかじめ製作される 基台を縦ステー及び奥行きステーから組み立てることができる。この基台は次い で種々の変化した配電盤キャビネットのために共通に使用することができる。配 電盤キャビネットを変化させるためには、種々の鉛直の枠材を取り付けることが できる。補償片はこの場合個々の鉛直の枠材の種々の横断面形状に適合せしめら れている。この簡単な手段によって、配電盤キャビネットにおいて大きな可変性 を可能にすることができる。 本発明の１実施形態においては、奥行きステー及び縦ステーが中空成形体とし て構成されており、この中空成形体は枠体の角範囲において鉛直に突出する基礎 部材のための受容部を有しており、この受容部内に補償片が挿入可能である。 このような枠体の構成においては、受容部内に基礎部材並びに補償片を挿入す ることができる。鉛直の枠材の横断面形状に関連して、補償片は変化することが できる。基礎部材自体も変化させることができる。 １つの可能な枠体の特徴とするところは、補償片によって鉛直の枠材の内法間 隔が調節可能であることである。これによって、鉛直の枠材の間に異なった据え 付け幅を有する据え付け品を固定することができる。このことは、種々の寸法系 に適合させることができる枠体を準備することを可能にする。例えばメートル寸 法系で構成されている枠体を簡単に変化させて、１９インチのユニットを鉛直の 枠材の間に挿入するようにすることができる。 本発明の簡単な１実施形態の特徴とするところは、奥行きステー及び縦ステー が同じ横断面形を有していて、金属薄板切断片を曲げて製作されており、奥行き ステー及び縦ステーが水平のカバー区分を有していて、このカバー区分に、枠体 の外面に対して平行に延びる折り曲げ部が接続しており、この折り曲げ部に直角 の折り曲げ部が内方に向いて、接続されており、この直角の折り曲げ部に、該折 り曲げ部に対して平行に延びる壁が接続しており、この壁は該直角の折り曲げ部 とともに、該折り曲げ部に対して後退している受容部を形成しており、該壁は床 部分に移行していることである。縦ステー及び奥行きステーが同じ横断面形を有 していて、金属薄板切断片を曲げて製作されていることによって、簡単な基台枠 を構成することができる。 この場合、カバー区分が床部分に対して、奥行きステー及び又は縦ステーの長 手方向に引き込められていると、基礎部材のための受容部が形成される。基礎部 材はこの場合ストッパ面をもって縦ステー若しくは奥行きステーの壁に接触する ことができる。これによって基礎部材の向きを簡単に定め、迅速かつ確実に縦ス テー及び奥行きステーに例えば溶接によって結合することができる。 前方の両方の鉛直の枠材の間の内法幅が可変である枠体の簡単な実施形態の特 徴とするところは、鉛直の基礎部材が角範囲に形成された受容部内に挿入されて おり、基礎部材が固定区分をもって奥行きステーの壁に接触しており、基礎部材 が補償片のストッパ面に接触しており、補償片は基礎部材と縦ステーのカバー区 分との間に挿入されていることである。 本発明は以下において図面に示した例に基づいてより詳細に説明する。 図１は鉛直の枠材が固定可能な枠体の基台を斜視図で示す。 図２は別の鉛直の枠材が固定可能な図１に示した基台を斜視図で示す。 図１は、同じ横断面形を有している奥行きステー２０と縦ステー３０とから組 み立てられている基台を示す。奥行きステー及び縦ステーは金属薄板切断片を曲 げて製作されている。この場合水平のカバー区分２１，３１が設けられており、 これらのカバー区分から折り曲げ部２２，３２が直角に下方に向かって折り曲げ られている。折り曲げ部２２，３２は枠体の外面に対して平行である。これらの 折り曲げ部には配電盤キャビネットの側壁エレメントが接触することができる。 シールするために、側壁エレメントと折り曲げ部との間にシール部材を設けて おくことができる。折り曲げ部２２，３２から直角の折り曲げ部２３，３３が後 方に曲げられている。この折り曲げ部は鉛直の壁２４，３４に移行しており、こ の鉛直の壁は図示の基台においては床上に立っている。壁２４，３４と折り曲げ 部２３，３３とによって形成されている後退受容部内に側壁エレメントの折り曲 げ部を収容することができる。縦ステー３０若しくは奥行きステー２０の見えな い下面には床部分２６が配置されている。 角コネクタを形成するために、カバー区分２１，３１は床部分２６に対して、 縦ステー３０及び奥行きス テー２０の端面のところで、引き込められている。これによって受容部が形成さ れており、この受容部によって縦ステー３０若しくは奥行きステー２０の内部に 接近することができる。この受容部内には基礎部材６０を挿入することができる 。この基礎部材６０は縦ステー３０若しくは奥行きステー２０に対して直角であ る。この基礎部材は互いに直角な２つの心出し面６１，６２を有しており、これ らの心出し面は壁２４，３４に接触している。下側において、基礎部材６０は床 部分２６上に立っている。その両方の自由面６４，６５において、基礎部材６０ はカバー区分２１，３１の端縁に接触している。基礎部材６０がその両方の自由 面６４，６５で壁３４，２４に接触していることによって、鉛直の方向付けが簡 単に達成される。基礎部材６０は簡単に基台に、例えばねじ止めあるいは溶接に よって、固定することができる。 基礎部材６０には、今や鉛直の枠材７０を固定することができる。鉛直の枠材 ７０はこのために結合ウェブ７２を有しており、この結合ウェブの右側及び左側 に中空室が接続している。これらの中空室はこの場合何回も折り曲げられた金属 薄板切断片から形成されている。詳細に述べると、結合ウェブ７２に折り曲げ部 ７３.１，７３.２が接続している。折り曲げ部７３.１，７３.２は移行区分７４ .１，７４.２を介して折り曲げ部７５.１，７５.２に移行している。折り曲げ 部７５.１，７５.２はこの場合枠体の側壁に対して垂直である。この折り曲げ部 ７５.１，７５.２から接触ウェブ７６.１，７６.２が直角に折り曲げられていて 、枠体の側壁に対して平行に方向付けされている。接触ウェブ７６.１，７６.２ には側壁エレメントがシールされて接触することができる。接触ウェブ７６.１ ，７６.２は側壁７７.１，７７.２に移行している。側壁７７.１，７７.２は互 いに直角になっている。 案内面７８.１，７８.２とともに、側壁７７.１，７７.２は鉛直の縁を形成し ており、この縁は枠体の内部スペースに向けられている。 側壁７７.１，７７.２及び案内面７８.１，７８.２には、据え付け部を固定す ることができる固定受容部の列を設けておくことができる。案内面７８.１，７ ８.２は溝側壁７９.１，７９.２に移行しており、これらの溝側壁は互いに傾斜 していて、アンダカットされたアリ溝を形成している。 溝側壁７９.１，７９.２はその溝底において折り曲げられており、端片８１. １，８１.２が形成されている。端片８１.１，８１.２は結合ウェブ７２に対し て平行に向けられていて、結合ウェブに接触せしめられている。 鉛直の枠材７０を基礎部材６０に結合するために、案内面７８.１，７８.２は 基礎部材６０の心出し面６１，６２に接触する。枠材７０は基礎部材６０にねじ 止めすることができる。このために結合ウェブ７２にねじ受容部８１が形成され ている。このねじ受容部に対して１直線上に並んで、基礎部材６０は固定区分６ ３にねじ受容部６３.１を有している。付加的にあるいは代替的に、鉛直の枠材 は奥行きステー２０及び縦ステー３０に溶接しておくことができる。奥行きステ ー２０及び縦ステー３０はその直角の折り曲げ部２３，３３に突起部２５，３５ を備えている。これらの突起部２５，３５は、枠材７０の外面輪郭に適合するよ うに、形成されている。これによってここにおいても、簡単な溶接を行うことが できる。付加的に、この範囲において、損傷の危険のある尖った縁状の突起が形 成されることはない。 図２においては、縦ステー３０及び奥行きステー２０から組み立てられている 基台が補償片４０によって変化せしめられて、枠材７０とは異なった横断面形を 有している別の鉛直の枠材１０が取り付けられる形式が示されている。このため に、別の基礎部材５０が使用されている。この基礎部材５０は固定区分５２を有 しており、この固定区分は奥行きステー２０の壁２４に接触している。 固定区分５２にはねじ受容部５２.１が形成されており、これに鉛直の枠材１ ０をねじ止めすることができる。更に基礎部材５０は３つの心出し面５１，５４ 及び５５を有している。心出し面５５は奥行きステー ２０のカバー区分２１に接触している。第２の心出し面５４は固定区分５２に対 して平行に配置されていて、補償片４０のストッパ面４１に接触している。補償 片４０は横断面を長方形に構成されていて、縦ステー３０の直角の折り曲げ部３ ３上に接触している。前方側において、補償片４０の正面４２は折り曲げ部３２ と１つの平面をなしている。補償片４０はカバー区分３１に当て付けられて、例 えば溶接によってこのカバー区分に固定されている。 基礎部材５０には、鉛直の枠材１０をかぶせはめることができる。鉛直の枠材 １０は２つの互いに直角の側壁１３及び１５を有している。これら両方の側壁１ ３及び１５は鉛直の縁を形成しており、この縁は枠体の内部スペースに向いてい る。側壁１５は折り曲げ部１２に移行しており、この折り曲げ部は枠体の側面に 対して平行に方向付けされている。折り曲げ部１２には、側壁エレメントをシー ルして当て付けることができる。折り曲げ部１２は移行区分１４.３を介して２ つの折り曲げ部１４.１，１４.２に移行している。折り曲げ部１４.１，１４.２ は互いに傾斜していて、自由スペースを形成しており、この自由スペース内に例 えばヒンジエレメントあるいはドア閉鎖装置の閉鎖エレメントを受容することが できる。 折り曲げ部１４.１は側壁の裏面に打ち当てられていて、端区分１４.５に移行 しており、この端区分は 側壁１３に対して平行に方向付けされている。側壁１３自体は折り返し部１３. １をもって端区分１４.５をつかんでいる。側壁１３及び折り返し部１３.１は鉛 直に延びるシール縁１３.２を形成している。 取り付け状態において、基礎部材５０は鉛直の枠材１０によって取り囲まれて いる受容部１１内に挿入されている。鉛直の枠材１０は奥行きステー２０及び補 償片４０に溶接固定することができる。付加的に、鉛直の枠材１０を固定区分５ ２のねじ受容部５２.１にねじ止め固定しておくこともできる。 このように変化せしめられた枠体においては、前方の両方の鉛直の枠材１０の 間の内法幅は増大せしめられている。この増大によって、一層幅広い据え付け品 を鉛直の枠材１０の間に挿入することができる。この場合の利点は、ケーシング 寸法が１９インチユニット系から外れている据え付け品を枠体の鉛直の枠材１０ の間に挿入し得ることである。メートル寸法系の構造に変化させる場合には、補 償片４０を使用しないで、図１の構成を使用する。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項 【提出日】１９９９年１月２８日（１９９９．１．２８） 【補正内容】 明 細 書 枠体用の角コネクタ 本発明は、配電盤キャビネット用の枠体であって、水平の奥行きステーと縦ス テーとを有し、これらの奥行きステー及び縦ステーに角コネクタを介して鉛直の 枠材が接続されており、その際角コネクタは補償片を有している形式のものに関 する。 このよう枠体はFR 2 674 581から公知である。 この文献に示されている枠体は床枠及び天井枠を有している。床枠及び天井枠 の角範囲には鉛直の枠材を接続することができる。このために角コネクタが使用 される。角コネクタはそれぞれ互いに垂直な３つの差し込み基礎部材を有してい る。これらの差し込み基礎部材には中空成形体として構成された水平の奥行きス テー及び縦ステー並びに鉛直の枠材が差しはめられる。鉛直の枠材を固定するた めに、２つのクランプエレメントが使用される。これらのクランプエレメントは 係止付加部を備えている。これらのクランプ部材は差し込み基礎部材にねじ止め することができ、その際係止付加部は差し込み基礎部材の外面から突出している 。鉛直の枠材は２つの切り欠きを備えており、これらの切り欠きはその形状が係 止付加部に適合するように構成されている。鉛直の枠材を差し込み基礎部材に差 しはめる際に、クランプエレメントはまず外方に変形せしめられ、次いで切り欠 きに係合し、これによって鉛直の枠材がその端面を角コネクタの突き合わせ面上 に圧着される。 配電盤キャビネットには種々の要求が課せられる。このために特に鉛直の枠材 をその都度適合させて構成しなければならない。例えば枠材のためには、種々の 取り付け可能性に適した種々の横断面が使用される。 これらの適用可能性のために、その都度適合せしめられた配電盤キャビネット が設計され、これによって高価な費用が必要である。 DE 41 35 108によって例えば角コネクタが公知であり、この角コネクタにおい ては、基体に互いに直角な３つの基礎部材が取り付けられている。これらの基礎 部材には個々の枠材及び奥行きステー若しくは縦ステーが差しはめ可能である。 別の角コネクタはDE 44 39 624に記載されている。この場合においても、基体 が使用されており、この基体において、各枠材に対して、かつ各奥行きステー及 び縦ステーに対して、それぞれ２つの基礎部材が突出している。これらの基礎部 材は例えば枠材の中空室内に差し込まれている。 本発明の課題は、最初に述べた形式の配電盤キャビネットが簡単な形式で、種 々の適用可能性に応じてその都度変化し得るようにすることである。 この課題は、補償片によって選択的に、種々の構造の鉛直の枠材が接続可能で あり、かつ補償片によって、互いに隣り合う鉛直の枠材の内法間隔が決定可能で あるようにすることによって、解決される。 この構成によって、鉛直の枠材の間に、種々の据え付け幅を有する据え付け品 を固定することが可能になる。これによって、大きな費用をかけずに種々の寸法 系に適合することのできる枠体を準備することが可能になる。例えばメートル寸 法系で構成されている枠体を簡単に変化させて、１９インチのユニットを鉛直の 枠材の間に挿入するようにすることができる。この簡単な手段によって、したが って、配電盤キャビネットの大きな可変性を得ることができる。 本発明の１実施形態においては、奥行きステー及び縦ステーが中空成形体とし て構成されており、この中空成形体は枠体の角範囲において鉛直に突出する基礎 部材のための受容部を有しており、この受容部内に補償片が挿入可能である。 このような枠体の構成においては、受容部内に基礎部材並びに補償片を挿入す ることができる。鉛直の枠材の横断面形状に関連して、補償片は変化することが できる。基礎部材自体も変化させることができる。 本発明の簡単な１実施形態の特徴とするところは、奥行きステー及び縦ステー が同じ横断面形を有していて、金属薄板切断片を曲げて製作されており、奥行き ステー及び縦ステーが水平のカバー区分を有していて、このカバー区分に、枠体 の外面に対して平行に延びる折り曲げ部が接続しており、この折り曲げ部に直角 の折り曲げ部が内方に向いて、接続されており、この直角の折り曲げ部に、該折 り曲げ部に対して平行に延びる壁が接続しており、この壁は該直角の折り曲げ部 とともに、該折り曲げ部に対して後退している受容部を形成しており、該壁は床 部分に移行していることである。縦ステー及び奥行きステーが同じ横断面形を有 していて、金属薄板切断片を曲げて製作されていることによって、簡単な基台枠 を構成することができる。 請 求 の 範 囲 1. 配電盤キャビネット用の枠体であって、水平の奥行きステーと縦ステーと を有し、これらの奥行きステー及び縦ステーに角コネクタを介して鉛直の枠材が 接続されており、その際角コネクタは補償片を有している形式のものにおいて、 補償片（４０）によって選択的に、種々の構造の鉛直の枠材（１０，７０）が接 続可能であり、かつ補償片（４０）によって、互いに隣り合う鉛直の枠材（１０ ，７０）の内法間隔が決定可能であることを特徴とする、配電盤キャビネット用 の枠体。 2. 奥行きステー（２０）及び縦ステー（３０）が中空成形体として構成され ており、この中空成形体は枠体の角範囲に鉛直に突出する基礎部材（５０，６０ ）のための受容部を有しており、この受容部内に補償片（４０）が挿入可能であ ることを特徴とする、請求項１記載の枠体。 3. 鉛直の枠材（１０）の間隔がメートル系又はインチ系の構造群支持寸法に 合わせて調節可能であることを特徴とする、請求項１又は２記載の枠体。 4. 奥行きステー（２０）及び縦ステー（３０）が同じ横断面形を有していて 、金属薄板切断片を曲げて製作されており、奥行きステー（２０）及び縦ステー （３０）が水平のカバー区分（２１，３１）を有して いて、このカバー区分に、枠体の外面に対して平行に延びる折り曲げ部（２２， ３２）が接続しており、この折り曲げ部に直角の折り曲げ部（２３，３３）が内 方に向いて、接続されており、この直角の折り曲げ部（２３，３３）に、該折り 曲げ部（２２，３２）に対して平行に延びる壁（２４，３４）が接続しており、 この壁は該直角の折り曲げ部（２３，３３）とともに、該折り曲げ部（２２，３ ２）に対して後退している受容部を形成しており、該壁（２４）は床部分（２６ ，３６）に移行していることを特徴とする、請求項１から３までのいずれか１項 記載の枠体。 5. カバー区分（２１，３１）が床部分（２６，３６）に対して、奥行きステ ー（２０）及び又は縦ステー（３０）の長手方向に引き込められていて、これに よって基礎部材（５０，６０）のための受容部が形成されていることを特徴とす る、請求項４記載の枠体。 6. 奥行きステー（２０）及び縦ステー（３０）の壁（２４）が基礎部材（５ ０，６０）のためのストッパ面を形成していることを特徴とする、請求項５記載 の枠体。 7. 鉛直の基礎部材（５０）が角範囲に形成された受容部内に挿入されており 、基礎部材（５０）が固定区分（５２）をもって奥行きステー（２０）の壁（２ ４）に接触しており、基礎部材（５０）が補償片（４０）のストッパ面（４１） に接触しており、補償片は 基礎部材（５０）と縦ステー（３０）のカバー区分（３１）との間に挿入されて いることを特徴とする、請求項５又は６記載の枠体。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マルティーナ ケーラー ドイツ連邦共和国 ヘルボルン アム ア イヒェルベルク １ (72)発明者 ウド ミュンヒ ドイツ連邦共和国 ジン ヴェッツラーラ ー シュトラーセ 23 (72)発明者 ヴォルフガング ロイター ドイツ連邦共和国 ブルバッハ ５ ドル フシュトラーセ 16

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 1. 配電盤キャビネット用の枠体であって、水平の奥行きステーと縦ステーと を有し、これらの奥行きステー及び縦ステーに角コネクタを介して鉛直の枠材が 接続されている形式のものにおいて、角コネクタが補償片（４０）を有しており 、この補償片によって選択的に、種々の構造の鉛直の枠材（１０，７０）が接続 可能であることを特徴とする、配電盤キャビネット用の枠体。 2. 奥行きステー（２０）及び縦ステー（３０）が中空成形体として構成され ており、この中空成形体は枠体の角範囲に鉛直に突出する基礎部材（５０，６０ ）のための受容部を有しており、この受容部内に補償片（４０）が挿入可能であ ることを特徴とする、請求項１記載の枠体。 3. 補償片（４０）によって鉛直の枠材（１０，７０）の内法間隔が決定可能 であることを特徴とする、請求項１又は２記載の枠体。 4. 鉛直の枠材（１０）の間隔がメートル系又はインチ系の構造群支持寸法に 合わせて調節可能であることを特徴とする、請求項３記載の枠体。 5. 奥行きステー（２０）及び縦ステー（３０）が同じ横断面形を有していて 、金属薄板切断片を曲げて製作されており、奥行きステー（２０）及び縦ステー （３０）が水平のカバー区分（２１，３１）を有していて、このカバー区分に、 枠体の外面に対して平行に延びる折り曲げ部（２２，３２）が接続しており、こ の折り曲げ部に直角の折り曲げ部（２３，３３）が内方に向いて、接続されてお り、この直角の折り曲げ部（２３，３３）に、該折り曲げ部（２２，３２）に対 して平行に延びる壁（２４，３４）が接続しており、この壁は該直角の折り曲げ 部（２３，３３）とともに、該折り曲げ部（２２，３２）に対して後退している 受容部を形成しており、該壁（２４）は床部分（２６，３６）に移行しているこ とを特徴とする、請求項１から４までのいずれか１項記載の枠体。 6. カバー区分（２１，３１）が床部分（２６，３６）に対して、奥行きステ ー（２０）及び又は縦ステー（３０）の長手方向に引き込められていて、これに よって基礎部材（５０，６０）のための受容部が形成されていることを特徴とす る、請求項５記載の枠体。 7. 奥行きステー（２０）及び縦ステー（３０）の壁（２４）が基礎部材（５ ０，６０）のためのストッパ面を形成していることを特徴とする、請求項６記載 の枠体。 8. 鉛直の基礎部材（５０）が角範囲に形成された受容部内に挿入されており 、基礎部材（５０）が固定区分（５２）をもって奥行きステー（２０）の壁（２ ４）に接触しており、基礎部材（５０）が補償片（４ ０）のストッパ面（４１）に接触しており、補償片は基礎部材（５０）と縦ステ ー（３０）のカバー区分（３１）との間に挿入されていることを特徴とする、請 求項６又は７記載の枠体。