JP2000505822A - 強誘電性液晶混合物 - Google Patents

強誘電性液晶混合物

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JP2000505822A JP9506292A JP50629297A JP2000505822A JP 2000505822 A JP2000505822 A JP 2000505822A JP 9506292 A JP9506292 A JP 9506292A JP 50629297 A JP50629297 A JP 50629297A JP 2000505822 A JP2000505822 A JP 2000505822A
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敏章 野中
彩子 武市
継 李
一矢 長尾
ヴィンゲン,ライナー
マネロ,ハビエル
ホルヌンク,バルバラ
シュミット,ヴォルフガング
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ヘキスト・リサーチ・アンド・テクノロジー・ドイチュラント・ゲーエムベーハー・ウント・コンパニー・カーゲー
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、Δεの負の値を有し、高速応答および低電圧駆動が可能な強誘電性液晶混合物、ならびに本発明の液晶混合物を用いた液晶ディスプレイ装置を提供することを目的とする。本発明にしたがう液晶混合物は、以下の化合物の群の少なくとも2つの異なる群からの2つ以上の化合物を含む:A.チアジアゾール類、B.フェナントレン類、C.2−フルオロピリジン類、D.ジフルオロベンゼン類、E.メタ置換芳香族化合物。

Description

【発明の詳細な説明】 強誘電性液晶混合物 本発明は、新規な強誘電性液晶混合物に関する。さらに詳しくは、低電圧で駆 動したとき早いスイッチングスピードを示す強誘電性液晶混合物および該液晶混 合物を用いた液晶表示素子に関する。 現在、液晶混合物は、時計、電卓、小型のテレビ等において表示素子として広 く実用的に用いられている。最も広く用いられている製品は液晶のネマチック相 を利用したものであり、その表示方式はツイステッド・ネマチック(TN)型あ るいはスーパー・ツイステッド・ネマチック(STN)型とよばれる。しかしT N型は、列数の増加に従いコントラストが低下するため、大容量の情報の表示に は適していない。さらにTN型は各画素に薄膜トランジスタ(TFT)をとりつ けたTFT駆動方式により表示特性はCRT(cathode ray tub e)に近づきつつあり、大容量化も可能になった。しかし、製造プロセスが複雑 で、歩留も低く、製造コストは非常に高い。また、大画面への適用も困難である 。 STN方式は単純マトリックスから構成されるが、TN型に比較すると表示特 性は改良されているが、TFT−TN方式に比較するとまだ十分とはいえない。 しかし、製造コストは安い。1980年にクラークとラガウォールによって表面 安定化強誘電性液晶(SSFLC)が発見され(N.A.Clark,S.T. Lagawall,Appl.Phys.Lett.,36,899,1980 )、次世代の表示用材料として注目されて多くの研究がなされてきた。その理由 は、(1)強誘電性液晶が高速応答性であること、(2)メモリ特性により大容 量の表示が可能であること、および、薄膜トランジスタ等のアクティブ素子を必 要としないため製造コストも比較的安いこと、(3)視野角が広いこと、である 。したがって、これらの液晶は大画面および大表示容量の表示素子として有用で あることが期待されている。 強誘電性液晶の表示素子の実用化においては、高いコントラストの達成が重要 である。強誘電性液晶を用いて期待されるレベルのコントラストを達成すること は困難である。その理由としては、例えば、スメクチックC相におけるジグザグ 欠陥、シェブロン構造による有効コーン角の減少、不十分なメモリ性などが挙げ られる。高いコントラストを達成する方法としてさまざまな提案がなされている 。たとえば、斜方蒸着膜を配向膜として用いる方法、プレチルトの高い配向膜を 使つたC1ユニフォームの方法、AC電界処理あるいはナフタレン系の化合物を 使い疑似ブックシェルフ構造を利用する方法、および負の誘電異方性を有する材 料を用いる方法である。このうち、負の誘電異方性(Δε)の材料を用いる方法 は、電極基板と垂直の高周波電界を印加すると、Δεが負である液晶分子が電極 基板と平行に向く性質を利用したものである。この現象はACスタビライズ効果 と呼ばれている。 さらに、Surguy(P.W.H.Surguy等、Ferroelect rics,122,63,1991)により「負の誘電異方性を有する液晶材料 を用いる方法」が提案された。この方法は、高コントラストを達成する方法とし て広く認められている方法であり、P.W.Ross(Proc.SID,21 7,1992)により記載されている。 負の誘電異方性の材料は、電圧(V)が高くなるにつれてスイッチングに必要 なパルス幅(τ)に極小値(τ−Vmin)をもつ、いわゆるτ−V特性を有す る。Surguy等はこの特性を用いる駆動方法を報告している。この駆動方法 は、|Vs−Vd|の電圧を印加したときスイッチングさせ、|Vs+Vd|ま たは|Vd|ではスイッチングさせないという方法である。 この駆動方法における駆動電圧は、材料の(τ−Vmin)値によって決定さ れる。Surguy等によれば、Vmin値は以下の式で与えられる: ここで、Eminは電界強度の極小値、dはセル厚、Psは自発分極、Δεは誘 電異方性、θは液晶材料のチルト角である。 さらに、二軸異方性(δε)を考慮した場合、Towler等が以下のような Vmin、τminの値を得ている。(η:粘度) (M.J.Towler等、Liquid Crystal,11,1992) 。 しかし、Ross等により開示される強誘電性液晶材料の応答速度は遅く、V s+Vdも55V以上でありいまだ実用的とはいえない。従って、負の誘電異方 性の絶対値が十分大きく、しかも自発分極の大きい、低粘度の液晶材料の開発が 望まれている。 ACスタビライズ効果を利用した駆動方式やτ−Vmin特性を利用する駆動 方式に適する強誘電性混合物は、特開平1−168792、特開平1−3064 93、特開平4−4290、特公平7−29990、特表平2−503444等 に開示されている。 しかし、特に強誘電性液晶混合物の開発は、決して完成と見なすことはできな いため、ディスプレイの製造業者は混合物に使用するための非常に広範な成分に 関心を持っている。このことはまた、液晶混合物とディスプレイ素子またはセル の個々の成分(例えば配向膜)との相互作用によってのみ液晶混合物の質につい て結論づけることが可能だからであるという理由にもよる。 したがって、本発明は、液晶ディスプレイ、特に強誘電性液晶ディスプレイ、 とりわけ逆モードで動作させる強誘電性液晶(FLC)ディスプレイの特性プロ ファイルを改良するために適当な液晶混合物を提供することを目的とする。 本発明の別の目的は、Δεの値が負であり、高速応答および低電圧駆動を可能 にする強誘電性液晶混台物および該液晶混合物を用いた液晶表示素子を提供する ことである。 本発明は、以下の化合物の群の少なくとも2つの異なる群より選択される少な くとも2つの化合物を含む強誘電性液晶混合物を提供する: A.式(I)の(1,3,4)−チアジアゾール誘導体 式中、記号および添字は次の意味を有する: R1およびR2は、互いに独立に、 (a)水素原子; (b)炭素数2−16の直鎖もしくは分枝鎖のアルキル基(不整炭素原予を有し ていても有していなくてもよい)であり、ここで1個または2個の好ましくは非 隣接の−CH2−基が−O−、−S−、−CO−、−CO−O−、−O−CO− 、−CH=CH−、−C≡C−、−Si(CH3)2−1,4−シクロヘキシレン、 1,4−フェニレン、シクロプロパン−1,2−ジイルまたは−O−CO−O− で置換されていてもよく、ただし−O−および/または−S−原子は互いに直接 結合していてはならず、またアルキル基の1個またはそれ以上の水素原子がF、 Cl、CNおよび/またはCF3で置換されていてもよい;または (c)下記のいずれかのカイラル基: (ここで、R3、R4、R5、R6およびR7は、互いに独立に、炭素数1−16の 直鎖もしくは分枝鎖のアルキル基(不整炭素原子を有していても有していなくて もよい)であり、ここで1個またはそれ以上の−CH2−基が、−O−または− CH=CH−で置換されていてもよいが、ただし酸素原子は互いに直接結合して いてはならず、さらに、アルキル基の1個またはそれ以上の水素原子が−Fまた は−Clで置換されていてもよく、あるいはR4およびR5は、オキシラン系、ジ オキソラン系またはテトラヒドロフラン系に結合する場合には、一緒になって− (CH24−または−(CH25−を形成してもよく; Qは−CH2−O−、−CO−O−または単結合である)であり; Z1、Z2およびZ3は、互いに独立に、単結合、−O−、−CO−O−または− O−CO−であり、ただし、R1が(c)のときZ1は単結合でなく、R2が(c )のときZ2は単結合でない; A1およびA2は、同一または異なり、1個またはそれ以上の水素原子がFで置換 されていてもよい1,4−フェニレン、1個の水素原子がFで置換されていても よいピリジン−2,5−ジイル、ピリミジン−2,5−ジイル、またはトランス −1,4−シクロヘキシレンであり; aおよびbは0または1であり、a+bは0または1であり; X1およびX2は、互いに独立に、−N−、−CF−または−CH−である]; B.式(II)のフェナントレン誘導体: [式中、記号および添字は次の意味を有する: E1、E2、E3、E4、E5およびE6は、−N−、−CF−または−CH−である が、ただし次の例外が含まれる: E1(E4)が−N−または−CF−のとき、E2およびE3(E5およびE6)は− CH−でなければならず; E2および/またはE3(E5および/またはE6)が−CF−のとき、E1(E4) は−CH−でなければならず; E2(E5)が−N−のとき、E1(E4)は−CH−でなければならないが、E3 (E6)は−CH−または−CF−であることができ;そして E1からE6の少なくとも1つは−N−または−CF−でなければならない; Gは−CH2CH2−または−CH=CH−であり; R1およびR2は、互いに独立に、水素または炭素数1−20の直鎖もしくは分枝 鎖のアルキル基(不整炭素原子を有していても有していなくてもよい)であり、 ここで1個またはそれ以上の−CH2−基が、−O−、−CO−O−、−O−C O−、−O−CO−O−、−CH=CH−、−C≡C−、シクロプロパン−1, 2−ジイル、−Si(CH32−1,4−フェニレン、トランス−1,4−シク ロヘキシレンまたはトランス−1,3−シクロペンチレンで置換されていてもよ いが、ただし酸素原子および/またはイオウ原子は互いに直接結合していてはな らず、さらに、アルキル基の1個またはそれ以上の水素原子が−F、−Cl、− Br、−CF3、−CNまたは−OR3で置換されていてもよく、あるいはR1お よびR2は、下記のいずれかのカイラル基であり、 (ここで、R3、R4、R5、R6およびR7は、互いに独立に、炭素数1−16の 直鎖もしくは分枝鎖のアルキル基(不整炭素原子を有していても有していなくて もよい)であり、ここで1個またはそれ以上の−CH2−基が、−O−または− CH=CH−で置換されていてもよいが、ただし酸素原子は互いに直接結合して いてはならず、さらに、アルキル基の1個またはそれ以上の水素原子が−Fまた は−Clで置換されていてもよく、あるいはR4およびR5は、オキシラン系、ジ オキソラン系またはテトラヒドロフラン系に結合する場合には、一緒になって− (CH24−または−(CH25−を形成してもよく; Qは−CH2−O−−CO−O−または単結合である); M1およびM2は、互いに独立して、−CO−O−、−O−CO−、−CH2−O −、−O−CH2−、−CH2−CH2−、−C≡C−または単結合であり; A1およびA2は、互いに独立して、1個またはそれ以上の水素原子がF、Clお よび/またはCNで置換されていてもよい1,4−フェニレン、ピラジン−2, 5−ジイル、ピリダジン−3,6−ジイル、1個またはそれ以上の水素原子がF 、で置換されていてもよいピリジン−2,5−ジイル、ピリミジン−2,5−ジ イル、1個または2個の水素原子がCNおよび/またはCH3で置換されていて も よいトランス−1,4−シクロヘキシレンであり; nおよびmは0または1であるが、n+mは0または1である]; C.式(III)の2−フルオロピリジン誘導体: [式中、記号は次の意味を有する: R1およびR2は、互いに独立に、水素または炭素数1−16の直鎖もしくは分枝 鎖のアルキル基(不整炭素原子を有していても有していなくてもよい)であり、 ここで1個または2個の非隣接−CH2−基が−O−、−CO−、−CO−O− 、−O−CO−、−O−CO−O−、−CH=CH−、−C≡C−、シクロプロ パン−1,2−ジイルまたは−Si(CH32−で置換されていてもよく、さら にアルキル基の1個またはそれ以上の水素原子がF、Cl、CNおよび/または CF3で置換されていてもよく、あるいはR1およびR2は下記のいずれかのカイ ラル基であり: (ここで、R3、R4、R5、R6およびR7は、互いに独立に、炭素数1−16の 直鎖もしくは分枝鎖のアルキル基(不整炭素原子を有していても有していなくて もよい)であり、ここで1個またはそれ以上の−CH2−基が、−O−または− CH=CH−で置換されていてもよいが、ただし酸素原子は互いに直接結合して いてはならず、さらに、アルキル基の1個またはそれ以上の水素原子が−Fまた は−Clで置換されていてもよく、あるいはR4およびR5は、オキシラン系、ジ オキソラン系またはテトラヒドロフラン系に結合する場合には、一緒になって− (CH24−または−(CH25−を形成してもよく; Qは−CH2−O−、−CO−O−または単結合である)であり; A1、A2、A3、およびA4は、互いに独立して、1個または2個の水素原子がF で置換されていてもよい1,4−フェニレン、ピラジン−2,5−ジイル、ピリ ダジン−3,6−ジイル、ピリジン−2,5−ジイルまたはピリミジン−2,5 −ジイル、1個または2個の水素原子がCNで置換されていてもよいトランス− 1,4−シクロヘキシレン、あるいはナフタレン−2,6−ジイルであり; M1、M2、M3およびM4は、互いに独立して、−O−、−S−、−CO−、−C O−O−、−O−CO−、−O−CO−O−、−CH2−O−、−O−CH2−、 −CH2−CH2−、−CH=CH−または−C≡C−であり、ただし2つのM基 は互いに直接結合していてはならず; k、l、m、n,o、p,qおよびrは0または1であるが、ただしk+m+p +rの合計は0より大きく、4未満であり、好ましくは3未満である]; D.式(IV)のフェニレン誘導体: [式中、 R1およびR2は、互いに独立に、水素または炭素数1−16の直鎖もしくは分枝 鎖のアルキル基(不整炭素原子を有していても有していなくてもよい)であり、 ここで1個または2個の非隣接−CH2−基が−O−、−CO−、−CO−O− 、−O−CO−、−O−CO−O−、−CH=CH−、−C≡C−シクロプロパ ン−1,2−ジイル、1,4−フェニレン、1,4−シクロヘキシレンまたは− Si(CH32−で置換されていてもよく、さらにアルキル基の1個またはそれ 以上の水素原子がF、Cl,CNおよび/またはCF3で置換されていてもよく 、あるいはR1およびR2は下記のいずれかのカイラル基であり:(ここで、R3、R4、R5、R6およびR7は、互いに独立に、炭素数1−16の 直鎖もしくは分枝鎖のアルキル基(不整炭素原子を有していても有していなくて もよい)であり、ここで1個またはそれ以上の−CH2−基が、−O−または− CH=CH−で置換されていてもよいが、ただし酸素原子は互いに直接結合して いてはならず、さらに、アルキル基の1個またはそれ以上の水素原子が−Fまた は−Clで置換されていてもよく、あるいはR4およびR5は、オキシラン系、ジ オキソラン系またはテトラヒドロフラン系に結合する場合には、一緒になって− (CH24−または−(CH25−を形成してもよく; Qは−CH2−O−、−CO−O−または単結合である)であり; A1、A2およびA3は、互いに独立して、1個または2個の水素原子がFで置換 されていてもよい1,4−フェニレン、ピリジン−2,5−ジイル、ピリミジン −2,5−ジイル、ピラジン−2,5−ジイル、ピリダジン−3,6−ジイル、 ナフタレン−2,6−ジイル、1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2, 6−ジイル、または1個または2個の水素原子がCNおよび/またはCH3基で 置換されていてもよい1,4−シクロヘキシレンであり; X1およびX2は、水素、F、Cl、CF3およびCNから選ばれる基であるが、 X1およびX2は同時に水素であることはなく、好ましくはX1およびX2は同一で あり、特に好ましくはX1およびX2は両方ともFであり; Z1およびZ2は、それぞれ−CO−O−、−O−CO−、−CH2−CH2−、− O−CH2−、−CH2−O−、−C≡C−または単結合であり、 k、mおよびnはそれぞれ0、1または2であり、(k+m+n)は1または2 である];および E.式(V)のメタ置換芳香族化合物:[式中、X3はF、Cl、Br、CN、CF3または炭素数1−12の直鎖もしく は分枝鎖のアルキル基であり、ここで1個または2個のCH2基が−O−、−C O−O−または−O−CO−で置換されていてもよく、さらにアルキル基の1個 またはそれ以上の水素原子がF、ClまたはCNで置換されていてもよく; R1は、水素または炭素数1−16の直鎖もしくは分枝鎖のアルキル基(不整炭 素原子を有していても有していなくてもよい)であり、1個またはそれ以上の水 素原子がF、Cl、CNおよび/またはCF3で置換されていてもよく; A1、A2、およびA3は、互いに独立して、1個または2個の水素原子がFで置 換されていてもよい1,4−フェニレン、ピラジン−2,5−ジイル、ピリダジ ン−3,6−ジイル、ピリジン−2,5−ジイルまたはピリミジン−2,5−ジ イル、1個または2個の水素原子がCNで置換されていてもよいトランス−1, 4−シクロヘキシレン、あるいは、1,3,4−チアジアゾール−2,5−ジイ ル、1,3−ジオキサン−2,5−ジイル、ナフタレン−2,6−ジイル、また は1,3−チアゾール−2,4(5)−ジイルであり; M1、M2、M3およびM4は、互いに独立して、−O−、−S−、−CO−、−C O−O−、−O−CO−、−O−CO−O−、−CH2−O−、−O−CH2−、 −CH2−CH2−、−CH=CH−または−C≡C−であり、ただし2つのM基 は互いに直接結合していてはならず; k、l、m、n、o、pおよびqは0または1であるが、ただしl+n+pの合 計は0より大きく、4未満であり、好ましくは3未満である]。 好ましいものは、式(I)において記号または添字が以下の意味を有する群Aの 化合物である: R1およびR2は、互いに独立に、 (a)水素原子; (b)炭素数2−16の直鎖もしくは分枝鎖のアルキル基であり、ここで1個ま たは2個の非隣接−CH2−基が−O−、−CO−O−、−O−CO−、−Si( CH3)2−1,4−シクロヘキシレンまたはシクロプロパン−1,2−ジイルで 置換されていてもよく;アルキル基の1個またはそれ以上の水素原子がFで置換 されていてもよく; Z1、Z2およびZ3は、互いに独立に、単結合、−CO−O−または−O−CO −であり、ただし、R1が(c)のときZ1は単結合でなく、R2が(c)のとき Z2は単結合でない; A1およびA2は、互いに独立して、1個またはそれ以上の水素原子がFで置換 されていてもよい1,4−フェニレン、1個の水素原子がFで置換されていても よいピリジン−2,5−ジイル、ピリミジン−2,5−ジイル、またはトランス −1,4−シクロヘキシレンであり; aおよびbは0または1であり、a+bは0または1であり; X1およびX2は、互いに独立に、−N−、−CF−または−CH−である。 式(I)で示される特に好ましい化合物の具体例としては次のものが挙げられ る: (式中、RおよびR’は、式(I)におけるR1およびR2と同一の意味を有する )。 本発明においては、式(I)の化合物それ自体がスメクチックC相を有するこ とが好ましい。したがって、式(1)において、好ましくはRおよびR’の少な くとも一方が炭素数8−16のアルキル基であり、より好ましくは直鎖状のアル キル基である。 好ましくは、式(I)において、R1およびR2が、炭素数1−16の直鎖もし くは分枝鎖のアルキル基(不整炭素原子を有していても有していなくてもよい) であり、ここで1個またはそれ以上の−CH2−基が、−O−シクロプロパン− 1,2−ジイルまたは−Si(CH32−で置換されていてもよいが、ただし酸 素原子は互いに直接結合していてはならず、さらに、アルキル基の1個またはそ れ以上の水素原子がFで置換されていてもよく;RまたはR’は水素でもよいが 、同時に水素であることはない。 好ましくは、群B、すなわち式(II)の化合物において、R1およびR2が、独 立して、炭素数1−10の直鎖もしくは分枝鎖のアルキル基であり、ここで環か ら少なくとも2個の追加の−CH2−基により離れている1個の−CH2−基が− Si(CH32−で置換されていてもよい。 E1および/またはE4が−N−である、式(IIa)の化合物が好ましく、 これらのうち、次の化合物:が特に好ましい(すべての好ましい化合物において、R1およびR2は式(III) におけるものと同一の意味を有する)。特に、フッ素置換された式(Ia5)お よび(Ia6)の化合物は、Δεの負の値が大きく特に好ましい。 さらに、E2および/またはE5が−N−である、式(IIb)の化合物が好まし く、 これらのうち、次の化合物: が特に好ましい。特に、フッ素置換された式(Ib5)および(Ib6)の化合 物は、Δεの負の値が大きく特に好ましい。 さらに、E1および/またはE4が−CF−である、式(Ic)の化合物が好ま しく、 これらのうち、次の化合物: が特に好ましい。 さらに、E1および/またはE4が−CH−であり、かつ、E2、E3、E5およ びE6が−CH−または−CF−であるが、これらの少なくとも1つは−CF− である、式(IId)の化合物が好ましく、 これらのうち、次の化合物: が特に好ましい。 特に好ましい式(2)の化合物の具体的な例としては、以下のようなものが挙 げられる: 1,8−ジフルオロ−2,7−ジオクチルオキシフェナントレン、1,8−ジフ ルオロ−2,7−ジブトキシフェナントレン、1,8−ジフルオロ−2,7−ジ ペントキシフェナントレン、1,8−ジフルオロ−2,7−ジヘキシルオキシフ ェナントレン、1,8−ジフルオロ−2,7−ジヘプチルオキシフェナントレン 、1,8−ジフルオロ−2,7−ジノニルオキシフェナントレン、1,8−ジフ ルオロ−2,7−ジデシルオキシフェナントレン、1,8−ジフルオロ−2,7 −ジウンデシルオキシフェナントレン、1,8−ジフルオロ−2,7−ジドデシ ルオキシフェナントレン、1,8−ジフルオロ−2−ブトキシ−7−ペントキシ フェナントレン、1,8−ジフルオロ−2−ブトキシ−7−ヘキシルオキシフェ ナントレン、1,8−ジフルオロ−2−ブトキシ−7−ヘプチルオキシフェナン トレン、1,8−ジフルオロ−2−ブトキシ−7−オクチルオキシフェナントレ ン、1,8−ジフルオロ−2−ブトキシ−7−ノニルオキシフェナントレン、1 ,8−ジフルオロ−2−ペントキシ−7−プロポキシフェナントレン、1,8− ジフルオロ−2−ペントキシ−7−ヘキシルオキシオキシフェナントレン、1, 8−ジフルオロ−2−ペントキシ−7−ヘプチルオキシフェナントレン、1,8 −ジフルオロ−2−ペントキシ−7−オクチルオキシフェナントレン、1,8− ジフルオロ−2−ペントキシ−7−ノニルオキシフェナントレン、1,8−ジフ ルオロ−2−ヘキシルオキシ−7−プロポキシフェナントレン、1,8−ジフル オロ−2−ヘキシルオキシ−7−ヘプチルオキシフェナントレン1,8−ジフル オロ−2−ヘキシルオキシ−7−オクチルオキシフェナントレン、1,8−ジフ ルオロ−2−ヘキシルオキシ−7−ノニルオキシフェナントレン、1,8−ジフ ルオロ−2−ヘキシルオキシ−7−デシルオキシオキシフェナントレン、1,8 −ジフルオロ−2−ヘキシルオキシ−7−ドデシルオキシオキシフェナントレン 、1,8−ジフルオロ−2−ヘプチルオキシ−7−プロポキシフェナントレン、 1,8−ジフルオロ−2−ヘプチルオキシ−7−オクチルオキシフェナントレン 、1,8−ジフルオロ−2−ヘプチルオキシ−7−ノニルオキシフエナントレン 、1, 8−ジフルオロ−2−オクチルオキシ−7−エトキシフェナントレン、1,8− ジフルオロ−2−オクチルオキシ−7−プロポキシフェナントレン、1,8−ジ フルオロ−2−オクチルオキシ−7−ノニルオキシフェナントレン、1,8−ジ フルオロ−2−オクチルオキシ−7−デシルオキシオキシフェナントレン、1, 8−ジフルオロ−2−ノニルオキシ−7−エトキシフェナントレン、1,8−ジ フルオロ−2−ノニルオキシ−7−プロポキシフェナントレン、1,8−ジフル オロ−2−ノニルオキシ−7−デシルオキシフェナントレン、1,8−ジフルオ ロ−2−デシルオキシ−7−メトキシフェナントレン、1,8−ジフルオロ−2 −デシルオキシ−7−エトキシフェナントレン、1,8−ジフルオロ−2−デシ ルオキシ−7−プロポキシフェナントレン、1,8−ジフルオロ−2−デシルオ キシ−7−ブトキシフェナントレン、1,8−ジフルオロ−2−デシルオキシ− 7−ペントキシフェナントレン、1,8−ジフルオロ−2−デシルオキシ−7− ヘプチルオキシフェナントレン、1−フルオロ−2,7−ジブトキシフェナント レン、1−フルオロ−2,7−ジペントキシフェナントレン、1−フルオロ−2 ,7−ジヘキシルオキシフェナントレン、1−フルオロ−2,7−ジヘプチルオ キシフェナントレン、1−フルオロ−2,7−ジオクチルオキシフェナントレン 、1−フルオロ−2,7−ジノニルオキシフェナントレン、1−フルオロ−2, 7−ジデシルオキシフェナントレン、1−フルオロ−2,7−ジウンデシルオキ シフェナントレン、1−フルオロ−2,7−ジドデシルオキシフェナントレン、 1−フルオロ−2−ブトキシ−7−ペントキシフェナントレン、1−フルオロ− 2−ブトキシ−7−ヘキシルオキシフェナントレン、1−フルオロ−2−ブトキ シ−7−ヘプチルオキシフェナントレン、1−フルオロ−2−ブトキシ−7−オ クチルオキシフェナントレン、1−フルオロ−2−ブトキシ−7−ノニルオキシ フェナントレン、1−フルオロ−2−ブトキシ−7−デシルオキシフェナントレ ン、1−フルオロ−2−ペントキシ−7−ヘキシルオキシフェナントレン、1− フルオロ−2−ペントキシ−7−ヘプチルオキシフェナントレン、1−フルオロ −2−ペントキシ−7−オクチルオキシフェナントレン、1−フルオロ−2−ペ ントキシ−7−ノニルオキシフェナントレン、1−フルオロ−2−ヘキシルオキ シ−7−ブトキシフェナントレン、1−フルオロ−2−ヘキシルオキシ−7−ペ ント キシフェナントレン、1−フルオロ−2−ヘキシルオキシ−7−ヘプチルオキシ フェナントレン、1−フルオロ−2−ヘキシルオキシ−7−オクチルオキシフェ ナントレン、1−フルオロ−2−ヘキシルオキシ−7−ノニルオキシフェナント レン、1−フルオロ−2−ヘキシルオキシ−7−デシルオキシフェナントレン、 1−フルオロ−2−ヘプチルオキシ−7−プロポキシフエナントレン、1−フル オロ−2−ヘプチルオキシ−7−ブトキシフェナントレン、1−フルオロ−2− ヘプチルオキシ−7−ペントキシフェナントレン、1−フルオロ−2−ヘプチル オキシ−7−オクチルオキシフェナントレン、1−フルオロ−2−ヘプチルオキ シ−7−ノニルオキシフェナントレン、1−フルオロ−2−ヘプチルオキシ−7 −デシルオキシフェナントレン、1−フルオロ−2−オクチルオキシフェナント レン、1−フルオロ−2−オクチルオキシ−7−プロポキシフェナントレン、1 −フルオロ−2−オクチルオキシ−7−ブトキシフェナントレン、1−フルオロ −2−オクチルオキシ−7−ペントキシフェナントレン、1−フルオロ−2−オ クチルオキシ−7−ヘキシルオキシフェナントレン、1−フルオロ−2−オクチ ルオキシ−7−オクチルオキシフェナントレン、1−フルオロ−2−オクチルオ キシ−7−ノニルオキシフェナントレン、1−フルオロ−2−オクチルオキシ− 7−デシルオキシフェナントレン、1−フルオロ−2−オクチルオキシ−7−ウ ンデシルオキシフェナントレン、1−フルオロ−2−ノニルオキシ−7−プロポ キシフェナントレン、1−フルオロ−2−ノニルオキシ−7−ブトキシフェナン トレン、1−フルオロ−2−ノニルオキシ−7−ペントキシフェナントレン、1 −フルオロ−2−ノニルオキシ−7−ヘキシルオキシフエナントレン、1−フル オロ−2−ノニルオキシ−7−ヘプチルオキシフェナントレン、1−フルオロ− 2−ノニルオキシ−7−オクチルオキシフェナントレン、1−フルオロ−2−ノ ニルオキシ−7−デシルオキシフェナントレン、2,7−ビス(ヘキシルオキシ )−1,8−ジアザフェナントレン、2,7−ビス(ペントキシ)−1,8−ジ アザフェナントレン、2,7−ビス(ヘプチルオキシ)−1,8−ジアザフェナ ントレン、2,7−ビス(オクチルオキシ)−1,8−ジアザフェナントレン、 2,7−ビス(ノニルオキシ)−1,8−ジアザフェナントレン、2,7−ビス (デシルオキシ)−1,8−ジアザフェナントレン、2,7−ビス(ウンデシル オキ シ)−1,8−ジアザフェナントレン、2,7−ビス(ドデシルオキシ)−1, 8−ジアザフェナントレン、2−ブトキシ−7−ペントキシ−1,8−ジアザフ ェナントレン、2−ブトキシ−7−ヘキシルオキシ−1,8−ジアザフェナント レン、2−ブトキシ−7−ヘプチルオキシ−1,8−ジアザフエナントレン、2 −ブトキシ−7−オクチルオキシ−1,8−ジアザフェナントレン、2−ブトキ シ−7−ノニルオキシ−1,8−ジアザフェナントレン、2−ブトキシ−7−デ シルオキシ−1,8−ジアザフェナントレン、2−ペントキシ−7−ヘキシルオ キシ−1,8−ジアザフェナントレン、2−ペントキシ−7−ヘプチルオキシ− 1,8−ジアザフェナントレン、2−ペントキシ−7−オクチルオキシ−1,8 −ジアザフェナントレン、2−ペントキシ−7−ノニルオキシ−1,8−ジアザ フェナントレン、2−ペントキシ−7−デシルオキシ−1,8−ジアザフェナン トレン、2−ヘキシルオキシ−7−ヘプチルオキシ−1,8−ジアザフェナント レン、2−ヘキシルオキシ−7−オクチルオキシ−1,8−ジアザフェナントレ ン、2−ヘキシルオキシ−7−ノニルオキシ−1,8−ジアザフェナントレン、 2−ヘキシルオキシ−7−デシルオキシ−1,8−ジアザフェナントレン、2− ヘキシルオキシ−7−(4−ブチルジメチルシリル)ブトキシ−1,8−ジアザ フェナントレン、2−ヘキシルオキシ−1,8−ジアザフェナントレン、2−へ キシルオキシ−7−メチル−1,8−ジアザフェナントレン、2−ヘプチルオキ シ−7−オクチルオキシ−1,8−ジアザフェナントレン、2−ヘプチルオキシ −7−ノニルオキシ−1,8−ジアザフェナントレン、2−ヘプチルオキシ−7 −デシルオキシ−1,8−ジアザフェナントレン、2−ヘプチルオキシ−7−( 6−メチル)オクチルオキシ−1,8−ジアザフェナントレン、2−オクチルオ キシ−7−ノニルオキシ−1,8−ジアザフェナントレン、2−オクチルオキシ −7−デシルオキシ−1,8−ジアザフェナントレン、2−オクチルオキシ−7 −ウンデシルオキシ−1,8−ジアザフェナントレン、2−オクチルオキシ−7 −ドデシルオキシ−1,8−ジアザフェナントレン、2−オクチルオキシ−7− (5−オキサ)ノニルオキシ−1,8−ジアザフェナントレン、2−ノニルオキ シ−7−デシルオキシ−1,8−ジアザフェナントレン、2−ノニルオキシ−7 −ウンデシルオキシ−1,8−ジアザフェナントレン、2−ノニルオキシ−7− ドデ シルオキシ−1,8−ジアザフェナントレン、2−デシルオキシ−7−ウンデシ ルオキシ−1,8−ジアザフェナントレン、2−デシルオキシ−7−ドデシルオ キシ−1,8−ジアザフェナントレン、2−ブトキシ−7−ペントキシ−1−ア ザフェナントレン、2−ブトキシ−7−ヘキシルオキシ−1−アザフェナントレ ン、2−ブトキシ−7−ヘプチルオキシ−1−アザフェナントレン、2−ブトキ シ−7−オクチルオキシ−1−アザフェナントレン、2−ブトキシ−7−ノニル オキシ−1−アザフェナントレン、2−ブトキシ−7−デシルオキシ−1−アザ フェナントレン、2−ペントキシ−7−ヘキシルオキシ−1−アザフェナントレ ン、2−ペントキシ−7−ヘプチルオキシ−1−アザフエナントレン、2−ペン トキシ−7−オクチルオキシ−1−アザフェナントレン、2−ペントキシ−7− ノニルオキシ−1−アザフェナントレン、2−ペントキシ−7−デシルオキシ− 1−アザフェナントレン、2−ヘキシルオキシ−7−ヘプチルオキシ−1−アザ フェナントレン、2−ヘキシルオキシ−7−オクチルオキシ−1−アザフェナン トレン、2−ヘキシルオキシ−7−ノニルオキシ−1−アザフェナントレン、2 −ヘキシルオキシ−7−デシルオキシ−1−アザフェナントレン、2−ヘキシル オキシ−7−(4−ブチルジメチルシリル)ブトキシ−1アザフェナントレン、 2−ヘプチルオキシ−7−オクチルオキシ−1−アザフェナントレン、2−ヘプ チルオキシ−7−ノニルオキシ−1−アザフェナントレン、2−ヘプチルオキシ −7−デシルオキシ−1−アザフェナントレン、2−ヘプチルオキシ−7−(6 −メチル)オクチルオキシ−1−アザフェナントレン、2−オクチルオキシ−7 −ノニルオキシ−1−アザフェナントレン、2−オクチルオキシ−7−デシルオ キシ−1−アザフェナントレン、2−オクチルオキシ−7−ウンデシルオキシー 1−アザフェナントレン、2−オクチルオキシ−7−ドデシルオキシ−1−アザ フェナントレン、2−オクチルオキシ−7−(5−オキサ)ノニルオキシ−1− アザフェナントレン、2−ノニルオキシ−7−デシルオキシ−1−アザフェナン トレン、2−ノニルオキシ−7−ウンデシルオキシ−1−アザフエナントレン、 2−ノニルオキシ−7−ドデシルオキシ−1−アザフェナントレン、2−デシル オキシ−7−ウンデシルオキシ−1−アザフェナントレン、2−デシルオキシ− 7−ドデシルオキシ−1−アザフェナントレン、2−ヘキシルオキシ−7−ペン トキシ−1−アザフェナントレン、2−ヘプチルオキシ−7−ヘキシルオキシ− 1−アザフェナントレン、2−ヘプチルオキシ−7−ペントキシ−1−アザフェ ナントレン、2−オクチルオキシ−7−ブトキシ−1−アザフェナントレン、2 −オクチルオキシ−7−ペントキシ−1−アザフェナントレン、2−オクチルオ キシ−7−ヘキシルオキシ−1−アザフェナントレン、2−オクチルオキシ−7 −ヘプチルオキシ−1−アザフェナントレン、2−ノニルオキシ−7−ペントキ シ−1−アザフェナントレン、2−ノニルオキシ−7−ヘキシルオキシ−1−ア ザフェナントレン、2−ノニルオキシ−7−ヘプチルオキシ−1−アザフェナン トレン、2−ノニルオキシ−7−オクチルオキシ−1−アザフェナントレン、2 −ブトキシ−7−ペントキシ−8−フルオロ−1−アザフェナントレン、2−ブ トキシ−7−ヘキシルオキシ−8−フルオロ−1−アザフェナントレン、2−ブ トキシ−7−ヘプチルオキシ−8−フルオロ−1−アザフェナントレン、2−ブ トキシ−7−オクチルオキシ−8−フルオロ−1−アザフェナントレン、2−ブ トキシ−7−ノニルオキシ−8−フルオロ−1−アザフェナントレン、2−ブト キシ−7−デシルオキシ−8−フルオロ−1−アザフェナントレン、2−ペント キシ−7−ヘキシルオキシ−8−フルオロ−1−アザフェナントレン、2−ペン トキシ−7−ヘプチルオキシ−8−フルオロ−1−アザフェナントレン、2−ペ ントキシ−7−オクチルオキシ−8−フルオロ−1−アザフェナントレン、2− ペントキシ−7−ノニルオキシ−8−フルオロ−1−アザフェナントレン、2− ペントキシ−7−デシルオキシ−8−フルオロ−1−アザフェナントレン、2− ヘキシルオキシ−7−ヘプチルオキシ−8−フルオロ−1−アザフェナントレン 、2,7−ビス(ヘキシルオキシ)−8−フルオロ−1−アザフェナントレン、 2−ヘキシルオキシ−7−オクチルオキシ−8−フルオロ−1−アザフェナント レン、2−ヘキシルオキシ−7−ノニルオキシ−8−フルオロ−1−アザフェナ ントレン、2−ヘキシルオキシ−7−デシルオキシ−8−フルオロ−1−アザフ ェナントレン、2−ヘキシルオキシ−7−(4−ブチルジメチルシリル)ブトキ シ−8−フルオロ−1−アザフェナントレン、2−ヘプチルオキシ−7−オクチ ルオキシ−8−フルオロ−1−アザフェナントレン、2−ヘプチルオキシ−7− ノニルオキシ−8−フルオロ−1−アザフェナントレン、2−ヘプチルオキシ− 7 −デシルオキシ−8−フルオロ−1−アザフェナントレン、2−ヘプチルオキシ −7−(6−メチル)オクチルオキシ−8−フルオロ−1−アザフェナントレン 、2−オクチルオキシ−7−ノニルオキシ−8−フルオロ−1−アザフェナント レン、2−オクチルオキシ−7−デシルオキシ−8−フルオロ−1−アザフェナ ントレン、2−オクチルオキシ−7−ウンデシルオキシ−8−フルオロ−1−ア ザフェナントレン、2−オクチルオキシ−7−ドデシルオキシ−8−フルオロ− 1−アザフェナントレン、2−オクチルオキシ−7−(5−オキサ)ノニルオキ シ−8−フルオロ−1−アザフェナントレン、2−ノニルオキシ−7−デシルオ キシ−8−フルオロ−1−アザフェナントレン、2−ノニルオキシ−7−ウンデ シルオキシ−8−フルオロ−1−アザフェナントレン、2−ノニルオキシ−7− ドデシルオキシ−8−フルオロ−1−アザフェナントレン、2−デシルオキシ− 7−ウンデシルオキシ−8−フルオロ−1−アザフェナントレン、2−デシルオ キシ−7−ドデシルオキシ−8−フルオロ−1−アザフェナントレン、2−ヘキ シルオキシ−7−ペントキシ−8−フルオロ−1−アザフェナントレン、2−ヘ プチルオキシ−7−ヘキシル−8−フルオロ−1−アザフェナントレン、2−ヘ プチルオキシ−7−ペントキシ−8−フルオロ−1−アザフェナントレン、2− オクチルオキシ−7−ブトキシ−8−フルオロ−1−アザフェナントレン、2− オクチルオキシ−7−ペントキシ−8−フルオロ−1−アザフェナントレン、2 −オクチルオキシ−7−ヘキシルオキシ−8−フルオロ−1−アザフェナントレ ン、2−オクチルオキシ−7−ヘプチルオキシ−8−フルオロ−1−アザフェナ ントレン、2−ノニルオキシ−7−ペントキシ−8−フルオロ−1−アザフェナ ントレン、2−ノニルオキシ−7−ヘキシルオキシ−8−フルオロ−1−アザフ ェナントレン、2−ノニルオキシ−7−ヘプチルオキシ−8−フルオロ−1−ア ザフェナントレン、2−ノニルオキシ−7−オクチルオキシ−8−フルオロ−1 −アザフェナントレン、2−ヘキシルオキシ−8−フルオロ−1−アザフェナン トレン、1,8−ジフルオロ−2,7−ジオクチルオキシ−9,10−ジヒドロ フェナントレン、1,8−ジフルオロ−2,7−ジブトキシ−9,10−ジヒド ロフェナントレン、1,8−ジフルオロ−2,7−ジペントキシ−9,10−ジ ヒドロフェナントレン、1,8−ジフルオロ−2,7−ジヘキシルオキシ−9, 10 −ジヒドロフェナントレン、1,8−ジフルオロ−2,7−ジヘプチルオキシ− 9,10−ジヒドロフェナントレン、1,8−ジフルオロ−2,7−ジノニルオ キシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1,8−ジフルオロ−2,7−ジデ シルオキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1,8−ジフルオロ−2,7 −ジウンデシルオキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1,8−ジフルオ ロ−2,7−ジドデシルオキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1,8− ジフルオロ−2−ブトキシ−7−ペントキシ−9,10−ジヒドロフェナントレ ン、1,8−ジフルオロ−2−ブトキシ−7−ヘキシルオキシ−9,10−ジヒ ドロフェナントレン、1,8−ジフルオロ−2−ブトキシ−7−ヘプチルオキシ −9,10−ジヒドロフェナントレン、1,8−ジフルオロ−2−ブトキシ−7 −オクチルオキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1,8−ジフルオロ− 2−ブトキシ−7−ノニルオキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1,8 −ジフルオロ−2−ペントキシ−7−プロポキシ−9,10−ジヒドロフェナン トレン、1,8−ジフルオロ−2−ペントキシ−7−ヘキシルオキシ−9,10 −ジヒドロフェナントレン、1,8−ジフルオロ−2−ペントキシ−7−ヘプチ ルオキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1,8−ジフルオロ−2−ペン トキシ−7−オクチルオキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1,8−ジ フルオロ−2−ペントキシ−7−ノニルオキシ−9,10−ジヒドロフェナント レン、1,8−ジフルオロ−2−ヘキシルオキシ−7−プロポキシ−9,10− ジヒドロフェナントレン、1,8−ジフルオロ−2−ヘキシルオキシ−7−ヘプ チルオキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1,8−ジフルオロ−2−ヘ キシルオキシ−7−オクチルオキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1, 8−ジフルオロ−2−ヘキシルオキシ−7−ノニルオキシ−9,10−ジヒドロ フェナントレン、1,8−ジフルオロ−2−ヘキシルオキシ−7−デシルオキシ −9,10−ジヒドロフェナントレン、1,8−ジフルオロ−2−ヘキシルオキ シ−7−ドデシルオキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1,8−ジフル オロ−2−ヘプチルオキシ−7−プロポキシ−9,10−ジヒドロフェナントレ ン、1,8−ジフルオロ−2−ヘプチルオキシ−7−オクチルオキシ−9,10 −ジヒドロフェナントレン、1,8−ジフルオロ−2−ヘプチルオキシ−7−ノ ニルオキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1,8−ジフルオロ−2−オ クチルオキシ−7−エトキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1,8−ジ フルオロ−2−オクチルオキシ−7−プロポキシ−9, 10−ジヒドロフェナ ントレン、1,8−ジフルオロ−2−オクチルオキシ−7−ノニルオキシ−9, 10−ジヒドロフェナントレン、1,8−ジフルオロ−2−オクチルオキシ−7 −デシルオキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1,8−ジフルオロ−2 −ノニルオキシ−7−エトキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1,8− ジフルオロ−2−ノニルオキシ−7−プロポキシ−9,10−ジヒドロフェナン トレン、1,8−ジフルオロ−2−ノニルオキシ−7−デシルオキシ−9,10 −ジヒドロフェナントレン、1,8−ジフルオロ−2−デシルオキシ−7−メト キシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1,8−ジフルオロ−2−デシルオ キシ−7−エトキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1,8−ジフルオロ −2−デシルオキシ−7−プロポキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1 ,8−ジフルオロ−2−デシルオキシ−7−ブトキシ−9,10−ジヒドロフェ ナントレン、1,8−ジフルオロ−2−デシルオキシ−7−ペントキシ−9,1 0−ジヒドロフェナントレン、1,8−ジフルオロ−2−デシルオキシ−7−ヘ プチルオキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1−フルオロ−2,7−ジ ブトキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1−フルオロ−2,7−ジペン トキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1−フルオロ−2,7−ジヘキシ ルオキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1−フルオロ−2,7−ジヘプ チルオキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1−フルオロ−2,7−ジオ クチルオキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1−フルオロ−2,7−ジ ノニルオキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1−フルオロ−2,7−ジ デシルオキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1−フルオロ−2,7−ジ ウンデシルオキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1−フルオロ−2,7 −ジドデシルオキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1−フルオロ−2− ブトキシ−7−ペントキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1−フルオロ −2−ブトキシ−7−ヘキシルオキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1 −フルオロ−2−ブトキシ−7−ヘプチルオキシ−9,10−ジヒドロフェナン ト レン、1−フルオロ−2−ブトキシ−7−オクチルオキシ−9,10−ジヒドロ フェナントレン、1−フルオロ−2−ブトキシ−7−ノニルオキシ−9,10− ジヒドロフェナントレン、1−フルオロ−2−ブトキシ−7−デシルオキシ−9 ,10−ジヒドロフェナントレン、1−フルオロ−2−ペントキシ−7−ヘキシ ルオキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1−フルオロ−2−ペントキシ −7−ヘプチルオキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1−フルオロ−2 −ペントキシ−7−オクチルオキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1− フルオロ−2−ペントキシ−7−ノニルオキシ−9,10−ジヒドロフェナント レン、1−フルオロ−2−ヘキシルオキシ−7−ブトキシ−9,10−ジヒドロ フェナントレン、1−フルオロ−2−ヘキシルオキシ−7−ペントキシ−9,1 0−ジヒドロフェナントレン、1−フルオロ−2−ヘキシルオキシ−7−ヘプチ ルオキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1−フルオロ−2−ヘキシルオ キシ−7−オクチルオキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1−フルオロ −2−ヘキシルオキシ−7−ノニルオキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン 、1−フルオロ−2−ヘキシルオキシ−7−デシルオキシ−9,10−ジヒドロ フェナントレン、1−フルオロ−2−ヘプチルオキシ−7−プロポキシ−9,1 0−ジヒドロフェナントレン、1−フルオロ−2−ヘプチルオキシ−7−ブトキ シ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1−フルオロ−2−ヘプチルオキシ− 7−ペントキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1−フルオロ−2−ヘプ チルオキシ−7−オクチルオキシ−9,10−ジヒドロフエナントレン、1−フ ルオロ−2−ヘプチルオキシ−7−ノニルオキシ−9,10−ジヒドロフェナン トレン、1−フルオロ−2−ヘプチルオキシ−7−デシルオキシ−9,10−ジ ヒドロフェナントレン、1−フルオロ−2−オクチルオキシ−7−プロポキシ− 9,10−ジヒドロフェナントレン、1−フルオロ−2−オクチルオキシ−7− ブトキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1−フルオロ−2−オクチルオ キシ−7−ペントキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1−フルオロ−2 −オクチルオキシ−7−ヘキシルオキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、 1−フルオロ−2−オクチルオキシ−7−オクチルオキシ−9,10−ジヒドロ フェナントレン、1−フルオロ−2−オクチルオキシ−7−ノニルオキシ−9, 10 −ジヒドロフェナントレン、1−フルオロ−2−オクチルオキシ−7−デシルオ キシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1−フルオロ−2−オクチルオキシ −7−ウンデシルオキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1−フルオロ− 2−ノニルオキシ−7−プロポキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1− フルオロ−2−ノニルオキシ−7−ブトキシ−9,10−ジヒドロフェナントレ ン、1−フルオロ−2−ノニルオキシ−7−ペントキシ−9,10−ジヒドロフ ェナントレン、1−フルオロ−2−ノニルオキシ−7−ヘキシルオキシ−9,1 0−ジヒドロフェナントレン、1−フルオロ−2−ノニルオキシ−7−ヘプチル オキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1−フルオロ−2−ノニルオキシ −7−オクチルオキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、1−フルオロ−2 −ノニルオキシ−7−デシルオキシ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2, 7−ビス(ペントキシ)1,8−ジアザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、 2,7−ビス(ヘプチルオキシ)1,8−ジアザ−9,10−ジヒドロフェナン トレン、2,7−ビス(オクチルオキシ)1,8−ジアザ−9,10−ジヒドロ フェナントレン、2,7−ビス(ノニルオキシ)1,8−ジアザ−9,10−ジ ヒドロフェナントレン、2,7−ビス(デシルオキシ)1,8−ジアザ−9,1 0−ジヒドロフェナントレン、2,7−ビス(ウンデシルオキシ)1,8−ジア ザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2,7−ビス(ドデシルオキシ)1, 8−ジアザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ブトキシ−7−ペントキ シ−1,8−ジアザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ブトキシ−7− ヘキシルオキシ−1,8−ジアザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ブ トキシ−7−ヘプチルオキシ−1,8−ジアザ−9,10−ジヒドロフェナント レン、2−ブトキシ−7−オクチルオキシ−1,8−ジアザ−9,10−ジヒド ロフェナントレン、2−ブトキシ−7−ノニルオキシ−1,8−ジアザ−9,1 0−ジヒドロフェナントレン、2−ブトキシ−7−デシルオキシ−1,8−ジア ザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ペントキシ−7−ヘキシルオキシ −1,8−ジアザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ペントキシ−7− ヘプチルオキシ−1,8−ジアザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ペ ントキシ−7−オクチルオキシ−1,8−ジアザ−9,10−ジヒドロフェナン トレン、2−ペントキシ−7−ノニルオキシ−1,8−ジアザ−9,10−ジヒ ドロフェナントレン、2−ペントキシ−7−デシルオキシ−1,8−ジアザ−9 ,10−ジヒドロフェナントレン、2−ヘキシルオキシ−7−ヘプチルオキシ− 1,8−ジアザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ヘキシルオキシ−7 −オクチルオキシ−1,8−ジアザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2− ヘキシルオキシ−7−ノニルオキシ−1,8−ジアザ−9,10−ジヒドロフェ ナントレン、2−ヘキシルオキシ−7−デシルオキシ−1,8−ジアザ−9,1 0−ジヒドロフェナントレン、2−ヘキシルオキシ−7−(4−ブチルジメチル シリル)ブトキシ−1,8−ジアザ−9,10−ジヒドロフエナントレン、2− ヘプチルオキシ−7−オクチルオキシ−1,8−ジアザ−9,10−ジヒドロフ ェナントレン、2−ヘプチルオキシ−7−ノニルオキシ−1,8−ジアザ−9, 10−ジヒドロフェナントレン、2−ヘプチルオキシ−7−デシルオキシ−1, 8−ジアザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ヘプチルオキシ−7−( 6−メチル)オクチルオキシ−1,8−ジアザ−9,10−ジヒドロフェナント レン、2−オクチルオキシ−7−ノニルオキシ−1,8−ジアザ−9,10−ジ ヒドロフェナントレン、2−オクチルオキシ−7−デシルオキシ−1,8−ジア ザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−オクチルオキシ−7−ウンデシル オキシ−1,8−ジアザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−オクチルオ キシ−7−ドデシルオキシ−1,8−ジアザ−9,10−ジヒドロフェナントレ ン、2−オクチルオキシ−7−(5−オキサ)ノニルオキシ−1,8−ジアザ− 9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ノニルオキシ−7−デシルオキシ−1 ,8−ジアザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ノニルオキシ−7−ウ ンデシル才キシ−1,8−ジアザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ノ ニルオキシ−7−ドデシルオキシ−1,8−ジアザ−9,10−ジヒドロフェナ ントレン、2−デシルオキシ−7−ウンデシルオキシ−1,8−ジアザ−9,1 0−ジヒドロフェナントレン、2−デシルオキシ−7−ドデシルオキシ−1,8 −ジアザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ブトキシ−7−ペントキシ −1−アザ−9,10−ジヒドロフエナントレン、2−ブトキシ−7−ヘキシル オキシ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ブトキシ−7−ヘ プチルオキ シ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ブトキシ−7−オクチ ルオキシ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ブトキシ−7− ノニルオキシ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ブトキシ− 7−デシルオキシ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ペント キシ−7−ヘキシルオキシ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2 −ペントキシ−7−ヘプチルオキシ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナント レン、2−ペントキシ−7−オクチルオキシ−1−アザ−9,10−ジヒドロフ ェナントレン、2−ペントキシ−7−ノニルオキシ−1−アザ−9,10−ジヒ ドロフェナントレン、2−ペントキシ−7−デシルオキシ−1−アザ−9,10 −ジヒドロフェナントレン、2−ヘキシルオキシ−7−ヘプチルオキシ−1−ア ザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ヘキシルオキシ−7−オクチルオ キシ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ヘキシルオキシ−7 −ノニルオキシ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ヘキシル オキシ−7−デシルオキシ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2 −ヘキシルオキシ−7−(4−ブチルジメチルシリル)ブトキシ−1−アザ−9 ,10−ジヒドロフェナントレン、2−ヘプチルオキシ−7−オクチルオキシ− 1−アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ヘプチルオキシ−7−ノニ ルオキシ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ヘプチルオキシ −7−デシルオキシ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ヘプ チルオキシ−7−(6−メチル)オクチルオキシ−1−アザ−9,10−ジヒド ロフェナントレン、2−オクチルオキシ−7−ノニルオキシ−1−アザ−9,1 0−ジヒドロフェナントレン、2−オクチルオキシ−7−デシルオキシ−1−ア ザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−オクチルオキシ−7−ウンデシル オキシ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−オクチルオキシ− 7−ドデシルオキシ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−オク チルオキシ−7−(5−オキサ)ノニルオキシ−1−アザ−9,10−ジヒドロ フェナントレン、2−ノニルオキシ−7−デシルオキシ−1−アザ−9,10− ジヒドロフェナントレン、2−ノニルオキシ−7−ウンデシルオキシ−1−アザ −9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ノニルオキシ−7−ドデシルオキシ − 1−アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−デシルオキシ−7−ウンデ シルオキシ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−デシルオキシ −7−ドデシルオキシ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ヘ キシルオキシ−7−ペントキシ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン 、2−ヘプチルオキシ−7−ヘキシルオキシ−1−アザ−9,10−ジヒドロフ ェナントレン、2−ヘプチルオキシ−7−ペントキシ−1−アザ−9,10−ジ ヒドロフェナントレン、2−オクチルオキシ−7−ブトキシ−1−アザ−9,1 0−ジヒドロフェナントレン、2−オクチルオキシ−7−ペントキシ−1−アザ −9,10−ジヒドロフェナントレン、2−オクチルオキシ−7−ヘキシルオキ シ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−オクチルオキシ−7− ヘプチルオキシ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ノニルオ キシ−7−ペントキシ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ノ ニルオキシ−7−ヘキシルオキシ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナントレ ン、2−ノニルオキシ−7−ヘプチルオキシ−1−アザ−9,10−ジヒドロフ ェナントレン、2−ノニルオキシ−7−オクチルオキシ−1−アザ−9,10− ジヒドロフェナントレン、2−ブトキシ−7−ペントキシ−8−フルオロ−1− アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ブトキシ−7−ヘキシルオキシ −8−フルオロ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ブトキシ −7−ヘプチルオキシ−8−フルオロ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナン トレン、2−ブトキシ−7−オクチルオキシ−8−フルオロ−1−アザ−9,1 0−ジヒドロフェナントレン、2−ブトキシ−7−ノニルオキシ−8−フルオロ −1−アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ブトキシ−7−デシルオ キシ−8−フルオロ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ペン トキシ−7−ヘキシルオキシ−8−フルオロ−1−アザ−9,10−ジヒドロフ ェナントレン、2−ペントキシ−7−ヘプチルオキシ−8−フルオロ−1−アザ −9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ペントキシ−7−オクチルオキシ− 8−フルオロ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ペントキシ −7−ノニルオキシ−8−フルオロ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナント レン、2−ペントキシ−7−デシルオキシ−8−フルオロ−1−アザ−9,10 −ジヒ ドロフェナントレン、2−ヘキシルオキシ−7−ヘプチルオキシ−8−フルオロ −1−アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ヘキシルオキシ−7−オ クチルオキシ−8−フルオロ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、 2−ヘキシルオキシ−7−ノニルオキシ−8−フルオロ−1−アザ−9,10− ジヒドロフェナントレン、2−ヘキシルオキシ−7−デシルオキシ−8−フルオ ロ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ヘキシルオキシ−7− (4−ブチルジメチルシリル)ブトキシ−8−フルオロ−1−アザ−9,10− ジヒドロフェナントレン、2−ヘプチルオキシ−7−オクチルオキシ−8−フル オロ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ヘプチルオキシ−7 −ノニルオキシ−8−フルオロ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン 、2−ヘプチルオキシ−7−デシルオキシ−8−フルオロ−1−アザ−9,10 −ジヒドロフエナントレン、2−ヘプチルオキシ−7−(6−メチル)オクチル オキシ−8−フルオロ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−オ クチルオキシ−7−ノニルオキシ−8−フルオロ−1−アザ−9,10−ジヒド ロフェナントレン、2−オクチルオキシ−7−デシルオキシ−8−フルオロ−1 −アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−オクチルオキシ−7−ウンデ シルオキシ−8−フルオロ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2 −オクチルオキシ−7−ドデシルオキシ−8−フルオロ−1−アザ−9,10− ジヒドロフェナントレン、2−オクチルオキシ−7−(5−オキサ)ノニルオキ シ−8−フルオロ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ノニル オキシ−7−デシルオキシ−8−フルオロ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェ ナントレン、2−ノニルオキシ−7−ウンデシルオキシ−8−フルオロ−1−ア ザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ノニルオキシ−7−ドデシルオキ シ−8−フルオロ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−デシル オキシ−7−ウンデシルオキシ−8−フルオロ−1−アザ−9,10−ジヒドロ フエナントレン、2−デシルオキシ−7−ドデシルオキシ−8−フルオロ−1− アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ヘキシルオキシ−7−ペントキ シ−8−フルオロ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ヘプチ ルオキシ−7−ヘキシルオキシ−8−フルオロ−1−アザ−9,10−ジヒドロ フ ェナントレン、2−ヘプチルオキシ−7−ペントキシ−8−フルオロ−1−アザ −9,10−ジヒドロフェナントレン、2−オクチルオキシ−7−ブトキシ−8 −フルオロ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−オクチルオキ シ−7−ペントキシ−8−フルオロ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナント レン、2−オクチルオキシ−7−ヘキシルオキシ−8−フルオロ−1−アザ−9 ,10−ジヒドロフェナントレン、2−オクチルオキシ−7−ヘプチルオキシ− 8−フルオロ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ノニルオキ シ−7−ペントキシ−8−フルオロ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナント レン、2−ノニルオキシ−7−ヘキシルオキシ−8−フルオロ−1−アザ−9, 10−ジヒドロフェナントレン、2−ノニルオキシ−7−ヘプチルオキシ−8− フルオロ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナントレン、2−ノニルオキシ− 7−オクチルオキシ−8−フルオロ−1−アザ−9,10−ジヒドロフェナント レン。 好ましい成分Cの化合物、すなわち式(III)の2−フルオロピリジン誘導体 は、記号および添字が以下の意味を有するものである: R1およびR2は、互いに独立に、水素または炭素数1−16の直鎖もしくは分枝 鎖のアルキル基(不整炭素原子を有していても有していなくてもよい)であり、 ここで1個または2個の非隣接−CH2−基が−O−、−CO−O−、−O−C O−、または−Si(CH32−で置換されていてもよく、さらにアルキル基の 1個またはそれ以上の水素原子がFで置換されていてもよく; A1、A2、A3、およびA4は、互いに独立して、1個または2個の水素原子がF で置換されていてもよい1,4−フェニレン、トランス−1,4−シクロヘキシ レン、またはナフタレン−2,6−ジイルであり; M1、M2、M3およびM4は、互いに独立して、−CO−O−、−O−CO−、− CH2−O−、または−O−CH2−であり; k,l、m、n、o,p、qおよびrは0または1であるが、ただしk+m+p +rの合計は0より大きく、4未満であり、好ましくは3未満である。 式(III)の特に好ましい化合物の具体例としては次のものが挙げられる: (式中、RおよびR'は、式(III)におけるR1およびR2と同一の意味を有する )。 群D、すなわち式(IV)の好ましい化合物は、式(IV)において記号および添 字が次の意味を有するものである: R1およびR2は、互いに独立に、水素または炭素数1−16の直鎖もしくは分枝 鎖のアルキル基(不整炭素原子を有していても有していなくてもよい)であり、 ここで1個または2個の非隣接−CH2−基が−O−、−CO−O−、−O−C O−、または−Si(CH32−で置換されていてもよく、さらにアルキル基の 1個またはそれ以上の水素原子がFで置換されていてもよく; A1、A2およびA3は、互いに独立して、1個または2個の水素原子がFで置換 されていてもよい1,4−フェニレン、ピリジン−2,5−ジイル、ピリミジン −2,5−ジイル、ナフタレン−2,6−ジイル、または1,4−シクロヘキシ レンであり; X1およびX2は、水素およびFから選ばれる基であるが、X1およびX2は同時に 水素であることはなく、好ましくはX1およびX2は両方ともFであり; Z1およびZ2は、それぞれ−CO−O−、−O−CO−、−O−CH2−、−C H2O−、−C≡C−または単結合であり、 k、mおよびnはそれぞれ0、1または2であり、(k+m+n)は1または2 である。 式(IV)で示される特に好ましい化合物の具体例としては、次のものが挙げら れる。 (式中、RおよびR’は、式(IV)におけるR1およびR2と同一の意味を有する )。 群E、すなわち式(V)の好ましい化合物は、式(V)において記号および添 字が次の意味を有するものである: X3はF、CF3または炭素数1から12の直鎖もしくは分枝鎖のアルキル基であ り、ここで1個のCH2基が−O−、−CO−O−または−O−CO−で置換さ れていてもよく、さらに1個またはそれ以上の水素原子がFで置換されていても よく; R1は水素または炭素数1から16の直鎖もしくは分枝鎖のアルキル基(不整炭 素原子を有していても有していなくてもよい)であり、ここで1個のCH2基が −O−、−CO−O−または−O−CO−で置換されていてもよく、1個または それ以上の水素原子がFで置換されていてもよく; A1、A2およびA3は、互いに独立して、1個または2個の水素原子がFで置換 されていてもよい1,4−フェニレン、ピリジン−2,5−ジイルまたはピリミ ジン−2,5−ジイル、1個または2個の水素原子がCNで置換されていてもよ いトランス−1,4−シクロヘキシレン、あるいは、1,3,4−チアジアゾー ル−2,5−ジイルであり; M1、M2、M3およびM4は、互いに独立して、−CO−O−または−O−CO− である。 (式中、R’は、式(V)におけるR1と同一の意味を有する)。 群A−Eの化合物は、知られているかまたはそれ自体知られる方法により既知 の化合物と同様に製造することができる。 化合物およびその製造は、例えば、 EP−A 0309514およびDE−A 3703651(成分A); DE−A 19500768(成分B); US 5,389,291およびWO−A 92/11241(成分C); EP−A 0332024(成分D);および EP−A 0578054に記載されており、これらのすべてを本明細書の一部 としてここに引用する。 本発明にしたがう液晶混合物は、それ自体慣用の方法により製造する。概して 、各成分は互いに溶解し、有利には高温で互いに溶解する。 本発明にしたがう強誘電性液晶混合物は、好ましくは2から30、より好まし くは2から25、特に好ましくは2から20種類の群A−Eの化合物を含む。 好ましくは、群A−Eの化合物の混合物中の含量は5重量%以上、より好まし くは10%以上、特に好ましくは15%以上である。好ましい態様においては、 本発明にしたがう混合物は、群A−Eの異なる2,3または4つの群からの化合 物を含む。 好ましい態様においては、本発明にしたがう混合物は、次の群: a) A b) B c) C d) D e) E からの少なくとも1種類の化合物を含む。 さらに好ましい態様においては、本発明にしたがう混合物は、少なくとも次の 群: a) A+B b) A+C c) A+D d) A+E e) B+C f) B+D g) B+E h) C+D i) C+E j) D+E からの2種類またはそれ以上の化合物を含む。 さらに好ましい態様においては、本発明にしたがう混合物は、少なくとも次の 群: a) A+B+C b) A+B+D c) A+B+E d) A+C+D e) A+C+E f) A+D+E g) B+C+D h) B+C+E i) B+D+E i) C+D+E からの3種類またはそれ以上の化合物を含む。 特に好ましい態様においては、本発明にしたがう混合物は、群Aからの1種類 またはそれ以上の化合物および群B−Eから選択される1種類またはそれ以上の 化合物を含む。 さらに特に好ましい態様においては、本発明にしたがう混合物は、群Bからの 1種類またはそれ以上の化合物および群A,C−Eの1種類またはそれ以上の化 合物を含む。 さらに特に好ましい態様においては、本発明にしたがう混合物は、群Aからの 1種類またはそれ以上の化合物および群Bからの1種類またはそれ以上の化合物 を含む。 別の特に好ましい態様においては、本発明にしたがう混合物は、群Aからの1 種類またはそれ以上の化合物、群Bからの1種類またはそれ以上の化合物および 群C−Eの1種類またはそれ以上の化合物を含む。 本発明にしたがう液晶混合物は、一般に2−35種類、好ましくは2−30種 類、特に好ましくは2−25種類の化合物を含む。 本発明にしたがう液晶混合物のための適当な追加の成分としては、例えば次の ものが挙げられる: − 例えば、WO86/06401およびUS−A4874542に記載される フェニルピリミジン誘導体、 − 例えば、EP−A0578054に記載される6員環を有するメタ置換芳香 族化合物、 − 例えば、EP−A0355008に記載されるケイ素化合物、 − 例えば、EP−A0541081に記載される、1つの側鎖のみを有するメ ゾゲニック化合物、 − 例えば、EP−A0603786に記載されるヒドロキノン誘導体、 − 例えば、WO92/12974に記載されるピリジルピリミジン類、 − 例えば、P.Keller,Ferroelectrics 58(198 4),3およびJ.W.Goodby et al.,Liquid Crys tals and Ordered Fluids,Vol.4,New Yo rk,1984に記載されるフェニルベンゾエート類、 − 例えば、EP−A0430170に記載されるチアゾール類、 − 例えば、EP−A0132377に記載されるフッ化化合物、特にテルフェ ニル類、 − 例えば、EP−A0233267に記載される4−シアノ−シクロヘキシル 誘導体、 − 例えば、EP−A0532916に記載される2−フルオロピラジン類、 − 例えば、DE−A4240041に記載されるナフタレン化合物、および − 例えば、EP−A0400072に記載されるチオフェン化合物。 適当なカイラル非ラセミ体ドーパントとしては、例えば次のものが挙げられる : − 例えば、P.Keller,Ferroelectrics 58(198 4),3およびJ.W.Goodby et al.,Liquid Crys tals and Ordered Fluids,Vol.4,New Yo rk,1984に記載される光学活性なフェニルベンゾエート類、 − 例えば、EP−A0263437およびWO−A93/13093に記載さ れる光学活性なオキシランエーテル類、 − 例えば、EP−A0292954に記載される光学活性なオキシランエステ ル類、 − 例えば、EP−A0351746に記載される光学活性なジオキソランエー テル類、 − 例えば、EP−A0361272に記載される光学活性なジオキソランエス テル類、 − 例えば、EP−A0355561に記載される光学活性なテトラヒドロフラ ン−2−カルボン酸エステル類、 − 例えば、EP−A0237007およびUS−A5051506に記載され る光学活性な2−フルオロアルキルエーテル類、および − 例えば、EP−A0428720に記載される光学活性な4−シアノ−シク ロヘキシル化合物。 好ましい追加の化合物は、式(VI)の4−シアノ−シクロヘキシルである: [式中、 R1およびR2は、互いに独立に、水素または炭素数2−16の直鎖もしくは分枝 鎖のアルキル基(不整炭素原子を有していても有していなくてもよい)であり、 ここで1個または2個の非隣接−CH2−基が−O−、−CO−、−CO−O− 、−O−CO−、−CH=CH−、−C≡C−または−Si(CH32−で置換 されていてもよく、さらにアルキル基の1個またはそれ以上の水素原子がF、C l、CNおよび/またはCF3で置換されていてもよく、あるいはまたR1は下記 のいずれかのカイラル基であり: (ここで、R3、R4、R5、R6およびR7は、互いに独立に、炭素数1−16の 直鎖もしくは分枝鎖のアルキル基(不整炭素原子を有していても有していなくて もよい)であり、ここで1個またはそれ以上の−CH2−基が、−O−または− CH=CH−で置換されていてもよいが、ただし酸素原子は互いに直接結合して いてはならず、さらに、アルキル基の1個またはそれ以上の水素原子が−Fまた は−Clで置換されていてもよく、あるいはR4およびR5は、オキシラン系、ジ オキソラン系またはテトラヒドロフラン系に結合する場合には、一緒になって− (CH24−または−(CH25−を形成してもよく; Qは−CH2−O−、−CO−O−または単結合である)であり; A1およびA2は、同一または異なり、1個または2個の水素原子がFで置換され ていてもよい1,4−フェニレン、ピラジン−2,5−ジイル、ピリダジン−3 ,6−ジイル、ピリジン−2,5−ジイルまたはピリミジン−2,5−ジイル、 1個または2個の水素原予がCNで置換されていてもよいトランス−1,4−シ クロヘキシレン、あるいは、1,3,4−チアジアゾール−2,5−ジイル、1 ,3−ジオキサン−2,5−ジイル、ナフタレン−2,6−ジイルであり; M1およびM2は、互いに独立して、−CO−O−、−O−CO−、−O−CO− O−、−CH2−O−、−O−CH2−、−CH2−CH2−、−CH=CH−また は−C≡C−であり、ただしM1およびM2は互いに直接結合していてはならず; l、m、nおよびoは0または1であるが、ただしl+nの合計は0より大きく 、4未満である]。 式(VI)の特に好ましい化合物の具体例としては次のものが挙げられる: (式中、RおよびR’は、式(VI)におけるR1およびR2と同一の意味を有する )。 さらに別の好ましい成分は、1種類またはそれ以上の式(VII)のフェニルピ リミジン化合物である: [式中、R1およびR2は、式(I)について定義されたとおりであり; 環Aおよび環Bは、互いに独立に、1,4−フェニレンまたは1,4−シクロヘ キシレンであり; oおよびpは、0、1または2であり、ただし0<o+p≦2であり、oまたは pが2であるとき、AまたはBは異なっていてもよい]。 式(VII)の好ましい化合物の例としては次のものが挙げられる: [式中、RおよびR’は、互いに独立に、炭素数1−12のアルキル基である] 。 本発明の強誘電性液晶混合物は、Δεが負であることが好ましい。さらに、そ の絶対値が2以上、特に4以上であることが好ましい。 強誘電性液晶表示素子において使用される液晶混合物は、高温側からI−N* −Sa−Sc*の相系列を持ち、広いN*相とSa相を持ちかつN*相とSc*相で 十分長いらせんピッチを持つものが、良好な配向特性が得られ好ましい(ここで 、Iは等方相、N*はカイラルネマチック相、SaはスメクチックA相、Sc*は カイラルスメクチックC相を示す)。特に、スメクチックA相の温度幅は5℃以 上であるべきである。 本発明にしたがって、群A−Eの化合物を、場合により一般式(VI)および式 (VII)の化合物とともに使用することにより、強誘電性液晶の負のΔεの絶対 値を大きくすることができる。従来は、駆動電圧を低くするために液晶の自発分 極値は低く設定されていた。しかし、本発明により駆動電圧を高くすることなし に自発分極値を大きくし、応答速度を改良することができる。本発明の強誘電性 液晶混合物においては、自発分極値は、1−30nC/cm2、好ましくは5− 2 0nC/cm2である。 また、自発分極値を大きくすると、焼き付きやメモリー性の不良から十分なコ ントラストが得られないことがある。従って、本発明の強誘電性液晶混合物はさ らに、EP−A0502964、EP−A0385688またはWO−A93/ 04142に記載される少なくとも1つの化合物を含むことが好ましい。 このような化合物の例としては、特に、エチレングリコールジメチルエーテル およびトリエチレングリコールジメチルエーテル、ならびに12クラウン4、1 5クラウン5、18クラウン6等のクラウンエーテル類およびその誘導体が挙げ られる。 本発明の液晶混合物中のこれらの化合物の含有量は、0.01−5%、好まし くは0.1−2%である。 また好ましくは、本発明の液晶混合物は、液晶/配向膜の界面における液晶分 子のプレチルト角が10°以下、好ましくは0.1°から8°である。 好ましい態様においては、本発明にしたがう混合物は、1.4以上、好ましく は1.8以上、より好ましくは2.0以上の、θ(5V)/θ(0V)比を示す 。 本発明にしたがう混合物は、電気光学的または完全に光学的な素子、例えば、 ディスプレイ素子、スイッチング素子、光変調器、イメージプロセシングおよび /またはシグナルプロセシング用の素子、または一般に非線形光学の分野で用い ることができる。 本発明にしたがう液晶混合物は、電気光学的スイッチングおよびディスプレイ 素子(ディスプレイ)に用いるのに特に適している。通常は、これらのディスプ レイは、液晶層が、通常は液晶層、少なくとも1つの配向膜、電極および限界プ レート(例えばガラス)の順である層により両面を挟持されるように構築される 。さらに、これらは、スペーサー、接着フレーム、偏光子、およびカラー表示の ためには薄いカラーフィルター層を含む。さらに反射防止層、不働態層、補償層 およびバリヤー層、ならびに薄膜トランジスター(TFT)および金属/絶縁体 /金属(MIM)素子等の電気的非線形素子等の要素を含んでいてもよい。液晶 ディスプレイの構造は関連するモノグラフにすでに詳述されている(例えば、E .Kaneko,”Liquid Crystal TV Displays; P rinciples and Applications of Liquid Crystal Displays”,KTK Scientific Pu blishers,1987)。 これらは、逆モードまたはτ−V(min)モードにおける応用に特に適している 。 本発明にしたがう混合物は、A.J.Staney et al.,Ferr oelectrics 1996,178,65−74により定義されるメリッ ト値の有利な値を特徴とし、したがって、ディスプレイにおける実用的応用に特 に有用である。 本発明はさらに、上述の本発明の液晶混合物が、2つの電極および配向制御膜 が形成された一対の基板の間に挟持されている強誘電性液晶表示素子を提供する 。 好ましい態様においては、強誘電性液晶ディスプレイは逆モードで動作させる 。 マルチプレックスFLC素子は、いわゆる「正常モード」および「逆モード」 の2つの異なる方法で動作させることができる。後者は時には「τ−Vminモー ド」または「負誘電モード」とも称される。両モードの相違はアドレッシング方 法にあり、FLC材料、すなわちFLC混合物の誘電テンソルに関する要件が異 なる。その概要は、例えば”Fast High Contrast Ferr oelectric Liquid Crystal Displays an d the Role of Dielectric Biaxiality” J.C.Jones,M.J.Towler,J.R.Hughes,Disp ays,Volume 14,No.2(1993)(以下Jonesと称する )、M.Koden,Ferroelectrics 179,121(199 6)ならびにこれらの中に引用される文献に述べられている。 一般に、FLCのスイッチング特性は、Jonesの図8、10または11に 示されるように、水平軸に駆動電圧(V)を、垂直軸に駆動パルス幅(τ,時間 )を有する図表に関して議論することができる。 スイッチングカーブを実験的に決定し、V,τ領域をスイッチング部分および 非スイッチング部分に分ける。通常は、電圧が高くなればなるほどスイッチング のためのパルス幅は小さくなる。このような挙動は、いわゆる「正常モード」の FLC素子において印加される駆動電圧の範囲内で典型的に観察される。 しかし、適当な材料については、例えばJonesの図8、10、11に示さ れるように、V,τカーブは極小に達し(電圧Vminにおいて)、次に、誘電ト ルクおよび強誘電性トルクの重ね合わせのためにより高い電圧では上昇を示す。 動作温度範囲において行駆動電圧と列駆動電圧との合計がV,τカーブの極小に おける電圧より高い場合、すなわち、Vrow+Vcol>Vminである場合、FLC 素子は逆モードで動作する。 技術水準、本発明において用いられる化合物の合成、または本発明にしたがう 混合物の応用等を説明するために本明細書にいくつかの文献を引用している。こ れらの文献のすべてを本明細書の一部としてここに引用する。 本発明は特願平7−180339および7−343288に基づく優先権を主 張しており、これらの明細書の内容を本明細書の一部としてここに引用する。 以下に、実施例により本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらに限定 されない。 すべてのパーセンテージは重量%である。 セル作製 LQT120(日立化成)の溶液をITOを有するガラス基板に2500rp mでのスピンコーティングにより塗布した。基板を200℃で1時間加熱してフ ィルムを形成した。被覆フィルムをナイロン布で一方向にラビングした後、基板 間に厚さ2.0μmのスペーサーを用いて、ラビング方向が互いに平行になるよ うに基板を組み立ててセルを作製した。得られたセルを用いて液晶混合物の特性 を測定した。強誘電性液晶素子のτ−V特性におけるパルス幅(τ)の最小値( τmin)を与える電圧(Vmin)は、液晶混合物を等方相でセルに充填し、 25℃でセルに単極性パルスを印加することにより測定した。 相転移温度は光学的偏光顕微鏡およびDTAにより測定した。 誘電異方性(Δε)は、液晶混合物をホモトロピック配向セルおよびプラナー 配向セルに充填し(EHC、セルギャップ10μm)、25℃でIV,20KH zの電界をセルに印加することにより測定した。ホモトロピック配向の値はチル ト角について補正した。 自発分極Ps ディアマント橋法(またはソーバータワー法)(H.Diamant,K.P renck and R.Pepinsky,Rev.Sci.Instr.2 8,30(1957)を用いてPsを測定した。試験セルは厚さ5μmであり、 ITOで薄く被覆されている。 2θ(5V)は、高周波矩形パルスを印加しながら2つのメモリー状態を光学 的に観察することにより測定した。矩形パルスのピークからピークまでの電圧は 10Vである。 (実施例1) FELIX−M4851/000とFELIX−M4851/100(ヘキス ト社製)および本発明にかかる下記化合物を、下記の重量比(%)で混合し、液 晶混合物Aを作成した。 液晶混合物Aの相転移温度、自発分極値(Ps)、誘電異方性(Δε)、極小 値のパルス幅における電圧(Vmin)、極小値のパルス幅(τmin)および 高周波の矩形波印加下における実効角(2θ)を示す。 比 FELIX−M4851/000 51 FELIX−M4851/100 29 化合物a 10 化合物b 10液晶混合物A 相転移温度: Sc 64.3 Sa 77.2 N 81.4 I Ps: −8.2nC/cm2 Δε: −2.7 τmin: 12μS Vmin: 23V/μm 2θ(5V): 27.4° (比較例1) カイラルドーパントの濃度は実施例1の液晶混合物Aとほぼ同等になるように 、FELIX−M4851/000、FELIX−M4851/100(ヘキス ト社製)および下記化合物を、下記の重量比(%)で混合し、液晶混合物Bおよ びCを作成した。この液晶混合物BおよびCの相転移温度、自発分極値(Ps) 、誘電異方性(Δε)、極小値のパルス幅における電圧(Vmin)、極小値の パルス幅(τmin)および高周波の矩形波印加下における実効角(2θ)を示 す。 比 B C FELIX−M4851/000 76 64 FELIX−M4851/100 24 26 化合物b 10 液晶混合物B 相転移温度: Sc 62.7 Sa 68.7 N 72.7−74.4 I Ps: 8.5nC/cm2 Δε: −0.8 τmin: 7μs Vmin: 65V/μm 2θ(5V): 17.3° 液晶混合物C 相転移温度: Sc 55.5 Sa 68.7 N 72.9−75.0 I Ps: 7.5nC/cm2 Δε: −1.1 τmin: 9μs Vmin: 45V/μm 2θ(5V): 23° 実施例1に示された液晶混合物Aにおいては、液晶混合物Bおよび液晶混合物 Cに比べ、Vminの値が低くなり、低電圧での駆動が可能である。またΔε値 も小さい。 (実施例2) FELIX−M4851/000とFELIX−M4851/100(ヘキス ト社製)および本発明にかかる下記化合物群d、eおよびfを下記の重量比(% )で混合し、それぞれ液晶混合物D,EおよびFを作成した。 各々の液晶混合物の相転移温度、自発分極値(Ps)、高周波の矩形波印加下 における実効角(2θ)、極小値のパルス幅における電圧(Vmin)および極 小値のパルス幅(τmin)を示す。 表2 相転移温度 Sc SA N I D 62.8 71.8 75.3−77.0 E 62.2 66.0 69.5−71.2 F 59.2 73.9 77.2−80.0 Ps τmin Vmin 2θ(5V) (nC/cm2) (μs) (V/μm) (°) D −8.6 9.2 35 20.2 E −8.6 10.0 45 24.8 F −8.4 8.8 30 19.8 (実施例3) カイラルドーパントの濃度は実施例1の液晶混合物Aとほぼ同等になるように 、FELIX−M4851/000、FELIX−M4851/100(ヘキス ト社製)および下記化合物群gを下記の重量比(%)で混合し、液晶混合物Gを 作成した。この液晶混合物Gの相転移温度、自発分極値(Ps)、高周波の矩形 波印加下における実効角(2θ)、極小値のパルス幅における電圧(Vmin) および極小値のパルス幅(τmin)を示す。 比 FELIX−M4851/000 39 FELIX−M4851/100 31 化合物群g 各10 液晶混合物G 相転移温度: Sc 62.9 Sa 67.1 N 70.3−71.8 I Ps: −8.7nC/cm2 τmin: 16.0μs Vmin: 35V/μm 2θ(5V): 24.6° (実施例4) 下記化合物を下記の重量比(%)で混合し、液晶混合物Hを作成した。この液 晶混合物Hの相転移温度、自発分極値(Ps)、誘電異方性(Δε)、極小値の パルス幅における電圧(Vmin)および極小値のパルス幅(τmin)を示す 。 液晶混合物H 相転移温度: Sc 71.8 Sa 73.3 N 87.0−89.7 I Ps: 8.0nC/cm2 Δε: −4.0 τmin: 13μs Vmin: 33V/μm (実施例5) FELIX−M4851/000とFELIX−M4851/100(ヘキス ト社製)および本発明にかかる下記化合物を下記の重量比(%)で混合し、液晶 混合物Jを作成した。この液晶混合物Jの相転移温度、自発分極値(Ps)、誘 電異方性(Δε)、極小値のパルス幅における電圧(Vmin)および極小値の パルス幅(τmin)を示す。 比 FELIX−M4851/000 65 FELIX−M4851/100 15 化合物J(下記の2種類) 各10 液晶混合物J 相転移温度: Sc 60.0 Sa 66.3 N 68.3−70.1 I Ps: −3.8nC/cm2 Δε: −2.5 τmin: 25μs Vmin: 20V/μm (比較例2) 液晶混合物Jとカイラルドーパントの濃度が同等であるFELIX−M485 1/000の相転移温度、自発分極値(Ps)、誘電異方性(Δε)、極小値の パルス幅における電圧(Vmin)および極小値のパルス幅(τmin)を示す 。 相転移温度: Sc 64 Sa 70 N 74 I Ps: −4.0nC/cm2 Δε: −0.5 τmin: 17μs Vmin: 40V/μm 実施例5に示された液晶混合物Jにおいては、FELIX−M4851/00 0に比べVminの値が低くなり低電圧での駆動が可能である。またΔε値も小 さい。 (実施例6) 液晶混合物Kは以下の成分を含む: 液晶混合物Kに以下の化合物を加えて、液晶混合物Lを作成した。この液晶混合物Lの相転移温度、自発分極値(Ps)、極小値のパルス幅におけ る電圧(Vmin)および極小値のパルス幅(τmin))を表1に示す。 表1 相転移温度: X −5 Sc* 62.5 Sa 79.4 N* 83.3−85.0 I Ps: 3.3nC/cm2 Δε: −1.5 τmin: 20μs Vmin: 33V (実施例7) 液晶混合物Kに以下の化合物を加えて、液晶混合物Mを作成した。この液晶混合物Mの相転移温度、自発分極値(Ps)、極小値のパルス幅におけ る電圧(Vmin)および極小値のパルス幅(τmin))を表2に示す。 表2 相転移温度: X 6 Sc* 65.5 Sa 69.4 N* 74.5−75.0 I Ps: 3.3nC/cm2 Δε: −1.2 τmin: 24μs Vmin: 51V (実施例8) 以下の組成を有する液晶混合物Nを作成した。(実施例9−12) 以下の化合物を含む4種類の液晶混合物Mを作成した。 混合物N: 58% および表に示される化合物の1つを10%。 これらの混合物の、相転移温度(TC/A,T)、自発分極値(Ps)、極小値 のパルス幅における電圧(Vmin)、極小値のパルス幅(τmin)および高 周波の矩形波印加下における実効角(2θ)(Vpk-pk=10V:2θ(5V) ,Vpk-pk=20V:2θ(10V))を表に示す。(実施例13−31) 以下の液晶混合物を作成した。 混合物N: 68% および表に示される化合物の1つを10%。 これらの混合物の、相転移温度(TC/A,T)、自発分極値(Ps)、極小値 のパルス幅における電圧(Vmin)、極小値のパルス幅(τmin)および高 周波の矩形波印加下における実効角(2θ)(Vpk-pk=10V:2θ(5V) ,Vpk-pk=20V:2θ(10V))を表に示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長尾 一矢 埼玉県川越市久保町6−11−202 (72)発明者 ヴィンゲン,ライナー ドイツ連邦共和国デー−65795 ハッテル スハイム,ランゲンハイナー・ヴェーク 11 (72)発明者 マネロ,ハビエル ドイツ連邦共和国デー−65931 フランク フルト・アム・マイン,ズィントリンガ ー・バーンシュトラーセ 163 (72)発明者 ホルヌンク,バルバラ ドイツ連邦共和国デー−63594 ハッセル ロート,シュルシュトラーセ 21アー (72)発明者 シュミット,ヴォルフガング ドイツ連邦共和国デー−51143 ケルン, ライムカウル 14

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.以下の化合物の群の少なくとも2つの異なる群より選択される少なくとも2 つの化合物を含む強誘電性液晶混合物: A.式(I)の(1,3,4)−チアジアゾール誘導体 式中、記号および添字は次の意味を有する: R1およびR2は、互いに独立に、 (a)水素原子; (b)炭素数2−16の直鎖もしくは分枝鎖のアルキル基(不整炭素原子を有し ていても有していなくてもよい)であり、ここで1個または2個の−CH2−基 が−O−、−S−、−CO−、−CO−O−、−O−CO−、−CH=CH−、 −C≡C−、−Si(CH3)2−1,4−シクロヘキシレン、1,4−フェニレン 、シクロプロパン−1,2−ジイルまたは−O−CO−O−で置換されていても よく、ただし−O−および/または−S−原子は互いに直接結合していてはなら ず、またアルキル基の1個またはそれ以上の水素原子がF、Cl,CNおよび/ またはCF3で置換されていてもよい;または (c)下記のいずれかのカイラル基: (ここで、R3、R4、R5、R6およびR7は、互いに独立に、炭素数1−16の 直鎖もしくは分枝鎖のアルキル基(不整炭素原子を有していても有していなくて もよい)であり、ここで1個またはそれ以上の−CH2−基が、−O−または− CH=CH−で置換されていてもよいが、ただし酸素原子は互いに直接結合して いてはならず、さらに、アルキル基の1個またはそれ以上の水素原子が−Fまた は−Clで置換されていてもよく、あるいはR4およびR5は、オキシラン系、ジ オキソラン系またはテトラヒドロフラン系に結合する場合には、一緒になって− (CH24−または−(CH25−を形成してもよく; Qは−CH2−O−−CO−O−または単結台である)であり; Z1、Z2およびZ3は、互いに独立に、単結合、−O−、−CO−O−または− O−CO−であり、ただし、R1が(c)のときZ1は単結合でなく、R2が(c )のときZ2は単結合でない; A1およびA2は、同一または異なり、1個またはそれ以上の水素原子がFで置換 されていてもよい1,4−フェニレン、1個の水素原子がFで置換されていでも よいピリジン−2,5−ジイル、ピリミジン−2,5−ジイル、またはトランス −1,4−シクロヘキシレンであり; aおよびbは0または1であり、a+bは0または1であり; X1およびX2は、互いに独立に、−N−、−CF−または−CH−である]; B.式(II)のフェナントレン誘導体: [式中、記号および添字は次の意味を有する: E1、E2、E3、E4、E5およびE6は、−N−、−CF−または−CH−である が、ただし次の例外が含まれる: E1(E4)が−N−または−CF−のとき、E2およびE3(E5およびE6)は− CH−でなければならず; E2および/またはE3(E5および/またはE6)が−CF−のとき、E1(E4) は−CH−でなければならず; E2(E5)が−N−のとき、E1(E4)は−CH−でなければならないが、E3 (E6)は−CH−または−CF−であることができ;そして E1からE6の少なくとも1つは−N−または−CF−でなければならない; Gは−CH2CH2−または−CH=CH−であり; R1およびR2は、互いに独立に、水素または炭素数1−20の直鎖もしくは分枝 鎖のアルキル基(不整炭素原子を有していても有していなくてもよい)であり、 ここで1個またはそれ以上の−CH2−基が、−O−、−CO−O−、−O−C O−、−O−CO−O−、−CH=CH−、−C≡C−、シクロプロパン−1, 2−ジイル、−Si(CH32−、1,4−フェニレン、トランス−1,4−シ クロヘキシレンまたはトランス−1,3−シクロペンチレンで置換されていても よいが、ただし酸素原子および/またはイオウ原子は互いに直接結合していては ならず、さらに、アルキル基の1個またはそれ以上の水素原子が−F、−CL− Br、−CF3、−CNまたは−OR3で置換されていてもよく、あるいはR1お よびR2は、下記のいずれかのカイラル基であり、 (ここで、R3、R4、R5、R6およびR7は、互いに独立に、炭素数1−16の 直鎖もしくは分枝鎖のアルキル基(不整炭素原子を有していても有していなくて もよい)であり、ここで1個またはそれ以上の−CH2−基が、−O−または− CH=CH−で置換されていてもよいが、ただし酸素原子は互いに直接結合して いてはならず、さらに、アルキル基の1個またはそれ以上の水素原子が−Fまた は−Clで置換されていてもよく、あるいはR4およびR5は、オキシラン系、ジ オキソラン系またはテトラヒドロフラン系に結合する場合には、一緒になって− (CH24−または−(CH25−を形成してもよく; Qは−CH2−O−、−CO−O−または単結合である); M1およびM2は、互いに独立して、−CO−O−、−O−CO−、−CH2−O −、−O−CH2−、−CH2−CH2−、−C≡C−または単結合であり; A1およびA2は、互いに独立して、1個またはそれ以上の水素原子がF、Clお よび/またはCNで置換されていてもよい1,4−フェニレン、ピラジン−2, 5−ジイル、ピリダジン−3,6−ジイル、1個またはそれ以上の水素原子がF 、で置換されていてもよいピリジン−2,5−ジイル、ピリミジン−2,5−ジ イル、1個または2個の水素原子がCNおよび/またはCH3で置換されていて もよいトランス−1,4−シクロヘキシレンであり; nおよびmは0または1であるが、n+mは0または1である]; C.式(III)の2−フルオロピリジン誘導体: [式中、記号は次の意味を有する: R1およびR2は、互いに独立に、水素または炭素数1−16の直鎖もしくは分枝 鎖のアルキル基(不整炭素原子を有していても有していなくてもよい)であり、 ここで1個または2個の非隣接−CH2−基が−O−、−CO−、−CO−O− 、−O−CO−、−O−CO−O−、−CH=CH−、−C≡C−、シクロプロ パン−1,2−ジイルまたは−Si(CH32−で置換されていてもよく、さら にアルキル基の1個またはそれ以上の水素原子がF、C1、CNおよび/または CF3で置換されていてもよく、あるいはR1およびR2は下記のいずれかのカイ ラル基であり: (ここで、R3、R4、R5、R6およびR7は、互いに独立に、炭素数1−16の 直鎖もしくは分枝鎖のアルキル基(不整炭素原子を有していても有していなくて もよい)であり、ここで1個またはそれ以上の−CH2−基が、−O−または− CH=CH−で置換されていてもよいが、ただし酸素原子は互いに直接結合して いてはならず、さらに、アルキル基の1個またはそれ以上の水素原予が−Fまた は−Clで置換されていてもよく、あるいはR4およびR5は、オキシラン系、ジ オキソラン系またはテトラヒドロフラン系に結合する場合には、一緒になって− (CH24−または−(CH25−を形成してもよく; Qは−CH2−O−、−CO−O−または単結合である)であり; A1、A2、A3、およびA4は、互いに独立して、1個または2個の水素原子がF で置換されていてもよい1,4−フェニレン、ピラジン−2,5−ジイル、ピリ ダジン−3,6−ジイル、ピリジン−2,5−ジイルまたはピリミジン−2,5 −ジイル、1個または2個の水素原子がCNで置換されていてもよいトランス− 1,4−シクロヘキシレン、あるいはナフタレン−2,6−ジイルであり; M1、M2、M3およびM4は、互いに独立して、−O−、−S−、−CO−、−C O−O−、−O−CO−、−O−CO−O−、−CH2−O−、−O−CH2−、 −CH2−CH2−、−CH=CH−または−C≡C−であり、ただし2つのM基 は互いに直接結合していてはならず; k,l,m,n,o,p,qおよびrは0または1であるが、ただしk+m+p +rの合計は0より大きく、4未満である]; D.式(IV)のフェニレン誘導体: [式中、 R1およびR2は、互いに独立に、水素または炭素数1−16の直鎖もしくは分枝 鎖のアルキル基(不整炭素原子を有していても有していなくてもよい)であり、 ここで1個または2個の非隣接−CH2−基が−O−、−CO−、−CO−O− 、−O−CO−、−O−CO−O−、−CH=CH−、−C≡C−、シクロプロ パン−1,2−ジイル、1,4−フェニレン、1,4−シクロヘキシレンまたは −Si(CH32−で置換されていてもよく、さらにアルキル基の1個またはそ れ以上の水素原子がF、Cl、CNおよび/またはCF3で置換されていてもよ く、 あるいはR1およびR2は下記のいずれかのカイラル基であり: (ここで、R3、R4、R5、R6およびR7は、互いに独立に、炭素数1−16の 直鎖もしくは分枝鎖のアルキル基(不整炭素原子を有していても有していなくて もよい)であり、ここで1個またはそれ以上の−CH2−基が、−O−または− CH=CH−で置換されていてもよいが、ただし酸素原子は互いに直接結合して いてはならず、さらに、アルキル基の1個またはそれ以上の水素原子が−Fまた は−Clで置換されていてもよく、あるいはR4およびR5は、オキシラン系、ジ オキソラン系またはテトラヒドロフラン系に結合する場合には、一緒になって− (CH24−または−(CH25−を形成してもよく; Qは−CH2−O−、−CO−O−または単結合である)であり; A1、A2およびA3は、互いに独立して、1個または2個の水素原子がFで置換 されていてもよい1,4−フェニレン、ピリジン−2,5−ジイル、ピリミジン −2,5−ジイル、ピラジン−2,5−ジイル、ピリダジン−3,6−ジイル、 ナフタレン−2,6−ジイル、1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−2, 6−ジイル、または1個または2個の水素原子がCNおよび/またはCH3基で 置換されていてもよい1,4−シクロヘキシレンであり; X1およびX2は、水素、F、Cl、CF3およびCNから選ばれる基であるが、 X1およびX2は同時に水素であることはなく; Z1およびZ2は、それぞれ−CO−O−、−O−CO−、−CH2−CH2−、− O−CH2−、−CH2−O−、−C≡C−または単結合であり、 k,mおよびnはそれぞれ0、1または2であり、(k+m+n)は1または2 である];および E.式(V)のメタ置換芳香族化合物:[式中、X3はF、Cl、Br、CN、CF3または炭素数1−12の直鎖もしく は分枝鎖のアルキル基であり、ここで1個または2個のCH2基が−O−、−C O−O−または−O−CO−で置換されていてもよく、さらにアルキル基の1個 またはそれ以上の水素原子がF、ClまたはCNで置換されていてもよく; R1は、水素または炭素数1−16の直鎖もしくは分枝鎖のアルキル基(不整炭 素原子を有していても有していなくてもよい)であり、1個またはそれ以上の水 素原子がF、Cl、CNおよび/またはCF3で置換されていてもよく; A1、A2、およびA3は、互いに独立して、1個または2個の水素原子がFで置 換されていてもよい1,4−フェニレン、ピラジン−2,5−ジイル、ピリダジ ン−3,6−ジイル、ピリジン−2,5−ジイルまたはピリミジン−2,5−ジ イル、1個または2個の水素原子がCNで置換されていてもよいトランス−1, 4−シクロヘキシレン、あるいは、1,3,4−チアジアゾール−2,5−ジイ ル、1,3−ジオキサン−2,5−ジイル、ナフタレン−2,6−ジイル、また は1,3−チアゾール−2,4(5)−ジイルであり; M1、M2、M3およびM4は、互いに独立して、−O−、−S−、−CO−、−C O−O−、−O−CO−、−O−CO−O−、−CH2−O−、−O−CH2−− CH2−CH2−、−CH=CH−または−C≡C−であり、ただし2つのM基は 互いに直接結台していてはならず; k、l、m,n、o、pおよびqは0または1であるが、ただしl+n+pの合 計は0より大きく、4未満である]。 2.群Aからの1種類またはそれ以上の化合物および群B−Eからの1種類また はそれ以上の化合物を含む、請求項1記載の強誘電性液晶混合物。 3.群Bからの1種類またはそれ以上の化合物および群AおよびC−Eからの1 種類またはそれ以上の化合物を含む、請求項1記載の強誘電性液晶混合物。 4.群A−Eからの2−35化合物を含む、請求項1−3のいずれかに記載の強 誘電性液晶混合物。 5.少なくとも5重量%の群A−Eの化合物を含む、請求項1−4のいずれかに 記載の強誘電性液晶混合物。 6.1種類またはそれ以上の式(VI)の4−シアノーシクロヘキシル類: [式中、 R1およびR2は、互いに独立に、水素または炭素数2−16の直鎖もしくは分枝 鎖のアルキル基(不整炭素原子を有していても有していなくてもよい)であり、 ここで1個または2個の非隣接−CH2−基が−O−、−CO−、−CO−O− 、−O−CO−、−CH=CH−、−C≡C−または−Si(CH32−で置換 されていてもよく、さらにアルキル基の1個またはそれ以上の水素原子がF、C l、CNおよび/またはCF3で置換されていてもよく、あるいはまたR1は下記 のいずれかのカイラル基であり: (ここで、R3、R4、R5、R6およびR7は、互いに独立に、炭素数1−16の 直鎖もしくは分枝鎖のアルキル基(不整炭素原子を有していても有していなくて もよい)であり、ここで1個またはそれ以上の−CH2−基が、−O−または− CH=CH−で置換されていてもよいが、ただし酸素原子は互いに直接結合して いてはならず、さらに、アルキル基の1個またはそれ以上の水素原子が−Fまた は−Clで置換されていてもよく、あるいはR4およびR5は、オキシラン系、ジ オキソラン系またはテトラヒドロフラン系に結合する場合には、一緒になって− (CH24−または−(CH25−を形成してもよく; Qは−CH2−O−、−CO−O−または単結合である)であり; A1およびA2は、同一または異なり、1個または2個の水素原子がFで置換され ていてもよい1,4−フェニレン、ピラジン−2,5−ジイル、ピリダジン−3 ,6−ジイル、ピリジン−2,5−ジイルまたはピリミジン−2,5−ジイル、 1個または2個の水素原子がCNで置換されていてもよいトランス−1,4−シ クロヘキシレン、あるいは、1,3,4−チアジアゾール−2,5−ジイル、1 ,3−ジオキサン−2,5−ジイル、ナフタレン−2,6−ジイルであり; M1およびM2は、互いに独立して、−CO−O−、−O−CO−、−O−CO− O−、−CH2−O−、−O−CH2−、−CH2−CH2−、−CH=CH−また は−C≡C−であり; l、m、nおよびoは0または1であるが、ただしl+nの合計は0より大きく 、4未満である] を含む、請求項1−5のいずれかに記載の強誘電性液晶混合物。 7.1種類またはそれ以上の式(VII)のフェニルピリミジン化合物: [式中、 R1およびR2は、互いに独立に、 (a)水素原子; (b)炭素数2−16の直鎖もしくは分枝鎖のアルキル基(不整炭素原子を有し ていても有していなくてもよい)であり、ここで1個または2個の−CH2−基 が−O−、−S−、−CO−、−CO−O−、−O−CO−、−CH=CH−、 −C≡C−、−Si(CH3)2−1,4−シクロヘキシレン、1,4−フェニレン 、シクロプロパン−1,2−ジイルまたは−O−CO−O−で置換されていても よく、ただし−O−および/または−S−原子は互いに直接結合していてはなら ず、またアルキル基の1個またはそれ以上の水素原子がF、Cl、CNおよび/ またはCF3で置換されていてもよい;または (c)下記のいずれかのカイラル基: (ここで、R3、R4、R5、R6およびR7は、互いに独立に、炭素数1−16の 直鎖もしくは分枝鎖のアルキル基(不整炭素原子を有していても有していなくて もよい)であり、ここで1個またはそれ以上の−CH2−基が、−O−または− CH=CH−で置換されていてもよいが、ただし酸素原子は互いに直接結合して いてはならず、さらに、アルキル基の1個またはそれ以上の水素原子が−Fまた は−Clで置換されていてもよく、あるいはR4およびR5は、オキシラン系、ジ オキソラン系またはテトラヒドロフラン系に結合する場合には、一緒になって− (CH24−または−(CH25−を形成してもよく; Qは−CH2−O−、−CO−O−または単結合である)であり; 環Aおよび環Bは、互いに独立に、フェニル基またはシクロヘキシル基であり; oおよびpは、0、1または2であり、ただしo+p≦2であり、oまたはpが 2であるとき、AまたはBは異なっていてもよい] を含む、請求項1−6のいずれかに記載の強誘電性液晶混合物。 8.請求項1−7のいずれかに記載の強誘電性液晶混合物の、強誘電性液晶ディ スプレイにおける使用。 9.請求項1−7のいずれかに記載の強誘電性液晶混合物を含む強誘電性液晶デ ィスプレイ。 10.逆モードで動作する、請求項9記載の強誘電性液晶ディスプレイ。
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