JP2000508246A - 中空異形材における壁厚増大方法 - Google Patents

中空異形材における壁厚増大方法

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ハルデンバンガー、ハンス―ギュンター
オスヴァルト、ユルゲン
フィッシャー、フランク
ヴェンツェル、ホルガー
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アウディ アーゲー
ファールツォイクヴェルク ヴェルダオ ゲーエムベーハー ウント コー.カーゲー
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、縦長の中空異形材(1)に壁厚増大領域を形成させる方法に関する。このために中空異形材をラジアル圧とスラスト圧に曝して塑性変形させる。中空異形材(1)を、異形材の寸法に対応している雌型(2)に固定する。雌型(2)は、変形領域に、中空異形材の所定の最終寸法に対応した横断面拡大部を備えている。重要な実施の形態によれば、璧厚増大部(14)を得るための変形を、異形材両端部の間にある領域で行う。さらに、壁厚(19)は異形材の両端部の少なくとも一方において増大していてよい。

Description

【発明の詳細な説明】 中空異形材における壁厚増大方法 本発明は、縦長の中空異形材に壁厚増大領域を形成させる方法およびこの方法 を実施するための装置に関するものである。 ドイツ特許公開第4437395号公報には、管端を成形する方法が記載され ている。この方法では、成形されるべき管が内圧とスラスト圧に曝され、その際 管は管の外寸に対応している雌型内に固定され、この場合雌型は、成形されるべ き管端部領域に、成形過程後に与えられる中空異形材の最終寸法に合致した異形 部を備え、管は少なくとも一つのスラストピストンを介して端面側の圧力に曝さ れ、同時に液体により少なくとも被成形領域においてラジアル圧に曝される。 中空異形材をスラスト圧とこれと同時に作用するラジアル圧とを介して液体に より成形させるという実践は「高内圧成形」という概念で知られている(ドイツ 特許公開第2935086号公報、欧州特許公告第0484789号公報を参照 )。中空異形材を成形させる際の壁厚の増大はこれとは関係なく、むしろ材料が 延伸されるために壁が薄くなるという結果が生じる。段付きのスラストピストン を用いて塑性変形により異形材端部を圧搾する方法は米国特許第5203194 号公報に記載されている。この場合、液体による付加的なラジアル圧は導入され ていない。 前記ドイツ特許公開第4437395号公報に記載の発明は、主に、大量生産 に適した縦長の内燃機関用排ガス装置を製造するため の管端塑性変形方法に関わるものである。機能に応じて横断面を変化させたこの 種のアッセンブリの分野は、特殊な機械要素またはアッセンブリを固定する目的 で適用される。このようなアッセンブリまたは機械要素とは特に消音器、触媒コ ンバータ或いは接続フランジである。 前記ドイツ特許公開第4437395号公報に記載の発明の目的は、管端を圧 搾する方法およびこの方法を実施するための装置において、通常の最適な寸法の 横断面を備えた管状の構成要素に、横断面の寸法を増大させた端部部分を具備さ せることにより、管端の領域においても内径が継ぎ目なしに不変に維持され、し かもたとえば溶接結合により他の構成要素を結合させるために必要な寸法の横断 面を提供できるようにすることである。 本発明の課題は、上記公知の方法の構成を改善することである。 本発明による解決法は、請求項1の前提概念に記載の方法から出発して、請求 項1の特徴部分に見られる。 本発明によれば、金型側を多少変更することにより、縦長の中空異形材の端部 領域だけに壁厚増大領域を具備させるのではなく、異形材両端部間の任意の領域 にも壁厚増大領域を具備させることが可能である。この場合中空異形材自身は任 意のどのような横断面形状を有していてよい(たとえば前記米国特許第5203 194号公報の場合のように長方形でもよいし、円形、多角形でもよいし、開い ていても閉じていてもよい、など)。このためには、雌型またはスラストピスト ンを同じように構成するだけでよい。 さらに中空異形材は金属材料でも非金属材料(たとえばプラスチック)でもよ い。 請求項2によれば、異形材両端部間にある領域とさらに異形材両端部も1回の 作業工程で圧搾され、この場合の塑性変形により壁厚増大領域を具備させる。 請求項9は、この方法を実施するために適した装置に関わるものである。 次に、前記ドイツ特許公開第4437395号公報において行われている説明 を補完する形で本発明をいくつかの実施の形態に関し説明する。添付の図面にお いて、 図1は成形されるべき中空異形材と一つのスラストピストンを備えた装置を出 発位置または最終位置で示した図、 図2は対向して配置される二つのスラストピストンを備えた装置の変形実施形 態を出発位置または最終位置で示した図、 図3は対向して配置される二つのスラストピストンと二つの中空異形材被成形 領域を備えた装置の変形実施形態を示す図、 である。 図1によれば中空異形材1、たとえば鋼管は、分離される中空雌型2の中に挿 入されている。この場合雌型分離面3は図面の平面に対して直交する方向に延び ており、中空異形材1の縦軸線4と交わっている。中空異形材1は、底部5の端 面に当接する程度に中空雌型2の中空空間10内に達している。 分離される中空雌型2は、中空異形材1のほぼ中央領域に横断面拡大部を有し ており、その結果中空異形材1の外壁とこの中央領域において拡大されている中 空雌型2の内径との間に中間空間6が形成される。小径部から大径部への移行部 は、縦軸線4の垂線に対しそれぞれ約30°の角度を持つ保持稜7として形成さ れている。 金型セットにはさらにスラストピストン8が設けられている。スラストピスト ン8は、軸線方向に貫通する液体用の穴9を備えている。加圧液としてはたとえ ば水が適しており、有利には合成添加剤を含む水が適している。 異形のスラストピストン8は、中空異形材1の中に挿入され成形部に適宜適合 するピストン前部8.1を有している。ピストン前部8.1には、中空空間10 の寸法に適合するピストン後部8.2が接続している。スラストピストン8の横 断面小径部から横断面大径部への移行部は密封肩12として形成されており、そ の軸線方向の断面はスラストピストン8の縦軸線4の垂線に対してわずかに(た とえば15°)傾斜している。 スラストピストン8は、中空雌型2の中間空間6の領域に、スラストピストン 8の軸線方向の穴9と周面の間に延びている複数列の(たとえば6列の)星状に 配置される半径方向の穴13を有している。それぞれの穴列は図面の平面に対し て垂直な面内にあり、互いに同じずれ(たとえば60°)を有している複数個の (たとえば6個の)個別穴から構成されている。 スラストピストン8は、その密封肩12が中空異形材1の端面に当接した後( この場合ピストン前部8.1の端部はほぼ中間空間6の前部保持稜7の領域にあ る)、まず軸線方向のスラスト力FA(たとえば5kN)で荷重される。その結 果液体がスラストピストン8により軸線方向の穴9を通して吸入され、液体はあ る程度の圧力(たとえば0.5MPa)で荷重される。この段階でスラストピス トン8の端面と中空雌型2の底部5の間に圧力ばめ領域(中空空間10)が形成 される。この圧力ばめ領域において、雌型の壁に当接 している中空異形材1の座屈が防止される。さらに液体は半径方向の穴9を介し て中空異形材1の被鍛造領域に密着する。スラストピストン8に対する軸線方向 のスラスト力FAが増大し(たとえば100kN以上の値まで増大する)、同時 に液体の内圧Piが増大するに伴って(たとえば少なくとも15MPaに増大さ れる)、中間空間6が完全に充填されるまで中空異形材1の被成形領域における 塑性変形が行われる。中空異形材1の壁厚増大領域14(図1の下部部分を参照 )は内側横断面は不変であるが、壁厚はたとえば3ミリメートルだけ増大する。 成形過程の終了後、液体の応力を緩和させて、分離される中空雌型2からスラ ストピストン8を引き出す。中空雌型を分離させた後、成形された中空異形材1 を取り出して、必要な場合にはさらに加工を行うことができる(たとえば曲げ加 工、溶接による他の部品との結合など)。 このように本発明では、鍛造過程により中空異形材1の壁が部分的に補強され る。その際鍛造領域には液体による半径方向の荷重が作用して、拡大過程の導入 と、これと同時にスラストピストン8のスラスト力による軸線方向の圧力荷重と により、中空異形材の壁は接線方向にも荷重される。このようにして得られる多 次元の荷重は弾性変形抵抗を十分に上回るので、所望の成形が得られる。 軸線方向のスラスト力FAが内圧P1とともに、異形材の開口横断面ARに依存 して FA=1.1×AR×Pi の関係にしたがって増大することは重要である。これにより、特に、片側で軸線 方向のスラスト力が増大することにより異形材の壁が 圧力ばめ領域で座屈することがないよう保証される。同時に、密封肩12と中空 異形材1の端面との間の密封性も保証される。 スラストピストン8の密封肩12とともに密封用ペア部分を形成している中空 異形材1の端面は、切削による分離方法、冷間成形による分離方法、機械的また は熱的分離方法により、密封性と軸線方向の荷重を保証する面として形成される 。 場合によっては、半径方向の穴9は設けなくてもよい。というのも、ピストン 前部8.1と中空異形材1の内壁の間にある寸法公差により、したがってこれに 伴って生じる非密封性により、半径方向での圧力の発生が液体により与えられ、 よって中間領域6での中空異形材1の半径方向における荷重により与えられてい るからである。 図2は、中空異形材1の中央領域に壁厚増大部を形成させるための金型の変形 実施形態を示すものである。この実施の形態は図1に図示した前記実施の形態の 構成にほぼ対応しているので、対応する個所には同一の符号を使用する。 この変形実施形態においても、分離される雌型15が使用される。その分離面 は縦軸線4に沿って延びている。図1の実施の形態と異なるのは、それぞれピス トン前部16.1とピストン後部16.2から成る二つのスラストピストン16 が使用されることである。成形の際には、即ち中間空間16を中空異形材1の材 料で充填するための鍛造過程の際には、両スラストピストン16は互いに向き合 って移動することができ(スラスト力FA)、それぞれ同時に液圧Piをもたらす 。しかし、一方のスラストピストン16だけを移動させ、他のスラストピストン を単にシステムを密封するために(密 封肩12)、および中空異形材の材料を保持稜7の領域で支持するためにだけ使 用するようにしてもよい。 図3の実施の形態も、分離される雌型18内で移動する2つのスラストピスト ン16,17で作動する。図2の実施の形態と異なるのは、中空異形材1の異形 材両端部の間(たとえば中央領域)に壁厚増大領域14が形成されるばかりでな く、さらに両異形材端部の一方(右側の端部)にも壁厚増大領域が形成される点 である。もちろん後者の壁厚増大領域を逆の側の異形材端部或いは両異形材端部 に形成してもよい。 この目的のため、分離される雌型18は前記異形材端部の領域に適当な横断面 拡大部を備えており、その結果他の中間空間20が生じる。この中間空間20は 後に、即ち成形後に中空異形材1の材料で充填される。 両スラストピストン16,17の移動の際(両スラストピストンの一方だけを 移動させてもよい)にまず中間空間6が、そしてその後に初めて中間空間20が 押出し過程の範囲内で中空異形材1の材料で充填されるようにするには(逆の順 序でもよい)、中間空間20の領域よりも中間空間6の領域で中空異形材1の材 料がより「成形しやすくなる」ように、この中間領域6の領域で中空異形材1の 材料を処理することが重要である。これはたとえば金型(雌型18および/また はスラストピストン16,17)および/または中空異形材1を摩擦が少なくな るように局部的にコーティングすることによって行われる。また、たとえば局部 的な加熱を行ってもよい(中間空間6の長さ方向に延びて中空異形材1を取り囲 むように、分離される雌型18内に配置される加熱ダクト22)。しかし温度を 誘導 する場合液体(たとえば水)の沸点を考慮せねばならないので、この処置は制限 的な作用を持っており、特に中空異形材1が金属材料から成る場合にそうである 。さらに、中空異形材1が中間空間6の領域ではじめから幾分薄い壁厚を有する ようにしてもよいし、或いは軟化焼鈍されていてもよい。即ち中間空間6の領域 を、中間空間20の領域よりも、つまり成形される異形材端部よりもすでに「成 形しやすくなっている」ようにしてもよい。これらの処置は、中空異形材1の両 異形材端部の間にある少なくとも2つの領域で壁厚を増大させる必要があり、異 形材端部には壁厚増大部が設けられないような場合にも重要である。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年5月4日(1998.5.4) 【補正内容】 明細書の補正書 中空異形材における壁厚増大方法 本発明は、縦長の中空異形材に壁厚増大領域を形成させる方法およびこの方法 を実施するための装置に関するものである。 壁厚増大部を形成させるためのこの種の方法は、ソ連邦特許第1417954 号公報の図1から知られるようになった。この場合縦長の中空異形材は、異形材 の外寸に対応している雌型内に固定され、両側から係合するスラストピストンを 介してスラスト圧に曝され、さらに異形材中空空間は適当な媒体によりラジアル 圧に曝される。その際結果的に得られる中空異形材は、全長にわたって内側横断 面が減少し、これにより壁厚増大部が生じる。 ドイツ特許公開第4437395号公報には、管端を成形する方法が記載され ている。この方法では、成形されるべき管が内圧とスラスト圧に曝され、その際 管は管の外寸に対応している雌型内に固定され、この場合雌型は、成形されるべ き管端部領域に、成形過程後に与えられる中空異形材の最終寸法に合致した異形 部を備え、管は少なくとも一つのスラストピストンを介して端面側の圧力に曝さ れ、同時に液体により少なくとも被成形領域においてラジアル圧に曝される。 中空異形材をスラスト圧とこれと同時に作用するラジアル圧とを介して液体に より成形させるという実践は「高内圧成形」という概念で知られている(ドイツ 特許公開第2935086号公報、欧州特許公告第0484789号公報を参照 )。中空異形材を成形させ る際の壁厚の増大はこれとは関係なく、むしろ材料が延伸されるために壁が薄く なるという結果が生じる。段付きのスラストピストンを用いて塑性変形により異 形材端部を圧搾する方法は米国特許第5203194号公報に記載されている。 この場合、液体による付加的なラジアル圧は導入されていない。 前記ドイツ特許公開第4437395号公報に記載の発明は、主に、大量生産 に適した縦長の内燃機関用排ガス装置を製造するための管端塑性変形方法に関わ るものである。機能に応じて横断面を変化させたこの種のアッセンブリの分野は 、特殊な機械要素またはアッセンブリを固定する目的で適用される。このような アッセンブリまたは機械要素とは特に消音器、触媒コンバータ或いは接続フラン ジである。 前記ドイツ特許公開第4437395号公報に記載の発明の目的は、管端を圧 搾する方法およびこの方法を実施するための装置において、通常の最適な寸法の 横断面を備えた管状の構成要素に、横断面の寸法を増大させた端部部分を具備さ せることにより、管端の領域においても内径が継ぎ目なしに不変に維持され、し かもたとえば溶接結合により他の構成要素を結合させるために必要な寸法の横断 面を提供できるようにすることである。 本発明の課題は、請求項1の前提概念に記載の上記公知の方法の構成を改善し て、縦長の中空異形材に壁厚増大領域を形成させることである。この場合、中空 異形材の内側横断面を変化させないようにすることも課題とする。 本発明による解決法は、請求項1の前提概念に記載の方法から出発して、請求 項1の特徴部分に見られる。 本発明によれば、金型側を多少変更することにより、中空異形材の全長にわた ってではなく、異形材両端部間の任意の領域にも内側横断面を同一に留めて壁厚 増大領域を具備させることが可能である。この場合中空異形材自身は任意のどの ような横断面形状を有していてよい(たとえば前記米国特許第5203194号 公報の場合のように長方形でもよいし、円形、多角形でもよいし、開いていても 閉じていてもよい、など)。このためには、雌型またはスラストピストンを同じ ように構成するだけでよい。 さらに中空異形材は金属材料でも非金属材料(たとえばプラスチック)でもよ い。 請求項2によれば、異形材両端部間にある領域とさらに異形材両端部も1回の 作業工程で圧搾され、この場合の塑性変形により壁厚増大領域を具備させる。 請求項9は、この方法を実施するために適した装置に関わるものである。 次に、前記ドイツ特許公開第4437395号公報において行われている説明 を補完する形で本発明をいくつかの実施の形態に関し説明する。添付の図面にお いて、 図1は成形されるべき中空異形材と一つのスラストピストンを備えた装置を出 発位置または最終位置で示した図、 図2は対向して配置される二つのスラストピストンを備えた装置の変形実施形 態を出発位置または最終位置で示した図、 図3は対向して配置される二つのスラストピストンと二つの中空異形材被成形 領域を備えた装置の変形実施形態を示す図、 である。 図1によれば中空異形材1、たとえば鋼管は、分離される中空雌型2の中に挿 入されている。この場合雌型分離面3は図面の平面に対して直交する方向に延び ており、中空異形材1の縦軸線4と交わっている。中空異形材1は、底部5の端 面に当接する程度に中空雌型2の中空空間10内に達している。 分離される中空雌型2は、中空異形材1のほぼ中央領域に横断面拡大部を有し ており、その結果中空異形材1の外壁とこの中央領域において拡大されている中 空雌型2の内径との間に中間空間6が形成される。小径部から大径部への移行部 は、縦軸線4の垂線に対しそれぞれ約30°の角度を持つ保持稜7として形成さ れている。 請求の範囲の補正書 1.縦長の中空異形材(1)に壁厚増大領域を形成させる方法であって、このた めに中空異形材をラジアル圧とスラスト圧に曝して塑性変形させ、その際中空異 形材(1)を、異形材の外寸に対応している雌型(2;15;18)に固定する ようにした前記方法において、 雌型(2;15;18)の変形領域に、変形過程後に与えられる中空異形材( 1)の最終寸法に合致した横断面拡大部を具備させること、及び壁厚増大部(1 4)を得るための変形を異形材両端部の間にある領域で行うことを特徴とする方 法。 2.変形を、異形材両端部の間にある一つの領域と異形材両端部の少なくとも一 方の端部とで行うことを特徴とする、請求項1に記載の方法。 3.変形を、異形材の前記領域の数量分だけ1回の作業工程で行うことを特徴と する、請求項2に記載の方法。 4.中空異形材(1)の長さ方向において段階付けされた変形しやすい部分を生 じさせるために中空異形材(1)の初期壁厚を異ならせることを特徴とする、請 求項1に記載の方法。 5.中空異形材(1)の長さ方向において段階付けされた変形しやすい部分を生 じさせるために、中空異形材(1)を局部的に軟化焼 鈍させることを特徴とする、請求項1に記載の方法。 6.中空異形材(1)の長さ方向において段階付けされた変形しやすい部分を生 じさせるために、摩擦を減少させる被覆部を局部的にコーティングすることを特 徴とする、請求項1に記載の方法。 7.中空異形材(1)を塑性変形させるためのラジアル圧とスラスト圧を導入す るための手段を有し、その際中空異形材(1)を、異形材の外寸に対応している 雌型(2;15;18)に固定するようにした、縦長の中空異形材(1)に壁厚 増大部を形成させるための装置において、分離される中空雌型(2;15;18 )の、該中空雌型に挿入される中空異形材(1)の異形材両端部の間にある領域 が、中空異形材(1)の所定の最終寸法に対応している横断面拡大部(6)を有 し、該横断面拡大部(6)を、分離される中空雌型(2;15;18)の中空空 間(10)の内部を移動する1個の、または互いに対向して配置される2個のス ラストピストン(8;16;17)が通過することを特徴とする装置。 8.中空雌型(18)が、中空異形材(1)の異形材端部に付設される他の横断 面拡大部(中間空間20)を有していることを特徴とする、請求項7に記載の方 法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 オスヴァルト、ユルゲン ドイツ連邦共和国、デー―39118 マグデ ブルク ウラヌスヴェーク 25 (72)発明者 フィッシャー、フランク ドイツ連邦共和国、デー―08451 クリミ ッツシャオ ヤコブスガッセ 19 (72)発明者 ヴェンツェル、ホルガー ドイツ連邦共和国、デー―06667 ヴァイ センフェルス クライストヴェーク 25

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.縦長の中空異形材に壁厚増大領域を形成させる方法であって、このために中 空異形材をラジアル圧とスラスト圧に曝して塑性変形させ、その際中空異形材を 、異形材の外寸に対応している雌型に固定し、この場合雌型が、変形領域に、変 形過程後に与えられる中空異形材の最終寸法に合致した横断面拡大部を備えてい る前記方法において、壁厚増大部(14)を得るための変形を、異形材両端部の 間にある少なくとも一つの領域で行うことを特徴とする方法。 2.変形を、異形材両端部の間にある一つの領域と異形材両端部の少なくとも一 方の端部とで行うことを特徴とする、請求項1に記載の方法。 3.変形を、異形材の前記領域の数量分だけ1回の作業工程で行うことを特徴と する、請求項2に記載の方法。 4.中空異形材(1)の長さ方向において中空異形材の材料に段階付けされた「 変形しやすい部分」を生じさせるための処置を講じることを特徴とする、請求項 1に記載の方法。 5.中空異形材(1)を局部的に加熱することを特徴とする、請求項4に記載の 方法。 6.中空異形材(1)の初期壁厚が異なっていることを特徴とする、請求項4に 記載の方法。 7.中空異形材(1)を局部的に軟化焼鈍させることを特徴とする、請求項4に 記載の方法。 8.摩擦を減少させる被覆部を局部的にコーティングすることを特徴とする、請 求項4に記載の方法。 9.請求項1に記載の方法を実施するための装置において、分離される中空雌型 (2;15;18)の、該中空雌型に挿入される中空異形材(1)の異形材両端 部の間にある領域が、中空異形材(1)の所定の最終寸法に対応している横断面 拡大部(6)を有し、該横断面拡大部(6)を、分離される中空雌型(2;15 ;18)の中空空間(10)の内部を移動する1個の、または互いに対向して配 置される2個のスラストピストン(8;16;17)が通過することを特徴とす る装置。 10.中空雌型(18)が、中空異形材(1)の異形材端部に付設される他の横 断面拡大部(中間空間20)を有していることを特徴とする、請求項9に記載の 方法。 11.分離される中空雌型(18)が、横断面拡大部(中間空間6)の長さ方向 に延びて周回している加熱ダクト(22)を有していることを特徴とする、請求 項9に記載の装置。
JP9536680A 1996-04-13 1997-03-14 中空異形材における壁厚増大方法 Pending JP2000508246A (ja)

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