JP2000506829A - 機械的に処理された基材をポストエッチングする方法 - Google Patents

機械的に処理された基材をポストエッチングする方法

Info

Publication number
JP2000506829A
JP2000506829A JP10527487A JP52748798A JP2000506829A JP 2000506829 A JP2000506829 A JP 2000506829A JP 10527487 A JP10527487 A JP 10527487A JP 52748798 A JP52748798 A JP 52748798A JP 2000506829 A JP2000506829 A JP 2000506829A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
etching
substrate
mechanical treatment
glass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10527487A
Other languages
English (en)
Inventor
ヘイスベルタス アドリアヌス コルネラス マリア スピーリングス
ポール キールピー ラーセン
デル ピュッテン イアン バプティスト ペトルス ヘンリクス ファン
ヨハネス マリア マルクス ブシオ
フェルト フレデリク ヘンドリク イン
ランベルタス ポストマ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Electronics NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Philips Electronics NV filed Critical Philips Electronics NV
Publication of JP2000506829A publication Critical patent/JP2000506829A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C15/00Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by etching
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C19/00Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by mechanical means

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 例えばプラズマアドレスド液晶ディスプレイのガラスダクトプレート内の孔、及び/又は空所のパターンを設ける方法であり、まず(例えば粉末ブラストによって)機械的処理を行い、次に湿式化学エッチング処理を行い、ガラスダクトの壁の顕微鏡的粗さを減少させ、光学的攪乱を減少させ、ガラスを再び一層透明にする。

Description

【発明の詳細な説明】 機械的に処理された基材をポストエッチングする方法 本発明は機械的処理を使用して、基材の表面に孔、及び/又は空所のパターン を設ける方法に関するものである。 このようなパターンは通常、粉末ブラスト、研削、ラッピング、鋸引き、孔明 け、又はその他の機械的処理によって設けられる。 この方法を使用して、PALCディスプレイ(例えば、国際公開WO96/29689号、 その他米国特許出願から既知)のダクトプレート(一般にガラス製)に空所(ダ クト)を設けると、機械的処理を行った後の表面の処理された部分(ダクトの内 側)の顕微鏡的粗さが粗くなり、このプレートを組み込んだディスプレイを使用 している時、発生する影像が十分に満足なコントラストを有しないと言う問題を 生ずる。 本発明の目的は機械的処理によって得られる孔、及び空所の壁を処理後の表面 の顕微鏡的粗さが小さくなるように処理し得る方法を得るにある。この目的のた め、本発明方法は、機械的処理を行った後、湿式化学エッチングプロセスを行っ て、孔、及び空所の壁の顕微鏡的粗さを減少させることを特徴とする。また特に 、機械的に処理されたダクトプレートをこの湿式化学エッチングプロセスによっ て顕微鏡的に十分平滑にし、ダクトプレートがPALCディスプレイ(プラズマアド レスド液晶ディスプレイ)内で満足に機能を発揮し得るようにするにある。 この方法はプラズマディスプレイ(PDP)、例えば高解像度プラズマディスプレ イのダクトプレートのダクト、又はセルプレートのセルを構成する空所を造るた めに有利に使用することができる。セル、又はダクトの底部、及び/又は壁は顕 微鏡的に平滑であるのが好適であり、これは、例えばこれ等の壁に層、例えば電 極を設けるのが容易になるからである。 本発明の一実施例では、この機械的処理は粉末ブラスト抵抗マスクを使用する 粉末ブラストプロセスである。このプロセスは非常に微細なパターンを造ること ができる利点がある。 本発明の他の実施例では、機械的処理を行う前に、腐食抵抗層、例えばクロム 層を基材にコーティングする。この方法は、機械的に処理されない表面の一部が エッチング液に接触しないようにする必要がある場合に使用することができる利 点がある。機械的処理を行う前にこの腐食抵抗層を設けるから、造られた孔、又 は空所の壁はコーティングされない。 本発明の他の実施例では、湿式化学エッチング剤としてHF(弗化水素)を含 有するエッチング剤を使用する。これは、例えば、純粋のHF、及びHNO3の ような酸を有するHF、及びNH4Fを有するHFである。エッチング剤濃度を 変化させた非常に多くのエッチング剤を使用することができる。他の可能性があ るエッチング剤はHBF4を含有するエッチング剤である。また、この場合も、 種々の濃度が可能である。HFの利点は迅速にエッチングが行われることである 。HBF4の利点は析出が少ないことである。他の利点は、余りにも早くエッチ ングが進行することが少ないので、プロセスを一層良好に制御し得ることである 。HFとHBF4との組合せも例えば1対10の割合で使用することができ、こ の場合、両エッチング剤の利点を組み合わせることができる。代案として、エッ チング剤として濃縮したアルカリ溶液を使用することができる。その欠点はエッ チング速度が遅いことである。エッチングする基材(例えば所定の形式のガラス )に応じて、所定の濃度の所定のエッチング剤が最も適する。 本発明方法の特定の実施例は次の工程から成る。 即ち、ガラスの表面にクロム層を設け、 このクロム層の上にブラスト抵抗マスクを設け、 砥粒粉末粒子の少なくともジェットを生ぜしめ、 処理すべき表面上に存在しているマスクの表面にこのジェットを指向させ、 ジェットとマスクを有する表面との間を相対的に移動させ、 ブラスト抵抗マスクを除去し、 下にある表面を保護するクロム層をガラス溶解剤によって湿式化学エッチング し、 クロム層を除去する目的でクロムエッチングを行う。 本発明の他の特殊な実施例では、プレートをエッチング浴に完全に浸漬する。 これによりこの方法を著しく簡単化することができる。強力なエッチング処理を 行う必要がない場合、又は処理しない表面が平滑である必要がない場合、他の手 段を使用することなく、エッチング浴へのこの浸漬処理を使用することができる 。処理しない表面に一層厳密な要求を課す場合には、このプレートをエッチング 浴に浸漬する前に、この処理しない面に腐食抵抗層を設けることができる。 基材をガラスで造るのが好適であり、その表面から2〜200ミクロンをエッ チング除去する。その場合、処理されたガラスは再び完全に透明になり、非常に 良好なコントラストを生ずる。また特に、5〜100ミクロンをエッチング除去 する。その場合、ガラスはディスプレイに使用するには十分に透明である。 本発明は空所のパターン、特に平行なダクト、又はセルを造るのに特に役に立 つ。また本発明は実際上フェライトのような脆い材料を処理するのに適用可能で あり、特に脆い材料に粉末ブラストによってパターンを設ける時に適用すること ができる。特に、ビデオ記録装置の磁気ヘッドにフェライトが使用されている。 実際上、本発明は珪素、又はその他の半導体材料を処理するのに適用することが でき、特に、材料の顕微鏡的粗さが十分平滑であることが重要である電子工学の 用途に希望される小さな寸法の材料に適用することができる。 次に説明する実施例を参照すれば本発明のこれ等の要旨、及びその他の要旨は 明らかになるであろう。図面中、同一部分を同一符号にて示す。 図面中、図1はPALCディスプレイ用のダクトプレートを具えるプレートシステ ムの線図的断面図である。 図2は本発明方法の数工程後のガラス表面の一部の線図的断面図である。 図3はマスクを使用しない本発明方法の一実施例の順次の工程中の基材の一部 の線図的断面図である。 図4はマスクを使用する本発明方法の一実施例の順次の工程中の層を設けた基 材の一部の線図的断面図である。 図5は保護層、及びマスクを使用する本発明方法の一実施例の順次の工程中の 層を設けた基材の一部の線図的断面図である。 図6はマスク、及び保護層を使用する本発明方法の一実施例の順次の工程中の 層を設けたプレートの一部の線図的断面図である。 図1はPALCディスプレイの一実施例のプレートシステムの線図的断面図である 。ダクト(3)をダクトプレート(1)の壁(2)の間に位置させる。この場合 、これ等ダクトはほぼ三角形の横断面を有する。しかし、代りに、ダクトが円形 の横断面を有するようにしてもよい。この実施例では、ダクトは比較的深い。し かし比較的浅くしてもよい。LCD液体(6)を囲む2個の透明閉鎖プレート(4 、5)をダクトプレートの上に位置させる。影像を得るため、このプレートシス テムを通じて光を送る。二重矢印は光の通路の方向を示す。ダクトをブラストし て、ほぼ平坦なプレートにすることにより、このダクトプレートを造るのが好適 である。しかし、代わりに、他の機械的処理によりダクトを造ってもよい。 図2は本発明方法の第1工程(I)、及び第2工程(II)の後の、ガラスの表面の 線図的断面図である。図面を簡単化するため、距離dとbとの間の比は実際の場 合と同一でない。 I.粉末をブラストすると、ガラスの表面は粗くなっている。それは曇った状態 である。乱された層はテーパの小孔(12)を有し、この小孔は基材と方法とに よるが、2ミクロンと50ミクロンとの間、特に5ミクロンと20ミクロンとの 間で変化する代表的最大厚さ(D)を有するクラックで終わっている。クラック のこの代表的深さは粉末粒子の寸法、及びブラスト速度によって定まる。(5〜 25ミクロン程度の)小さいクラックの場合には、小孔の全深さ(d)はクラッ クの深さのほぼ2倍である。表面での小孔の幅(b)は一般に1ミクロンよりは るかに小さい。この幅は可視光線の波長の程度か、又はそれより小さいことがあ る。処理に起因し、ガラス内に機械的な張力が発生することがある。プレートを 通じて光を送った時、これ等の張力により光の拡散、従って光の偏向解消を生ず る。PALCディスプレイ用のプレートに粉末ブラストを行うことによってダクトを 設けた時は、ガラスの曇りを生じ、及び発生する偏向解消を生ずるが、これ等は プレートを使用する時、問題となる。このプレートは透明性に乏しく、最大コン トラスト、及び最高黒を減少させる。PALCディスプレイの2個の偏向フィルタを 交差させた時でも、光はなおディスプレイを通過する。 II.ポストエッチング後は、乱された層、即ち小孔が存在している層は10〜 40ミクロンの深さまでエッチング除去される。クラックの最大深さ(D)は依 然としてほぼ5〜20ミクロンである。これはピークの部分の10〜40ミクロ ンをエッチングするだけでなく、くぼみの部分もエッチングするからである。全 最大深さ(d)は小さくなる。長期間のエッチング後は、クラックの深さ(D) も小さくなる。しかし、エッチングは等方性であるから、例え、短い期間のエッ チング処理が行われた場合でも、非常に鋭いピークの部分は完全にエッチング除 去され、小孔は一層大きくなる。このピークの部分の鋭さは少ない。その場合の 顕微鏡的粗さは一層小さく、従ってガラスの無光沢度は小さく、光の拡散は小さ く、従って偏光解消は少ない。これ等のプレートは良好な品質を有する。この質 は一層長くエッチングして、例えば100ミクロン、又はそれ以上を除去すれば 一層向上させることができる。200ミクロンを除去すれば、プレートは殆ど完 全に透明になる。また、この場合、巨視的粗さに相当する小孔の最大深さ(d) は非常に小さくなっている。しかし、この処理に必要な時間は対応して一層長く 、生産時間が増大する。エッチング処理を余りにも長く継続すると、その場合に 生じた一層大きな小孔を有する表面が処理を受け、一層小さな小孔になる。 一層強力なエッチング剤を使用する時は、エッチング速度が一層早くなるから 、同じ深さにエッチングするためには必要なエッチング時間は一層短くなる。エ ッチング時間が短くなると、希望するエッチング深さに対する実際のエッチング 深さの偏差が増大する。弱いエッチング剤でエッチングする場合に比較し、一層 強いエッチング剤でエッチングする場合には、エッチング処理を継続する時間を 数秒間長くし過ぎ、又は数秒間短くし過ぎただけで、希望するエッチング深さに 対する偏差がミクロンで測って一層大きくなる。従って、小さな寸法公差が必要 なパターンに対しては、エッチング速度があまり高くないのが好ましい。 コントラストテストの多数の測定結果を例として示す。一実験では、粒子直径 がほぼ20〜25ミクロンのAl23粉末により、約100m/秒の速度で、バリウ ム含有珪硼酸ガラスのプレートに粉末ブラストを加えて、平行ダクトのパターン を形成した。このような高いブラスト速度では、ガラスは非常に無光沢となる。 次に、これ等のプレートに種々の状態下でポストエッチングを加えた。最後に、 最大コントラストを測定した。この測定はプレートを平行偏光子と交差偏光子と の間に順次設置することにより、また両方の場合に、この組立体を通して光を送 ることにより、更に測定された光電流を分割(最大光電流が最小光電流によって 分割される)することによって行った。ここに光電流とは透過された光に露出さ れた感光セルを通過した電流(マイクロアンペア)を意味するものと解すべきで ある。。最大光電流をImaxとし、最小光電流をIminとすると、最大コントラスト はImax/Iminで与えられる。若干の結果を次に示す。 測定シリーズ1 ・エッチング剤:25%HBF4 ・温度:40℃ エッチング時間(分) 最大コントラスト(ディメンション無し) 0 40 15 130 30 240 60 660 120 >1000 測定シリーズ2 ・エッチング剤:12.5%HF ・温度:25℃ エッチング時間(分) 最大コントラスト(ディメンション無し) 0 30 4 200 8 600 15 >1000 測定シリーズ3 ・エッチング剤:20%HF ・温度:25℃ エッチング時間(分) 最大コントラスト(ディメンション無し) 0 30 2 300 4 700 8 >1000 15 >1000 測定シリーズ4 ・エッチング剤:50%HF ・温度:25℃ エッチング時間(分) 最大コントラスト(ディメンション無し) 0 35 0.5 900 1 >1000 4 >1000 図3は本発明方法の一実施例の順次の工程中の基材(6)の一部の線図的断面 を示す。この場合はマスクを使用しない。 図面は基材(6)を順次示す。 I・・・プロセスの出発点を示す。 II・・・図面にl個のみを示す空所(7)を形成した機械的処理後を示す。 III ・・・空所(7)の部分の粗さを少なくして、空所(7’)を得た湿式 化学エッチング後を示す。 機械的処理は例えば、鋸引き、ラッピング、孔明け、やすり仕上げ、研削、特 に粉末ブラストである。基材は機械的に後処理でき、化学的にエッチングされ得 る任意の材料でよい。種々の特定のダメージパターン、及び小孔深さは種々の機 械的処理で得られる。エッチング剤、及びエッチング速度はそのパターン、及び 小孔深さに適合させる。例えば、一層深い小孔の場合、一層長いエッチング時間 を使用するのが好適である。一層狭いパターンの場合には、エッチング処理のた め、余り強力でないエッチング剤を使用するのが好適である。 図4はマスクを使用する本発明方法の一実施例の順次の工程中のブラストマス ク(8)を設けた基材(6)の一部の線図的断面を示す。図面は各工程の基材を 示す。 I・・・コーティングが無い状態でのプロセスの出発点を示す。 II・・・孔(9)を有するブラストマスク(8)を基材の上に設けた状態を示 す。 III ・・・空所(7)を得るための粉末ブラストを行った後を示す。 IV・・・空所(7)から粗さを減少させた空所(7’)を得るための湿式化学 エッチングを行った後を示す。 ブラストマスクは例えば金属マスク、又はポリウレタンマスクである。 図5は本発明方法の一実施例の順次の工程中における腐食抵抗保護コーティン グ(10)と可能なブラストマスク(8)とを設けた基材(6)の一部の線図的 断面を示す。この場合、マスク、及び腐食抵抗保護コーティングを使用する。こ の図面は各工程の基材(6)を示す。 I・・・コーティングを使用しないプロセスの出発点を示す。 II・・・基材に腐食抵抗保護コーティング(10)を設けた状態を示す。 III ・・・ブラストマスク(8)を設けた状態を示す。 IV・・・空所(7)を得るための粉末ブラストを行った後を示す。 V・・・ブラストマスクを除去した後の状態を示す。 VI・・・空所(7)から粗さを減少させた空所(7’)を得るため湿式化学エ ッチングを行った後を示す。 VII ・・・保護コーティングを除去した後を示す。 保護コーティング(10)はコーティングした表面の一部を化学エッチング剤 の作用に対して保護する。それは例えばクロムコーティングのような金属コーテ ィングである。この場合、保護コーティングの必要がなくなった時、例えばクロ ムエッチングによって、このコーティングを除去することができる。代案として 保護コーティングは他の形式の材料、例えば重合体であってもよい。 図6は本発明方法の一実施例の順次の工程中における層を設けたガラスプレー ト(11)の一部の断面を線図的に示す。 図面は順次の工程のプレートを示す。 I・・・ コーティングを使用せず、プロセスの出発点を示す。 II・・・このプロセス中に機械的処理を行わない側に腐食抵抗保護コーティン グを設けた状態を示す。 III ・・・孔(9)を設けたブラストマスク(8)を設けた状態を示す。 IV・・・空所(7)を得るための粉末ブラストを行った状態を示す。 V・・・空所(7)から粗さを減らし空所(7’)を得るための湿式化学エッ チングを行った後の状態を示す。 VI・・・保護コーティングを除去した後の状態を示す。 保護コーティング(10)は例えばクロムの金属コーティング、又はポリウレ タンのような他の材料のコーティングでもよい。プレートの一側を保護すること は必ずしも常に必要でない。或る場合には、保護は必要でない。例えば、エッチ ング浴内にプレートを浸漬することによりプレートをポストエッチングすること ができる。 要約すれば、本発明は例えばプラズマアドレスド液晶ディスプレイのガラスダ クトプレートに孔、及び/又は空所のパターンを設ける方法に関するもので、ま ず(例えば、粉末ブラストにより)機械的処理を行い、次に湿式化学エッチング 処理を行い、ダクトの壁の顕微鏡的粗さを減少させ、光学的攪乱を減少し、ガラ スを再び一層透明にする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ファン デル ピュッテン イアン バプ ティスト ペトルス ヘンリクス オランダ国 5656 アーアー アインドー フェン プロフ ホルストラーン 6 (72)発明者 ブシオ ヨハネス マリア マルクス オランダ国 5656 アーアー アインドー フェン プロフ ホルストラーン 6 (72)発明者 イン フェルト フレデリク ヘンドリク オランダ国 5656 アーアー アインドー フェン プロフ ホルストラーン 6 (72)発明者 ポストマ ランベルタス オランダ国 5656 アーアー アインドー フェン プロフ ホルストラーン 6

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.機械的処理を行った後、湿式化学エッチングプロセスを行って、孔、及び空 所の壁の顕微鏡的粗さを減少させることを特徴とし、機械的処理を使用して基 材の表面に孔、及び/又は空所のパターンを設ける方法。 2.前記機械的処理が粉末ブラスト抵抗マスクを使用する粉末ブラストプロセス であることを特徴とする請求項1に記載の方法。 3.エッチングプロセスのエッチング剤がHF(弗化水素)を含有していること を特徴とする請求項1に記載の方法。 4.エッチングプロセスのエッチング剤がHNO3を含有していることを特徴と する請求項1に記載の方法。 5.前記機械的処理を行う前に、前記湿式化学エッチングプロセス中でも存在し たままである腐食抵抗層を前記表面にコーティングすることを特徴とする請求 項1に記載の方法。 6.前記基材は前記機械的処理後、エッチング浴内に浸漬されるプレートである ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 7.前記プレートをエッチング浴に浸漬する前に、このプレートの一方の面に保 護コーティングを設けることを特徴とする請求項6に記載の方法。 8.前記基材をガラスで造り、2〜200ミクロンの層をエッチングで除去する ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 9.前記基材をガラスで造り、5〜100ミクロンの層をエッチングで除去する ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 10.前記空所がダクトであることを特徴とする請求項1に記載の方法。 11.前記基材がディスプレイ用のプレートであることを特徴とする請求項10 に記載の方法。 12.前記プレートがプラズマアドレスド液晶ディスプレイ用のダクトプレート であることを特徴とする請求項11に記載の方法。 13.前記プレートがプラズマディスプレイ用のプレートであることを特徴とす る請求項11に記載の方法。
JP10527487A 1996-12-18 1997-12-04 機械的に処理された基材をポストエッチングする方法 Pending JP2000506829A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP96203603.4 1996-12-18
EP96203603 1996-12-18
PCT/IB1997/001530 WO1998027020A1 (en) 1996-12-18 1997-12-04 Method of post-etching a mechanically treated substrate

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000506829A true JP2000506829A (ja) 2000-06-06

Family

ID=8224720

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10527487A Pending JP2000506829A (ja) 1996-12-18 1997-12-04 機械的に処理された基材をポストエッチングする方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US6045715A (ja)
EP (1) EP0883582B1 (ja)
JP (1) JP2000506829A (ja)
KR (1) KR19990082654A (ja)
CN (1) CN1097035C (ja)
DE (1) DE69722185T2 (ja)
TW (1) TW419442B (ja)
WO (1) WO1998027020A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100500269B1 (ko) * 2001-11-01 2005-07-11 조수제 유기전계발광소자 보호용 커버플레이트 및 그 제조방법
KR100498127B1 (ko) * 2002-07-25 2005-07-14 (주)나노닉스 유기 el 소자 패키징용 커버플레이트 및 제조 방법

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3938253B2 (ja) 1997-12-26 2007-06-27 日本板硝子株式会社 樹脂正立等倍レンズアレイおよびその製造方法
WO2001022475A2 (en) * 1999-09-22 2001-03-29 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method for dicing mesa-diodes
JP4034056B2 (ja) * 2000-09-13 2008-01-16 日本板硝子株式会社 非晶質材料の加工方法
US20020127942A1 (en) * 2000-11-14 2002-09-12 Plasmion Displays, Llc. Method of fabricating capillary discharge plasma display panel using combination of laser and wet etchings
KR100470148B1 (ko) * 2001-08-13 2005-02-04 윤문식 고기능 불투명 유리의 제조방법
US6753130B1 (en) 2001-09-18 2004-06-22 Seagate Technology Llc Resist removal from patterned recording media
KR100479836B1 (ko) * 2002-06-14 2005-03-30 민영택 축산분뇨의 비료화 처리장치 및 그 방법
JP4002154B2 (ja) * 2002-08-13 2007-10-31 東芝松下ディスプレイテクノロジー株式会社 液晶表示素子の製造方法およびその装置
KR20040059113A (ko) * 2002-12-27 2004-07-05 신동진 유리 용기의 샌딩면이 있는 돌출부의 형성방법
US7250114B2 (en) 2003-05-30 2007-07-31 Lam Research Corporation Methods of finishing quartz glass surfaces and components made by the methods
CN100561304C (zh) * 2004-06-25 2009-11-18 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 液晶封装用玻璃基板及液晶显示装置
AU2008291617A1 (en) * 2007-08-31 2009-03-05 Csg Solar Ag Abrasion-etch texturing of glass
PL384490A1 (pl) * 2008-02-18 2009-08-31 Doros Teodora D. A. Glass Sposób wytwarzania szkła wzorzystego, przeznaczonego zwłaszcza do budowy kolektorów i baterii słonecznych oraz szklarni
TW201209909A (en) * 2010-08-20 2012-03-01 Clean & Amp Green Technology Co Ltd Patterned substrate manufacturing method
ES2421858A1 (es) * 2012-03-01 2013-09-05 Bsh Electrodomesticos Espana Procedimiento de fabricación de un dispositivo de aparato doméstico, y dispositivo de aparato doméstico
CN102941627B (zh) * 2012-11-15 2015-04-08 江西赛维Ldk太阳能高科技有限公司 一种微孔平板的应用方法、及微孔玻璃的制备方法
KR102271617B1 (ko) 2013-12-19 2021-07-02 코닝 인코포레이티드 디스플레이 응용을 위한 텍스쳐링된 표면
US11186518B2 (en) * 2017-02-16 2021-11-30 Corning Incorporated Methods of making a glass article with a structured surface
TWI755486B (zh) 2017-02-16 2022-02-21 美商康寧公司 具有一維調光的背光單元

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3276927A (en) * 1963-07-01 1966-10-04 North American Aviation Inc Smoothing of mechanically drilled holes
US3693302A (en) * 1970-10-12 1972-09-26 Motorola Inc Abrasive dicing of semiconductor wafers
CH589306A5 (ja) * 1975-06-27 1977-06-30 Bbc Brown Boveri & Cie
DE3121785A1 (de) * 1981-06-02 1982-12-16 Licentia Patent-Verwaltungs-Gmbh, 6000 Frankfurt Verfahren zum entspiegeln einer glasoberflaeche
JPS63293176A (ja) * 1987-05-27 1988-11-30 Central Glass Co Ltd 薄膜のパタ−ン形成方法
JP2881963B2 (ja) * 1990-05-25 1999-04-12 ソニー株式会社 配線基板及びその製造方法
US5626772A (en) * 1995-03-20 1997-05-06 Philips Electronics North America Corporation Plasma addressed liquid crystal display with etched plasma channels

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100500269B1 (ko) * 2001-11-01 2005-07-11 조수제 유기전계발광소자 보호용 커버플레이트 및 그 제조방법
KR100498127B1 (ko) * 2002-07-25 2005-07-14 (주)나노닉스 유기 el 소자 패키징용 커버플레이트 및 제조 방법

Also Published As

Publication number Publication date
DE69722185D1 (de) 2003-06-26
DE69722185T2 (de) 2004-03-18
TW419442B (en) 2001-01-21
US6045715A (en) 2000-04-04
KR19990082654A (ko) 1999-11-25
CN1216518A (zh) 1999-05-12
CN1097035C (zh) 2002-12-25
EP0883582A1 (en) 1998-12-16
EP0883582B1 (en) 2003-05-21
WO1998027020A1 (en) 1998-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000506829A (ja) 機械的に処理された基材をポストエッチングする方法
US6284721B1 (en) Cleaning and etching compositions
US7736998B2 (en) Silicon-on insulator substrate and method for manufacturing the same
JP3410720B2 (ja) 導電性溶液を用いた水晶基板のクリーニング方法
KR100735858B1 (ko) 기체 매질로 반도체 웨이퍼를 처리하는 방법 및 이방법으로 처리된 반도체 웨이퍼
WO1998031768A1 (en) A composition for cleaning and etching electronic display and substrate
CN105000530B (zh) 制造强化的钟表组件的方法和相应的钟表组件和钟表
EP0019915B1 (en) Method for preventing the corrosion of al and al alloys
KR20090126209A (ko) 접합 웨이퍼의 제조방법
WO2015046412A1 (ja) 石英ガラス部品及び石英ガラス部品の製造方法
US8992791B2 (en) Method of cleaning semiconductor wafer and semiconductor wafer
JP2005093869A (ja) シリコンウエーハの再生方法及び再生ウエーハ
WO2000072374A1 (en) Detection of processing-induced defects in silicon wafer
TW478061B (en) Etching solution and process for etching semiconductor wafers
JP2020200237A (ja) ガラス用エッチング液およびガラス基板製造方法
JPS639121A (ja) ドライエツチング方法
JPH1160377A (ja) シリコンの表面処理方法と半導体装置の製造方法
JPS63127531A (ja) 半導体装置の製造方法
JPS594027A (ja) 半導体装置の製造方法
US20160168020A1 (en) Method of finishing pre-polished glass substrate surface
JP4184885B2 (ja) シリコン基板への垂直穴加工方法
JP2010092938A (ja) 半導体ウェハの洗浄方法、および、半導体ウェハ
Mihalcea et al. Ultra-fast anisotropic silicon etching with resulting mirror surfaces in ammonia solutions
JP2002025975A (ja) 半導体ウェーハエッチングの前処理方法
KR100612985B1 (ko) 액정 표시 장치의 제조 방법