JP2000506478A - 物品移動用の真空を利用したリフト装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 少なくとも１枚の吸着板（２）または吸盤（２８）が真空源（２２、２３、２３'、１７）と着脱するように設計され、移動する物品（３３；３４）と共に、またはそれと関連して移動できるように吸着板（２）または吸盤（２８）が装置（６〜１２）に固定された、物品（３３；３４）移動用の真空を利用したリフト装置である。本装置は、例えばフォークリフトトラックのような作業ユニット（３１）に取付けられたフォーク部材（３０、３０'）が挿入されるパレット形構造体（２１、２１'、２２、２３、２３'、２９、２９'）を備え、前記構造の部品が真空チャンバ（２２、２３、２３'）を画定し、パレット形構造体に設けられた電気的に駆動され、また真空チャンバ（２２、２３、２３'）と空気圧式に接続した真空ポンプ（１７）を備えた真空源を備え、また、真空チャンバ（２２、２３、２３'）と前記吸着板（２）または吸盤（２８）の間を空気圧式に接続（４、４'、３、３'）し且つ、機械的または電気的に制御可能な停止・解放バルブ（５）を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】 物品移動用の真空を利用したリフト装置 本発明は物品を移動するため真空を利用したリフト装置に関するものであり、 これにおいて、少なくとも１つの吸着板または吸盤が真空源より着脱可能に設計 され、吸着板または吸盤が、移動配置される物品と共に、またはそれに関連して 移動するように装置に固定されている。また本発明はさらに、装置を例えば、フ ォークリフトトラックのような作業ユニットに取付けたフォーク部材に挿入可能 な支持構造体に固定するという解決手段に関するものである。 本発明は、特にオイルバレルのようなバレルの持上げについて例証および説明 しているが、本装置が、板等の平らな物質といった別タイプの物品の持上げにも 同様に適していることは明らかであろう。 本発明は特に、物品の荷揚げ、荷下ろし、そして輸送するため、バレルの中身 を空にするためのフォークリフトトラックと共に使用することを目的としたもの である。 幾つかの作業にとって、物品の取扱いまた、スタンド、棚板等に関連した物品 を取扱うことは、しばしば困難で面倒であった。 現在、市場に出回っているリフト装置に設けられている付属装置は、異なる作 業状況に合わせて取外しを行うことができない。例えば、バレルの環状部分を掴 持するが、水平の移動配置しかできないバレルリフタがある。 また、２本の腕でバレル周囲を掴持するタイプのものもある。 さらに、バレル周囲に緊締ストラップを使用するものが知られており、これは バレルを回転させることが可能だが、この方法は使用が困難である。これの形式 はスタンドや棚の上に置かれたバレルには使用できない。 長年にわたり、例えばバレルのような色々な形状の物品用の色々なタイプの持 上げ滑車装置が製造されてきた。今日、縦横両方向への移動が可能となった、バ レルおよびその他の円形物品用のリフト装置が数種類発明されている。ドイツの ホフマンインダストリバウ社(HoffmannIndustribau)は、相互に押圧できる２本 の腕を備えた油圧式バレルリフタを製造した。この装置は縦横の両方向への持上 げが可能であるが、バレルをスタンド、棚等に配置するには適していない。 ドイツの製造会社、バウアー社（Bauer）は様々な持上げ滑車装置の製造でよ く知られている。バレルを持上げるために、バレルリングを掴持できる通称「ノ ーズクリップ」が使用されているが、縦方向への持上げしかできない。同社によ るこの他の手段には、例えば、緊締ストラップがあり、これはバレルの周囲を掴 持するために縦横の両方向への移動が可能であるが、この解決方法もバレルをス タンド、棚等に置くには適していない。 今日市場に出回っているリフト装置は、１つまたは２つの操作タイプにしか使 用できず、従って使用の範囲が 狭すぎ、このリフト装置の製造は非常に面倒であり、使用にも費用がかかる。油 圧を利用した２本の腕を備えたリフト装置も製造されているが、このタイプの既 知のリフト装置はフォークリフトトラックシステムに接続して使用ので重過ぎて しまい、これも実用には適さない。 既知の装置として他には、例えばドイツ特許公開明細書（German Offenlegung sschrift）第2354899号、第3515954号と、米国特許明細書第4978269号に開示さ れたものがある。 これらの刊行物に示唆された解決手段は、実用的にフォークリフトトラックと の単独使用には適さない。 従って、本発明の目的は、上述したタイプの装置であり、また従来技術の欠点 を克服した、例えばフォークリフトトラックのような作業ユニットに取付けられ たフォーク部材が挿入されるパレット形構造体を有し、前記構造の部品が真空チ ャンバを画定し、パレット形構造体に設けられた電気的に駆動され且つ、真空チ ャンバと空気圧式に接続した真空ポンプを備えた真空源と、真空チャンバと前記 吸着板または吸盤の間で空気圧式に接続した、機械的または電気的に制御可能な 停止、解放バルブとを備えた装置を提供することである。 本発明による別の解決手段において、本装置は、支持構造体がパレット形設計 であり、構造の部品が真空チャンバを画定し、電気駆動されるポンプを有する真 空源が、パレット形構造体に設けられ、また真空チャンバと空気 圧式に接続し、機械的または電気的に制御可能な停止・解放バルブが、真空チャ ンバと前記吸着板または吸盤の間で空気圧式に結合していることを特徴とする。 本発明のさらなる実施例によれば、パレット形構造体が、前記作業ユニットの フォーク部材が挿入される第１および第２管状部材と、それぞれが前記第１およ び第２管状部材の近接する端部付近と接続した第３および第４管状部材と、前記 第３および第４管状部材と空気圧式に接続した第５管状部材とを備えている。さ らに、真空源の真空チャンバが前記第３、第４、第５管状部材によって画定され 、真空ポンプと空気圧式に接続している。真空ポンプのモータ用の電源供給が前 記構造の蓄電池形式で、または作業ユニットとのケーブル接続によって提供され る。 さらに、真空ポンプを作動するモータを制御するための手段があり、この手段 はパレット形構造体に設けられている。さらに、バルブを制御する手段があり、 この手段もパレット形構造体に設けられている。 本発明のさらなる実施例によれば、手動式制御装置は、例えば電気ケーブルを 介して、またはパレット形構造体に設けられた電気あるいは電子制御装置の手段 によって無線的に接続し、この制御装置はバルブの動作または真空ポンプを駆動 するモータの動作を活性化するように設計されている。 無線接続の使用は、無線信号または赤外線信号の手段 を介して行われることができる。 この発明について、添付の図面を参照してさらに詳細に説明する。 第１図は、本発明による装置の一実施例を示すものである。 第２図は、第１図の実施例の変形である。 第３図は、本発明の一実施例による装置の使用を示すものである。 第４図は、本発明による装置、本質的に第１図による装置を上から見た図であ る。 バレルや板といった物品を移動配置するための本発明による真空ベースのリフ ト装置の場合、真空源や、いかなる動力源との外部接続から可能な限り独立でき ることが必須である。 本装置によって、バレルや板といった物品の荷揚げ、荷下ろし、また、バレル の移動、バレルの中身を空ける作業、バレルや板等の物品をスタンドや棚へ運ぶ ことを含む大多数の作業状況に使用でき、また、真空により物品が装置に掴持さ れてから時間が経過する以前に動力を使用しない装置が得られた。 以下に示す説明において、移動する物品のタイプによって使用される吸着板ま たは吸盤の形状のみにおける主な違いとして、重要な点が第１図と第２図を共に 説明している。 第４図からわかるように、真空チャンバは、管状部材 ２２の手段で接続された２つの管状部材２３、２３'によって画定されており、 管状部材２２と管状部材２３、２３'の間には空気圧式接続２２'、２２''が設け られている。さらに、例えばフォークリフトトラックといった作業ユニット３１ のフォーク３０、３０'を受容するように設計された、追加の管状部材２１、２ １'も設けられている。 真空チャンバ２２、２３、２３'内を所定の真空レべルに保つために、手動ま たは自動で着脱可能な真空ポンプ１７は、パレット形構造体になっている。通常 の作動状況において、真空ポンプは、５秒、１０秒といった短い運転時間で、ま たは、５分といったかなり長い間隔で真空チャンバ内を所望の真空に保つことが できる。 実用試験によれば、このタイプのリフト装置に基づいた真空は、やはり標準蓄 電池といったパレット形構造体に取付けられた動力源１６を、交換または充電が 必要になる前に長時間にわたって使用できるように、このような真空ポンプの短 い間隔で使用することが必要である。通常の使用において１回の充電で数日間も つが、これは１日に持上げ操作を何度行うか、また真空ポンプの総運転時間がど の位であるかに依存する。 本発明による装置には電気で作動し、リターン機構を設けた二路式の停止、解 放バルブ５が設けられている。バルブは、例えば、ブーケート社（Burkert）が 提供するタイプのソレノイドバルブを使用することができる。 バルブ５に電源を供給すると、バルブ５の一端が閉鎖する。電源を切るとバル ブ内の戻りばねがバルブ５の他端を開口する。戻りばねによって開かれたバルブ 開口は、可撓管４、４'の手段によって、第１図の参照符号２、および第２図の 参照符号２８で示した吸着板または吸盤と結合する。ニップルまたは結合スリー ブ３、３'（第１図）、３２、３２'（第２図）は前述の可撓管と吸着板または吸 盤の間で真空吸着を形成する。戻りばねによってバルブ５が開口すると、吸着板 ２または吸盤２８が真空にされ、バレル３３または板３４といった物品が吸着さ れて掴持する。この状態において、バルブ５にはいかなる電源も供給されていな い。制御可能なバルブ５を含むこの解決手段の利点は、物品が吸着によって掴持 された後は電源を必要としないところである。従って、バルブがいかなる電源を も要することなく、真空ポンプ１７を使用せずに所望通り物品を扱うことができ る。 本装置の作動を開始するには、制御パネルのスイッチＡを使う。制御パネル２ ０は、ケーブル３５の手段か、または符号３６で示した無線信号や赤外線信号に よる無線的接続のいずれかで本装置に接続できる。後述の場合においては、信号 検知機２０"を備えた信号受信機２０'が装置上に設けられる。ケーブル３５また は受信機２０'は、真空ポンプ１７とバルブ５を作動させるための電子装置もし くは電気装置に接続される。 スイッチ２０Ａが作動すると、真空ポンプ１７が管状 部材２２、２３、２３'内の空気を抜き、真空チャンバ内の真空状態を高める。 ポンプ１７が真空チャンバ内で負の圧力を生じるには、通常２０秒といった短時 間で済む。スイッチ２０Ａが作動すると、バルブ５に電源が供給され、前述の吸 着板２または吸盤２８を真空にすることが阻止される。制御パネル２０のスイッ チ２０Ｂを作動すると、バルブ５への電源供給が停止し、吸着板２または吸盤２ ８が真空にされ、吸引によって吸着板２または吸盤２８に物品が掴持される。必 要であれば、真空ポンプ１７は真空チャンバ２２、２３、２３'内の真空状態が 、例えば負の圧力を維持するために、所望のレベルの短い間隔でポンプを運転す ることを確実に維持されるようにする。フォークリフトトラック３１のフォーク 部材３０、３０がパレット形構造体の管状部材２１、２１'に設けられた空洞内 に挿入されると、フォークリフトトラックが装置と、真空吸着によって装置に固 定された物品を持上げることができるため、トラックが物品を所望の場所へ移動 して、バレルを空にする等の所望の作業を任意に行うことができる。物品を掴持 するために必要な真空状態を維持するには、実際には真空ポンプを短い間だけ作 動させるだけでよい。 第１図に示すように、板を取り囲むような角度を持つ２枚のアーチ形スチール 板２を使用して、吸着板２を形成している。さらに、この２枚の板の内側には例 えばゴムのようなシーリングが施されている。このような吸着 板は、本来はこの分野にふさわしいものであり、扱う物品のタイプによって別の 形であってもよい。第２図は、吸着板を吸盤２８に代えた図を示すものであり、 吸盤２８は支持２７に固定され、支持２７は各吸盤２８への空気圧式接続として 働く。吸盤２８の使用は、板３４のような平らな物品を扱う際に特に有利である 。 前述したように、可撓管４、４'は吸着板２と接続を形成するスリーブ３、３' と結合している。第２図の実施例においては、可撓管と接続した対応するスリー ブは参照符号３２、３２'で示されている。 本発明を限定することのなく、提案された実施例によれば、制御パネル２０に は６個の制御ボタンが設けられている。まず２０Ａは、真空ポンプ１７とバルブ ５の始動スイッチである。スイッチ２０Ａは、真空チャンバ２２、２３、２３' 内で所望の真空が得られた際に働く、例えば緑色のライトのような表示装置を備 えてもよい。参照符号２０Ｂは真空を接続、非接続するためのスイッチを示し、 また、このスイッチを押すと、バルブ５への電源供給を停止し、バルブの戻りば ねが働くと、吸引面または吸盤を真空にするためにバルブが開口する。次いで吸 着板２または吸盤２８が、真空吸着手段により物品に固定される。また一方で、 吸着板２または吸盤２８から物品を解放するためにも、バルブ５に電源が供給さ れなければならない。この場合、例えば２０ＥとＦの２つのボタンを同時に押す ことができる。 第１図に示すように、吸着板２の各々は、固定ブラケット６とボルトによって 角形管に固定される。この取付けは、第２図に示す実施例の、吸盤が支持２７に よって角形管８に固定されたものと類似した方法で行われる。角形管８に固定す るための主要の固定ブラケット９は管状部材２３'の中心に配置されることが好 ましい。角形管８は、ブラケット９の中心でボルト接続１０の手段によって固定 される。角形管８の上部にブラケット７が設けられて、円筒構造体１２における ピストンロッド１２'と旋回的に接続している。円筒構造体１２はその底部にお いて管状部材２２上のブラケット１１と回動接続している。ブラケット７と１１ の間に円筒構造体１２を設けることで、角形管８が通常の垂直方向に維持される 。制御パネル２０上の例えば、２０Ｃボタンを押すと、モータ１２'によって円 筒構造体が作動してピストンロッド１２'を外方向に移動し、これにより角形管 ８の上部が外方向に動き、第３図に示すように、バレルのような物品を実質的に 水平に配置することができる。従って、本装置をフォークリフトと共に使用する 際、パレット形構造体の枠を構成する管状部材２１、２１'、２２、２３、２３' が本装置の全体の基礎を形成する。前述したように、管状部材２３、２３'の壁 部には各々、孔または空気圧式接続２２'、２２"が設けられており、管状部材２ ２がこれらの孔２２'と２２"の間の接続を形成しているため、容量の大きなかな り大型の真空チャンバを得 ることができる。 第１図、第２図に示した実施例において、真空ポンプ１７は、フォークリフト トラックのフォーク部材３０、３０'のための挿入開口部２９、２９'が位置する パレット形構造体の端部に配置されている。さらに、充電可能電池16も設けられ ており、この電池は真空ポンプモータ、バルブ５、円筒構造体１２のモータ１２ '、視覚的または聴覚的タイプのアラーム表示装置１４に電源を供給する。 通常、真空ポンプ１７は逆止弁（図示せず）を備えている。このバルブは、（ 所望の真空レベルが得られたために）真空ポンプ１７が停止し、バルブ５が閉鎖 した際に、真空チャンバ２２、２３、２３"内の真空状態を解除する働きをする 。スイッチ２０Ａを押して真空ポンプ１７を始動することで、真空チャンバから 空気が抜かれ、例えば約２０秒といった短時間の内に所望の真空状態に達する。 通称バキュスタット（vacustat）１９は、真空チャンバ２２、２３、２３'内の 圧力を監視する。このバキュスタット１９は、ポンプ１７の逆止弁と真空チャン バ２２、２３、２３'の間に都合良くに配置されている。バキュスタット１９は 、真空チャンバ内の真空レベルが低すぎる際に真空ポンプ１７を作動させる。制 御パネル２０のボタン２０Ｂを押すとバルブ５が開口する。するとバルブ５への 電源供給が途絶える。次に吸着板２または吸盤２８が真空チャンバから発生する 真空で満た され、吸引によって物品を掴持する。この吸引掴持が行われる間に、必要であれ ば、バキュスタット１９が真空ポンプ１７に信号を送り、真空チャンバ内が可能 な限り公称の負の圧力に保たれるようにする。 電子装置または電気装置を中に含むキャビネット１８、真空ポンプ１７と蓄電 池１６を保護するために、これらの作用部分を覆う保護カバー１３が設けられて いる。もし作用部分が機能していれば、真空チャンバ内と吸着板または吸盤内で 十分な真空を可視制御するために、カバー１３の表面には圧力ゲージ１５が設け られている。電気キャビネット１８には、例えば基本的に直流２４Ｖの低電圧シ ステムが設けられている。本装置に使用された電気構成部分はそれ自体が既知の 商品であるため、これ以上の詳細な説明を省く。例えば、電気キャビネット内に 配置された装置は、マイクロプロセッサ、電流継電器、位相ゲージ、位置ゲージ 、圧力または電気信号変換器等を備えることができる。 本発明による装置が使用されていない際、本装置はパーキング装置を設ける。 パレット形構造体の底面、例えば管状部材２１、２１'の底面には、折畳みパー キング脚２４と回動接続するための取付けラグ２５が設けられている。管状部材 ２１、２１'の開口部２９、２９'がフォークリフトトラックのフォーク部材３０ 、３０'と係合されるとすぐに、パーキング脚構造体２４がたたみ込まれ、固定 される。第１図、第２図に示すようにパーキ ング脚構造体２４が下向き位置にある時、必要であれば、例えば脚構造体２４の 縦部分が管状部分２１、２１点と共にやや鈍角を形成するこの位置で係留するこ とができるため、これらの脚が物品の方向に向かって延びる。先端の取付けラグ ２５'には孔が設けられ、また同様の形で、脚構造体２４の最低部には孔２４'が 設けられ、それにより孔２４'が、ロックボルトによって脚２５'の孔と係合する ことができる。 角形管８が縦位置にある際、この底部には、本装置が使用されていない時にそ のパーキングを支持するための支持板２６が設けられている。 機能部品１６、１７は、フォークリフトトラック３１のフォーク部材３０、３ ０'のための挿入開口部２９、２９'の付近に設けられているが、これらの作用部 分、またはその中のいくつかは、パレット形構造体上の別の部分に配置されてよ い。さらに、角形管８を掴持するバレルと同じ長さにすると有利である。同様に 、板状の物品３４と適切に真空吸着する方法において、吸盤も支持枠２７上に配 置されるべきである。特に板３４があまり堅固に固定されていない場合にである が、有利には板３４の全長にかかるように吸盤２８を枠２７上に設けたり、第２ 図に示した４つの吸盤に加えて、さらに任意に吸盤を追加しても良い。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，Ｓ Ｚ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ， ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，Ｇ Ｅ，ＨＵ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ， ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，Ｐ Ｌ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ， ＶＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．少なくとも１枚の吸着板（２）または吸盤（２８）が、真空源（２２、２３ 、２３'、１７）と着脱するように設計され、移動配置する物品（３３；３４） と共に、またはそれと関連して移動できるように吸着板（２）または吸盤（２８ ）が装置（６〜１２）に固定された、物品（３３；３４）移動用の真空を利用し たリフト装置において、 例えばフォークリフトトラックのような作業ユニット（３１）に取付けられたフ ォーク部材（３０、３０'）が挿入されるパレット形構造体（２１、２１'、２２ 、２３、２３'、２９、２９'）と、前記構造体の部分によって画定される真空チ ャンバ（２２、２３、２３'）と、パレット形構造体に設けられた電気的に駆動 され且つ、真空チャンバ（２２、２３、２３'）に空気圧式に接続した真空ポン プ（１７）を備えた真空源と、 真空チャンバ（２２、２３、２３'）と前記吸着板（２）または吸盤（２８）の 間で空気圧式に接続（４、４'、３、３'）した、機械的または電気的に制御可能 な停止・解放バルブ（５）と、 を備えることを特徴とする物品（３３；３４）移動用の真空を利用したリフト装 置。 ２．前記作業ユニットのフォーク部材（３０、３０'）が挿入される第１および 第２管状部材（２１、２１'）と、各々対応する前記第１および第２管状部材（ ２１、 ２１'）付近の端部と接続する第３、第４管状部材（２３、２３'）と、前記第３ 、第４管状部材（２３、２３'）と空気圧式に接続部（２２'、２２"）に接続す る第５管状部材とを有したパレット形構造体とを備える装置において、 真空源の真空チャンバ（２２、２３、２３'）が前記第３、第４、第５、管状部 材によって画定され、また真空ポンプ（１７）に空気圧式に接続し、真空ポンプ （１７）のモータ用の電源供給が前記構造上の蓄電池（１６）の形で供給される か、または作業ユニットと接続したケーブルによって供給されることを特徴とす る請求の範囲１に記載の装置。 ３．真空ポンプモータの制御操作の手段（１９）が、パレット形構造体に設けら れていることを特徴とする請求の範囲１または２のいずれか１項に記載の装置。 ４．バルブ（５）を制御するための手段（１８）がパレット形構造体に設けられ ていることを特徴とする請求の範囲１または２に記載の装置。 ５．例えば電気ケーブル（３５）または無線（３６）を介して、パレット形構造 体に設けられた電気あるいは電子制御装置（１８）によって接続され、真空ポン プモータおよび／または前記バルブ（５）を制御する手動制御装置（２０）を備 えることを特徴とする請求の範囲１または２に記載の装置。 ６． 無線信号または赤外線信号を介して無線接続が行 われることを特徴とする請求の範囲５に記載の装置。 ７．少なくとも１枚の吸着板（２）または吸盤（２８）が真空源（２２、２３、 ２３'、１７）と着脱するような弁（５）に設計され、移動する物品（３３；３ ４）と共に、またはそれと関連して移動できるように吸着板（２）または吸盤（ ２８）が装置（６〜１２）に固定され、装置（６〜１２）が、例えばフォークリ フトトラックのような作業ユニット（３１）に取付けられたフォーク部材（３０ ，３０'）に導入されることができる支持構造（２１、２１'、２２、２３、２３ '、２９、２９'）に固定されている、物品（３３；３４）移動用の真空を利用し たリフト装置において、 支持構造体（２１、２１'、２２、２３、２３'、２９、２９'）がパレット形に 設計され、構造体の部分が真空チャンバ（２２、２３、２３'）を画定し、 電気駆動されるポンプ（１７）を有する真空源が、パレット形構造体に設けられ 、また真空チャンバ（２２、２３、２３'）と空気圧式に接続し、 機械的または電気的に制御可能な停止・解放バルブ（５）が、真空チャンバ（２ ２、２３、２３'）と前記吸着板（２）または吸盤（２８）の間に空気圧式接続 部(4,４'、３、３'）を備えることを特徴とする物品（３３；３４）移動用の真 空を利用したリフト装置。 ８．パレット形構造体が、前記作業ユニットのフォーク部材（３０、３０'）が 挿入される第１および第２管状 部材（２１、２１'）と、それぞれが前記第１および第２管状部材（２１、２１' ）の近接する端部付近と接続した第３および第４管状部材（２３、２３'）と、 前記第３および第４管状部材（２３、２３'）と空気圧式に接続部（２２'、２２ ''）と接続した第５管状部材とを有し、 真空源の真空チャンバ（２２、２３、２３'）が前記第３、第４、第５管状部材 によって画定され、真空ポンプ（１７）と空気圧式に接続し、また、真空ポンプ （１７）のモータ用の電源供給が前記構造の蓄電池（１６）の形式で、または作 業ユニット（３１）とのケーブル接続によって提供されることを特徴とする請求 の範囲７に記載の装置。 ９．真空ポンプモータの動作を制御するための手段（１９）がパレット形構造体 に設けられていることを特徴とする請求の範囲７または８のいずれか１項に記載 の装置。 １０．バルブ（５）を制御するための手段（１８）がパレット形構造体に設けら れていることを特徴とする請求の範囲７または８のいずれか１項に記載の装置。 １１．例えば、電気ケーブル（３５）または無線（３６）を介して、パレット形 構造体に設けられた電気または電子制御装置（１８）によってに接続され、真空 ポンプモータおよび／または前記バルブ（５）を制御する手動制御装置（２０） を備えることを特徴とする請求項７または８に記載の装置。 １２．無線接続が無線信号または赤外線信号によって行われることを特徴とする 請求の範囲１１に記載の装置。