JP2000507600A - 2,3―ジヒドロ―2―メチル―2―アルキルベンゾフラン誘導体の調製方法 - Google Patents
2,3―ジヒドロ―2―メチル―2―アルキルベンゾフラン誘導体の調製方法Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明は農業薬品や医薬品の中間体として有用な式(I)の2,3−ジヒドロ−2−メチル−2−アルキルベンゾフラン誘導体を調製するための方法に関し、式中のXは水素、ハロゲン、水酸基、アルデヒド基およびC1〜C6アルキル基からなる群から選択され;そしてRはC1〜C6アルキル基からなる群から選択される。
Description
【発明の詳細な説明】
2,3−ジヒドロ−2−メチル−2−アルキルベンゾフラン誘導体の調製方法
発明の背景技術分野
本発明は農業薬品や医薬品の中間体として有用な式(I)の2,3−ジヒドロ
−2−メチル−2−アルキルベンゾフラン誘導体を調製するための方法に関する
。
式中、
Xは水素、ハロゲン、水酸基、アルデヒド基およびC1〜C6アルキル基からな
る群から選択され;そして
RはC1〜C6アルキル基からなる群から選択される。
関連技術の記載
式(I)の2,3−ジヒドロ−2−メチル−2−アルキルベンゾフラン誘導体
は殺虫剤のような農業薬品および医薬品の中間体としてすでに知られていた。式
(I)の化合物のうち、2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−ヒドロキシ
ベンゾフランは、カーボフランフェノールとして知られており、殺虫剤として2
,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−ヒドロキシベンゾフラニルメチルカル
バメートの中間体として非常に有用であった。
さらに、2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチルベンゾフランアルデヒド誘導体
は、殺虫剤として当該技術分野で知られているピレスロイド誘導体の中間体とし
て知られている[日本国特許第402,753A1号;欧州特許公開公報第04
73,041号(1992);独国特許第2108,932号;欧州特許第027
1,170号]。
いくつかの従来のカーボフランフェノールを調製する方法が当該分野で知られ
ていた。例えばカテコールとハロゲン化メタリルのアルキル化で2−メタリルオ
キシフェノールにして次に強酸またはルイス酸の存在で高温にて環化する[米国
特許第4,380,654号;日本国特開昭60−100,569号;欧州特許
公開公報第115,837号(1984);日本国特開昭58−17
4,375号;日本国特開平5−835180号;日本国特開平5−839,6
79号;日本国特開昭58−21,676号]。また、カーボフランフェノール
は2−メタリルオキシフェノールのクライゼン転移によって強酸またはルイス酸
の存在で高温で環化して調製された[日本国特開昭62−178,580号;ブ
ラジル特許出願第8301,980号;独国公開公報第3,027,335号(
1981)]。
本発明は2,3−ジヒドロ−2−メチル−2−アルキルベンゾフラン誘導体を
新規に容易に調製する方法を達成し、この方法は、(β−アルキルアリル)オキ
シベンゼンのクライゼン転移によって調製される、2−(β−アルキルアリル)
フェノールおよび2−(2−アルキルプロペニル)フェノールの環化を特徴とす
る。
発明の概要
本発明の目的は、2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−ヒドロキシベン
ゾフラニルメチルカルバメートまたは殺虫剤としてピレスロイドのような農薬ま
たは医薬の中間体として使用できる、2,3−ジヒドロ−2−メチル−2−アル
キルベンゾフラン誘導体を調製する新規の方法を提供することである。
前記一般的な記載および以下の詳細な説明の両方は例示であり、請求の範囲で
の発明をさらに説明するためのものである。
発明の詳細な説明
本発明は式(I)の化合物を調製するための方法であり、式(II)の(β−ア
ルキルアリル)オキシベンゼン誘導体のクライゼン転移によって式(III−ー1
)および(III−2)の立体異性体を与え、次いで室温にて触媒量の沃素および
不活性有機溶媒の存在で式(III−1)および(III−2)の環化を特徴とする。 式中、XおよびRはそれぞれ上記に定義されている。
本発明による方法では、式(II)の(β−アルキルアリル)オキシベンゼン誘
導体のクライゼン転移は高沸点溶媒中でまたは溶媒なしで180℃から250℃
までの範囲の温度にて、好ましくは210℃から220℃までの範囲の温度にて
行うことができる。適当な好ましい溶媒はN,N−ジメチルアニリン、またはド
デカン等である。
クライゼン転移によって調製された反応生成物は、式(III−1)を有する2
−(β−アルキルアリル)フェノール誘導体および式(III−2)を有する2−(
アルキルブロペニル)フェノール誘導体であり、任意可能な立体異性体配置で現
れることができる。立体異性体は立体異性体の混合物として使用でき、またはそ
れぞれ本質的に純粋な立体異性体として使用でき、式(I)の化合物を与える。
式(III−1)および(III−2)の立体異性体は一般に知られた方法を使用して
分離することができ、核磁気共鳴スペクトル、赤外線スペクトル、およびマスス
ペクトルによって同定された。
純粋な立体異性体またはそれらの混合物は室温にて触媒量の沃素および不活性
有機溶媒の存在で30分から4時間までの範囲で環化して式(I)の化合物が得
られる。環化において、触媒としての沃素の分量は、式(III−1)および/ま
たは(III−2)の化合物に対して好ましくは0.1〜1当モル量、さらに好ま
しくは0.2等モル量である。好ましい溶媒はジクロロメタン、クロロフォルム
、四塩化炭素、トルエン、キシレン等のような炭化水素である。
本発明による方法の主な特徴は沃素と2−メタリルフェノールまたは2−イソ
ブテニルフェノールと反応させてヨード環化を生じないことである[Tetrahedron
、Vol.46,pp.3321〜3408(1990)]。そして式(I)の化合物は穏和な条件で定量
的に得られる。
本発明を以下実施例により説明する。これら実施例は例証を示すためのもので
あり、本発明の範囲を制限するつもりはない。実施例1
A.2−メタリルオキシフェノール
アセトン(120ml)中カテコール(22g、0.2モル)およびN,N−ジ
メチルフォルムアミド(30ml)の混合物に、攪拌しながら無水炭酸カリウム(
14g、0.1モル)および塩化メタリル(20ml、0.2モル)を添加した。
反応混合物を18時間、還流加熱した。反応混合物を室温まで冷却し、濾過して
、濾液を濃縮した。残渣を2Nの塩酸(100ml)に溶解し、ヘキサン(50ml
×3)および酢酸エチル(50ml×3)で連続して抽出した。有機層を20%水
酸化ナトリウム水溶液(50ml×3)で洗浄し、濃塩酸で酸性にし、ヘキサンで
抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、次いで減圧下に
濃縮し、粗生成物を得た。これはシリカゲルカラムクロマトグラフィーを使用し
て17.8gの2−メタリルオキシフェノールを得た。
沸点:78〜80℃/0.05torr
1H NMR(CDCl3):δ 1.8(s,3H),4.46(s,2H),4.95(s,1H),5.05(s,1H),
5.68(br,1H),6.76〜6.95(m,4H).
B. 2−メタリルカタコールおよび2−イソブテニルカテコール
2−メタリルオキシフェノール(15.94g)およびN,N−ジメチルアニ
リン(30g)の混合物を200℃にて1時間加熱して室温まで冷却した。反応
混合物に2Nの塩酸(10ml)を添加し、続いてヘキサンおよび酢酸エチル(5
0ml×4)で抽出した。得られた有機層を分離して、無水の硫酸マグネシウムで
乾燥させ、濾過し、次いで減圧下に濃縮した。残渣を高真空下に蒸留し、11.6g
の2−メタリルカタコールおよび2−イソブテニルカテコール(3:1モル比)
の混合物を黄色油として得た。
収率(混合物):73%
沸点(混合物):104℃/0.05torr
2−メタリルカタコール:
1H NMR(CDCl3):δ 1.7(s,3H),3.35(s,2H),4.85(dd,2H),5.7(br,2H),
6.76(m,3H).
2−イソブテニルカテコール:
1H NMR(CDCl3):δ 1.68(s,3H),1.90(s,3H),4.72(dd,2H),5.7(br,2H),
6.76(m,3H).
C.2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−ヒドロキシベンゾフラン
四塩化炭素(50ml)中2−メタリルカタコールおよび2−イソブテニルカ
テコール(3:1モル比、7.75g)の混合物に沃素(I2、2.4g、0.
2eq.)を添加し室温で30分間攪拌した。反応混合物は暗色が明色に変わるま
で5%Na2S2O3水溶液で希釈した。得られた有機層を分離し、無水硫酸
マグネシウムで乾燥し、濾過し、次いで減圧下に濃縮した。残渣にシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーを使用して精製し6.5gの2,3−ジヒドロ−2,2
−ジメチル−7−ヒドロキシベンゾフランを得た。
収率:84%
沸点:84〜85℃/0.002torr
1H NMR(CDCl3):δ 1.45(s,3H),3.0(s,2H),5.42(s,1H),5.7(br,2H),
6.7(m,3H).実施例2
A.4−メタリルオキシベンズアルデヒド
アセトン(150ml)中4−ヒドロキシベンズアルデヒド(61ml、0.5モ
ル)およびN,N−ジメチルホルムアミド(25ml)の混合物に、攪拌しながら無
水炭酸カリウム(51g)および塩化メタリル(63ml、0.75モル)を添加
した。反応混合物を18時間還流して加熱した。反応混合物を室温まで冷却し濾
過し、濾液を濃縮した。残渣をエチルエーテル(100ml)に溶解し、濾液を、
連続して水、20%の水酸化ナトリウム水溶液および塩水で洗浄した。得られた
有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、減圧下濃縮した。残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、76.5gの無色の4−メタリルオ
キシベンズアルデヒドを得た。
収率:86.8%
沸点:95℃/0.001torr
1H NMR(CDCl3):δ 1.80(s,3H),4.45(s,2H),4.98(dd,1H),5.15(dd,1H),
6.70(d,1H),7.50(dd,2H),9.7(s,1H).
B. 2−メタリルフェノール−4−アルデヒドおよび2−イソブテニルフェノ ール−4−アルデヒド
4−メタリルオキシベンズアルデヒド(57g、0.33モル)およびN,N−ジ
メチルアニリン(50g)の混合物を210℃で1時間攪拌しながら加熱し、室
温に冷却した。反応混合物をヘキサン(50ml)で希釈し、クライゼンアルカリ
(50ml×2)で抽出し、ヘキサンで洗浄した。アルカリ層を0℃まで冷却し、
濃塩酸で中和し、ジエチルエーテル(30ml×3)で抽出した。得られた有機層
を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、次いで減圧下に濃縮した。残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーを使用して精製し、36gの2−メタリル
フェノール−4−アルデヒドおよび2−イソブテニルフェノール−4−アルデヒ
ドを黄色油として得た。
収率(混合物):63%
1H NMR(CDCl3):δ 1.74(s,3H),3.38(s,2H),4.70(s,1H),4.84(s,1H),
5.69(br,1H),6.70(d,1H),7.50(dd,2H),9.7(s,1H).
C. 2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチルベンゾフラン−5−アルデヒド
27.5gの2−メタリルフェノール−4−アルデヒドおよび2−イソブテニ
ルフェノール−4−アルデヒドの混合物のジクロロメタン(160ml)溶液に、
沃素(6.0g、0.2eq.)を添加し、室温にて2時間攪拌した。反応混合物を
10%Na2S2O3水溶液で希釈した。得られた有機層を分離し、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥させ、濾過し、次いで減圧下に濃縮した。残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーを使用して精製し、20.3gの2,3−ジヒドロ−2,2−
ジメチルベンゾフラン−5−アルデヒドを得た。
収率(混合物):74%
1H NMR(CDCl3):δ 1.48(s,3H),3.00(s,2H),6.70(d,1H),
7.50(dd,2H),,9.7(s,1H).
実施例 3
A. 2−メタリルオキシベンズアルデヒド
アセトン(150ml)中サリチルアルデヒド(36.6g、0.3モル)およ
びN,N−ジメチルフォルムアミド(25ml)の混合物に、攪拌しながら無水炭酸
カリウム(31g、0.2モル)および塩化メタリル(44.4ml、0.45モ
ル)を攪拌しながら添加した。反応混合物を18時間還流加熱した。反応混合物
を室温まで冷却し、濾過し、濾液を濃縮した。残渣をエチルエーテル(100ml
)に溶解し、20%の水酸化ナトリウム水溶液(50ml×3)および塩水で連続
して洗浄した。得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過し、次
いで減圧下濃縮した。残渣を高真空下に蒸留し47gの2−メタリルオキシベン
ズアルデヒドを淡黄色油として得た。
収率:90%
沸点:84℃/0.05torr
1H NMR(CDCl3):δ 1.8(s,3H),4.32(s,2H),4.97(d,1H),6.7〜7.2(m,4H),
11.5(m,4H).
B. 2−メタリルフェノール−7−アルデヒド
2−メタリルオキシベンズアルデヒド(36.6g)およびN,N−ジメチルア
ニリン(40g)の混合物を170〜175℃にて1時間攪拌しながら加熱し、
室温に冷却した。反応混合物をヘキサン(50ml)で希釈し、クライゼンアルカ
リ(25ml×3)で抽出し、ヘキサンで洗浄した。アルカリ層を0℃まで冷却し
、濃塩酸で中和し、ジエチルエーテルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸マ
グネシウムで乾燥させ、濾過し、次いで減圧下に濃縮した。残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーを使用して精製し23.53gの2−メタリルフェノー
ル−7−アルデヒドを黄色油として得た。
1H NMR(CDCl3):δ 1.68(s,3H),3.31(s,2H),4.66(d,2H),5.6(br,1H),
6.5〜7.2(m,3H),9.62(s,1H).
C. 2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチルベンゾフラン−7−アルデヒド
ジクロロメタン(60ml)中2−メタリルフェノール−7−アルデヒド(7.
04g)の溶液に、沃素(2.1g、0.2eq.)を添加し、室温で3時間攪拌
した。反応混合物を5%Na2S2O3水溶液で希釈した。得られた有機層を無水硫酸
マグネシウムで乾燥させ濾過し、次いで減圧下に濃縮した。残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーを使用して精製し、4.43gの2,3−ジヒドロ−2
,2−ジメチルベンゾフラン−7−アルデヒドを得た。
収率:63%
沸点:81〜82℃
1H NMR(CDCl3):δ 1.49(s,6H),3.00(s,2H),6.60〜7.55(m,3H),
10.05(s,1H).
実施例4〜13
表1および表2の式(I)の化合物を実施例1から3までに詳細に述べた方法
に実質的に従って、本質的に純粋な立体異性体を使用して調製した。これらの化
合物はHeterocydes,1993,Vol.36,pp.497〜505で同定した。
表1 表2
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.式(II)の(β−アルキルアリル)オキシベンゼン誘導体のクライゼン転移に よって式(III−1)および(III−2)の立体異性体を与え、次いで室温にて触 媒量の沃素の存在で不活性有機溶媒中で環化することを特徴とする式(I)の化 合物を調製する方法。 式中、 Xは水素、ハロゲン、水酸基、アルデヒド基およびC1〜C6アルキル基からなる 群から選ばれ; RはC1〜C6アルキル基からなる群から選ばれる。 2.前記立体異性体が式(III−1)を有する2−(β−アルキルアリル)フェ ノール誘導体および式(III−2)を有する2−(アルキルプロペニル)フエノ ール誘導体を混合して使用され、または単独で本質的に純粋な立体異性体として 使用される、請求項1記載の方法。
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