JP3850927B2 - ハンドトラック - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、平行する操作杆と、この操作杆の基部に一対の車輪及び接地板とを備えたハンドトラックにおいて、接地板とともに設けた昇降板を昇降駆動手段により自動昇降できるようにしたものに係る。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、畑からの農作物の搬出は、バラ物や1つ前後の箱物のときは一輪車による方法が手軽に利用されている。また、農作物を納めた箱(コンテナ)を、一度に2,3個以上を積重ねて搬出したいときは、図14に示すようなハンドトラックHTが利用されている。上記一輪車やハンドトラックは、他方面にわたり多く利用されている。ハンドトラックHTの利用例として、例えば、建設資材(セメント袋,タイルを詰めた箱他)の搬送に使用したり、プロパンボンベの搬送、書籍を多数積み重ね、これを室内の整理棚から他の棚へと搬送する時に使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記一輪車やハンドトラックは、田畑等の地面が走行用に整備されていない場所においても、難なく荷物を積み、これを搬送できる便利さがある。しかし、田畑から搬出した農作物を入れた多数のコンテナをトラック(貨物自動車)に積み上げるためには、ハンドトラック上のコンテナよりも高いトラックの荷台へ1つひとつ持ち上げて積込まなければならない。上記トラックへのコンテナ積込作業は、重労働であり、軽作業で積降しできる方法が求められている。そこで、油圧又は電気式のリフターの利用が考えられる。しかし、上記リフターでは、車輪が小さく、安定させるために4ヵ所の車輪が設けられている、田畑の整備されていない地面への立入りや搬出運転が困難である。だからといって、車輪を大きくすると、この車輪やリフターの本体が農作物を傷付け、その収穫量を低減させてしまうという問題がある。
【0004】
即ち、ハンドトラックの利便性を維持しながら、リフターが持つコンテナ等の荷物のトラックとの積降し作業の労力軽減を図れるものがない。これが田畑等における収穫物のトラックへの積込み作業における問題点である。
【0005】
本発明は上記問題点に鑑み、コンテナ等の荷物のトラックとの積降し作業を軽減するために、昇降板をモータ等の動力により、自動昇降できるようにしたハンドトラックを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するべく本発明の請求項1のハンドトラックは、左右の平行する操作杆と、上記操作杆の基部に前方へ直角配置した接地板と、上記操作杆の基部付近に設けられた一対の車輪と、上記操作杆の上部に設けられたグリップ部とを有するハンドトラックにおいて、上記操作杆に係合してガイドされる左右の昇降枠と、この昇降枠の基部に前方へ直角配置した昇降板と、上記昇降枠を昇降動する昇降駆動手段と、を備え、上記昇降板は平板状をなすとともに上記接地板と平面上で重複する位置に配置され且つこの最下降位置で地面に密着すべく凹凸関係に係合し合うように取り付けられていることを特徴とするものである。
【0007】
本発明の請求項1によると、コンテナ等の荷物をハンドトラックに積込むには、まず、左右の操作杆に係合する昇降枠の昇降板を昇降駆動手段により、最下降させて地面に密着させる。この昇降板が地面に密着した状態で、左右の操作杆を垂直姿勢に立たせる。ここで、コンテナ等の荷物を昇降板上に一段若しくは数段重ねて載せる。次に、ハンドトラックを目的地まで移動させるには、左右の操作杆を両手で操作して斜め姿勢に傾斜させ、搭載した荷物の重心を車輪上に移動させる。この状態にて、ハンドトラックは軽快に移送される。
【0008】
トラックの荷台近くまで運ばれたハンドトラックは、再び左右の操作杆を垂直姿勢に立たせる。ここで、コンテナ等の荷物をトラックの荷台へ搭載させるために、昇降駆動手段により昇降板をトラックの荷台と同レベルまで上昇移動させる。この状態にて、トラックの近くに居る作業者、又は、トラックへ乗り込んだ作業者が昇降板上の荷物をトラックの荷台へ移動させ、トラックへの積込みを行なう。積込を終えたハンドトラックは、昇降駆動手段により昇降板を下降させ、1回目の荷物の搬送とトラックへの積込を終了する。以下、上記作業手順を繰返して多数の荷物の積込作業が軽快に実施される。勿論、トラックから荷物を降ろす場合は、上記手順と逆の作業を行なえば良い。
【0009】
また、接地板と平面上で重複する位置に配置され且つこの最下降位置で地面に密着すべく凹凸関係に係合し合うように取り付けられている昇降板は、この最下降時に地面に密着する。このため、コンテナ等の荷物を持ち上げなくても、そのまま引っ張り込むように昇降板上に搭載移動でき、荷物の積降し作業をより一層軽快に行える
【0010】
本発明の請求項2のハンドトラックは、請求項1記載のハンドトラックにおいて、上記昇降枠を昇降動する昇降駆動手段は、エンジンと、これにより駆動される油圧ポンプと、これにより駆動される油圧モータと、上記油圧モータに連結する巻上プーリと、を備え、上記巻上プーリと昇降枠とを上記操作杆上部に備える滑車を経由させた巻上紐体で連絡し、上記巻上プーリの正逆転で昇降枠とその昇降板を昇降動するものであることを特徴とするものである。
【0011】
本発明の請求項2によると、油圧モータにより巻上プーリを回転駆動するようにしたので、上記巻上プーリを正逆転させることにより昇降板を昇降動させられ、コンテナ等の荷物をトラックの荷台へ搭載させる積込み作業が、エンジンを動力源として軽快に行なえる。
【0012】
本発明の請求項3のハンドトラックは、請求項1記載のハンドトラックにおいて、上記昇降枠を昇降動する昇降駆動手段は、バッテリと、これにより駆動される電気モータと、上記電気モータに連結する巻上プーリと、を備え、上記巻上プーリと昇降枠とを上記操作杆上部に備える滑車を経由させた巻上紐体で連絡し、上記巻上プーリの正逆転で昇降枠とその昇降板を昇降動するものであることを特徴とするものである。
【0013】
本発明の請求項3によると、電気モータにより巻上プーリを回転駆動するようにしたので、上記巻上プーリを正逆転させることにより昇降板を昇降動させられ、コンテナ等の荷物をトラックの荷台へ搭載させる積込み作業が、バッテリの電源を利用してクリーンな環境で軽快に行なえる。従って、室内での荷物の積降し作業にも最適である。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の第1実施形態のハンドトラック100を示す斜視図であり、図2はその背面図である。上記第1実施形態のハンドトラック100は、左右の平行する操作杆(フレーム)1,3と、この操作杆1,3の上部間1B,3Bに架絡する枠材3Cと、基部1A,3Aに一対の車輪5及び接地板7とを備えている。また、上記操作杆1,3の上部1B,3B間には、水平なグリップ部9を備え、接地板7を地面Eに密着して操作杆1,3を垂直に立てたり、傾斜姿勢に傾けて搬送する時の握りとなる。
【0015】
上記左右の操作杆1,3は、図3,4,5に示すように、断面C型のチャンネル材で構成されている。上記操作杆1,3には、昇降枠13Aの左右支持部13B,13Bが、これに付設したガイドローラG1〜G4を係合してガイドされている。上記支持部13B,13Bと、操作杆1,3とのガイド構成は、図4,5に示すように、断面C型のチャンネル材内に収めたX方向のガイドローラG1,G3と、Y方向のガイドローラG2,G4とからなる。これにより、昇降枠13Aは、がたつくことなく円滑に、上記操作杆1,3上を昇降移動することが可能である。
【0016】
尚、上記昇降枠13Aの基部13Cには、図3,5,6に示すように、昇降板13Dを片持ちの水平姿勢に連設し、前方へ直角に配置している。上記昇降板13Dは、接地板7と平面上で異なる位置に配置されている。そして、上記昇降板13Dが最下降時に地面Eに密着するように、凹凸関係に係合し合い、昇降板13Dが接地板とほぼ同一平面まで下降するようになっている。しかして、地面Eに置かれたコンテナ等の箱体を大きく持ち上げることなく、多数段に搭載可能としている。勿論、荷物の形態により、上記昇降板13Dをフォーク状とし、パレット等の搬送及びリフトアップに対応させられる。尚、この場合も接地板7と異なる位置に配置できることは勿論である。
【0017】
上記昇降枠13Aを昇降動する昇降駆動手段20は、車輪5側の枠台3Dに搭載されている。この昇降駆動手段20は、エンジン21と、このエンジン21により駆動される油圧ポンプ23と、この油圧ポンプ23により駆動される油圧モータ25と、上記油圧モータ25に連結する巻上プーリ27とを主要な構成部材とする。そして、上記巻上プーリ27と昇降枠13A間は、上記操作杆1,3の上部の枠部3Cに備える滑車29を経由させたワイヤーロープ等の巻上紐体30により連絡されている。これにより、上記巻上プーリ27を油圧モータ25の正逆転駆動で正逆転させると、昇降枠13Aとその昇降板13Dが昇降動する。
【0018】
上記油圧モータ25を正逆転駆動させる正逆転切換器40は、油圧ポンプ23の吐出部23Aに備えている。上記正逆転切換器40に設けた切換棒41の両端41A,41Bと、枠部3Cに備える正逆転切換レバー43の切換棒45の両端45A,45Bとは、2本の平行するワイヤーロープ47,49により連結されている。しかして、正逆転切換レバー43を正転位置(イ)と、停止位置(ロ)と、逆転位置(ハ)との3位置に位置決めすることで、正逆転切換器40を遠隔操作できるようになっている。この正逆転切換器40により、昇降枠13Aは任意位置に昇降させたり、停止させたりできる。
【0019】
上記昇降枠13Aの上昇端は、上記操作杆1,3の上部またはストッパーSに当接して強制的に止められる。また、昇降枠13Aの下降動は、図8に示すように、ワイヤーロープ30を巻上プーリ27から引き出すことで行なわれる。そして、巻上プーリ27からワイヤーロープ30が完全に引き出される時、昇降枠13Aは最下端に達する。ここで、図9に示すように、巻上プーリ27が回転を継続すると、ワイヤーロープ30が再び巻上プーリ27に逆巻きされる。この逆巻き変位をレバー50の感知部51で検出し、このレバー50の変位をロープ53の引張力Fに変え、上記ロープ53の先端53Aで正逆転切換器40及び正逆転切換レバー43を停止位置(ロ)に自動復帰する。
【0020】
上記第1実施形態のハンドトラック100は、上記のように構成され、以下のように作用する。コンテナ等の荷物Cをハンドトラック100に積込むには、まず、左右の操作杆1,3に係合する昇降枠13Aの昇降板13Dを昇降駆動手段20により、最下降させる。次に、左右の操作杆1,3を垂直姿勢に立たせ、接地板7及び昇降板13Dを地面Eに密着させる。ここで、コンテナ等の荷物Cを昇降板13D上に一段若しくは数段重ねて載せる。次に、ハンドトラック100を目的地まで移動させるには、図10に示すように、左右の操作杆1,3を両手で操作して図中2点鎖線で示すように、斜め姿勢に傾斜させ、搭載した荷物の重心を車輪5上に移動させる。この状態にて、ハンドトラック100は軽快に移送される。
【0021】
トラックTの荷台N近くまで運ばれたハンドトラック100は、図10,11に示すように、再び左右の操作杆1,3を垂直姿勢に立たせ、接地板7及び昇降板13Dを地面Eに密着させる。ここで、コンテナ等の荷物CをトラックTの荷台Nへ搭載させるために、昇降駆動手段20により昇降板13Dをトラックの荷台と同レベルHLまで上昇移動させる。この状態にて、トラックTの近くに居る作業者、又は、トラックへ乗り込んだ作業者が昇降板13D上の荷物CをトラックTの荷台Nへ移動させ、トラックへの積込みを行なう。積込を終えたハンドトラック100は、昇降駆動手段20により昇降板13Dを下降させ、1回目の荷物の搬送とトラックへの積込を終了する。以下、上記作業手順を、繰返して多数の荷物の積込作業を行う。勿論、トラックから荷物を降ろす場合は、上記手順と逆の作業を行なえば良い。
【0022】
上記第1実施形態のハンドトラック100によると、以下の効果を奏する。まず、昇降板13Dがモータ等により自動昇降され、トラックT等の高い位置に有る荷台Nへの荷物Cの積込・積降し作業が軽快に行なえる効果がある。
【0023】
また、昇降駆動手段20は、エンジン21と、これにより駆動される油圧ポンプ23と、これにより駆動される油圧モータ25と、上記油圧モータに連結する巻上プーリ27と、を備え、上記巻上プーリと昇降枠13Aとを上記操作杆上部に備える滑車29を経由させた巻上紐体30で連絡させているので、上記巻上プーリの正逆転により昇降板を昇降動させることができるから、コンテナ等の荷物CをトラックTの荷台Nへ搭載させる積込み作業が、エンジン21の動力源を利用して軽快に行なえる効果がある。
【0024】
更に、操作杆1,3の基部1A,3Aに備える接地板7と異なる位置に配置された昇降板13Dは、最下降時に地面Eに密着するから、コンテナ等の荷物Cを持ち上げなくても、昇降板13D上に搭載移動でき、荷物の積降し作業をより一層軽快にできる効果がある。
【0025】
そして、上記昇降枠13Aの昇降板13Dは、板状又はフォーク状等の任意形状の昇降板に変更できるから、荷物の形状や大きさ・重さ等により、板状又はフォーク状の昇降板に適宜に交換し、最適な条件での荷物の積降し作業が高能率で、且つ、軽快に行なえる効果がある。
【0026】
次に、図12,13を参照して昇降駆動手段60を備える本発明のハンドトラック200の第2実施形態を説明する。上記昇降枠13Aを昇降動する昇降駆動手段60は、バッテリBと、これにより駆動されるウオーム減速機等の減速機GK付きの電気モータEMと、上記電気モータEMに連結する巻上プーリ27とを主要な構成部材とする。そして、上記巻上プーリ27と昇降枠13A間は、上記操作杆1,3の上部の枠部3Cに備える滑車29を経由させたワイヤーロープ等の巻上紐体30により連絡されている。これにより、上記巻上プーリ27を電気モータEMの正逆転駆動で正逆転させると、昇降枠13Aとその昇降板13Dが昇降動する。
【0027】
上記電気モータEMを正逆転駆動させる正逆転切換器70は、図13に示すように、バッテリBの出力線E1,E2に介在させている。上記正逆転切換器70は、2本の出力線をプラス側,マイナス側とに、切替えるスイッチ構成をなしている。しかして、正逆転切換器70のレバー70Aを正転位置(イ)と、停止位置(ロ)と、逆転位置(ハ)との3位置に位置決めすることで、遠隔操作できるようになっている。この正逆転切換器70により、昇降枠13Aは任意位置に昇降させたり、停止させたりできる。尚、上記以外の構成は、上記第1実施形態のハンドトラック100と同一につき、同一符号を付して説明を省略する。
【0028】
昇降枠13Aの上限位置及び下限位置は、図13に示すように、上限リミットスイッチLS1と、下限リミットスイッチLS2とにより検知される。これにより、上記昇降枠13Aが上限位置又は下限位置を超えようとすると、上記電気モータEMを停止させ、上下方向のオーバーランを防止する。
【0029】
本発明の第2実施形態の昇降駆動手段60を備えたハンドトラック200は、上記のように構成され、以下のように作用する。昇降駆動手段60は、バッテリBと、これにより駆動される電気モータEMと、上記電気モータに連結する巻上プーリ27と、を備え、巻上プーリ27と昇降枠13Aとを、上記操作杆1,3の上部3Cに備える滑車29を経由させた巻上紐体30で連絡されているので、上記正逆転切換器70の操作による巻上プーリ27の正逆転で、昇降板13Dを昇降動する。これにより、コンテナ等の荷物CのトラックTの荷台Nへの積込み積降し作業を行う。その詳細な作業は、図10,11に示した作業と同様である。従って、屋外の他、室内での荷物の積降し作業にも最適である。
【0030】
上記第2実施形態のハンドトラック200によると、以下の効果を奏する。まず、昇降板が電気モータにより自動昇降され、トラック等の高い位置に有る荷台への荷物の積込・積降し作業が軽快に行える効果がある。
【0031】
また、昇降駆動手段60は、バッテリと、これにより駆動される電気モータとに駆動源を求めたからから、コンテナ等の荷物をトラックの荷台へ搭載させる積込み積降し作業が、バッテリの電源を利用してクリーンで静かな環境のもとに軽快に行なえる。従って、室内での書籍等の積降し作業にも最適である。そして、モータEMの正逆転切換器70も単純な切替えスイッチの構成で良く、装置全体を簡単に構成できるとともに、その保守・点検も簡便に行える効果がある。
【0032】
本発明は、上記各実施形態に限定されることなく発明の要旨内において、設計変更を成し得ること勿論である。例えば、昇降枠13A及びこの昇降板13Dを昇降動する巻上プーリ27と巻上紐体30の駆動手段を、ネジ棒とナットに変更したり、直動シリンダに変更してもよい。更に、車輪5にクラッチの入り切りにより、エンジン21や電気モータEMの回転力を伝え、前進及び後退駆動させるようにしても良い。
【0033】
【発明の効果】
以上のように、本発明の請求項1によると、昇降板が昇降駆動手段により自動昇降され、トラック等の高い位置に有る荷台への荷物の積込・積降し作業が軽快に行なえる効果がある。また、昇降板の最下降時にハンドトラックを垂直に立てると地面に密着するから、コンテナ等の荷物を持ち上げなくても、そのまま引っ張り込むように昇降板上に搭載移動でき、荷物の積降し作業をより一層軽快に行える効果がある
【0034】
本発明の請求項2によると、コンテナ等の荷物をトラックの荷台へ搭載させる積込み作業が、エンジンの動力源を利用して軽快に行なえる効果がある。
【0035】
本発明の請求項3によると、コンテナ等の荷物をトラックの荷台へ搭載させる積込み積降し作業が、バッテリの電源を利用することでクリーンな環境のもとに軽快に行なえる効果がある。従って、屋内での使用を可能にする効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態を示すハンドトラックの斜視図である。
【図2】 本発明の第1実施形態を示すハンドトラックの背面図である。
【図3】 本発明の第1実施形態の操作杆の要部を示す側面図である。
【図4】 本発明の第1実施形態の操作杆の要部を示す図3のA−A線の断面図である。
【図5】 本発明の第1実施形態の操作杆の要部を示す図3のB−B線の断面図である。
【図6】 本発明の第1実施形態の昇降板の要部を示す側面図である。
【図7】 本発明の第1実施形態の昇降板の要部を示す平面図である。
【図8】 本発明の第1実施形態の昇降駆動手段の要部を示す正面図である。
【図9】 本発明の第1実施形態の昇降駆動手段の作用を示す正面図である。
【図10】 本発明の第1実施形態によるトラックへの積込を示す側面図である。
【図11】 本発明の第1実施形態によるトラックへの積込を示す側面図である。
【図12】 本発明の第2実施形態を示すハンドトラックの斜視図である。
【図13】 本発明の第2実施形態の昇降駆動手段を示す電気回路図である。
【図14】 従来例のハンドトラックを示す斜視図である。
【符号の説明】
1,3操作杆
1A,3A基部
1B,3B上部
3C枠材
5車輪
7接地板
9グリップ部
13A昇降枠
13B支持部
13C基部
13D昇降板
20昇降駆動手段
21エンジン
23油圧ポンプ
25油圧モータ
27巻上プーリ
29滑車
30巻上紐体
40正逆転切換器
41切換棒
41A,41B両端
43正逆転切換レバー
45切換棒
45A,45B両端
47,49ワイヤーロープ
50レバー
51感知部
53ロープ
60昇降駆動手段
70正逆転切換器
70Aレバー
(イ)正転位置
(ロ)停止位置
(ハ)逆転位置
Bバッテリ
C荷物
EM電気モータ
E地面
G1〜G4ガイドローラ
GK減速機
Tトラック
N荷台
100,200ハンドトラック

Claims (3)

  1. 左右の平行する操作杆と、上記操作杆の基部に前方へ直角配置した接地板と、上記操作杆の基部付近に設けられた一対の車輪と、上記操作杆の上部に設けられたグリップ部とを有するハンドトラックにおいて、上記操作杆に係合してガイドされる左右の昇降枠と、この昇降枠の基部に前方へ直角配置した昇降板と、上記昇降枠を昇降動する昇降駆動手段と、を備え、上記昇降板は平板状をなすとともに上記接地板と平面上で重複する位置に配置され且つこの最下降位置で地面に密着すべく凹凸関係に係合し合うように取り付けられていることを特徴とするハンドトラック。
  2. 請求項1記載のハンドトラックにおいて、上記昇降枠を昇降動する昇降駆動手段は、エンジンと、これにより駆動される油圧ポンプと、これにより駆動される油圧モータと、上記油圧モータに連結する巻上プーリと、を備え、上記巻上プーリと昇降枠とを上記操作杆上部に備える滑車を経由させた巻上紐体で連絡し、上記巻上プーリの正逆転で昇降枠とその昇降板を昇降動するものであることを特徴とするハンドトラック。
  3. 請求項1記載のハンドトラックにおいて、上記昇降枠を昇降動する昇降駆動手段は、バッテリと、これにより駆動される電気モータと、上記電気モータに連結する巻上プーリと、を備え、上記巻上プーリと昇降枠とを上記操作杆上部に備える滑車を経由させた巻上紐体で連絡し、上記巻上プーリの正逆転で昇降枠とその昇降板を昇降動するものであることを特徴とするハンドトラック。
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